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2015年12月 3日 (木)

777・787・A350等、航空機一般の話題・18

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:ジャムコ、ボーイング777用フロアパネル初出荷 月産3000枚 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:川崎重工、米国に777X製造の新施設 17年5月稼働、ロボットで自動化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:川崎重工初! 米国にボーイング777X用航空機用部品の製造ライン新設 - 速報:@niftyニュース.
リンク:自前の配送網を構築するアマゾン - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:川重、米国で航空用部品組み立て - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<日航B787>カナダ上空 乱気流で乗客転倒しけが - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:川崎重工 米国で初めて航空機部品の製造ラインを新設 777Xの貨物扉を生産 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、ベルーガXLの製造開始 A350増産に対応 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、新ベルーガ初号機の製造開始 - 最終組み立ては2017年初頭 - 速報:@niftyニュース.
リンク:エアバス、TAM航空にA350 XWB引き渡し - アメリカ大陸で最初の運航会社に - 速報:@niftyニュース.
リンク:TAM、A350初号機を受領 米大陸初、16年1月就航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米アマゾンが貨物機リースを検討、配達サービス拡充に向け-関係者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJだけじゃない! 航空機のエンジン修理で依頼殺到 「IHI」の職人技 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:成田発ホーチミン行き日航機、関空に緊急着陸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<日航機>関西空港に緊急着陸 オイル漏れか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL便が関空に着陸 エンジンオイル低下表示で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、ノースチャールストン工場で100機目の787をロールアウト - 速報:@niftyニュース.
リンク:ボーイング787、サウスカロライナ製100機目がロールアウト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エルアル・イスラエル航空、787-9を2機リース導入へ 747からの機材更新 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの貨物機、駐機中の旅客機に接触 成田空港、翼端破損 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<成田空港>旅客機に貨物機接触 駐機場けん引中、翼損傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ハワイアン航空、10月の定時到着率は91%…過去12カ月は全米トップの88% - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、テロ影響で成田-パリ期間運休 1-2月に需給調整 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:IHI、世界中から航空エンジンのメンテ依頼殺到 強みはマイスターの存在 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、羽田-シドニー就航 R2-D2ジェットで初便、豪州発取り込みへ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL「787」でビッグデータ活用し故障予見 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ブリティッシュ・エア、成田-ロンドンに787-9導入へ 16年7月から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ブリティッシュ、成田にボーイング787-9導入--最新のファーストクラス搭載 - 速報:@niftyニュース.
リンク:ボーイングの11月納入71機、受注89機 787-10は18機受注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:787シリーズ最新版、設計を完了 ANAも発注 ボーイング - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:領空侵犯、日本はどう対応? トルコとは大きく異なるその現実 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、787-10ドリームライナーの詳細設計完了 - 2016年より組み立て - 速報:@niftyニュース.
リンク:ブリティッシュ・エア、787-9導入路線拡大 16年5月までに6路線 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、787-10の詳細設計完了 ANAも発注 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ジャムコ、ボーイング777用フロアパネル初出荷 月産3000枚
Aviation Wire 12月25日(金)18時10分配信

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777向けフロアパネルをボーイングへ出荷したジャムコ・フィリピン(ジャムコ提供)

 航空機内装品大手のジャムコ(7408)は12月25日、連結子会社のジャムコ・フィリピンが、ボーイング777型機向けフロアパネル(客室床板)を、ボーイングへ向けて9日に初出荷したと発表した。

 ジャムコは2014年4月、ボーイングからり777のフロアパネルを単独一括受注。今年5月には生産施設として、ジャムコ・フィリピンに延床面積約7000平方メートルの新工場が竣工した。

 777の客室床には350枚以上のフロアパネルが使用されており、今後はボーイングの生産計画に合わせ、月産約3000枚のフロアパネルを生産する計画になっている。


川崎重工、米国に777X製造の新施設 17年5月稼働、ロボットで自動化
Aviation Wire 12月25日(金)12時47分配信

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777-9Xのイメージイラスト(ボーイング提供)

 川崎重工業(7012)は12月24日、ボーイングの大型機777の後継となる777X用の組立ラインを同社の米国工場に新設すると発表した。既設の建屋を使用する。2017年3月までに整備し、同年5月の作業開始を目指す。同社が米国内で航空機用部品を製造するのは初めて。

◆米国では貨物扉を製造

 米国で製造するのは、777X用の貨物扉。川崎重工の米国法人が所有するリンカーン工場(ネブラスカ州)のうち、およそ2800平方メートルを整備する。リンカーン工場には自動打鋲機(オートリベッター)や自社製の塗装ロボットを導入し、製造を自動化する。

 川崎重工は、777Xの前部胴体と中部胴体、主脚格納部、後部圧力隔壁、貨物扉の製造を担当。航空機用製品の生産や組み立てを担う名古屋第1工場(愛知県弥富市)内に、ロボットによる自動化を導入した新工場を建設する。新工場は2016年12月末に竣工し、2017年5月から稼働を目指す。

◆ANAが20機導入、分担割合21%

 777Xは777-8と777-9の2機種からなり、777-9の製造開始は2017年、初号機の引き渡しは2020年を予定。3クラスの標準座席数は777-8Xが350から375席、777-9Xが400から425席、航続距離は777-8Xが8700海里(1万6110キロメートル)、777-9Xは7600海里(1万4075キロメートル)を計画している。エンジンは米GE製GE9Xを採用する。

 受注機数は、コミットメントを含めると6社から320機。このうち、確定発注は306機となっている。日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が、2014年7月31日に20機の777-9を777-300ERの後継機として確定発注している。

 日本の製造分担割合は、現行の777と同じ主要構造部位の約21%。川崎重工のほか、三菱重工業(7011)と富士重工業(7270)、新明和工業(7224)、日本飛行機の5社が参画する。

 担当部位は777を基本的に踏襲。三菱重工が後部と尾部胴体、乗降扉を、富士重工が中央翼、中央翼と主脚格納部の結合、主脚扉、翼胴フェアリング(前部)を、新明和が翼胴フェアリング(中・後部)を、日飛が主翼構成品の製造を担当する。主翼の炭素繊維複合材は、東レ(3402)が供給する見込み。

 エンジンのGE9Xについては、IHI(7013)が低圧タービン部品などを担当。内装では、ジャムコ(7408)がラバトリー(化粧室)を独占受注している。

 今年8月には最初に開発する777-9について「ファーム・コンフィギュレーション」と呼ばれる仕様策定が完了。今後は風洞実験などを実施後、詳細設計を進めていく。


川崎重工初! 米国にボーイング777X用航空機用部品の製造ライン新設
2015年12月25日(金)9時12分配信 マイナビニュース

川崎重工業は12月24日、米国の現地法人Kawasaki Motors Manufacturing Corp., U.S.A.(以下、KMM)のリンカーン工場(ネブラスカ州)において、ボーイング社の最新鋭民間旅客機であるボーイング777X用貨物扉の組立ラインを新設したことを発表した。

ボーイング777Xは大型双発旅客機ボーイング777シリーズの後継機で、2017年に製造を開始、初号機の引き渡しは2020年を予定している。米国での航空機用部品製造は同社としては初の取り組みであり、2017年3月までにリンカーン工場にある既設建屋内の約2,800平方メートルのエリアを整備し、同年5月より組立作業を開始する。

同社はボーイング777Xの開発・製造において、前部胴体・中部胴体・主脚格納部・後部圧力隔壁および貨物扉を担当する。今回、リンカーン工場に自動打鋲機(オートリベッター)や自社製塗装ロボットを導入することにより、製造の自動化や高速化および品質の安定化を推進し、貨物扉の効率的な組立作業を行う。

リンカーン工場は、Kawasaki Motors Corp., U.S.A.の製造部門として1974年にモーターサイクルの生産を開始し(1981年にKMMとして独立)、現在は四輪バギー車やパーソナルウォータークラフト「ジェットスキー」、鉄道車両などを生産している。同工場では同社が長年の量産品事業で培ってきた生産システム(KPS※)を導入しており、航空機用部品の製造においても積極的に適用していくという。

※KPS(カワサキ・プロダクション・システム)Just In Timeシステムをベースに、同社の各生産ラインにおける適用を通じて開発・実証された当社独自の合理的な生産管理技法。このシステムは量産・個別生産を問わず、あらゆる生産ラインに展開が可能とのこと


自前の配送網を構築するアマゾン
JBpress 12月25日(金)6時20分配信

 米ウォールストリート・ジャーナルの報道によると、米アマゾン・ドットコムと米宅配・航空貨物大手UPSの関係が、ここ最近悪化しているのだという。

■ 長年の友がライバルに

 ネット通販大手のアマゾンはUPSの最大の顧客。UPSがアマゾンとの契約で得る収入は今年10億ドル超に上り、10年前の約5倍に拡大したという。

 だがアマゾンは都市部などの人口の多い地域ですでに自前の配送網を構築している。自社でトラックを持ち、ドライバーや配達要員を雇い入れているほか、将来的にはドローン(無人機)を使った宅配サービスも実現したいと考えている。

 さらにアマゾンは過去3年で、UPSから管理職や経営陣を40人以上引き抜いている。今年9月にはUPSで16年間、配送網のエンジニアリングを担当していたベテランが、アマゾンの仕分けセンターのエンジニアリング担当ディレクターに就任したという。

 両社はかつて、配送経路のデータを共有するなど、良好な関係を持っていた。だがアマゾンの計画が今後進めば、UPSにとってアマゾンはもはや重要な同盟ではなく、自社の事業を妨害するライバルになる可能性があるとウォールストリート・ジャーナルは伝えている。

■ 増加するコストと遅延の問題を解決

 アマゾンがこうして代替配送手段を模索する背景には、2つの理由があると言われている。

 1つは増え続ける配送コストの問題。例えばウォールストリート・ジャーナルの記事が引用したアマゾンの資料によると、2009年に20億ドルに満たなかった同社の配送コストは、2014年に87億ドルに拡大している。

 また今年7~9月期のアマゾンの全売上高に占める配送コストの比率は11.7%となり、1年前の10.4%から上昇した。

 もう1つは、配送遅延の問題。

 同紙によると、UPSの配送は2年連続で年末時期に遅延があり、アマゾンが顧客に約束していたクリスマスまでに商品が届かなかった。このためアマゾンは顧客に送料を払い戻し、ギフトカードを贈って謝罪したという経緯がある。

 同社はこうした問題を解決すべく、UPSなどの業者への依存度を減らしたいと考えるようになったのだという。

■ アマゾン、自前の空輸業務を計画中

 なお、このウォールストリート・ジャーナルの報道に先立ち、米シアトル・タイムズなどのメディアは、アマゾンが、航空機を使った自前の輸送業務を始める計画を立てていると報じた。

 それによると、アマゾンは現在、複数の航空貨物会社と約20機のボーイング767を賃借する契約について協議しており、来年1月下旬にも自前の空輸業務を始めたいと考えている。

 また同社はオハイオ州ウィルミントンの航空貨物会社、エア・トランスポート・サービシズ・グループ(ATSG)と提携しており、空輸業務の試験運用を始めている。

 このATSGは、貨物機のリースや運航サービスのほか、保守などの関連サービスを航空会社などの外部企業に提供している。アマゾンもこうした一括サービスを利用し、自社の空輸業務を本格展開するものと見られている。

 シアトル・タイムズの記事も、そのアマゾン目的について、コスト削減と遅延問題の解決と伝えている。

 同紙によると、UPSやフェデックス(FedEx)などの既存の輸送サービスは、急速に伸びる電子商取引事業の成長を妨げる要因になるとアマゾンは考えている。同社はこうした外部企業への依存を減らし、自社で輸送業務を管理したい考えだと、同紙は伝えている。


川重、米国で航空用部品組み立て
時事通信 12月24日(木)20時0分配信

 川崎重工業 <7012> は24日、米現地法人のリンカーン工場(ネブラスカ州)で、米ボーイングの次世代機「777X」向けの貨物扉を組み立てる製造ラインを新設すると発表した。投資額は15億円。川重が米国で航空機用部品を製造するのは初めて。


<日航B787>カナダ上空 乱気流で乗客転倒しけが
毎日新聞 12月24日(木)19時40分配信

 24日午前2時45分(日本時間)ごろ、カナダ上空で、成田発カナダ・バンクーバー行き日本航空18便(ボーイング787、乗客乗員181人)が大きく揺れ、乗客1人が通路に転倒して膝に軽傷を負った。機体に損傷はなく、同機は飛行を継続して約20分後にバンクーバー空港に着陸した。日本航空は乱気流に巻き込まれたとみている。

 日航によると、機体が揺れたのは、着陸のため高度を下げている途中で、シートベルト着用サインは点灯する前だったという。


川崎重工 米国で初めて航空機部品の製造ラインを新設 777Xの貨物扉を生産
産経新聞 12月24日(木)16時28分配信

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米ボーイングが開発している次世代大型旅客機「777X」(ボーイング提供)(写真:産経新聞)

 川崎重工業は24日、米国で初めて航空機用部品の製造ラインを新設すると発表した。四輪バギー車などを生産するネブラスカ州のリンカーン工場内に米ボーイングの新型の大型旅客機「777X」向けの貨物扉の組み立てラインを新たに設ける。投資額は約15億円。2017年3月までに、既設建屋内の約2800平方メートルを整備し、5月から組み立てを開始する。

 777Xは、ボーイングのベストセラー機種「777」の後継機。17年に製造を開始し、20年に初号機の引き渡しが行われる予定だ。川崎重工は前部や中部の胴体、主脚格納部、後部圧力隔壁、貨物扉の開発・製造を担当している。

 今回、リンカーン工場に最新の自動打鋲機や自社製の塗装ロボットを導入することで、貨物扉の効率的な組立作業を行う。

 リンカーン工場は川崎重工の米国現地法人として、74年から四輪バギー車の生産を開始し、現在は米国向けの鉄道車両も製造している。

 川崎重工はリンカーン工場を米国の航空機用部品の主要製造拠点と位置付け、民間航空機事業を拡大させたい考えだ。


エアバス、ベルーガXLの製造開始 A350増産に対応
Aviation Wire 12月22日(火)12時35分配信

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ベルーガXLのイメージイラスト(エアバス提供)

 エアバスは現地時間12月21日、パーツ輸送を担う次世代大型輸送機「ベルーガXL」の製造を開始したと発表した。スペインの工場で最初の「メタルカット」が行われ、後部胴体の製造を開始した。

【スペイン工場でのベルーガXL初号機メタルカット】

 後部胴体は2017年初頭、仏トゥールーズで最終組立を実施する。初号機は2019年半ばに就航する予定。

 ベルーガXLは、現行の大型輸送機A300-600ST「ベルーガ」の後継機。A350 XWBファミリーの増産に伴い、2014年11月に開発が発表された。A330-200F貨物機をベースに5機製造する。コンポーネントや機器は既存のものを再利用するが、コックピットや貨物室などは新規開発となる。

 9月に外寸や最大離陸重量など、仕様策定を終了。全長63.1メートル、高さ18.9メートル、胴体直径8.8メートル、翼幅60.3メートル、翼面積361.6平方メートルと定められた。重量は最大離陸重量が227トン、最大着陸重量が187トン、最大無燃料重量は178トンとなる。

 エンジンはベルーガでは米GE製CF6だったが、英ロールス・ロイス製トレント700を選定。航続距離は最大ペイロード(有償搭載量)53トンで2200海里(約4074キロ)とした。

 A300をベースとする現在のベルーガより輸送力を30%向上させ、A350 XWBの主翼を2つ同時に運べるようにする。機体断面は1メートル広くなり、ペイロードも12%増える。既存のベルーガは新型機と順次入れ替え、2025年までに退役する見通し。


エアバス、新ベルーガ初号機の製造開始 - 最終組み立ては2017年初頭
2015年12月22日(火)9時50分配信 マイナビニュース

エアバスは現地時間の12月21日、同社飛行機に使用する各種機材の輸送を担う飛行機「ベルーガXL」の初号機に関して、MSN001の後部胴体の製造を開始したことを発表した。

エアバスは現地時間の12月21日、同社飛行機に使用する各種機材の輸送を担う飛行機「ベルーガXL」の初号機に関して、MSN001の後部胴体の製造を開始したことを発表した。

同機の最終組み立ては2017年初頭より開始する見通しとなっている。今回着手された後部胴体はスペインのAernnovaが製造を担当しており、仏トゥールーズのベルーガ最終組み立てラインに納入される最初の機材となる。ベルーガXLは2019年半ばに運航を予定している。

ベルーガXLは、同社の最新飛行機であるA350 XWBをはじめとするの各種飛行機の増産を目指し、工場間の輸送能力を高めるために計画されたもの。A330-200貨物機をベースに、エンジンはロールスロイスのトレント700を装備する。計5機の製造を予定しており、この5機により同社の輸送力は30%向上するという。

なお、現在あるA300をベースにしたベルーガ5機も同時に運航していくが、A300ベースのベルーガは2025年までに完全退役する見通しとなっている。

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エアバス、TAM航空にA350 XWB引き渡し - アメリカ大陸で最初の運航会社に
2015年12月21日(月)16時54分配信 マイナビニュース

エアバスは現地時間の12月18日、LAN航空とTAM航空で構成されるLATAMエアラインズ・グループにA350 XWBの第1号機を引き渡したことを発表。これにより、TAM航空がアメリカ大陸で初、また、世界で4番目のA350 XWB運航会社となる。

TAM航空は2016年1月から乗務員の習熟訓練も兼ねてサンパウロとマナウスを結ぶ路線で商業運航を開始する。その後、3月からマイアミ、4月からマドリードへの国際路線に投入を予定している。TAM航空のA350 XWBは2クラス制で348席を装備し、プレミアム・ビジネス・クラスが30席、エコノミー・クラスが318席となる。LATAMエアラインズ・グループは合計で27機のA350 XWBを発注している。

TAM航空は1998年にA330-200導入をきっかけに、TAM航空とエアバスは中南米地域の活発な航空市場において協力し、現在、LAN航空とTAM航空合わせておよそ380機のエアバス機が発注、250機以上が運航されている。LATAMエアラインズ・グループは南半球最大のエアバスの顧客であり、エアバスにとって世界上位10位に入る顧客となっている。

エアバスの最新機であるA350 XWBはワイドボディ機ファミリーの1機種で、TAM航空への引き渡し分を含め、2015年にエアバスは4社に13機を引き渡した。A350 XWBはこれまでに世界中の41社から775機の受注を獲得している。

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TAM、A350初号機を受領 米大陸初、16年1月就航
Aviation Wire 12月21日(月)16時4分配信

 エアバスは、ブラジルのTAM航空(TAM/JJ)に同社向け初号機のA350 XWBを現地時間12月17日、仏トゥールーズで引き渡した。TAMは同型機を受領した4番目の航空会社で、米大陸の航空会社が受領するのは初めて。

【初号機の受領を祝うTAMの関係者ら】

 TAMが受領したのは標準型のA350-900で、計348席(ビジネス30席、エコノミー318席)を設定した。サンパウロを発着する路線に導入する。2016年1月にマナウス、3月にマイアミ、4月にマドリードの各線に投入する予定。

 A350 XWBは3機種で構成。座席数はメーカー標準仕様で短胴型のA350-800が276席、A350-900が315席、長胴型のA350-1000が369席で、エンジンは英ロールス・ロイス社製トレントXWBを搭載し、燃費を25%改善する。

 11月末現在、42顧客から775機(A350-800が16機、A350-900が584機、A350-1000が175機)を受注し、3社にA350-900を計11機納入。カタール航空(QTR/QR)が7機、ベトナム航空(HVN/VN)が3機、フィンエアー(FIN/AY)が1機を運航している。

 TAM航空とチリのラン航空(LAN/LA)によるLATAMエアライン・グループは、A350-900を27機発注済み。中南米ではこのほか、コロンビアのアビアンカ航空(AVA/AV)を傘下に持つブラジル・シネルジーグループの子会社、シネルジー・エアロスペースがA350-900を10機発注している。

 日本では、日本航空(JAL/JL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入する。


米アマゾンが貨物機リースを検討、配達サービス拡充に向け-関係者
Bloomberg 12月21日(月)9時54分配信

    (ブルームバーグ):米ネット通販会社アマゾン・ドット・コムは商品の配達方法やコストで主導権を拡大するためボーイングの767貨物機20機のリースを検討している。計画に詳しい関係者1人が明らかにした。

ホリデー商戦期を中心に消費者のオンライン注文がますます増える中、アマゾンは独自の航空貨物事業の構築に関心を示している。自社の航空機と乗員を確保できれば、顧客に商品を届けるコストと時間を縮めることができ、在庫を保管する倉庫の管理にも役立つ。アマゾンは現在、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)やフェデックスなどに商品配達を依存しているが、クリスマス前後にはこれら運輸業者が大口で不規則な注文をこなすのに苦戦し、配達遅延につながった。

米紙シアトル・タイムズは17日、アマゾンが限定ベースで独自サービスの試験運用を進めており、来年の早い時期にサービスを本格化させるかどうかを決定すると報じた。

物流コンサルタントのサティシュ・ジンデル氏の試算では、ホリデー商戦ピーク期のアマゾンの商品出荷は1日当たり約520万個。うち約70%は米郵政公社(USPS)を通じて配達され、UPSは15%、フェデックスは10%で、残りはより小規模な業者が担当するという。

アマゾンの広報担当ケリー・チーズマン氏はボーイングとの交渉についてコメントを控えた。UPSの広報担当グレン・ザッカラ氏は「アマゾンは重要な顧客の1社であり、われわれは顧客が成長や顧客サービスに関する目標を達成できるよう支援することに励んでいる」と述べ、アマゾンの航空貨物事業計画についてはコメントを控えた。

原題:Amazon Said to Mull Leasing Planes to Control Delivery
Chain(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:アトランタ Michael Sasso ;シアトル Spencer Soper ;シカゴ Julie Johnsson ,msasso9@bloomberg.net,ssoper@bloomberg.net,jjohnsson@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Jillian Ward
Molly Schuetz, Reed Stevenson ,jward56@bloomberg.net


MRJだけじゃない! 航空機のエンジン修理で依頼殺到 「IHI」の職人技
産経新聞 12月20日(日)11時29分配信

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航空機エンジンのメンテナンスサービスを行っているIHIの瑞穂工場=東京都瑞穂町(黄金崎元撮影)(写真:産経新聞)

 在日米軍の軍用機が飛び交う米軍横田基地(東京都福生市)に隣接するIHIの瑞穂工場(同瑞穂町)には、世界19カ国から民間機や軍用機の航空機のエンジンが毎日のように持ち込まれる。「マイスター」と呼ばれる特殊作業を専門とする職人によって修理を受けるためだ。海外の航空会社が総合病院になぞらえ「Mizuho Hospital(ミズホ・ホスピタル)」と呼ぶ同工場は、世界の航空産業を下支えするとともに、IHIの業績を牽引(けんいん)する屋台骨となっている。11月に三菱航空機がわが国初の国産ジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の初飛行に成功し、日本は航空王国復活に向けて一歩を踏み出したが、メンテナンスの分野ではすでに世界に誇る技術を保有していた。

 ■自社で修理

 「マグロの解体ショーのようでしょう」。IHI航空宇宙事業本部の中根洋一瑞穂工場長は、鈍く光る大型の航空機エンジンが手際よく分解されていく作業をこう例えた。

 瑞穂工場には民間機から取り外されたエンジンが次々とトラックで輸送されてくる。いずれもIHIが開発に関わったエンジンで、その数は年間約150台にも達する。

 工場に持ち込まれたエンジンは、まず解体スペースに置かれ、約2万点に及ぶ部品を平均で3日、早くて1日半で分解していく。数が多いだけに「部品の管理がかなり大変」(同)という。

 その後、それぞれの部品の洗浄や、製品を傷つけずに内部を調べる非破壊検査、目視検査を行い、修理作業に入る。修理は部品交換や塗装、金属を溶かして皮膜する「溶射作業」が中心だ。これらを終えて再び2万点の部品を組み立て直し、実際にエンジンを動かす試験に移る。航空会社に送り返すまで平均60~70日かかる。

 航空機のメンテナンスで特に時間がかかるのが部品の調達。だが、中根工場長は「滑油ポンプや油圧作動装置を外部委託せず、自社で修理できるのが当社の強み」と胸を張る。部品を内製化することで納期を短縮できるのがIHIの競争力の源泉だという。

 それを支えるのがマイスターの存在だ。瑞穂工場には組み立てや塗装、溶接、機械加工など、さまざまな分野で熟練した職人13人が在籍し、迅速に部品の修理を行いつつ、若手技術者の指導・育成も行っている。

 IHIが航空機エンジンのメンテナンスサービスを開始したのは1962年。それから半世紀で同社が開発に参画したエンジンの利用が広がり、世界中の空を飛んでいる。

 江戸末期に創設された石川島造船所を起源とする同社だが、今では航空機エンジンを中核とする航空宇宙部門が経営の大きな柱となった。2015年3月期連結業績の営業利益のうち航空宇宙部門は6割を占める。中でも瑞穂工場をはじめとしたメンテナンスサービスや部品販売の利益貢献度は大きい。

 ■高い利益率

 IHIが手掛ける航空機エンジン事業は非常に特殊なビジネスだ。海外メーカーのエンジン開発に技術や部品を提供し、それだけで投資回収するのではなく、メンテナンスサービスを含めて利益を得る。満岡次郎常務執行役員は「投資回収に15~20年かかる」と息の長いビジネスだとした上で、回収段階に入れば「部品交換などもあり、利益率が高い」と話す。

 そして、現在、投資回収の時期に入っているのが欧州エアバスの「A320」や米ボーイングの「777」、カナダのボンバルディアの「CRJ」だ。IHIはこれらの機種のエンジン開発に参画している。

 また、最近では格安航空会社(LCC)の参入で、メンテナンスの仕事が増えている。大手航空会社は整備体制があるが、LCCはメンテナンスを外注するしかない。特にアジアのLCCからIHIにメンテナンス依頼が増加しているという。

 IHIが参画する航空機エンジンプロジェクトでは、最新鋭の米ボーイング「787」が、これから投資回収時期に入る。

 さらにIHIはエアバスやボーイングのベストセラー機の後継機「A320neo」や「777X」のエンジンプロジェクトにも参画しており、メンテナンスビジネスのさらなる拡大が期待されている。

 「Mizuho Hospital」の存在感も今後世界でさらに高まりそうだ。(黄金崎元)


成田発ホーチミン行き日航機、関空に緊急着陸
読売新聞 12月19日(土)23時42分配信

 19日午後8時5分頃、成田発ベトナム・ホーチミン行き日本航空759便(ボーイング787型機、乗客乗員194人)が鹿児島県・奄美大島上空を飛行していた際、操縦席の計器に、左翼エンジンのオイル量が低下しているとの表示が出た。

 同機は左翼エンジンを停止させたうえで、午後9時40分に、関西空港に緊急着陸した。乗客乗員にけがはなかった。

 日航によると、乗客は、関西空港から別の機体に乗り換えてホーチミンに向かった。日航が原因を調べている。


<日航機>関西空港に緊急着陸 オイル漏れか
毎日新聞 12月19日(土)23時32分配信

 19日午後8時4分ごろ、鹿児島県の奄美大島上空を飛行中の成田発ホーチミン行きの日本航空759便(ボーイング787-8型)で、2基のエンジンのうち、左翼側エンジンのオイル量が低下しているとの計器表示が出た。同機はオイル漏れの可能性を考慮して、同エンジンを停止。目的地を関西国際空港に変更し、午後9時40分に緊急着陸した。乗員・乗客194人にけがはなく、約3時間後に代替機でホーチミンへ向かった。

 国土交通省関西空港事務所と日本航空で原因を調べている。【山田毅】


JAL便が関空に着陸 エンジンオイル低下表示で
産経新聞 12月19日(土)23時18分配信

 19日午後8時20分ごろ、成田発ホーチミン行きJAL759便ボーイング787-8型が奄美大島上空付近を飛行中、エンジンオイル量の低下を示す計器表示が出たため、緊急事態を宣言し、約1時間20分後に関西空港に着陸した。乗客乗員計194人にけがはなかった。

 国土交通省関西空港事務所によると、不具合を表示したのは左側主翼のエンジン。同エンジンを停止した上で関空に着陸した。機体への損傷はなかった。


ボーイング、ノースチャールストン工場で100機目の787をロールアウト
2015年12月18日(金)16時23分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

ボーイングは現地時間の12月17日、米サウスカロライナ州のノースチャールストン工場で製造された787が100機目を迎えたことを発表した。同工場製造100機目となる787は787-8で、現在、フライトライン上でシステムチェックやエンジン始動作業に入っており、2016年になってからアメリカン航空に納入される。


ボーイング787、サウスカロライナ製100機目がロールアウト
Aviation Wire 12月18日(金)9時50分配信

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ノースチャールストン工場100機目となったアメリカン航空向け787-8=15年12月 PHOTO: Joshua Drake/Boeing

 ボーイングは現地時間12月17日、サウスカロライナ州ノースチャールストン工場製としては100機目となる787型機が、ロールアウトしたと発表した。

 100機目は標準型の787-8で、2016年にアメリカン航空(AAL/AA)へ引き渡される。現在、システムチェックや給油、エンジン始動を整備場で実施している。

 787の最終組立工場は、ワシントン州エバレットに最初の工場が建設され、ノースチャールストンは2カ所目。同工場製最初の機体は、エア・インディア(AIC/AI)向けの787-8で、2012年4月にロールアウトした。2014年11月には、長胴型となる787-9の最終組立を開始し、2015年3月にユナイテッド航空(UAL/UA)へ引き渡した。

 ノースチャールストン工場では、2017年から787の中で機体が最も大きい787-10の最終組立を開始する予定。

 同工場製の機体としては、全日本空輸(ANA/NH)が受領した787-9の特別塗装機「R2-D2 ANA JET」(登録番号JA873A)などがある。R2-D2ジェットはノースチャールストンで最終組立後、エバレットで映画『スター・ウォーズ』に登場するロボット「R2-D2」を描いた。


エルアル・イスラエル航空、787-9を2機リース導入へ 747からの機材更新
Aviation Wire 12月17日(木)20時35分配信

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エルアルの787イメージ図(ボーイング提供)

 ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)は、エルアル・イスラエル航空(ELY/LY)と787-9を2機、長期リースで合意したと現地時間12月14日に発表した。エルアルには2017年7-9月期(第3四半期)から10-12月期(第4四半期)前半に引き渡す。

 エルアルは現在6機保有している747-400から機材更新で導入する。同社が787-9を導入するのは初めて。

 エルアルは10月、787を9機発注することでボーイングと合意した。このうち787-9を3機、確定発注している。このほか、6機をリースでの導入も決定している。

 エルアルはイスラエルの国営航空会社で、1948年9月に運航を開始。おもに欧州や北米、アフリカなどに運航している。アジアには北京と香港、バンコク、ムンバイに乗り入れている。

 同社は1961年に707を導入して以来、すべてボーイングの機材を使用。現在は737を22機、747と767を7機ずつ、777を6機導入している。


ANAの貨物機、駐機中の旅客機に接触 成田空港、翼端破損
Aviation Wire 12月17日(木)16時36分配信

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接触事故を起こしたANAの767-300BCF JA8358=15年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 12月11日午後3時40分ごろ、成田空港でスポット(駐機場)へ向けてトーイング(けん引)中だった全日本空輸(ANA/NH)のボーイング767-300BCF貨物機(登録番号JA8358)が、駐機していたジェットスター・ジャパン(JJP/GK)のエアバスA320型機(登録番号JA06JJ)に接触する事故があった。双方の機体に乗員乗客は乗っておらず、けが人はなかった。

【当該2機の資料写真】

 ANA機が空港北西側にある231番スポットから南東側の702番スポットに向けてトーイング中、主翼右端が700Aスポットに駐機してあったジェットスター・ジャパン機の主翼左端にぶつかった。

 ANA機は右翼端にある緑色のナビゲーションライトと、ストロボライト、スタティック・ディスチャージャー(放電装置)が壊れ、ジェットスター・ジャパン機は左翼端にある燃費を改善する「シャークレット」の一部が破損した。

 702番スポットへ機体をトーイングする際、牽引車には運転担当と翼端監視担当の計2人が乗っていた。スポットへ駐機後、翼端の破損を確認したという。

 機体の修復状況は、ジェットスター・ジャパン機は傷の修復までは終えており、今後検査などを実施する。ANA機も、17日夜には修復作業を終える見込み。ANAでは事故の影響により、貨物便9便が欠航した。


<成田空港>旅客機に貨物機接触 駐機場けん引中、翼損傷
毎日新聞 12月17日(木)7時0分配信

 成田空港の駐機場で今月11日、けん引されていた全日空の貨物機が止まっていたジェットスター・ジャパンの旅客機に接触し、両機の翼の先端が壊れる事故が起きていた。両機とも乗客はおらずけが人はなかった。

 全日空などによると11日午後3時40分、同社のボーイング767-300型貨物機を駐機場所へ車両でけん引中、既に駐機されていたジェットスターのエアバス320型機と翼同士が接触し、両機ともに先端部分が損傷した。安全確認が不十分だったとみられる。全日空の広報担当者は「お騒がせした。原因を詳しく調べている」と説明している。

 成田国際空港会社広報部によると「駐機場での飛行機同士の事故は例がない」という。【渡辺暢】


ハワイアン航空、10月の定時到着率は91%…過去12カ月は全米トップの88%
レスポンス 12月17日(木)6時30分配信

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ハワイアン航空のエアバスA330-200

ハワイアン航空は12月14日、10月の定時到着率が90.7%を記録したと発表した。

米国の主要航空会社を対象とした定時到着率ランキング(10月分)は、デルタ航空(92.1%)、ハワイアン航空(90.7%)、アラスカ航空(88.2%)がトップ3を占めた。また、過去12カ月分のランキングは、第1位がハワイアン航空(87.6%)、第2位がデルタ航空(86.1%)、第3位がアラスカ航空(86.0%)となっている。なお、ランキングは米運輸省が毎月発表している。

ハワイアン航空はハワイと北米11都市を結ぶ直行便を毎日運航している。北米路線の機材はエアバスA330-200とボーイング767-300。ハワイ諸島間フライトの運航便数は1日約160便。ハワイ路線の機材はボーイング717-200。

《レスポンス 日下部みずき》


JAL、テロ影響で成田-パリ期間運休 1-2月に需給調整
Aviation Wire 12月15日(火)15時54分配信

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同時多発テロの影響で成田-パリ線を1-2月に運休するJAL=15年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は、2016年1月12日から2月29日まで、成田-パリ線を運休する。11月13日にパリで発生した同時多発テロの影響で、需要が大幅に落ち込んだため。羽田発着便は通常通り運航する。

 成田-パリ線は1日1往復運航しており、期間中に運休するのは42往復84便。このうち、1月21日から22日、25日、2月11日と12日、14日は運航する。

 JALによると、テロ発生以降、成田-パリ線の搭乗率が大幅に下落。羽田発着便の平均搭乗率が約60%でとどまっているのに対し、成田発着便は約40%まで落ち込んでいるという。予約済みの利用者には連絡を取り、羽田便への振り替えなどに応じる。

 今回の運休は事件発生による需給調整のため、JALでは利用が見込める状況になれば、運航を再開させる見込み。

 成田-パリ線は現在、ボーイング787-8型機の新仕様機「スカイスイート787」で運航中。座席数は3クラス161席で、ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席。一方、羽田-パリ線はボーイング777-300ER「スカイスイート777」で、座席数は4クラス244席(ファースト8席、ビジネス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー147席)となっている。


IHI、世界中から航空エンジンのメンテ依頼殺到 強みはマイスターの存在
SankeiBiz 12月12日(土)8時15分配信

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IHIの瑞穂工場で職人らがメンテナンス作業を行う航空機エンジン。部品の数は約2万点にも達する=東京都瑞穂町(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 在日米軍の軍用機が飛び交う米軍横田基地(東京都福生市)に隣接するIHIの瑞穂工場(同瑞穂町)には、世界19カ国から民間機や軍用機の航空機のエンジンが毎日のように持ち込まれる。「マイスター」と呼ばれる特殊作業を専門とする職人によって修理を受けるためだ。海外の航空会社が総合病院になぞらえ「Mizuho Hospital」と呼ぶ同工場は、世界の航空産業を下支えするとともに、IHIの業績を牽引(けんいん)する屋台骨となっている。

 ◆自社で修理

 「マグロの解体ショーのようでしょう」。IHI航空宇宙事業本部の中根洋一瑞穂工場長は、鈍く光る大型の航空機エンジンが手際よく分解されていく作業をこう例えた。

 瑞穂工場には民間機から取り外されたエンジンが次々とトラックで輸送されてくる。いずれもIHIが開発に関わったエンジンで、その数は年間約150台にも達する。

 工場に持ち込まれたエンジンは、まず解体スペースに置かれ、約2万点に及ぶ部品を平均で3日、早くて1日半で分解していく。数が多いだけに「部品の管理がかなり大変」(同)という。

 その後、それぞれの部品の洗浄や、製品を傷つけずに内部を調べる非破壊検査、目視検査を行い、修理作業に入る。修理は部品交換や塗装、金属を溶かして皮膜する「溶射作業」が中心だ。これらを終えて再び2万点の部品を組み立て直し、実際にエンジンを動かす試験に移る。航空会社に送り返すまで平均60~70日かかる。

 航空機のメンテナンスで特に時間がかかるのが部品の調達。だが、中根工場長は「滑油ポンプや油圧作動装置を外部委託せず、自社で修理できるのが当社の強み」と胸を張る。部品を内製化することで納期を短縮できるのがIHIの競争力の源泉だという。

 それを支えるのがマイスターの存在だ。瑞穂工場には組み立てや塗装、溶接、機械加工など、さまざまな分野で熟練した職人13人が在籍し、迅速に部品の修理を行いつつ、若手技術者の指導・育成も行っている。

 IHIが航空機エンジンのメンテナンスサービスを開始したのは1962年。それから半世紀で同社が開発に参画したエンジンの利用が広がり、世界中の空を飛んでいる。

 江戸末期に創設された石川島造船所を起源とする同社だが、今では航空機エンジンを中核とする航空宇宙部門が経営の大きな柱となった。2015年3月期連結業績の営業利益のうち航空宇宙部門は6割を占める。中でも瑞穂工場をはじめとしたメンテナンスサービス分野の利益貢献度は大きい。

 ◆高い利益率

 IHIが手掛ける航空機エンジン事業は非常に特殊なビジネスだ。海外メーカーのエンジン開発に技術や部品を提供し、それだけで投資回収するのではなく、メンテナンスサービスを含めて利益を得る。満岡次郎常務執行役員は「投資回収に15~20年かかる」と息の長いビジネスだとした上で、回収段階に入れば「部品交換などもあり、利益率が高い」と話す。

 そして、現在、投資回収の時期に入っているのが欧州エアバスの「A320」や米ボーイングの「777」、カナダのボンバルディアの「CRJ」だ。IHIはこれらの機種のエンジン開発に参画している。

 また、最近では格安航空会社(LCC)の参入で、メンテナンスの仕事が増えている。大手航空会社は整備体制があるが、LCCはメンテナンスを外注するしかない。特にアジアのLCCからIHIにメンテナンス依頼が増加しているという。

 IHIが参画する航空機エンジンプロジェクトでは、最新鋭の米ボーイング「787」が、これから投資回収時期に入る。

 さらにIHIはエアバスやボーイングのベストセラー機の後継機「A320neo」や「777X」のエンジンプロジェクトにも参画しており、メンテナンスビジネスのさらなる拡大が期待されている。

 「Mizuho Hospital」の存在感も今後世界でさらに高まりそうだ。(黄金崎元)


ANA、羽田-シドニー就航 R2-D2ジェットで初便、豪州発取り込みへ
Aviation Wire 12月12日(土)0時45分配信

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羽田を出発するANAのシドニー線初便のR2-D2ジェット=12月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は12月11日、羽田-シドニー線を1日1往復で開設した。同社便の豪州路線としては、1999年3月に撤退した関西-シドニー線以来16年9カ月ぶり。

【シドニーへ向かうANAのR2-D2ジェット】

 運航機材は787-9で、座席数は215席(ビジネス48席、エコノミー167席)。NH879便は羽田を午後10時10分に出発し、シドニーに翌日午前9時35分に到着する。折り返しのNH880便はシドニーを午後9時30分に出発、羽田着は翌日午前5時5分となる。

◆ビジネス需要取り込みへ

 初便には、映画『スター・ウォーズ』に登場するロボット「R2-D2」を描いた787-9の特別塗装機「R2-D2 ANA JET」(登録番号JA873A)を投入。乗客205人を乗せ、定刻の午後10時10分に出発し、同30分に離陸した。

 羽田を夜に出発し、早朝に到着する時間帯に設定することで、国内各地からの乗り継ぎの利便性を高める。また、政府は今年1月、豪州と日豪EPA(経済連携協定)を発効。観光需要に加えて、増加傾向にあるビジネス需要も取り込む。

 シドニー空港では、ヴァージン・オーストラリア(VOZ/VA)とインターライン契約を締結。乗り継ぎやロストバゲッジ(荷物紛失)などで提携する。また、シドニーからニュージーランドへは、ニュージーランド航空(ANZ/NZ)とコードシェアを実施する。

◆豪州発需要も期待

 ANAの篠辺修社長は、ロードファクター(座席利用率)について「平均80%が目標、ビジネスクラスは70%程度期待できる」と述べた。

 約16年ぶりの再開理由については、「16年前は747を中心に飛ばさざるを得なかったので、観光需要だけでは採算性が良くなかった。787-9で運航を始めたが、需給バランスに応じて(より座席数が多い)777や、(座席数が少ない)787-8を使い分ければ、ロードファクターは一定レベルを維持できる。両国間の経済活動も、16年前より活発化している」として、機材の進化やビジネス需要の増加を挙げた。

 一方、豪州は航空連合「ワンワールド」に加盟するカンタス航空(QFA/QF)のお膝元。ANAが加盟する航空連合「スターアライアンス」のパートナーがいないため、シドニーから先の乗り継ぎ需要拡大が課題となる。

 篠辺社長は「ワンワールドとの競争が厳しいので、アジア・オセアニア路線の中では時間を掛けて踏み切った」とし、「16年前と比べ、豪州の人が格段に日本を旅行するようになっており、北海道など東京以外も期待できる」と述べ、羽田から国内線への乗り継ぎ需要にも期待感を示した。

 ANAによると、日本発とオーストラリア発の発券割合は、日本が6割、残り4割がオーストラリア。おおむね半々となっている他の国際線より、日本発の割合が高い。

 羽田-シドニー線は、カンタス航空が8月1日から1日1往復運航している。両社を合わせると、1日2往復となった。

 ANAの豪州路線は1987年11月、成田-シドニー線を直行便で運航開始。その後、往路をブリスベン経由、復路は成田直行便とし、1998年6月まで週6往復で運航していた。関空からは1994年11月、往路ブリスベン経由のシドニー便を運航開始。1999年3月まで週2往復で運航していた。運休したことで、豪州から撤退していた。


JAL「787」でビッグデータ活用し故障予見
ニュースイッチ 12月11日(金)12時12分配信

電気ブレーキのモニタリングは、ボーイングが提供する整備支援システムで
 日本航空(JAL)は、航空機のエンジンや部品から得られるビッグデータ分析を活用し、米ボーイング787型機の整備の効率化を進める。787に搭載する電気ブレーキのブレーキディスクにセンサーを設置して温度をモニタリングする。このデータを分析した結果、故障前にブレーキが異常発熱することが分かった。これを受け、左右のブレーキディスクに温度差が3度C以上になると警告を発し、事前に構成部品の交換などを実施。故障の予兆を捉え、遅延や欠航を低減する。

 電気ブレーキのモニタリングは、ボーイングが提供する整備支援システム「エアプレーン・ヘルス・マネージメント・サービス(AHM)」で実施する。


ブリティッシュ・エア、成田-ロンドンに787-9導入へ 16年7月から
Aviation Wire 12月9日(水)14時18分配信

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成田便に787-9を導入するブリティッシュ・エアウェイズ(同社提供)

 ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は日本時間12月9日、ロンドン-成田線にボーイング787-9型機を2016年7月から導入すると発表した。同社は787-9の導入路線を拡大。現在は計3路線に導入し、2016年5月までに計6路線への投入を予定している。

 ブリティッシュ・エアウェイズの787-9は計216席で、ファースト8席、ビジネス42席、プレミアムエコノミー39席、エコノミー127席。787-8(計214席:ビジネス35席、プレミアムエコノミー25席、エコノミー154席)では設定していないファーストを導入する。

 現在、成田便には777-300ER(計299席:ファースト14席、ビジネス56席、プレミアムエコノミー44席、エコノミー185席)、羽田便には777-200ER(計224席:ファースト14席、ビジネス48席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー122席)を導入している。羽田便は2016年春以降、777-300ERで運航し、機材を大型化する。

 ブリティッシュ・エアウェイズは同社向け初号機となる787-9を9月に受領。現地時間10月25日から、ロンドン-デリー線に導入している。10月には2機を受領し、11月6日から、ロンドン-マスカット(オマーン)線とアブダビ(アラブ首長国連邦)線に導入した。

 今後、12月にはクアラルンプール便、2016年2月にはオースティン(米)便、5月には新規就航するサンノゼ(米)便への導入を予定している。

 ブリティッシュ・エアウェイズは787を計42機発注。内訳は787-9が21機、787-8が9機、787-10が12機で、このうち787-9を5機、787-8を8機受領している。エンジンはいずれも英ロールス・ロイス製トレント1000を搭載する。

 787のうち長胴型となる787-9は、標準型の787-8と比べて胴体が約6メートル長く、座席数を30席以上増やせ、航続距離も約556キロメートル延長できる。

 787-9は11月末現在、527機を受注し、68機を引き渡し済み。初号機は2014年7月、ニュージーランド航空(ANZ/NZ)に引き渡した。日本の航空会社では全日本空輸(ANA/NH)が44機を発注し、9機を受領。日本航空(JAL/JL、9201)は20機を発注し、2機を受領している。

 787の生産レートは現在月産10機で、2016年1-3月期に月産12機、2020年までに同14機と順次増産していく。


ブリティッシュ、成田にボーイング787-9導入--最新のファーストクラス搭載
2015年12月9日(水)11時18分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

ブリティッシュ・エアウェイズは12月9日、ボーイング787-9「ドリームライナー」を2016年7月より成田=ロンドン線(BA005便/BA006便)へ導入することを発表した。

同社の787-9には最新のファーストクラスを備え、同社の従来構造のの14席とは異なり、8席の快適空間となっている。8席のファーストクラスのほか、Club World(ビジネスクラス)を42席、World Traveller Plus(プレミアムエコノミークラス)を39席、World Traveller(エコノミークラス)を127席の全216席の仕様となっている。

なお、同社は羽田路線(BA007便/BA008便)に最新のフライトエンターテイメントシステムを完備した777-300ERを導入している。


ボーイングの11月納入71機、受注89機 787-10は18機受注
Aviation Wire 12月7日(月)14時48分配信

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ユナイテッド航空などに8機納入した787-9=15年3月 PHOTO: Gary Coleman/Boeing

 ボーイングの2015年11月の引き渡しは71機(前年同月57機)、受注は89機(224機)だった。

 引き渡しの内訳は737が43機(前年同月42機)、747が4機(2機)、767が1機(1機)、777が9機(6機)、787が14機(6機)だった。

 787は14機中8機が787-9で、ユナイテッド航空(UAL/UA)に3機、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)に2機、全日本空輸(ANA/NH)とエア・カナダ(ACA/AC)、オランダの航空機リース会社エアキャップに1機ずつ引き渡した。

 受注は737が65機(前年同月223機)、747が2機(0機)、767が0機(0機)、777が4機(0機)、787が18機(1機)だった。

 737は65機中54機が737 MAXで、大韓航空(KAL/KE)から30機、シンガポールを拠点とする航空機リース会社・BOCアビエーションから11機、匿名顧客から計13機を受注した。

 787はすべて787-10で、エバー航空(EVA/BR)から18機受注した。


787シリーズ最新版、設計を完了 ANAも発注 ボーイング
乗りものニュース 12月7日(月)12時1分配信

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詳細設計を完了した787-10型機(画像出典:ボーイング ジャパン)。

ANAが3機を発注、2017年の初飛行を予定
 米国の航空宇宙大手ボーイングは現地時間の2015年12月2日(水)、787-10「ドリームライナー」の詳細設計を完了したと発表しました。

 787-10型機は、2011年に就航した次世代型の中型ジェット旅客機787型機シリーズの最新版。運航効率の向上を目指し、シリーズ中で最も長い胴体を持つ(座席数およそ290席)のが特長です。

 同社は787-10型機の燃費性能について、同カテゴリの従来機と比較して25%以上、将来の競合機種との比較では少なくとも10%優れていると説明。その航続距離は1万1910kmに達し、エンジンを2基搭載する双発機で運航される世界の航空路線のうち、90%以上をカバーできるとしています。

 787-10型機の主要な組み立ては2016年に開始され、初飛行は2017年、航空会社への初納入は2018年の予定です。

 なお同社は、現在までに787-10型機を世界の航空会社9社から164機受注。日本の航空会社では、ANA(全日空)が3機を発注しています。


領空侵犯、日本はどう対応? トルコとは大きく異なるその現実
乗りものニュース 12月6日(日)12時0分配信

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日本領空へ接近した中国軍の戦略爆撃機H-6K(写真出典:防衛省)。

“異例”である有人戦闘機の撃墜
 2015年11月24日(火)、シリア上空において作戦行動中だったロシア空軍戦闘機Su-24が、隣国トルコの領空を侵犯。トルコ空軍戦闘機F-16「ファイティングファルコン」によって撃墜されるという事件が発生しました。Su-24の乗員2名のうち1名が緊急脱出後に死亡したこともあり、現在ロシア・トルコ間において大きな外交問題に発展しています。

 領空の侵犯によって撃墜にまで至る事件は、無人機であればそれほど珍しくはありませんが、“有人の戦闘機が攻撃を受け撃墜された”という点において今回は異例であり、世界中の注目を集めています。また2012年には、シリア領空を侵犯したトルコ空軍RF-4E「ファントムII」偵察機(原型は戦闘機)がシリア軍の地対空ミサイルによって撃墜される事件も発生していました。

 昨今、日本においても「対領空侵犯措置」における戦闘機の緊急発進の増加が問題となっており、昨年度は810回に達しています。11月27日(金)には中国軍の戦略爆撃機H-6Kが8機接近し、うち4機が沖縄本島と宮古島の間を通過するという、大規模な領空への接近(侵犯は無し)事案が発生しました。もし外国の航空機が日本の領空を侵犯した場合、航空自衛隊はどのような対処を行うのでしょうか。

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スクランブルは、航空自衛隊では写真のF-15戦闘機などが行う(写真出典:航空自衛隊)。

不明機に対し20mmバルカン砲で「信号射撃」
 日本は国の主権が及ぶ領域として「領土」と「領海」、そして領土・領海の上空に「領空」を設定しています。航空自衛隊は日本各地に配置されたレーダーサイト、および空中警戒管制機のE-767・E-2Cによって領空を監視。この領空の外側に設定された「防空識別圏(ADIZ)」を越えて日本に接近する国籍不明機を発見した場合、戦闘機を「スクランブル(緊急発進)」させています。

 スクランブルした戦闘機は必ず2機が1組となって行動し、防空管制システムの誘導に従い不明機に接近。これを目視で確認し、まずは無線によって日本の領空に接近しつつあるという「注意」を促します。そして不明機が領空へ侵入した場合、違法行為として「必要な措置」を取ります。この「必要な措置」については、自衛隊法第八十四条において以下のように規定されています。

【自衛隊法第八十四条】
防衛大臣は、外国の航空機が国際法規又は航空法その他の法令の規定に違反してわが国の領域の上空に侵入したときは、自衛隊の部隊に対し、これを着陸させ、又はわが国の領域の上空から退去させるため必要な措置を講じさせることができる。

 以上のように、領空へ侵入した不明機に対しては「着陸」または「退去」のいずれかを強制することになります。具体的には、まず無線を使用し「注意」より強力な「警告」を与える、それでも従わない場合は相手不明機の前方に出て、20mmバルカン砲による「信号射撃」を行います。20mmバルカン砲には火線をひく「曳光弾」が混ぜられており、威嚇効果を発揮します。

「撃墜」は事実上不可能、それが日本の現実
 しかしながら、不明機がそれでも従わなかった場合、これ以上の手出しは一切できません。

 スクランブルした戦闘機には必ず短射程空対空ミサイルの実弾が搭載され、場合によっては視程外距離空対空ミサイルも携行しますが、これらの武器を使用し撃墜することは「正当防衛」ないし「緊急避難」、すなわち不明機の攻撃によって自身や第三者(僚機や地上)が攻撃される恐れが高い場合にのみ可能となります。

 一般的に空中戦は「先手必勝」であり、最初の一撃を相手に撃たせるということは“死”を意味しますから、対領空侵犯措置において不明機の撃墜は事実上、不可能です。

 内閣総理大臣により「防衛出動」が発令された場合は合法的に武力の行使が可能となりますが、これは戦争状態を意味し、過去一度も発令されたことはありません。

 戦後、日本はソ連爆撃機による沖縄本島上空通過を含む37回の領空侵犯を受けました。そして今後は、高性能な無人機を使用した“気軽な領空侵犯”が増える可能性があります。

 緊張状態にあるトルコ・シリア国境はともかく、先述の通り、平時において「撃墜」は事実上、日本がとり得る選択肢ではありません。しかし撃墜を可能とする法的根拠を整備することは、抑止力の面において重要です。


ボーイング、787-10ドリームライナーの詳細設計完了 - 2016年より組み立て
2015年12月4日(金)6時30分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

ボーイングは現地時間の12月2日、787-10ドリームライナーの詳細設計を完了したことを発表。787-10はファミリーの中で最長の胴体を備えた最新鋭のメンバーで、今回の設計完了は計画より2週間ほど早く進められた。詳細設計の完了を経て今後、787-10の主要な組み立ては2016年に始まり、2017年に初飛行、2018年に初納入が予定されている。

787-10は2014年に就航した787-9の胴体をそのまま延長したもので、優れた効率性と最大のコモナリティ(共通性)を備えるよう設計されている。設計と部品の95%は787-9と同一で、複雑さやコスト、リスクが生産システム全体で軽減される。同機の航続距離は1万1,910km(6,430海里)と、世界の双通路機路線の90%以上をカバーする燃料効率性を備えている。また、代替する航空機と比較して25%以上、将来の競合機種と比較して少なくとも10%の優位性を誇るという。

同社は現在までに787-10を世界の航空会社9社から164機受注しており、この受注数は787の総受注数の14%に相当している。


ブリティッシュ・エア、787-9導入路線拡大 16年5月までに6路線
Aviation Wire 12月3日(木)19時31分配信

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ブリティッシュ・エアウェイズの787-9(同社提供)

 ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は、ボーイング787-9型機の導入路線を順次拡大する。同社向け初号機はデリー便に投入。現在は計3路線に導入し、2016年5月までに計6路線への投入を予定している。

 ブリティッシュ・エアウェイズは同社向け初号機を9月に受領。現地時間10月25日から、ロンドン-デリー線に導入している。10月には2機を受領し、11月6日から、ロンドン-マスカット(オマーン)線とアブダビ(アラブ首長国連邦)線に導入した。

 今後、12月にはクアラルンプール便、2016年2月にはオースティン(米)便、5月には新規就航するサンノゼ(米)便への導入を予定している。

 同社の787-9はファースト8席、ビジネス42席、プレミアムエコノミー39席、エコノミー127席の計216席。787-8(ビジネス35席、プレミアムエコノミー25席、エコノミー154席、計214席)では設定していないファーストを導入する。

 ブリティッシュ・エアウェイズは787を計42機発注。内訳は787-9が22機、787-8が8機、787-10が12機で、このうち787-9を3機、787-8を8機受領している。エンジンはいずれも英ロールス・ロイス製トレント1000を搭載する。

 787のうち長胴型となる787-9は、標準型の787-8と比べて胴体が約6メートル長く、座席数を30席以上増やせ、航続距離も約556キロメートル延長できる。

 787-9は10月末現在、528機を受注し、60機を引き渡し済み。初号機は2014年7月、ニュージーランド航空(ANZ/NZ)に引き渡した。日本の航空会社では全日本空輸(ANA/NH)が44機を発注、8機を受領。日本航空(JAL/JL、9201)は20機を発注し、2機を受領している。

 787の生産レートは現在月産10機で、2016年1-3月期に月産12機、2020年までに同14機と順次増産していく。


ボーイング、787-10の詳細設計完了 ANAも発注
Aviation Wire 12月3日(木)16時12分配信

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787-10のイメージイラスト(ボーイング提供)

 ボーイングは現地時間12月2日、787型機では胴体が最長の超長胴型787-10の詳細設計が完了したと発表した。計画よりも2週間早く終えた。

【ANAも導入する787-10】

 787-10は787ファミリーで3機種目となる機体。詳細設計の完了により、部品製造や組立用工具のために必要な情報が決定。部品類の製造や調達が始められるようになった。

 組立は2016年に始まり、初飛行は2017年を計画。初号機の引き渡しは、2018年を予定している。

 787の前部胴体は、787-8が約7メートル、787-9が約10メートル、787-10が約13メートルと、787-10は787-8と比べて約2倍の長さで、787ファミリーでは最長となる。ボーイングでは、787-9の胴体をそのまま延長することから、効率性と共通性の高さをアピールしている。

 設計と部品の95%は787-9と同一で、製造上の複雑さやコスト、リスクが生産システム全体で軽減され、航空会社に運航上のメリットをもたらすという。

 航続距離は1万1910km(6430海里)。世界の双通路機(ワイドボディー機)で運航する路線の90%以上をカバーできる。置き換える航空機と比べ、燃費が25%以上向上し、次世代の競合機と比較しても10%以上優れているとしている。

 ボーイングは現在までに787-10を、世界の航空会社9社から164機受注。787の総受注数の14%にあたる。日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が、国内線用機材として3機発注している。2019年度から2020年度にかけて導入する。

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