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2015年12月22日 (火)

中央道笹子トンネル崩落事故で中日本高速らに4億円賠償命令 横浜地裁

山梨県の中央自動車道笹子トンネルで2012年12月、天井板が崩落し9人が死亡した事故で、犠牲者5人の遺族がトンネルを管理する中日本高速道路(名古屋市)と保守点検業務を行う子会社に計約9億1300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、横浜地裁で言い渡され、市村弘裁判長は「事故は予見でき、入念な点検方法を採用すべき注意義務を怠った」として両社の過失責任を認め、計約4億4300万円の支払いを命じた。

リンク:笹子トンネル事故 「喜びは50%…」遺族の心境複雑 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中日本高速、控訴せず=笹子トンネル賠償判決確定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<笹子トンネル崩落事故>被告2社「控訴せず」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:笹子トンネル事故の判決確定へ - 速報:@niftyニュース.
リンク:中日本高速が控訴せず、判決確定へ…天井板崩落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中日本高速、控訴せず=笹子トンネル賠償判決確定へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:笹子トンネル事故、高速道路会社側に約4億4000万円の賠償命じる判決 - 速報:@niftyニュース.
リンク:笹子トンネル事故 中日本高速の過失認定、4.4億円賠償命令 横浜地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<笹子トンネル崩落事故>自治体管理分の点検実施率、10% - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<笹子トンネル崩落事故>老朽インフラ管理に警鐘 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<笹子トンネル崩落>遺族「訴えた意味があった」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<笹子トンネル崩落事故>中日本高速に「過失」 横浜地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「100%の判決」=遺族ら喜び、再発防止求める―横浜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:笹子崩落、目視のみの点検に過失 - 速報:@niftyニュース.
リンク:中日本高速に賠償命令、4億円余 - 速報:@niftyニュース.
リンク:笹子トンネル事故、中日本高速側に4億賠償命令 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<笹子トンネル崩落事故>中日本高速に4億円超賠償命令 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:笹子トンネル事故4億円賠償命令=中日本高速の過失認める―横浜地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

笹子トンネル事故 「喜びは50%…」遺族の心境複雑
産経新聞 1月6日(水)7時55分配信

 中日本高速道路が5日、賠償を命じた横浜地裁判決に控訴しないと明らかにしたのを受け、犠牲となった石川友梨さん=当時(28)=の父、信一さん(66)=神奈川県横須賀市=は「ほっとした」と話しながらも、「友梨が帰ってくるわけではなく、喜びは50%というところだ」と複雑な心境をのぞかせた。

 中日本高速道路と子会社に対し、信一さんは「判決を受け入れたことは評価するが、素直に過失を認めたとは言い難いのではないか」と指摘。「本当の意味で再発防止に取り組むことができるのか、推移を見守りたい」と語った。

 松本玲さん=同(28)=の父、邦夫さん(65)=兵庫県芦屋市=も「インフラの老朽化が進む中でこの判決が判例となり、再発防止のきっかけになる」と話した。

 遺族代理人の野竹秀一弁護士は「遺族にとって民事裁判の長期化が避けられた点は良かったと思う。本件事故が起きたことを真摯に反省し、今後もこれまで以上に再発防止に取り組んでほしい」とコメントした。


中日本高速、控訴せず=笹子トンネル賠償判決確定
時事通信 1月6日(水)0時58分配信

 山梨県の中央自動車道笹子トンネルで2012年12月、天井板が崩落し9人が死亡した事故をめぐる訴訟で、中日本高速道路(名古屋市)は5日、同社などに計約4億4300万円の損害賠償を命じた一審横浜地裁判決について、控訴しないと発表した。
 遺族側も控訴せず、判決が確定した。
 中日本高速は、同日出したコメントで「判決で示された事故以前の点検・維持管理体制に対する指摘を真摯(しんし)に受け止める」と言及。「二度とこのような事故を起こさない強い決意の下、グループを挙げて再発防止、安全性向上に取り組む」とした。
 亡くなった石川友梨さん=当時(28)=の父信一さん(66)は取材に応じ、「喜びは半分。控訴を断念するなら、初めから素直に非を認めてほしかった。求めてきた再発防止の実現にまだ先は長い」と話した。


<笹子トンネル崩落事故>被告2社「控訴せず」
毎日新聞 1月5日(火)19時31分配信

 中央自動車道・笹子トンネル(山梨県大月市)で2012年12月に発生した天井板崩落事故の遺族が起こした訴訟で、中日本高速道路(名古屋市)など被告2社は5日、約4億4000万円の賠償を命じた昨年末の横浜地裁判決を受け入れ、控訴しないと発表した。遺族側も控訴しない方針で、1審判決が確定することになった。

 同社は控訴しない理由を「ご遺族の気持ちに改めてしっかりと向き合わなければならないと考え、総合的に検討した」と説明した。判決が指摘した点検・維持管理体制の不備については「真摯(しんし)に受け止める」と話した。

 長女玲さん(当時28歳)を失った兵庫県芦屋市の松本邦夫さん(65)は「控訴されるのではないかという不安もあったが、ほっとした。玲に『決して無駄な死ではなかったよ』と改めて伝えたい」と話した。次女友梨さん(当時28歳)を亡くした神奈川県横須賀市の石川信一さん(66)は「人命を預かっていることを自覚し、心を改めてほしい」と同社に望んだ。

 笹子トンネル事故を巡っては、ほかにも当時の同社役員らに損害賠償2400万円を求めるなど2件の訴訟が横浜地裁で係争中で、ともに2月16日に判決が予定されている。【松本光樹】


笹子トンネル事故の判決確定へ
2016年1月5日(火)15時18分配信 共同通信

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 崩落事故で煙を上げる中央自動車道上り線の笹子トンネル入り口付近=2012年12月2日、山梨県甲州市

 2012年12月の中央自動車道笹子トンネル(山梨県)天井板崩落事故で、トンネルを管理する中日本高速道路(名古屋市)と点検業務を担当した子会社に4億4千万円余りの賠償を命じた昨年12月の横浜地裁判決に対して、中日本高速道路は5日、両社とも控訴しないと明らかにした。遺族側も控訴しない方針で、判決が確定する見込み。

 原告となった遺族は「この判決が判例になり再発防止のきっかけになる」と語った。

 中日本高速道路は「事故以前における点検維持管理体制への指摘を真摯に受け止め、遺族の気持ちにあらためてしっかり向き合わなければならないと考えた」とのコメントを公表した。


中日本高速が控訴せず、判決確定へ…天井板崩落
読売新聞 1月5日(火)14時37分配信

 山梨県の中央道で2012年に起きた笹子(ささご)トンネル天井板崩落事故で死亡した9人のうち男女5人の遺族が、中日本高速道路(名古屋市)と子会社に損害賠償を求めた訴訟で、両社は控訴期限の5日、計約4億4000万円の支払いを両社に命じた横浜地裁判決について「控訴しない」と発表した。

 遺族側も控訴しないため、判決が確定する。

 昨年12月22日の判決は、供用開始から約35年が経過していた笹子トンネルの劣化を容易に想像できたのに、適切な点検を怠ったなどとして、中日本高速と子会社の中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京(東京都新宿区)の過失を認めた。

 両社は「点検方法に問題はなかった」と争ったが、中日本高速は「判決を真摯(しんし)に受け止めた。事故から3年が経過し、遺族の気持ちに改めて向き合っていかなければならないと判断した」と控訴しない理由を説明した。


中日本高速、控訴せず=笹子トンネル賠償判決確定へ
時事通信 1月5日(火)14時28分配信

 山梨県の中央自動車道笹子トンネルで2012年12月、天井板が崩落し9人が死亡した事故をめぐる訴訟で、中日本高速道路(名古屋市)は5日、同社などに計約4億4300万円の損害賠償を命じた一審横浜地裁判決について、控訴しないと発表した。
 遺族側も控訴しない方針で、判決が確定する。
 中日本高速は、同日出したコメントで「判決で示された事故以前の点検・維持管理体制に対する指摘を真摯(しんし)に受け止める」と言及。「二度とこのような事故を起こさない強い決意の下、グループを挙げて再発防止、安全性向上に取り組む」とした。
 亡くなった石川友梨さん=当時(28)=の父信一さん(66)は取材に応じ、「喜びは半分。控訴を断念するなら、初めから素直に非を認めてほしかった。求めてきた再発防止の実現にまだ先は長い」と話した。
 横浜地裁は昨年12月、「事故は予見でき、入念な点検方法を採用すべき注意義務を怠った」として、同社と保守点検業務を担う子会社の過失責任を認め、犠牲者5人の遺族への賠償を命じた。
 遺族側は、金子剛一前社長ら中日本高速と子会社の当時の役員4人も提訴しており、2月16日に判決が言い渡される。


笹子トンネル事故、高速道路会社側に約4億4000万円の賠償命じる判決
2015年12月23日(水)12時12分配信 J-CASTニュース

中央自動車道の笹子トンネルで2012年12月、天井板の崩落で9人が死亡した事故をめぐり、横浜地裁は2015年12月22日、中日本高速道路と子会社に対し、亡くなった5人の遺族に計約4億4000万円の支払いを命じる判決を言い渡した。会社側の点検が不十分だったとして、約9億1000万円の賠償を求めていたもので、会社側の過失を認める判決となった。


笹子トンネル事故 中日本高速の過失認定、4.4億円賠償命令 横浜地裁
産経新聞 12月23日(水)7時55分配信

 平成24年12月に起きた山梨県の中央自動車道笹子トンネル天井板崩落事故で死亡した9人のうち5人の遺族12人が、トンネルを管理する中日本高速道路(名古屋市)と子会社に約9億1300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、横浜地裁であった。市村弘裁判長は「双眼鏡による目視のみという点検方法を採用した過失があった。適切な点検をして抜本的対策を開始することで、崩落事故の発生を回避できた」として、会社側の点検・管理の過失を認め、約4億4300万円を支払うよう中日本高速道路などに命じた。

 市村裁判長は事故原因について、天井板のつり金具を固定するトンネル最頂部のアンカーボルトが経年劣化で天井板の重さを支えられなくなり、脱落したと指摘。その上で「(事故前の)24年9月に打音や触診といった目視以外の検査をし、事故後の緊急点検で見つかった不具合を発見していれば、天井板の落下につながる可能性が高いことは明らかだった」と結論付けた。

 判決などによると、24年12月2日、天井板が約140メートルにわたって崩落。車両3台が下敷きになり、9人が死亡した。原告は9人のうち東京の同じシェアハウスに住んでいた27~28歳の5人の両親ら12人で、計約9億1300万円を求めていた。

 事故をめぐっては、同じ遺族が中日本高速の当時の社長らに賠償を求めた訴訟も起こしている。

 山梨県警は業務上過失致死傷容疑で捜査を続けている。


<笹子トンネル崩落事故>自治体管理分の点検実施率、10%
毎日新聞 12月22日(火)22時50分配信

 2012年12月、9人が死亡した中央自動車道・笹子トンネル天井板崩落事故を受けて道路法が改正され、トンネルなどの道路施設は昨年7月から、5年に1回の点検が義務づけられた。しかし全国のトンネルの大半を占める自治体管理分の点検実施率は、国や高速道路会社分の20%前後に比べて半分の10%前後で、作業の遅れが目立つ。

 国土交通省によると、実施率は国(22%)▽高速道路会社(18%)▽都道府県・政令市等(10%)▽市区町村(12%)だった。

 全国約1万カ所のうち自治体管理分は7割。国や道路会社は以前から点検を進めていたが、自治体は対象数が多い割に技術者が不足しており、点検が進まないのが実情だ。

 点検義務化に先立ち、国交省はトンネル本体や設備について「近接目視」の他、必要に応じ触診や打音などのチェックを求めた点検要領をまとめ、「最低限の基準」として、自治体や高速道路会社に周知している。

 中日本高速道路は昨年7月、自社要領を「近接目視かつ打音や触診が原則」と改定。事故までは双眼鏡によるチェックも近接目視に含まれるとしていたが、改定要領は「近接目視は肉眼で変化が把握できるまで接近する」と厳密に定義した。

 一方、道路トンネルのつり下げ式天井は全国60カ所にあり、事故後の国交省調査で笹子も含め16カ所が「安全性に問題がある」とされた。すでに12カ所で撤去され、残りも順次撤去される。【松本光樹】


<笹子トンネル崩落事故>老朽インフラ管理に警鐘
毎日新聞 12月22日(火)22時47分配信

 ◇横浜地裁判決、中日本高速道路側に過失責任を認める

 トンネル内の大規模設備の落下で多数の死者が出た、異例の中央自動車道・笹子トンネル天井板崩落事故を巡り、中日本高速道路側に過失責任を認めた22日の横浜地裁判決は、老朽化したインフラの管理の在り方に警鐘を鳴らしたと言えるだろう。

 1996年の北海道・豊浜トンネル岩盤崩落事故でも20人が死亡。しかし災害の側面もあり、遺族による国家賠償訴訟の札幌地裁判決(2001年)は、管理者の国の予見可能性など責任の所在を認めないまま確定した。

 しかし横浜地裁は、設備の強度や劣化については専門学会などの各種指針があり、中日本高速道路はこうした知見を生かすことなく危険な状態を半ば放置していたと認定した。

 国内の社会資本は高度成長期の60年代から急整備され、老朽化の加速が指摘される。とりわけ高速道路などは、安全性が低下すれば多数の利用者が危険にさらされる。

 管理者の国・自治体、高速道路会社は財政難や民営化で経費削減を迫られているとはいえ、安全軽視は許されない。「笹子」の惨事を最後にするため、判決を重く受け止め、危険箇所を早急に根絶する姿勢が求められる。【松本光樹】


<笹子トンネル崩落>遺族「訴えた意味があった」 
毎日新聞 12月22日(火)22時44分配信

 ◇横浜地裁、中日本高速道路側の過失を全面的に認める

 3年目にしてやっと墓前に報告できる--。2012年に山梨県で起きた中央自動車道・笹子トンネル天井板崩落事故の訴訟で、中日本高速道路側の過失を全面的に認めた22日の横浜地裁判決。遺族は「命は戻らないけれど、訴えた意味があった」と涙を浮かべた。

【発生時の写真特集】中央道笹子トンネルで崩落事故、複数の車巻き込まれる

 原告の遺族は判決が言い渡されると互いに握手し、横浜市内で記者会見した。次女の石川友梨さん(当時28歳)を失った父信一さん(66)=神奈川県横須賀市=は「やるべきことをやっていれば、命は失われなかったという判決」と評価した。

 原告弁護団の立川正雄弁護士は「裁判所が遺族の気持ちを最大限くみ取ってくれた」と2年半余続いた訴訟の結果に安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 長女の松本玲さん(当時28歳)を亡くした父邦夫さん(64)=兵庫県芦屋市=も「(判決で)インフラ老朽化に万全の配慮が必要と述べていただいた。安易な点検は組織として致命的になると示された」と述べ、管理ミスによる事故の再発防止に期待を寄せた。【松本光樹、藤河匠】


<笹子トンネル崩落事故>中日本高速に「過失」 横浜地裁
毎日新聞 12月22日(火)22時42分配信

 ◇4億4000万円の支払いを命じる

 2012年12月、9人が死亡した中央自動車道・笹子トンネル天井板崩落事故の遺族が、管理会社の中日本高速道路(名古屋市)などに9億円余の損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁は22日、同社側に約4億4000万円の支払いを命じた。市村弘(いちむら・ひろむ)裁判長は争点の過失責任について、「老朽化した設備の適切な点検を怠り、防げる事故を回避できなかった」と、ほぼ原告側の主張通りに認定した。

 判決は、トンネルが1977年の完成で、06年には米国で類似事故も発生しており、天井板をつり下げた金具のボルト部分の経年劣化で崩落の可能性は予測し得たと指摘。市村裁判長は、事故前の12年9月にあった点検で「ボルトを打音や触診で検査すべきだったのに双眼鏡で見て済ませた過失が認められる」と、注意義務違反があると断じた。

 同社側は、施設の欠陥で損害を与えた責任はあるとして賠償意向を示す一方、「打音などで点検しても(劣化などの)知見がなく、事故は防げなかった」などと過失責任を否定していた。

 事故原因を巡っては、国土交通省の調査委員会が13年6月、ボルト部分の劣化や施工時の埋め込み不足など複数要因があったとし、「点検や管理が不十分だった」と指摘していた。

 事故では1枚1トン以上の天井板340枚以上が崩れ落ち車3台が下敷きになった。犠牲者9人のうち、東京都内のシェアハウスに住んでいた20代男女5人の遺族が提訴。他に中日本高速道路の当時の役員らを相手取った別の損賠訴訟2件があり、来年2月16日に判決が言い渡される。また遺族の告訴を受けた山梨県警が、業務上過失致死傷容疑で捜査を続けている。

 22日の判決後、記者会見を開いた同社の宮池克人社長は「判決を重く受け止める」として改めて遺族らに謝罪した。控訴するかは今後検討するという。【松本光樹、藤河匠、黒尾透】


「100%の判決」=遺族ら喜び、再発防止求める―横浜
時事通信 12月22日(火)20時5分配信

 「100%だ」「判決文を供えたい」。
 中央自動車道笹子トンネル事故をめぐる訴訟で、中日本高速道路などの過失を認定した判決を受け、原告の遺族らは22日、横浜市内で記者会見した。口々に満足の思いを語る一方、悲惨な事故を繰り返さない努力を会社側に求めた。
 亡くなった兵庫県芦屋市出身の松本玲さん=当時(28)=の母和代さん(64)は「中日本高速に過失があるという当たり前のことを言ってくれた」と感謝。父邦夫さん(64)も、謝罪しながら法廷では過失を認めない会社側の姿勢に不信感があったという。邦夫さんは「判決文を娘の遺影に供えたい」とかみしめるように語り、「会社は素直に過ちを認め、組織として責任を取り再発防止に努めてほしい。控訴しないで」と語気を強めた。
 シェアハウスで共に暮らした仲間5人の命が一瞬で奪われた事故。原告らは家族の死を無駄にしたくないという思いで訴訟に臨んできた。
 横浜市出身の上田達さん=当時(27)=の父聡さん(63)は「社会インフラに警鐘を鳴らせた。息子によくやったと言ってやりたい」と涙をにじませた。
 神奈川県横須賀市出身の石川友梨さん=同時(28)=の父信一さん(66)は「原告の言い分を100%受け入れてもらって安心した。命を懸けてこの後の事故を防いだ娘に、立派だと伝えたい」と話した。


笹子崩落、目視のみの点検に過失
2015年12月22日(火)17時15分配信 共同通信

 2012年12月の中央自動車道笹子トンネル(山梨県)天井板崩落事故で、中日本高速道路(名古屋市)と子会社に計4億4千万円余りの賠償を命じた22日の横浜地裁判決は「双眼鏡による目視のみという点検方法を採用した過失があった。適切な点検をして抜本的対策を開始することで、崩落事故の発生を回避できた」と判断した。

 市村弘裁判長は事故原因について、天井板のつり金具を固定するトンネル最頂部のアンカーボルトが経年劣化で天井板の重さを支えられなくなり、脱落したと指摘。

 「打音や触診で不具合を発見していれば、天井板落下につながる可能性が高いことは明らかだった」と結論付けた。


中日本高速に賠償命令、4億円余
2015年12月22日(火)14時9分配信 共同通信

 2012年12月の中央自動車道笹子トンネル(山梨県)天井板崩落事故で死亡した9人のうち5人の遺族12人が、トンネルを管理する中日本高速道路(名古屋市)と点検業務を担当していた子会社に計約9億1200万円の損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁の市村弘裁判長は22日、点検の過失を認め、中日本高速と子会社に計4億4千万円余りの賠償を命じた。

 全国のインフラ老朽化対策に影響を与えた笹子トンネル事故の初めての判決で、維持管理や点検をめぐる責任をどう判断するかが焦点だった。


笹子トンネル事故、中日本高速側に4億賠償命令
読売新聞 12月22日(火)13時57分配信

 山梨県の中央道で2012年12月に起きた笹子(ささご)トンネル天井板崩落事故で死亡した男女5人(当時27~28歳)の遺族が、中日本高速道路(名古屋市)などに計約9億1300万円の損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁(市村弘裁判長)は22日、中日本高速側に計約4億4000万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 遺族側は「事故前の点検で、天井板のつり下げ金具を固定するボルトの近接目視や打音検査などをしていれば、事故は未然に防げた」と主張。中日本高速は「天井板として通常、備えるべき安全性を欠いていた」として一定の賠償に応じる意向を示す一方、「点検要領に違反していない。事故の予見も不可能だった」などと反論した。

 12年12月2日に発生した事故では、コンクリート製の天井板が崩落して車3台が下敷きになり、男女9人が死亡、2人が負傷した。国土交通省の調査検討委員会は13年6月、天井板をつり下げるアンカーボルトの施工不良や点検の不備など複合的な原因だったとする最終報告書をまとめた。


<笹子トンネル崩落事故>中日本高速に4億円超賠償命令
毎日新聞 12月22日(火)13時52分配信

 2012年12月、9人が死亡した中央自動車道・笹子トンネル天井板崩落事故の遺族が、管理会社の中日本高速道路(名古屋市)などに9億円余の損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁は22日、同社側に約4億4000万円の支払いを命じた。市村弘裁判長は、争点だった同社側の過失責任を「適切なトンネル点検を怠っていた。防げる事故を回避できなかった」と認めた。

 訴状によると、1977年完成のトンネルは天井板をつり下げる金具のボルト部分の劣化などが事故原因と指摘され、3カ月前の点検で、全ボルトを打音検査と近接目視でチェックすれば「不具合を把握し事故を予見できた」と主張している。

 同社側は、過失はなくても、施設の欠陥で損害を与えた責任はあるとして賠償意向を示す一方、ボルトの不具合は「打音や目視で点検しても把握できず、事故は防げなかった」と、予見可能性を否定していた。

 事故で車3台が下敷きになり、犠牲者9人のうち東京都内のシェアハウスに住んでいた20代男女5人の遺族が13年5月に提訴した。

 他に中日本高速道路の当時の役員らを相手取った別の損賠訴訟2件は来年2月16日、判決が言い渡される。また遺族の告訴を受けた山梨県警が、業務上過失致死傷容疑で捜査を続けている。【松本光樹、藤河匠】


笹子トンネル事故4億円賠償命令=中日本高速の過失認める―横浜地裁
時事通信 12月22日(火)13時42分配信

 山梨県の中央自動車道笹子トンネルで2012年12月、天井板が崩落し9人が死亡した事故で、犠牲者5人の遺族がトンネルを管理する中日本高速道路(名古屋市)と保守点検業務を行う子会社に計約9億1300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、横浜地裁であった。
 市村弘裁判長は「事故は予見でき、入念な点検方法を採用すべき注意義務を怠った」として両社の過失責任を認め、計約4億4300万円の支払いを命じた。
 市村裁判長は、事故後に上り線で行われた崩落箇所以外の緊急点検で、1000本を超えるボルトの緩みが発見されたことから、ボルトをハンマーでたたいて状態を探る「打音検査」について、「崩落箇所で実施されていれば同様の結果が得られた可能性が高い」と指摘。完成から35年が経過し老朽化していた設備に対し「適切な点検をしていれば不具合を発見し、天井板が崩落する危険性は予見できた」と判断した。その上で「点検を双眼鏡による目視のみとした過失があった」と述べ、事故との因果関係を認めた。
 中日本高速側は、トンネルの安全性不備を理由に賠償責任を認める一方、「天井板の落下は想定外」と過失責任を否定していた。
 原告は、東京都内のシェアハウスで生活していた石川友梨さん=当時(28)=、上田達さん=同(27)=ら男女5人の遺族計12人。事故は12月2日午前8時ごろ発生。車3台が落下したコンクリート製天井板の下敷きになり、男女9人が死亡した。山梨県警が業務上過失致死傷容疑で捜査している。
 判決によると、トンネル最上部に天井板のつり金具を固定しているボルトについて、同社は12年間にわたり、打音検査や足場を使った「近接目視」などをしていなかった。事故3カ月前の点検でも実施する予定だったが取りやめた。
 原告は、金子剛一前社長ら中日本高速と子会社の当時の役員4人も提訴しており、来年2月16日に判決が言い渡される。

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