« フランス・パリで多発テロ、130人が死亡・54 | トップページ | ホンダジェット、FAAの型式証明取得 »

2015年12月10日 (木)

靖国神社爆破テロ事件 韓国人容疑者を逮捕・2

東京都千代田区九段北の靖国神社内の公衆トイレで11月23日、爆発音がして不審物が見つかったテロ事件で、警視庁公安部は9日、建造物侵入の疑いで事件発生直後に韓国に逃亡していた韓国人の全昶漢(チョンチャンハン)容疑者(27)を逮捕した。

捜査関係者によると、全容疑者は同日午前10時ごろ、空路で羽田空港に入国したことが判明。公安部によると、事前に連絡がない突然の入国だったという。公安部は、事件に関与した疑いがあるとみて、慎重に裏付けを進めている。

最初の記事

事件は、11月23日午前10時ごろ発生。本殿に近い神社南門近くの公衆トイレの男性用個室トイレで爆発音があり、火薬のような固形物が詰められたパイプや、時限式発火装置とみられるデジタル式タイマーが発見された。けが人はなく、犯行予告や声明は確認されていなかったが、公安部は時限式の爆発物の疑いがあるとみてテロ容疑で捜査していた。

公安部の調べで、爆発音がする約30分前から、現場周辺の防犯カメラにリュックサックや袋を持った不審な男の姿が写っていたことが判明。男は爆発音がする直前に現場を立ち去っていた。さらに、周辺の防犯カメラを調べたところ、男は千代田区内のホテルに宿泊し、事件当日の午後に帰国した全容疑者だったことも分かった。

全容疑者は、事件の2日前に韓国から入国。事件前日にも靖国神社を訪れていたとみられ、下見をしていた可能性もある。

靖国神社ではこの日、収穫に感謝する新嘗祭が予定通り開催されたが、七五三の受け付けは安全確認のため中止された。

リンク:靖国爆発音 警視庁、韓国警察に捜査協力依頼 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆発音、韓国に捜査協力要請…火薬原料検出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆破犯 韓国のネットで「カッコいい」「賞を与えろ」等 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国“テロ”容疑者の再入国は再犯目的か 韓国メディア「日本が嫌韓あおる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【外信コラム】「反日無罪」の罪 韓国メディア扇動…日本人の“思い”無視 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆発 出入国管理、思わぬ穴 危険物すり抜け、水際対策不安 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆発 韓国人容疑者「靖国に個人的不満」 犯行、周到に計画 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:火薬?ビニール袋で搬入か…金浦空港でも確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国容疑者報道を韓国側が問題視 韓国人の身元公開に慎重であるべきなのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「もう一度靖国に爆発物」 - 速報:@niftyニュース.
リンク:靖国“テロ容疑者”再入国 朴政権関与か 韓国政府「手を打った」可能性も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全容疑者、火薬をリュックで機内に?靖国爆発音 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆発 ここでも被害意識…「韓国VS日本」の構図 外国メディア報道にまで“介入” - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「もう一度仕掛けようとした」=靖国侵入容疑の全容疑者―警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全容疑者、再入国時に火薬所持か…靖国爆発音 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<靖国爆発音>火薬所持し再入国か 荷物からタイマーも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:荷物から粉末、タイマー=火薬か、再入国時所持―靖国侵入容疑の全容疑者・警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全容疑者、入国時荷物に火薬か - 速報:@niftyニュース.
リンク:靖国爆発音 国内調達の形跡なし 材料持ち込み「防げない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:韓国人容疑者「靖国失敗、もう1回」 逮捕時、爆発物の材料を所持 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<靖国神社爆発音>タイマー式発火装置か 10分後に事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国「爆発音」事件で容疑者が「再入国」した大きな謎 「韓国が日本に渡したのでは」母の主張は本当なのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:韓国、日本メディアの報道に抗議「まだ容疑者」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:顔写真、政府は関与せず=菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆発物、一時認める…遺留物とDNA一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国事件報道、日本に抗議=容疑者顔公表など―韓国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<靖国爆発音>訪問、神社周辺だけ 事件2日前に初来日 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆発 「爆発物仕掛けた」逮捕の韓国人が供述 その後、否認に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「靖国に爆発物仕掛けた」=逮捕の韓国人供述、その後撤回―警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆発 羽田で確保できたワケは… テロ対策システム奏功 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆発 参拝者ら安堵「捕まってよかった」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆発音、韓国人逮捕 突然の再入国…狙いは 個人の意思?帰り切符確保 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国爆発音 自動照合、羽田で容疑者を確保 トイレ不審物の鑑定急ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<靖国爆発音>「取材受けトイレ確認に」韓国人容疑者供述 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

靖国爆発音 警視庁、韓国警察に捜査協力依頼
産経新聞 12月15日(火)7時55分配信

 靖国神社(東京都千代田区)の爆発音事件をめぐり、韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)が建造物侵入容疑で逮捕された事件で、警視庁公安部が国際刑事警察機構(ICPO)を通じて韓国の警察当局に捜査協力を依頼したことが14日、捜査関係者への取材で分かった。全容疑者は9日に再来日して逮捕されたが、公安部は背後関係や動機について、韓国当局を通して情報収集を進める方針。全容疑者は9日に羽田空港で身柄確保された当初、「靖国神社は失敗でもう1回やろうと思った」などと関与を認め、神社への個人的恨みを示唆したが、その後、否認に転じた。

 公安部は事件に至る経緯や背後関係について裏付けるため、現地当局との捜査協力が必要と判断した。

 再来日時は、火薬のようなものやタイマーのようなものなど事件で遺留された不審物と類似した物品を持ち込んでいたが、調達先は分かっていない。電気技師の技術があったとの情報もあるが爆弾の製造知識などは不明で、詳しい裏付けを進める。


靖国爆発音、韓国に捜査協力要請…火薬原料検出
読売新聞 12月15日(火)7時17分配信

 靖国神社のトイレで爆発音がした事件で、警視庁公安部は14日、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて韓国の捜査当局に対し、建造物侵入容疑で逮捕した韓国人の全昶漢(チョンチャンハン)容疑者(27)の出入国状況などについて捜査協力を要請した。

 トイレで見つかった不審物からは火薬の材料となる硝酸カリウムが検出され、公安部は全容疑者が時限式発火装置を仕掛けたとみて、裏付けを進める。

 捜査関係者によると、トイレの天井裏には、4本の鉄パイプが束ねられた状態で見つかり、このうち3本は燃えた形跡があった。リード線がつながれた1本は燃えておらず、中に砂状の不審物が詰められていた。

 公安部が、この不審物を鑑定した結果、火薬の原料で黒色火薬の配合などに使われる硝酸カリウムの混合物と判明。3本のパイプにも同様の火薬成分が詰められていた可能性が高いとみている。


靖国爆破犯 韓国のネットで「カッコいい」「賞を与えろ」等
NEWS ポストセブン 12月15日(火)7時0分配信

 急転直下とはまさにこのことだった。11月23日に起きた、靖国神社南門付近の男子トイレ内で爆発音がした事件は、発生から約2週間経った12月9日朝、韓国籍の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者が建造物侵入容疑で逮捕されるという新展開を迎えた。

 全容疑者は犯行後一時韓国に出国していたが、この日、日本に再入国。羽田空港で身柄を確保された。

「警視庁は早い段階から、防犯カメラ映像とパスポート写真、通関時の画像を突き合わせて容疑者を特定していた。さらに宿泊していたホテルに残されていた煙草の吸い殻に残されていたDNAと、神社内のトイレに落ちていた吸い殻のものが一致していたことが決め手となった」(捜査関係者)

 当初、韓国メディアでは「真の犯人は日本人」説が相次いでいた。韓国の公共放送KBSでは「韓国人や中国人のテロにしようとする動きがある」と報じて日本の謀略を臭わせていたほどだ。

 しかし全容疑者の逮捕により韓国メディアは変節。逮捕翌日には、韓国の新聞各紙が、「『靖国事件』容疑者、なぜ自ら日本へ行ったのか」(国民日報)などと、うって変わって逮捕を冷静に受け止める論調をとった。

 だがその一方、韓国世論はある特徴的な動きを見せる。インターネットの掲示板を中心に、こんな意見が論じられるようになった。

「カッコいい」
「愛国者だね。靖国を爆破しようとした精神を強力に支持する」
「英雄だ」
「政府は賞を与えろ」
「スカッとする」
「大韓民国の気概を放った憂国の志士を讃えよう」

 もちろん中には「卑劣なテロ行為だ」と、全容疑者を批判する意見もあったが、韓国世論の一定数は、全容疑者に好意的だったと判断せざるを得ない。他にも「尊敬します。次は私がやります」といったものや、「どうせなら神社本殿を破壊すればよかったのに」と、被害が小さかったことを残念がる声さえあったからだ。

 そして中にはこんな意見も散見された。

「安重根と同列ほどとはいえない」
「尹奉吉、李奉昌義士も堂々と自分のしたことの動機を明かしたのだから、今回の彼も堂々とすれば良い」

 安重根、尹奉吉、李奉昌──この3人は韓国では「独立三義士」として英雄視されている人物である。

 安重根は1909年10月に満州のハルビン駅構内で伊藤博文を暗殺した。尹奉吉は上海で抗日武装組織韓人愛国団に参加、1932年4月29日の天長節(天皇誕生日)に上海の日本人街で行なわれていた祝賀式典会場に手榴弾を投げ込み、日本軍人ら要人を死傷させる「上海天長節爆弾事件」を起こしている。李奉昌も同じく抗日武装組織韓人愛国団の団員で、1932年1月、東京で昭和天皇暗殺未遂事件(桜田門事件)を起こし大逆罪で死刑となった。

※週刊ポスト2015年12月25日号


靖国“テロ”容疑者の再入国は再犯目的か 韓国メディア「日本が嫌韓あおる」
夕刊フジ 12月12日(土)16時56分配信

Yk045
全昶漢容疑者(写真:夕刊フジ)

 靖国神社(東京都千代田区)の爆発テロ事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人、全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)。警視庁の調べで、全容疑者が爆発物の材料を持ち再犯目的で再入国した可能性が高いことが新たに分かった。一方、全容疑者の母国・韓国でもこの事件を連日報道。なかには「日本のメディアが内容を膨らませて嫌韓ムードを広げている」と、事件の論点からずれた内容を展開するメディアもあるなど異常な状況が続いている。

 捜査関係者によると、全容疑者は9日午前10時ごろ、韓国の金浦空港から羽田空港に入国。到着を把握して駆けつけた捜査員に身柄を確保された。預けた荷物から火薬とみられる砂状のものやタイマーのような装置が見つかった。いずれも現場である靖国神社の公衆トイレで見つかった時限式発火装置のような不審物と同様の材料という。

 全容疑者は当初、「よく分からない」と容疑を否認していたが、その後、「(11月)23日に靖国神社に入り爆発物を仕掛けた」「靖国神社は失敗で、もう1回やろうと思った」などと供述。10日になり、再度否認に転じた。

 韓国人が日本に渡航し、靖国神社で爆発物を爆発させるというショッキングな事件に、韓国メディアも衝撃をもって伝えているが、首をひねりたくなる報道も少なくない。

 民放全国キー局MBCは9日、「いくつかの(日本の)右翼メディアが新たな事実もないのに内容を膨らませて特集のような放送をしたりしている。新たな嫌韓ムードが広まるのではとの憂慮が提起される」などと韓国人ジャーナリストの見解を伝えた。

 CBS系ニュースサイトのノーカットニュースは10日、「(日本のメディアが事件を)ネットと紙で逐一報道しているので、関心がなかった人(=日本人)も注目するようになっている。しきりに韓国を悪く言い続けて、韓国に悪印象がなかった人まで印象を改めるように誘導している」という現地ジャーナリストの見方を載せた。

 民放全国キー局のSBSも10日、「日本のテレビ、容疑者インタビューを終日反復放送 在日同胞に不安」と題し、「些細なことまで終始繰り返して報道しており、在日同胞に不安が広がっている」などと報じた。

 現地事情に詳しいメディア関係者は「事件の重大性は分かっているのだろうが、『日本の報道機関がこの事件を韓国憎しにつなげようとしている』という、うがった見方も確かにある。嫌韓ムードがこれ以上、広がってほしくないという裏返しなのはわかるが…」と話している。


【外信コラム】「反日無罪」の罪 韓国メディア扇動…日本人の“思い”無視
産経新聞 12月12日(土)13時0分配信

 日本で靖国神社のトイレに爆発物を仕掛けた事件で韓国人容疑者が逮捕された。真相や背景は捜査結果を待たなければならないが、靖国神社は日本人にとっては英霊が眠る国家的あるいは国民的な神聖な場所だ。事件はそれに対しある種のテロを企てたものだ。大胆というしかない。

 韓国人容疑者で思い出されるのは、日本がらみでよく語られる「反日無罪」のことである。日本に対する批判、非難なら何でも許される、何をしてもかまわない雰囲気をいう。たとえば靖国神社関係の事件では先年、中国人(朝鮮族)の放火犯を韓国政府は日本への引き渡し要請を拒否し中国に“無罪放免”している。

 あるいはソウルの日本大使館前の慰安婦記念像も、無許可の不法設置物であるにもかかわらず、韓国当局は日本政府の撤去要請を無視し放置し続けている。駐韓日本大使に講演会場で投石した男(大使館員が負傷)は執行猶予中も反日活動を続け、後に駐韓米国大使を切りつける人身テロを引き起こしている。

 韓国のマスコミは近年、靖国神社については多くの日本人の“思い”は無視し、ことあるごとに「A級戦犯が祭られている」ことだけを強調し、反日のターゲットに仕立て上げてきた。こうした扇動に刺激される者は当然、出てくる。(黒田勝弘)


靖国爆発 出入国管理、思わぬ穴 危険物すり抜け、水際対策不安
産経新聞 12月12日(土)7時55分配信

Yk044
不審物持ち込みのイメージ(写真:産経新聞)

 警視庁公安部は不審者らの出入国を把握できる通報システムにより、全昶漢容疑者の再入国の動きをつかみ、身柄確保につなげた。一方、全容疑者は爆発物の材料とみられる物品とともに入国。出国の際に韓国側の保安検査をすり抜けており、入国の際に日本の税関は見つけることができなかった。懸念が高まる国際テロの抑止に向け、“水際対策”の不安が浮上した。

 全容疑者の逮捕に貢献したとされるのは「事前旅客情報システム」(APIS)。入国する航空機の搭乗者情報を記した名簿を航空会社が提供し、入国拒否事由などに該当する人物リストと自動照合される。

 警察当局はテロリストや逮捕状を取った人物を登録しており、全容疑者も登録していたもようだ。

 供述などから、全容疑者は爆発物を仕掛けようと再来日した可能性が高い。捜査関係者は「重大な事態につながる前に身柄を確保できたのは大きい」としつつ、「危険物が容易に持ち込まれたとすれば、その事実も大きい」と懸念する。

 航空機への危険物持ち込みの検査は出国側が担う。石井啓一国土交通相も11日の会見で「航空機内への危険物持ち込みの保安検査は、出国側が行うことが国際ルール」と強調し、全容疑者が韓国を出国する際に使った金浦空港側に責任があることを強調した。

 国土交通省によると、国連の専門機関「国際民間航空機関」(ICAO)が非公開の保安基準を設けており、各国はこれに準じた対策を取っている。日本では航空会社が航空法に基づいた保安手続きを実施している。「韓国側がどんな態勢で荷物をチェックしているかは確認していないが、監視の目をすり抜けた事実は重い」(入管関係者)

 これに対し、日本で国外からの「入り」の荷物に目を光らせるのは税関だ。東京税関によると、入国者は出国側で検査済みの手荷物を受け取り、税関が検査場でチェックする。

 入国者が爆発物や火薬類の有無を申告するが、申告の不備や持ち主が明らかに不審な場合などを除き、エックス線検査などは基本的に行われない。簡単な質疑応答で終わることがほとんどで、申告がなければそのまま通過できてしまうのが現状だ。

 入管関係者は「爆発物の材料には日用品と見分けが付かない物品もある。検査機器も足りず、現状では全荷物を検査することは困難。国際的にテロの不安が高まる中、チェック体制は今後の大きな課題だ」と話している。


靖国爆発 韓国人容疑者「靖国に個人的不満」 犯行、周到に計画
産経新聞 12月12日(土)7時55分配信

Yk043
送検のため警視庁から出る全昶漢容疑者を乗せた車=11日午前、東京都千代田区(鴨川一也撮影)(写真:産経新聞)

 靖国神社(東京都千代田区)で爆発音がして不審物が発見された事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人、全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)が、「靖国神社に個人的な不満があった」という趣旨の供述をしていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁公安部は一方的な憤りを抱いた末、周到に計画し犯行に及んだとみて調べている。

 全容疑者は9日午前10時ごろ、韓国から羽田空港に入国。到着を察知していた捜査員に身柄を確保され、靖国神社に不法侵入した疑いで逮捕された。

 捜査関係者によると、当初は「よく分からない」と容疑を否認し、「日本の記者から質問を受けて、靖国神社のトイレを確認しに来た」と話したが、その後に靖国神社に個人的に不満を抱いていたという趣旨の供述をし、爆発物を置いたことを認めたという。10日になって再度否認に転じた。

 全容疑者は再来日した際に韓国・金浦空港で砂状の火薬やタイマーのようなもののほか、電子基板を手荷物として預けて持ち込んでいた。「自分のものではない」と供述しているが、これらは11月23日に爆発音がした現場のトイレで見つかった不審物の材料と類似しているという。

 公安部は11日午前、全容疑者を送検した。


火薬?ビニール袋で搬入か…金浦空港でも確認
読売新聞 12月12日(土)7時44分配信

 靖国神社のトイレで爆発音がした事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人の全昶漢(チョンチャンハン)容疑者(27)が9日に再入国した際、火薬とみられる砂状の不審物をビニール袋に入れて日本に持ち込んでいたことが捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、全容疑者は9日朝、ソウルの金浦(キムポ)空港でリュックを手荷物として預け、羽田行きの航空機に搭乗。羽田空港に到着し、上陸審査を終えたところで待ち構えた捜査員に発見された。

 警視庁公安部が、羽田空港で受け取る予定だったリュックを調べたところ、ビニール袋に入った火薬のような不審物のほか、タイマーや基板など時限式発火装置の材料も見つかった。

 【ソウル=井上宗典】全容疑者が9日に再入国する際、ソウルの金浦空港で砂状の不審物が見つかっていたことが同空港関係者への取材でわかった。関係者は「検査の結果、爆発物の原料ではないと判断し、旅客機に搬入した」と話した。


靖国容疑者報道を韓国側が問題視 韓国人の身元公開に慎重であるべきなのか
J-CASTニュース 12月11日(金)19時17分配信

 韓国人の容疑者が自ら日本に再入国したことで逮捕され、日韓の外交摩擦は避けられたかに見えた靖国神社の爆発音事件は、思わぬ形で日韓の応酬が続いている。逮捕後に容疑者のフルネームや写真が報じられたことを韓国政府が問題視し、日本政府に抗議したためだ。

 今回のような報じ方は日本の事件報道ではきわめて一般的だが、抗議をきっかけに、韓国メディアでも日本メディアの対応を疑問視する論調が相次いでいる。今回の事件を機に「右翼が『嫌韓』を煽っている」という主張も展開されている。

■韓国の主要メディアは「全某氏」と名字のみ報じる

 逮捕されたのは韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)。警視庁は逮捕を2015年12月9日に発表し、各紙は同日の夕刊でいっせいに報じた。翌12月10日にかけて、全容疑者が移送される様子も報じられた。

 一方、韓国の主要メディアは「全某氏」といった具合に名字のみ報じ、フルネームの使用は避けた。全容疑者の移送時の映像も、顔にぼかしを入れて放送した。

 複数の韓国メディアによると、趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は12月10日の記者会見で、

  「(全容疑者の)身元や顔写真、名前が公開されたことについて、今朝、外交ルートを通じて日本側に抗議した」

と述べた。

 菅義偉官房長官は、12月10日夕方の記者会見で抗議の事実について確認されると、

  「そこについては承知していない。いずれにせよ警察が特別、顔写真を提供したということはまったくない。メディアの人たちが勝手にやったのではないか。政府は全く関与していない」

と突き放した。菅氏が指摘したように、容疑者の写真や映像は、麹町署から移送される様子を報道各社が撮影したもので、韓国側の主張は「顔写真が公開された」という部分は誤りだ。

韓国メディア「嫌韓の流れに火をつけようとしている」
 この抗議をきっかけに、この問題が日韓間の火種になる可能性も指摘されている。KBSテレビは、

  「一部では靖国神社問題が日韓の国民感情の上で非常に敏感な事案であるだけに、今後の捜査の進展が両国の世論に大きな影響を与える可能性も指摘されている」

と報じた。日本での実名報道についても、

  「専門家は、容疑者の報道について両国間の慣行の違いはあるが、日本側の対応に問題があるという立場」

と批判的だ。その根拠のひとつとして、

  「日本では、日々の出来事・事故のニュースを伝える時、韓国とは違い容疑者の身元を公開するのが慣行。だが、全氏は韓国人であり、韓国では容疑者の身元公開に慎重であるという点を考慮する必要がある」

などとする識者のコメントを報じた。

 YTNテレビでは、国際部の記者が、全容疑者は過去に歴史問題や靖国神社に抗議する団体に加入した経験もなく、11月の事件時に初めて来日したことを指摘。その上で、

  「しかし、日本のマスコミは警察からリークされた供述内容などを実名とともに報じ、事実上、全氏を犯人だと断定する雰囲気だ」
  「特に、いくつかの右翼勢力は、全氏の単独犯行ではなく背後に共犯がいると主張し、嫌韓の流れに火をつけようとしている」

と独自の解釈をしている。


「もう一度靖国に爆発物」
2015年12月11日(金)18時0分配信 共同通信

 東京・靖国神社の公衆トイレで11月に爆発音がして不審物が見つかった事件で、韓国人の全昶漢容疑者(27)が9日に建造物侵入容疑で逮捕された際、再入国の目的について警視庁公安部の調べに「もう一度、靖国神社に爆発物を仕掛けようとした」という趣旨の供述をしていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。

 公安部は、9日の再入国時に持ち込んだ粉末や装置を鑑定。事件現場にあった金属製パイプ内の粉末やデジタル式タイマーなどの不審物と同一か調べるとともに、全容疑者が靖国に何らかの不満を持っていたとみて捜査する。全容疑者は容疑を否認している。


靖国“テロ容疑者”再入国 朴政権関与か 韓国政府「手を打った」可能性も
夕刊フジ 12月11日(金)16時56分配信

Yk042
移送のため警視庁麹町署を出る全昶漢容疑者。その言動には謎が多い=9日午後8時45分(写真:夕刊フジ)

 靖国神社(東京都千代田区)の公衆トイレで11月23日に発生した爆発テロ事件で、建造物侵入の疑いで警視庁に逮捕された韓国人の職業不詳、全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)。全容疑者は、韓国内での取材、報道などで事件に関与した疑いが自身に向けられていることを認識していたとみられる。日本に再入国すれば逮捕が確実のなか、なぜ行動を起こしたのか。現地では、厄介な外交問題を解決するため「韓国政府が動いた」などさまざまな見方が浮上している。

 不可解な再入国だった。先月23日の爆発テロ事件の当日、全容疑者が韓国に帰国したため、警視庁は韓国捜査当局への捜査共助要請を検討している最中だった。

 だが、12月9日、事態は急展開する。警視庁は、全容疑者が同日午前の便で再入国するとの情報を得て、羽田空港に急行。駆け付けた捜査員が全容疑者を発見、麹町署に任意同行して逮捕した。

 警視庁本部への移送のため、同日午後8時45分ごろ、麹町署を出た全容疑者は短髪に無精ひげをはやし、落ち着いた様子で車に乗り込んだ。韓国から再入国した理由を「(韓国で)日本の記者から質問を受けて、靖国神社のトイレを確認しに来た」と話している。いったん、靖国神社に爆発物を仕掛けたことを認める供述をしたが、その後、否認に転じたという。警視庁では爆発物取締罰則違反容疑なども視野に調べている。

 韓国メディアは同日、全容疑者が逮捕されたことについて、日本メディアの報道を引用する形で一斉に伝えた。

 「韓国人容疑者、自ら日本に入国して逮捕 日本警察もびっくり」などのタイトルで報じたのは、東亜日報(電子版、10日)。潔白を証明するため入国した可能性や、政治的な主張を行うためすすんで日本へ戻ったとの説のほか、「一部で、韓国政府が外交的な影響を考慮して、全氏に日本への入国を促したのではとの推測も出ている」との見方を載せた。

 聯合ニュース(電子版)は9日、「外交的な影響を勘案した韓国政府当局が、全氏に日本で調べを受けるよう促した可能性も提起されているようだが、現在のところ確認はされていない」などと報じた。

 全容疑者の母親のコメントを掲載したのは10日付の朝鮮日報(電子版)で、同紙の電話取材に母親は「誰かが日本に行かせたように思える」「韓国警察に聞いても事情が分からず、ニュースを見ろとだけ言う。日本へ自国民を引き渡したんじゃないか」と語った。

 現地メディアなどによると、全容疑者は全羅北道南原出身。検定試験で高卒課程を終え、2009年、下士官として空軍に入隊した。5年以上軍隊生活を送り、今年3月に除隊。軍では独身者宿泊施設で生活し、除隊後は韓国中西部、群山市のワンルームマンションに一人で暮らしていた。過去に犯歴はなく、反日団体などに所属していなかったという。

 各紙が報じる通り、全容疑者の再入国には謎の部分が多い。

 韓国籍の人物が日本国内で事件を起こし、容疑者として特定され、韓国に帰国した場合、日本の警察当局は、日韓犯罪人引き渡し条約に基づく身柄の引き渡しの要請を行うことになる。

 だが、韓国司法当局が容疑者引き渡しの例外となる「政治犯」と認定すれば、条約上、無条件で引き渡しを拒否できる。

 実際に、靖国神社の神社の門に放火したとして日本が韓国に身柄引き渡しを求めた朝鮮系中国人の男に対し、ソウル高裁は13年、「政治犯」と認定し、日本への引き渡しを拒否したケースがある。

 過去の例をみれば、全容疑者にとって再入国のメリットはなく、逮捕されることを前提にしていれば、事件当日、韓国に帰国する必要もない。また、再入国の際、帰国するチケットを予約していたとの情報もあり、疑問は残る。

 現地メディア関係者は「11月初めの首脳会談で改善に向かいつつあったなかで起きた事件で、韓国内では新たな火種を抱えてしまったという雰囲気があった。だが、全容疑者が日本に出国して逮捕され、いま、うまい具合に摩擦が回避されたとホッとした空気が流れている」と明かす。

 動機と再入国の経緯は取り調べを待つことになるが、朝鮮半島情勢に詳しい元公安調査庁調査第2部長の菅沼光弘氏は、「本当に個人の意志でやって来たのだとすれば、日本の警察に捕まって、裁判の場で『反日』の持論を披露することを狙っているのかもしれない」と指摘する。

 その一方で「事件は、フランス同時多発テロが発生した直後で、国際的にテロへの懸念が高まっているなかで起きた。韓国政府にとっては外交上最悪のタイミングだった。外交問題に発展させたくない韓国政府が何らかの手を打った可能性はある。再入国に政府が関与したと明らかになるのは不都合なため、個人の意志で日本に再出国したという形にしているのではないか」と分析している。


全容疑者、火薬をリュックで機内に?靖国爆発音
読売新聞 12月11日(金)16時48分配信

 靖国神社のトイレで爆発音がした事件で、9日に韓国人の全昶漢(チョンチャンハン)容疑者(27)が建造物侵入容疑で逮捕された際に見つかった火薬とみられる不審物などは、リュックに入れて日本に持ち込まれていたことが捜査関係者への取材でわかった。

 全容疑者は先月21日の入国の際も、不審物を手荷物に隠して持ち込んだ可能性が高く、警視庁公安部は11日、全容疑者を送検して詳しい経緯を調べている。

 捜査関係者によると、全容疑者は9日朝、ソウル発羽田行きの航空機に搭乗し、リュックを手荷物として預けた。羽田に到着後、情報を得て待機していた捜査員に逮捕された。

 公安部が空港に届いたリュックを調べたところ、火薬とみられる砂状の不審物やタイマー、乾電池などが見つかった。入国後に時限式発火装置を組み立てようとしていたとみられる。


靖国爆発 ここでも被害意識…「韓国VS日本」の構図 外国メディア報道にまで“介入”
産経新聞 12月11日(金)16時39分配信

Yk036
全昶漢容疑者=東京都千代田区(納冨康撮影)(写真:産経新聞)

 【ソウル=名村隆寛】靖国神社内で11月に爆発音がし不審物が見つかった事件で、警視庁に逮捕された韓国籍の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)に関する日本メディアの報道ぶりについて、韓国政府がメディアではなく、日本政府に対し「公式に抗議」したという。その是非はともかく、抗議を受けた日本政府の関係者はただ、首をかしげている。

 韓国政府が“問題視”しているのは、9日に逮捕された全容疑者の顔や実名を日本のメディアが報じていることだ。「(全容疑者の)身元が過剰に詳しく公開されたことなど、日本メディアの報道姿勢」(韓国外務省報道官)に問題があるというらしい。

 日本の報道機関は、社会の関心を集める事件では、容疑者の映像や警察が報道向けに発表する容疑者の顔写真を報道する。なにも韓国人が容疑者である今回に限ったわけではない。しかも、事件は、けが人こそ幸いに出なかったものの、不特定をターゲットにした爆発事件という物騒なもので、日本社会を騒がせている。報道はニュースの価値を十分に判断した上のものだ。

 韓国メディアは政治家や公職者ら有名人を除き、容疑者の顔や実名を報じないケースが多く、今回も全容疑者の写真はぼかして、名前も「全某氏」としている。ただ、重大な事件の場合には、呼び捨てで氏名や写真を報道する。

 韓国の聯合ニュースは実名や顔写真の報道について「事件、事故を報じる日本メディアの慣行」としつつも、「韓国では容疑者の個人情報公開に慎重を期している」としている。東亜日報(11日付)は「推定無罪の原則にも関わらず、日本の新聞は全氏の顔を鮮明に掲載した」とし、「産経新聞は10日付朝刊の1面と3面、27面の3つの紙面にわたって関連ニュースを報道した」と、わざわざ産経新聞の名を出して批判的に伝えている。

 しかし、韓国では逮捕された容疑者に警察署内でメディアがマイクを突きつけてインタビューすることは“報道の常識”となっている。また、裁判で法廷に向かう被告を入廷前に立ち止まらせ、記者が取り囲み口を開かせる。

 大韓航空のナッツ・リターン事件で見られた趙顕娥(チョ・ヒョナ)前副社長へのメディアの対応がその好例で、韓国ではすでに不文律、あるいは常識となっている。

 これらは日本のメディアでは、まずあり得ないことで、“さらし者”の感さえある。こうした韓国メディアの報道スタイルを筆者は頭から否定するつもりはない。聯合ニュースが短く指摘したように、今回、韓国政府が問題視した実名報道などが「日本メディアの慣行」であるように、「韓国メディアの韓国国内での慣行」であるからだ。

 東京駐在の特派員経験がある韓国メディアのある記者は、こうした国によってのメディアの慣行の違いについては経験上は「分かっている」と言いつつも、韓国政府の抗議については「立場上のもの」として理解を示している。

 しかし、抗議するなら日本メディアにすればよい。抗議を受けたなら、丁寧に説明するつもりだ。「メディア統制」までも要求されたかたちの日本政府としては、困惑するしかないだろう。あり得ないことだが、万が一、そのようなお達しがあろうものなら、日本国内で大問題になることは必至だ。

 今回の抗議に限らず、韓国では何事においても「韓国対日本」の枠組みの中で見るきらいがある。「日本メディアの過剰な報道」といった受け止め方にそれは露骨に出ている。また、日本を相手にしたときの“被害意識”もうかがえる。

 東亜日報(11日付)は「日本のテレビ放送の解説者は『全氏がまた別の犯行を犯すために再入国した可能性がある』という悪意的なコメントを寄せた」と報じている。「悪意的」という受け止め方に、韓国側(一部かもしれないが)の日本メディアの報道に対する独特の心情が表れている。

 今回のように韓国人が逮捕される事件が日本以外の国で起き、実名報道されたら、韓国政府はその国にも「公式抗議」するのだろうか。また、事件が日本国内に与えた衝撃の大きさを理解しているのか。もちろん、分かった上での報道への介入なのだろうが。


「もう一度仕掛けようとした」=靖国侵入容疑の全容疑者―警視庁
時事通信 12月11日(金)16時38分配信

 靖国神社で爆発音がした事件で、建造物侵入容疑で逮捕された全昶漢容疑者(27)が逮捕当初、事件への関与に加え、「もう一度、爆発物を仕掛けようとした」という趣旨の供述をしていたことが11日、関係者への取材で分かった。
 その後否認に転じたが、再入国時の荷物から火薬のような粉末などが見つかっており、警視庁公安部が裏付け捜査を進めている。
 公安部によると、同神社で爆発音がしたのは11月23日午前10時ごろ。トイレの床には乾電池や焼けた形跡のある電池ケースなどが散乱し、穴の開いた天井裏からは火薬のようなものが詰まった金属パイプが見つかったが、建物自体に大きな損傷はなかった。
 全容疑者は当時、日本に3日間滞在し、事件当日に帰国。9日に羽田空港から再入国した際に、靖国神社への建造物侵入容疑で逮捕された。


全容疑者、再入国時に火薬所持か…靖国爆発音
読売新聞 12月11日(金)15時32分配信

 靖国神社のトイレで爆発音がした事件で、韓国人の全昶漢(チョンチャンハン)容疑者(27)が今月9日に建造物侵入容疑で逮捕された際、所持品から火薬とみられる砂状の不審物やタイマーなど時限式発火装置の材料が見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁公安部は、事件後に帰国した全容疑者が、再び時限式発火装置を仕掛ける目的で日本に来たとみて、鑑定を進めている。

 捜査関係者によると、全容疑者は9日午前、ソウル発羽田行き航空機で再入国した際、情報を得て待機中の捜査員に見つかり、建造物侵入容疑で逮捕された。

 全容疑者がソウルの金浦(キムポ)空港で預け、羽田空港で受け取る予定だった手荷物を調べたところ、中から火薬とみられる砂状の不審物、タイマーや乾電池など、11月23日に靖国神社のトイレで見つかったものと同様の時限式発火装置の材料が発見された。

 全容疑者は、9日夕方に羽田を出発するソウル行きの航空券を持っており、日本に数時間滞在した後、帰国する予定だったという。


<靖国爆発音>火薬所持し再入国か 荷物からタイマーも
毎日新聞 12月11日(金)11時26分配信

 靖国神社(東京都千代田区)の公衆トイレで爆発音がして不審物が見つかった事件で、建造物侵入容疑で逮捕された全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)=韓国籍=が9日の再入国時に持っていた荷物の中から火薬とみられる粉末状の不審物やタイマーが見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁公安部は、再び事件を起こすために時限式発火装置の材料を持ち込もうとした可能性があるとみて調べている。

 捜査関係者によると、全容疑者は9日午前8時ごろ、日帰りの予定で韓国の金浦空港を出発し、同10時ごろ羽田空港に到着した。公安部が韓国を出国する際に機内に預けた荷物を調べたところ、中から不審物が見つかった。全容疑者は荷物を受け取る前に、再入国の情報を得て空港に待機していた捜査員に任意同行を求められており、荷物について「自分のものではない」と説明しているという。

 爆発音がした靖国神社の公衆トイレでも、床にデジタル式のタイマーが落ちていたほか、天井裏から見つかった金属製のパイプには、火薬のようなものが詰められ、一部は燃焼したような痕跡もあった。全容疑者が国内に滞在中に購入した形跡はなく、公安部はこの時も韓国から持ち込んだ可能性があるとみている。

 全容疑者は「靖国神社に爆発物を仕掛けた」と一度は供述したが、その後は否認に転じているという。公安部は11日午前、全容疑者を東京地検に送検した。【堀智行】


荷物から粉末、タイマー=火薬か、再入国時所持―靖国侵入容疑の全容疑者・警視庁
時事通信 12月11日(金)10時6分配信

 靖国神社で爆発音がした事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国籍の全昶漢容疑者(27)が日本に再入国した際、荷物の中に火薬のような粉末やタイマーなどを所持していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。
 警視庁公安部は、同容疑者が再び爆発物を仕掛ける目的で来日した可能性もあるとみて調べている。
 全容疑者は9日午前10時ごろ、羽田空港から再入国したところを警視庁の捜査員に任意同行され、逮捕された。
 捜査関係者によると、この際、同容疑者が預けた荷物の中から、不審な粉末と時限式発火装置とみられるタイマーなどが見つかった。同容疑者は当初、「自分の荷物ではない」と否定したが、チケットなどから同容疑者の所持品と確認された。
 先月23日の事件現場では、トイレ内から火薬のようなものが詰まった金属パイプやハングル表記のある乾電池、デジタルタイマーなどが見つかっている。


全容疑者、入国時荷物に火薬か
2015年12月11日(金)9時15分配信 共同通信

Yk041
 11月23日、爆発音がして不審物が見つかった靖国神社南側の公衆トイレ(右奥)=東京都千代田区

 東京・靖国神社の公衆トイレで爆発音がして不審物が見つかった事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人の全昶漢容疑者(27)が9日に再入国した際、預けた荷物から火薬とみられる砂状のものやタイマーのような装置が見つかっていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。

 いずれも現場で見つかった時限式発火装置のような不審物と同様の材料で、警視庁公安部は、全容疑者が再度、靖国神社に爆発物を仕掛けようとした可能性があるとみて調べている。

 捜査関係者によると、全容疑者は韓国・金浦空港で預け、羽田空港で受け取る予定だったが、捜査員に任意同行されたため受け取れなかった。


靖国爆発音 国内調達の形跡なし 材料持ち込み「防げない」
産経新聞 12月11日(金)7時55分配信

Yk040
靖国神社のトイレに残された不審物(写真:産経新聞)

 靖国神社(東京都千代田区)で爆発音がして不審物が発見された事件で、逮捕された韓国人の全昶漢(チョンチャンハン)容疑者(27)=建造物侵入容疑で逮捕=が爆発物の製造や材料を入手した経緯は依然分かっていない。残留物からは火薬とみられる成分が検出されたが、日本国内で全容疑者が材料を調達した形跡はない。全容疑者は再来日の際に爆発物の材料を持ち込んでいたことも判明し、捜査関係者は「部品として持ち込まれれば防ぐ手立てはない」と話す。

 全容疑者の1度目の来日は11月21日。その2日後の23日に靖国神社で爆発音事件が発生した。出入国の際には手荷物の検査があるため、「完成した爆発物を持ち込むのは相当難しいだろう」と捜査関係者は異口同音に話す。

 これまでの警視庁公安部の調べでは、現場となった靖国神社のトイレから、複数の爆発物の遺留品が見つかっている。穴が開いたトイレの屋根裏からは4本の金属製のパイプが見つかり、中には焼けた痕がある火薬とみられる固形物が詰まっていた。トイレの床には、時限式発火装置とみられる部品が散乱し、デジタル式タイマーや電池パックなどが見つかった。天井裏のパイプ、床のタイマーからはそれぞれリード線が延びており、当初は各部品が接続されていたもようだ。

 全容疑者は日本国内でホームセンターや量販店に立ち寄ってはおらず、大量の部品を購入した形跡はないという。乾電池にはハングルの注意書きがあったため、韓国から持ち込まれた可能性が高い。捜査関係者は「爆発物を完成した状態で運んだのならまだしも、部品のまま持ち込んでしまえば出入国の審査をすり抜ける可能性は十分にある」と指摘する。

 全容疑者はかつて所属していた韓国軍で電気技術に携わった経験があったという情報もあるが、爆発物製造の知識が備わっていたかは不明だ。別の捜査関係者は「爆発物を製造するのは簡単ではない。トイレに設置された爆発物とみられる不審物の構造から、相当な研究を重ねた可能性がある」と話した。


韓国人容疑者「靖国失敗、もう1回」 逮捕時、爆発物の材料を所持
産経新聞 12月11日(金)7時55分配信

Yk039
公衆トイレで爆発事件のあった靖国神社=9日午後、東京都千代田区(写真:産経新聞)

 靖国神社(東京都千代田区)で爆発音がして不審物が発見された事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人、全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)が9日の再来日の際、爆発物の材料となる火薬のようなものなどを所持していたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。「(11月23日の)靖国神社は失敗。もう1回やろうと思った」との趣旨の供述をしていたことも判明。警視庁公安部は爆発物を仕掛けるため再入国した可能性が高いとみて慎重に調べる。

 全容疑者は今月9日午前10時ごろ、韓国から羽田空港に入国。到着を把握して駆けつけた捜査員に身柄を確保された。その際、火薬のようなものや、タイマーのようなものなどを所持していたという。

 全容疑者は靖国神社に不法侵入した疑いで逮捕されたが、当初は「よく分からない」と容疑を否認。再来日の理由を「日本の記者から質問を受けて、靖国神社のトイレを確認しに来た」と供述した。

 だが、同日中の調べで、「23日に靖国神社に入り爆発物を仕掛けた」「靖国神社は失敗で、もう1回やろうと思った」などと、供述を変えたという。10日になり、再度否認に転じた。

 全容疑者は再来日時には既に帰国便のチケットを確保しており、日帰りの予定だったもようだ。

 また、これまでの公安部の調べで、現場のトイレで見つかった遺留物と、全容疑者が宿泊したホテルにあった別の遺留品からそれぞれ検出されたDNA型が一致したことが判明。全容疑者が双方の場所にいたことを裏付ける証拠になるとみて調べている。

 韓国では、歴史問題や靖国神社をめぐって過激な抗議を行う団体があるが、全容疑者はこうした団体への所属歴はなく、犯罪の前歴も確認されていないという。


<靖国神社爆発音>タイマー式発火装置か 10分後に事件
毎日新聞 12月11日(金)7時30分配信

Yk038
靖国神社への建造物侵入容疑で逮捕されたチョン・チャンハン容疑者を乗せて警視庁麹町署を出る車両=東京都千代田区で2015年12月9日午後8時47分、丸山博撮影

 靖国神社(東京都千代田区)の公衆トイレで爆発音が起き不審物が見つかった事件で、不審な男が神社から立ち去った約10分後に爆発音が起きたことが捜査関係者への取材で分かった。トイレからはリード線のついた基板やデジタル式のタイマーなどの部品が見つかっており、警視庁公安部は建造物侵入容疑で逮捕した全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)=韓国籍=がタイマー式の発火装置を起動させて立ち去ったとみて、爆発物取締罰則違反容疑の適用も念頭に調べている。

 捜査関係者によると、靖国神社周辺の防犯カメラには全容疑者とみられる男が、11月23日午前9時過ぎごろから約30分間、袋のようなものを手に境内を歩き回り、トイレ近くの南門から立ち去る様子が映っていた。

 爆発音はその約10分後に発生。トイレの天井裏からは火薬とみられる粉末が入ったリード線付きの金属製パイプが見つかり、床にもリード線付きの基板やデジタル式のタイマー、ハングルが記載された乾電池などが落ちていた。当初はリード線でつながっていたとみられる。

 一方、現場から見つかった部品のようなものを全容疑者が日本滞在中に購入した形跡は確認されていないという。公安部は部品は韓国で調達して持ち込んだとみて入手先を調べている。

 全容疑者は公安部の調べに「靖国神社に爆発物を仕掛けた」などといったん供述したが、その後否認に転じている。全容疑者が滞在したホテルの部屋から見つかった遺留物と、現場のトイレから見つかった遺留物から、同一のDNA型が検出されている。【堀智行】


靖国「爆発音」事件で容疑者が「再入国」した大きな謎 「韓国が日本に渡したのでは」母の主張は本当なのか
J-CASTニュース 12月10日(木)19時25分配信

Yk037
事件現場付近の防犯カメラに不審な男が映っていた(写真:AP/アフロ)

 東京・九段北の靖国神社の公衆トイレで爆発音がして不審物が見つかった事件は、一度は韓国に帰国していた韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)が羽田空港に再入国し、逮捕されるという意外な形で急展開した。容疑者は、韓国まで日本の記者が取材にやってきたことを再入国の理由に挙げている模様だ。

 だが、それほど騒がれているのであれば、日本に再入国すれば逮捕される可能性が高いことは明らか。にもかかわらず再入国に踏み切るという不可解な行動に、「誰かに(日本に)行かされた」といった様々な憶測が浮上している。

■日韓のメディア取材にいら立っていた容疑者

 事件は2015年11月23日に起きた。事件現場近くの防犯カメラに不審な男が映っており、分析の結果11月21日夜に日本に入国し、事件が起きた23日中に帰国したことが明らかになった。こういった情報をもとに、日本メディアは男の行方を追い、男への接触に成功する社もあった。

 日本テレビは12月8日、男が15年10月頃まで住んでいたという韓国中部の群山(クンサン)市のワンルームマンションを訪問した様子を放送。取材で男の携帯電話番号を入手したとして、電話に出た男は

  「(靖国神社には)ただ行っただけ。東京を見て回ろうと思った」

などと靖国神社に行ったことを認める内容の話をした。ただ、事件については「分からない」と関与を否定した。男が日本に再入国したのは放送翌日の12月9日のことだった。全容疑者は、逮捕直後は

  「日本の記者から取材を受け、(事件現場の)トイレを確認しにきた」

などと供述したと報じられているが、その後否認に転じたという説もある。

 韓国メディアの報道を見ると、全容疑者が日本メディアの取材にいらだっていた様子がうかがえる。朝鮮日報によると、全容疑者は出発前日の12月8日に、前出のワンルームマンションの大家と電話で話している。大家は

  「日本の記者たちがあなたの行方を捜していて大変だった」

と伝えたところ、全容疑者は

  「電話番号を知らせたのか?法律にのっとった手続きなしに聞いてくる人には絶対教えてはいけない」

と言って電話を切ったという。

聯合ニュース「外交摩擦はひとまず避けられた」
 全容疑者の母親は朝鮮日報に対して

  「息子が自ら日本に戻って逮捕されたということは理解できない。誰かに行かされたのではないか」
  「韓国の警察に聞いても『知らない』『ニュースを見ろ』としか言わない。日本に自国民を渡したのではないか」

などと不満をぶちまけている。同紙は、この発言を

  「日韓両国の当局と関係がある何者かが男(編注:全容疑者)に接触し、日本警察の捜査に協力するように説得したのではないか、という趣旨」

だと分析した。仮に韓国当局が日本側から全容疑者の身柄引き渡し要請を受け、身柄を確保して日本側に引き渡した場合、韓国の国内世論の反発が避けられないことを念頭に置いているとみられる。

 ただし、中央日報は、全容疑者が日本に再入国する際の日韓のやり取りについて

  「日韓外交当局間の意思疎通や事前協議はもちろん、捜査当局間の協力もなかったことがわかった。外交部当局者は『全氏が日本に戻って入国した正確な理由などはまだ把握できていない』と述べた」

と報じており、母親の主張には否定的だ。

 聯合ニュースは

  「身柄の引き渡しをめぐる韓日の外交摩擦はひとまず避けられた」

と論評しながら

  「自ら入国したとすれば、潔白を主張するため、あるいは法廷などで何らかの政治的主張をするためといった理由が考えられる」

と推測するが、前出のように全容疑者は現時点では事件への関与を否定。この仮説も成り立ちにくそうだ。

 謎は解けていない。


韓国、日本メディアの報道に抗議「まだ容疑者」
読売新聞 12月10日(木)19時2分配信

 【ソウル=井上宗典】靖国神社のトイレで爆発音がした事件で、韓国政府は10日、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人の全昶漢(チョンチャンハン)容疑者(27)の顔写真や氏名を報じた日本メディアの報道姿勢について、日本政府に抗議した。

 韓国外交省関係者は「まだ容疑者段階であり、韓国政府としては自国民のプライバシーを保護する必要がある」としている。

 韓国メディアは通常、自国民の関心が高い重大事件や公職者、著名人らが関与した事件などを除き、容疑者や被告人の氏名は姓だけを報道。顔写真を掲載するケースも少ない。今回の事件でも全容疑者の姓だけが報じられ、韓国主要紙は顔写真をぼかして掲載した。韓国メディアは警察署内で容疑者にカメラを向けて取材することも多く、日韓の報道手法には違いがある。


顔写真、政府は関与せず=菅官房長官
時事通信 12月10日(木)17時0分配信

 菅義偉官房長官は10日午後の記者会見で、靖国神社爆発音事件の韓国籍の容疑者の顔写真が報じられたとして韓国が外交ルートで日本に抗議したことについて、「警察が顔写真を提供したことは全くない。メディアが勝手に行ったのではないか。政府は全く関与していない」と述べた。


靖国爆発物、一時認める…遺留物とDNA一致
読売新聞 12月10日(木)16時56分配信

 靖国神社のトイレで爆発音がした事件で、トイレ内に残されていたたばこの吸い殻に付着したDNA型が、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人の全昶漢(チョンチャンハン)容疑者(27)の遺留物と一致したことが捜査関係者への取材でわかった。

 全容疑者は警視庁公安部の調べに対し、一時、「靖国神社に行って爆発物を仕掛けた」と容疑を認めたが、再び否認に転じたという。公安部で詳しい事情を聞いている。

 捜査関係者によると、全容疑者は先月21日夜に短期滞在で初めて日本に入国。22日に靖国神社を訪れた後、千代田区のホテルに泊まり、翌23日午前9時過ぎに再び、靖国神社境内に向かった。神社境内の防犯カメラにはトイレに向かう全容疑者の姿が映っていた。

 公安部が、トイレ内に残されていたたばこの吸い殻に付着したDNA型を鑑定した結果、宿泊していたホテルにあった全容疑者の遺留物と一致。トイレに立ち寄っていた可能性が極めて高いことが判明した。


靖国事件報道、日本に抗議=容疑者顔公表など―韓国
時事通信 12月10日(木)15時40分配信

 【ソウル時事】韓国政府は10日、靖国神社で爆発音がした事件で、逮捕された韓国籍の全昶漢容疑者の顔などが日本で報じられていることについて日本政府に抗議した。
 韓国外務省当局者が明らかにした。
 韓国のマスコミは、政治家ら公人、有名人を除き、人権上の配慮から容疑者の顔や実名を報じない場合が多い。ただ、事件の重大性などを鑑みて報じるケースもある。
 当局者は「容疑者の写真を無分別に公開するなど日本メディアの報道ぶりについて10日午前、外交ルートを通じ公式に抗議した」と述べた。各日本メディアに直接接触するのは難しいため、日本政府に抗議したと説明した。
 一方、外務省報道官は10日の記者会見で、日本再入国前の容疑者と韓国当局の接触の有無について「全く知らない。聞いていない」と否定した。容疑者が自らの意思で日本に再入国したのかに関しても「捜査を通じ自然に分かると思う。知っていることは全くない」と強調した。
 事件が日韓関係に与える影響についても「捜査結果がまだ出ていない状況で、予断できない」と述べている。


<靖国爆発音>訪問、神社周辺だけ 事件2日前に初来日
毎日新聞 12月10日(木)15時1分配信

Yk006
不審物があった靖国神社敷地内のトイレ=東京都千代田区で2015年11月23日、竹内紀臣撮影

 靖国神社(東京都千代田区)で爆発音が起き不審物が見つかった事件で、建造物侵入容疑で逮捕された全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)=韓国籍=は事件2日前の入国が初めての来日だったにもかかわらず、靖国神社周辺しか訪れていないとみられることが、捜査関係者への取材で分かった。滞在中、ホテル2軒に宿泊し、事件前日にも靖国神社を訪れており、警視庁公安部は靖国神社で騒ぎを起こすことを狙って来日し、下見をするなど周到に準備を進めていたとみている。

 捜査関係者によると全容疑者は11月21日夜に韓国・金浦空港から羽田空港を利用して入国し、東銀座のホテルに宿泊。日本への入国はこのときが初めてだった。翌22日は昼前に靖国神社を訪問し、参拝はせずに境内をうろつく様子が付近の防犯カメラに映っていた。

 その後、靖国神社から約1キロ離れた千代田区内のホテルに宿泊。事件のあった同23日は午前9時過ぎごろから袋のようなものを手に神社内を約30分間歩き回り、トイレ近くの南門付近から立ち去る様子が防犯カメラに映っていた。全容疑者は同日午後の便で羽田空港から韓国へ帰国していた。爆発音は全容疑者が立ち去った直後に起き、トイレからは金属製パイプやハングルが記載された乾電池、リード線のついた基板などが見つかった。

 全容疑者はいったん「靖国神社に爆発物を仕掛けた」と供述したが、その後撤回したという。公安部は9日に再入国した際に所持していた携帯電話などを押収し、不審物との関連などについて調べている。【堀智行】


靖国爆発 「爆発物仕掛けた」逮捕の韓国人が供述 その後、否認に
産経新聞 12月10日(木)11時40分配信

Yk036
全昶漢容疑者=東京都千代田区・麹町警察署(納冨康撮影)(写真:産経新聞)

 靖国神社(東京都千代田区)で爆発音がして不審物が発見された事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人、全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)が「靖国神社に入って爆発物を仕掛けた」との趣旨の供述をしていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。全容疑者はその後、靖国神社を訪れたことなどを含めて否認に転じているといい、警視庁公安部は慎重に調べている。

 捜査関係者によると、9日に逮捕された全容疑者は当初「よく分からない」などと容疑を否認したが、その後の調べに「(11月)23日に靖国神社に入り、爆発物を仕掛けた」との趣旨の供述をしたという。

 全容疑者は「爆発物を仕掛けようと、日本に入国した」との趣旨の供述もした上で、事件前日の11月22日にも靖国を訪れたことを認めたが、その後、再び否認に転じたという。

 公安部の調べで、全容疑者は事件2日前の同月21日の入国が初めての来日だったことが判明した。韓国では、歴史問題や靖国神社をめぐり過激な抗議活動を行う団体もあるが、全容疑者はこうした団体などに所属した経歴はなく、犯罪の前歴も確認されていないという。


「靖国に爆発物仕掛けた」=逮捕の韓国人供述、その後撤回―警視庁
時事通信 12月10日(木)11時34分配信

 靖国神社で爆発音があった事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国籍の全昶漢容疑者(27)が警視庁公安部の調べに対し、いったん「靖国神社のトイレに爆発物を仕掛けた」と供述したことが10日、分かった。
 同容疑者はその後、供述を撤回し、同神社に行ったことを含め否定しているという。


靖国爆発 羽田で確保できたワケは… テロ対策システム奏功
産経新聞 12月10日(木)8時54分配信

Yk035
麹町署から警視庁本部に移送される全昶漢容疑者 =9日午後、東京都千代田区(川口良介撮影)(写真:産経新聞)

 全容疑者の突然の再入国に警視庁が対応できたのは、テロ対策のために導入された「事前旅客情報システム(APIS)」によるところが大きい。

 APISは海外から国内に入国する航空機に搭乗した旅客の氏名、国籍、生年月日などを記した名簿を航空会社が提供するシステム。提供された名簿は税関当局と入国管理局が閲覧することができ、入国拒否事由に該当するなどとして登録した人物リストと自動照合される。米中枢同時テロ(2001年)後に導入が検討され、平成17年に運用開始。18年からは入管難民法の改正を受けて全航空会社から提供を受けている。

 警察当局はテロリストのほか、逮捕状を取っている容疑者などの不審者情報を入管当局などを通じてリストに登録し、動向把握に活用。導入初年の17年の1年間だけで、指名手配されていた日本人11人と外国人6人が逮捕されるなど成果を上げてきた。

 今回、警察当局は全容疑者の情報をAPISに登録していたもようだ。警視庁は連絡を受けて捜査員を羽田空港に派遣。建造物侵入容疑で逮捕状を請求するなど、入国後の逮捕に向けた態勢を整えていた。


靖国爆発 参拝者ら安堵「捕まってよかった」
産経新聞 12月10日(木)8時53分配信

 「捕まってよかった」。全容疑者の逮捕を受け、靖国神社を訪れていた参拝客らは安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 東京都江戸川区の法政大生、梅田翔伍さん(20)は、パリ同時多発テロ直後の犯行を「悪質で不謹慎。大学が近いので怖かった」と振り返り、「正月など、もっと多くの人が参拝する時期だと被害が大きくなっていたかもしれない。捕まってよかったが、なぜこんなことをしたのか知りたい」と話した。

 神奈川県小田原市から娘と訪れた高橋千代子さん(79)は、容疑者が27歳と知り「恨みなんかないはずなのに」と驚いた様子を見せた。

 この日も靖国神社には多くの参拝者が訪れていたが、現場のトイレ付近には立ち入り禁止の規制線が張られ、近づく人はほとんどいなかった。

 靖国神社社務所は「このような事件が発生したことは誠に遺憾。今後はより一層の警備警戒を行い、祭典の斎行が厳粛に行われるよう、また参拝される方に安心して境内を訪れていただけるよう努めていく」とのコメントを発表した。


靖国爆発音、韓国人逮捕 突然の再入国…狙いは 個人の意思?帰り切符確保
産経新聞 12月10日(木)7時55分配信

Yk033
靖国神社爆発音事件をめぐる経緯(写真:産経新聞)

 靖国神社の爆発音事件で警視庁に逮捕された韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)は、なぜ突然、再来日したのか。警視庁公安部の調べに「日本の記者から質問を受け、靖国神社のトイレを確認しに来た」などと供述しており、個人の意思で入国した可能性が高いとみられるが、真意は不明で臆測が飛び交っている。

 全容疑者は逮捕前、日本のメディアから電話取材を受け、靖国神社事件との関連について「分からない」と曖昧に答えていた。その動向は韓国紙も報じており、事件に関与した疑いが自身に向けられていることを認識していたもようだ。調べに「質問を受け」と供述した点は、日本側の取材を指しているとみられる。

 警察幹部は「逃げられないと覚悟し、捜査状況を確認するため再来日したのかもしれない」と話すが、本人にとってリスクを伴う行動には首をかしげた。

 日韓関係が背景にあるとの見方も出ている。韓国にとって、全容疑者の“処遇”を誤れば世論の反発を招く可能性があり、「政治犯」と認定して身柄の引き渡しを拒否した場合には、日本と新たな摩擦を生じる恐れがあった。そのため「外交問題化を避けようと、それとなく出国を促したのではないか」(政府関係者)との推測も聞かれる。

 ただ、全容疑者は9日朝に来日した後、同日午後に韓国に帰国するための航空券を確保していた。韓国当局が促したと仮定するなら“片道切符”が合理的で、捜査関係者は「何らかの目的を持ち、自ら思い立って来日したのではないか」と指摘する。韓国当局も全容疑者の出国に「関わっていない」としている。

 一方、「再犯目的」の再入国だった可能性は低いとされ、公安部は遺留された不審物の特徴や容疑者の行動からも、組織性のないローンウルフ(一匹おおかみ)だった疑いが強いとみている。

 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は“計画的入国”だったと分析。「『義憤に駆られた行動』と公判で宣伝し、『動機は正しいので無罪』と主張する意図があるのではないか」と話す。また、「英霊がまつられた靖国神社に怖くて近寄れない雰囲気を作ろうとしたテロだ」とも強調。全容疑者が日本で拘束される事態は外交上のメリットがないため、韓国当局が再入国させたとの見方は否定した。


靖国爆発音 自動照合、羽田で容疑者を確保 トイレ不審物の鑑定急ぐ
産経新聞 12月10日(木)7時55分配信

Yk032
全昶漢容疑者の足取り(写真:産経新聞)

 再び日本に戻った容疑者は、自動照合によって羽田空港で身柄を確保された-。靖国神社の公衆トイレで爆発音がした事件は9日、全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)=建造物侵入容疑で逮捕=の再入国で急展開した。警視庁公安部が防犯カメラの画像を解析し、滞在先まで特定しながらも一度出国した全容疑者。長期戦も覚悟していた警察当局にとって、再入国は意表を突かれた格好だった。事件の目的や意図も不明で、全容解明には時間を要しそうだ。

 全容疑者の逮捕を受け、捜査の焦点は全容疑者が不審物の設置に関与したかどうかに移る。警視庁公安部は防犯カメラを解析したが、現場トイレに立ち入ったかは確認されていない。公安部は全容疑者の日本での足取りを調べるとともに、爆発物取締罰則違反容疑の適用も視野に不審物の爆発能力の鑑定を急ぐ。

 9日午後8時45分ごろ、警視庁本部への移送のため麹町署を出た全容疑者。短髪に無精ひげを生やし、落ち着いた様子で車に乗り込んだ。取り調べには素直に応じ、空港での任意同行の際も暴れる様子はなかったという。

 再入国は警視庁にとっても寝耳に水だった。「想定外。再入国の理由が分からない」と捜査幹部は驚きを隠さなかった。全容疑者は事件当日に韓国に帰国していたため、公安部は現地捜査当局への協力要請の検討を進めている最中だった。

 捜査は新たな局面を迎えたが、全容解明にはまだ壁がありそうだ。公安部は防犯カメラの分析を進め、犯行時間前後に不審な動きをする全容疑者の存在を突き止めていた。だが、捜査関係者は慎重な姿勢を崩さない。「現場トイレへの出入りは確認できていない。現段階で不審物を置いたと断定できない」

 また、不審物の捜査も進んでいるが、爆発物取締罰則違反容疑適用の前提となる「爆発物」との認定はできていない。トイレから見つかった金属製パイプには燃えた痕跡がある固形物が詰められていたが、爆発能力の有無は不明だ。

 公安部は事件の経緯について全容疑者から事情を聴く一方、背景を調べるため韓国への捜査員派遣も検討する。捜査関係者は「足取りなどから全容疑者が『爆発音』に関わった疑いはあるが、トイレ内で何が起きたのかも含めて精査が必要だ」と語った。


<靖国爆発音>「取材受けトイレ確認に」韓国人容疑者供述
毎日新聞 12月10日(木)7時31分配信

Yk031
建造物侵入容疑で逮捕され、麹町署から移送される全容疑者=東京都千代田区で2015年12月9日午後8時45分、猪飼健史撮影

 靖国神社(東京都千代田区)の公衆トイレで爆発音が起き不審物が見つかった事件で、建造物侵入容疑で警視庁公安部に逮捕された全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)=韓国籍=が、9日に入国した理由について「日本の記者から質問を受けたため、靖国神社のトイレを確認しにきた」という趣旨の供述をしていることがわかった。事件に関する取材を日本のメディアから受けたことをきっかけに、自らの意思で韓国から再来日した可能性があり、公安部は経緯を調べている。【堀智行】

 捜査関係者によると、全容疑者は9日午前8時前に韓国の金浦空港で航空機に乗り、同10時ごろ羽田空港に着いた。捜査員が空港で任意同行を求め、捜査本部のある麹町署で逮捕した。公安部は、航空機で日本を訪れる乗客情報を、日本に到着する前に警察や入管などが把握するシステムを使い、9日の全容疑者の動きをつかんだという。

 全容疑者の関与は、事件直後の捜査で、現場付近の防犯カメラの映像などから浮上。公安部は足取りを追うとともに、現場で見つかった乾電池にハングルが記載されていたことなどから、韓国の警察当局に捜査協力を求めることを検討していた。

 一方、同部は爆発物取締罰則違反容疑などでの立件を視野に捜査を進めていたが、逮捕状を取る段階には至っていなかったため、日韓犯罪人引き渡し条約に基づく引き渡しを韓国側に要請する局面にはなっていなかった。全容疑者が再入国するとの情報が入り、急きょ靖国神社への違法な立ち入りについて立件する方針を固め、建造物侵入容疑での逮捕に踏み切った。

 逮捕容疑は、11月22日午前11時ごろから翌23日午前10時ごろの間、正当な理由なく靖国神社に侵入したとしている。容疑内容については「よく分からない」と否認しているという。

 爆発音は11月23日午前10時ごろ、靖国神社南門近くの男性用トイレで発生。天井裏から金属製パイプが見つかり、乾電池やリード線が付いたデジタル式タイマーや基板などが床に落ちていた。公安部は時限式発火装置だったとみてこの装置や爆発音と全容疑者の関連を調べている。現場付近の防犯カメラに袋のようなものを持つ男が映っていたことや、全容疑者が事件2日前の11月21日に韓国から入国し、事件当日の23日に帰国したことが判明している。

 ◇遺留物DNA一致 滞在先のホテルと現場トイレ

 逮捕された全容疑者が滞在したホテルの部屋から見つかった遺留物と、事件現場の公衆トイレに残されていた遺留物のそれぞれから検出されたDNA型が一致したことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁公安部は全容疑者が現場のトイレに立ち入ったことを示す有力な証拠とみている。

 捜査関係者によると、全容疑者が、靖国神社から約1キロ離れたホテルに滞在していたことがわかり、公安部が宿泊した部屋を捜索した。

 そこで押収した遺留物と、爆発音が起きたトイレにあった別の遺留物を調べたところ、両方から同一のDNA型が検出されたという。【堀智行】

« フランス・パリで多発テロ、130人が死亡・54 | トップページ | ホンダジェット、FAAの型式証明取得 »

ニュース」カテゴリの記事

国防・軍事・安全保障」カテゴリの記事

歴史・故事」カテゴリの記事

破廉恥」カテゴリの記事

社会・事件」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/62856896

この記事へのトラックバック一覧です: 靖国神社爆破テロ事件 韓国人容疑者を逮捕・2:

« フランス・パリで多発テロ、130人が死亡・54 | トップページ | ホンダジェット、FAAの型式証明取得 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31