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2015年11月 5日 (木)

ロシア・コガルイム航空のエアバスA321がエジプトで墜落・3

エジプト首相府は31日、「ロシアの旅客機がシナイ半島で墜落した」と発表した。

エジプト航空当局によると、墜落したのはロシアのコガルイム航空(通称メトロジェット航空)が運航するチャーター便エアバスA321で、乗客217人、乗員7人は全員死亡と報じられている。一部の報道では、乗客はロシア人が214人、ウクライナ人が3人とされている。

同便は、エジプト東部シナイ半島の保養地シャルムエルシェイク発、ロシア第2の都市サンクトペテルブルク行きだった。
ロシア航空当局によると、旅客機は現地時間31日午前5時51分(日本時間午後0時51分)、シャルムエルシェイクを離陸し、午前6時14分(同午後1時14分)にキプロス航空管制当局のレーダーから消えた。

最初の記事
2番目の記事

リンク:<ロシア機墜落>オバマ米大統領「爆発物の可能性も」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア機墜落、英米の爆弾説にエジプトとロシアが反論 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【ロシア旅客機墜落】オバマ大統領も爆発物の「可能性」と - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英、シナイ半島からの航空便再開へ 安全対策でエジプトと合意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア、B737飛行停止へ 国内での批判かわす狙い? 米に圧力か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英、エジプトリゾートからの帰国便の運航再開へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露機墜落は爆弾テロか 英「イスラム国の犯行」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露機墜落、外貨不足のエジプト観光に大打撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露機墜落、プーチン政権は強気崩さず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米、露の対「イスラム国」姿勢に不満 「アサド政権維持が目的」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露機墜落 「エジプトに安定必要」シーシー政権、治安強化へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露機墜落、強まる「イスラム国」犯行説 手口語らず残る謎 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「機内に爆弾の可能性」=ロシア機墜落で―米大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア機墜落は爆弾が原因の「可能性」─米大統領=CNN - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:シナイ半島から英国への便再開へ=独ルフトハンザは運航停止 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア機墜落で動向が注目される「爆弾のプロ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空港警備を強化=エジプト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:爆破説に不快感=英首相と電話会談―ロシア大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空機利用、慎重検討を=外務省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落の原因特定は時期尚早…露・エジプト当局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:シナイ半島で墜落したロシア機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ロシア機墜落>爆弾テロか…エジプトや露は懐疑的 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エンジン破片衝突で機体に穴? =ロシア紙に事故説―シナイ半島墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露旅客機墜落 イスラム国の犯行可能性「かなり高い」と英外相、爆発物持ち込みか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:爆弾テロ説「証拠なし」=エジプト航空相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」犯行、可能性高い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エジプト空港、ずさんな警備=協力者が存在? ―ロシア機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」犯行、可能性高い=シナイ半島のロシア機墜落―英外相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ロシア機墜落>「IS爆弾テロの可能性」米当局者情報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:爆発物の可能性…ロシア機墜落で英外相が声明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア機墜落、爆弾の「可能性高い」 米当局者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア機墜落、機内にISISの爆弾の可能性 米当局者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エジプトで墜落のロシア民間機、機内の爆発物が原因か 米英当局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア機墜落、「爆破」か - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<ロシア機墜落>オバマ米大統領「爆発物の可能性も」
毎日新聞 11月6日(金)10時57分配信

 【ワシントン和田浩明】エジプト・シナイ半島でのロシア旅客機の墜落について、オバマ米大統領は5日、爆弾が原因の可能性があるとの見方を米ラジオ局のインタビューで明らかにした。オバマ氏が事故原因に踏み込んだ発言をしたのは初めて。アーネスト米大統領報道官も5日の定例会見で「米国はまだ結論を出していないが、我々が知っていることに基づけば、テロリストの関与も含めて何事も否定できない」と述べ、「爆発物による可能性がある」との英政府の見方を排除しなかった。

 オバマ氏は墜落原因について「まだ分からない」と述べつつ、「機内に爆弾があったのは可能性の一つで、深刻にとらえている」と述べた。カーター米国防長官も米ABCテレビで、爆弾が原因の可能性があるとの説明は「我々の知る情報と整合する」と述べた。

 アーネスト氏は、海外からの米国向け航空便を対象に、追加の安全措置を検討していることも明らかにした。

 米情報当局は、シナイ半島で活動する過激派組織「イスラム国」(IS)かその関連組織が、機内に爆弾を持ち込み爆発させたとみている。CNNによると、墜落直後、爆弾による爆破を誇るIS関係者の具体的なやりとりを米当局が傍受したという。

 米軍事衛星は墜落当時、ロシア機の周辺で赤外線の放射が突然高まったことをとらえており、何らかの爆発が起きた可能性があると報じられている。

 米国務省のカービー報道官によると、米国はエジプトなどに捜査協力を申し出ているが、5日時点で受け入れの返答は無いという。


ロシア機墜落、英米の爆弾説にエジプトとロシアが反論
CNN.co.jp 11月6日(金)10時46分配信

(CNN) ロシアの旅客機がエジプトで墜落した原因を巡って英国や米国から爆弾説が浮上したことに対し、ロシアとエジプトの当局者は5日、そうした説を裏付ける根拠はまだ何もないと反論した。一方、オバマ米大統領は「可能性は確実にある」、キャメロン英首相は「その可能性の方が大きい」と発言している。

ロシアのコガリムアビア航空9268便は10月31日、エジプトのシャルムエルシェイクからロシアのサンクトペテルブルクに向かう途中でシナイ半島に墜落し、搭乗していた224人全員が死亡した。

米当局者がCNNに語ったところでは、これまでに収集した情報を分析した結果、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」か、その系列組織が、同機に爆弾を仕掛けた可能性があることが分かった。

これについてオバマ大統領は5日、米テレビ局の取材に対し、「捜査当局や情報機関が時間をかけて確認した上で、確固たる見解を発表する」とした上で、「機内に爆弾があった可能性は確実にある」と述べた。

キャメロン首相も同日、墜落の原因について確信はないとしながらも、エジプト・シャルムエルシェイクの空港の安全対策が強化されるまで、同空港からの英国人の出発を見送らせるだけの十分な理由はあると強調した。

墜落原因についてはエジプト主導で捜査を行っているほか、ロシア、フランス、ドイツ、アイルランドも捜査員を現地に派遣。一方、英国と米国は現場での捜査には加わっていない。

エジプト民間航空相は、これまでの捜査で爆弾説を裏付ける証拠は何も見つかっていないと強調。複数の当局者によれば、米国からも英国からも爆弾の可能性についての情報提供は受けていないという。シュクリ外相はCNNの番組の中で、「もし情報があるのなら、直接的な関係者に共有されるべきだった」と批判した。

ロシア大統領府の発表によれば、プーチン大統領は5日、キャメロン英首相との電話会談で、墜落原因の推定は公式な捜査結果を根拠とすべきだと伝えたという。


【ロシア旅客機墜落】オバマ大統領も爆発物の「可能性」と
BBC News 11月6日(金)10時16分配信

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【ロシア旅客機墜落】オバマ大統領も爆発物の「可能性」と

ロシアのコガリムアビア(メトロジェット)航空9268便がエジプト・シナイ半島で墜落した問題で、オバマ米大統領も5日、機内に爆発物が仕掛けられていた「可能性」があると発言した。こうした事態を受けて、墜落機が出発したシャルムエルシェイク空港の利用を複数の国が制限し始めた。

オバマ大統領はCBSのラジオに対して、爆発物による墜落の可能性を「真剣に検討している」と述べた。

こうしたなか、フランス、ベルギー、オランダ各国は自国民に、有名リゾート地でもあるシャルムエルシェイクへの移動を最小限にとどめるよう促し、ドイツの航空会社は複数のフライトをキャンセルした。

フランスはシャルムエルシェイクへの旅行は必要最低限のものにとどめるよう勧告。オランダはシャルムエルシェイク空港経由の移動を控えるよう警告している。ベルギーのレンデルス外相は、空港の安全性の確認が得られるまで一時的に、現地への旅行は控えるよう促していると述べた。

ドイツの航空会社ルフトハンザは、子会社エーデルワイスとユーロウィングがチューリッヒやデュッセルドルフからのシャルムエルシェイク便を「念のため」キャンセルすると発表。すでに現地にいる乗客には帰国便を用意すると説明している。

ロシアの旅客機はまだシャルムエルシェイク空港を利用している。

英政府はすでに4日にいち早く、シャルムエルシェイク空港と英国間のフライトを全便の運航を中止。キャメロン英首相は5日、英国民の安全が最優先されると述べている。

英国の各航空会社は現地に足止めされた自国民の帰国を6日から支援するが、荷物の持ち込みは手荷物しか認めない方針。預け入れ荷物は後に別途運ばれるという。

過激派勢力「イスラム国」(IS)系の武装勢力があらためて、犯行声明を発表。「神の力を得て墜落させたが、どういう仕組みを使ったか明らかにする義務はない」という録音が4日からソーシャルメディアに登場している。

墜落の原因はまだ特定されていない。米英は、機内に持ち込まれた爆発物によるという可能性が高いという見解を示しているが、ロシアは正式な結論が出る前に性急に結論を下すべきではないと慎重を促している。

エジプトのザズー観光相は、全便をキャンセルした英国の判断は「不当だ」と批判。首脳会談のため訪英中のシシ大統領は、ダウニング街でキャメロン首相と共同会見し、安全確保に懸念を抱く他国とエジプトは協力していく用意があると述べた。

<英語ビデオ>安全確保のため協力すると述べるエジプトのシシ大統領

エジプトはロシアなど各国の航空専門家の協力を得て墜落の原因調査を主導している。

ロシア航空運輸局のネラジコ局長は、残骸の中に爆発物がないか探すが、予備的な結論に至るまでには数カ月かかると慎重を促した。

犠牲になった乗員乗客224人のほとんどはロシア人だった。ロシアでは5日から葬儀が始まっている。

<ビデオ> 最初に行われた葬儀はニナ・ルシェンコさんのものだった

(英語記事 Russian plane crash: Curbs on Sharm el-Sheikh travel widen)


英、シナイ半島からの航空便再開へ 安全対策でエジプトと合意
ロイター 11月6日(金)9時55分配信

[5日 ロイター] - 英首相官邸は5日、ロシア機墜落を受けて停止していたエジプトのリゾート地シャルムエルシェイク発英国行き航空便の運航について、6日に再開すると発表した。エジプト側と追加的な安全対策を取ることで合意したという。

キャメロン首相が訪英したエジプトのシシ大統領と会談し、問題を話し合った。英首相官邸は「航空会社やエジプト側と協議した結果、追加的な安全措置を早期に導入することで合意した」との声明を発表した。


ロシア、B737飛行停止へ 国内での批判かわす狙い? 米に圧力か
産経新聞 11月6日(金)8時50分配信

 【モスクワ=黒川信雄】旧ソ連諸国で組織する「国家間航空委員会」は5日、ロシアの航空会社が運航する米国製旅客機ボーイング737に対し、安全上の理由から飛行許可を当面停止すると発表した。イタル・タス通信が伝えた。

 委員会は同型機の高度制御システムに問題があると主張。米露双方の航空当局から安全性を裏付ける書類が提出されるまで、飛行許可を差し止めるとしている。

 委員会はロシア政府の影響下にあるとされ、エジプトでの露旅客機墜落の原因調査をめぐる米国との確執が背後に指摘される。ロシアでは約190機の同型機が運航されている。


英、エジプトリゾートからの帰国便の運航再開へ
AFP=時事 11月6日(金)8時1分配信

【AFP=時事】紅海(Red Sea)に面したエジプトのリゾート、シャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)を出発したロシアの旅客機が先月31日に墜落し、乗客乗員224人全員が死亡したことについて、爆弾が原因だった可能性があるという見解を表明した英政府は5日、同地を訪れている英国人観光客を帰国させるため、同地の空港発の航空便の運航を6日に再開させると発表した。

 英政府は、シャルムエルシェイクを出発したばかりの同旅客機が墜落した原因が爆弾だった可能性があると断定し、4日夜以降同地から英国へ向かう航空便の運航停止を指示していた。

 デービッド・キャメロン(David Cameron)首相の報道官は、「政府は航空各社と協議した上で、シャルムエルシェイクから本国へ向かう航空便の運航をあす(6日)再開することを決定した」と発表した。

 また同報道官は、「保安強化のため、乗客には手荷物の持ち帰りのみを許可し、他の荷物については別途輸送する」と述べた。

 一方、英国からシャルムエルシェイクへ向かう旅客機の運航は引き続き見合わされる。英外務省はやむを得ない場合を除き、同地の空港発着の渡航中止を勧告している。

 格安航空会社イージージェット(easyJet)とモナーク・エアラインズ(Monarch Airlines)は6日、同地に滞在しているとされる約2万人の英国人観光客を帰国させるため、合わせて15便の運航を計画している。【翻訳編集】 AFPBB News


露機墜落は爆弾テロか 英「イスラム国の犯行」
産経新聞 11月6日(金)7時55分配信

 【ロンドン=内藤泰朗、カイロ=大内清】エジプトのシナイ半島で起きたロシア機の墜落で、ハモンド英外相は5日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」関連団体による犯行の可能性が「かなり高い」と英メディアに明らかにした。米メディアも、イスラム国系組織が機内に爆発物を仕掛けた可能性があるとする当局者の話を伝え、テロの可能性が強まった。

 キャメロン英首相は5日、訪英中のエジプトのシーシー大統領と会談。共同会見で、シーシー氏は「懸念は理解できる」とし、安全確保へ両国が協力することで一致したと述べた。だが、会談に先立ちエジプトのカマル民間航空相は声明で、テロ説を支える証拠はまだなく、ロシア機が爆破されたとの「仮説」は「事実に基づいていない」とした。

 キャメロン氏は「爆発物による可能性がある」と英テレビに指摘。英政府は、シナイ半島の保養地シャルムシェイクへの英旅客機の乗り入れ停止を決め、渡航を控えるよう国民に呼び掛けた。独ルフトハンザ航空は、同半島の空港を発着するグループ会社の運航を当面停止する。

 ロシアはイスラム国掃討を名目にシリアでの空爆作戦を行っており、イスラム国傘下組織の「シナイ州」が犯行声明を出している。

 一方、プーチン露大統領は5日、キャメロン氏と電話会談し、公式調査で原因を特定すべきだと述べ、爆発物による可能性を公言した英国に不満を表明した。


露機墜落、外貨不足のエジプト観光に大打撃
産経新聞 11月6日(金)7時55分配信

 【カイロ=大内清】エジプト東部シナイ半島でのロシア機墜落がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」によるテロの可能性が濃くなったことで、エジプトの主要な外貨収入源である観光業に大打撃を与えるのは必至だ。2011年のムバラク政権崩壊以降、低迷が続いている経済の回復は、さらに困難となった。

 墜落したロシア機の出発地だったシナイ半島南部シャルムシェイクは、世界一の透明度といわれる紅海沿いの人気保養地。欧州や富裕な湾岸アラブ諸国から飛行機で数時間という立地の良さもあって、各国からの直行便も多く、同半島には年間数百万人が訪れる。

 11年の政変後の混乱でピラミッドなどの遺跡観光が低迷を続ける中、エジプト政府は近年、空港整備を進めるなどしてシナイ半島への集客に力を入れてきた。それだけに今回、欧州の航空会社が相次いでシナイ半島への便の運航を停止したことは、深刻な外貨不足に悩むエジプト政府への追い打ちとなる。

 昨年発足したシーシー政権は、治安対策と並んで経済回復を掲げてきたが、今回のロシア機墜落はその両面で政権の威信を傷つけることになりそうだ。


露機墜落、プーチン政権は強気崩さず
産経新聞 11月6日(金)7時55分配信

 【モスクワ=遠藤良介】ロシア機が「イスラム国」によって爆破された可能性が高まり、すでにシリアでの空爆作戦に踏み切っているロシアが、テロの標的となる懸念が現実味を帯びてきた。ただ、シリア介入を正当化する露政権のプロパガンダ(政治宣伝)は強力で、プーチン大統領の支持率は9割近くとされる。「テロによる人命喪失」が事実だったとしても、政権への打撃はかなり緩慢なものになるとみられる。

 露メディアによると、同国航空当局者は5日、エジプトの保養地、シャルムシェイクとの航空便について「変更は予定されていない」と述べた。

 有力上院議員も、現地への飛行を禁止する「根拠」はないとした上で、英国などはロシアのシリア介入に対抗する目的で「テロ説」をとっているとの見方を示した。

 プーチン政権は9月末、「イスラム国掃討」を名目としたシリア空爆を始めたばかりで、それがテロをもたらしたと認めるのは本意でない。半面、政権が「テロを何ら恐れていない」(観測筋)のも事実だ。

 シリアのアサド政権はイスラム国や米国という「悪」に対峙(たいじ)しており、同政権を支援するのは「大義」だ-。こんなロシアの情報統制にぬかりはなく、世論調査では約7割がシリア空爆を支持している。

 プーチン氏は「シリア介入と関係なくテロの脅威は存在してきた」と予防線を張ってもきた。テロが事実であっても国民の反発は限定的で、政権が体制引き締めに利用するとの見方すら強い。

 ただ、国民には旧ソ連のアフガニスタン侵攻が泥沼化した記憶が残り、経済悪化もかなり体感されている。政権の安定度は、国民がシリア介入の人的・経済的犠牲にどこまで耐えられるかにかかっている。


米、露の対「イスラム国」姿勢に不満 「アサド政権維持が目的」
産経新聞 11月6日(金)7時55分配信

 【ワシントン=加納宏幸】エジプトで起きたロシア機墜落に「イスラム国」が関与した可能性が大きくなったが、米政府はロシアがシリアでイスラム国掃討に本腰を入れていないとみて不満を強めている。ロシアによるアサド政権支援が「地獄から抜け出す進路を決める」(ケリー米国務長官)ことを難しくしているとみているからだ。

 米下院外交委員会は4日、ロシアによるシリアへの軍事介入をテーマに公聴会を開き、中近東担当のパターソン、欧州・ユーラシア担当のヌーランド両国務次官補が証言した。

 パターソン氏は「ロシアは空爆の焦点をテロリストに当てていると主張してきたが、85%から90%は穏健な反体制派への攻撃だった」と明らかにした。ロシアの主要な目的がイスラム国掃討ではなく、アサド政権の維持にあることを印象づける狙いがある。また、パターソン氏はロシアによる「危険な軍事介入」により、米国が支援する反体制派だけでなく市民にも犠牲が出ていると指摘。アサド政権が自国民に対して殺傷能力の高い「たる爆弾」を使うのをやめさせていないとして、ロシアを非難した。

 ヌーランド氏はロシアがシリアで空爆を始めた9月末からの1カ月間で、少なくとも12万人が避難を余儀なくされているとの国連のデータを挙げ、「難民の流出が悪化し、欧州の対処能力にとって重圧になっている」とした。

 オバマ米政権は反体制派を支援するため50人未満の特殊部隊をシリアに派遣し、イスラム国掃討を強化。また、10月30日にはロシアなど関係国と外相級協議を始め、外交を通じた内戦終結と「政権移行」の実現を目指している。

 ただ、米軍が反体制派を訓練する従来の計画は失敗し、アサド政権に対抗しうる勢力の見通しは立っていない。公聴会でロイス下院外交委員長(共和)は「外交的解決はアサド政権から新政権への懸け橋となる強力な反体制派があってのみ可能だが、オバマ政権はほとんど反体制派を助けていない」と苦言を呈した。


露機墜落 「エジプトに安定必要」シーシー政権、治安強化へ
産経新聞 11月6日(金)7時55分配信

 【カイロ=大内清】エジプト東部シナイ半島でのロシア機墜落がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」系のテロの可能性が強まったことは、地域大国エジプトが置かれる不安定な状況を改めて浮き彫りにしたといえる。同国は武装勢力がはびこるシナイ半島を抱えるのみならず、内戦状態が続くリビアとも国境を接するだけにシーシー現政権の危機感は強く、人権や民主化などのソフト面よりも治安・安全保障面の強化を優先させる考えだ。

 「エジプトはテロの脅威にさらされている。われわれには安定が必要だ」。シーシー大統領は4日、英BBC放送のインタビューでこう強調した。5日にロンドンでキャメロン英首相と会談したのに先立ち、国際的な非難を浴びる人権問題などに関する批判を避けるよう、予防線を張った形だ。

 2013年のクーデターを主導したシーシー氏は14年6月、「自由」を一定程度制限してでも秩序と安全の回復に最優先で取り組むとして大統領に就任。シナイ半島を拠点とするイスラム国傘下「シナイ州」の掃討や、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団への強引な大量摘発を進めてきた。

 シーシー氏の強硬姿勢の背景には、11~12年に中東・北アフリカで政権崩壊が相次いだ「アラブの春」による地域情勢の流動化が、エジプトの脅威になっているとの現状認識がある。

 エジプトでは11年のムバラク政権崩壊後、過激派を含むイスラム勢力が影響力を拡大。英仏が中心となった軍事介入で11年にカダフィ政権が崩壊した隣国リビアでは内戦状態が続き、銃器の密輸や過激派の拠点地域化した。シナイ半島とリビアに挟まれるエジプト“本土”でも治安悪化が進むとの危機感は強い。

 エジプトは推定約9千万人とアラブ諸国随一の人口を誇り、国際海上輸送の要衝であるスエズ運河も抱える。政治・経済面の不安定化は、人口流出などで周辺国に影響を与える恐れもある。シーシー氏はこうした事情をテコに、国際社会に支援を求めるとみられる。

 一方でシーシー氏は3日、ロシア機墜落に関するイスラム国系の犯行声明はエジプトのイメージを傷つける「プロパガンダだ」と述べ、イスラム国犯行説に否定的な見解を示した。観光や投資への打撃を懸念してのものとみられるが、エジプト政府自身による原因調査には時間がかかるとの見方が強く、テロの不安払拭にはつながっていない。


露機墜落、強まる「イスラム国」犯行説 手口語らず残る謎
産経新聞 11月6日(金)7時55分配信

 【カイロ=大内清】エジプト東部シナイ半島でのロシア機墜落は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」系によるテロの可能性が強まった。ただ、イスラム国系組織が墜落直後に出した「犯行声明」で犯行の手法が明かされていないなど依然として疑問点は残っている。

 ▼露空爆作戦に報復?

 10月31日、ロシア機墜落が報じられた数時間後、イスラム国傘下「シナイ州」の名で「航空機を落とすことに成功した」とする声明がネットに出回った。シリアでのロシアの空爆を非難する文言もあり、墜落が報復だとにおわせる内容だ。

 ただ、エジプトではこの日、イスラム暦で新年最初の月の「18日」にあたったが、声明の日付は「17日」だった。捜査攪乱(かくらん)が目的の可能性もあるが、エジプト外交筋は「日付の食い違いにどんな意味があるのか分からない」と首をひねる。

 ▼「殉教作戦」宣伝なし

 ハモンド英外相は5日、イスラム国関連団体による犯行の可能性が「かなり高い」と指摘。詳細は不明だが、有力なテロ情報をつかんだとの自信がにじむ。

 事実であれば、イスラム国系としては初めてとみられる航空機での自爆もしくは爆弾テロを成功させたことになり、域内外の過激派への宣伝効果は高い。にもかかわらず、シナイ州の声明で具体的な犯行方法に触れられていないことも不可解な点の一つだ。

 イスラム国をはじめとする過激派組織は自爆テロを「殉教作戦」と呼び、実行犯を英雄視するために生前の様子をビデオに録画してプロパガンダ(政治宣伝)に利用することが多いが、今回はそうした映像もまだ確認されていない。

 ▼半島外に勢力拡大

 シナイ州は、シナイ半島の部族を中核とする武装組織が前身で、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身のモルシー元大統領が排除された2013年夏のクーデター後に軍や警察当局者へのテロを活発化。14年にイスラム国の指導者、アブーバクル・バグダーディ容疑者に忠誠を誓い、その後、シナイ州を名乗った。

 最近では、カイロ郊外で誘拐されたクロアチア人男性の首を切断して殺害するビデオを公表するなどシナイ半島外での活動も目立つほか、エジプト政権と対立する同胞団メンバーの取り込みも図っている。エジプト軍はシナイ半島を中心に掃討作戦を進めているものの、高い効果はあげられていないのが実情だ。


「機内に爆弾の可能性」=ロシア機墜落で―米大統領
時事通信 11月6日(金)7時50分配信

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は5日、エジプトのシナイ半島でロシア旅客機が墜落した原因について「機内に爆弾が設置されていた可能性がある。これを真剣に受け止めている」と述べた。
 米大統領がロシア機墜落でテロの可能性に言及したのは初めて。米メディアのインタビューで語った。
 一方で大統領は、米政府として事故原因を特定するまでに時間がかかるとも話した。
 アーネスト大統領報道官も5日の記者会見で、ロシア機墜落の原因に関して「テロリストの関与の可能性を含めて、いかなることも排除しない」と語った。ハモンド英外相は5日、過激派組織「イスラム国」の犯行の可能性が高いとの見解を示していた。
 アーネスト氏はまた、複数の空港からの米国行き旅客機の安全確保で新たな措置を検討していることも明らかにした。措置の内容が決まれば、国土安全保障省が発表するという。
 ロシア機墜落の原因をめぐっては、クラッパー米国家情報長官が当初、テロを示す直接の証拠は関知していないと述べていた。


ロシア機墜落は爆弾が原因の「可能性」─米大統領=CNN
ロイター 11月6日(金)7時33分配信

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 11月5日、オバマ米大統領は、エジプトで起きたロシア旅客機の墜落について、機内の爆弾が原因だった「可能性がある」との見方を示した。写真は事故機の一部。エジプト北部で1日撮影(2015年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

[5日 ロイター] - オバマ米大統領は、エジプトで起きたロシア旅客機の墜落について、機内の爆弾が原因だった「可能性がある」との見方を示した。CNNが5日伝えた。

それによると、大統領はKIRO/CBSニュースラジオのインタビューで、「機内に爆弾があった可能性がある。われわれはこのことを深刻に捉えている」と発言。「最終的な判定をする前に、独自の調査団と情報機関による事実確認に長い時間をかけるつもりだ。ただ、爆弾が機内に設置されていた可能性は確かにある」と述べた。


シナイ半島から英国への便再開へ=独ルフトハンザは運航停止
時事通信 11月6日(金)6時27分配信

 【ロンドン、ベルリン時事】英首相官邸は5日、エジプト・シナイ半島のリゾート地シャルムエルシェイクから英国への航空便を6日に再開すると発表した。
 同地に滞在する英国人旅行者を帰国させるための措置。英国からシャルムエルシェイクへの便については引き続き停止される。
 英政府は4日、シナイ半島で10月31日に起きたロシア機墜落の原因について爆破テロの可能性が高まったとしてシャルムエルシェイクと英国間の航空便を停止した。5日に行われたキャメロン英首相とエジプトのシシ大統領との会談やその後の両国間の協議で、乗客の預け入れ荷物を別便で運ぶなどの追加安全措置が決まった。
 一方、ドイツ航空最大手ルフトハンザは5日、シャルムエルシェイクを発着するグループ会社の航空便の運航を当面停止すると発表した。


ロシア機墜落で動向が注目される「爆弾のプロ」
JBpress 11月6日(金)6時20分配信

 10月31日、エジプトのシナイ半島南部にある国際的リゾート地・シャルムエルシェイクからロシアのサンクトペテルブルクに向かっていたロシアの航空会社コガリムアビアの9268便が、離陸から二十数分後、シナイ半島東部で墜落した。乗員乗客224人が全員死亡する大惨事になった。

■ 急浮上したテロ説

 この件に関し、シナイ半島を拠点とするIS(イスラム国)系のイスラム過激派グループ「ISシナイ州」が同日、犯行声明を出した。

 タイミング的には、ロシアが9月30日にシリアで反体制派への空爆を開始したことに対し、ISがロシアへの報復テロを支持者に広く呼びかけたばかりのことだった。つまり、テロとしてもISには充分な動機があったわけである。

 しかし、その犯行声明には、犯行の証拠となる情報が含まれず、事故なのかテロなのかは当初、判然としなかった。仮にテロだったとしても、高度9000メートル上空の航空機を撃墜できる兵器をISシナイ州はまず保有しておらず、ミサイルによる撃墜説はほぼ考えられなかった。持ち込まれた爆弾による爆破の可能性はあったが、それを示す痕跡も見つかっていなかった。

 ところがその後、11月5日になって、爆弾によるテロ説が急浮上する事態となっている。アメリカ情報当局とイギリス政府筋から相次いで「爆弾テロの可能性が決して小さくはない」との情報が発信されたのだ。

 たとえば、当該機が空中で分解する際の爆発の痕跡を、アメリカの軍事衛星がモニターしていたとの情報がある。衛星は熱源を探知したものと思われるが、そうであれば、それなりに大きな爆発が生じた可能性が高い。断定はできないが、機内でそれなりの規模の爆発物が爆発した可能性があるということになる。

 また、同機の墜落直後に、ISシナイ州の関係者が、関連する連絡を取り合ったのを傍受されていたとの未確認情報もある。いずれにせよ、断定を避けつつも米英当局があえてテロの可能性を指摘したということは、まったく根拠のない話ということもあるまい。少なくとも民間の報道機関などよりは情報を掴んでおり、テロ対策に関する分析力も高度な能力を持つ米英情報当局の分析である。

■ 飛行機に爆弾を仕込む2つの手法とは

 もっとも、11月5日時点で判明している情報では、事故かテロかはやはり断定できない。しかし、仮にテロ説が正しいと仮定してみると、その手法が2つ考えられる。

 1つは、空港職員にISシナイ州の協力者がいて、そのルートで当該機に爆弾を仕込むという方法。セキュリティの担当者であれば、爆弾を荷物に紛れ込ませることができるし、整備の担当者などであれば、たとえば爆弾を事前にセットすることもできる。もともとシナイ半島は彼らの本拠地であり、人脈が広く深く繋がっている。それに爆弾が比較的大きなものだった可能性が高いということからも、十分あり得る話だといえる。

 仮にそうであれば、ISシナイ州の犯行声明があまり具体的な内容でなかったことも、協力者を温存したいからと考えれば、おかしくはない。ただ、すでに前々からテロ活動を開始していたISシナイ州が、空港職員に協力者がいながら現在までテロに利用していなかったことの意味が不明である。空港職員を新たに脅迫したという可能性もあるが、あくまで可能性の話でしかない。

 また、もう1つ考えられるテロ手法は、空港のセキュリティを突破して、何らかの方法で機内に爆弾を持ち込んだということだ。荷物に仕込むか、自爆テロ犯が身に付けるかといった方法になるだろう。ただし、それはそう簡単なことではない。

 もちろんシャルムエルシェイク空港は、カイロ国際空港などよりはセキュリティははるかに甘いが、ザル同然というわけでもあるまい。金属探知機や爆発物探知機器などを突破し、前述したように、それなりの威力の爆弾を持ち込むのは、そうたやすいことではない。

■ 「爆弾製造のプロ」イブラヒム・アシリという男

 ただし、イスラム過激派の中には、そうしたセキュリティ突破用の爆弾を開発していたグループもいる。とくに技術力が高いのが、イエメンを本拠とする「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)という組織である。

 なかでもAQAPの上級幹部であるイブラヒム・アシリという人物は、「爆弾製造のプロ」としてテロ研究者の間でも知られている人物で、彼本人もしくは、その弟子筋がもしもISシナイ州に合流していれば、かなり高度な爆弾が渡っていてもおかしくはない。

 アシリには死亡説もあったが、現在も500万ドルという高額の懸賞金がかけられている。また、今年8月、アシリ名で対米テロを呼びかける文書が発信されている。

 アシリはこれまで、体内に埋め込む爆弾などを実際に製造し、サウジアラビア内相暗殺を企てたことがあるほか(失敗)、アメリカ行きの飛行機にプリンターのインクカートリッジに偽装した爆弾を載せて爆破しようとしたり(失敗)、下着に爆弾を隠した部下に自爆テロを試みさせたりといった数々の爆弾テロ(未遂含む)事件を首謀してきたとみられる。

 イスラム過激派の世界では、組織の系統というのはそれほど厳密なものではなく、AQAPとISシナイ州がどこかの人脈で繋がっていても、まったくおかしくはない。

 もちろん、アシリとは関係のないテロリストが、独自に精巧な爆弾を完成させた可能性もある。

 繰り返すが、11月5日時点の情報では、事故かテロかはまだ断定はできない。しかし、ISシンパの世界では、この事件は間違いなく「大戦果」として認識され、今後、後に続こうとする者が続出することになるだろう。


空港警備を強化=エジプト
時事通信 11月6日(金)6時18分配信

 【カイロ時事】エジプト外務省は5日の声明で、東部シナイ半島の保養地シャルムエルシェイクの空港で警備を強化したことを明らかにした。
 ロイター通信によれば、空港では治安部隊がターミナル内を巡回するなどの措置が取られたという。


爆破説に不快感=英首相と電話会談―ロシア大統領
時事通信 11月6日(金)0時21分配信

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は5日、キャメロン英首相と電話会談し、英国がエジプト東部シナイ半島のロシア旅客機墜落の原因を「爆破」と公言していることに不快感を示した。
 大統領は「墜落原因の評価には、公式な捜査情報を利用する必要がある」と指摘した。
 ペスコフ大統領報道官も「可能性がある原因を提示できるのは捜査チームだけだ。他の仮説は未確認情報や推測にすぎない」と述べた。
 また、ザハロワ外務省情報局長は、英国が墜落原因に関する独自情報があると主張しながら、ロシア側に提供していないとして「ショックを受けている」と語った。
 一方、コサチョフ上院外交委員長は、英国がシナイ半島シャルムエルシェイクとの航空便を停止した背景には「ロシアに心理的な圧力をかける狙いがある」と主張した。


航空機利用、慎重検討を=外務省
時事通信 11月6日(金)0時16分配信

 【カイロ時事】在エジプト日本大使館によると、日本外務省は5日、エジプト東部シナイ半島の保養地シャルムエルシェイクを発着する航空機の利用を慎重に検討するよう呼び掛ける注意喚起を出した。
 ロシア機墜落でテロの可能性が高まったとして、英国が同地への航空便運航を一時的に停止したことなどを受けた措置。


墜落の原因特定は時期尚早…露・エジプト当局
読売新聞 11月5日(木)23時28分配信

 【カイロ=溝田拓士、モスクワ=緒方賢一】エジプト東部で墜落したロシアのチャーター機(エアバスA321型機)を巡り、英国政府は4日、同機が爆弾テロで墜落した可能性があるとする声明を出した。

 イスラム過激派組織「イスラム国」の傘下組織も同日、同機を「墜落させた」と改めて表明したが、エジプト、ロシア両当局は原因を特定するのは時期尚早だとしており、事故とテロの両面から調査を進めている。

 英国の声明は、緊急閣議での情報分析を受けてハモンド外相が発表した。米CNNも4日、米情報当局者の話として、「イスラム国」関連組織が機内に爆弾を仕掛けた可能性を指摘した。ただ、解析は現在も続いており、現時点で爆弾テロとは断定していないという。

 英政府の主張について、エジプトのカマール民間航空相は5日、「現時点で、その仮説を確認する証拠はない」と語った。タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は、「検証されていない情報か臆測のどちらかだ」と否定した。


シナイ半島で墜落したロシア機
時事通信 11月5日(木)21時53分配信

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エジプト東部シナイ半島で起きたロシア旅客機墜落の原因について、ロシアの捜査関係者が「何らかの原因でエンジンが分解し、破片が胴体に衝突した」可能性を指摘している=1日撮影、ロシア非常事態省提供


<ロシア機墜落>爆弾テロか…エジプトや露は懐疑的
毎日新聞 11月5日(木)21時47分配信

 【カイロ秋山信一、モスクワ真野森作】エジプト東部シナイ半島でのロシア旅客機の墜落に関し、米英当局は4日、過激派組織「イスラム国」(IS)による爆弾テロの可能性に言及した。ISはこれまで2度にわたり「犯行声明」を出したが、当事国のエジプトやロシアはテロ説に慎重な姿勢を崩していない。

 「(シナイ半島で活動する)IS分派の関与は大いにあり得る」。ハモンド英外相は5日、爆弾テロだった可能性を改めて示した。米メディアも、米情報当局による事件前後の通信記録の解析などから「機内で爆弾が爆発した可能性がある」と報じた。空港関係者が爆弾の持ち込みを助けたとの情報もあるという。いずれも「最終的な結論ではない」としている。

 これに対して、エジプトのシュクリ外相は「調査中の事案について予断を示すべきではない」と不快感を隠さない。シシ大統領は墜落直後のISの犯行声明を「プロパガンダだ」と一蹴していた。

 エジプト政府は墜落当初からテロの可能性には否定的だった。政府系メディアは、航空事故調査委員会のモカダム委員長が「操縦士は技術的問題を管制当局に報告していた」と述べたと報道。飛行データを記録したブラックボックスの解析で異常を伝える交信がなかったことが判明した後も、治安当局は「テロの証拠はない」として警備強化には消極的だった。

 こうした姿勢の背景には、主要産業の観光に悪影響が出ることへの懸念がある。2011年の革命後に治安の悪化から観光業が低迷する中、ロシアは外国人観光客の出身国トップ(約3割)を占めてきた。

 墜落機の出発地で世界的に有名なリゾート地シャルムエルシェイクなどで営業する観光業者、ユセフ・ナジールさん(38)は電話取材に「新規の予約は墜落後にストップした。常連客の足も遠のくだろう」と嘆いた。昨年6月の就任以来、治安回復を最重視してきたシシ氏の支持率低下につながる可能性もある。

 ISなどを標的にシリア領で空爆を続けるプーチン露政権にとっても、自国機の墜落が報復テロだった場合の衝撃は大きい。プーチン政権が有利に進めてきたシリア外交にも影響を与えかねないとみられる。

 「(墜落原因について)どんな所見も除外すべきではないが、ある説が有力と言えるような根拠はまだない」。ペスコフ露大統領報道官は5日、地元メディアにこう訴え、米英が発信した爆弾テロ説に不快感を示した。プーチン大統領は報復テロの可能性について10月下旬の国際会議で「(空爆によって)テロの脅威は増えても減ってもいない」と豪語していた。

 ロシアの独立系調査機関レバダセンターが10月下旬に実施した全国世論調査によると、回答者の50%が「ロシアはシリアでアサド政権を軍事支援すべきだ」と答えた一方、23%は軍事介入に反対している。同じ調査でプーチン氏の支持率が88%だったのと比べ、シリア空爆に関する国民の姿勢は支持一色ではない。

 IS分派は4日、2度目の犯行声明を発表。具体的な手口や映像など証拠は示さず、「お前たちの調査で我々が落としたのではないと証明してみろ」と挑発した。

 ◇ロシア旅客機墜落

 ロシアの航空会社「コガリムアビア」のチャーター便(エアバスA321、乗員乗客224人)は、10月31日午前5時58分にエジプト東部シナイ半島最南端のシャルムエルシェイクを離陸。ロシア西部サンクトペテルブルクへ向かう途中、離陸から23分後に高度約9450メートルで交信が途絶え、同半島北部の山岳地帯に墜落した。乗客乗員は全員死亡。ほとんどはロシア人だった。同機は墜落数十秒前に急激に減速、降下した。


エンジン破片衝突で機体に穴? =ロシア紙に事故説―シナイ半島墜落
時事通信 11月5日(木)21時13分配信

 【モスクワ時事】エジプト東部シナイ半島で起きたロシア旅客機墜落の原因について、ロシアの捜査関係者が「何らかの原因でエンジンが分解し、破片が胴体に衝突した」可能性を指摘している。
 5日付のロシア紙コメルサントが伝えた。捜査関係者は「機体に穴が開き、客室の空気が急激に流出して起きる爆発的な急減圧が生じた可能性がある」と事故説を提示している。
 ただ、「墜落原因を結論付けるのは時期尚早」とも強調。テロ説や人為ミス説も否定していない。


露旅客機墜落 イスラム国の犯行可能性「かなり高い」と英外相、爆発物持ち込みか
産経新聞 11月5日(木)20時35分配信

 【ロンドン=内藤泰朗、カイロ=大内清】エジプトのシナイ半島で起きたロシア機の墜落で、ハモンド英外相は5日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」関連団体による犯行の可能性が「かなり高い」と英メディアに明らかにした。米メディアも、イスラム国系組織が機内に爆発物を仕掛けた可能性があるとする当局者の話を伝え、テロの可能性が高まった。

 ハモンド氏は4日、キャメロン英首相が招集した政府の治安対策会合に出席後、「幅広い情報」に基づき、機内に持ち込まれた爆発物が原因になった「かなりの可能性」があると指摘していた。英政府は、半島南部の保養地シャルムシェイクへの英旅客機の乗り入れ停止を決め、渡航を控えるよう国民に呼び掛けた。アイルランド航空当局も運航停止を発表。エールフランスなどは半島上空の飛行を回避しているが、国としての運航停止は初めて。

 ロシア機墜落に関し、イスラム国傘下組織の「シナイ州」は犯行声明を出している。

 一方、ロシア通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は「現段階ではいかなる可能性も排除してはならない」と述べ、判断するのは時期尚早とした。またエジプトのシーシー大統領は英国入り。エジプト当局者は、英国側が一方的に「未確認情報」を公表したとして不快感を示している。

 ただ、今のところ爆発物の痕跡など決め手となる物証は発表されておらず、テロと断定できない状況だ。


爆弾テロ説「証拠なし」=エジプト航空相
時事通信 11月5日(木)20時26分配信

 【カイロ時事】エジプトのカマル民間航空相は5日、声明を出し、東部シナイ半島で起きたロシア機墜落は爆弾テロが原因の可能性が高いとの見方が出ていることについて「事故調査チームは、これを裏付けるいかなる証拠やデータも持ち合わせていない」と述べた。


「イスラム国」犯行、可能性高い
時事通信 11月5日(木)19時56分配信

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エジプトのシナイ半島で10月31日に起きたロシア旅客機の墜落について、ハモンド英外相(写真)は5日、過激派組織「イスラム国」の犯行の可能性が高いとの見方を示した。


エジプト空港、ずさんな警備=協力者が存在? ―ロシア機墜落
時事通信 11月5日(木)18時18分配信

 【カイロ時事】エジプト東部シナイ半島で起きたロシア機墜落で過激派組織「イスラム国」による爆弾テロ説が指摘され、墜落機が出発した保養地シャルムエルシェイクの空港のずさんな警備態勢の在り方が問われている。
 空港で「爆弾を機内に持ち込むのに協力した人物がいるのではないか」との疑惑もあり、エジプト当局が捜査を進めている。
 シャルムエルシェイクの空港の利用者は観光客が圧倒的に多く、セキュリティーチェックは甘い。警備員は携帯電話をいじったり、たばこをふかしたりと緊張感がない。手荷物検査所では外国人を見つけると、検査そっちのけでチップの支払いを求めてくる係官もいる。この実態は広く知られている。
 こうした中、空港関係者がロシア機に爆発物を持ち込むのに協力した可能性も取り沙汰されている。英メディアは、墜落したロシア機に機内食を提供した会社の関係者に対し、エジプト当局が事情聴取を行ったと報じた。


「イスラム国」犯行、可能性高い=シナイ半島のロシア機墜落―英外相
時事通信 11月5日(木)17時32分配信

 【ロンドン時事】エジプトのシナイ半島で10月31日に起きたロシア旅客機の墜落について、ハモンド英外相は5日、過激派組織「イスラム国」の犯行の可能性が高いとの見方を示した。
 スカイニューズ・テレビとのインタビューで語った。
 外相は「イスラム国の犯行だと考えるのか」と問われ「シナイ半島のイスラム国」が墜落直後に犯行声明を出したことなど多くの情報を照合した結果、「相当な可能性があると結論付けた」と認めた。
 英政府は4日夕、墜落機は爆破された可能性が高いとして、同機の出発地であるリゾート地シャルムエルシェイクと英国間の航空便を停止した。これが時期尚早と批判されていることに対し、外相は「旅行客の不便やエジプト経済への悪影響があっても、英国民に対する確かな脅威に対しては対応しなければならない」と反論した。


<ロシア機墜落>「IS爆弾テロの可能性」米当局者情報
毎日新聞 11月5日(木)11時24分配信

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エジプト・シナイ半島に墜落したロシア機の一部=AP

 【ワシントン和田浩明、ロンドン矢野純一、カイロ秋山信一】エジプト東部シナイ半島で10月31日に発生したロシアの民間航空機(乗員乗客224人)の墜落に関し、英国のハモンド外相は4日、「爆弾によって墜落した可能性が強い」と述べた。CNNなど米メディアも4日、米政府当局者の話として、墜落は、過激派組織「イスラム国」(IS)か系列組織が機内に持ち込んだ爆弾の爆発による可能性があると報じた。同機が離陸したシャルムエルシェイクの空港の関係者が持ち込みを支援したことを示唆する情報もあるという。米当局者らは「最終結論ではない」としている。

 ISによる民間航空機を対象にした爆弾テロ事件と確認されれば初めての事例で、各国の空港や航空会社の警備に深刻な影響を与える。ロシア人多数が犠牲になっていることから、ISが活動するシリアでのロシアの空爆などにも変化が出る可能性がある。

 CNNなどによると、ISが関与した可能性は、事件前後の関係者間の通信を米情報当局が傍受・分析して浮上した。シナイ半島では事前に、米当局の関心を引くISの活動増加も見られたという。米メディアによると、米軍事衛星が墜落機の近くで赤外線の突然の放射を観測していたというが、機体の爆発などを示すかどうかは不明だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、調査の説明を受けた欧州当局者の話として、墜落機のフライトレコーダーはデータ収録が突然停止しており、爆発の可能性を示唆していると報じた。

 カービー米国務省報道官は4日の定例会見で、エジプトやロシア当局による調査が進行中だとして、原因がISによる爆弾テロかどうかの確認は避けた。

 英国政府は4日、シャルムエルシェイクを結ぶ航空機の運航を一時見合わせることを発表。アイルランドの航空当局も同様の措置を取った。

 ロイター通信も4日、エジプトやロシアなどが主導する事故調査関係者の話として、墜落機が上空で爆発した可能性が高いと報じた。事故調査団は、爆発の原因が爆弾なのか機体の不調なのかを突き止めるため、墜落現場付近の土壌サンプルを調べ、爆弾が爆発した痕跡の有無を確認中という。

 一方、シナイ半島を拠点とするISの分派「ISシナイ州」名義の音声メッセージが4日、インターネット上に公開され、改めて「(墜落機は)我々が落とした」と主張した。墜落した日は、ISシナイ州がISのバグダディ指導者に忠誠を誓ってからイスラム暦で1周年だったと説明した。

 ただ、具体的な手口については「我々からは明かさない。(当局が)調べればいい」と述べるなど、映像や写真など墜落への関与を表す証拠は示さなかった。ISシナイ州は墜落当時の声明でも、ロシアによるシリアでの対IS空爆の報復措置として「ロシアの航空機を落とした」と主張していた。

 エジプトのシシ大統領は、ISシナイ州の主張は「プロパガンダに過ぎない」との見方を示していた。同国のシュクリ外相は、英国がシナイ半島上空の飛行を見合わせた措置に関し、「事故調査が終わる前で、判断は時期尚早」と批判した。


爆発物の可能性…ロシア機墜落で英外相が声明
読売新聞 11月5日(木)10時57分配信

 【ロンドン=角谷志保美、ワシントン=尾関航也】エジプト東部シナイ半島で10月31日に起きたロシアの旅客機墜落について、英国のハモンド外相は4日、声明を出し、「墜落は航空機に持ち込まれた爆発物によって起きた可能性がかなりある」と指摘した。

 また、米CNNは4日、米情報当局者の話として、爆弾テロの可能性が高いと伝えた。

 ハモンド外相の声明は、関係閣僚による緊急閣議での情報分析を受けて発表された。声明によると、墜落機の出発地であるエジプト東部シャルムエルシェイクの空港への英旅客機の運航を停止する措置を取った。英国民向けに出している現地の危険情報は変更しておらず、今後、必要な安全措置を取るとしている。

 シャルムエルシェイクは英国でも人気のある保養地で、英BBCによると、現在、英国人約2万人が滞在している。英政府は専門家を現地に派遣し、エジプト当局と共に空港の安全対策を確認していた。

 英国にはエジプトのシシ大統領が4日から訪問しており、5日のキャメロン首相との首脳会談でロシア機墜落問題も話し合われる見通し。

 一方、CNNの報道によると、米情報機関による通信解析の結果、イスラム過激派組織「イスラム国」の関連組織が機内に爆弾を仕掛けた疑いが浮上した。米情報当局者は、旅客の荷物に爆発物が仕掛けられていた可能性があると語ったという。

 AP通信も米当局者の話として、機内に爆発物が持ち込まれたのであれば、「イスラム国」本体ではなく、シナイ半島で活動する関連組織によって実行された可能性が高いと伝えた。


ロシア機墜落、爆弾の「可能性高い」 米当局者
AFP=時事 11月5日(木)10時49分配信

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エジプト・シナイ半島で墜落したロシア旅客機の機体で作業を行うロシア当局の作業員ら。ロシア非常事態省が公開(2015年11月2日撮影、同3日公開)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エジプト・シナイ半島(Sinai Peninsula)で起きたロシア旅客機墜落について、米当局者は4日、爆弾が原因だった「可能性が高い」との見解を明らかにした。

【関連写真 3枚】ばらばらな機内の残骸

 米当局者はAFPに「爆弾説は、可能性が高いシナリオだ」と述べ、「それはISILがやりたいと思うようなことでもある」と付け加えた。ISILはイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の別称。同当局者は一方で、「これは、実際に起きたことに関する最終的な声明ではない」と忠告した。

 露航空コガリムアビア(Kogalymavia)のエアバス(Airbus)は10月31日にシナイ半島で墜落し、乗客乗員224人全員が犠牲になった。エジプトのIS傘下組織が犯行声明を出しているが、詳細には触れておらず、その信ぴょう性は疑問視されている。【翻訳編集】 AFPBB News


ロシア機墜落、機内にISISの爆弾の可能性 米当局者
CNN.co.jp 11月5日(木)10時42分配信

(CNN) 米当局者は4日、エジプトで墜落したロシアの旅客機について、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」か系列組織によって爆弾を仕掛けられたとの見方を強めていることを明らかにした。

英国のハモンド外相も、同機が爆発物によって墜落したことをうかがわせる「重大な可能性」が浮上したと指摘。中東の関係者も、同機に爆弾が仕掛けられていた可能性が高いと思われると語った。

ロシアのコガリムアビア航空9268便は10月31日、エジプトのシャルムエルシェイクからロシアのサンクトペテルブルクに向かう途中で空中分解してシナイ半島に墜落し、搭乗していた224人全員が死亡した。

直後にISISが犯行声明を出していたが、当局はこれまでテロの可能性を否定していた。

しかしある米当局者は、これまでに収集した情報を分析した結果、ISISか系列組織が同機に仕掛けた爆弾が爆発した可能性が最も高いことが分かったといい、「同機の荷物などに爆発物が仕掛けられたとの確信がある」と説明。墜落前に収集された情報と以後の情報をさかのぼって分析した結果、「シナイ半島で注目すべき動きがあったことが分かった」とした。ただしまだ米情報機関が正式な結論を出すには至っていないと強調している。

シャルムエルシェイクの空港で何者かが同機に爆弾を仕掛ける手助けをしたとの説も浮上した。別の米当局者は、「この空港は警備が手薄なことで有名だ」「誰かが空港で手助けしたことをうかがわせる情報がある」と話した。

ISISの関与については、犯行声明とは別に、組織内で交わされたやり取りを監視した結果などから、同組織絡みの犯行と判断したという。

これに先立ち英首相官邸は、「まだ捜査は続いており、ロシア機の墜落原因について断定はできない」としながらも、「より多くの情報が明るみに出る中で、同機は爆発物によって墜落した可能性があるとの懸念が強まった」と発表していた。

シャルムエルシェイクから英国へ向かう予定だった便は出発を見合わせ、英国の航空専門家が同地の空港で安全対策を検討しているという。

アイルランドの航空当局も同日、シャルムエルシェイクの離発着便は当面の間、全便の運航を停止すると発表した。

同日夕刻にシャルムエルシェイク出発便に乗る予定だったという英国人観光客は、空港ターミナルに到着した英大使館職員の誘導でバスに乗り、市内のホテルに泊まることになった。空港には緊迫した空気が漂い、乗客らが係員に怒鳴り散らしたりしているという。

シャルムエルシェイクはビーチリゾートとして海外からの観光客らでにぎわう観光地。ロシア機が墜落したのは同地から北へ約300キロの地点だった。シナイ半島ではここ数年、ISIS系の武装勢力とエジプト治安部隊の衝突が続き、何百人もの死者が出ている。

エジプト内務省は3日の時点で、「(同機の墜落が)テロだったことを示す根拠はない」との判断から、シャルムエルシェイクの空港や市内の警備の強化は行っていないと説明していた。

一方、在エジプト米大使館は職員に対し、墜落原因が明らかになるまでシナイ半島へは行かないよう指示した。


エジプトで墜落のロシア民間機、機内の爆発物が原因か 米英当局
BBC News 11月5日(木)10時16分配信

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エジプトで墜落のロシア民間機、機内の爆発物が原因か 米英当局

ロシアのコガリムアビア(メトロジェット)航空9268便がエジプト・シナイ半島で墜落した問題で、米英政府関係者は4日、原因は機内の爆発物だった可能性があるとの見解を示した。米政府筋は過激派勢力「イスラム国」(IS)系組織が、機内の爆弾を仕掛けた可能性があると話している。英政府はこれに先立ち、墜落機が出発したシャルムエルシェイク空港と英国間のフライトを全便運航中止にしている。

英政府は緊急事態対応委員会を4日夜に開催。ハモンド外相はこの後、報道陣に対して、「墜落は、機内にあった爆発物によるものというかなりの可能性があるという結論に達した」と述べた。

外相は、シャルムエルシェイク空港―英国間を当面、全便中止するとして、有名なリゾート地でもある現地周辺で足止めされた英国人については、追加の安全対策を導入し次第、帰国の手助けをすると説明した。

英首相はこれに先立ち、安全状況確認のため航空専門家たちをシャルムエルシェイクに派遣したと発表していた。

また匿名の米政府筋はAP通信に対して、通信を傍受した結果、シナイ半島で活動するIS系組織が爆発物を機内に仕掛けたという「仮の結論」に達したと話した。

別の米政府筋はAFP通信に「爆発物だったというのが、かなりあり得るシナリオだ」と述べている。

一方でどちらの政府筋も、フライトレコーダーを含む鑑識証拠を分析している段階だと慎重を促した。

一部の米メディアは3日、墜落当時に軍事衛星が「熱の噴出」を探知したが、原因は爆発物、あるいは燃料タンクやエンジンの爆発などいろいろ考えられると伝えていた。

米英政府の発表に、エジプト政府やロシア政府は時期尚早だと反発している。エジプトのシュクリ外相はBBCに対して、英政府の対応は時期尚早で根拠にかけていると批判。エジプトはシャルムエルシェイク空港の警備を強化するため「異例の対策」を実施していると強調した。

ロシア旅客機墜落については、過激派勢力「イスラム国」(IS)系組織が、自分たちが撃墜したと声明を出しているが、エジプトのシシ大統領はこれを「プロパガンダだ」だと一蹴していた。シシ大統領は現在、英国を訪問中。

コガリムアビア航空の幹部は2日に会見し、墜落について「外からの影響が原因というのが唯一の合理的な説明だ」と述べていた。

コガリムアビア航空(KGL)9268便墜落の時系列

10月31日午前5時58分(エジプト時間、日本時間同日午後12時58分) エジプト内閣によると、飛行機はこの時間にシャルムエルシェイクを出発

同6時14分(同、日本時間同1時14分) ロシア航空運輸当局者によると、キプロス・ラルナカの管制塔と予定の交信が行われなかった

同6時17分(同、日本時間同1時17分)エアバス社によると、シナイ半島に墜落

同11時12分(同、日本時間同6時12分)ロシア・サンクトペテルブルクのプルコボ空港に到着予定だった

(英語記事 Sinai plane crash: Bomb may have downed airliner, US and UK say)


ロシア機墜落、「爆破」か
時事通信 11月5日(木)9時12分配信

339
英首相官邸は4日、ロシアの旅客機がエジプト・シナイ半島で墜落したことについて、「新たな情報により、爆破装置が墜落原因である可能性が高いことを懸念している」と明らかにした=2日、ロシア非常事態省提供

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