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2015年11月 9日 (月)

777・787・A350等、航空機一般の話題・17

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:国産の次世代戦闘機開発に向け、ステルス実証機初飛行へ-防衛省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:TAM航空のA350初号機、初飛行 月内受領へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL植木社長、羽田-北米便に期待感 2日から日米航空交渉 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、成田-ダラス線14年ぶり再開 乗り継ぎ重視、阿部寛さん「僕の分まで楽しんで」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ビーマン・バングラデシュ航空、購入初号機の737 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空機が左エンジン停止し福岡空港に緊急着陸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空機、福岡空港に緊急着陸 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<全日空機>福岡空港に緊急着陸 「爆発音」「火炎」証言も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ブリティッシュ、ボーイング787-9の路線拡大 - 12月にクアラルンプール線へ - 速報:@niftyニュース.
リンク:BB-8も! ANAスター・ウォーズ機第2弾就航--初便は1便、翌日より通常運航 - 速報:@niftyニュース.
リンク:エバー航空、787などボーイング社製旅客機26機購入へ/台湾 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:“特別塗装の名門”で誕生 特集・ANAのスター・ウォーズジェット、伊丹でお披露目 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国産旅客機、その歴史は戦前に 横浜からサイパン・パラオへ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、スター・ウォーズジェット就航 国内線に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:先進技術実証機「年内初飛行は厳しい」 防衛装備庁幹部 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本の航空部品メーカー、設備投資ラッシュ 欧米の新型旅客機量産に対応 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングやエアバスの新型機量産で航空機部品に追い風 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:KLMオランダ航空、787ドリームライナー初号機がアムステルダムに到着した様子を公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングに新製品納入 グローバル戦略商品に 島津製作所 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アエロメヒコ航空、メキシコシティ発成田行きのフライトがノンストップ運航へ…来年1月11日 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:島津製作所、737 MAXのAPU用アクチュエーター納入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オランダ航空、同社初のボーイング787-9受領--今後の計画における重要な1機 - 速報:@niftyニュース.
リンク:KLM、787-9初号機受領 エアキャップからリース - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャセイパシフィック航空が70機目のボーイング777を受領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:島津製作所、ボーイング737 MAXと777用の3構成品を納入 - 速報:@niftyニュース.
リンク:エバー航空、22機目の777-300ER 新塗装でリース導入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エバー航空、新塗装版のボーイング777-300ER受領 - 2017年には30機超運用へ - 速報:@niftyニュース.
リンク:最新鋭戦闘機の国内製造が動きだす! - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エチオピア航空のA350初号機、組立開始 16年アフリカ初導入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東レ、ボーイング787、777Xプログラムで包括供給契約 - 供給総額1.3兆円 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東レ、ボーイングに777X主翼用複合材供給 米に設備新設 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東レ、ボーイング社向け炭素繊維供給で正式契約・供給総額は1.3兆円超 - 速報:@niftyニュース.
リンク:航空自衛隊・浜松基地で航空祭、航空機が勢ぞろい - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバスの10月、A350はフィンエアーなど計4機納入 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

国産の次世代戦闘機開発に向け、ステルス実証機初飛行へ-防衛省
Bloomberg 12月3日(木)7時0分配信

    (ブルームバーグ):防衛省の発注を受け、三菱重工業などが製造している実験用航空機「先進技術実証機(ATD-X)」の初飛行が来年早期に行われる。レーダーによる発見を困難にするステルス技術が特徴で、同技術を持つ航空機の飛行に成功すれば米国、ロシア、中国に続く。日本を取り巻く安全保障環境が変化する中、国産での次世代戦闘機の開発に備える。

製造は1人乗りの1機のみで、費用は約400億円。防衛装備庁の将来戦闘機プログラム・マネジャーの土井博史氏は「2016年の早い段階」で三菱重が初飛行を行うと、ブルームバーグの取材で述べた。来年3月末をめどに防衛省が受領し、岐阜基地でステルス性能と高い運動性を両立させた技術の検証実験を始める。国産の戦闘機開発に関わる初飛行としてはF-2以来、約20年ぶりという。

日本の安全保障が不透明さを増す中での取り組みとなる。国防費を増加させる中国は、日本が実効支配する尖閣諸島の領有権を主張し、公船による領海への侵入や軍用機による領空への接近を繰り返す。こうした中、安倍晋三政権は9月、集団的自衛権の行使を可能とする安保関連法を成立させ、自衛隊の活動範囲を拡大させた。

国際軍事情報を分析するIHSジェーンズのアナリスト、ラクマニ・グプタ氏によると、ステルス機は米国が配備しており、中国、ロシア、インド、トルコも開発中。「日本周辺の安全保障環境はますます複雑になっており、日本は周辺国の空軍に匹敵する能力を維持しなければならない」と、取材に対し電子メールで回答した。

炭素繊維

土井氏によると、ATD-X開発は09年度から始まり、機体は三菱重、エンジンは開発から一貫してIHIが担当。最もレーダーが当たる機体の先端部分には、ステルス性能を持つ国産の炭素繊維複合材を使用している。コックピットのカバーである強化プラスチック製のキャノピーにも電波を反射しない日本製のステルスコーティングを施している。全長14メートルで、F-15(19.4メートル)やF-2(15.5メートル)より短い。

こうした現在配備されている戦闘機にステルス性能はなく、次世代で装備される。土井氏は周辺国がステルス機を開発する中で、「特性を理解し、研究することは防衛上重要」で、「日本の技術的な基盤を底上げすること」にもつながると話す。

防衛装備庁の吉田孝弘事業監理官は、現行のF-2は平成40年(2028年)代に更新が必要になるという。後継機は「国内で開発するとのオプションがあるが、その時に実証機で確立したこれらの技術を活用し、同時に日本の産業にも良い刺激を与えられればよい」と話す。ただ、「現時点では何も決まっていない」と述べた。日本は戦後、1970年代にF-1の機体を開発しており、後継F-2は米国のF-16をベースに米国と共同開発。戦後の純国産戦闘機はない。

「かなりの確率で追求」

三菱重の広報担当、生野英夫氏は初飛行に向けた製造状況について「個別の契約履行に関すること」として回答しなかった。IHIの広報担当者、高橋由起氏は「先進技術実証機の飛行試験を全力で支援していく」としている。

日本は、米国が開発したステルス戦闘機F-35を42機導入することを決めている。グプタ氏は、初飛行が成功すれば「日本はかなりの確率で次世代戦闘機の製造を追求するだろう」と述べた。

記事に関する記者への問い合わせ先:
Tokyo 松田潔社 ;東京 Chris Cooper ,kmatsuda@bloomberg.net,ccooper1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Anand Krishnamoorthy ;大久保義人
宮沢祐介, 中川寛之 ,anandk@bloomberg.net,yokubo1@bloomberg.net


TAM航空のA350初号機、初飛行 月内受領へ
Aviation Wire 12月2日(水)14時13分配信

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トゥールーズを離陸するTAM航空向け初号機のA350-900=12月1日 PHOTO: P.Pigeyre, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間12月1日、ブラジルのTAM航空(TAM/JJ)向けA350 XWB初号機が仏トゥールーズで初飛行したと発表した。地上テストや飛行試験を経て、月内に引き渡す見込み。

【トゥールーズ上空を飛行するA350-900】

 初飛行したのはA350-900。TAM航空は2016年1月、サンパウロとマナウスを結ぶ路線で商業運航を開始する。その後、サンパウロ発着のマイアミ、オーランド、マドリードの各線に導入する。A350の運航会社としては、世界で4番目となる。

 A350 XWBは3機種で構成。座席数はメーカー標準仕様で短胴型のA350-800が276席、A350-900が315席、A350-1000が369席で、エンジンは英ロールス・ロイス社製トレントXWBを搭載し、燃費を25%改善する。

 10月末現在、41顧客から787機(A350-800が16機、A350-900が596機、A350-1000が175機)を受注し、3社にA350-900を計10機納入。カタール航空(QTR/QR)が6機、ベトナム航空(HVN/VN)が3機、フィンエアー(FIN/AY)が1機を運航している。TAM航空とチリのラン航空(LAN/LA)によるLATAMエアライン・グループは、A350-900を27機発注済み。

 日本では、日本航空(JAL/JL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入する。


JAL植木社長、羽田-北米便に期待感 2日から日米航空交渉
Aviation Wire 12月1日(火)9時35分配信

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日米航空交渉の進展が期待される羽田空港=14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 12月2日と3日にワシントンDCで開かれる、日米航空当局による羽田空港発着便などに関する航空交渉について、日本航空(JAL/JL、9201)の植木義晴社長は11月30日、「羽田と北米間に便が張られることを願っている」と語った。

 羽田空港の国際線発着枠は、昼間時間帯に関する日米2国間の交渉が進展しておらず、深夜早朝時間帯(午後11時から午前6時)のみ就航が認めらている。JALは羽田発着の深夜早朝便として、サンフランシスコ線とホノルル線を運航している。

 一方、欧州各国については交渉がまとまり、発着枠が増枠された2014年3月30日からは、これまで成田発着だったロンドン線など欧州便の主要路線は羽田へ移った。

 植木社長は、「日本の航空会社にとって大きな流動の一つは、(アジアから)成田経由で北米に向かう利用者」と、北米路線の需要が旺盛であると指摘。今回の航空交渉が進展することで、多くの需要が見込まれる羽田の昼間時間帯に、米国便開設が認められることに期待感を示した。

 一方、JALは11月30日、成田-ダラス・フォートワース線を約14年ぶりに再就航させた。機材は新仕様「スカイスイート787」のボーイング787-8型機で、座席数は3クラス161席(ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)を使用する。

 機材繰りの関係で1日4往復で開始したが、スカイスイート仕様の787を2機投入できるようになる2016年3月20日からは毎日運航する。日本企業の進出が進む、メキシコや中南米への乗り継ぎ需要を見込んでおり、目的地がダラスの利用者と乗り継ぎ客の割合は、8割がメキシコなどへの乗り継ぎになると想定している。

 植木社長は、「準備の関係で少し時間が掛かった。冬ダイヤが始まる10月など、もう1、2カ月早く就航させたかった」と本音をのぞかせた。


JAL、成田-ダラス線14年ぶり再開 乗り継ぎ重視、阿部寛さん「僕の分まで楽しんで」
Aviation Wire 11月30日(月)13時32分配信

 日本航空(JAL/JL、9201)は11月30日、成田-ダラス・フォートワース線を14年ぶりに再開した。当初は週4往復で、2016年3月からは毎日運航となる予定。

 機材はボーイング787-8型機で、座席数は3クラス161席(ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)。ビジネスクラスにフルフラットシートを採用した新仕様機「スカイスイート787」で、無線LANによる機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」にも対応する。

◆14年ぶり自社便

 ダラス行きJL012便は成田を午前10時55分に出発し、ダラスには午前7時20分着。成田行きJL011便はダラスを午前11時45分に出発し、成田には翌日午後4時25分に到着する。週4往復時は成田から月曜と水曜、金曜、日曜に運航し、機材が揃う2016年3月20日からは毎日運航する。

 成田-ダラス線は、JALの共同事業(JV)パートナーであるアメリカン航空(AAL/AA)が1日2往復運航しており、JAL便の就航で1日最大3往復となる。両社の共同事業は今年で5年目となり、日本-北米間の路線は成田-ダラス線を加えて9路線14便になった。

 また、JALの自社便としては、1999年3月15日から2001年10月末まで2年7カ月間運航していたことから、約14年ぶりの再開となった。

◆メキシコや中南米へ乗り継ぎ重視

 ダラスはアメリカン航空の最大拠点。米国内のほか、メキシコを含む中南米地域31拠点、週間334便の路線網を有する。JALによると、メキシコやブラジル、ペルーなど米国以外の国と同日乗り継ぎする場合、乗り継ぎするダラスでは、預けた手荷物を受け取る必要がなく、最終目的地で受け取れるため、乗り継ぎがスムーズだという。

 目的地がダラスの利用者と乗り継ぎ客の割合は、8割をメキシコなどへの乗り継ぎと見込んでいる。メキシコには、トヨタ自動車(7203)が2019年から稼働予定の新工場を建設するなど、自動車メーカーをはじめ、日系企業が進出していることから、ビジネス需要の取り込みを目指す。

 JALの植木義晴社長は、「JALは1日1000便を運航しているが、ダラスだけでアメリカン航空は1日800便を飛ばしている。乗り継ぎ利便性が高く、米国のどこにでも行ける」とアピールした。

 就航記念式典には、JALのCMモデルを務める俳優の阿部寛さんも登場した。「日本のビジネスの発展を祈って止まない」と話す阿部さんは、現在出演中のドラマ『下町ロケット』で、主人公・佃製作所の佃航平社長を演じている。

 搭乗口で乗客を前に「皆さんと一緒にダラスに行きたいが、うちの会社が先週(放送分)からピンチになったので、社長が会社を空けるわけにはいかない」と阿部さんは乗客の笑いを誘い、「僕の分までフライトを楽しんで」と見送った。

 また、初便の福本明機長は、「787で快適にお過ごしいただけるよう、安全運航に努めたい」と搭乗口であいさつした。

◆初便搭乗率98.1%

 成田発初便のJL012便(787-8、登録番号JA840J)は、乗客158人(ビジネス38人、プレミアムエコノミー34人、エコノミー86人)と乗員13人(パイロット3人、客室乗務員10人)を乗せて午前10時52分に62番スポットを出発し、ダラスへ向かった。初便の搭乗率は98.1%とほぼ満席だった。

 乗客には記念品として、ダラス市と国際友好都市の仙台市が提供する就航記念トートバッグや、2011年3月の東日本大震災で被災した宮城県石巻市北上町の女性たちが製作する折り鶴「希望の鶴」、ビジネスマン向けに靴べら、搭乗証明書が手渡された。

 出発時には、植木社長らJALの社員が駐機場に並び、手を振って見送った。植木社長は「きれいな青空の下、飛んでいってくれた。14年ぶりの再就航だが、新生JALとして新しい路線という気持ちで送り出した」と見送った感想を語った。


ビーマン・バングラデシュ航空、購入初号機の737
Aviation Wire 11月30日(月)12時47分配信

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購入初号機となったビーマン・バングラデシュ航空の737-800=15年11月 PHOTO: Jim Anderson/Boeing

 ボーイングは、ビーマン・バングラデシュ航空(BBC/BG)に購入初号機となる737-800型機(登録番号S2-AHO)を引き渡した。ビーマン・バングラデシュ航空は現有機からの機材更新を進める。

【シアトル付近を飛行するビーマンの737】

 現地時間11月24日に発表した。初号機はアイスランドのレイキャビックとヒースロー(ロンドン)、クウェートを経由し、27日にダッカに到着した。現在保有する737-800は162席(ビジネス12席、エコノミー150席)を設定している。

 今回の引き渡しで、ビーマン・バングラデシュ航空の737-800は3機体制となる。このほか777-300ERを4機、777-200ERとエアバスA310型機、ボンバルディアQ400型機を2機ずつ保有し、787-8を4機発注している。

 ビーマン・バングラデシュ航空は1972年設立。ダッカを拠点にデリーやコルコタ、カトマンズなどの南アジア、バンコクやヤンゴン、シンガポールなどの東南アジア、ドバイやドーハ、クウェートなどの中東、欧州はロンドンとローマに乗り入れている。

 同社は1980年5月から1981年5月までと、1990年11月から2006年10月までは成田にも乗り入れ、週1往復を運航していた。


全日空機が左エンジン停止し福岡空港に緊急着陸
読売新聞 11月29日(日)21時44分配信

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エンジントラブルで空港に引き返してきた全日空機(29日午後6時16分、福岡市博多区の福岡空港で)=中嶋基樹撮影

 29日午後5時25分頃、福岡発羽田行きの全日空264便(ボーイング777―200型)が福岡空港を離陸した直後、操縦席の計器に左エンジンの異常を示す表示が出た。

 同便は左エンジンを停止して右エンジンだけで福岡空港に引き返し、同5時45分頃、緊急着陸した。乗客乗員387人は無事だった。福岡空港の滑走路は午後5時51分までの約6分間、閉鎖された。

 国土交通省福岡空港事務所や全日空によると、同便は午後5時22分に離陸。福岡県久留米市付近の上空約2700メートルを飛行中、左エンジンの排ガス温度が通常より高いことを知らせる表示が出た。「エンジン付近から火花が見えた」と証言する乗客もいたが、全日空は「確認できていない」としており、原因を調べる。


全日空機、福岡空港に緊急着陸
2015年11月29日(日)21時43分配信 共同通信

 29日午後5時25分ごろ、福岡発羽田行き全日空264便ボーイング777が、福岡県久留米市の上空を飛行中にエンジントラブルが起きた。福岡空港に引き返し、緊急着陸した。乗客乗員計387人にけがはなかった。全日空が原因を調べている。

 国土交通省福岡空港事務所や全日空によると、離陸から5分後、高度約2700メートルで二つあるエンジンのうち、左エンジンの排気熱の温度が異常に高まった。このため左エンジンを停止し、午後5時45分ごろ着陸した。

 トラブルの影響で滑走路は6分間閉鎖され、20便に遅れが出た。


<全日空機>福岡空港に緊急着陸 「爆発音」「火炎」証言も
毎日新聞 11月29日(日)20時48分配信

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エンジントラブルで福岡空港に着陸した全日空機=福岡市博多区で2015年11月29日午後6時12分、野田武撮影

 29日午後5時25分ごろ、福岡空港を離陸した羽田行き全日空264便(ボーイング777-200型)で、左エンジンの不具合を示すランプが点灯した。同機は左エンジンを停止し、右エンジンだけで引き返し、約20分後に福岡空港に緊急着陸した。乗員乗客計387人にけがはなかった。乗客が左翼側で「爆発音を聞いた」「火炎を見た」などと証言しており、全日空が原因などを調べている。

 全日空によると、同機は左右の翼に一つずつエンジンがある。左エンジンの排気熱が異常に高まったことを示すランプが点灯したため、機長が左エンジンを停止し、引き返した。緊急着陸により福岡空港は6分間閉鎖され、後続の発着便20本に遅れが出た。

 乗客で機体の中央付近にいた東京都杉並区の会社員女性(28)は「『ドン』という爆発音の後、左翼付近から一瞬炎みたいなものが見えた。機体が燃えてしまうのではないかと思い、怖かった」。別の男性乗客(48)も「離陸して5、6分ぐらいでドンドンと音がして衝撃がきた。機体が不安定に揺れ、ただごとではないと思った」と話していた。【川上珠実、志村一也】


ブリティッシュ、ボーイング787-9の路線拡大 - 12月にクアラルンプール線へ
2015年11月25日(水)17時21分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

ブリティッシュ・エアウェイズは10月25日に導入された同社初のボーイング787-9に関して、12月にはクアラルンプール=ロンドン線、2016年2月にはオースティン=ロンドン線、2016年5月にはサンホセ=ロンドン線に導入することを発表した。

同機は10月25日にデリー=ロンドン路線での運航を開始。11月にはアブダビ=ロンドンとマスカット=ロンドン路線に導入され、11月6日にUAEで行われた就航祝賀会には、ハリウッドスターであるオーランド・ブルーム、オーストラリアの女優のマーゴット・ロビーといったゲストも駆けつけた。同社は現在、787-9を3機運航しており、加えて19機が発注済みとなっている。

同社の787-9には全216席を設け、リニューアルされた最新のファーストキャビンに関しては、従来の14席から8席に変更することでより快適な空間を確保した。ベッドはフルフラットの状態で6.6フィート(約201cm)、新たに4つの収納スペースを設けたほか、格納スクリーンは23インチへと拡大し、ハンドセットはタッチスクリーン式となっている。

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BB-8も! ANAスター・ウォーズ機第2弾就航--初便は1便、翌日より通常運航
2015年11月24日(火)17時14分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

ANAは11月22日、スター・ウォーズキャラクターを描いた特別塗装機第一号「R2-D2 ANA JET」(ボーイング 787-9型機)に続く第二号機「STAR WARS ANA JET」(ボ-イング767-300型機、国内線仕様)を就航。初便となった伊丹空港にて、デザインされたばかりの同機が披露された。

初便は伊丹7時30分発/羽田8時40分着のANA14便となり、その後、羽田から広島へ、広島から那覇へ、那覇から仙台へ、そして、仙台から伊丹への就航を予定していたが、広島便は整備のため機材変更となり、同機での運航は伊丹=羽田線のみとなった。23日からは羽田=高松線より通常運行となり、今度も日本国内の様々な路線に就航を予定している。

第二号機となる「STAR WARS ANA JET」には、左サイドに第一号機同様「R2-D2」を、右サイドには12月18日公開の新たなる3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する新キャラクター「BB-8」が描かれている。このキャラクターをデザインしたデカールは11月18日~21日にかけて作業を行い、19日にはANAのFacebookを通じて募集した一般もデカール貼付作業の現場に立ち会った。

また機内でも、専用デザインの紙コップやヘッドレストカバ-を用いることで、スター・ウォーズの世界観を感じることができるようになっている。

ウォルト・ディズニー・ジャパン(以下、WDJ)とコラボした「STAR WARSプロジェクト」はWDJとスター・ウォーズブランドを活用するプロモーション・ライセンス契約に基づいたもの。世界で初めてとなるスター・ウォーズキャラクターをデザインした特別塗装機の発表を皮切りに、2020年3月までの5年間にわたって実施される。

なお、すでに就航を開始している第一号機「R2-D2 ANA JET」の塗装風景や遊覧飛行(10月17日実施)の様子を収めた特別動画を、12月1日より国際線の機内エンタ-テイメント番組として放映する(一部機材を除く)。

今後の展開としては、「BB-8」が全面に描かれたスター・ウォーズ特別塗装機第三号機「BB-8 ANA JET」(ボーイング777-300型機)が、2016年3月頃より北米路線を中心とした国際線に就航する予定となっている。

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エバー航空、787などボーイング社製旅客機26機購入へ/台湾
中央社フォーカス台湾 11月24日(火)14時53分配信

(台北 24日 中央社)エバー(長栄)航空は24日、米ボーイング社と787-10型機20機、787-9型機4機、777-300ER型機2機の購入契約を結んだ。台湾の航空会社が一度に購入を決めた機体数としては過去最多となる。

787型機は台湾の航空会社として初めて導入する。同社では機材の増備を進めており、2016年中にも777-300ER型機7機とエアバスA321-200型機6機が運航を始める予定。

約2600億台湾元(約1兆円)規模とされる今回契約で購入する機体は2017年から2022年にかけて引き渡される見込み。同社の保有機材数は100機に増加する。

張国イ董事長(会長)によると、来年には台北―トルコ・イスタンブール線への就航が決まっている。また、スペイン・バルセロナ線、イタリア・ミラノ線の開設も検討しているほか、北米路線の強化にも注力するとしている。(イ=火へんに韋)

(韋枢、汪淑芬/編集:齊藤啓介)


“特別塗装の名門”で誕生 特集・ANAのスター・ウォーズジェット、伊丹でお披露目
Aviation Wire 11月24日(火)13時7分配信

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伊丹空港の格納庫から姿を現したANAのスター・ウォーズジェット=11月21日 PHOTO: Motoyoshi OHMURA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は11月22日、映画『スター・ウォーズ』のキャラクターを描いた特別塗装機「スター・ウォーズANAジェット(STAR WARS ANA JET)」を就航させた。21日に伊丹空港にあるグループ会社の格納庫で公開された同機は、22日朝の伊丹発羽田行きNH14便が初便となった。

【伊丹で公開されたANAのスター・ウォーズジェット】

 スター・ウォーズジェットは、ボーイング767-300ER型機の国内線仕様機(登録番号JA604A)を使用。12月18日公開の新たな3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する新キャラクタ-「BB-8」を機体右側後方に、シリーズ第1作目から登場しているロボットで、ANAのコーポレートカラーのブルーと親和性のある「R2-D2」を左側に描いたデカールを貼り付けた。再塗装も含めると、完成までに14日間を要した。

 座席数は270席(プレミアムクラス10席、普通席260席)。機内には同機専用デザインの紙コップや、ヘッドレストカバーを用意する。初便以降は、全国各地へ運航する。

 作業はANAを傘下に持つANAホールディングス(9202)などが出資する、MRO(整備・修理・分解点検)を手掛ける新会社「MRO Japan(MROジャパン)」が、伊丹空港に構える格納庫で実施。ANAグループの整備会社、全日空整備を前身とする同社の格納庫は、「ジャンボ」の愛称で親しまれたボーイング747型機の整備にも使われていた。今も「B747」と書かれた停止線など、当時の面影を残す。767の特別塗装機では、古くは「マリンジャンボジュニア」(JA8579)、最近では創立60周年記念の「ゆめジェット」(JA8674)が、“特別塗装の名門”生まれだ。

 8日に格納庫入りした機体は、薬剤などで一度塗装をはがした後、白やブルーなどの塗料を塗った上でクリアコートを施し、18日から21日にかけて塗装の上にデカールを貼った。貼り付け作業の仕上げには、Facebook(フェイスブック)で募ったファンも参加した。

 MROジャパンによると、今回のR2-D2やBB-8のように、グラデーションで細かい表現を求める絵柄は、デカールによる仕上げでないと難しいという。

 スター・ウォーズの特別塗装機は全部で3機となる予定。初号機「R2-D2 ANA JET」はボーイング787-9の国際線仕様機(JA873A)で、10月18日夜の羽田発バンクーバー行きNH116便で国際線定期便に就航。3機目となる「BB-8 ANA JET」は、BB-8を機体全体にデザインした機体で、ボーイング777-300ER型機の国際線仕様機(JA789A)を使用し、2016年3月から北米線に就航する。

 3機の特別塗装機は、ウォルト・ディズニー・ジャパンとANAが締結したスター・ウォーズブランドを活用する契約に基づくもの。ANAは、2020年3月までの5年間「STAR WARSプロジェクト」を展開する。国際線事業の強化を進めていることから、同プロジェクトを通じて、ANAブランドの世界的な認知度向上や他社との差別化を進めていく。

*写真は26枚(機体外観・機内)。


国産旅客機、その歴史は戦前に 横浜からサイパン・パラオへ
乗りものニュース 11月23日(月)11時10分配信

戦後、断絶した日本の航空機開発
 三菱航空機「MRJ」。戦後初の国産旅客機YS-11以来、実に半世紀ぶりとなる国産旅客機の登場とあって、2015年11月11日(水)に行われた初飛行は大きく報道され、日本中の注目を集めました。

 日本は太平洋戦争敗戦後、武装解除の一環として軍事と不可分である航空に関する一切の活動を禁じられます。航空禁止令は1952(昭和27)年に撤廃されますが、日本の航空機開発の系譜は7年間におよぶ空白によって、残念ながらほとんど完全に断絶しました。

 1952年以降、アメリカから多大な技術援助を受けつつ、日本の航空産業はゼロからの再スタートを切りました。そして1962(昭和37)年にようやく、YS-11を初飛行させることに成功します。

 YS-11は“再スタート”からわずか10年足らずという経験不足もあり、実用化には成功するも商業的には失敗に終わりました。しかし、MRJはさらに50年の積み重ねの上に成り立っており、今度こそはと内外から大きな期待が集まっています。

 ただ、あまり知られていませんが、実は戦前の日本においても国産旅客機の開発が行われていました。

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戦前、大日本航空の旅客機として運航された川西四発飛行艇(九七式飛行艇)。

横浜からサイパン・パラオへ就航した大日本航空機
1938(昭和13)年、逓信省から外局として独立した航空局はこのようなスローガンを掲げています。

「翼強ければ国強し」

 1920~1930年代は「航空の黄金期」として世界中で民需が航空技術を牽引しており、ドイツのユンカースJu52、アメリカのダグラスDC-3など、空の歴史を変えた現代的旅客機が誕生。ようやく「空の旅」が普及しはじめます。

 日本もまた“航空大国・日本”を目指し、航空産業の振興に務めていました。ただ当時の日本は現在ほど豊かな国ではなく、航空機産業はほとんど全てを軍需が支えているのが実情。まだまだ航空機メーカーが独自に旅客機を開発し、商業的に運航できるほどの体力はありませんでした。

 しかし、元来は輸送機や爆撃機など軍用機として開発されながら民需に転換され、定期便の運行を実施した「旅客機」と呼ぶに足る実績を残した航空機も誕生しています。

 戦前の旅客機においてひときわユニークな存在なのが、1939(昭和14)年に初めて運航が開始された「川西四発飛行艇」です。本機は元々「九七式飛行艇」と呼ばれた水上を離着水する海軍機であり、水上機・飛行艇の名門として知られる川西航空機が開発しました。

 この川西四発飛行艇は、国策航空会社「大日本航空」の旅客機として、横浜の根岸を基点に当時は日本の委任統治領であったサイパンまで8時間、そしてサイパン経由でパラオへさらに7時間で結びました。

 運賃はサイパンまで片道235円、パラオまで375円でした。当時、東京~大阪間の超特急「つばめ」3等車が特急料金込みで8円だったことを考えると、庶民にはとても手がだせない高値の花です。しかし、日本機としては最大級の20トンを超える巨体にして、美しく優雅な川西四発飛行艇が横浜の沖合から飛び立つ様は、特に地元の子どもたちにとっては憧れの的だったといいます。

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新明和工業が製作した海上自衛隊のUS-2救難飛行艇(2012年10月、関 賢太郎撮影)。

国産飛行艇による旅客機、再び空を飛ぶ可能性
 ただ残念なことに風情ある旅客飛行艇の時代は長くは続かず、1941(昭和16)年の太平洋戦争勃発と同時に川西四発飛行艇は全機、海軍に接収されてしまいました。そして、以降も本土と南方を結ぶ輸送飛行艇として運用されましたが、1945(昭和20)年の敗戦に伴い全機が退役します。

 冒頭に記したとおり、この川西四発飛行艇や当時活躍した国産旅客機とYS-11、MRJとのあいだに、技術的な継承はありません。しかし川西航空機は戦後、新明和工業として再設立され、アメリカから飛行艇を導入し技術研究を行い、海上自衛隊向けの国産哨戒飛行艇PS-1を開発。“水上機・飛行艇の名門”としての伝統を復活させました。

新明和工業では現在、最新鋭のUS-2救難飛行艇を生産中です。US-2は海上自衛隊のみならずインド海軍も導入を決めており、順調に行けば戦後初となる自衛隊機の輸出例となる見込みです。

 また、US-2の派生型として離島をむすぶ旅客飛行艇の計画案も公開されており、実現は厳しいかもしれませんが、そのコンセプト図は日本史上唯一の四発旅客機「川西四発飛行艇」の姿をどこか思い起こさせます。


ANA、スター・ウォーズジェット就航 国内線に
Aviation Wire 11月22日(日)11時20分配信

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伊丹空港を離陸するANAのスター・ウォーズジェット=11月22日 PHOTO: Motoyoshi OHMURA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は11月22日、映画『スター・ウォーズ』のキャラクターを描いた特別塗装機「スター・ウォーズANAジェット(STAR WARS ANA JET)」を就航させた。

【伊丹を離陸するスター・ウォーズジェット】

 初便の伊丹発羽田行きNH14便は、ほぼ定刻の午前7時31分に出発。5分早着の午前8時35分に羽田空港に到着した。伊丹空港には、早朝から展望デッキに多くのファンが詰めかけた。しかし、同機で運航予定だった次便の羽田発広島行きNH675便以降は、整備のため変更となった。

 スター・ウォーズジェットは、ボーイング767-300ER型機の国内線仕様機(登録番号JA604A)を使用。12月18日公開の新たな3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する新キャラクタ-「BB-8」を機体右側後方に、シリーズ第1作目から登場しているロボット「R2-D2」を左側にそれぞれ描いたデカールを、14日間かけて貼り付けた。

 座席数は270席(プレミアムクラス10席、普通席260席)。機内には同機専用デザインの紙コップや、ヘッドレストカバーを用意する。初便以降は、全国各地へ運航する。

 22日はNH14便として運航後、羽田を午前9時25分に出発する広島行きNH675便、広島発午前11時40分の那覇行きNH1861便、那覇を午後2時15分に出発する仙台行きNH1864便、仙台発午後5時30分の伊丹行きNH738便の、計5便に投入予定だった。

 しかし羽田到着後、機体左側にある第1エンジンの整備に時間がかかることから、2便目以降は機材変更が決定。この影響で、広島行きは約1時間遅れとなる午前10時23分に、別の767で羽田を出発した。

 スター・ウォーズの特別塗装機は全部で3機となる予定。初号機「R2-D2 ANA JET」はボーイング787-9の国際線仕様機(登録番号JA873A)で、10月18日夜の羽田発バンクーバー行きNH116便で国際線定期便に就航。3機目となる「BB-8 ANA JET」は、BB-8を機体全体にデザインした機体で、ボーイング777-300ER型機の国際線仕様機(登録番号JA789A)を使用し、2016年3月から北米線に就航する。


先進技術実証機「年内初飛行は厳しい」 防衛装備庁幹部
ニュースイッチ 11月21日(土)9時18分配信

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研究開発を進める先進技術実証機(防衛整備庁提供)

将来の戦闘機開発につながる重要な検証

 防衛省は将来の戦闘機開発に生かすために研究開発を進めている「先進技術実証機」について、2016年1―3月をめどに初飛行させる方針だ。当初計画から約1年遅れとなる。初飛行の後は16年度末までの1年強で技術の有効性などを検証。18年度ごろをめどに政府が次世代戦闘機を開発するかどうか判断する。新型戦闘機の開発が決まれば、設計や製造に関わる国内防衛産業に追い風となる。

 防衛装備庁幹部は同実証機の初飛行について「年内は厳しい」ことを明らかにした。エンジンなどに改善点が残っているとみられる。同実証機に関する防衛省と三菱重工業の契約は今月末までだが、数カ月間延長する方向だ。

 防衛省は将来の戦闘機開発に向け、3次元CADを用いた「デジタルモックアップ」や先進技術実証機、エンジンシステムなどの研究を並行して進める。実証機は敵のレーダーに捕捉されにくいステルス性や高い運動性などを実証する機体で、三菱重工業小牧南工場(愛知県豊山町)で地上試験などを実施中。初飛行は当初15年3月末までの予定だったが、エンジン改修などのため延期していた。

 日米で共同開発し、11年に生産を終了した戦闘機「F2」は、主契約者の三菱重工をはじめ約1100社が携わったとされる。一方で政府が11年に導入を決めた次期戦闘機「F35」では、国内企業は最終組み立て工程やエンジン、電子機器の製造など一部しか手がけられず、防衛産業への恩恵は少ないとの見方がある。


日本の航空部品メーカー、設備投資ラッシュ 欧米の新型旅客機量産に対応
SankeiBiz 11月20日(金)8時15分配信

 国内の航空機部品メーカーが米ボーイングや欧州エアバスの新型旅客機の量産に向け、設備投資を相次いで実施している。ボーイングが開発中の次世代大型旅客機「777X」では主要部位のほか、機体を軽量化できる炭素繊維で、日本製品の存在感が増している。来春には小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の量産も本格的に始まり、日本の航空機産業の拡大が期待される。

                   ◇

 国内メーカーの設備投資を牽引(けんいん)しているのがボーイングの777Xだ。777Xは350~400席の大型機で1995年に就航した777の後継機。燃料消費量を競合機に比べ、12%減らしたのが特徴。既に計306機の受注が確定している。2017年に量産を開始し、20年の初納入を目指している。

 機体の仕様が固まったのを受けて、国内メーカーは新工場の建設や最新設備の導入に乗り出した。前部と中部胴体を担当する川崎重工は250億円を投じ、名古屋第1工場(愛知県弥富市)に組み立ての新棟を建設し、部品を製造する岐阜工場(岐阜県各務原市)の建屋も拡張する。航空宇宙カンパニープレジデントの石川主典常務は「大口径ドリルで胴体外板を自動で穴開けするロボットを導入し、生産コストを引き下げたい」と話す。

 後部と尾部胴体を担当する三菱重工業も、日本政策投資銀行の資金を活用し、広島製作所江波工場(広島市中区)に製造ラインを新設する。鯨井洋一副社長は「自動搬送装置やロボットを使って、組み立ての自動化を進めたい」と語る。

 一方、東レも米サウスカロライナ州スパータンバーグ郡に新工場を建設する。777Xの主翼材料に同社の炭素繊維が使用されることが決まっており、20年までに1000億円の設備投資を実施する。

 また、主翼や尾翼に取り付ける飛行姿勢制御システムを製造するナブテスコも、100億円を投じ、岐阜工場(岐阜県垂井町)に新棟を建設する。同社はMRJにも部品供給する。

 エアバス向けでは、IHIが次世代小型旅客機「A320neo」に使われるエンジンの空気取り入れ口にある「ファンブレード」を製造する工場を長野県辰野町に新設する。

 国内の航空機部品メーカーの設備投資が相次いでいるが、実は日本の航空機産業の世界市場に占める割合は4%にすぎない。現在、世界の航空機市場は約25兆円で今後20年で倍増する見込み。政府は設計や型式証明の取得、販売、アフターサポートまで取りまとめるMRJを通じ、日本の航空機産業の裾野を広げたい考え。20年後に世界シェアを20%まで引き上げようとしている。

 ただ、MRJに関しては約95万点の部品のうち、海外勢が7割で日本製は3割しかない。MRJの降着システムを担当する住友精密工業の辻田光大支配人は「日本メーカーは翼や胴体、素材は強いが、装備品が弱い」と指摘する。今後の日本の航空機産業を拡大するには、装備品メーカーの育成が課題だ。

 また、産業の裾野を広げるには「2次や3次下請けとなる中小サプライヤーの育成も重要」(中部経済産業局の吉兼智人航空宇宙室長)。安全性が問われる航空機の製造は、国際認証の取得が必要で、人手が足りない中小サプライヤーにとってハードルは高い。航空機産業の発展には、中小サプライヤーのサポートも重要になる。(黄金崎元)


ボーイングやエアバスの新型機量産で航空機部品に追い風
産経新聞 11月20日(金)7時55分配信

 ■国内メーカー、設備投資続々

 国内の航空機部品メーカーが、米ボーイングや欧州エアバスの新型旅客機の量産に向け、相次いで設備投資に乗り出した。ボーイングが開発中の次世代大型旅客機「777X」では、主要部位のほか機体を軽量化する炭素繊維などで、日本企業が存在感を増している。国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の量産も、来春には本格的に始まり、日本の航空機産業の成長に期待がかかる。(黄金崎元)

                   ◇

 ボーイングが開発する777Xは、客席が350~400クラスの大型機で、ベストセラーとなった「777」の後継機にあたる。他社の同等機に比べ、燃料の消費量を12%減らしたのが特徴だ。すでに計306機を受注し、平成32年に初号機を納入する予定だ。

 777Xが29年に量産開始するのを受けて、国内部品メーカーは新工場の建設や最新設備の導入に乗り出した。機体前部と中部胴体を担当する川崎重工業は250億円を投じ、名古屋第1工場(愛知県弥富市)などに組み立ての新棟を建設する。石川主典常務は「大口径ドリルで胴体外板に自動で穴開けするロボットを導入し、生産コストを引き下げたい」と話す。

 機体後部と尾部胴体を担当する三菱重工業も、広島製作所江波工場(広島市中区)に製造ラインを新設する。鯨井洋一副社長は「自動搬送装置やロボットを使って自動化を進めたい」という。一方、東レは米国サウスカロライナ州に新工場を建設することを決めた。主翼材料に同社の炭素繊維の使用が決まり、32年までに米国で1千億円規模の設備投資を実施する方針だ。

 エアバス向けでは、IHIが次世代小型旅客機「A320neo」の空気取り入れ口にある「ファンブレード」を製造する工場を、長野県辰野町に新設する。

 日本の航空機市場の規模は、世界市場の4%にすぎない。世界の航空機市場は現在、約25兆円だが、今後20年で倍増する見込みだ。政府はMRJの開発を機に、日本の航空機産業の裾野を広げる考えで、20年後に世界シェアを20%に引き上げる方針だ。

 ただ、MRJに使われる部品の7割は海外製が占め、日本製は3割にとどまる。MRJの降着システムを担当する住友精密工業の辻田光大支配人は「日本メーカーは翼や胴体、素材は強いが、装備品が弱い」と指摘する。

 中部経済産業局の吉兼智人航空宇宙室長は「2次や3次下請けなど、中小部品メーカーの育成も重要だ」と話す。高い安全性が求められる航空機の製造には、国際認証の取得が必要となる。こうした負担も、中小育成のハードルとなる。今後の成長に向け、解決すべき課題は少なくない。


KLMオランダ航空、787ドリームライナー初号機がアムステルダムに到着した様子を公開
レスポンス 11月20日(金)7時30分配信

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KLMオランダ航空、787ドリームライナー初号機がアムステルダムに到着した様子を公開

KLMオランダ航空は11月17日、ボーイング787ドリームライナー初号機が米国シアトルからアムステルダム・スキポール空港に到着した様子を収めた動画をYouTubeで公開した。

ドリームライナー初号機にはKLMのピーター・エルバース最高経営責任者(CEO)が搭乗し、到着後のインタビューで「素晴らしい(体験だった)」と語った。各座席の足を伸ばせるスペースはより広くなり、窓は通路側からも外がよく見えるように大型化している。また、エルバースCEOによると、KLM便としては初めて、機内Wi-Fiを本格的に導入するとのこと。

KLMは11月23日にアブダビとバーレーンへ飛び立つドリームライナー初号機の愛称を「Zonnebloem」(ひまわり)と発表し、ドリームライナーの愛称にオランダの代表的な輸出品、花の名前を付けていく方針を明らかにした。KLMは今後ボーイングから初号機を含む21機のドリームライナーを受領する。

《レスポンス 日下部みずき》


ボーイングに新製品納入 グローバル戦略商品に 島津製作所
乗りものニュース 11月18日(水)7時0分配信

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島津製作所が今回納入を開始したのと同タイプの「APU Air Inlet Door Actuator」(画像出典:島津製作所)。

APUやスポイラー関連の部品を納入
 島津製作所(京都市)は2015年11月11日(水)、ボーイング社製の航空機に搭載される構成品について、受注していた3品目の納入を順次開始すると発表しました。

 品目はボーイング737 MAX向けとボーイング777向けの「APU Air Inlet Door Actuator」と、ボーイング737 MAX向けの「Ground Spoiler Control Module」です。

「APU Air Inlet Door Actuator」は、APU(補助動力装置)のガスタービンエンジン駆動に必要である新鮮な空気を、機体内部へ取り入れるためのドアを開閉させる電動モーター駆動のアクチュエータ。島津製作所はこれまでボーイング747/747-8/757/767/787向けの「APU Air Inlet Door Actuator」の製造も担当。その実績が評価され、このたびの受注に繋がったと考えているといいます。

「Ground Spoiler Control Module」は、着陸時に接地した機体の速度をすみやかに低減させ、着陸距離を縮めるグランド・スポイラーシステムに組み込まれた油圧アクチュエータへ、油圧供給を行うバルブ。島津製作所がこれを生産するのは今回が初めてだそうです。

 島津製作所は、民間航空機向けの製品を“グローバル戦略商品”として位置づけているといい、その売上高拡大を目指す考えです。同社は1955(昭和30)年に航空機器事業を再開。以来、様々な航空機搭載機器を開発・生産しており、同社の航空機器事業の売上高は248億4800万円(2015年3月期)です。


アエロメヒコ航空、メキシコシティ発成田行きのフライトがノンストップ運航へ…来年1月11日
レスポンス 11月17日(火)9時45分配信

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アエロメヒコ航空のボーイング787

スカイチーム加盟航空会社のアエロメヒコ航空は2016年1月11日からメキシコシティ発成田行きのAM58便のノンストップ運航を開始する。

アエロメヒコ航空のメキシコシティ=成田線は今年11月時点で、成田発のAM57便がノンストップで運航し、メキシコシティ発のAM58便がモンテレイに立ち寄っている。同航空によると、直行便の運航開始により、メキシコシティから成田までの所要時間は2時間以上短縮されるとのこと。

メキシコシティ-成田直行便の運航スケジュールは以下の通り。火・金・土・日運航のAM58便はメキシコシティを0時21分に出発し、成田に翌6時20分に到着。機材は2クラス243席のボーイング787-8ドリームライナー。

《レスポンス 日下部みずき》


島津製作所、737 MAXのAPU用アクチュエーター納入
Aviation Wire 11月16日(月)12時11分配信

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納入品と同タイプの「APUエア・インレット・ドア・アクチュエーター(島津製作所提供)

 島津製作所(7701)は、ボーイングへ737 MAXと777のAPU(補助動力装置)で使用するアクチュエーターなどの納入を順次開始する。

 納入を開始するのは、737 MAXと777のAPUで使用する「APUエア・インレット・ドア・アクチュエーター」と、737 MAX向けの「グランド・スポイラー・コントロール・モジュール」の3品目。いずれも、これまでに同社が受注を獲得していたもの。

 APU用アクチュエーターは、APUのガスタービンエンジンの駆動に必要となる新鮮な空気を機体内部へ取り入れるドアを開閉させる、電動モーター駆動のアクチュエーター。これまでにボーイングへは、747と747-8、757、767、787向けに納入実績がある。また、今回の受注から777向けも納入する。

 グランド・スポイラー向けの部品は、着陸時に接地した機体の速度を落として着陸距離を縮める「グランド・スポイラー」に組み込まれた、油圧アクチュエーターへの油圧を供給するバルブ。島津製作所が、グランド・スポイラー・コントロール・モジュールを生産するのは今回が初めてで、ボーイングへグランド・スポイラーに組み込まれる機器や部品を供給するのも初となる。

 島津製作所では、2015年から10年間で、3品目累計で50億円以上の売上を目指す。777の後継機「777X」向け部品についても、新規受注獲得に向けた取り組みを続ける。


オランダ航空、同社初のボーイング787-9受領--今後の計画における重要な1機
2015年11月16日(月)10時3分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

KLMオランダ航空は現地時間の11月14日、同社初の787-9を受領した。同機はエアキャップからのリースでの導入となり、今後における同社の新しい機材運用・拡大に関して同機は重要な役割を担うとしている。

エールフランス-KLMグループは現在、787-9を19機、787-10を6機確定発注しているほか、エアキャップからリースで787を12機、計37機を導入する予定となっている。

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KLM、787-9初号機受領 エアキャップからリース
Aviation Wire 11月15日(日)16時1分配信

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KLMの787-9=15年10月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

 ボーイングは現地時間11月14日、KLMオランダ航空(KLM/KL)に787-9の初号機を引き渡したと発表した。オランダの航空機リース会社エアキャップからのリース機。

 エールフランス-KLMグループは、自社購入機として787-9を19機、787-10を6機発注済みで、エンジンはいずれも米GE製GEnxを選定。また、12機の787をエアキャップからリースで導入する。

 KLMは受領した初号機を、アムステルダム-アブダビ-バーレーン線に投入する計画。787により、機材更新を進めていく。

 787の生産レートは現在月産10機で、2016年1-3月期に月産12機、2020年までに同14機と順次増産していく。10月末の総受注は1124機で、内訳は標準型の787-8(メーカー標準座席数で2クラス242席)が450機、長胴型の787-9(同290席)が528機、超長胴型の787-10(同330席)が146機で、787-9が全体の約47%を占める。このうち、787-8を280機、787-9を60機の計340機を10月末までに引き渡しており、受注残は784機(787-8が170機、787-9が468機、787-10が146機)となっている。


キャセイパシフィック航空が70機目のボーイング777を受領
ITmedia ビジネスオンライン 11月13日(金)8時58分配信

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エバレット工場の大型機製造ラインで777の組み立てが進む

 ボーイング777のアジア最大の運航会社であるキャセイパシフィック航空は2015年9月、記念すべき70機目の777を受領した。オーダー済みの777では最後の1機、航続距離延長型の777-300ERとしては53機目の受領だ。

【“進化型ヘリンボーン”シートは利用者の間で大人気】

 開発中の次世代機777-9Xも同社は21機発注しているが、これが完成して納入されるのは2021年以降になるため、当面は長距離国際線の主力機材として777-300ERが中心的役割を果たしていくことになるだろう。

●長距離国際線の花形機種

 従来は3基か4基のエンジンが必要だった大型機でも、エンジンそのものにハイテクが導入されて進化し、2基でも必要な推力が得られるようになった。その結果、大型で航続性能にも優れた双発機が登場。中でも双発機の可能性を先頭に立って切り開いてきたのが「トリプルセブン」の愛称で親しまれる777シリーズである。

 この777シリーズのうち、キャセイパシフィック航空は標準型の-200と胴体延長型の-300、さらに長距離型の-300ERの3タイプを保有・運航している。全70機のうち53機までが、航続距離を伸ばした777-300ERだ。

 一時期はジャンボ機747-400が“空の主役”として君臨していたが、現在は欧米線などを中心に国際線の花形として777-300ERが活躍を続けている。キャセイパシフィック航空が777-300ERの1号機を受領したのは2007年9月。同社のアイヴァン・チュー最高経営責任者は「777はわが社の運航機材の近代化とネットワーク拡大に重要な役割を果たしてきました。私どもの拠点である香港国際空港のハブ機能の強化・拡充は、777の活躍に支えられてきたと言っても過言ではありません」と述べている。777-300ERを積極活用することで、同社は世界約200の都市に翼を広げてきたのだ。

●ハイテク旅客機の代表格

 香港国際空港に降り立つと、駐機エリアでは世界各地へのフライト準備を進める数多くの777-300ERと出会うことができる。前述したように、777ファミリーにはいくつかのタイプがあるが、それを外観で見分けるポイントは主翼の形状とボディの長さだ。長距離国際線で運航される航続距離延長型の-300ERは、主翼先端に空力特性を向上させるウイングチップを装備。全長は標準型の-200に比べ約10メートル長い。両翼を広げた長さは64.8メートル、機首から尾翼までの全長は73.9メートルで、ジャンボ機をもしのぐサイズである。その巨体を、左右の主翼に装備された2つのエンジンの強力パワーで軽々と持ち上げてしまう。

 「最初にコクピットに入ったときの驚きは、今でも忘れません。初期のジャンボ機(747)では50種類以上あった計器が、777では操縦席の前方パネルに配置された6つの画面に集約され、デザインもとてもシンプルです。これが旅客機のコクピットなのかと、鮮烈な印象を受けました」

 777が就航を始めた当時、あるパイロットの一人がそんなふうに話していたのを思い出す。燃料効率もジャンボ機に比べて約20%向上。騒音やCO2排出量も低減し、環境にやさしい機種としてヨーロッパ各国などの空港で就航が歓迎された。「ハイテク旅客機」という言葉を聞いて、多くのパイロットが真っ先に「トリプルセブン」の名を思い浮かべるという。

●フェリーフライトで香港へ

 キャセイパシフィック航空の記念すべき70機目のボーイング777(-300ER)の受領セレモニーは2015年9月25日、米国シアトル郊外のボーイング工場で行われ、私も列席する機会を得た。

 香港や中国、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナム、インド、スリランカなどアジア各国から参列したマスコミ関係者らとともに、式典を見守る。調印式と記念のキーの引き渡しは、ボーイングの777プログラム責任者のエリザベス・ルンド氏とキャセイパフィック航空のPR部門取締役であるジェームズ・トン氏との間で取り交わされた。式典終了後は記念の撮影会などがあり、さらに私たちは、引き渡されたばかりの新しい777-300ERを香港まで輸送するフライト(フェリーフライト)にも招待されたのである。

 ボーイング工場からのフェリーフライトは「CX3339便」と命名され、私たちアジアからのマスコミ関係者23人とキャセイパシフィック航空の広報チーム7人、およびシアトルから香港に帰るエンジニアリング部門スタッフ10人の計40人が乗り込んだ。

 同社の777-300ERにはビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスに計340席を配置したタイプと、ファーストクラスも設定された4クラス計275席のタイプがある。今回受領した777-300ERは前者の仕様で、前方のキャビンに40席のビジネスクラスシートをレイアウト。つまり、乗り込んだ40人でビジネスクラスを占拠する形になった。

 スリランカから来ていた記者は「こんな贅沢な体験は初めてです」と、興奮を隠さない。機内サービスを担当した6人の客室乗務員は、社内でその年の“トップパフォーマー”に選ばれた精鋭ばかり。これから香港までの14時間近いフライトで、彼女らの最高のもてなしを受けるのだ。通路をはさんで私の横に座った中国人記者は「最近のビジネスクラスはここまで進んでいるのですね。びっくりです。ひと昔前には、ファーストクラスにもこんな豪華なシートは置いていなかったですよ」と、リクライニング機能などを何度も試していた。

●大人気の“進化型ヘリンボーン”

 エアライン各社のビジネスクラスはどこも進化し、大型機ではここ数年、2本の通路をはさんで横1列が「1-2-1」という贅沢な座席配置も登場した。1-2-1とはつまり、全席が通路側。どの席からもダイレクトに通路に出られるので、トイレなどに立つ際も隣の乗客を気遣う必要がない。

 各列4席配置だと当然、設置できるシート数は減ってしまう。そこで各社は、必要なシート数を確保するため、設計に独自の工夫を取り入れた。その一つが「ヘリンボーン型」というタイプ。進行方向に対してシートを斜めに、つまり通路側に乗客の足が向くよう配置することで、設置する席数を増やしている。キャビン全体を上から見ると魚の骨(ヘリンボーン)のように見えることから、この名で呼ばれるようになった。

 当初は「画期的なレイアウト」だと評判を呼んだが、乗客の中にはこのヘリンボーン型に対して不満を口にする人が出始めた。その不満の多くは、他の乗客と通路をはさんで斜めに向き合うような形になるため、とときどき顔が合ってしまうこと。またカップルでの利用者にとっては、真ん中の2席並びを指定しても斜めに背中合わせに座る形になり、会話がはずまない。

 そこでキャセイパシフィック航空は、ヘリンボーン型をさらに進化させる取り組みに着手した。同じ1-2-1の斜め配置でも、窓側のシートは窓に向かって、中央の2席並びも通路を背中にする形にレイアウトを変えたのだ。これなら窓側席はますますプライベート感が高まり、カップルでの利用者には2人だけのスイート感あふれる空間を提供できる。

 キャセイパシフィック航空が今回受領したボーイング777-300ERのビジネスクラスキャビンにも当然、この進化型ヘリンボーンシートが設置されていた。2回の食事を楽しみ、映画を何本か観て、眠くなればシートをフルフラットにして夢の中へ。プライベート空間でPCを広げ、じっくり仕事を進めることもできる。シアトルから香港までの14時間近いフライトだったが、疲れなどまったく残っていない。ビジネス旅客を中心に同社が多くの利用者から評価されている理由の一端を垣間見た気がした。

 ちなみにキャセイパシフィック航空は、英Skytraxによる「ワールド・エアライン・アワード」において、最多受賞記録となる過去通算4回の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」に輝いている。


島津製作所、ボーイング737 MAXと777用の3構成品を納入
2015年11月13日(金)7時30分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

島津製作所は11月11日、ボーイング737 MAXと777に搭載される構成品の納入を順次開始することを発表した。

ボーイング社に納入する構成品は、737 MAX向け「APU Air Inlet Door Actuator(エーピーユー エア インレット ドア アクチュエータ)」「Ground Spoiler Control Module」と777向け「APU Air Inlet Door Actuator」の3品目。なお、737 MAXは2016年に初飛行、初号機のデリバリーは2017年を予定しており、2015年9月15日の時点で世界58の航空会社から2,869機を受注している。

「APU Air Inlet Door Actuator」は電動モータ駆動のアクチュエータで、補助動力装置であるAPU(Auxiliary Power Unit、オグジュアリー パワー ユニット)のガスタービンエンジンの駆動に必要となる新鮮な空気を機体内部へと取り入れるため、ドアを開閉させる役割を担う。島津製作所はこれまで、747、747-8、757、767、787向けの「APU Air Inlet Door Actuator」の製造も担当している。

「Ground Spoiler Control Module(グランド スポイラー コントロール モジュール)」は、着陸時に接地した機体の速度を速やかに低減させて着陸距離を縮めるグランド・スポイラーシステムに組み込まれた油圧アクチュエータへの油圧供給を行うバルブ。島津製作所が「Ground Spoiler Control Module」を生産するのは今回が初めてで、グランド・スポイラーシステムに組み込まれる機器や部品をボーイング社向けに供給するのも初となる。

島津製作所は1955年に航空機器事業を再開して以来、米国の航空機関連企業との技術ライセンスを交えながら航空機搭載機器を開発・生産している。民間航空機向けの分野では737用品目の生産を1976年から開始し、その後もボーイング社の航空機向けにギアボックスや空気系統チェックバルブ、電気機械式アクチュエータを始め、ドア、脚、翼用関連機器などの品目を受注している。また2013年からは、737、747、767の飛行制御システムの構成品である水平尾翼昇降舵フィールアクチュエータ(Feel Actuator)の製造を担当している。


エバー航空、22機目の777-300ER 新塗装でリース導入
Aviation Wire 11月12日(木)16時46分配信

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新塗装を施したエバー航空22機目の777-300ER=15年10月 PHOTO: Chad Slattery/Boeing

 ボーイングは現地時間11月11日、エバー航空(EVA/BR)に同社22機目の777-300ER型機(登録番号B-16725)を引き渡したと発表した。同機には新塗装を施した。

【旧塗装はこちらでチェック】

 ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)からのリースで導入する。エバー航空は777-300ERを計4機、ALCからのリース導入を計画しており、今回受領分は1機目となる。

 新塗装ではゆったりとした曲線を使用。胴体下部の橙色の線で区切られた緑は、コーポレートカラーより濃いものを配した。

 エバー航空の旅客機は21機の777-300ERのほか、747-400を3機、エアバスA330-300型機を3機、A330-200を9機、A321を18機、旧マクドネル・ダグラス(現ボーイング)MD-90を2機。貨物機は747-400Fを8機、MD-11型機の貨物型を4機導入している。2016年末までに777-300ERを7機、A321を6機追加導入する予定。


エバー航空、新塗装版のボーイング777-300ER受領 - 2017年には30機超運用へ
2015年11月12日(木)9時24分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

ボーイングは現地時間の11月11日、エバー航空に新塗装が施された777-300ERを納入した。エバー航空にとって同機は22機目の777-300ERとなる。

エバー航空はサービスイノベーションへ対する継続的な取り組みの一環として、新塗装を発表した。新しいデザインでは、親会社にあたるエバーグリーングループのコンパスデザインが尾翼に描かれている。このコンパスは、質の高いサービスと安全性についてコミットメントしていくことを表現している。

エバー航空は2005年に777-300ERを導入したローンチカスタマーであり、現在同機は長距離線において主要な機材となっている。また、エバー航空は現在、21機の777-300ERを運用しているが、2016年末までにさらに7機を加えて北米線に導入することを計画しており、2017年までには30機超の777-300ER運用を目指している。


最新鋭戦闘機の国内製造が動きだす!
ニュースイッチ 11月11日(水)20時18分配信

F35
F35(ロッキード・マーチン提供)

三菱重工、「F35」の組立・検査工場を来月稼働へ
 三菱重工業は小牧南工場(愛知県豊山町)内に建設を進めてきた、最新鋭戦闘機「F35」機体の最終組み立て・検査工場(FACO)を12月に稼働する方針を明らかにした。日本企業が製造に参画することでわが国防衛産業における技術基盤の維持・育成、国際競争力の強化に貢献するとの期待が大きい、最新鋭戦闘機の国内製造が動きだす。

 F35は米ロッキード・マーチンを主体に世界9カ国の政府・企業が共同開発する最新鋭ステルス戦闘機。防衛省は「F4」戦闘機の後継機として42機を取得し、一部完成機輸入を除き、国内企業が参画することを決めた。米政府との調整を踏まえ、機体最終組み立てやターボファンエンジン製造、レーダー部品の製造に一部参画することになった。

 三菱重工は防衛省が調達するF35の最終組み立てと機能確認をロッキード・マーチンから請け負う形で行う。

 F35をめぐり、IHIも現在、瑞穂工場(東京都瑞穂町)にF135ターボファンエンジンの組立工場を新設しており、完成後は米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)の協力生産として参画することになる。


エチオピア航空のA350初号機、組立開始 16年アフリカ初導入
Aviation Wire 11月11日(水)18時48分配信

 エアバスは現地時間11月10日、エチオピア航空(ETH/ET)向けA350-900型機初号機の組み立てを、仏トゥールーズの最終組立工場で開始したと発表した。エチオピア航空は同機を2016年に受領予定で、同型機を導入するアフリカ初の航空会社となる。

 現在、胴体と垂直尾翼の結合作業を進めている。今後、主翼の結合や客室装備の開始、電源投入作業が行われる。エンジン設置後に塗装し、エチオピア航空に引き渡す。

 エチオピア航空はA350-900を14機導入予定。このうち12機は自社購入で、同社向け初号機を含む2機はオランダの航空機リース会社、エアキャップからのリースで導入する。

 A350 XWBは3機種で構成。座席数はメーカー標準仕様で短胴型のA350-800が280席、A350-900が325席、A350-1000が366席で、エンジンは英ロールス・ロイス社製トレントXWBを搭載し、燃費を25%改善する。10月末現在、41顧客から787機を受注している。

 初号機は2014年12月、カタール航空(QTR/QR)が受領。今年1月からドーハ-フランクフルト線に投入している。その後、ベトナム航空(HVN/VN)とフィンエアー(FIN/AY)も受領した。

 アフリカではエチオピア航空のほか、リビアのアフリキヤ航空(AAW/8U)が10機、リビア航空(LAA/LN)が6機、モーリシャス航空(MAU/MK)が4機発注済み。それぞれA350-900を導入する。

 日本では、日本航空(JAL/JL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入する。


東レ、ボーイング787、777Xプログラムで包括供給契約 - 供給総額1.3兆円
2015年11月10日(火)15時28分配信 マイナビニュース

777x
写真提供:マイナビニュース

東レは11月9日、ボーイングとの間で、既存の787プログラムに加え、新型機777Xプログラム向けに炭素繊維トレカプリプレグを供給する包括的長期供給契約を正式に締結したことを発表した。

同契約は、2005年11月に締結した包括供給契約を2015年からさらに10年以上延長するもので、今後の787、777X両プログラム向けの契約期間における東レグループの供給総額は、1.3兆円(110億ドル)を超える見込みとなっている。これに合わせて東レは、米国サウスカロライナ州スパータンバーグ郡の新規事業用地において、約500億円を投じ、原糸(プリカーサ)から焼成まで一貫の高性能炭素繊維トレカ生産設備(年産能力 2,000t)、および炭素繊維トレカを使用したプリプレグ(炭素繊維樹脂含浸シート)の生産設備の新設を決定した。

東レは新規事業用地において、2020年までに1,000億円規模を投じて米国での炭素繊維複合材料事業の拡大を図ることを計画しており、今回の投資はその第一弾となる。原糸から炭素繊維トレカおよびトレカプリプレグまでの一貫生産設備の建設は、米国では初めてとなる。2017年5月以降、原糸から順次生産を経てボーイング向けトレカプリプレグの供給が始められるのは、認定取得完了後の2019年を予定している。

787では、当初から主翼や胴体などの一次構造部材にトレカプリプレグが採用されており、生産機数を現行の月産10機から、2016年に月産12機、さらに2019年末までには月産14機まで引き上げることが計画されている。さらに、今後は787ファミリーの派生型(モデルミックス)の導入により、炭素繊維複合材料の大幅な需要増が見込まれている。

777Xはボーイングが現行777の後継機として2020年に初号機を納入する計画で開発を進める大型双発旅客機で、今回の契約締結により、その主翼材料としてトレカプリプレグの採用が正式に決定した。東レは現在、787月産12機への増産に対応するため、米国子会社Toray Composites において2016年1月稼働予定でトレカプリプレグ生産系列の増設を進めている。

今回の新規事業用地での一貫生産設備の新設は、787月産14機への増産、および今後の777Xプログラムの立ち上がりによる需要拡大に対応するものであり、ボーイングに向けた安定供給体制をより強固にすることを目指している。東レは、787と777X両プログラム向け出荷量の増加に伴い、引き続き新規事業用地における生産設備の増強、また、米国での炭素繊維複合材料事業の高度化と収益拡大を進めていくとしている。


東レ、ボーイングに777X主翼用複合材供給 米に設備新設
Aviation Wire 11月10日(火)12時38分配信

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東レの炭素繊維トレカ(左)とトレカ プリプレグ(同社提供)

 東レ(3402)は11月9日、ボーイングと締結している787型機向け炭素繊維「トレカ プリプレグ」の供給契約を、777Xの複合材主翼にも適用することで正式合意したと発表した。2014年11月に締結した覚書に基づくもの。また、米国に炭素繊維の一貫製造設備を新設する。

【777Xのイメージイラスト】

 今回の正式契約締結により、2005年11月からの供給契約が2015年から10年以上延長された。今後の契約期間中、787と777X向けの供給総額は総額1.3兆円(110億ドル)を超える見込み。

 また、東レは米サウスカロライナ州スパータンバーグ郡の新規事業用地に、炭素繊維トレカを原糸(プリカーサ)から焼成まで一貫生産できる設備(年産能力2000トン)と、トレカを使用したプリプレグ(炭素繊維に樹脂を合浸させたシート)の生産設備の新設を決定。約500億円を投じる。東レは2020年までに総額1000億円規模を投じて米国での炭素繊維複合材料事業の拡大を計画しており、今回は第一弾となる。

 原糸からトレカやプリプレグまでの一貫生産設備の建設は、米国では初めて。2017年5月以降、原糸から生産を開始。ボーイング向けプリプレグの供給開始は、認定取得完了後の2019年を予定している。

 787には主翼や胴体などに東レのプリプレグが採用されている。現在787の生産レートは月産10機だが、ボーイングは2016年1-3月期に月産12機、2020年までに同14機と順次増産していく。また、3機種で構成する787最大の機体サイズとなる、超長胴型「787-10」の最終組立と試験飛行が2017年初頭に実施され、2018年に引き渡し開始を予定している。

 777Xの主翼の翼幅は71.1メートルで、現行の777-300ERよりも6.95メートル伸びる。製造はワシントン州エバレットにあるボーイングの工場が担当する。777Xの生産開始は2017年、初号機の引き渡しは2020年を予定。3クラスの標準座席数は777-8Xが350から375席、777-9Xが400から425席、航続距離は777-8Xが8700海里(1万6110キロメートル)、777-9Xは7600海里(1万4075キロメートル)を計画している。エンジンは米GE製GE9Xを採用する。

 日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が、777-9Xを777-300ERの後継機として20機を2014年7月に、787-10を国内線用機材として3機を2015年3月に、それぞれ正式発注している。


東レ、ボーイング社向け炭素繊維供給で正式契約・供給総額は1.3兆円超
2015年11月9日(月)17時22分配信 コンポジット

東レ <3402> は9日、ボーイング社のB787および777Xの主翼、胴体などの一次構造部材向けに東レが開発した炭素繊維トレカプリプレグを供給することでボーイング社と正式契約を締結したことを発表した。

これにより、ボーイング社向け炭素繊維供給は、2005年11月に締結した包括供給契約の10年以上の延長が成されたこととなる。

東レでは、今後の総供給額は、110億ドル(約1兆3000億円)を超えることになるだろうとしている。

ボーイング社は、現在開発中のB777X向けの需要に加えて、既に量産に移行しているB787の増産に対応するために、東レとの間で、炭素繊維の供給拡大に関わる交渉を進めてきた。

東レでは、今回の正式契約を受けて、米ワシントン州タコマ市で2016年1月稼働の予定でトレカプリプレグ生産系列の増設を進めている。


航空自衛隊・浜松基地で航空祭、航空機が勢ぞろい
リアルライブ 11月9日(月)13時34分配信

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(写真:リアルライブ)

 静岡県浜松市の航空自衛隊・浜松基地で8日、航空祭があり、県内外から航空ファンや家族連れが訪れにぎわいをみせた。

 滑走路前のエプロン地区には、同基地所属のT4練習機、E767早期警戒機、F4戦闘機、輸送機など、各種航空機が勢ぞろい。戦闘機による機動飛行が、披露され、航空祭ではF15戦闘機による編隊飛行や機動飛行をした。

 航空自衛隊松島基地所属の「ブルーインパルス」は現在のT-4練習機に機体変更して20年という節目の年。展示飛行では、曇り空ながら、アクロバット飛行を披露、来場者を魅了した。


エアバスの10月、A350はフィンエアーなど計4機納入
Aviation Wire 11月9日(月)12時46分配信

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A350はフィンエアーなどに計4機納入=15年9月 PHOTO: F. Lancelot, Master Films/Airbus

 エアバスの2015年10月の引き渡しは49機(前年同月50機)、受注は35機(3機)となった。A380はカタール航空(QTR/QR)とエティハド航空(ETD/EY)に1機ずつ引き渡した。

 引き渡しの内訳は、A320シリーズが37機(前年同月42機)、A330シリーズが6機(7機)、A350シリーズが4機(0機)、A380が2機(1機)だった。A350 XWBはカタール航空に2機、フィンエアー(FIN/AY)に1機を引き渡した。米国の大手航空機リース会社ILFC(インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーション)にも1機引き渡し、ベトナム航空(HVN/VN)がリースで導入した。

 受注はA320シリーズが1機(前年同月3機)、A330シリーズが30機(0機)、A350シリーズが4機(0機)、A380が0機(0機)だった。

 A330は30機すべて、中国航空器材集団公司(CAS)が発注したA330-300。A350はシンガポール航空(SIA/SQ)が標準型のA350-900を4機発注した。

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