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2015年11月16日 (月)

フランス・パリで多発テロ、129人が死亡・12

フランスの首都パリで13日夜(日本時間14日未明)、飲食店や劇場、サッカー競技場など複数の地点で、銃撃や爆発などがおきた。劇場では観客らが人質になったと伝えられる。オランド仏大統領は同夜、テレビ演説で「前例のないテロが起きた」と断定し、国内に非常事態を宣言した。

フランス治安当局の発表では、この同時テロで129人が死亡した。

ロイター通信などによると、週末を過ごす客でにぎわう13日夜、パリ10区のレストランと近くの劇場で銃撃が起きた。目撃者の証言では、劇場内で60人程度の観客らが人質になった。劇場内からは、散発的な銃声が聞こえているという。

また、ドイツとフランスの親善試合が行われたサッカー競技場では、少なくとも2回の爆発が起きた。自爆テロとみられており、犯人とみられる2人を含む35人程度が死亡したもよう。

オランド大統領は、「われわれは結束し、断固戦う」と国民に訴えた。非常事態の宣言にともない、フランスと周辺国の国境が閉鎖された。

フランス国内では、今年1月、イスラム過激派により週刊紙本社が銃撃されるテロ事件が起き、計17人が死亡した。

オバマ米大統領は、ホワイトハウスで記者団に対し、「民間人を恐怖に陥れる非道な企てだ」と強く非難した。

※以上、産經新聞の報道による。

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リンク:フェイスブックが安否確認サービス、批判も パリ同時テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ同時多発テロ 仏軍、シリアのイスラム国拠点を空爆 警察はベルギー在住フランス人を指名手配 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:爆竹の音で市民パニック、連続襲撃の悪夢さめぬパリ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【写真特集】犠牲者の追悼続く、パリ連続襲撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東京株、一時340円超安=米株安、パリ同時テロ受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<パリ同時多発テロ>仏、シリアのIS拠点を空爆 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仏、シリアの「イスラム国」拠点を空爆 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ開催のCOP21 丸川環境相「参加は変わらない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ同時多発テロ G20首脳がテロ対策を協議 声明発表へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:G20首脳会合の初日終了 安倍首相、「テロ根絶に積極的に取り組む」表明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ連続襲撃】バタクランで何があったのか? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本株下げ渋る、テロ事件受けたリスク回避の売り限定的 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ襲撃犯の自爆ベスト、戦術変化と新たな脅威を示唆 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ同時多発テロ 追悼ミサ中に「爆発」の誤情報 「逃げろ!」とパニック状態に… - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ同時テロ 実行犯はPS4を通信に利用か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:容疑者の顔写真公開=パリ同時テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ資金根絶へ協力=G20で重点協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フランス国籍の男を指名手配 パリ同時テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ市内の公共施設、16日午後再開へ 仏文化省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ連続襲撃】犠牲になった人たちは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:黙とうする安倍首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仏、ISIS「首都」を大規模空爆 指令本部や訓練施設標的 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エッフェル塔、16日再開=ルーブル美術館、学校も―パリ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【パリ連続襲撃】26歳男性を指名手配 仏空軍はシリアのIS空爆 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【タイ】バンコクでもフランス多発テロの犠牲者を哀悼 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ同時多発テロ ノートルダム寺院で追悼ミサ 会場前でも市民らが賛美歌合唱 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:欧州で難民流入規制の声…テロ犯が紛れた可能性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ多発攻撃、金融市場は短期的に下落へ 長期的影響ない見通し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:G20首脳会合開幕 対テロや経済安定で連携 資金遮断へ規制強化呼び掛け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ連続襲撃、同じ日にトルコでテロ計画か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:過激主義が仏分断 「移民・イスラムに反感」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:2016米大統領選 民主党3候補、テロ対策テーマに議論 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:シリア和平 米露対立、掃討作戦に支障 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:APECも対テロ共同対処 首脳宣言概要、経済への影響懸念 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

フェイスブックが安否確認サービス、批判も パリ同時テロ
CNN.co.jp 11月16日(月)11時10分配信

ニューヨーク(CNNMoney) 13日のパリ同時多発テロを受け、インターネットの交流サイト(SNS)、米フェイスブックは利用者同士が安否を確認できるサービスを提供した。事件後24時間のうちに、パリ付近にいた利用者400万人以上の無事が確認されたが、今回のサービス提供を批判する声も上がっている。

フェイスブックの安否確認機能は2014年に発表され、これまで5回の自然災害で利用されたが、テロなど人為災害でのサービス提供は今回が初めてだった。

12日にはレバノンの首都ベイルートでも連続自爆テロが発生し、多数の死者が出ていたことから、「なぜパリだけで」という批判が相次いだ。

フェイスブック利用者の1人は「パリで起きたのは本当に悲しい事件ですが、同じ日にベイルートという街もテロリストに攻撃されています」とコメント。フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)を名指しし、「なぜレバノンでは安全確認サービスを提供しなかったのですか」と問い掛けた。

「外国在住のレバノン人は多く、家族や友人の安否を確認したかったはず」と指摘する利用者もいた。

こうした批判を受け、ザッカーバーグ氏はフェイスブック上で「確かに世界ではほかにも多くの紛争が起きている」と述べた。そのうえで「安否確認サービスの提供については、自然災害時に限定する方針を昨日変更し、人為災害への適用を決めたばかりだ」と説明した。

シュルツ副社長も「新たなことを始める時は、たとえ複雑な状況であっても初回を乗り切る必要がある。我々にとってはそれがパリだった」と語った。

安否確認サービスでは、現場近くにいるとみられる利用者らに安否を問う通知が送られる。利用者が「無事」「無事でない」「影響を受けた地域にいない」のいずれかを選ぶと、それがフェイスブック上の友人らに通知される。パリ同時テロでは3億6000万人が友人らの安否情報を受け取ったという。


パリ同時多発テロ 仏軍、シリアのイスラム国拠点を空爆 警察はベルギー在住フランス人を指名手配
産経新聞 11月16日(月)11時8分配信

 【パリ=松浦肇】フランスの首都パリで起きた同時多発テロで、フランス警察は15日、容疑者の一人として、ベルギー在住のフランス人、アブデスラム・サラ容疑者(26)を指名手配した。顔写真を公開して、事件前後の足取りや交友関係に関する情報提供を求めている。一方、フランス軍は15日、犯行声明を出したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対して、テロ事件後初めて、シリア北部ラッカの拠点を空爆した。

 フランスメディアによると、病院関係者の話として、テロ事件の犠牲者は14日発表から3人増えて132人になった。なおも40人以上が重体の状況にあるという。

 3部隊が組織的に襲撃したとされるテロ犯の素性は徐々に浮かび上がってきており、欧州各地に関連先が広がっている。

 1月の風刺週刊紙シャルリー・エブド本社の襲撃事件と同様に、今回のテロでも、隣国ベルギーとの接点が明らかになり、ベルギー治安当局はこれまでに7人の容疑者をテロに関与したとして逮捕した。

 今回、仏警察が新たに指名手配したサラ容疑者は、実行犯2人の兄弟とみられ、うち1人はパリ市内での襲撃で自爆死したという。事件にはベルギーで登録された車両2台が使われており、仏メディアの報道によると、そのうちの1台がサラ容疑者の名義でレンタルされたもようだ。

 捜査を指揮するフランス検察は襲撃犯7人の死亡を発表しているが、テロリスト集団の全貌はいまだつかめていない。テロの再発を恐れる市民は外出を控えており、パリ市内の人通りもめっきり途絶えた。仏紙フィガロは「当初12日間に限られていた非常事態宣言が3カ月間に延長される」可能性を報じている。

 一方、仏国防省は15日、戦闘機を含む計12機を、イスラム国が支配地域にしているシリア上空に派遣、指令施設や訓練基地などを破壊したと発表した。

 テロ事件後、フランスのシリアでの空爆は初めて。オランド仏大統領はテロに対して厳格な態度で臨むことを表明しており、イスラム国掃討に向けた報復攻撃に乗り出したとみられる。


爆竹の音で市民パニック、連続襲撃の悪夢さめぬパリ
AFP=時事 11月16日(月)11時7分配信

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仏パリの連続襲撃事件の現場の一つとなったレストラン「カリヨン」前で、市民がパニックに陥ったことをうけ、付近を巡回する警察官(2015年11月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】先週の連続襲撃事件で129人が犠牲になった仏パリ(Paris)で15日、爆竹の音や、ヒーターや電球が破裂する音を新たな銃撃事件と勘違いした人たちがパニックに陥り、安全な場所を求めて逃げたり、警察に通報したりする騒ぎがあった。

【関連写真11枚】レピュビュリック広場も緊迫

 13日の事件の犠牲者らに花やろうそくをささげるため数百人が集まっていたレピュビュリック広場(Place de la Republique)にいたロリーヌさん(23)は、「若者のグループと一緒に歌いながら歩いていたら、急にみんなが走り出したので、私たちも走った」と語った。別の若者は、爆発のような音が聞こえたので走って逃げたと語った。だが警察によると、人々をパニックに陥れた爆発音は爆竹のものだった。

 広場から数ブロック先でも、似たような騒ぎがあった。ベランダでヒーターまたは電球が破裂したきっかけで、パニックが発生。通行人はソーシャルメディアで知人らに向け、新たな襲撃事件が起きたと警告し、13日に銃撃があったカフェ「カリヨン(Le Carillon)」では、客らが叫びながら逃げ出した。治安当局職員によると、数百メートル離れたウルク(Ourcq)運河の冷たい水の中に飛び込んだ人もいたという。【翻訳編集】 AFPBB News


【写真特集】犠牲者の追悼続く、パリ連続襲撃
AFP=時事 11月16日(月)11時1分配信

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仏パリの連続襲撃事件の現場の一つとなったコンサートホール「バタクラン」の前に臨時に設けられた祭壇に手向けられた、「だいすきパリ」と書かれたカード(2015年11月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(写真追加)13日夜に仏パリ(Paris)で発生した連続襲撃事件で週末、パリの現場周辺をはじめ世界各地で、犠牲者を悼み花やろうそくを手向ける多くの人の姿が見られた。【翻訳編集】 AFPBB News

【写真特集】パリ連続襲撃事件後の現場の様子


東京株、一時340円超安=米株安、パリ同時テロ受け
時事通信 11月16日(月)11時0分配信

 週明け16日午前の東京株式市場は、前週末の米国株安、パリ同時テロを受けて日経平均株価が大幅続落して始まり、下げ幅は一時前週末比340円を超えた。午前終値は189円84銭安の1万9407円07銭。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は13.03ポイント安の1572.80。自動車や電機、空運など幅広い銘柄が値下がりした。
 前週末の米国株は10月の米小売売上高が市場予想を下回ったことで下落し、パリで13日に同時テロが起きたことで投資家心理が悪化した。7~9月期実質GDP(国内総生産)が前期比年率0.8%減と2四半期連続のマイナス成長となったことも、投資意欲を後退させた。
 東京市場では「テロが他の地域にも広がるようであれば、地政学的リスクが高まる」(銀行系証券)と警戒する声が聞かれた。
 東京外国為替市場の円相場は、1ドル=122円台半ばに小幅上昇し、午前11時現在は122円52~53銭と前週末比15銭の円高・ドル安。パリ同時テロを背景に安全資産とされる円を買う動きが広がり、その後、一部売り戻された。
 円は対ユーロでも上昇。午前11時現在は、1ユーロ=131円24~26銭と97銭の円高・ユーロ安。


<パリ同時多発テロ>仏、シリアのIS拠点を空爆
毎日新聞 11月16日(月)10時53分配信

 【パリ福島良典】フランス国防省は15日、シリア領内にある過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点に対する大規模空爆を実施したと発表した。ISが犯行声明を出した13日のパリ同時多発テロに対する報復攻撃とみられ、フランスとISの全面対決の様相が強まった。

 オランド仏大統領は同時テロをISの犯行と断定し「(ISには)容赦なく対応する」と、攻撃の強化を示唆していた。15日夜(日本時間16日未明)の空爆には軍用機12機が参加し、シリア北部ラッカにあるISの司令部・弾薬庫と訓練施設に20発の爆弾を投下して破壊した。

 15日の空爆は米軍と連携して実施したという。米国防総省報道官によると、カーター国防長官は15日、ルドリアン仏国防相と電話で協議し、対IS作戦での両国軍の協力を一層強化するための「具体的措置」を取ることで合意した。

 また、フランスメディアによると、16日も南部トゥールーズなど3カ所でフランス内務省特殊部隊が対テロ作戦を展開している。トゥールーズでは3人を拘束したという。

 一方、オランド大統領は15日、同時テロを受けて仏全土に宣言した非常事態の3カ月延長を上下両院議長と各党代表に要請した。パリでは30日から12月11日まで国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開催され、世界各国の代表が参加する予定。延長されれば会期中も非常事態が維持される。


仏、シリアの「イスラム国」拠点を空爆
読売新聞 11月16日(月)10時38分配信

 【パリ=本間圭一】フランス国防省は15日、シリア北部ラッカのイスラム過激派組織「イスラム国」の拠点を同日空爆したと発表した。

 パリ同時テロ後では初めて。オランド大統領は今回のテロを決行した「イスラム国」への攻撃を警告しており、早期の空爆実施でテロに屈しない姿勢を鮮明にした。

 同省によると、空爆には、ヨルダンやアラブ首長国連邦(UAE)に駐留する仏軍の戦闘機や爆撃機など12機が参加。米軍と連携しながら、訓練施設のほか、武器の貯蔵施設や司令本部などを爆弾20発で攻撃した。

 フランスは今年9月、シリアの「イスラム国」拠点への空爆を開始したが、今回は、これまでで最大規模となった。ラッカは「イスラム国」が「首都」とし、社会基盤などを整備している最重要拠点だ。オランド氏は14日、今回のテロを「戦争行為」と断じ、「『イスラム国』の蛮行を許さない」と述べ、「反撃」を予告していた。

 仏軍は、戦闘機ラファールなどを搭載する原子力空母シャルル・ドゴールもペルシャ湾に派遣し、空爆をさらに強化していく方針だ。仏の「イスラム国」掃討本格化の動きに対し、米主導で空爆を続ける「有志連合」の他の国々の出方が注目される。

 一方、オランド氏は15日、議会幹部らと会談し、テロ直後に発令した非常事態の期間を、現在の12日間から3か月に延長することへの協力を求めた。非常事態宣言下では、政府が市民の通行や移動を制限する権利を持つ。オランド氏は、今後しばらくテロの脅威が続くと判断した模様だ。


パリ開催のCOP21 丸川環境相「参加は変わらない」
産経新聞 11月16日(月)10時36分配信

 丸川珠代環境相は16日朝、東京都内で記者団の質問に答え、同時多発テロが起きたパリで今月30日から開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)について、「(フランスの)ファビウス外相が警備を強化して予定通り行いたいと意思を示している。私も参加したいという思いはまったく変わっていない」と述べた。

 丸川氏はこの日、経団連の榊原定征会長らと懇談。COP21では公平で実効性があり、新興国を含む全ての国が参加する枠組みが必要だとの認識を確認した。

 一方、経団連が石炭火力発電所の建設に関して二酸化炭素(CO2)を環境影響評価(アセスメント)の対象にしないよう求めた件についても懇談で話題となったが、丸川氏は「私からは特段なにもコメントしなかった」という。

 榊原氏は記者団に対し、「経済成長と両立した環境政策への配慮をお願いしたいと申し上げた」と述べた。


パリ同時多発テロ G20首脳がテロ対策を協議 声明発表へ
産経新聞 11月16日(月)10時35分配信

 【アンタルヤ=小川真由美】日米欧に新興国を加えた20カ国・地域(G20)首脳会合は15日夜(日本時間16日未明)、パリ同時多発テロを受け、主要国をはじめとした各国首脳が国際テロリズム対策を協議した。G20首脳は「すべてのテロ行為やその手段、慣行を明確に非難する」と強調した上で、「テロとの戦い」に強い決意と連帯が不可欠だとの認識で一致した。安倍晋三首相は「テロに対する水際対策の強化などを支援していく」と述べ、途上国のテロ対処能力の向上を支援する考えを表明した。

 首脳会合は2日間の日程で、16日午後(同16日夜)に発表するG20全体の首脳宣言とは別に、パリ同時多発テロを受けたG20声明を発表する。

 G20首脳は、テロ資金の流れに関する情報交換や国境管理などによるテロリストの増大阻止、航空ルートの安全強化の重要性で一致。各地でテロ行為を繰り返すイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」など、テロの根底にある暴力的過激主義の芽を摘むため、失業対策など経済的困窮にある若者らへの支援が必要との認識を共有した。

 安倍首相は首脳会合で、テロ資金にかかわる資産凍結や国境管理など、テロ予防の法的枠組みの構築支援を通じ、「テロ根絶のため積極的に取り組んでいく」との意向を示した。

 パリ同時多発テロは、水際でテロリストの侵入を防ぐ情報共有や、自分の居住国でテロを起こす「ホームグロウン(自国育ちの)・テロリスト」の増殖阻止など、国際社会の包括的な対策と連携が不十分である現状を露呈した。本来、G20は経済分野を議論する国際会議だが、各国に飛び火するテロの根絶が後手に回れば、国際社会の安定を大きく揺るがしかねないとの危機感が高まっている。


G20首脳会合の初日終了 安倍首相、「テロ根絶に積極的に取り組む」表明
産経新聞 11月16日(月)10時34分配信

 【アンタルヤ=今井裕治】トルコのアンタルヤで開催中の日米欧に新興国を加えた20カ国・地域(G20)首脳会合は15日夜(日本時間16日未明)、初日の議論を終えた。パリでの同時多発テロを受け、各国はテロ資金根絶に向けた対策に連携して取り組むことを確認した。G20首脳会合は16日にテロ防止に関する方策を盛り込んだ声明と、世界経済などに関する首脳宣言を採択して閉幕する。

 15日夜に開かれたテロ問題を話し合うセッションでは、テロ防止には、資金の流れを食い止めることが重要との認識を共有。テロ資金対策を担う国際機関「金融活動作業部会」(FATF)の指針に基づき、各国は一段の対策強化に乗り出す方針だ。

 安倍晋三首相は会合で「資金源を絶つという点が最も重要だと考えている。日本としては、対処能力向上支援や暴力的過激主義対策などを通じ、国際社会のテロ根絶に積極的に取り組んでいく」と述べた。

 15日の世界経済の動向を話し合う討議では、各国が昨年合意したG20全体の成長率を2018年までに2%高める計画について進み具合を確認した。中国経済の減速を名指しで批判する意見もあったが、世界経済のリスクに各国が結束して対処することで一致した。

 一方、麻生太郎財務相は15日夜、アンタルヤで米国のルー財務長官と会談した。ルー氏は、日本経済に関して、個人消費などの内需を増やし、成長力を高める必要があるとの認識を表明。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に沿って貿易自由化を加速するなど構造改革に優先的に取り組むよう求めた。

 麻生氏は日本経済にとってアベノミクスの「新3本の矢」の実行が重要だと説明。TPPの早期発効に向け、日米の連携の強化を呼びかけた。


【パリ連続襲撃】バタクランで何があったのか?
BBC News 11月16日(月)10時31分配信

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【パリ連続襲撃】バタクランで何があったのか?

黒い「フォルクスワーゲン・ポロ」の乗用車が13日夜午後9時40分、パリ中心部のバタクラン・コンサート・ホールの前に停まった。降りたのは、重装備の銃撃犯3人だった。この3人はそれから3時間足らずの間に全員死亡した。場内の89人を殺害し、99人に重傷を負わせた後のことだ。この間にいったい何が起きたのか? 

「と殺場のようだった」 生存者のマイケル・オコナーさんはBBCラジオ5ライブにこう話した。英北東部サウスシールズ出身の30歳は、「血をかきわけて歩いた。血が深さ1センチもたまっていたところもある。脱出するには、ほかの人の死体の上をのぼるしかなかった」と話す。

パリの検察当局は事態の経緯を正確に把握するため、証拠や目撃証言を集めて組み立てる作業に着手している。しかし脱出できた人たちの証言からも、部分的な状況は推察できる。

銃撃犯たちは午後9時40分、コンサート・ホールの表玄関から入った。ロックバンド「イーグルス・オブ・デスメタル」が演奏を始めた30~45分後のことだ。会場の入り口付近の歩道に、複数の人が倒れていたという目撃証言がある。

建物に入るや否や、犯人たちは聴衆に向かって発砲しはじめた。現場にいたグレゴワールさん、トマさん、ニコラさんの3人は仏紙リベラシオンに対して、犯人たちはまず会場のバーに立っていた人たちを銃撃したと話した。

グレゴワールさんたち3人は2階のバルコニー席でライブを観ていた。1階の人たちの動きがまるで「麦畑に強風が吹き渡った時のよう」だったと話す。何が起きているか次々と気づいた人たちが、犯人たちから逃れようとする動きのことだ。

<ビデオ>バンドの演奏中に突然銃声が聞こえ始めた瞬間

1階にいたファハミさんは最初、爆竹の音かと思ったと話す。「ライブの演出だと思った。でも振り向いたら、目を撃ち抜かれた人がそこにいた」とファハミさんはリベラシオン紙に話している。

多くの人が床に伏せたが、コンサート会場に隠れる場所はほとんどなかった。犯人たちは伏せた人たちに向かって無差別に撃ち続けた。

犯人の1人は階段で2階に上がり、バルコニー席の観客たちも殺害したようだ。そしてこの位置から、階下の人たちを狙い撃ちし続けた可能性がある。

混乱とパニックのさなか、警備員が「こっちへ」と叫んでいたという。生存者のアントニーさんはリベラシオン紙に対して、警備員が舞台下手(向かって左側)の非常口へ誘導していたと話す。

大勢がこのおかげで脱出に成功した。中には重傷を負いながら。会場裏側の向かいにあるマンション上層階から携帯電話で撮影した動画が、この人たちの脱出劇がいかに厳しいものだったか記録している。

<ビデオ>銃撃から逃れようと窓枠からぶらさがる女性。仏紙「ル・モンド」ダニエル・セニ記者提供(衝撃的な映像が含まれます)

仏ラジオ局「ヨーロッパ1」のジュリアン・ピアス記者は、銃撃が続く間10分ほど、舞台前の近くで地面に伏せていた。

犯人たちが銃弾を装填し直す間、ピアスさんは周りにいた10人ほどの声をかけて舞台にあがり、脱出を試みた。

「舞台の右にあった小部屋に逃げ込んだが、残念ながら出口がない行き止まりだった」

銃声が再び途絶えるのを待ち、舞台反対側の非常口を目指して舞台を走って横切った。ピアスさんは重傷を負った女性を肩に担いで。

グレゴワールさんたち3人によると、約50人が建物の屋根によじ上り、警察の突入作戦が終了するまでそこで2時間以上を過ごしていた。ほかには場内の事務所やトイレに立てこもり、救出を待つ人たちもいたという。

しかし観客の多くは、その場に留まるしかなかった。亡くなった人たち、負傷した人たちに囲まれて。

オコナーさんは「彼女を自分の下にひっぱりこんで、僕がその上に覆いかぶさった」と話す。「僕の脚の下の方に誰が乗っていたし、僕の彼女の頭の上には別の誰かが乗っていた。本当にぎゅうぎゅうだった。意識のない人、ひどい重傷の人もいた。亡くなっていたんだと思う」。

オコナーさんは最悪を覚悟した。「彼女には、愛してると伝えた。あんな状況で、ほかにどうしようもないから」。

テレーサ・セデさんはBBCに対して、「ひどい傷を負った男の人が、苦しんでうめいていたので、みんなで『しー、静かに。生きて。動かないで』と言ったんです。誰かが動くたびに、また発砲が続いたから」と話した。

この状態が果てしなく続くような気がしたとセデさんは言う。それでもついに、警察がやってきたと。

オコナーさんはこう言う。「僕たちの後ろに、広間に続く入り口が見えた。ドアがゆっくり開いた。何がやってくるのか分からなかった。やがて懐中電灯の光が見えて、『あれは絶対に警察だ』と思った」。

「大きい防弾盾の後ろにいて、何も言わずに、僕たちに動くなと合図していた。会場の後ろに並んで、テロリストたちがまだいたバルコニーに銃を向けた」

「銃声が聞こえた。近くの警察からなのか、バルコニー席を急襲した警察だったのかは分からないけれども、前よりも整然とした銃声だった」

パリ検察の主任検察官によると、警官が襲撃犯1人に発砲すると、その男の自爆チョッキが爆発した。続いてほかの2人は自爆したという。

「しばらくして警察が僕たちに、腕が振れるなら振って生きていると合図するように呼びかけた。ものすごくホッとした」とオコナーさんは言う。


日本株下げ渋る、テロ事件受けたリスク回避の売り限定的
Bloomberg 11月16日(月)10時25分配信

    (ブルームバーグ):16日午前の東京株式相場は下落幅を縮小させている。フランス・パリで13日に発生した同時テロを受けリスク回避の売りが先行したものの、市場関係者からは過去の経験などから反応はそれほど大きくないとの声が出ている。

午前10時5分現在のTOPIXは前週末比13.33ポイント(0.8%)安の1572.50、日経平均株価は187円94銭(1%)安の1万9408円97銭。日経平均は朝方一時344円安まで下落していたが、下落幅を徐々に縮小させている。東証1部の値上がり銘柄数は277、値下がりは1528。

野村証券投資情報部の山口正章エクイティ・マーケット・ストラテジストは、投資家は地政学リスクの視点から「今後何が起こるのか分からないため、リスクオフの行動をとっている」と指摘。ただ、2001年の米同時多発テロ事件の際は米国株が1カ月で高値を取り戻し、05年のロンドン地下鉄テロ事件の際は1日で英国株が戻ってきたことを例に挙げ、「そうした経験をマーケットも見ているため、大きな反応はしていない」と話した。

フランスの検察当局によると、13日の同時テロ事件では129人以上の死者が出た。オランド大統領はフランス全土に厳戒体制を敷くと発表。この日の朝方の外国為替市場のドル・円相場は1ドル=122円60銭前後と前週末の日本株終値時点の同122円67銭に比べやや円高で推移している。テクニカル分析の観点からも、東証1部の上昇・下落銘柄数の百分比を示す騰落レシオは13日時点で121%と過熱水準を示す120%を超えており、株式相場の重しになっている。

取引開始直前に発表された国内の7-9月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比年率0.8%減と2四半期連続のマイナス成長となった。ブルームバーグが集計した市場予想は0.2%減だった。SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは、「需要項目別では、消費と輸出が反発したものの、設備投資減・輸入増・在庫減(在庫取り崩し)が成長率マイナス化に寄与した。2期連続マイナス成長となったので、景気後退の可能性が取り沙汰されようが、今回は特に在庫の押し下げが大きい」と指摘。「『景気後退』というよりも『景気足踏み』との評価になろう」という。

13日の米主要株価指数はS&P500種株価指数が1.1%安など全面安だった。欧州のストックス欧州600指数も0.8%安だった。米商務省の発表によると、10月の小売売上高(速報値)は前月比0.1%増と、市場予想の0.3%増を下回った。

13日のニューヨーク原油先物は前日比2.1%安い1バレル=40.73ドルと、終値ベースでは8月26日以来の安値で引けた。国際エネルギー機関(IEA)の報告によると、先進国の石油在庫は過去最高の30億バレル近くに達した。原油安は鉄鋼や非鉄金属など素材株にマイナス材料となるものの、国内ではJXホールディングスと東燃ゼネラル石油が経営統合に向けた交渉に入ったと16日付の日本経済新聞朝刊が報道じており、業界再編期待から一部石油・石炭製品株にはプラス材料となっている。

東証1部33業種は、空運やその他製品、小売、電気機器、ゴム製品、輸送用機器、化学、水産・農林などが下落。鉱業や海運、情報・通信、石油・石炭製品は上昇。売買代金上位では、任天堂やマツダ、日本電産、ソニー、第一生命保険、ディー・エヌ・エーなどが安い。一方、第3四半期営業利益が従来計画比上振れたネクソンは逆行高となっている。

関連ニュースと情報:日本株の関連情報 NI JPS JBN NI KOBETSU

記事についての記者への問い合わせ先:東京 竹生悠子 ,ytakeo2@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
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崎浜秀磨 ,smcdonald23@bloomberg.net


パリ襲撃犯の自爆ベスト、戦術変化と新たな脅威を示唆
AFP=時事 11月16日(月)10時25分配信

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フランス・パリで起きた連続襲撃事件の現場の一つとなったレストラン「カリヨン」の前に、犠牲者を追悼するために置かれたキャンドルなど(2015年11月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フランスの首都パリ(Paris)で13日に起きた連続襲撃事件で、同国で起きた事件では初めて使用された自爆ベストについて、情報・治安活動の専門家らは、高度な技能を持つ職人が作ったものであり、製造者は欧州内で現在も逃亡中の可能性があると指摘している。

「動いたら殺す」、コンサート観客が振り返るパリ襲撃事件

 実行犯の7人全員が同じ爆弾付きベストを着用し、自爆を躊躇(ちゅうちょ)する様子がなかった事実は、フランスを標的とするイスラム過激派の懸念すべき戦術の変化を示している。彼らが使った類の自爆ベストは通常、中東地域の爆破事件で使われてきた。

 AFPの取材に匿名で応じた元フランス情報機関トップの人物は「自爆ベストの製造には軍需品の専門家が必要だ。確実で効果的な爆発物の製造は、誰にでもできることではない」と述べた。

 フランス当局によると、ベストは過酸化アセトン(TATP)を材料にして作られたとみられる。TATPは素人でも容易に自家製造が可能だが、極めて不安定な物質だ。ベストにはさらに、電池と爆破ボタンが搭載されていた他、被害を最大化するため金属片が入れられていた。

 AFPが取材した3人の専門家はいずれも、ベストの製造者は襲撃の実行犯グループに含まれていないとみている。

 仏情報機関「対外治安総局(DGSE)」のアラン・シュエ(Alain Chouet)元局長は「爆発物専門家はあまりにも貴重な存在だ。襲撃には決して参加しない」と語った。「だから、この人物は今もどこかにいる」

 元DGSE職員で現在は企業保安の分野で働くピエール・マルチネ(Pierre Martinet)氏は「爆弾製造者は、使い捨てにはされない」「さらに多くの自爆ベストを製造し、他の連中に作戦を実行させるのだ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News


パリ同時多発テロ 追悼ミサ中に「爆発」の誤情報 「逃げろ!」とパニック状態に…
産経新聞 11月16日(月)10時13分配信

 【パリ=内藤泰朗】パリ同時多発テロの犠牲者を追悼するミサが行われた15日夕、テロの現場となったパリ中心部のカフェ近くで銃声か、爆発音がしたとの情報が広まった。結局、謝った情報だったが、周辺地域にいたパリ市民ら数千人が一時、パニック状態に陥り、大混乱となった。

 「逃げろ」-。誰かが叫んだのを合図に、テロ現場を訪れていた市民が一斉に走り出した。われ先に逃げ惑う市民の中には、ささげられた花束を踏んで滑り、転倒する人も出た。

 武装警官たちも、銃を構えて臨戦態勢をとり一時、騒然とする場面も。

 しばらくして、誤情報だとわかったが、「テロの攻撃が再び起こるのではないか、とおびえる市民の心理が表れていた」(英BBC放送)と報じられた。

 テロ再発の恐怖は、まだパリを覆っている。


パリ同時テロ 実行犯はPS4を通信に利用か
Forbes JAPAN 11月16日(月)10時13分配信

127名が死亡、300名以上が負傷(11月14日現在)したパリの同時多発テロの発生を受け、捜査当局は一連の犯行がどのように計画されたのかを探っている。その中で浮上したのが、犯人らがプレイステーション4を通信手段に用いていた可能性だ。

現場では8名のテロ集団の死亡が確認されたが、犯行メンバーの一部は逃走中。ブリュッセル付近では複数の家宅捜索が行われ、押収物の中には少なくとも一台のプレイステーション4が含まれていた。

ベルギー捜査当局のJan Jambon氏は「テロリスト集団のISISは傍受が難しいプレイステーション4を通信に用いていた」と発表。「このデバイスの対傍受性能はWhatsAppを上回る」と述べた。

新型プレイステーションのリリースにあたっては、ユーザーのプライバシー侵害懸念が浮上していた。マイクロソフトのKinect等と同様、プレイステーションのカメラは他のユーザーに乗っ取られる可能性がある。テロリストらはその特性を利用し、メンバー同士の交信に使用した可能性がある。

暗号化されたテキストメッセージや通話と比べれば、むしろローテクな交信手段が、犯行グループにとっては安全な通話手段として利用されたかもしれないのだ。

プレイステーション・ネットワーク(PSN)経由のメッセージやボイスチャットがテロリストに利用される懸念については、過去にエドワード・スノーデンによっても指摘されていた。2013年にスノーデンは米国国家安全保障局(NSA) や CIAがビデオゲーム「World of Warcraft」内のテロリストの会議に潜入した際のドキュメントをリークしている。

従来の携帯電話に比べ、IPベースのボイスチャットは傍受が難しいことで知られている。2010年にFBIは全てのインターネット通信に対するアクセス権を要求したが、米連邦通信委員会(FCC)はこれを拒否。その後、政府機関は独自にネット上の通信を記録する手段を開発し、小児性愛者らがXbox Liveなどを用い、児童らに接触を図る犯罪の摘発などに用いていた。

しかし、捜査機関がPSNやXbox Liveで行われる通信を、どこまで傍受可能かは明らかにされていない。PSNは現在、1億1千万人の登録ユーザーを持ち、6500万人がアクティブユーザーだとされている。

テロリストらが『スーパーマリオメーカー』や『コール・オブ・デューティ』などの人気ゲームを交信に用いていたとしたら、FBIやNSAがそれを傍受することは非常に難しい。世界のゲーム仲間がつながるためのデバイスが、人類の敵たちに利用されているとしたら、極めて皮肉な話と言うほかないだろう。


容疑者の顔写真公開=パリ同時テロ
時事通信 11月16日(月)10時8分配信

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フランス捜査当局は15日、パリ同時テロに関わり、逃亡している可能性があるとして、ベルギー出身のサラ・アブデスラム容疑者(26)の顔写真を公開し、所在などに関する情報提供を求めた。


テロ資金根絶へ協力=G20で重点協議
時事通信 11月16日(月)9時46分配信

 【アンタルヤ(トルコ)時事】日米欧に新興国を加えた20カ国・地域(G20)首脳会議は15日の夕食会で、パリ同時テロ事件を受けた対応策を重点的に協議した。
 安倍晋三首相の同行筋によると、テロ組織を支える資金源への懸念が集中し、資金根絶に向けた資産凍結や情報交換の重要性が提起された。
 夕食会では20人の首脳全員が発言。各首脳からはテロ行為を明確に非難し、各国が連帯する必要性を訴える発言が相次いだ。
 イスラム国家の首脳からは「(テロ実行犯は)教えに反し、イスラム教として認められない」との発言もあり、議論を通じて意見の相違はなかったという。
 安倍首相は「どこの国でも起こる問題だ。(テロ)対処能力への支援や過激主義対策を通じて、テロの事前防止、根絶のために積極的に取り組む」と表明した。
 G20は夕食会での議論をまとめ、16日の閉幕に際しテロ対策に関する声明を採択する。
 また夕食会では、欧州に押し寄せる難民問題も協議。「国際規模での解決策が必要だ」(欧州連合=EU=のトゥスク大統領)と訴える欧州側に対し、各国からも危機感が表明され、根本的な原因への対処や国際機関への支援拡大の必要性などが議論された。


フランス国籍の男を指名手配 パリ同時テロ
CNN.co.jp 11月16日(月)9時41分配信

パリ(CNN) パリで起きた同時多発テロ事件でベルギーとフランスの当局は、ベルギー生まれでフランス国籍を持つサラ・アブデスラム容疑者の行方を追っていることを明らかにした。事件から2日が過ぎた15日のパリは追悼ムードに包まれ、逃走を続ける容疑者への不安や、新たなテロに対する不安も消えていない。

ベルギーはアブデスラム容疑者を国際指名手配。フランス警察は顔写真を公開した。ただしこの男は危険人物だと警告し、一般の人がかかわらないよう呼びかけている。

ベルギー検察によると、アブデスラム容疑者は事件に関与したとされる3人兄弟の1人。残る2人のうち1人は襲撃で死亡、もう1人はベルギー警察が逮捕した。

アブデスラム容疑者が事件発生の数時間後、フランス警察に事情を聴かれていたことも分かった。捜査関係者がCNNに語ったところでは、事件発生の数時間後、ベルギーとの国境に向かっていた同容疑者の車を警察が停止させて事情を聴いたものの、拘束はしなかったという。現在の居所は分かっていない。

またパリ東部では、乗り捨てられた車の中から事件に使われたとみられるカラシニコフ自動小銃3丁が見つかった。

ベルギー当局は事件に関連して複数カ所の家宅捜索を行い、少なくとも7人を逮捕した。捜査関係者によると、この7人は実行犯と連絡を取っていたとされる。武器や爆弾は見つからなかった。

フランス検察によると、実行犯のうち2人はベルギー在住のフランス国籍の人物だった。当局は残る実行犯らの身元の確認を急ぐとともに、同時テロ計画が事前に発覚することなく実行された経緯についても捜査を進めている。


パリ市内の公共施設、16日午後再開へ 仏文化省
AFP=時事 11月16日(月)9時31分配信

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仏パリのルーブル美術館周辺で警備にあたる警察官(2015年11月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】仏首都パリ(Paris)にある公共の博物館や文化施設などが16日午後に再開する。仏文化省が15日、声明で発表した。パリ市内の施設の多くは、先週発生した連続襲撃事件以降閉鎖されていた。事件から3日後の再開となる。

パリ連続襲撃、同じ日にトルコでテロ計画か

 声明によると、市内の施設は、同国で予定されている1分間の黙とうの後、午後1時に再開するという。

 襲撃事件後、映画館なども閉鎖を命じられたが、多くは15日に営業を再開している。

 他方、パリ市当局も声明を発表し、市内の学校やスポーツ施設、公園なども16日に再開する予定とした。ただ同時に再開する予定のストリートマーケットについては「特別警戒下」に置かれるとしている。【翻訳編集】 AFPBB News


【パリ連続襲撃】犠牲になった人たちは
BBC News 11月16日(月)9時31分配信

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【パリ連続襲撃】犠牲になった人たちは

<ビデオ>犠牲となった人々(英語字幕)

フランス・パリで13日夜に起きた連続襲撃で犠牲になった129人について、身元特定が進んでいる。

行方不明者を登録できるサイトもあるが、仏内務省はアクセス集中のためつながらないことがあると呼びかけているほか、ほかにも便利な(フランス語の)サイトやソーシャル・メディアのアカウント一覧を掲載している。

ネット上では「#rechercheParis」(パリで探し中)や「#rechercheBataclan」(バタクランで探し中)といったハッシュタグが、行方不明者の名前や写真を広めるのに使われている。ツイッターには「@recherche_Paris」というアカウントもできている。

今年1月の「シャルリ・エブド」編集部襲撃の後にフェイスブックに作られた「Je Suis Charlie」のページも、13日夜から行方不明の人たちの写真や情報を掲載して情報提供を呼びかけている。

英国人の死亡確認

英外務省と家族は、ニック・アレクサンダーさんがバタクラン・コンサート・ホールで死亡したと確認した。ライブ会場で「イーグルス・オブ・デスメタル」のグッズを販売していたと考えられている。

アレクサンダーさんの遺族は「ニックはただ兄弟や息子やおじさんだったというだけでなく、みんなの親友でした。優しくて面白くて激しく忠実でした」、「ニックは大好きな仕事をしながら死にました。世界中の友達にいかに大事にされていたか知っているので、私たちはとても慰められています」とコメントを発表した。

地元コルチェスターの市役所は、弔意を表し半旗を掲げている。

ソーシャルメディアや地方メディアが、犠牲者の名前を掲載している。一部を紹介する。

外国人も犠牲に

米カリフォルニア州立大学ロングビーチ校は、同校学生でカリフォルニア州エルモンテ出身のノエミ・ゴンザレスさん(23)は犠牲者の1人だと発表した。パリのストラート・デザイン学院に短期留学中だった。ロングビーチ校のジェイン・クロース・コノリー学長は、「悲しみの中、ご家族や友人に思いを寄せて祈っています」とコメントした。

 駐仏米国大使館は、米国とカナダで近親者の行方を探す人は+1-888-407-4747に電話するよう呼びかけている。

 ベルギー政府は、自国民2人が死亡したと発表したが、詳細は明らかにしていない。

 近親者の安否を心配するベルギーの人たちは、+32 477 40 32 12が問い合わせ先。

 スウェーデン外相は自国テレビで、スウェーデン人1人が死亡し、複数が負傷したと述べた。

 独紙「ディ・ツァイト」によると、独外務省は少なくとも国民1人が死亡したと確認したという。

 BFMテレビによると、ルーマニアの外務省情報として、国民2人が死亡したと伝えた。

 AP通信によるとメキシコ政府は、国民2人が死亡したと確認。外務省は女性2人がどこで死亡したのか明らかにしていない。身元の詳細も発表していないが、1人はメキシコと米国の二重国籍で、もう1人はメキシコとスペインの二重国籍だったと説明している。

 スペイン各紙が政府情報として報道したところによると、スペイン人アルベルト・ゴンザレス・ガリドさん(29)がバタクランで犠牲になった。

 BFMテレビによると、チュニジア・ビゼルテ近く出身の34歳と35歳の姉妹も死亡。2人は女友達の誕生日を祝っていたという。

 チリ外務省によると、チリ人2人が死亡。死亡した場所については明らかにしていないが、1人はパリ在住のルイス・フェリペ・チョチェ・バレさん。1人は「チリ亡命者」でチリのメキシコ大使リカルド・ヌネス氏のめい、パトリシア・サンマルティンさんという。サンマルティンさんの娘で仏市民のエルサ・ベロニク・デルプラス・サンマルティンさんも死亡したという。

 ポルトガル政府によると、パリに移住した63歳のポルトガル人男性が、スタッド・ド・フランス競技場近くの爆発で死亡したという。

(英語記事 Paris attacks: Who were the victims? )


黙とうする安倍首相
時事通信 11月16日(月)9時29分配信

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20カ国・地域(G20)首脳会議で、パリ同時テロの犠牲者を悼み黙とうする安倍晋三首相=15日、トルコ・アンタルヤ


仏、ISIS「首都」を大規模空爆 指令本部や訓練施設標的
CNN.co.jp 11月16日(月)9時20分配信

(CNN) フランス軍は15日、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が「首都」と称するシリア北部の都市ラッカで、同組織の拠点を狙った「大規模な爆撃」を実施した。

仏国防相の報道担当者によると、標的となったのはISISの指令本部や勧誘拠点、訓練施設など。戦闘機10機を含む12機が計20発の爆弾を投下し、すべての標的を破壊したという。

ISISは、パリで13日夜に起きた同時多発テロの犯行声明を出した。オランド仏大統領は犯行を「戦争行為」と呼んで非難している。


エッフェル塔、16日再開=ルーブル美術館、学校も―パリ
時事通信 11月16日(月)9時2分配信

 【パリ時事】パリ市は15日、同時テロの発生を受けて見合わせていたエッフェル塔の営業について、16日から再開すると発表した。
 警察と連携し、警備には万全を期すると説明している。フランス文化省などによれば、ルーブル美術館をはじめとする文化施設も同日午後1時(日本時間同9時)から再開する。
 パリでは事件後、プールや図書館などの市営施設や学校を休止していたが、16日から通常の態勢に復帰する。一方、市はデモ行進や集会については当面自粛するよう市民に求めている。


【パリ連続襲撃】26歳男性を指名手配 仏空軍はシリアのIS空爆
BBC News 11月16日(月)9時1分配信

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【パリ連続襲撃】26歳男性を指名手配 仏空軍はシリアのIS空爆

フランス・パリで129人が殺害された13日夜の連続襲撃に関連して警察当局は15日、26歳のフランス国籍男性を指名手配した。死亡した実行犯の1人とベルギーで逮捕された1人の兄弟という。一方で仏内務省は同日夜、シリア・ラッカの過激派勢力「イスラム国」(IS)拠点を空爆し、指令本部や訓練センターなどを破壊したと発表した。

仏内務省によると、ヨルダンとアラブ首長国連邦(UAE)の仏軍基地から出発した戦闘機10機は米軍と連動して、シリア・ラッカのIS指令本部、徴募センター、訓練センター、武器庫などに向けて誘導ミサイル20基を発射したと明らかにした。

仏警察によると、指名手配したのはサラ・アブデスラム容疑者(26)。ベルギー国境の検問で職務質問された1人で、襲撃に使われた車両1台をレンタルした人物としてすでに特定されていたという。職務質問の際には警官が身分証明書を確認した上で、通行を認めたという。

警察は、同容疑者について情報提供を求めているが、危険なので発見しても接近しないよう呼びかけている。

<ビデオ>仏国防省が公表した空爆に向かう空軍機の様子

捜査筋によると、同容疑者の兄弟のひとりは死亡した実行犯7人の1人。またベルギー・モレンベークで逮捕された7人の1人も同容疑者の兄弟とみられている。

15日にパリ東モトルイユで発見された乗用車「セアト」からは、複数のAK47自動小銃が発見された。実行犯たちが使った車とみられ、このためこの車に乗って現場から逃走した犯人がいると捜査当局はみている。この「セアト」のほか、襲撃されたバタクラン・コンサート・ホールの近くで発見された「フォルクスワーゲン・ポロ」は、ベルギーでレンタルされたものだった。

ベルギー検察当局は、実行犯の1人がブリュッセルに、別の1人は近くのモレンベーク在住だったと発表している。

死亡した実行犯7人のうちこれまでに氏名が発表されているのは、29歳のフランス人男性イスマイル・オマール・モスタフェ容疑者ひとり。

<ビデオ>事件当時のバタクラン・コンサート・ホール内の様子

バタクランで何があったのか

追悼と混乱

15日夜にはパリのノートルダム大聖堂で、犠牲者を追悼するミサが行われた。

一方、レピュブリック広場で追悼のために集まった数百人がパニック状態に陥り、慌てて逃げ出す事態になった。広場を捜索した警察によると、花火か爆竹の音が銃声に間違われたのかもしれないという。

<解説>BBCニュース、ゴードン・コレラ安全保障担当編集委員

仏捜査当局は、犯人の足取りをつかむため、国境を越えて欧州全体に捜査範囲を広げている。各国の治安当局が心配するのは、過激派組織「イスラム国」(IS)がパリ連続襲撃と同様の攻撃を仕掛けようと、どの程度すでに準備したのかだ。

トルコでもパリと同時に攻撃が計画されていたものの失敗した、という未確認情報がある。

パリ連続襲撃の実行犯からたどって、犯行の計画者に行きつくことは、今後どんな攻撃があり得るのかを知る上で非常に重要だ。

今回の実行犯らは単にISに感化されたというより、訓練をきちんと受けたIS要員だと思われる。

西側の情報機関が、人的また電子的な監視活動の中で、事件の兆候をキャッチしていなかったようなのは、懸念材料だ。

ラ・ベル・エキップ、11区シャロンヌ通り92番地―銃撃で19人が死亡

ル・カリヨンとル・プチ・カンボジ、10区アリベール通り―銃撃で15人が死亡

スタッド・ド・フランス、フランス北郊のサンドニ、自爆攻撃犯ら3人が死亡

バタクラン・コンサート・ホール、11区ボルテール通り50番地―武装した攻撃犯に襲われ89人が死亡


【タイ】バンコクでもフランス多発テロの犠牲者を哀悼
Global News Asia 11月16日(月)9時0分配信

2015年11月16日、バンコクの高層ビル、バイヨクスカイタワーに、Pray for Parisの文字が浮かびあがった。フランスで起きたテロの犠牲者を悼む声は、プラユット首相はじめタイでも多く上がっている。

【その他の写真:バンコクのシンボル、バイヨークスカイタワーに灯された「Pray for Paris」の文字】

 タイ軍事政権のプラユット首相は、パリで犠牲になった人々に哀悼を表し、フランス政府宛に弔辞を送った事を明らかにした。

 また、8月にバンコクで起きたエラワン廟爆破事件を引き合いに出して、テロには世界が一体となって立ち向かわなければいけない。と強い調子で述べた。

 タイでは、マレーシア国境付近でイスラム系分離独立派によるテロ事件が、ほぼ毎日のように起きており、今回の事件は決して他人事とはいえない。特にISISが犯行表明を出した事から、同地区のゲリラ組織がかつてアルカイダとの関係も指摘されている事を考慮して、国内での警戒を一層強化する方針も打ち出した。
【翻訳/編集:そむちゃい吉田】


パリ同時多発テロ ノートルダム寺院で追悼ミサ 会場前でも市民らが賛美歌合唱
産経新聞 11月16日(月)8時39分配信

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パリ同時多発テロの犠牲者を悼むミサがノートルダム大聖堂で行われた=15日、フランス・パリ(大西正純撮影)(写真:産経新聞)

 パリ同時多発テロを受け、パリ中心部にある名所の一つ、ノートルダム大聖堂で15日夜、犠牲者を悼むミサが開かれた。会場には数千人もの群衆が集まり、突然のテロに倒れた死者に祈りをささげた。

 15日午後6時すぎ、犠牲者への哀悼を示す寺院の鐘が打ち鳴らされた後、6時半すぎからミサが始まった。参加したルノー・ルフォールさん(31)は、7年間ほど席を同じくした同僚を銃撃で失った。「ほとんどのパリ市民は知り合いを捜せば犠牲者が見つかる。それほど被害は大きい。テロは本当に憎いが祈ることしかできない」と神妙な面持ちで語った。

 教育関係の会社に勤めるオリバー・ドラギャルドさん(40)は「若い人が命を失ったのが耐えられない。われわれはパニックになるべきではないが憤りもやまない」と話した。

 ミサでは、アンドレ・バン・トロワパリ大司教が祈りをささげ、パイプオルガンの音とともに会場は敬虔な雰囲気に包まれた。

 ミサ開始後も多数の市民が押し寄せたため、寺院に入りきらない人が続出。聖堂前は多数の市民でごった返した。「はっきりとは分からないが、数千人はいるだろう」(警備関係者)。

 そうした市民が寺院前で自発的に賛美歌を歌い始めると、会場の外もさながら一体感のあるミサ会場のような雰囲気になった。

 会場に入れなかったフランス人の女性(50)は「場所はどこでもいいので、とにかく彼らに祈りたい」と話していた。(パリ・森浩)


欧州で難民流入規制の声…テロ犯が紛れた可能性
読売新聞 11月16日(月)8時29分配信

 【ロンドン=角谷志保美】パリ同時テロにイスラム過激派組織「イスラム国」が関与したとされることから、欧州でイスラム圏からの移民、難民の受け入れに影響が出始めている。

 武装グループのメンバーがシリア旅券を所持していた疑いもあるため、テロ犯が難民の波に紛れていた可能性が浮上し、右派勢力の間で難民流入の規制強化を求める声が強まっている。

 10月末のポーランド総選挙で勝利した右派政党「法と正義」の幹部は14日、欧州連合(EU)が決めた難民の受け入れ分担計画について、「パリの悲劇を踏まえると、実行は政治的に不可能だ」として拒否する姿勢を示した。スロバキアのフィツォ首相も同日、「移民の波に潜む『イスラム国』の脅威」を強調した。


パリ多発攻撃、金融市場は短期的に下落へ 長期的影響ない見通し
ロイター 11月16日(月)8時26分配信

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 11月16日、フランスの首都パリで13日発生した同時多発攻撃を受け、週明け16日以降の世界の金融市場は短期的に下落するとみられている。ただ、今回の事件が経済に長期的に影響する、あるいは市場の方向性を変えるとの見方は少ない。パリで15日に撮影(2015年 ロイター/Philippe Wojazer)

[シドニー/東京/パリ 15日 ロイター] - フランスの首都パリで13日発生した同時多発攻撃を受け、週明け16日以降の世界の金融市場は短期的に下落するとみられている。ただ、今回の事件が経済に長期的に影響する、あるいは市場の方向性を変えるとの見方は少ない。

アナリストらは、事件を受けて、景気信頼感や観光、欧州の域内貿易などに悪影響が及ぶ場合、欧州中央銀行(ECB)は来月の理事会で金融緩和方針をさらに強化すると考えている。

欧州の取引所運営会社ユーロネクスト<ENX.PA>は14日、16日のフランス金融市場の取引は通常通り行うと表明した。

事件後の週末はパリの多くのレストランや商店が休業した。一部のアナリストは、フランス株式市場の事件後の反応は今年1月にパリで起きた風刺週刊紙「シャルリエブド」本社襲撃事件の後よりも明確なものとなるとみる。

IGフランスのアナリスト、アレクサンドル・バラデス氏は「株式市場では消費財や観光業のほか、クリスマスが近いため高級品に関連した銘柄が影響を受ける可能性がある」と指摘。「1月の事件では標的が絞られていたが、今回は全市民が標的だった」とし、「事件の背景がより明確になるまで投資家は様子見姿勢を取る可能性がある」と分析した。

また、アリアンツのモハメド・エラリアン首席経済顧問は「今回の事件が短期的にフランス国内総生産(GDP)の制約要因となる中、株式市場は下落して始まり、国債利回りとユーロも下げるだろう」と述べた。

フランス以外で同様の事件が起こることへの懸念や過激派組織「イスラム国」への欧米の軍事対応の強化をめぐる緊張の高まりが世界の金融市場に影響する可能性もある。

フランスは観光客の数が世界で最も多く、観光業がGDPの約7.5%を占めており、今回の事件が旅行や観光業に打撃となる可能性は考えられる。

また、国境の封鎖が続き、貿易が阻害される場合、商業への長期的な影響はユーロの重しとなるとの見方がある。

一方で、アナリストによると、欧州で過去15年間に起きた同様の事件では、金融市場や経済に長期にわたり影響を与える傾向は見られない。


G20首脳会合開幕 対テロや経済安定で連携 資金遮断へ規制強化呼び掛け
SankeiBiz 11月16日(月)8時15分配信

 日米欧に中国やインドなどの新興国を加えた20カ国・地域(G20)首脳会合が15日、2日間の日程でトルコのアンタルヤで開幕した。パリ同時多発テロを受けて、テロ封じ込めの対応策や世界経済の安定に向けた各国の連携などを話し合う。米利上げを前にした金融市場の動揺の緩和もテーマになる。フランスのオランド大統領は首脳会合への欠席を決めた。日本からは安倍晋三首相と麻生太郎財務相が出席、各国がフランスへの支援で一致する方向だ。(アンタルヤ 今井裕治)

 ◆渡航自粛相次ぐ

 今年2月にトルコのイスタンブールで開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議では、テロを資金面で抑え込むため、資金遮断へ結束するとの共同声明を採択した。資金取引の透明性を高めるための指針策定を各国に促しており、規制強化に足並みをそろえられるか注目される。首脳会合に先立ち、トルコのエルドアン大統領は14日、国際社会はテロ対策を「最前線に位置付けるべきだ」と述べた。

 米国はテロ組織に資金提供する個人や組織を特定し、取引銀行のドル決済を停止させるなど規制強化に積極的だ。米国がG20首脳会合で、国内の過激派への刺激を避けるために対策強化に慎重なサウジアラビアやトルコに規制強化を働き掛ける展開も予想される。

 一方、パリ同時多発テロによる経済活動への影響も各国の懸念材料だ。

 日本企業では、日産自動車が15日、パリへの社員の渡航を禁止したことを明らかにした。現地に滞在中の約100人の出張者については、必要最低限の移動にとどめるなど注意を呼び掛けている。テロ発生後、日産は提携する仏自動車大手ルノーと協力し、現地での情報収集や危機管理対応に当たっている。

 日産はパリ近郊に欧州法人の拠点があり、日本人を含む約450人が勤務している。

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は今月予定していた社員2人のパリ出張を中止。安全が確認できるまでフランス全土への出張や旅行自粛も決めた。

 日立製作所も不要不急の出張は避けるよう社内に通達。フランスに炭素繊維などの製造拠点がある東レは週明けにも出張自粛の指示を出す方針。野村HDは出張者に安全確保を優先するよう指示した。

 また、日本の旅行会社はフランスに向かうツアー中止を相次ぎ決めた。JTBはフランスに向かう14~16日出発の主要なパッケージツアーを中止。パリに滞在していた同社のツアー客、三百数十人全員の無事を確認した。日本旅行も、パリに滞在する約160人の安否確認を進めた。15、16日出発のツアーの中止を決め、客に連絡した。企業や大学関係者の海外視察などを手掛ける「ユニ・ファースト」(東京都千代田区)の担当者は「欧州全体でテロの危険性が高まっている。対策が進まない場合、一定の利用者減は避けられないだろう」と指摘した。

 世界経済をめぐっては、中国経済の低迷が新興国や資源国の景気に影を落とし始めているだけに、経済活動へのテロ不安の影響が拡大・長期化するようなことになれば成長が一段と減速しかねない。先進国の内需刺激による下支えが期待されているが、日本は7~9月期の実質国内総生産(GDP)が2四半期連続のマイナス成長になるとの見方が強く、景気の腰折れ懸念が膨らんでいる。

 ◆国別投資戦略を策定

 国際通貨基金(IMF)が10月にまとめた2015年の世界経済の成長率見通しは新興国で下方修正が相次いだ。先進国はおおむね据え置いたが、日本と資源安の打撃を受けるカナダは下方修正した。

 G20首脳会合では、世界経済について、成長戦略やインフラ投資など経済成長に向けた取り組みが議題となる。投資戦略を国別で策定するほか、若年層の雇用拡大の目標なども議論する構えだ。

 安倍首相はテロ対策を積極的に進めることを表明するとともに、名目GDPで600兆円を目指すアベノミクス「新三本の矢」を説明。月内にも緊急対策を取りまとめる考えを強調するとみられるが、景気の停滞感が強まっている日本は、世界経済の安定成長に向けた一層の貢献を迫られる可能性もある。


パリ連続襲撃、同じ日にトルコでテロ計画か
AFP=時事 11月16日(月)7時55分配信

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トルコ・イスタンブールにある仏領事館前で、パリ連続襲撃事件の犠牲者を追悼する女性(2015年11月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】トルコ政府高官は15日、仏パリ(Paris)の連続襲撃事件と同日にイスタンブール(Istanbul)で計画されていた「大規模な」攻撃を当局が阻止したことを明らかにした。

パリ連続襲撃、関与疑いの男に国際逮捕状

 同高官が匿名を条件にAFPに語ったところでは、警察はパリ連続襲撃事件が起きた13日、イスタンブールで5人を拘束。うち1人は、「ジハーディ(聖戦士)・ジョン(Jihadi John)」の通称で知られるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」メンバーのモハメド・エムワジ(Mohammed Emwazi)容疑者に近い人物とされるエイネ・レスリー・デイビス(Aine Lesley Davis)容疑者だった。米政府は、エムワジ容疑者が、最近の無人機攻撃によって死亡したとみている。

 デイビス容疑者は、エムワジ容疑者と同じ英国人で、シリアで外国人人質らの看守役を務めていた。英ロンドン(London)生まれのイスラム教徒で、後にイスラム過激主義に傾倒。英メディアによって以前から、シリア領内のISネットワークの重要人物と指摘されていた。

 トルコ高官によると、同国の当局は現在、未遂に終わった攻撃計画と、129人が死亡したパリの連続襲撃事件との関連性について調べを進めている。【翻訳編集】 AFPBB News


過激主義が仏分断 「移民・イスラムに反感」
産経新聞 11月16日(月)7時55分配信

 「なぜテロを防ぐことができないのか」「次の標的はどこだ」。前代未聞の大惨事となったパリの同時多発テロ。1月の風刺週刊紙シャルリー・エブド本社の襲撃事件に続いてテロの標的となったパリでは、住民の不安と悲しみが広がっている。

 15日のパリ中心部は閑散としていた。さらにテロが起きる可能性があるとの観測から、多くの店舗やカフェが休業し、ルーブル美術館やエッフェル塔などの観光施設も閉鎖されたままだ。一方、テロの現場ではこの日も花を手向け、ろうそくをともす人々の姿がみられた。

 「事件はイスラム教とは関係がない。犯人たちはテロリストだ」

 テロ翌日の14日、現場の一つとなったパリ中心部のカンボジア・レストランの前では、イスラム教徒の30代の男性が声をあげていた。「過激主義をもたらしたイスラム教に問題がある」と主張する老女と論争になり、周囲には人だかりができていた。

 レストランの窓ガラスは割れ、玄関には黒ずんだ血痕が残る。人々がささげた花束のそばで、警察官が警備に当たっていた。

 人口約6500万人のうち、1割という欧州最大のイスラム教徒を抱えるフランス。英BBC放送は、同時テロを受けて「移民やイスラム教への反感が津波のような高まりを見せている」と伝え、「イスラム教徒であるといえば、仕事にも支障が出る」という移民出身者の声を紹介した。

 フランスのオランド大統領は14日、テロの温床である過激思想と団結して戦うと表明した。一方で仏極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首は同日、「イスラム原理主義は絶滅されるべきだ」と刺激的な表現を用いて、過激な主張をするモスク(イスラム礼拝所)などの閉鎖を訴えた。

 専門家らは、「過激主義の浸透はフランス社会を分断した」としつつも、「過激主義を完全になくすことは不可能だし、問題の解決にはつながらない」と指摘する。パリの人々の不安と苦悩の日が続く。(パリ 内藤泰朗)


2016米大統領選 民主党3候補、テロ対策テーマに議論
産経新聞 11月16日(月)7時55分配信

 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた民主党の第2回討論会が14日、中西部アイオワ州デモインで開かれ、3候補がパリ同時多発テロを中心に議論した。最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は「イスラム国」を第一の脅威と位置付け、その国際テロネットワークを打倒する必要性を強調した。

 クリントン氏は「過激な聖戦主義思想を根絶するため、世界を団結させる決意が必要だ」と指摘。外国人戦士としてイスラム国に加わり、帰国してテロを企てようとする米国人の取り締まりや難民審査を厳格にする考えを示した。

 ただ、「米国の戦いにしてはならない」とも語り、イスラム国と戦う現地部隊を支援する役割に徹するとのオバマ米大統領の方針に同調。軍事力のほか外交、情報共有といった分野で協力すべきだと主張した。

 クリントン氏を追う無所属のバーニー・サンダース上院議員(74)は、イラク戦争がイスラム国台頭の原因だと指摘した。

 マーティン・オマリー前メリーランド州知事(52)は「イスラム国はフランスで西洋の民主主義を攻撃した」と述べた。


シリア和平 米露対立、掃討作戦に支障
産経新聞 11月16日(月)7時55分配信

 【ワシントン=青木伸行】パリ同時多発テロは、米軍が主導する有志連合による「イスラム国」への掃討作戦、とりわけロシアの軍事介入で混乱を来している、シリアでの軍事行動を強化する必要性を想起させている。米軍事専門家の間では、北大西洋条約機構(NATO)が介入すべきだとの論調が強まっている。

 オバマ大統領は14日、トルコへの出発に先立ち、テロを受け国家安全保障会議(NSC)を招集。軍事行動を含めフランスと緊密に協力するよう指示した。国務省は、パリのレストランにいた米国人女性(23)の死亡を確認し、米国にも憤りが広がっている。

 くしくも米軍はパリでテロが発生した直後に、リビアでイスラム国の幹部を標的にした空爆を実施した。先月にはオバマ大統領が、シリアに米軍特殊部隊を常駐させることなど新たな方針を打ち出し、掃討作戦のテコ入れに躍起だ。

 だが、特殊部隊は50人に満たず大きな効果は望めない。何よりシリアでの米露対立が依然、掃討作戦を阻む大きな障害である。

 シリア内戦の政治的解決へ向け14日にウィーンで開かれた多国間外相級協議は、テロの犠牲者に黙祷(もくとう)をささげて始まり、政権移行への基本行程で合意した。だが、共同記者会見では、米露外相が火花を散らした。

 ケリー国務長官「シリアにアサド大統領がいる限り、内戦は終結しない。内戦を終わらせなければ、イスラム国を打倒できない」

 ラブロフ外相「敵はイスラム国でありアサド氏ではないことは、パリでのテロが示している」

 こうした根本的な対立により、半年以内の移行政権樹立など合意された行程がずれ込み、ロシアの軍事介入が掃討作戦を攪乱(かくらん)し続ける状況が続く恐れもある。

 多くの米軍事専門家は、オバマ政権が今回のテロに促される形で空爆を強化し、軍事顧問を最前線に派遣するなどの措置をとるだろうとみている。だが、それでは事態が改善されないとし、ジェームズ・スタブリディス退役海軍大将などは、掃討作戦に「NATOが加わり対処すべきときだ」と主張している。


APECも対テロ共同対処 首脳宣言概要、経済への影響懸念
産経新聞 11月16日(月)7時55分配信

 フィリピンで18、19の両日に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でまとめる共同宣言の概要が15日、分かった。アジア太平洋地域でテロリズムのリスクが高まっていることから、テロへの共同対処を明記する。中小企業の世界市場への参入支援を打ち出し、さらなる経済成長を目指す。

 共同宣言では、テロ脅威の拡大が経済発展に及ぼす懸念から「強靱(きょうじん)な地域社会の構築」として、テロ対策での協力をこれまでよりも強調する。また、パリの同時多発テロを踏まえ、テロ抑止の重要性について原案より強く打ち出す方向だ。

 零細・中小企業の世界市場への参入促進では、電子商取引や金融での支援に加え、国際貿易で直面する障壁への対処として税関規則の合理化も進める。

 APEC協議の柱であるアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)構想に向けた取り組みの継続も確認する。

 日本が海外支援策として呼びかけている「質の高いインフラ」整備に関しても、地域の経済成長に向けた目標の一環として盛り込む方向だ。人材開発は民間企業の需要に合った人材育成の重要性を確認。女性や高齢者の就労や社会参画を支援し、教育や訓練などでの奨学金を奨励する。自然災害のリスクへの対応についても明記する。

 南シナ海問題については明言は避けるが、地域の緊張を高めないよう関係各国に抑制的な対応を求めるため「法の支配」などの文言で調整している。

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