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2015年9月11日 (金)

栃木で50年に1度の大雨、栃木、茨城に大雨特別警報・5

気象庁は未明に栃木県に、朝に茨城県にそれぞれ大雨特別警報を発表し、自治体の避難情報に従って安全を確保するよう呼び掛けた。栃木県では1人が心肺停止、1人が行方不明となり、茨城県内では鬼怒川が氾濫した。

栃木、茨城、千葉の各県では土砂災害や河川の氾濫などのため計約16万人に避難指示が出された。

栃木県では日光市・今市で10日午前10時40分までの48時間雨量が613.5ミリに上るなど、観測史上最多雨量を記録する地点が続出した。関東と東北南部では土砂災害警戒情報が各地に出された。

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リンク:決壊部の応急工事、1週間程度で - 速報:@niftyニュース.
リンク:宮城堤防決壊 濁流押し寄せ「冷凍庫が倒れる」 避難住民が恐怖を語る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川堤防決壊 孤立状態は市役所1カ所の400人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川堤防決壊 警視庁が新たに100人を茨城へ派遣 被災地で夜通しの救助も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:住民「まさかこちらまで」=小学校に続々避難―渋井川決壊・宮城県大崎市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東日本豪雨>鉄道は運休多数 復旧困難路線も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「全く水道使えない」栃木・小山市で給水車に長蛇の列 浄水場の浸水などで給水不能に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東日本豪雨>「大震災思い出した」10人救助のヘリ自衛官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東日本豪雨>「涙も出ねえ」 片付け手がつかず 栃木 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 「強いリーダーシップで万全を」安倍首相が関係閣僚会議で指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宮城県 総雨量600ミリ近く観測史上最大に 引き続き最大級の警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東日本豪雨>ボートで住民救出 宮城、7河川で水害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難者、水音に恐怖感じながら一晩「怖くて寝れなかった」 浸水被害の常総市役所 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東日本豪雨>次々救出「助かった」 食料分け合い一夜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城、栃木大雨 「激甚災害指定の方向」菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川堤防決壊 応急的な復旧は1週間程度で 宮城・渋井川にも職員派遣 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:機動隊員100人新たに派遣=排水車初投入、常総市に―警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「こんな水害初めて」 常総市で自衛隊などの救助活動本格化 病院では入院患者らが孤立状態 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相、救命救助に全力尽くすよう指示…大雨被害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<菅官房長官>大雨被害、「激甚災害」指定を検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国交省の専門家チーム、鬼怒川決壊箇所の現地調査開始 住宅地に向かって2つの溝を確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大雨による行方不明者25人に 茨城・常総市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・常総不明25人に…栃木、宮城で3人死亡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、宮城などに激甚災害検討=安倍首相「被災者救助に総力を」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川水位、堤防より高く=決壊100メートル超―国交省調査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・常総の行方不明者は22人に…市長が発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:関東・東北で鉄道各線の運休続く…東武は橋りょう流出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:堤防決壊「助けて」NHK1人1人ヘリ救出を生中継 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自衛隊の救出的確判断、称賛の声次々「涙出た」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最後の手段、ツイッターに住所出しSOSで助かった - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:山崩れ、市役所相談も「個人の問題」 行政に怒り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川上流温泉街一変 川沿いホテル露天風呂崩落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東日本豪雨>3人死亡26人不明 宮城でも堤防決壊 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東北大雨 宮城県にも自衛隊を災害派遣 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

決壊部の応急工事、1週間程度で
2015年9月11日(金)13時13分配信 共同通信

 太田昭宏国土交通相は11日の記者会見で、茨城県常総市の鬼怒川で決壊した堤防について、同日からブロック投入作業を始め、1週間程度で開口部をふさぐ応急工事の計画を明らかにした。

 太田氏は「海岸の消波ブロックのようなものを積み上げてシートを張り、さらに矢板を打ち付ける。急いで開口部を閉め切り、補強工事に入りたい」と述べた。

 一方、浸水地域にはポンプ車74台を投入し24時間体制で排水作業を急ぐとしたが、排水完了までの期間は未定とした。

 また、東北地方の河川でも堤防の決壊が起きていることを受け、「緊迫した状況が続いており、対策をさらに進めたい」と強調した。


宮城堤防決壊 濁流押し寄せ「冷凍庫が倒れる」 避難住民が恐怖を語る
産経新聞 9月11日(金)13時5分配信

 11日朝、堤防が決壊した宮城県大崎市内の渋井川周辺地区では、住民らが表情を曇らせながら近くの小学校などに避難、濁流が押し寄せた恐怖を語った。

 同日未明に渋井川が十数メートルにわたり決壊すると、濁流が周辺民家に迫った。大人の胸の高さくらいまで浸水、地面は見えず、住民の一部は消防にボートで救出された。

 古川第五小学校には約150人の住民が避難。住民らはマットに座り込むなどし、一様に疲れた表情を浮かべた。

 会社役員の菅原靖子さん(59)は、2階建ての自宅の1階が浸水したという。地元消防のボートで救助され、11日午前9時ごろに小学校の体育館に避難してきた。菅原さんは「高さ約1メートルの冷凍庫が倒れ、水に浮いていた」と恐怖を語った。

 会社員の八巻美智さん(26)は生後10カ月の長女を抱え、同日午前5時すぎに避難。体育館では毛布や水、マットが配られ、夫は2時間後には会社に向かったという。「今のところは不自由はないが…」。八巻さんは不安の色を浮かべた。


鬼怒川堤防決壊 孤立状態は市役所1カ所の400人
産経新聞 9月11日(金)13時5分配信

 茨城県常総市は11日正午現在で孤立状態にあるのは、市役所1カ所の被災者約400人と発表した。市役所には市職員や自衛隊員らも含めると約1千人がいる。


鬼怒川堤防決壊 警視庁が新たに100人を茨城へ派遣 被災地で夜通しの救助も
産経新聞 9月11日(金)13時0分配信

 大雨により茨城県常総市で堤防が決壊するなど各地で被害が拡大する中、警視庁は11日朝、機動隊員ら約100人を新たに現場へ派遣した。堤防決壊で多数の住民が被災した同市の現場では、10日夜から特殊救助隊員が夜通しで活動にあたり、被災者を救助した。

 警視庁によると、新たな派遣では機動隊員のほか、東日本大震災後に導入した災害用の排水車を初めて現場に投入、ショベルカーやボートも活用して救助にあたる。災害対策課の吉岡寿彦理事官は「多くの方が救助を待っており、一刻も早く救助できるよう全力で取り組む」などと話した。

 警視庁は10日、同市へ広域緊急援助隊を派遣。災害対応の技術にたけた特殊救助隊員12人が現場に入り、同日夜から夜通しで救助活動にあたり、11日朝までに男女8人を助け出した。航空隊のヘリによる救助も行われている。


住民「まさかこちらまで」=小学校に続々避難―渋井川決壊・宮城県大崎市
時事通信 9月11日(金)12時51分配信

 宮城県大崎市で11日午前に起きた渋井川の堤防決壊。
 押し寄せる水を逃れた住民らは、「他県での出来事」と思っていた濁流による被害を目の当たりにし、息をのんだ。
 決壊した堤防の近くにある鹿嶋神社の宮司・渋谷康盛さん(86)は午前4時ごろ、激しい雨音で目を覚ました。近くの田んぼにはあふれるほどの水。「こんな簡単に水が入って不思議だったが、堤防が切れるとは思わなかった」
 社務所は床上まで浸水し、隣の自宅近くにも一時、水が迫った。茨城県常総市などの水害を「よそさまの話」と感じていたが、「まさかきょうはこちらを直撃するとは」と驚きを隠せない様子だった。
 避難所となった市立古川第五小学校には、午前中に乳児から高齢者まで100人以上が訪れた。中瀬浩子教頭らによると、体調不良を訴える人はいないが、避難した住民らはいずれも疲れた様子で横になったり、不安そうに携帯電話で連絡を取り合ったりしていた。
 胸まで水に漬かったり、消防隊員に抱えられたりした人もおり、凍えないよう暖房をつけ、隣の中学校から集めた運動着を提供したという。
 近くには孤立し助けを待つ人が20~30人いる地区もあり、救助の自衛隊ヘリコプターが離着陸できるよう、職員らが運動場からサッカーゴールなどを移して場所を空けた。「無事に来てもらえれば…」。男性職員は祈るようにつぶやいた。


<東日本豪雨>鉄道は運休多数 復旧困難路線も
毎日新聞 9月11日(金)12時49分配信

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鬼怒川の氾濫から一夜明け、冠水した関東鉄道の水海道駅=茨城県常総市で2015年9月11日午前、本社ヘリから

 大雨の影響で11日も東北地方を中心に始発から運転見合わせが相次いだ。JRや東武、関東鉄道では終日運休を決める区間もあり、再開の見通しが立たない路線も出ている。

 JR東日本によると宮城県周辺の各線区を中心に雨量が規制値を超えて運休区間が広がり、仙台市周辺の通勤・通学に大きく影響した。仙石・仙山・陸羽東・只見・日光の各線では終日運休を決める区間が出ている。

 一方、関東でも前日の大雨の影響が残った。栃木県内の東北線で路盤が水分を含み徐行運転中の区間があり、通常の6割の頻度で運行。上野東京ラインなど各線の直通運転を取りやめるケースが出ている。東武鉄道でも線路を残して路盤や橋が流失するなど日光・鬼怒川・宇都宮の各線で全面復旧の見通しが立っていない。茨城県の関東鉄道常総線は全線、千葉県の小湊鉄道は一部区間で終日運転を見合わせ、バスでの代行輸送を始めた。【本多健】


「全く水道使えない」栃木・小山市で給水車に長蛇の列 浄水場の浸水などで給水不能に
産経新聞 9月11日(金)12時47分配信

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11日午前、水を求めて、給水車には長蛇の列ができた=栃木県小山市(原川真太郎撮影)(写真:産経新聞)

 台風18号の影響による大雨で浸水被害などが相次いだ栃木県小山市では、市内に3カ所ある浄水場のうち2カ所が浸水などで給水不能になり、市内全域で水が出にくい状況が続いた。同市は11日、給水車で水を配り、住民らが長蛇の列をつくった。

 市水道事業によると、市内では羽川西浄水場など2カ所が浸水のため操業を停止。この影響でほぼ断水状態となっている地域もあるが、「今日、明日中の復旧は正直厳しい」(担当者)という。このため市民にホームページなどを通じて節水を呼びかけているほか、市内4カ所で終日、給水車などを使った水の配布を実施している。

 このうち、同市羽川の市役所桑出張所では、給水車の前に市民ら約100人が列を作り、持参したペットボトルやポリタンクに水を入れたり、非常用の給水袋を受け取っていた。

 20リットル入りのタンク2つに水を入れた近くに住む川村アキ子さん(70)は「昨日の午後から全く水道が使えず困っている。幸い住宅の浸水被害などはなかったが、まさかこんな状態になるなんて」とため息をついた。

 水を求めて午前7時半に訪れた主婦(50)は「(水の配布について)当初は情報提供がなく、こっちから問い合わせて初めて知った。ホームページに掲載していても、お年寄りは分からない。市の対応は後手後手だ」と不満を述べた。


<東日本豪雨>「大震災思い出した」10人救助のヘリ自衛官
毎日新聞 9月11日(金)12時20分配信

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救出作業を行った金子1等陸尉(左)と中村3等陸曹=栃木県宇都宮市の北宇都宮駐屯地で、野田樹撮影

 茨城県常総市の浸水現場でヘリコプターによる救助活動を行った陸上自衛隊北宇都宮駐屯地(宇都宮市)の第12ヘリコプター隊の第1飛行隊パイロット、金子享弘1等陸尉(41)と救助隊員、中村洋介3等陸曹(26)が10日夜、同駐屯地で報道陣の取材に応じた。2人は男女10人を救出。濁水が広がる光景に「東日本大震災を思い出した」という。

 中村3曹は、電柱につかまって助けを待っていた男性を救助した際、「体力が衰えていたので『大丈夫ですよ』と声をかけ続けた。水に長い時間当たっていたので、体も冷たかった」と話した。

 90歳の女性もベランダから救出した。金子1尉は「引き上げる際のヘリの操縦に注意を払った」と言う。9歳の男児を救助する際、「とてもおびえているようだったので、意識して声をかけた」と中村3曹は振り返った。【野田樹】


<東日本豪雨>「涙も出ねえ」 片付け手がつかず 栃木
毎日新聞 9月11日(金)12時17分配信

 記録的な大雨から一夜明けた栃木県では、避難先から帰宅した人々が平常な生活を取り戻す姿がみられた。ただ深刻な浸水被害を受けた地域では、大雨の影響が尾を引いている。

 同県小山市の大行寺地区では、避難所から戻った住民らが浸水で散乱した屋内などを片付けていた。

 機械・電気工具を販売する「宮城鋼具」では11日午前7時半から従業員らが店内を掃除した。発電機など高額の商品が被害に遭い、同社役員の工藤国寿さん(71)は「涙も出ねえ」と嘆いた。午前9時ごろに自宅に戻った中学3年の増山愛梨さん(14)は、変わり果てた自宅を前に「何から手を付けたらいいのか分からない」とぼうぜんとしていた。

 同市間々田の市立間々田小学校の避難所には、11日朝、6世帯15人がとどまっていた。道路の冠水による通行止めで家に戻れない状況だという。妻と長女、孫2人とともに避難していた無職、池羽重利さん(74)は「市内に40年住んでいるが、あんな激しい雨は経験したことがない。家の窓にたたきつけるような雨に恐怖を感じてここに来た」と話し、疲れた表情を見せた。「自宅がどんな被害に遭っているのか、不安で仕方がない。夜もよく寝られなかった」

 那須塩原市の塩原温泉街では、給水施設に支障が生じ、宿泊施設、病院、一般住宅など約800カ所が断水した。市によると、沢から水を引く取水口が何らかの原因で詰まったとみられ、給水車で水を運んでいる。上塩原地区では、約150世帯に水を供給している別の水道も止まっており、市が復旧を急いでいる。

 また同市の中塩原地区では、旅館や民家など約70軒に温泉の湯を送れない状態になった。市によると、給湯管に流木などがぶつかって穴が開いたことが原因とみられる。【加藤佑輔、田中友梨、柴田光二】


東日本豪雨 「強いリーダーシップで万全を」安倍首相が関係閣僚会議で指示
産経新聞 9月11日(金)12時6分配信

 政府は11日午前、茨城や栃木、宮城各県などでの大雨に関する関係閣僚会議を首相官邸で開いた。安倍晋三首相は(1)被災地の救助、救命に全力を尽くす(2)住民の避難が確実に行われるよう対策に万全を期す(3)必要な物資を確保し医療行為の提供などの被災者支援を行う-の3点を指示し、「強いリーダーシップを発揮し対応に万全を期してもらいたい」と述べた。


宮城県 総雨量600ミリ近く観測史上最大に 引き続き最大級の警戒
ウェザーマップ 9月11日(金)11時49分配信

 関東や東北地方では、これまでに経験したことのないような大雨となっている。11日午前11時現在、宮城県全域に大雨特別警報が発表中だ。栃木県、茨城県の大雨特別警報は解除されたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所、河川が増水、氾濫している所がある。東北地方では、引き続き土砂災害、河川の増水や氾濫、浸水に最大級に警戒が必要だ。

 台風18号から変わった低気圧と台風17号の影響で、東北地方に湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になっている。宮城県丸森町筆甫では、降り始めからの雨量が573ミリに達し、観測史上最大となっている。大雨のピークは越えつつあるが、夕方にかけて局地的に激しい雨の降るおそれがあり、引き続き警戒が必要だ。

【道東でも大荒れに】
 台風17号は、11日午前9時現在、日本の東の海上にあり、1時間におよそ35キロの速さで北上している。北海道では、昼頃から台風本体の雨雲がかかり、今夜に北海道東部にもっとも接近する見込みだ。このあと、温帯低気圧に変わる予想だが、大雨や暴風、高波に警戒が必要となる。あす昼頃までに予想される雨量は、多い所で100ミリ。予想される最大瞬間風速は35メートル。波の高さは8メートルに達し、うねりを伴い大しけとなる見込みだ。


<東日本豪雨>ボートで住民救出 宮城、7河川で水害
毎日新聞 9月11日(金)11時44分配信

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宮城県内では、川が決壊した=宮城県大崎市で2015年9月11日、佐々木順一撮影

 北関東に大きな被害をもたらした雨雲は、北上して10日深夜から11日にかけ東北地方に大雨を降らせ、被害は拡大し続けている。宮城県では7河川で水があふれたり堤防が決壊したりした。湖のようになった住宅地などに取り残された住民らは救助をじっと待ち続けた。【百武信幸、本橋敦子、山田研】

 渋井川の堤防が11日に決壊した宮城県大崎市の古川西荒井地区では同日午後0時40分現在、ボートやヘリなどで70人以上が救出された。1歳の息子を抱いた女性(30)はボートで救出され「水が引くのを待とうと思っていたところに、消防の人たちが来てくれた」とほっとした表情を見せた。地元消防の現地指揮本部によると、一時は水かさが最大約2メートルに達し、自動販売機が水没するほどだった。

 地区の避難所となった市立古川第五小体育館には11日正午現在で計約140人が身を寄せた。ボートで救出された小学校講師の星あゆかさん(28)は午前5時過ぎに大きな音で目を覚ました。アパート1階の床下収納のふたが水圧で腰の高さまで浮き上がっていた。「一気に水位が上がり、ひざ下まで浸水した。2階の部屋に避難させてもらったが、本当に怖かった」。家族5人で避難した大泉節子さん(64)は「午前6時過ぎに道路まで水が来たなと思ったら10分ぐらいで玄関まで水が上がり、逃げられないかと思った」と話した。

 仙台市泉区では11日未明に七北田(ななきた)川があふれ、立ち往生した車から救助を求める通報が相次いだ。消防隊員が救出するなどしてけが人はなかった。栗原市築館の国道4号では11日午前1時55分ごろ、大型車が土砂崩れに巻き込まれ、男性運転手が負傷した。

 避難勧告が出た仙台市若林区の沖野小には、11日午前4時ごろ200人が避難し、教職員が毛布や水を配るなどした。2歳と3歳の子どもを連れて避難した主婦、原田美意子さん(34)は「家の前の広瀬川からゴーという大きな音が夜通し聞こえて不安で寝られなかった。子どもがまだ小さいので、今日は一日、家に帰らず様子を見るつもりです」と話した。

 ちょうど4年半前の東日本大震災の津波で甚大な被害が出た東松島市野蒜(のびる)地区では、近くの吉田川の増水で11日午前7時前に近隣世帯に避難指示が出され、住民らが続々と避難所に集まった。旧野蒜小校舎には午前9時の段階で約80人が避難。尾形典子(ふみこ)さん(83)は「足が悪いので早めに避難した。今日は震災の月命日で、あの日と同じ金曜日。心配で防災リュックを持ってきた」と話す。小山恵美子さん(82)は「嫁に来て約60年になるが、川の増水で避難指示が出るのは初めて。昨晩は茨城の大雨の映像を見て震災を思い出し、眠れなかった」と話した。


避難者、水音に恐怖感じながら一晩「怖くて寝れなかった」 浸水被害の常総市役所
産経新聞 9月11日(金)11時35分配信

 茨城県常総市の災害対策本部が置かれている同市役所は、11日朝には庁舎の1階が濁流にのみ込まれ、駐車場は水没した。市役所は避難所にもなっており、避難した人々は近づいてくる水音に恐怖を感じながら一晩を過ごした。

 「水の音が迫ってきて、怖くて寝付けなかった」

 近くに住む会社員の女性(49)は、恐怖の一夜をこう振り返った。

 10日夜、市役所周辺に水が流れ込んできた。職員らは土嚢(どのう)を積んでいったが、11日未明には床上浸水が始まった。職員の指示で1階の避難所から2階に逃げ込む女性避難者。水位は夜通し上がり続け、朝には駐車場を含め町全体が濁水に埋まっていた。

 「乗ってきた車の屋根だけ見えて唖然(あぜん)とした。水が引くまで帰れないし、これからどうすればいいのか…」

 水に沈んだ町を見て、女性は途方に暮れた。

 市によると、鬼怒川の堤防決壊により同市東部地区のほぼ全世帯にあたる約1万1千世帯で床上下浸水の被害が出たという。

 鬼怒川の氾濫を防ぐために、鬼怒川に合流する河川に設置してある排水用ポンプを国土交通省が10日午後1時ごろに停止。市は「行き場を失った河川の水が市街地に流れ込んだのが浸水被害の一因」とみている。


<東日本豪雨>次々救出「助かった」 食料分け合い一夜
毎日新聞 9月11日(金)11時35分配信

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商業施設「アピタ」の屋上へ救助に来た自衛隊のヘリに乗り込む人たち=茨城県常総市で2015年9月11日午前6時38分、大西岳彦撮影

 記録的な大雨で10日に鬼怒川堤防が決壊し大きな被害が出た茨城県常総市では、一夜明けた11日、水につかった住宅地や商業施設に取り残された人たちの救出作業が本格化した。住民らは駆け付けた自衛隊員らの姿に「命だけは助かった」と胸をなで下ろした。栃木県では泥が覆う自宅や商店で、住民たちが普段の生活を取り戻そうと掃除などを始めた。しかし、北上する雨雲は東北地方にも大雨を降らせ、被害地域は拡大し続けている。【加藤栄、山田奈緒】

 ◇茨城

 客58人と従業員83人が取り残された常総市本石下のショッピングセンター「アピタ石下店」では、全員が浸水した1階から逃れ、2階に避難した。運営するユニーグループ・ホールディングスによると、2階の100円ショップの飲料や食料品などを食べ、売り場にある寝具などを利用して一夜を過ごした。1階売り場は80センチほど浸水、商品も多くが水没したが、大きな混乱はなく、11日午前までに自衛隊のヘリコプターなどで全員救出された。

 一方、常総市新石下にある市地域交流センターでは、約1000人が身を寄せ合って朝を迎えた。美容師の高畑令子さん(77)は「情報がなく、不安でたまらなかった」。自衛隊のボートに救助され、夫と長男、孫2人と避難した。センター内では元気よく遊ぶ子どもたちもいたが、高齢者は疲れ切ったのか無言だ。11日朝までの食料は災害用クラッカーが各世帯に約30枚配布されただけ。飲料水は当初、高齢者と幼児しか配られず、脱水症状の人のみ、コップ1杯の水を口にできた。持病が悪化した人は、優先的に夜中のうちにボートで救出したという。

 常総市の石下総合運動公園には住民が次々とヘリから降ろされ、災害派遣医療チーム(DMAT)が対応に当たった。救助された同市若宮戸の女性(47)は「ヘリの音がしたので手を振って気づいてもらえた」。会社員の男性(49)は「水も電気もだめだったが、食べ物はみんなで分け合った」と振り返った。

 常総市役所庁舎でも10日深夜から1階で浸水が始まり、職員が土のうの準備に追われた。周囲の浸水は続き、待機する職員約400人も含めると、約1000人が取り残された状態に。11日に記者会見した高杉徹市長は、市役所も含め複数の避難所が孤立状態になった点について「高い場所にある公共施設を(避難所に)選定してきた。(助ける側も被災者になり)極めて異常な災害」と釈明した。市役所に避難した男性(67)は「着替えも持ってこなかった。自宅が心配だ」と不安そうだ。

 国土交通省は11日早朝、国土技術政策総合研究所の専門家を常総市新石下の鬼怒川堤防決壊現場に派遣した。決壊は100メートル以上にわたり、勢いのある水流が地盤までえぐった「落堀(おちぼり)」が複数確認された。付近の被災住宅に残った痕跡などから、はんらん時の水位は堤防の高さ4メートルと同程度か、一部ではさらに高かったとみられるという。


茨城、栃木大雨 「激甚災害指定の方向」菅官房長官
産経新聞 9月11日(金)11時33分配信

 菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で、台風18号の影響による記録的な大雨による水害に関し、被災地地域への財政支援など激甚災害指定の可能性について「私の感覚だが、全体をみると当然そういう方向になるのではないか」と述べた。赤沢亮正内閣府副大臣を団長とする政府調査団を同日午前、茨城、栃木両県庁に派遣し、現地の被害状況を把握した上で判断する。

 豪雨による鬼怒川の堤防の決壊で大規模な水害に見舞われた茨城県常総市で22人が行方不明など、広範囲で多数の被災者が出ている。菅氏は「自衛隊、警察、消防計約5800人体制、ヘリコプター52機を運用し、政府一丸となって被災者の人命救助に全力をあげて取り組んでいる」と語った。


鬼怒川堤防決壊 応急的な復旧は1週間程度で 宮城・渋井川にも職員派遣
産経新聞 9月11日(金)11時29分配信

 太田昭宏国土交通相は11日の閣議後会見で、10日の大雨で決壊した鬼怒川堤防の応急的な復旧工事を11日から始め、1週間程度で開口部を閉め切るとの見通しを述べた。また、宮城県内では11日午前に渋井川が決壊したことなどを受け、現地に職員や排水ポンプ車を派遣したことを明らかにした。

 太田国交相によると、鬼怒川流域で堤防の復旧や排水作業などを進めるため、国交省や全国の地方整備局から、情報収集に当たる職員23人、河川や砂防を担当する職員でつくる緊急災害対策派遣隊「TEC-FORCE(テックフォース)」の157人を派遣。また、ポンプ車74台、照明車52台を投入するという。

 一方、東北地方で大雨被害が出ていることについて、「大変懸念しており、緊迫している状況が続いている」として、状況の把握に努めているとした。


機動隊員100人新たに派遣=排水車初投入、常総市に―警視庁
時事通信 9月11日(金)11時27分配信

 大雨による大規模な水害で、警視庁は11日、救助活動を支援するため、機動隊員ら約100人を茨城県常総市に新たに派遣した。
 
 同庁によると、災害用パワーショベルやボートのほか、東日本大震災後に導入された毎分4000リットルを排水できる災害用大量排水システム車も初めて現場に投入する。
 同庁は特殊救助隊員12人で編成された広域緊急援助隊を10日に派遣。11日早朝までに男女8人を救出したという。
 派遣される警視庁災害対策課の吉岡寿彦警視は「まだ現地では多くの方が救助を待っている状態で、一刻も早く救助できるよう全力で取り組む」と語った。


「こんな水害初めて」 常総市で自衛隊などの救助活動本格化 病院では入院患者らが孤立状態
産経新聞 9月11日(金)11時17分配信

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ヘリコプターで救助され、石下総合運動公園で担架に乗せられる住民=11日午前9時11分、茨城県常総市 (川口良介撮影)(写真:産経新聞)

 鬼怒川の堤防決壊から一夜明けた11日朝、茨城県常総市では自衛隊による救出作業が本格化した。

 同市新井木町の高台では、50人以上の自衛隊員が建物に取り残された住民らを次々とボートで救出していった。救出された住民は、隣接するかすみがうら市内の避難所に、自衛隊車両で運ばれた。孤立している地域との間には約10艘のボートが往復、住民らは一様に疲れ切った表情をみせた。

 犬を抱きかかえながら救助される人や、大きな荷物を持っている人がいたほか、乳児を連れている若い母親の姿もみられた。

 新井木町地区で孤立していた戸塚信市さん(72)は「10日は浸水しなかったので大丈夫だと思っていたら、11日の午前4時ごろから水が入ってきた。こんな水害は初めてだ。昨日は不安でほとんど眠れなかった。家の中はがれきや泥でひどい状況になっている」と話した。

 同地区の「きぬ医師会病院」には、約100人の入院患者や病院職員が取り残されていることも判明。同病院の関係者によると、病院は1階部分が1メートル以上浸水し、停電している。取り残されている入院患者の中には重篤な人が複数いるという。


首相、救命救助に全力尽くすよう指示…大雨被害
読売新聞 9月11日(金)11時13分配信

 台風18号から変わった低気圧による大雨被害の拡大を受け、安倍首相は11日昼、首相官邸で開いた関係閣僚会議で、〈1〉被災者の救命救助に全力を尽くす〈2〉住民の避難に万全を期す〈3〉物資の確保や医療行為提供などの被災者支援に関係機関一体で取り組む――よう指示した。

 その上で、「強いリーダーシップを発揮し、対応に万全を期してほしい」と各閣僚に要請した。

 これに先立ち、菅官房長官は11日午前の記者会見で、大雨被害が出た地域について、災害復旧事業への国庫補助率がかさ上げされる激甚災害に指定する考えを示した。菅氏は「(被害の)全体像を見ると、当然そういう方向になるのではないか」と語った。


<菅官房長官>大雨被害、「激甚災害」指定を検討
毎日新聞 9月11日(金)11時10分配信

 菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で、関東・東北地方の大雨被害に対する激甚災害指定について「当然そういう方向になるのではないか」と述べ、検討する考えを示した。また被害状況把握のため、同日、赤沢亮正・副内閣相を長とする政府調査団を栃木、茨城両県に派遣した。

 激甚災害指定は、自然災害で、復旧事業に自治体の大きな財政負担が必要になった場合、国が財政支援する制度。指定されると国の負担割合が最大9割に引き上げられる。【高本耕太】


国交省の専門家チーム、鬼怒川決壊箇所の現地調査開始 住宅地に向かって2つの溝を確認
産経新聞 9月11日(金)11時4分配信

 豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、大規模な水害に見舞われた茨城県常総市で11日、国土交通省などが決壊した箇所の現地調査を始めた。

 調査を行ったのは同省国土技術研究政策総合研究所と独立行政法人土木研究所の専門家6人。早朝から約1時間半かけて行われた調査では、決壊箇所から住宅地に向かって水が流れた結果、地面がえぐられた「おっ堀(ぽり)」と呼ばれる大きな溝が2つ確認された。溝の深さや幅は水が完全になくなるのを待って調べるという。

 今後、決壊後の堤防の状況や使われている土の性質分析などを行い、原因を詳しく調査する。


大雨による行方不明者25人に 茨城・常総市
産経新聞 9月11日(金)10時58分配信

 茨城県常総市によると、大雨による行方不明者は午前9時45分現在、25人となったことが判明した。


茨城・常総不明25人に…栃木、宮城で3人死亡
読売新聞 9月11日(金)10時47分配信

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渋井川の堤防が決壊し、浸水した市街地(11日午前11時11分、宮城県大崎市で、読売ヘリから)=三浦邦彦撮影

 台風18号から変わった低気圧による豪雨で、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市などでは11日、自衛隊などによる懸命の救助活動が続いた。

 正午までに栃木県や宮城県で3人の死亡が確認されたほか、常総市によると、市内の行方不明者は25人に増えた。東北では雨が降り続き、気象庁は11日未明、宮城県に大雨特別警報を発表。同県大崎市の渋井川でも堤防が決壊しており、気象庁は、引き続き警戒を呼びかけている。

 同庁によると、関東に大雨をもたらした帯状の積乱雲は東北付近に北上。関東の大雨は峠を越え、同庁は11日朝までに、茨城、栃木県に出していた大雨特別警報を全て解除した。一方、6日の降り始めから11日朝までの総雨量は、宮城県丸森町で561ミリ、仙台市で421ミリ、福島市で455ミリを観測。11日午前9時半までの24時間雨量は、仙台市(277ミリ)など宮城県内の3地点で観測史上最多を更新した。


政府、宮城などに激甚災害検討=安倍首相「被災者救助に総力を」
時事通信 9月11日(金)10時39分配信

 宮城、栃木、茨城各県を中心とする大雨災害について、政府は11日、激甚災害に指定する方向で検討に入った。
 菅義偉官房長官は記者会見で「当然、そういう方向になるのではないか」と述べた。地方自治体が実施する復旧事業費が一定の基準を超えると激甚災害に指定され、国庫補助率がかさ上げされる。
 政府は同日午前、関係閣僚会議を首相官邸で開催。席上、安倍晋三首相は「宮城県においても河川が氾濫するなど、被害地域が拡大している」と指摘。その上で、(1)被災者の救命・救助(2)確実な住民避難(3)被災地での物資の確保・医療提供―の3点を挙げ、「政府の総力を挙げて対応するように」と指示した。 


鬼怒川水位、堤防より高く=決壊100メートル超―国交省調査
時事通信 9月11日(金)10時32分配信

 国土交通省は11日朝、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市新石下の現場に調査団を派遣した。
 調査団によると、散乱したごみの状況などから、鬼怒川の水位が一時、堤防の高さを上回った箇所があり、堤防に大きな力がかかったとみられる。
 国交省によると、堤防は高さ4メートル、厚みは約4メートル。決壊の範囲は100メートル以上に及んでいた。
 調査に参加した同省国土技術政策総合研究所の服部敦河川研究室長によると、決壊した堤防を支えていた地盤に二つ、幅数メートルのえぐれたような跡があった。水圧の強さを物語るといい、服部室長は「浸水面積も広く、まれにみる災害だ」と述べた。今後も継続的に調査し、決壊の原因を調べる。 


茨城・常総の行方不明者は22人に…市長が発表
読売新聞 9月11日(金)10時11分配信

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鬼怒川の決壊で建物に取り残され、一夜明けて救助される女性(11日午前9時54分、茨城県常総市で、読売ヘリから)=前田尚紀撮影

 茨城県常総市の高杉徹市長は11日、同日午前5時現在、市と県警が把握している市内の行方不明者数を22人と発表した。

 避難者は同日午前9時現在、32か所の避難所に計5815人。市役所本庁舎を含む3か所の避難所の計1682人が孤立状態となっている。


関東・東北で鉄道各線の運休続く…東武は橋りょう流出
レスポンス 9月11日(金)10時4分配信

大雨の影響で、関東と東北を中心に鉄道路線の運転見合わせが続いている。国土交通省や鉄道各社の発表によると、一部の路線で橋りょうの流出など、大きな被害が発生している。

東武鉄道では、伊勢崎線(東武スカイツリーライン)のせんげん台駅で線路が冠水。日光線は新大平下~栃木間で道床の一部が流出し、下小代駅でも土砂が流入した。新鹿沼~北鹿沼間では盛土の流出で電路柱が倒壊するなどの被害が発生している。宇都宮線は安塚~西川田間の姿川第2橋りょうで橋台と橋桁が流出。鬼怒川線は新高徳~小佐越間で盛土が流出し、小佐越~鬼怒川温泉間でも線路砕石の流出などが発生している。

野岩鉄道では、会津鬼怒川線の上三依塩原温泉口~男鹿高原間で土砂が流入。東京電力の送電鉄塔が傾いて送電線が断線したため、停電も発生している。関東鉄道の常総線は鬼怒川堤防の決壊により線路が冠水した。

9月11日5時までにまとめた運休区間は以下の通り。東武日光線の南栗橋以北は7時頃から南栗橋~新鹿沼間と下今市~東武日光間で運行を再開する見込みだ。小湊鉄道線は里見~上総中野間で運転を見合わせ、バスによる代行輸送を実施する。

JR東日本 山形新幹線
JR東日本 日光線 ※全線
JR東日本 奥羽本線(山形線) 庭坂~米沢
JR東日本 常磐線 浜吉田~仙台
JR東日本 仙山線 ※全線
JR東日本 仙石線 ※全線
JR東日本 東北本線(仙石東北ライン) ※全線
JR東日本 東北本線 藤田~仙台~一ノ関
JR東日本 石巻線 ※全線
JR東日本 大船渡線 一ノ関~気仙沼 ※大船渡線BRTは平常運転
JR東日本 釜石線 遠野~釜石
JR東日本 気仙沼線 前谷地~柳津 ※気仙沼線BRTは平常運転
JR東日本 只見線 会津若松~会津川口
JR東日本 陸羽東線 ※全線

仙台空港鉄道 仙台空港線(仙台空港アクセス線) ※全線
阿武隈急行 阿武隈急行線 ※全線
会津鉄道 会津線 会津田島~会津高原尾瀬口
野岩鉄道 会津鬼怒川線 ※全線

東武鉄道 日光線 南栗橋~東武日光
東武鉄道 宇都宮線 ※全線
東武鉄道 鬼怒川線 ※全線

関東鉄道 常総線 ※全線
小湊鉄道 小湊鉄道線 里見~上総中野

《レスポンス 草町義和》


堤防決壊「助けて」NHK1人1人ヘリ救出を生中継
日刊スポーツ 9月11日(金)10時2分配信

 台風18号の影響で関東や東北で記録的な豪雨が降り続いた10日午後、茨城県常総市三坂町を流れる鬼怒川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害に見舞われた。鬼怒川の決壊は1949年以来66年ぶり。常総市は「救助要請のあった人のうち、12人と連絡が取れない」と明かした。自衛隊や警察などが取り残された住民ら約200人を救出したが、被害の全体像は分かっていない。NHKは午後1時以降、自衛隊ヘリコプターによる救助の様子を空撮で生中継。濁流が家屋に激しく流れ込む中、決死の救出活動が映し出された。

 激しく川の水があふれ出した堤防近くの住宅2階。ベランダに立った2人が黄色タオルを振ってヘリコプターに助けを求めた。自衛隊百里基地から急行したヘリの様子を、NHKが生中継で伝えた。決壊から1時間半、自衛隊は午後2時20分ごろから現場で救助を開始した。ヘリから降下した隊員が、住人を1人ずつ抱えてつり上げた直後、住宅は濁流にのまれた。間一髪の救助劇だった。

 その後も、近くの電柱に2時間以上抱きついていた男性を救出。救出された坂井正雄さん(64)は「ものすごく寒かった」と避難先で安堵(あんど)の表情を浮かべた。犬とともに住宅屋根で救助を待っていた夫婦2人も、無事につり上げられた。中継したNHKアナウンサーは「あきらめずに待っていてください」「必ず助けに行きます」と何度も呼び掛けていた。


自衛隊の救出的確判断、称賛の声次々「涙出た」
日刊スポーツ 9月11日(金)10時2分配信

 台風18号の影響で関東や東北で記録的な豪雨が降り続いた10日午後、茨城県常総市三坂町を流れる鬼怒川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害に見舞われた。鬼怒川の決壊は1949年以来66年ぶり。常総市は「救助要請のあった人のうち、12人と連絡が取れない」と明かした。自衛隊や警察などが取り残された住民ら約200人を救出したが、被害の全体像は分かっていない。

 茨城県常総市の洪水現場で逃げ遅れた人の救助に当たった陸上自衛隊員の「的確な判断」を称賛する声が、ネット上に多く寄せられた。NHKで生中継された救出活動の中で、自衛隊の隊員が乗ったヘリは、電柱の横で救助を待っていた男性より先に、少し離れた家屋から救助を待つ人を助け出した。その後、十数分後にこの家屋は濁流に流されたといい、「自衛隊の判断力すげーな」とコメントが寄せられた。その後、男性が救出された際にも「自衛隊かっこいい 涙が出た」などの声が出ていた。


最後の手段、ツイッターに住所出しSOSで助かった
日刊スポーツ 9月11日(金)10時2分配信

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ツイッターでSOSを発信した「さこ」さんのツイート。数時間後、ヘリで救助された

 台風18号の影響で関東や東北で記録的な豪雨が降り続いた10日午後、茨城県常総市三坂町を流れる鬼怒川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害に見舞われた。鬼怒川の決壊は1949年以来66年ぶり。自衛隊や警察などが取り残された住民ら約200人を救出したが、被害の全体像は分かっていない。

 「アパート2階にて4人。救助を待っています」。鬼怒川の決壊した堤防近くに住む女性会社員(21)は、ツイッターでSOSを発信して救助された。常総市山口の「さこ」さん。この日は会社が休みになり、アパート2階に住んでいたため「大丈夫だろう」と思い、家族3人で非常食を買いに鬼怒川に架かる橋を渡ろうとしたところ、いつもは少ししか水のない鬼怒川が「満杯だった」という。

 急いでアパートに引き返し、荷造りをして、近くの陸橋の先の避難所へ車で向かった。しかし、陸橋を上り、下ろうとしたらもう目の前は泥の海。決壊後の水の勢いは「すごい速かった」。なんとかアパートに戻ったが、数分で車も泥水に埋まった。

 「ツイッターで住所まで出すのは怖かった」。それでも、最後の手段と思い、住所を書いて救助を要請。ベランダからヘリに手を振り続けても降りてきてもらえない。「見えているんだろうか」。近所の家があったところに家がなく、東日本大震災の津波のニュース映像が頭をよぎった。「それでもツイッターで大勢の人が励ましてくれた」。

 夕暮れ前、自衛隊ヘリから隊員が降りてきた。母、妹、隣人の女性を先に救助してもらい、最後に自分が隊員に救助してもらった。自宅からみて対岸の石下総合体育館に着陸し避難所生活に入った。「昨晩の雨もそんなに大した雨じゃなかったのに。車もダメになったから仕事にどうやっていこうか」。さこさんは不安そうに話した。

 石下総合体育館には、臨月を迎えた妊婦の女性もいた。常総市沖新田の実家に里帰りしている加倉田奈美さん(28)。決壊後、「すごい勢いで実家の周りが浸水していった」といい、実家の母が早めに119番通報。自衛隊のヘリでつり上げられ、救助された。「ていねいに救助していただいて、本当にありがたかった」と話した。【清水優】


山崩れ、市役所相談も「個人の問題」 行政に怒り
日刊スポーツ 9月11日(金)10時2分配信

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栃木県鹿沼市の土砂崩れ現場では、重機を使った行方不明者の捜索が行われた

 台風18号の影響による大雨で、栃木県鹿沼市では10日午前3時ごろに土砂崩れが発生し、同日夜、女性1人が土砂の中から見つかった。

 崖が崩れ、住宅3棟に土砂が流入するなどの被害が出た鹿沼市日吉町の現場は、小高い山の中腹にある住宅地だった。茶色い土砂は、住宅の1階部分をのみ込み、ガレージの車は、建物と土砂に押しつぶされていた。崖から最も近い住宅に住む小林敏夫さん(65)は救助されたが、同居の妻(63)が行方不明となった。10日午後9時半ごろ、土砂に埋まっている状態で妻とみられる女性が見つかり、同11時過ぎに救出した。心肺停止という。

 「大きな音がして、雷が落ちたのかなと思ったら壁が抜けて部屋に土砂が入り込んできました」。小林さん宅の向かいに住むとび職の松本健一さん(46)は、土砂崩れが発生した当時、1階で横になって休んでいたという。そこへ布団をめくるように土砂が流入。松本さんは立ったような状態で埋もれてしまったが、2階にいた家族に救助されたという。

 松本さんによると、崩れた現場は、大雨が降ると土砂が流れることがあり、何度か市役所などに相談していたという。松本さんは「相談するたびに、『個人の問題なので山の持ち主と相談してください』と言われてました。いつかはこうなるだろうと思っていた」と行政への怒りをあらわにした。

 また、崖の上に住む住民の男性(24)は「雷が『ドン』と鳴った後、もっと大きな感じで『ドン』と音がして、外に出ると崖が崩れていた。今後、ここに住めるのかどうなのか」と、不安そうな表情を浮かべた。

 近所に住む菊間登志雄さん(45)は「近くに沢があり、消防などは雨が降ると以前から冠水を警戒していたが、今回の場所は盲点だった」と話した。

 他にも、鹿沼市では土砂崩れの現場から約2キロほど離れた玉田町付近を流れる黒川で、護岸が崩壊して川沿いにあった住宅3棟が流されるなど被害が出ている。被害現場を見に来たという男性(34)は、「こんな大きな被害が出るなんてショックです」と語った。【上岡豊】


鬼怒川上流温泉街一変 川沿いホテル露天風呂崩落
日刊スポーツ 9月11日(金)10時2分配信

 台風18号の影響による大雨で、鬼怒川の上流にある、栃木県日光市の人気観光地・鬼怒川温泉も大きな被害に見舞われた。9日深夜から濁流が氾濫し、温泉街のホテルでは露天風呂が崩れ川に落下、客室まで浸水した旅館からは宿泊客が避難した。床下浸水は100軒以上(同日午後6時現在)で、全市民の9万8711人に避難勧告、うち2万3176人に避難指示が出された。

 茨城県常総市で堤防が決壊し、住宅街に大量の濁流を流し込んだ鬼怒川。歴史的に「暴れ川」で知られるが、大規模な浸水被害の端緒は、9日深夜から10日朝、上流にある鬼怒川温泉で起きていた。茶色く濁った水がうねりをあげ、鬼怒川温泉沿岸地域の宿泊施設を襲っていた。上流から大量の濁流が流れ、下流に位置する常総市の堤防決壊につながった可能性もある。

 「ゴーッと音を立てて水が流れていった」。旅館「福松」のフロントにいた男性は9日午後10時ごろ、玄関から浸水し、瞬く間にロビーに水が張るのを目の当たりにした。10日未明には客室まで浸水が進み、宿客約60人を避難させた。

 午前7時ごろには、「鬼怒川プラザホテル」で「ゴゴゴ」と大きな音が起き、川に面した離れにある女性用露天風呂がコンクリートの土台ごと崩れ、濁流に落下した。近くの旅館の男性は、「山が崩れたのかと思った」と振り返った。

 同ホテルの藤原敏明販売部長によると、当時は約250人が宿泊。「朝風呂の時間帯だが、どなたもいなかった」といい、けが人もいなかった。しかし水道施設も壊れ、改修作業で当面は休業する。再開は早くても今月18日。かなりの数の予約を断ったという。

 鬼怒川温泉は、鬼怒川に沿って宿泊施設があり、風光明媚(めいび)な景色が持ち味。秋の観光シーズン直前で、地元観光関係者は「福島第1原発事故の風評被害が落ち着き出したところだった」。宿泊施設周辺では、関係者が泥にまみれた道の片付け作業に追われた。


<東日本豪雨>3人死亡26人不明 宮城でも堤防決壊
毎日新聞 9月11日(金)9時57分配信

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流され大破した乗用車の間を捜索する警察官ら=茨城県常総市で、後藤由耶撮影

 ◇豪雨被害甚大

 台風18号から変わった温帯低気圧と日本の東を北上する台風17号の影響で記録的な豪雨となり、鬼怒川が決壊した茨城県常総市で11日、行方不明者は25人になったと市が明らかにした。8歳の子供2人が含まれるという。また気象庁は同日午前3時20分、新たに宮城県に大雨の特別警報を発表。県北部の大崎市で川の堤防が決壊するなど浸水被害が相次ぎ、栗原市で1人が死亡、1人が行方不明となっている。

 このほか、栃木県鹿沼市の土砂崩れで行方不明になっていた女性が発見され、死亡を確認。同県日光市で排水用土管に吸い込まれ重体だった男性も死亡した。

 常総市によると、11日正午現在で市内32カ所に5519人が避難。東部地区の全1万1664世帯で停電・断水が続いている。県警によると、決壊現場周辺などで救助されたのは午前11時現在、221人となった。ただ、多くの人が避難している地域交流センター周辺は水が引き始め、孤立状態は解消する見込みになっている。自衛隊も常総市と結城市で午前10時までに約470人を救助した。

 一方、大崎市などによると、渋井川が同市古川西荒井地区の3カ所で決壊、浸水域は約21平方キロに及んでいる。決壊は午前4時半~5時ごろとみられ、同地区の20~30人が孤立。県西部の大和(たいわ)町でも吉田川の水が堤防を越え、午前8時半現在で30人近くが取り残されている。栗原市や県警によると、同市金成大原木の三迫(さんはさま)川付近の道路で、水没した車の中にいた女性(48)が死亡。同市栗駒稲屋敷では、男性(62)から「車から出られない」と通報があり、消防車が駆けつけたが、車はなくなっていた。

 さらに岩手県でも、北上市の県道が崖崩れで通行止めになり、夏油温泉で観光客ら66人が孤立している。

 宮城県は午前2時半に、住民が孤立しているとの情報がある栃木県も同9時に、自衛隊に災害派遣を要請した。

 気象庁によると、雨が降り始めた6日午前0時から11日午前11時までの東北各地の総雨量は、宮城県丸森町573ミリ▽福島県川内村496.5ミリ▽仙台市433ミリ。同庁は11日朝までに栃木、茨城県の特別警報を解除した。

 気象庁気象研究所(茨城県つくば市)の津口裕茂研究官は「積乱雲が帯状に連なり、大雨をもたらす線状降水帯が関東で9日に発生し、東北に移動した。今も存在しており、これほどの長期間、規模になるのは極めて珍しい。線状降水帯と台風17号は北上する見通しで、北海道では12日朝まで警戒してほしい」と話した。

 菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で、今回の被害に対する激甚災害指定について「当然そういう方向になるのではないか」と述べ、検討する考えを示した。また政府は被害状況把握のため、赤沢亮正・副内閣相を長とする政府調査団を栃木、茨城両県に派遣した。【狩野智彦、山本有紀、千葉紀和、長谷川豊】


東北大雨 宮城県にも自衛隊を災害派遣
産経新聞 9月11日(金)9時54分配信

 中谷元(げん)防衛相は11日午前の記者会見で、同日午前2時30分頃、宮城県知事から陸上自衛隊第6師団に災害派遣の要請があったことを受け、戦車部隊などから自衛官40人を同県大和町に派遣し、11日午前4時50分頃に被災者3人を救助したことを明らかにした。

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