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2015年9月23日 (水)

栃木で50年に1度の大雨、栃木、茨城に大雨特別警報・16

気象庁は未明に栃木県に、朝に茨城県にそれぞれ大雨特別警報を発表し、自治体の避難情報に従って安全を確保するよう呼び掛けた。栃木県では1人が心肺停止、1人が行方不明となり、茨城県内では鬼怒川が氾濫した。

栃木、茨城、千葉の各県では土砂災害や河川の氾濫などのため計約16万人に避難指示が出された。

栃木県では日光市・今市で10日午前10時40分までの48時間雨量が613.5ミリに上るなど、観測史上最多雨量を記録する地点が続出した。関東と東北南部では土砂災害警戒情報が各地に出された。

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リンク:<天皇、皇后両陛下>豪雨被害の常総市を訪問 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下が常総市を訪問、浸水被災者をお見舞い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、豪雨被災者をお見舞い=犠牲者に黙礼―茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>両陛下、被災3県に見舞金 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>常総線、全線再開は10月下旬に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川決壊 水位が堤防20センチ上回る 調査委初会合「余裕足りなかった」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鬼怒川決壊>堤防低さ原因…調査委「越水が外側削った」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川豪雨被害、95か所…堤防決壊・越水など - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総浸水、廃棄物の搬出開始…推計2万トン余 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:住民に不安と不満、越水被害地区 市の見舞金3万円 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:豪雨被災者の住宅相談会、県の想定超す出席者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総市、避難指示勧告を解除 - 速報:@niftyニュース.
リンク:避難指示・勧告を解除=大雨被害の茨城県常総市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:浸水被害の茨城県常総市、避難指示・勧告を解除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>鬼怒川堤防の応急復旧工事が終了 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川仮堤防の工事完了=常総市、避難指示解除検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:決壊堤防、応急復旧工事が完了…避難解除検討へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、豪雨被害の茨城・常総市をご訪問へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<天皇、皇后両陛下>10月1日に常総市お見舞い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、茨城県常総市を訪問へ=豪雨被災者をお見舞い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<除染廃棄物>流出総数439袋…36袋は「回収困難」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 常総市、残る小中6校も授業再開 大生小は五箇小と合同授業 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>常総小中6校やっと授業…他校に間借りも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総市で小中6校が授業 - 速報:@niftyニュース.
リンク:今そこにある危機「東京水没」荒川越水の可能性も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総市 水は引いてもゴミが消えず2万4000トン - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨きょう2週間 堤防の強化追いつかず ソフト対策急務 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<茨城・常総市>一部の課 プレハブで業務再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 常総市立図書館、被害の3万点処分「本に申し訳ない…」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 水害の度に堤防改修整備見直し 国交省「いたちごっこ状態」、ソフト対策が急務 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 被災地でも墓参「見守ってくれてありがとう」 茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「もう無理」農家から悲鳴=豪雨被害、コメなど深刻―茨城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>災害ごみの不法投棄が深刻 復旧に支障 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 ボランティア、続々常総入り 泥撤去に汗 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<天皇、皇后両陛下>豪雨被害の常総市を訪問
毎日新聞 10月1日(木)19時11分配信

 天皇、皇后両陛下は1日、関東・東北豪雨で大きな被害を受けた茨城県常総市を訪問し、被災者らを見舞われた。

 両陛下は、市役所石下(いしげ)庁舎で、橋本昌知事と高杉徹市長から被災状況の説明を受けた後、鬼怒川の堤防が決壊した三坂町地区を視察した。両陛下は雨の中、濁流で寸断された道路や倒壊した家を見て歩き、亡くなった男性が見つかった場所に向かって、傘を畳んで黙礼した。


両陛下が常総市を訪問、浸水被災者をお見舞い
読売新聞 10月1日(木)19時5分配信

 天皇、皇后両陛下は1日、鬼怒川の決壊で甚大な浸水被害を受けた茨城県常総市を訪問された。

 厳しい避難所生活を続ける被災者を見舞いたいと、早期の訪問を希望された。

 雨が降りしきる午後3時過ぎ、両陛下は同市三坂町地区の堤防決壊現場に到着し、流された家の残骸や寸断された県道など水害の生々しい爪痕を視察。この地区で男性(当時71歳)が濁流にのまれて亡くなったと聞くと、傘を閉じ、雨にぬれながら深々と黙礼された。

 続いて両陛下は、約180人が避難生活を送る同市の宿泊学習施設「水海道あすなろの里」を訪問された。腰まで水につかりながら歩いて避難した女性(62)や、足をけがした母とともにヘリコプターで救助された男性(43)らに対し、天皇陛下は「怖い思いをされたでしょう」と気遣い、「大変だと思いますが、元気で復興に向かって進んでいかれることを願っています」と話された。

 皇后さまは、ヘリで倒壊寸前の民家などから住民を救助した自衛隊員に「大勢を救ってくれてありがとう」とねぎらわれた。

 同市では、決壊から3週間たった今も、約600人が避難所生活を続けている。


両陛下、豪雨被災者をお見舞い=犠牲者に黙礼―茨城・常総
時事通信 10月1日(木)19時1分配信

 天皇、皇后両陛下は1日午後、関東・東北水害の被災者見舞いのため、鬼怒川の堤防が決壊して大きな被害が出た茨城県常総市を訪問された。
 
 両陛下は雨の中、高杉徹市長の説明を聞きながら決壊現場近くの様子を視察。犠牲者の遺体が見つかった方向に向かい、傘を閉じて黙礼した。 


<関東・東北豪雨>両陛下、被災3県に見舞金
毎日新聞 9月30日(水)20時18分配信

 天皇、皇后両陛下は30日、関東・東北豪雨で大きな被害を受けた宮城、茨城、栃木3県に見舞金を送られた。宮内庁総務課長を通じて3県の東京事務所長などに渡された。また両陛下は10月1日、茨城県常総市を訪問し、知事と市長から被災状況を聞き、避難住民を直接見舞う予定。


<関東・東北豪雨>常総線、全線再開は10月下旬に
毎日新聞 9月29日(火)19時56分配信

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水害で故障した電気設備を修理する作業員=2015年9月29日、去石信一撮影

 関東鉄道(本社・茨城県土浦市)は、関東・東北豪雨で一時全線で運休した常総線(取手-下館駅51.1キロ)の復旧作業を進めている。順次運転区間を延ばし、残るは水海道-下妻駅(18.6キロ)。同区間は被害が最も甚大で、運転再開は1カ月先の10月下旬の見込みだ。

 秋というのに強い日差しが照りつける29日、同県常総市大房の南石下駅北側で、作業員3人が電気設備の修理を急いでいた。この付近は鬼怒川の堤防決壊地点に近く、水害が大きな地域。10日の豪雨以来の運休区間に入る。周囲には床上浸水した自宅を掃除する市民の姿もあった。

 運休が続く水海道-下妻駅は線路の地盤が3キロにわたって流され、1.5キロは土砂に埋まった。レール0.1キロが曲がり、踏切39カ所が故障。北水海道と三妻(みつま)、石下(いしげ)の3駅も施設が浸水被害を受けた。そのほか線路に沿った各所に、傷みが激しい電気設備やケーブルがある。

 一方、北側の下妻-下館駅(15.0キロ)は14日、 南側の取手-守谷駅(9.6キロ)は16日、守谷-水海道駅(7.9キロ)は18日に運行本数を減らしながらも運転を再開した。現在、取手-水海道駅は通常の9割、下妻-下館駅は通常の3割のダイヤで車両を走らせている。運休の水海道-下妻駅では28日、代替バスの運行を開始した。

 同社企画課の担当者は「被害が広範囲にわたり、かなりの労力を要する。それでも一日も早い全線復旧を目指す」と話している。【去石信一】


鬼怒川決壊 水位が堤防20センチ上回る 調査委初会合「余裕足りなかった」
産経新聞 9月29日(火)7時55分配信

 東日本豪雨で決壊した茨城県常総市の鬼怒川堤防について、国土交通省は28日、決壊地点の一部で当時、川の水位が堤防の高さを推定で約20センチ上回っていたとする調査結果を明らかにした。また、決壊原因については、水が堤防を越えてあふれ出る越水に加え、堤防内部に水が浸透して崩壊する「パイピング現象」が起きた可能性を示した。

 堤防決壊の原因を究明するため国交省が設置した有識者らでつくる調査委員会の初会合で示された。

 同省によると、堤防は約200メートルにわたって決壊。そのうち付近で最も堤防が低かった決壊区間の上流端から約80メートルの地点で、川の水位が堤防を約20センチ上回っていたと推定される。同地点では、安全に水が流れる設計上の水位「計画高水位」が標高20・82メートルだったのに対し、堤防の高さは、ほぼ同じ20・88メートル。近くで最も堤防が高い地点と比べて1メートル以上低かった。

 周辺では堤防のかさ上げなど改修に向け、用地買収が進められているところだった。調査委の清水義彦・群馬大大学院教授は「堤防に(計画高水位を超える)余裕を持たせた高さが足りなかった。どのくらいの高さが必要なのか調査で明らかにしていきたい」と話す。

 一方、決壊の原因については、これまで専門家などから指摘されていた通り、あふれ出た水が堤防外側の土手を削り取ったことが原因の一つと推定。

 さらに、増水で河床への圧力が増すことで、川の水が堤防地下の水を通しやすい砂質層に浸透し、堤防外側などから噴き出すパイピング現象が起こった可能性もあるという。川と逆の堤防外側の方から水が内部に浸透し、水で緩んだ堤体の破壊が進むという現象だ。

 パイピングは地下に限らず、堤防内にも水の通り道となる砂質層があれば、加速度的に水が浸透していくといい、国交省は今後、堤体や地盤の構造の詳細な調査を進めていく方針だ。

 調査委委員長の安田進・東京電機大教授は「原因や被害の状況がはっきりしないと堤防の弱点が分からない。データを基に適切な復旧工法を検討したい」と話している。


<鬼怒川決壊>堤防低さ原因…調査委「越水が外側削った」
毎日新聞 9月28日(月)21時27分配信

 関東・東北豪雨による鬼怒川堤防の決壊について、国土交通省関東地方整備局の調査委員会(委員長・安田進東京電機大教授)は28日、さいたま市内で初会合を開いた。国交省は茨城県常総市の現場の堤防がその上下流より低かったことを報告。越水が堤防の外側を削って決壊に至ったことも指摘した。

 国交省によると、堤防の高さは約4メートルで、約200メートルにわたって決壊した。うち最大で上流側より約1.2メートル、下流側より約0.3メートル低かった。少なくとも明治初期には堤防があり、国交省関東地方整備局の高橋伸輔・河川調査官は取材に「元々そうなのか、以前より削られたのかなど、理由は分からない」と説明した。設計上、堤防の安全を保つ水位の最高値「計画高水位」に対し、堤防の最も低い場所では、高さの余裕が6センチしかなく、今回の豪雨では20センチも堤防を越えて水があふれた。あふれ出した水流が堤防を外側から削ったという。調査委は水工学や地質の専門家で構成。決壊原因をできるだけ早く解明し、堤防再建の工法を検討する。【去石信一】


鬼怒川豪雨被害、95か所…堤防決壊・越水など
読売新聞 9月28日(月)13時37分配信

 国土交通省関東地方整備局は28日、関東・東北豪雨による鬼怒川の被害が、堤防など計95か所に上ることを明らかにした。

 同日午前、さいたま市内で開かれた専門家による調査委員会の初会合で報告した。

 被害は鬼怒川全体(約100キロ)で25日までに確認され、堤防の決壊が1か所、水が堤防を越える「越水」が7か所などだった。

 また、茨城県常総市で堤防が決壊した原因として、同局は、越水で堤防の住宅側の地面が削られたことに加え、堤防内部に水が浸透して崩壊した可能性を示した。調査委は今後、決壊に至ったメカニズムを分析し、本復旧に向けた工法などを検討する。


常総浸水、廃棄物の搬出開始…推計2万トン余
読売新聞 9月28日(月)11時42分配信

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災害廃棄物の仮置き場から、トラックで廃棄物を搬出する作業が始まった(28日午前、茨城県常総市で)

 関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、広範囲で浸水被害を受けた茨城県常総市で28日、仮置き場に集積してきた災害廃棄物を処分場に搬出する作業が始まった。

 水につかって使えなくなった家財道具などの廃棄物は、市内外4か所の仮置き場に運び込んできた。県の推計では廃棄物の総計は2万4000トンを上回る見通し。25日には1か所が満杯となり、ぬかるんでトラックの走行が難しくなった仮置き場が一時閉鎖されるなど、仮置き場の不足も懸念されていた。

 28日は午前8時前から、同市水海道高野町の仮置き場で、10トントラック5台に廃棄物を積み込み、搬出を始めた。同所にある推計5000トンの廃棄物は、同県笠間市にある最終処分場「エコフロンティアかさま」に運ばれ、焼却処分される。20日間程度での搬出完了を目指す。


住民に不安と不満、越水被害地区 市の見舞金3万円
日刊スポーツ 9月27日(日)10時9分配信

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塀が壊れたままの自宅でやるせない思いを語る逆井正夫さん(撮影・三須一紀)

 関東・東北豪雨による鬼怒川の決壊などで広範囲で浸水した茨城県常総市は26日、全ての避難指示・勧告解除から一夜明けた。大規模太陽光発電所(メガソーラー)の設置のため自然堤防が掘削された場所から越水が起きた、若宮戸地区の逆井正夫さん(67)はこの日も、自宅の復旧に追われた。

【写真】激流に耐え命救った白い家、胸中にあったのは大震災

 越水の勢いで、大量の泥が家の中に流れ込む一方、地盤の土は削り取られた。「市からは見舞金3万って聞いてるし、県からは全壊か半壊の認定によっては額が全然違うし、不安だらけ」と当面、住める見込みのない自宅に肩を落とした。

 避難所生活も不便を強いられている。入浴会場までは無料循環バスがあるが、避難所を5カ所回ってから隣の下妻市まで行くため、入浴と往復で2時間30分ほどかかる。市から配給される食糧も「朝夕でおにぎり2個とか、パン1つ。おかずはあまりなく、ツナ缶が出たことはあった」という。

 逆井さんが寝泊まりする地域交流センター(豊田城)は今日27日、避難所を閉じるため、自宅からさらに遠い石下総合体育館への移動が指示された。ガソリン代も惜しい苦境だが、自宅復旧のため毎日、自家用車で移動しなければならない。

 住民らが越水の原因だと主張する自然堤防の掘削について、国や市から直接の説明はまだ受けていない。「(高杉徹)市長は決壊した三坂町の住人には会いに行った。しかし、こちらには一切説明がない。市が認可した工事で説明責任があるはずだ」と不満を募らせる。

 豪雨があった10日には約2500人だった避難者は26日現在も671人いる。【三須一紀】


豪雨被災者の住宅相談会、県の想定超す出席者
読売新聞 9月27日(日)9時35分配信

 関東・東北豪雨の被災者を対象に、茨城県が住宅の応急修理や公営住宅の入居相談を受け付ける相談会が26日、始まった。

 会場の県立水海道一高(常総市水海道亀岡町)には想定を超える630人以上が訪れ、県は急きょ整理券を配布したが対応しきれず、相談を受け付けられたのは166件(午後5時半現在)にとどまった。27日は人員を増強し、受け付けブースも3倍に増やす。

 県住宅課によると、166件の内訳は、応急修理が108件、公的住宅の入居が58件だった。公的住宅の入居は、住宅が全壊や流失した人が対象で、早ければ10月3日の入居を目指している。早く入居してもらうため、28日に相談受け付けを終了して個々の状況を分析し、優先順を決める。

 県は、応急修理関連の相談の受け付けを29日以降も当面続ける方針で、現在、会場を選定中という。修理についても相談の受け付け順ではなく、内容によって優先順を決める。

 県は当初、26日の相談受け付けを200件程度と想定していたが、26日早朝から多くの人が会場に並んだため、予定を1時間早めて午前8時半から受け付けを開始。その後も多くの人が訪れたため、630枚の整理券を配った。

 会場を訪れた同市の男性によると、午前5時頃にはすでに人が集まり始めていたという。男性は「(開始時間の午前9時半に)時間通りに来ていたら無理だったと思う」と話した。

 相談会は27日も水海道一高で行われ、整理券の番号順で優先的に相談を受け付けるが、整理券がなくても可能な範囲で対応するという。28日は常総市役所石下庁舎で対応する予定。


常総市、避難指示勧告を解除
2015年9月25日(金)15時59分配信 共同通信

 関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市は25日、市内一部地域の約1万2千世帯、約3万4千人に出していた避難指示・勧告を午後2時半に全て解除した。

 豪雨による茨城県内の死者を3人、負傷者を26人としていた県は同日、地元消防に再確認した結果、負傷者は54人だったと訂正した。

 避難指示などの解除は、堤防の決壊現場の応急復旧工事が24日に終了したことを受けた措置。ただ、常総市では24日現在で900人以上が避難所で生活しており、高杉徹市長は「避難者のいろんなニーズをしっかりつかみながら、住宅の確保ができる態勢を一歩ずつ、つくりたい」と話した。


避難指示・勧告を解除=大雨被害の茨城県常総市
時事通信 9月25日(金)15時31分配信

 記録的豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市は25日、市内約1万2000世帯、約3万4000人に出していた避難指示・勧告を全て解除した。
 同日開いた災害対策本部会議で、鬼怒川の水位が下がり、仮堤防が完成して安全が確保できたとして解除を決めた。
 避難指示・勧告は堤防が決壊した10日に出され、約2週間ぶりの解除となる。25日正午時点で、市民951人が避難所で生活している。
 県は、県営住宅や国家公務員宿舎などを一時的に無償提供する。既に約430戸を確保し、住宅が被災して避難所にいる住民を中心に意向調査を始めており、早ければ10月から入居できる見通し。
 罹災(りさい)証明書を発行するため住宅の全壊や半壊を判定する被災家屋調査も、態勢を強化して今月中に終わらせる予定。 


浸水被害の茨城県常総市、避難指示・勧告を解除
読売新聞 9月25日(金)15時26分配信

 記録的な関東・東北豪雨で、鬼怒川の堤防が決壊し、広範囲にわたって浸水被害を受けた茨城県常総市は25日午後2時30分、3万1398人の住民を対象に発令していた避難指示と、2775人への避難勧告を解除した。

 最初の避難指示と勧告が出た10日以来15日ぶり。国土交通省関東地方整備局が24日夜、堤防決壊場所の応急復旧工事を完了したため、安全が確保できたと判断した。

 記録的な関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、広範囲で浸水被害を受けた茨城県常総市は25日、3万1398人の住民を対象に発令していた避難指示と、2775人への避難勧告を解除した。最初の避難指示と勧告が出た10日以来15日ぶり。

 市は24日夜に決壊場所の応急復旧工事が完了したことなどを受け、安全が確保できたと判断した。高杉徹市長は「今後は住居の確保など、避難所の市民が自宅に帰れるよう対応していきたい」と述べた。


<関東・東北豪雨>鬼怒川堤防の応急復旧工事が終了
毎日新聞 9月24日(木)21時17分配信

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応急復旧工事がほぼ終了した鬼怒川堤防の決壊地点。左側が鬼怒川河川敷=茨城県常総市で2015年9月24日午後4時43分、本社ヘリから

 関東・東北豪雨で決壊した茨城県常総市の鬼怒川堤防で進められていた応急復旧工事が24日夜、終了した。国土交通省が決壊場所に高さ約4メートルの仮堤防を2本設置。工事終了を受け、常総市は25日の会議で、一部地域の約1万2000世帯、3万4000人に発令中の避難指示・勧告を解除する方針。

 堤防は10日に幅約200メートルにわたって決壊。国交省は11日からこの場所に、石やコンクリートブロックで仮堤防(長さ200メートル、高さ4メートル)の設置工事を進めた。さらに18日からは1本目より川側に、2枚の鉄板の間に土砂を敷き詰めた同じ高さの仮堤防(長さ約250メートル)を作った。【松本尚也】


鬼怒川仮堤防の工事完了=常総市、避難指示解除検討
時事通信 9月24日(木)21時7分配信

 国土交通省関東地方整備局は24日、記録的な豪雨で決壊した鬼怒川の仮設堤防(茨城県常総市)の工事が完了したと発表した。
 国交省は堤防決壊の原因調査などを行った上で、決壊前と同等以上の強度の堤防を建設する予定。
 仮堤防の工事は11日から進められた。決壊前と同じ高さ4メートル、全長約200メートルで、新たに盛り土をコンクリート製のブロックで覆った。河川敷には「鋼矢板」と呼ばれる鉄板を全長約250メートルにわたって地面に打ち込み、高さ4メートルの壁を作った。
 工事完了を受け、常総市は25日の災害対策本部会議で市内約1万2000世帯、約3万4000人に出している避難指示・勧告を解除するか決める。 


決壊堤防、応急復旧工事が完了…避難解除検討へ
読売新聞 9月24日(木)21時0分配信

 茨城県常総市三坂町の鬼怒川の堤防決壊場所で進められてきた応急復旧工事が24日夜、完了した。

 市は同日時点で3万1398人に避難指示、2775人に避難勧告を出しており、25日に現場確認などをして解除するかどうか決める。

 工事は、国土交通省関東地方整備局が決壊翌日の11日に開始。約200メートルにわたって盛り土し、コンクリートブロックで覆った。川側には強度のある鋼板を設置した。

 茨城県によると、24日午後4時現在、919人が避難所に身を寄せており、大半が常総市民。同市では24日、10日から臨時休校となっていた小学校4校と中学校2校が授業を始めた。これで市内全19小中学校で授業が再開された。


両陛下、豪雨被害の茨城・常総市をご訪問へ
産経新聞 9月24日(木)20時28分配信

 宮内庁は24日、天皇、皇后両陛下が東日本豪雨による鬼怒川の堤防決壊で多くの家屋が被害を受けた茨城県常総市を10月1日に訪問されると発表した。被災地を視察し、被災者を直接見舞われるという。両陛下の強いご意向からご訪問が決まった。


<天皇、皇后両陛下>10月1日に常総市お見舞い
毎日新聞 9月24日(木)20時22分配信

 宮内庁は24日、天皇、皇后両陛下が関東・東北豪雨で大きな被害を受けた茨城県常総市を10月1日に訪問され、被災者らを見舞うと発表した。両陛下は橋本昌知事と高杉徹市長から被害状況の説明を受け、被災現場を視察した後、被災者らと面談する予定。


両陛下、茨城県常総市を訪問へ=豪雨被災者をお見舞い
時事通信 9月24日(木)19時26分配信

 宮内庁は24日、天皇、皇后両陛下が関東・東北水害の被災者見舞いのため、10月1日に日帰りで茨城県常総市を訪問されると発表した。
 
 同庁によると、知事と市長から被災状況を聞き、現場を視察、避難所で被災者を見舞い、災害対策に従事している関係者をねぎらう予定。具体的な日程は今後詰める。 


<除染廃棄物>流出総数439袋…36袋は「回収困難」
毎日新聞 9月24日(木)19時22分配信

 東京電力福島第1原発事故の除染で出た廃棄物を詰めた大型袋が、関東・東北豪雨で福島県飯舘村などの河川に流出した問題で、環境省は24日、流出総数は439袋だったと発表した。同日午前11時までに41袋が未回収で、うち人が近づけない場所で見つかった36袋については「回収は困難」とした。5袋は近く回収する。

 環境省によると、袋には、除染の際に農地で草を刈るなどして出た草木などが入っている。一時的に保管する「仮置き場」に運ぶ前に、現場に置いていた。

 回収した398袋のうち239袋で中身が流出。ほかに16袋が破損していた。同省の担当者は「草木類が大多数で、事故後4年半が経過しているため、放射線量は低いとみられる。環境への影響は少ないと考えている」と説明している。【渡辺諒】


東日本豪雨 常総市、残る小中6校も授業再開 大生小は五箇小と合同授業
産経新聞 9月24日(木)11時57分配信

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五箇小に登校する大生小の児童=24日午前、茨城県常総市上蛇町(上村茉由撮影)(写真:産経新聞)

 東日本豪雨による浸水被害を受けて10日から休校となっていた茨城県常総市の市立小4校と市立中2校が24日に再開した。これで市内の全小中学校が再開したことになる。ただ、校舎が約2メートル浸水した大生(おおの)小は、電気と水道の整備が間に合わなかったため、学区が隣接する五箇小で合同授業という形をとる。

 大生小の児童は24日朝、同校に集合し、市が手配したバスに乗って五箇小へ向かった。24日は全校生徒116人中107人が登校。6年生の飯田有美さん(12)は「自分の学校で授業ができないのは残念だけど、再開してうれしい」と話した。

 授業開始前に行われた集会では、同校の鈴木保幸校長が「ますはみなさんが無事で何より。大生小に戻れるまで、一緒に頑張りましょう」とあいさつした。


<関東・東北豪雨>常総小中6校やっと授業…他校に間借りも
毎日新聞 9月24日(木)11時36分配信

 関東・東北豪雨で休校が続いていた茨城県常総市の市立小中学校計6校が24日、2週間ぶりに授業を再開し、全19校の休校状態が解消された。うち大生(おおの)小(児童116人)は一時床上2メートルまで浸水するなど被害が大きいため、3.5キロ北の五箇(ごか)小(同64人)で当面授業を行う。互いに小規模校のため、同一学年の児童は一つの教室で机を並べる。

 大生小の児童はいったん母校に集合。バスに乗り、浸水被害を受けた住宅を見ながら五箇小に向かった。遠方への避難などで、多くの児童が欠席する懸念があったが、107人が登校した。会社員、山口英一さん(39)の長女で3年の山口友綺(ゆうき)さん(9)は、隣接するつくば市内の借家に身を寄せている。「友達に会えてうれしいけど、知らない学校に通うのはちょっと不安」と話した。

 国土交通省は、鬼怒川堤防の決壊現場に仮堤防を建設中で、24日中の完成を目指している。常総市は1万2220世帯3万4173人に出している避難指示・勧告を解除する方針だ。ただ浸水によって家屋が壊され、自宅で生活できない人も多い。なお約1000人が避難所暮らしを余儀なくされている。【去石信一】


常総市で小中6校が授業
2015年9月24日(木)10時41分配信 共同通信

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 マスク姿で2週間ぶりに登校する水海道小の生徒たち=24日午前、茨城県常総市

 関東・東北豪雨の鬼怒川堤防決壊による水害で休校していた茨城県常総市の市立小中学校6校が24日、授業を始め、全ての市立小中学校が再開した。登校した児童や生徒から友人らとの2週間ぶりの再会を喜ぶ声が上がった。

 6校は水海道小や大生小など小学校4校と鬼怒中と石下中の中学校2校。このうち大生小は浸水の影響で電気設備が今も使えないため、児童は近くの五箇小で、合同で授業を受けた。

 現在も30人前後が体育館で避難生活を続けている水海道小では、児童がほこりに備えマスク姿で登校。6年生の女児(12)は「久しぶりに友達に会えてうれしい」と喜んだ。


今そこにある危機「東京水没」荒川越水の可能性も
日刊スポーツ 9月24日(木)10時18分配信

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東京都北区赤羽の荒川堤防からJR東北本線鉄橋を臨む。鉄橋方向に大きくくぼんでいる

 大規模な浸水被害を出した関東・東北豪雨から、きょう24日で2週間となる。想定外の大量の雨が降ると、国内のどの河川でも越水の危険性があることが再認識された。東京都心が水没して甚大な被害が広がると懸念されるのが、埼玉・秩父地方から東京湾に流れる荒川。越水の可能性が指摘される鉄道橋や東京・江戸川区内の海抜ゼロメートル地帯を歩いた。

【京成本線鉄橋】

 テレビドラマ「3年B組金八先生」のロケ地として知られる東京都足立区の堀切橋周辺。並行して荒川に架かる京成本線の鉄道橋も、越水の可能性が指摘されている。周辺の堤防の高さは9・6メートルだが、橋下部の高さは6・5メートル。上流側の堤防から見ると、くぼみが分かる。鉄橋は1931年(昭6)完成で、70年代以降の堤防かさ上げに、鉄橋が取り残された形だ。

 しかし近隣住民は、浸水の危険性を感じられない様子だった。54歳男性は「河川敷も含めれば、川幅は400メートルぐらいある。鉄橋の高さまで水が来るのか。考えられない」。72歳女性は「最近30年は浸水していない。堤防が高くなったし、安心して暮らしている」と話した。

 鉄道橋の架け替え工事は2018年度に始まり、堤防のくぼみ解消を目指す。この工事に伴い、周辺の一部住民が立ち退きを求められる予定。

【JR東北本線鉄橋】

 JR東北本線などの線路6本が通る荒川鉄橋(東京都北区~埼玉県川口市)。北区側の堤防の高さは12・8メートルあるが、橋下部の高さは10・9メートル。鉄橋の左右は約100メートルほど、堤防がくぼんだように低くなっている。この鉄橋は3代目で、1968年(昭43)に完成。周辺の堤防のかさ上げ工事が70年以降に行われたため、くぼみの状態が残り、越水の危険性が高い。

 今回の関東・東北豪雨の後、この鉄橋付近の堤防が決壊した場合のシミュレーション映像がテレビ番組で流された。鉄橋の近くに住む68歳男性は「ハザードマップでは、私が住むところも2メートルの浸水予想がある。茨城県常総市の水害は人ごとではない」と警戒。40歳男性は「地震と水害で、家族の避難場所を別々に決めてある」と話した。

 鉄橋の架け替えをして、堤防のくぼんだ部分をかさ上げする工事が検討されているが、時期は未定だ。

【江戸川区】

 東京東部では高度成長期に行われた地下水くみ上げの影響で、最大4・5メートルの地盤沈下が発生。荒川周辺を中心に海抜ゼロメートル地帯(満潮面以下の地域)が広がり、現在も約116平方キロに約176万人が住んでいる。江戸川区は区域の約7割が同地帯。荒川と並行する中川の堤防が決壊すれば、大量の水が流れ込み、壊滅的な被害が発生する恐れがある。

 同区北葛西に住む38歳女性は「2年前に一軒家を買ったばかり。関東地方であんな水害が起こるなんて、考えてもみなかった。スマートフォンに入れた災害アプリを気にしています」と話した。同区松島の伊東春海さん(80)は「町内で独自の減災マップを作りたい」と意気込んだ。

 荒川を含めた区内河川の堤防を、スーパー堤防(堤防の陸地側に広範囲に盛り土をし、洪水で壊れないように強化した堤防)に替える事業が進んでいる。(取材=柴田寛人)

 ◆荒川(あらかわ)山梨、埼玉、長野県の境にある甲武信ケ岳(こぶしがたけ)が源。埼玉県中央部を流れて東京湾に注ぐ。長さ174キロ。名前の由来「荒ぶる川」のとおり、古くから洪水を繰り返す。東京都北区の岩淵水門で隅田川と分岐し、流量を調整する。


常総市 水は引いてもゴミが消えず2万4000トン
日刊スポーツ 9月24日(木)10時18分配信

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常総市内の住宅地にあるゴミ捨て場。生ゴミ、燃えないごみなどが積み上がっていた

 大規模な水害から約2週間。常総市内では水害によるゴミが今も山積みされている。市が指定した同市水海道高野町の集積所には23日も、ゴミを積んだ車の列が出来た。水に漬かった家具などを運んできた男性は「家の近くにも不法投棄の山がある。こういう時だから仕方ないが、いつ元通りになるのか」と話した。

 市立図書館前には、水が引き出した12日ごろから自然発生的に災害ゴミが捨てられ、山になった。近隣住民は「生ゴミもがれきも積み上がっていた。臭いがひどかった」と話した。ここはゴミ集積所ではなく、市が22日までに撤去した。しかし、近くの住宅街のあちこちで、ぬれたソファやマットレス、家具などが一般ゴミといっしょに山積みになっている状況だ。

 自営業の男性(79)は「隣の町内は収集車が来たようだが、こっちは水害後1度も来ていない」と困惑した様子。別の男性は「市が最初に指定した集積所は7~8キロも離れていて、道は水没していた。水害で車が動かなくなった人も多い。近くに捨てるのも仕方なかった」と話した。

 茨城県によると、水害発生後、常総市は市内などに災害ゴミの集積所を指定。6カ所が満杯になり、現在5カ所で受け入れている。災害ゴミの総量は2万4000トンを超える見通しで、同市の1年間のゴミの量を超えている。県では、近隣市町村や産廃業者の協力も要請していく方針。処分完了時期については「今後、全半壊家屋関連の廃棄物も大量に出るため見通せない」としている。【清水優】


東日本豪雨きょう2週間 堤防の強化追いつかず ソフト対策急務
産経新聞 9月24日(木)7時55分配信

 東日本豪雨から24日で2週間を迎える。国土交通省などは決壊した鬼怒川の堤防の本復旧に向け原因究明を進めるが、全国的に毎年のように発生する水害のたび、堤防改修の整備計画見直しを迫られ、鬼怒川を含め堤防強化は追いついていない。気象予報の精度向上などソフト対策が急務となっている。

 国交省は平成24年の九州北部豪雨を受け、全国で国が管理する河川の堤防(総延長約1万3400キロ)の緊急点検を実施。16%の約2200キロが強度不足などで優先的な対策が必要とされた。鬼怒川の決壊地点は優先対策箇所ではなく、国交省は「再び他の河川を含めて改修計画を見直すかもしれない」と話す。

 16~25年の10年間では、国内の全市区町村の96・8%で一度は河川の氾濫が起こっており、優先対策箇所以外も危険な場所は多い。全国では毎年計約100~700平方キロの水害による浸水被害が発生している。

 しかし、今年度の国の治水事業費は9年度の半分近い約7800億円まで減少。国交省は優先対策箇所ですら、工事完了時期の目標を定められていない。

 ハード面の対策に限界がある中、国は住民の避難手順などを定めた行動計画の策定などに力を入れ始めた。気象庁も今年7月の新気象衛星「ひまわり8号」運用開始により、気象データの観測能力が大幅に向上。予報は避難誘導の根拠となることから「予報精度を上げていきたい」(気象庁)という。(福田涼太郎)


<茨城・常総市>一部の課 プレハブで業務再開
毎日新聞 9月23日(水)18時54分配信

 関東・東北豪雨で市役所本庁舎などが浸水した茨城県常総市は23日、一部の課を敷地内のプレハブ仮庁舎に移転させ、業務を始めた。従来の場所に戻るまでは1カ月程度かかる見通しだという。

 プレハブを使うのは健康保険課やこども課など5課。ほかに市民課など4課も、以前からある建物内に引っ越した。いずれも本庁舎か議会棟の1階にあった。豪雨後は2階などで仕事をしていた。

 本庁舎と議会棟の1階は泥水で汚れている。乾燥や洗浄、消毒のほか、設備の設置や点検が必要で、元通りに業務を始められるのは来月中ごろの見込みだという。

 移転初日は市民が手続きの相談などに訪れていた。プレハブ脇では、ぬれた書類を天日に干す市職員の姿もあった。【去石信一】


東日本豪雨 常総市立図書館、被害の3万点処分「本に申し訳ない…」
産経新聞 9月23日(水)18時10分配信

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図書館の蔵書データベースから除籍され、処分されるのを待つ書籍の山=18日午後、常総市水海道天満町(上村茉由撮影)(写真:産経新聞)

 本の匂いに包まれた静謐な空間は、豪雨による浸水被害で一変した-。茨城県常総市水海道天満町にある市立図書館では、床上浸水のために書籍やCDなど約15万点のうち約3万点が泥水を被った。この中には貴重な郷土史の資料も含まれている。泥だらけで悪臭漂う環境の中、職員総出で片付けに追われているが、復旧のめどは立っていない。(上村茉由)

 鬼怒川の水位が上がった10日未明、8人の同館職員は市役所石下庁舎に呼び出され、避難所の開設にあたった。次第にひどくなる雨。心配が募った。

 「図書館に一度戻りたい」。そう思うも、鬼怒川の堤防が決壊して避難所周辺は冠水。10日夜には図書館周辺も冠水したため、いよいよ戻れなくなった。

 高山京子館長(59)が惨状を目にしたのは、水が引いた12日。高山館長は当時をこう振り返る。

 「1冊でも避難させることができたのではと思うと、本に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。床に落ちた本を1冊拾うにも、悔しくて悔しくて…」

 市内唯一の図書館である同館は、東日本豪雨で床上30センチまで浸水。書棚の下段にあった本を中心に泥水に漬かった。本は水を吸って膨張し、書架は壊れた。

 被害を受けた本の中には同館にしかない貴重な郷土史の資料もあるが、それらについては国立国会図書館の専門家に相談するなど、修復を検討している。

 電気が復旧した15日以降、職員と業者で、被害を受けて処分する本のデータの除籍作業を行った。被害に遭った本を早く処分しなければ、泥に混じった細菌が繁殖し、被害のなかった本にまでカビなどの二次被害が及びかねない。

 1点1点確実に、しかし迅速に除籍し、作業は終了。19日には約3万点全てを処分した。現在はボランティアと職員で館内の清掃作業を行っている。

 同館は規模こそ小さいが、絵本やCDの品ぞろえの良さが評判で、子供たちも多く利用していた。

 「被災した皆さんに癒やしの場として図書館を提供したかったんですが、年内の復旧は難しそうです。一部分だけでも早く開館できるよう模索します」

 高山館長はそう言って、再び復旧作業に入った。


東日本豪雨 水害の度に堤防改修整備見直し 国交省「いたちごっこ状態」、ソフト対策が急務
産経新聞 9月23日(水)17時36分配信

 東日本豪雨から24日で2週間を迎える。国土交通省などは決壊した堤防の本復旧に向けた原因究明を進めるが、全国的に毎年のように発生する水害のたび、堤防改修の整備計画見直しを迫られる「いたちごっこ状態」(国交省)が続いている。財政難も加わり、改修による堤防強化は追いついていない状況で、気象予報の精度向上や避難誘導の進め方などソフト対策が急務となっている。

 国交省は平成24年の九州北部豪雨を受け、全国で国が管理する河川の堤防(総延長約1万3400キロ)の緊急点検を実施。その結果、16%の約2200キロが強度や高さ不足などで優先的な対策が必要とされた。

 改修は平地で周辺人口が多く、被害が大きくなりやすい下流域から進めるのが通常で、鬼怒川では決壊地点の下流側手前まで要対策箇所になっていたという。国交省は「今回の水害を契機に、再び他の河川を含めて改修計画を見直すかもしれない」と話す。

 また、16~25年の10年間で見ると、国内の全市区町村の96・8%で一度は河川の氾濫(はんらん)が起こっているといい、要対策箇所以外も危険性が低いとはいえない。過去10年間だけで見ても、全国では毎年計約100~700平方キロの水害による浸水被害が発生している。

 しかし、今年度の国の治水事業費は、ピーク時だった9年度の半分近い約7800億円まで減少。国交省は要対策箇所のみですら、工事完了時期の目標を定められていない状況だ。

 ハード面の対策に限界がある中、国は住民の避難手順などを定めた行動計画の策定やハザードマップの提供などに力を入れ始め、自治体には避難勧告や指示を「空振りを恐れずに早めに出す」ことも求めた。

 また、気象庁も今年7月の新気象衛星「ひまわり8号」運用開始により、予報の材料となる気象データの観測能力が大幅に向上。予報は避難誘導の根拠になることから「観測精度とともに、予報精度を上げていきたい」(気象庁)という。

 いかに住民の命を守るのか。ハードだけでなくソフト対策もカギとなる。(福田涼太郎)


東日本豪雨 被災地でも墓参「見守ってくれてありがとう」 茨城・常総
産経新聞 9月23日(水)17時28分配信

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彼岸の中日、氾濫した鬼怒川の真横にある墓場で墓参りをする小野美代子さん(61)。土手の奥では決壊した堤防の補修工事がおこなわれている=23日午前、茨城県常総市三坂町(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 東日本を襲った豪雨から24日で2週間。鬼怒川の堤防が決壊し、大きな被害を受けた茨城県常総市の「上三坂墓地」では、彼岸の中日の23日、地域の住民らが墓前に花を手向けた。墓地近くの土手では堤防の補修工事が行われていた。

 両親の墓参りに訪れた同市の会社員、堀越直美さん(45)は「お墓が無事で良かった。両親に『家族は全員無事です。見守っていてくれてありがとう』と報告しました」と声を詰まらせた。堀越さんは、自宅が1メートル以上浸水して市内の兄の家に身を寄せている。


「もう無理」農家から悲鳴=豪雨被害、コメなど深刻―茨城
時事通信 9月23日(水)14時46分配信

 記録的豪雨が襲った茨城県ではコメを中心に農業に大きな被害が出た。
 農業生産額は全国で北海道に次ぐ2位、東京都中央卸売市場での青果物の取扱金額は11年連続1位の「農業大国」(同県)だが、農家から「今年はもう無理」「収入がなくなる」などと悲痛な声が聞こえる。
 鬼怒川の決壊場所付近の常総市三坂町でコメなどを生産する飯田真由美さん(55)は「収穫したコメだけでも何とかしようとしたが、何もできない状態だった」と肩を落とした。今年作付けしたコメは、15ヘクタール分の収穫を終え、30ヘクタール分の収穫を待つばかりだった。未収穫のコメは流され、収穫したコメを保管していた倉庫も浸水被害を受け、出荷できなくなった。
 コンバインなどの農業機械もエンジンが水に漬かり、使えなくなった。「このままだと来年、再来年の収入もなくなる。国と県が何とかしてくれればいいが」と不安そうに話した。
 「これから苗の植え付けが始まるところだった」。鬼怒川の決壊地点から約5キロの同市三坂新田町で、イチゴ農園を経営する男性(70)は、ビニールハウスで保管していた苗が土ごと流され、トラクターも運転席の高さまで水に漬かった。「修理費用がどのくらいかかるかも分からないし、収入はゼロになる。来年のことを考えると頭痛がするから考えないようにしている」と言葉少なだった。
 県の推計では、県内の農作物や施設の被害額は計約75億円。このうち、農作物の被害額(約32億円)は、常総市だけで約13億8000万円と4割を超える。 


<関東・東北豪雨>災害ごみの不法投棄が深刻 復旧に支障
毎日新聞 9月23日(水)13時21分配信

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私有地に山積みされていた災害ごみの回収作業をする近隣市町の職員=常総市で2015年9月22日午後1時9分、去石信一撮影

 関東・東北豪雨で1万1000戸が床上・床下浸水した茨城県常総市で、使い物にならない家財道具などの“不法”投棄が深刻さを増している。路上や空き地に放置され、不衛生で通行の妨げにもなり、復旧作業にも支障をきたしている。

 市役所近くの私有地の空き地約100平方メートルには汚れた畳やタンス、テレビ、日用品を詰め込んだ袋が山積みになっていた。トラックを持っていないなどの理由でごみ置き場に運べない市民らが勝手に捨てたとみられる。

 土地所有者が市に苦情を伝え、21日に近隣市町から派遣された職員らが回収作業を始めた。22日には約15人が、収集車や2トントラックにごみを積み込み、廃棄物処理業者に運び終えた。五霞町生活安全課の笈沼光行課長は「今後、ごちゃまぜになったごみの分別や、家電リサイクル法に基づいて処理する電気製品の仕分けが大変だろう」と話した。

 同市は業者に依頼するなどして放置ごみを回収してきたが、量が多くてはかどらなかった。近隣市町職員の派遣は県西11市町による災害時の相互支援協定に基づいて行われ、22日は7市町14人が作業。協定とは別に坂東市職員6人も応援した。【去石信一】


東日本豪雨 ボランティア、続々常総入り 泥撤去に汗
産経新聞 9月23日(水)7時55分配信

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鬼怒川の堤防決壊の影響で堆積した泥を撤去する宮下洋一さん(右)=22日午前、茨城県常総市新石下(上村茉由撮影)(写真:産経新聞)

 ■「助けてもらった恩返し」

 □11年前の福井豪雨 親族被災の宮下さん 今後も参加呼びかけ

 東日本豪雨による鬼怒川の堤防決壊で、多くの家屋が被害を受けた茨城県常総市に、頭にタオルを巻き、長靴を履いた一人の男性の姿があった。福井県坂井市の元公立中学校校長、宮下洋一さん(60)。平成16年の福井豪雨で親族が被災したものの、ボランティアに助けられた、あの時の恩返しをしたい-。かつての被災地の住民が、今の被災地の住民に手を差し伸べる支援の輪が広がる。(上村茉由)

                   ◇

 「あのありがたみが忘れられなくて、豪雨被害があるたびに各地にボランティアに行っているんです。助けてもらった恩返しです」

 宮下さんはそう語る。遡(さかのぼ)ること約11年前の16年7月、集中豪雨が福井県・嶺北地方を襲った。足羽(あすわ)川の堤防は決壊。濁流が町をのみこんだ。自宅は被害がなかったが、最も降雨量が多かった美山町(当時、現福井市)の弟の住宅が被害を受けた。「1階部分は柱しか残っていなくて、大量の土砂や岩が流れ込んでいた」という。

 約1カ月間学校を休み、毎日片付けを手伝った。この時、自治体のボランティアセンターを通してやってきた大勢のボランティアに助けられた。その恩義は10年以上たった今でも忘れていない。

 都合がつけばボランティアをしに福井県内各地に足を運んだ。しかし、中学校校長の前は小学校の校長。なかなか県外にまで足を延ばすのは困難だった。今年3月31日に定年退職し、そして起きた鬼怒川の決壊。

 10日に常総市で起きた光景は美山町のそれとまるで同じだった。道路が川になり、ヘリコプターによる救出活動も行われる…。

 宮下さんは茨城県と常総市が共同でボランティアを募集していることを知り、迷うことなくシルバーウイーク初日の19日に常総入り。4日間の参加で住宅4軒を回り、泥の撤去や壊れた家財道具の運び出し、床下の清掃などを行った。

 床上浸水で自宅が甚大な被害を受けた住人は、それでもどうにか清掃、修理してそこに住もうとする。

 「弟も結局同じ場所に住み続けています。水害の怖さはあっても、やはり自分のことを理解してもらえて、自分も地域のことを理解している、住み慣れた地域コミュニティーから出たくないのでしょう」

 宮下さんは流れる汗を拭いながらそう話した。被災地から被災地へ。宮下さんは22日、「一仕事」を終え、常総を後にした。

                   ◇

 ■大型連休 延べ1万人突破

 鬼怒川の堤防決壊で甚大な被害を受けた茨城県常総市では連日、ボランティアが汗を流している。シルバーウイーク初日の19日から22日までのボランティアの延べ人数は1万人を突破した。22日正午現在の同市の避難者数は1272人。人手不足は解消されておらず、県災害対策本部では、大型連休後の参加も呼びかけている。

 県と市はそれぞれボランティアセンター(VC)を立ち上げている。県災害対策本部では大型連休中は1日約1500人が訪れると予想。しかし、実際は予想を上回り、22日は3735人が参加した。連日参加する場合も、その都度受け付けを行う必要があり、この4日間で延べ1万2116人が同市内で活動した。

 避難している1272人の家屋の状況について同市は現在調査中だが、家財道具を廃棄するなどして清掃を行えば住むことが可能な避難者もいる。このため、「ボランティアのニーズは家財道具の搬出が最も多い」(市担当者)という。

 両VCでは食事や飲料などを自分で用意することやけが防止のため長袖長ズボン、手袋や長靴、マスクの着用などを求めている。

 県災害対策本部では「家財道具の片付けが一段落すれば、今後は床の清掃や消毒などが必要。さらに、心のケアなどさまざまなニーズが出てくる。長い目で活動してほしい」と話す。

 問い合わせは県災害VC(電)080・5064・9543、同市災害VC(電)090・6568・6333(ともに午前7時~午後5時)。

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