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2015年9月18日 (金)

栃木で50年に1度の大雨、栃木、茨城に大雨特別警報・15

気象庁は未明に栃木県に、朝に茨城県にそれぞれ大雨特別警報を発表し、自治体の避難情報に従って安全を確保するよう呼び掛けた。栃木県では1人が心肺停止、1人が行方不明となり、茨城県内では鬼怒川が氾濫した。

栃木、茨城、千葉の各県では土砂災害や河川の氾濫などのため計約16万人に避難指示が出された。

栃木県では日光市・今市で10日午前10時40分までの48時間雨量が613.5ミリに上るなど、観測史上最多雨量を記録する地点が続出した。関東と東北南部では土砂災害警戒情報が各地に出された。

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リンク:<関東・東北豪雨>残った常総市立小中6校 24日授業再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:浸水の小学校、被害大きく=児童7割超避難、連休も作業―茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・常総で断水解消 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>常総市の断水解消「当面飲まないように」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>常総市 避難勧告エリアメール配信せず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総市、「手が回らず」避難指示メール配信せず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総の決壊堤防、24日にも応急復旧工事完了 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難指示メール送信せず=「手が回らなかった」―茨城県常総市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川仮堤防、現場で初公開=応急工事、24日にも完了―国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川堤防決壊で常総市職員、恐怖の二晩…関東・東北豪雨 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:救助・捜索の自衛隊員らが撤収…市長、何度も礼 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鬼怒川決壊>濁流の勢い物語るがれき 常総市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鬼怒川決壊>常総市の排水作業「おおむね終了」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・常総の排水完了=ポンプ車延べ240台―関東整備局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:進まぬがれき処理=2万トン超、不法投棄も―仮置き場追い付かず・茨城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>「日光は元気」旅館のおかみらアピール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自衛隊、常総市から撤収=延べ8000人活動―茨城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:シルバーウイーク初日、県内外からボランティア 常総市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城常総、自衛隊が捜索活動終了 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<浸水被災地>衛生悪化、感染症の恐れ…破傷風など6種類 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>大規模な捜索、茨城県が終了 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:連休を利用、常総市にボランティア2000人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:動員延べ2万5千人、豪雨に伴う捜索終了…茨城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>常総にボランティア続々…連休初日 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:浸水被災地の片付け本格化=連休初日、好天恵まれ―茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:浸水被災地にボランティア続々 - 速報:@niftyニュース.
リンク:鬼怒川砂丘、掘削中止を業者拒否 - 速報:@niftyニュース.
リンク:再度念入りに、900人態勢で捜索…茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:豪雨被災地、医療態勢に不安=中核2病院、再開めど立たず―茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警察と自衛隊など集中捜索、茨城 - 速報:@niftyニュース.
リンク:常総市で一斉捜索=不明者いないか確認―茨城県警など - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>太陽光パネル付近 浸水深く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「これから本番」「客足戻って」=特急も連休前に復旧―紅葉迎える鬼怒川温泉・栃木 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「平成27年9月関東・東北豪雨」気象庁が命名 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<関東・東北豪雨>残った常総市立小中6校 24日授業再開
毎日新聞 9月22日(火)22時51分配信

 茨城県常総市教育委員会は22日、関東・東北豪雨で10日から休校していた市立小中学校計6校(児童生徒計1484人)が、連休明けの24日に授業を再開すると発表した。同市内では一時、小中学校全19校が休校していたが、これですべての学校で授業が再開する見通しとなった。

 授業を再開するのは水海道(みつかいどう)小▽三妻(みつま)小▽玉(たま)小▽鬼怒中▽石下(いしげ)中。被害が激しい大生(おおの)小は当面、既に再開している近くの五箇(ごか)小で授業をする。ただ、市教委によると、市外など遠くに避難している児童生徒もおり、全員が登校できない可能性もあるという。【去石信一】


浸水の小学校、被害大きく=児童7割超避難、連休も作業―茨城・常総
時事通信 9月22日(火)18時25分配信

 鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、市内に19ある小中学校のうち小学校4校と中学校2校の休校が続いていたが、秋の大型連休中の復旧作業で24日から5校が再開する。
 残る1校は、教職員や父母らが校舎の清掃など懸命に復旧作業を続けているが、被害が大きく、同日から別の小学校を間借りして授業を再開する。
 この1校は同市平町の大生小学校。約1.5メートルの高さまで浸水した体育館前には運び出されたごみが積み上がり、26日に予定されていた運動会で使うはずの入場門なども置かれていたが、大型連休の間に少しずつ片付けが進んだ。
 鈴木保幸校長によると、12日に様子を見に来た際は約1.2メートルの高さまで浸水し、校舎内に入れない状態だった。児童116人は全員無事だったが、7割以上が避難所や親族宅で避難生活を送っている。
 校庭は消毒のため石灰が一面にまかれ、停電のため送水設備が動いていない。児童が使う教室のほとんどがある2階以上に水道水を上げることもできないという。
 体育館から運び出したいすの洗浄などに当たっていた鈴木校長は「(大生小で)早く再開したいが、児童の自宅の状況が落ち着かないので、まだ先になると思う」と話している。
 常総市内は被災後、ごみがあふれ、市が対応に追われている。24日から再開される三妻小と鬼怒中にもごみが持ち込まれ、連休中に撤去作業を終える見通し。 


茨城・常総で断水解消
2015年9月21日(月)22時38分配信 共同通信

 鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市の約7400世帯で続いていた断水が21日解消し、市内の全世帯で水が使えるようになった。同日、県が発表した。

 県などによると、堤防決壊の影響で水没し、故障していた相野谷浄水場の配水ポンプ4台のうち2台が仮復旧し、配水が可能となった。

 ただ水質が安定しないことから、市は検査で安全が確認されるまで飲み水にしないよう呼び掛けている。

 常総市では10日の堤防決壊後、最大で約1万1800世帯が断水した。


<関東・東北豪雨>常総市の断水解消「当面飲まないように」
毎日新聞 9月21日(月)21時15分配信

 茨城県は21日、関東・東北豪雨の影響で断水が続いていた常総市の相野谷(あいのや)浄水場地区(約7400世帯)で配水が始まったと発表した。市内では、関東鉄道や県道の一部区間がなお不通だが、断水が解消され、水道や電気、電話など主要なライフラインは復旧した。

 同市では最大約1万1800世帯が断水していたが、近隣の浄水場から送水を受けるなどして配水が可能になった。ただ水質検査が済んでおらず、同市は「当面、水を飲まないように」と呼び掛けている。【松本尚也】


<関東・東北豪雨>常総市 避難勧告エリアメール配信せず
毎日新聞 9月21日(月)20時9分配信

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堤防の復旧工事が進む鬼怒川の決壊現場=茨城県常総市で2015年9月21日午前10時20分、徳野仁子撮影

 茨城県常総市は21日、関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した10日に、避難指示や避難勧告に関する携帯電話などへの「エリアメール」を配信していなかったことを明らかにした。市は「防災行政無線で伝えることを優先した。メール入力の余裕はなかった」と説明している。

 エリアメールは、携帯電話会社3社のメール機能を使って緊急情報を一斉に知らせる仕組みで、常総市は2012年3月から運用を開始した。10日に配信したのは午前7時14分の大雨注意情報、午後3時10分の避難所開設情報など7回。午前2時20分以降、計10回出した避難指示・勧告は抜け落ちていた。

 メールの配信作業ができる市職員は市安全安心課の4人。手が空いた人が対応することにしていたが、当日は防災行政無線や消防などとの連絡に追われ、手が回らなかったという。これまでの防災訓練でもメール配信を実施しておらず、同課の斎藤健司課長は「あらゆる手段で情報を伝えるべきだった」と話している。【玉腰美那子】


常総市、「手が回らず」避難指示メール配信せず
読売新聞 9月21日(月)19時44分配信

 鬼怒川の堤防決壊で大規模な浸水被害を受けた茨城県常総市が、住民に避難指示などの情報を「緊急速報メール」で配信していなかったことがわかった。

 市は「あらゆる手段で周知すべきだったが、手が回らなかった。市役所内での連携も不十分だった」とした。

 緊急速報メールは、地震や洪水などの場合、自治体が携帯電話会社の一斉配信サービスを利用して、災害や避難情報を知らせるシステム。当該地域にいる人は、事前に登録などをしなくても受信する。

 市は、鬼怒川で氾濫や堤防決壊のあった10日、午前7時14分から午後4時11分にかけて計7回、大雨注意情報などを緊急速報メールで配信。避難指示や避難勧告に関する情報は防災無線や広報車で周知したが、メールでの配信は行わなかった。


常総の決壊堤防、24日にも応急復旧工事完了
読売新聞 9月21日(月)19時36分配信

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決壊した堤防の応急復旧工事が進む現場(21日、茨城県常総市三坂町で)

 国土交通省関東地方整備局は21日、茨城県常総市三坂町の鬼怒川の堤防決壊場所で進めている応急復旧工事が24日にも完了する見通しだと発表し、工事現場を報道陣に初めて公開した。

 常総市は21日時点で3万1398人に避難指示、2775人に避難勧告を出しているが、工事完了を受けて、いずれも解除する方針。

 決壊した堤防は高さ約4メートルで長さ約200メートルにわたり流された。国交省は決壊翌日の11日から応急工事を始め、盛り土をコンクリートブロックで覆うなどした。従来の堤防より弱いため、現在は川側に鋼鉄製の板を設置する補強作業を24時間態勢で行っている。

 同整備局によると、応急工事後、改めて本格的な堤防の建設に移るが、時期など詳細な計画は未定という。


避難指示メール送信せず=「手が回らなかった」―茨城県常総市
時事通信 9月21日(月)16時56分配信

 記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市が市民に対し、避難指示や避難勧告を知らせる「緊急速報メール」を送信していなかったことが21日、市への取材で分かった。
 安心安全課の担当者は「手が回らなかった。これを教訓に体制の整備をしなければならない」と話している。
 常総市は2012年3月にメールサービスを開始。市が携帯大手3社それぞれに避難指示情報などを送信すると、市内やその周辺にいて3社の携帯電話を持つ人に対し、自動配信される仕組みとなっている。
 同市によると、10日午前2時20分から、防災行政無線や市のホームページを通じて避難指示と避難勧告を断続的に知らせた。しかし担当課の職員全員が消防団や市災害対策本部との連絡調整などに追われ、メールサービスへの入力作業をしていなかった。
 鬼怒川は同日午後0時50分に決壊。常総市内の広範囲が浸水し、市役所も非常用電源が水没して一時機能不全に陥るなど、行政の危機管理の不備が次々と表面化した。 


鬼怒川仮堤防、現場で初公開=応急工事、24日にも完了―国交省
時事通信 9月21日(月)12時43分配信

 国土交通省関東地方整備局は21日、鬼怒川の決壊現場(茨城県常総市三坂町)で、建設した仮堤防を報道陣に初めて公開した。
 水を食い止める鉄板を地面に打ち込む作業と併せて行っている応急復旧工事は、24日中に終えたいとしている。
 常総市は同工事の完了後、人口の約半数に当たる約1万1200世帯、約3万1400人に対する避難指示の解除を検討している。
 仮堤防は決壊した堤防と同じ約4メートルの高さで、全長約200メートル。さらに河川敷に「鋼矢板」と呼ばれる高さ10メートルの鉄板を、全長約250メートルにわたって地面に打ち込み、応急復旧工事が完了する。鉄板を打ち込む作業は、21日午前4時時点で23%まで終わった。
 応急復旧工事後、元の堤防に戻るのは来年夏以降になる見込みという。 


鬼怒川堤防決壊で常総市職員、恐怖の二晩…関東・東北豪雨
スポーツ報知 9月21日(月)11時14分配信

 大規模な水害に見舞われた茨城県常総市役所では、鬼怒川の堤防が決壊した10日に冠水し、復旧作業に追われている。大きな被害を受けた三坂町から近い地域に住むという市役所の40代女性職員が、息子と離ればなれになった恐怖の二晩を語った。

 女性職員は当時、夫と市役所に勤務していたため、自宅に戻れず、高校3年の次男だけが家に取り残されてしまったという。停電となった10日夜、次男の携帯電話は電源が切れて音信不通になった。離ればなれの、不安な夜を過ごした。

 次男は、カップラーメンだけを持って2階に上がったが停電になり、食べることが出来なかった。その上、断水で水も飲めなくなった。11日、自衛隊のヘリが、隣人をロープにつるして救助されるのを見て、次男も手を振ったが、全く気づかれず、ヘリは視界から消えていった。

 真っ暗な自宅2階で、次男が二晩も孤独と空腹に耐えられたのは、愛猫が一緒にいてくれたからだ。12日にようやく自衛隊が気づき、ヘリで救出されたが、「猫は連れて行けない」と自衛隊に拒まれたという。結局、猫だけ家に取り残された。

 女性職員は、後になって他の被災者の飼い犬が自衛隊のヘリで救助されている様子をテレビで見て「なぜ自衛隊は犬は助けるのに、猫は助けてくれなかったのか」と涙声で訴えた。

 約80センチ冠水したという本庁舎1階の水は引いたが、床のタイルは所々剥がれたままだった。女性職員によると、当時、駐車場に置いてあった公用車を含む400台以上の車が水没したという。女性職員の車も同様で、「水が引き、見に行ったら、車内から異様な悪臭がした」。今も庁舎周辺に舞う砂ぼこりが、濁流のすさまじさを物語っていた。


救助・捜索の自衛隊員らが撤収…市長、何度も礼
読売新聞 9月20日(日)21時13分配信

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撤収する自衛隊員に頭を下げて感謝する高杉市長(左)(20日午前、茨城県常総市で)

 関東・東北豪雨の被害に遭った茨城県常総市で、被災者の救助や不明者の捜索にあたってきた自衛隊が活動を終え、高杉徹市長や市民らが20日朝、市役所前で撤収する隊員らを見送った。

 防衛省によると、橋本昌知事から10日午前9時5分に災害派遣要請を受け、自衛隊は常総市を中心に延べ約7500人の隊員と、約2150台の車両などを派遣した。

 高杉市長は「皆さんのおかげで2000人を超える貴重な命が救われました。本当にありがとうございました」と何度も頭を下げた。陸自第1普通科連隊長の土屋晴稔1佐は「まだまだ復旧半ばだと思います。市民に笑顔が一日も早く戻るよう祈念しています」と語った。

 一方、国土交通省関東地方整備局は20日、常総市と同県つくばみらい市の住宅地や公共施設などで約775万立方メートルをポンプ車で排水し、浸水がおおむね解消されたと発表した。


<鬼怒川決壊>濁流の勢い物語るがれき 常総市
毎日新聞 9月20日(日)20時9分配信

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発生から10日が過ぎた鬼怒川の決壊現場。堤防の復旧工事が進められているが、流入した水が川のように残っていた=茨城県常総市で2015年9月20日午後2時47分、徳野仁子撮影

 関東・東北豪雨で鬼怒川が決壊してから10日がたった20日、茨城県常総市の決壊現場近くを歩いた。

 すべてをのみ込むようにあふれていた水の大部分は引いていたが、低いところにはまだ川のように広がっていた。

 水が引いた後は土がむき出しとなり、そこに道路や建物があったとは思えないほど、ただ茶色の土地が広がる。そこから東側に目をやれば、流されたアスファルトやコンクリートががれきとなって残り濁流の勢いを物語っていた。

 近くに住んでいて様子を見に来たという会社員の篠崎幸造さん(59)は「本当にアスファルトがあったのか。道路と田んぼの見分けもつかない。親戚の家もあったが、そこがどこだったかもわからない」とため息。「復旧の見通しや情報を早く知りたい」と話していた。【徳野仁子】


<鬼怒川決壊>常総市の排水作業「おおむね終了」
毎日新聞 9月20日(日)20時6分配信

 国土交通省関東地方整備局下館河川事務所は20日、関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、浸水範囲が約40平方キロに及んだ茨城県常総市などでの排水作業を「おおむね終えた」と発表した。決壊した10日以降、1日最大51台の排水ポンプ車を使い、775万立方メートル(東京ドーム6杯分)を排水した。

 20日は残っていた同市若宮戸地区付近の排水を終えた。同河川事務所は「宅地や公共施設の浸水は、おおむね解消した」としている。【蒔田備憲】


茨城・常総の排水完了=ポンプ車延べ240台―関東整備局
時事通信 9月20日(日)19時47分配信

 国土交通省関東地方整備局は20日、鬼怒川堤防の決壊による茨城県常総市の大規模浸水について、19日までに宅地や公共施設などの部分の排水作業がおおむね完了したと発表した。
 
 同整備局によると、10日夜から延べ240台のポンプ車を現地に派遣し、775万立方メートルを排水した。12日午後3時半時点で40平方キロと最大だった浸水範囲は、16日時点で約2平方キロに減少したという。 


進まぬがれき処理=2万トン超、不法投棄も―仮置き場追い付かず・茨城
時事通信 9月20日(日)14時34分配信

 鬼怒川の堤防決壊で市街地が浸水した茨城県常総市では、発生した大量のがれきやごみの処理に追われている。
 仮置き場の設置が追い付かず、住宅街に不法投棄されるケースも。国は大規模災害時の廃棄物の処理計画を事前に立てるよう求めているが、策定済みなのは都道府県の約2割、市町村では約3割にすぎない。
 常総市中心部にある市立図書館の駐車場にごみが持ち込まれ始めたのは、決壊の2日後で、水が引き始めた12日。市指定の場所ではないが、その後も搬入は続き、駐車場は高さ約2メートルのがれきやごみで埋め尽くされ、一時周辺の道路にあふれた。近所に住む宮下洋子さん(74)は「指定の置き場が遠いので、近くの市有地に捨てたのでは。生ごみも多く臭いがひどい」と顔をしかめる。
 県によると、浸水で発生した同市のごみは推計約2万4000トン。年間のごみ総量の約1.4倍にも上るが、倒壊した家屋などは含まれておらず、県の担当者は「量は数倍から10倍に膨らむ可能性があり、対策を急いでいる」と話す。今後は別の場所でごみを分別する作業も必要になる。
 市や県などが設けた6カ所の仮置き場はすぐにいっぱいになり、新たに4カ所を開設。しかし、運び込まれる量に追い付かず、連日長蛇の車列ができている。市の担当者は「仮置き場の条件に合うところがなかなか見つからない。民有地に捨てられている場所もあるようだ」と頭を抱える。
 環境省は、大規模災害に備え事前に仮置き場や処理方法を決めるよう求めているが、計画を策定した自治体は昨年10月時点で、都道府県が21%、市町村が33%しかない。常総市に計画はなく、茨城県も来年3月に策定予定だった。
 国は2018年までに都道府県で8割、市町村で6割まで引き上げることを目標にしている。同省は「大規模災害時に混乱するのは東日本大震災の教訓だ。事前に決めておかないと初動でつまずき、復旧を阻む原因になる」と指摘する。 


<関東・東北豪雨>「日光は元気」旅館のおかみらアピール
毎日新聞 9月20日(日)12時27分配信

 秋の大型連休初日の19日、関東・東北豪雨の影響で運休していた東武日光線が始発からの平常運転を再開し、栃木県日光市の東武日光駅では、地元の温泉旅館のおかみらが訪れた観光客を出迎え、復旧ぶりをアピールした。

 東武日光駅は、日光東照宮などの観光地を訪れる客が多く利用する日光の玄関口。同市内でも11、12日の豪雨で、鬼怒川温泉で施設が壊れたり、川治温泉や湯西川温泉への道路が崩れたりするなど北部を中心に被災した。日光温泉周辺は直接の被害はなかったが、観光の大動脈の東武日光線が18日の昼まで運休し、観光客が激減した。

 同市安川町6の旅館「日光千姫物語」のおかみ、根本方子さん(58)によると、日光東照宮が400年式年大祭の行事が行われていることもあり連日満室が続いていたが、運休後は予約のほとんどがキャンセル。用意していた食事も全て無駄になってしまったという。

 「この日を楽しみにしていた」という根本さんらが笑顔で出迎えたのは、浅草発の特急「スペーシア」のけごん1号と日光1号。電車が到着すると、改札口近くに並んだおかみらが、乗客らに観光案内や土産物の入った袋を手渡しながら「日光にお越しいただきありがとうございます」と歓迎した。

 埼玉県草加市から家族で訪れた中学1年の内堀涼花さん(12)は「日光に来るのは初めて。テレビでしか見たことのない日光東照宮を楽しみにしていたので、電車が動いて良かった」と笑顔で話した。

 この日は東武鬼怒川線の鬼怒川温泉駅でもおかみらが観光客を出迎えた。日光市内では湯元付近ですでに紅葉が始まり、11月中旬まで紅葉を楽しめる。根本さんは「日光は元気です。連休中にぜひ遊びに来て」とPRした。【田中友梨】


自衛隊、常総市から撤収=延べ8000人活動―茨城
時事通信 9月20日(日)11時14分配信

 鬼怒川の堤防決壊で市街地が浸水した茨城県常総市で、捜索・救助活動に当たった自衛隊員が20日、撤収した。
 見送りの式典で、高杉徹市長は「皆さんの手で2000人以上の命が助け出され、常総市全員の気持ちを込めてお礼申し上げます」と述べた。
 土屋晴稔1等陸佐(49)は「市民の方々の明るい顔、声が一日も早く戻って来ることを祈念します」と応じた。
 自衛隊は10日の災害発生以降、延べ約8000人を現地に動員し、19日夜に活動を終えた。自宅が床上浸水し、隊員に花束を渡した水海道中2年の神達沙樹さん(13)は「素直に感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。 


シルバーウイーク初日、県内外からボランティア 常総市
産経新聞 9月20日(日)7時55分配信

 シルバーウイーク初日の19日、東日本豪雨による鬼怒川の堤防決壊で大きな被害を受けた茨城県常総市に県内外から約2000人のボランティアが支援に訪れた。住民から要請を受けた住宅を中心に作業に当たった。

 ジャージーや作業着姿のボランティアが全国から参加。家屋の清掃やがれきの除去などを行った。埼玉県草加市の大塚亮一さん(45)は「微力ですが、被災者の助けになりたい」と話した。

 一方、警察や消防、自衛隊はこの日、約1800人態勢で捜索や安否確認、給水をはじめとする被災者支援などに当たった。警察などによる常総市内の捜索活動はこの日で終了。橋本昌知事は同日、自衛隊にも撤収を要請した。


茨城常総、自衛隊が捜索活動終了
2015年9月20日(日)7時52分配信 共同通信

 関東・東北豪雨で自衛隊と消防は19日、茨城県常総市で水害に巻き込まれた人がいないか確認するため続けていた捜索活動を終了した。県警は今後も捜索活動を続ける。

 この日、鬼怒川堤防の決壊現場周辺で実施した捜索には、新潟、長野、静岡の3県警も加わり実施。行方不明者などは見つからなかった。

 判明している関東・東北豪雨の茨城県内の犠牲者は3人。


<浸水被災地>衛生悪化、感染症の恐れ…破傷風など6種類
毎日新聞 9月19日(土)23時24分配信

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側溝にたまった泥をかき出すボランティアの人たち、後ろはバキュームカー=茨城県常総市で2015年9月19日、松岡大地撮影

 大規模な浸水被害が出た茨城県常総市などで、衛生状態の悪化に伴う感染症流行のリスクが高まっている。大型連休中にはボランティアが被災地を訪れる機会が多く、国立感染症研究所は「注意すべき感染症」として、レジオネラ症や破傷風など6種類を示し、マスク着用や傷口の消毒などの予防策の徹底を呼びかけている。

 東日本大震災でも被災地の感染症対策にあたった日本環境感染学会理事長の賀来(かく)満夫・東北大教授(感染症学)は「大震災では1週間を過ぎたころから感染症が増えてきた」と指摘。避難所では体力が低下して感染症にかかりやすくなるという。

 感染研によると、泥に含まれるレジオネラ菌を粉じんと一緒に吸い込んだり、傷口から破傷風菌が入ったりする恐れがある。過密状態の避難所では急性呼吸器感染症などに警戒が必要だ。

 中でもレプトスピラ症は潜伏期間が最大2週間で、頭痛や発熱の症状があり、死に至る場合もある。賀来教授は「風邪のような初期症状なので見過ごされがちだ」と注意を呼びかけている。茨城県常総市は感染症予防のため、2万本の消毒液を準備し、すでに約5000本を配った。同市保健センターなどで配布している。【千葉紀和、土江洋範】

 ◇注意すべき感染症◇

・急性呼吸器感染症(さまざまなウイルスで呼吸器に疾患)

・急性胃腸炎・急性下痢(腹痛や嘔吐=おうと、発熱、下痢など)

・レジオネラ症(肺炎や発熱など)

・レプトスピラ症(発熱、悪寒、頭痛など)

・破傷風(全身がけいれんし呼吸困難に)

・はしか(高熱や発疹など)


<関東・東北豪雨>大規模な捜索、茨城県が終了
毎日新聞 9月19日(土)21時18分配信

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被災した家で、家人と共に床板をはいだり家財を整理するボランティア=茨城県常総市で2015年9月19日午後2時22分、徳野仁子撮影

 関東・東北豪雨で3人が死亡した茨城県は19日、大規模な捜索活動を終了したと発表した。「これ以上の行方不明者がいる可能性は低いため」といい、橋本昌知事は自衛隊に撤収を要請。県警も他県警などの撤退を決めた。

 10日に鬼怒川の堤防が決壊し大規模に浸水した同県常総市内では、この日も警察や消防、自衛隊が約1700人態勢で捜索を実施したが新たに見つかった人はいなかった。

 鬼怒川の堤防は10日午後0時50分、同市三坂町で決壊。最大約40平方キロが浸水し、同市で2人が死亡した。県内ではこのほか境町でも1人が死亡した。

 県によると、災害派遣要請を受けて同日以降、同市を中心に自衛官、警察官ら延べ約2万5000人が投入された。取り残された人らへの救助活動を行い、これまでにヘリによる1343人を含む計4471人を救助した。【蒔田備憲】


連休を利用、常総市にボランティア2000人
読売新聞 9月19日(土)21時3分配信

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浸水の後片づけを手伝うボランティアたち(19日午前、茨城県常総市で)=前田尚紀撮影

 豪雨災害に見舞われた茨城県常総市に19日、秋の大型連休を利用して県内外から約2000人のボランティアが駆けつけた。

 がれき撤去や泥のかき出し作業などに人手が必要で、県災害ボランティアセンターは23日まで、毎日1500人のボランティアを募集している。

 同市水海道森下町の一人暮らしの女性(78)宅には19日、男子大学生5人が訪れ、倒れた冷蔵庫やタンスなどを運び出した。女性は「大きなものを片付けてくれて助かった。支援に感謝です」と話した。

 東日本大震災で津波被害を受けた経験からボランティア活動を始めた福島県いわき市平、看護師能戸洋子さん(45)は、仲間と高齢夫婦宅で片づけを手伝った。夫婦が思い出の家財道具を捨てるのをためらうと、能戸さんは「気持ちが分かるので寄り添いたい」と、気にかけながら作業をしていた。


動員延べ2万5千人、豪雨に伴う捜索終了…茨城
読売新聞 9月19日(土)20時40分配信

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隙間なく並び、水路を調べる自衛隊員(9月19日午前、茨城県常総市三坂町で)=鍜冶明日翔撮影
 茨城県災害対策本部は19日、関東・東北豪雨に伴う県内の行方不明者の捜索を同日で終えたと発表した。

 浸水域での捜索が終了したほか、自治体や県警に新たな不明者の情報が寄せられていないことなどを理由に挙げている。安否確認のための戸別訪問は、県警が今後も続ける。

 19日は自衛隊や県警などが約900人態勢で、捜索と戸別訪問を行った。常総市の鬼怒川の堤防決壊現場付近では、自衛隊員ら計約420人が横一列になって、水や泥の中に膝までつかり、不明者につながる手がかりがないかを捜した。

 災害対策本部によると、10日から地上で捜索・救出活動などにあたった警察、自衛隊、消防の人数は延べ2万5077人に上る。ヘリコプターと合わせ、計4471人を救助した。


<関東・東北豪雨>常総にボランティア続々…連休初日
毎日新聞 9月19日(土)19時30分配信

 秋の大型連休「シルバーウイーク」初日の19日、関東・東北豪雨で甚大な被害が出た茨城県常総市には、各地からボランティア約2000人が集まり、家屋の片付け作業などに汗を流した。

 同市中妻町にある市災害ボランティアセンターなどでは、朝から参加申込者が次々と受け付けを済ませた。鬼怒川の堤防が決壊した三坂町地区で、側溝にたまった土砂をかき出していた水戸市の会社員、木村敦さん(47)は「市内では、まだまだごみの片付けが終わっていない。連休中にまた来る」と話した。

 浸水住宅では、水没した家具などを親族の協力を得ながら片付ける住民が目立ち、ボランティアにも手伝ってもらった住民男性(66)は「連日の作業で疲れ切っていたので助かった。涙が出るほどうれしい」と笑顔を見せていた。【尾崎修二】


浸水被災地の片付け本格化=連休初日、好天恵まれ―茨城・常総
時事通信 9月19日(土)19時28分配信

 鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市は、秋の大型連休初日の19日、好天に恵まれ、被災地のあちこちで市民らが後片付けに追われた。
 
 この日、県警と陸上自衛隊、消防による一斉捜索が行われたが、行方不明者は発見されなかった。陸自と消防は同日で捜索活動を終了。県警は今後も続ける。
 鬼怒川の河原では、地元少年野球チームの父母ら約30人が、浸水したグラウンドを整備したり、土手で道具を消毒したりしていた。グラウンドは児童約40人がいるチームの本拠地で、保護者会代表の中村浩士さん(47)は「一日も早く子どもたちに野球をやらせてあげたい」と話した。
 決壊地点に近い常総市三坂町のコメ農家飯田真市さん(68)は鬼怒川から約100メートルの自宅で水に漬かった農機具を洗って乾かしていた。被災前に稲刈りを終えコメは無事だったが、近所のほとんどが稲刈り直前に被害に遭った。「水田に汚水が流れ込み、品質への影響を心配している。農家を続けられないかもしれない」と不安そうだった。
 同日は約2000人のボランティアが、首都圏などから現地入りした。 


浸水被災地にボランティア続々
2015年9月19日(土)19時14分配信 共同通信

 鬼怒川の堤防が決壊し、大きな被害が出た茨城県常総市では19日、大型連休初日を迎え、全国から大勢のボランティアが駆け付けた。浸水した家屋で泥のかき出しや、家具の運び出しなどに汗を流した。

 茨城県によると、少なくとも約2千人が参加。関東鉄道の守谷駅周辺に集まり、大型バス約30台で各地に向かった。

 東日本大震災で家が流され、宮城県石巻市の仮設住宅で暮らす建設業小向幸也さん(44)は、常総市の民家が濁流に流される映像を見て駆け付けた。「震災のときの風景、臭いに似ている。あのとき多くの人に助けられたので、恩返ししたい」と話した。


鬼怒川砂丘、掘削中止を業者拒否
2015年9月19日(土)17時59分配信 共同通信

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 鬼怒川(手前)の水が越水し冠水した一帯。ソーラーパネル設置のため自然堤防が掘削されていた=10日午前、茨城県常総市若宮戸(共同通信社ヘリから)

 茨城県・鬼怒川の氾濫で、国土交通省は19日、自然堤防の役割を果たしていた川岸の砂丘を掘削して大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設した民間業者に昨年4月、「洪水時に(周囲の住宅などに)浸水する恐れがある」と掘削の中止を要請したが、拒否されたと明らかにした。

 国交省は緊急措置として掘削部に大型土のうを設置していたが、今回の水害では、土のうを越えて川の水があふれる「越水」が発生。住宅や田畑に大きな被害を与えた。

 国交省は「掘削や土のうの設置状況が氾濫に影響を与えた可能性は否定できない」とし、引き続き検証する方針を示した。


再度念入りに、900人態勢で捜索…茨城・常総
読売新聞 9月19日(土)14時42分配信

 鬼怒川の堤防の決壊で浸水域が残る茨城県常総市では19日、自衛隊や県警などが約900人態勢で捜索を始めた。

 同日までに対象地域の捜索を一巡させたが、再度念入りに確認するため実施した。

 同県内ではこれまで、男性3人の遺体が見つかった。安否不明者は現在「ゼロ」だが、発見された3人が当初、不明者リストに掲載されていなかったこともあり、県災害対策本部では、濁流に巻き込まれた住民らがいる可能性もあるとして捜索している。

 決壊現場から南に約600メートルの水田には同日午前8時、陸上自衛隊、警察、消防など計約420人が集結した。まだ水が引かない場所では膝上まで沈む所もあり、胴付き長靴姿の隊員らは約500メートルにわたって横一列に並び、「前進」というかけ声とともに、棒を使って泥や水の中を探った。


豪雨被災地、医療態勢に不安=中核2病院、再開めど立たず―茨城・常総
時事通信 9月19日(土)14時38分配信

 記録的豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、大きな被害を受けた茨城県常総市では、地域医療の中核となる2次救急医療機関が2カ所とも浸水被害を受け、復旧のめどは立っていない。
 このうち「きぬ医師会病院」(同市新井木町)は仮設診療所を開設したが、医療態勢は十分とは言えず、不安の声も上がっている。
 10日午後3時半ごろ、鬼怒川支流の八間堀川が決壊し、入院患者72人、職員約75人がいたきぬ医師会病院では約30分後に床上浸水が始まった。職員が懸命に水をかき出したが、11日未明に断念し、2階にいた入院患者は3階に、職員は2階に避難。浸水はその後、高さ約1.3メートルにまで及んだ。
 11日朝から、患者はヘリとボートで他の病院へ搬送され、職員も避難。13日午前に水が引いたが、ほぼ全ての検査機器が水の被害に遭った。
 14日午後に開設された仮設診療所で診察する渡辺秀樹病棟部長(54)によると、訪れる患者の8割が薬の処方箋発行のためで、1割がかぜなど軽度の急病、1割が片付け中の事故という。「今後片付けが本格化すると、けが人は増えると思う。避難所での感染症も懸念され、患者が増えると受け入れ切れるか不安はある」と語った。
 きぬ医師会病院に20年以上通う坂東市の堀江淳さん(74)は「つくば市まで薬をもらいに行くことも考えたが、処方は可能と言われ仮設診療所を訪れた。診察ができなくても、長くかかっている病院で処方してもらえるだけで安心できる」と話した。
 茨城県によると、もう1カ所の「水海道さくら病院」(常総市水海道森下町)に入院していた患者も全員、近隣の自治体に転院した。県医療対策課は「入院患者が早く元の病院に戻れるようにしたい」と話している。 


警察と自衛隊など集中捜索、茨城
2015年9月19日(土)10時19分配信 共同通信

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 鬼怒川堤防の決壊現場周辺を捜索する警察官=19日午前、茨城県常総市

 関東・東北豪雨で大きな被害が出た茨城県常総市内では19日、警察と自衛隊、消防が水害に巻き込まれた人がいないか確認するため、鬼怒川堤防の決壊現場周辺を集中的に捜索した。

 茨城県警の鈴木三男本部長は「被害に遭った方々の発見に漏れがあってはいけない。全力で取り組んでもらいたい」と訓示。新潟、長野、静岡の3県警も加わり実施した。

 決壊箇所の近くでは、警察の機動隊員ら約400人がぬかるんだ地面に棒を刺しながら進んだ。さらに約500人で浸水した世帯を回り、安否確認も進める。

 判明している関東・東北豪雨の茨城県内の犠牲者は3人となっている。


常総市で一斉捜索=不明者いないか確認―茨城県警など
時事通信 9月19日(土)9時50分配信

 記録的な豪雨で鬼怒川堤防が決壊し、大規模な水害が起きた茨城県常総市で19日、県警や消防などが合同で一斉捜索を行った。
 当初、安否不明とされた人は全員無事が確認されたが、他に行方不明者がいないか確認した。
 同県警のほか新潟、長野、静岡の各県警や消防、自衛隊など計約900人態勢で、決壊場所の三坂町付近を中心に捜索。田んぼや畑に棒を突き刺したり、一度訪問したが不在などで安否が確認できなかった住宅を再訪問したりした。
 一斉捜索に先立ち、茨城県警の鈴木三男本部長は職員に「浸水地域全ての住民の安全が確認できたという段階ではない。万が一被害に遭われた方の発見に漏れがあってはならず、発見、安否の確認に全力を挙げる」と述べた。
 水害では、これまでヘリコプターやボートなどで計4471人を救助。捜索活動に当たった人数は18日午後の時点で延べ約2万3000人。 


<関東・東北豪雨>太陽光パネル付近 浸水深く
毎日新聞 9月19日(土)9時30分配信

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浸水したソーラーパネル。下は鬼怒川=茨城県常総市で2015年9月12日、本社ヘリから

 ◇常総市 川岸掘削、大量の越水

 関東・東北豪雨で鬼怒川が氾濫し、浸水被害が広がった茨城県常総市の若宮戸地区で、川岸を掘削する形で太陽光発電パネルを設置していた地点付近の浸水が周辺より深かったことが、二瓶泰雄・東京理科大教授(河川工学)らのチームの調査で分かった。二瓶教授は「この地点から相当量の越水があったことは間違いなく、水害が拡大した可能性がある」と指摘している。

 チームは15~16日、鬼怒川左岸197地点で、洪水が到達した最大の水位の痕跡を調べた。その結果、パネルの設置場所付近の越水地点一帯は水深1.5~1.7メートルだった。その上流域、下流域は大半が0.1~0.8メートルで、地盤の高さの差を考慮しても深かった。

 パネルの設置場所は堤防が決壊した地点の約4キロ上流。大型土のうを積んで上下流と同じ高さにしていたが、堤防決壊の前に越水が発生した。二瓶教授は、パネル設置と越水の関連について「洪水前の地形を詳細に調べなければ原因かは分からない。ただし、ここでの越水の状態は不自然だ」と話す。

 浸水が最大だったのは、地盤が低い下流の同市平町地区の農地で3.01メートルだった。

 若宮戸地区の堤防のない区間は、自然の川岸が堤防の役割を担ってきた。このうち鬼怒川左岸の私有地で昨年、民間事業者のパネル設置のため高さ約2メートルが削られ、水害拡大との関連が指摘されている。太田昭宏国土交通相は15日の閣議後記者会見で、越水との関連を調べる方針を表明した。【千葉紀和】


「これから本番」「客足戻って」=特急も連休前に復旧―紅葉迎える鬼怒川温泉・栃木
時事通信 9月19日(土)6時11分配信

 温泉旅館が軒を連ね、「関東の奥座敷」とも呼ばれる栃木県日光市の鬼怒川温泉。
 記録的な豪雨で一部の施設が壊れたが、被害は限定的で大半の旅館が通常営業を続ける。運休が続いた鉄道も、大型連休を前に運転再開。関係者は「これからが観光シーズンの本番。ぜひ足を運んでほしい」と期待している。
 鬼怒川温泉は、特急で東京・浅草から約2時間というアクセスの良さもあり、首都圏から多くの観光客が訪れる。紅葉が見頃となる10~11月は国内外の観光客でにぎわうハイシーズンだ。
 鬼怒川・川治温泉旅館協同組合などによると、3軒の宿泊施設が休業中だが、残る25軒は被害もなく、通常通り営業する。しかし、鬼怒川下流の茨城県で堤防が決壊した10日以降、3万3000人分以上のキャンセルがあった。
 川の増水を心配する声もあり、客足は普段の3分の1程度。男性職員は「温泉街は元通りでいつもと変わりない。連休中は予約が伸びていただけに残念」と話す。
 東武の日光線と鬼怒川線は9日以降、線路が土砂で埋まるなどして運休したが、急ピッチで復旧。18日に全線で運転を再開した。同社は「シルバーウイークには何とか間に合った」と胸をなで下ろした。
 増水で川沿いの露天風呂が崩落し、復旧を急ぐ鬼怒川プラザホテルは、10月中旬の営業再開を目指す。藤原敏明販売部長(47)は「お客さまから励ましの言葉も頂いた。紅葉の季節は最高なので、ぜひ来ていただければありがたい」と語った。


「平成27年9月関東・東北豪雨」気象庁が命名
読売新聞 9月18日(金)20時28分配信

 気象庁は18日、9~11日に関東と東北で発生した大雨を「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名した。

 同庁は顕著な災害をもたらした自然現象について、今後の教訓とするために名称を付けている。

 気象庁によると、9~11日は台風18号から変わった低気圧と台風17号の影響で、関東や東北の上空に積乱雲が帯状に連なる線状降水帯が次々と発生し、大雨をもたらした。関東や東北の統計期間10年以上の16地点で、最大24時間降水量の観測史上1位の記録を更新した。鬼怒川の堤防が決壊するなどの水害が起こり、茨城、栃木、宮城の3県で計8人が犠牲となった。

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