« JR東日本・山手線でケーブル火災、これで3回連続 放火の疑い浮上・4 | トップページ | 安全保障関連法案、参院特別委で可決 売国キチガイ暴力集団・民主党大騒ぎ »

2015年9月17日 (木)

栃木で50年に1度の大雨、栃木、茨城に大雨特別警報・14

気象庁は未明に栃木県に、朝に茨城県にそれぞれ大雨特別警報を発表し、自治体の避難情報に従って安全を確保するよう呼び掛けた。栃木県では1人が心肺停止、1人が行方不明となり、茨城県内では鬼怒川が氾濫した。

栃木、茨城、千葉の各県では土砂災害や河川の氾濫などのため計約16万人に避難指示が出された。

栃木県では日光市・今市で10日午前10時40分までの48時間雨量が613.5ミリに上るなど、観測史上最多雨量を記録する地点が続出した。関東と東北南部では土砂災害警戒情報が各地に出された。

8番目の記事
9番目の記事
10番目の記事
11番目の記事
12番目の記事
13番目の記事

リンク:「関東・東北豪雨」と命名 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>気象庁命名 線状降水帯が10個以上発生 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔関東・東北豪雨〕野岩鉄道会津鬼怒川線 あす19日から全線で運転再開へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:気象庁「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<気象庁>「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「関東・東北豪雨」と命名=今月の大雨―気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・常総市に再び雨 - 速報:@niftyニュース.
リンク:作業員5人、一時不明=流出の除染廃棄物を捜索中―福島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<除染作業員>5人を沢から無事保護…福島・南相馬 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:除染作業員5人の無事確認 - 速報:@niftyニュース.
リンク:東日本豪雨 山谷防災相「被害全体の把握急ぐ」 激甚指定に向け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 茨城・常総市で鉄道が一部再開 にぎわい取り戻す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨1週間 常総市、大雨に厳戒 側溝の泥吸い出し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:水害から1週間…自衛隊に似た迷彩服グループ出現 詐欺注意呼びかけ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:唯一の図書館浸水=3万点処分、再開めど立たず―茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:作業員5人連絡取れず - 速報:@niftyニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>除染廃棄物袋捜索の5人 沢から戻れず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>日光で一時保管の除染廃棄物流出も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>病気になっていないか…コメ農家に不安 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>復旧箇所で警戒 決壊場所には土のう用意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<気象庁>常総市に大雨・洪水・雷の注意報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:豪雨災害1週間、雨と台風に警戒…避難2千人超 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:栃木でも土のう流出=日光市で300袋超 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雨の中続く復旧作業=ごみ運び、泥排出―鬼怒川決壊1週間―茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:浸水被害防止へ側溝の土砂を除去 - 速報:@niftyニュース.
リンク:〔鬼怒川氾濫〕関東鉄道常総線 あす18日から運転区間延長へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川堤防決壊から1週間 常総市長「一歩ずつ復興」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・常総に大雨、厳戒態勢 - 速報:@niftyニュース.
リンク:茨城・常総、大雨厳戒…台風接近も念頭に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「水害は水が引いた後が大変」復旧に向けた豪雨被災住民の苦労 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>常総市に気象臨時観測所 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 鬼怒川決壊から1週間、常総市長が黙祷 「復興へ一歩ずつ進む」 災害拡大阻止へ全力 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>堤防決壊1週間 医療救急対応で不安拡大 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川新堤防の承認迫り国交省職員が地権者突然訪問 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

「関東・東北豪雨」と命名
2015年9月18日(金)19時42分配信 共同通信

 気象庁は18日、鬼怒川の堤防決壊など東日本に水害をもたらした大雨を「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名した。

 気象庁は、重大災害となった自然現象について、経験や教訓を継承する目的で名前を付けている。

 今回の豪雨は、台風18号から変わった低気圧や湿った空気の影響で、関東から東北にかけて「線状降水帯」が発生。鬼怒川上流の栃木県日光市今市では、9月7~11日の間に647・5ミリの雨量を記録した。


<関東・東北豪雨>気象庁命名 線状降水帯が10個以上発生
毎日新聞 9月18日(金)19時10分配信

200
大雨で鬼怒川が決壊し、冠水した常総市。左上と中上の堤防が決壊した=茨城県常総市で2015年9月10日午後4時39分、本社ヘリから

 気象庁は18日、茨城県で鬼怒川の堤防が決壊するなど各地に大きな被害をもたらした今月9~11日の大雨をまとめて「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名した。同庁は大きな被害をもたらした自然現象について、正確な記録や教訓を残す目的で名前を付けている。

 豪雨の原因については、積乱雲の集まりである帯状の「線状降水帯」が12時間以上にわたり10個以上も次々と発生し、関東から東北地方へ発達しながら北上したと説明。この異例な気象の背景として、(1)台風18号から変わった日本海上の温帯低気圧に向かって南東風が吹き込む(2)日本の東海上にあった台風17号周辺からも湿った空気が流入(3)さらに上空では西日本にあった気圧の谷の東側で南風が強まる--という積乱雲のできやすい状態が長く続いたとした。

 昨年8月の広島市の土砂災害では、大雨の原因となった線状降水帯は1個だったという。【関谷俊介】


〔関東・東北豪雨〕野岩鉄道会津鬼怒川線 あす19日から全線で運転再開へ
レスキューナウニュース 9月18日(金)16時20分配信

野岩鉄道会津鬼怒川線は、関東・東北豪雨の影響により、東京電力の送電線断線による停電や一部区間で土砂流入などの被害が発生したため、10日から新藤原~会津高原尾瀬口駅間の全線で運転見合わせが続いていましたが、きょう18日14:00頃の列車から新藤原~上三依塩原温泉口駅間の運転を再開しました。
また、残る上三依塩原温泉口~会津高原尾瀬口駅間についても、あす19日から運転を再開する予定としています。なお、同区間については、会津鉄道所有のディーゼル車にて運行するため、一部列車を除いて上三依塩原温泉口駅での折返し運転となるほか、一部列車に運休が生じるなど、全面的な復旧までの暫定的な列車ダイヤとなっています。

■野岩鉄道会津鬼怒川線 9/19以降の運転計画(9/18現在)
・東武鉄道との直通列車および新藤原駅発着の列車は上三依塩原温泉口駅まで運転
・上三依塩原温泉口~会津高原尾瀬口駅間は会津鉄道所有のディーゼル車で運転
・一部列車に運休あり
・AIZUマウントエクスプレス号は通常運行
※復旧箇所で徐行運転を行っているため、直通列車に一部遅れが生じる場合あり


気象庁「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名
ウェザーマップ 9月18日(金)15時17分配信

 今月の9日に愛知県に上陸した台風18号と、台風から変わった低気圧の影響で、関東地方と東北地方では記録的な大雨となり、河川が氾濫し、堤防が決壊するなどしたが、関東から東北にかけての広い範囲で災害に見舞われたことを受け、気象庁は平成27年9月9日から11日に関東地方及び東北地方で発生した豪雨について、「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名すると発表した。

 気象庁は、顕著な災害を起こした自然現象については、過去に発生した大規模な災害における経験や貴重な教訓を後世代に伝承するために名称を付けることがある。気象災害に名称が付いたのは「平成26年8月豪雨」以来。

【関東地方の大雨】
 関東地方には、前日から南北に連なる積乱雲が栃木県・茨城県を中心にかかり続け、これまでに経験したことのない大雨となり、栃木県は午前0時過ぎに、茨城県は午前8時前に大雨特別警報が発表された。7日夜の降り始めから11日朝までの雨量は栃木県で600ミリを超えた地点があった他、茨城県でも300ミリを超えて観測史上1位の雨量となったところがあった。
 大雨の影響で、鬼怒川(利根川水系)が茨城県常総市内で10日午前に越水が発生、午後には堤防が決壊した。このほか、10日には関東北部を中心に土砂災害や冠水被害が相次いだ。

【東北地方の大雨】
 大雨の中心は次第に東北南部へ移り、10日夕方には関東はピークを越えたが、10日午後4時時点で、福島県鷲倉で降り始めからの雨量が400ミリ超え、会津を中心に50年に1度の大雨となった。
 さらに10日夜以降は湿った空気が東北南部周辺へ流れ込み続け、11日朝にかけて積乱雲が同じような地域にかかり続けた。この影響で、仙台管区気象台は11日午前3時20分、宮城県に大雨特別警報を発表し、これまで経験したことない記録的な大雨になっていて、朝にかけて非常に激しい雨が続くおそれがあるとして、土砂災害や河川の氾濫などに最大級の警戒を呼びかけた。
 この大雨の影響で、11日未明には、宮城県大崎市で市内を流れる渋井川の堤防が決壊、同県大和町でも10日夜~11日にかけて吉田川が氾濫した。

 国土交通省が18日に発表した資料によると、一連の大雨により、19河川で堤防が決壊、61の河川で氾濫等の被害が発生、16都県において131箇所の土砂災害が発生した。


<気象庁>「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名
毎日新聞 9月18日(金)14時24分配信

 気象庁は18日、9日から11日に関東、東北地方で発生した豪雨を「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名したと発表した。


「関東・東北豪雨」と命名=今月の大雨―気象庁
時事通信 9月18日(金)14時3分配信

 気象庁は18日、関東と東北地方で9日から11日に降った大雨について、「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名した。
 
 この豪雨では、茨城県常総市で鬼怒川、宮城県大崎市で渋井川の堤防が決壊するなど、広域で水害が発生。宮城、茨城、栃木3県で計8人が死亡したほか、多数の家屋が流され、農作物も大きな被害を受けた。
 期間中の総雨量は栃木県日光市・今市で647.5ミリ、宮城県丸森町で536.0ミリ、福島県川内村で482.0ミリに上り、雨量の観測史上最多を記録した所が続出した。気象庁は栃木、茨城、宮城各県に大雨の特別警報を発表した。 


茨城・常総市に再び雨
2015年9月18日(金)13時40分配信 共同通信

 鬼怒川の堤防が決壊し大きな被害が出た茨城県常総市では18日、前日から降り続いた雨のため、住民らの多くは一時、屋外での片付け作業を中断した。避難所では雨の音におびえ、眠れないと訴える人もいた。

 常総市水海道諏訪町の梅沢昭さん(81)は、管理するアパートの畳を外で乾かしていたが、ぬれてしまった。「このままでは腐ってしまう」とあきらめ顔だった。

 約160人が避難している同市鴻野山の石下総合体育館。同市沖新田町の自宅が床上浸水した農業飯村正子さん(63)は「雨の音を聞くと怖い。川の水位も上がったと聞いた。ようやく水が引いたのに」と心配そうに話した。


作業員5人、一時不明=流出の除染廃棄物を捜索中―福島
時事通信 9月18日(金)12時51分配信

 福島県飯舘村と南相馬市の境にある山で17日夕、豪雨で川に流された除染廃棄物の袋を探していた作業員5人と連絡が取れなくなった。
 県警などが18日朝から捜索し、全員を発見した。5人は疲労しているが、命に別条はないという。
 環境省によると、5人は10代から50代の男性。除染で刈り取った草などが入った大型の袋を計7人で探していた。途中で3人が疲労を訴えて動けなくなり、携帯電話が通じないため2人が下山して消防に通報した。
 県警などは5人を発見し、うち4人をヘリコプターで病院に搬送。1人は自力で下山した。
 袋は飯舘村の除染現場から豪雨で川に流され、環境省の指示で委託先の除染業者が回収に当たっていた。 


<除染作業員>5人を沢から無事保護…福島・南相馬
毎日新聞 9月18日(金)11時26分配信

 福島県南相馬市の山中の沢で、現場から動けず連絡がつかなくなっていた除染作業員5人について、消防は18日朝に捜索を再開し、全員を無事保護した。衰弱して歩けない作業員もおり、4人をヘリコプターで救助した。

 環境省や相馬消防本部によると、4人は飯舘村と境を接する南相馬市鹿島区上栃窪(かみとちくぼ)の沢付近で発見、残り1人は自力で下山したという。作業員らは関東・東北豪雨で河川に流出した除染廃棄物入りの大型袋の状況を確認するため、7人態勢で17日朝から調査を実施。数人が疲労や膝の痛みで動けなくなった。【小林洋子】


除染作業員5人の無事確認
2015年9月18日(金)11時19分配信 共同通信

 福島県南相馬市の山中の沢に17日夜から取り残されていた除染作業員5人について、地元消防や警察などの捜索隊は18日午前、全員の無事を確認した。

 捜索隊は4人を山中で発見した。1人は自力で沢を脱出し、午前6時ごろまでに下山した。

 東北・関東地方を襲った豪雨の影響で隣の飯舘村の川が増水し、保管していた除染廃棄物を詰めた袋約400個が南相馬市まで流出した。

 環境省によると、5人は沢に入り、袋がないか探していた。下山途中に、3人が疲労で歩けなくなり、2人が付き添いで残っていた。


東日本豪雨 山谷防災相「被害全体の把握急ぐ」 激甚指定に向け
産経新聞 9月18日(金)10時52分配信

 山谷えり子防災担当相は18日午前の記者会見で、関東・東北水害の激甚災害指定について「被害の全体を早急に把握するよう、関係省庁とともに努めたい」と述べ、作業を急ぐ考えを示した。

 被害に関しては「栃木県では、稲や作付けしたばかりのイチゴなど、さまざまな被害が日々明らかになっている。深刻な状況だ」と話した。


東日本豪雨 茨城・常総市で鉄道が一部再開 にぎわい取り戻す
産経新聞 9月18日(金)10時10分配信

 東日本豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、市街地の広い範囲が冠水した茨城県常総市で18日、市内を走る唯一の鉄道、関東鉄道常総線が8日ぶりに水海道(常総市水海道宝町)-守谷(同県守谷市)間で運転を再開した。これにより、常総線の不通区間は水海道-下妻(同県下妻市)間を残すのみとなった。線路や駅周辺が冠水した水海道駅は、朝早くから通学で利用する中高生や通勤客らでにぎわいを取り戻していた。

 自宅が床下浸水したという常総市水海道栄町の県立高3年の女子生徒(17)は、水海道駅から新守谷駅まで通学で利用している。「自転車やバスで通学していましたが、雨の日は大変でした。通学時間も20分ぐらい短縮されます」と笑顔を見せた。

 関東鉄道から乗り継いで都内に通勤する同市豊岡町の会社員、松田一優さん(27)は「途中駅まで車で行っていたが、渋滞が激しかったので30分早く自宅を出ていた。今日は少しゆっくりできて助かった」と話した。

 関東鉄道によると、運行設備などが浸水したため、水海道駅を発着する列車は通常の5割程度の運行本数となっている。水海道-下妻間は、堤防が決壊した周辺で盛り土が流出したり線路が曲がったりするなど被害が大きく、運転再開のめどは立っていない。


東日本豪雨1週間 常総市、大雨に厳戒 側溝の泥吸い出し
産経新聞 9月18日(金)7時55分配信

199
決壊した鬼怒川の堤防近くで側溝の清掃を行う作業員ら=17日午後、茨城県常総市(福島範和撮影)(写真:産経新聞)

 東日本豪雨で鬼怒川の堤防が決壊してから17日で1週間を迎えた。茨城県常総市ではこの日、大雨が降り、国土交通省や市は再び浸水被害が出る恐れもあるとして、土嚢(どのう)を用意するなど厳戒態勢を敷いた。

 国交省は鬼怒川の決壊箇所の復旧工事を24時間態勢で行うとともに、決壊箇所周辺に重さ1トンの土嚢計270袋や排水ポンプ計7台を用意した。氾濫危険水位を超えた場合に使用するためだ。

 また国交省が16日、市道の側溝や排水溝の約3割を調査したところ、約3割で10~30センチの泥の堆積を確認。雨水があふれている側溝も見つかったため、17日午後、バキュームカーなど3台を出動させ、泥の吸い出し作業を行った。

 一方、これに先立つ17日朝、常総市の高杉徹市長らは市役所で、犠牲者の冥福を祈り、1分間の黙祷(もくとう)をささげた。高杉市長は記者会見で「市が歴史的に経験したことがない災害となった。国や県などと連携して復興に向けて一歩ずつ進んでいきたい」と述べた。

 16日に同県境町で遺体で見つかった無職の茂呂克一(もろ・かついち)さん(47)について、県警は17日、溺死とみられることが判明したと発表した。


水害から1週間…自衛隊に似た迷彩服グループ出現 詐欺注意呼びかけ
スポニチアネックス 9月18日(金)7時5分配信

198
運転席横のガラスに不審なビラが張られた水没車の査定をする大手保険会社社員

 関東・東北水害は17日、発生から1週間を迎えた。鬼怒川が決壊し大きな被害が出た茨城県常総市では、断続的に雨が降り、住人たちは不安げに空を見つめながら自宅の片付けに汗を流した。決壊した堤防近くに住む同市大房の大山高次さん(48)は、玄関先で家具の泥を流し「消毒した庭に、また臭い泥が流れてきた」と疲れ切った表情を浮かべた。

 この日から、常総署は“被災地詐欺”の注意喚起を開始した。がれき処理や家の修繕で高額を請求する悪質業者が出てくる恐れがあるとして、防災無線で「すぐに契約せずに、家族らと相談するように」と住民に伝えた。同署によると、被災者宅を狙った空き巣被害は22件発生している。「自衛隊に似た迷彩服を着たグループが家をのぞき込んでいた」という通報が複数あったという。

 また、ここ数日、水没して動けなくなっている多くの車のフロントガラスなどに「高額で買い取ります」と連絡先が書かれたビラが置かれているケースが目立ってきた。悪徳業者だったなどという通報は警察署には届いていないというが、水没車を査定中だった大手保険会社の男性社員(35)は「どんな業者かは分からないし、だまされる可能性もある。処分時は自分が契約した保険会社などと相談した方がいい」と注意を語った。


唯一の図書館浸水=3万点処分、再開めど立たず―茨城・常総
時事通信 9月18日(金)4時42分配信

 鬼怒川の堤防決壊で市街地が冠水した茨城県常総市では、市内唯一の市立図書館も本など約3万点が水没する被害を受けた。
 職員やボランティアが復旧作業を急いでいるが、再開のめどは立っていない。
 蔵書は約15万点で、年間約3万4000人が利用する。資格取得の勉強のため利用していた同市の団体職員服部誠さん(41)は「落ち着いて勉強できるのでよく使っていた。子どもも多く、児童スペースはにぎわっていた」と語る。
 鬼怒川の水位が上昇した10日未明、約10人の図書館職員全員は、避難所開設のため約10キロ上流部にある市役所石下庁舎に向かった。その後、堤防が決壊して周辺が冠水、図書館に戻ることができなくなった。水が引いた12日に戻って確認すると、1階が浸水して本やCD約3万点が水びたしに。本が水を吸ってふくらみ、壊れた書棚もあった。
 蔵書を処分する際は、1点ずつバーコードを読み取り、データベースから削除する手続きが必要だ。電気が復旧した15日から片付けに着手しており、業者から送られてきた読み取り機も使って作業を進めている。
 今後は施設の消毒や床の張り替えなども必要になるという。高山京子館長(59)は「何より本を2階に上げなかったのが悔やまれるが、今は全力で再開を目指したい」と力を込めた。 


作業員5人連絡取れず
2015年9月18日(金)0時59分配信 共同通信

 17日午後6時ごろ、福島県南相馬市の山中の沢に、東京電力福島第1原発事故の除染に従事する男性作業員5人が取り残されていると、同僚から地元消防に通報があった。雨で現地に近づけないため、消防や警察は18日午前から捜索する。

 東北・関東地方を襲った豪雨の影響で南相馬市や飯舘村を流れる川が増水した際、付近に置いてあった除染廃棄物を詰めた袋が約400袋流出し、環境省の指示で作業員が回収に当たっていた。

 南相馬署や環境省によると、当初は作業員7人が山の急斜面を下って沢に入り、流された袋がないか探していた。


<関東・東北豪雨>除染廃棄物袋捜索の5人 沢から戻れず
毎日新聞 9月18日(金)0時31分配信

 17日午後6時ごろ、福島県飯舘村八木沢の山中で、除染作業員5人が増水した沢に取り残されて救助を待っていると、消防に連絡があった。消防署員が現地に向かったが、5人と接触できず携帯電話などでも連絡が取れない状態という。雨が降っており、午後8時半に捜索を打ち切り、18日午前6時から捜索を再開する。

 環境省や相馬消防本部によると、関東・東北豪雨で河川に流出した除染廃棄物入りの大型袋を、朝から7人態勢で調査していた。体調不良を訴える作業員が出たため、2人が救助を求めに建設会社の事務所に行ったという。【宮崎稔樹】


<関東・東北豪雨>日光で一時保管の除染廃棄物流出も
毎日新聞 9月18日(金)0時28分配信

 栃木県日光市は17日、土中に一時保管していた東京電力福島第1原発事故の除染廃棄物入りの袋(容量1立方メートル)が、関東・東北豪雨で河川などに流出したと発表した。同市小百で558袋のうち334袋が、約9キロ北でも少なくとも7袋が流出。うち17袋を回収したが、中身は無くなっていた。

 袋には、2013年7月~14年1月に公園や通学路の除染で出た土や草が入っていた。平均放射線量率は毎時0.24~0.33マイクロシーベルト。増水した河川に保管場所が浸食されたという。流出後の保管場所(地上1メートル)の放射線量は0.08マイクロシーベルト毎時。

 公園の指定管理者が11日に流出に気付いたが、市が環境省へ報告したのは16日と遅れた。市は「確認や調整で時間がかかった」と説明している。【花野井誠】


<関東・東北豪雨>病気になっていないか…コメ農家に不安
毎日新聞 9月17日(木)23時8分配信

 関東・東北豪雨で11日朝、渋井川の堤防が決壊した宮城県大崎市では17日夕現在、避難所に18人が残っているが、18日に市営住宅へ移る。決壊堤防3カ所は16日に復旧。住民らは自宅の片づけに追われ、コメの収穫前だった農家には被害が広がっている。

 約700戸が床上・床下浸水し、住民176人がヘリコプターとボートで救出された。一時は2256人が避難所に身を寄せた。

 同市は穀倉地帯の大崎平野の中央部に位置する。古川西荒井地区周辺では当初予定を数日早めて稲刈りを急ぐ農家が目立つ。西荒井南集落営農組合役員の相沢信夫さん(63)は16、17日と、知人の稲刈りを手伝った。組合員の水田は決壊した堤防の対岸にあり、11日には稲穂の高さまで水につかった。流れ込んだペットボトルなどでコンバインが故障する可能性もあるが「日が照って根っこがおかしくなる前にやらないと、品質が下がる。機械がぶっ壊れても」と収穫を急いだ。

 相沢さんが畑1ヘクタールで育てる大豆も、葉に白っぽい泥がこびりつく。「実はどうなっているか。病気になっていないか」と不安を抱えながら、10月末の収穫期を待つ。

 県によると、16日までに大崎市内で冠水・浸水した農地は水稲2228ヘクタール、大豆308ヘクタール。県全体では農林水産業に約48億円の被害が出たと試算している。【山田研】


<関東・東北豪雨>復旧箇所で警戒 決壊場所には土のう用意
毎日新聞 9月17日(木)21時12分配信

 関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊してから1週間を迎えた茨城県常総市では17日、降雨で新たな浸水被害が懸念されるため、国土交通省の担当者や住民らが一日中、堤防復旧箇所の周辺で警戒に当たったり側溝の土砂を取り除いたりした。

 応急の盛り土が完了した決壊場所付近では、関東地方整備局が土のうやポンプ車を用意し、水位上昇に備えた。側溝から雨水があふれないよう土砂を取り除く作業も行われ、住民らがスコップを手に参加。休校中の県立高校3年、秋森龍生(りゅうき)さん(17)は「体力があるので役に立ちたい」と父親と一緒に手伝った。

 浸水が一部で解消していない同市平町(へいまち)では「やっと水が引いたところなのに」と、降り続く雨に恨み節も。1階天井付近まで浸水した自宅から家具を運び出していた本橋浩一さん(43)は「また水が入ったらどうしよう」と頭を抱えた。

 県や気象庁によると、市内では17日午前2時ごろに降り始め、18日午前0時までの降水量は約60ミリに上った。市周辺の最高気温は18.8度で平年より7.7度低く、避難所の石下総合体育館に身を寄せる栗島千恵子さん(65)は救援物資のカーディガンを羽織り「体調管理に気をつけたい」と話していた。

 常総市では約2000人が避難生活を続けており、県は県内にある公営住宅などを無償提供すると決めた。既に300戸を確保し、今後増やすという。

 市役所では17日、高杉徹市長ら職員が犠牲者に黙とうをささげた。高杉市長は「一自治体だけでは乗り切れない。国、県の支援を含め総力を挙げ復興に進みたい」と話した。【尾崎修二、松岡大地、蒔田備憲】


<気象庁>常総市に大雨・洪水・雷の注意報
毎日新聞 9月17日(木)20時58分配信

197
雨が降る中、被災者も協力して行われた側溝の泥出し作業=茨城県常総市で2015年9月17日午後1時4分、望月亮一撮影

 気象庁は17日、茨城県常総市に大雨・洪水・雷の注意報を出し、低い土地での浸水や河川の増水に注意するよう呼びかけている。

 同庁によると、秋雨前線が関東の南海上にあり、18日朝にかけて関東や東北で激しい雨が降ると予想される。また、台風20号が17日午後3時、東京・小笠原諸島近海を北西に進んでおり、18日夜に同諸島で非常に強い風が吹くとして注意を呼びかけている。【関谷俊介】


豪雨災害1週間、雨と台風に警戒…避難2千人超
読売新聞 9月17日(木)20時51分配信

196
山積みになった家財道具の中に置かれた、水が入り止まったままの時計(17日午後、茨城県常総市で)=稲垣政則撮影

 記録的な豪雨災害で住宅や施設が広範囲にわたって浸水した茨城県常総市は、鬼怒川の堤防決壊から1週間となった17日、雨に見舞われた。

 台風20号の接近も予想されることから、市災害対策本部は、川の水位の上昇や浸水地域の拡大に警戒を強めた。

 被災者らも住宅の周囲に土のうを積むなど対応に追われ、自宅が床上浸水した同市水海道諏訪町の五木田芳夫さん(76)は「鬼怒川の水位が心配。早く降りやんでほしい」と話していた。

 一方、水害で行方が分からなくなっている人がいる可能性もあるため、警察や自衛隊、消防などは2000人以上の態勢で捜索活動を続けた。

 県災害対策本部によると、同日午後5時現在、県内では常総市の1989人を含む計2008人がなお避難所に身を寄せている。床上・床下浸水したのは1万2088棟。同じく豪雨被害に遭った栃木、宮城両県の避難者数は、それぞれ232人、46人に上っている。


栃木でも土のう流出=日光市で300袋超
時事通信 9月17日(木)19時31分配信

 栃木県日光市は17日、市内の2カ所の除染作業現場で、刈り取った芝などを詰めた土のうが記録的豪雨の影響で流出したと発表した。
 現時点で計341袋が付近の川に流れたり、山の斜面に落下したりしたとみられ、市が回収作業を進めている。
 市によると、川に流出したと推定されるのは334袋。そのうち14袋が発見されたが、ほとんどが破損した状態で中身は空だった。また、別の作業現場では7袋が山の斜面に落ちているのが見つかったが、中身漏れはないとみられる。いずれも放射線量は低く、環境に影響を与える可能性は低いという。
 今回の大雨では、福島県飯舘村の作業現場でも土のうが流出している。 


雨の中続く復旧作業=ごみ運び、泥排出―鬼怒川決壊1週間―茨城・常総
時事通信 9月17日(木)19時19分配信

 鬼怒川の堤防決壊から1週間となった17日、市街地が冠水した茨城県常総市では、降りし切る雨の中、住民らが泥の排出やごみの運搬などを続けた。
 
 同日午後1時ごろ、決壊現場近くのぬかるんだ市道で、国土交通省の清掃車がホースを使い、側溝にたまった泥の吸い出し作業を始めた。約40センチ堆積した泥が雨水の流れを妨げて、周辺の住宅が再び浸水する恐れがあり、近隣住民が同日朝からスコップなどで泥のかき出しを進めていたという。
 市内に設けられたごみの仮置き場には、家財道具などを積んだ車が約40台並んだ。17日からボランティア約25人が積み下ろしを手伝い、待ち時間が大幅に短縮した。 


浸水被害防止へ側溝の土砂を除去
2015年9月17日(木)19時10分配信 共同通信

195
 側溝にたまった泥を除去する作業員ら=17日午後、茨城県常総市

 関東・東北水害の発生から1週間となった茨城県常総市では、17日午後も強い雨による被害に警戒が続いた。道路の側溝にたまった土砂で排水が滞り、再び浸水被害が起きる恐れもあるとして、国土交通省関東地方整備局は側溝の土砂などを急きょ、除去する作業を始めた。

 決壊した鬼怒川の堤防がある同市三坂町の上三坂地区では、雨が降る中、業者の作業員が清掃車に接続したホースで深く積もった土砂を吸い込む作業をした。雨具や長靴を着用した住民らも協力し、ショベルカーやスコップで土砂を取り除いた。作業中に雨の勢いが強くなり、不安そうな表情で見守る住民もいた。


〔鬼怒川氾濫〕関東鉄道常総線 あす18日から運転区間延長へ
レスキューナウニュース 9月17日(木)17時20分配信

関東鉄道は17日、一部区間での運転見合わせが続いている常総線について、守谷~水海道駅間での応急復旧工事が完了したことから、あす18日より同区間の運転を再開すると発表しました。これにより、同線の運転区間は取手~水海道、下妻~下館駅間に拡大します。なお、運転区間では列車本数を減らしての運転となります。
関東鉄道常総線は、9月10日に発生した常総市内における鬼怒川の氾濫により、車両基地や線路設備、運行システム等に多大な被害が発生しました。18日以降も運転見合わせが続く水海道~下妻駅間でも復旧作業が行われていますが、浸水被害が広範囲に及んでおり、施設・設備の損傷が著しいことから、同区間の運転再開の見込みは立っていません。

■関東鉄道常総線 9/18以降の運転計画(9/17現在)
【取手~水海道】
・特別ダイヤ(通常の5割程度の本数)で運転
※守谷~水海道駅間で実施しているバス代行輸送は17日で終了

【水海道~下妻】
・引き続き運転見合わせ
・他社線(JR常磐線・水戸線・宇都宮線・武蔵野線、つくばエクスプレス、東武野田線)および路線バスへの振替輸送を実施中

【下妻~下館】
・特別ダイヤ(通常の3割程度の本数)で運転


鬼怒川堤防決壊から1週間 常総市長「一歩ずつ復興」
産経新聞 9月17日(木)14時44分配信

193
決壊した鬼怒川の堤防近くで作業する自衛隊員 =17日午前、茨城県常総市(福島範和撮影)(写真:産経新聞)

 豪雨で鬼怒川の堤防が決壊してから17日で1週間となった。茨城県常総市の高杉徹市長らは同日午前、市役所の災害対策本部で、犠牲者の冥福を祈り、1分間の黙祷(もくとう)をささげた。

 高杉市長は市役所で記者団に「今回の災害は市が歴史的に経験したことがない災害となった。国や県、周辺自治体などと連携をとりながら復興に向けて一歩ずつ進んでいきたい」と述べた。

 一方、この日は現地で雨が降り続いたため、市は緊急事態の発生に備えた。高杉市長は「非常に危険な気候状況になってくる。情報収集しながら注意深く状況を見て、災害が拡大しないよう全力を挙げる」と語った。

 16日に同県境町で遺体で見つかった無職の茂呂克一(もろかついち)さん(47)について、県警は17日、検視の結果、溺死とみられることが判明したと発表した。豪雨による犠牲者は宮城県で2人、茨城県で3人、栃木県で3人の計8人。茨城県内の避難所33カ所には2256人が身を寄せている。


茨城・常総に大雨、厳戒態勢
2015年9月17日(木)13時4分配信 共同通信

 鬼怒川の堤防が決壊し茨城県常総市などで大きな被害の出た関東・東北水害は17日、発生から1週間を迎えた。常総市では強い雨が降り、再び浸水被害が出る可能性もあるとして国土交通省や市などが土のうを準備したり情報収集に当たったりし、厳戒態勢を取った。

 国交省は鬼怒川の決壊箇所周辺に急きょ、1トンの土のう計270袋、排水ポンプ計7台を準備し、氾濫危険水位を越えた場合に備えた。応急復旧工事を終えた決壊部分は、カメラで24時間、監視する。

 水害発生から1週間を迎えた常総市役所では17日午前8時ごろ、高杉徹市長ら市の職員、消防や自衛隊の隊員が起立して黙とう。


茨城・常総、大雨厳戒…台風接近も念頭に
読売新聞 9月17日(木)12時4分配信

 記録的豪雨に見舞われた茨城県常総市は17日、鬼怒川の決壊から1週間を迎えた。

 本州南岸付近にある前線の影響で本州に雨が降る中、台風20号の接近も念頭に県災害対策本部は警戒を強めており、住民は自宅周辺に土のうを積んだり、建物にシートをかぶせたりした。市役所では午前8時頃、市災害対策本部の会議が開かれるのを前に高杉徹市長や職員らが、犠牲者の冥福を祈って黙とうした。

 気象庁によると、関東や東北は18日にかけて大雨となる見通し。同日朝までに予想される24時間雨量は多い所で、宮城、福島、栃木で100ミリ、茨城で90ミリ。同庁は「先週の大雨で地盤が緩んでいる所がある。土砂災害などに注意してほしい」と呼びかけている。


「水害は水が引いた後が大変」復旧に向けた豪雨被災住民の苦労
THE PAGE 9月17日(木)12時0分配信

 関東・東北を襲った豪雨は、洪水被害としては近年になく広範囲に深刻な影響をもたらしています。床上・床下浸水は1万8,000棟以上、全半壊家屋は茨城県常総市などでまだ把握ができていない状況です(16日現在、内閣府)。復旧、復興に向けた動きも出てきていますが、過去の水害でも住民の生活再建には長く苦しい道のりがかかりました。その経験から、今回の被災地に生かせる教訓はあるでしょうか。

「捨てなくてもいいもの」をごみに
 15年前の2000年9月に発生した東海豪雨。愛知県西部を流れる庄内川の支流、新川の堤防決壊などで10人が亡くなり、家屋6万棟以上が浸水しました。

 清須市(当時は西枇杷島町)の障害者施設経営、戸水純江さんは決壊現場から1キロほど下流の自宅で被災。深夜に車いすの長女を連れてスーパーの屋上駐車場へ逃げ込んだ直後、周りはまるで海のようになっていました。そのまま飲まず食わず、トイレにもいけないまま半日がたってようやく自衛隊のボートで救出。しかし自宅にはすぐに戻れず、経営していた名古屋市の施設で寝泊まりを続けたそうです。

 ようやく水が引いてから、少しずつ片付けを始めましたが、心に余裕はありません。水に浸かった家具や家電をどうすべきか、落ち着いて判断ができなかったと言います。

 「今思うと水で洗えば使えるものまで捨てていました。大勢のボランティアさんに来てもらい感謝していましたが、これは使えないものですねとパッと判断されると、そうではないと思ってもなかなか言い出しにくい。生活のにおいのする道具がごみとなり、山と積まれている光景を見るのはつらかったです」と振り返り、「今回の被災地でも同じような被災者が多いでしょう。周囲はできるだけ余裕をもって、気遣ってあげてほしい」と話します。

「泥との闘い」は数か月以上にも及ぶ
 ボランティアが少なくなってからも、「水害は泥の災害」だという戸水さんの闘いは続きました。

 「家の障子の桟にびっしり泥がついていて、拭いても拭いても茶色い水が浮き出てきました。木の目の中まで泥水が染み込んでいるから、乾くとまた泥が噴いてきて、拭くとぞうきんが真っ茶色に。乾いたら乾いたで、今度はほこりと粉塵。風が吹くと砂ぼこりがブワーっと立って、マスクをしないとせき込んだり、気持ちが悪くなったりするほどでした」
こうした状態が2カ月ほど続き、家で生活ができるようになったのは11月過ぎだったそうです。

「今回の関東・東北の被害は規模がまったく違うほど大きいでしょう。ただ、水害は水が引いた後が大変だというのは変わらないはず」

 こう自身の体験を重ねる戸水さんのような人は、日本中に大勢いることでしょう。内閣府は2006年度から、自然災害の被災者や災害対応の従事者に「もし被災の一日前に戻れたら……」という視点で教訓を語ってもらう「一日前プロジェクト(http://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/ichinitimae/index.html)」をスタート。集めた体験談を「エピソード集」として冊子にまとめたり、インターネットで公開したりしています。

 風水害では戸水さんを含めた東海豪雨の被災者のほか、2004年に台風23号が襲った兵庫県豊岡市、2010年の梅雨前線による豪雨に見舞われた山口県山陽小野田市、12年の京都府宇治市などの被災者からヒアリングをしています。

 10年前に列島を横断した台風14号で自宅が浸水した宮崎市の女性は、やはり3か月以上も片付けに追われ、戸水さんと似たような思いを抱いていました。

「ピアノはもちろん、タンスとかも、家にあるものほとんどすべてだめになりました。ただ、不思議と冷蔵庫とエアコンは生きていました。塩水でなければ、電気製品は自然に乾かせば使えるものもあるようですね。避難するときに電気のブレーカーを下ろしておけば、少しでも被害を軽くできるんじゃないかなと思います」

「がんばり過ぎない」健康管理も大切
 2006年に水害を経験した長野県諏訪市の男性は、自宅の被災状況を写真で撮っていたことが大いに役立ったとしています。保険の判定などのときに、写真のない家は「実際に水が床上に来ていても、床下だと言われかねない」からだとか。その上で、近所の高齢夫婦らはそこまで気が回っていなかったため、「何かあったときには、自分も含めてお隣のうちの写真を撮っておこうとか、そういう助け合いもすごく大事だなと思いました」と振り返っています。

 他にも、見舞いの車とごみ収集車などが入り乱れたため「3日間、交通整理をした」という愛知県岡崎市の住民や、土砂崩れで孤立した宇治市の集落でインフラの復旧状況などを伝える「手作りの通信」を1カ月間毎日刷り、全165戸の住民に届けたという地区役員の奮闘なども。

 一方、ボランティアの健康管理を担当した山陽小野田市の30代の看護師は「みんなには『休んでね』と言っておきながら『自分が一番休みをとってないな』って」気づいたと吐露。「今思い返すと、町民皆が復旧を急ぎ、焦っていたように思います」として、被災者自身の健康管理の大切さを強調する新潟県三条市の住民の声も記されていました。

 ヒアリングはNPOや民間の防災関係者らが「あえて災害から数年たって、被災者の生活がある程度落ち着いてから話を聴く」方針で行っているそうです。

 内閣府はこのエピソード集について「きっとあなたが共感できるものがあるに違いありません。そこで何かを感じとったら、すぐにでも行動に移してみてください。また、ご近所の方や職場の同僚などとこれらのエピソードをもとに、『自分だったらどうするか』など、意見を交換することも、災害への気づきを呼び起こすうえで有効です」と活用を呼び掛けています。

(関口威人/Newzdrive)


<関東・東北豪雨>常総市に気象臨時観測所
毎日新聞 9月17日(木)11時41分配信

 気象庁は17日午前10時35分、関東・東北豪雨で鬼怒川が決壊し、大きな被害が出た茨城県常総市に大雨・雷・洪水の注意報を出し、浸水や河川の増水に対する注意を呼びかけた。18日には同市に臨時の気象観測所を設置、同庁のホームページで現地の気温、降水量、風向き・風速をリアルタイムで見られるようにするという。

 同庁によると、注意報は茨城県全域に出された。17日夕方から18日明け方が雨のピークとなると予想している。17日午前9時現在、台風20号が東京都・小笠原諸島近海を北上しているが、影響が出るとしても来週半ばという。

 臨時の観測所は、今回の浸水地域にある同市役所石下庁舎の敷地内に設置する。これまでは6キロ離れた同県下妻市にしか観測所がなかった。同庁は「災害復旧に役立てるため、きめ細かく対応したい」としている。【関谷俊介】


東日本豪雨 鬼怒川決壊から1週間、常総市長が黙祷 「復興へ一歩ずつ進む」 災害拡大阻止へ全力
産経新聞 9月17日(木)11時12分配信

 豪雨で鬼怒川の堤防が決壊してから17日で1週間を迎えた。茨城県常総市の高杉徹市長らは同日午前、市役所の災害対策本部で、犠牲者の冥福を祈り、1分間の黙祷(もくとう)をささげた。

 この後、高杉市長は市役所で記者団に「今回の災害は市が歴史的に経験したことがない災害となった。国や県、周辺自治体などと連携をとりながら復興に向けて一歩ずつ進んでいきたい」と述べた。

 一方、この日は現地で雨が降り続けたため、市は緊急事態の発生に備えた。高杉市長は「非常に危険な気候状況になってくる。情報収集しながら、注意深く状況を見て、災害が拡大しないように全力を挙げる」と語った。

 今回の災害で県内の犠牲者は3人。16日に境町で遺体で見つかった無職の茂呂克一(もろかついち)さん(47)について、県警は17日、検視の結果、溺死とみられることが判明したと発表した。


<関東・東北豪雨>堤防決壊1週間 医療救急対応で不安拡大
毎日新聞 9月17日(木)10時48分配信

 ◇茨城・常総 急患対応の2病院、浸水で再開めど立たず

 関東・東北豪雨で茨城県常総市の鬼怒川の堤防が決壊し17日で1週間。市内では夜間・休日の急患に対応できる2病院がともに浸水し、24時間態勢の受け入れを一時中止、再開のめどは立っていない。衛生状態の悪化から感染症の拡大も懸念され、高齢者を中心に「夜間に症状が悪化したら、身近に頼れる拠点がない」と不安が広がっている。

 2施設は、きぬ医師会病院(常総市新井木町、124床)と水海道(みつかいどう)さくら病院(同市水海道森下町、99床)で、浸水被害が深刻だった鬼怒川左岸の市東部にある。いずれも入院患者が一時孤立し、救助後は転院した。休日や夜間の患者に対応できる2次救急病院で、合わせて1日平均十数人程度の急患を受け入れてきた。

 2施設とも14~16日に仮設テントで昼間の診療を再開。しかし、少人数で対応しているほか、医療器具も水につかったため、症状によっては迅速な診療・治療が難しい。

 市内は河川の水が大量に流入したことで衛生状態が悪化。土砂などに含まれる原因菌が傷口から入り破傷風の恐れがあるほか、河川や土壌に潜むレジオネラ菌を吸い込むと、高熱やせき、頭痛などの症状を引き起こす。市は公民館などで消毒液を配布しており、水につかった家屋の壁や床、家財に散布するよう促している。

 きぬ医師会病院のテントを訪れた近くの無職男性(75)は、耳鼻咽喉(いんこう)科で、かかりつけの医師の診察を受けたが、診療器具の不足を理由に他の病院を紹介された。男性は「いつもの先生に診てもらいたい。急に症状が悪化した場合も不安だ」と漏らす。2次救急は普段から2病院も含めた市内外の8病院が協力して対応しており、茨城県医療対策課は「他の2次救急病院にバックアップしてもらうよう促していく」としている。

 常総市は医療体制の立て直しを「白紙の状態」としながら、高杉徹市長は「医療は最重要分野であり、2病院は地元の大事な病院」と話し、通常体制への早期の復帰を目指している。【高木香奈、加藤栄】


鬼怒川新堤防の承認迫り国交省職員が地権者突然訪問
日刊スポーツ 9月17日(木)10時21分配信

 鬼怒川からの大規模な水害が発生した茨城県常総市若宮戸で、川沿いに建設されたソーラー発電施設が越水の原因になったと住民が訴えている問題で16日、国交省の職員が築堤のため地権者の元を訪れたことが分かった。若宮戸では、約10年前に築堤計画があり、1度立ち消え後に再浮上していたところを、豪雨災害が襲っていた。

 地権者の男性によると、この日の午前中、職員が突然訪れ、図面を見せ築堤計画の承認を迫ったという。男性は「片付けや、再建をどうしようかという時に来て、何の話もなく図面を見せて『承認して』というなんて最低だ」と、声を荒らげた。図面の新堤防は、自然堤防のようになっていた土手にかぶせるような形で計画されていたという。

 10年前から若宮戸の築堤計画を知る地元関係者によると、10年前も同じように自然堤防をベースとした堤防が計画されていたという。関係者は「災害が起こる前から造っておけば良かっただけの話で、後手後手に国交省も焦っているのだろう」と話した。

« JR東日本・山手線でケーブル火災、これで3回連続 放火の疑い浮上・4 | トップページ | 安全保障関連法案、参院特別委で可決 売国キチガイ暴力集団・民主党大騒ぎ »

ニュース」カテゴリの記事

災害」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/62298437

この記事へのトラックバック一覧です: 栃木で50年に1度の大雨、栃木、茨城に大雨特別警報・14:

« JR東日本・山手線でケーブル火災、これで3回連続 放火の疑い浮上・4 | トップページ | 安全保障関連法案、参院特別委で可決 売国キチガイ暴力集団・民主党大騒ぎ »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30