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2015年9月16日 (水)

栃木で50年に1度の大雨、栃木、茨城に大雨特別警報・13

気象庁は未明に栃木県に、朝に茨城県にそれぞれ大雨特別警報を発表し、自治体の避難情報に従って安全を確保するよう呼び掛けた。栃木県では1人が心肺停止、1人が行方不明となり、茨城県内では鬼怒川が氾濫した。

栃木、茨城、千葉の各県では土砂災害や河川の氾濫などのため計約16万人に避難指示が出された。

栃木県では日光市・今市で10日午前10時40分までの48時間雨量が613.5ミリに上るなど、観測史上最多雨量を記録する地点が続出した。関東と東北南部では土砂災害警戒情報が各地に出された。

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リンク:東日本豪雨 新たに男性1人死亡 常総市、ほぼ全域通電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 不明15人は実在し無事 茨城県が訂正・謝罪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:非常用電源浸水した常総市役所、備えの甘さ露呈 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:生活再建、道遠く=増水警戒、土のう準備―鬼怒川決壊1週間、茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨1週間>インフラ復旧遅れ 長引く避難生活 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城の避難所、いまだ2200人 - 速報:@niftyニュース.
リンク:〔茨城・栃木大雨〕18日にかけて強い雨のおそれ、新たな土砂災害や浸水地域拡大に注意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔大雨災害〕東武日光線・鬼怒川線 18日午後から全面運転再開へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 被害限定的もキャンセル相次ぐ 鬼怒川の温泉旅館 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:水害、茨城の畑に男性遺体 - 速報:@niftyニュース.
リンク:茨城県境町で不明男性の遺体発見…豪雨死者8人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死者8人に、捜索継続=降雨予報、備え急ぐ―鬼怒川決壊17日で1週間―茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テレビ局が災害現場で引き起こす迷惑行為 「一番まずいこと」はコンビニでの「買占め」? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:早期の激甚指定を=栃木 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城、17~18日大雨注意=気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川決壊知らせず納品優先 - 速報:@niftyニュース.
リンク:「虚偽通報」は誤り、15人全員実在…県が訂正 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ひとめぼれ」濁流に…津波被災面積の半分浸水 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・境町の40代男性が不明 - 速報:@niftyニュース.
リンク:決壊堤防、元の高さでつながる…応急復旧工事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 15人は実在し無事 茨城県が訂正し謝罪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:境町で40代男性不明=茨城県、不明者数を訂正 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「豪雨ごみ」2・4万トン、仮置き場が満杯 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 茨城・境町で40代男性1人行方不明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>境町の男性不明 茨城県発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>1週間ぶり笑顔 常総・学校再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>米全滅、農家悲鳴 土砂で麦作付け困難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 児童に笑顔 小学校2校で授業再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総市のソーラー土手、「再堤防化」案があった - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:山が突然切れていた…自然堤防十一面山に記者が登る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:2小学校で授業再開=浸水地域で初―茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:氏名非公表、確認遅らす…市「個人の人格尊重」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 行き過ぎた個人情報保護 茨城県常総市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 生活再建「早く」 住居損壊、把握まだ 廃棄物の山、長蛇の列 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

東日本豪雨 新たに男性1人死亡 常総市、ほぼ全域通電
産経新聞 9月17日(木)7時55分配信

 東日本豪雨で鬼怒川が決壊し、住宅地が大きな被害を受けた茨城県常総市で16日、停電が市内全域でほぼ解消され、被災した小学校のうち2校が再開するなど、復旧が進んでいる。一方、同県境町では男性の遺体が見つかり、豪雨による死者はこれで計8人となった。

 17日で決壊から1週間。県によると、県内の避難所33カ所には2256人が身を寄せている。床上・床下浸水は常総市を中心に計1万2186棟。

 同市によると、市内では10日以降最大で約1万1200戸が停電したが、東京電力の職員が戸別に訪問して作業を続け、16日でほぼ全域の通電を完了した。

 冠水している地域や住民が不在だった住宅については17日以降も通電作業を進めるという。

 また、鬼怒川東側で被災した小学校4校のうち、2校で授業が再開。市立石下小では、417人の児童が元気に登校した。

 一方、16日午後3時40分ごろ、東日本豪雨で浸水被害があった同県境町の畑で、男性がうつぶせに倒れて死亡しているのを地元消防団員が発見し、県警境署に通報した。10日朝から行方が分からなかった無職の茂呂克一(もろ・かついち)さん(47)と判明した。


東日本豪雨 不明15人は実在し無事 茨城県が訂正・謝罪
産経新聞 9月17日(木)7時55分配信

 茨城県は16日、東日本豪雨で常総市で連絡が取れないとしていた行方不明者15人のうち、「14人の無事を確認し、残る1人は虚偽通報」と発表していたが、15人は実在し全員の無事を確認しており、虚偽通報はそれ以外だったと訂正した。

 県によると、16日になって虚偽通報の1人は最初から集計に入っていなかったことが判明。県の担当者が県警に問い合わせる中で勘違いしたという。

 県警は、生存者15人分の名前や住所などのリストを県の担当者に渡したとしており、16日朝に県に訂正を求めたという。

 県は「きちんと確認をせず勘違いをしてしまい申し訳ない」と謝罪し、引き続き新たな安否不明者がいないか確認を進めている。


非常用電源浸水した常総市役所、備えの甘さ露呈
読売新聞 9月17日(木)7時31分配信

 茨城、栃木、宮城3県を中心とする豪雨災害から17日で1週間。

 鬼怒川の堤防が決壊し、浸水被害が広がった茨城県常総市では、市災害対策本部のある市役所本庁舎も浸水し、一時、孤立する事態となった。市は、市庁舎が1~2メートルの浸水域にあるとする洪水ハザードマップを作成していたのに、屋外の非常用電源設備が浸水で使用不能になるなど、災害に対する備えの甘さを露呈した。

 市庁舎は11日午前0時頃、1階が浸水。約2時間後、電源設備が機能しなくなり、1階の屋外に設置していた非常用電源に切り替えた。

 だが、これも浸水により午前4時半頃に使用不能となり、電気が途絶えた。コピー機やパソコン、固定電話が使えなくなり、市災害対策本部は、携帯電話だけで情報のやり取りをするなどの対応を強いられた。


生活再建、道遠く=増水警戒、土のう準備―鬼怒川決壊1週間、茨城・常総
時事通信 9月17日(木)5時7分配信

 記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、茨城県常総市の市街地が浸水してから17日で1週間となった。
 16日夜から降り続く雨の中、警察や消防などは行方不明者の捜索を続行。電気や水道の復旧は進むが、浸水した住宅の後片付けには時間がかかり、被災者の生活再建に向けた道のりはまだ遠い。
 県によると17日午前8時現在、避難所29カ所に約1900人が身を寄せている。
 石下総合体育館に避難する栗島守さん(65)は、自宅が依然水没したまま。室内の様子を確認できないといい、「いつまで長引くか分からず、疲れている」とため息をついた。
 母と妹と避難する会社員大久保彩さん(20)は慣れない環境で体調を崩し、「新しい車を買わないと出勤もできない」とこぼした。
 高杉徹常総市長は17日の記者会見で、民間アパートの借り上げなど、被災者の住宅確保を急ぐ考えを示した。
 雨は18日まで続くとみられ、国土交通省は鬼怒川の増水を警戒。水が堤防を越える「越水」に備え、建設中の仮堤防の近くに大型土のう約270袋を準備した。
 関東と東北地方を襲った豪雨では、茨城、栃木、宮城3県で計8人の死亡が確認されている。 


<関東・東北豪雨1週間>インフラ復旧遅れ 長引く避難生活
毎日新聞 9月16日(水)22時19分配信

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前夜まで道路が冠水していたという常総市立大生小学校前の通り。この日もまだ排水作業が続けられ、一部水たまりになっている。学校前の商店は被災から1週間を前にようやく片付けを開始した=茨城県常総市で2015年9月16日、猪飼健史撮影

 関東・東北豪雨で茨城県常総市の鬼怒川が決壊し17日で1週間を迎える。県西部の境町の畑で16日、行方不明だった男性が遺体で見つかり、栃木、宮城も加えた被災3県で死者は8人になった。避難所には計2500人以上が身を寄せる。インフラや住居の復旧は遅れており、避難生活は長引きそうだ。

 ◇死者8人に

 常総市などで最大約40平方キロあった浸水域は16日午前に約2平方キロに縮小。同市で最大1万1200件の停電も16日夜、ほぼ全面復旧した。だが、2万3350世帯のうち約7400世帯で断水が続き、固定電話約200回線が不通のまま。家屋損壊の調査も本格化していない。27カ所の避難所の2232人に疲労の色が濃くなっている。

 「足首を曲げたり伸ばしたりしてください」。常総市水海道(みつかいどう)天満町にある避難所の福祉センターで、支援に当たる理学療法士、丸山真範さん(35)が手本を示した。床に座っていた三井静子さん(83)は足を伸ばし「楽になりました」と笑顔を見せた。つえを流され自由に歩けず、ほとんど座ったままだ。長時間同じ姿勢だと足のむくみや痛みを感じるエコノミークラス症候群などの恐れがある。

 床に雑魚寝する状態などは解消しつつある。同市の石下総合体育館では段ボール製簡易ベッド50人分が用意された。大阪府の紙製品製造会社が無償提供した。ベッド上ならほこりや粉じんを吸い込みにくく、体の痛みや底冷えが和らぐという。

 医師会や日本赤十字社の救護班も避難所を巡回している。避難所の食事は救援物資のパンやおにぎりなど炭水化物が多く、管理栄養士、笠岡宣代さん(47)は「3週間以上続くと野菜不足などで風邪をひきやすくなる」と危惧する。

 茨城県は無償提供できる公営住宅の集約作業を始めた。高杉徹市長は「まずはインフラの回復に全力を挙げたい。復興計画はそれから考えたい」と話す。

 一方、県警によると、16日に見つかった遺体は、境町稲尾の茂呂克一さん(47)と確認された。10日朝、自転車で家を出て行方不明になっていた。【三上剛輝、尾崎修二、金森崇之】

 ◇虚偽通報は誤り、15人全員が実在

 茨城県は16日、「常総市の行方不明者15人のうち1人は虚偽通報だった」とした15日の説明は誤りで、15人全員が実在し、無事だったと明らかにした。田中豊明県防災・危機管理局長は「県警から14日に安否情報を聞いた際、虚偽通報もあったとの話を聞き、不明者15人の中に含まれると誤解した。県民にご迷惑をおかけしたことをおわびしたい」と謝罪した。

 田中局長によると、16日に県警から「15人は電話や面接で無事を確認した。虚偽通報は含まれていない」と指摘されたという。【蒔田備憲】


茨城の避難所、いまだ2200人
2015年9月16日(水)19時46分配信 共同通信

 鬼怒川の堤防が決壊し茨城県常総市などで大きな被害の出た関東・東北水害は、17日で発生から1週間。県のまとめでは2人が死亡し、1人が行方不明のままだ。県内の避難所33カ所には2256人が身を寄せる。堤防付近の地域への避難指示の遅れなどで住民には不満が募り、復旧に関しても「もっと要望を聞くべきだ」との声が上がる。

 「何で現場に来ないんだ」「もっと声を聞いてくれ」。15日午前、常総市役所で高杉徹市長に市民が詰め寄った。決壊した堤防のある同市三坂町の上三坂地区の渡辺区長は「被害のひどい地域への手当てが不十分。避難指示の遅れもあり、みんないら立っている」と怒る。


〔茨城・栃木大雨〕18日にかけて強い雨のおそれ、新たな土砂災害や浸水地域拡大に注意
レスキューナウニュース 9月16日(水)19時0分配信

水戸地方気象台と宇都宮地方気象台は16日夕方、それぞれ茨城県と栃木県に対して、大雨に関する気象情報を発表しました。
17日から18日にかけて、低気圧や前線の影響で、茨城県や栃木県では広い範囲でまとまった雨となり、特に17日夕方から夜遅くにかけては栃木県内で1時間に25mmの強い雨の降る所がある予想です。
茨城県では雨量は18日にかけてさらに増える見込みで、鬼怒川流域の一部などすでに浸水している地域だけでなく、台風18号とその後の多量の雨によって地盤が緩んでいる所がありますので、少量の雨でも新たに土砂災害や河川のはん濫が発生する可能性があります。河川の増水に注意し、災害が発生した場合は無理をせず、身の安全の確保に努めてください。

■予想降雨量(~17日18:00まで、多いところ)
・60mm:茨城県 ※18日にかけてさらに増える見込み
・50mm:栃木県   

■防災事項
・土砂災害 :茨城県、栃木県
・低地の浸水:茨城県
       すでに浸水している地域では範囲が拡大するおそれ


〔大雨災害〕東武日光線・鬼怒川線 18日午後から全面運転再開へ
レスキューナウニュース 9月16日(水)19時0分配信

東武鉄道は16日、9月9日夜から運転見合わせが続いている日光線・新鹿沼~下今市駅間と鬼怒川線・下今市~新藤原駅間(全線)について、18日13時以降の列車から運転を再開すると発表しました。なお、今後の進捗状況次第では、運転再開の時期が変更になる場合もあるとしています。
東武日光線と鬼怒川線では、9月9日から10日にかけての大雨により、線路内への土砂流入や盛土・線路砕石の流出などの被害が発生していましたが、9日ぶりに全線での運転再開となります。
一方で、同じく運転見合わせが続いている東武宇都宮線・安塚~西川田駅間は、橋の土台などが流された影響で、依然として運転再開の見込みが立っておらず、同区間ではバス代行輸送を実施しています。

■18日の運転再開初列車(予定)
【東武日光線】
・下り線:新鹿沼13:25発普通列車(新藤原行)
・上り線:下今市14:14発区間快速(浅草行)
※19~23日の臨時快速列車は運休

【東武鬼怒川線】
・下り線:下今市13:51発普通列車(新藤原行)
・上り線:新藤原14:30発普通列車(新栃木行)
※19~23日の臨時快速列車との接続列車は運休
※野岩鉄道会津鬼怒川線との直通列車は上三依塩原温泉口駅まで運転
※18日の「会津マウントエクスプレス」は運休、19日以降は通常運転

※復旧箇所については当面徐行運転を行うため、運転再開後も列車に遅れが生じる場合あり

■18日以降の特急列車の運転計画(予定)
<18日>
【特急スペーシア(けごん号・きぬ号)】
・以下の列車から通常どおり運転
 下り線:浅草15:00発「きぬ123号」(鬼怒川温泉行)
 上り線:鬼怒川温泉15:45発「きぬ130号」(浅草行)
・けごん14号、きぬ113号・117号・128号は運休
・きぬ106号・108号は春日部駅始発で運転

【特急しもつけ号】
・浅草~新栃木駅間で運転

【特急きりふり号】
・通常どおり運転

【JR相互直通特急(スペーシアきぬがわ号・きぬがわ号・日光号)】
・終日全列車運休

<19日以降>
【特急スペーシア(けごん号・きぬ号)】
・始発から通常どおり運転
・19~22日の以下の臨時列車は運休
 けごん279号・280号

【特急しもつけ号】
・浅草~新栃木駅間で運転

【特急きりふり号】
・19~23日の以下の臨時列車は運休
 きりふり273号・275号・292号・294号・296号

【JR相互直通特急(スペーシアきぬがわ号・きぬがわ号・日光号)】
・臨時列車を含め、通常どおり運転

【スカイツリートレイン】
・19~23日の以下の臨時列車は運休
 スカイツリートレイン1号・3号・4号・6号・8号・52号


東日本豪雨 被害限定的もキャンセル相次ぐ 鬼怒川の温泉旅館
産経新聞 9月16日(水)18時56分配信

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鬼怒川の水量はまだ多いが、周辺のホテル、旅館は通常通り営業している=16日午後、栃木県日光市(伊沢利幸撮影)(写真:産経新聞)

 国内有数の観光地・栃木県日光市の鬼怒川温泉は鬼怒川の両岸に旅館やホテルが連なっており、東日本豪雨で一部旅館の施設が流されるなどしたが被害自体は限定的だった。大半が営業しているが、直結する東武鉄道の運休が続き、茨城県常総市の堤防決壊など「鬼怒川という名前へのマイナスイメージ」(関係者)もあってキャンセルが相次いでいる。

 「ウチは被害はなかったけど、鬼怒川の濁流や旅館の被害映像などが繰り返し報道されたせいかキャンセルが多い。東武鉄道が運休しているのも大きい」。鬼怒川温泉にある老舗旅館の女将(おかみ)(76)は、ため息をついた。

 大雨による土砂崩れなどで、東武鉄道は日光線と鬼怒川線、宇都宮線がそれぞれ一部区間で運休。日光、鬼怒川両線は18日に全線で再開見込みだが、橋げたが流出した宇都宮線の全面復旧のめどは立っていない。

 鬼怒川温泉旅館組合によると、これまでに加盟する宿泊施設のキャンセルは約3400件以上にのぼっている。客離れを食い止めようと、宿泊客を対象に臨時のシャトルバスを運行するなどして対応している。

 一方、鬼怒川を舟で下る「ライン下り」は、川の水量が増えているため営業見合わせが続いている。日光市観光協会では、ホームページ上で宿泊施設が営業していることや自家用車などで問題なく訪れることができるとアピール。担当者は「東日本大震災で減った客足がようやく回復してきたところ。PRに努めて観光客の不安を払拭したい」としている。


水害、茨城の畑に男性遺体
2015年9月16日(水)18時50分配信 共同通信

 16日午後3時40分ごろ、茨城県境町横塚の畑に男性が倒れているのを地元の消防団員が見つけた。男性は間もなく死亡が確認された。

 茨城県によると、境町では関東・東北水害で40代の1人が行方不明になっており、県警は身元の確認を進めるとともに死因を調べている。

 県警によると、男性はシャツやハーフパンツ姿でうつぶせに倒れていた。畑は大雨当時、浸水していたという。


茨城県境町で不明男性の遺体発見…豪雨死者8人
読売新聞 9月16日(水)18時50分配信

 茨城県境町で16日、記録的な豪雨で鬼怒川などが決壊した10日に行方不明になっていた同町稲尾、無職茂呂克一さん(47)が遺体で発見された。

 これで豪雨による茨城、栃木、宮城県の死者は計8人になった。

 町によると、茂呂さんは10日午前6時半頃、近くのコンビニ店に自転車で買い物に出かけたとみられる。同日午前0時頃、同町を流れる宮戸川の上流が決壊し、付近の町道は30~50センチ冠水していた。16日早朝、宮戸川周辺で茂呂さんの自転車が見つかった。


死者8人に、捜索継続=降雨予報、備え急ぐ―鬼怒川決壊17日で1週間―茨城・常総
時事通信 9月16日(水)18時45分配信

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決壊前の高さまで修復された鬼怒川の仮堤防=16日午後、茨城県常総市

 記録的な豪雨で鬼怒川堤防が決壊し、茨城県常総市の市街地が冠水してから17日で1週間となる。
 警察や消防は行方不明者の捜索を続け、16日に同県境町で男性1人の遺体を発見、一連の豪雨による死者は茨城、栃木、宮城3県で計8人となった。常総市では排水作業が進み、送電は全地域で再開され水道も一部地域で復旧したが、市民約2000人が依然、避難所で生活する。同日夜からまとまった雨が降る予報で、関係者は対策に追われた。
 国土交通省は降雨に備え、鬼怒川の水位を観測する機器を増設して監視を強化した。決壊地点の仮堤防がほぼ完成したが、今後1週間かけてさらに補強工事を続ける。堤防決壊前に「越水」が起きた約4キロ北側の地区では土のうを積み上げた。
 排水作業が進み、最大約40平方キロあった浸水地域は、16日午前に約2平方キロまで縮小、解消に近づいた。一時は約1万1000世帯が停電したが、被害の大きい一部の家屋などを除き、16日までに全面復旧した。
 15人いるとされた安否不明者は15日までに全員の所在が確認された。他に行方不明者がいる可能性もあり、警察、消防、自衛隊は約1000人態勢で、水没した田んぼに棒を突き刺すなどして捜索を継続。16日に境町で男性の遺体を見つけた。


テレビ局が災害現場で引き起こす迷惑行為 「一番まずいこと」はコンビニでの「買占め」?
J-CASTニュース 9月16日(水)18時28分配信

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鬼怒川水害でマスコミの報道ヘリが物議をかもした

 「災害時の報道ヘリは救助の邪魔だ」「ドローンを使え」。鬼怒川水害でのマスコミの災害報道のあり方をめぐって、報道ヘリの「迷惑撮影」が物議をかもした。

 元フジテレビの長谷川豊アナウンサーはブログで、各社ヘリが自衛隊の邪魔になったという見方を否定する。その一方で自身の取材経験から、マスコミによる現地コンビニでの買い占めを「一番まずいこと」と指摘した。

■おにぎりやパンがなくなってしまう

 鬼怒川水害では、テレビを中心にマスコミ各社がさかんに報道ヘリを飛ばした。緊迫した現場の様子を映像や写真で伝えたが、自衛隊機が被災者を救助しようとする場面では、報道ヘリがかなり近くを飛んでいるようにも見えた。ネットでは、救助を邪魔しているのではないか、という指摘する声が上がっていた。

 長谷川アナは2015年9月15日、自身のブログでこうした声に対し、

  「『視聴率稼ぎのために、自衛隊のヘリの邪魔になった!』の後半部分、『自衛隊の邪魔に~』は誤解です」

と否定する。報道ヘリには高度制限などの取り決めがあるとし、

  「視聴率のために救出作業の邪魔はしていないはずです。少なくとも、私が現場にいるときは間違いなくそれはしていませんでした。全局で」

と反論した。

 一方で、災害現場を何度も取材した経験から、

  「一番まずいことをしていたなぁ…と感じるのは、むしろヘリなどよりも、コンビニの『買占め行為』の方でしょうか」

と語る。長谷川アナによるとフジテレビの場合、大災害が起きると報道局から夕方のニュースや夜のニュース、情報局からは番組ごとに4~5人のチームがそれぞれ取材に出る。同様の編成が各局で行われることに加え、新聞社や通信社の記者も当然現場にやってくる。

 取材に必要なものだと理解を示しつつも、彼らが現場周辺のコンビニでおにぎりやパンを買い占めてしまうことを、

  「地元に物資が不足しているときに、果たして適切なのか。少々疑問に感じる時もありました」

と振り返った。

中越地震や広島市で起きた土砂災害でもあった?
 災害時の被災地でのコンビニやスーパーでの買い占めがこれまでも物議をかもしたことはある。2007年の中越地震や13年に広島市で起きた土砂災害でも、ネットではマスコミによる買い占めがあったとされる。ただ、広島土砂災害の場合ではデマの可能性が指摘されていて真偽は分からない。

 長谷川アナは現場にマスコミが大挙してやってくることのプラス面も取り上げている。マスコミが来るとコンビニだけではなく、夜に飲みにいったり、ホテルに泊まったりするため「その地元は一気に景気が良くなるそうです」と語る。

 意外にも歓迎されることがあるらしく、タクシー運転手からは「また事件でも起きてくれないかと思うよ」と声を掛けられたこともあるという。


早期の激甚指定を=栃木
時事通信 9月16日(水)18時13分配信

 栃木県の馬場竹次郎副知事は16日午後、東京・霞が関に山谷えり子防災担当相を訪ね、関東・東北水害からの復旧に向け、激甚災害への早期指定を求める要望書を提出した。
 防災相は「スピード感を持って取り組んでいきたい」と応じた。
 要望書は、道路や橋、収穫目前だったコメ、生産量日本一のイチゴなどが大きな被害を受けたと指摘。河川や砂防の復旧事業、災害廃棄物の処理、農林業者や中小企業への支援を求めている。 


茨城、17~18日大雨注意=気象庁
時事通信 9月16日(水)17時40分配信

 気象庁は16日、茨城県で17日から18日にかけて低気圧や前線の影響で雨が降り、強い雨が降る所もあると発表した。
 鬼怒川の堤防決壊による被災地では浸水範囲が拡大する恐れがある。河川の増水や土砂災害にも注意が必要。
 17日午後6時までの24時間の雨量は多い所で60ミリと予想され、18日にかけてさらに増える見込み。 


鬼怒川決壊知らせず納品優先
2015年9月16日(水)14時0分配信 共同通信

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 デジマ筑波事業所=16日午前、茨城県つくばみらい市

 鬼怒川の堤防決壊により大きな被害を受けた茨城県で、農機大手クボタの筑波工場(同県つくばみらい市)に部品を納入する協力会社「デジマ筑波事業所」(同市)が、決壊から2時間以上、日本語を十分に理解できないブラジル人従業員らへ決壊を知らせないまま作業を続けさせていたことが16日、事業所や従業員への取材で分かった。

 デジマ筑波事業所は、決壊場所から南東へ約10キロで浸水地域ではなかったが、約80人いるブラジル人従業員の多くが、隣接する常総市に自宅がある。住宅が被災した人もおり、ブラジル人従業員からは「あまりにも危険で、ひどい」と対応を批判する声が聞かれた。


「虚偽通報」は誤り、15人全員実在…県が訂正
読売新聞 9月16日(水)13時24分配信

 茨城県災害対策本部は16日、常総市の水害で、安否不明者15人のうち1人が虚偽通報だったとした15日の発表は誤りで、15人全員が実在し、無事が確認されたと発表した。

 虚偽通報の1人は15人とは別にいたが、県の田中豊明防災・危機管理局長が、勘違いして15人に含めて発表してしまったという。県防災・危機管理課の大高均課長は16日午前、「誤った情報を提供し、申し訳ない」と謝罪した。

 県警は、田中局長が発表する前に生存者15人分の名前や住所などのリストを県の担当者に渡したとしており、16日朝に県に訂正を求めた。


「ひとめぼれ」濁流に…津波被災面積の半分浸水
読売新聞 9月16日(水)13時17分配信

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田んぼの排水溝にたまったゴミをかき出す農家(12日午前、宮城県大崎市で)=冨田大介撮影

 東日本を襲った記録的な豪雨で、宮城、栃木、茨城3県の農地は少なくとも約1万7000ヘクタールが浸水したことが各県への取材でわかった。

 8割近くが水田とみられ、収穫を目前にした冠水で、コメの品質悪化も懸念される。農家らは「せっかく育てた稲が台無しだ」と落胆している。

 宮城県の農地の浸水は約7600ヘクタールに上る。2011年の東日本大震災の津波で被災した1万4300ヘクタールの約半分に相当する。最も被害が大きいのは、県内有数の穀倉地帯として知られる大崎市。渋井川の堤防決壊で約2600ヘクタールが浸水、関東にも多く出荷されている「ひとめぼれ」など人気銘柄の稲穂が濁流につかった。

 水田6ヘクタールが全て浸水した男性(66)は「せっかく育てた稲が泥まみれ。雨がやんだら収穫を始めようと思っていたのに。コンバインも水につかり、動くかどうか」と嘆いた。


茨城・境町の40代男性が不明
2015年9月16日(水)12時52分配信 共同通信

 茨城県災害対策本部は16日、同県境町の40代男性が大雨のあった10日午前に自転車で出掛けたまま帰宅せず、行方が分からなくなっていると発表した。関東・東北水害との関連を調べている。

 県によると、男性は「コンビニに行く」と言って家を出たといい、10日午後、家族から境署に相談があった。16日午前6時になって、境町の町道付近で男性の自転車が水に沈んだ状態で見つかったという。発見現場は、上流の川が決壊した影響で10日朝には一時約30センチの冠水があったとみられる。


決壊堤防、元の高さでつながる…応急復旧工事
読売新聞 9月16日(水)12時32分配信

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応急復旧工事で、決壊場所が元の高さでつながった鬼怒川の堤防(16日午前、茨城県常総市で、読売ヘリから)=菅野靖撮影

 記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、甚大な浸水被害に見舞われた茨城県常総市で16日、長さ約200メートルの決壊場所が、国土交通省による応急復旧工事で元の高さでつながった。

 堤防決壊からあす17日で1週間。県警などは約650人態勢でいまだ捜索を続け、被災家屋から出た大量の廃棄物が行き場を失いつつあるなど爪痕は大きい。新たに台風20号が接近しており、県災害対策本部は厳重な警戒を呼びかけている。

 災害対策本部の16日午前11時現在のまとめによると、34か所の避難所に、常総市民を中心とする計2350人が身を寄せている。

 県内で床上・床下浸水した住宅は計1万2186棟に上っており、うち約9割(1万1000棟)が常総市に集中している。


東日本豪雨 15人は実在し無事 茨城県が訂正し謝罪
産経新聞 9月16日(水)12時27分配信

 茨城県は16日、東日本豪雨で常総市で連絡が取れないとしていた行方不明者15人のうち「14人の無事を確認し、残る1人は虚偽通報」と発表していたが、15人は実在し、無事は確認しており、虚偽通報はそれ以外だったと訂正した。

 県の担当者が県警に問い合わせる中で勘違いしたという。県は「きちんと確認をせず勘違いをしてしまい申し訳ない」と謝罪した。


境町で40代男性不明=茨城県、不明者数を訂正
時事通信 9月16日(水)12時22分配信

 茨城県は16日、同県境町で40代男性が豪雨のあった10日から行方不明になっていると発表した。
 男性が乗っていた自転車が16日、町内の宮戸川流域で見つかり、警察と消防が付近を捜索している。
 県によると、男性は10日午前6時ごろ、家族に「コンビニに行く」と告げて外出したまま連絡が取れなくなり、家族が県警境署に相談。16日午前6時ごろ、町内の宮戸川流域付近で自転車が見つかった。
 一方、県は16日、前日に発表した虚偽通報1件について、15人の安否不明者とは無関係だったと訂正した。県警から「15人は実在し、電話や対面で無事を確認できた」と指摘されたという。


「豪雨ごみ」2・4万トン、仮置き場が満杯
読売新聞 9月16日(水)12時14分配信

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浸水被害で出た廃棄物で埋まる仮置き場(16日午前、茨城県常総市で、読売ヘリから)=菅野靖撮影

 鬼怒川の決壊や越水による広範囲の浸水被害で、茨城県常総市では壊れた家屋の廃材や家財道具など、大量の災害廃棄物が市内の仮置き場で飽和状態にある。

 6か所の仮置き場はすでに満杯。新たに市内1か所、北で隣接する同県下妻市の2か所など計4か所で増設したが、車両が連日列をつくり、早期の生活再建に影を落とす。

 県の推計では、県全体で2万6544トンの災害廃棄物の発生を見込んでおり、うち2万4332トンが常総市で占めるという。

 一方、鬼怒川の下流域にあたる千葉県銚子市の銚子漁港周辺には、利根川上流から流されてきた枯れ草やゴミが大量に漂着し、関係者が回収作業に追われる。

 千葉県銚子漁港事務所によると、10日夕以降、枯れ草やペットボトル、タイヤなどが漂着し始め、水面を覆い尽くした。同事務所は15日夕までに約6300立方メートルのうち半数を回収。量が膨大なため、県は県有地に一時的に保管し、処分したいとしている。


東日本豪雨 茨城・境町で40代男性1人行方不明
産経新聞 9月16日(水)11時54分配信

 茨城県は16日、東日本豪雨で浸水被害があった同県境町で、40代の男性が行方不明になっていると発表した。

 県によると、男性は10日午前6時ごろ、家族に「コンビニエンスストアに行く」と言って自転車で自宅を出たが、夕方になっても帰宅しなかったため、同日午後5時すぎ、家族が県警境署に届けた。

 14日朝、近所の人が町役場に連絡し、県に情報提供したが、県は町役場からの報告に「豪雨によるものかどうか不明」となっていたため、台風による行方不明者とはしていなかったという。

 16日午前6時ごろ、同町の排水路に男性の自転車が沈んでいるのを近所の人が発見し、警察に通報。自転車を引き上げて家族が本人のものと確認した。

 県によると、境町では10日朝、宮戸川の決壊などで町道が約30センチ浸水していた。

 県警や消防などが男性の行方を捜索している。


<関東・東北豪雨>境町の男性不明 茨城県発表
毎日新聞 9月16日(水)11時47分配信

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茨城県常総市の被災地=2015年9月16日、本社ヘリから後藤由耶撮影

 茨城県災害対策本部は16日、関東・東北豪雨で、同県境町の40代の男性が行方不明になっていると発表した。県などによると、10日午前6時半ごろ、男性は自転車で自宅を出たが帰らず、家族が警察に相談していた。16日朝、町内で本人の自転車が確認されたという。境町は茨城県西部にあり、浸水被害が大きかった。鬼怒川の堤防が決壊した常総市とは接していない。


<関東・東北豪雨>1週間ぶり笑顔 常総・学校再開
毎日新聞 9月16日(水)11時32分配信

 関東・東北豪雨で浸水し、休校になっていた茨城県常総市の石下小と豊田小の2校に16日、児童らが1週間ぶりに登校した。被害のあった浸水地域の小中学校10校のうち、授業再開は初めて。

 石下小では、午前7時40分ごろから児童らが元気な姿を見せた。粉じん対策で校内でも多くがマスク姿だが、教室に入ると「久しぶりだな」「元気だった?」と声をかけあった。各教室の黒板には、それぞれの担任教諭が「みんながぶじでよかった」などのメッセージを書き、再会を喜んだ。

 自宅が床下浸水した平塚祐希君(6年)は「雨音が忘れられず、家が流される夢も見た。ようやく友達と会えてうれしい」と表情を緩ませた。【二村祐士朗】


<関東・東北豪雨>米全滅、農家悲鳴 土砂で麦作付け困難
毎日新聞 9月16日(水)10時52分配信

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大量の土砂やがれきが流入した水田=茨城県常総市三坂町で、松岡大地撮影

 関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、収穫期を迎えていた米を中心に農作物が大きな影響を受けた。大量のごみや土砂が流れ込み、多くの田畑で手がけられている裏作の作付けのめども立たない。実りの秋を前に、農家は「作業再開まで長引けば、さらに被害が広がる」と悲鳴を上げる。

 たわわに実った稲は泥で変色し、横倒しになっていた。決壊場所の南東約1キロの同市三坂町の水田付近で、近くに住む専業農家、飯田光良さん(59)が土砂を重機で取り除いていた。

 110ヘクタールの田畑を所有する大規模経営で米や麦、大豆を育てているが、ほぼ全域が水没した。主力の米は、収穫できれば売り上げ約3000万円を見込んでいたが全滅した。11月に迫る麦の作付けに、整地も間に合いそうにない。

 昨年、2000万円かけて買い換えた農機具4機はローンが残る。農薬や肥料も今年だけで1000万円かかった。農機具倉庫の米の乾燥機も水没。県の農業共済に加入しているが、補償は一部にとどまる見込みだ。高校卒業後、農業一筋の飯田さんは「40年間で最大の危機だ」と嘆く。長年、恵みをもたらしてくれた肥えた土が土砂に埋まったこともつらい。

 県によると、被災時の水田は収穫が始まったばかりで、浸水地域の水田の約8割が刈り取り前だった。豪雨による県内の農業被害は現時点で約18億円だが、水害が広域にわたった常総市の分は算定できておらず、今後大幅に増える見込みだ。同市は「まずは被害の全容把握に努める。水害を機に離農者が出ないよう最大限の支援をしたい」としている。【松岡大地】


東日本豪雨 児童に笑顔 小学校2校で授業再開
産経新聞 9月16日(水)10時32分配信

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豪雨から1週間、再開した常総市立石下小学校に登校する児童ら=16日午前、茨城県常総市(福島範和撮影)(写真:産経新聞)

 東日本豪雨で浸水被害などに見舞われ、10日から休校になっていた茨城県常総市立の小中学校10校のうち、石下小と豊田小で16日、授業が再開された。残り8校は17日まで休校が決まっているが、再開の日時は未定だ。

 石下小には学校からの指示でマスクを着用した児童たちが列を成して登校。久々の再会を喜ぶ児童たちの明るい声が響き渡った。6年生の吉川来望(くるみ)さん(12)は「休みの間は家の掃除を手伝っていた。友達がみんな無事でよかった。久しぶりに会えてうれしい」と笑顔を見せた。

 16日には全校生徒485人のうち、417人が登校。朝の全校集会では豊田幸裕校長(59)が児童の無事を喜びつつ、「いろんな人のおかげで学校が再開できた。感謝の気持ちを忘れないで、痛みの分かる人間になってください」とあいさつ。児童たちは元気に校歌を歌った。

 同校は校舎内に水の浸入はなかったものの、校庭には汚泥がたまった。13日の午後6時に電気と水道が復旧。14日と15日で掃除を行ったが、校庭はまだ使用できない。教職員は14日、実際の通学路を全て歩いて点検。16日は危険個所16カ所に立って、児童たちの登校を見守った。


常総市のソーラー土手、「再堤防化」案があった
日刊スポーツ 9月16日(水)10時10分配信

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「自然堤防」は手前で切れている。近隣住民によると、ソーラー業者が削り取ったという

 鬼怒川からの大規模な水害が発生した茨城県常総市若宮戸で、川沿いに建設されたソーラー発電施設が越水の原因になったと住民が訴えている問題で、この地域に最近、堤防の建設計画が持ち上がっていたことが15日、地元関係者への取材で分かった。約10年前に計画があり、いったん立ち消えになった。ソーラー事業者が自然堤防のようになっていた土手を切り崩した後、築堤計画が再浮上していたところを、豪雨災害が襲ったという。

 若宮戸の築堤計画を知る地元関係者は、「そもそも約10年前に国交省から築堤計画が持ち上がった」と明かした。地域住民らで作る協議会は当初、鬼怒川から地域を守ってきた砂丘「十一面山」が貴重な地形でもあり、築堤に反対だったという。しかし、常総市と国交省、協議会の3者協議の結果、「人命が第一」で一致。計画を進めることになったという。

 しかし、計画はその後、立ち消えになった。地権者の倒産などで、土地は競売にかけられ、近年、ソーラー発電事業者が土地を取得。昨年、十一面山の木を伐採し、山を長さ150メートルにわたって切り崩し、ソーラーパネルを設置したという。

 近隣住民は「自然堤防」が切り崩され、対岸の土手まで見えるようになって驚いた。ある住民は「堤防がそこだけ無くなり、大水が来たら、ここからどうぞとでも言っているような穴が開いた」と振り返る。

 危機感を抱いた地域住民らが市や国交省に対応を求めたのが約1年前という。国交省は業者側から敷地を借り、1~2メートルほどの大きな土のうを2段積んだ。地元住民は「ないよりましだったが、防水シートもかぶせてなかった」と話す。目撃情報では越水前後の今月10日未明、泥水は土のうの間から流れ出していた。

 築堤計画が再燃したのは約半年前。関係者は「切り崩しの後、協議会と市、国交省の間で協議が再開し、2度ほど会合があった」と話す。来年には用地買収を行う計画もあったという。

 この開発は、国交省から見れば河川区域外であり、市から見れば、許可が必要な工事でもなかった。地元関係者は「業者も、違法行為まではしていないとは思う。ただ、十一面山は地域の人たちが代々、治水のために開発に手を出さなかった土地。規制がなければ何をしてもいいのかという思いがある。まさに水が手の間を縫うように抜けていった結果が、今回の越水だ」と話した。【清水優】


山が突然切れていた…自然堤防十一面山に記者が登る
日刊スポーツ 9月16日(水)10時10分配信

 鬼怒川からの大規模な水害が発生した茨城県常総市若宮戸で、川沿いに建設されたソーラー発電施設が越水の原因になったと住民が訴えている問題で、この地域に最近、堤防の建設計画が持ち上がっていたことが15日、地元関係者への取材で分かった。約10年前に計画があり、いったん立ち消えになった。ソーラー事業者が自然堤防のようになっていた土手を切り崩した後、築堤計画が再浮上していたところを、豪雨災害が襲ったという。

 国交省が若宮戸のソーラー施設付近で応急の復旧工事を行っているという現場を訪ねた。施設周辺には金網があったが、泥水で押し倒されていた。施設の下流側から、住民が自然堤防と呼んでいた十一面山に登った。川沿いに高いところで5メートル、低いところで2~3メートルの小高い丘だ。ソーラー施設側に近づくと、足元で山が切れていた。

 近隣住民によると、そこがソーラー業者が切り崩した下流側の端に当たるという。上流側を見渡すと遠くに同じような木の生えた丘の断面が見える。山の上から下の砂地まで2~3メートル。山の上に生えた雑草などを見た限りでは、浸水した周辺住宅やソーラー施設にこびりついていた枯れ草や泥などはついていなかった。


2小学校で授業再開=浸水地域で初―茨城・常総
時事通信 9月16日(水)9時57分配信

 記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市で16日、浸水被害に遭った市立小学校2校が6日ぶりに授業を再開した。
 校内には久しぶりに児童の元気な声が響いた。
 浸水地域のうち、北側にある石下小と豊田小は、断水から復旧し泥のかき出しなど片付け作業が済み、通学路の安全も確認されたため再開が決まった。
 石下小では全校児童485人のうち417人が登校。教員らは午前7時45分ごろから校門前で児童を迎えてあいさつし、児童らも「おはようございます」と元気良く返した。 


氏名非公表、確認遅らす…市「個人の人格尊重」
読売新聞 9月16日(水)9時6分配信

 茨城県常総市の水害は15日、安否不明者全員の無事が判明した。

 大半は避難所や自宅にいて、身元の特定に結びつく情報を開示していれば、安否確認はスムーズに進んだとみられる。専門家は「公表して情報収集に役立てるべきだった」と指摘している。

 県と市はこの水害で、本人や家族から、市や消防に救助要請などがあり、その後連絡が取れない人を「行方不明者」として、当初から人数以外は公表していなかった。非公表の理由について、高杉徹市長は「公表するのも一つの考え方だが、人命に関わる情報なので慎重に確認して発表した。個人の名前、個人の人格を尊重した」と説明した。

 しかし、自治体などは、個人情報保護法に基づき、緊急時に生命、財産などの保護のために必要な場合は、本人の同意なしに氏名などの個人情報を第三者に提供できる。同法を根拠に、大規模災害で不明者の氏名公表が行われたケースもある。


東日本豪雨 行き過ぎた個人情報保護 茨城県常総市
産経新聞 9月16日(水)7時55分配信

 茨城県常総市がこれまで15人としてきた行方不明者をめぐっては、不明者リストを公表すれば本人や家族などが名乗り出て早く確認できたとの指摘が出ている。しかし、同市は「個人情報保護の観点」(高杉徹市長)から未公表を貫いてきた。防災の専門家からは「明らかに行き過ぎ」と過剰な情報保護に疑問の声も上がっている。

 ■安否確認進まず

 常総市は「連絡不通者」として連絡が取れない市民の数を公表してきたが、12日午前9時に「15人」として以降、3日間は安否確認が全く進まなかった。その後、茨城県が14日午後7時までに15人中13人の無事を確認するとともに、1人は実在しない人物で虚偽通報だったことも確認。15日午前にはこうした内容が常総市に伝えられた。さらに、県は15日正午に残る1人の無事も確認した。

 14人はどこにいたのか。県によると、最後に確認できた1人は同市内の避難所にいたことが判明したというが、残る13人については明らかにしていない。行方不明者のリスト公表を求める声もあったが、高杉市長は15日の会見で、「個人の人格を尊重する」と公表見送りの理由を述べた。

 ■例外的に公表可能

 災害時でも個人情報保護法は有効なのか。同法23条は「生命、身体または財産の保護のために必要な場合」として例外規定を設け、急病や火災、天災など緊急に情報提供が必要な場合は例外的に本人同意を得ずに個人データを提供できるとしている。

 広域首都圏防災研究センター長を務める群馬大学大学院の片田敏孝教授(災害情報学)は「ここまで安否確認に時間がかかり、結果的に全員無事という例は聞いたことがない。それほど混乱していたのだろう」と推測。その上で、個人情報保護を理由に不明者リストを公表しなかった市の対応について、「人の命を守る局面で、プライバシーを優先するのは本末転倒。何が最優先か考え直すべきだ」と指摘している。

 市内で避難生活を送る同市中妻町の主婦(66)は「氏名を公表すれば安否がすぐに分かったかもしれない。命にかかわることだから、名前を出して確認してほしかった」と話す。(市岡豊大、緒方優子)


東日本豪雨 生活再建「早く」 住居損壊、把握まだ 廃棄物の山、長蛇の列
産経新聞 9月16日(水)7時55分配信

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被災で生じた廃棄物の仮置き場に向かう車で渋滞する道路 =15日午後、茨城県常総市(福島範和撮影)(写真:産経新聞)

 鬼怒川の堤防が決壊し、大量の濁流が流れ込んだ茨城県常総市。床上、床下合わせた浸水被害は約1万1千戸と推定されているが、住居の損壊状況は15日になっても全容を把握できておらず、仮設住宅や公営住宅への入居を希望する人数の集計も手つかずだ。住民からは「早く生活再建の態勢を整えてほしい」との声が上がっている。

 県災害対策本部によると、常総市内では水が引いていない地域もあるため、詳細な浸水戸数を割り出せておらず、全半壊の区別もできていない。

 仮設住宅を新たに建設すると完成までに数週間程度かかることから、県は被災者を県営住宅や国家公務員宿舎など公営住宅へ入居させることを検討している。

 ただ、市内に10カ所ある市営住宅のうち、鬼怒川東側の4カ所は浸水被害を受けており、すぐ利用できる近隣市町村の公営住宅のリストアップ作業が求められている。県の担当者は「リストアップが完了し、全壊、半壊がどの程度あるのかを把握できた段階で、帰宅困難な人から順番に入ってもらうが、いつになるかはまだ何ともいえない」。

 生活の拠点が定まらない現状に、被災者は疲労の色を隠せない。

 同市本石下の会社員、大久保拓也さん(41)は住んでいたアパートが浸水し、管理会社からは「出ていってほしい」と言われている。「1歳2カ月の息子がいるので、衛生的にも引っ越すしかないが、自力で見つけるのは難しい」と不安を口にした。

 一方、自力再建に向けて片付けを続ける被災者らは、市が指定した廃棄物の仮置き場に長い車の列を作った。県によると、被災による常総市の推定廃棄物量は2万4332トン。市の平成25年度の年間処理量の約1・4倍に上り、さらに増える見通しだ。市内外9カ所の仮置き場はいずれもすでに膨大な廃棄物が積み上がっている。

 片付けの手伝いにきている同県つくば市の会社員、浅野栄さん(67)は「片付けが全然進まない。この状態では不法投棄が増えるのでは」と話した。

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