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2015年9月15日 (火)

栃木で50年に1度の大雨、栃木、茨城に大雨特別警報・12

気象庁は未明に栃木県に、朝に茨城県にそれぞれ大雨特別警報を発表し、自治体の避難情報に従って安全を確保するよう呼び掛けた。栃木県では1人が心肺停止、1人が行方不明となり、茨城県内では鬼怒川が氾濫した。

栃木、茨城、千葉の各県では土砂災害や河川の氾濫などのため計約16万人に避難指示が出された。

栃木県では日光市・今市で10日午前10時40分までの48時間雨量が613.5ミリに上るなど、観測史上最多雨量を記録する地点が続出した。関東と東北南部では土砂災害警戒情報が各地に出された。

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リンク:東日本豪雨 亡くなった布施さん、同僚らと「家族同然」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 茨城・常総の不明14人無事確認 1人虚偽通報、捜索は継続 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:続く断水、復旧阻む=不明者捜索続く―鬼怒川決壊、茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔大雨災害〕鉄道復旧急ぐ 東武日光線・鬼怒川線は18日に全線再開へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 「不明者が完全にゼロまで捜索」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 茨城・常総市の不明14人の無事を確認 1人は虚偽通報、捜索は継続 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<行方不明者>揺れる名前公表…個人情報保護か人命優先か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:県警や消防、16日以降も捜索…常総市の水害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>常総最後の不明…実は虚偽通報で実在せず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川線、連休前に復旧=東武鉄道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:情報伝達、提供で混乱=電源水没で機能停止―危機管理不備表面化・茨城県常総市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:浸水範囲10分の1に=なお2400人避難生活―鬼怒川決壊の茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:言葉の壁、情報行き渡らず=ブラジル人、全国有数の割合―鬼怒川決壊の茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大雨の冠水地区を「長靴で歩くのは危険」 スニーカーの方がいい、は本当なのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>警察庁「不明」に含めず 常総市のケース - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 不明者確認、県は14日午後5時には9人の無事確認 常総市長、県から情報なく「報道の指摘で知った」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 常総市で不明の15人全員の無事確認 茨城県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>不明15人全員の無事確認 茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>流木で埋まる漁港 千葉・銚子 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総市の浸水範囲10平方キロ、3分の1に縮小 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:除染袋314個、半数は中身が空 - 速報:@niftyニュース.
リンク:除染土のう、流出は395袋か=163袋は中身漏れも―環境省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ソーラーパネルの影響調査=鬼怒川、越水との関連検証―太田国交相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城、不明発表の14人無事確認 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>家電回収で混乱 「対象外」で反発、撤回 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島・飯舘の除染袋、豪雨で流出は395袋 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>ごみ始末四苦八苦 常総、仮置き場パンク - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>不明の14人無事 残る1人も避難の情報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総市で安否不明だった15人全員の無事確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 常総市の不明者15人中14人と連絡とれる 茨城県災対本部 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総ソーラー施設2カ所は国交省管轄外 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大地震の支援お返し…台湾出身ボランティア常総市に駆けつける - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 5日目、停電・断水「全然だめ」 避難所出られず体調不良も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「おとうさん流されちゃった」 東日本豪雨で犠牲…家族ら深い悲しみ - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

東日本豪雨 亡くなった布施さん、同僚らと「家族同然」
産経新聞 9月16日(水)7時55分配信

 「配送の仕事をまじめにこなしていたのに…」。茨城県常総市新石下の水田で死亡しているのが見つかった布施政昭さん(51)が勤めていた自転車修理販売業者「太陽サイクルサービス」(同県つくば市)社長の市野輝美さん(76)はつぶやいた。

 布施さんは14年前から同社で自転車をトラックで配送する仕事をしていた。住み込みで働き、市野さんや職場の仲間と食事をともにし、家族同然だった。車好きで、整備道具を年中持ち歩いていたという。

 鬼怒川が決壊する前の10日午前4時ごろ、18台の自転車を積んで群馬県方面へ出発。「雨がひどいから配送を遅らせようかとも思ったんだけれども…」と市野さんは声を詰まらせる。

 「車が冠水しちゃった」と市野さんに電話があったのは午前4時45分ごろ。その後も「トラックのライトのところまで水が上がってきた」などと連絡があり、午前11時58分ごろに「歩いて帰る」との言葉を最後に連絡が途絶えた。翌朝になっても帰らず、13日に警察から亡くなったと連絡があった。市野さんは「頑固で譲らないところがあった。迎えに行ってやれればよかった」と話した。


東日本豪雨 茨城・常総の不明14人無事確認 1人虚偽通報、捜索は継続
産経新聞 9月16日(水)7時55分配信

 茨城県は15日、東日本豪雨で常総市が連絡が取れないとしていた行方不明者15人のうち14人の無事を確認し、残る1人は虚偽通報だったと発表した。行方不明者はゼロとなったが、被害の全容が把握できていないため、戸別訪問などを通じて捜索は継続する。

 市は鬼怒川の堤防決壊から2日後の12日、連絡が取れない人数を「15人」と発表。以降、人数を変更してこなかった。県災害対策本部は「水が引き自宅に戻る避難者が増え、電話回線の復旧や携帯電話の電波状況の改善が進んだことなどから、確認作業が一気に進んだ」と説明している。

 県は14日午後7時までに14人分の安否を確認していたが、翌15日午前の災害対策本部の会議まで発表せず、常総市には会議終了後に伝えられた。対策本部は「不幸な話ならすぐ表に出さなければならないが、いい話なので対策本部で発表してから伝えればいいと考えた」と説明している。

 一方、太田昭宏国土交通相は15日の会見で、鬼怒川の堤防決壊部分を塞ぐ作業と、浸水地域の排水について「今週末に完了させることを目標としている」と述べた。宮城県・渋井川の堤防決壊部分では、川を管理する県に代わり国が工事をし、応急処置と排水は完了したと明らかにした。


続く断水、復旧阻む=不明者捜索続く―鬼怒川決壊、茨城・常総
時事通信 9月16日(水)5時6分配信

 鬼怒川堤防が決壊した茨城県常総市は16日までに、南側地域で水没した浄水場の復旧作業に着手したが、再開まで2週間以上かかる見込みだ。
 一部地域では断水が続いており、住民による復旧作業を阻む要因になっている。安否不明者15人全員の所在が確認されたが、警察、消防などは戸別訪問を続け、行方不明者がいないか確認を進める。
 鬼怒川東側の浸水地域で、水に漬かった家財道具などを片付ける被災者からは、断水が解消しないと室内にたまった泥を洗い出せず、作業が進まないとの声が上がる。
 浸水地域の北側の東部浄水場は14日に仮復旧し、周辺の断水が解消。避難所にいた住民が徐々に自宅に戻り始めている。 


〔大雨災害〕鉄道復旧急ぐ 東武日光線・鬼怒川線は18日に全線再開へ
レスキューナウニュース 9月16日(水)1時30分配信

先週の大雨で被災した鉄道会社3社は15日、一部区間の運転再開などを盛り込んだ運転計画を発表しました。

東武鉄道、関東鉄道、小湊鉄道各社では、9月9日から10日にかけての大雨で、運行設備等に著しい被害が発生したため、復旧作業が続けられていますが、それぞれ一部区間の運転再開や再開の目途が立った路線を発表し、早いものでは16日の始発列車から運転区間が拡大します。
特に東武鉄道では、日光線・鬼怒川線で道床や盛土の流出などにより、運転を見合わせている区間がありましたが、18日中の運転再開を目指して復旧作業が行われています。その一方で、東武宇都宮線は橋の土台などが流された影響で、安塚~西川田駅間の運転再開見込が立っていません。

【現在発表されている運転計画】
■関東鉄道常総線(16日より運転区間拡大)
鬼怒川堤防決壊による線路などの運行設備が冠水し、取手~下妻駅間の運転を見合わせ、取手~守谷駅間でバス代行輸送を実施。また、下妻~下館駅間は30%程度(上下32本)の運転本数での運転。
16日からは、さらに取手~守谷駅間で運転を再開、同区間では50%程度(上下48本)の運転本数で運転。守谷~下妻駅間では引き続き運転を見合わせ、守谷~水海道駅間でバス代行輸送を実施。

■小湊鉄道線(16日より運転区間拡大)
土砂流入が発生し、里見~上総中野駅間の運転を見合わせ、バス代行輸送を実施。
16日からは、里見~月崎駅間で運転を再開。月崎~上総中野駅間では引き続き運転を見合わせ、バス代行輸送を実施。

■東武日光線(18日中に全線運転再開予定)
土砂災害や電路柱倒壊などが発生し、新鹿沼~下今市駅間の運転を見合わせ、バス代行輸送を実施。
18日中の全線での運転再開を予定し、19日以降は始発から平常通り運転。

■東武鬼怒川線(18日中に全線運転再開予定)
盛土や線路砕石が流出し、全線で運転を見合わせ、バス代行輸送を実施。
18日中の全線での運転再開を予定し、19日以降は始発から平常通り運転。


東日本豪雨 「不明者が完全にゼロまで捜索」
産経新聞 9月15日(火)23時31分配信

 茨城県常総市が「連絡が取れない」としていた安否不明者はゼロになったが、県や市は「水没地域など捜索できていない地点が残っている」などとして捜索の続行を決定。15日午後も市内では警察や消防、自衛隊による安否確認や捜索が行われた。

 県によると、15日は東京都や千葉県、埼玉県など他都県からの応援を含めた約2100人態勢で不明者を捜索。水が引いた地域で民家を一軒一軒訪ねて居住人数と安否を確認する戸別訪問を実施したほか、水田や畑、水路などで倒れている人がいないか確認して回った。

 市災害対策本部は、「16日も同様の捜索を行う」としている。市の担当者は「安否を確認する市民からの問い合わせは続いているため、残る不明者が完全にゼロになるまで捜索活動は続ける」と話した。


東日本豪雨 茨城・常総市の不明14人の無事を確認 1人は虚偽通報、捜索は継続
産経新聞 9月15日(火)22時48分配信

 茨城県は15日、東日本豪雨で常総市が連絡が取れないとしていた行方不明者15人のうち14人の無事を確認し、残る1人は虚偽通報だったと発表した。行方不明者はゼロとなったが、被害の全容が把握できていないため、戸別訪問などを通じて捜索は継続する。

 市は鬼怒川の堤防決壊から2日後の12日、連絡が取れない人数を「15人」と発表。以降、人数を変更してこなかった。県災害対策本部は「水が引き自宅に戻る避難者が増え、電話回線の復旧や携帯電話の電波状況の改善が進んだことなどから、確認作業が一気に進んだ」と説明している。

 県は14日午後7時までに14人分の安否を確認していたが、翌15日午前の災害対策本部の会議まで発表せず、常総市には会議終了後に伝えられた。対策本部は「不幸な話ならすぐ表に出さなければならないが、いい話なので対策本部で発表してから伝えればいいと考えた」と説明している。

 一方、太田昭宏国土交通相は15日の会見で、鬼怒川の堤防決壊部分を塞ぐ作業と、浸水地域の排水について「今週末に完了させることを目標としている」と述べた。宮城県・渋井川の堤防決壊部分では、川を管理する県に代わり国が工事をし、応急処置と排水は完了したと明らかにした。


<行方不明者>揺れる名前公表…個人情報保護か人命優先か
毎日新聞 9月15日(火)22時38分配信

 関東・東北豪雨で茨城県常総市が行方不明としていた15人のうち大半の無事を県が14日に確認していたにもかかわらず、市側に伝えたのは15日午前だったことが分かった。残る1人は虚偽通報に基づくもので実在しなかったことも判明。浸水現場では「15人」を前提に捜索を続けており、連携不足が浮き彫りになった。

          ◇

 過去の大規模災害では、迅速な捜索のため、行方不明者の名前の公表に踏み切ったケースがあり、自治体の判断は揺れている。

 75人の死者を出した昨年8月の広島土砂災害。広島市と広島県警は5日後に行方不明者のリストを公表した。当初、県警と市の発表で数に開きがあるなど混乱。行方不明者の公表基準がないなか、プライバシー保護と迅速な捜索との間で揺れた。「親族の同意なく、個人情報を公表できない」との意見もあったが、市の個人情報保護条例に基づき安否情報は公開できると判断。生存者がリストに含まれないよう、不明者を絞り込んだ。

 一方、昨年9月の御嶽(おんたけ)山(長野・岐阜県境、3067メートル)噴火では、長野県は行方不明者の名前を公表して絞り込むことを検討したが、寄せられた情報が約500件と膨大で不確実だったため見送った。7日目に「不明者は少なくとも16人」と公表。名前は「明らかにしてほしくない家族がいる」(県危機管理防災課)として公表しなかった。

 2011年3月の東日本大震災でも県によって対応が分かれた。福島県は発生約7~10日後に「所在不明の恐れのある方」を県警ホームページに掲載した。家族の同意はなかったが、家族の所在を心配している人たちのことを優先したという。宮城県と岩手県は非公表。岩手県総合防災室は、発生直後は安否の分からない人が多すぎて、公表できる状況ではなかったという。

 県と県警で判断が違うのが11年9月の紀伊半島豪雨。奈良県では14人が死亡、現在も10人が行方不明で、県警は不明者の職業▽名前▽年齢▽性別--を発表したが、県は人数と場所、状況のみ。県防災統括室は「個人情報保護が理由。山間地で住民が少なく、早期に避難状況を把握でき、公表のメリットも小さかった」と説明する。

 室崎益輝・神戸大名誉教授(防災計画学)は「通常、避難者は指定避難場所に来るため、行方不明者の把握がしやすい。だが、常総市の場合は自宅で避難生活を送ったり、個別に避難したりする人がいて、把握が難しかった。コミュニティー単位で避難者の確認をするなど、安否確認のシステムをつくる必要がある。不明者の氏名については、人命を優先して公表すべきだ。プライバシーの問題はあるものの、命の方が大事だ」と指摘している。【高橋咲子、福富智、横田香奈】

 ◇行方不明者

 災害時の行方不明者についての定義が省庁によって違うため、政府が1968年に統一。2001年に内閣府が改めて基準を示し、「災害が原因で所在不明となり、かつ死亡の疑いのあるもの」とした。警察や消防はこの基準に沿って不明数を数えている。国や自治体の災害対応の基礎となる防災基本計画によると、行方不明者を含む人的被害の集約は都道府県が行う。消防庁の通知では、名前を公表するかの判断は「都道府県や市区町村の災害対策本部にゆだねている」としている。


県警や消防、16日以降も捜索…常総市の水害
読売新聞 9月15日(火)22時4分配信

 鬼怒川の堤防決壊による茨城県常総市の水害で、県災害対策本部は15日、「安否不明」としていた最後の1人の無事が確認されたと発表した。

 だが、「まだ把握できていない不明者がいる可能性がある」として、県警や消防などは16日以降も捜索を続ける。県内では15日午後5時現在、35か所の避難所に、常総市民を中心とする計2464人が避難を続けている。

 災対本部が安否不明者としていたのは、本人や家族から救助要請があり、その後、連絡が取れなくなった人。氏名や性別、年齢などは伏せていた。15日午前には、それまで「15人」としていた不明者が水の引いた自宅に戻ったり、電話が復旧したりして無事が確認されたとして、「14人無事」と発表。同日午後には「全員無事」とした。


<関東・東北豪雨>常総最後の不明…実は虚偽通報で実在せず
毎日新聞 9月15日(火)21時36分配信

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行方不明者の捜索をする自衛隊員=茨城県常総市で2015年9月15日午後2時49分、猪飼健史撮影

 関東・東北豪雨で茨城県常総市が行方不明としていた15人のうち大半の無事を県が14日に確認していたにもかかわらず、市側に伝えたのは15日午前だったことが分かった。残る1人は虚偽通報に基づくもので実在しなかったことも判明。浸水現場では「15人」を前提に捜索を続けており、連携不足が浮き彫りになった。行方不明者の名前が非公表だったため情報が錯綜(さくそう)したとの指摘もあり、災害時の情報共有のあり方に一石を投じた。

 「14人の無事が確認されました」。15日午前9時50分から茨城県庁で始まった県災害対策本部会議で、県防災・危機管理課の大高均課長が報告すると、あまりに急激な減り方に出席者からどよめきが起きた。ほぼ同時刻に開かれていた常総市議会の本会議では、高杉徹市長が「安否が分からない方は今も15人いる」と説明していた。

 県によると、15人の安否確認は県警が戸別訪問や電話で進めていた。14日午後0時半から同7時にかけて計13人の無事を確認。しかし、県は「あとからでもいいと思った」(田中豊明防災・危機管理局長)と緊急性はないと判断し、15日の災害対策本部会議まで伝えなかった。会議後に記者会見した田中局長は「すぐ公表しないことは配慮がなかった」と述べた。

 残る2人のうち1人は15日に無事を確認。1人については「流されたという通報が虚偽で、実在しない不明者だった」としている。安否情報について県警は「県が統一して発表することでコメントする立場にない」としている。

 15日の捜索は約2160人態勢で実施。情報が伝わらなかった現場からは、戸惑いの声が上がった。愛知県春日井市消防本部から応援に来ていた原科享介さん(38)は「私たちは多くの人が不明だったからこそ現場に駆けつけた。一気に減って驚いた」と話し、ある自衛隊員は「15人と信じて、みんなで作業してきた。安否情報はすぐに広報してほしい」と話した。

 13日に遺体が市内で発見され、身元が特定された男性2人は15人に含まれていなかった。他に不明者が残されている可能性があり、県警などは捜索を続ける。

 一方、常総市内約2万3000世帯のうち、停電が続く4900世帯については16日に復旧する見通しだが、15日夕時点で約7400世帯が断水し、復旧の見込みは立っていない。【蒔田備憲、松本尚也、金森崇之】


鬼怒川線、連休前に復旧=東武鉄道
時事通信 9月15日(火)21時26分配信

 東武鉄道は15日、大雨の影響で線路の盛り土などが流失し、一部区間で運休していた鬼怒川線と日光線について、18日中の運転再開を予定していると発表した。
 同社広報部は「シルバーウイーク前には全線で運転再開したい」としており、大型連休初日の19日は始発から通常通りの運行を予定。一方、運転を見合わせている宇都宮線の安塚―西川田間については、橋桁などが流失しており復旧時期は未定という。 


情報伝達、提供で混乱=電源水没で機能停止―危機管理不備表面化・茨城県常総市
時事通信 9月15日(火)20時16分配信

 記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、15日までに安否不明者全員の無事が確認された。
 不明者をめぐる県と市の情報伝達に混乱が生じた一方、市の情報提供に対しても市民から不満の声が上がっている。非常用電源が水没して市役所が一時機能不全に陥るなど、行政の危機管理の不備が次々と表面化している。
 県は15日午前9時50分、県庁で開いた会議で不明者15人中、14人の無事を確認したと発表したが、市側は発表の約1時間後まで情報を把握していなかった。高杉徹市長は「もう少し早く知りたかったとの思いはある」と述べた。
 県は14日正午すぎに県警から「9人が無事」と連絡を受け、午後7時ごろには「さらに5人無事」との情報を得ていたが、15日の会議まで公表していなかった。県の田中豊明防災・危機管理局長は「すぐに公表する必要はないと考えた。市には発表直前に伝えた」と釈明した。
 さらに県は同日午後、「無事」とした人のうち1人は実在せず、通報が架空だったと発表した。
 市は不明者の氏名を公表してこなかった。多くは自宅や避難所にいたため、公表すればより早く無事を確認できた可能性がある。高杉市長は「個人情報を重く見た」と理由を説明した。警察は連絡が取れないだけの可能性があると判断し、15人を不明者に計上していなかった。
 15日午前には、決壊現場付近に住む住民ら約10人が市役所を訪れ、市の情報提供について高杉市長に抗議した。会社員の男性(57)は「市長が現場確認に来たのは14日夜になってから。連絡役の職員を求めたがなしのつぶてで、あまりに対応が遅い」と批判した。市は15日午後、16日から現場近くに職員を常駐させると発表した。
 決壊現場近くの住民に対し、市が堤防決壊後まで避難指示を出していなかったこともこれまでに判明している。
 市役所の危機管理態勢も疑問視されている。東日本大震災で被害があった市庁舎は昨年11月、同じ場所に新築された。ハザードマップには「鬼怒川の氾濫時、庁舎周辺が1~2メートル浸水する」と明記されていた。非常用発電装置と太陽光発電用の蓄電池はいずれも1階部分に置かれており、浸水で水没。停電で固定電話はつながらなくなった。庁舎の孤立状態は決壊2日後の12日朝まで続き、市役所はその間、事実上機能を停止した。 


浸水範囲10分の1に=なお2400人避難生活―鬼怒川決壊の茨城・常総
時事通信 9月15日(火)19時33分配信

 鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市の浸水範囲について国土地理院は、15日午前10時半の時点で約4平方キロになったと発表した。
 最大時の約40平方キロから10分の1に縮小したが、浄水場の水没で復旧が遅れている地域もあり、県によると、常総市の約2400人がなお避難生活を続けている。
 県によると、同市の停電は解消されつつあり、送電再開は約6300世帯に増えた。水の供給は北側の地域では復旧したが、南側は相野谷浄水場が水没したままで、約7400世帯への供給見通しは立っていない。
 15日午後、連絡が取れず安否が分からなくなっていた最後の1人も避難所で無事が確認された。県は同日、それ以前に無事を確認したとしていた14人のうち、1人が架空の人物だったと公表。人物名を挙げて「流されている」という救助要請があったが、県警が14日に通報者に確認したところ、通報そのものが虚偽だったと認めたという。 


言葉の壁、情報行き渡らず=ブラジル人、全国有数の割合―鬼怒川決壊の茨城・常総
時事通信 9月15日(火)18時59分配信

 鬼怒川の堤防決壊で冠水した茨城県常総市は、人口に占めるブラジル人の割合が全国有数だ。
 避難所には外国人約140人が身を寄せるが、言葉の壁から必要な情報が行き渡りにくく、不便を訴える人もいる。
 同市によると、総人口約6万5000人のうち外国人は約3900人で、うちブラジル人は最多の約1700人を占める。在東京ブラジル総領事館が15日に同市で開いた相談会には十数人が訪れ、ぬれたパスポートや在留カードを手に窮状を訴えた。
 日系3世のヒラノ・ドミンゴス・ジョニーさん(35)は4カ月前に自宅を新築したばかり。「1階はボロボロで、家財道具も全部駄目。これからどうすればいいのか」と力無く話した。
 同市ではホームページで避難情報を英語とポルトガル語で発表したが、日系2世で食料品店経営の古賀タカミチさん(52)は「携帯の電波がつながらず、確認できない人が多かった」と話した。
 避難所の石下総合体育館にはブラジル人ら外国人約30人が身を寄せるが、給水場所やごみの仮置き場の開設を伝える館内放送は全て日本語だ。市内のパン工場に勤めるペルー人パオラ・ムラサワさん(44)は日本語をほとんど理解できず、「英語でも放送してほしい」と嘆く。堤防決壊時には近くの自宅アパートにいたが、防災無線の内容が理解できなかった。外国人の同僚からフェイスブックを通じて「危ないから逃げろ」と連絡があり、2階に上がり難を逃れた。 


大雨の冠水地区を「長靴で歩くのは危険」 スニーカーの方がいい、は本当なのか
J-CASTニュース 9月15日(火)18時55分配信

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水害時にどんな靴を履くのが安全か、意見分かれる(2015年9月12日、常総市で撮影)

 関東・東北を襲った記録的な豪雨は常総市など各所に甚大な被害をもたらした。道路の冠水も広範囲で見られ、水かさが膝近くまで来ている場所を歩いている人たちには危険がつきまとう。長靴を履いている人が多いが、「これは危ない!」といった声もある。

 長靴に水が入って歩きづらくなる、というのが理由で、どうしても歩かなければならないのならスニーカーにしたほうがいい、という意見も出た。本当だろうか。

■長靴以上に水かさがあれば水が入り歩きにくくなる

 2015年9月10日放送のテレビ朝日系情報番組「ワイド!スクランブル」ではこの日、東武鉄道伊勢崎線「せんげん台」駅周辺の様子を生放送した。大雨の影響で電車が動かず、通勤、通学の人たちは膝近くまで冠水している駅周辺にとどまるしかなかった。

 それでも移動しようとする人もいて、何かに躓いたのか水の中に転倒する男性の姿も映った。実況中継したアナウンサーは、これだけ水が多いと下に何があるのか分からないから、本気で気を付けなければならない、とし、

  「裸足の人もいるが下が濁っていて見えないので、長靴や何かを履いて渡った方がいいと思われます」

と呼び掛けた。その直後に、気象予報士の船木正人さんがあわてて、

  「実は長靴もよくないんですよ」

と割って入った。長靴以上に水かさがある場合は、中に水が入ってしまい歩きづらくなる。歩く場合は、長い杖のような棒で前を確認しながら、

  「靴はスニーカーなど普段の靴を履くようにしたい」

と注意を呼びかけた。この放送がネット上で話題になり、

  「洪水のときは長靴は危険と」
  「浸水時の長靴ダメなんだ。知らなかった...。覚えておこう。。メモ」
  「でも、反面、スニーカー等だと水の中を流れる瓦礫等から足を守れないって気もする」

などといった議論がツイッターや掲示板で交わされた。釣りをやっている人にとっては常識だ、などと発言した人もいる。

「ウェーダー」と呼ばれるスーツを着ると動きやすい
 常総市がある茨城県の県民情報センターの担当者にそのあたりを聞いてみると、こんな答えだった。

  「今回の災害においては、長靴を履いて避難をすると危ないという指示は災害対策本部では行っておりません」

 ある長靴メーカーに取材すると、冠水時に長靴で出歩くのは危ないという情報がネット上に出回っているのを知っているが、それに忸怩たる思いをしているのだという。確かに長靴の中に水が入ると重くなり動きにくく、水の勢いで体ごと流されてしまうイメージがある、しかし、

  「長靴は膝近くまで水がある場所を歩くようには設計されていないし、仮にスニーカーや革靴を履いたとしても水に濡れ重くなるから結果的に変わらない。つまり、そのような場所を歩くのには適していないし、そもそも危険な場所は歩いてはいけない、ということなんです」

と説明した。冠水の深い場所を避けて長靴に水が入らない場所を選ぶならば履物は長靴が一番優れている。また、どうしても膝ほど高い冠水地を歩かなければならないならば、漁師が着ている長靴とサロペットが一体化したような「ウェーダー」と呼ばれるスーツを着ると動きやすい、ということだった。


<関東・東北豪雨>警察庁「不明」に含めず 常総市のケース
毎日新聞 9月15日(火)15時0分配信

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行方不明者の捜索をする消防隊員ら=茨城県常総市で2015年9月15日午前11時50分、望月亮一撮影

 警察庁災害警備本部は、関東・東北豪雨による被害状況を連日集約して発表してきたが、茨城県常総市の行方不明者数については「調査中で把握できていない」として、1人も計上してこなかった。常総市などが行方不明者の人数を発表する一方で、「電話が通じないなどの理由で連絡が取れないだけの可能性がある」と判断したためで、市などと連携して確認を急いでいた。

 茨城県が15日になって行方不明者の人数を大幅に減らしたことについて、警察幹部は「現段階でも警察として行方不明者を調査中であることは変わらず、終わったわけではない」と話している。

 今回、常総市などは行方不明とした人の氏名を公表しなかった。広瀬弘忠・東京女子大名誉教授(災害・リスク学)は「災害直後は誰が行方不明なのか、誰も分からない状態になる。行政は安否確認できない人の名前などを記載したリストを公表し、状況整理を図るべきだ」と話す。

 また、「生存が確認されることが被災者の不安やストレスの軽減に、不明者を確定させることが効率的な救助・捜索活動につながる。被災者の個人情報の保護を重視して公表をためらい、大量の行方不明者を抱え込むことは避けるべきだ」と指摘する。

 一方、中森広道・日本大教授(災害情報学)は「災害時は電話などの通信機器が使えず、情報把握が難しい。東日本大震災でも、生存者が一時行方不明者とされたことはあり、今回のようなことは起こりえる。行方不明者の氏名公表には個人情報の問題もあり、事前に住民との合意が必要だ」と話した。【長谷川豊、杉本修作、島田信幸】


東日本豪雨 不明者確認、県は14日午後5時には9人の無事確認 常総市長、県から情報なく「報道の指摘で知った」
産経新聞 9月15日(火)14時32分配信

 茨城県常総市の豪雨災害で、県が14日の段階で常総市の15人の行方不明者のうち9人の無事を確認していたことについて、同市の高杉徹市長は15日、「報道からの指摘があって知った」と話し、県から何も知らされていなかったことを明らかにした。

 高杉市長は、15日午前9時の時点で県と情報交換をした際、「人数に変わりはない」と報告を受けたという。市は午前9時過ぎから行った報道関係者への説明でも、行方不明者について「変わったという情報はない」と説明。その後行われた市議会でも人数が変わったという報告はなかった。

 一方、県は、県警の捜索などを通じて14日午後5時時点で9人の無事を確認、同日午後8時にはさらに5人の無事を確認していた。

 高杉市長は行方不明者との連絡の取り方について「市でも県でもやっていて、それを毎日確認し合っている。常に県から情報が来ているわけではない」と述べた。


東日本豪雨 常総市で不明の15人全員の無事確認 茨城県
産経新聞 9月15日(火)13時50分配信

 東日本豪雨に伴う水害で、茨城県は15日、常総市で連絡が取れなくなっていた残り1人と連絡がつき、無事を確認したことを明らかにした。

 これで、同市が連絡が取れず安否が分からないとしていた15人全員の無事が確認された。


<関東・東北豪雨>不明15人全員の無事確認 茨城・常総
毎日新聞 9月15日(火)13時43分配信

 関東・東北豪雨で茨城県は15日、同県常総市が行方不明としていた15人全員と連絡が取れ、無事を確認したと明らかにした。15人の詳しい状況は分かっていないが、市の不明者数のまとめが混乱していた可能性がある。


<関東・東北豪雨>流木で埋まる漁港 千葉・銚子
毎日新聞 9月15日(火)13時13分配信

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大雨で濁った水が海に流れ出し、半円状に茶色く染まる利根川河口付近=千葉県銚子市で2015年9月15日午前11時4分、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 流域で大きな被害を出した鬼怒川が利根川に合流して太平洋に流れ込む千葉県銚子市の銚子漁港では、大量に漂着した流木やごみの撤去に追われている。

 同港の漁港区域は河口から約8キロ上流にまで及ぶが、10日以降、沿岸の施設には枯れ枝や丸太、タイヤや発泡スチロールなどがたまり、漁船の運航に支障をきたした。管理者の県銚子漁港事務所によると漂着物は計約6000立方メートル以上といい、岸壁に寄せられた流木ごみを重機で陸揚げする作業を続けている。

 15日午前の段階で、三つある漁港ではほぼ撤去されたが、さらに河口の先端部にある銚子海上保安部の船着き場周辺は、吹き寄せられたごみで依然埋まっており、巡視船「つくば」を囲んでいる状態。同事務所は陸揚げしたごみをダンプで空き地に運び、保管後に焼却処分するという。【武田良敬】


常総市の浸水範囲10平方キロ、3分の1に縮小
読売新聞 9月15日(火)13時4分配信

 国土地理院によると、茨城県常総市内の浸水範囲は14日午前9時半時点で、東京都台東区の面積とほぼ同じ約10平方キロ・メートル。

 国土交通省などによるポンプ排水作業などにより、浸水範囲は11日と比べ約3分の1に縮小した。

 同院は、測量用航空機で撮影した画像などを基に浸水範囲図を作製している。それによると、現在の浸水範囲は決壊した鬼怒川と、東部の小貝川に挟まれた地域で、大部分は決壊地点から南側に広がる。

 11日には同市北側の下妻市境付近から、南部のつくばみらい市境付近まで、約31平方キロ・メートルに及んでいた。その後、水は徐々に引き、13日午前10時40分には約15平方キロ・メートル、14日午前には約10平方キロ・メートルとなった。同院によると、今回、一度でも浸水があった地域は南北約18キロ・メートル、東西約4キロ・メートルの約40平方キロ・メートルに達し、浸水範囲内の家屋など建築物の数は計約2万棟に及ぶと推定される。


除染袋314個、半数は中身が空
2015年9月15日(火)12時22分配信 共同通信

 東京電力福島第1原発事故の除染廃棄物を入れた袋が豪雨で福島県飯舘村の川に流出した問題で、環境省は15日、314袋を14日夜までに発見し、そのうち少なくとも163袋が破損していたと発表した。151袋は中身が空だった。

 保管してあった袋の数から計算すると、さらに81袋が流出しているとみられる。環境省は調査を急ぐとともに、回収作業を進める。

 村内を流れる新田川などの水が周辺の農地に流入し、保管していた袋が流れ出た。環境省によると、破損した163袋のうち94袋は農地の除染で刈り取った草木、15袋ははぎ取った土が入っていた。残りの54袋の中身は不明。


除染土のう、流出は395袋か=163袋は中身漏れも―環境省
時事通信 9月15日(火)12時19分配信

 福島県飯舘村の除染現場から刈り取った草木などの入った土のうが豪雨で流出した問題で、環境省は15日、流されたのは395袋に上るとの推計を明らかにした。
 うち314袋を14日までに発見し、191袋を回収。ただ未回収分を含め、少なくとも163袋に破損が見られ、中身が漏れ出た可能性があるという。
 除染作業の受注業者から聞き取った結果を基に推計した。中身漏れの可能性がある163袋のうち、148袋には草木などが、15袋には汚染土が詰まっていた。同省は「全体に与える影響は大きくないのではないか」と説明している。流出した土のうは飯舘村だけでなく、隣接する同県南相馬市でも見つかった。
 望月義夫環境相は15日の閣議後の記者会見で、「情報把握に時間を要し、住民や関係者の皆さまにおわび申し上げる」と陳謝した。 


ソーラーパネルの影響調査=鬼怒川、越水との関連検証―太田国交相
時事通信 9月15日(火)12時17分配信

 茨城県の鬼怒川で起きた水害をめぐり、同県常総市の川岸を掘削する形で設置された太陽光発電施設(ソーラーパネル)について、太田昭宏国土交通相は15日の閣議後記者会見で、水があふれた「越水」との関連を調べる方針を明らかにした。
 
 太田国交相によると、設置場所は堤防決壊地点の4キロ上流にある。大型土のうを積んで上下流と同じ高さを保っていたが、決壊前に越水が発生したため、掘削との関連を調べるという。
 国交相は、設置場所が河川区域外の私有地のため、「所有者による掘削を河川管理者が制限することはできない」と説明。自然堤防の役割を果たしている私有地の開発規制については、「財産権の制限になるため慎重な検討が必要だ」と話した。


茨城、不明発表の14人無事確認
2015年9月15日(火)11時50分配信 共同通信

 茨城県は15日、関東・東北水害で連絡が取れなくなっていた15人のうち、14人の無事を確認したと明らかにした。被害の大きかった常総市が安否不明者を15人と公表、県は市の発表数を不明者数としていた。対策本部によると、連絡が取れていない残りの1人は避難所にいるとの情報があり、確認を急いでいる。

 市は鬼怒川の堤防が決壊して以降、家族や本人から市に救助要請があった人のうち、連絡が取れない人数を公表。12日朝に15人と説明して以降、変更はなかった。一方で県警は「一人一人確認している」として不明者数を明らかにしていない。


<関東・東北豪雨>家電回収で混乱 「対象外」で反発、撤回
毎日新聞 9月15日(火)11時49分配信

 宮城県大崎市では、水没した家財道具などの災害ごみの処理を巡って住民から不満が出た。市が13日から始めた災害ごみの収集対象から、家電リサイクル法によりリサイクル料などの処理費用負担を所有者に義務づけているテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの6品目を外したためだ。

【写真特集】常総市の鬼怒川決壊…ごみ仮置き場はパンクしています

 市の方針に被災者からは「1階にあった家具も家電も全部ダメになった。あまりにもたくさんごみがあるのに、市の職員に『自分で処分して』と言われてがくぜんとした。処分費用だけでかなりお金がかかる」(62歳の男性)などの批判が相次いだ。

 こうした声を受けて大崎市は14日、当初の方針を転換し、処理費用を市が負担して業者に運搬してもらうことを決めた。19日から引き取りを始める。既に自己負担で処分した被災者に対しても補填(ほてん)する。【山田研、本橋敦子】


福島・飯舘の除染袋、豪雨で流出は395袋
読売新聞 9月15日(火)11時43分配信

 東日本で降った記録的な豪雨で福島県飯舘村の除染作業現場近くの川が氾濫し、放射性物質に汚染された草などを詰めた袋が流された問題で、望月環境相は15日、流出したのは計395袋(計395立方メートル分)に上るとみられると発表した。

 村内の除染作業で使われていた袋を全て数え、流出数を推計した。314袋は発見できたが、うち151袋の中身は空で、残り81袋はまだ見つかっていないという。

 空だった151袋は、破れたり、袋の口が開いたりした状態で見つかった。汚染された草などが漏れ出た可能性が高いが、望月環境相は「多くは最近刈られた草木で放射線量は低いため、周辺環境に影響を与える可能性は低い」と説明している。


<関東・東北豪雨>ごみ始末四苦八苦 常総、仮置き場パンク
毎日新聞 9月15日(火)11時24分配信

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水害によって発生した廃棄物を仮置き場に捨てる住民ら=茨城県常総市で2015年9月15日午前8時23分、猪飼健史撮影

 関東・東北豪雨で鬼怒川が決壊した茨城県常総市では、浸水した住宅などで後片付けが始まり、大量の災害ごみが出ている。豪雨による市内の廃棄物はすでに1年間の1.3倍の約2万4300トンに達した。市内にある仮置き場の周辺では、ごみを運び込む住民らが長い車列をつくり、「復旧作業の妨げになる」との声が上がる。【二村祐士朗、加藤栄】

 布団、ソファ、畳、タンス、自転車……。常総市水海道高野町の「茨城職業能力開発促進センター」敷地内に設けた仮置き場では、泥水をかぶった災害ごみが高いところで5メートルまで積まれている。15日午前8時の開門時点で、すでに約1.5キロの車列ができていた。

 列の前方にいた同市水海道橋本町、無職、神戸栄さん(73)は午前6時から並んでいたという。自宅1階が水没し、軽トラック3台分のごみが出た。「家の前に置くわけにいかない。回収してくれたらありがたいのだが」とため息をついた。

 県は被災後、6カ所に仮置き場を設けたが、すぐに満杯になり閉鎖した。14日に新たに設けた同センターや市外施設など計3カ所の周辺でもトラックの車列ができている。県担当者は「新たな仮置き場を設置できるか、周辺への配慮などハードルは高い」と話す。災害ごみは大型の家具類が多いが、住民の多くは自家用車が水没し、仮置き場までは知人や親戚に借りた軽トラックで運び込むケースが多い。

 市は車がない人のための回収や運搬を業者に依頼することも検討している。

 ◇漁港にも大量に漂着 千葉・銚子

 鬼怒川が利根川に合流して太平洋に流れ込む千葉県銚子市の銚子漁港では、大量に漂着した流木やごみの撤去に追われている。

 10日以降、沿岸の施設には枯れ枝や丸太、タイヤや発泡スチロールなどがたまり、漁船の運航に支障をきたした。管理者の県銚子漁港事務所によると漂着物は計約6000立方メートル以上といい、岸壁に寄せられた流木ごみを重機で陸揚げする作業を続けている。

 15日午前の段階で、三つある漁港ではほぼ撤去されたが、さらに河口の先端部にある銚子海上保安部の船着き場周辺は、吹き寄せられたごみで依然埋まっている状態だ。【武田良敬】


<関東・東北豪雨>不明の14人無事 残る1人も避難の情報
毎日新聞 9月15日(火)11時1分配信

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張り出された避難者名簿を不安そうに見つめる人たち=茨城県常総市役所で2015年9月14日午後4時50分、二村祐士朗撮影

 関東・東北豪雨で茨城県は15日、同県常総市が行方不明としていた15人のうち14人と連絡が取れ、無事を確認したと明らかにした。残る1人は今も連絡が取れていないが、避難所にいるとの情報もあり、市と県警が確認を急いでいる。14人の詳しい状況は分かっていないが、市の不明者数のまとめが混乱していた可能性がある。

 不明者数をめぐってはこれまでも情報が錯綜(さくそう)していた。常総市は当初、市に寄せられた救助要請のうち、連絡が取れなかった住民の数を行方不明者数としていた。11日は22人と発表し、その後、31人まで増えたが、所在確認を進めた県警と情報を精査したところ、16人の生存が判明、12日に15人と訂正していた。

 一方、市は不明者の氏名について「個人情報保護のため」として、公表を見送ってきた。公表すれば、家族と連絡が取れた該当者が名乗り出て不明者数が減るのではとの指摘もあったが、市は応じなかった。13日、男性2人の遺体が市内で見つかり身元も確認されたが、市は「不明者数は15人のまま」と説明していた。しかし、県警によると、捜索や戸別訪問によって順次、無事を確認していたという。

 常総市は15日午前、県が不明者数を1人と発表した直前の記者会見でも「15人で変わりがない」としていた。高杉徹市長は報道陣に「不明者数の変更について県から市に連絡があったのは15日午前11時ごろ。見つかったのは喜ばしいことだ」と説明した。

 市立豊岡小学校に避難している同市水海道(みつかいどう)森下町、無職、高橋恵子さん(75)は「多くの人の無事が確認できてとてもよかった」と笑顔を見せたが、不明者数が突然変わったことに戸惑った様子で「市が(一部の浸水地域に)避難指示を出さなかった問題もあるし、もっとしっかりしてほしい」と注文をつけた。同じ小学校に身を寄せる同市中妻町、無職、倉持作治さん(83)も「連絡が取れない知人のことを心配していたが、安心した。何度も不明者の数が変更されており、市は真剣に情報を把握してほしい」と話した。【玉腰美那子、金森崇之】


常総市で安否不明だった15人全員の無事確認
読売新聞 9月15日(火)10時34分配信

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冠水した道路をボートで自宅まで運んでもらう住民ら(15日午前9時16分、茨城県常総市で)=稲垣政則撮影

 記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市の浸水被害で、県災害対策本部は15日、安否不明としていた15人全員の無事を確認したと発表した。

 ただ、浸水地域で13日に遺体で発見された男性2人は安否不明者の中に含まれていなかった。市内にはなお浸水地域が残っており、県警や自衛隊は引き続き捜索を続ける。

 県によると、無事が確認された15人は、電話の復旧で連絡が取れるようになったり、水が引いて自宅に帰る住民が出たりして県警が無事を確認したという。

 県は、14日午後5時頃に県警から「安否不明者が6人に減る」と報告を受け、同8時頃には「さらに5人の生存が確認できた」と連絡を受け、同日のうちに14人の無事が確認できていた。しかし、県災害対策本部の一部の幹部で情報を共有しただけで、15日午前まで常総市に連絡していなかった。

 県災害対策本部が安否不明者としているのは、本人や家族から救助要請があり、その後、連絡が取れなくなっている人。人数だけを発表し、氏名や性別、年齢などは伏せている。

 県内の避難者は、15日午前10時現在、35か所の避難所に計2681人がおり、ほとんどは常総市民が占める。

 県内で床上・床下浸水した住宅は計1万2091棟(床上4786棟、床下7305棟)で、うち約9割(1万1000棟)が常総市に集中している。濁流で倒壊した家屋も多く、県は避難生活の長期化は避けられないとしている。


東日本豪雨 常総市の不明者15人中14人と連絡とれる 茨城県災対本部
産経新聞 9月15日(火)10時29分配信

 東日本豪雨に伴う水害で、茨城県災害対策本部は15日午前、同県常総市が連絡が取れず安否が分からないとしていた15人について、14人と連絡が取れたことを明らかにした。

 残る1人についても避難所にいるとの情報があり、確認を急いでいる。対策本部では「これ以外にも安否について相談が寄せられている」としている。


常総ソーラー施設2カ所は国交省管轄外
日刊スポーツ 9月15日(火)9時57分配信

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メガソーラー設置現場は14日、仮堤防を造るために大量の土が運び込まれていた

 茨城県常総市若宮戸で建設されたソーラー発電施設が越水の原因になったと住民が主張している問題で、施設は国交省の管轄する「河川区域」外に建設されていたことが14日、分かった。

 国交省の下館河川事務所によると、この地域には2つのソーラー施設がある。河川敷側の事業者からは建設前に問い合わせがあり、協議して河川区域外に施設を造った。もう1つの業者は敷地がそもそも河川区域外にあり、協議はなかったという。

 太陽光発電の装置自体の設置には、建築確認などの許可は必要ない。一方で市役所都市整備課によると、1ヘクタール(1万平方メートル)以上の土地の切り崩しを伴う場合は市の「開発許可」が必要。ただ、業者の開発範囲は1ヘクタール未満とみられ、市に申請はなかった。その後、自然堤防の切り崩しを心配した住民の訴えを受け、河川事務所が土のうを積んでいた。

 河川事務所などによると、当該地域には人工堤防の建設計画があったことがあるというが、建設はされていない。堤防建設の必要性を判断する際、「自然堤防」といわれる既存の地形も判断材料になっていたのかどうかについて、河川事務所は「水害の応急復旧中であり、今は調査が難しい」としている。【清水優】


大地震の支援お返し…台湾出身ボランティア常総市に駆けつける
スポーツ報知 9月15日(火)9時36分配信

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常総市役所にボランティアに駆け付けた台湾出身の林秋里さん

 関東・東北水害で鬼怒川の堤防が決壊した茨城・常総市では14日、平日にもかかわらず、多くのボランティアが復旧作業を手伝った。

 台湾出身で東京に住む主婦・林秋里(しゅり)さん(68)は13日、同郷の主婦ら11人と駆け付けた。市役所本庁舎2階で、各地から届いた多くの衣料品、食料、おむつなど支給品の仕分けをして、被災者に手渡している。「少しでも皆さんが笑顔になってくれれば」

 林さんは、2011年3月11日の東日本大震災の際も、壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市、大槌町などを訪れ、炊き出しや寄付をしたという。

 「1999年9月に台湾で大地震が起きた時、日本はどの国より早く、支援してくれた」。当時の感謝の思いが、林さんを被災地に向かわせた。

 市役所によると、13、14日の2日間で全国から集まったボランティアは約300人。外国人は、林さんらが初めてという。

 4日前に冠水した本庁舎の1階の水は引いた。だが、イスがひっくり返り、床のタイルが剥がれ大きな水たまりが残っている。林さんは「周囲もまだ泥だらけで復旧まで時間がかかりそう」と心配そうに話した。(江畑 康二郎)


東日本豪雨 5日目、停電・断水「全然だめ」 避難所出られず体調不良も
産経新聞 9月15日(火)7時55分配信

 東日本豪雨による鬼怒川の堤防決壊で、東部の広範囲が浸水した茨城県常総市。決壊から5日目となる14日、ボランティアとともに自宅の後片付けを進める住民の姿が見られる一方、浸水地域の大半で断水や停電が続き、完全復旧の見通しは立っていない。避難所で寝泊まりする被災者の中には体調不良を訴える高齢者もおり、避難の長期化を覚悟した徒労感が広がる。

                   ◇

 「まだだめ、全然だめ」。同市中妻町の自営業、近藤貴美也さん(58)はうんざりしたように話す。泥水が引いて自宅に戻っても、水道や電気を使うことができない。近藤さんは「雨がやんでから暑い日が続いているから、片付けの途中にちょっとクーラーのついた部屋で休むとか、冷たいものも飲みたいんだけど。ぜいたくかな」と力なく笑った。

 別の無職女性(70)は「冷蔵庫が機能しないと食べものが保管できないから、避難所以外で何か食べようと思ったらお金がかかって仕方ない。早く電気が通ってほしい」と嘆いた。

 東京電力によると、常総市内の浸水地域では、14日中に決壊地点より北側の約3400世帯で復旧したが、南側の約7800世帯は復旧のめどが立っていない。

 一方、水道は13日から石下(いしげ)地区の一部約4400世帯に試験的に送水を再開したが、市役所を含む水海道(みつかいどう)地区の約7400世帯では、供給する浄水場が冠水したままで当面の間は給水に頼るしかない。

 避難者は14日午後3時時点で、市内の避難所27カ所に2223人。インフラが整わないために避難所を出られない人も多い。

 夜は避難所で過ごし、昼は自宅の片付けに出かける同地区の沖田鉄男さん(71)は「土砂を洗い流すのに一刻も早く水を使いたい」とつぶやく。

 1歳の長男を連れて避難生活を送る石下地区の会社員、大久保拓也さん(41)は「周囲は気遣ってくれるが、やっぱり夜泣きなどで迷惑かなと思ってしまう。いつまでここにいることになるのか…」とため息を漏らす。避難所を出るには自宅近くに新居を探さないといけないが、そのためには水道や電気が復旧することが不可欠だ。

 石下地区の地域交流センターでは仮設トイレを新たに8つ設置したが、避難者や近隣住民らの利用でフル稼働し、2つがバッテリーが上がって使用できなくなった。「物資も医療も十分支援が届いているが、衛生面は最悪ですね」と同センターの斉藤永次さん(59)は打ち明ける。

 長引く避難生活に体調不良を訴える人も。水海道地区の高校に避難している女性(68)は「のどが痛い。土が口の中に入っているのかもしれない」と訴える。市内では乾燥した土砂が土ぼこりとなって舞い続けている。女性は「いつまでこんな生活を続ければ…」と言葉少なに語った。

 避難所で診療にあたる日本赤十字社は医師、看護師ら7人一組で対応。担当者は「のどの痛みや鼻水を訴える人が多い。環境が変わったことによるとみられる腹痛を訴える人も出ている」と話した。

 「避難生活が長引けば、周囲の目にさらされ、いらいらも募る。夜寝られないという相談も多い」。常総市職員で保健師の土橋喜子さん(31)は不安そうに訴えた。


「おとうさん流されちゃった」 東日本豪雨で犠牲…家族ら深い悲しみ
産経新聞 9月15日(火)7時55分配信

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被災地区では警察、消防、自衛隊らが戸別訪問で安否確認を行っている=14日午後、茨城県常総市(川口良介撮影)(写真:産経新聞)

 東日本を襲った豪雨で13日、新たに茨城県で2人、栃木県で1人が変わり果てた姿で見つかった。無事の再会を祈り続けてきた家族や友人らは、深い悲しみに暮れた。

 ■常総市・栗田要也さん 「真面目な職人」

 鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市で、東京から来た女性(41)が捜していた行方不明の父親は13日、自宅から約1キロ離れた水田で変わり果てた姿で見つかった。「どこかで生きていてほしい」。女性の願いは届かなかった。

 死亡が確認されたのは、同市三坂町の無職、栗田要也(かなや)さん(71)。堤防決壊後、自宅の資材置き場の上に避難していたが、濁流にのまれた。

 温厚な人柄で、夫婦仲が良かった。トラックに資材を積み、妻(73)と二人三脚で外装の仕事に駆け回る姿を、近所の人たちがよく見かけていた。休日には、遊びに来た子供や孫たちと楽しそうに過ごす声が響いていたという。

 近所の男性(77)は「本当に真面目な職人で、いつも早朝から夜遅くまで働いていた。奥さんとはまさにおしどり夫婦といった感じ。本当にかわいそうだ…」と肩を落とした。

 幼なじみの中沢俊一さん(75)は10日午後、栗田さんの妻と一緒に自衛隊のヘリコプターで救出された。妻が「おとうさんは流されちゃった」と言って、ずっと外を見つめていたのが脳裏に焼き付いている。

 「栗田さんとは子供のとき、鬼怒川で一緒に泳いで遊んでいたのに、まさかこんなことになるなんて…」。中沢さんは声を詰まらせた。

 栗田さんの仕事仲間で、地元の上三坂地区の区長、渡辺操さん(70)は「面倒見が良く、周りへの気遣いのある『親方』だった」と振り返る。

 渡辺さんは10日朝、栗田さんと一緒に、鬼怒川の堤防でみるみる増水していく川の様子を見ていた。堤防が徐々に削れ、「ドン」と大きく崩れたのを見て、「危ない」と自宅に戻る途中で濁流にのまれた。約1キロ流されたが、運良く用水路の橋の上に流れ着いて助かったという。

 「お前はもっと頑張れということなのかな。みんなが少しでも安心できるように区長の役割を果たさないと」。渡辺さんはこう言って笑ってみせた。(緒方優子、桐原正道)

 ■日光市・佐藤悦史さん 「優しく気遣いできる子」

 勤務先近くの増水した川で溺れ、11日に亡くなった栃木県日光市の団体職員、佐藤悦史(よしふみ)さん(25)。母親の裕子さん(54)は「優しくて、気遣いのできる子だった」と話し、声を詰まらせた。

 3人きょうだいの長男。大学で社会福祉を学び、日光市内の障害者福祉施設に就職した。「スーパーに寄ると必ず、『何か買うものある?』と連絡をくれた」(裕子さん)。東京にいる妹が病気になると、車を飛ばして駆けつけた。アイドルが好きで、コンサートを見に友達と九州まで行くなど趣味にも精力的だった。

 社会福祉士の資格を取得するなど仕事に打ち込み、充実した日々を過ごしていた。事故当日の10日も「じゃあ、行ってくる」。大雨の中をいつも通り出勤したが、勤務先の駐車場近くを流れる小川が増水、浸水を防ぐため点検中に排水管に落ちた。約1時間後に救助されたが、意識不明の状態が続いた。

 家族全員で励まし続けたが、徐々に鼓動は弱まっていった。「最後は弟が『家は俺に任せろ』と大声で呼びかけて。きっと安心して旅立ったと思う」

 弔問に訪れた勤め先の同僚が、仕事中の悦史さんを撮影した写真を見せてくれた。「誇りを持ち、生き生きと働いていたのが分かった。職場のために全力で活動した結果だから、本人としてはやり切ったんじゃないかな」。目を真っ赤にはらし、つぶやいた。(豊嶋茉莉)

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