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2015年9月14日 (月)

栃木で50年に1度の大雨、栃木、茨城に大雨特別警報・11

気象庁は未明に栃木県に、朝に茨城県にそれぞれ大雨特別警報を発表し、自治体の避難情報に従って安全を確保するよう呼び掛けた。栃木県では1人が心肺停止、1人が行方不明となり、茨城県内では鬼怒川が氾濫した。

栃木、茨城、千葉の各県では土砂災害や河川の氾濫などのため計約16万人に避難指示が出された。

栃木県では日光市・今市で10日午前10時40分までの48時間雨量が613.5ミリに上るなど、観測史上最多雨量を記録する地点が続出した。関東と東北南部では土砂災害警戒情報が各地に出された。

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リンク:茨城の水害、コメに大打撃 - 速報:@niftyニュース.
リンク:常総ソーラー業者正式手続き主張 市の対応に訴訟も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>安否確認、必死の親族 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:浸水被災の常総市、空き巣の被害相次ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:不明15人、捜索難航…豪雨被害の茨城・常総市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>常総市15人不明 2000人態勢で捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>空き巣被害相次ぐ 常総市の被災地域 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川決壊は民主政権が事業仕分けをしたせい 民主・蓮舫議員が「悪質なデマ」と反論 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川堤防決壊 不明の父親遺体で見つかる 家族の願い届かず… - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>菅官房長官、避難指示遅れ検証を - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総市の浸水面積4分の1に - 速報:@niftyニュース.
リンク:鬼怒川堤防決壊 避難者「心がこもっていておいしい」 在日スリランカ人がカレーのおもてなし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総の男性2人は溺死 - 速報:@niftyニュース.
リンク:鬼怒川堤防決壊 一部の学校再開 被災地域は必死の片付け続く 茨城・常総 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:井戸水汚染、注意呼び掛け=浸水で有害物質流入も―茨城県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川の氾濫危険水位、2メートル56引き下げ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:15人、安否依然分からず=水道、電気徐々に復旧―鬼怒川決壊の茨城県常総市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:川の中の木で水位上昇…鬼怒川決壊で専門家調査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>決壊後、川方向へ誘導…市外避難考えず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>仕事熱心、あだに…倉庫で作業、濁流に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災者の生活支援、迅速に=豪雨災害で指示―山谷防災相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鬼怒川堤防決壊 民主・枝野氏 「スーパー堤防の事業仕分けは全く関係ない!」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨被害、1000人態勢で不明者捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:常総市の対応検証=菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本豪雨 機動隊員らが戸別訪問で安否確認 「心配事あれば警察へ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>常総で災害FM、放送開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>死者7人、不明15人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:堤防決壊前に6地区に避難指示出さず…市長陳謝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・常総で2遺体発見=栃木でも1人、死者7人に―豪雨災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:一部解消も、続く断水・停電=情報届かずいら立ちも―排水急ピッチ・茨城・常総市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警視庁機動隊も住民の安否確認 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>住宅を1軒ずつ訪問…安否確認本格化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東・東北豪雨>除染廃棄物流出さらに53袋確認…福島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:激流に耐え命救った白い家、胸中にあったのは大震災 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

茨城の水害、コメに大打撃
2015年9月15日(火)6時38分配信 共同通信

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 大きな被害を受けた水田で水につかった稲穂=15日午前、茨城県常総市

 関東・東北水害では、収穫時期を迎えていたコメを中心に茨城県の農業にも大きな被害が出た。15日で発生から6日目を迎えたが、鬼怒川の堤防が決壊した常総市などでは調査が進んでおらず、被害の全容は明らかになっていない。

 浸水した地域は、コシヒカリを中心に栽培する豊かな水田が広がる一帯だった。収穫が始まったばかりで、県によると、浸水地域にあった水田の約8割が刈り取り前だったという。

 茨城県の12日午後5時現在のまとめによると、水稲被害は約1600ヘクタール、推計被害金額は5億円を超える。

 ただ、常総市や八千代町の被害が確定しておらず、数字は今後、大幅に増えそうだ。


常総ソーラー業者正式手続き主張 市の対応に訴訟も
日刊スポーツ 9月15日(火)2時19分配信

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常総市若宮戸地区のメガソーラー設置現場は一部パネルが撤去されて仮堤防を作るために大量の土が運び込まれていた(撮影・三須一紀)

 茨城県常総市を流れる鬼怒川の大規模水害で、川岸に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設した民間業者が砂丘を掘削したことが氾濫に与えた影響が取りざたされてる問題を受け、建設業者が14日、日刊スポーツの取材に応じた。建設業者社長(45)は、掘削した砂丘が「自然堤防」という認識がなく、同市側に対し、正式な手続きを踏んでいることを主張した。

 鬼怒川の氾濫により大きな被害を受けている常総市若宮戸地区の住民が、「自然堤防の掘削が原因」と主張している。掘削工事が始まった昨年3月から一貫して反対してきた住民は被災後、涙ながらに訴えていた。

 この問題を受け、メガソーラーを設置した建設業者の社長が取材に応じ、高さ2メートル、長さ150メートルあったとされる砂丘に対して「自然堤防だという認識すらなかった」と話した。

 社長によると、13年末に土地を購入した際の重要事項説明書にも「自然堤防」という記載はなく、「見た目でもいわゆる砂の丘で、川の氾濫を食い止められる堤防には見えなかった」と振り返った。高さについても当初から「中央部分は2メートルもなかった」と話した。

 社長や地元住民によると、「自然堤防」一体には1964年(昭39)の東京五輪前、もう少し高い丘だったという。社長は「東京五輪の(環境整備の)ために、その砂を売ったと聞いた。その後たまたま残ったのが、あの部分に残ったみたいです」と話した。

 メガソーラー設置のため、14年1月から工事を開始。同年3月ごろに地域住民から砂丘掘削工事に対する反対の声が上がり、同市と国交省下館河川事務所の担当者と協議した。河川事務所側からは、住民の不安を払拭(ふっしょく)するために土のうを積ませてほしいと頼まれ「快く許諾した」という。

 その際、河川事務所からは「土のうを積まなくても、こちら側からは河川の水は来ないだろう」と言われ、さらに担当者から「自然堤防」という単語は出てこなかったという。

 同じ時、同市職員から事業に関する届け出を求められ、社長はそれに応じ、正式な手続きを踏んだという。同市役所の都市整備課によると、1万平方メートル以上の土地の切り崩しを伴う場合は市の「開発許可」が必要。社長によると今回掘削した砂丘は7000平方メートルで申請の必要はなかったため、事前の届け出はしていなかった。掘削はしなかったメガソーラー設置面積を含めると約3万平方メートルだという。

 社長は「近隣住民の不安も分かるので、土のうは4メートルでも5メートルでも積んでもらっても良かった」と振り返る。ただ、同市の対応には納得がいかない。「打ち合わせもして、正式な手続きを踏んだ。それなのに市の人間がテレビで、砂丘の掘削が越水の原因だと言っていた。このままでは訴訟も辞さない」と話した。【三須一紀】


<関東・東北豪雨>安否確認、必死の親族
毎日新聞 9月15日(火)0時35分配信

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張り出された避難者名簿を不安そうに見つめる人たち=茨城県常総市役所で2015年9月14日午後4時50分、二村祐士朗撮影

 関東・東北豪雨に見舞われた茨城県常総市の避難所では、連絡が取れなくなった親族の安否確認を求める人たちが「少しでも消息を知りたい」と避難者名簿の閲覧や情報収集を続けている。鬼怒川の堤防が決壊して14日で5日目。無事を願う関係者には、待ち時間が重くのしかかる。【加藤栄、二村祐士朗】

 同日午後5時すぎ、常総市役所入り口。仕事の後に駆けつけた、同県つくばみらい市の会社員、中山昭雄さん(43)は、張り出された避難者名簿を食い入るように見つめた。

 鬼怒川沿岸の常総市水海道(みつかいどう)橋本町のアパートで1人暮らしだった義父(76)とは決壊後、連絡が一切取れないからだ。「今名前を捜してるんだけど……」。中山さんは何回か名簿を見直しながら、子育てで留守を預かる妻と携帯電話で話すが、声は沈んだままだ。

 義父を捜すため、12日に別の親族がアパートを訪れたが、水浸しの室内は無人。妻は近所の人に電話で聞き回った。義父は10日午後に避難する際、ステテコ姿で市役所に向かったとの証言にたどり付いた。警察や市役所には「行方不明になっている」と届け出た。義父が通っていた市内のデイサービス施設の職員も情報は持ち合わせていなかった。

 義父は話し好きで気さくな性格。脳梗塞(こうそく)で数年前に倒れ、後遺症で体調がすぐれないことがあった。「祈るような気持ちです」。避難者名簿に義父の名前は見当たらず、中山さんは自転車に乗って市役所を後にした。

 この日、親族と再会できたケースもある。茨城県つくば市の市村澄子さん(68)は、連絡が取れなかった姉夫婦の情報を求め、市役所の名簿前にいた。堤防決壊のニュースを見た直後、夫婦宅に電話し2人とも無事を確認できたが、翌日からつながらなくなった。水が引くまで待ち続け、名簿に名前がなかったため、その足で夫婦宅に向かうと再会できた。「よかった」。思わず姉の手を握りしめた。

 ◇久々電気復旧、心にも明かり

 茨城県常総市では、14日も3割以上の世帯で停電が続いたが、電気の戻った家庭では、久しぶりの明かりの下、ぬれた家財道具を整理する人や自宅でくつろぐ人の姿が見られた。同市本石下の中学教諭、鈴木和之さん(55)は2階建て住宅が床上浸水の被害に遭い、家族らとつくば市内の親類宅へ身を寄せた。11日午後に自宅へ戻り、ランタンの明かりで過ごした。

 鈴木さんは蛍光灯の明かりにほっとした表情を浮かべたが、「普通の生活まで2、3カ月はかかるのでは」と話した。【黒川晋史】


浸水被災の常総市、空き巣の被害相次ぐ
読売新聞 9月14日(月)23時0分配信

 茨城県常総市で、住民が避難して無人となった民家を狙う空き巣の被害が相次いでいる。

 県警によると、浸水が起きた10日から14日にかけて、「自宅に戻ると、物色されて現金が盗まれていた」などの被害届が約20件、常総署に出された。大半が一戸建ての住民からで、財布から現金を抜き取られたり、貴金属が盗まれたりしたという。無施錠の玄関や割られた窓ガラスから侵入されたとみられる。

 鬼怒川の堤防が決壊した10日の夜から11日朝にかけて9件の被害が集中し、その後も通報が続いているという。場所は三坂町、若宮戸、小保川、本石下地区が中心で、浸水地域と重なり、窃盗被害にあった小保川地区の男性(62)は「人の不幸につけいるとは許せない」と怒りをあらわにしていた。

 常総署は「一時帰宅後に避難所に戻る際には必ず施錠をし、不審な人を見たらすぐに通報を」と呼びかけている。


不明15人、捜索難航…豪雨被害の茨城・常総市
読売新聞 9月14日(月)22時0分配信

 記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、甚大な被害を受けた茨城県常総市では14日も安否不明者15人の捜索が行われた。

 だが、浸水域はいまだに広範囲にわたり、水が引いた地域でも警察官らが住宅を1軒1軒回って確認する必要があるため難航している。13日には、同市で男性2人の遺体が発見され、栃木県栃木市でも男性1人の遺体が見つかり、豪雨による犠牲者は計7人となった。

 茨城県警などによると、常総市で13日に見つかった遺体は同市三坂町、無職栗田要也(かなや)さん(71)と同県つくば市真瀬、会社員布施政昭さん(51)。栃木市の遺体は同市藤岡町藤岡、小倉治さん(68)。死因はいずれも溺死とみられる。

 常総市によると、栗田さんと布施さんは、行政機関に救助要請などの連絡がなく、不明者15人に含まれていなかった。14日は警察、自衛隊、消防が計約1940人態勢で捜索と救助活動にあたった。


<関東・東北豪雨>常総市15人不明 2000人態勢で捜索
毎日新聞 9月14日(月)21時31分配信

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鬼怒川(左奥)の決壊した現場南部の地域。今も冠水したままの状態が続く=茨城県常総市で2015年9月14日午前9時36分、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、14日も、警察や消防、自衛隊が約2000人態勢で、行方不明とされる15人の捜索を続けた。しかし、依然、浸水地域があり、捜索は思うように進んでいない。一方、市内では一部でライフラインが復旧したが、完全復旧までには時間がかかりそうだ。

 13日に茨城県で2人、栃木県で1人の遺体を新たに発見。豪雨による死者は計7人。国土地理院によると、常総市などの浸水範囲は最大40平方キロで、ポンプ車などで排水しているが、14日午前9時半現在、約10平方キロが浸水している。地形学が専門の池田宏・元筑波大助教授は「この地域は水田が多く、水はけが悪いうえ、下流ほど標高が低く、水が引かない」と指摘。捜索関係者は「(捜索終了まで)どの程度時間がかかるかは見通せない」という。

 常総市民の避難者は午後3時時点で2223人。約4000世帯で水道が仮復旧したが、全世帯の3割以上の約7500世帯は断水が続き、復旧の見通しは立っていない。停電も約7800世帯に上る。

 一方、茨城県内では農作物の被害も深刻化。被害額は少なくとも9億2000万円以上。常総市は含まれず、さらに増える見通し。栃木県では農業関係で約19億3600万円、宮城県では道路などで約10億5500万円の被害が判明している。【蒔田備憲、玉腰美那子、三上剛輝、野田樹】


<関東・東北豪雨>空き巣被害相次ぐ 常総市の被災地域
毎日新聞 9月14日(月)21時14分配信

 関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市の被災地域で、現金や貴金属などが盗まれる空き巣被害が相次いでいる。「見知らぬ人がいる」などの不審者情報も多く、県警常総署は警戒を強めている。

 同署によると、空き巣の覚知件数は10日未明~11日朝までで9件。その後、避難所から戻って被害に気付いた住民からの通報もあり、13日には計十数件になった。さらに増える可能性もある。被害が出たのは同市三坂町、若宮戸などで、被災直後に住民の多くが避難所に移動していた地域だった。

 同署は夜間パトロールを強化するとともに、鍵を開けたまま避難した住民に自宅に戻って施錠するよう求めている。しかし、車などが流されて帰宅できない住民も少なくなく、同署は対応に苦慮している。【高木香奈】


鬼怒川決壊は民主政権が事業仕分けをしたせい 民主・蓮舫議員が「悪質なデマ」と反論
J-CASTニュース 9月14日(月)19時59分配信

 鬼怒川の堤防決壊について、民主党政権が事業仕分けをしたことの悪影響だといううわさが、ネット上で出回っている。

 民主党政権は、2010年10月28日に行った事業仕分けでスーパー堤防の事業について、廃止の判定をした。

■鬼怒川は、もともとスーパー堤防の計画外

 スーパー堤防とは、200年に一度の大洪水に備え、堤防の幅を高さの30倍に広げ、越水しても堤防が削られにくくするものだ。判定では、首都圏などで873キロが完成するまでに400年、12兆円超のお金がかかるとして、仕分け人が「スーパー無駄遣い」だと断罪していた。

 鬼怒川の決壊を受けて、ネット上では、これはスーパー堤防がなくなったからだと勝手に関連付ける書き込みが相次いだ。「事業仕分けしてた民主政権のツケ」「削減した予算のせいで被害が拡大した」「民主責任取れよ!」といった強い非難の書き込みも目立つ。

 これに対し、仕分け当時に行政刷新相をしていた蓮舫参院議員は、15年9月12日のツイートで、「看過しがたいデマ」だと反論した。堤防が決壊した鬼怒川は、仕分け前からスーパー堤防の計画に入っていなかったとして、冷静な対応を求めたのだ。蓮舫事務所でも、悪質なデマには法的措置を検討するとツイッターで自制を促した。

 報道によると、民主党の枝野幸男幹事長も14日、「スーパー堤防は、首都圏や近畿圏の大河川の下流域に対応する防水施策であり、今回の災害とは全く関係ない」と記者団に語った。

 実際、スーパー堤防は、廃止判定を受けた後、地元の要望や震災の影響などもあって、民主党政権時代の11年12月に下流域の120キロに限定して事業が継続されることになっていた。

「コンクリートから人へ」に苦言も
 とはいえ、識者からは、民主党政権時代に「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズでどんどん公共事業を切ったことへの苦言も出ている。

 中央大学理工学部の山田正教授は、9月11日放送のテレ朝系「モーニングバード」に出演し、「鬼怒川はだいたい300ミリの降雨量で設計されています。それが600ミリですよ。見直しはずいぶんやっているが、事業仕分けで予算を削られてしまった。そこも反省してもらわないと」と意見を述べた。

 また、元財務官僚の高橋洋一嘉悦大教授は、ニュースサイト「現代ビジネス」への14日の寄稿で、事業仕分けで10年度は治水予算が19.6%も削減されたとして、「15%のコストカット方針が打ち出されて、適切なコスト・ベネフィット分析が行われないまま、ただ『予算削減ありき』となってしまったのではないか」と疑問を投げかけた。

 ただ、19.6%もの削減は、治水予算の一部が新しい交付金に移行した影響もあった。また、自民党政権時代からも年々予算が減少してきており、堤防強化などの災害対策費はむしろ増えているなど、一概にその是非は判断できないようだ。


鬼怒川堤防決壊 不明の父親遺体で見つかる 家族の願い届かず…
産経新聞 9月14日(月)19時6分配信

 鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市で、東京から来た女性(41)が捜し歩いていた行方不明の父親は13日、自宅から約1キロ離れた水田で変わり果てた姿で見つかった。「どこかで生きていてほしい」。女性の願いは届かなかった。

 死亡が確認されたのは、同市三坂町の無職、栗田要也(かなや)さん(71)。堤防決壊後、自宅の資材置き場の上に避難していたが、濁流にのまれた。

 温厚な人柄で、夫婦仲が良かった。トラックに資材を積み、妻(73)と二人三脚で外装の仕事に駆け回る姿を、近所の人たちがよく見かけていた。休日には、遊びに来た子供や孫たちと楽しそうに過ごす声が響いていたという。

 近所の男性(77)は「本当に真面目な職人で、いつも早朝から夜遅くまで働いていた。奥さんとはまさにおしどり夫婦といった感じ。本当にかわいそうだ…」と肩を落とした。

 幼なじみの中沢俊一さん(75)は10日午後、栗田さんの妻と一緒に自衛隊のヘリコプターで救出された。妻が「おとうさんは流されちゃった」と言って、ずっと外を見つめていたのが脳裏に焼き付いている。

 「栗田さんとは子供のとき、鬼怒川で一緒に泳いで遊んでいたのに、まさかこんなことになるなんて…」。中沢さんは声を詰まらせた。

 栗田さんの仕事仲間で、地元の上三坂地区の区長、渡辺操さん(70)は「面倒見が良く、周りへの気遣いのある『親方』だった」と振り返る。

 渡辺さんは10日朝、栗田さんと一緒に、鬼怒川の堤防でみるみる増水していく川の様子を見ていた。堤防が徐々に削れ、「ドンッ」と大きく崩れたのを見て、「危ない」と自宅に戻る途中で濁流にのまれた。約1キロ流されたが、運良く用水路の橋の上に流れ着いて助かったという。

 「お前はもっと頑張れということなのかな。みんなが少しでも安心できるように区長の役割を果たさないと」。渡辺さんはこう言って笑ってみせた。(緒方優子、桐原正道)


<関東・東北豪雨>菅官房長官、避難指示遅れ検証を
毎日新聞 9月14日(月)19時5分配信

 菅義偉官房長官は14日の記者会見で、関東・東北豪雨で大きな被害の出た茨城県常総市で避難指示が一部遅れた問題について「政府としても、なぜこのようなことになったか検証し、次に備えたい」と述べた。同市の水害では、堤防決壊地点に近い地域で市による避難指示発令が決壊後になり、市が陳謝している。菅氏は会見で「台風の水害は予測できるので事前の警戒が極めて重要だ」と指摘。「自治体においても避難勧告・指示が適切にされる必要がある」と強調した。また菅氏は、鬼怒川左岸の私有地にある自然堤防が昨年、太陽光発電用のソーラーパネル設置のため高さ約2メートル分が削られ、水害の拡大要因の一つと指摘されていることについても「私有地で開発を制限できないが、現実に越水しているのだから、そこも含めて検証することが大事だ」と述べ、調査対象に加える考えを示した。


常総市の浸水面積4分の1に
2015年9月14日(月)18時52分配信 共同通信

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 鬼怒川の堤防決壊により冠水が続く地区で、家族らをボートに乗せて移動する男性=14日午後、茨城県常総市

 関東・東北水害で、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市の浸水面積は14日までに、最大時より4分の1の約10平方キロとなった。茨城県内では約2600人が避難し、多くの世帯で停電や断水が続いている。

 常総市周辺では、倒壊した家屋のがれきなど災害廃棄物が十数万トンに上る可能性のあることも判明。排水作業に加え、ライフラインの復旧にはまだ時間がかかるとみられる。

 国土地理院によると、堤防が決壊した2日後の12日午後までに常総市を中心に約40平方キロが浸水。徐々に水が引き14日午前には約10平方キロとなった。


鬼怒川堤防決壊 避難者「心がこもっていておいしい」 在日スリランカ人がカレーのおもてなし
産経新聞 9月14日(月)18時42分配信

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石下総合体育館ではスリランカ人たちがカレーの炊き出しをした=13日、常総市市鴻野山、宮野佳幸撮影(写真:産経新聞)

 最も多くの避難者が集まる常総市鴻野山の石下総合体育館で13日、県内に住むスリランカ人のボランティアが郷土料理「カレー」の炊き出しを行い、避難者らは本格的なエスニックカレーに舌鼓をうった。

 炊き出しに参加したのは、「できる限り何かしたい」と県内に住むスリランカ人約30人。キャベツを使ったスリランカの家庭料理「キャベジマッルム」などをのせたダール豆のカレーやサラダ約500人分を振る舞った。

 スリランカ大使館の臨時代理大使、A・サージ・U・メンディスさんは「スリランカでの津波被害のとき、日本は真っ先に駆けつけてくれた。それを忘れずに今日はみんなの協力で炊き出しをすることができた」と話した。

 カレーを食べた常総市の中沢和弘さん(44)は「人の手で作ってくれて、心がこもっているのでおいしいし、スリランカの人が困っているときに助けてくれるのはうれしい」と笑顔を見せた。


常総の男性2人は溺死
2015年9月14日(月)18時41分配信 共同通信

 関東・東北水害で大きな被害が出た栃木、茨城両県では14日午後も、連絡が取れない不明者について、警察や消防などによる捜索が続いた。13日に茨城県常総市で発見され、死亡が確認された栗田要也さん(71)と布施政昭さん(51)については、県警による検視の結果、死因は溺死とみられることが判明した。

 一連の水害による犠牲者は宮城県2人、茨城県2人、栃木県3人の計7人。警察への取材では、負傷者は宮城県で2人、茨城県で24人、栃木県で3人となっている。

 常総市によると、連絡が付かずに安否の確認ができない住民は15人。


鬼怒川堤防決壊 一部の学校再開 被災地域は必死の片付け続く 茨城・常総
産経新聞 9月14日(月)17時13分配信

 鬼怒川の堤防が決壊した常総市で14日、大雨特別警報が発令された10日から休校となっていた市立の小中学校のうち、被災していない鬼怒川西側の7校が再開した。一方、浸水被害などがあった東側の7校では片付け作業が続き、再開のめどは立っていない。

 同市本石下の石下中学校は床上約60センチまで浸水し、校舎1階は泥だらけ。グラウンドも一面泥で覆われ、異臭を放っている。

 古川宏幸教務主任(53)はボランティアとともに、モップを手に泥水をかき出す作業に追われた。「(被災翌日の)11日の朝はグラウンドも校舎内もぐちゃぐちゃで、声が出なかった」と振り返る。

 生徒には14、15日は休校だと連絡してあるが、「この状態では16日以降も難しいかもしれない。子供たちあっての学校なので、なるべく早く再開したい」と片付けに汗を流していた。


井戸水汚染、注意呼び掛け=浸水で有害物質流入も―茨城県
時事通信 9月14日(月)17時5分配信

 鬼怒川の堤防決壊で大規模な浸水被害が生じた茨城県で、生活排水などの流入による井戸水の汚染が懸念されている。
 県は安全が確認されるまで飲用を控えるよう呼び掛けており、近く注意喚起のチラシを避難所などで配布する。
 県によると、浸水した地域の井戸には、土壌や生活排水が流れ込み、大腸菌やヒ素などの有害物質が含まれている可能性がある。
 水が引いた地域では、自宅に戻った住民が清掃を始め、井戸水を利用するケースが想定される。県の担当者は「井戸水を流し続けて濁りが消えた場合も、目に見えない細菌に汚染されていることがある」と話す。
 この担当者は「井戸の所有者は保健所に水質検査を依頼してほしい」と注意を促している。近くチラシを作成して住民に配るほか、防災無線を使った呼び掛けも検討している。 


鬼怒川の氾濫危険水位、2メートル56引き下げ
読売新聞 9月14日(月)16時42分配信

 鬼怒川の堤防決壊を受けて、国土交通省関東地方整備局は13日、今後別の大雨が降った場合に備えるため、鬼怒川の中流から下流にかけての「氾濫危険水位」を暫定的に2メートル56引き下げると発表した。

 自治体による避難指示などの目安となる「避難判断水位」は2メートル06引き下げる。

 決壊場所では堤防が下部まで崩壊。川の水位が河川敷の高さに達しただけで氾濫のおそれがある。そのため、川の水位が河川敷の高さから26センチ下に達すれば氾濫の危険があると見なすことにした。自治体による避難勧告や避難指示の目安となる「避難判断水位」は、氾濫危険水位からさらに50センチ低い、河川敷から76センチ下とした。


15人、安否依然分からず=水道、電気徐々に復旧―鬼怒川決壊の茨城県常総市
時事通信 9月14日(月)15時50分配信

 関東や東北地方を襲った記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、14日も依然15人と連絡が付かず、警察や消防、自衛隊が約1100人態勢で捜索を続けた。
 市内では同日までに男性2人が遺体で発見された。一方、断水や停電が続いていた鬼怒川東部では、北側の一部で水道や電気が徐々に復旧し始めた。
 市災害対策本部などによると、14日午後3時の時点で2223人が避難生活を続けている。浸水被害によって出た廃棄物は常総市だけで2万4332トンに達し、市は新たにごみ置き場を2カ所増やすなど、対応に苦慮している。13日からは、浸水した家屋の中を消毒するための消毒液3000本を配布している。
 また、鬼怒川の東側を並行して流れる八間堀川でも堤防の2カ所が約10メートルずつ決壊していたことが新たに判明。自衛隊が土のうを積み上げるなど、復旧活動を進めている。鬼怒川の決壊した堤防は25日に応急工事が完了する見込み。
 同市の浸水範囲は最大約40平方キロにわたったが、14日午前9時半の時点で約10平方キロに縮小。一時孤立状態に陥った市役所は同日から通常業務に戻り、被災証明書の発行も始まった。断水が続いていた鬼怒川東部の1万2000世帯のうち、北側の約4200世帯には13日午後から試験送水が始まった。南部は浄水場が水没しており、復旧のめどは立っていない。また14日朝までに、停電していた北部の約2000世帯が復旧した。
 今回の豪雨被害では、ほかに栃木、宮城両県で計5人の死者が出た。 


川の中の木で水位上昇…鬼怒川決壊で専門家調査
読売新聞 9月14日(月)15時32分配信

 土木学会と国土交通省の調査団が13日、茨城県常総市で鬼怒川の堤防が決壊した現場をそれぞれ現地調査した。

 山田正・中央大教授(水工水理学)は調査後、「川の中に木が生えていると、流れが遅くなり水位が上がる」と指摘。現場付近は、上流に比べて川幅が狭くなっていることも、水位が上がった理由に挙げた。こうした要因が重なり、堤防から水があふれ出し、外側の地盤が削られて堤防が崩壊したとの見方を示した。

 国交省鬼怒川堤防調査委員会の清水義彦・群馬大教授(河川工学)も調査後、現場付近では川の流れが遅かった可能性を指摘。「川の流れが堤防を浸食したとは考えにくい。決壊した堤防の外側には、大きなくぼみができており、あふれ出した水による浸食がかなり強かったとみられる」と話した。


<関東・東北豪雨>決壊後、川方向へ誘導…市外避難考えず
毎日新聞 9月14日(月)15時0分配信

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常総市が誘導した避難経路

 関東・東北豪雨で茨城県常総市の鬼怒川が決壊した後、浸水被害が広がった川の東部の住民に、市が川に向かって西側へ逃げるよう誘導していたことが分かった。市は西側の方が標高が高いと説明する一方、「避難先は当初は市内しか考えなかった」と隣接市も含めた東側は考慮しなかったとしている。自治体間連携や複数の誘導案の検討を欠いたことで、住民からは「危険にさらされた」と批判が出ている。【玉腰美那子、三上剛輝】

 同市を縦断する鬼怒川の堤防は10日午後0時50分に決壊。市は独自のハザードマップや国土交通省の浸水予測で、西側と比べて標高が3~15メートル低い東側の被害拡大を予測し、午後1時過ぎから「西側に逃げてください」と住民に対し、防災無線で繰り返し呼びかけた。

 東部住民にとって、西側への避難は、決壊した鬼怒川に向かうことになる。一方、東側なら、決壊のなかった小貝川の橋を越えれば、隣接するつくば市など被害が少なかった安全な地域に避難することができた。

 東部の常総市中妻町に住む会社員男性(50)は同日午後5時ごろ、防災無線を聞いた。鬼怒川に向かうことになるので戸惑ったが、西側へ渡る橋の一部が通行止めになっていたこともあり、東へ向かって避難したという。同じ東部住民の別の会社員男性(61)も防災無線を聞き、いったん鬼怒川方向へ向かったが、危険を感じて南東側へ逃げるなど、複数の住民が避難時に混乱したと毎日新聞の取材に対し証言した。中妻町の男性は「高齢の母も一緒だった。西へ向かっていたら危なかった」と憤る。

 群馬大の片田敏孝教授(災害社会工学)は「氾濫する川へ向かって避難を呼びかけたのは明らかな誤り。東部住民は、東方向のつくば市へ逃げるべきだった」と指摘。「自治体ごとに策定される防災計画の弊害が出た。台風やゲリラ豪雨など広域災害が増えており、自治体の枠を超えて対応すべきだ」としている。常総市安全安心課の斎藤健司課長は「東側へ誘導するとつくば市になってしまう。常総市だけの範囲で考え高台の多い西側へ誘導してしまった。当時は混乱しており、今後の反省材料にしたい」と話した。


<関東・東北豪雨>仕事熱心、あだに…倉庫で作業、濁流に
毎日新聞 9月14日(月)14時0分配信

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遺体発見前、「栗田さん」と声をかけながら倒壊した民家の中を捜索する自衛隊員=茨城県常総市で2015年9月13日午前11時2分、後藤由耶撮影

 「どうか助かって」。関東・東北豪雨に見舞われた茨城県常総市で、家族や知人の願いもむなしく、同市三坂町、栗田要也さん(71)が13日、変わり果てた姿で見つかった。建築関係の仕事を営み、職人肌で知られていた。濁流にのみ込まれる直前まで、自宅隣の倉庫で資材や道具を整理していたが、その熱心さがあだになった。「なぜこんなことに」。関係者は唇をかむ。【永野航太、土江洋範】

 10日午前、栗田さんは仕事の道具などが置かれた倉庫で作業を続けていたが、川の氾濫で周囲の水位が高くなると、自宅に戻れなくなり、倉庫の屋根に逃れた。しかし、栗田さんは激しい水流でしがみついた倉庫ごと流された。

 自宅にいた妻は2階から自衛隊ヘリが救助。避難後も周囲の水田などを歩いて、必死に栗田さんを捜したが、13日午後、自宅から900メートル南東の水田で遺体が見つかった。

 自宅の向かいに住む中山二郎さん(71)と長男吉広さん(40)は、栗田さんが流される瞬間を見ていた。「助けてあげたかったが、何もできなかった」と悔やむ。

 親子によると、栗田さんは大雨が降りしきるなか、赤いシャツに半ズボン姿で屋根の上に座り込んでいた。しかし、水流が激しくなると倉庫そのものが約150メートルほど東側に流されていった。その間も栗田さんが屋根の上にしがみついているのが見えたが、直後に倉庫そのものが崩れたという。

 吉広さんは「作業中で浸水に気付かなかったのでは。本当に残念だ」と話す。

 周囲から仕事に熱心な人として知られていた栗田さん。

 近くの農業の男性(77)は「朝6時には奥さんと2人で仕事場に向かっていた。いつも角刈りの短髪。仕事を大切にしていた」と振り返る。

 別の知人男性は「酒を飲みながら『裸一貫で仕事を毎日頑張っている』と熱く語っているのが印象的だった」と話した。


被災者の生活支援、迅速に=豪雨災害で指示―山谷防災相
時事通信 9月14日(月)12時43分配信

 関東・東北地方を襲った豪雨災害で、政府は14日午前、関係省庁会議を開き、被害の状況や今後の対処方針を確認した。
 山谷えり子防災担当相は席上、「救命救助活動に全力を尽くすとともに、被災者の生活支援を迅速に進めるよう、お願いしたい」と指示した。
 会議には、茨城県の橋本昌知事がテレビ電話システムを通じて参加。「まだ電気や水道が止まっている箇所が多い。生活面でも不安がある」と訴えた。加えて、現地に用意した災害廃棄物の仮置き場が既に満杯となっている現状も報告した。 


鬼怒川堤防決壊 民主・枝野氏 「スーパー堤防の事業仕分けは全く関係ない!」
産経新聞 9月14日(月)12時33分配信

 茨城県常総市の鬼怒川の堤防決壊をめぐり、専門家がテレビ番組で「(堤防補強などの)予算を(民主党政権が)事業仕分けで切った」と指摘したほか、インターネット上でも民主党批判が起きていることを受け、民主党の枝野幸男幹事長(51)は14日、「今回の災害とは関係ない」と反論した。事業仕分けを推進した蓮舫議員(47)も「デマだ」としている。

 事業仕分けの弊害を指摘したのは、国の治水関係の委員会などで役員を多数務めてきた中央大理工学部の山田正教授(64)=防災工学。11日のテレビ朝日番組で「(気象変動に対応した雨量想定などの)見直しは学会でしてきたが、事業仕分けで予算を切った。反省してほしい」と話した。またネット上でも決壊後から「民主党のせい」とする書き込みが相次いだ。

 これに対し、枝野氏は14日、国会内で「(仕分け対象となった)スーパー堤防は、首都圏や近畿圏の大河川の下流域に対応する防水施策であり、今回の災害とは全く関係ない」と反論。蓮舫氏も「鬼怒川はスーパー堤防対象外。災害時に悪質なデマを流すべきではない」と短文投稿サイト「ツイッター」に投稿した。


東日本豪雨被害、1000人態勢で不明者捜索
読売新聞 9月14日(月)12時32分配信

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いまだに泥水に覆われた地域が残る常総市南部(左上は鬼怒川)(14日午前10時47分、読売ヘリから)=高橋はるか撮影

 記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、甚大な被害を受けた茨城県常総市で13日、男性2人の遺体が発見された。

 栃木県栃木市でも同日、男性1人の遺体が見つかり、東日本を襲った豪雨による犠牲者は計7人となった。常総市では14日午後1時現在、なお15人の安否不明者がいる。警察、自衛隊、消防が約1000人態勢で不明者の捜索と救助活動を続けている。一方、同市は13日、堤防が決壊した時点で近隣の一部地区に避難指示を出していなかったとして陳謝した。

 茨城県警によると、常総市で13日に遺体で見つかったのは同市三坂町、無職栗田要也(かなや)さん(71)と同県つくば市真瀬、会社員布施政昭さん(51)。栃木県では栃木市藤岡町甲で、水につかった軽ワゴン車の中から同市藤岡町藤岡、小倉治さん(68)が遺体で見つかった。

 常総市の安否不明者数は12日から変わっていない。市によると、布施さんと栗田さんについては、行政機関に救助要請などの連絡がなく、不明者15人に含まれていなかったという。


常総市の対応検証=菅官房長官
時事通信 9月14日(月)12時29分配信

 菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で、茨城県常総市が鬼怒川の堤防決壊前、一部の地区に避難指示を出さなかったことについて、「被災者の援助、避難支援のめどが立った段階で、政府としても、なぜこのようなことになったか検証し、次の災害に備えたい」と述べた。
 菅長官は「台風の水害は予測できるので、事前の警戒は極めて重要だ。自治体においても避難勧告・指示が適宜適切にされる必要がある」と指摘した。 


東日本豪雨 機動隊員らが戸別訪問で安否確認 「心配事あれば警察へ」
産経新聞 9月14日(月)12時22分配信

 大雨で堤防が決壊して大きな被害が出た茨城県常総市では14日も、警視庁の機動隊員らが住民を戸別訪問して安否確認するなど、自衛隊や地元警察などと協力して活動にあたった。

 警視庁機動隊は同日早朝から約100人が出動。鬼怒川沿いを中心に南北約20キロで、被災した民家などを一軒ごとに訪問した。浸水で街が破壊され、道路も寸断される中、水が引かない地域ではボートで移動し、安否情報の集約を急いだ。

 隊員らは未把握の行方不明者がいないか聞き取り、「不安や困ったことがあればすぐ警察に相談してください」と声をかけていた。被災者した男性は「まだ家に帰れない人もいる。活動は心強い」と話していた。

 第7機動隊副隊長の渡部光幸警視(53)は「悲惨な状況に自然の脅威を実感した。行方不明者の発見や救助へ、士気高く活動したい」。第2機動隊員の小松尚平巡査長(27)も「一生懸命職務を果たす。茨城の一日も早い復旧を望んでいる」と力を込めた。

 警視庁は堤防が決壊した10日夜から広域緊急援助隊を派遣。災害対応の技術にたけた特殊救助隊員や機動隊員らが現場に駆けつけ、連日活動にあたっている。


<関東・東北豪雨>常総で災害FM、放送開始
毎日新聞 9月14日(月)12時5分配信

 茨城県常総市の被災者に必要な情報を届けようと、水戸コミュニティ放送「FMぱるるん」(水戸市)などが加盟する茨城コミュニティ放送協議会は常総市役所3階エレベーターホールに臨時の「常総災害FM放送局」(89.2メガヘルツ)を開設し、14日午前9時に放送を開始した。ライフラインや道路、避難所での支援物資などのきめ細かな情報を午前9時~午後6時に放送する。【庭木茂視】


<関東・東北豪雨>死者7人、不明15人に
毎日新聞 9月14日(月)11時52分配信

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鬼怒川の決壊した現場(左奥)より南部の地域。今も冠水したままの状態が続く=茨城県常総市で2015年9月14日午前9時37分、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 関東・東北豪雨で13日、茨城県で2人、栃木県で1人の遺体が新たに見つかった。豪雨による死者は計7人となった。茨城県で依然15人の行方不明者がおり、14日には警察や自衛隊が安否確認のためローラー作戦での戸別訪問を本格化した。被災地では停電、断水も続いており、同日正午現在、茨城、栃木、宮城の3県で2699人が避難生活を送っている。

 茨城県では13日午前11時45分ごろ、鬼怒川左岸の常総市新石下の水田で住所・職業不詳の布施政昭さん(51)が、同日午後1時55分ごろには同市三坂町の栗田要也(かなや)さん(71)が自宅近くでそれぞれ見つかった。市は行方不明とされている15人に2人は含まれないとしている。栗田さんは三坂町で最も決壊地点に近い「上三坂地区」に住んでおり、同地区は堤防が決壊した10日午後0時50分の前に市が避難指示を出さず問題になっていた。高杉徹・常総市長は13日、遺体発見に先立って記者会見を開き、上三坂地区は水位上昇の住民通報がなかったとして「結果的に(避難指示の対象地区から)抜け落ちてしまった」と釈明。そのうえで、判断ミスを認めて「決壊すると思わなかった。大変申し訳ない」と謝罪した。

 栃木県では13日朝、栃木市藤岡町甲の冠水した水田に水没していた軽ワゴン車の中から同市藤岡町藤岡、職業不詳、小倉治さん(68)の遺体が見つかった。死因は水死だった。小倉さんは同市内の実家を20年以上前に離れ1人暮らしだったとみられ、119番などの救助要請や行方不明届はでていなかったという。【玉腰美那子、三上剛輝、野田樹】


堤防決壊前に6地区に避難指示出さず…市長陳謝
読売新聞 9月14日(月)11時38分配信

 茨城県常総市は13日、鬼怒川の堤防が決壊した同市三坂町の8地区のうち6地区に対し、決壊前に避難指示を出していなかったことを明らかにした。

 高杉徹市長は記者会見で「我々のミス。住民に大変申し訳ない」と陳謝した。

 避難指示は、国土交通省関東地方整備局下館河川事務所からの情報や住民からの通報を基に、自治会がある地区ごとに順に発令する。

 高杉市長によると、住民から「近くの堤防で高い水位になっている」と通報があり、中三坂上と中三坂下の2地区に10日午前10時30分、避難指示を発令。しかし、亡くなった栗田さんが住んでいた上三坂など6地区には発令されず、午後0時50分に堤防が決壊した。市は当初、鬼怒川東側全域に避難指示を出した時刻を10日午後2時55分と発表していたが、同1時8分に訂正した。


茨城・常総で2遺体発見=栃木でも1人、死者7人に―豪雨災害
時事通信 9月14日(月)11時21分配信

 関東・東北地方を襲った豪雨災害で、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市で14日までに、浸水地域から男性2人の遺体が見つかった。
 同市内では依然として15人の安否が分かっておらず、県警が確認を進めている。また栃木県栃木市でも、水没した車から新たに男性1人の遺体が見つかり、豪雨災害の死者は茨城、栃木、宮城3県で7人となった。
 茨城県警によると、13日午前11時45分ごろ、決壊した鬼怒川堤防の東約1キロにある常総市新石下の水田で、男性の遺体を警察官が発見。男性は同県つくば市真瀬の会社員布施政昭さん(51)と確認された。決壊堤防の南東約1キロの同市三坂町の水田でも同日午後2時ごろ、同町の栗田要也さん(71)の遺体が見つかった。
 県などによると、常総市では4日間で4000人近くが自衛隊ヘリコプターやボートなどで救助された。連絡が取れなくなっている人は15人おり、死亡した2人はこの中に含まれていなかった。市が避難所2カ所に行方不明者相談窓口を設置して安否確認を進めているほか、警察や消防、自衛隊が14日も1100人態勢で浸水地域の捜索を続けた。
 最大約40平方キロに及んだ常総市の浸水範囲は、排水作業などの結果、13日時点で約15平方キロに縮小したが、なお約2300人が避難を続けている。
 栃木県警によると、13日午前7時半ごろ、栃木市藤岡町の田畑で水没した軽乗用車の中から、近くに住む職業不詳小倉治さん(68)の遺体が見つかった。死因は水死で、大雨により車ごと押し流されたとみられる。 


一部解消も、続く断水・停電=情報届かずいら立ちも―排水急ピッチ・茨城・常総市
時事通信 9月14日(月)11時4分配信

 住宅地の広い範囲が浸水した茨城県常総市では、被災地北側の一部地域で断水や停電が解消したものの、依然広い範囲でストップしたままだ。
 「復旧はいつに」「情報が届かない」。先行きを見通せない不安から、被災者からはいら立ちの声も聞かれた。
 排水作業は急ピッチで進められ、排水量は13日までに東京ドーム3杯分に相当する約400万立方メートルに上った。市などによると、同日午後には、断水していた鬼怒川東部地区約1万2000世帯のうち、北側の4200世帯に試験送水が始まった。送電も北側の2000世帯で再開され、16日ごろには全域で復旧する見通しだという。
 堤防決壊現場の北側にある同市新石下地区。会社員の男性(55)が家族と後片付けをしているさなか、「消毒液の配布は終了した」との防災放送が流れた。男性は「消毒を早急にしてほしいが、配っていたなんて知らなかった。この種の情報が届かない」といら立った。「入浴施設が被災者に無料開放されているのも、近所の人から聞いて知った。選挙カーのように巡回してほしい」と要望する。
 決壊現場の上三坂地区では、家屋や電柱が斜めに傾き、流された家具や土砂が散乱している。基礎部分の土台がむき出しになった家の後片付けに追われる会社員中山吉広さん(41)は、「水道と電気の復旧が一番必要。情報は『おおよそ』ではなく、明確に教えてほしい。分からないことがストレスになっている」と話す。
 中山さんは「空き巣も心配。パトロールは昼夜を問わず強化してほしい」と求める。県警によると、水が引いた北側の若宮戸地区や新石下地区を中心に、空き巣被害が十数件発生。県警は24時間態勢でパトロールし警戒を強めている。 


警視庁機動隊も住民の安否確認
2015年9月14日(月)11時3分配信 共同通信

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 浸水した地域を見回る警視庁の機動隊員=14日午前、茨城県常総市

 関東・東北水害で、鬼怒川の堤防が決壊して甚大な被害が出た茨城県常総市では14日も、県警などによる行方不明者の捜索が続けられ、警視庁の機動隊員ら約100人は、浸水地域の住宅を戸別訪問するなどして住民の安否確認を進めた。

 一方、常総市の一部の小学校などでは授業が再開された。

 警視庁の機動隊員は、市北部地域の鬼怒川沿いを中心に南北約20キロの範囲を6班に分けて活動を展開。依然として浸水している地区では、自衛隊と合同でボートも使いながら一軒一軒を訪れた。

 第2機動隊の小松尚平巡査長は「行方不明者の捜索と安否確認を最優先に、一生懸命任務に臨みたい」と意気込んだ。


<関東・東北豪雨>住宅を1軒ずつ訪問…安否確認本格化
毎日新聞 9月14日(月)11時3分配信

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遺体発見前、「栗田さん」と声をかけながら倒壊した民家の中を捜索する自衛隊員=茨城県常総市で2015年9月13日、後藤由耶撮影

 陸上自衛隊や警察は14日午前、常総市の浸水地域にある住宅を1軒ずつ訪問して住人の安否を確認するローラー作戦を本格化させた。これまでは孤立した住民の救助や物資提供に重点を置いてきたが、水が引いてきたため、1軒ずつ回る活動に切り替えた。

【写真特集】自衛隊ら1800人態勢で捜索続く

 陸自は午前7時から、道路冠水が続いている中妻町、沖新田町、中山町を訪問。住宅地図を手にした隊員らがボートに分乗し、「誰かいますか」「食べ物はありますか」と声をかけて回った。沖新田町では、住宅に残る2世帯の要望で飲料水や虫よけスプレーを届ける。

 警視庁の機動隊約100人は午前8時半ごろ、中妻町に到着。浸水した住宅を片付けている人たちの要望を聞き取ったり、連絡が取れなくなった人がいないか確認したりしていた。【二村祐士朗】


<関東・東北豪雨>除染廃棄物流出さらに53袋確認…福島
毎日新聞 9月14日(月)10時36分配信

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福島第1原発1~4号機と汚染水貯蔵タンク群=福島県大熊町2015年9月5日午前10時41分、本社ヘリから喜屋武真之介撮影

 東京電力福島第1原発事故の除染で出た廃棄物を詰めた大型袋(容量1立方メートル)が関東・東北豪雨で福島県内の河川に流出した問題で、環境省は14日朝までに293袋の流出を確認した。うち171袋を回収したという。

 同省によると、これまでに飯舘村内で290袋、下流の南相馬市で3袋が見つかった。南相馬市の3袋は中身が空の状態だった。中に詰められていた草などが流れ出たか、もとから空袋だったのかは不明という。

 未回収の122袋は河川の中州などにあり、水位の低下を待って回収する。

 同省は12日、240袋の流出を確認していた。【宮崎稔樹】


激流に耐え命救った白い家、胸中にあったのは大震災
日刊スポーツ 9月14日(月)10時23分配信

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中沢さんの家の前には庭があったが濁流で地面がえぐられた

 関東・東北水害で、大きな被害が出た茨城、栃木両県では13日も行方不明者の捜索が続き、新たに男性3人の死亡が確認された。このうち1人は、茨城県常総市が鬼怒川の堤防決壊前に避難指示などを出していなかった三坂町で発見された。同市高杉徹市長は記者会見で「行政上のミスだった」と認めて謝罪した。一方、三坂町の住宅が流される中で、一軒の白い家がそのままの形で残った。ネット上では、頑丈な家が危機的状況にあった近隣住民の命を守ったと話題になった。

 常総市三坂町の堤防決壊現場で、周囲の住宅が流されたり半壊する中、1軒の白い家がそのままの形で残った。流れてきた家を受け止め、さらには濁流の中、電柱につかまった男性が助かった要因になったとみられている。電柱は、白い家のすぐ下流に立っており、家により水流も弱まったとインターネットなどでたたえられている。

 この様子は、テレビ中継され、ネット上でも「あの白い家はすごい」と、話題になった。家の持ち主、中沢和弘さん(44)によると、3年前に新築したという。中沢さんは、「東日本大震災があったので、妻と相談して地震に強い家にしたかった」と、建築理由について明かした。この家は鉄筋2階建てで、基礎部分にはコンクリートの基礎の他に、18本のくいが地中に打ち込まれているという。

 堤防が決壊した時には、中沢さんの妻と2人の子どもが家にいた。中沢さんは「この家なら大丈夫。外に出るより家の中にいた方が良い」と、家族に指示したという。流されてきた家を受け止めた時には、大きな衝撃だったというが、外壁も無事。その後、家族はヘリコプターで救助された。1階部分が浸水し、基礎部分の土もえぐられたため、すぐに帰宅はできないが、中沢さんは「何より家族が助かったので良かった」と語った。

 この日、現場を見に来たという、施工した旭化成ホームズの「ヘーベルハウス」の関係者は「家の方が無事で良かった。再建には、できる限り協力したい」と話した。【上岡豊】

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