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2015年9月 5日 (土)

東日本大震災・原発事故関連のニュース・2046

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:震災被災3県の子、貧困化深刻 - 速報:@niftyニュース.
リンク:川内1号機の最終検査開始=九電、10日に営業運転へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災特例を半年延長=医療機関の診療報酬―厚労省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<中間貯蔵>会津地方で初の試験輸送 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大震災、未返還の仮設900戸 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<福島原発事故>中間貯蔵施設進まず川内村長3カ月給与半減 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高浜原発、使用前検査を公開 関電、11月再稼働目指す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大震災、81人が依然身元不明 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<福島県米全量検査>協議会経費176万円水増し請求 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<大震災4年半>岩手、宮城、福島の身元未確認遺体81人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島第1>汚染雨水が港湾外に流出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フラガールロケ地 津波被災の魚市場解体開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東日本大震災>介護施設「高卒者求む」 被災地で人材難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<最終処分場>知事「調査再開を」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島、汚染雨水が再び海に流出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ゆるキャラが津波防災訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:リンク:震災の被災自治体への応援長期化 - 速報:@niftyニュース.
リンク:汚染雨水が外洋流出=6回目、かさ上げのせき越え―福島第1 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:災害住宅、17年度末までに全戸完成=福島県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<防潮堤>気仙沼大島浦の浜7.5mに下げ提示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:津波被災地5年ぶり「最後」の運動会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:運河の水抜いて震災不明者を一斉捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宮城・閖上の水門周辺で120人が不明者を捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<宮城・名取>閖上の運河で水抜き、不明者を捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<楢葉・避難解除>避難区域なお9市町村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<楢葉・避難解除>安堵と不安が交錯 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<楢葉・避難解除>未来の姿に思いはせ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<避難解除>美しい楢葉取り戻す 復興祈り式典 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島・楢葉町避難解除も「本当の帰還10年かかる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島・楢葉町の大森さん念願帰町も「長い目でみる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:楢葉町の復興作業員「許せない」山田容疑者に怒りも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難指示解除の楢葉町「時計の針が再び動き始めた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島・避難7町村>仮設の小中通学は12% 就学対象者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:望月原子力防災相が視察=伊方原発、中村愛媛知事と面談 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

震災被災3県の子、貧困化深刻
2015年9月9日(水)17時1分配信 共同通信

 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県で、家計が厳しく、修学旅行費の補助など行政の就学援助の対象になった小中学生が、最新データの2013年度で、震災前(10年度)と比べ約1万7千人増の約6万7千人に上ることが9日、分かった。

 震災後、保護者の生活再建が進んでいない影響とみられる。13年度以降も状況は好転していないとの指摘もあり、支援団体は「金銭的理由で進学を諦めたりして貧困の固定化につながる恐れがある」と、将来にわたる影響を懸念する。

 各県の教育委員会が把握するデータを共同通信が集計した。


川内1号機の最終検査開始=九電、10日に営業運転へ
時事通信 9月9日(水)16時33分配信

 原子力規制委員会は9日、九州電力川内原発1号機(鹿児島県)の営業運転に向けた最終検査を始めた。
 検査は10日午後にはすべて終わる予定で、問題がなければ合格証を交付し、営業運転に移行する。
 8月11日に再稼働した川内1号機は、同31日にフル出力に達した。使用前検査は3月から行われていたが、最終項目は通常の運転状態で安定性などを確認する。規制委の検査官が中央制御室に入り、計器類のチェックなどを行う。
 9日午前開かれた規制委の定例会合では、規制委事務局の原子力規制庁がこれまでの検査状況を報告。田中俊一委員長は「長い間の検査だったが、最後まで気を抜かずによろしくお願いしたい」と述べた。 


震災特例を半年延長=医療機関の診療報酬―厚労省
時事通信 9月9日(水)15時39分配信

 厚生労働省は9日、東日本大震災で被災した医療機関に適用している診療報酬の特例を来年3月末まで半年間延長することを決めた。
 特例は、仮設の建物での保険診療を認めたり、診療報酬の支払いに必要な看護職員の配置基準を緩和したりする内容。同日の中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)総会で承認された。
 7月時点で特例を利用しているのは岩手、宮城、福島3県の21医療機関。利用する医療機関数は減少してきているものの、なお震災の影響が残ることから、21医療機関全てが9月末に期限を迎える特例の継続を求めていた。 


<中間貯蔵>会津地方で初の試験輸送
河北新報 9月9日(水)11時25分配信

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トラックに積み込まれる除染廃棄物

  環境省は8日、東京電力福島第1原発事故で発生した除染廃棄物を中間貯蔵施設に試験的に輸送する作業を福島県会津美里町で始めた。会津地方で試験輸送を実施するのは初めて。

  同町では、沼田地区の国有林の仮置き場に廃棄物約2800立方メートルを保管。試験輸送では、このうち約1000立方メートルを約1カ月かけて大熊町の中間貯蔵施設の保管場に搬出する。

  10トントラック10台が1日1往復する予定で、磐越自動車道や常磐自動車道などを経由し、片道3時間かけて運ぶ。

  8日は汚染土などが入った黒い袋を重機でトラックに積み込み、放射線量を測って運び出す様子が報道陣に公開された。

  試験輸送は3月に始まり、双葉郡8町村を含む14市町村で実施。会津地方では雪の影響を考慮して輸送を計画。9月下旬からは会津坂下町、10月下旬からは湯川村で予定されている。


大震災、未返還の仮設900戸
2015年9月9日(水)7時7分配信 共同通信

 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県で、自宅を再建するなどして退去・返還しなければならないのに、住民が返還しないプレハブ仮設住宅が少なくとも20市町で約900戸あることが9日、共同通信の取材で分かった。解決できなければ仮設が撤去できず、跡地利用や復興への障害になる可能性があるが、生活困窮などの事情を抱える人もおり、自治体は対応に苦慮している。

 災害公営住宅の家賃が払えず無料の仮設にとどまるケースや、自宅を再建したのが津波浸水地で住むのが怖くなった人など、さまざまな事情があった。

 7月末現在で、プレハブ仮設を提供する46市町村にアンケートした。


<福島原発事故>中間貯蔵施設進まず川内村長3カ月給与半減
毎日新聞 9月8日(火)23時7分配信

 東京電力福島第1原発事故で一時全村避難した福島県川内村の遠藤雄幸村長は8日、自らの給与を10月から3カ月間半減すると表明した。村は除染で出た廃棄物を同県双葉、大熊町に国が建設する中間貯蔵施設に搬出するまでの3年間、村内に仮置きすると説明していたが、施設の用地取得が難航。「約束を守れなかったけじめ」と説明している。

 仮置き場は村内に10カ所あり、廃棄物計約22万3000トンを保管。遠藤村長は2011年7月以降、経費削減のため給与を25%カットしている。今回さらに25%減額し、月給は35万1500円になる。【小林洋子】


高浜原発、使用前検査を公開 関電、11月再稼働目指す
京都新聞 9月8日(火)22時10分配信

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高浜原発3号機の使用前検査で、新規制基準に対応した設備を作動させる関電社員(中央)=8日午後2時5分、福井県高浜町(代表撮影)

 関西電力は8日、高浜原発3号機(福井県高浜町)の再稼働に向けて進められている使用前検査を報道各社に公開した。関電は検査にあたって11月上旬に再稼働する計画を示しているが、福井地裁の仮処分決定で運転が差し止められており、再稼働の見通しは立っていない。
 検査は原子力規制委員会が実施。この日は全交流電源が喪失したとの想定で、加圧冷却水が流れる1次冷却系の圧力を下げるために開ける「加圧器逃がし弁」の作動を確認した。
 関電は新規制基準への対応の一環で、弁を動かす電動の空気圧縮機が使えない事態に備え、窒素ボンベと可搬式の空気圧縮機を新設した。
 3号機の使用前検査は8月20日に開始。関電は10月中旬以降に原子炉への核燃料の装荷、11月上旬に再稼働、12月上旬の営業運転までに使用前検査を終える計画だが、同地裁で現在行われている異議の審尋で処分が覆らない限り、再稼働は難しい。
 また、福井県の西川一誠知事が9月7日の記者会見で核燃料の装荷には再稼働への地元同意が前提になるとの認識を示し、検査のスケジュールも不透明になっている。
【加圧器逃がし弁】 関西電力などが採用している加圧水型原子炉で、炉心を冷やす加圧冷却水が循環する1次系内の圧力が過度に上昇した場合、減圧するため加圧器内の蒸気を逃す弁。事故で異常な圧力上昇が起こった場合は安全弁も開き、冷却水の流出など事故の進行を止める。1979年の米スリーマイル島原発事故では、加圧器逃がし弁の故障と人的ミスが重なって1次冷却水が流出、炉心の一部が露出した。


大震災、81人が依然身元不明
2015年9月8日(火)22時7分配信 共同通信

 東日本大震災で亡くなった人は8月末時点の集計で1万5893人となり、81人の身元が依然確認できていないことが8日、警察庁のまとめで分かった。今年3月12日以降に新たに4人の身元を確認した。

 行方不明者は8月末時点で2573人となり、半年前から16人減った。身元確認ができた遺体のうち65歳以上は56・5%に上った。負傷者数は6152人。

 警察庁はこれまでに全国から延べ62万人以上を行方不明者の捜索に投入した。今後も集中捜索を継続する方針。

 岩手、宮城、福島の被災3県での3~8月の刑法犯認知件数は、震災前の2010年同期と比べ29・7%減少した。


<福島県米全量検査>協議会経費176万円水増し請求
毎日新聞 9月8日(火)21時33分配信

 福島県産米の出荷前に放射性物質を調べる全量全袋検査で、県は8日、同県古殿町などの協議会経費約176万円が水増し請求されていたと発表した。町が会計担当の40代の男性職員から聞き取り調査したところ、職員は「交遊費に使った」と着服を認めたが、今年5月に自殺。職員の家族が全額を返納しており、被害届は出さないという。

 県や町によると、検査は町や農協などでつくる協議会が実施。職員は2012年度と13年度に協議会の会計を1人で担当。町が今年4月に内部監査したところ、手書きの架空領収書などが見つかり、人件費などの水増しが発覚したという。【土江洋範、宮崎稔樹】


<大震災4年半>岩手、宮城、福島の身元未確認遺体81人
毎日新聞 9月8日(火)20時29分配信

 警察庁は8日、東日本大震災が発生して4年半となるのを前に、8月末までの岩手、宮城、福島各県で見つかった遺体の身元確認の状況を発表した。3県で検視を終えたのは1万5823人で、このうち81人は身元が確認できていない。内訳は岩手が63人、宮城が17人、福島が1人。震災でなくなった人の3県以外も含めた総数(8月末現在)は1万5893人、行方不明者は2573人になった。【長谷川豊】


<福島第1>汚染雨水が港湾外に流出
河北新報 9月8日(火)13時50分配信

  東京電力は7日、福島第1原発構内の「K排水路」の仮堰(せき)から雨水があふれ、港湾外に流出したと発表した。同日午前2時55分から1時間11分間、雨水があふれているのを監視カメラで確認した。仮堰付近で採取した雨水から、ベータ線などを出す放射性物質(全ベータ)が1リットル当たり650ベクレル検出された。流出量は分かっていない。


フラガールロケ地 津波被災の魚市場解体開始
河北新報 9月8日(火)11時40分配信

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本格的な解体が始まった旧小名浜魚市場=7日

  港町の福島県いわき市小名浜を象徴する建物の一つだった旧小名浜魚市場の本格的な解体が7日、始まった。

  旧魚市場は市営で1966年築の鉄筋コンクリート一部4階。東日本大震災の津波で1階部分が被災した。西側の3400平方メートルは2012年に解体され、新しい魚市場が完成したことし3月まで、東側の4700平方メートルに水揚げしていた。

  レトロな雰囲気が残り、漁港が望める東側3階の大会議室は、いわき市が舞台の映画「フラガール」のロケにも使われた。工事関係者によると、建物の取り壊しには1カ月ほどかかる。

  福島県沖の漁は、東京電力福島第1原発事故で本格操業を自粛し、試験操業を続けている。地元の沖合底引き船主志賀金三郎さん(68)は「震災・原発事故前は活気のある市場で、にぎやかだった。いまのような状態のときに解体されるのは寂しいね」と話した。


<東日本大震災>介護施設「高卒者求む」 被災地で人材難
毎日新聞 9月8日(火)11時14分配信

 福島県の東日本大震災被災地で、介護福祉士などの資格を持つ大学や専門学校の卒業生の人材が不足し、介護施設が高卒者の採用に活路を見いだそうとしている。労働環境を改善し、資格がなくても「金の卵」として囲い込む作戦だ。

 「大学生、専門学校生からの応募は3年連続ゼロ。震災前は少ない年でも5人はあったのに」。同県南相馬市の中心部にある特別養護老人ホーム「福寿園」の大内敏文施設長は深刻な表情だ。

 福寿園は昨年春から高卒者の待遇を改善した。無資格でも正規職員で採用▽就労当初の夜勤免除期間を3カ月から6カ月に延長▽人事異動は5年間凍結--との内容だ。今春は高卒者3人が就職した。

 その一人、青木沙樹さん(18)は「覚えることが多くて大変だが、正規職員として働けることが魅力です」と話す。注意事項をびっしりと書き込んだメモ帳は既に3冊目。介護福祉士の資格を取るには3年以上の実務などが必要となるが、大内施設長は「一人前になるまで大切に育てたい」と見守る。

 同市の特養「竹水園」も2013年、高卒者の求人を始めた。募集の際には「最初の1年はベテランがつきっきりで指導する」といい、これまで約10人を採用したという。

 背景には、大学・専門学校などの有資格新卒者の人材不足がある。県内には介護福祉士を養成する大学・専門学校などが七つあるが、今春の入学生は全て定員割れ。さらに、原発事故後は卒業生が県外に就職する傾向が続いている。同市を含む相馬地方の福祉関係者でつくるグループによると、地区内にある10の社会福祉法人が今春採用した有資格新卒者は11人で、採用枠の約2割だった。

 福島労働局によると、介護職の福島県の有効求人倍率(7月)は2.93倍で全国の2.56倍を上回る。特にいわき市を中心とする地域は4.05倍だ。復興が本格化し、除染や建設業などの賃金が介護職を上回ることも人手不足の要因だ。

 いわき市植田町の特養「せいざん荘」は12年度から市内10高校に求人票を出し始めた。震災前は未経験の高卒者は断っていたという。小玉智巳施設長は「もっと前から採用しておけばよかった」と話す。来春の就職を希望する高校生1人に週1回、おむつ交換の方法などを教えている。就職すれば、資格取得の経費を施設側で負担するという。【三上剛輝】


<最終処分場>知事「調査再開を」
河北新報 9月8日(火)10時30分配信

  東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場建設問題で、環境省による県内3候補地の現地調査再開が難航していることについて、村井嘉浩知事は7日の定例記者会見で「政治日程を考えたら前に進めない」と述べ、早期再開をあらためて求めた。

  10月にも予定される内閣改造で環境省の3役が交代する可能性があり、県内では県議選や候補地の大和町長選が控える。「政治日程を考えれば降雪前の再開は難しいのではないか」との質問に、村井知事は「肝心なのは指定廃棄物を分散保管する農家の負担解消」と強調した。

  環境省に対しては「宮城以外でも努力しているのは分かるが、冬の間に住民説明会を開くなどやり方があった」と苦言を呈した。

  環境省が調査に反対する加美町と専門家を交えた意見交換会を検討していることについては「解決の糸口を見いだせれば意義があるが、時間をかければいいものではない」と指摘。県としては「要請があれば参加したい」と述べた。

  加美町の求めに応じ、環境省が指定廃棄物の放射性濃度を再測定することに関しては「再測定で(指定廃棄物の要件の)8000ベクレルを下回っても一般廃棄物にすることは難しい。県外に持っていってもらえるならいいが、駄目なら今の方針通り進めてほしい」と一般廃棄物化に否定的な見解を示した。


福島、汚染雨水が再び海に流出
2015年9月7日(月)21時50分配信 共同通信

 東京電力は7日、福島第1原発の「K排水路」で、放射性物質を含む汚染雨水が外洋に流出したと発表した。外洋に直接つながるK排水路は4月から雨水をポンプでくみ上げて港湾内に流しているが、大雨でくみ上げが間に合わなかった。疑い例を含め流出は6回目。流出量は不明。

 東電はこれまで、ポンプのくみ上げ能力を上回る大雨で流れ出る可能性は年4~5回と説明していたが「短時間の豪雨で容量を超えるケースを想定していなかった」と釈明し、今後も流出が続く可能性を示唆した。

 東電によると、7日午前3時ごろから約1時間、雨水が排水路のせきを越えて外洋に流れ出た。


ゆるキャラが津波防災訴え
時事通信 9月7日(月)18時46分配信

 内閣府は7日、国民に津波への防災意識を高めてもらうため、全国各地のゆるキャラによる「津波防災ひろめ隊」を結成した。
 メンバーのゆるキャラは11月5日の「津波防災の日」のイベントなどで活動し、避難ルートの確認など津波災害への備えを訴える。
 同府庁舎で開かれた7日のお披露目会には、熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」や、千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」などが参加。山谷えり子防災担当相とともに、「家族とあらかじめ避難場所を決めておこう」「自分の命を守ることに全力を尽くそう」などと呼び掛けた。 


震災の被災自治体への応援長期化
2015年9月7日(月)17時8分配信 共同通信

 東日本大震災の人的支援として、岩手、宮城、福島3県の49市町村が他自治体から受け入れている派遣などの応援職員は2419人で、半数以上が勤務期間1年を超え、2年を超える人は4分の1に上ることが7日、分かった。復興事業がピークを迎えた被災地の慢性的な人手不足が背景。応援長期化で職員に重い負担がのしかかっており、派遣増員といった支援の拡充が急務だ。

 自治体派遣や任期付き採用を含む応援職員の現状を、8月1日時点で各自治体に聞いた。勤務期間が通算で1年を超える人は1254人(52%)。このうち2年超3年以下は386人(16%)、3年超も159人(7%)に上った。


汚染雨水が外洋流出=6回目、かさ上げのせき越え―福島第1
時事通信 9月7日(月)12時26分配信

 東京電力は7日、福島第1原発で外洋に直接通じる排水路から、放射性物質に汚染された雨水が流出したと発表した。
 流出は8月27日以来で、6回目。東電は対策として高さ70センチのせきを85センチにかさ上げしていたが、機能しなかった。
 東電によると、流出は7日午前2時55分から同4時すぎまで続いた。流出量や放射性物質の濃度は不明。
 排水路の雨水は、港湾内に流れる別の排水路にポンプで移される仕組みだった。くみ上げ用のポンプ8台は午前2時51分からフル稼働していたが、強い雨の影響でくみ上げが間に合わず、せきを越えたという。 


災害住宅、17年度末までに全戸完成=福島県
時事通信 9月7日(月)12時19分配信

 福島県は7日、東京電力福島第1原発事故による避難者向け災害公営住宅について、計画していた全4890戸を完成させるめどが立ったと発表した。
 未定だった一部用地を確保できたためで、2017年度末までに全戸が完成する予定。
 県によると、今年1月時点で520戸分の用地が未定だったという。これまでに全体の14%に当たる687戸が完成している。 


<防潮堤>気仙沼大島浦の浜7.5mに下げ提示
河北新報 9月7日(月)11時50分配信

  宮城県気仙沼市の離島・大島の浦の浜地区に県が海抜7.8メートルの防潮堤を建設する計画をめぐり、県は5日夜に大島公民館で開かれた大島浦の浜・磯草地区復興懇談会で、堤防高を7.5メートルに引き下げる新たな計画を明らかにした。

  出席した住民からは「30センチの引き下げでは納得できない」と反発する意見が出た。議論が平行線をたどり進展しないことへの不安の声や「計画を図などにして、分かりやすく説明してほしい」との意見もあった。県や市は住民側と協議を続ける考え。

  懇談会で県は、住民が「堤防高が高すぎる」と見直しを求めているのを踏まえ、津波シミュレーションを再実施した結果を公表。海岸の南側に無堤区間を設けるなど工夫すれば、これまでより津波高が30センチ低くなるとの試案を報告した。

  一方で、住民が求めていた湾口防波堤の設置は「津波高を60センチ下げる効果があるが、事業費が約25億円もかかるため事業化できない」などと退けた。

  懇談会は6月に県、市の担当者や子育て世代の住民ら20人をメンバーに設置され、今回で3回目。


津波被災地5年ぶり「最後」の運動会
河北新報 9月7日(月)10時40分配信

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親子三代リレーで元気に走る子どもたち

  東日本大震災の津波で大きな被害を受けて中断していた仙台市若林区荒浜の「学区民大運動会」が6日、同区の七郷小の校庭で行われ、住民ら約1000人が再会を喜び一緒に汗を流した。既に住民の大半が地区を離れた上、来年4月に荒浜小が七郷小に統合されるため、運動会は今回が最後となった。

  玉入れや綱引き、親子3代リレーなど14種目があり、6地区対抗で競った。最後には全員で「荒浜音頭」を踊り、子どもから大人まで世代を超えて交流し、笑顔の輪を広げていた。

  1970年代に始まった運動会は毎年秋に荒浜小で開かれ、地域の最も大きな行事だった。主催は荒浜体育振興会や同校など。住民は練習を重ね、地区ごとに色違いのユニホームを着て本番に臨んだ。しかし、震災の津波で約120人が犠牲となり、多くの住民は家を失った。

  ことし1月、荒浜小の桜場直志校長(56)が「統合前に、住民がもう一度集まるきっかけとして運動会を開催してほしい」と体育振興会に呼び掛けた。協議を重ね、支援団体から援助を受け5年ぶりの復活にこぎつけた。

  宮城野区に家を再建した二瓶そのさん(68)は震災時、車に偶然積んでいたため手元に残った青色のユニホームを着て参加。「懐かしい顔ぶれに会えてうれしい」と顔をほころばせた。

  同振興会の大久保秀男会長(64)=若林区=は「住民はばらばらになるが、荒浜の強い絆を持ち続けてほしい」と話した。


運河の水抜いて震災不明者を一斉捜索
河北新報 9月7日(月)10時40分配信

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行方不明者の手掛かりを求めて懸命の捜索が行われた

  東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上地区の貞山運河で6日、行方不明者の一斉捜索が行われた。初めて運河の水を抜き、堆積した土砂の中を重点的に調べた。

  名取川河口付近にある閖上水門の災害復旧工事に合わせ、地元住民からの捜索依頼を受けて行われた。市消防署や岩沼署、ボランティアら計約120人が参加した。

  あらかじめ貞山運河約80メートルの区間を矢板でせき止め、運河の底の土砂を重機ですくい取った。参加者はスコップなどを手に、慎重に土をかき分けて手掛かりを探した。

  市内では依然39人が行方不明となっている。8月には現場から約5キロ南の貞山運河から被災車両が引き揚げられ、中から宮城県亘理郡の男性の遺体が見つかった。

  行方不明者の家族も捜索に加わった。当時8カ月だった長男を失った男性(47)は「見つかるまでは心の整理がつかない。行方不明者の家族は皆同じだと思う」と祈るように話した。

  この日の捜索では骨8本が見つかった。今後、人骨かどうか鑑定を進める。


宮城・閖上の水門周辺で120人が不明者を捜索
読売新聞 9月6日(日)22時19分配信

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水が抜かれた中貞山運河近くを掘り起こし、行方不明者の手がかりを探すボランティアや警察の関係者ら(6日午前、宮城県名取市閖上で)=冨田大介撮影

 東日本大震災から4年半がたつのを前に、宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区の閖上水門周辺で6日、初めて水を抜いた状態で行方不明者の捜索が行われた。

 水門の復旧工事を機に名取川と中貞山(なかていざん)運河の合流地点計約1200平方メートルで、警察や消防など計約120人が手がかりを捜した。

 閖上地区では、津波で753人が死亡。現在も37人の行方が分かっていない。水門周辺は潜水による捜索が行われたが、工事で水がなくなる機会に改めて捜すよう住民が要望した。


<宮城・名取>閖上の運河で水抜き、不明者を捜索
毎日新聞 9月6日(日)19時32分配信

 東日本大震災の津波で現在も37人が行方不明の宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区で6日、運河の一部の水を抜いた初の不明者捜索が行われた。住民から捜索を求める声があり、災害復旧工事に伴う水抜きに合わせて実施された。

 現場は海岸沿いに流れる貞山運河と、名取川の河口をつなぐ水門付近。これまでも潜水士が水中を捜してきたが、6日は約80メートルにわたって運河をせき止め、両岸に引き上げられた土砂を市や警察、消防の職員、ボランティアら約120人がふるいにかけるなどして手がかりを探した。

 閖上の妻の実家にいた長男(当時8カ月)と義母(同61歳)が見つかっていない竹沢守雅さん(47)=仙台市若林区=も加わり、「行方不明のままでは思い切り泣くこともできない。捜索してもらえれば希望も持てる。今後も機会を作ってほしい」と話した。

 現場から南に約5キロ離れた運河では今年8月、工事中の作業員が沈んでいた車を発見し、車内から震災で行方不明になっていた同県の男性の遺体が見つかっていた。【川口裕之】


<楢葉・避難解除>避難区域なお9市町村
河北新報 9月6日(日)18時58分配信

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避難9市町村の解除見通し時期

 東京電力福島第1原発事故に伴い全住民が避難した市町村で初めて、福島県楢葉町の避難指示が5日解除された。なお9市町村に残る避難区域について、政府は2017年3月までに、帰還困難区域を除いた避難指示解除準備区域と居住制限区域での避難指示解除を目指している。

 避難指示の解除は、14年4月の田村市都路地区東部、同10月の川内村東部に続く。田村市と楢葉町は避難指示の解除が完了したが、9市町村には避難区域が残り、計約7万1800人が避難を続ける。避難指示の現状と解除見通し時期は地図の通り。
 田村市都路地区東部は住民340人のうち56.8%に当たる193人が帰還。274人が避難した川内村東部は住民の14.2%、39人が帰村している。
 楢葉町の人口は約7400。4月6日に始まった準備宿泊に申し込んだのは8月31日現在、780人にとどまっている。
 来年春の解除を視野に南相馬市小高区など(対象1万1702人)、葛尾村(1360人)、川俣町山木屋地区(1193人)で8月31日、準備宿泊が始まった。準備宿泊の登録者は8.8%の1265人。政府は今後、地元と避難指示の解除時期などを検討する。
 16年3月以降の解除を見込んでいた飯舘村は、除染の完了時期がずれ込んだため、17年3月までの解除を予定する。
 帰還困難区域以外の除染を17年3月までに終える計画の浪江町と富岡町は17年春以降の帰還を目指す。川内村東部に残る避難指示解除準備区域の解除目標は未定。
 帰還困難区域の人口が全体の9割以上を占める双葉、大熊両町は解除のめどが立っていない。

[避難指示の解除]政府は2012年4月~13年8月、福島県内の11市町村の避難区域を再編し、年間被ばく線量に基づき「避難指示解除準備区域」(20ミリシーベルト以下)「居住制限区域」(20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下)「帰還困難区域」(50ミリシーベルト超)の3区域を設定した。指示が解除された田村市都路地区東部と川内村東部、楢葉町はいずれも避難指示解除準備区域だった。政府は解除の条件に(1)年間被ばく線量が20ミリシーベルト以下(2)インフラなど生活環境の復旧(3)地元との十分な協議-などを挙げる。


<楢葉・避難解除>安堵と不安が交錯
河北新報 9月6日(日)18時54分配信

 楢葉町の避難指示解除に対し、仮設住宅にとどまっている住民には安堵(あんど)と不安が入り交じり、揺れる胸の内をのぞかせた。
 「自宅の解体も始まり、来年の今ごろには家族4人で暮らしていると思う」。会津美里町の仮設住宅で暮らす男性(56)はうれしさで顔をほころばせた。
 局所的に放射線量が高い地点が残るなど気掛かりなことも多いが、「やはり町に戻りたい気持ちが強い」と語った。
 いわき市の仮設住宅で生活する無職松本敏枝さん(86)も「いずれは町に戻るつもり。解除を待っていた」と喜ぶ。
 心配なのは買い物環境だ。現在住んでいる地区は商業施設が近くにあり、不便を感じない。原発事故前によく通っていた富岡町は全町避難が続く。「富岡も早く戻れるようになれば。まだ時間がかかるのかな」と帰町後の生活を案じた。
 津波の被災者には家屋の賠償金が出ない。自宅を流され、同市の仮設住宅に住む男性(62)は「災害公営住宅も完成しておらず、受け入れ態勢が整っていない」と生活設計が立たない不安を真っ先に口にした。


<楢葉・避難解除>未来の姿に思いはせ
河北新報 9月6日(日)18時50分配信

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式典で記念樹の根元に砂をかける子どもたちと関係者=5日午前11時30分ごろ、福島県楢葉町のあおぞらこども園

 笑顔あふれる町に-。楢葉町のあおぞらこども園で行われた復興祈念式典では、参加者が町の未来に思いを巡らせた。

 「Jヴィレッジで思い切りサッカーをしたい」。陽光が降り注ぐ園庭で、楢葉南小1年の政井大輔君(7)は作文を発表した。
 2歳でいわき市に避難した。町のこともJヴィレッジのことも知らなかったが、両親らから「楢葉のいいところ」を教えてもらった。「将来は宇宙飛行士になり、宇宙から楢葉を見てみたい」と夢を描いた。
 園庭の真ん中には「きぼうの木」と名付けられたエノキが記念植樹され、こども園の幼児たちが「大きくなあれ」と言いながら、じょうろで水をかけた。
 式典の会場には、和布細工の教室で作られた大きなつるしびなが飾られ、町の再出発に花を添えた。教室を主宰する高原カネ子さん(67)は「やっとここまできた」と感じた。
 事故後、いわき市の仮設住宅などで和布細工を教え、準備宿泊が始まった4月に自宅で教室を再開した。
 「他の町から避難した教室の仲間には『帰れていいなあ』と涙ぐむ人もいる。戻れるのはありがたい」と高原さん。「ただ、町民はみな事情が違う。それぞれが一番自分にふさわしい所にいればいい」とも思う。
 昨年11月には、指導する「ならは天神太鼓うしお会」も復活させた。「楢葉に戻りたいと思う人が増えるためにも、先に帰町した私たちが、楽しく、仲良く、元気で暮らすことが大切。それが町の5年先、10年先につながる」と強調した。
 避難指示が解除された5日午前0時すぎ、「キャンドルナイト」が開催された町総合グラウンドでは、町民ら20人が町に次々と明かりが戻るよう願い、ろうそくをリレーした。


<避難解除>美しい楢葉取り戻す 復興祈り式典
河北新報 9月6日(日)10時15分配信

  福島県楢葉町は5日、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が午前0時に解除されたのを受け、町内で復興祈念式典を行った。4年半、1638日に及んだ全町避難からの復興、古里の再生を誓い、新たなスタートを切った。原発事故に伴う避難指示の解除は、田村市都路地区東部、川内村東部に続き3例目で、全住民や行政機能が丸ごと避難した自治体では初めて。

  式典には町民や国、県の関係者ら約150人が出席した。松本幸英町長は「止まっていた時計の針が再び動きだす。日本で経験したことのない困難や苦悩を乗り越え、笑顔あふれる美しい楢葉を取り戻す」と決意を表明した。

  町の新たなキャッチフレーズ「こころ、つなぐ、ならは、明日へ!!」と、町が復興拠点として整備を計画する「コンパクトタウン」の未来予想図を披露。「きぼうの木」と名付けたエノキを記念植樹し、小中学生の代表3人が、楢葉町への思いなどを書いた作文を発表した。

  解除の一方で放射線への不安や長期避難で崩れた生活環境の回復など課題は多い。4月に始まった準備宿泊の登録は町民約7400人のうち780人だった。

  国の原子力災害現地対策本部長を務める高木陽介経済産業副大臣は式典で「町民は何も悪いことをしていないのに強制的に避難させられた。国は自らの問題として復興に全力で取り組む」と語った。


福島・楢葉町避難解除も「本当の帰還10年かかる」
日刊スポーツ 9月6日(日)10時1分配信

 今月11日、東日本大震災から4年6カ月を迎えるのを前に、政府は5日、福島県楢葉町のほぼ全域に指定されていた東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示を解除した。全町規模の避難解除は初。町職員などに注意を受けながらも、自宅を守るために12年8月から避難指示区域に住み続けた吉田洋一さん(67)を1年半ぶりに訪ねた。直近では全人口7368人(1日現在)の1割ほどしか戻らないとされる帰町に、寂しげな表情を浮かべた。

 人が住まなくなり、鹿やイノシシが親子連れで歩く姿も吉田さんの家から普通に見えた。帰町を前に野生化した動物たちの駆除も行われた。「人間って勝手だな」。その日を迎え、近所に人が戻る気配はない。

 「本当に町が元に戻るのにはまだ10年かかると思う」。町では至る所で家屋の解体作業が行われている。2694世帯(1日現在)のうち約1000世帯が解体を申請。建て替えのためもあるが、一方で帰町を諦めた人たちもいる。

 「子どもがいる家が戻って来るはずねえべ」と語気を強める。町には除染廃棄物などを入れたフレコンバッグが置かれたままだ。「子どもたちに盆や正月ですら戻って来いなんて思わねえ」。帰町へ向け4月から行われた準備宿泊の登録者は351世帯780人(8月31日現在)と町人口の約1割だった。1人月10万円の賠償金は帰町から1年後にストップする予定。

 「帰りたくねえ人の中には賠償が止まるのが困る人もいるだろう。でもな、かわいそうと思ってくれるのは、せいぜい2年だ。いつまでも国に面倒見てもらうのはどうなんだ。その金は税金だぞ」。バラバラになった故郷は簡単には元に戻れない。だからこそ厳しい言葉が口を突いた。

 震災前、87歳になる母と妻、息子と4人暮らしだった。母と妻はいわき市に、息子は会津若松市で避難生活を送る。震災後、認知症が進んだ母。施設が整備されていない楢葉町には戻せない。「もう1度一緒に暮らしたいか」と聞くと「そんなの無理だっぺ! 俺は1人でいい」とぶっきらぼうに言った。

 自宅、先祖代々の墓、飼い猫や金魚を守るために1人、誰もいない楢葉町に住み続けた。時には役場職員や警察に注意も受けたが「ここが俺の家だ」と根負けさせた。原発事故から4年半。最も高いところで毎時17マイクロシーベルトあった放射線量は、家の中では0・2マイクロシーベルトほどまで下がった。「年を取ると時間がたつのは早いな。棺桶に片足を突っ込んでるよ」と笑う一方、警戒区域の設定が原発事故後1カ月以上も遅れ、メルトダウンの事実も長い間認めなかった、かつての民主党政権には今でも怒りを覚えている。

 寂しさは見せないが本心は違う。「ほぼ毎日草むしりをしてるんだ」。草を刈ったようには見えない庭だが、そう思わせるのは足の踏み場がないほどに広がった無数のコスモス。吉田さんは1本も抜かなかった。この場所で2度と一緒に住めないかもしれない母が、震災前に植えたものだった。【三須一紀】

 ◆福島県楢葉町(ならはまち) 県沿岸南部に位置し、人口は約7400人。ほぼ全域が東京電力福島第1原発から20キロ圏で、比較的放射線量の低い「避難指示解除準備区域」に指定されていた。住民は福島県を含む30都道府県に避難、人口の8割弱が福島県いわき市に身を寄せる。気候は比較的温暖で、ユズが特産品。隣接する富岡町との間には東電福島第2原発がある。「Jヴィレッジ」も隣の広野町との間にまたがり、現在は原発事故の対応拠点となっている。


福島・楢葉町の大森さん念願帰町も「長い目でみる」
日刊スポーツ 9月6日(日)10時1分配信

 今月11日、東日本大震災から4年6カ月を迎えるのを前に、政府は5日、福島県楢葉町のほぼ全域に指定されていた東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示を解除した。全町規模の避難解除は初。

 楢葉町役場の議会事務局で働く大森保さん(45)にとって念願の帰町となった。震災直前の11年1月にマイホームを購入し、入居したばかりだった。ただ、家具や家電は今もいわき市内の避難先にあり、すぐには戻れる状態ではない。「町全体は5年ぐらいかけて徐々にポツポツと戻る感じでしょうね。長い目で見たい」と話した。


楢葉町の復興作業員「許せない」山田容疑者に怒りも
日刊スポーツ 9月6日(日)10時1分配信

 先月、大阪府寝屋川市で中1男女遺棄事件が起きた。逮捕された山田浩二容疑者は原発事故に伴う除染作業員だった。

 福島県楢葉町で働く復興作業員は許せない気持ちでいた。33歳男性は「事件で福島という言葉が出るだけで嫌な気持ちになった」と吐露。福島県中通り出身で震災後、浜通りが壊滅的な状況になり、「復興のために何かできないか」と、除染作業や解体作業を援護する警備員になった。「楢葉町が帰町となったから、今は1時間もかけて朝礼を行い、町民の安全第一を話している。復興のために全力で働いている人がほとんどなのに、イメージが悪くなるのは許せない」と語った。

 一方、全国各地から集まる復興作業員に不審の目を向ける住民もいる。いわき市内の40代男性は「最近、車がよく盗まれる。クレーンでそのまま持って行く手口もある。作業員と決めつけるのは良くないかもしれないが、そんなやからもいると聞く」と、さまざまな問題が起きているのも事実だ。


避難指示解除の楢葉町「時計の針が再び動き始めた」
産経新聞 9月6日(日)7時55分配信

 東京電力福島第1原発事故の影響で福島県楢葉町に出ていた避難指示が5日、全域避難の自治体では初めて、約4年半ぶりに解除された。住民の帰還と町の復興を願い、町内で祈念式典が開かれ、松本幸英(ゆきえい)町長が「(事故以来)止まっていた時計の針が再び動き始めた」とあいさつ。思いを新たに故郷での生活を再開させる住民がいる一方、帰還を諦める人も。思いが交錯する町内を歩いた。(野田佑介、緒方優子)

 ◆広がる笑顔

 「あぁ、久しぶりー」「お帰りなさい、元気だった?」。5日昼、静かな住宅街の一角に、再会を喜ぶ声がこだました。

 東日本大震災の発生直後に避難所として使われた楢葉町営団地区の集会所では、5世帯10人ほどが集まり、バーベキューでささやかな祝杯を挙げた。数カ月ぶりに会う顔、数年ぶりに会う顔。近況報告や子供の話に、話題は尽きない。

 同地区の区長だった橋本盛一さん(67)は「自然があって、みんながいて、穏やかに時間が流れる。やっぱり、ここが好きだなぁ」とつぶやいた。

 ◆孫との時間

 「ドルちゃんにご飯あげてもいい?」。生後まもなく1年になるラブラドルレトリバーの小屋の前で、小学1年の孫、根本あかりさん(6)がそう尋ねると、祖母の根本里子さん(61)は笑顔で、「いいよー」と返す。

 原発事故前までは楢葉町の自宅であかりさんの両親ら家族7人で暮らしていた。4月から始まった準備宿泊で、里子さんは帰還。だが、あかりさんらは戻らず、一緒に過ごせるのは週末だけ。原発事故当時、2歳だったあかりさんに楢葉の家の記憶はほとんどない。「ここで過ごしたんだよって言っても、仮設が本当の家って言うんだよ」

 ◆「希望ない」

 「正直なところ、解除はピンと来ないな」。町北部に自宅のある無職の男性(69)は力なく、つぶやいた。

 避難指示の解除に先立って4日夜に行われた灯籠に灯をともす記念イベントの会場に妻(67)と2人で足を運んだ。夫妻はすでに、故郷に「戻らない」と決断している。

 「どれぐらいの人が来るのか見たくてね。でも、これじゃあな。スタートにしては寂しいな」

 福島第2原発にほど近い自宅は東日本大震災で半壊。「ネズミにやられて住める状態じゃない」といい、福島県いわき市に新居を建てた。

 記念イベントがあった陸上競技場は、消防団の出初め式で何度も足を運んだ場所だ。芝生のグラウンドを眺めていると、当時のことがよみがえった。新たな町のスタートを喜ぶ催しだったが、「希望はないね。ただの明かりにしか見えないよ」との妻の言葉に、男性は静かにうなずいた。


<福島・避難7町村>仮設の小中通学は12% 就学対象者
毎日新聞 9月6日(日)7時52分配信

 東京電力福島第1原発事故で全域避難した福島県の7町村が避難指示区域外の自治体に開設した仮設の小中学校に通う児童生徒は、住民票上の就学対象者の約12%にとどまることが毎日新聞の取材で分かった。帰還後の学校再開を見越して避難者の多い地域を中心に仮設校を設けたが、児童生徒が集まらない現状が浮き彫りになった。町村関係者から「このままでは若い世代が帰還しない」と危惧する声が出ている。【岡田英、喜浦遊】

 全域避難したのは大熊、双葉、浪江、富岡、楢葉5町と葛尾、飯舘2村(楢葉町は5日解除)。「地域コミュニティーを維持するため古里の学校を」との声が教育関係者や保護者から上がり、7町村は2011年~14年、小中の仮設校を県内計10カ所に開設した(一部は小中が同じ場所)。

 各教育委員会によると、今年度の就学対象者は計5076人だが、仮設校に通う児童生徒は計608人。年月とともに子育て世帯が散らばったり、子どもが避難先の地元の学校になじんだりしたことが大きな要因だ。

 大熊町は事故1カ月後に西に約100キロ離れた会津若松市に仮設校を設けた。同市に臨時役場が置かれ、多くの町民が市内に避難した。

 開設当初は対象者の50.9%が通学したが、大熊町の生活圏に近いいわき市に移る町民が相次ぎ、今年度は10.2%に。町の武内敏英教育長は「いわき市に移転しても子どもが増えるとは思えない。町立学校で学びたい子がいる限り最後まで良い教育環境を提供したい」と話す。

 浪江町も11年8月、役場移転先の二本松市に仮設校を設置。町には元々、小中学校が計9校あり、仮設校に集まり過ぎないように各家庭にできるだけ避難先の学校に通うよう通知した。しかし、児童生徒は予想外に集まらず、対象者1348人に対し36人(2.7%)。町の畠山熙一郎教育長は「通知を出したことを後悔している。学校は地域のよりどころ。町が復興する時に学校も戻って再開したい」と話す。

 開設が遅れた自治体は、子どもが避難先の学校になじんだため、苦戦する。13年4月に三春町に開設した葛尾村は20.6%、14年4月にいわき市に開設した双葉町は2.9%だ。

 一方、飯舘村は、住民がまとまって避難している近隣の福島市と川俣町に設置し、53.7%と最も率が高い。

 ◇双葉町、不登校児を受け入れ

 苦境を逆手にとる動きもある。いわき市に開設された双葉町立小中学校の仮設校は、7町村で最も遅い昨年4月の開設時、児童生徒数は11人だったが、被災自治体への加配で教員は26人もいる。「手厚い態勢で不登校児らに向き合う」との方針を打ち出したところ、町民ではない子どもも集まるようになり、今年9月で児童生徒は21人に増加した。

 発端は、開設前に保護者から「子どもが避難先の学校になじめない」などの相談が町に寄せられたこと。半谷淳教育長が「悩める子の最後のとりでに」と発案。保護者同士の口コミなどで広がり、避難先の学校に通っていた町民の子どもや不登校に悩むいわき市内の子どもが転入し始めた。

 不登校だった生徒が登校するようになるなど少人数教育の効果も表れているという。

 半谷教育長は「最終的には不登校などに悩む全国の子どもが区域外就学できる公立校にしたい」と寄宿舎建設も想定し、国の支援を求める方針だ。

 同町には事故前、小中の計3校に約550人の児童生徒がいた。【栗田慎一】


望月原子力防災相が視察=伊方原発、中村愛媛知事と面談
時事通信 9月5日(土)18時57分配信

 望月義夫原子力防災担当相は5日、再稼働に向けた手続きが進む四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の関連施設を視察し、中村時広知事と県庁で意見交換した。
 
 望月担当相は事故発生時の対応拠点となるオフサイトセンター(同県西予市)と、住民が船で避難する際に使用する三崎港(同県伊方町)を見て回った。
 意見交換で中村知事は「視察を生かし、国の力強い支援をお願いしたい」と要望。望月担当相は「11月に原子力総合防災訓練も実施される。国も自治体と一体となって原子力防災対策の一層の充実に努めたい」と述べた。
 伊方原発は7月、再稼働の前提となる新規制基準の適合性審査に事実上合格している。 

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