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2015年7月27日 (月)

東京・調布の住宅地に小型飛行機墜落 地上の1人を含む3人死亡・4

26日午前11時ごろ、東京都調布市富士見町の住宅街に、調布飛行場を離陸直後の5人乗りパイパー PA-46小型飛行機が墜落した。

この事故で小型機と民家3棟、車2台が炎上、小型機の操縦士を含む男性2人と墜落現場の民家の女性1人の3人が死亡した。

現時点では事故原因は不明だが、何らかの理由でフラップが所定の位置まで出ていなかったか、エンジン推力が必要な値に達していなかったかによる失速の可能性が考えられる。

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リンク:屋根に接触し墜落、バウンドして炎上か…小型機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:調布飛行場利用経験者、遊覧飛行は「よく行われていた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:燃料満タン+5人=アウト 小型機操縦者ら指摘「ベテランなら常識」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:異変知らせる交信なし - 速報:@niftyニュース.
リンク:予定変更、6人乗り機使う=整備や運航状況分析―小型機墜落事故・警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機墜落>舛添都知事、調布飛行場の対応検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:舛添知事、調布から自家用機「締め出し」検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機墜落>「日本エアロテック」など3カ所を家宅捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機墜落>「自家用機使用、削減を」地元3市長が要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自粛してもらう=調布での自家用機発着―舛添都知事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:片道5回分の燃料か=制限重量超過の有無調査―墜落で住民死亡は初・国交省など - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トラブルの交信なし=伝える間なく墜落か―東京・調布の小型機事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落事故、管理会社など家宅捜索 - 速報:@niftyニュース.
リンク:都に再発防止を要請=小型機墜落で長友調布市長ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「慣熟飛行」とは名ばかりか 不可解な点が浮上 調布・小型機墜落事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:事故機管理会社を捜索=機長のパイロット養成会社も―業過致死傷容疑・警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機、滑走路終端で離陸…猛暑の影響指摘も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:滑走時から異常か、離陸直後にふらつき…小型機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機、重量影響で高度不足か - 速報:@niftyニュース.
リンク:<小型機墜落>最大離陸重量超過か 計画書「5時間分燃料」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:離陸前に異常交信なし=飛行後トラブル発生か―小型機墜落事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機墜落>「慣熟」「遊覧」あいまい 都、確認は困難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:調査待ち安全対策を=小型機墜落で太田国交相―小型機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落小型機、飛行目的わからず…遊覧の可能性も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機墜落 離陸時からトラブル? 低空で旋回、車輪格納できず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機墜落 禁止の遊覧飛行か 「技能維持」管理会社は否定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:巻き添え女性、愛犬助け逃げ遅れか…調布小型機墜落事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:左旋回で低空飛行、失速=破裂音も、機体トラブルか―小型機墜落事故・警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:機長とのやりとり解析=離陸前の交信状況―小型機墜落事故・事故調 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機墜落>安全確保の徹底、業界団体へ要請…国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機墜落>調布の自家用機離着陸「毎年、減っている」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トラブル伝える余裕ないまま墜落か…小型機事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:調布小型機墜落 遊覧飛行の可能性も 整備・管理会社は否定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:調布小型機墜落 舛添知事「遊覧飛行なら問題」 届け出様式、見直しへ - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

屋根に接触し墜落、バウンドして炎上か…小型機
読売新聞 7月29日(水)7時7分配信

 東京都調布市の住宅街に小型プロペラ機が墜落し、8人が死傷した事故で、小型機は、全焼して死者が出た住宅の3軒隣の住宅上部に接触してから、住宅前の地面に墜落してバウンドし、炎上したとみられることがわかった。

 警視庁は、住宅への突入は免れたものの、墜落の仕方によっては、被害がより深刻で広範囲に及んだ可能性もあったとみて当時の状況を詳しく調べている。

 同庁は28日、小型機の整備や管理を行っていた「日本エアロテック」(調布市)など3社を業務上過失致死傷容疑で捜索し、機体の整備マニュアルなどを押収した。今後、小型機の過去の飛行状況や整備・点検の実態なども調べる方針。

 同庁は同日までに、事故を目撃した住民の証言を聞き取ったほか、27、28両日には現場検証を行った。捜査関係者によると、小型機は、事故に巻き込まれて死亡したとみられる鈴木希望(のぞみ)さん(34)宅の3軒隣にある住宅屋上のアンテナをなぎ倒した後、隣接する2軒の屋根に左翼を接触させ、地面に墜落。その衝撃で機体は上下逆さまになり、鈴木さん宅とともに炎上したとみられる。

 同庁は現場検証で、鈴木さん宅の焼け跡に引っかかっていた主翼の骨組みや、原形をとどめたエンジン、プロペラの一部のほか、搭乗者の所持品とみられるスマートフォン1台や小銭入れなどを発見。29日も検証を続け、小型機に乗っていた5人の位置関係なども調べる。


調布飛行場利用経験者、遊覧飛行は「よく行われていた」
スポーツ報知 7月29日(水)7時3分配信

 今回の墜落機が離陸重量ぎりぎりで飛行していたことについて、2013年から約1年半、セスナ機を操縦するため調布飛行場を利用した経験のある男性(67)は、「限界に近い重量で飛ぶことはあるが、暑い日は気をつけなければならない」と話した。

 6人乗りだった事故機は、「小型機でも高級機。エアコンなども付いていた」という。事故当日は炎天下。事故機が墜落時にエアコンを使用していたかは不明だが、「気温が高いだけでもエンジンの回転数は落ちるが、クーラーをつけるともっと性能が悪くなる」と指摘した。

 また、事故機が5時間分の燃料を積載していたことについては「(不測の事態で)着陸できない場合もあるので、燃料を多く積むことはある。ただ、今回の場合は3時間分くらいでよかったのでは」と述べた。

 一方、同飛行場で禁止されている「遊覧飛行」については、「よく行われていた」と明かした。

 死亡した川村機長は、操縦技術維持などのための「慣熟飛行」と届けを出していたが、男性によると、「友人、家族を乗せて遊覧目的の飛行であっても、多くの人が『慣熟飛行』と書いていた」という。

 男性は「友人などを乗せるとなると、たとえば天候が悪くても、相手に気遣い無理して飛んでしまう可能性がある」と「遊覧飛行」の危険性を指摘。離陸前に、同乗者や目的地などを認識していなかった事故機の管理会社に対して、男性は「信じられない」と驚いていた。


燃料満タン+5人=アウト 小型機操縦者ら指摘「ベテランなら常識」
スポニチアネックス 7月29日(水)7時1分配信

 東京都調布市の住宅街に小型プロペラ機が墜落し8人が死傷した事故で、小型機は予定していた伊豆大島までの片道分の5倍に当たる大量の燃料を積載していたことが28日、分かった。燃料だけで300キロに近く、さらに男性5人が乗り、総重量は離陸可能な限界ぎりぎりだったとみられる。

 小型機を操縦するパイロットたちは「あの機種は満タンで5人乗ったらアウト」と指摘する。事故を起こしたPA46―350P型と同じ、米パイパー・エアクラフト社製の別の小型機を操縦したことがある航空科学博物館の山川秀宏事務局次長は、高温による気温の高い夏場はエンジンの性能が下がるとした上で「燃料は満タンで、乗員も満席に近く、さらに荷物も満載だと、離陸にはかなり厳しい状況だったはずだ」と推測する。

 事故機の操縦経験があるというベテランのパイロット(57)も「この機種を燃料満タンにして5人も乗ったら、重くてアウトだ。ベテランなら常識だが…」と首をかしげ、「車なら5人乗りに5人乗っても大丈夫だが、飛行機はもの凄く条件が厳しい。この機種は、冬でも十分に高度を上げるのが難しいことがあるほどだ」と話した。

 国交省などによると、事故機の機体は約1200キロで、理論上の離陸可能な最大重量は約1950キロ。片道約1時間のフライトで、死亡した川村泰史機長(36)は飛行計画書に5時間分の燃料を積載と記載。PA46の燃費性能で計算すると、最大約280キロの燃料を積載していたことになる。男性1人が70キロの場合、5人で350キロで、荷物を加えると限界の重量まで100キロを切っていた可能性が高い。

 また、調布飛行場では滑走路を南に離陸した場合、中央自動車道まで直進し、十分な高度に達してから左右どちらかに旋回するルールになっているが、小型機は低空飛行のまま、すぐに左に旋回していたことも判明。捜査本部は、点検状況などを分析するとともに、負傷者からも回復を待って事情を聴くなどして墜落原因を詳しく調べる。


異変知らせる交信なし
2015年7月29日(水)6時15分配信 共同通信

 東京都調布市の住宅街に離陸直後の小型プロペラ機が墜落し8人が死傷した事故で、小型機のパイロットと調布飛行場の担当者との間で交わされた離陸前の交信に異変を伝える内容はなく、離陸から墜落するまでの1分足らずの間には交信そのものがなかったことが29日、捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁調布署捜査本部は、燃料を大量に積載したことなどで重くなりすぎていたことや、高温による推力不足などで高度を十分に上げられないなど、予期せぬトラブルに離陸後に直面、対処できずに墜落した可能性があるとみて調べている。


予定変更、6人乗り機使う=整備や運航状況分析―小型機墜落事故・警視庁
時事通信 7月29日(水)5時1分配信

 東京都調布市の住宅街に小型プロペラ機が墜落し、乗っていた2人と民家の女性の計3人が死亡した事故で、機長の川村泰史さん(36)が、当初予定していた飛行機より大きい6人乗りの小型機を使用していたことが29日、関係者の話で分かった。
 川村さん側が変更したとみられる。事故機には川村さんを含め5人が搭乗していた。
 警視庁は小型機を管理する「日本エアロテック」や川村さんが社長を務めるパイロット養成会社「シップ・アビエーション」の家宅捜索で押収した資料を分析。整備や運航状況に問題がなかったか調べる。機体が変更された経緯についても関係者から事情を聴く。
 日本エアロテックなどによると、川村さんは同社が管理する2人乗り、4人乗り、6人乗りの計3機を飛行させることができた。事故当日は、当初予定していた機体ではなく、6人乗りに変更。定員6人の機体に5人が搭乗し、伊豆大島を往復する計画だった。
 同社によると、搭乗者の一人で負傷したプロデューサーの男性は年に1、2回、川村さんの飛行機に同乗。川村さんが操縦の技量を維持する「慣熟飛行」を行う際は、同乗を希望していたとされる。他に同乗した雑誌編集者や商社社員ら男性3人はプロデューサーの知り合いだったという。
 飛行計画書には、飛行予定より3時間余分に飛べる量の燃料を入れると記載されていた。事故機には定員の6人に近い成人男性5人が搭乗しており、警視庁や国の運輸安全委員会は離陸時の制限重量に近かった可能性もあるとみて調べる。 


<小型機墜落>舛添都知事、調布飛行場の対応検討
毎日新聞 7月28日(火)23時43分配信

 東京都調布市の住宅街に小型飛行機が墜落した事故で、舛添要一知事は28日、調布飛行場で自家用機の離着陸を認めないことも含め今後の対応を検討する考えを明らかにした。調布、三鷹、府中の地元3市長が同日、都庁を訪れ「自家用機の運航停止を視野に、更なる削減を図ること」を求める要請書を提出したことを受け、知事は「よく原因究明をした上でそのことも視野に考えたい」と述べた。

 全国知事会議が開かれている岡山市内のホテルで記者団に語った。また、同飛行場から航空機に指示をする航空管制官がいなくなった経緯に触れ「管制業務の在り方も問題提起すべきだと思っている」と指摘した。一方、調布市の長友貴樹市長は都庁で「自家用機の使用をなくしていただきたいという思いは持っている」と述べた。【飯山太郎、武本光政】


舛添知事、調布から自家用機「締め出し」検討
読売新聞 7月28日(火)23時32分配信

 小型プロペラ機の墜落事故を受け、調布飛行場を運営する東京都の舛添要一知事は28日、報道陣に対し、将来的に自家用機の離着陸を認めないことも視野に入れ、安全対策を検討する考えを示した。

 同飛行場では事故後、自家用機に運航の自粛を求めている。


<小型機墜落>「日本エアロテック」など3カ所を家宅捜索
毎日新聞 7月28日(火)21時32分配信

 警視庁調布署捜査本部は28日、事故を起こした小型飛行機を管理していた「日本エアロテック」(調布市)など3カ所を業務上過失致死傷容疑で家宅捜索した。捜査本部は今後、墜落現場の住宅から見つかった小型機のエンジンやプロペラを回収し、詳しく調べる。

 他に捜索を受けたのは、死亡したとみられる機長の川村泰史さん(36)が経営する「シップ・アビエーション」(同市)と、小型機を所有する東京都福生市の「ベルハンドクラブ」の2カ所。捜査本部は小型機の使用状況を記録した資料や整備マニュアルなどを押収した。

 また、捜査本部は27日から続けている墜落現場周辺の現場検証で、小型機の主翼の骨組みの一部も押収した。墜落現場の住宅の西側の壁にぶら下がっていたという。また、墜落した住宅から北西に3軒隣の2階建て住宅の屋根からは、倒れて垂れ下がった状態のアンテナを回収した。捜査本部は、小型機がこの住宅の屋根をかすめるようにして、墜落現場となった住宅に突っ込んだとみている。

 調布飛行場敷地内にある日本エアロテックへの家宅捜索は28日午後4時半ごろに始まり、警視庁の捜査員十数人が入った。【山崎征克、神保圭作、深津誠】


<小型機墜落>「自家用機使用、削減を」地元3市長が要請
毎日新聞 7月28日(火)21時30分配信

 東京都調布市の住宅街に小型飛行機が墜落した事故で、調布、三鷹、府中の地元3市長は28日、都庁を訪れ、「自家用機の運航停止を視野に、更なる削減を図ること」などを求める要請書を提出した。調布市の長友貴樹市長は報道陣に「限りなく、自家用機の使用をなくしていただきたいという思いは持っている」と述べた。

 これに対し、舛添要一知事は「よく原因究明をした上で、そのこと(自家用機の運航停止)も視野に考えたい」と言及。また、人件費削減などの理由で、調布飛行場から2006年、航空機に指示をする航空管制官がいなくなった経緯を踏まえ「管制業務の在り方というのも問題提起すべきだと思っている」と述べた。全国知事会議が開かれている岡山市内のホテルで記者団に語った。【飯山太郎、武本光政】


自粛してもらう=調布での自家用機発着―舛添都知事
時事通信 7月28日(火)21時11分配信

 東京都調布市の住宅街に自家用小型プロペラ機が墜落した事故に関連し、東京都の舛添要一知事は28日、「調布飛行場での自家用機の発着は、事故原因が明らかになって再発防止策が講じられるまで、自粛してもらいたいと考えている」と述べた。
 全国知事会議が開かれた岡山市のホテルで、記者団の取材に応じた。
 舛添知事は、飛行場の周辺自治体などから自家用機発着の取りやめを求める声があることにも触れ「よく原因を究明した上で、そのことも視野に考えたい」と語り、選択肢の一つとして検討する意向を示した。 


片道5回分の燃料か=制限重量超過の有無調査―墜落で住民死亡は初・国交省など
時事通信 7月28日(火)20時27分配信

 東京都調布市で小型プロペラ機が墜落した事故で、飛行計画に「5時間分の燃料を載せる」と記載されていたことが28日、関係者への取材で分かった。
 調布―伊豆大島間は片道1時間で飛ぶ予定で、計画通り同区間の往復だけなら3時間分の燃料が余分。機体には男性5人が乗っており、運輸安全委員会などは制限重量超過がなかったか詳しく調べる。
 国土交通省などによると、小型機の定員は6人で、離陸時の制限重量は約1950キロ。機体の重さを除くと乗員や燃料、荷物などの重さを約760キロ以内に収めないといけない。計画通りに片道5回分に当たる5時間分の燃料を積んでいたとすれば、燃料だけで約270キロの重さがあったとみられる。
 燃料タンクは左右の主翼内にあり、バランスを取るため両方に均等に入れるという。機体は操縦桿(かん)が二つあるタイプだったが、機長の川村泰史さん(36)が操縦していたとみられる。
 一方、運輸安全委員会は同日、民間機が墜落して住民が巻き込まれて死亡した事故は戦後初めてだったと明らかにした。記者会見した後藤昇弘委員長は、フライトレコーダーが搭載されていないことについて、「難しい調査になる。現場に残ったエンジンなどを調べ、同乗者からも事情を聴く必要がある」と語った。 


トラブルの交信なし=伝える間なく墜落か―東京・調布の小型機事故
時事通信 7月28日(火)19時25分配信

 東京都調布市で小型プロペラ機が住宅街に墜落し、民家の住民を含む3人が死亡した事故で、小型機から飛行場側にトラブルを伝える交信がなかったことが28日、関係者への取材で分かった。
 小型機は離陸後、飛行コースを外れ1分足らずで墜落しており、緊急事態を伝える間もなく墜落した可能性がある。
 警視庁調布署捜査本部は28日、小型機を管理していた「日本エアロテック」(調布市)など関係先3カ所を捜索。今後、墜落現場からエンジンや機体の破片を回収し、事故の詳しい経緯を調べる。
 捜査本部によると、小型機は26日午前10時58分ごろ、調布市の調布飛行場を離陸。1分もたたないうちに、約500メートル離れた民家に墜落した。
 都によると、調布飛行場では都から委託を受けた航空機安全運航支援センターの職員が、無線で滑走路や気象状況などを操縦士に伝えている。操縦士は機内で不具合が生じた場合、無線で知らせることができる。
 関係者によると、小型機は滑走路で同センター職員と交信を始め、職員からの「ランウェー・イズ・クリア(滑走路は空いている)」との発信を復唱後に離陸。発進の際、小型機の操縦士や機体に異常は確認されていなかったとみられる。
 しかし、小型機は高度が上がらないまま低飛行で横揺れし、実際の航路と大きくそれた住宅街上空で左旋回して落下した。離陸から墜落までの数十秒間に、小型機から職員にトラブルを伝えるような交信はなかった。 


墜落事故、管理会社など家宅捜索
2015年7月28日(火)18時17分配信 共同通信

 東京都調布市の住宅街に小型プロペラ機が墜落し8人が死傷した事故で、警視庁調布署捜査本部は28日午後、業務上過失致死傷容疑で、小型機の管理を委託されていた日本エアロテック(調布市)や、操縦していた川村泰史機長(36)=死亡=が社長を務めるパイロット養成会社シップ・アビエーション(同)など関係先を家宅捜索した。押収資料を分析し、墜落原因などを調べる。

 小型機は高度が上がらず低空飛行し、本来直進するところを左に旋回していたことも判明。捜査本部は、小型機が大量の燃料を搭載し、離陸可能なぎりぎりの重量だったことに加え、機体に何らかのトラブルがあったとみて調べる。


都に再発防止を要請=小型機墜落で長友調布市長ら
時事通信 7月28日(火)18時14分配信

 東京都調布市の住宅街に自家用小型プロペラ機が墜落した事故をめぐり、同機が離陸した調布飛行場がある調布、府中、三鷹の3市の市長らが28日、飛行場を管理する都に対し、事故の原因究明と再発防止策の徹底を求める要請書を提出した。
 
 3市長らは、調布飛行場での自家用機の運航停止を視野に、離着陸回数の削減を進めるよう求めた。都の安藤立美副知事は「自家用機(の離着陸)は当面自粛として、事故が起こらないことを第一に考えたい」と応じた。
 都によると、自家用機の調布飛行場での年間離着陸回数は、他からの飛来機を含めて減少傾向にある。調布市の長友貴樹市長は要請後、記者団に「あってはならない事故が起きた。以前から気持ちとしては、全面禁止を前提に(自家用機の離着陸の)削減を求めてきた経緯がある」と強調した。 


「慣熟飛行」とは名ばかりか 不可解な点が浮上 調布・小型機墜落事故
夕刊フジ 7月28日(火)16時56分配信

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小型飛行機の墜落現場で検証を行う捜査員ら=27日、東京都調布市(写真:夕刊フジ)

 東京都調布市の住宅街に小型機が墜落し8人が死傷した事故で、小型機を操縦していて死亡した川村泰史(たいし)機長(36)や、小型機を管理していた「日本エアロテック」(同市)の対応に不可解な点が浮上している。同社は、操縦士の技能維持が目的の「慣熟飛行」だったと主張するものの、なぜ4人もの搭乗者を乗せたのか。同乗した経緯も事故原因解明のカギとなりそうだ。

 事故機に乗っていたのは、川村機長と4人の搭乗者。4人のうち、全日空社員の早川充(みつる)さん(36)が死亡したとみられ、田村康之さん(51)、花房剛さん(35)、森口徳昭さん(36)は重傷で、事情を聴けるような状態ではない。

 日本エアロテックの小山純二社長は27日の会見で、飛行目的について「(調布飛行場で禁止されている)遊覧飛行でない。慣熟飛行と認識している」と強調したが、4人の搭乗者を乗せた理由や経緯は判然としない。

 「慣熟飛行」とはパイロットの操縦技能を維持するために行われるもので、パイロット資格の取得を目指す人が操縦を見学するために同乗することも含まれるとされる。航空法では定められておらず、慣熟飛行と、景色などを見せる遊覧飛行の線引きはあいまいだ。

 航空ジャーナリストの杉浦一機氏は、「搭乗者から飛行の代金を徴収しているとなると、遊覧飛行になり、完全にクロだ。川村機長が今回の飛行を自ら計画したのか、また日本エアロテックから依頼があったのかも重要な点だ」と話す。

 森口さんは、男性誌「GQ JAPAN」のシニア・ファッション・エディターとして活躍。繊維専門商社「八木通商」(大阪市)社員の花房さんとは、仕事上の付き合いがあったとみられる。また、最年長の田村さんも「プロデューサー」として雑誌の仕事などを請け負っていたといい、それぞれ“ファッション”つながりの友人関係にあったとみられている。

 田村さんは日本エアロテックの格納庫を撮影などで使用し、同社とのつながりが深かった。過去にも川村機長の慣熟飛行に同乗していたという。

 「欧米では、会社のエグゼクティブが、自家用機で移動するのは珍しくない。好きな時間に好きな航路で飛び、時差を感じずに仕事ができるため、コストはかかっても合理的と考えられている」(杉浦氏)

 「オトナの遊び」の末の惨事とすれば、巻き添えになった住民は浮かばれない。


事故機管理会社を捜索=機長のパイロット養成会社も―業過致死傷容疑・警視庁
時事通信 7月28日(火)16時51分配信

 東京都調布市で小型プロペラ機が住宅街に墜落し、民家の住民を含む3人が死亡した事故で、警視庁調布署捜査本部は28日、業務上過失致死傷容疑で、事故機を管理していた「日本エアロテック」(調布市)など関係先3カ所を家宅捜索した。
 押収した資料を分析し、機体の整備状況や飛行記録などを詳しく調べる。
 捜索を受けたのは日本エアロテックのほか、事故機を所有していた「ベル・ハンド・クラブ」(福生市)と、墜落した小型機の機長で、死亡したとみられる川村泰史さん(36)が社長を務めるパイロット養成会社「シップ・アビエーション」(調布市)。
 事故機は日本エアロテックが管理をし、川村さんの会社に時間貸しされていたという。 


小型機、滑走路終端で離陸…猛暑の影響指摘も
読売新聞 7月28日(火)14時38分配信

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小型機が墜落した現場を調べる捜査員ら(28日午前9時47分、東京都調布市で、読売ヘリから)=武藤要撮影

 東京都調布市の住宅街に墜落した小型プロペラ機は、離陸のための滑走距離が通常よりも長く、機体がなかなか浮き上がらない状態に陥っていた。

 航空機の飛行性能は気温の影響を受けるが、東京都は事故当日、最高気温が35度を超える猛暑日。エンジンのトラブルも指摘される中、航空専門家からは「気温が高かったことが、事故に何らかの影響を与えた可能性もある」との声も出ている。

 国土交通省によると、事故を起こした米パイパー社の単発機「PA―46―350P型」(マリブ・ミラージュ)は、約440メートルの滑走で離陸できる性能を持っている。乗員数や風向きなどにもよるが、調布飛行場の滑走路(800メートル)であれば、通常は半分を過ぎたあたりで離陸し始める計算だ。

 しかし、今回事故をおこした小型機は、滑走路の終端ギリギリまで滑走し、なんとか離陸していたことが、目撃者の証言などから明らかになっている。

 航空評論家の杉江弘さんは「離陸時の映像を見ると、滑走路をめいっぱい使ってやっと浮き上がった様子だった。何とか離陸しても、加速が十分ではなく上昇できない状況だったのではないか」と分析。機体が浮き上がりにくい状況にあった可能性を指摘する。

 エンジンのトラブルに加え、気温の影響を指摘する声もある。

 国交省によると、暑さは航空機にとって、速度や上昇性能を引き下げる要因になるという。航空機が前向きに進む「推力」は、エンジン出力が高いほど大きくなるが、気温が高いと空気の密度が低くなり、酸素の量が減るため、エンジンの出力が下がる。また、機体が浮き上がる力「揚力」は、空気の密度に比例するため、気温が高くなって空気密度が下がれば、揚力も小さくなるためだ。


滑走時から異常か、離陸直後にふらつき…小型機
読売新聞 7月28日(火)14時33分配信

 東京都調布市の住宅街に小型プロペラ機が墜落し、8人が死傷した事故で、小型機は滑走路を離れた直後から機体が左右にふらつく不安定な状態だったことが、国土交通省や捜査関係者などへの取材でわかった。

 エンジン出力が不足していると機体が不安定になるといい、警視庁は、滑走中にエンジンなど機体のトラブルで速度が上がらず、十分な揚力が得られなかった可能性があるとみている。

 関係者によると、滑走中や離陸直後の小型機が映った映像などから、小型機は滑走を終えて浮き上がった直後、左右に小さくふらつき、そこからいったん右に傾いた後、左方向へ飛行していたことが確認された。

 航空機は、滑走中にエンジン故障などの不具合が発生しても、安全に停止できないと機長が判断した場合は、そのまま離陸することになっている。

 小型機は滑走路の末端近くまで滑走していたといい、関係者は「滑走中に不具合があり、オーバーランを避けて離陸したが、高度が上がらず失速した可能性がある」としている。

 警視庁は28日、27日に行われた現場検証で、小型機の主翼とみられる骨組みの一部などを押収したと発表した。同庁幹部によると、現場からは、小型機の計器類や、ほぼ原形をとどめた状態のエンジンも見つかっている。同庁は28日も検証を続けるとともに、今後、これらを回収して事故原因を詳しく調べる。


小型機、重量影響で高度不足か
2015年7月28日(火)14時0分配信 共同通信

155
 調布飛行場近くのサッカー場の上空を飛行する小型機=26日、東京都調布市(提供映像から)

 東京都調布市の住宅街に、離陸直後の小型プロペラ機が墜落した事故で、小型機は予定していた伊豆大島までの片道分の5倍に当たる大量の燃料を積載していたことが28日、国土交通省への取材で分かった。燃料の重量だけで300キロに近く、さらに男性5人が搭乗し、総重量は離陸可能な限界ぎりぎりだったとみられる。

 事故が起きた26日午前11時ごろは気温34度と暑かったためエンジンの出力が下がったことも影響し、高度を十分に上げることができず墜落につながった可能性がある。

 警視庁と運輸安全委員会は、機体の重量や気象条件との関係を調べる。


<小型機墜落>最大離陸重量超過か 計画書「5時間分燃料」
毎日新聞 7月28日(火)14時0分配信

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小型飛行機が墜落した現場を調べる運輸安全委員会の航空事故調査官(左)ら=東京都調布市で2015年7月27日午前11時20分、小川昌宏撮影

 東京都調布市の住宅街に、調布飛行場を離陸直後の小型飛行機が墜落し8人が死傷した事故で、国土交通省に事前に提出された飛行計画書に「5時間飛行できる燃料を入れる」などと記されていたことが分かった。計画書通りなら飛行予定より約3時間余分に飛べる量の燃料を入れていたことになる。小型機には定員(6人)に近い5人が搭乗しており、燃料の入れ過ぎで機種の「最大離陸重量」を超え、十分な高度が取れなかった可能性もあり、国の運輸安全委員会などが事故との関連を調べている。

 事故機は単発プロペラ機「PA46-350P型」で、26日午前11時ごろ、飛行場から約500メートル離れた民家に墜落した。

 関係者によると、事故機に実際にどれくらいの量の燃料が入っていたかは判明していないが、同機は搭乗者が1人の場合、6時間20分ほど飛行できる量の燃料を入れることができる。5人が乗った状態で5時間飛行できる燃料を入れていたとすれば、燃料は上限に近かった可能性が高い。

 事故機の飛行計画では、事故当日の午前10時45分に調布飛行場を離陸し、片道約1時間の飛行で伊豆大島に行き、午後に調布飛行場に戻る予定だった。飛行計画書通りであれば、片道の飛行時間の5倍近い量を入れていたことになる。

 警視庁調布署捜査本部は、目撃者が撮影した映像で事故機が離陸後、異常な低空飛行をしている様子を確認している。

 また、関係者によると、小型機の場合、気温が高い夏は空気の密度が低くなって燃料を燃やす酸素の量が減るため、エンジンの出力が弱まる。事故当時は気温34度前後で、暑さから機体の出力が思うように伸びなかった上、多くの燃料を積んでいたことで、十分な高度が取れずに失速した可能性があるという。

 この事故で、小型機が墜落した民家が全焼し、周辺の住宅9棟も焼けた。積載燃料が多かったことに加え、離陸直後だったために多くの燃料が残っていたことで激しく炎上、被害が広がったとみられる。

 警視庁や安全委などはこれまでに、現場でエンジンの一部を確認。残骸に埋もれている状態で、今後取り除いた上で詳しく調査する。【松本惇】


離陸前に異常交信なし=飛行後トラブル発生か―小型機墜落事故
時事通信 7月28日(火)12時40分配信

 東京都調布市で小型プロペラ機が墜落した事故で、離陸前に事故機が調布飛行場の担当者と交信した際、異常を告げる交信はなかったことが28日、捜査関係者への取材で分かった。
 
 小型機は離陸後、数十秒で墜落しており、飛行中、操縦士が交信する余裕はなかったとみられている。警視庁や国の運輸安全委員会は、離陸後に機体にトラブルが発生した可能性があるとみて、音声記録を調べている。 


<小型機墜落>「慣熟」「遊覧」あいまい 都、確認は困難
毎日新聞 7月28日(火)11時56分配信

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墜落現場でブルーシートに覆われたままの小型プロペラ機=東京都調布市で2015年7月28日午前8時11分、本社ヘリから

 東京都調布市の住宅街に小型飛行機が墜落した事故では、飛行目的が「慣熟飛行」と届け出されていた。届け出た機長以外に4人が同乗し、日帰りで伊豆大島へ往復するという飛行計画の内容と、「操縦士の技能維持」が目的の慣熟飛行には、ギャップがあるとの指摘が出ている。「遊覧目的との境界があいまい」との声もある中、地元自治体では飛行場管理者の都に安全対策の徹底を求める動きが出ている。

 「遊覧目的の飛行でも、慣熟飛行と届け出るのが暗黙の了解のようになっている」。調布飛行場をしばしば利用するベテラン操縦士はそう明かす。

 住宅密集地にある調布飛行場。都は、騒音などによる地域住民への迷惑を考慮し「遊覧飛行、体験飛行、周辺空域での訓練飛行」などを目的とする飛行機の離着陸を要綱で禁じている。このため自家用機については、飛行場の使用目的は慣熟飛行か整備のための飛行に限られている。

 慣熟飛行は、既に免許を取得し、操縦に習熟している操縦士が、技能を維持するために行う飛行をいう。ただ法令の定めはなく、操縦の資格を持たない人を同乗させてもルール違反にはならない。「境界があいまいなだけに、慣熟飛行の届け出が遊覧飛行の隠れみのになることもある」とベテラン操縦士は話す。都調布飛行場管理事務所の担当者は「届け出の時に操縦士から聞き取りをすることはなく、虚偽があっても確認は難しい」と言う。

 調布飛行場と同様に自治体が管理する県営名古屋空港(愛知県)や岡南飛行場(岡山県)では、遊覧飛行や訓練飛行を目的とする使用が認められている。

 墜落した小型機の管理会社「日本エアロテック」の小山純二社長は27日の記者会見で「遊覧飛行は調布ではできない。そういう話は一切ない」として遊覧目的を否定した。

 一方、飛行場の地元の調布市、三鷹市、府中市は27日、担当部長の会議を開き、3市合同で飛行場の安全に万全を期すことを都に要請することを決めた。舛添要一知事は「慣熟飛行という届け出でありながら、遊覧飛行であったとするならば、さまざまな問題が出てくるので改善しないといけない。調査をみて、安全対策を徹底したい」と記者団に語った。

 都は再発防止策を講じるまでの間、調布飛行場での自家用機の離着陸を自粛するよう利用者に要請している。【内橋寿明、武本光政、黒川将光】


調査待ち安全対策を=小型機墜落で太田国交相―小型機墜落
時事通信 7月28日(火)10時56分配信

 東京都調布市で小型プロペラ機が住宅街に墜落し、住民ら3人が死亡した事故について、太田昭宏国土交通相は28日の閣議後記者会見で、業界団体に整備徹底などを指示したと明らかにした上で、「運輸安全委員会の調査結果を待ち、小型機運航についてきめ細かな安全対策を取りたい」と述べた。 


墜落小型機、飛行目的わからず…遊覧の可能性も
読売新聞 7月28日(火)8時5分配信

 東京都調布市で26日に起きた3人死亡、5人重軽傷の小型プロペラ機墜落事故で、小型機の飛行目的が曖昧となっている。

 同機はパイロットの技術の維持・向上を目的とする「慣熟飛行」として都に届け出ていたが、川村泰史機長(36)以外の同乗者4人は操縦免許を持たず、「遊覧飛行」を兼ねていた可能性もある。舛添要一・都知事は27日、届け出の様式見直しも検討することを明らかにした。

 調布飛行場は住宅地に近く、管理する都は、不安に感じる住民の要望などを受けて自家用機の離着陸回数を制限し、観光目的での「遊覧飛行」を禁止している。一方、パイロットの技術維持などを目的とした飛行は認められ、小型機が今回提出した空港使用届出書にも、目的は「慣熟飛行」と記載されていた。

 この慣熟飛行への同乗について、都港湾局は「同乗できるのは、操縦免許を持つ人か、免許の取得を目指す人だけだ」と説明する。


小型機墜落 離陸時からトラブル? 低空で旋回、車輪格納できず
産経新聞 7月28日(火)7時55分配信

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小型機の飛行経路(写真:産経新聞)

 東京都調布市の民家に小型飛行機が墜落し3人が死亡した事故で、小型機が離陸後、車輪を格納しないまま飛行していたことが27日、目撃者の証言などで分かった。小型機の5人の搭乗者は知人とみられ、調布飛行場で禁止されている「遊覧飛行」だった可能性も浮上。小型機は低空飛行のまま墜落しており、警視庁調布署捜査本部は、離陸時に何らかのトラブルが発生し、車輪を格納する間もなく操縦不能となって墜落した可能性があるとみて捜査している。司法解剖の結果、3人の死因は焼死と判明した。

 目撃者の証言や飛行の様子を撮影した映像などによると、小型機は離陸後に車輪を格納しないまま飛行。高度が上がらずに低空飛行し、本来の経路から外れて左に旋回しながら、離陸から数十秒で墜落した。

 複数の航空専門家によると、飛行機は抵抗を減らすため、離陸後すぐに車輪を格納する。航空評論家の秀島一生氏は「離陸時にトラブルが起き、対応に追われたのでは」と分析する。

 捜査本部によると、墜落直前、小型機が離陸した調布飛行場周辺で撮影された映像には、低空を地面とほぼ平行に飛ぶ小型機が写っていた。同じように撮影された別の飛行機は、角度がついた状態で高度を上げる様子が撮影されていた。

 元運輸安全委員会事故調査官で第一工業大の楠原利行准教授は「離陸直後にエンジントラブルが発生し、空港へ戻ろうと急旋回したが失速した可能性がある」と指摘する。

 事故当時は気温34度と高温だったが、高温時には空気密度の低下で揚力が小さくなり、燃料を燃やす酸素の減少でエンジン出力が弱まるとされる。このため出力調整に問題があったとの見方も出ている。ただ、小型機の直前に飛んだ飛行機に問題はなく、気温は影響していないのではないかと疑問視する声もある。

 捜査本部は映像の任意提出を受けて解析。機体は尾翼部分を残して大破しており、残骸を回収するなどして詳細に検証する。

 小型機には、高度や速度を記録するフライトレコーダーは搭載されていなかった。このため捜査本部は、小型機に搭乗し重傷となっている3人の回復を待って事情を聴き、事故の全容解明を進める。


小型機墜落 禁止の遊覧飛行か 「技能維持」管理会社は否定
産経新聞 7月28日(火)7時55分配信

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事故から一夜明けた小型飛行機が墜落した現場では、警視庁の捜査員らが現場検証を開始した=7月27日午前、東京都調布市(早坂洋祐撮影) (写真:産経新聞)

 「(技能維持のための)慣熟飛行だと認識しています」。小型機を整備・管理していた日本エアロテック(調布市)は27日、記者会見で小型機の飛行目的は「遊覧飛行ではなかった」と強調した。

 調布飛行場では、住宅地に近いことなどから、料金を取って乗客を乗せる「遊覧飛行」は禁止されている。事故当日の飛行目的について、小型機の機長だった川村泰史(たいし)さん(36)が提出した空港使用届け出書では、飛行技能を維持するための「慣熟飛行」と記されていた。

 同社は同乗していて重傷を負った田村康之さん(51)について「出入りしていたプロデューサーで、雑誌やCMなどの仲介役」と説明。田村さんはたびたび川村さんに頼み東京・伊豆大島まで飛び、撮影していたという。事故当日も、大島への日帰り飛行を予定していた。

 小型機に搭乗していた他の3人はいずれも田村さんの知り合いだったとみられる。このため遊覧飛行の可能性も指摘されている。

 死亡したとみられる早川充さん(36)は全日空社員で羽田空港にある運航管理のオペレーションセンターに勤務。重傷を負った森口徳昭さん(36)は男性誌「GQ JAPAN」編集者、花房剛さん(35)は八木通商(大阪市)社員で、ブランド衣料品を扱う関連会社に出向中だった。

 エアロ社の小山純二社長は、慣熟飛行は他人が同乗することは可能で今回の飛行が遊覧飛行だったことを否定するが、「目的地での予定は把握していないが、現地に着いてお昼になれば食事もするし、いい景色があれば写真を撮ることもあると思う」と話した。


巻き添え女性、愛犬助け逃げ遅れか…調布小型機墜落事故
スポーツ報知 7月28日(火)7時2分配信

 東京都調布市の住宅街に小型機が墜落、炎上し8人が死傷した事故で、墜落した住宅で巻き添えになって死亡したとみられる鈴木希望(のぞみ)さん(34)は、炎の中から愛犬を助け出し、自らは力尽きた可能性がある。近隣住民によると、飼っていた9匹のうち、助かった犬は回復後、鈴木さんの母親が引き取るという。警視庁調布署捜査本部は27日、業務上過失致死傷容疑で墜落現場を検証した。

 「助かった犬は、(鈴木さんが)上から投げ出したのだと思う」。鈴木さんが住んでいた墜落現場の近くに住む男性は、当時の様子を振り返った。

 地区の自治会長の福島依里さん(42)らによると、鈴木さんは母親と1週間ほど前に引っ越してきたばかりだった。犬が好きで、仕事はトリマー(犬の美容師)やブリーダー(育成業)をしており、自宅でも9匹の犬を飼っていたという。

 事故直後の模様を見た近所の女性(43)によると、鈴木さんは小型機の後部が落ちた駐車場の上の住宅2階にいた。炎が燃えさかる中、大窓のところで、ピンク色の服を着て、トイプードルのような犬を抱いていたという。炎は鈴木さんのすぐ近くまで迫っていた。

 近くからは「飛び降りろ!」と逃げるよう促す声も飛んでいたという。鈴木さんが、窓から下に向かって犬を投げようとしていたという証言もある。家の前で、鈴木さんの母親と思われる女性が、助け出されたとみられる犬を抱き、「娘が中にいる!」などと叫んでいる姿も見られていた。

 鈴木さんは、その後、力尽きたとみられる。何匹が無事だったのかは不明だが、近所で犬を散歩させていた70代の主婦によると、助かった犬は火災で負傷しており、近くの動物病院で治療を受けている。その後は鈴木さんの母親が引き取るという。

 優しい人柄で、面倒見がよかったという鈴木さん。事故から一夜明けた27日も、小型機が墜落した鈴木さん宅前の路地は青のシートで隠され、現場検証は夕方になっても続いていた。


左旋回で低空飛行、失速=破裂音も、機体トラブルか―小型機墜落事故・警視庁
時事通信 7月28日(火)6時3分配信

 東京都調布市の住宅街に小型プロペラ機が墜落し、乗員の男性2人と民家の女性の計3人が死亡した事故で、機体は低空で左旋回しながら高度を下げて失速したことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
 墜落直前に破裂音がしていたことも判明。警視庁調布署捜査本部は、エンジンや燃料系統の不具合などで出力低下した可能性もあるとみて詳しく調べている。
 捜査関係者によると、小型機は調布飛行場を南に向けて発進する際、滑走路を長目に滑走し離陸。その後、低空飛行で横揺れし、少しずつスピードを落としながら左旋回し失速。飛行場から約500メートル離れた民家に墜落した。
 飛行場を管理する東京都によると、南向きに離陸した際は、滑走路の南端から約900メートル離れた中央自動車道を越え、安全な高度に達した後に旋回するように定められている。
 現場近くの公園にいた中学2年の男子生徒(14)は、「『パシッ』という破裂音がした。小型機はグラグラ揺れていて、1回立て直したように見えたが左旋回で落ちていった」と証言した。
 捜査本部は28日も現場民家を検証し、機体や家屋の損傷具合を調べて、墜落の状況などを詳しく捜査する。 


機長とのやりとり解析=離陸前の交信状況―小型機墜落事故・事故調
時事通信 7月28日(火)1時10分配信

 東京都調布市で小型プロペラ機が墜落した事故で、国の運輸安全委員会の航空事故調査官が、離陸前に事故機の機長と交信した調布飛行場の担当者から聞き取り調査を実施したことが27日、関係者への取材で分かった。
 交信の音声記録も入手しており、解析を進める。
 関係者によると、小型機は離陸後、数十秒で墜落しており、離陸後の機長との交信はなかったとみられる。
 都によると、調布飛行場には管制官はいないが、業務委託を受けた「航空機安全運航支援センター」の職員が、同飛行場の管理事務所に常駐。離陸前に無線でパイロットに滑走路や気象の状況などの情報提供業務を行っている。そのやりとりは録音されている。
 27日の調査で事故調査官は、事故当日、事故機に情報提供業務を行った職員を含む3人から聞き取り調査を実施。事故機との交信内容の録音記録も確認した。
 今後、事故現場から機体のエンジン部分などの回収作業を急ぎ、整備記録の調査なども行って、詳しい事故原因を調べる。 


<小型機墜落>安全確保の徹底、業界団体へ要請…国交省
毎日新聞 7月27日(月)23時58分配信

 国土交通省は27日、小型飛行機の運航者などでつくる業界団体に対し、運航の安全確保の徹底を求める文書を出した。機体の点検や整備の確実な実施▽運航にかかわる法令や手順の順守--を求めている。【松本惇】


<小型機墜落>調布の自家用機離着陸「毎年、減っている」
毎日新聞 7月27日(月)22時18分配信

 小型飛行機墜落事故を巡り、東京都の舛添要一知事は27日、調布飛行場での自家用機の離着陸に関して「毎年、相当回数減っている。その方針は今後とも続けていきたい」との見解を示した。都庁内で記者団に語った。

 都によると、定期便や測量などの事業機を除く自家用機の離着陸回数は、他の飛行場から整備目的で飛来する外来機などを含めて減少傾向にあり、2010年は2998回だったのに対し、14年は1645回だった。【飯山太郎】


<小型機墜落>調布の自家用機離着陸「毎年、減っている」
毎日新聞 7月27日(月)22時18分配信

 小型飛行機墜落事故を巡り、東京都の舛添要一知事は27日、調布飛行場での自家用機の離着陸に関して「毎年、相当回数減っている。その方針は今後とも続けていきたい」との見解を示した。都庁内で記者団に語った。

 都によると、定期便や測量などの事業機を除く自家用機の離着陸回数は、他の飛行場から整備目的で飛来する外来機などを含めて減少傾向にあり、2010年は2998回だったのに対し、14年は1645回だった。【飯山太郎】


トラブル伝える余裕ないまま墜落か…小型機事故
読売新聞 7月27日(月)22時5分配信

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小型機が墜落した現場を調べる捜査員ら(27日午後2時3分、東京都調布市で、本社ヘリから)=加藤祐治撮影

 東京都調布市の住宅街に小型プロペラ機が墜落し、8人が死傷した事故で、小型機の離陸後、小型機からトラブルを伝える交信がなかったことが27日、都や国土交通省関係者への取材でわかった。

 小型機は離陸後、数十秒で墜落しており、関係者は「交信する余裕もないまま墜落したのではないか」と話している。周辺で撮影された動画には、離陸後も低空飛行を続ける小型機が映っており、警視庁は、エンジンなど機体のトラブルで高度が上がらず、墜落したとの見方を強めている。

 都によると、小型機が離陸した調布飛行場には管制官がおらず、都が委託した「航空機安全運航支援センター」の職員が常駐して気象情報などを操縦士に無線で伝えている。機体に不具合などがあった場合、操縦士は職員に無線で知らせることができる。

 関係者によると、同センターは26日、離陸前に小型機と無線で交信し、午前10時58分に離陸を目視で確認したが、離陸後の交信はなかった。また、この小型機には、異変が起きた場合に緊急事態を伝えることができる機器「トランスポンダー」が搭載されていたが、操作された形跡もなかった。


調布小型機墜落 遊覧飛行の可能性も 整備・管理会社は否定
産経新聞 7月27日(月)21時52分配信

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事故から一夜明けた小型飛行機が墜落した現場では、警視庁の捜査員らが現場検証を開始した=7月27日午前、東京都調布市(早坂洋祐撮影) (写真:産経新聞)

 東京都調布市の民家に小型飛行機が墜落し3人が死亡した事故で、小型機の5人の搭乗者は知人とみられ、調布飛行場で禁止されている「遊覧飛行」だった可能性が浮上している。

 「(技能維持のための)慣熟飛行だと認識しています」。小型機を整備・管理していた日本エアロテック(調布市)は27日、記者会見で小型機の飛行目的は「遊覧飛行ではなかった」と強調した。

 調布飛行場では、住宅地に近いことなどから、料金を取って乗客を乗せる「遊覧飛行」は禁止されている。事故当日の飛行目的について、小型機の機長だった川村泰史(たいし)さん(36)が提出した空港使用届け出書では、飛行技能を維持するための「慣熟飛行」と記されていた。

 同社は同乗していた田村康之さん(51)について「出入りしていたプロデューサーで、雑誌やCMなどの仲介役」と説明。田村さんはたびたび川村さんに頼んで東京・伊豆大島まで飛び、撮影を行っていたという。事故当日も、大島への日帰り飛行を予定しており、他の3人の搭乗者も田村さんの知り合いだったとみられることから、遊覧飛行の可能性も指摘されている。

 同社の小山純二社長は、慣熟飛行は他人が同乗することは可能で今回の飛行が遊覧飛行だったことを否定するが、「目的地での予定は把握していないが、現地に着いてお昼になれば食事もするし、いい景色があれば写真を撮ることもあると思う」と話した。


調布小型機墜落 舛添知事「遊覧飛行なら問題」 届け出様式、見直しへ
産経新聞 7月27日(月)21時51分配信

 調布飛行場を管理する東京都の舛添要一知事は27日、「(届け出に反し)実際は遊覧飛行だったとすれば問題で、届け出様式などを改善しなくてはいけない」と述べた。

 同飛行場では騒音など住民への影響に配慮し、遊覧飛行や体験飛行を原則禁止。これをチェックするため、飛行場に事前提出する「空港使用届出書」に、フライト目的や搭乗者名を記載することを求めている。

 だが、虚偽の申告があったとしても「それを確かめる手段がなく、良心に頼むしかない」(都港湾局)。また、都営空港条例では届け出の規定に違反した場合、5万円以下の過料を科す罰則もあるが、「これまで適用例がなく、虚偽の届け出に適用できるかも不明」(同)という。

 舛添知事は「大変残念な事故。国と事故原因を究明し、今後の安全対策を考えたい」と述べた。

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