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2015年7月26日 (日)

東京・調布の住宅地に小型飛行機墜落 地上の1人を含む3人死亡・2

26日午前11時ごろ、東京都調布市富士見町の住宅街に、調布飛行場を離陸直後の5人乗りパイパー PA-46小型飛行機が墜落した。

この事故で小型機と民家3棟、車2台が炎上、小型機の操縦士を含む男性2人と墜落現場の民家の女性1人の3人が死亡した。

現時点では事故原因は不明だが、何らかの理由でフラップが所定の位置まで出ていなかったか、エンジン推力が必要な値に達していなかったかによる失速の可能性が考えられる。

最初の記事

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リンク:離陸1分たたずに墜落か=小型機墜落で原因究明―業過致死傷容疑で現場検証・警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エンジントラブルの可能性を指摘…専門家ら - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:小型機墜落 離陸直後から異音…エンジン故障・整備ミスか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機墜落 事故機 11年前に着陸で損傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:住宅に小型機墜落 離着陸時の「魔の11分」 低い高度、操縦困難 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:いつもと違うエンジン音「羽がフラフラ揺れていた」目撃者語る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:甲高い悲鳴「早く飛び降りろ」…騒然とする墜落事故現場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:専門家「エンジントラブル」引き返す時バランス崩す?酷暑も原因か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型機墜落、3人死亡=5人負傷、住宅10棟燃える―飛行場離陸直後、東京・調布 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機墜落>「異常報告ない」管理会社会見 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<小型機墜落>自家用機の発着、自粛を都が要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:<小型機墜落>ドーン、炎と悲鳴 「まだ娘が中に」 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:墜落の機体「異常ない」と強調 - 速報:@niftyニュース.
リンク:整備不良がないこと確信…墜落機の整備会社社長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落した小型機、11年前に航空事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落機「4日前は異常なし」=04年、丘珠空港で事故―管理会社社長が会見 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落機、5月に安全性確認=国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自家用機の発着自粛要請 - 速報:@niftyニュース.
リンク:夜の墜落現場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:住宅地に小型機墜落…調布飛行場から離陸直後 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東京・調布小型飛行機墜落 「他人事ではない」7年前に国道で不時着事故の八尾市消防 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

現場検証する捜査員ら
時事通信 7月27日(月)10時8分配信

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墜落現場の民家と小型プロペラ機の現場検証をする警視庁の捜査員ら。中央下は小型プロペラ機の尾翼部分=27日午前、東京都調布市


東京・調布小型機墜落 調布飛行場、定期便の運航を再開
産経新聞 7月27日(月)9時54分配信

 東京都調布市で26日、調布飛行場から飛び立った小型飛行機が離陸直後に住宅街に墜落し、搭乗員や住民ら3人が死亡した事故で、都は27日、同飛行場の滑走路の安全確認ができたとして、同日午前8時半から定期便の運航を再開した。

 定期便は三宅島、伊豆大島など都内の島嶼部と1日26往復している。この日の最初の便は新島行きで、午前8時38分に離陸した。

 都は事故原因が判明するまで、調布飛行場での自家用機の離着陸を自粛するよう関係者に要請しており、飛行場によると、27日の離着陸の予定はない。


離陸1分たたずに墜落か=小型機墜落で原因究明―業過致死傷容疑で現場検証・警視庁
時事通信 7月27日(月)9時21分配信

 東京都調布市の住宅街に小型プロペラ機が墜落し、乗員2人と民家の女性の計3人が死亡した事故で、警視庁調布署捜査本部は27日、業務上過失致死傷容疑で墜落現場の民家を現場検証した。
 小型機は離陸後、1分もたたずに墜落したとみられている。捜査本部は国の運輸安全委員会などと連携し、機体や墜落直前の詳しい状況などを調べ、原因究明を本格化させる。
 運輸安全委から派遣された航空事故調査官も、墜落現場で原因調査を実施した。
 捜査本部などによると、小型機には訓練飛行のため5人が搭乗し、同市の調布飛行場と伊豆大島を往復する予定だった。26日午前10時58分ごろ同飛行場を離陸。ほぼ同時刻に、現場付近に住む男性から「小型機が落ちた。煙が上がっている」と110番があった。墜落現場は飛行場から約500メートルだった。
 小型機は現場の2軒隣の家の屋根をかすめ、さらに横の家でバウンドし、現場の民家に墜落。現場民家は全焼し、2階にいた30代の女性が死亡した。機体の前部はエンジン部分を含め全体が激しく焼損しているが、後部はほとんど燃えておらず裏返っていた。搭乗していた5人のうち、前列の2人が死亡、後列の3人も重傷を負った。
 操縦していたのは機長の川村泰史さん(36)とみられる。川村さんは2006年8月に事業用操縦士免許を取得。他のパイロットを教える資格の「操縦教育証明」も所持していた。離陸前に機体の状態を確認する飛行点検も川村さんがしていたとみられる。持病は確認されていない。 


エンジントラブルの可能性を指摘…専門家ら
読売新聞 7月27日(月)8時4分配信

 東京都調布市で起きた小型飛行機の墜落事故で、墜落した原因について、目撃者の証言や映像などから、専門家らはエンジントラブルの可能性を指摘する。

 日本航空の元機長で航空評論家の小林宏之さんは、離陸直後の高度が低すぎる点と「機体が大きく左に傾いていた」との目撃証言に着目。「エンジンの出力が弱まって失速し、機体の左右のバランスが取れなくなった可能性がある。エンジンのトラブルが原因ではないか」と話す。

 機体の傾きについて、元運輸安全委員会事故調査官で第一工業大准教授の楠原利行さんは、「機長は離陸後、左に旋回して飛行場に戻ろうとしたのではないか。ただ、急旋回すると失速してしまうこともある」と分析。また、大きいエンジン音が出ていたとの証言もあり、「低い金属音だったのであれば、エンジンが正常に稼働せず、プロペラの回転数が足りていなかった可能性もある」と説明している。


海外で操縦免許、2年前パイロット養成会社設立
読売新聞 7月27日(月)7時56分配信

 東京都調布市で起きた小型飛行機の墜落事故で、事故機を操縦していたとされる川村泰史機長(36)は大阪府出身。海外で小型飛行機の操縦免許を取り、日本エアロテックでの勤務を経て約2年前、パイロットを養成するシップ・アビエーション社を設立した。

 この日夕、記者会見したエアロ社の小山純二社長は「(川村機長の操縦で)何度も乗ったが、安心感があった。好青年だし、頑張り屋だった」と話した。

 同乗者の一人で、重傷を負った文京区の花房剛さん(35)は、アパレル関連会社に勤務。同僚社員によると、イタリア駐在も経験し、現地メーカーの調査などを担当したという。


小型機墜落 離陸直後から異音…エンジン故障・整備ミスか
産経新聞 7月27日(月)7時55分配信

 飛行場を離陸したばかりの小型機はなぜ、墜落したのか。目撃者らによると、小型機は離陸直後、異音を発しながら上昇し、ふらつきながら墜落していったという。専門家からはエンジントラブルや操縦系統の整備ミスなどの可能性を指摘する見方が出ている。

 目撃者の映像を分析した航空評論家の秀島(ひでしま)一生(いっせい)氏が注目するのはエンジンの音だ。秀島氏は「離陸後、エンジン出力が増すべきところで音が大きくならずに消えているように聞こえる。上昇中に何らかの原因でエンジンが止まった可能性が高い」と指摘する。

 小型機は飛行場近くの住宅街に墜落し、裏返ったような状態で見つかった。秀島氏は「住宅を避ける間もなく突っ込んだとみられる」とした上で、「たとえエンジンが止まったとしても、操縦ができた状態であればもう少し飛べたはず」と分析。エンジン以外にもトラブルが起きた可能性に言及する。

 「離陸しているということは、それまでエンジンに異常がなかったということ。操縦系統が整備不良だったのではないか」とみるのは航空安全コンサルタントの佐久間秀武氏だ。

 佐久間氏が指摘するのは、大阪・八尾空港で平成10年に起きた墜落事故との類似性だ。この事故も離陸後間もない墜落。運輸安全委員会の報告書によると、整備ミスで操縦系統と補助翼をつなぐケーブルが逆につながり、操縦桿(かん)と小型機の動作が逆になったことが原因だった。

 佐久間氏によると、操縦系統の整備では動作が逆かどうか確認しないことも多いといい、「今回も整備ミスの可能性がある」。目撃者の映像の分析からも、小型機の速度は十分出ていたとみられ、「操縦系統に異常があれば、相当のベテランでも操縦は難しい。失速せずに突っ込んだのではないか」とみる。

 航空評論家の青木謙知(よしとも)氏は「現場は晴れて風も弱かったことから天候の影響は考えにくい」として、小型機の故障か操縦ミスの2つに事故の原因は絞られると主張する。

 ただ、エンジン出力の設定を間違えたり、機体を上げすぎたりするだけで事故は起きるため、分析には「まだ材料が足りない」とする。「小型機にはフライトレコーダーがない場合が多いが、機体の損傷などで相当の原因は十分分析できる」として、残骸の分析が原因究明の鍵を握るとした。


小型機墜落 事故機 11年前に着陸で損傷
産経新聞 7月27日(月)7時55分配信

 今回の事故機種「パイパーPA46-350P」(通称=マリブ・ミラージュ)は、米パイパー・エアクラフト社製の単発プロペラ機で、操縦士を含め最大6人まで搭乗できることから遊覧飛行などで使用されている。

 国土交通省などによると、全長約8.7メートル、全幅約13.1メートル。国内で約10機が登録され、兄弟機や系列機などを合わせると、登録数は約500機に上るという。米国では過去に、離陸直後に墜落事故を起こしており、着陸前後の事故はポーランドや英国でも起きている。

 今回の事故機は平成元年に製造された。現在の所有者となった後の16年には、札幌市の丘珠空港で着陸事故を起こし、機首部分から滑走路左の草地に突っ込み機体が損傷した。

 国交省によると、その後は規定の修理を済ませ、国の検査をパスしており、直近では今年5月の検査でも合格したという。


住宅街に小型機墜落 「トラブルないと確信」整備・管理会社
産経新聞 7月27日(月)7時55分配信

 墜落した小型機の整備・管理を行っている日本エアロテック(東京都調布市)の小山純二社長は26日、同社で会見を行った。

 小山社長は会見の冒頭、「重大な事故により多大なご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げたい」と謝罪。その上で「機体トラブルはないと確信している。警察の捜査には協力したい」と話した。

 日本エアロテックは昭和45年創立。航空機の修理や検査業務を行っており、年間30機ほど整備しているという。小山社長によると、墜落した小型機は別の会社が所有しており、同社が借り受けて、小型機の機長だった川村泰史(たいし)さん(36)に、整備に必要な飛行を依頼したり、時間貸しするなどしていた。

 今年5月には国土交通省による「耐空証明」を更新。今月22日に川村さんが小型機のテストフライトを行い、「異常なし」と報告していた。川村さんは航空身体検査を定期的に受けており、持病があるなどの報告もないという。

 一方、同社によると、川村さんは、自らが設立した操縦士養成スクールで、操縦士の免許取得を目指す人に操縦訓練を行うなどの事業をしていたという。

 国交省によると、事業として他人に操縦法を教える訓練飛行を行う場合、操縦士は国の資格である「操縦教育証明」を取得した上、「航空機使用事業許可」を得る必要がある。川村さんは操縦教育証明を取得していたが、航空機使用事業許可は「個人名でも法人名でも取得が確認できなかった」(国交省)という。川村さんのスクールのホームページには「弊社が実施している飛行訓練は、『クラブ運営方式』であり、『航空機使用事業』ではありません」と記されていた。

 東京都によると、調布飛行場に提出された空港使用届出書では、26日は川村さんの飛行技能を高める「慣熟飛行」のため東京・伊豆大島に向かうとされていた。他の4人の搭乗者が操縦免許をもっていたかどうかは確認できないという。慣熟飛行では、操縦免許取得を目指す人が操縦を見学するために同乗することが許されているが、小山社長は、川村さん以外の4人が小型機に乗っていた理由は「把握していない」としている。


住宅街に小型機墜落 激しい炎「娘が中に」 轟音と悲鳴交錯
産経新聞 7月27日(月)7時55分配信

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墜落までの目撃者証言(写真:産経新聞)

 ■「男性はい出してきた」

 日曜の閑静な住宅街で、突如激しい爆発音とともに黒煙と猛烈な火の手が上がった。東京都調布市で26日、調布飛行場から飛び立った小型飛行機が墜落し、搭乗員や住民ら3人が死亡、5人が負傷した事故。味の素スタジアムや高速道路インターにも近接する墜落現場では悲鳴が飛び交い、日常の風景として見慣れていた飛行機の事故に、住民の間には不安が広がった。

 「尋常じゃない『ドカーン』という音。女性や子供の悲鳴が聞こえた」。26日午前11時ごろ、小型機が調布市の住宅街に墜落した事故。現場近くに住む村沢貢さん(62)はこう振り返った。

 住民たちは次々と現場に駆けつけ、破損した小型機と、突っ込まれた民家が燃え上がる光景を、茫然(ぼうぜん)とした表情で見つめた。

 複数の住民は、トラックが猛スピードで走り抜けるような轟音(ごうおん)に続いて、爆発音を聞いた。小型機はまず民家の屋根をえぐるように衝突し、別の民家に激突。さらにバウンドするように別の民家に突っ込んだとみられる。離陸直後で、機体に燃料が満載されていたためか、激しい火災が起き、火柱があがった。

 「飛行機から男性がはい出してきた」。福島健一さん(77)は負傷者らを救出した。現場に駆けつけると、小型機から脱出したのか、燃えさかる家の屋根に男性が2人いた。「早く降りろ」。さらに、小型機からはい出てきた50代くらいの男性を抱えて助け出していると、「助けて」という女性の悲鳴が。炎上する室内に人影が見えたが、激しい炎で近づけなかった。

 住民の男性は、炎上した民家のベランダで、犬を腕に抱き、立ち尽くす女性を目撃した。家の前では別の女性が家族の名前を呼び、「娘が中にいるの!」と泣き叫んでいたという。

 「落ちた」「やばい」。小型機が離陸した調布飛行場に隣接したサッカー場では、練習試合をしていた男子中学生らが声をあげた。飛行場から飛び立つ小型機はいつもサッカー場のネットにすれすれの場所を上昇していくが、この日は違った。サッカー場にいた男子生徒(14)は「普段見る飛行機よりスピードが遅くて、左右にフラフラ揺れながら飛んでいた。『グオングオン』という変な音もした」と振り返る。墜落直後には住宅街から黒煙があがるのが見え、ガソリンのような臭いとともに、上空から灰が舞い散り、せき込むほどだったという。

 墜落現場近くの自営業、野沢昌司さん(77)は白いプロペラ機が、異様に低い高度で飛行しているのを見た。「いつもはもっと離れたところを飛んでいるのになんだか危ない」と妙な胸騒ぎを覚えたが「まさか墜落するとは…」。

 現場周辺では、住民らに不安が広がった。近隣の男性は「いつ飛行場が再開するか分からないが、恐ろしい。何があったのか、早く墜落の原因を解明してほしい」と訴えた。


住宅街に小型機墜落、3人死亡5人負傷 住民巻き添え10棟延焼 調布
産経新聞 7月27日(月)7時55分配信

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小型機墜落現場(写真:産経新聞)

 26日午前11時ごろ、東京都調布市富士見町の民家に、近くの調布飛行場を離陸した小型飛行機が墜落して炎上、住宅10棟計約230平方メートルが焼けた。小型機に乗っていた男性5人のうち2人と、民家にいた女性の計3人が死亡。小型機の残りの3人と別の住民女性2人が骨折などのけがを負い、病院に搬送された。命に別条はないとみられる。

 警視庁捜査1課は業務上過失致死傷事件として調布署に捜査本部を設置。27日に現場検証するとともに、小型機の整備・管理会社「日本エアロテック」(調布市)など関係先から事情を聴き、詳しい事故原因を調べる。国土交通省は航空事故と認定、運輸安全委員会は航空事故調査官3人を派遣した。

 捜査本部は、死亡したのは小型機機長の川村泰史(たいし)さん(36)=川崎市=と、搭乗していた30代の早川充さん=東京都練馬区富士見台、民家にいた鈴木希望(のぞみ)さん(34)の3人とみて身元確認を急いでいる。エアロ社や搬送先の病院によると、ほかの搭乗者は田村康之さん(51)=埼玉県三郷市▽森口徳昭さん(36)=東京都港区▽花房剛さん(35)=文京区-とみられる。川村さんが操縦していたという。

 都や国交省によると、小型機は「ベルハンドクラブ」(福生市)が所有する単発プロペラ機「パイパーPA46」で、26日午前10時58分に離陸。東京・伊豆大島に向け飛行訓練の途中で、午後4時半に調布飛行場に戻る予定だった。

 捜査本部などによると、離陸から1分ほどで飛行場から約500メートルの1軒目の住宅の屋根に接触、その後に2軒目にぶつかり、3軒目に突っ込んだという。

 国に提出された登録証明書によると、機体登録は平成元年10月11日。エアロ社によると、今月22日のテスト飛行で異常はなかった。


【小型機墜落】自家用機の発着自粛要望へ 調布市、対応追われる
産経新聞 7月27日(月)7時55分配信

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小型飛行機が墜落した現場で作業する消防隊員=26日午後、調布市(宮川浩和撮影)(写真:産経新聞)

 調布市富士見町の小型機墜落事故を受けて、調布市は26日、事故の直後から幹部らが情報収集や被害者対策などに追われた。昭和55年8月には今回の事故現場のすぐ近くの中学校に小型機が墜落する事故もあったことから、同市は調布飛行場を管理する都などに自家用機の発着自粛を強く求める方針だ。

 同市によると、同市幹部らは午前11時7、8分ごろ、消防署が発信する防災メールで事故発生を知り、同30分ごろには小林一三副市長らが事故現場に到着。長友貴樹市長も現場を視察した後、午後2時に市庁舎(同市小島町)に幹部約10人が集まって緊急会議を開き、関連情報の収集・確認に当たった。

 長友市長は市長室にこもって対応を指示。被害者のうち、一時、避難所の利用を申し入れた1家族3人への対応などを進めた。

 長友市長は同日夕、取材に応じ、「事態を極めて重く受け止め、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りしたい。被災された方々には市として取り得る限りの支援をしたい」との意向を表明。そのうえで、事故原因の徹底した究明と万全の再発防止策の構築を求め、「それらが明らかになるまでは、自家用機の発着の自粛を要望する」と強調した。


小型機墜落 飛行場隣接「心配が現実に」
産経新聞 7月27日(月)7時55分配信

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事故から一夜明けた小型飛行機が墜落した現場では、警視庁の捜査員らが現場検証を開始した=27日午前、東京都調布市(早坂洋祐撮影)(写真:産経新聞)

 調布飛行場は南東で住宅街と接しており、過去にも近隣で墜落事故が起きていた。危険性や騒音を訴えてきた住民からは「心配してきた事態が現実のものになった」との声が上がった。

【フォト】住宅に墜落し、大破した小型機

 東京都は26日、事故原因が判明するまで、調布飛行場では自家用機の離着陸を自粛するよう関係者に要請を始めた。

 調布飛行場は昭和16年に公共飛行場として開設された。終戦後に米軍が接収。48年に全面返還され、平成4年、都が国から管理を引き継いだ。26年の離着陸数1万6024回のうち、伊豆大島など離島への定期便は8511回、自家用機・外来機は1645回。観光目的の遊覧飛行は禁止されている。

 自家用機については、目視で確認して飛行する「有視界飛行方式」。18年からは国の航空管制官に代わって都が委託する財団法人が気象情報などを提供しているが、相次ぐ小型機トラブルに住民の不安は根強い。

 昭和55年に調布市立調布中の校庭に小型機が墜落した事故では、搭乗者2人が死亡。平成17年10月には、西東京市の都立高のグラウンドに不時着し、3人が重軽傷を負ったほか、昨年10月には、飛行場で胴体着陸するトラブルもあった。

 同様に一部が住宅街と接しているのは、福岡空港や大阪(伊丹)空港がある。


住宅街に小型機墜落 機長は飛行600~700時間
産経新聞 7月27日(月)7時55分配信

 死亡したとみられる機長の川村泰史さんは、日本エアロテックによると、総飛行時間は600~700時間で、航空評論家の青木謙知(よしとも)氏によると、操縦士の資格を取るだけでも半分程度の時間を要するため、「キャリアを積み始めた駆け出しだ」という。ただ、青木氏は「資格を取得しているので技術に問題はない」としている。

 一方、今年初めに国土交通省に提出した資料では自己申告で1500時間としていた。国交省は「中堅だ」とみている。

 川村さんは小型機の操縦士を養成するスクールを経営。平成25年には関西空港で子供を対象にしたセミナーで講師も務めていた。

 その際のプロフィルによると、両親ともに航空会社に勤務し、幼いころから航空機に親しみを持っていたという。米国や日本での訓練を受け操縦士の資格を取得。日本エアロテックに入社した後、独立し25年4月にスクールを設立した。独立後も日本エアロテックが整備する機体を扱うなどかかわりがあった。

 調布飛行場を拠点とし操縦技術の普及などに力を入れていたとされる。

 日本エアロテックの小山純二社長によると、操縦技術を他人に教えることができる国の資格試験を一回で合格するなど、努力家だったという。

 小山社長は「一度乗せてもらったが、安心して任せられる技術があった」とする。この日の飛行前もいつもと変わりはなく、「気をつけて」と声をかけた小山社長に「いってきます」と話していたという。


住宅街に小型機墜落 死亡女性?「今月引っ越してきたばかり」
産経新聞 7月27日(月)7時55分配信

 小型機墜落に巻き込まれ死亡したのは、焼失した民家に住む、鈴木希望(のぞみ)さん(34)とみられ、今月、引っ越してきたばかりだったという。

 近隣住民によると、鈴木さんの自宅は、鈴木さんの祖父と叔母一家が住んでいたが、数年前に祖父が死亡。叔母一家は今年1月ごろに府中市内に転居した。

 その後も5月ごろまで叔母らが荷物を取りに来る姿が見られていたが、今月に入って鈴木さんらが転居してきたとみられる。このため、人柄を詳しく知る近隣住民は少ないという。

 自治会班長の男性は、しばらく空き家だった家に鈴木さんが住み始めたため、インターホンを押してみた。一緒に越してきた鈴木さんの母親が「ここに住むことになりました」と応対してくれた。鈴木さんが仕事に向かうような様子も見たという。男性は「新しい生活を始めたばかりでこんな目に遭うとは…」と肩を落とした。

 鈴木さんの叔母と付き合いがあったという近所の主婦(58)は「めいっ子(鈴木さん)のことをとてもかわいがっていたので、今どんな気持ちかと思ったら胸が痛む。どうしてこんなことになったのだろうか」と言葉を詰まらせた。


住宅に小型機墜落 離着陸時の「魔の11分」 低い高度、操縦困難
産経新聞 7月27日(月)7時55分配信

 小型機による墜落事故は後を絶たない。操縦ミスによる事故が目立つが、十分な高度がなく体勢を立て直すことが難しいとパイロットの間で危険が指摘される、離着陸に伴う事故も多い傾向がある。

 甲府市の住宅街では平成16年1月、小型機が墜落し乗員3人が死亡した。この事故では、航空法で規定された最低安全高度を大幅に下回る低高度で飛行。障害物を避けようと、急激に機首を上げて失速したのが原因だったという。

 愛知県豊田市の山林で26年3月に小型機が墜落し男性機長ら2人が死亡した。男性機長が、現場付近が雲に覆われて視界不良だったにもかかわらず、危険回避をしないまま鉄塔に衝突したとされており、小型機の墜落事故では操縦ミスによる事故が目立つ。

 一方、小型機はエンジンが停止しても高度が確保されていればコントロールは十分に可能で、安全な場所に不時着することができるとされており、過去の住宅街での墜落例は少ない。

 ただ、今回のように離陸直後で高度が上がっていない段階では、機体を操ることは難しくなる。航空機事故の大半は、こうした離陸後3分間と、高度を自ら下げる着陸前8分間に集中。航空業界では「魔の11分」と呼ばれ、パイロットが最も緊張を強いられる時間帯だとされている。

 20日に北海道別海町の飛行場で小型機が墜落し乗員4人が重軽傷を負った事故も、離陸直後に高度10メートルまで上昇したが、失速したとされている。

 また、19年9月には宮崎市の宮崎空港で小型機が海に墜落し、男性機長が重傷を負ったり、25年8月に茨城県阿見町の飛行場の草地に墜落し乗員4人が重軽傷を負ったりした事故は、いずれも高度を落とす着陸時によるものだった。


機長、許可なく操縦士訓練宣伝
2015年7月27日(月)7時39分配信 共同通信

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 警察の現場検証が始まった小型プロペラ機の墜落現場=27日午前9時26分、東京都調布市

 東京都調布市の住宅街に調布飛行場を離陸直後の小型プロペラ機が墜落し8人が死傷した事故で、操縦していた川村泰史機長(36)=死亡=は自身が経営する会社のホームページでパイロット養成をうたう一方、養成事業に必要な国の許可を受けていなかったことが27日、国土交通省への取材で分かった。

 事故機には川村機長以外に4人が搭乗していた。運輸安全委員会は飛行の詳しい目的や経緯、4人が乗っていた理由などを調べている。

 航空法の規定では、パイロット養成事業を経営するには、国交相から「航空機使用事業」の許可を受けることが必要。


いつもと違うエンジン音「羽がフラフラ揺れていた」目撃者語る
スポーツ報知 7月27日(月)7時4分配信

 白昼の住宅街に、小型飛行機が墜落―。26日午前11時ごろ、東京都調布市富士見町1丁目の住宅地に、離陸直後の小型プロペラ機が墜落して大破し炎上、住宅1棟が全焼、8棟が一部焼損するなど計約220平方メートルが燃えた。警視庁によると、小型機には5人が搭乗しており、操縦していた男性ら2人と、住宅にいて巻き込まれた女性1人の計3人が死亡。他に小型機の男性3人、住宅の女性2人がけがをした。

 「いつもと比べて飛び方がおかしい」―。事故機が離陸した調布飛行場に隣接する西町サッカー場で練習試合をしていた地元チーム・調布FCのメンバーの中学生らは、離陸直後の異変を目撃していた。

 試合に出ていた早瀬弘生君(14)によると「サッカー場の周囲にはネットがあるんですが、(事故機は)いつもよりもやけにネットに近くて、低いところを飛んでいたので気になりました。機体も、羽の部分がフラフラしている感じでした」。プレーをしながらも「何かおかしいな」と気にしていたところ、しばらくして破裂音のようなものが聞こえ、煙が上がっているのが見えたという。

 同じ場所にいた河野和樹君(15)もうなずきながら、「ガチャガチャというような、不快な音がして、いつも練習をしている時に聞いているのとは違うエンジン音だった。『うるさいな~』と思って上を見たら、飛行機の羽が揺れていました」。墜落後は事故現場から白い煙が上がった後、煙が黒くなったそうで「燃料のにおいのようなものがして、火の粉も飛んできました」と生々しく話した。


甲高い悲鳴「早く飛び降りろ」…騒然とする墜落事故現場
スポーツ報知 7月27日(月)7時4分配信

 白昼の住宅街に、小型飛行機が墜落―。26日午前11時ごろ、東京都調布市富士見町1丁目の住宅地に、離陸直後の小型プロペラ機が墜落して大破し炎上、住宅1棟が全焼、8棟が一部焼損するなど計約220平方メートルが燃えた。警視庁によると、小型機には5人が搭乗しており、操縦していた男性ら2人と、住宅にいて巻き込まれた女性1人の計3人が死亡。他に小型機の男性3人、住宅の女性2人がけがをした。

 墜落地点から数十メートル離れたところに住む女性(43)は、事故当時の恐怖を振り返った。

 当時、自宅の2階に1人でいたというこの女性は、「突然、『バリバリ、バーン』という音を聞いて、驚いて1階に下りました」。目に入る周囲の家には何も起きておらず、不思議に思って振り向いたところ、火の手が上がっていたという。

 目に入ったのは、機体の上を歩く2人の男性の姿と、機体が突っ込んだ家の2階の大窓に見えた、犬を抱いた女性の姿。その女性のものかどうかは分からないが、甲高い悲鳴のような声が聞こえ、「早く飛び降りろ」と叫ぶ人もいたという。

 現場近くに住む親戚の家に来ていたという町田市の女性(46)は、「『ブーン、ドカン』という感じで、どこか近くの壁にバイクが衝突したのかと思った。慌てて外に出たら、煙がモクモクと上がっていました」。週に1度は訪れるといい、「ちょっと場所がずれていたら…」と驚きを隠せなかった。


専門家「エンジントラブル」引き返す時バランス崩す?酷暑も原因か
スポニチアネックス 7月27日(月)7時2分配信

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民家に墜落した小型飛行機の一部が見える
 ◇小型プロペラ機調布の住宅地に墜落

 飛び立って間もない小型プロペラ機はなぜ墜落したのか。機体はやや左に旋回し、いつもよりも低空飛行だったことから、航空専門家は「エンジントラブルでは」という見方で一致する。墜落した小型機はエンジンは1基しかなく、不具合が起きて推力が下がったり停止したりすれば、出発した空港に戻るか不時着するしかない。

 元日航機長で航空評論家の山田不二昭さんは「今回は住宅地に墜落しており、離陸後すぐ、高度がない状態で異変が起きたのではないか」と推測した。

 航空評論家の小林宏之さんは、同様にエンジントラブルの可能性に触れた上で「出力低下、重量、操縦ミスなどの要因が複合的に絡んで墜落したと考えられる」とする。

 機長も含め5人が搭乗していた上、約100キロ離れた伊豆大島までの燃料も積んでいた事故機は、離陸時にかなり重い状態だったと指摘。さらに、気温の高い日は空気の密度が低くなり、エンジンの出力が下がってしまうことが関与した可能性にも触れた。

 元全日空機長の前根明さんは「トラブルが起き、調布飛行場に引き返すか、不時着する場所を探していたのでは」と旋回でバランスを崩したとみる。「直進して不時着場所を見つけられなかったのだろうか。事故原因を究明し、再発防止につなげるべきだ」と強調した。


小型機墜落、3人死亡=5人負傷、住宅10棟燃える―飛行場離陸直後、東京・調布
時事通信 7月27日(月)1時18分配信

 26日午前11時ごろ、東京都調布市富士見町の住宅街に、5人が乗っていた小型プロペラ機が墜落した。
 東京消防庁によると、小型機と民家10棟、車2台などが炎上し、機内の30代の男性2人と民家の女性1人の計3人が死亡した。負傷者は小型機に乗っていた30~50代の男性3人と民家の女性2人の計5人。消防隊員1人も負傷した。警視庁は業務上過失致死傷の疑いで、約50人態勢の特別捜査本部を調布署に設置した。
 小型機を管理していた「日本エアロテック」(調布市)などによると、操縦していたのは機長の川村泰史さん(36)=川崎市=とみられる。警視庁は、死亡したのは連絡が取れない川村さんと、同乗の30代の早川充さん、墜落した民家にいて巻き込まれた鈴木希望さん(34)とみて、身元確認を急いでいる。
 運輸安全委員会は、航空事故調査官3人を現地に派遣し、機体の状況を確認した。エンジン部分を含めひどい損傷だった。小型機にはフライトレコーダーやボイスレコーダーは搭載されていないという。
 小型機は調布飛行場から午前10時58分ごろに離陸した直後、南に約500メートル離れた民家に墜落した。民家2棟に接触後、別の民家に墜落、炎上した。消防車など約80台が出動。住宅10棟など計約230平方メートルが焼け、約8時間後に消し止められた。
 日本エアロテックによると、小型機は26日、川村さんが社長を務める操縦士養成会社に時間貸ししていた。調布と伊豆大島の間を訓練飛行で往復する予定だった。
 国土交通省によると、川村さんは他のパイロットの指導ができる資格も持っていた。小型機は単発プロペラ機「パイパーPA―46―350P」で、飛行計画では数時間分の燃料を積んでいた。調布飛行場を午前10時45分に離陸し、1時間かけ伊豆大島に行く予定だったが、13分遅れて離陸した。
 離陸時は有視界飛行で、伊豆大島までは管制官からの連絡を受けずに飛ぶという。
 現場は京王線西調布駅の北東約700メートルの住宅街。 


<小型機墜落>「異常報告ない」管理会社会見
毎日新聞 7月27日(月)0時10分配信

 東京都調布市で26日起きた小型飛行機の墜落事故で、事故を起こした小型機を管理している日本エアロテックの小山純二社長は26日夕、同社で記者会見し「重大な事故により関係者のみなさま、多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」と頭を下げた。

 小山社長によると、墜落機が前回飛行したのは22日で、今回と同じ川村泰史さんが操縦。「エンジンや機体に異常はないと報告を受けている」と説明した。整備不良の可能性については「今までそういうことはありませんので、ないということを確信しております」と述べた。【山田奈緒】


<小型機墜落>自家用機の発着、自粛を都が要請
毎日新聞 7月27日(月)0時6分配信

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小型機が墜落した現場付近(左下)。右は調布飛行場=東京都調布市で2015年7月26日、本社ヘリから撮影

 東京都調布市で起きた小型飛行機の墜落事故を受け、東京都は26日、調布飛行場の滑走路などを27日朝に点検し、安全が確認されれば定期便の運航を再開する方針を明らかにした。測量や航空写真撮影などの事業機は、事業者に改めて飛行機の点検を求め、都による安全確認を経て運航を再開させる。自家用機については、今回の墜落原因が明らかになり再発防止策が講じられるまで飛行自粛を要請する。

 都によると、26日の定期便は往復26便のうち17便が欠航し、約200人に影響が出た。【武本光政】


<小型機墜落>機長の川村さん 飛行1500時間、講師も
毎日新聞 7月26日(日)21時50分配信

 東京都調布市で26日起きた小型機墜落事故。墜落した小型機の機長の川村泰史さん(36)は、操縦免許取得を目指す人を教育する会社を経営するかたわら、子供を対象にした「航空教室」で講師を務めるなどしていた。

 国土交通省によると、川村さんは米国でパイロット免許を取得し、その免許を2006年に日本国内の自家用操縦士の資格に切り替えた。さらに同年、事業用操縦士の資格を取得。その後、操縦免許取得を目指す人を教育する国家資格「操縦教育証明」も取得している。操縦士資格を取得後は2年に1回の技能審査があり、直近では14年3月に受けている。1年に1回必要な航空身体検査も今年2月に受けた。その際の申告では、総飛行時間は約1500時間としていたという。

 小型機を管理していた日本エアロテックによると、川村さんは約2年間同社で勤務し、操縦訓練を行う会社「シップアビエーション」を設立して独立した。シップ社は日本エアロテックと同じ建物内に事務所を置き、小型機を借りて事業を行っていたという。

 川村さんは自身のフェイスブックで、「航空教室」で教えた子供たちについて「将来パイロットになるって言ってくれたのが、ボクにとっての最高の夏の思い出でした」と感想をつづっていた。

 日本エアロテックの小山純二社長は川村さんを「信用できるパイロット」と話した。川村さんは26日午前、普段と変わらない様子で「行ってきます」とあいさつをしてフライトに向かったという。【山田奈緒、松本惇、高島博之】


<小型機墜落>ドーン、炎と悲鳴 「まだ娘が中に」
毎日新聞 7月26日(日)21時33分配信

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小型飛行機が墜落した現場を調べる運輸安全委員会の航空・鉄道事故調査委員会の調査官ら。奥は小型機の尾翼=東京都調布市で2015年7月26日午後4時22分、小川昌宏撮影

 日曜日の昼前、くつろぎの住宅街に突如、惨禍が襲った。東京都調布市で26日起きた小型プロペラ機の墜落事故。搭乗者2人のほか、住民1人も巻き込まれて犠牲になった。飛行場のすぐそばで暮らしてきた付近住民に衝撃と恐怖が広がった。

 「突然『ドーン』という音が聞こえ、下から突き上げるような揺れを感じた」。墜落現場近くの自宅2階でテレビを見ていた会社員、今野直樹さん(52)は話す。すぐ外に出ると2階建ての民家から黒煙や火柱が数十メートルの高さまで立ち上っていた。隣の家の蛇口からホースを引っ張って消火を試みようとしたが、火の勢いが強くどうにもならなかった。中からは「キャー」と女性の叫び声が聞こえた。今野さんは「ガス爆発かと思ったが、飛行機が突っ込んだと聞き怖くなった」と不安そうだった。

 近くのパート職員、秋山美奈子さん(43)は「バリバリ」という音で家を飛び出すと、ボーッというごう音とともに真っ赤な炎が目に飛び込んできた。次第に黒煙も上がり、20メートルほど離れていたが熱さを感じた。火が出た家には女性の人影が見え、秋山さんは「女性の『キャー』という甲高い声が耳に残っている。誰かの名前を叫んでいた」と話した。

 墜落直後に現場に駆けつけた近くの男性(71)によると、現場近くの路上には搭乗していたとみられる3人が横たわっていた。服は焼け焦げ全身真っ赤。男性は近所の人たちと協力して離れた場所に運び、持ち寄った氷やタオルで冷やしたが、3人ともぐったりとした様子だったという。

 「熱い! 熱い!」。炎上する民家からは女性の悲鳴が聞こえてきた。付近の住民が「早く逃げろ!」と声をかけたが、2階から飼い犬を逃がすのが精いっぱいの様子だったという。民家の前では母親らしき女性が「まだ娘が中にいる」と叫び、燃えさかる家に入ろうとするのを近隣住民が必死で止めていた。「何もできなかった」と男性は唇をかんだ。

 近所の人の話を総合すると、墜落した民家は母親と20~30代くらいの娘が住んでいた。1階でけがをした女性(59)は母親とみられ、2階で死亡した女性は娘の可能性がある。

 最近までは母親の妹一家が住んでいたが転出し、代わりに母娘が10日から1週間ほど前、引っ越してきたばかりという。地元の自治会長の福島依里さん(42)は「引っ越してきた後、50~60代の女性が1人であいさつに来た。気さくで礼儀正しかった」と話す。娘はトリマー(犬の美容師)で自宅で犬を10匹飼っていたといい、住民の一人は「かわいらしい気立てのいい感じの女性だった」と語った。【黒川将光、青木英一、賀川智子、日下部聡】

 ◇飛行場から300メートル…住民恐怖

 飛行機が墜落した民家は柱などだけを残して焼け落ち、尾翼付近だけが原形をとどめていた。現場のある住宅街は近いところで調布飛行場の南端から約300メートルしか離れていない。日常的に飛行機の離着陸を目にしてきた住民の間には驚きと不安が広がっている。

 住民によると、離陸した飛行機は通常、真っすぐ南に向かって上昇するため、南東側にある現場付近の上空は通らない。現場のすぐ近くに住む自治会役員の小野敬助さん(78)は「18年住んでいるが、こっちには飛んでこないと思っていたので驚いた」と話す。

 1980年8月には調布飛行場を離陸した小型機が近くの市立調布中学校のグラウンドに墜落し、パイロットと乗っていたカメラマンの2人が死亡する事故が起きており、近くの自営業男性(77)は「あの時のことを思い出した」と話す。50代主婦は「こんな住宅密集地で」と怖がった。

 この住宅街に引っ越してきて20年以上という端山純子さん(78)は「心配していたことが現実になってしまった。住民は事故を予防できない。飛行機を操縦、整備する人は住宅地の上を飛んでいることを自覚してほしい」と訴えた。

 墜落現場近くに住む女性(69)は「中学校墜落事故の時は住民に被害がなかったので、飛行場反対運動はうやむやになっていた。住宅近くの飛行場は危険だと今回はっきりした」と話していた。【和田武士、堀智行、柴田朗】


墜落の小型機、以前に事故…空自機とニアミスも
読売新聞 7月26日(日)21時11分配信

 墜落した小型機は1989年に登録。

 2004年10月、札幌市の丘珠(おかだま)空港に着陸する際、滑走路から外れて前輪を破損する事故を起こしていたほか、05年7月には調布飛行場を離陸後、同飛行場の北東約5・5キロの上空で空自機と異常接近(ニアミス)していた。いずれも川村機長とは別の操縦士だった。

 同飛行場は、調布、三鷹、府中の3市にまたがる都営空港。管制官がおらず、東京都の空港事務所から関連情報を得たうえで操縦士の自己判断で離陸している。

 住宅地から約300メートルと近く、安全確保のために観光目的の「遊覧飛行」などが禁止されている。ただ操縦士の飛行技術を維持するために行う「慣熟飛行」は認められている。

 都への届け出では、今回の飛行は川村機長の慣熟飛行が目的だった。日本エアロテックや国交省によると、川村機長は米国で航空機操縦資格を取得。国内では2006年5月に自家用操縦士資格を、同年8月に事業用操縦士資格をそれぞれ取得。同社で確認している国内の飛行時間は、600~700時間だったという。


墜落の機体「異常ない」と強調
2015年7月26日(日)21時6分配信 共同通信

 東京都調布市で墜落した小型機を管理していた日本エアロテック(同市)の小山純二社長(61)は26日、記者会見し「重大な事故により関係者に多大なご迷惑を掛け、深くおわびする」と謝罪した。同社は小型機を所有する「ベルハンドクラブ」から管理を委託されている。事故原因について小山社長は「情報が入っていない」としつつ「機体に異常はないと確信している」と整備に問題はなかったとの見方を強調した。

 同社2階で夕方から開いた会見。顧問弁護士2人と現れた小山社長は冒頭、緊張した面持ちで用意した紙を読み上げ頭を下げると、一斉に報道陣のフラッシュを浴びた。


整備不良がないこと確信…墜落機の整備会社社長
読売新聞 7月26日(日)21時0分配信

 墜落機の整備や管理などを行っていた整備会社「日本エアロテック」は26日、東京都調布市の同社事務所で記者会見を開いた。

 小山(こやま)純二社長(61)は冒頭、「重大な事故で、みなさまにご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と陳謝。同機の保守管理については「整備不良がないことを確信している」と述べ、事故原因などは「分からない」とするにとどめた。

 同社などによると、墜落した小型飛行機は1989年2月に製造された。不動産関連会社「ベルハンドクラブ」(東京都福生市)が所有し、同社から日本エアロテックが整備や管理を受託。今回の事故では、川村泰史機長が経営するパイロット養成会社「シップ・アビエーション」(調布市)に、時間貸しされていたという。

 小山社長によると、同機は今年5月、国土交通省の検査で「問題ない」と確認されていた。直近では6月15日と今月22日に飛行し、どちらも川村機長が操縦。22日の飛行後は、「エンジンや機体に異常はない」との報告があったという。

 事故を起こした26日についても、小山社長は「川村さんが飛行前に自分で点検をし、操縦をしていたはず」とし、「書類を警察に渡しており、飛行の目的などは分からない」と話した。

 墜落機は2004年10月にも、札幌市の丘珠(おかだま)空港で、別の機長の操縦によって着陸時に滑走路から外れて前倒しになる事故を起こし、前輪部分を損傷した。小山社長は「修理や交換などすべて行っている」と述べ、当時の事故と今回の事故の関係性を否定。「いろんな会社の整備をしており、今まで機体にトラブルがあったことはない」と強調した。


墜落した小型機、11年前に航空事故
Aviation Wire 7月26日(日)20時56分配信

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墜落した日本エアロテックの「マリブ・ミラージュ」(シップ・アビエーションのサイトから)

 7月26日午前、日本エアロテック(東京・調布市)が管理する単発プロペラ機パイパーPA-46-350P型機「マリブ・ミラージュ」(登録番号JA4060)が、東京都調布市富士見町の住宅街に墜落し、搭乗者の男性2人と住宅にいた女性1人が死亡、搭乗者の男性3人もけがをした。

【事故前のコックピット】

 事故機には川村泰史機長と早川充さん、森口徳昭さん、花房剛さん、田村康之さんの計5人が搭乗していた。

 川村機長の飛行時間は600時間から700時間で、新関西国際空港会社が2013年5月に開いたセミナーでは、講師を務めた。この時のプロフィールによると、川村機長は米国と日本で訓練後、パイロットライセンスを取得して日本エアロテックに入社。その後同社を分社化する形で、2013年に飛行訓練を手掛ける「シップ・アビエーション」(東京・調布市)を設立した。川村機長は、シップの社長と主席飛行教官と紹介されていた。

 事故機は、日本エアロテックからシップへのリース機。6月15日以来、1カ月以上飛行していなかったことから、7月22日に川村機長が試験飛行を行い、機体に問題がないかを確認していた。日本エアロテックによると、この時に機体やエンジンには問題はなかったという。

 事故機は26年前の1989年2月14日製造。2004年10月27日に、調布飛行場から丘珠空港へ着陸後、再離陸を試みて失敗し、草地に機首から突っ込んだ。胴体前部の防火壁とプロペラのブレードが変形し、前脚用アクチュエーター取付部などが破損したが、けが人はなかった。この事故は国の航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)により、航空事故に認定された。

 また、事故機は機体修理後、自衛隊機に異常接近するトラブルを埼玉県で起こしていた。2005年7月12日、埼玉・入間基地を離陸した航空自衛隊第402飛行隊所属の輸送機・川崎C-1(機体番号78-1025)に対し、調布飛行場を離陸した事故機が、入間基地南東18.5キロ(調布飛行場の北東5.6キロ)上空で異常接近した。この際、航空機の破損やけが人はなかった。このトラブルは事故調査委員会から、航空事故につながりかねない「重大インシデント」に認定された。

 国の運輸安全委員会(JTSB)では、事故調査官3人を派遣し、調査にあたっている。日本エアロテックは、26日午後5時すぎから本社で会見し、小山純二社長が謝罪した。


墜落機「4日前は異常なし」=04年、丘珠空港で事故―管理会社社長が会見
時事通信 7月26日(日)20時54分配信

 東京都調布市の住宅街に墜落した小型プロペラ機を管理する「日本エアロテック」の小山純二社長は同市の本社で記者会見し、「多大なご迷惑とご心配をお掛けし、深くおわび申し上げます」と頭を下げ謝罪した。
 一方、「(4日前の)22日に40分間のテスト飛行をした際には異常はなかった。整備に問題はなかったと思う」とも話した。
 小山社長によると、墜落機は26日に操縦士養成会社に時間貸ししていた。同社社長の川村泰史さん(36)が操縦していたとみられる。
 川村さんは総飛行時間600~700時間で、パイロットを育成できる資格も所持。22日のテスト飛行も川村さんに依頼、「信頼できる好青年だった」という。
 26日の出発前にも顔を合わせ、「行ってらっしゃい」「行ってきます」と言葉を交わしたが、普段と変わった様子はなかった。体調についても「持病は把握していないし、身体検査を受けていた」と指摘。問題はなかったとの認識を示した。
 一方、墜落機は以前に札幌市で着陸に失敗する事故を起こしていた。国土交通省によると、2004年10月、丘珠空港で草地に突っ込み、エンジン部品などが破損したが、修理して安全性を確認する耐空証明を取得していたという。 


墜落機、5月に安全性確認=国交省
時事通信 7月26日(日)20時47分配信

 国土交通省によると、東京都調布市で墜落した小型機は、単発プロペラ機「パイパーPA―46―350P」型機で、全長約8.7メートル、全幅約13.1メートル。
 同型機は国内で約10機登録されている。
 墜落機は1989年10月に登録された。安全性を確認するため年1回取得する必要がある「耐空証明」は今年5月に得ていたという。耐空証明は、国の検査官などが機体の状況や書類を確認する。
 同型機を含む単発小型プロペラ機は国内に約500機ある。小型機の事故は昨年5件、今年はこれまでに3件起きている。 


自家用機の発着自粛要請
2015年7月26日(日)20時30分配信 共同通信

 東京都は26日、調布市の小型機墜落事故の原因が判明し、再発防止策が講じられるまで調布飛行場では自家用機の発着を自粛するよう所有者らに要請を始めた。

 離島を結ぶ新中央航空の定期便は、滑走路や誘導灯を点検し、安全が確認されれば、27日から通常運航の見通し。

 調布市の長友貴樹市長はこれに先立ち、自家用機の発着自粛を東京都に要請の意向を示していた。26日に出したコメントによると、市はこれまでも飛行場管理者の都に、安全対策を徹底し、離着陸する自家用機を減らすよう求めてきたという。「事故が起こったことは誠に遺憾。被災された方々に、できる限りの支援をしたい」とした。


夜の墜落現場
時事通信 7月26日(日)20時29分配信

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夕闇に包まれた小型機の墜落現場=26日午後7時29分、東京都調布市


住宅地に小型機墜落…調布飛行場から離陸直後
レスポンス 7月26日(日)20時29分配信

26日午前11時ごろ、東京都調布市内の住宅地に小型機が墜落する事故が起きた。機体は大破炎上。墜落場所となった住宅を含む3棟にも延焼し、住人3人が死傷。墜落した小型機に乗っていた5人も死傷している。

警視庁・調布署によると、現場は調布市富士見町4丁目付近。小型機(パイパー式マリブ・ミラージュ PA46-350P型)は約500m離れたところにある調布飛行場を離陸したが、高度が十分に上らないまま約20秒後に墜落。住宅を直撃した。

この事故小型機は転覆した状態で大破炎上。直撃した住宅1棟が全焼して住人の女性2人が死傷。隣接する別の住宅2棟も被害を受け、住人の女性1人が負傷している。

また、小型機を操縦していた神奈川県横浜市内に在住する36歳の男性と、操縦席に着座していたとみられる年齢不詳の男性が死亡。客席部分に同乗していた男性3人も重傷を負い、いずれも近くの病院へ収容されている。

小型機は調布飛行場を離陸し、伊豆大島までの訓練飛行に向かう途中だった。警察では業務上過失致死傷事件として捜査を開始。国土交通省の運輸安全委員会や消防などと共同で事故原因の究明を開始した。

《レスポンス 石田真一》


東京・調布小型飛行機墜落 「他人事ではない」7年前に国道で不時着事故の八尾市消防
産経新聞 7月26日(日)20時17分配信

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第一航空の軽飛行機が、八尾の道路に不時着=大阪府八尾市志紀町南(鳥越瑞絵撮影)(写真:産経新聞)

 離陸直後、東京都調布市の住宅街に墜落した小型飛行機。住宅街近くに立地する空港は関西にもあり、関係者に衝撃が広がった。

 「他人事ではない。身を引き締めていく」。小型飛行機の利用も多く、住宅や学校、商業施設などに囲まれた八尾空港(大阪府八尾市)。八尾市消防本部の担当者は、今回の墜落を深刻に受け止めた。

 平成20年8月には、着陸しようとしていた民間の小型飛行機が空港近くの国道170号に不時着した。両翼や尾部が折れるなど大破し操縦士ら2人が負傷。不時着時に電線が切れて停電が起きたほか、飛散した機体が周辺の車を傷つけた。

 消防はこの事故を踏まえ、空港外での墜落を想定した出動計画を策定した。

 担当者は「今回の墜落を踏まえ、訓練の想定を変える必要があるかもしれない。関係機関と話し合いながら検討していきたい」と話した。

 同府豊中・池田両市、兵庫県伊丹市にまたがる大阪(伊丹)空港も周辺に市街地が広がる。旅客機の離発着が中心で、調布飛行場や八尾空港とは状況が異なるが、地元消防では空港外での墜落を想定した訓練は行っていないという。

 小型飛行機の乗り入れはないが、ヘリコプターの離着陸は盛んだといい、地元消防関係者は「今後、空港外での事故を想定した訓練も行っていく必要がある」と、調布の事故に衝撃を受けた様子だった。

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