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2015年6月 2日 (火)

口永良部島で爆発的噴火 住民に島外避難指示・6

気象庁は、鹿児島県屋久島町の口永良部島の新岳で29日午前9時59分ごろ、爆発的噴火が発生したと発表した。
この噴火による火砕流が海岸まで到達した。気象庁は噴火警戒レベルを3(入山規制)から5(避難)に引き上げた。また、屋久島町は午前10時20分、全島民に避難指示を出した。

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リンク:<口永良部噴火>食料から畳まで支援物資続々 家電の募集も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<口永良部噴火>全島避難1週間 世帯主に見舞金1回支給へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「先の生活見通せない」=続く全島避難、噴火1週間―口永良部島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火1週間 台風の季節、垂れ込める不安…避難者「早く帰り支援に恩返し」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小規模な土石流を確認=専門家がヘリで調査―口永良部島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<口永良部噴火>全島避難、備え実る…災害弱者把握など - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難住民、長期化見越し転出も - 速報:@niftyニュース.
リンク:長期化見据え仮設住宅も=一時帰島見通せず―5日で1週間・口永良部島噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:停電復旧のため口永良部島上陸…九電関係者ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:停電復旧を開始=気象庁職員ら上陸―口永良部島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<口永良部噴火>九電作業員ら停電復旧図る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仮設住宅を希望せず 口永良部、避難島民に聞き取り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<口永良部噴火>九電社員ら停電復旧作業へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 公営や民間の賃貸住宅希望 避難所からの転居めぐり町がアンケート - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「残念」「楽しみ減る」=警報発令、自粛のダイバー―噴火の口永良部島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:屋久島外の希望なし=避難者の住居アンケート - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部停電 「帰れなくなるのでは」避難の島民、不安の声 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「みんなを元気づけたい」=避難の漁師が出漁準備―屋久島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<口永良部島>梅雨で土石流の不安…1935年にも発生 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島、二次災害の懸念も - 速報:@niftyニュース.
リンク:<口永良部島>停電で6カ所の観測機器が使えず…気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:梅雨入り「心配」=屋久島町長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難所生活、たまるストレス=医師や保健師が巡回ケア―口永良部島噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震計1台に減少も=5日後にバッテリー切れ―口永良部島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島、落雷で停電か 火山監視に支障の恐れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島で観測機器6台がダウン…落雷で停電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部噴火「1か月で仮設住宅50戸」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<気象庁>九州南部が梅雨入り 口永良部、土石流の懸念 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 太田国交相「仮設50戸、4週間で建設可」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仮設住宅50戸準備=口永良部島の避難住民に―国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:住宅提供へ避難者調査=荒木屋久島町長「週内にめど」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 一時帰島「要望あれば考えるが、状況推移見る」と山谷防災担当相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部に住民ら29人一時帰島、滞在2時間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部一時帰島 住民「明日からでも生活できる」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<口永良部噴火>食料から畳まで支援物資続々 家電の募集も
毎日新聞 6月5日(金)11時33分配信

 鹿児島県・口永良部島(くちのえらぶじま、屋久島町)の新岳(しんだけ)噴火から5日で1週間がたち、町には全国から支援物資が寄せられている。今後、屋久島の避難所から住民が公営住宅などに移る予定で、町は家電などの寄付も募っている。

 町財産管理課によると、3日までに延べ144の自治体や個人・団体から、飲料水やお茶、米、パン、衣類、タオル、シャンプーなどが寄せられた。神戸市の団体からは「避難所は床が硬く、冷たいから」と新品の畳135枚の寄付があった。

 町は避難者の公営住宅などへの移転を見越して、島内を中心に冷蔵庫や洗濯機などの電化製品を募っている。同課の寺田太久己(たくみ)課長は「避難所以外に避難した人たちが公営住宅に移ることも見据えて準備していく」と話す。

 また、町社会福祉協議会に設置されたボランティアセンターによると、4日現在で町内の261人がボランティア登録した。延べ93人が炊きだしや食事の配膳、住宅の掃除などにあたっている。センターは今後、公営住宅入居などで「引っ越しの手伝いに需要が高まる」と見ており、引き続き町内からボランティアを募集する。

 義援金は屋久島町や日本赤十字社鹿児島県支部、鹿児島県共同募金会が募集を始めている。【柴山雄太】

 義援金の送金先は以下の通り。

 屋久島町=種子屋久農業協同組合上屋久支所(普)25354、鹿児島銀行屋久島支店(普)3010046▽県共同募金会=鹿児島銀行県庁支店(普)3014786、南日本銀行県庁支店(普)1142855▽日本赤十字社県支部=鹿児島銀行鴨池支店(普)664155


<口永良部噴火>全島避難1週間 世帯主に見舞金1回支給へ
毎日新聞 6月5日(金)11時15分配信

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飼い犬と再会して喜ぶ避難者ら=鹿児島県屋久島町の縄文の苑で2015年6月4日午後5時47分、平川昌範撮影

 鹿児島県・口永良部島(くちのえらぶじま、屋久島町)の新岳(しんだけ、626メートル)の爆発的噴火から5日で1週間となった。新岳は火山活動の高まった状態が継続している。全島避難した住民ら137人のうち、47世帯73人(4日午後6時現在)が屋久島の3カ所の避難所で過ごし、他は島内や県外の親族宅などに身を寄せている。

 町によると、避難所の73人には高齢者も多く、避難後4人が体調を崩して入院した。町は避難者がくつろげるよう、近く公営住宅などで受け入れる方針。仮設住宅の整備も進めるとしている。

 急な避難で所持金が十分ない人もいるため、町は避難者の世帯主に10万円、扶養家族1人につき5万円の見舞金を1回限りで支給することを決めた。7月31日まで申請を受け付ける。

 避難の長期化も予想される中、島に残したペットを心配する避難者もいる。4日には、停電復旧作業のため島に入った消防団員らが飼い犬1頭と猫3匹を連れて帰った。「元気だったか。よく頑張ったな」。再会を果たした飼い主らは顔をほころばせていた。【平川昌範、柳瀬成一郎】


「先の生活見通せない」=続く全島避難、噴火1週間―口永良部島
時事通信 6月5日(金)11時10分配信

 鹿児島県屋久島町・口永良部島の新岳噴火は5日で発生から1週間となった。屋久島に開設された避難所では、47世帯73人が避難生活を続ける。住民からは「今後の生活が見通せない」と不安の声が聞かれた。
 屋久島町によると、5日までに体調不良を訴えるなどした5人が入院した。記者会見した荒木耕治町長は「避難所から一般住宅に早く移ってもらうのが第一。次に、長期化を見据えて雇用の確保を考える」と述べた。 


口永良部島噴火1週間 台風の季節、垂れ込める不安…避難者「早く帰り支援に恩返し」
産経新聞 6月5日(金)7時55分配信

 口永良部(くちのえらぶ)島・新岳(しんだけ)(鹿児島県屋久島町)で爆発的な噴火が発生し、全島民が屋久島に避難してから5日で1週間を迎える。長期化する避難生活に疲労を訴える声も出ており、町は空いている公営住宅への入居や仮設住宅建設の準備を進めている。ただ、南国特有の集中豪雨や台風で住宅や船に被害が出る恐れもあり、住民は不安を募らせている。

 「なかなか眠れない。寝付いてもすぐに起きてしまう」。避難所に指定された屋久島の宮之浦公民館。口永良部島前田地区から避難した石黒誠さん(61)は避難生活について、こうつぶやいた。大部屋を簡単に仕切っただけの避難所はプライバシーが確保できず、避難者に疲れの色が目立ち始めている。

 本村地区でガソリンスタンドを経営する畠豊二さん(66)も「疲れなのかストレスなのか、血圧がかなり上がっている。今日も病院に行かなければ」。

 避難者によると、屋久島の小中学校に通うことになった避難所の児童生徒たちに疲れは見られないものの「島に帰りたい」という声が上がっているという。

 島民の帰島への思いは強いが、火山活動は予断を許さない状況が続いている。気象庁は4日、「今後、規模が大きく、地下の深いところで地震が起これば、次の噴火の前兆となる可能性もある」として厳重な警戒を呼びかけた。

 5月30日以降は噴火が停止し、体に感じないような火山性地震も少ない状態が続いているが、一時的なものとみられている。最高の5(避難)としている噴火警戒レベルも「現在はレベルを引き下げる状況ではない」という。

 こうした中、避難者が懸念するのは、本格シーズン入りする台風や梅雨に伴う雷雨だ。

 島では通常、台風接近時には船を港に固定したり、陸に揚げたりするほか、物が飛んで窓が割れることを避けるため雨戸を閉めるなどの対策をとっている。

 1日に一時帰島した消防団分団長、山口正行さん(46)は「台風対策をしてほしいという島民の要望も多かったが、全てを行うには時間がかかるため今回は見送った」と話した。

 4日は梅雨の合間を縫って、九州電力の作業員が島に上陸、2日の落雷で発生した停電の復旧作業を行い送電を再開した。福岡管区気象台によると、停電で火山の観測機器の一部に障害が出ていたが、復旧後は機器も作動しデータも入手できているという。

 行政や民間による支援の輪は広がりつつある。

 町は避難者に公営住宅23戸を提供し、早ければ6日から随時入居できるよう準備を進めている。不足分については仮設住宅を建設する方針も決定。今後具体的な場所の選定に入るという。

 屋久島のラーメン店や婦人団体などが炊き出しを行っているほか、3日までに248人がボランティアに登録。避難者たちが入居する公営住宅の清掃や送迎、配膳などを行っている。布団の下に敷く畳や冷蔵庫、衣類などの支援物資も集まってきている。

 本村地区の林信昭区長(69)は「皆さんには手厚く支援していただいて感謝の気持ちでいっぱい。少しでも早く島に帰り恩返しをしたい」と話した。


小規模な土石流を確認=専門家がヘリで調査―口永良部島
時事通信 6月4日(木)22時54分配信

 爆発的噴火があった鹿児島県・口永良部島の新岳で、小規模な土石流が起きていたことが4日、上空からヘリで調査した専門家への取材で分かった。国土交通省九州地方整備局は、梅雨入りで今後も雨が続くと見込まれることから、降り積もった火山灰が流されて起きる土石流に警戒を呼び掛けている。
 調査を行った国交省国土技術政策総合研究所の国友優・土砂災害研究室長によると、噴火直後に火砕流が流れ下った向江浜地区で、小規模な土石流の痕跡を確認した。同地区を流れる川の河口では、海に土砂が流れ出ていた。民家などに影響はないという。 


<口永良部噴火>全島避難、備え実る…災害弱者把握など
毎日新聞 6月4日(木)21時22分配信

 鹿児島県・口永良部島(くちのえらぶじま)(屋久島町)の新岳(しんだけ)噴火では、約6時間で完了した全島避難が注目された。それは昨年8月の噴火を教訓とした学校や町の備えと、島民が築いてきたコミュニティーの成果だった。5日で噴火から1週間。改めて関係者をたどった。【安高晋、平川昌範、志村一也】

 ■学校

 午前9時59分。噴火のごう音を聞き、金岳(かながだけ)小・中学校の校舎の外に出た木尾(このお)良文校長(53)の目に飛び込んできたのは、迫る黒煙だった。

 「逃げろ。避難だ」。教師の声が響く。小中学生15人は、机の横に掛けてあるヘルメットをかぶると、校舎脇に縦列で並んだ車に向かい、6台に次々と乗り込んだ。

 教職員の多くが住む教職員住宅は、学校から数十メートルで歩いて通える距離だ。しかし「子供たちが少しでも早く避難できるように」と教職員同士で話し合ってあえて車で出勤。すぐに出られるよう正門に頭を向けて駐車しておくことにしていた。避難を決めてから全員が学校を出るまで、わずか3分だった。

 木尾校長によると、昨年8月の噴火以来、島全体の避難訓練とは別に、学校独自に3回訓練した。噴火の大きな音にも動揺しないように教師が太鼓をたたいた。普段から登下校時や隣の体育館へ行く時でも、ヘルメットを持たせた。木尾校長は「スムーズな避難ができたのは噴火を具体的に想定した訓練や準備のおかげ」と話す。

 ■コミュニティー

 「善おじ見たか?」。住民を高台の番屋ケ峰(ばんやがみね)へ誘導していた地元消防団の貴舩森(きぶねもり)さん(43)は、近くに暮らす渡辺善一さん(72)の姿が見えないことに気付いた。火砕流が流れた方向に住んでいた。すぐに車を走らせたが、倒木と火山灰に道を阻まれた。

 連絡を受けて同じ消防団の久木山栄一さん(36)らが船で向かい、家で灰をかぶっていた渡辺さんを救助した。

 消防団は普段から、地区内の高齢者や足腰の弱い人、車を持たない人などを把握している。本村地区に住む渡辺一美さん(83)と妻の和子さん(79)も避難途中に助けられた。自家用車はなく和子さんは足を痛めていた。「番屋ケ峰まではとても歩けない」。ちょうど通りかかった車の男性に「おばちゃん、乗って」と声をかけられた。貴舩さんは「島には警察も消防署もない。住民で作る消防団が命を預かっているという思いがあった」と振り返る。

 善一さんが番屋ケ峰に姿を見せると、島民たちは「よかった、よかった」と声を上げバンザイした。午前11時25分。最後の避難者の到着だった。住民らは全員が午後5時半までに屋久島へ渡った。

 ■避難所変更

 屋久島町によると、町の地域防災計画は当初、島に点在する避難施設や町役場出張所などを避難場所に指定していた。しかし昨年8月の噴火では、住民のほとんどが「消防団のとっさの指示で」(町幹部)標高の高い番屋ケ峰に避難した。町には住民から「今の避難場所では危ない」という声が寄せられた。番屋ケ峰は山頂が290メートルで、新岳からは約4.5キロと離れており、噴石や火砕流の危険性は低い。

 町はすぐに計画を見直し、避難場所を番屋ケ峰に一本化。11月には島民の約7割が参加して、ここへ向かう初めての訓練も実施した。今春からは、番屋ケ峰に建つ旧NTT通信施設を避難所に改築する工事も始まっていた。町幹部は「噴火と訓練を機に『ここに逃げる』との意識を全島民で共有できた意味はとても大きかった」と振り返る。

    ◇

 東日本大震災でほとんどの小中学生が難を逃れた岩手県釜石市で防災教育を指導していた群馬大学大学院の片田敏孝教授(災害社会工学)も、今回の避難を評価する。「御嶽山(おんたけさん)の噴火など、直近にも火山災害があり、住民が『活火山の上に住んでいる』という警戒心を強く持っていたことが要因の一つ」とみる。

 「地域の自然条件を理解して、それに合わせた危険を想定しておくことが大事。これを機に『自分の住む地域ではどうか?』と考えることが重要」と他の災害に生かすよう訴える。【柴山雄太】


避難住民、長期化見越し転出も
2015年6月4日(木)20時59分配信 共同通信

 口永良部島・新岳(鹿児島県屋久島町)の爆発的噴火から5日で1週間。島にいた住民72世帯、118人は10キロ余り離れた屋久島(同町)に避難したが、4日までに約3割の約20世帯が屋久島を離れ、町は残った人を避難所や身を寄せた親類宅などから既存の公営住宅に移す準備を進める。規模の大きな噴火が今後も起こる可能性があり、帰島への見通しが立たない中、住民にとって出口の見えない状況は続く。

 屋久島町によると、噴火のあった5月29日、口永良部島の住民は屋久島に避難。多くは3カ所の避難所に入ったが、避難の長期化を見越し、島内の親類宅や鹿児島市、他県に移る人も相次いだ。


長期化見据え仮設住宅も=一時帰島見通せず―5日で1週間・口永良部島噴火
時事通信 6月4日(木)17時42分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳噴火で、同県屋久島町は4日、避難指示の長期化も見据えて屋久島での仮設住宅の建設を決めた。梅雨入りで今後も不安定な天候が続く見込みで、住民が希望する一時帰島が実現できるかも不透明なままだ。全島避難を余儀なくされた噴火発生から5日で1週間となる。
 口永良部島の住民ら137人は噴火当日の5月29日、隣の屋久島に避難した。一部の人は鹿児島市などに移ったが、現在も公民館など3カ所の避難所に47世帯71人が身を寄せる。
 民宿経営の渡辺森保さん(70)は妻と同市内のホテルに避難したが、「一時帰島が決まっても鹿児島からではすぐに戻れない」との理由で避難所に入った。「口永良部島での生活を捨てたくない」と語る。慣れない環境で睡眠不足が続いている無職石黒誠さん(61)は「いつかは島に帰れる。何年でも屋久島で待つつもりだ」と話した。
 避難者へのアンケートでは仮設住宅の入居を希望した人はほとんどいなかったが、「島民同士がなるべく近くで暮らしたい」との要望も強く、町は仮設建設を決めた。
 約70軒ある民宿は7月から観光シーズンを迎えるため、長期間の受け入れは難しい。町は公営住宅などの準備も進め、今週末には入居を始める予定だ。町幹部は「住民は一日も早く島に戻りたいと望んでいるが、避難は数年単位になるかもしれない」と語った。
 屋久島での生活を始める上で車などの持ち出しが必要なことから、町は住民の一時帰島を今後複数回行いたい考えだ。ただ、島への上陸はヘリから火口の状況を確認できるのが条件で、天候と火山の様子をにらみながらの難しい判断を迫られる。荒木耕治町長は「車の次は家畜の持ち出しも必要。湿気が多いこの時期に家の管理ができないことを心配する住民も多い」と話した。 


停電復旧のため口永良部島上陸…九電関係者ら
読売新聞 6月4日(木)13時28分配信

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口永良部島に向かうため、海上保安庁の巡視船に乗り込む九州電力の関係者ら(4日午前10時17分、鹿児島県・屋久島で)=大原一郎撮影

 全島避難が続く鹿児島県屋久島町・口永良部(くちのえらぶ)島の停電復旧のため、九州電力の関係者や気象庁職員、案内役の島民ら23人が4日午後、島に上陸した。

 約2時間かけて作業を行う。

 町によると、23人は九電関係者9人、気象庁職員4人、島民7人ら。九電関係者と気象庁職員は午前10時半頃、同町宮之浦(屋久島)の港から海上保安庁の巡視船で出発。島民らも約40分後に漁船で向かい、午後0時20分頃に口永良部島に到着した。

 県警や国土交通省のヘリ計2機も出動し、停電の原因になったとみられる落雷箇所などを上空から調べる。荒木耕治町長は同日朝、「すべてうまくいき、観測機器が動くようになれば……」と語った。

 口永良部島では2日午前に停電が発生し、気象庁や研究機関の地震計、空振計などが停止している。このほか、バッテリーで動いている観測機器があるが、7日頃までに充電しなければ停止するという。


停電復旧を開始=気象庁職員ら上陸―口永良部島
時事通信 6月4日(木)12時58分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳噴火で、同県屋久島町は4日、気象庁の職員や九州電力社員らと、口永良部島で起きた停電の復旧作業を始めた。ヘリでの調査で火口の状況などに異常は見られず、23人を島に上陸させた。
 同町によると、口永良部島では2日午前から全域で停電が発生。落雷が原因とみられ、気象庁が設置している地震計の一部からデータが送れなくなるなど影響が出ていた。
 同町は復旧方法を検討していたが、4日は天候が回復したことから、県警のヘリが午前10時ごろから島の様子を確認。海上保安庁の巡視船「くさかき」と漁船の計2隻が気象庁職員らを島まで運んで、午後0時20分ごろ上陸させた。約2時間で停電を復旧し、止まった地震計を動かす方針だ。 


<口永良部噴火>九電作業員ら停電復旧図る
毎日新聞 6月4日(木)11時43分配信

 鹿児島県・口永良部島(屋久島町)の新岳(626メートル)は爆発的噴火から活動がやや収まり、梅雨の晴れ間となった4日、火口が姿を現した。白い噴煙が上がり、周囲の赤黒い地肌に火山灰が積もり、噴石が散らばっている。全島で落雷が原因とみられる停電が2日から続き観測機器に支障が出ていることから、天候回復を受けて九州電力の作業員らが午後0時20分ごろ、島に入った。

 鹿児島地方気象台によると、新岳は4日、火口から400メートルまで上がる白い噴煙が確認された。火山性地震は噴火した5月29日は289回を数えたが、30日以降は一ケタ台で4日は午前9時までに1回観測された。30日を最後に噴火は観測されていない。

 4日午前10時過ぎ、九州電力の作業員3人が鹿児島県警のヘリコプターで上空から島の送電線などを確認した。また、上陸して復旧作業するため、九電作業員9人と気象庁の職員3人を乗せた海上保安庁の巡視船が屋久島の宮之浦港を出た。

 町や気象庁によると、停電で火山活動を観測するためのカメラや地震計の大半は非常用バッテリーで稼働しているが、数日後には観測不能になる見込み。【柳瀬成一郎、柴山雄太】


仮設住宅を希望せず 口永良部、避難島民に聞き取り
産経新聞 6月4日(木)7時55分配信

 口永良部(くちのえらぶ)島・新岳(しんだけ)(鹿児島県屋久島町)の爆発的噴火で、同町は3日、現在3カ所の避難所で生活する島民に今後の転居先に関する希望調査を行った結果、公営住宅や民間の賃貸住宅などへの転居を望む声が大半を占め、仮設住宅を希望する島民はほとんどいなかったことを明らかにした。

 町は避難所で生活する48世帯にアンケートを配布。3日までに約30世帯から回答があった。

 2カ月程度の避難では11世帯が民間の賃貸住宅を希望、民宿が10世帯、町営住宅など公営住宅が8世帯で、仮設住宅を希望する世帯はなかった。長期の避難でも、公営住宅と民間賃貸住宅が9世帯で最も多く、民宿が8世帯、仮設住宅は1世帯だった。

 町は町内の公営住宅を調査し、屋久島内の34戸ですぐに入居できることを確認。避難者の「離れ離れに住みたくない」との声を受け、2地区の計23戸を提供することを決めた。

 また、口永良部島全島で停電が発生している問題で、町は3日、九州電力や気象庁の職員らによる島での復旧作業を、4日に実施することを決めた。


<口永良部噴火>九電社員ら停電復旧作業へ
毎日新聞 6月3日(水)21時50分配信

 鹿児島県・口永良部島(屋久島町)が2日から停電している問題で、九州電力の社員らが4日にも、島に立ち入り、復旧作業に当たることが分かった。町が3日、明らかにした。4日は好天が予想されており、火山活動の状況を考慮した上で、町が可否を決める。

 九電によると、停電は配電施設への落雷が原因とみられる。町や気象庁によると、火山活動を観測するためのカメラや地震計の大半は非常用バッテリーで稼働しているが、最長でも数日後には観測不能になる見込み。

 停電は全島に及んでおり、避難者宅の冷蔵庫への給電も止まっている。このため、住民から早期復旧を求める声が上がっている。【柳瀬成一郎】


口永良部島噴火 公営や民間の賃貸住宅希望 避難所からの転居めぐり町がアンケート
産経新聞 6月3日(水)21時37分配信

 鹿児島県屋久島町の口永良部(くちのえらぶ)島・新岳(しんだけ)の爆発的噴火で、同町は3日、現在3カ所の避難所で生活する島民に今後の転居先に関する希望調査を行った結果、公営住宅や民間の賃貸住宅などへの転居を望む声が大半を占め、仮設住宅を希望する島民はほとんどいなかったことを明らかにした。

 町は避難所で生活する48世帯にアンケートを配布。3日までに約30世帯から回答があった。2カ月程度の避難では11世帯が民間の賃貸住宅を希望、民宿が10世帯、町営住宅など公営住宅が8世帯で、仮設住宅を希望する世帯はなかった。長期の避難でも、公営住宅と民間賃貸住宅が9世帯で最も多く、民宿が8世帯、仮設住宅は1世帯だった。

 町は町内の公営住宅を調査し、屋久島内の34戸ですぐに入居できることを確認。避難者の「離れ離れに住みたくない」との声を受け、2地区の計23戸を提供することを決めた。

 また、口永良部島全島で停電が発生している問題で、町は3日、九州電力や気象庁の職員らによる島での復旧作業を、4日に実施することを決めた。職員らは島に一時上陸する必要があるため、天候を見て4日朝に最終判断を下す。


「残念」「楽しみ減る」=警報発令、自粛のダイバー―噴火の口永良部島
時事通信 6月3日(水)16時45分配信

 鹿児島・口永良部島の周辺海域は魚の種類が豊富で、人気のダイビングスポットとして知られる。しかし、新岳噴火で海上警報が出され、ダイバーは安全に配慮して潜水を自粛。火山活動は依然高い状態が続いており、地元ダイバーや観光客は本格的なダイビングシーズンを前に、「残念」「楽しみが減る」と嘆いている。
 地元のダイバーや漁師によると、口永良部島や屋久島の周辺は潮の流れが合流する魚の集まりやすい海で、約1000種類の魚が確認されている。特に口永良部島はダイバーが少なく魚の警戒心が弱いため、一度に多くの種類が見られる隠れスポットとされる。
 屋久島でダイビングショップを営む福山幸広さん(30)は「本州と沖縄の海にすむ魚がどちらもいる」と魅力を説明。「世界に誇れる海なのに残念だ」と警報の早期解除を願う。
 ダイビングスクール経営の渡辺貴子さん(37)は以前、口永良部島のツアーを行っていた。「秘境のような所で、広い海に自分たちだけという感覚はほかでは味わえない。お客さんの楽しみが減ってしまった」と話す。当面は、別のツアーを企画する考えだ。 


屋久島外の希望なし=避難者の住居アンケート
時事通信 6月3日(水)11時39分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳噴火で、同県屋久島町は3日、避難者を対象に行った住宅希望アンケートの中間結果を公表し、33世帯が屋久島の公営住宅などに入居したいと回答し、島外を希望した人はいなかったと明らかにした。町は住宅の準備を進めており、荒木耕治町長は「できるだけ希望がかなうよう努力したい」と述べた。
 アンケートは1日夜から屋久島の避難所3カ所にいる48世帯に配布した。回答のあった33世帯の全てが、屋久島内の公営住宅や民間の賃貸住宅、民宿などを希望した。 


口永良部停電 「帰れなくなるのでは」避難の島民、不安の声
産経新聞 6月3日(水)7時55分配信

 口永良部島で2日、落雷によるとみられる停電が発生したことを受け、鹿児島県屋久島町には島民から不安の声が寄せられた。

 物資が途絶えがちな離島のため、島民の多くは食料品を大量に冷凍して備蓄している。町によると、避難者からは「停電で冷凍ストッカーが停止したら生活を再開できなくなる」との訴えがあったという。火山の観測機器も一部が使えなくなる。荒木耕治町長は「火山の観測は必須。観測できなければいつまでも帰れなくなるのではという心配もある」と話す。

 梅雨入りによって雨が続けば土石流発生の恐れもある。気象庁は島への上陸に際し「波がおだやか」「天気が良く火口が監視できる」などの条件を提示しており、荒天が続けば復旧作業ができない。荒木町長は「避難者の要望に応えるため、どんなことでもしたいが、手立てがないのが現状だ」と苦渋の表情を浮かべた。


「みんなを元気づけたい」=避難の漁師が出漁準備―屋久島
時事通信 6月3日(水)5時11分配信

 「漁に出る前向きな姿勢を見せ、みんなを元気づけたい」。鹿児島県・口永良部島の新岳噴火で屋久島に避難している漁師の畠喜人さん(57)が、出漁の準備を始めた。噴火以来、何もできない生活が続くが、体を鍛え再び海に出ようとしている。
 生まれも育ちも口永良部島。幼い頃から漁師だった父親と一緒に船に乗っていた。伊勢エビ漁が得意で、周囲から素潜りの達人と呼ばれる畠さん。本人も「地球の裏側まで潜れる」とおどける。
 島では民宿を経営。地区の区長も務める。29日の爆発的噴火の際は、「ドゴーン」という音がし、噴煙の中に稲光のようなものが見えた。地区内を回り全員の無事を確認。しかし、道路には噴石が散乱し倒木が行く手をふさぐ。くすぶる箇所に土をかけて火事を防ぎ、漁船で屋久島に逃げた。
 今は屋久島町の公民館に身を寄せるが、「避難所にいると『迷惑を掛けている』と心苦しい」。再び漁に出たいとの思いも募った。仲間の避難者が落ち込む姿を見て、「数日は自粛しなければ」とも考えたが、「いつまでもじっとしていては体が鈍ってしまう」と、1日から周辺でランニングを始めた。
 畠さんから魚を仕入れている屋久島町の民宿の従業員も「早く新鮮な魚を届けてほしい」と、漁の再開を心待ちにしている。
 口永良部島周辺では、噴煙や火山灰への警戒を呼び掛ける海上警報が出ている。それでも、「船があれば漁はできる」と畠さん。「今後の生活のためにも、安全を確認して一日も早く漁に出たい」と意気込んだ。 


<口永良部島>梅雨で土石流の不安…1935年にも発生
毎日新聞 6月2日(火)21時19分配信

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九州南部が梅雨入りし、厚い雨雲に覆われた口永良部島(後方)=鹿児島県屋久島町吉田で2015年6月2日午後1時5分、野田武撮影

 鹿児島県・口永良部島(くちのえらぶじま、屋久島町)を含む九州南部が2日、梅雨入りし、噴火した新岳(しんだけ)からの土石流が危惧されている。住民は全員が屋久島に避難しているが、土石流の発生により帰島が困難になったり、家屋などが被害を受けたりしないか不安を抱いている。【杣谷健太、安高晋、関東晋慈】

 1日に一時帰島した消防団員、安永清志さん(43)は、新岳を見上げ火砕流の跡が気になった。「(火山灰などが)山頂付近に残り、まだ流れきったわけじゃない。梅雨に入り大雨になれば、一気に流れてしまうかもしれない」。消防団の山口正行分団長(46)も大規模な土石流が発生すれば「民家や漁船に被害が及ぶ恐れがある」と心配する。

 2日は朝から大雨となり、避難所にいた本村(ほんむら)地区の林信昭区長(69)は「土石流が港内に入ると港が浅くなって船が入らず、帰島できなくなってしまう」と話した。また、屋久島町は今後も避難者の一時帰島を検討しているが、火口が雲に隠れて見えないと噴火活動の予想が難しいとされ、リスクを考えると梅雨時期の一時帰島は困難も予想される。

 土石流は泥や岩石が地表の水とともに流れ落ちる現象。火山灰が降り積もった地域では、傾斜がわずかでも少量の雨で発生しやすくなる。さらに火砕流で木々が焼けるなどすると土石流の危険性が高まる。24年前の長崎県・雲仙普賢岳の噴火では、約2年間にわたり土石流が断続的に発生し、多くの住宅が全壊するなど大きな被害をもたらした。

 京都大防災研究所の井口正人教授によると、口永良部島でも噴火後の1935年に大規模な土石流が起きている。井口教授は「住民は避難しているが土石流の予測は必要」と監視の必要性を訴える。気象庁は「どの程度火山灰が積もっているかは不明だが、通常より泥流が起きやすい環境」と気象情報への注意を呼びかけている。

 鹿児島県砂防課は、新岳の噴火警戒レベルが5(避難)となっているため、立ち入りができず「写真でしか確認でないので具体的な対策がとれない」と苦悩する。「状況が分かり危険性が高まっていれば、場合によっては砂防堤なども必要」としている。


口永良部島、二次災害の懸念も
2015年6月2日(火)19時19分配信 共同通信

 気象庁は2日、九州全域が梅雨入りしたとみられると発表した。口永良部島・新岳(鹿児島県屋久島町)の噴火で屋久島に避難した住民からは土石流など二次被害を心配する声が出ている。今後の悪天候で再度の一時帰島もしばらく様子見が続く可能性がある。

 町によると、火口から約2キロのところに土石流の発生する可能性が高い地点があり、付近には民家1軒と島で唯一のコンクリート製造工場がある。その工場を経営する柴八代志さん(66)は「谷筋が近くにあり、雨で土石流が起きて被害があれば島の公共事業に影響が出る」と懸念する。


<口永良部島>停電で6カ所の観測機器が使えず…気象庁
毎日新聞 6月2日(火)19時7分配信

 気象庁は2日、落雷が原因とみられる停電により、口永良部島の6カ所に設置している地震計などの観測機器が使えなくなったと発表した。それ以外の7カ所では観測ができているが、うち6カ所はバッテリーが3~5日間しか持たないという。この間に修理ができないと観測の精度に影響が出そうだ。

 気象庁によると、停電は2日午前8時40分ごろに発生。噴火した新岳の周辺6カ所にある地震計5台▽地殻変動をとらえる全地球測位システム(GPS)2台▽噴火をとらえる空振計1台--が停止した。残る機器もバッテリーが尽きた場合、データが入手できるのは太陽電池で動く地震計とGPSの各1台だけになる。気象庁は「屋久島に口永良部島を望むカメラもあり、噴火は地震計1台でも観測可能」としている。【久野華代】


梅雨入り「心配」=屋久島町長
時事通信 6月2日(火)18時56分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳噴火で、同県屋久島町の荒木耕治町長は2日記者会見し、九州南部が同日梅雨入りしたことについて「島への上陸は火口が見えるのが前提。雨が続くのを心配している」と述べた。 


避難所生活、たまるストレス=医師や保健師が巡回ケア―口永良部島噴火
時事通信 6月2日(火)18時23分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳噴火で屋久島に逃れた住民らの避難所生活は、2日で5日目となった。不慣れな環境での生活ゆえのストレスや健康悪化が懸念され、医師や保健師らが避難所を巡回してケアに当たっている。口永良部島在住の医師で、自らも避難した久保利夫さん(78)もその一人。「今は心のケアが一番大事」と話す。
 久保さんは4月、同島で唯一の診療所に着任。避難翌日の先月30日から避難所で巡回診療を行っている。プライバシーがなく、狭い空間で暮らさざるを得ない避難所を見て、「このようなところにいつまでもいてはだめ」と指摘。ストレスがたまる環境の改善を求めている。
 さらに心配なのは食生活だ。避難所の食事は弁当が中心。「食べ過ぎず、カロリーの摂取はほどほどに」と住民に注意を促す。気分転換も大事だと言い、「避難所にこもらず、積極的に外に出て体を動かすことが大事」とアドバイスしている。
 保健師も避難者のケアに動く。屋久島町の地域包括支援センターの女性は1日、口永良部島の看護師らと3人で避難所を回った。その中で気になったのが「今後の生活不安を訴える人が多かった」こと。最初は避難してきたばかりで緊張していたが、混乱が収まり、「これから先どうなるのか、予想できない不安があるのでは」と危惧する。
 こうしたことから、町では今後、心のケアも重視する方針だ。健康増進課の担当者は「いろんな相談に乗り、必要があれば医療機関と連携する」と話す。
 健康面の不安も出ている。避難所の床は硬くて寒く、畳を敷いたもののまだ眠れないと訴える人もいる。体を動かす機会が減る避難所では、高齢者の足腰が弱くなる恐れがあり、運動不足解消も課題だ。同センターでは、音楽に合わせて体を動かす運動や、介護予防教室への参加を促すことも検討している。 


地震計1台に減少も=5日後にバッテリー切れ―口永良部島
時事通信 6月2日(火)18時23分配信

 気象庁は2日、爆発的噴火が起きた鹿児島県・口永良部島で稼働している地震計8台のうち5台が、停電の影響でデータを送れない状態になったと発表した。残る3台のうち2台はバッテリーで動いており、遅くとも5日後には切れる見通し。地震計は太陽電池で稼働する1台だけになる可能性があるという。
 気象庁によると、停電は2日に発生。5台の地震計のほか、全地球測位システム(GPS)2台と、噴火に伴う空気の振動を計測する空振計1台が稼働できない状態となった。
 残っているのは地震計3台とGPS4台、空振計1台、傾斜計1台など。バッテリーで動いているものが多く、このまま電気が復旧しなければ5日後に稼働している地震計は1台に、空振計や傾斜計はゼロになる可能性がある。
 気象庁火山課は「地震計が1台になっても噴火現象をとらえることは可能」と説明。「精度は落ちるので、長期的には観測点の増加を考えないといけないかもしれない」と話している。 


口永良部島、落雷で停電か 火山監視に支障の恐れ
産経新聞 6月2日(火)15時9分配信

 鹿児島県屋久島町は2日、口永良部(くちのえらぶ)島の全島で停電が発生したと発表した。配電線に落雷があったとみられる。復旧のめどは立っていない。福岡管区気象台によると、噴火活動への厳重な警戒が続く新岳(しんだけ)周辺の観測装置の一部で、データが入手できなくなっているという。

 一方、気象庁設置分の機器は予備電源が作動し、ただちに影響は生じない。ただ、予備電源も3~7日で切れるといい、復旧に時間がかかれば火山監視にさらに支障が出る恐れがある。

 物資の往来が少ない同島では、多くの家に大型の冷凍ストッカーがあり、食料品を貯蔵。屋久島に全島避難した住民からは「ストッカーの電源が切れれば、帰島しても生活が再開できない」と懸念する声が上がっており、早期に復旧しなければ食料品の保存にも影響が出るとみられる。

 屋久島町の荒木耕治町長は「一刻も早く復旧してほしいが、そのためには上陸しないとならず、天候や波の状況が良くなければできない」と話した。

 九州電力によると、同日午前8時40分ごろ、口永良部島の全戸にあたる約160戸が停電した。

 この影響で、福岡管区気象台が新岳周辺に設置している一部の地震計からデータが届かなくなった。

 口永良部島の噴火警戒レベルは最高の5(避難)。1日は火口の状況などを確認したうえで住民代表らが一時帰島したが、安全性を考え、短時間の滞在に限定した。

 鹿児島地方気象台によると屋久島周辺は2日午前、発達した積乱雲の影響で雷を伴う雨天となった。


口永良部島で観測機器6台がダウン…落雷で停電
読売新聞 6月2日(火)12時23分配信

 気象庁は2日、爆発的噴火のあった鹿児島県屋久島町の口永良部(くちのえらぶ)島で停電が起き、同庁や研究機関が設置している観測機器計6台が使えなくなったと発表した。

 同庁によると、2日午前8時40分頃の落雷で停電が発生し、同庁や大学などが島内に置く地震計や噴火の衝撃を捉える空振計などのデータが取れなくなった。

 地震計や監視カメラなど別の6台がバッテリーで動いているが、7日頃までしかもたず、停電が復旧しない場合、太陽光発電で動く地震計1台と衛星測位システム3台しか使えなくなる。

 復旧には九州電力による現地作業が必要で、同庁は「地震計1台でも噴火を把握できるが、観測精度は大幅に下がる。早期の復旧を要望している」としている。


口永良部噴火「1か月で仮設住宅50戸」
読売新聞 6月2日(火)11時56分配信

 爆発的噴火で全島避難が続く鹿児島県屋久島町・口永良部(くちのえらぶ)島について、太田国土交通相は2日の閣議後記者会見で、「1か月で50戸の仮設住宅を(島外に)建設できる体制を整えている」と述べた。

 町は噴火から約1週間をめどに、避難者の生活拠点を民宿や公営住宅に切り替えることを検討しており、仮設住宅が新たに必要になるかは不透明。しかし国交省では、避難の長期化などで、町から屋久島などでの建設を要望されることも考えられるとして、台風にも耐えられる仮設住宅の資材を入手できるように業界団体と連携を始めている。


<気象庁>九州南部が梅雨入り 口永良部、土石流の懸念
毎日新聞 6月2日(火)11時34分配信

 気象庁は2日、新岳(しんだけ)が噴火(5月29日)した鹿児島県屋久島町の口永良部島(くちのえらぶじま)を含む九州南部が梅雨入りしたとみられると発表した。昨年並みで平年より2日遅い。

 火山灰などが積もった傾斜地に長雨や短期間の強い雨が降った場合、土石流が発生する危険性がある。全住民が避難中の同島では、1日に一部住民が一時帰島したばかりだが、今後は困難になる可能性がある。

 梅雨前線の影響などで、2日午前8時半過ぎには同島の全域が停電した。落雷が原因とみられる。荒木耕治町長は2日の記者会見で「気象庁の観測機器への影響が心配だ。住宅には冷蔵庫もある。早急な復旧が必要」と述べた。

 福岡管区気象台によると、島には噴火した新岳の監視カメラ1台と地震計5台などがある。中継地点が停電したため、地震計のうち2台のデータが送信不能になっており、震源地特定の精度が低下している。また、地震計のうち1台は太陽光発電だが、他は電気が必要。停電後は非常用バッテリーで作動しているが、最長でも1週間しかもたないという。

 新岳は噴火警戒レベルが5(避難)となっており、九州電力は復旧作業のための上陸には町、気象庁との調整が必要としている。

 鹿児島地方気象台によると、同島を含む種子島・屋久島地方では2日午後から雨が降り、3日は一時雨が強まる。4日以降も断続的に雨が降るという。【平川昌範、尾垣和幸】


口永良部島噴火 太田国交相「仮設50戸、4週間で建設可」
産経新聞 6月2日(火)11時33分配信

 口永良部島・新岳(鹿児島県屋久島町)の噴火で、島民の全島避難が長期化する恐れがあることに関し、太田昭宏国土交通相は2日の記者会見で、被災者向けに町営住宅30戸が受け入れ可能なほか、要望に応じて4週間ほどで仮設住宅50戸を建設できる態勢を整えたことを明らかにした。

 また、海上保安庁の巡視船2隻と国交省九州地方整備局のヘリコプターで継続的に火山の監視などを行うという。


仮設住宅50戸準備=口永良部島の避難住民に―国交省
時事通信 6月2日(火)11時29分配信

 国土交通省は2日、鹿児島県屋久島町・口永良部島の新岳噴火で住民の避難生活の長期化が予想されるため、仮設住宅50戸を今後1カ月間で建設できる態勢を整えたと発表した。避難住民の意向を踏まえ、県の要望があれば建設に着手する。
 国交省によると、避難住民の住宅として、これまでに屋久島内の町営住宅と民間賃貸住宅約30戸を確保した。さらに住宅が必要となる場合を想定し、仮設住宅建設のめどを付けた。用地は県や町が町内や鹿児島市内などに用意する。 


住宅提供へ避難者調査=荒木屋久島町長「週内にめど」
時事通信 6月2日(火)11時12分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳噴火で、同県屋久島町は2日午前、避難所にいる住民の住宅確保を目的とした聞き取り調査を始めたことを明らかにした。荒木耕治町長は「(避難所生活は)1週間がめど」とし、週内を目標に次の住まいを用意する方針。
 調査は、今後2カ月程度の場合と、さらに長期化した場合の2段階に分け、それぞれの居住先について、公営住宅や民間賃貸住宅、仮設住宅、親戚宅などから希望先を選択。生活場所も屋久島か島外かを選んでもらう。当面の対象は避難所にいる45世帯。町は1日夜、避難所で意向調査書を手渡した。
 町によると、2日午前の時点で、公営住宅や民間住宅計34戸の空き住宅を確認している。 


口永良部島噴火 一時帰島「要望あれば考えるが、状況推移見る」と山谷防災担当相
産経新聞 6月2日(火)9時59分配信

 鹿児島県・口之永良部島の新岳の噴火で屋久島に全島避難した住民代表らが一時帰島したことに関し、山谷えり子防災担当相は2日の記者会見で、「また一時帰島できるような状況、要望があればそのように行っていくことも考えているが、ただ監視・観測態勢を強めながら、今後の状況の推移を見てまいりたいと思う」と述べた。 


口永良部に住民ら29人一時帰島、滞在2時間
産経新聞 6月2日(火)7時55分配信

 鹿児島県・口永良部(くちのえらぶ)島の新岳(しんだけ)の噴火で、屋久島に全島避難している住民代表らが1日、一時帰島した。消防団員を中心に、自治体職員を含む総勢29人が各戸を巡回。ガスの元栓を閉めたり、戸締まりをしたりと防火・防犯対策に当たった。島に残された家畜やペットへの餌やりも行い、最大2時間程度の滞在で再び屋久島に戻った。

 5月29日の爆発的噴火以降、住民が島に立ち入ったのは初めて。

 2日以降は梅雨入りが予想され、土石流のリスクが高まるため、屋久島町がこのタイミングでの一時帰島を決断した。

 会見した消防団員は島の現状について「行く前は緊張感があったが、建物や道路、家畜への被害はなく、いつも通りの島だった」と話した。

 荒木耕治町長は「一時帰島は住民の強い要望。条件さえ整えばまたやりたい」と今後も実施する考えを示した。

 29人は漁船3隻に分乗して口永良部島へ。上陸後は名簿など重要書類も持ち出したほか、ペットのネコ2匹を連れて帰った。

 一方、屋久島に避難した小中学生が1日、同島の学校に登校し、学校施設の見学や、在校生との顔合わせをした。


口永良部一時帰島 住民「明日からでも生活できる」
産経新聞 6月2日(火)7時55分配信

 家も道路も何も変わらない、普段通りの島だった。口永良部(くちのえらぶ)島・新岳(しんだけ)(鹿児島県屋久島町)の爆発的噴火後、1日に初めて一時帰島した消防団員は「明日からでも島で生活を始められるくらいだった」と、故郷への募る思いを会見で語った。町側は条件次第で今後も一時帰島を実施する意向。避難生活でストレスと疲労をため込んだ住民らも「用事をこなし、無事に帰ってくれた」と喜んだ。

 町によると、住民11人を含む計29人が口永良部島に上陸。民家の多い本村(ほんむら)地区と湯向(ゆむぎ)地区の計89棟を巡回した。着の身着のままで避難した住民らが心配していたのは、自宅の戸締まりとガスの元栓や家電製品の電源など防火面。住民代表らは消防隊員の指揮のもと炊飯器やポットなどのコードを手際よく抜いて回った。

 家畜の牛や豚、ペットには餌を足し、飼育されていた鶏はケージから開放した。家の中に閉じ込められていたネコ2匹を保護し、避難所の飼い主に届けた。作業は想定より早く進み、預金通帳や印鑑の回収など住民の個別の要望にもある程度、応えられたという。

 会見した消防団分団長、山口正行さん(46)は5月29日の噴火以来、3日ぶりに戻った島の印象について「家畜、ペットへの被害もなく、まったくいつも通りだった」と話した。ただ、火砕流を受けた場所は木がなぎ倒され、近づくことができなかったという。山口さんは「期間が空けば庭や道は荒れ、どんどん生活を再開するのが困難になる」と語った。

 屋久島町の荒木耕治町長も「上空のヘリコプターから島を見たが、人がいないだけで普段通りだった」と振り返った。

 今回、島に立ち入れなかった住民からも一時帰島の要望は強く、荒木町長は「またやりたい」と前向きな姿勢を示した。

 公民館に避難している水本勝男さん(77)は「本音を言えば自分だって一時帰島したい。けれど、自分よりも若い消防団員が行ったほうがいい。いろんな用事をこなしてきてくれて感謝の気持ちでいっぱいだ」としみじみと語った。

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