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2015年6月30日 (火)

東海道新幹線の車内で乗客が油をまいて放火、緊急停止 2人死亡 焼身自殺の疑い・3

30日午前11時半ごろ、JR東海道新幹線東京発新大阪行き「のぞみ225号」(16両編成)が新横浜―小田原間を走行中、火災が起きて白煙が上がり、緊急停止した。JR東海や消防によると、1号車両デッキのトイレで乗客が油をかぶり、火を付けた。2人が心肺停止、2人がけがをした。

「のぞみ225号」は非常ブザーが鳴動したため、神奈川県小田原市上町で緊急停止した。同列車前方車輌の乗客は後方車輌に避難誘導されたのち、小田原駅で下車した。 

東海道新幹線はこの事故の影響により運行を見合わせていたが、午後2時ごろから運行を再開した。

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リンク:「言葉にならない」=死亡の桑原さん同僚―新幹線放火・神奈川 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線自殺の男、年金に不満 - 速報:@niftyニュース.
リンク:東海道新幹線放火 「心配りができる人、気持ちの整理つかない」死亡した桑原さんの同僚、ショック隠しきれず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海道新幹線放火 焼身自殺図った男の自宅を家宅捜索 神奈川県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線火災 東京-新大阪間でダイヤ混乱、利用者足止め - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線火災 危険物「フリーパス」…サミット・五輪控え対策急務 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線火災 難燃化進めたが… 国交省「いかに早く逃がすか」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線火災にJR九州も衝撃 「手の打ちようがない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線で火災、2人死亡 71歳男焼身自殺か 女性巻き添え26人重軽傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線火災 「逃げなさい」自身に火 通路徘徊「千円札あげる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線火災 「車掌さん大変」「何とか今日中に…」 新横浜駅も混乱 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線火災 不審行動の経緯と動機は 殺人・放火容疑で捜査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:放火の男、周辺住民に数日前「仕事を辞めた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:1号車最前部に仁王立ち、油臭い…パニック、天井までオレンジ色に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:横浜の死亡女性、お伊勢参りに向かう途中に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線で焼身自殺、杉並71歳男を捜査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:商談、就活の予定が…大動脈マヒ、利用客困惑 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線 危険物持ち込み放題、スプリンクラーもなく…テロ対策急務 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「早く行って」煙の中、混乱と恐怖…新幹線放火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ポリタンク、リュックに隠す=カメラに取り出す姿―新幹線放火、死亡の男宅捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海道新幹線放火 優しく温和なお母さん…「お伊勢参り」途中での悲劇 発生直前にFBへ書き込み - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海道新幹線放火 危険物も「フリーパス」、露呈したセキュリティーの限界 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:心身の痛み「治したい」=「平穏」お礼に伊勢神宮へ―死亡の桑原さん・新幹線火災 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海道新幹線放火 火をつけて死亡した男の身元判明 新幹線初の「列車火災事故」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:放火を想定、04年基準強化=韓国の地下鉄火災受け―延焼抑えた可能性・国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海道新幹線放火 不燃材導入、危険物防止周知も…国交省「これ以上、いたちごっこ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海道新幹線放火 「電話で怒鳴る」「自室は段ボール箱いっぱい」自宅周辺で目撃された男の異様な行動 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海道新幹線放火 巻き込まれて死亡した女性は52歳の整体師 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死亡2人の身元判明=71歳男と横浜の52歳女性―神奈川県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海道新幹線放火 9万4000人に影響、遅れは106本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海道新幹線放火 男が新幹線車内で焼身自殺か 2人死亡、26人重軽傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<新幹線71歳焼身自殺>脱出の乗客26人煙などで重軽傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新幹線内放火2人死亡、乗客の男が油かぶり火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海道新幹線火災 「逃げろ」「まだ子供が」座席乗り越え、後部車両へ 騒然となる「のぞみ225号」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

「言葉にならない」=死亡の桑原さん同僚―新幹線放火・神奈川
時事通信 7月1日(水)11時31分配信

 「優しくて親切な人だった」「常連が多かった」。東海道新幹線の放火事件で死亡した桑原佳子さん(52)=横浜市青葉区=は、勤務先の整体院でも評判の整体師だった。突然の惨事から一夜明けた1日、桑原さんの同僚や整体院の客は「まだ受け止めきれない」「残念だ」と肩を落とした。
 桑原さんが勤めていた整体院は、横浜市港北区の東急東横線綱島駅近くにある。同僚の整体師原田琢真さん(28)は「整体も評判が良く、常連が多かった。まだ受け止めきれず、言葉にならない」と絶句した。客の連れてきた赤ちゃんを抱っこしてあげるなど、「優しくて明るい人だった」という。
 桑原さんは旅行が好きだったといい、フェイスブックには6月11日から20日までブルガリア旅行を楽しんでいた様子がつづられていた。原田さんは「28日の夜、お疲れさまでしたと言葉を交わし、いつも通り笑顔で別れたのが最後になった」と語った。
 28日に桑原さんに施術を受けたという40代の男性会社員は「あんなに優しい人が巻き込まれるなんて」と声を落とし、「けがをして整体院に行けなくなったとき『大丈夫ですか』とわざわざ電話をくれた。本当に親切な方だった」と惜しんだ。
 桑原さんの自宅マンションには午前10時半ごろ、夫とみられる男性が帰宅。報道陣の問い掛けには答えず、「今は突然のことなので、何もお話しできる心境ではありません」「そっとしておいて下さい」などと書かれた貼り紙を残し、硬い表情のまま立ち去った。 


新幹線自殺の男、年金に不満
2015年7月1日(水)11時14分配信 共同通信

 神奈川県小田原市を走行中の東海道新幹線で起きた放火事件で、自殺した東京都杉並区の職業不詳林崎春生容疑者(71)が年金の受給額にたびたび不満を漏らし、「生活できない」と、周囲に話していたことが1日、容疑者宅近くの住民の女性への取材で分かった。

 林崎容疑者は事件前日の6月29日、ポリタンクを持って「ガソリンスタンドに行く」とも語っていたという。神奈川県警は1日、殺人と現住建造物等放火の疑いで林崎容疑者宅を家宅捜索した。

 県警は同日、林崎容疑者と、巻き添えで死亡したとみられる横浜市青葉区の整体師桑原佳子さん(52)の遺体を司法解剖し、死因を調べる。


東海道新幹線放火 「心配りができる人、気持ちの整理つかない」死亡した桑原さんの同僚、ショック隠しきれず
産経新聞 7月1日(水)11時9分配信

 東海道新幹線の火災で犠牲となった横浜市青葉区の整体師、桑原佳子さん(52)が勤めていた横浜市港北区の整体院「SKP整体綱島店」の同僚は1日朝、「昨夜のニュースで情報を知り、正直驚いた」と話し、ショックを隠しきれない様子だった。

 同僚の原田琢真さん(28)によると、桑原さんは系列の別店舗で勤務していたが、昨年5月から同店で週4日勤務。「店長を入れて4人いるスタッフのうち唯一の女性。静かな方だが、施術も接客も丁寧で、男性にはない心配りができ、ほとんどのお客さまは常連さんだった」と振り返った。

 最後に会話を交わしたのは、6月28日に一緒に勤務したときのこと。その際は「お疲れさまでした」という何気ないあいさつだけで、桑原さんが今回、伊勢神宮へ旅行する予定だったことは知らなかったという。

 桑原さんが事件に巻き込まれてしまったことについては「気持ちの整理がついていない」と、受け止め切れていない様子だった。


東海道新幹線放火 焼身自殺図った男の自宅を家宅捜索 神奈川県警
産経新聞 7月1日(水)10時22分配信

 神奈川県小田原市上町付近を走行中の東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ225号」で2人が死亡、26人が重軽傷を負った事件で、県警は1日、殺人と現住建造物等放火の容疑で、焼身自殺を図ったとみられる東京都杉並区西荻北の職業不詳、林崎春生容疑者(71)の自宅アパートの家宅捜索を始めた。


新幹線火災 東京-新大阪間でダイヤ混乱、利用者足止め
産経新聞 7月1日(水)7時55分配信

 火災の影響で一時運転を見合わせていた東海道新幹線は運転再開後も運休が相次ぎ、最大4時間半遅れの列車が出るなど混乱が広がった。JR東京駅や新大阪駅などでは多くの旅行客や会社員らが足止めされた。

 東京駅から午後1時50分の広島行きに乗車する予定だったアルバイトの押山博紀さん(21)は「いとこに会った帰り。夜10時から仕事があるのに、本当に帰ることができるのだろうか…」と、不安げな表情で運行状況を伝える電光掲示版を見上げていた。

 東海道新幹線は午後2時過ぎから上下線で徐々に運転が再開。大阪へ帰るため、午後3時50分発に乗る予定だった会社員、成瀬桃子さん(26)は「何時に帰れるかは分からないけれど、新幹線が動いてよかった」とほっとした様子を見せた。

 新大阪駅でも改札付近でスーツ姿の会社員や、旅行かばんを持った観光客らが駅員に運行状況を尋ねたり、電話で勤務先に事情を説明したりする姿が目立った。神戸市垂水区の会社員、辰巳武司さん(47)は「午後3時から東京で重要な仕事の会議があるが、もう間に合わない」と落胆した様子だった。


新幹線火災 危険物「フリーパス」…サミット・五輪控え対策急務
産経新聞 7月1日(水)7時55分配信

 列島の大動脈、新幹線の車内で男が放火し乗客が死傷した事件では、高速走行の密閉車内に潜むリスクが浮き彫りになった。来年5月に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)、5年後には東京五輪・パラリンピックを控える日本。これまでは大量の乗客を輸送する利便性が重視される一方、荷物検査は行われておらず、テロ対策の観点からも新幹線内の安全に大きな課題が突きつけられた。

 「大きなイベントのたび新幹線のセキュリティーは課題になった。事件は危機管理に警鐘を鳴らす問題提起といえる」。国際テロリズムに詳しい公共政策調査会の板橋功氏は指摘する。

 「世界一安全」と評される新幹線。ガソリンなど可燃性液体の持ち込みは鉄道営業法などに基づき原則禁止されているが、空港のような乗客の荷物検査はなく、持ち込みは事実上「フリーパス」なのが現状だ。

 JR東海によると、東海道新幹線の1日当たりの平均乗客数は約42万4千人(平成25年度)。1編成(16両)の定員は1323人。荷物検査がない背景には短い間隔で乗客を大量輸送する特性があるようだ。

 国土交通省は「過去に内々で議論したことはあるが、なかなか厳しい。すぐ乗車できる利便性の方が利用者のニーズとして高い」と説明する。厳密な検査は大混雑を招きかねない。ただ、警察幹部は「リスクが現実になった。乗客に配慮する『公共の利益』とテロ対策による『国民の負担』のバランスを真剣に検討し、国ぐるみで対策を急ぐべきだ」と強調する。

 新幹線では、過去に乗客が巻き込まれた殺人事件も起きている。平成5年、静岡県内を走行中に覚醒剤常用者の男が乗客を刺殺、警察官に重傷を負わせた。11年には男が車内のゴミ箱に仕掛けた爆発物が大阪府内のごみ焼却場で爆発した。

 鉄道では、事業者と国などが連携してテロ対策を進める。警備員らの「姿を見せる」警戒に加え、防犯カメラを設置。ゴミ箱を透明にし、不審者や不審物を発見した際の通報ボタンも設けるなど、利用者の協力も得る警備を目指している。

 ただ、今回の事件はセキュリティーの限界を露呈した。板橋氏は「サミットや五輪など大イベントの期間に限定した検査の強化や、無作為に場所を選ぶ検査も抑止力となる」と強調。爆発物のほか、可燃性のある物質などを探知できる警備犬の育成や、テロを想定した乗務員の訓練もより重要になると指摘している。


新幹線火災 難燃化進めたが… 国交省「いかに早く逃がすか」
産経新聞 7月1日(水)7時55分配信

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火災が発生した東海道新幹線の車内から担架で運び出される乗客 =30日午後1時49分、神奈川県小田原市(川口良介撮影)(写真:産経新聞)

 東海道新幹線で30日に発生した放火事件は、鉄道の火災対策の問題点を浮き彫りにした。鉄道各社は国の指示に基づき、車両に燃えにくい部材を導入、乗客にも危険物を持ち込まないよう周知するなどハード、ソフト両面で対策を進めてきた。国土交通省は「これ以上、規則を厳しくしてもいたちごっこだ」と漏らす。

 国交省は平成15年に韓国で発生した地下鉄放火事件を受け、火災対策の強化を図るよう地下鉄や新幹線などの運行事業者に通達。耐火性以外に燃え広がりにくさなどの強化を求めた。

 JR東海では、シートや床に難燃材、天井や壁に不燃材の部材を使用。車両と車両の間には燃えにくい扉を設置し、煙などを遮断するようにした。消火器も各車両に2本ずつ設置。デッキには監視カメラが設置されており、車掌室で映像を見ることができるという。

 東京メトロは「ガソリンを4リットル持ち込んで火を付けても、車体は燃えないようになっている」とする一方で、乗客が巻き添えになることを防ぐのは難しいと説明する。トンネルを走る地下鉄の特性上、火災発生時には乗客を乗せたまま、次の駅まで電車を走らせざるをえないという。

 国交省によると、スプリンクラーなど水による消火設備は感電の恐れから設置することが避けられ、他の鉄道事業者も不燃性の車両による対策をとっている。

 国交省は「不燃性といっても絶対に燃えないわけではなく、いかに乗客が逃げる時間を稼げるかが大切。今後、いかに早く火元を見つけて消火できるかなど、ソフト面を考えなければならない」と話している。


新幹線火災にJR九州も衝撃 「手の打ちようがない」
産経新聞 7月1日(水)7時55分配信

 東海道新幹線で30日に発生した火災は、死亡した男が車内に持ち込んだポリタンクから油をまき、着火したとみられる。新幹線は、荷物検査もなく、手軽に利用できる交通機関として定着しているだけに、JR九州幹部は衝撃を受けながらも、「注意はするが、正直手の打ちようがない」と困惑気味に語った。

 JR九州によると、九州新幹線では、車内の電光掲示板で「不審な物や人を見かけたら乗務員に連絡してください」と注意を呼び掛けている。乗務員も巡回する。それぞれの車両の前後には、非常用ブザーがある。だが、新幹線の乗客は金属探知機を通らず、持ち物検査もない。乗客が危険物を隠して持ち込もうと思えば、防ぐ手立てはない。

 車内にスプリンクラーはなく、火災には消火器に頼っている。

 JR九州の広報担当者は「金属探知機を設置するとなると、費用に加えて、次から次に到着する列車の、多数の乗客をさばくことができなくなる。ハードルは高い。まず、JR東海がどう対応するかを見極めたい」と語った。

 今回の火災で、博多駅発着の山陽新幹線には、運休や遅れなどの影響が出た。九州新幹線には目立ったダイヤの乱れはなかった。(村上智博)


新幹線で火災、2人死亡 71歳男焼身自殺か 女性巻き添え26人重軽傷
産経新聞 7月1日(水)7時55分配信

 30日午前11時半ごろ、神奈川県小田原市上町付近を走行中の東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ225号」(16両編成)の1号車で、男がポリタンクに入った油のような液体をかぶり、ライターで火を付けた。焼身自殺を図ったとみられる。車内では火災が発生し、225号は緊急停止した。県警によると、男は死亡。ほかに横浜市青葉区荏田町(えだちょう)の整体師、桑原佳子(よしこ)さん(52)の死亡が確認された。

 県警は殺人と現住建造物等放火容疑で捜査。同日夜、男を東京都杉並区西荻北の林崎春生(はるお)容疑者(71)と確認し、両容疑で1日に林崎容疑者の自宅を家宅捜索する。

 小田原市消防本部によると、1~65歳の26人が気道熱傷や一酸化炭素(CO)中毒などで重軽傷を負った。新幹線の車内で起きた事件や事故としては過去最悪の被害。首相官邸は同日、危機管理センターに情報連絡室を設置し、国土交通省は新幹線では初の「列車火災事故」と認定した。

 県警などによると、林崎容疑者は1号車の前方通路で火を付けた。桑原さんは1号車と2号車の間のデッキに倒れていた。2人に面識はないとみられ、桑原さんは巻き添えになった可能性が高い。目立った外傷はなく、逃げ遅れて煙を吸い込むなどしたとみられる。

 車内には乗客約830人がおり、火災後に後方の車両へ避難。消火後、225号は小田原駅へ向かい、乗客は下車した。運転士も煙を吸い、緊急停止した現場から救急搬送されたため、小田原駅までの運転は免許を持つ車掌が担当した。

 JR東海によると、火災で上下計43本が運休、106本が最大4時間半遅れ、約9万4千人に影響した。

 今回の火災についてロイター通信やAP通信、中国の国営新華社通信(英語版)などは同日、日本メディアを引用して速報した。


新幹線火災 「逃げなさい」自身に火 通路徘徊「千円札あげる」
産経新聞 7月1日(水)7時55分配信

 走行中の東海道新幹線の車内で30日、林崎春生(はるお)容疑者(71)が油のようなものをまいて焼身自殺を図るという類をみない事件が起きた。830人もの無関係の乗客が巻き込まれ、煙が充満する車内を逃げ惑った。林崎容疑者はどのように火を付け、車内をパニックに陥れたのか。乗客の証言からは特異な行動が浮かんだ。

 ◆パニック

 異変は、新横浜駅を滑り出した直後にあった。先頭の1号車で通路を何度も行き来する不審な林崎容疑者を乗客らは目撃していた。「最初は席を探しているのかと思った」。和歌山に出張しようとしていた男性会社員(58)は振り返る。

 さらに林崎容疑者は特異な行動に出る。60代の女性に対し千円札数枚をテーブルの上に差し出した。「拾ったのであげる」。女性が受け取りを拒否すると、また通路をさまよった。

 午前11時半。「危ないから出て行け」。林崎容疑者はこう叫ぶと手にした白のポリ容器の油のようなものを肩から胸に流した。「やめなさい」。この女性客は止めたが、林崎容疑者は「あなたも逃げなさい」と逆警告した。

 林崎容疑者はライターで火を付け火だるまに。男性会社員の座席に置いていたジャケットも燃えた。「農作業着姿の小柄の男で、今思うと最初から不審な動きをしていた」。16両編成の新幹線には約830人の乗客がおり、パニックに陥った。「おじさんが焼身自殺した」「逃げろ」。1号車にいた乗客は後方の車両に助けを求めて避難し、口々に状況をまくしたてた。

 2号車にいた男性(72)は「1号車から逃げてきた男性は髪の毛が焼け、顔がすすで真っ黒になっていた。幼い子供も表情をなくしていた」。50代の男性も「前から乗客が押し寄せてきて『早く行って』と怒号が飛び、長い列が後ろまで延びていた」と話す。

 ◆煙が充満

 東京都世田谷区の主婦(32)は2号車の一番前の席に座っていた。1歳5カ月の息子を連れ、岐阜に帰省しようとし、弁当を広げていた。煙臭さを感じると車内に煙が充満し、後方に避難した。主婦は「息が苦しくなり、せき込む息子と一緒に、はうように逃れた」と振り返る。

 車内では、火災発生を告げ、車掌を呼ぶアナウンスが流れて、乗客は後方に移動させられた。乗客らは携帯電話などを通じて入手した情報を交換。焦げた臭いが充満し空調が効かず蒸し暑い車両もあったが、子供らにハンカチやタオルを融通しあっていた。出張を終え三重に帰宅途中だった女性会社員(30)は「みな助け合っていた」と話す。

 事件発生から約3時間半余りが経過し、乗客はようやく最寄りの小田原駅に誘導された。「気分の悪い人は名乗り出てください」。駅では消防職員が乗客らに訴えかけた。吉田充徳さん(54)は仕事で新大阪に向かっていた。「今日の予定はキャンセルします」と疲れた表情を見せた。

 1歳5カ月の息子と帰省途中に巻き込まれた主婦は病院に搬送され、検査を受けた。2人は異常がないことが確認されたが、主婦は複雑な表情を浮かべた。

 「全く関係ない人を巻き込まないでほしい」


新幹線火災 「車掌さん大変」「何とか今日中に…」 新横浜駅も混乱
産経新聞 7月1日(水)7時55分配信

 小田原市で走行中の東海道新幹線車内で火災が発生した30日、JR新横浜駅(横浜市港北区)の新幹線乗り場には駅員数人が待機し、最新の運行状況や乗車券の払い戻し方法など、乗降客からの問い合わせに答えていた。

 名古屋駅から乗車した横浜市緑区の会社員、鈴木茜さん(28)は「名古屋駅は人でごった返していたが、チケットを予約していたので15分の遅れで済んだ。車内では車掌さんが一人一人に行き先や乗り継ぎを確認して大変そうだった」と話していた。

 京都駅まで乗車予定の男性会社員(42)も「ニュースを聞いてすぐにチケットを予約してきた。何とか今日中に京都に戻りたい」と疲れた表情で語った。


新幹線火災 不審行動の経緯と動機は 殺人・放火容疑で捜査
産経新聞 7月1日(水)7時55分配信

 東海道新幹線の放火事件で、神奈川県警による捜査の焦点は、林崎春生容疑者が犯行に至った経緯と動機の解明だ。県警捜査1課は捜索令状を請求するにあたり、現住建造物等放火容疑だけでなく、殺人容疑も加えた。同課は、第三者である桑原佳子さんが亡くなった点を重視。「未必の故意」による殺意の立証も視野に入れた上で捜査する方針を明確にした。

 県警によると、林崎容疑者の焼け残ったズボンのポケットから免許証のコピーが見つかり、身元の特定につながった。デッキ付近で発見された林崎容疑者のリュックサックからは歯ブラシやたばこ、ティッシュなどの持ち物も見つかった。遺書は見つかっていない。

 乗客らは林崎容疑者の不審な行為を繰り返し目撃していた。車両が新横浜駅を出発した際には、黒のベストに黒のズボン姿で1号車の通路を何度も行き来していたという。

 油のようなものをかぶる直前には、近くにいた60代女性に「拾ったのであげる」と話しかけ、千円札数枚を差し出した。断られると再び通路をうろつき始めた。「たばこをどうだ」。そう声を掛けられた乗客がいらないと応じると、林崎容疑者は「危ないから出て行け」と言った。

 自宅のアパート周辺でも異様な行動が目撃されていた。近くの50代男性は「半年前に(林崎容疑者の)部屋の窓ガラスが割れていた。自分でガラスを割って室内に入ったようだ」と話した。林崎容疑者は1人暮らしだったとみられる。


放火の男、周辺住民に数日前「仕事を辞めた」
読売新聞 7月1日(水)7時7分配信

 神奈川県小田原市を走行中の東海道新幹線「のぞみ225号」の車内で発生した火災で、死亡した林崎春生容疑者(71)は、東京都杉並区内の築50年近い木造アパートに住んでいた。

 報道陣30人ほどが押しかけたが、ひっそりと静まりかえっていた。

 周辺住民の話では、林崎容疑者は近所との交流はほとんどなかったという。

 近くに住む70歳代の男性は、午前5時半頃に家を出る林崎容疑者とみられる男をしばしば見かけたといい、「会えばあいさつをするし、トラブルを起こすような人ではなかった。解体関係の仕事をしていると聞いていたが、数日前に会ったときに『仕事を辞めた』と話していた」と語った。


1号車最前部に仁王立ち、油臭い…パニック、天井までオレンジ色に
スポーツ報知 7月1日(水)7時4分配信

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小田原駅に到着後、消防隊員に抱えられた乗客の子ども

 「『ガソリンをかぶったぞ』『逃げろ!』と聞こえたので、後方の車両に向かおうと思ったら、その後に『火をつけやがった』と声が上がった。振り向いた時には、天井まで壁全体がオレンジ色に見えた」―。火災があった「のぞみ225号」の先頭1号車中央付近に座っていた東京都内の男性会社員(43)は、その瞬間を生々しく振り返った。

 火をつけた男は新横浜駅を出発した後、通路を何往復か、ウロウロしていたという。同車両は自由席で「最初は席を探しているのかと思った。服装は、ややみすぼらしい感じだった」という。男はその後、最前部で仁王立ちに。「目付きが変な感じで、油のような臭いがした。まずいと思った時に、『ガソリンをかぶった』という声が聞こえて、(自分は)慌てて席を立った」が、ちょうど昼時で弁当を食べており、男の行動に気付かない乗客も多かったという。

 同車両の前から6列目に座っていたという千葉県柏市の男性会社員(58)は、男が液体をかぶる瞬間を振り返った。「最前列席の孫を2人連れたおばあさんが、(男に)『やめなさい』というのが聞こえた。5リットルほどの大きさのポリタンクを右肩にかつぐように持っていたが、ふたがついておらず、中身がこぼれていた。その瞬間、男が液体を自分の体にかけ始めた」。その姿を見て急いで席から離れたため、火をつけた瞬間は見なかった。

 事件後、停車した車両では「火災が発生したので確認しています」との車内放送が入った。だが、その後は説明はなく「車両の外に出ないでください」「気分の悪い方は、申し出てください」などの内容が繰り返されたという。後方車両の乗客の多くは、友人らからのLINEメッセージやメール、携帯電話で見たニュースで事件を知ったと話した。また、停車から10分ほどして車内の電気が消えて薄暗くなり、空調が止まったという。

 車両は、午後2時50分過ぎに最寄りの小田原駅に到着。1両目の窓には、全て日よけが下ろされており、ホームに入ってきた瞬間、プラスチックが焼け溶けたような異臭が周囲に広がった。約3時間にわたり缶詰め状態となった乗客は、疲れ果てた表情で降車していた。


横浜の死亡女性、お伊勢参りに向かう途中に
スポーツ報知 7月1日(水)7時3分配信

 亡くなった桑原佳子さんは火災に巻き込まれる直前とみられる30日午前11時27分、フェイスブックに、お伊勢参りで三重県に向かうことを書き込んでいた。「これまでの平穏無事のお礼参りに伊勢神宮へ伺います」と記し、新横浜駅で、乗り換えの名古屋駅に向かっていたとみられる。知人からは「まさか違いますよね」などと、無事を祈るコメントが相次いで寄せられていた。数年前、同じ職場で働いていた男性は、桑原さんは、整体のお客さんからの評判が良かったと振り返り、「人を包み込むような雰囲気のある人だった…」と言葉を絞り出していた。


新幹線で焼身自殺、杉並71歳男を捜査
スポーツ報知 7月1日(水)7時3分配信

 30日午前11時40分ごろ、神奈川県小田原市の新横浜―小田原駅間を走行中の東海道新幹線「のぞみ225号」の車内で火災が発生し、緊急停止した。乗客の男が油のような液体をかぶり、自分に火をつけて死亡。女性乗客で、横浜市青葉区の整体師・桑原佳子さん(52)も死亡、26人が負傷した。県警は、焼身自殺だったとみて、殺人と現住建造物等放火容疑で捜査している。男は東京都杉並区の職業不詳・林崎春生容疑者(71)。乗り合わせた客らは取材に、火災発生時の緊迫した状況を振り返った。

 火災は、新幹線車内で起きた事件事故として1964年の開業以来最悪の被害規模となった。2人が死亡、1~65歳の26人が、気道熱傷や一酸化炭素中毒で負傷。また、JR東海によると、新幹線車内での自殺行為は前例がない。国交省は新幹線初の「列車火災事故」と認定した。

 神奈川県警とJR東海によると、火災は約800人の客を乗せた東京発新大阪行きの16両編成「のぞみ225号」で発生。午前11時40分ごろ、先頭の1号車にいた男がポリタンクで油のような液体をまいてかぶり、自分にライターで火をつけて死亡した。県警は、現住建造物等放火容疑で捜査を開始。男は東京都杉並区の職業不詳・林崎春生容疑者と判明した。

 車内に居合わせた60代女性乗客の証言では、容疑者は、直前に女性に対し「拾ったからあげる」と1000円札数枚を差し出してきた。女性が「いらない」と拒否すると、通路をうろつき始め、タンクの液体をまき始めた。「やめなさい」と注意すると容疑者が「あなたも逃げなさい」と答えたため、女性は逃げた。

 また、「たばこをどうだ」と声をかけられた乗客がいらないと応じると、容疑者は「危ないから出ていけ」と言ったという。消火後、容疑者は1両目の1列目と2列目の間の通路で倒れていた。

 火災により、1両目と2両目の間付近に倒れていた女性乗客も死亡した。県警によると、横浜市青葉区の整体師・桑原佳子さんで、目立った外傷はなく、煙を吸い込むなどしたものとみられる。容疑者と面識はなく、巻き添えになった可能性が高い。

 発生後、運転士は車両を緊急停止。さらに運転席の消火器を持ち出し、先頭車両の火を消したが、自身も煙を吸ったため現場から救急搬送された。同時に、運転士か車掌のいずれかが非常ブザーを押し、1~3両目の乗客は後方車両へと避難した。

 緊急停止した新幹線では消火活動や車両点検が行われたが、約2時間半後の午後2時9分に運転を再開。徐行運転で到着した小田原駅で乗客を降ろし、三島車両所へ回送した。JR東海によると、火災で上下計43本が運休、106本が遅れ、約9万4000人に影響が出た。


商談、就活の予定が…大動脈マヒ、利用客困惑
読売新聞 7月1日(水)7時1分配信

 交通の大動脈で30日に起きた放火事件。

 新幹線が運転を見合わせた影響でダイヤは大幅に乱れ、東から西まで各駅では、商談や就職活動の予定を変更せざるを得ない利用者が困惑の表情を浮かべていた。

 JR東京駅の改札口では、大幅に遅れた東海道新幹線の出発時刻や、目的地への到着予定時刻を駅員に尋ねる乗客たちの列ができた。

 静岡県熱海市の洋服仕入れ業者(44)は「今朝、仕事で東京に来て、帰ろうと思っていたら新幹線が止まっていた。運転再開に時間がかかるなら、在来線で帰ることも検討しなければいけない」と話した。

 京都駅では、駅員がハンドマイクで状況を説明。就職活動のため名古屋に向かう予定だった立命館大4年生(21)は、「午後に面接があるが、運転再開の見込みが立たなければ、断りの電話を入れるしかない」と話した。


新幹線 危険物持ち込み放題、スプリンクラーもなく…テロ対策急務
スポニチアネックス 7月1日(水)7時0分配信

 ◇新幹線内で焼身自殺

 今回の事件は、日本の東西を結ぶ大動脈・新幹線の「安全性」に影を落とした。大量の旅客を輸送し、利便性と正確なダイヤを売りにする一方、セキュリティーチェックはなく、危機管理の専門家からは対応強化を求める声も上がる。来年5月に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)、2020年には、東京五輪・パラリンピックが控えており、テロ対策の観点でも大きな課題が突きつけられた。

 危機管理に詳しい日大法学部の福田充教授は「新幹線で危険物を使ったテロ行為ができるということが明らかになってしまった。こういう方法があると(世間に)伝わってしまい、模倣犯が出てくる可能性がある。これまで以上の注意が必要になる」と警鐘を鳴らす。

 国土交通省などによると、新幹線の車両自体は燃えにくい構造になっており延焼の恐れは少ないとされるが、火災が発生した車両「N700系」を含め、新幹線車両にはスプリンクラーは設置されていない。ガソリンなど可燃性液体の持ち込みについては鉄道営業法などに基づき原則禁止しているが、乗客の荷物検査は実施されていない。93年に車内で会社員が刺殺される事件が起きたが、その後も荷物検査は行われてこなかった。

 東海道新幹線の1日当たりの平均乗客数は約42万4000人(13年度)。1編成(16両)の定員は1323人で1時間当たりの運転本数は最大15本に上る。混雑する駅で、乗客全員を対象に短時間で検査をするのは難しく、国交省の担当者は「過去に内々に議論したことはあるが、厳しい」と打ち明ける。JRの担当者も「警備員の巡回、車内放送を徹底するしかない」としている。

 青森中央学院大大学院の大泉光一教授(危機管理論)は「新幹線がテロの標的になりやすいことは以前から分かっていたのに、日本では危険性を語ることはタブー視されてきた」と厳しく指摘。福田教授は「地域、時期、乗り物などを限定して、空港のようなセキュリティーチェックをする必要があるのではないか。まず、防犯カメラを増やし、“監視体制を強化しています”とアナウンスするだけでも抑止効果がある」と話している。


「早く行って」煙の中、混乱と恐怖…新幹線放火
読売新聞 7月1日(水)6時50分配信

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火災が発生した新幹線から避難し、救急隊員から質問を受ける乗客の女性(30日午後2時11分、神奈川県小田原市で)=吉岡毅撮影

 1号車をふらついていた男から火の手が上がると、乗客は充満する煙の中を後方車両へと必死に逃げた。

 東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ225号」で30日、容疑者の男と巻き込まれた女性1人が死亡、26人が救急搬送された放火事件。乗客たちの証言から、パニックに陥った車内の混乱と恐怖が浮かんだ。

 のぞみ225号が午前11時19分に新横浜駅を発車して間もなく。1号車の前方の座席にいた東京都板橋区の男性(28)は、林崎春生容疑者(71)が油のような液体をかぶる姿を数メートルの近さから目撃した。「キャー」という叫び声が上がり、男性は荷物を持ってとっさに後方車両に走って逃げた。

 小田原駅で降りた男性は「けががなくてよかったが、恐怖で明日からの仕事が手につかないかもしれない」と青ざめた表情で話した。

 1号車に乗っていた別の男性は、「ガソリンまきやがった」という乗客の声を聞いた。2号車へ歩き出すと、さらに「火をつけやがった」と叫び声が上がり、車内がオレンジ色に染まって瞬く間に煙が広がった。

 東京都世田谷区の無職男性(67)と妻(61)は、堺市に住む娘に会うため、1号車の8列目付近に座って新大阪駅を目指していた。叫び声を聞き、食べていた弁当を置いて後方へ。1号車はたちまち白い煙に覆われ、煙に追われるように逃げた。

 「早く行ってください!」「早く!」。後ろからせかされた男性は、「1号車からできるだけ遠ざかろうと必死で、完全にパニック状態だった」と振り返る。8号車まで逃げる間に、顔がすすだらけになった人、泣いている人の姿を目にした。妻は「二度と乗りたくない」とおびえた様子で話した。


ポリタンク、リュックに隠す=カメラに取り出す姿―新幹線放火、死亡の男宅捜索
時事通信 7月1日(水)6時4分配信

 神奈川県内を走行中の東海道新幹線「のぞみ225号」(16両編成)で男が焼身自殺を図り2人が死亡、26人が重軽傷を負った事件で、死亡した林崎春生容疑者(71)が自殺に使ったポリタンクをリュックサックに隠して車内に持ち込んだことが1日、県警への取材で分かった。車内の防犯カメラにリュックからタンクを取り出す姿が写っていた。県警は駅の防犯カメラ映像も解析し、足取りなどを調べる。
 県警は同日、殺人と現住建造物等放火の容疑で東京都杉並区の容疑者の自宅を捜索した。動機につながる手掛かりなどを探している。 


東海道新幹線放火 優しく温和なお母さん…「お伊勢参り」途中での悲劇 発生直前にFBへ書き込み
産経新聞 7月1日(水)1時3分配信

 火災が発生した東海道新幹線に乗り合わせて死亡した横浜市青葉区の整体師、桑原佳子さん(52)は、火災発生直前と思われる30日午前11時27分、フェイスブックに「今日は、これまでの平穏無事のお礼参りに伊勢神宮へ伺います」と書き込んでいた。お伊勢参りに向かう途中の悲劇。コメント欄には「違いますよね」「返事してよぉ」などと桑原さんの無事を願う知人のコメントが並んだ。

 近隣の住民によると、桑原さんは夫と長男との3人暮らし。桑原さんと同じマンションに住む女性(69)は「優しく、温和な人だった。息子さんと手をつないで歩いていた姿を思い出す」と声を絞り出した。

 桑原さんと25年ほど前から知り合いで、一緒に公園で子供を遊ばせたこともあるという別の知人女性は、「まさか。信じられない」と両手で顔を覆った。

 「とてもまじめで、おとなしくて質素な方だった」という桑原さん。今年の3、4月ごろに顔を合わせた際には、「忙しいね」「お互い生活大変だね」などと話し、「まだまだ子育てがんばらなきゃね」と励まし合って別れたという。

 フェイスブックには、フィリピンに留学した息子が6月下旬に帰国し、家族で食卓を囲んだことや、母の日に夫から刺し身をプレゼントされて喜んだことなどもつづられている。

 女性も「本当に仲の良さそうなご家族だった」と振り返り、「まさかこんなことになるなんて」と、突然の死を悼んだ。


東海道新幹線放火 危険物も「フリーパス」、露呈したセキュリティーの限界
産経新聞 7月1日(水)0時13分配信

 列島の大動脈、新幹線の車内で男が放火し乗客が死傷した事件では、高速走行の密閉車内に潜むリスクが浮き彫りになった。来年5月に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)、5年後には東京五輪・パラリンピックを控える日本。これまでは大量の乗客を輸送する利便性が重視される一方、荷物検査は行われておらず、テロ対策の観点からも新幹線内の安全に大きな課題が突きつけられた。

 「大きなイベントのたび新幹線のセキュリティーは課題になった。事件は危機管理に警鐘を鳴らす問題提起といえる」。国際テロリズムに詳しい公共政策調査会の板橋功氏は指摘する。

 「世界一安全」と評される新幹線。ガソリンなど可燃性液体の持ち込みは鉄道営業法などに基づき原則禁止されているが、空港のような乗客の荷物検査はなく、持ち込みは事実上「フリーパス」なのが現状だ。

 JR東海によると、東海道新幹線の1日当たりの平均乗客数は約42万4千人(平成25年度)。1編成(16両)の定員は1323人。荷物検査がない背景には短い間隔で乗客を大量輸送する特性があるようだ。

 国土交通省は「過去に内々で議論したことはあるが、なかなか厳しい。すぐ乗車できる利便性の方が利用者のニーズとして高い」と説明する。厳密な検査は大混雑を招きかねない。ただ、警察幹部は「リスクが現実になった。乗客に配慮する『公共の利益』とテロ対策による『国民の負担』のバランスを真剣に検討し、国ぐるみで対策を急ぐべきだ」と強調する。

 新幹線では、過去に乗客が巻き込まれた殺人事件も起きている。平成5年、静岡県内を走行中に覚醒剤常用者の男が乗客を刺殺、警察官に重傷を負わせた。11年には男が車内のゴミ箱に仕掛けた爆発物が大阪府内のごみ焼却場で爆発した。

 鉄道では、事業者と国などが連携してテロ対策を進める。警備員らの「姿を見せる」警戒に加え、防犯カメラを設置。ゴミ箱を透明にし、不審者や不審物を発見した際の通報ボタンも設けるなど、利用者の協力も得る警備を目指している。

 ただ、今回の事件はセキュリティーの限界を露呈した。板橋氏は「サミットや五輪など大イベントの期間に限定した検査の強化や、無作為に場所を選ぶ検査も抑止力となる」と強調。爆発物のほか、可燃性のある物質などを探知できる警備犬の育成や、テロを想定した乗務員の訓練もより重要になると指摘している。


心身の痛み「治したい」=「平穏」お礼に伊勢神宮へ―死亡の桑原さん・新幹線火災
時事通信 6月30日(火)23時51分配信

 「心と体の痛みを治す人になりたい」。JR東海道新幹線「のぞみ」車内の火災で死亡した整体師桑原佳子さん(52)=横浜市青葉区=。本人のものとみられるフェイスブックによると、東急東横線綱島駅近くの整体院に勤め、三重県の伊勢神宮へ参拝に向かう途中に巻き込まれたとみられる。
 「これまでの平穏無事のお礼参りに伊勢神宮へ伺います」。桑原さんのものとみられるフェイスブックは30日午前、新横浜駅から名古屋方面へ向かう新幹線に乗ったことを知らせる文章を最後に、更新が途切れていた。
 「返事ください」「まさか違いますよね」。フェイスブックには知人らからの呼び掛けが次々に投稿されたが、桑原さんからの応答はなかった。プロフィル欄には「私の夢は人の心と体の痛みを治す人になること」「将来は女性のための女性出張整体師になりたい」と記されていた。 


東海道新幹線放火 火をつけて死亡した男の身元判明 新幹線初の「列車火災事故」
産経新聞 6月30日(火)22時36分配信

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火災が発生し、緊急停止した東海道新幹線「のぞみ225号」。乗客の男性の焼け焦げたバッグ=30日午後、神奈川県小田原市(松本健吾撮影)(写真:産経新聞)

 30日午前11時半ごろ、神奈川県小田原市上町付近を走行中の東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ225号」車内で起きた放火事件で、神奈川県警は火をつけて死亡した男の身元を東京都杉並区西荻北の林崎春生(はやしざき・はるお)容疑者(71)と発表した。

 一方、国土交通省は同日、東海道新幹線の火災について、新幹線では初の「列車火災事故」と認定した。


放火を想定、04年基準強化=韓国の地下鉄火災受け―延焼抑えた可能性・国交省
時事通信 6月30日(火)22時29分配信

 約半世紀前の開業以来、事故による死亡者ゼロを誇っていた東海道新幹線。火災は乗客が故意に油をまいたのが原因とみられるが、国土交通省は死傷者の発生にショックを隠せなかった。一方、韓国で12年前に起きた地下鉄火災を契機に車内での放火も想定し、耐火基準を強化したといい、ある幹部は「被害の拡大を抑えることができた」と話す。
 国交省によると、火災が起きた先頭車両には、運転室と客室に各2本の消火器が設置されていた。運転士は2号車の非常ブザーが押されたのを知り、緊急停止させて消火作業に当たったという。
 車内は一時煙に包まれたが、延焼は前方のデッキ付近にとどまったとされる。他の車両に異常はなく、16両編成の「のぞみ」は火災発生から約2時間半後に小田原駅へ向けて自走を始めた。
 国交省は他の車両への延焼を抑えた要因として、耐火基準の強化を挙げる。契機となったのが、韓国の大邱で2003年2月、地下鉄の車内で男がガソリンをまいて放火した事件。火は車両全体に燃え広がり、対向列車にも延焼し、約200人が死亡した。
 この火災を受け、国交省はそれまで想定していなかった車内の放火を念頭に置き、04年に耐火基準を改定。天井部分に用いる素材について、延焼しにくくするよう鉄道各社に通達した。同省幹部は「死傷者が出たのは残念だが、対策を強化していたことで、被害を抑えることができた可能性が高い」と話した。 


東海道新幹線放火 不燃材導入、危険物防止周知も…国交省「これ以上、いたちごっこ」
産経新聞 6月30日(火)22時26分配信

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火災が発生し、緊急停止した東海道新幹線「のぞみ225号」。乗客の男性の焼け焦げたバッグ=30日午後、神奈川県小田原市(松本健吾撮影)(写真:産経新聞)

 東海道新幹線で30日に発生した放火事件は、鉄道の火災対策に改めて問題を提起した。鉄道各社は国の指示に基づき、車両に燃えにくい部材を導入、乗客にも危険物を持ち込まないよう周知するなど、ハード、ソフト両面で対策を進めてきた。国土交通省は「これ以上、規則を厳しくしてもいたちごっこだ」と漏らす。

 国交省は平成15年に韓国で発生した地下鉄放火事件を受け、火災対策の強化を図るよう地下鉄や新幹線などの運行事業者に通達。耐火性以外に燃え広がりにくさなどの強化を求めた。

 JR東海では、シートや床に難燃材、天井や壁に不燃材の部材を使用、車両と車両の間には燃えにくい扉を設置し煙などを遮断するようにした。消火器も各車両に2本ずつ設置。デッキには監視カメラが設置されており、車掌室で映像を見ることができるという。

 東京メトロは「ガソリンを4リットル持ち込んで火を付けても、車体は燃えないようになっている」とする一方で、乗客が巻き添えになることを防ぐのは難しいと説明する。トンネルを走る地下鉄の特性上、火災発生時には乗客を乗せたまま、次の駅まで電車を走らせざるをえないという。

 国交省によると、スプリンクラーなど水による消火設備は感電の恐れから設置することが避けられ、他の鉄道事業者も不燃性の車両による対策をとっている。

 国交省は「不燃性といっても絶対に燃えないわけではなく、いかに乗客が逃げる時間を稼げるかが大切。今後、いかに早く火元を見つけて消火できるかなど、ソフト面を考えなければならない」と話している。


東海道新幹線放火 「電話で怒鳴る」「自室は段ボール箱いっぱい」自宅周辺で目撃された男の異様な行動
産経新聞 6月30日(火)22時14分配信

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車内で火災が発生した東海道新幹線が小田原駅に到着。気分が悪いという女性(手前)を誘導する消防隊員ら=30日午後、神奈川県小田原市(鴨川一也撮影)(写真:産経新聞)

 走行中の新幹線で自らに火を放った男。周囲を巻き込むつもりだったのか、あるいは何らかの抗議行動だったのか-。捜査線上に浮上した71歳の男の東京都内の自宅周辺では、異様な行動が近隣住民らに目撃されていた。

 半年ほど前のことだ。深夜の静まりかえった杉並区の住宅街にガラスの割れる音が響いた。男の自宅は2階建てアパート1階の一室。近所の50代男性は翌朝に目撃した異様な光景を今でも鮮明に覚えている。

 「男の部屋の窓ガラスが割れていた。部屋の窓ガラスを割って室内に入ったようだ。室内は段ボール箱がいっぱいに詰まっていて、人が暮らすような感じじゃなかった」。男は1人暮らしとみられ、この男性は「妻が数回、男が電話の相手に怒鳴る声を聞いた」と話した。

 車両内に放火すると死者やけが人が出ることは想像がつく。新潟青陵大の碓井真史教授(社会心理学)は「無関係の他人を巻き込んで自死する『拡大自殺』を試みた可能性は否めない」と指摘。常磐大大学院の藤本哲也教授(犯罪学)は男が焼身自殺を選んだことについて「焼身自殺の背景には、特定の個人や社会に対する抗議の表明であることが多い」と話す。

 神奈川県警は現住建造物等放火容疑で男の自宅を家宅捜索して関係資料を押収するとともに、知人ら関係者から事情聴取して、新幹線の車内で焼身自殺を図った詳しい動機などを調べる。


東海道新幹線放火 巻き込まれて死亡した女性は52歳の整体師
産経新聞 6月30日(火)22時9分配信

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火災が発生し、緊急停止した東海道新幹線「のぞみ225号」。乗客の男性の焼け焦げたバッグ=30日午後、神奈川県小田原市(松本健吾撮影)(写真:産経新聞)

 30日午前11時半ごろ、神奈川県小田原市上町付近を走行中の東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ225号」車内で起きた放火事件で、神奈川県警は死亡した女性が横浜市青葉区荏田町の整体師、桑原佳子さん(52)と発表した。

 桑原さんは、火災に巻き込まれて死亡したとみられる。


死亡2人の身元判明=71歳男と横浜の52歳女性―神奈川県警
時事通信 6月30日(火)21時59分配信

 神奈川県警は30日、新幹線火災で死亡したのは東京都杉並区の男(71)と横浜市青葉区の整体師桑原佳子さん(52)と判明したと発表した。 


東海道新幹線放火 9万4000人に影響、遅れは106本
産経新聞 6月30日(火)21時56分配信

 東海道新幹線の車内で30日昼に発生した放火事件で、JR東海は9万4000人の乗客に影響が出たと発表した。午後0時33分東京発新大阪行き「ひかり513号」が小田原駅を4時間半遅れて通過したのを最大に、上下線計106本に遅れが出た。


東海道新幹線放火 男が新幹線車内で焼身自殺か 2人死亡、26人重軽傷
産経新聞 6月30日(火)21時52分配信

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火災が発生し、緊急停止した東海道新幹線「のぞみ225号」。乗客の男性の焼け焦げたバッグ=30日午後、神奈川県小田原市(松本健吾撮影)(写真:産経新聞)

 東海道新幹線下り「のぞみ225号」(東京発新大阪行き)で、男が火を付けた火災が発生し、男が死亡。煙に巻き込まれたとみられる50~60代の女性も死亡した。

 捜査関係者によると、男は所持品などから東京都杉並区の71歳とみられる。県警は死亡した2人の身元確認を急ぐとともに、男が焼身自殺を図ったとみて、現住建造物等放火の疑いで捜査している。

 小田原市消防本部によると、ほかに26人が重軽傷を負った。いずれも命に別条はない。新幹線の車内で起きた事件や事故としては過去最悪の被害。首相官邸は同日、危機管理センターに情報連絡室を設置した。

 県警などによると、男は1号車の前方通路でポリタンクの液体をかぶり、自らライターで火を付けたという。運転士が火災に気付き、消火器で鎮火した。亡くなった女性は1号車と2号車の間のデッキに倒れていた。目立った外傷はなく、県警は逃げ遅れて煙に巻き込まれた可能性が高いとみている。

 県警などによると、車内には乗客約830人がおり、火災発生後に後方の車両へ移動。消火後、225号は小田原駅へ向かい、乗客は下車した。運転士も煙を吸い、緊急停止した現場から救急搬送されたため、小田原駅までの運転は免許を持つ車掌が担当した。

 JR東海によると、この火災で東海道新幹線は上下計43本が運休、106本が最大4時間半遅れ、約9万4千人に影響した。

 今回の火災についてロイター通信やAP通信、中国の国営新華社通信(英語版)などは同日、日本メディアを引用して速報した。


<新幹線71歳焼身自殺>脱出の乗客26人煙などで重軽傷
毎日新聞 6月30日(火)21時51分配信

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火災が発生し、JR小田原駅に到着した東海道新幹線「のぞみ225号」=神奈川県小田原市で6月30日午後3時7分、本社ヘリから

 30日午前11時40分ごろ、神奈川県小田原市を走行中の東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ225号」(16両編成)の先頭車両(1号車)で、男が油のような液体を自分の体にかけて火をつけた。神奈川県警によると、男は全身にやけどを負って死亡した。乗客の女性1人が車両内で倒れ、病院で死亡が確認されたほか、小田原市消防本部によると、1~65歳の26人が煙を吸うなどして重軽傷を負った。県警は男が焼身自殺を図ったとみて、殺人と現住建造物等放火容疑で捜査している。

 新幹線の車内で火災が起きるのは初めて。新幹線の車内で起きた事件・事故で過去最悪の被害が生じた。

 県警によると、男は東京都杉並区西荻北、林崎春生容疑者(71)。死亡した女性は横浜市青葉区荏田町、整体師、桑原佳子さん(52)。

 県警や目撃者の話によると、林崎容疑者は1号車の座席と運転席の間にあるデッキでポリタンクに入っていた油のような液体を浴び、所持していたライターで火をつけた。火災が起きたため車両は緊急停止し、運転士が消火器で消した。

 出火した際、大量の煙が車両内に立ちこめ、多数の乗客が後ろの車両に逃げた。死亡した桑原さんは、1号車と2号車の間のデッキで倒れていた。目立った外傷はなく、死因は煙を吸ったことによる一酸化炭素中毒の可能性が高いという。

 目撃者によると、林崎容疑者は新横浜駅から乗車し、座席に座ることなく通路を行ったり来たりしていた。60代の女性が座っていた最前列の座席に近づき、「拾ったからあげる」と言いながら1000円札数枚を女性に渡そうとした。女性が「いらない」と拒むと、1000円札を座席のテーブルに置き、デッキに行ってポリタンクを担ぎ上げ、液体を体にかけはじめた。女性が「やめなさい」と制止しようとすると、「あなたも逃げなさい」と言った。女性が逃げながら振り返ると、林崎容疑者の体が燃えていたという。

 県警は車両からポリタンクやライター、林崎容疑者の所持品とみられるリュックサックを発見した。乗車の際にポリタンクを持ち込んだとみられ、経緯を調べている。県警が車両に入った際、林崎容疑者は1号車の最前列座席付近の通路で倒れていた。

 県警は、乗客が乗っている車内で油をかけて火を付けていることから、現住建造物等放火容疑で調べを進めている。

 JR東海によると、2号車の非常ブザーが鳴ったという。のぞみ225号には乗客約800人がいた。

 国土交通省によると、のぞみ225号の運転士も煙を吸って病院に搬送された。県警が車両内を調べた後、列車は免許を持っている車掌の運転で午後2時20分ごろに小田原駅に向かい、約30分後に到着して乗客を降ろした後、静岡県の三島駅近くの車両基地に移された。【福永方人、村上尊一】


新幹線内放火2人死亡、乗客の男が油かぶり火
読売新聞 6月30日(火)21時50分配信

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東海道新幹線のぞみ225号の車両から救助される乗客(30日午後1時17分、神奈川県小田原市で、読売ヘリから)=秋月正樹撮影

 30日午前11時30分頃、神奈川県小田原市上町を走行していた東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ225号」(16両編成、乗客約800人)先頭の1号車前方デッキ付近で、乗客の男が自ら油のような液体をかぶって火をつけ焼身自殺した。

 車内に煙が充満し、乗客の女性1人が死亡、男女26人が救急搬送された。神奈川県警は1日にも、殺人と現住建造物等放火の疑いで男の自宅を捜索する方針。

 新幹線は非常ブザーが作動し緊急停車した。JR東海によると、東海道新幹線は、少なくとも43本が運休、ダイヤは終日大幅に乱れ、9万4000人に影響した。

 神奈川県警によると、火をつけたのは、東京都杉並区西荻北、林崎春生容疑者(71)。死亡した女性は、横浜市青葉区荏田町、整体師桑原佳子さん(52)で、1号車と2号車の間のデッキで倒れていた。目立った外傷はなく、煙を大量に吸ったためとみられる。救急搬送されたうち7人が入院した。

 県警の発表によると、林崎容疑者は1号車内を行ったり来たりした後、どこからかポリ容器を持ってきて、前方のデッキ付近で容器に入っていた油のような液体を手ですくって自分の体にかけた。さらに、右手で容器を持ち上げて液体をかぶり、左手に持っていたライターで自分に火をつけたという。


東海道新幹線火災 「逃げろ」「まだ子供が」座席乗り越え、後部車両へ 騒然となる「のぞみ225号」
産経新聞 6月30日(火)21時40分配信

 突然、煙が充満し、鼻をつく油の臭いが車内に広がった。30日午前、新横浜-小田原間を走行中の東海道新幹線「のぞみ225号」で発生した火災は、2人が死亡し、20人以上が負傷する惨事となった。「逃げろ」「火が出ている」。混乱の車内から命からがら逃げ出し、京都駅で降車した乗客たちが、恐怖の瞬間を振り返った。

 ■「逃げろ」の叫び声

 1号車の前から4列目に座っていたという横浜市の60代の女性は、リュックサックを担いだ小柄な男が通路を2~3回往復する様子を目撃したいう。事件発生当時の1号車はほぼ満席。男がデッキに出たときも「座るところがないので、デッキに座るのかな」と思っただけだった。

 だがその直後、突然前に座っていたスーツ姿の男性が「逃げろ」と叫び、通路を走りだした。女性も何のことかわからないまま、夢中で逃げた。

 ほぼ同時に、白っぽい煙と、油が燃えるようなにおいが1号車に立ちこめたという。女性は「座席を乗り越えて逃げる人もいた。一歩間違えば死んでいたかもしれない。本当に怖かった」と振り返った。

 ■後ろへ、後ろへ

 まもなく「火災があった」と車内放送が流れた。非常ブザーがけたたましく鳴り響くなか、1号車だけでなく、2号車にいた乗客も後ろの車両へと移動を始めた。

 観光のために京都を訪れた東京都豊島区の女性会社員(26)は2号車の前方に座っていた。1号車の乗客が「火事だ」「ガソリンをまいた人がいる」と相次いで逃げこんできたことに驚き、「慌てて後部車両に移り、そのまま15号車まで逃げた」という。

 仕事で大阪にきた群馬県の30代の男性会社員は、3号車に乗車していた。「新幹線が緊急停止する」とのアナウンスがあったあと、車内にうっすら煙が流れ込んできたという。前の車両からはハンカチなどで口をおさえた乗客が逃げ込み、「まだ子供が2両目にいる」と叫びながら、前方車両に向かおうとする母親らしき人の姿もあった。

 男性は逃げてくる人から「焼身自殺のようだ」と聞いたといい、「まさかこんなところで焼身自殺をするとは。最初はテロかもしれないと思い、恐ろしかった」と語った。

 ■蒸し風呂のように…

 冷房の切れた車内は、復旧を待つ間、蒸し風呂のような暑さになった。

 60代の女性は、「気がついたら新幹線が止まっていた。停電していて、『このままでは熱中症になる』と乗客が訴えて、乗務員がドアを開けた」と話した。

 母親とともに8号車に乗っていた女性(29)も「エアコンがきかず暑かった」とぐったりとした様子。「小さい子を連れた女性が泣きながら電話をしたり、鼻がススで黒くなっている人もいた」と振り返った。

 当初の予定から5時間以上遅れて京都駅に到着した男性会社員(62)は、「これから仕事。疲れました」と疲れ切った様子だった。

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