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2015年5月22日 (金)

JR九州・長崎線で、特急同士が正面衝突寸前で緊急停止

22日午後0時20分ごろ、佐賀県白石町のJR九州・長崎線肥前竜王駅で、下り博多発長崎行き特急かもめ19号が、同駅で待避する上り長崎発博多行き特急かもめ20号が停車中の副本線に進入し、これに気づいたかもめ19号の運転士が非常ブレーキをかけて、かもめ20号の93メートル手前で緊急停止した。正面衝突の可能性もあったが、乗客と乗員計235人にけがはなかった。

運輸安全委員会は22日、事故につながる恐れのある「重大インシデント」と認定し、鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。

リンク:非常停止時の連絡徹底=特急同士のトラブルで―JR九州 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<衝突回避トラブル>乗務員マニュアルを改正 JR九州 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JR九州、再発防止で新標識設置 - 速報:@niftyニュース.
リンク:特急誤進入トラブル、運輸安全委が現地調査終了 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JR特急衝突寸前 機器過信?誤解重なる 手順書見直しも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:特急あわや衝突、調査官ら現地の駅構内設備確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<長崎線トラブル>鉄道事故調査官が現地調査、事情聴取も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:特急あわや正面衝突、運転士や指令員聞き取り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:衝突寸前トラブルで運転士ら聴取 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<長崎線トラブル>事故調査官、運転士と指令職員を聴取 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JR長崎線 特急同士あわや正面衝突 その距離93メートル - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:特急停車中の線路に前から特急、あわや正面衝突 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<JR長崎線>わずか93メートルまで…特急同士が衝突寸前 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<JR長崎線>特急同士あわや正面衝突 緊急停車で回避 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:特急同士あわや正面衝突=93メートル前で緊急停止―重大インシデントに・JR九州 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JR長崎線、特急が正面衝突寸前 - 速報:@niftyニュース.

以下、参考のために同記事を引用

非常停止時の連絡徹底=特急同士のトラブルで―JR九州
時事通信 6月12日(金)20時22分配信

 JR長崎線肥前竜王駅で5月、特急列車同士が正面衝突しそうになったトラブルを受け、JR九州は12日、非常停止時に運転士と運行に関する指示を出す司令員が、停止位置の確認や報告などの連絡を密にするとした再発防止策を発表した。
 トラブルは5月22日発生。佐賀県白石町の同駅ホームに停車していた特急かもめ20号と同じ線路に同19号が進入し、双方の距離93メートルの地点で緊急停止した。運輸安全委員会は、事故につながる恐れのある「重大インシデント」に認定した。
 同社は、トラブル直前に19号が同駅手前で異音を感じて非常停止した際、運転士が申告した場所と指令員がモニター上で把握した列車の位置が食い違っており、駅構内への進入を許可する信号機が赤のまま再発進する結果になったと説明した。
 今後、運転士が信号機の有無や列車と信号機との位置関係を指令員に詳細に報告し、司令員も列車の位置確認を徹底することなどをマニュアル化するとした。 


<衝突回避トラブル>乗務員マニュアルを改正 JR九州
毎日新聞 6月12日(金)19時58分配信

 佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で5月、2本の特急列車が正面衝突の直前に危険を回避したトラブルで、JR九州は12日、再発防止策を発表した。近く防止策を盛り込んだ乗務員マニュアルを改正する。

 トラブルは、信号機付近に緊急停止した下り特急の運転士からJR九州博多総合指令(福岡市)に正確な停止位置が伝わらなかったことが原因だった。

 このため防止策は、列車が非常停止した場合、▽運転士が付近に信号機がないか確認する▽信号機付近に停止した場合は、博多総合指令に信号機との位置関係を報告する▽100メートル単位で設置されている距離標で停止位置を確認する--などを明確にした。【尾垣和幸】


JR九州、再発防止で新標識設置
2015年6月12日(金)19時27分配信 共同通信

 JR九州は12日、長崎線で特急同士が正面衝突寸前となったトラブルを受けた再発防止策を発表した。運転士と運行を管理する指令員との間で停止位置の認識が違っていたことが一因とされているため、列車の位置確認ができる新たな標識を線路脇に設置する。運転士、指令員の連絡方法を密にするなど運行マニュアルも改定する。

 トラブルは5月22日に発生。上りの特急かもめ20号が停止していた肥前竜王駅(佐賀県白石町)の待避線に、下りのかもめ19号が本来の進路から外れて進入、93メートル手前で緊急停止した。


特急誤進入トラブル、運輸安全委が現地調査終了
読売新聞 5月24日(日)19時6分配信

 佐賀県白石(しろいし)町のJR長崎線肥前竜王駅で、上り特急が停車する線路に下り特急が進入して緊急停止したトラブルで、運輸安全委員会は24日、前日に引き続きJR九州の関係者から聞き取りを行い、2日間にわたる現地調査を終了した。

 鉄道事故調査官2人が福岡市博多区のJR九州本社などで、運転士、博多総合指令の指令員らから当時の状況などを聞いた。同委総務課広報室は「現地調査の結果を踏まえて分析し、原因を解明する」としている。

 トラブルは22日午後0時20分頃に発生。停車中の上り特急「かもめ20号」の線路に下り特急「かもめ19号」が進入、緊急停止した。両特急間の距離は93メートルだった。


JR特急衝突寸前 機器過信?誤解重なる 手順書見直しも
産経新聞 5月24日(日)7時55分配信

 JR長崎線で2本の特急が正面衝突を寸前回避したトラブルで、異音トラブルにより停止した特急の運転士が運転席のモニターに表示された位置情報を過度に信頼し、指令側に正確な停止位置の情報が伝わっていなかったことが23日、JR九州への取材で分かった。

 JR九州によると、特急かもめ20号が停車中の待避線に、本線から進入して衝突直前に緊急停止した特急かもめ19号は、現場の肥前竜王駅手前で異音トラブルにより停止していた。

 この停止位置は、19号の運転席部分が駅側への進入の可否を伝える信号を通り過ぎた辺りだった。運転士はトラブル時、指令に停止位置を伝えることになっており、19号の運転士も運転席に表示される起点駅からの距離を報告。しかし、車輪の回転から距離を計算するため厳密ではなく、報告された数字は実際の停止位置より約160メートル手前だった。司令はそうした認識のまま運行再開を許可した。

 指令は19号を信号の手前まで進めて赤信号で一旦止め、待避線への進入に設定されていたポイントを切り替えた上で、本線を走らせようとしていた。しかし、実際には19号の運転席部分は信号を通過しており、運転士が赤信号に気付くことはなく、指令の許可に従って運行を再開したため待避線に進入してしまった。

 一方、指令側にも車輪の位置から列車の大まかな位置を把握するシステムがあるが、19号の車両が信号を越えたと判定する位置まで届いておらず、指令のモニター上では、列車が信号手前の区間で停止していると表示されていたため、停止位置を正確に把握できていなかった。

 運転席に表示される距離は、車輪の回転数に応じたものだが、車輪の摩耗などで誤差が生じることは知られていたという。同社は今後、電柱や踏切など周囲の視覚情報から現在位置を判断するようマニュアルに盛り込むことも検討する。


特急あわや衝突、調査官ら現地の駅構内設備確認
読売新聞 5月23日(土)20時34分配信

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列車が誤進入した分岐点などを調べる鉄道事故調査官ら(23日午後2時56分、佐賀県白石町の肥前竜王駅周辺で)=中司雅信撮影

 佐賀県白石(しろいし)町のJR長崎線肥前竜王駅で、上り特急の停車線路に下り特急が進入し緊急停止したトラブルを巡り、運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が23日、現地調査を行った。

 調査官は国土交通省の職員2人、JR九州の社員12人とともに、特急が進入した現場近くの信号や自動列車停止装置(ATS)の場所などを約2時間にわたって確認した。楠元哲彦・主管調査官は「駅構内の設備などを確認した。関係者の話や記録を分析し、できるだけ早く調査結果を報告できるようにしたい」と語った。

 調査は24日も実施し、福岡市のJR九州本社などで運転士や指令員らから聞き取りを行う方針。

 トラブルは22日午後0時20分頃に発生。下り特急「かもめ19号」が、上り特急「かもめ20号」とすれ違う際、誤って20号が停止中の駅内の線路に進入した。19号は両特急間の距離93メートルの位置で緊急停止し、正面衝突は避けられた。


<長崎線トラブル>鉄道事故調査官が現地調査、事情聴取も
毎日新聞 5月23日(土)19時47分配信

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車両が接近したポイント周辺を調べる調査官(中央)ら=佐賀県白石町で2015年5月23日、石井尚撮影

 佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で2本の特急が正面衝突しそうになったトラブルで、国土交通省運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が23日、現地を調査した。

 調査官は、駅ホームの設備や線路脇の信号機、自動列車停止装置(ATS)、線路のポイントなどを確認。国交省職員やJR九州社員ら計14人も立ち会った。これに先立ち、調査官は福岡市博多区のJR九州本社で関係者から事情聴取した。24日も同社を調べる。

 楠元哲彦調査官は「今後知り得る情報を分析し、原因究明に努める」と語った。JR九州は運転士と輸送指令員との連絡ミスが原因としている。【石井尚】


特急あわや正面衝突、運転士や指令員聞き取り
読売新聞 5月23日(土)14時17分配信

 佐賀県白石(しろいし)町のJR長崎線肥前竜王駅で、上り特急が停車していた線路に、下り特急が誤って進入したトラブルを巡り、運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が23日、福岡市のJR九州本社に入り、特急の運転士や指令員から当時の状況を聞き取った。

 同日中に現地調査も行う。

 同委員会は、今回のトラブルを事故につながりかねない「重大インシデント」と認定し、鉄道事故調査官2人を派遣。23日午前は調査官と九州運輸局の職員2人が、運転士と博多総合指令(福岡市)の指令員2人から約3時間にわたり話を聞くなどした。

 調査官の1人は報道陣に対し、「今回の調査を踏まえ原因を分析していきたい。調査は明日(24日)までかかる見込みだ」と語った。


衝突寸前トラブルで運転士ら聴取
2015年5月23日(土)13時47分配信 共同通信

 佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で、特急列車同士が正面衝突を直前で回避したミスで、運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人は23日、福岡市のJR九州本社を訪れ、本来の進路を外れた下り特急の運転士1人と指令センターの輸送指令員2人を聴取した。

 長崎線は大半が単線で、各駅に列車が擦れ違う待避線を設定。両特急は肥前竜王駅で擦れ違おうとしていた。

 しかし、その後、下りの運転士と指令センターの連絡不足が原因で、分岐点が待避線に進むようになったまま下りが進入、正面衝突する93メートル手前で緊急停止した。


<長崎線トラブル>事故調査官、運転士と指令職員を聴取
毎日新聞 5月23日(土)10時31分配信

 佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で、2本の特急が正面衝突の直前に危険を回避したトラブル(22日)で、国土交通省運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が23日午前、福岡市博多区のJR九州本社で関係者から聴取した。午後、現地で調査する。

 原因は運転士と指示を出すJR九州博多総合指令(福岡市)の間の連絡ミス。このため、調査官は運転士と指令職員2人の計3人を聴取した。調査官は取材に対し、「聴取は明日まで行う。(原因は)まだ分からない」と話した。

 トラブルは22日正午過ぎに発生。本線(単線)を走行していた下り特急「かもめ19号」が誤って待避線に進入し、停止してすれ違いを待っていた上り特急「かもめ20号」に接近。非常ブレーキをかけて、93メートルまで近づいて止まった。けが人はなかった。

 運転士が自らの位置を「鳥栖から49キロ地点」とキロ単位で伝えたため、指令が正確な位置を把握できず、ポイントを適切な位置に切り替えられなかった。JR九州は運転士からの報告内容を100メートル単位に改めるなど、規定の変更を検討している。【尾垣和幸、平川昌範】


JR長崎線 特急同士あわや正面衝突 その距離93メートル
スポニチアネックス 5月23日(土)7時1分配信

 佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で22日午後0時20分ごろ、下りの特急かもめ19号(博多発長崎行き)が本線から列車がすれ違うための待避線に進入し、待避線に停車していた上りの特急かもめ20号(長崎発博多行き)の93メートル手前で緊急停止した。列車は向かい合わせになったが正面衝突を回避、乗客計231人にケガはなかった。

 長崎線のダイヤは大幅に乱れ上下線計32本が運休するなどして約6000人に影響し、博多、長崎など沿線の各駅で混乱が起きた。JR九州は会見で「列車の位置に関する認識が、運転士と指令センターで違っていた」と述べ、運転士と指令との連絡不足がトラブルの一因になったと説明した。運輸安全委員会は同日、事故につながる恐れのあった重大インシデントと判断、鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。

 JR九州によると、午後0時10分ごろ、下り19号の運転士が肥前竜王駅のすぐ手前で異常音に気付き、非常ブレーキをかけて緊急停止。運行が遅れたため、擦れ違う駅が本来の肥前鹿島駅から、博多寄りの肥前竜王駅に変わり、先に上り20号が待避線に入った。下り19号は青信号だったため運転を再開したが、何らかの原因で本線を直進せず、時速約35キロで待避線に入ったという。19号は7両編成で乗客105人、20号は6両編成で乗客126人だった。

 19号に乗っていた福岡県春日市のパート従業員小瀬良きみのさん(27)は緊急停止後、数時間、十分な説明もなく、車内に閉じ込められた後、バスに乗り換えるため外に出た。前方の列車との距離は「1両分ぐらいしかないように思えた」と途端に怖くなったという。トラブルから約6時間後、臨時バスで長崎駅前に着いた小瀬良さんは「1年ぶりに会う友人との約束が飛んでしまった」と疲れた表情だった。

 <最近の鉄道トラブル>

 ▼2015年4月3日 青函トンネル内で函館発新青森行き「スーパー白鳥」から火花と煙が発生。乗客124人と乗員ら5人が降車し、1キロ離れた旧竜飛海底駅まで徒歩で避難

 ▼同12日 東京都千代田区のJR山手線、神田―秋葉原間の線路内で、架線の支柱が倒れる。事故やケガ人はなし。山手線全線と京浜東北線の大宮―蒲田間の上下線で9時間以上運転見合わせ

 ▼同29日 福島県郡山市の東北新幹線、郡山駅付近で架線切断。新白河―福島間で停電。東北、秋田、山形新幹線で4時間半運休


特急停車中の線路に前から特急、あわや正面衝突
読売新聞 5月22日(金)21時35分配信

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停車中の上りの「かもめ20号」(下)の線路に進入した下りの「かもめ19号」(22日午後5時8分、佐賀県白石町で、読売ヘリから)=板山康成撮影

 22日午後0時20分頃、佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で、すれ違うためホームに停車中の上り特急「かもめ20号」と同じ線路に、下りの「かもめ19号」が誤って進入、運転士が非常ブレーキをかけ、93メートル手前で停止した。

 乗客計約230人にけがはなかった。運輸安全委員会は事故につながりかねない「重大インシデント」と認定、鉄道事故調査官2人を派遣して調査を開始。JR九州も、ポイントが切り替わらなかった原因などを調べている。


<JR長崎線>わずか93メートルまで…特急同士が衝突寸前
毎日新聞 5月22日(金)21時25分配信

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同じ線路上で向かい合って停車する上りの「かもめ20号」(手前)と「かもめ19号」=佐賀県白石町のJR肥前竜王駅で2015年5月22日午後5時56分、松尾雅也撮影

 ◇運転士と、JR九州指令とに情報伝達ミスがトラブルに

 一歩間違えれば大惨事になる可能性もあった。佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で22日起きた特急同士のすれ違いミス。同一線路上で向かい合って停車した2本の特急の距離はわずか93メートルしかなかった。JR九州は同日夜、記者会見で謝罪し、運転士と指示を出すJR九州指令との間の情報伝達ミスがトラブルにつながったことを明らかにした。

 「(重大事故につながりかねない)インシデントを発生させてしまいました。それによりお客様に多大な迷惑をおかけして、深くおわび申し上げます」。トラブルから約7時間半後の午後8時、福岡市のJR九州本社で始まった会見には報道陣約40人が詰めかけ、冒頭、松本喜代孝・安全推進部長は深々と頭を下げた。

 同社によると、博多発長崎行きの「かもめ19号」と長崎発博多行きの「かもめ20号」は一駅長崎寄りの肥前鹿島駅ですれ違うはずだった。しかし、19号の運転士が肥前竜王駅に入る直前に異音に気付いたため、駅の手前の信号機のほぼ横で停車した。この間に20号が一駅進み、肥前竜王駅ですれ違うことになった。

 20号が肥前竜王駅の待避線に入ったことを受けて、JR九州指令が19号の運転再開を指示した。この時点でポイントは両方向とも待避線側になっていたが、19号の運転士は自分の側は直進方向になっていると誤解。約120メートル先のポイントを時速約35キロで通過して待避線に進入して初めて気付き、急ブレーキをかけた。列車は2両目まで待避線に入って停車した。

 誤解が生じた理由が19号の停車位置だった。19号の運転士は目視で既に信号機を越えていると認識していたが、信号機のセンサーを感知する車輪はまだセンサーを越えておらず、実際は信号機のわずか手前で止まっている状態だった。

 一方、運転士は停車位置について指令に「鳥栖から49キロ地点」と伝えた。だが厳密には信号機は鳥栖から49・16キロの場所にあり、指令側は信号機の160メートル手前で停車していると理解した。

 この時、信号機は赤色だったため、指令は19号が「160メートル」進んだところで停車するものと理解。その後、ポイントを直進側に切り替えて、再度、19号の発車を許可するつもりだった。結果的に19号は「赤信号」を無視した形になり、本来ならば自動列車停止装置(ATS)が作動するはずだが、停車位置がATSの設置場所を既に過ぎていたため作動しなかった。

 松本部長に続いて原因を説明した小林宰・運輸部長は、運転士とJR九州指令との連絡不足を認め「連絡内容を決めるルール作りを徹底しなければいけない。運転士が非常ブレーキをかけなければ、とても危険な状態だった」と話した。【尾垣和幸、平川昌範】


<JR長崎線>特急同士あわや正面衝突 緊急停車で回避
毎日新聞 5月22日(金)20時17分配信

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駅で停車していた上りの特急「かもめ20号」(上)の線路に進入して、緊急停止した下りの特急「かもめ19号」=佐賀県白石町のJR肥前竜王駅で2015年5月22日午後4時58分、本社ヘリから和田大典撮影

 ◇あと93メートル けが人なし

 22日午後0時20分ごろ、佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で、博多発長崎行き下り「特急かもめ19号」(7両編成)が本来の進路を外れて待避線に進入し、運転士が非常ブレーキをかけて緊急停車した。待避線にはすれ違い待ちのため長崎発博多行き「かもめ20号」(6両編成)が停車しており、19号と20号は同じ線路上に93メートル離れて向かい合う形となった。乗客計約230人にけがはなかった。

 JR九州によると、現場は単線区間で、本来は隣の肥前鹿島駅ですれ違う予定だった。しかし、19号の運転士が肥前竜王駅の手前で異音に気付き、約300メートル走って同駅の信号機のほぼ真横で停車した。このため、すれ違う駅を同駅に変更し、19号が安全確認をしている間に20号が到着した。

 20号が待避線に入ったのを受けて、JR九州指令が運転再開の許可を出したが、この時、19号が停車している位置について、運転士と指令の間に食い違いが生じていた。運転士は既に信号機を越えていると認識し、発車指示が出たことでポイントが直進方向になっていると思っていた。だが実際は信号機の直前で止まっており、指令側は少し進んで信号機で再び停車した後、ポイントを直進側に切り替えるつもりだった。

 国土交通省運輸安全委員会は同日、事故につながる恐れのある「重大インシデント」と判断し、鉄道事故調査官2人を現地に派遣して原因の調査を始めた。

 長崎線は特急19本、普通列車13本が運休したほか、特急6本と普通11本に最大約7時間の遅れが生じ、約6000人に影響した。【尾垣和幸、松本惇】


特急同士あわや正面衝突=93メートル前で緊急停止―重大インシデントに・JR九州
時事通信 5月22日(金)18時18分配信

 22日午後0時20分ごろ、佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で、ホームに停車していた長崎発博多行きの特急かもめ20号(6両編成)と同じ線路に、博多発長崎行きの同19号(7両編成)が進入したことに19号の運転士が気付き、緊急停止させた。JR九州によると、両特急の先頭間の距離は93メートルで、正面衝突の可能性もあったが、乗客と乗員計235人にけがはなかった。
 運輸安全委員会は、事故につながる恐れのある「重大インシデント」と認定し、鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。
 国土交通省安全監理官室や同社によると、19号の運転士は緊急停止の約10分前、走行中に異音を感知したため一時停止し、安全確認後に運転を再開した。時速約35キロになった時点で、20号が既に停止していた線路に進入したため、非常ブレーキをかけたという。
 19号と20号は通常、肥前竜王駅より一つ長崎寄りの肥前鹿島駅で待ち合わせを行うが、一時停止により遅れが生じたため、JR九州の博多総合指令(福岡市)は、待ち合わせの場所を肥前竜王駅に変更していた。
 この際、19号の運転士と指令員の間に停止位置や信号表示に関し認識に食い違いが生じ、運転士はそのまま進んで良いと考えていた一方で、指令員は20号が待避している線路に進むようにポイントが切り替わっていることから、ポイント手前で19号が停止すると思っていたという。
 JR九州の小林宰取締役らは同日夜、福岡市の本社で記者会見し、「多大なご迷惑をお掛けした」と陳謝。「運転士と指令員が停止位置と信号表示を正確に把握すべきだったが(両者間の連絡に関する)ルール上の不備があった」と説明した。 


JR長崎線、特急が正面衝突寸前
2015年5月22日(金)18時17分配信 共同通信

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 JR長崎線肥前竜王駅に停車する特急かもめ20号(右)と約120メートルまで接近し、緊急停止した同19号=22日午後1時20分ごろ、佐賀県白石町

 22日午後0時20分ごろ、佐賀県白石町のJR長崎線肥前竜王駅で、下りの特急かもめ19号(博多発長崎行き)が本線から待避線に進入し、待避線に停車していた上りの特急かもめ20号(長崎発博多行き)の93メートル手前で手動の非常ブレーキをかけて緊急停止した。列車は向かい合わせになったが正面衝突を回避、列車の乗客計約230人にけがはなかった。

JR九州の松本喜代孝取締役安全推進部長は「お客さまに多大な迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 運輸安全委員会は22日、事故につながる恐れのあった重大インシデントと判断、鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。

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