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2015年5月28日 (木)

運輸安全委、東急東横線元住吉駅追突事故の調査報告を公表

川崎市の東急東横線元住吉駅で2014年2月15日、停車中の渋谷発元町・中華街行き普通列車に、後続の同じく渋谷発元町・中華街行き普通列車が追突し、乗客計19人が打撲などのけがを負った事故で、運輸安全委員会は28日、ブレーキに付着した汚れと、レールに積もった雪が混じって車輪との間に入り込み制動力が著しく低下したのが原因とする調査報告書を公表した。

報告書によると、同日午前0時半ごろ、先行の電車が同駅の本来の停車位置を約28メートル超えて止まったため、運輸司令は後続の電車にすぐ停車するよう指示。後続電車の運転士は非常ブレーキをかけたが、十分に減速できないまま約620メートル走り、時速約35キロで追突したとしている。

同委員会によると、汚れが付着していたのはブレーキ作動時に車輪を押さえる「制輪子」という部品で、列車に付いた64個のうち約半数で汚れが残っていた。事故当時、付近では約16センチの積雪がありレールがほぼ埋まっていたため、車輪が雪を巻き込み、制輪子の摩擦力が弱まってブレーキ性能が大きく低下したという。

東急電鉄では1年~1年半程度で制輪子を交換しており、汚れを取り除くのは4年に1回程度の検査時だけだった。事故後は3カ月ごとに掃除するよう改めた。

リンク:14年2月の東横線追突 雪と油でブレーキ利かず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:降雪でブレーキの利き悪く…東横線の追突・脱線 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東横線追突>ブレーキの力低下、雪や油混じり…安全委報告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:昨年の東急追突事故 原因は積雪と付着物 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:掃除せずブレーキに汚れ=積雪も影響、東急線追突事故―安全委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:雪巻き込み制動力低下が原因 - 速報:@niftyニュース.

以下、参考のために同記事を引用

14年2月の東横線追突 雪と油でブレーキ利かず
産経新聞 5月29日(金)7時55分配信

 ■運輸安全委「摩擦の低下が原因」

 川崎市の東急東横線元住吉駅で昨年2月、停車中の電車に後続電車が追突し、乗客計72人が負傷した事故で、運輸安全委員会は28日、車輪とブレーキ装置の間に、当時積もっていた雪や車輪に付着していた油などが混ざり合って挟まり、十分なブレーキ摩擦を得られなかったことが原因とする調査報告書をまとめた。

 報告書によると、先行列車は事故の約1分半前に元住吉駅に到着。しかし、所定の停止位置を約28メートル超えて停車しており、所定の位置に戻す必要があったため、時速約80キロで走行中だった後続列車は停止するよう指示を受けた。衝突地点の約620メートル前で非常ブレーキをかけ始めたが、先行列車に追突した。

 設計上、非常ブレーキの平均減速度は1秒当たり時速約4・5キロで、十分停止できる距離だったが、この日は約1・3キロと3割程度の制動力だった。衝突時の時速は約35キロとみられる。

 原因について運輸安全委は、ブレーキの際に車輪に押し付ける樹脂製の部品「制輪子(せいりんし)」と車輪との間で摩擦力が大きく低下したと説明。当時はレールの最頂部に届く積雪があり、常に雪が車輪と接する状況だったと指摘。車輪の回転に巻き込まれて車輪部分に飛び散った雪が、制輪子と車輪に付着していた摩耗粉などと混ざり合い、継続的に車輪と制輪子の間に入り込む状態となり、摩擦力を低下させていたという。

 運輸安全委は報告書で、定期的な制輪子の清掃などの必要性を指摘。すでに東急電鉄は、約3カ月に1回の定期検査時に制輪子の清掃を実施しているほか、耐雪ブレーキの使用徹底などに取り組んでいる。


降雪でブレーキの利き悪く…東横線の追突・脱線
読売新聞 5月28日(木)13時32分配信

 東急東横線元住吉駅(川崎市中原区)で昨年2月、普通電車がホームに停車中の電車に追突、脱線した事故で、運輸安全委員会は28日、調査結果を公表した。

 降雪の影響で、ブレーキに付着した油や汚れが雪と混ざり合ってブレーキの利きが悪くなり、止まりきれなかったとしている。

 事故は昨年2月15日未明に発生。停車中の電車と追突した電車の双方が脱線し、乗客72人が負傷した。

 調査報告書によると、現場付近では当時約15センチの積雪があり、車輪やブレーキが雪に接する状態だった。また、ブレーキは車輪を樹脂製の部品で押さえつけて減速させる仕組みだったが、電車に64個付いていた部品の約半数に、油やちりなどの汚れが付着していた。


<東横線追突>ブレーキの力低下、雪や油混じり…安全委報告
毎日新聞 5月28日(木)11時50分配信

 関東地方に大雪が降った昨年2月、東急東横線元住吉駅(川崎市中原区)で起きた電車追突事故で、国の運輸安全委員会は28日、ブレーキパッド(制輪子)に付いていたちりなどが雪やレールの油と混ざり合って車輪に付着し、ブレーキの力が低下したのが原因だとする調査報告書を公表した。

 事故は昨年2月15日午前0時半ごろ発生。元住吉駅に約30メートルオーバーランして停車していた下り普通電車(8両)に後続の普通電車(同)が追突、乗客72人が重軽傷を負った。

 安全委が制輪子を試験したところ、微量でも付着物がある場合、降雪下でブレーキをかけ停止するまでの距離は、ない場合に比べ約1・3倍に拡大。付着物が増えると距離が延びることも確認した。

 東横線に乗り入れる東京メトロなどは3カ月に1度の定期点検時に制輪子を清掃しているが、東急の追突車両は定期点検を受けていたものの、最大で約1年8カ月間、制輪子を清掃していなかったという。東急は事故後、3カ月に1度清掃するよう改めた。報告書は、運転規制を見直し降雪時は早めに速度規制や運行中止を決める▽制輪子清掃を定期的に実施する--などの再発防止策を促した。【松本惇】


昨年の東急追突事故 原因は積雪と付着物
レスキューナウニュース 5月28日(木)11時30分配信

運輸安全委員会は28日、昨年2月に東急東横線元住吉駅(川崎市中原区)で発生した追突事故の報告書を公表しました。

この事故は2014年2月15日(土)午前0時30分頃、元住吉駅で停止位置の修正のため停止していた下り列車に、後続の列車が時速35kmで追突・脱線したもので、両列車(いずれも8両編成)の乗客合わせて140名のうち72名が負傷しました。
報告書によると、後続列車は時速79kmで走行中、624m手前で非常ブレーキをかけましたが止まりきれなかったことから、ブレーキに問題があったと考えられ、ブレーキが利かなかった原因については、車輪と制輪子(ブレーキパッド)の間に、線路付近に積もっていた雪と、制輪子に付着した油分やほこりなどが混ざり合った状態で挟まり、摩擦力が弱まった可能性があるとしています。
このため再発防止策として、早めの運転規制(徐行運転や運転中止)を行うように見直すことや、制輪子の付着物を定期的に除去すること、耐雪ブレーキの使用方法・基準の明確化などが挙げられています。

東急電鉄は事故後、制輪子の付着物を約3ヶ月に1回除去することや、降雪時の徐行運転や見合わせ基準の明確化などを行ったほか、積雪計や監視カメラなどを新設するなどの対策を講じています。

■運輸安全委員会
http://www.mlit.go.jp/jtsb/


掃除せずブレーキに汚れ=積雪も影響、東急線追突事故―安全委
時事通信 5月28日(木)10時13分配信

 東急東横線元住吉駅で2014年2月、ホームで止まっていた列車に後続の列車が追突し乗客が負傷した事故で、運輸安全委員会は28日、ブレーキに付いた汚れと、レールに積もった雪が混じって車輪との間に入り込みブレーキが利きにくくなったとする調査報告書を公表した。
 東急電鉄では1年~1年半程度でブレーキを交換しており、汚れを取り除くのは4年に1回程度の検査時だけだった。事故後は3カ月ごとに掃除するよう改めた。
 同委員会によると、汚れが付いていたのは車輪を押さえる「制輪子」という部品で、列車に付いた64個のうち約半数で汚れが残っていた。事故当時、付近では約16センチの積雪がありレールがほぼ埋まっていたため、車輪が雪を巻き込み、制輪子の摩擦力が弱まってブレーキ性能が大きく低下したという。 


雪巻き込み制動力低下が原因
2015年5月28日(木)10時0分配信 共同通信

Photo
 東急東横線元住吉駅で後続電車に追突された電車=2014年2月15日、川崎市(運輸安全委員会提供)

 首都圏に大雪が降った昨年2月15日未明、東急東横線元住吉駅(川崎市)で停車中の電車に後続電車が追突した事故について、運輸安全委員会は28日、巻き込んだ雪と車輪の油分などが混ざり、液体状になって車輪とブレーキに付着したため、制動力が著しく低下したのが原因とする報告書を公表した。

 報告書によると、午前0時半ごろ、先に入った電車が本来の停車位置を約28メートル超えて止まったため、運輸司令は後続の電車にすぐ停車するよう指示。後続電車の運転士は非常ブレーキをかけたが、十分に減速できないまま約620メートル走り、時速約35キロで追突した。

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