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2015年5月30日 (土)

口永良部島で爆発的噴火 住民に島外避難指示・4

気象庁は、鹿児島県屋久島町の口永良部島の新岳で29日午前9時59分ごろ、爆発的噴火が発生したと発表した。
この噴火による火砕流が海岸まで到達した。気象庁は噴火警戒レベルを3(入山規制)から5(避難)に引き上げた。また、屋久島町は午前10時20分、全島民に避難指示を出した。

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リンク:口永良部島噴火 一時帰島「近く決める」と屋久島町長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:週内に避難者住宅=町長「一時帰島早期に」―口永良部島、噴火停止続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新岳、噴火の停止状態継続か - 速報:@niftyニュース.
リンク:口永良部島「火山活動は初期段階」 予知連「避難年単位も」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 「少しでも家に」「島離れる」 避難住民、焦りと諦めと - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 「マグマ大半、依然地下」 火山ガス多く2~3年警戒必要 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<口永良部噴火>火砕流痕跡、集落目前に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震など4条件の低下必要=帰島「長ければ年単位」―予知連 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マグマ水蒸気噴火と分析、予知連 - 速報:@niftyニュース.
リンク:「協力して助けたい」=地元住民、避難所で炊き出し―屋久島町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難小中学生、屋久島で受け入れ=6月1日から授業―口永良部島噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相、避難民の生活再建支援に「万全を期す」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難者支援に万全期す=口永良部島噴火で―安倍首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 山谷防災相、避難住民の生活支援を関係省庁に指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 安倍首相「避難者の対応に万全を期す」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔口永良部島噴火〕29日の噴火はマグマ水蒸気噴火 今後も同規模の噴火の可能性-予知連  - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 安倍首相、避難者支援・情報提供に万全を期すよう指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「避難、最大で年単位も」=口永良部島噴火で予知連委員 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 「マグマ水蒸気噴火」と断定、新しい溶岩片含まれる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ドドド」と地鳴り、迫る噴煙=直前に耳鳴り、母は悲鳴―撮影の少年・口永良部島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔口永良部島噴火〕気象庁が特設サイト開設 トップページからアクセス可能に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「マグマ水蒸気噴火」と予知連=2~3年警戒、島民避難「年単位も」―口永良部島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「警戒レベル3」だった口永良部島の噴火が意味するもの 箱根&富士山も… - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 避難生活「いつまで」 長期化へ不安な一夜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 屋久島ツアー、風評懸念 一時降灰も支障なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「飼い犬連れて来られなかった」島民に不安募る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<口永良部噴火>避難の島民「いつ帰れるかという話ばかり」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難島民「早く帰りたい」=一夜明け、疲れた表情―長期化に不安も・屋久島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:健康不安、住居確保進める=避難生活の長期化必至―屋久島町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:口永良部島噴火 連続噴火は停止か 気象庁「推移予測できず」 引き続き警戒呼びかけ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新岳の連続噴火停止か…火砕流が島全体の2割に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<口永良部噴火>火山ガス二酸化硫黄 桜島並み4000トン - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔口永良部島噴火〕連続噴火は停止か 火山性地震も激減 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:連続的噴火、停止か=噴煙200メートルで推移―地震も少なく・口永良部島 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

口永良部島噴火 一時帰島「近く決める」と屋久島町長
産経新聞 5月31日(日)16時59分配信

 鹿児島県屋久島町の口永良部島・新岳の噴火で、全島避難した住民から要望が出ている一時帰島について、同町の荒木耕治町長は31日の会見で「関係機関と調整し、2、3日のうちにはやりたいと思っている」と述べた。

 荒木町長は「これから梅雨に入れば、行けない日が続く。早い段階で自分が決断しなければならない」として、内閣府や気象庁などと調整し、近く一時帰島を判断する考えを示した。

 口永良部島の噴火警戒レベルはレベル5(避難)。荒木町長はこれまで「人命第一」として一時帰島には消極的だったが、ペットや家畜を残してきた島民が町側に強く要望していた。

 30日に開かれた火山噴火予知連絡会の後、帰島時期が「年単位になる」との見通しが伝えられると、避難者から「わずかな時間でも戻りたい」との声がさらに高まった。

 荒木町長は一時帰島の人員について、消防団の関係者から十人前後を選抜したいとし、「地元の要望もある。十分に配慮して(レベル5でも)やれればやろうと思っている」と語った。


週内に避難者住宅=町長「一時帰島早期に」―口永良部島、噴火停止続く
時事通信 5月31日(日)12時19分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳噴火で、同県屋久島町の荒木耕治町長は31日、記者会見し、避難所などにいる同島からの避難住民の住宅を今週内をめどに確保する方針を示した。一時帰島についても「できれば2、3日内にはやりたい」と述べ、前向きに検討する意向を表明した。
 一時帰島は住民の要望が強く、梅雨に入ると困難になる恐れがあり、早期実現に向け気象庁や内閣府などと調整するという。地元消防団員ら10人前後が代表して島に戻り、住宅の火元や戸締まり確認などをする。
 町は、公民館など避難所での生活は1週間が限度とみている。健康面や精神面で悪影響が出る恐れがあるためで、町営や県営の住宅、民宿などを活用し、必要数を確保する。既に屋久島を離れた避難者にも聞き取りをし、希望者には町内の住宅を提供する。
 気象庁によると、新岳は火山活動の高まった状態が続いているが、噴火は30日午前から停止している。火山性地震は爆発的噴火のあった29日は198回だったが、30日は5回、31日は午後3時までに6回と少なくなっている。 


新岳、噴火の停止状態継続か
2015年5月31日(日)11時53分配信 共同通信

 気象庁は31日、噴火警戒レベルが最高の5(避難)となっている鹿児島県の口永良部島・新岳で、噴火が停止した状態が続いているとみられると発表した。

 火山性地震は、マグマ水蒸気噴火が発生した29日は198回で、午後1時ごろから減少傾向となった。30日は5回、31日は午前9時までに4回となっている。

 火山噴火予知連絡会は30日の記者会見で、火山活動が長期化する恐れがあるとした上で「次の噴火に向けて異常現象がいつ起こるか分からない」と指摘。

 気象庁も、爆発力が強く規模が大きい29日と同程度の噴火が今後も起きる可能性があるとして、引き続き厳重な警戒を呼び掛けている。


口永良部島「火山活動は初期段階」 予知連「避難年単位も」
産経新聞 5月31日(日)7時55分配信

 鹿児島県の口永良部(くちのえらぶ)島・新岳(しんだけ)(626メートル)の爆発的噴火で、気象庁の火山噴火予知連絡会は30日、今回の噴火は、規模の大きい「マグマ水蒸気噴火」との見解を示した。ただ、マグマの噴出量は少なく、一連の火山活動の初期段階だとし、避難は、年単位を含めた長期化が避けられないとの見通しを示した。

 気象庁によると、今回の噴火は、マグマが地下水に直接接触して爆発したマグマ水蒸気噴火と考えられるという。ただ、マグマの噴出量は、地下にたまっていると推計される量の4分の1以下程度だとみられ、予知連の井口正人・京大防災研究所教授は「活動は初期段階にある」とした。噴火警戒レベルも5(避難)を維持。今後も同規模以上の噴火の恐れがあるとし、井口教授は「2、3年程度の警戒は必要。(住民帰島は)1週間はあり得ず年単位になることも考えておかなければならない」と避難長期化も示唆した。

 一方、29日に198回観測された火山性地震は、30日(午後3時まで)は4回に減少し、気象庁は今回の爆発的噴火による一連の噴火は停止したと発表した。ただ火山性ガスの濃度が高い状態にあるなど火山活動は続いており、予知連は、連続噴火停止は活動の一時休止にすぎないとみている。

 安倍晋三首相は30日午後、公邸で噴火への対応に関し、山谷えり子防災担当相から報告を受け「引き続き避難者の要望を聞いて、生活再建支援や情報の提供に万全を期してほしい」と指示した。


口永良部島噴火 「少しでも家に」「島離れる」 避難住民、焦りと諦めと
産経新聞 5月31日(日)7時55分配信

 爆発的噴火から2日目を迎えた口永良部島。新岳では30日午前に連続噴火が収まり、ペットや家畜を残して全島避難を余儀なくされた住民からは「わずかな時間でも家に戻りたい」と一時帰島を望む声が上がり始めた。ただ、同日午後に開かれた火山噴火予知連絡会では、避難期間について「年単位になることも」と長期化を示唆。親族らを頼って離島する人も出てきており、島民の暮らしは早くも岐路に立たされている。

 「島に仕事があり、仕事をしなければ生活できない。(火山性)地震や噴煙が収まっているのに1年待てといわれても、無理だという人は出てくる」。口永良部島で漁業を営む畠喜人さん(57)は「島に帰りたいという気持ちを何とか理解してもらいたい」と訴えた。

 一方、屋久島町の森山文隆総務課長は「かなり厳しい数字が示された」と硬い表情を浮かべ、「やはり長い期間での対応も検討しなければならない。島民の気持ちを考えると苦しい」とうなだれた。

 「せめて消防団の代表者だけでも、一時的に島に戻れないか」。口永良部島で消防団の分団長を務める山口正行さん(46)は、荒木耕治・屋久島町長にこう直談判したという。 ただ荒木町長は「人命第一」とし、まだ一時帰島を判断する時期にないとの立場だ。同日の会見では「(噴火警戒レベルの)レベル5(避難)がハードルになっている。レベル3(入山規制)になると(規制区域の)半径2キロから集落が外れるので帰島していただけると思う」と話した。

 噴火活動の長期化を見越して、島外に一時的に移り住む人も増えている。

 約140人の口永良部島民のうち、屋久島の避難所に入ったのは29日夜の段階で84人で、他の住民は、屋久島内外の親族や知人のもとに身を寄せた。一夜明けた30日には、さらに20人近くが避難所を離れた。鹿児島市内に移るという主婦の二神尚子さんは「私も子供も島が好きだが、いつ戻れるのか分からないから」とさみしそうに語った。


口永良部島噴火 「マグマ大半、依然地下」 火山ガス多く2~3年警戒必要
産経新聞 5月31日(日)7時55分配信

 鹿児島県・口永良部島の噴火活動は長期化する可能性が高まった。気象庁火山噴火予知連絡会の委員を務める井口正人・京大防災研究所教授らは30日の会見で、口永良部島は「活動期」に入ったとの認識を示し、年単位での警戒が必要との見通しを明らかにした。

 口永良部島に詳しい井口教授によると、昨年以降の山の膨張を示すデータから口永良部島で上昇したマグマの量は約400万立方メートルと推定。これに対し、今回の噴火で放出されたのは100万立方メートル以下だった。井口教授は上昇したマグマが全て放出されないこともあるとした上で、「マグマの大半は依然として地下にあり、今後も噴火への警戒が必要」と強調した。

 また、今回の噴火は計36人の死傷者が出た昭和6年4月から約3年間の噴火活動に類似していると指摘。このときは6年に爆発的な噴火が複数あったほか、9年1月まで噴火が続いた。

 井口教授は昨年8月の噴火から新たな活動期が始まったとみており、「現在が一連の活動期の初期段階にあるとすれば、2~3年の警戒が必要」と指摘した。

 住民の帰島時期をどう判断するかについては、火山ガスの放出量、地盤の膨張、火山性地震、地表面の温度がそれぞれ低下することが条件と指摘。現在の二酸化硫黄の放出量は1日約4千トンと非常に多く、「今の状態が続くと帰島の判断は難しい」とした。

 マグマがさらに上昇して噴火が起きる場合は、山の膨張や地震の増加で検知が可能だとし、観測体制の強化が必要だと述べた。藤井敏嗣会長は「マグマの活動は今後、高まる可能性は十分ある。噴火は終わっていない」と強調した。

 一方、採取した火山灰を分析した結果、新しいマグマと考えられる溶岩の破片が少量含まれていたことから、今回の噴火のメカニズムはマグマ水蒸気爆発だったと分析。マグマが地下水に接触して水蒸気を噴出するタイプで、マグマそのものが放出される桜島(鹿児島県)などのマグマ噴火とは異なる仕組みだった。


<口永良部噴火>火砕流痕跡、集落目前に
毎日新聞 5月30日(土)23時55分配信

 火砕流とみられる痕跡が集落の目前に迫っていた。新岳の爆発的噴火から1日たった30日、口永良部島を本社ヘリで上空から取材した。もし火砕流の向きが変わり、集落に到達していたらと考えると、死者が出なかったことが奇跡のように思えた。

 午前10時前、上空から島に近付くと硫黄の臭いが鼻をつき、火山活動が続いているのが分かった。しかし、厚い雲と噴煙に覆われ、火口を見ることはできなかった。

 火口の西側は、火砕流がたどったとみられる二筋の跡が山肌にあった。木々がなぎ倒された部分は山がえぐられ、灰色の枯れた川床のようにも見える。その川は倉庫のような建物を避けるように海岸まで達していた。倉庫から100メートルほどの所には、火山灰の積もった前田地区の集落がある。住民が熱風でやけどを負った向江浜地区も近い。

 島内で最も多くの住民が生活していた本村地区。住宅が火山灰に覆われている様子はなく、木々の緑が鮮やかだった。一緒に連れて行けず、避難した住民が心配しているペットの犬や猫の姿を捜したが、見つけることはできなかった。

 再び新岳の山頂付近に向かった。白い雲と噴煙が、地中の熱をため込んでいるかのように、不気味に火口を覆っていた。【関東晋慈】


地震など4条件の低下必要=帰島「長ければ年単位」―予知連
時事通信 5月30日(土)21時41分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳噴火で避難した住民の帰島の見通しについて、火山噴火予知連絡会委員を務める井口正人京都大防災研究所教授は「火山性ガス、山の膨張、地震、地表熱の4条件が下がらないと、判断が難しい」と話し、長ければ年単位の避難が必要になるとの見解を示した。
 井口委員によると、新岳では昨年8月の噴火以降火山性ガスの量が増え始め、同12月からさらに増えている。同じ頃に山の膨張を観測。その後地震が増え、5月には人が感じる規模の地震が起きた。地表熱も上がっている。
 井口委員は地下のマグマが上がってきている可能性を示すこれら四つの現象について、「だんだん活動が活発になっている。下がらないと帰島の判断は難しい」と話した。 


マグマ水蒸気噴火と分析、予知連
2015年5月30日(土)21時34分配信 共同通信

 火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東大名誉教授)は30日、気象庁で拡大幹事会を開き、29日に鹿児島県の口永良部島・新岳で起きた爆発的噴火について、火山灰の分析などから、マグマ水蒸気噴火と考えられるとする見解を示した。今後も同程度の噴火が発生するほか、活動が長期化する恐れもあるという。

 予知連は監視態勢を強化するため、総合観測班の新設を決定。班長を務める井口正人京大防災研究所教授は会合後の記者会見で、避難住民の帰島時期を「最大で年単位になることも考えないといけない」と述べた。


「協力して助けたい」=地元住民、避難所で炊き出し―屋久島町
時事通信 5月30日(土)21時23分配信

 鹿児島県・口永良部島の住民が避難してきた屋久島では、地元の町民が避難初日から炊き出しを行い支援を続けている。「地域で協力して助けたい」。地元食材を使った料理を振る舞い、避難者の胃袋と心を満たしている。
 避難所となっている福祉施設「縄文の苑」には、避難初日の夜から、屋久島在住の女性ボランティアが食事を届ける。ボランティア団体副代表の寺田エチ子さん(64)が町役場に手伝いを申し出たところ、「食事をお願いできますか」と求められ、炊き出しを始めた。
 食事づくりは自宅近くの公民館。30日午後は近隣の女性6人が集結し、手分けして30人分の食事を作った。この日の夕食は、役場に差し入れがあった地元食材をフル活用。ジャガイモの煮物、地元産の魚で作ったさつまあげ、シカ肉の空揚げなどを用意した。
 避難者からは「避難後すぐに温かいものを食べられた。ありがたかった」と感謝の言葉を掛けられたという。寺田さんは「何かあれば地域で協力して、支援していきたい」と話す。他の2カ所の避難所でも炊き出しを行っており、31日の夕食まで続ける予定だ。 


避難小中学生、屋久島で受け入れ=6月1日から授業―口永良部島噴火
時事通信 5月30日(土)20時56分配信

 口永良部島・新岳の噴火を受け、鹿児島県は30日、屋久島に避難した金岳小学校の児童10人と金岳中学校の生徒6人について、屋久島町立宮浦小学校と同町立中央中学校でそれぞれ受け入れると発表した。
 授業開始は週明け6月1日からを予定。教科書や文房具などの学用品、給食についても屋久島町教育委員会が準備する。受け入れ期限は設けないという。 


首相、避難民の生活再建支援に「万全を期す」
読売新聞 5月30日(土)20時13分配信

 安倍首相は30日、鹿児島県・口永良部島(くちのえらぶじま)での噴火に関し、山谷防災相と政府調査団長として現地入りした赤沢亮正内閣府副大臣らと首相公邸で会談し、島民の避難状況などについて報告を受けた。

 首相は、避難が長期化する可能性を踏まえ、生活再建に向けた支援に取り組むよう指示した。首相はこの後、記者団に対し、「しっかりと状況の変化を注視し、避難された方々への対応に万全を期す」と強調した。

 また、政府は同日夕、関係省庁災害対策会議を開き、避難状況などについて情報共有を図った。赤沢氏は会議で、「いつ帰れるかというのが、島民の皆さんの一番の関心事。しっかり気象庁などから正確な情報を提供していきたい」などと報告した。


避難者支援に万全期す=口永良部島噴火で―安倍首相
時事通信 5月30日(土)19時35分配信

 鹿児島県・口永良部島の噴火に関し、安倍晋三首相は30日、首相公邸で記者団に「しっかりと状況の変化を注視し、避難された方々への対応に万全を期していく」と語った。これに先立ち首相は、山谷えり子防災担当相の他、政府調査団として同県屋久島町などを視察した赤沢亮正内閣府副大臣から現地の状況に関する報告を受けた。
 また、政府は同日、関係省庁災害対策会議を開催。山谷防災相は「火山活動の長期化も懸念される。監視の強化と避難住民の生活支援に万全の態勢で対応してほしい」と指示した。赤沢副大臣も「島民が安全が確保された中で島に帰り、生活を再建できるまで長く対応していく必要がある」と述べた。 


口永良部島噴火 山谷防災相、避難住民の生活支援を関係省庁に指示
産経新聞 5月30日(土)19時28分配信

 政府は30日夕、鹿児島県・口永良部島の噴火を受けた関係省庁災害対策会議を内閣府で開いた。山谷えり子防災担当相は「火山活動の長期化が懸念される」とし、監視態勢を強化するとともに避難住民の生活支援に万全を尽くすよう各省庁に指示した。

 山谷氏は対策会議に先立ち、安倍晋三首相と菅義偉官房長官に政府の対応状況などを説明。首相は記者団に「状況の変化を注視し、避難された方々への対応に万全を期す」と語った。

 屋久島に避難した島民ら137人のうち、同日夕の時点で69人が屋久島の3カ所の避難所で生活している。対策会議では、長期化に備え、鹿児島市内2カ所の雇用促進住宅の空き状況について、厚生労働省が調査を行うことなどが報告された。

 また、政府調査団の代表として鹿児島県を訪れた赤沢亮正内閣府副大臣が「島民の関心事は『いつ島に帰れるのか』だ。今後ストレスが増していく。県や町とともにきめ細かくサポートしていきたい」と述べた。屋久島町の荒木耕治町長は電話会議で「迅速で正確な(火山活動に関する)情報提供をお願いしたい」と政府に要望した。


口永良部島噴火 安倍首相「避難者の対応に万全を期す」
産経新聞 5月30日(土)19時10分配信

 安倍晋三首相は30日夕、口永良部島・新岳の噴火への政府対応について、「状況の変化を注視し、避難された方々の対応に万全を期していく」と述べた。公邸前で記者団に語った。


〔口永良部島噴火〕29日の噴火はマグマ水蒸気噴火 今後も同規模の噴火の可能性-予知連 
レスキューナウニュース 5月30日(土)18時50分配信

昨日29日に発生した口永良部島の爆発的噴火について、今日30日に火山噴火予知連絡会(予知連)の拡大幹事会が気象庁で開催され、今回の噴火についての分析・検討が行われました。

予知連の見解によりますと、昨日29日の噴火は、昨年(2014年)8月3日の噴火を超える規模であり、火山灰から新しいマグマと考えられる溶岩片が含まれていたことから、今回の噴火は「マグマ水蒸気噴火」であったと考えられるとしています。
また、今後も今回と同じ程度の規模の噴火の可能性があるとして、火山活動に厳重に警戒するとともに、弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒、また、風下側では降灰や小さな噴石、さらには降雨時の土石流にも注意するよう呼びかけています。

※マグマ水蒸気噴火:マグマが直接地下水や海水と接触し、大量の水蒸気を伴って地表に噴出する噴火。火山灰などの噴出物にも新鮮なマグマ物質が含まれる。これに対して、「水蒸気噴火」の場合は、マグマは直接関与はせず、マグマから供給される熱によって熱せられた地下水が水蒸気となって噴出するため、噴出物には新鮮なマグマ物質は含まれないという違いがある。


口永良部島噴火 安倍首相、避難者支援・情報提供に万全を期すよう指示
産経新聞 5月30日(土)18時46分配信

 安倍晋三首相は30日午後、口永良部島・新岳の噴火を受けて、山谷えり子防災担当相らと官邸で会談し、「引き続き避難者の要望を聞き、生活再建支援や情報の提供に万全を期してほしい」と指示した。


「避難、最大で年単位も」=口永良部島噴火で予知連委員
時事通信 5月30日(土)18時37分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳の噴火について、火山噴火予知連絡会委員の井口正人京都大学教授は30日の記者会見で、「島民の避難は最大で年単位になることを考えておかないといけない」と述べた。 


口永良部島噴火 「マグマ水蒸気噴火」と断定、新しい溶岩片含まれる
産経新聞 5月30日(土)18時34分配信

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爆発的噴火が発生した鹿児島県の口永良部島で、なぎ倒された木。奥は本村港=30日午前9時42分(本社ヘリから)(写真:産経新聞)

 鹿児島県屋久島町の口永良部(くちのえらぶ)島・新岳(しんだけ、626メートル)の爆発的噴火について、気象庁は30日、マグマが直接地下水に接触して爆発する「マグマ水蒸気噴火」と考えられると発表した。今後も同程度の爆発が起きる恐れもあるとし、厳重警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、今回の噴火では火口から噴煙が9000メートル以上まで上り、大きな噴石も火口周辺に飛散。火砕流の一部が海岸まで達し、昨年8月の噴火を超える規模だった。

 火山灰には、新しいマグマと考えられる溶岩片が含まれ、マグマ水蒸気噴火だったと断定した。


「ドドド」と地鳴り、迫る噴煙=直前に耳鳴り、母は悲鳴―撮影の少年・口永良部島
時事通信 5月30日(土)18時19分配信

 「ドドドッ」。地鳴りのような音とともに噴き上がり迫る黒い噴煙―。鹿児島・口永良部島の爆発的噴火から一夜明けた30日、衝撃の瞬間を映像に収めた少年は、避難先の屋久島で「怖いというより、びっくりしていた」と当時を振り返った。
 口永良部島の本村地区にある屋久島町立金岳中学2年の二神遼君(13)は、噴火直後の29日午前10時ごろ、とっさにカメラを手に。動画モードで映像を撮影した。
 二神君によると、噴火直前、エレベーターで高層階に上った時のように「キーン」と耳鳴りがし、窓ガラスがガタガタと揺れた。「気付いたらドドドドドッて。『噴火だ。大変だ』って」。撮影した映像には、ともに逃げた母尚子さんに、やや上ずった声で「ボーンて言わなかった? 」と問い掛ける音声も残されているが、一夜明けた今、爆発音を聞いた記憶はない。ただ、尚子さんの悲鳴が耳に残っている。
 「急いでよ! 」「渦巻いてるし」。噴煙が「ドボドボ」と迫る中、尚子さんと2人、ヘルメットをかぶって車で番屋ケ峰の一時避難所へ向かった。小学3年の弟、琉泉君(8)とも無事合流したが、避難所の中でも「きゃーっ」と悲鳴を上げる住民がいた。
 緊迫の映像をキャッチできたのは、天然記念物のエラブオオコウモリの撮影が趣味で、「何かあったら撮る」という習慣からの行動の結果だった。改めて映像を確認し、「実際に見ていた時よりもすごい」と声を震わせた。 


〔口永良部島噴火〕気象庁が特設サイト開設 トップページからアクセス可能に
レスキューナウニュース 5月30日(土)17時20分配信

29日に発生した口永良部島の噴火を受けて、気象庁は口永良部島の火山関連の情報と気象関連の情報のリンク先をまとめた特設サイトを公開しました。この特設サイトへは、気象庁のトップページからもアクセスすることができます。

■気象庁「口永良部島噴火の関連情報」特設サイトURL
http://www.jma.go.jp/jma/menu/h27kej-menu.html

■特設サイト内からアクセスできる気象庁発表情報
【火山関連】
・噴火警報・予報(全国)
・噴火警報・予報(九州地方)
・火山の状況に関する解説情報
・降灰予報
・火山活動解説資料(臨時)
・火山活動解説資料(口永良部島、定期)
・噴火に関する火山観測報
・火山カメラ画像
・活動履歴等(口永良部島)
・活動状況(口永良部島)
・気象庁 報道発表資料
・火山噴火予知連絡会資料

【気象関連】
・復旧担当者・被災者向け気象支援資料(鹿児島県) ※毎日5時、11時、17時頃更新
・高解像度降水ナウキャスト ※スマートフォンにも対応
・気象警報・注意報(鹿児島県)
・気象情報(鹿児島県)
・天気予報(鹿児島県)
・週間天気予報(鹿児島県)
・海上警報(鹿児島海域)
・海上予報(鹿児島海域)
・地方海上分布予報
・解析雨量・降水短時間予報
・風の状況(アメダス)
・上空の風(ウィンドプロファイラ)


「マグマ水蒸気噴火」と予知連=2~3年警戒、島民避難「年単位も」―口永良部島
時事通信 5月30日(土)17時14分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳について、火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東京大名誉教授)は30日午後、拡大幹事会を開き、29日午前の火砕流を伴う爆発的噴火は「マグマ水蒸気噴火だったと考えられる」と発表した。規模は昨年8月3日の噴火を超え、「今後も同程度の噴火が発生する可能性がある」という。
 委員の井口正人京都大防災研究所教授は記者会見で、昨年からの噴火は多数の死者・負傷者が出た1931~34年の噴火活動期の始まりとよく似ていると指摘。今後2~3年の警戒が必要であり、島民の避難は「最大で年単位になることを考えておかないといけない」と述べた。
 マグマ水蒸気噴火は、地下水がマグマに接触し、水蒸気となって爆発的に噴出するタイプ。気象庁の機動観測班が避難前に採取した火山灰を分析した結果、新しいマグマの噴出物が少し含まれていたため、分類できた。
 しかし、地下に蓄積されたマグマの総量が400万立方メートル程度と推定されるのに対し、今回のマグマを含む噴出物は100万立方メートルもない。このため「今後、もっとマグマが関与した噴火が十分あり得る」(藤井会長)という。
 気象庁は爆発的噴火から連続していた噴火が30日午前に停止したと発表したが、藤井会長は「一時的に静かになっただけ」との見方を示した。同庁は噴火警戒レベル5(避難)を維持し、警戒を呼び掛けている。 


「警戒レベル3」だった口永良部島の噴火が意味するもの 箱根&富士山も…
夕刊フジ 5月30日(土)16時56分配信

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爆発的噴火で火砕流も発生した新岳の山頂付近=29日午後、鹿児島県の口永良部島(本社チャーターヘリから・鈴木健児撮影)(写真:夕刊フジ)

 爆発的噴火を起こした鹿児島県・口永良部島(くちのえらぶじま)の新岳(しんだけ)。日本列島には活火山が点在し、気象庁はその危険度にあわせて、30の活火山に「噴火警戒レベル」を設定しているが、口永良部島は「入山規制」を示すレベル3にとどまっていた。それでも突如、噴火した。「レベル設定は科学的でも学術的でもない」(専門家)。つまり箱根山も富士山も、いつ口永良部島のようになってもおかしくないというわけだ。

 29日に起きた口永良部島の噴火は、高温のマグマが地下水に接触して起きる「マグマ水蒸気爆発」の可能性が指摘されている。専門家は「最長で数年間にわたり、断続的に噴火を繰り返す恐れがある」として、警戒を呼びかけている。

 気象庁が設定する噴火警戒レベルは、火山活動の状況に応じて警戒が必要な範囲や避難など住民らが取るべき行動を5段階で示したもので、2007年から運用が開始された。

 気象庁の担当者は「それぞれの活火山ごとに特性が違う。レベルを決める判断は山ごとに異なる」と話す。実際、レベル1から2に引き上げる基準の一つとして、北海道の十勝岳が「火山性地震が1時間でおおむね20回」であるのに対し、秋田県の秋田焼山(やけやま)は「1日で50回以上」と、大きな差がある。

 夕刊フジで「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」(木曜)を連載する武蔵野学院大の島村英紀特任教授が事情を説明する。

 「北海道の有珠山(うすざん)は歴史上明らかになっている7回の噴火の直前には必ず有感地震が発生していた。そのため、2000年の噴火のときには事前に情報を出すことができている。だが、そうした活火山はごく一部で、ほとんどは過去のデータがない。そのため、わずかな経験や勘をもとに活火山ごとに噴火警戒レベルを出しているのが実情だ。口永良部島も記録が残っているのは1841年の噴火からで、それ以前は解明されていない」

 口永良部島は昨年8月の小噴火を受けて、レベルをそれまでの1から3に引き上げられていた。さらに今年に入ると火山ガス(二酸化硫黄)が急増し、火山性地震も増加傾向となる。だが、レベル4の「避難準備」に改められることはなかった。

 気象庁の担当者は「『噴石が火口から2キロ程度か、それ以上に飛散』といったレベル4の事態を引き起こす変化だと判断することができなかった」と話す。口永良部島では、レベル4引き上げには、火山性地震が24時間以内に複数回発生するなどの基準があり、今回はそれには達していなかったという。

 噴火後に、噴火警戒レベルは運用開始以来、初めて「避難」を示すレベル5に引き上げられた。だが、前兆現象は解明できておらず、事前に警鐘は鳴らせなかった。

 島村氏は「96年から2003年には岩手県の岩手山で、火山性地震が増え、山の膨張もみられた。そのため、研究者が状況を注視し続けたが結局、噴火は起こらなかった。同じような例は福島県の磐梯山にもいえる。逆に御嶽山のようにレベル1(現在は3)だった山が突然、噴火することもある」と、調査の客観性に疑問を投げかける。

 噴火警戒レベルが設定される活火山30カ所のなかには富士山を筆頭に日本百名山が数多く含まれる。レベルに関係なく、いつ爆発しても不思議ではないのだ。


口永良部島噴火 避難生活「いつまで」 長期化へ不安な一夜
産経新聞 5月30日(土)14時47分配信

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口永良部島の人々は避難所で一夜を明かし、犬も疲れた表情で飼い主を見つめる=30日午前、鹿児島県屋久島町の宮之浦公民館 (川口良介撮影)(写真:産経新聞)

 爆発的噴火から一夜明けた鹿児島県屋久島町の口永良部(くちのえらぶ)島・新岳(しんだけ)。30日、住民らは屋久島の避難先で、前日とは一変した朝を迎えた。このまま避難生活が長引く恐れも出ており、「一体いつまで、ここにいればいいのか」と先の見えない現状に不安を隠せない。 

                   ◇

 「長期戦になるようであれば、一度少しだけでも帰れるようにしてほしい」

 20人余りが身を寄せた宮之浦公民館。運送会社を営む久木山栄一さん(36)は、この日現地入りした赤沢亮正防災担当副大臣にこう訴えた。着の身着のままで噴火を逃れ、戸締まりもできなかった人がいる。島に残してきたペットや家畜を案じる人も少なくない。

 別の施設に避難した日高重美さん(66)は「タイルの上に薄いマットを敷いて寝たが、やっぱり背中と腰が痛い」とこぼす。昨年8月の噴火で自主避難した際は、約1週間で島に戻った。「昨日はとにかく慌ただしかったが、落ち着いてくると、いつ帰れるかという気持ちが出てくる」

 口永良部島の田代地区から避難した前原政義さん(77)は、自宅にいつまで電気が届くのかが気がかりだ。「島の暮らしではいつでも物資が得られるわけではない。(電気が途絶えて)冷凍庫がだめになってしまったら、いざ戻るとなってもすぐに生活はできない」と話す。

 屋久島での避難先は計3カ所。入浴施設がないといった課題も抱えながら、受け入れ先は住民が困らないよう、きめ細やかに対応していく考えだ。避難者が過ごしやすいように配慮し、うち2カ所をそれぞれ家族連れ用、高齢者用に分けた。

 宮之浦公民館では、近所の住民が集まり、おにぎりや豚汁、漬物などを避難住民に振る舞った。パン、お茶、敷きマットに毛布…。役場から多くの物資が届き、館長の日高忍さん(75)は当面の態勢維持に自信を見せる。

 ただ、公民館には入浴設備がなく、近くの民間会社の設備をしばらく利用させてもらう。日高さんは「いつまで使わせてもらえるか分からないが、困ったときはお互いさま。避難住民が困らないようにしたい」と語った。

 町社会福祉協議会が運営するデイケアサービス施設「縄文の苑」は約30人を受け入れた。会議室やホールを開放、職員は町から届いた物資を運び入れる作業などに慌ただしく動いた。

 施設には近隣のお年寄りら約30人がデイケアサービスを受けるため通っている。男性職員は「サービスをとめるわけにはいかない。お年寄りと避難住民を同時にケアしていくが、(両立)できるのだろうか」と長期化への不安も口にした。


口永良部島噴火 屋久島ツアー、風評懸念 一時降灰も支障なし
産経新聞 5月30日(土)14時47分配信

 鹿児島県屋久島町の口永良部島・新岳の噴火で、10キロ余り離れた世界自然遺産の屋久島では、夏場の本格的な観光シーズンを前に、風評被害への懸念が広がっている。現状では島民生活や宿泊施設に特段の影響はなく、県もホームページなどを通じ「旅行に支障はありません」と呼びかけを始めた。ただ、今後の噴火活動によっては降灰が続くことも予想され、観光関係者が気をもんでいる。

 爆発的噴火から一夜明けた30日午前、鹿児島市から屋久島へ向かう高速艇の待合所は、観光客らで混雑していた。

 横浜市の会社員、寺田恵さん(25)は島でトレッキングを楽しむ予定。「ニュースを見て迷ったが旅行会社から影響はないと聞き、行くことに決めた」という。「ただ、不安がまったくないわけではない。噴火のニュースには気を配りたい」と付け加えた。

 屋久島で長年、観光ガイドを務める満園茂さん(61)は噴火が起きた29日午前10時ごろ、島中央部の宮之浦岳の中腹で観光客を案内していた。

 「ロケットの打ち上げでもあったのか」。頂上付近で爆発音を聞いた人たちが続々と山を下ってきた。前後して火山灰が勢いよく降り注いできたという。瞬く間に近くの沢が濁り、見頃を迎えているシャクナゲも灰をかぶった。「降灰で、弁当も食べられなかった。硫黄の臭いもして、みんなで下山した」と振り返った。当時は噴煙が上空9千メートルまで達し、屋久島のある南東方向にのびた。その後は島での降灰も収まったという。

 鹿児島県によると、屋久島の延べ宿泊客数は平成24年に60万人をうかがい、25年も56万人を超した。5年に世界自然遺産に登録されてから観光客は急増。独自の生態系や樹齢数千年といわれる屋久杉が注目を集め、「訪れたい日本の世界遺産」でトップになったことも。近年は外国人観光客が3割増しの勢いで増えているという。

 観光シーズンは5月の大型連休と7~9月。県によると、これまで航空機や船便に目立った影響はない。同島のホテル関係者も「4、5件問い合わせがあったが、今のところキャンセルは出ていない」としつつ、噴火活動が長期化すれば「風評被害が出てくるかも」と不安そうだ。

 一方、全島民が避難した口永良部島も観光地として知られる。ダイビングで何度か訪れたことがあるという福岡県大牟田市の歯科医師、梶健太郎さん(58)は「のどかで海も山もきれいなすてきな場所。一日も早く落ち着いて、元の美しい島の姿を取り戻してほしい」と話した。


「飼い犬連れて来られなかった」島民に不安募る
読売新聞 5月30日(土)14時13分配信

 鹿児島県屋久島町・口永良部島(くちのえらぶじま)の新岳(しんだけ)で起きた爆発的噴火から一夜明けた30日、着の身着のまま避難した多くの島民たちは、「いつ元の生活に戻れるのか」と不安を募らせた。

 避難所生活の長期化を見越し、島外の親類宅などに向かう人の姿も見られた。

 ◆避難生活に不安

 「避難する時は数日のつもりだったが、ニュースを見て数か月間は帰れないかもしれないと不安になった」。約30人が避難した屋久島北部の「老人憩(いこい)の家」にいた給食センター職員の女性(43)は、心配そうにつぶやいた。

 29日の噴火後、荷物を取りに急いで家に戻ると、庭一面に火山灰や直径数センチの小さな砂利のような石が積もっていたという。「昨年8月の噴火でも片づけに時間がかかった。今回は住めるようになるまで、どれくらい時間がかかるのか」と表情を曇らせた。

 屋久島にある親族の家に身を寄せ、友達がいるこの避難所を訪ねた同町立金岳(かながたけ)小6年の男児(12)は「家で飼っている犬は大きいので連れて来られなかった。早く家に帰りたい」と話した。

 週明けからは屋久島の小学校に通い、合同学習になる。「ランドセルもノートも教室に置いてきて、ヘルメットだけかぶって避難したから、何の用意もしていない」と不安そうな表情を浮かべた。


<口永良部噴火>避難の島民「いつ帰れるかという話ばかり」
毎日新聞 5月30日(土)12時55分配信

 鹿児島県・口永良部島(くちのえらぶじま、屋久島町)の新岳(しんだけ、626メートル)の爆発的噴火による全島避難から一夜明けた30日、屋久島町宮之浦の公民館など3カ所で過ごした島民らは、慣れない避難所生活にやや疲れた様子で朝を迎えた。避難の長期化が予想され、町外の親族宅に身を寄せる予定の人も出てきている。町は朝から対策本部会議を開き、今後の避難住民への対応を協議した。【平川昌範、井川加菜美、志村一也】

 23人が避難した宮之浦公民館では、口永良部島・本村地区の渡辺和子さん(79)が畳にタオルケットを敷いて一夜を明かした。「体のあちこちが痛い」と腰をさする。午前5時半に目が覚め、配られたパン1個を食べた。痛めている足の鎮痛剤など毎日3種類の薬を飲んでいる。だが、急いで避難したため薬を持ってこられず、保険証や所持金も自宅に置いてきてしまった。「薬はどこかで出してもらえるのかしら」と不安な表情を浮かべた。

 渡辺さんは同県種子島出身。漁師の一美さん(83)と結婚し、1967年から口永良部島で暮らす。3人の子供たちは現在はいずれも大阪府で家庭を持っていて、島では夫婦2人暮らしだ。

 同町宮之浦の老人福祉施設「縄文の苑」では30~80代の31人が一夜を明かした。簡易ベッドも用意されたが、大半の避難者は床にマットを敷き、タオルケットをかぶって眠ったという。座布団を半分に折って枕代わりにしたという日高重美さん(66)は「皆、眠れない様子でうとうとしている間に朝を迎えた」と話した。背中や肩が痛いという声もあり、「皆いつごろ帰れるのかという話ばかり、先が見えない」と肩を落とした。

 骨粗しょう症を抱える野元貞子さん(80)はソファを並べたうえにマットを敷いた簡易ベッドで眠った。夫の正延さん(88)は「島に残してきた14頭の牛は大丈夫だと思うが、いつまで続くのか」と心配していた。

 縄文の苑は普段デイサービスなどの介護事業をしており、この日も午前9時過ぎから利用者らが集まった。事務局長(52)は「自宅でお風呂に入れない方も入浴していただくので、休むわけにはいかない」と避難専用にできない事情を話した。

 自家用車はなく噴火直後、高台に逃げようと夫婦で家を出ると、通りかかった近所の男性に「おばちゃん、乗る?」と声を掛けられ、車に乗せてもらった。歩けば1時間はかかる道のり。「足も痛かったので本当に助かった。島は高齢者が多いけれど顔見知りばかりで、いざという時は心強い」

 29日、大阪の長女から連絡があり、長女の元に夫婦で身を寄せることを決めた。他の島民も子供や親戚を頼って屋久島を出る予定の人が多いという。

 渡辺さんは「住み慣れた島を離れるのはさみしいけれど、いつまでも避難所で暮らすこともできないから」と複雑な表情で語った。

 町役場では午前8時半から対策本部の会議が開かれた。今後、避難住民の心身のケアのため、避難所に保健師を派遣するという。避難している小中学生計16人については6月1日から、屋久島町の宮浦小学校、中央中学校で受け入れることを決めた。


避難島民「早く帰りたい」=一夜明け、疲れた表情―長期化に不安も・屋久島
時事通信 5月30日(土)12時6分配信

 鹿児島県・口永良部島の爆発的噴火から一夜明けた30日朝、屋久島の避難所で不安な夜を過ごした住民は疲れを隠せない様子。自宅に残したペットを気遣い、「早く帰りたい」と漏らすなど、先の見えない生活に表情を曇らせる人もいた。
 避難所となった福祉施設に身を寄せた給食センター職員の関口久子さん(43)によると、同施設に入った約30人のうち11人は口永良部島の町立金岳小、中学校の生徒だが、「混乱した様子はなく、布団の片付けやごみ出しを手伝ってくれた」という。
 5時半ごろに目が覚めたという金岳中学3年の貴舩楓さん(14)は「きのうは疲れてたからすぐに寝ちゃった。飼っている猫を家に置いて来たので心配。早く島に帰りたい」と不安げな表情。6月1日から屋久島の中学校に登校するが、「人数が多い学校だから少し心配」と漏らした。
 ともに避難した同中1年の山口芽衣さん(12)は「訓練を積んでいたのでスムーズに避難できた」と振り返りつつ、「ニュースで噴煙が上がっている映像を見てびっくりした。今、島に誰もいないのが不思議な感じがする」と語った。
 着の身着のまま避難し、宮之浦公民館に入った水本勝夫さん(77)は、愛犬の「華」(メス、8歳)を館内に入れられないため、玄関前に毛布を敷いて一夜を明かした。「ほえるから他の人が嫌がると思って。でもぐっすり眠れるもんじゃないな」と水本さん。やや疲れた様子だが、「華はいい話し相手、仲間。命拾いして生きてるだけでも幸せなのに、こいつと一緒にいられてこれ以上ない幸せだ」と顔をほころばせた。
 別の福祉施設では、約40人が大部屋で寝起き。日高重美さん(66)は「昨夜はただ横になっているだけという人もいた」と話した。畠美津子さん(72)は「島にはペットもいるし、ガソリンスタンドの仕事もある。共同生活が長引くと続けられなくなる人も出てくる」と不安を隠せない様子。着替えなどを持ってきていない人もおり、避難者には日用品のセットが支給された。 


健康不安、住居確保進める=避難生活の長期化必至―屋久島町
時事通信 5月30日(土)12時6分配信

 全島民ら137人が避難した鹿児島県・口永良部島の噴火。収束の見通しは立たず、避難生活の長期化が確実な状況だ。過去には、伊豆諸島・三宅島(東京都)の噴火で、4年5カ月にわたって全島避難が続いた例もある。避難者には高齢者も多いため、長期の避難生活には健康面の不安が大きく、屋久島町は避難所に保健師を派遣して対応する。
 三宅島・雄山の噴火で2000年9月に出された全島避難指示が解除されたのは、05年1月。島民はその間、都内の公営住宅などで避難生活を送った。解除後も有毒な火山ガスの放出が続いたため、帰島しない人も少なくなかった。
 町は避難者を公民館など3カ所に分散して受け入れており、今後、民宿などへ移ってもらうことや、島外に親戚らがいる人には一時的に身を寄せてもらうことを依頼する。ただ、7月から観光シーズンが始まると民宿は使えなくなるため、長期化に備えた住宅確保が必要だ。
 町営住宅に空きはあるが、老朽化が進んでいるため手入れの必要がある。このため、一戸建てを借り上げたり、仮設住宅を設置することも検討するという。
 避難者には小学生10人、中学生6人が含まれており、町は週明けの6月1日から、屋久島内の小中学校で受け入れる。 


口永良部島噴火 連続噴火は停止か 気象庁「推移予測できず」 引き続き警戒呼びかけ
産経新聞 5月30日(土)12時5分配信

 鹿児島県屋久島町の口永良部島・新岳(626メートル)の爆発的噴火で、気象庁は30日午前10時50分、連続的に続いていた噴火が停止したもようだと発表した。ただ、気象庁は「今後の火山活動の推移については予測できない」として引き続き警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、火山性地震は29日午前0時~午後5時に計197回観測。その後、同日午後5時~30日午前0時に1回、同日午前8時までには3回に減った。気象庁は「地震活動は低下した」とみている。

 29日の爆発的噴火がもたらした一連の噴火はいったん停止したが、火山活動が停止したわけではなく、気象庁は今後も爆発力の強い噴火が発生する恐れもあるとしている。


新岳の連続噴火停止か…火砕流が島全体の2割に
読売新聞 5月30日(土)12時4分配信

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爆発的噴火から一夜明け、雲と白煙に覆われる新岳(上)と山肌を流れた火砕流の痕跡(30日午前9時15分、鹿児島県・口永良部島で、読売ヘリから)=尾崎孝撮影

 29日に爆発的噴火が発生し、全島避難となった鹿児島県屋久島町・口永良部(くちのえらぶ)島の新岳(しんだけ)(626メートル)について、気象庁は30日、連続噴火が午前10時50分で停止した模様だと発表した。

 ただ、火山活動が終息したわけでなく、今後も爆発的な噴火の恐れがあるため、同庁は噴火警戒レベル「5(避難)」を維持して引き続き警戒を呼びかけている。

 同庁によると、噴火直後から30日朝まで続いていた黒色系の噴煙が見えなくなったほか、爆発的噴火後に200回近く頻発した火山性地震も、30日は午前9時までに3回と激減。同庁火山課は「先の予測は難しいが、一時より落ち着いている」としている。

 一方、同日午前4時10分頃には、新岳の中腹付近が赤く見える現象が確認された。火砕流は火口から全方位に流れ、島全体(約36平方キロ・メートル)の2割程度に広がっているとみられる。


<口永良部噴火>火山ガス二酸化硫黄 桜島並み4000トン
毎日新聞 5月30日(土)12時2分配信

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新岳の爆発的噴火から一夜明け、海岸まで達した火砕流などの影響で灰色になった口永良部島=鹿児島県屋久島町の口永良部島で2015年5月30日午前10時22分、本社ヘリから和田大典撮影

 29日に爆発的噴火をして噴火警戒レベルが最高の5(避難)に引き上げられた鹿児島県屋久島町の口永良部島(くちのえらぶじま)にある新岳(しんだけ)(626メートル)では30日も噴火が続いた。30日朝に上空から口永良部島を視察した京都大防災研究所の井口正人教授(火山活動研究センター長)は、鹿児島県庁であった県災害対策本部の会議で「地下にまだマグマがたくさんあると考えざるを得ない」と語った。

 井口教授は県の防災ヘリで約30分間視察。雲がかかり火口は見えなかったが、「火砕流堆積(たいせき)物はかなりたまっている。土石流の被害が起こる可能性は想定される」とした。今後の見通しについては、過去のケースから1カ月から3年の火山活動を考える必要があると指摘。火山ガス▽地盤変動▽地震活動--などの項目がどう沈静化していくか注視した上で「いつ(口永良部島に)帰れるのか決めていくのだろうと私は思っている」と述べた。

 また「火山ガスの二酸化硫黄が桜島並みの4000トン出ている。この量が出ているということは依然として警戒が必要だ」と話した。

 鹿児島地方気象台によると、口永良部島周辺は30日昼過ぎから雨が降り始め、夕方から31日未明にかけて1時間あたり30~40ミリの激しい雷雨を予想している。雨は31日昼ごろにはやむが、来週には梅雨入りの可能性もあり、同気象台は「数ミリの雨でも、積もった火山灰などが流れ、土石流が発生する恐れもある」と指摘。今後の噴煙の規模や風向きなどによっては、屋久島や種子島でも降灰がある可能性があるという。【久野華代、菅野蘭】


〔口永良部島噴火〕連続噴火は停止か 火山性地震も激減
レスキューナウニュース 5月30日(土)11時45分配信

気象庁は口永良部島・新岳の噴火について、29日09:59から発生していた連続噴火は、30日10:50現在停止したもようと発表しました。ただし、天候不良のため噴煙状況は不明としています。

なお、福岡管区気象台・鹿児島地方気象台は30日10:00発表の火山の状況に関する解説情報で、噴煙は30日は火口縁上から概ね200mで推移しているほか、爆発的噴火以降の7時間で197回に達した火山性地震も29日17:00以降は4回に留まっているものの、今後も爆発力が強い噴火や規模の大きな噴火が発生する可能性があるとしています。


連続的噴火、停止か=噴煙200メートルで推移―地震も少なく・口永良部島
時事通信 5月30日(土)11時38分配信

 鹿児島県・口永良部島の新岳について、気象庁は30日、爆発的噴火から連続していた噴火が午前10時50分に停止したもようと発表した。午前の噴煙の高さは火口の縁から200メートル程度で推移し、火山性地震も少なかった。
 気象庁の小泉岳司火山対策官は「今は落ち着いているが、これで収まるかは予測がつかない」と話した。同庁は噴火警戒レベル5(避難)を維持し、大規模な噴火に警戒を呼び掛けている。
 29日に屋久島へ移った島民の避難生活は長期化が予想される。高齢者が多く、避難所での生活は健康面などで不安があるため、屋久島町は民宿での受け入れや、町営住宅や仮設住宅への転居を検討する。町は30日午前、対策会議を開き、今後のボランティアや救援物資の受け入れ態勢などを協議した。
 噴煙の高さは29日午前の爆発的噴火時に9000メートル以上で、同日夜は最高約1200メートル。30日に入ってから200メートル程度と、爆発的噴火前のレベルに戻った。火山性地震は29日夕方から30日未明までに4回しか起きていない。
 新岳の山腹では爆発的噴火時の火砕流で堆積した噴出物がまだ熱く、30日未明は西側に設置されたカメラの映像に赤く見えていた。天気予報では31日にかけて降雨の可能性があり、雨が降ると土石流が起きる恐れがある。 

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