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2015年5月14日 (木)

東日本大震災・原発事故関連のニュース・1997

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

なお、大震災発生から4年2ヶ月を経過し、ニュースの出方もこれまでとは様相が変わって来ておりますので、これまでのように日付で区切るのではなく、今後は他のニュース伝達と同様に、一定のニュース数を蓄積するごとに新たな記事にまとめる方式に移行させていただくことにいたします。
そのため、場合によっては記事の更新のない日付が生ずるケースがありますが、ニュースそのものについては極力毎日網羅する方針ですので、ご了承ください。

また、記事のタイトル名についても、これまでは多少不適切のままでしたが、過去記事を検索される場合の利便性を考慮して、これまであえてタイトル名を変更することなく押し通してまいりましたものを、この機会によりふさわしいものに更改させていただきます。

なお、タイトル名のあとの一連番号につきましては、そのまま連番とさせていただきます。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:カバー解体作業の画像公開=粉じん防止剤噴霧―福島第1原発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「原発は安全と思い込み」 福島第1原発事故、IAEAが報告書案配布 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:四国・伊方原発、事実上の合格へ - 速報:@niftyニュース.
リンク:住宅除染94%完了=福島除く7県―環境省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震 次に危ない3地域はここ…「岩手5強」的中させた日本地震予知学会の早川会長が警鐘 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<集団移転>閖上移転元の土地買い取り拡大 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島で震度4の地震 - 速報:@niftyニュース.
リンク:福島第1、第2原発に異常なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島原発1号、飛散防止剤を散布 - 速報:@niftyニュース.
リンク:福島・浜通りで震度4 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島・広野町、楢葉町などで震度4…M5・1 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>福島・浜通りで震度4 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕福島県浜通りで震度4、福島第一・第二原発に新たな異常なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島第1原発1号機>建屋カバー解体開始…来秋完了目指す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「海の揺り籠」再生へ 松島湾でアマモ移植 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難区域の「花の駅」荒れ果てて - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<避難解除>帰りたい、安全なのか 思い複雑 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:1号機カバー解体を再開=福島第1原発、来年秋に終了―東電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島第1>1号機建屋カバー解体きょうから - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<避難解除>2区域「16年度中」自民提示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島事故、IAEAが最終報告書 - 速報:@niftyニュース.
リンク:1号機建屋カバーの本格解体始まる 昨年7月の予定から大幅遅れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:温度低下にばらつき=福島第1、凍土壁の試験凍結―東電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:IAEA、廃炉進展に対話必要 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<双葉町>町再生は健康から 考案した体操をHP公開 福島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:帰還困難の住民、集団提訴へ=原状回復など求め―福島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島第1廃炉で国際フォーラム=来年3月 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:活断層見解「極めて残念」=志賀原発規制委調査で北陸電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島原発事故>浪江町の住民100人が集団提訴へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東北六魂祭、東京23区も熱烈協力 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ハマエンドウ>復興見守る薄紫色の花…いわき・久之浜海岸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<女川原発>点検記録不備1、3号機でも475件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<復興費負担>復興相「被災地は2%程度」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

カバー解体作業の画像公開=粉じん防止剤噴霧―福島第1原発
時事通信 5月15日(金)20時37分配信

 東京電力は15日、福島第1原発1号機原子炉建屋を覆うカバーの解体に向けた作業の画像を公開した。カバーを外したときに放射性物質を含む粉じんが舞い上がらないよう、飛散防止剤を内部に噴霧する様子で、噴霧器を大型クレーンでつり上げ、屋根部分に開けた穴から散布した。放射線量が高いため、噴霧作業は遠隔操作で行った。
 画像は3枚で、外からの2枚に加え、監視用カメラで撮影した内部の様子も公開した。 


「原発は安全と思い込み」 福島第1原発事故、IAEAが報告書案配布
産経新聞 5月15日(金)19時21分配信

 外務省は15日、国際原子力機関(IAEA)から東京電力福島第1原発事故を調査した最終報告書案を受け取ったことを明らかにした。報告書案は非公表だが、IAEAの発表によると、事故の原因を「原発は安全との思い込みがあった」と言及。政府の規制機関などに対しても、事故対策を全く準備していなかったと批判した。

 IAEAによると、報告書案は約240ページあり、2年以上かけて、42カ国から約180人の専門家が協力して作成。原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員長代理も参加した。

 報告書案の中で、IAEAの天野之弥(ゆきや)事務局長は「日本では原発は安全で事故が起きないと考えられていた。しかし、いかなる国でも原発の安全について完全はありえない」と強調。福島第1原発事故は日本特有のものではないとして、各国に安全強化を促した。

 IAEAは、日本がその後、原発規制に特化した原子力規制委員会を発足させたことや、事故が起きた際の対応などを強化したことを評価。報告書案は6月のIAEA定例理事会で議論され、9月の年次総会で決定される。


四国・伊方原発、事実上の合格へ
2015年5月15日(金)19時20分配信 共同通信

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 四国電力伊方原発。手前左から1号機、2号機、奥は3号機=2012年12月、愛媛県伊方町

 原子力規制委員会が再稼働の前提となる審査を進めている四国電力伊方原発3号機(愛媛県)について「原発の新規制基準を満たしている」と結論付けた「審査書」案を、20日の定例会合で公表する見通しであることが15日分かった。了承されれば事実上の審査合格となる。

 東京電力福島第1原発事故を教訓に、過酷事故や地震、津波対策を強化した新規制基準に基づく審査の合格は、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)に続き3例目。

 今後、設備の詳細設計をまとめた工事計画や、原発の運用ルールを定めた保安規定の認可のほか、地元同意も必要となる。


住宅除染94%完了=福島除く7県―環境省
時事通信 5月15日(金)18時17分配信

 環境省は15日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染について、福島県を除く7県58市町村の3月末時点の進捗(しんちょく)状況を発表した。住宅の除染は対象の14万戸のうち94%で作業が完了、昨年12月末時点から1ポイント伸びた。道路は92%で横ばいだった。農地と生活圏に近い森林はほぼ終了した。 


地震 次に危ない3地域はここ…「岩手5強」的中させた日本地震予知学会の早川会長が警鐘
夕刊フジ 5月15日(金)16時56分配信

 東日本大震災から4年を過ぎても襲い続ける強い余震。13日早朝、宮城県沖を震源に発生したマグニチュード(M)6・8(推定)の地震は岩手で最大震度5強を観測するなど、その恐ろしさを改めて印象づけた。そんななか、この余震を見事に的中させた地震予知の研究者がいる。この研究者はここ1週間程度のうち、「3つの地域で地震が起こる恐れがある」と指摘、警戒を呼びかけている。

 「今回は地震の規模は予測を上回ったが、地域と時間は事前の情報から当てることができた」

 こう語るのは電気通信大学名誉教授で、日本地震予知学会会長の早川正士氏だ。5月5日に自身が主宰する地震予測情報サービス「地震解析ラボ」で、「8~19日の期間に、内陸でM5・0前後、海底で5・5前後」の地震が岩手県から福島県の間で起きると発表。時間と震源地をピタリと言い当てた。

 工学博士の早川氏は、地震が起きる直前に上空60キロメートル~800キロメートルに存在する電離層で異変が生じることに着目。長年、各地の観測所で電波の送受信を行い、地域と場所とマグニチュードの規模を予測してきた。地震発生の約1週間前に異変を感知し、警鐘を鳴らすことができる点が、従来の長期予報と大きく異なる。

 2014年9月11日には「9月15~19日までの間に関東内陸部でM5・5程度、最大震度5強」と予測し発表。5日後の16日実際に、茨城県南部を震源とするM5・6(最大震度5弱)の地震が発生した。このほか、数々の実績を残してきた。

 その早川氏は現在、3つの地域について警鐘を鳴らす。

 「沖縄から奄美大島にかけての広い島しょ部で、22日までに海底でM5・5前後の地震が起こる可能性がある。よりピンポイントで発生場所を絞り込めているのは北海道の南部。20日までに内陸か海底でM5・0前後、最大震度4、本州でも山形県から長野県北部にかけての地域で21日までにM5・5前後の地震が起こる恐れがある。陸側で発生する確率が高く、最大震度は5弱を予想している」

 地震発生予測期間中は、同じ地域で地震が複数回にわたって発生する場合もあるという。13日早朝に揺れが襲った東北地方は19日までが期間に含まれている。3つの地域とあわせて注意したい。


<集団移転>閖上移転元の土地買い取り拡大
河北新報 5月15日(金)15時0分配信

  東日本大震災で被災した名取市閖上地区の集団移転事業で、市は移転元の土地の買い取り基準を一部緩和し、新たに106筆約2万1000平方メートルを買い取る方針を決めた。もともと更地だった土地も買い取る。月内に事業計画変更の大臣同意を得る見通し。

【防災集団移転】跡地4割 利用計画なし 

  追加の取得費用は5億6760万円で、全て国費が充当される見込み。閖上地区の災害危険区域で市が買い取る土地面積は計約33万4000平方メートルになる。

  市は災害危険区域に指定した閖上の移転促進区域のうち、買い取り対象を震災時に実際に居住していた宅地や一体で利用した農地と規定。家がなかった土地や事業用地、独立した農地は対象外としてきた。

  しかし、仙台市など他自治体では宅地であれば更地でも取得するケースがあり、買い取りを望む住民から「基準が不明確」「不公平」などの声が寄せられていた。市はあらためて国土交通省などと協議しながら土地の利用実態を調査し、取得対象を再検討した。

  この結果、震災前に建物がなかった土地についても市は「家を建てるための基盤が整っていれば、居住していたものと同様と見なすことができる」(復興まちづくり課)と判断した。独立した農地や事業用地はこれまで同様、対象外とする。


福島で震度4の地震
2015年5月15日(金)13時34分配信 共同通信

 15日午後0時半ごろ、福島県で震度4の地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約50キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・1と推定される。津波の心配はない。東京電力によると、福島第1、第2原発ともに新たな異常は見つかっていない。

 各地の震度は以下の通り。

 震度4=広野下北迫大谷地原、楢葉、富岡、川内上川内小山平、川内村役場(福島)▽震度3=名取、角田、岩沼(宮城)郡山開成、小名浜、いわき三和(福島)など


福島第1、第2原発に異常なし
産経新聞 5月15日(金)13時21分配信

 原子力規制庁によると、15日午後0時30分ごろに福島県浜通りで発生した地震による東京電力福島第1原発、第2原発の設備の異常は確認されていないという。


福島原発1号、飛散防止剤を散布
2015年5月15日(金)13時17分配信 共同通信

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 建屋カバーに覆われた東京電力福島第1原発1号機の原子炉建屋=2月、福島県大熊町

 東京電力は15日、福島第1原発1号機の原子炉建屋全体を覆う建屋カバーの本格解体に向け、屋根パネルの穴から放射性物質の飛散防止剤の散布を始めた。1週間程度、散布した後、パネルの解体に着手する。

 8月中旬までに屋根パネルを取り外し、建屋上部を調査する予定。約1年かけてカバー全体を解体した後、建屋上部のがれきを撤去する。2019年度前半にも、使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを開始する予定だ。

 15日の作業では屋根に6枚あるパネルのうち2枚に開けた穴にクレーンで機器を差し込み、6千リットル程度の飛散防止剤を散布。


福島・浜通りで震度4 津波の心配なし
産経新聞 5月15日(金)12時50分配信

 15日午後0時30分ごろ、福島県浜通りで震度4の地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約50キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・1と推定される。この地震による津波の心配はないという。

 各地の震度は以下の通り。

 震度4=福島県広野町、楢葉町、富岡町、川内村

 震度3=宮城県名取市、角田市、岩沼市、蔵王町、大河原町、村田町、川崎町、亘理町、山元町、福島県郡山市、白河市、須賀川市、二本松市、国見町、川俣町、中島村、玉川村、古殿町、小野町、田村市、伊達市、いわき市、相馬市、大熊町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村、南相馬市 


福島・広野町、楢葉町などで震度4…M5・1
読売新聞 5月15日(金)12時44分配信

 15日午後0時半頃、福島県沖を震源とする地震があり、同県広野町、楢葉町、富岡町、川内村で震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約50キロ、マグニチュードは5・1と推定される。

 このほか、同県いわき市、相馬市、南相馬市、宮城県名取市、角田市などで震度3を観測した。


<地震>福島・浜通りで震度4 津波の心配なし
毎日新聞 5月15日(金)12時40分配信

 15日午後0時半ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、福島県広野町などで震度4を観測した。気象庁によると震源の深さは約50キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.1と推定される。この地震による津波の心配はないという。

 その他の主な各地の震度は次の通り。

 震度4=福島県楢葉町、富岡町、川内村▽震度3=いわき市、相馬市、南相馬市、郡山市、白河市、宮城県名取市、角田市、岩沼市


福島で震度4
時事通信 5月15日(金)12時37分配信

 15日午後0時30分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、同県広野町などで震度4の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは約50キロ。地震の規模(マグニチュード)は5.1と推定される。
 主な各地の震度は次の通り。
 震度4=福島県広野町、楢葉町、富岡町、川内村
 震度3=福島県いわき市、宮城県名取市
 震度2=岩手県一関市、山形県米沢市、水戸市、栃木県那須塩原市、新潟県阿賀町。 


〔地震〕福島県浜通りで震度4、福島第一・第二原発に新たな異常なし
レスキューナウニュース 5月15日(金)12時35分配信

気象庁によると、15日12:30頃、福島県沖を震源とするM5.1の地震があり、福島県広野町・楢葉町・富岡町・川内村で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

なお、東京電力によると、福島第一・第二原子力発電所では、この地震で新たに異常が発生したという情報、およびモニタリングポストの値の変化は確認されていません。

■発生事象
発生日時 :5月15日12:30頃
震源地  :福島県沖(北緯37.1度、東経141.2度)
震源の深さ:約50km
地震の規模:M5.1(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
福島県:福島広野町下北迫大谷地原*、楢葉町北田*、富岡町本岡*、川内村上川内小山平*、川内村上川内早渡*
【震度3】
福島県:郡山市開成*、白河市新白河*、白河市大信*、須賀川市八幡山*、二本松市金色*、二本松市針道*、国見町藤田*、川俣町樋ノ口*、中島村滑津*、玉川村小高*、古殿町松川新桑原*、小野町小野新町*、田村市大越町*、田村市常葉町*、田村市都路町*、田村市滝根町*、福島伊達市霊山町*、いわき市小名浜、いわき市三和町、いわき市平四ツ波*、いわき市錦町*、いわき市平梅本*、相馬市中村*、福島広野町下北迫苗代替*、大熊町野上*、浪江町幾世橋、葛尾村落合落合*、新地町谷地小屋*、飯舘村伊丹沢*、南相馬市原町区三島町、南相馬市原町区高見町*、南相馬市原町区本町*、南相馬市鹿島区西町*、南相馬市小高区*
宮城県:名取市増田*、角田市角田*、岩沼市桜*、蔵王町円田*、大河原町新南*、村田町村田*、宮城川崎町前川*、亘理町下小路*、山元町浅生原*


<福島第1原発1号機>建屋カバー解体開始…来秋完了目指す
毎日新聞 5月15日(金)11時51分配信

 東京電力は15日午前、福島第1原発1号機の廃炉に向けて、原子炉建屋全体を覆っているカバーの解体作業を始めた。来秋までに解体し、建屋内のがれきを撤去した上で、使用済み核燃料プールからの核燃料取り出しを目指している。

 1号機建屋の最上階には使用済み核燃料プールがあり、392体の核燃料が残っているが、周辺には原発事故によるがれきが散乱したままで、核燃料取り出しの障害となっている。そこで、事故後に放射性物質の飛散を防ぐために設置した建屋カバーを取り外し、がれきを撤去する。

 この日は、カバーの屋根に計12カ所の穴を開け、内部に飛散防止剤をまく作業を始めた。屋根は幅約7メートル、長さ約43メートルのパネルを6枚並べた構造。8月中旬ごろまでにパネルをすべて取り外し、その後、放射性物質飛散防止のため防風シートなどを取り付ける。放射性物質の飛散を防ぎながら作業を進めるため、解体には約1年半かかる見通し。

 計画によると、2019年度に使用済み核燃料プールから核燃料を取り出す作業を始め、25年度に原子炉内に溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しにかかる。廃炉作業の終了は2040~50年ごろになるという。【斎藤有香】


「海の揺り籠」再生へ 松島湾でアマモ移植
河北新報 5月15日(金)11時35分配信

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アマモを採取するダイバー。採取したものを別の場所に移植した=利府町の松島湾

  東日本大震災の津波で大半が姿を消した松島湾の海草アマモを再生しようと、NPO法人環境生態工学研究所(仙台市)は14日、湾内でアマモを採取し、消失した場所に移植した。アマモ場は水生生物が生息・繁殖する「海の揺り籠」の機能を持つとされ、震災前の豊かな海洋環境の復活を目指している。

  移植には、塩釜市や松島町の漁師のほか、湾内の生物を展示していたマリンピア松島水族館のスタッフが作業に協力。アマモの植生が回復した場所で、研究所から作業を委託されたダイバーや水族館職員が海に潜って長さ2メートルほどに成長したアマモを採取。今度は湾内の4カ所に移動し、計約600本を植えた。

  海底でしっかり根付くよう、採取したアマモ約10本ごとに土と一緒に紙製の米袋に入れ、スコップで掘った場所にそのまま植えた。約1カ月後に定着したかどうかを確かめるという。

  宮城県の調査によると、松島湾内のアマモ場は震災前の2007年、約213万平方メートルあった。しかし、震災の津波で大きなダメージを受け、12年の研究所の調査では100分の1の約2万平方メートルまで激減。13年は約7万平方メートルまで回復したが、津波で生育地の砂泥がさらわれるなどの環境変化で再生が遅れているという。

  アマモを移植する研究所の取り組みは4年目に入り、今回は独立行政法人環境再生保全機構(川崎市)の助成を受けた。塩釜市の民間人でつくる「松島湾アマモ場再生会議」をはじめ、アマモを増やして海洋環境を回復させる活動は広がりを見せている。

  研究所の佐々木久雄理事(65)は「人間の力で再生のスピードを上げ、豊かな生態系を取り戻したい」と話している。

 [アマモ]地下茎を延ばして生育し、細長い葉が特徴の多年生の植物。ワカメなどの海藻と違い、花を咲かせて種を作る。全国各地の砂や泥の海岸に生え、アマモ場を形成する。地下茎をかむと甘みを感じることから「アマモ」と名付けられたという説がある。


避難区域の「花の駅」荒れ果てて
河北新報 5月15日(金)11時35分配信

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震災前はツツジの見物客でにぎわったが、今は人影もなくひっそりとしている夜ノ森駅。鳥のさえずりと木々が風にそよぐ音だけが聞こえる=14日、福島県富岡町

  東京電力福島第1原発事故で避難区域になっている福島県富岡町のJR常磐線夜ノ森駅で、ツツジが咲いている。

  ホームの両側100メートルほどの土手に約6000本が植えられ、かつては住民らが手入れをしていた。近くの桜並木と相まって「花の駅」と呼ばれ、東日本大震災前は多くの見物客が訪れていた。

  駅が帰還困難区域にあるため構内に立ち入ることはできず、手付かずの状態は4年を超えた。ホームは雑草が生い茂る。

  色鮮やかなツツジが一面を包み込んでいた土手も、やぶのように荒れ果てた。所々に残る赤や白の花は、人影が消えた駅をけなげに彩っている。


<避難解除>帰りたい、安全なのか 思い複雑
河北新報 5月15日(金)11時35分配信

  東京電力福島第1原発事故に伴う福島県の「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」について、自民党が14日、遅くとも事故から6年後までに避難指示を解除し住民帰還につなげる考えを国への提言に盛り込む方針を固めたことに対し、避難者や地元首長からさまざまな声が上がった。

  「期限を切ることで福島全体の復興加速につながる」と賛意を示したのは飯舘村の菅野典雄村長。帰還困難区域を除き、村は2017年3月までの避難指示解除を目指す。「6年を超えると賠償面で帰還困難区域と違いがなくなってしまう」と指摘した。

  浪江町も17年3月以降の避難指示解除を目指すが、馬場有町長は「除染やインフラ復旧の状況を考慮すると解除は厳しいかもしれない」との見方を示した。町は来年、放射線などの専門家を交えて帰還に向けた具体的な検討を始める予定で「帰還時期は町として総合的に判断する」と話した。

  飯舘村から伊達市に避難する住民の意見も分かれた。女性(70)は「一日も早く帰りたいのでありがたい」と歓迎。自分の土地でもう一度営農して生計を立てたいといい「農業で生計を立てられるイメージを国に示してもらえれば、なおうれしい」と願った。

  村で農業を営んでいた長谷川健一さん(61)は「自立のためのケアなど話し合いの場も全くない状況で、解除時期だけが先行するのはおかしい。安心して生活できる状況を見極めて示すのが先だ」と批判した。

  浪江町から避難し、福島市の災害公営住宅に住む無職遠藤義雄さん(74)は「避難指示が解除されても若い人はほとんど戻らないだろう。みんな国に不信感を抱いている。『安全だ』と言われても信頼できない」と突き放した。


1号機カバー解体を再開=福島第1原発、来年秋に終了―東電
時事通信 5月15日(金)10時46分配信

 東京電力は15日午前、福島第1原発1号機の原子炉建屋を覆うカバーの解体作業を再開した。この日は、昨年12月の作業中断前に開けた屋根部分の穴から、カバー撤去時の放射性物質を含む粉じんの舞い上がりを防止する飛散防止剤を散布。2016年秋までに解体を終え、内部のがれき撤去を始めたい考えだ。
 東電によると、作業は15日午前6時40分ごろ開始。6枚ある屋根部分のパネルのうち、2枚に開いている計12カ所の穴から計6000リットルの飛散防止剤をまく。1週間かけて散布し、その後、屋根部分から本格的なカバー撤去を始める。
 1号機は、事故時の水素爆発で建屋が大破したため、内部はがれきが散乱したまま。使用済み燃料プールから核燃料を取り出すには、建屋を覆ったカバーを解体しがれきを撤去する必要があるが、地元では、その際に放射性物質が飛散するとの懸念が根強い。 


<福島第1>1号機建屋カバー解体きょうから
河北新報 5月15日(金)10時5分配信

  東京電力福島第1原発1号機の廃炉に向け、東電は15日、水素爆発で壊れた1号機を覆う建屋カバーの解体工事を始める。3号機建屋のがれき撤去時、放射性物質に汚染された粉じんが大量飛散したことから、ダストモニターによる監視を強化するなどして作業する。

  建屋周辺は放射線量が高く、作業には遠隔操作のクレーンを使う。屋根パネルに穴を開け1週間ほど飛散防止剤を散布した後、パネルの取り外しに着手。壁パネルも含め2016年度末ごろまでに撤去を終える。

  放射性物質の飛散抑制策として、強風が予想される場合などに予防的に薬剤をまき、放射性物質濃度が一定程度上昇した際は国の基準以下でも作業を中断。敷地外への影響も把握できるようモニターなど監視装置を8台から24台に増設した。建屋カバー解体後、フロアに散乱しているがれきを撤去し、使用済み燃料を取り出す。

  東電は解体に先立ち、試験的に建屋カバーの一部を取り外し飛散防止剤の効果を確かめるなど安全対策を検証していた。

  廃炉作業をめぐっては13年8月、3号機建屋のがれき撤去で敷地内の放射性物質濃度が上昇。数十キロ離れた南相馬市でコメが汚染した原因だと疑われるトラブルが起きた。


<避難解除>2区域「16年度中」自民提示
河北新報 5月15日(金)10時5分配信

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(写真:河北新報)

  自民党の東日本大震災復興加速化本部は14日、震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に向けた5次提言の骨子案を発表した。住民避難が続く福島県内の「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」ついて、事故から6年となる2017年3月までに避難指示を解除する目標を示した。今月中にも正式に取りまとめ、政府に提案する。

  骨子案は、両区域について「遅くとも事故から6年後までに避難指示を解除し、住民の帰還を可能にする」と明記。除染の着実な実施のほか、生活インフラ、行政サービスなどの復旧の加速化を国に求めた。

  避難指示の解除から1年をめどに打ち切られる見込みの精神的損害賠償について、両区域の住民の生活再建が進むよう東電に配慮を求める文言も盛り込んだ。

  放射線量の高い「帰還困難区域」の復興に関しては、住民の意向や地元自治体の復興計画の進展状況などを確認しながら、国が引き続き検討するよう提案した。

  同本部の井上信治事務局長は帰還目標を「6年後」としたことについて「自治体の判断が大前提だが、除染やインフラ整備、産業再生などを総合的に勘案した。帰還のための施策を政府はしっかりとるべきだ」と述べた。

  ほかに提言では、国の集中復興期間終了後の16年度から5年間の復興事業について、国有資産の活用などで国があらかじめ財源を確保することなどを求めた。


福島事故、IAEAが最終報告書
2015年5月15日(金)10時2分配信 共同通信

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)は14日、東京電力福島第1原発事故を総括する最終報告書の要約版をまとめ、同日、加盟国に配布したと発表した。報告書は非公開。発表によると、天野之弥事務局長は報告書で、原発は安全との思い込みが東電をはじめ日本に広がっており、事故の主因になったと指摘、「政府の規制機関も疑わなかった」と批判した。

 IAEAによると、要約版は約240ページで事故原因の分析や、東電と日本の規制当局などの対応への評価などが盛り込まれ、6月のIAEA定例理事会で議論する。9月の年次総会には詳細な報告書を提出。


1号機建屋カバーの本格解体始まる 昨年7月の予定から大幅遅れ
産経新聞 5月15日(金)8時52分配信

 東京電力福島第1原発1号機の廃炉に向けた建屋カバーの本格的解体工事が15日、始まった。昨年7月に解体する計画だったが、3号機でがれきを撤去した際に放射性物質が飛散した問題や、死亡労災事故があったことで、着手は大幅に遅れていた。解体がうまくいけば、建屋上部のがれきを撤去した上で、平成31年度にも燃料貯蔵プールに残る392体の燃料棒の取り出しに入る。

 この日午前、建屋カバーの屋根パネルに開けた穴から、放射性物質の飛散防止剤の散布を行った。その後、6枚(1枚=幅7メートル、長さ42メートル)ある屋根パネルを、クレーンを使って1枚ずつ順番に取り外す。さらに飛散防止剤を散布しながら、建屋カバーの横壁のパネルもすべて撤去し、建屋の周囲に防風シートを設置する計画だ。

 水素爆発のあった1号機の原子炉建屋最上階には、放射性物質に汚染されたがれきが降り積もっている。東電は放射性物質の飛散を防ぐため、23年10月に建屋カバーを設置したが、昨年10月からカバーの一部を試験的に取り外すなどして解体に向けた準備作業を進めていた。

 がれきの撤去をめぐっては、25年8月に3号機のがれきを撤去した際、放射性物質が飛散し、地元住民の不安が広がった。

 東電はこの問題をきっかけに、飛散防止剤の散布方法などを見直した上で、敷地内の監視態勢を強化。建屋や敷地境界付近に設置したモニターで放射性物質の濃度を24時間監視し、データをその日のうちにホームページなどで公表することにしている。

 解体工事は28年度末までかかり、がれき撤去作業は1年以上かかるとみられる。その後、プールに残る燃料棒取り出しのための除染作業に入る。


温度低下にばらつき=福島第1、凍土壁の試験凍結―東電
時事通信 5月14日(木)21時29分配信

 東京電力は14日、福島第1原発の汚染水増加抑制策として1~4号機原子炉建屋周囲の土壌を凍らせる「凍土遮水壁」について、試験凍結を始めた18カ所の地中温度を発表した。13日午前9時時点で最も温度が低い所はマイナス14.9度に達したが、凍結前からほぼ横ばいの所もあり、ばらつきが大きかった。
 東電は試験凍結を続けて地中の温度変化をさらに調べ、本格的な運転開始時期を検討する。
 東電廃炉推進カンパニーの川村信一広報担当は14日の記者会見で、「実証実験では0度以下になるのに2~3カ月かかった。(場所によっては)早く効果が出ているとの印象だ」と説明した。
 試験凍結は4月30日に建屋の山側18カ所で開始し、それぞれ地中の深い所と浅い所で温度を計測した。 


IAEA、廃炉進展に対話必要
2015年5月14日(木)20時42分配信 共同通信

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)は14日、東京電力福島第1原発の廃炉作業を検証するため2月に訪日した調査団の最終報告書を公表した。東電や規制当局、地域住民の信頼強化に向けた対話の継続が「廃炉作業を効果的に進めるために依然として重要だ」と指摘した。

 第1原発では放射性物質を含む汚染雨水が長期間、排水路を通じて外洋に流出していた問題が明らかになり、漁業団体などが激しく批判した。

 IAEAは情報公開の取り組み強化を促す一方、「日本政府と東電は第1原発の核物質や放射性物質に関する危険の低減や、安全な廃炉のために計画した措置を実行してきた」と評価した。


<双葉町>町再生は健康から 考案した体操をHP公開 福島
毎日新聞 5月14日(木)19時58分配信

 福島県双葉町は町のオリジナル体操「ふたばのわスマイルアップ体操」を制作し、女性3人が軽快な音楽に合わせて体操する映像をインターネットの町公式ページにアップした。

 不自由な避難生活を送る町民の健康増進と連帯意識を高めるのが狙いで、体操の動画投稿も呼びかけていく。人気グループ「AKB48」のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」をさまざまな人たちが踊る動画のように、町民らによる体操動画が全国的な話題になればと願う。

 町は5月下旬から、町民が避難生活を送る県内外22カ所で「健康サロン」を開く。サロンではインストラクターが体操の実演を予定しているほか、町民に配布したタブレット端末の利用方法を説明し、端末から「ふたば体操」のページ(https://www.youtube.com/user/futabakoho)にアクセスしてもらう。

 福島第1原発が立地する双葉町は、ほぼ全域が帰還困難区域に指定され、国の除染計画は定まっておらず、帰還時期を見通せない状況。中間貯蔵施設の建設予定地にもなり、県外に分散避難している町民は4割強に上る。

 体操は仮設住宅などを巡回している保健師らの意見を基に町が企画。子どもからお年寄りまで誰もが覚えられる内容を目指し、「TOKYO体操」を制作した専門業者に依頼した。

 ただ、業者から「簡単だとすぐに飽きられる」と指摘され、「練習が必要なちょっと難しいレベル」に仕上がっている。

 「町の再生には町民の連帯意識が必要。楽しみながら健康にも役立つふたば体操で、AKB48の恋チュンダンス動画のように話題を集められたら」と秘書広報課。伊沢史朗町長にも参加してもらう予定だ。【栗田慎一】


帰還困難の住民、集団提訴へ=原状回復など求め―福島
時事通信 5月14日(木)18時57分配信

 東京電力福島第1原発事故の影響で原則立ち入り禁止の帰還困難区域になった福島県浪江町津島地区の住民が、古里を奪われたとして、慰謝料と原状回復を求め、国や東電を相手に集団訴訟を起こすことが14日、分かった。同区域の住民のみによる集団提訴は初めて。
 関係者によると、訴えるのは「浪江町津島地区原発事故の完全賠償を求める会」に参加する住民約30世帯。7月にも福島地裁いわき支部に提訴する。
 原発事故により先祖代々の土地が奪われ、地域コミュニティーが壊れたとして原状回復などを求める。請求額は未定で、月内にも原告団を結成する予定。 


福島第1廃炉で国際フォーラム=来年3月
時事通信 5月14日(木)18時5分配信

 高木陽介経済産業副大臣は14日、東京電力福島第1原発事故から5年を迎える来年3月、同原発の廃炉をテーマに国際フォーラムを開催すると発表した。海外から原子力関係の国際機関幹部や研究者らを招き、廃炉作業の進展状況や福島復興の現状をPRする。福島県内で開く方向だ。 


活断層見解「極めて残念」=志賀原発規制委調査で北陸電
時事通信 5月14日(木)15時47分配信

 北陸電力志賀原発の敷地内断層について、原子力規制委員会の専門家調査団が「活断層の可能性を否定できない」との見解を示したことを受け、北陸電は14日、「当社の見解が認められなかったことは極めて残念。(しかし)これまで実施してきた調査結果など客観的なデータに基づき、総合的に判断いただけたら、必ずや理解いただけると考えています」とのコメントを発表した。北陸電は今後も志賀原発の早期再稼働を目指していく方針だ。 


<福島原発事故>浪江町の住民100人が集団提訴へ
毎日新聞 5月14日(木)15時0分配信

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福島の避難指示区域

 東京電力福島第1原発事故を巡り、避難区域の中で最も放射線量が高い「帰還困難区域」(年間積算放射線量50ミリシーベルト超)に指定された福島県浪江町津島地区の住民が、帰還に向けた除染計画も策定されず古里を奪われたとして、国や東電を相手取り損害賠償を求める集団訴訟を起こす。約100人が参加する見通しで、今夏にも福島地裁いわき支部に提訴する。帰還困難区域の地区住民が集団提訴するのは初めて。賠償請求額は検討中。

 ◇帰還困難区域で初

 津島地区は福島第1原発の北西約30キロにある山林地帯。米、タバコ栽培などの農業や林業、酪農が盛んで約1400人が暮らしていた。住民らは訴訟を通じ、何世代にもわたり築き上げてきた田畑や地域の伝統文化、地域コミュニティーが破壊され、元に戻らない現実を訴える方針だ。長期間にわたり古里を奪われた精神的苦痛に対する慰謝料に加え、徹底した除染による原状回復も求める。

 提訴を決断した要因の一つに、浪江町民約1万5000人が申し立てた国の原子力損害賠償紛争解決センターの裁判外紛争解決手続き(原発ADR)が不調となっていることがある。

 センターは昨年3月、東電が現在支払っている1人当たり月10万円の精神的賠償を15万円に増額する和解案を提示したが、東電は他の自治体との公平性などを理由に拒否し続けている。和解案に法的拘束力はない。

 訴訟に参加予定の住民は「和解案を拒否され、それを許している国に不信感が募った。除染を含め責任を取らせるため決断した」と話している。

 帰還困難区域について環境省は現在も除染計画を示していない。自民党東日本大震災復興加速化本部は「避難指示解除準備区域」(年間積算放射線量20ミリシーベルト以下)と「居住制限区域」(同20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下)の避難指示解除を2017年3月までに求める提言案をまとめたが、帰還困難区域は対象外。

 提訴を準備する弁護士によると、地区住民による集団訴訟は、旧緊急時避難準備区域(同原発20~30キロ圏)の同県田村市都路地区の約340人が「地域共同体が崩壊した」などとして計37億円の損害賠償を求めているが、帰還困難区域では初めて。【土江洋範】


東北六魂祭、東京23区も熱烈協力
河北新報 5月14日(木)12時0分配信

  東日本大震災犠牲者の鎮魂と早期復興を願い秋田市で30、31日に開催する東北六魂祭について、東京23区の特別区長会は13日、復興支援の一環で、支援金2300万円を提供して祭りに協力することを六魂祭実行委員会(委員長・穂積志秋田市長)と申し合わせた。

  東京都の東京区政会館で式典があり、穂積委員長が支援金の目録を受け取った。多くの都民が祭りに訪れるよう23区役所に六魂祭ポスターを掲示するほか、祭り会場に23区のPRブースを出すなどして協力する。

  穂積委員長は「東北と東京の太いパイプになる。東北の交流人口は震災前の水準に戻っておらず、力強い支援をもらった」と感謝した。

  特別区長会長の西川太一郎荒川区長は「23区の900万区民が一致団結し、東北の復興に役立ちたい」と語り、六魂祭を継続して支援する考えを示した。支援金は23区のブース開設や運営費に充てられる。


<ハマエンドウ>復興見守る薄紫色の花…いわき・久之浜海岸
毎日新聞 5月14日(木)10時28分配信

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見ごろを迎えたハマエンドウ=福島県いわき市の久之浜海岸で2015年5月8日、宮間俊樹撮影

東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた福島県いわき市の久之浜海岸。堤防の復旧工事が進むこの海岸を薄紫色のハマエンドウが彩っている。例年より1週間以上早く咲き始め、見ごろは今月中旬すぎまでの見込み。

 20年近くハマエンドウの保護活動をする「久之浜・大久地域づくり協議会」の木村芳秀会長(78)によると、震災前は約1キロにわたり群生地が広がっていた。しかし津波で約8割が流出。同協議会がハマエンドウの移植やゴミ拾いなど再生に向けた取り組みを続けている。木村会長は「活動を続けて再生していきたい」と話している。【宮間俊樹】


<女川原発>点検記録不備1、3号機でも475件
河北新報 5月14日(木)9時25分配信

  東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)で東日本大震災後の設備点検記録に4188件の不備が見つかった問題で、東北電は13日、同様の不備が1、3号機でも計474件あったと発表した。原子力規制委員会に同日報告した。

  内訳は、1号機が102件、3号機が372件。このうち22件は構造的に存在しない部位を点検したと記載したり、記録様式の表記名と異なることを理由に点検すべき機器を見過ごしたりしていた。

  軽微な不具合の原因を分析した上で補修する「不適合管理」の不徹底は36件、記載漏れの見逃しは274件だった。東北電は「設備の安全性に問題はない」と説明した。

  この問題では、昨年10月に規制委が保安規定違反と判定。東北電はことし3月、チェック体制を強化する再発防止策を発表した。記者会見した小笠原和徳原子力部運営課長は「真摯(しんし)に反省して対策を確実に実行し、品質保証活動を強化する」と話した。


<復興費負担>復興相「被災地は2%程度」
河北新報 5月14日(木)9時25分配信

  竹下亘復興相は13日、東日本大震災の集中復興期間後の2016~20年度に実施する復興事業の地元負担割合について、2%程度とする考えを示した。政府はこの5年間の復興費用を5兆8000億円程度と見込んでおり、2%程度とした場合の地元負担額は1000億円程度になる。

  復興庁に要望に訪れた亀山紘石巻市長が明らかにした。竹下氏が地元負担について「できるだけ軽くする方向で考えている」と述べた中で「2%程度」との数値を示したという。

  あらためて全額国費負担の継続を求めた亀山氏は「どの事業も国の役所と協議して決めた使い方をしており無駄はない。地方の財政見通しは厳しく2%でも負担は大きい」と語った。

  復興庁が12日に発表した16年度以降の復興事業の基本方針では、基幹事業の効果を促進する地域振興策や、新規の道路、港湾の整備・拡充のための公共事業を地元負担の対象とした。政府は地元自治体や与党との協議などを経て、6月末に財源を含めた復興予算の枠組みを決める。

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