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2015年4月 3日 (金)

JR北海道・青函トンネル内で特急から煙、乗客ら徒歩で避難

3日午後5時15分ごろ、北海道と本州を結ぶ青函トンネル(全長53.85キロ)で、走行中の函館発新青森行き特急「スーパー白鳥34号」(JR北海道所属・6両編成)の2輌目の床下のモーター付近から火花や煙が上がっているのを車掌が発見し、青森県外ヶ浜町の旧竜飛海底駅から青森側約1キロほどのトンネル内で緊急停車した。運転士が降車して消火に努め、約15分後に消し止めた。

乗客約120人はトンネル内を旧竜飛海底駅まで歩いて避難し、数人が体調不良を訴えた。JR北海道が詳しい原因を調べている。青函トンネル内での乗客の避難を伴う事故は、1988年の開業以来初めて。

リンク:<青函トンネル白煙>「避難5時間」救援列車の活用めざす - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<青函トンネル発煙>制御装置の異常表示が4回点灯 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:直前に「故障」3回表示=青函トンネル特急発煙―JR北海道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:特急列車運転台に異常表示4回 - 速報:@niftyニュース.
リンク:青函トンネル発煙トラブル、新幹線は大丈夫? リニアは4、5キロごとに非常口 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<青函トンネル特急発煙>地上まで5時間 暗闇の乗客避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:運転操作やレールに問題なし…2倍超の過電流か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トンネルの火災検知装置、車体異常は覚知できず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<青函トンネル発煙>進入前に異臭 異常なく走行継続 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:特急発煙、整備ミスの有無も検証 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<青函トンネル発煙>制御装置に異常か 同型車を緊急点検 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:モーター配線に過剰な電流?ゴムの被膜焦げる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<青函トンネル発煙>避難の乗客 ほっとしながら再発懸念 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<青函トンネル発煙>過電流に配線焦げる 同型車を緊急点検 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:青函トンネル、上下線とも復旧=発煙車両を移動、原因調査へ―JR北海道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<JR東日本>特急北斗星2本を運休 青函トンネル煙事故で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:青函トンネル特急から煙 乗客124人が避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<青函トンネル>避難用の海底駅初使用 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:発煙の同型車両を緊急点検 - 速報:@niftyニュース.
リンク:「臭い充満」「真っ暗に」…乗客、恐怖と不安 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<青函トンネル>避難の乗客「落ち着いていた」…特急発煙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<青函トンネル>乗客「煙を見た」、歩いて避難…特急発煙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<青函トンネル>特急から煙、乗客124人避難…床下で火花 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:特急から煙、乗客歩いて避難…青函開業以来初 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:青函トンネルで特急から煙=乗客ら徒歩で避難―JR北海道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:青函トンネルで特急から煙 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<JR北>青函トンネルで特急から煙…緊急停車、乗客避難 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<青函トンネル白煙>「避難5時間」救援列車の活用めざす
毎日新聞 4月9日(木)23時28分配信

 青函トンネルで3日に起きた特急スーパー白鳥34号(6両編成)の発煙事故。火災の予兆がありながら運行を継続し、消火設備や避難所を備えた旧海底駅を通過したことに識者から疑問の声があがる。1988年の開通以来初となった乗客の避難事故は、北海道新幹線(新青森-新函館北斗)に向け大きな課題を残した。

 ■出ていた警告

 JR北が青函トンネルでの避難手順を定めたマニュアルでは、火災や発煙を検知した場合、「定点」と呼ばれる2カ所の旧海底駅で停車することになっている。定点付近には車軸の温度を検知して220度以上の場合は列車を止める装置があるが、今回は旧竜飛(たっぴ)海底駅で160度だったため作動しなかった。この点についてJR北は「通常のブレーキをかけても200度近い温度になることがある」として、やむをえなかったとする。

 特急の運転席では、JR函館駅を出発後、非常ブレーキで停止するまでの間に4回、モーターの制御装置の異常を示す警告が出ていたが、運転士は警告表示がすぐに消えたため運行を続けた。JR北の難波寿雄車両部長は「表示が消えれば正常に戻ったことを意味する。運転を継続しても問題ない」とするが、JR北は4日付の文書で同様の警告が出たら緊急停車するよう乗務員に指示した。

 ■火花で停車

 トンネル内で火災が発生した場合、列車はその場に停車しないのが鉄則だ。これは、72年に旧国鉄北陸線北陸トンネルで列車がトンネル内に停車して乗客30人が死亡した火災の教訓で、JR北のマニュアルでも、定点で停車できない場合はトンネルを走り抜けることになっている。

 今回は車内に異臭や白煙が立ち込め車掌が火花を目撃したため、非常ブレーキをかけ緊急停車した。旧竜飛海底駅を1.2キロ過ぎた地点で、トンネルの出口までは11.7キロ。そのまま走行していれば10分足らずで走り抜けられたはずだった。

 JR北では2011年5月に石勝線脱線炎上事故が発生。現場で社員が危険を感じたら列車を止める「安定運行より安全最優先」を提唱しており、島田修社長は8日の記者会見で「停車位置はベストだった」と述べた。これに対し、鉄道ジャーナリストの梅原淳さんは「警告などのサインがあったのだから、定点で停車すべきだった」と指摘する。

 ■ケーブル9往復

 乗客124人は、旧竜飛海底駅を経てケーブルカーの乗り場まで2.4キロを徒歩で移動。20人乗りのケーブルカーは9往復し、最終的に地上に避難するのに5時間以上かかった。マニュアルでは、トンネル内で緊急停車した場合、救援列車で乗客をトンネルから外へ運ぶとしている。今回、救援列車を走らせるためには信号設備の切り替えやポイントの確認が必要で時間がかかるとして見送られた。

 北海道新幹線の定員は今回の6倍の731人。ケーブルカーでの脱出は半日がかりとなる。新幹線には在来線にない自動列車制御装置(ATC)という信号システムが導入されるため、より短時間で救援列車が到着できる。島田社長は「反対車線に救援用の新幹線を通して避難させる方法が主力になる」との考えを示した。【久野華代】


<青函トンネル発煙>制御装置の異常表示が4回点灯
毎日新聞 4月8日(水)21時50分配信

 ◇過電流が流れたモーター4個が熱で変色も分かる

 青函トンネルで発生した特急スーパー白鳥34号(6両編成)の発煙事故で、北海道函館市のJR函館駅を出て緊急停車するまでの間、モーターの制御装置の異常を示す表示が運転席で4回点灯していたことが8日、JR北海道への取材で分かった。過電流が流れたモーター4個が熱で変色していたことも判明。過電流の状態でモーターが動き続けていた可能性もあり、JR北は発煙との関係を調べている。

 JR北の島田修社長は同日、札幌市中央区の本社で開いた定例記者会見で「不安を持たれた方に深くおわびします。安全は努力なしに保たれないと肝に銘じ、後戻りしないよう全社で取り組みます」と述べ、事故後初めて謝罪した。

 JR北によると、モーターの回転数を制御する「主変換装置」の異常表示が、青函トンネルに入る前に3回、非常ブレーキをかけた際に1回、点灯した。走行中の3回は間もなく表示が消えたため、運転を続けたという。

 難波寿雄・車両部長は「表示が消えれば正常に戻ったことを意味するため、運転継続に問題はなかった」と説明。一方で、発煙原因が判明するまで、走行中に同様の警告が出たら緊急停車して車両を点検するよう4日付の文書で乗務員に指示した。

 また発煙車両を函館運輸所(函館市)で詳しく調べたところ、白煙が出た5号車の台車で配線だけでなく4個あるモーター全ても赤く焼け焦げ、モーターから伸びた配線計12本と周囲のゴム製部品も焼損していた。JR北は10日に車両を苗穂工場(札幌市東区)に移し、過電流の原因をさらに詳しく調べる。

 発煙事故では、乗客124人の避難開始から完了までに5時間以上かかった。島田社長は、青函トンネルを走る北海道新幹線(新青森-新函館北斗)の今年度末の開業に向け、JR東日本と協力して避難誘導対策をまとめる方針。また社内に事故の検証委員会を設置したほか、第三者にチェックしてもらうため「交通安全環境研究所」(東京都)にも事故原因の調査を依頼したという。

 一方、JR北は発煙で緊急停止した時間を「3日午後5時15分ごろ」から「同午後5時7分ごろ」に訂正した。【久野華代】


直前に「故障」3回表示=青函トンネル特急発煙―JR北海道
時事通信 4月8日(水)20時13分配信

 北海道と青森県を結ぶ青函トンネルで特急電車から煙が出たトラブルで、JR北海道は8日、特急が始発駅を出てトンネルに入るまでの約40分間に、モーターの制御装置の故障を示す表示が3回出ていたことを明らかにした。
 同社によると、特急は函館駅を3日午後4時前に出発。次の五稜郭駅や青函トンネルに入る手前の木古内駅などで、自動的に直る可能性がある「軽故障」が3回表示された。一時的に電流を止める装置が作動したとの表示も出たが、いずれも直後に消えたという。
 同社では通常、すぐに表示が消えた場合は指令センターに報告し、運転を続行するといい、特急の運転士も報告後に運転を続けた。同社は翌4日、同様の表示が出た場合は車両を止めて点検するよう社員に指導文書を出した。発煙した車両は電線などが焦げ、4台のモーターが変色していた。
 同社の島田修社長は8日の定例会見で、「乗客や関係者などに深くおわび申し上げる」と謝罪した。乗客の避難が終わるまで5時間半以上もかかったことなどから、避難誘導についての質問が相次いだが、島田社長は「乗務員の対応は適切だった」と強調。「批判に謙虚に耳を傾け、全社を挙げて安全意識の徹底に取り組みたい」と述べた。 


特急列車運転台に異常表示4回
2015年4月8日(水)15時34分配信 共同通信

 青函トンネルを走行中の特急列車から発煙し乗客124人が避難した3日の事故で、JR北海道は8日、列車が函館駅を出発後、モーターの回転数制御装置の異常を知らせる警告が運転台に4回にわたって表示されていたことを明らかにした。

 JR北海道によると、警告は北海道側にある五稜郭、札苅、木古内の各駅に停車した際に表示され、警報音も鳴った。いずれも数秒で消え、運転士は「表示が出ることはよくあり、すぐ正常に戻った」と判断し運転を続けた。トンネル内で緊急停車した際にも表示された。発煙との関連を調べている。


青函トンネル発煙トラブル、新幹線は大丈夫? リニアは4、5キロごとに非常口
産経新聞 4月8日(水)7時55分配信

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青函トンネルでの列車停止地点(写真:産経新聞)

 ■定員731人、ケーブルカー脱出約18時間/旧海底駅、中間から避難なら徒歩10キロ

 北海道と青森県を結ぶ青函トンネル(53・85キロ)で今月3日に発生した特急列車の発煙トラブル。昭和63年の青函トンネル開業後、初めて旧海底駅が避難に使われた事態に、関係者の間からは1年後に開業を予定する北海道新幹線の安全運行への懸念が広がる。太田昭宏国土交通相も7日、JR北海道に対し万全の体制を取るよう求める意向を明示した。平成39年には全体の8割がトンネルというリニア中央新幹線の開業も控えており、トンネル内での安全確保に注目が集まる。

 「1年後には北海道新幹線の開業が予定されている。避難誘導も含め万全の体制を取るよう指示したい」。青函トンネル内での発煙トラブルを受け、太田国交相は7日の記者会見で、JR北に対し来春までに安全対策強化を急がせる意向を述べた。

 JR東日本の冨田哲郎社長も同日の定例記者会見で「避難誘導の在り方についてもう一度、両社でよく検討したい」と述べ、協力姿勢を示した。

 青函トンネル内で煙が発生したのは3日午後5時15分ごろ。走行中の函館発新青森行き特急スーパー白鳥34号(6両編成)の5号車床下のモーター付近から発煙が確認され、車内にも入ったため、旧竜飛海底駅(青森県外ケ浜町)から約1キロ先のトンネル内で緊急停車した。

 同社によると、列車には乗客124人と乗員5人が乗車していた。乗客は乗務員の誘導で午後5時40分ごろから降車を始め、午後6時20分ごろまでに同駅まで歩いて移動。避難設備のケーブルカーに8~16人ずつ乗り、午後11時ごろまでに全員が地上に避難した。JR北の担当者は「毎年の訓練で手順を確認していたことが役立った」と話す。

 ◆2駅間の距離23キロ

 今回の発煙トラブルは、青函トンネルを走行する来春開業予定の北海道新幹線開業後の課題も浮き彫りにした。

 北海道新幹線の車両となる「H5系」の定員は731人。定員約20人で1往復に30分程度かかるケーブルカーで全員を脱出させる場合、計算上では36往復かかり、所要時間は約18時間にも及ぶ。

 青函トンネルは出入り口を除き、旧竜飛海底駅と旧吉岡海底駅(北海道福島町)の2カ所からしか地上に脱出できず、しかも2駅間の距離は約23キロに及ぶ。何らかのトラブルで2駅の中間地点で列車が止まれば、乗客は10キロ余りの徒歩避難を余儀なくされる可能性もある。同社の広報担当者は「(乗客の負担軽減のため)反対側の線路に救援列車を運行させるなどさまざまな対策を検討したい」としている。

 ◆暗闇の中で転倒も

 鉄道トンネルの火災は大きな被害を生じさせかねない。昭和47年11月、福井県敦賀市の旧国鉄北陸線北陸トンネル(全長13・87キロ)で起きた列車火災事故では、列車がトンネル内に停車し、一酸化炭素中毒などで乗客30人が死亡した。

 この事故の教訓から、列車火災が起きてもトンネル内では止まらず、出口まで通過することが鉄則となっている。

 品川-名古屋間の全長286キロのうち86%の246キロが地下を走るリニア中央新幹線では、4、5キロごとに地上に脱出できる非常口を整備するなどして安全体制を確保する。

 鉄道事故に詳しい安部誠治関西大教授は「トンネル内の鉄道事故で怖いのは、暗闇の中で乗客が避難すること」と指摘。転倒して負傷する可能性があるからだ。安部教授は「列車の中に乗客が使える懐中電灯を準備するなど非常時を想定した安全対策を検討すべきだ」としている。


<青函トンネル特急発煙>地上まで5時間 暗闇の乗客避難
毎日新聞 4月5日(日)23時36分配信

 青函トンネルで3日発生した函館発青森行き特急スーパー白鳥34号(6両編成)の発煙事故。乗客124人は励まし合いながら暗いトンネル内を徒歩で進み、ケーブルカーで脱出した。乗客が避難する事故は1988年の開通以来初めて。乗客の証言などから、当時の様子を振り返った。【伊藤奈々恵、森健太郎、佐藤裕太】

 函館旅行の帰りだったさいたま市の石崎絹恵さん(72)と孫の久木野花音さん(12)は、発煙事故が起きた先頭から2両目(5号車)に乗っていた。午後5時15分ごろ、急ブレーキで目を覚ますと車内は白い煙が充満し、ビニールが焼けたようなにおいがした。電灯は消え、薄暗い非常灯に切り替わった。煙を吸わないように、ハンカチを口にあてた。

 停車したのは旧竜飛(たっぴ)海底駅から1.2キロ青森側の地点だった。「(最後尾の)1号車から避難してください」。車掌が走り回っていた。荷物を車内に置いていくよう指示されたため、携帯電話やハンカチ、財布の入ったかばんだけを持ち、上着やマフラーも置いたまま避難した。

 乗客は、1号車の先端から地面に下ろされたはしごで順番に車外へ。出口が1カ所しかないので、列はなかなか進まなかった。久木野さんは「どうなるんだろう、夢じゃないかなと思った」と話した。

 真っ暗な中、線路の間を歩いた。JR側から渡された懐中電灯やスマートフォンの明かりが頼りだ。泥水がたまり、雨の後の土の上を歩くような状態だった。「気をつけようね」「転ばないように」と声を掛け合った。

 30分ほど歩いた後、旧竜飛海底駅に到着し、はしごでホームに上った。焦げたにおいはそこでも漂っていた。さらにケーブルカー乗り場の避難所に向かって15分ほど歩いた。車掌が「大丈夫です。あと少しですから」と繰り返したが、なかなか着かなかった。

 避難所にはトイレもあり、毛布やカイロ、水や食料も配られた。歩いた距離は2.4キロ。石崎さんは「やっと安心して、周りの人と話をした。それまではどこに行くんだろうと緊張していた」と振り返った。ケーブルカーは15人ほどしか乗れず、高齢者や子供連れのグループが優先して乗車した。往復20分かかり、全員が地上に出たのは午後11時ごろ。避難を始めてから5時間以上がたっていた。体調不良を訴えた女性2人が救急搬送された。

 その後、乗客はJRが用意したバスで青森市のホテルや青森駅へ向かった。

 青森県大間町の男性(60)と妻(62)は、「函館発のフェリーが欠航したため、普段は使わない特急に乗った。何かを燃やしたような嫌なにおいがして苦しくなり、不安だった。無事に地上に出られて良かった」。娘の大学入学式のため青森県を訪れた北海道八雲(やくも)町の男性(43)は「現場の人は頑張って対応してくれた」としつつも「帰りはフェリーにします」と疲れた表情。青森県むつ市の自衛官(36)は「これから北海道新幹線が開業するのに、(JR北海道に)運行を任せて大丈夫なのか不安だ」と話した。

 ◇特急発煙事故の経過

 3日

 午後4時45分ごろ…車掌が異臭を感じる

 午後5時15分ごろ…車掌が火花を確認し緊急停車。運転士が消火

 午後5時37分…乗客124人が降車を開始

 午後5時50分…旧竜飛海底駅に向け徒歩で避難開始

 午後6時20分…全員が旧竜飛海底駅に到着

 午後6時50分…誘導路から避難所へ移動

 午後7時35分…乗客がケーブルカーで順次脱出を開始

 午後10時59分…最後の乗客の脱出が完了


運転操作やレールに問題なし…2倍超の過電流か
読売新聞 4月5日(日)19時51分配信

 北海道と本州を結ぶ青函トンネル(約54キロ・メートル)で3日夕、走行中の函館発新青森行き特急「スーパー白鳥34号」(6両編成)の車両で起きた発煙トラブルで、モーターに電気を送る配線に通常の2倍を超える電流が流れていた可能性があることが、JR北海道への取材でわかった。

 同社によると、煙は特急の5号車床下にあるモーターに電気を送る配線3本のゴムの被膜が焦げて発生していた。配線は通常の2倍の電流まで耐えられる設計になっていたが、これを超える電流が流れたため、配線が高温になった可能性があるという。ただ、実際にどれほど大量の電流が流れていたかは、明らかになっていない。

 配線に過剰な電気が流れた原因については、JR北海道は、モーターの回転速度に合わせて電圧などを制御する装置に何らかの異常が起きた可能性が高いとみている。現段階では、運転士の運転操作やレールなどに問題は見つかっていないという。


トンネルの火災検知装置、車体異常は覚知できず
読売新聞 4月4日(土)23時55分配信

 北海道と本州を結ぶ青函トンネル(約54キロ・メートル)で3日夕、走行中の函館発新青森行き特急「スーパー白鳥34号」(6両編成)の車両から発煙したトラブルで、JR北海道は4日、トンネル内の熱による火災検知装置では、車体の異常を覚知できなかったと明らかにした。

 発表によると、青函トンネルには、トンネル内での列車の火災事故を防ぐため、トンネル入り口や青森県外ヶ浜町の旧竜飛海底駅付近など、複数地点に熱で火災を検知する装置が備えられている。通過列車の車軸付近の温度を遠隔で測定し、220度に達すると火災と判断して停止信号を示す仕組み。

 今回は、トンネルに入ってから車掌が火花に気付き、非常ブレーキをかけて旧竜飛海底駅から青森側に約1・2キロ進んだ地点で特急は停止した。同駅付近の火災検知装置のデータを調べたところ、車軸付近の温度は通常の2倍程度の約160度まで上昇していたが、220度に達していなかったため、異常を覚知できなかったという。


<青函トンネル発煙>進入前に異臭 異常なく走行継続
毎日新聞 4月4日(土)23時19分配信

 青函トンネルで発生した特急スーパー白鳥34号(6両編成)の発煙事故で、特急がトンネルに入る前に車掌が異臭に気付いていたことがJR北海道への取材で分かった。一方、JR北は4日、事故を起こした電車と同型の34両の緊急点検を実施し、異常がないことを確認した。

 JR北によると、車掌は緊急停止する約30分前の3日午後4時45分ごろ、木古内駅(北海道木古内町)からトンネルに入るまでの間でブレーキを強くかけた時のような臭いを感じた。配電盤や窓の外、車内などを確認したが異常が見当たらなかったため走行を続けたが、青森側の旧竜飛(たっぴ)海底駅を通過した後、窓の外に火花が見え、非常停止したという。

 白煙は先頭から2両目の台車部分の配線(直径約30ミリ)3本に過電流が起き、配線を覆うゴム製の膜(厚さ約5ミリ)が焦げたことが原因とみられる。焦げた配線は、モーターと回転数を制御する「主変換装置」をつないでおり、JR北は、この装置に異常があった可能性もあるとみて本格調査を始めた。

 スーパー白鳥34号は4日、自力走行でJR北海道函館運輸所(函館市)に到着。北海道運輸局も車両の調査を開始した。現時点では、国土交通省運輸安全委員会の調査対象となる列車火災には該当しない見通しという。【鈴木勝一、三股智子、小川祐希】


特急発煙、整備ミスの有無も検証
2015年4月4日(土)19時6分配信 共同通信

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 JR北海道の函館運輸所に向かう、スーパー白鳥34号の列車=4日、北海道函館市

 北海道と青森県を結ぶ青函トンネルで起きた特急発煙で、JR北海道は4日、トンネル経由で列車(6両編成)を北海道側の車両整備拠点「函館運輸所」(函館市)に移し、同日午前の目視点検の結果なども踏まえ、詳しい原因調査を始めた。整備ミスがなかったかどうかも検証する。

 JR北海道によると、発煙は5号車床下の3本の配線に過電流が生じて被膜が焦げたのが原因とみられ、モーターの回転数を制御する装置に異常があった可能性がある。

 国土交通省北海道運輸局も調査状況を確認するため、担当者2人を函館運輸所に派遣した。


<青函トンネル発煙>制御装置に異常か 同型車を緊急点検
毎日新聞 4月4日(土)15時0分配信

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5号車(前から2両目)の床下から煙と火花が出た特急スーパー白鳥34号。発煙事故調査のため函館運輸所に向かった=北海道函館市のJR函館駅で2015年4月4日午前11時8分、鈴木勝一撮影

 青函トンネルで発生した特急スーパー白鳥34号(6両編成)の発煙事故で、焦げた配線には通常の2倍以上の電気が流れた可能性があることが4日、JR北海道への取材で分かった。配線はモーターと回転数を制御する「主変換装置」をつないでおり、JR北は、この装置に異常があった可能性もあるとみて原因の本格的な調査を開始。事故を起こした特急列車と同型の34両についても緊急点検している。

 スーパー白鳥34号は4日午前4時15分ごろ、新中小国(なかおぐに)信号場(青森県外ケ浜町)に自力走行し、国土交通省東北運輸局による目視点検を受けた後、再び青函トンネルを通ってJR北海道函館運輸所(函館市)に入った。海峡線は3日から4日にかけて当該列車を含め計11本が運休したが、午前7時から上下線で運転を再開した。

 JR北によると、白煙は先頭から2両目の台車部分の配線(直径約30ミリ)3本に過電流が起き、配線を覆うゴム製の膜(厚さ約5ミリ)が焦げたことが原因とみられる。配線は通常の2倍まで耐えられる仕様となっていた。

 トンネルには、通過列車の火災を検知するため、函館側の旧吉岡海底駅と青森側の旧竜飛(たっぴ)海底駅付近に車軸の温度を検知し、220度以上となった場合列車を停車させる装置が設置されている。今回、スーパー白鳥34号が旧竜飛海底駅を通過した時点で車軸の温度は160度だったため、停止装置は作動しなかった。

 救助された乗客124人のうち、体調不良を訴えていた女性2人は命に別条はないという。西野史尚(ふみひさ)副社長は4日午前0時からJR北本社で記者会見し、「大変申し訳なく、強く責任を感じている。原因を究明して再発防止に努める」と謝罪した。【三股智子、小川祐希、酒井祥宏】


モーター配線に過剰な電流?ゴムの被膜焦げる
読売新聞 4月4日(土)11時52分配信

 北海道と本州を結ぶ青函トンネル(約54キロ・メートル)で3日、走行中の函館発新青森行き特急「スーパー白鳥34号」(6両編成)の車両から発煙したトラブルで、JR北海道は4日、車両のモーターに電気を送る配線を覆っているゴムの被膜が焦げて煙が発生したと発表した。

 同社は車両を現場から北海道函館市の函館運輸所に移動させ、詳しい原因を調べる。

 発表によると、5号車床下にある配線3本の被膜が焦げていた。モーターの回転速度に合わせて電圧などを制御する装置に何らかの異常が起き、配線に過剰な電気が送られて高熱になり、発煙した可能性が高いとみている。3日の発車前に行った簡易な車両検査や過去の定期検査では、モーターや制御装置に異常はなかったとしている。

 このトラブルでは、3日午後5時15分頃、青函トンネルを走行中に車掌が車内の異臭と車両の外で火花が出たことに気づき、非常ブレーキをかけた。整備担当社員が現場で車両を調べた結果、配線の被膜が焦げていた。地上に避難した乗客124人のうち女性2人が体調不良を訴えたが、既に回復したという。


<青函トンネル発煙>避難の乗客 ほっとしながら再発懸念
毎日新聞 4月4日(土)11時39分配信

 青函トンネルで発生した特急スーパー白鳥34号(6両編成)の白煙事故から一夜明けた4日、青森市内のホテルなどで宿泊していた乗客は、避難の際に列車に残した荷物の受け取りなどに追われた。乗客はほっとした様子を見せながらも、同様のトラブルの再発を懸念する声も漏れた。【伊藤奈々恵、佐藤裕太】

 乗客約120人は3日夜に3台のバスに分乗し、約55キロ離れた青森市内のホテルに分散して宿泊。一夜明けた4日朝、荷物を受け取るために、青森駅にタクシーなどで移動した。

 同駅では、JR職員約10人が対応。駅舎2階で、乗客が列車の中に残してきた荷物の返却などをした。

 北海道函館市で息子の高校の入学式に出席した帰りに事故に遭遇した山形市の40代の女性は、車内アナウンスの指示でスーツケースを列車内に置いてきたという。「(ホテルでは)よく眠れました。これから息子が(青函トンネルで)行き来するので、そっちが心配です」と話していた。

 さいたま市の自営業、石崎絹恵さん(72)は小学校を卒業したばかりの孫の女児(12)との函館旅行の帰りだった。「避難に時間がかかり不安だったが、誘導する声は大きく、対応も丁寧だった」と話した。


<青函トンネル発煙>過電流に配線焦げる 同型車を緊急点検
毎日新聞 4月4日(土)11時32分配信

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配線を覆う膜が焦げた特急「スーパー白鳥34号」の5号車床下のモーター=JR北海道提供
 ◇海峡線は4日午前7時から上下線で運転再開

 青函トンネルで発生した特急スーパー白鳥34号(6両編成)の発煙事故で、JR北海道は4日、先頭から2両目(5号車)の台車にあるモーターに電気を送る配線3本に過電流が流れ、配線を覆うゴム製の膜が焦げたことが原因とみられると発表した。救助された乗客124人のうち、体調不良を訴えていた女性2人は命に別条はないという。

 スーパー白鳥34号は4日午前4時15分ごろ、新中小国信号場(青森県外ケ浜町)に自力走行し、国土交通省東北運輸局による目視点検を受けた後、JR北海道函館運輸所(函館市)に向かって出発。JR北は、発煙事故を起こした特急列車と同型の34両の緊急点検を始めた。

 JR北によると、焦げた配線(直径約30ミリ、膜の厚さ約5ミリ)は、パンタグラフからモーターの回転数を制御する「主変換装置」に電気を流しており、制御装置に異常があった可能性もあるという。

 トンネルには、通過列車の火災を検知するため、函館側の旧吉岡海底駅と青森側の旧竜飛(たっぴ)海底駅付近に車軸の温度を検知し、220度以上となった場合列車を停車させる装置が設置されている。今回、スーパー白鳥34号が旧竜飛海底駅を通過した時点で車軸の温度は160度だったため、停止装置は作動しなかった。

 海峡線は3日から4日にかけて当該列車を含め計12本が運休したが、午前7時から上下線で運転を再開した。

 西野史尚(ふみひさ)副社長は4日午前0時からJR北本社で記者会見し、「大変申し訳なく、強く責任を感じている。原因を究明して再発防止に努める」と謝罪した。【久野華代、三股智子、小川祐希】


青函トンネル、上下線とも復旧=発煙車両を移動、原因調査へ―JR北海道
時事通信 4月4日(土)11時7分配信

 北海道と青森をつなぐ青函トンネル内で特急「スーパー白鳥34号」(6両編成)から煙が上がったトラブルで、JR北海道は4日朝、車両の移動や線路点検作業を終え、同トンネルを通る海峡線の運転を上下線とも再開した。
 JR北によると、発煙した列車は同日、函館運輸所に移動。今後、詳しい原因を調べる。運転再開までに12本の列車が運休し、約1400人が影響を受けた。
 トラブルは3日午後5時15分ごろ発生。乗務員が煙を消し止め、乗客乗員129人が徒歩で約1キロ離れた旧竜飛海底駅に避難し、女性2人が体調不良を訴えて病院に搬送された。配線に電流が過剰に流れ、被膜が焦げたのが原因とみられている。 


<JR東日本>特急北斗星2本を運休 青函トンネル煙事故で
毎日新聞 4月4日(土)10時44分配信

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青函トンネルで特急から避難し、旧竜飛海底駅付近にたどりついた人たち=乗客提供

 北海道と青森県を結ぶ青函トンネルで特急スーパー白鳥34号(6両編成)から発煙したことを受け、JR東日本は、事故の影響でJR津軽海峡線の運行が乱れているため、4日午後4時20分上野発札幌行きの特急北斗星(臨時列車)と、5日午後4時12分札幌発上野行きの同列車の2本を運休する。

 寝台特急北斗星(上野-札幌間)は今年3月で定期運行を終えたが、臨時列車として8月まで運行している。【岡礼子】


青函トンネル特急から煙 乗客124人が避難
河北新報 4月4日(土)9時55分配信

  3日午後5時15分ごろ、北海道と青森県を結ぶJR津軽海峡線の青函トンネル内で、走行中の函館発新青森行き特急スーパー白鳥34号(6両編成)の車両床下から白煙が発生し、緊急停車した。青森地域広域消防事務組合によると、乗客124人のうち、70代と50代の女性2人が体調不良を訴え救急搬送された。

  JR北海道などによると、車掌が5両目の床下の機器から白煙が発生しているのを見つけ、車内の非常ボタンを押した。停車したのは旧竜飛海底駅(青森県外ケ浜町)から青森側へ約1キロの地点。乗客は乗員の誘導で、避難所となっている旧竜飛海底駅まで線路脇を歩いて戻った。

  約1時間待機した後、ケーブルカーで地上の竜飛記念館まで複数回に分け移動。停車から地上に出るまで5時間以上かかった人もいた。

  午後11時半すぎ、JRが用意したバスで青森市内のホテルに到着。函館の病院からの帰路、フェリーが欠航だったため乗車した青森県大間町の山田アヤ子さん(74)は「列車の中にも煙が入り臭いがして怖かった。トンネルの中は暗く足元が見えず大変だった」と疲れ切った表情。別の60代男性も「乗客同士で助け合って歩いた。地上に着いたときはほっとした」と話した。


<青函トンネル>避難用の海底駅初使用
河北新報 4月4日(土)9時55分配信

  青函トンネル内でスーパー白鳥が止まったのは、もともと地上への緊急避難用に造られた旧竜飛海底駅から1キロほどしか離れていない場所だった。旧海底駅が実際に避難に使われるという、1988年のトンネル開業以来、前例のない事態となった。

  72年11月、福井県敦賀市の旧国鉄北陸線北陸トンネル(全長13.87キロ)で起きた列車火災事故では、列車がトンネル内に停車し、一酸化炭素中毒などで乗客30人が死亡。青函トンネルにはこれを教訓に海底駅を2カ所設置。JR北海道によると開業前年の87年から、列車火災を想定した防災訓練を実施してきたという。


発煙の同型車両を緊急点検 
2015年4月4日(土)8時48分配信 共同通信

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 青函トンネル内で発煙を起こした特急列車=4日午前7時20分ごろ、青森県外ケ浜町

 JR北海道は4日、北海道と青森県を結ぶ青函トンネルで発煙を起こした特急スーパー白鳥34号(6両編成)の車両を、トンネルの外に移動させた。運転を見合わせていた海峡線は同日朝から、木古内(北海道木古内町)―津軽今別(青森県今別町)間の上下線で、運転を再開し、同社は同型車両34両の緊急点検を始めた。

 JR北海道によると、発煙した列車は午前4時15分ごろに自力運行を開始し、同50分ごろに青森県外ケ浜町の新中小国信号場に到着。詳しい原因調査のため、午前8時すぎに函館運輸所に向かわせた。

 3日から4日にかけ、海峡線は発煙した特急列車を含む上下計10本が運休した。


「臭い充満」「真っ暗に」…乗客、恐怖と不安
読売新聞 4月4日(土)7時29分配信

 青函トンネルから避難した乗客の一部は、午後11時半過ぎごろからバスで青森市内のホテルに移動した。

 先頭の車両に乗っていた横浜市の男性(79)は「座席で寝ていたら急停車し、驚いて目覚めたら、金属がこすれたような臭いが充満していた。降りる時に通った4、5号車では、煙が多かった。降りてから1時間近く歩いた」とぐったりした様子だった。

 乗客の仙台市の男性(66)は「ビニールの焼けるような臭いがどんどん強くなって、列車が緊急停止した。その後照明も消え、真っ暗になった。10分ぐらい車内に待機した後、乗員らのライトを頼りにトンネルを歩いた。怖かった」と不安げに話した。


<青函トンネル>避難の乗客「落ち着いていた」…特急発煙
毎日新聞 4月3日(金)23時26分配信

 北海道と青森県を結ぶ青函トンネルで3日に起きた特急スーパー白鳥34号の発煙事故。地上口の青函トンネル記念館周辺には救急車や消防車など10台以上が詰めかけたほか、規制線が引かれるなど騒然とした雰囲気に包まれた。担架に乗せられ、救急車で運ばれる人もいた。いったん記念館に入った乗客は深夜にかけて、JR側が用意したバスに順次乗り込んだ。報道陣から声を掛けられた乗客の一人は「大丈夫です」と言葉少な。別の乗客の男性は「みんな落ち着いて避難しました」と話した。

 一方、発煙トラブルの影響で本州と北海道を結ぶ列車の運休が相次ぎ、青森市のJR青森駅では払い戻しの行列ができた。東京都内から北海道函館市に帰省する途中だった男性(42)は「原因が分からないから文句も言えないが、正月以来で両親に会えるのを楽しみにしていたのに」と話した。【石灘早紀、宮城裕也】


<青函トンネル>乗客「煙を見た」、歩いて避難…特急発煙
毎日新聞 4月3日(金)23時25分配信

 北海道と青森県を結ぶ青函トンネルで3日に起きた特急スーパー白鳥34号の発煙事故。乗客はトンネル内を歩いて避難し、ケーブルカーで地上に脱出した。JR北海道では特急の出火やレール検査記録の改ざんなど問題が続発しており、来春の北海道新幹線開業を前に利用者の信頼が再び揺らいでいる。

 JR北海道によると、スーパー白鳥34号は3日午後3時56分に函館駅を出発。乗客124人を乗せて新青森駅に向かっていた。

 「煙を見た」。乗客から車掌に異常を知らせる通報が入ったのは、午後5時15分ごろ。青森側のトンネル終点まであと約14キロの地点だった。

 出火に気付いた車掌からの通報を受けた運転士が緊急停止。消火器を使って自力消火した後、乗客は3日午後5時50分ごろ、最後尾の1号車から函館方面に約1キロ離れた旧竜飛海底駅(青森県外ケ浜町)に向けて徒歩で避難を開始。車掌を先頭、運転士を最後尾にして約10分かけ移動したという。

 JR北によると、車掌は車内で異臭を感じたが、白煙は車内に入っていなかったという。駅から地上までは約778メートルあり、乗客は約10分かけてケーブルカーで地上に脱出した。

 国土交通省運輸安全委員会などが原因を調べる可能性があることから、JR北は当面、特急を現場から動かさないことにしており、海峡線の運休が長引く恐れがある。

 JR北海道では2011年5月、占冠(しむかっぷ)村の石勝線で特急脱線火災事故が起き、乗客乗員79人が負傷するなど、特急の出火・発煙事故が相次いで発生。車両の整備時間を確保するため減速・減便などのダイヤ改正などが行われてきた。

 竜飛海底駅は構内に青函トンネルジオラマなどの施設も整備され、見学ツアーが実施されて鉄道ファンの人気を集めていた。車両幅の大きい北海道新幹線が通れないため、14年3月に廃止され、現在は竜飛定点と呼ばれている。【酒井祥宏、江連能弘、三股智子】


<青函トンネル>特急から煙、乗客124人避難…床下で火花
毎日新聞 4月3日(金)21時30分配信

 3日午後5時15分ごろ、北海道と青森県を結ぶ青函トンネル(全長53.85キロ)で、走行中の函館発新青森行き特急スーパー白鳥34号(6両編成)から煙が上がり、旧竜飛(たっぴ)海底駅から青森側約1キロ地点で緊急停車した。乗客124人は避難場所となっている同駅まで歩いて避難した。JR北海道が詳しい原因を調べている。トンネル内の事故で乗客が避難したのは、1988年の開通以来初めて。

 JR北によると、乗客から車掌に「煙を見た」との通報があった。調べたところ先頭から2両目の5号車で異臭がして、床下モーター付近で火花が出ているのを確認。運転士が停車させ、午後5時半ごろに消火器で自力消火したという。

 旧竜飛海底駅は青森県外ケ浜町の海面下約140メートル地点にある。乗客は地上と駅構内の778メートルを結ぶケーブルカーで救出された。

 車両は2002年製。3日朝の点検で異常は無かった。旧竜飛海底駅を通過した際も、煙や温度の異常は検知されなかったという。

 このトラブルに伴い、青函トンネルを通る海峡線は終日運転を見合わせ、後続の特急など8本が運休した。

 竜飛海底駅は青函トンネルの開通時に設置されたが、来春開業予定の北海道新幹線建設に伴い14年3月で廃止された。

 青森地域広域消防事務組合消防本部によると、現地対策本部を設けた地上口付近で避難者の体調などを確認。78歳の女性を外ケ浜町内の病院に搬送したが、詳細は不明という。

 同消防本部はJR北海道から午後5時36分に連絡を受け、消防車両13台を出動させた。【鈴木勝一、久野華代、野原寛史、江連能弘】


特急から煙、乗客歩いて避難…青函開業以来初
読売新聞 4月3日(金)18時49分配信

  3日午後5時15分頃、北海道と本州を結ぶ青函トンネル(長さ53・85キロ・メートル)内で、走行中の函館発新青森行き特急「スーパー白鳥34号」(6両編成)の車両の床下から、白煙が出ているのを車掌が見つけ、非常ブレーキをかけて列車を緊急停車させた。

 運転士が約15分後に消し止め、乗客約120人はトンネル内を歩いて避難し、数人が体調不良を訴えたという。

 JR北海道によると、乗客の避難を伴うトラブルは、青函トンネルが1988年に開業して以来初めて。

 同社によると、緊急停止したのは、青森県外ヶ浜町の旧竜飛海底駅から南に1キロほどのトンネル内。先頭車両から2両目の5号車で異臭がすることに車掌が気づき、床下のモーター付近から火花や煙が上がっているのを確認したという。連絡を受けた運転士が、車両の外に出て、消火器で消し止めた。

 列車には乗客124人、乗員5人の計129人が乗っていた。乗客は最後尾の1号車に全員移動し、午後5時50分頃から列車から降り、地下にある旧竜飛海底駅まで徒歩で避難した。同駅からはケーブルカーなどで地上に移動しているという。

 同社によると、煙が出た車両は2002年に製造された。運行前に点検を行った際は、異常がなかったとしている。


青函トンネルで特急から煙=乗客ら徒歩で避難―JR北海道
時事通信 4月3日(金)18時37分配信

 3日午後5時15分ごろ、北海道と青森県をつなぐ青函トンネル内で、JR北海道の函館発新青森行き特急「スーパー白鳥34号」(6両編成)から火花が出て停車した。煙が上がったが乗務員が消し止め、乗客乗員129人は徒歩で約1キロ離れた旧竜飛海底駅に避難した。けが人はいないが、乗客数人が体調不良を訴えているという。
 同社によると、列車は午後4時ごろ函館駅を出発。青函トンネル内で、車掌が先頭から2両目の5号車で異臭に気付き、外を見ると火花が見えた。その後、非常ブレーキを使って列車を停止させ、白煙を確認。運転士が車外に出て消火した。
 特急が停止したのは、現在使われていない旧竜飛海底駅の先約1キロ。乗客らは同駅からケーブルカーで地上に避難し、同社が用意したバスで移動する。
 煙が出た車両は同社の所有で、2002年製造。出発前、数日に一度の頻度で行っている検査を実施したという。 


青函トンネルで特急から煙
2015年4月3日(金)18時36分配信 共同通信

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 青函トンネルの旧竜飛海底駅(JR北海道提供)

 3日午後5時15分ごろ、北海道と青森県を結ぶ青函トンネル内を走行中の函館発新青森行き特急スーパー白鳥34号(6両編成)の先頭から2両目の5号車から煙が発生し、列車は旧竜飛海底駅(青森県外ケ浜町)から青森側へ約1キロのトンネル内で緊急停車した。

 同社によると、列車の乗客乗員は約120人。乗客は乗務員の誘導で午後5時50分ごろから降車を始め、午後6時20分ごろまでに深さ約140メートルの旧竜飛海底駅まで歩いて移動。さらに避難設備のケーブルカーで地上に避難した。

 青森地域広域事務組合消防本部によると、乗客の女性(78)が体調不良を訴えて病院に搬送された。


<JR北>青函トンネルで特急から煙…緊急停車、乗客避難
毎日新聞 4月3日(金)18時27分配信

 3日午後5時15分ごろ、北海道と青森県を結ぶ青函トンネル(全長53.85キロ)で、走行中の函館発新青森行き特急スーパー白鳥34号(6両編成)から煙が上がり、旧竜飛(たっぴ)海底駅から青森側約1キロ地点で緊急停車した。乗客124人は避難場所となっている同駅まで歩いて避難した。JR北海道が詳しい原因を調べている。トンネル内の事故で乗客が避難したのは、1988年の開通以来初めて。

 JR北によると、乗客から車掌に「煙を見た」との通報があった。調べたところ先頭から2両目の5号車で異臭がして、床下モーター付近で火花が出ているのを確認。運転士が停車させ、午後5時半ごろに消火器で自力消火したという。

 旧竜飛海底駅は青森県外ケ浜町の海面下約140メートル地点にある。乗客は地上と駅構内の778メートルを結ぶケーブルカーで救出された。

 車両は2002年製。3日朝の点検で異常は無かった。旧竜飛海底駅を通過した際も、煙や温度の異常は検知されなかったという。

 このトラブルに伴い、青函トンネルを通る海峡線は終日運転を見合わせ、後続の特急など8本が運休した。

 竜飛海底駅は青函トンネルの開通時に設置されたが、来春開業予定の北海道新幹線建設に伴い14年3月で廃止された。

 青森地域広域消防事務組合消防本部によると、現地対策本部を設けた地上口付近で避難者の体調などを確認。女性1人を外ケ浜町内の病院に搬送したが、詳細は不明という。

 同消防本部はJR北海道から午後5時36分に連絡を受け、消防車両13台を出動させた。【鈴木勝一、久野華代、野原寛史、江連能弘】

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