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2015年4月27日 (月)

ネパール中部でM7.8の地震・6

ネパール中部で25日午前11時56分(日本時間午後3時11分)ごろ、マグニチュード(M)7.8の強い地震が発生した。

各報道によると、これまでに3800人以上が死亡したとされる。死者がさらに増える恐れがある。世界最高峰エベレスト(8848メートル)では大規模な雪崩が起き、日本人登山者1人を含む18人が犠牲となったほか、まだ約400人以上が山中で孤立していると見られる。

またインドやチベットなどでも多数の被害が出ている模様。

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リンク:<ネパール地震>日本緊急援助隊カトマンズ入りできず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本隊、再びネパール入り目指す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トヨタと豊田通商、ネパールに義援金1000万円 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:楽天、ネパール支援で通話無料に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ネパール地震>「軟弱地盤で揺れ数倍増幅」東大地震研 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ネパール地震、崩壊で画像暗く…衛星からも確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大地震によるエベレスト雪崩、登山者をヘリで救出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:[写真特集]大地震の犠牲者を送る「野辺の煙」…悲しみにくれるネパール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大地震によるエベレスト雪崩、生存者の証言 AFP特派員も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ネパール地震>団体が支援金受け付け 支援チーム派遣も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:情報を求めるネパールの家族 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:がれきの山に登るネパールの人々 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エベレスト雪崩の瞬間、登山家のカメラがとらえる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ネパール地震、100万人近い子供が「深刻な被害」=ユニセフ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ネパール地震死者4千人超 - 速報:@niftyニュース.
リンク:死者3800人、さらに増大も=日本援助隊、現地入りできず―ネパール地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広場に避難した子供たち=ネパール地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:給水支援の列に並ぶ人々=ネパール地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テントに避難した女性=ネパール地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カトマンズの被災者=ネパール地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テントを張る避難家族=ネパール地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:巨大な雪の壁が…山岳ガイド「九死に一生」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ネパール地震 死者数千人 家屋多数倒壊で甚大な被害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アングル:ネパール大地震で露呈、早期警報システムの現実と課題 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ネパール地震、死者3200人超-救助活動3日目、感染症リスク - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【写真特集】大地震で雪崩、エベレストのベースキャンプ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本の援助隊が現地入り=国際支援が本格化―ネパール地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アジア最貧国ネパール、地震で経済さらに悪化も-急がれる支援 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震に乗じてネパールに恩を売る中国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:満杯の病院、屋外で治療も ネパール地震被災地の惨状 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ネパール大地震、歴史遺産の被害甚大 「修復不可能」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:子ども94万人に支援必要 - 速報:@niftyニュース.
リンク:ネパール大地震、どのように起きたか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:崩落したスワヤンブナート寺院 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<ネパール地震>日本緊急援助隊カトマンズ入りできず
毎日新聞 4月27日(月)20時20分配信

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カトマンズ旧市街ダルバール広場で、一つずつ手作業でがれきを撤去する警官隊=2015年4月27日午前10時3分、金子淳撮影

 【カトマンズ金子淳、北京・工藤哲】ネパール中部で25日に起きたマグニチュード(M)7.8の巨大地震で、ネパールの内務省当局者は27日、死者が3726人に上ったと明らかにした。インドや中国など周辺国も含めた死者は3800人以上になった。1000人以上が犠牲になった首都カトマンズでは救出・救援活動が進みつつあるが、山岳地帯では道路が寸断され、被害の全体像は明らかになっていない。ただ、国連は国土の約半分が被災したと見ており、死者数はさらに増える可能性がある。

 カトマンズの国際空港は世界各地からの救援機などで混雑し、民間機で現地入りを目指す救援隊が経由地で足止めされるケースが出ている。日本の国際緊急援助隊が乗った航空機も27日午後にカトマンズ上空まで来たが、着陸許可が出ず、インドのコルカタに引き返した。給油後に再び目指したが、結局28日に仕切り直すことになった。

 国連の報告書によると、被災者の総数はまだ不明だが、全国75地区のうち中部を中心に35地区が被災。このうち、カトマンズのほか震源地に近いゴルカ地区やダディン地区など11地区は特に大きな被害を受けた。山岳地帯では地滑りで道路が寸断され、救援隊も近づけない状態が続く。

 国連児童基金(ユニセフ)は26日、94万人の子供が緊急人道支援を必要としているとの声明を発表した。

 また、地元紙によると、雪崩で少なくとも19人が死亡した世界最高峰エベレスト(8848メートル)では、下山ルートも寸断され、標高6000メートル付近に200人以上が取り残されている。

 中国共産党機関紙「人民日報」によると、中国チベット自治区では少なくとも20人が死亡。エベレスト北側の標高約7000メートル付近では25日に雪崩が発生した。また、AP通信によると、インドでも61人が死亡するなど、周辺国でも被害が拡大している。


日本隊、再びネパール入り目指す
時事通信 4月27日(月)20時3分配信

 【カトマンズ時事】日本の国際緊急援助隊・救助チームを乗せた航空機は27日、再びネパール入りを目指し、インド東部コルカタを離陸した。日本政府が発表した。チームを乗せた航空機はこの日、ネパール入りをいったん断念しインドへ戻っていた。 


トヨタと豊田通商、ネパールに義援金1000万円
時事通信 4月27日(月)20時0分配信

 トヨタ自動車 <7203> と豊田通商 <8015> は27日、ネパール中部で発生した大地震の被災地に、義援金1000万円を寄付すると発表した。支援活動を行う特定非営利活動法人「ジャパン・プラットフォーム」を通じて寄付する。 


楽天、ネパール支援で通話無料に
時事通信 4月27日(月)20時0分配信

 楽天 <4755> は27日、子会社のバイバー(本社キプロス)を通じ、ネパールの地震の被災者支援策として、同国在住者向けに発信・受信できる通話機能「バイバー・アウト」の無償提供を始めたと発表した。日本時間の26日午後5時ごろから運用を開始しており、終了時期は未定。 


<ネパール地震>「軟弱地盤で揺れ数倍増幅」東大地震研
毎日新聞 4月27日(月)19時54分配信

 ネパールを襲ったマグニチュード(M)7.8の巨大地震で、首都カトマンズ一帯の軟弱な地盤と耐震性に乏しい建築物の構造が、被害を拡大させた可能性が強まってきた。

 東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)によると、盆地状のカトマンズ一帯は数万年前まで湖で、土砂の流入などで陸地になった。地下に泥や砂岩の層が数百メートル堆積(たいせき)する地盤は一般に揺れを強め、盆地の斜面では土砂崩れが起きやすいという。古村教授は「軟弱な地盤のために揺れが数倍強く増幅された」と分析する。

 地上の建物も揺れに弱い構造だったとみられる。現地の大学と4年前から地震防災の共同研究をしている北海道大の高井伸雄准教授(地震工学)は「カトマンズでは郊外を含めレンガ積みだけで造られた建物が多く、レンガ自体も日本のものよりもろくて壊れやすい」と問題視する。

 さらに、約20年前から現地で地震防災対策に取り組む東京大の目黒公郎教授(都市震災軽減工学)は「柱と梁(はり)だけが鉄筋コンクリートの建物もあるが、柱と梁の接合部が構造的に弱いため、地震の揺れでレンガの壁に簡単にひびが入り、一瞬で崩れる」と指摘する。

 逃げ出す前に押し潰されてしまうほか、土ぼこりで息ができなくなることも犠牲者を増やした可能性があるという。目黒教授は「近年、耐震基準を整備したが、守らせる仕組みと既存建物へのケアが不足していた」と悔やんだ。【千葉紀和】


ネパール地震、崩壊で画像暗く…衛星からも確認
読売新聞 4月27日(月)19時29分配信

 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は27日、地球観測衛星「だいち2号」で撮影した地震前後のカトマンズの画像を公開した。

 ダルバール広場や、カトマンズで最も高いとされたダラハラ塔は、地震前は建物が白く見えているが、崩壊した地震後は暗くなっている。

 地震前の3月13日と、地震後の今月26日に撮影した。だいち2号は電波を利用して、地形などを観測している。JAXAの担当者は「地震後に暗くなっている領域は、建物の倒壊などで電波の反射が少なくなったとみられる」と話している。


大地震によるエベレスト雪崩、登山者をヘリで救出
AFP=時事 4月27日(月)19時13分配信

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ネパールの大地震で発生した雪崩に見舞われたエベレストのベースキャンプへ、負傷者を搬送するために到着した救援ヘリコプター(2014年4月26日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】25日のネパールの大地震によって発生した雪崩で、世界最高峰エベレスト(Mount Everest)に取り残された登山者らを救出するために27日、ヘリコプター3機が現地に派遣された。

【写真特集】大地震で雪崩、エベレストのベースキャンプ

 エベレストのベースキャンプを襲った雪崩では、これまでに少なくとも18人の死亡が確認されている。ネパール当局によれば、雪崩によって雪や氷板がなだれ込んだことにより、キャンプ・ワン(Camp One)とキャンプ・ツー(Camp Two)はそれよりも下のベースキャンプと断絶されており、両キャンプ合わせて約150人が身動きできずにいる。

 観光当局のトルシ・ゴータム(Tulsi Gautam)氏はAFPに対し、重傷者以外は一気に下山させずに、ベースキャンプまで移送したと述べた。また同氏は、この雪崩でベースキャンプが破壊されたため、同じく雪崩が原因だった昨年に続き今シーズンの登山も中止される可能性があると語った。ただし、現時点では公式な決定は下っていない。

 これまでに、ベースキャンプにいた多くの登山者らとそのチームがヘリコプターで救出されているが、地震発生当時、エベレストの各所には計800人を超える登山者らがいたとみられている。現地ではその後も余震が続いている。【翻訳編集】 AFPBB News


[写真特集]大地震の犠牲者を送る「野辺の煙」…悲しみにくれるネパール
Yahoo!ニュース 4月27日(月)19時0分配信

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川沿いで火葬されるネパール地震の犠牲者=2015年4月27日(写真:ロイター/アフロ)


大地震によるエベレスト雪崩、生存者の証言 AFP特派員も
AFP=時事 4月27日(月)18時49分配信

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地震により発生した雪崩に押しつぶされたエベレストのベースキャンプ(2015年4月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】世界最高峰エベレスト(Mount Everest)で25日、マグニチュード(M)7.8の大地震の影響で発生した雪崩が、山肌を滝のように流れ落ちながら、その進路上にあるものすべてを押しつぶしてきたとき、フランス通信(AFP)ネパール支局のアム・カナンピリ(Ammu Kannampilly)支局長はベースキャンプにいた。

【写真特集】大地震で雪崩、エベレストのベースキャンプ

 昨年4月、エベレストではシェルパ(ネパール人登山ガイド)16人が亡くなる雪崩が起きた。今回、地震によって発生したエベレストの雪崩の犠牲者はそれを上回り、これまでに18人の死亡が確認されている。カナンピリ支局長は、損壊したベースキャンプにいた生存者たちに恐怖の体験を聞いた。

■「山からのメッセージ」

 シンガポールを中心に研究活動をしている海洋生物学者のジョージ・フォールシャムさん(38)は、巨大な雪の壁に倒されながらも生き残ったことに信じられない思いで「今は登るべきときではないという」山からのメッセージのように感じたと語った。エベレストでは昨シーズン、前回の雪崩で登山中止となり、他の多くの登山者と同じようにフォールシャムさんも今シーズン、再び登頂を目指してベースキャンプにやって来たところだった。

 フォールシャムさんをがく然とさせたのは「白い50階建てのビル」のような雪崩だった。「走ったがただ押しつぶされた。起きようとしてもまた押しつぶされた。息ができず死ぬんだと思った。最後に立ち上がったとき(雪崩は)私にはほとんど触れずに通り過ぎて行った。信じられなかった」とフォールシャムさんは語った。

 登山仲間たちと一緒に空輸でエベレストを離れるのを待ちながら、フォールシャムさんは自分の夢が決してかなわないかもしれないことを、やむなく認め、「エベレストに登るために長年貯金してきたが、これは山が今は登るなと言っているようだ。2年間で2回もこうしたことが起きるとは、偶然が重なり過ぎている」と話した。

 米国人登山家で心臓専門医のエレン・ギャラントさんは「(ベースキャンプの)外にいました。すると巨大な、爆発したような雲が降りて来るのが見えたのです」と語った。さらに「走ってテントへ向かい、テントに身を投げ出すようにして滑り込みました。揺れが収まってから外に出て、医療テントに無線連絡すると彼らは、私ともう一人、インド軍の医師であるインド人登山家に頭部負傷者の手当てを依頼してきました。私たちは一晩中、一緒に働きました。薬を渡したり、点滴をしたりしました。治療した9人のうち1人は昨夜亡くなりました。25歳のシェルパでした。血圧が下がってしまい…私たちには何もできることがありませんでした」と話した。

 山岳ツアー会社ジャッグド・グローブ(Jagged Globe)に雇われているネパール人シェフ、カンチャマン・タマンさん(40)は「雪崩が来たときには食事用のテントにいたが、テントが吹き飛んだ」と語った。「去年の雪崩の後には、またここへ来ることに不安はなかった。家族にはベースキャンプで働くし、氷瀑(ひょうばく)とは違うから安全だと言っていた。けれど来年はまた戻って来るかどうか分からない。この山は痛みが多すぎる」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News


<ネパール地震>団体が支援金受け付け 支援チーム派遣も
毎日新聞 4月27日(月)18時47分配信

 ネパールで25日に起きた大地震を受け、ネパールの子どもたちの教育や自立支援活動に取り組む公益財団法人「プラン・ジャパン」(東京都世田谷区)が支援金の受け付けを始めた。カトマンズで7000世帯分のマットレスや蚊帳などの緊急キットを配布、医師や子どものケアの専門家でつくる緊急支援チームも派遣する。

 同法人はアジアやアフリカで活動する国際NGO「プラン」の一員で、ネパールにも拠点がある。現地事務所のマティアス・ブラインソン所長からは「雨が降り始めても、人々は覆いもない屋外で夜を過ごしている。子どもたちの泣き叫ぶ声が響きわたり、医療施設は人であふれている」という報告があったという。

 支援金は振り込みの他、同法人のウェブサイトでも受け付ける。問い合わせは同法人(03・5481・0030)。【武内彩】


情報を求めるネパールの家族
時事通信 4月27日(月)18時26分配信

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27日、カトマンズの崩壊した寺院の傍らで地震情報を読むネパールの家族。


がれきの山に登るネパールの人々
時事通信 4月27日(月)18時26分配信

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27日、カトマンズで被害の様子を見るためにがれきの山の上に登る人々。


エベレスト雪崩の瞬間、登山家のカメラがとらえる
ITmedia ニュース 4月27日(月)18時6分配信

 ネパールの大地震で、エベレストのベースキャンプを雪崩が襲った瞬間の動画をドイツの登山家がYouTubeに投稿した。

【テントに雪崩が激しく当たっている】

 動画は26日付けでヨースト・コブッシュさんのYouTubeチャンネルに投稿された。長さは2分半で、テントが立ち並ぶベースキャンプを写した後、雪崩が空から襲ってくる様子がとらえられている。撮影者はテントの影で雪崩に耐え、再び立ち上がったが、ベースキャンプは変わり果てた状態になっている。

 投稿者は「地震で地面が揺れ、われわれも自分の命を守るために走った」と説明している。


ネパール地震、100万人近い子供が「深刻な被害」=ユニセフ
ロイター 4月27日(月)18時5分配信

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 4月27日、国連児童基金(ユニセフ)は3200人以上の死者を出したネパール大地震により深刻な被害を受けている子供たちが100万人近くいると発表した。写真は26日、ネパールの都市バクタパルにて、地震で負傷した少年が病院の窓から外を眺める(2015年 ロイター/Navesh Chitrakar)

[ムンバイ 27日 ロイター] - 国連児童基金(ユニセフ)は27日、3200人以上の死者を出したネパール大地震により深刻な被害を受けている子供たちが100万人近くいると発表した。

ユニセフによれば、屋外テントや屋根のない場所で仮眠をとっている人が数十万人にのぼることから、現地の救援隊は、水を媒介とする伝染病や感染症の発生を警戒している。

ユニセフのクリストファー・タイディ広報官は「現時点でわかっているだけで、深刻な被害にあった子供たちが100万人近くいる。現時点で最大の懸念事項は子供たちがきれいな水やトイレを利用できるかどうかだ」と電話取材に答えた。

警察が27日明らかにしたところでは、25日のマグニチュード7.9の大地震による死者数は合計3218人、負傷者数は6500人超。死者8500人を出した1934年以来最悪の地震災害となった。


ネパール地震死者4千人超
2015年4月27日(月)17時56分配信 共同通信

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 27日、ネパール・バクタプルで、崩れ落ちた建物から行方不明者を捜索する陸軍の兵士(ロイター=共同)

 【カトマンズ共同】ネパールで起きた大地震は発生3日目の27日、死者がネパールと近隣国を含め4千人を超えた。AP通信などが報じた。山岳地帯では救助が難航、倒壊した建物のがれきの中には、なお多数の行方不明者がいるとみられる。生存率が急激に下がるとされる発生からの72時間が28日に迫り、救助活動は時間との闘いに入った。

 地元紙ヒマラヤン・タイムズによると、地震による雪崩が起きた世界最高峰エベレストでは少なくとも登山者19人が死亡、70人以上が負傷した。下山ルートも破壊されたため、標高約6千メートルの高地に登山者200人以上が足止めされている。


死者3800人、さらに増大も=日本援助隊、現地入りできず―ネパール地震
時事通信 4月27日(月)17時50分配信

 【カトマンズ時事】ネパール中部で発生した大地震で、ロイター通信やAFP通信は27日、死者数が近隣国を含め、3800人を超えたと伝えた。急増する犠牲者数を前に、ネパール政府内からは「最終的な死者数は5000人に上るのではないか」と不安視する声も漏れ始めた。
 被災地の混乱は27日、改めて浮き彫りになった。現地入りを目指す日本の国際緊急援助隊・救助チームが乗った航空機はこの日、空港の混雑で着陸許可が下りず、カトマンズ入りをいったん断念。南東に位置するインド東部コルカタに引き返した。
 世界各地から便が殺到する中、日本の援助隊が乗った航空機は空港上空で待機、旋回を余儀なくされた。日本外務省によると、燃料不足が懸念され、インドに戻ることを決めた。28日に再び現地に向かう。
 日本の援助隊は消防や警察、海上保安庁などから約70人編成。大規模な救助チームの派遣は2011年2月のニュージーランド地震以来だ。
 近隣のインドやパキスタンなどは既に輸送機で大量の医療品や食料、テントなどを空輸。中国の救助隊もネパール入りした。米国も災害援助対応チームを派遣している。 


広場に避難した子供たち=ネパール地震
時事通信 4月27日(月)17時44分配信

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27日、避難者のテントが張られたカトマンズの広場で、赤ん坊を抱くネパールの子供たち。


給水支援の列に並ぶ人々=ネパール地震
時事通信 4月27日(月)17時44分配信

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27日、カトマンズのテントが張られた広場で、軍の給水支援に列を作るネパールの人々。


テントに避難した女性=ネパール地震
時事通信 4月27日(月)17時44分配信

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27日、カトマンズの広場に設けられたテントの簡易避難所で、酸素吸入を受ける女性。


カトマンズの被災者=ネパール地震
時事通信 4月27日(月)17時40分配信

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27日、カトマンズの広場に設置された避難者向けテントで一夜を明かした被災者の女性ら。


テントを張る避難家族=ネパール地震
時事通信 4月27日(月)17時40分配信

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27日、カトマンズの道路脇の広場にテントを張り、避難生活を送る家族。


巨大な雪の壁が…山岳ガイド「九死に一生」
読売新聞 4月27日(月)16時40分配信

 巨大な雪の壁がのしかかってきた――。地震によって大規模な雪崩が発生し、日本人1人を含め少なくとも18人の登山客が亡くなった世界最高峰のエベレスト(標高8848メートル)。

 雪崩にのみ込まれた標高約5300メートルのベースキャンプでは、多くの登山者が救助を待っているとみられる。

 AP通信によると、雪崩現場から救出された15人がカトマンズに搬送された。このうち1人の山岳ガイドはテントで調理中に雪崩に遭ったという。「みんなで逃げ出したら、巨大な雪の壁がのしかかってきた。身をよじり、手で雪をかきわけて九死に一生を得た。息ができなかったが、必死だった」と記者団に話した。

 脱出後、周囲を見回すとベースキャンプの一部が雪崩で消えていたという。「テントは破れ、たくさんの人がけがをしていた。多くの友人を失った」と話した。

 現場での証言によると、雪崩は標高7000メートル超のプモリ山で始まった。ベースキャンプより高い登山路で多くの登山者が取り残されているとみられるという。ネパールの山岳協会の代表は、けがが重いとみられる22人はヘリコプターで付近の村に搬送されたという。


ネパール地震 死者数千人 家屋多数倒壊で甚大な被害
AP通信 4月27日(月)15時59分配信
[カトマンズ ネパール 25日 AP]

ネパールの首都カトマンズで25日、マグニチュード(M)7.9の地震が発生。翌日もマグニチュード6.7の余震が起きた。
家屋が多数倒壊しており、懸命の救出活動が続けられているが、死者は数千を越え増加する恐れがある。
また、強い地震によりエベレストで大規模な雪崩が発生し、緊急救助隊が派遣された。

(日本語翻訳 アフロ)


アングル:ネパール大地震で露呈、早期警報システムの現実と課題
ロイター 4月27日(月)15時50分配信

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 4月26日、ネパールでは約75年周期で大地震が発生しているが、活断層上に暮らす同国の住民にとって、いつ地震が起きるのか知る由もない。写真は首都カトマンズで倒壊した寺院のがれきの中を歩く男性(2015年 ロイター/Adnan Abidi)

[ニューヨーク 26日 ロイター] - ネパールで25日に発生したマグニチュード(M)7.9の大地震。最も地震活動が活発な地域に位置する同国の地震記録は少なくとも13世紀にさかのぼり、約75年周期で大地震が発生している。

【スライドショー】ネパールを襲ったM7.9の大地震、死者3200人超に

しかし、現在まで共通しているのは、活断層上に暮らす同国の住民にとって、いつ地震が起きるのか知る由もないということだ。

米カリフォルニア大学バークレー校にあるバークレー地震研究所の地震学者ペギー・ヘルウェグ氏は、調査に何十年を費やした後でも「地震を予測する力はわれわれにはまだない」と指摘する。

ネパールの首都カトマンズ周辺地域では、1934年と88年に大きな被害をもたらした地震が発生。今月に入り専門家がカトマンズで集まったときには、全員が次の大地震は恐らく数十年先だろうと予測していた。

数日や数週間レベルの予測はまだ遠い話だが、早期地震警報システムは進歩を遂げており、生存を左右する貴重な数秒を確保することが可能となっている。しかし、同システムは持つ国と持たざる国に分かれているのが現状だ。

ヘルウェグ氏によれば、早期警報システムがあるのは世界でメキシコ、日本、米国など地震多発国のほんの一握り。同システムは地震発生の直前に警報を発することが可能だという。

最新システムの1つに、米地質調査所(USGS)がカリフォルニア大学バークレー校などと一緒に開発したシェイクアラートがある。同システムは2014年にナパ郡で起きた地震の際には、サンフランシスコ湾岸地区に5─10秒前に警報を発した。

ヘルウェグ氏は同様のシステムがネパールにあれば、カトマンズ市民は恐らく15─20秒前に警報を受けることができただろうと指摘。それくらいの時間があれば、テーブルの下に隠れたり、倒壊しそうな建物から避難することも十分可能だったかもしれない。

しかし、こうしたシステムは決して安くはない。USGSの昨年の試算によれば、米西海岸全域をカバーする早期警報システムに要する設備投資コストは計3830万ドル(約45億6000万円)。そのほか、維持費や運営費が年間1610万ドルかかるという。

<交通機関と連動>

サンフランシスコの公営鉄道(BART)は2012年からシェイクアラートとの連動を開始。マグニチュードM4.0もしくは5.0の地震が起きる前には警報を受けた列車が自動的に減速し、脱線による被害を阻止するようになっている。

とはいえ、同システムも完璧とは言えない。震源地がサンフランシスコ湾岸地区だった場合、初期微動(P波)と主要動(S波)がほぼ同時に到達するため、BARTに警報は届かない。

一方、日本の全国瞬時警報システム(Jアラート)では、連動する機関がさらに広範囲に及ぶ。2007年にスタートした同システムは、大規模な自然災害などの際には緊急情報を住民や地方自治体に瞬時に伝達する。

新幹線や原子炉や工場なども同システムと連動しており、2011年の東日本大震災発生時には自動的に運転を停止。携帯電話への緊急速報は子供たちに避難するよう促した。

バークレー地震研究所のリチャード・アレン氏は、最近の会議で同システムが「数千人の命」を救ったと語った。

(Sharon Begley記者、翻訳:伊藤典子、編集:宮井伸明)


ネパール地震、死者3200人超-救助活動3日目、感染症リスク
Bloomberg 4月27日(月)15時45分配信

  (ブルームバーグ):ネパール地震の生存者の捜索活動が27日で3日目に入った。各国がネパールへの支援を急ぐ一方、国際救助機関は水を介した感染症などのリスク上昇を警告した。

マグニチュード (M)6.7などの相次ぐ余震で生存者の救出活動が妨げられている。25日のM7.8の地震以来余震は50回近くに及び、パニックに陥った住民が被害を受けた自宅に戻らず、混乱に拍車が掛かっている。これまでに死者数は3200人を上回り、負傷者は最大5000人に達した。

ネパール内務省のラムシュワー・ダンガル氏は、「現時点で生存者を見つけるのは非常に困難のようだ」と述べるとともに、「数千人ががれきの下に閉じ込められている可能性があるが、今のところ推定するのは難しい。住居を失った人は数百万人に上る」と説明した。

ネパール当局はテントや食料、毛布や医薬品が必要だと訴えた。現地での降雨で電力の復旧や遺体収容などの救助活動も遅れている。25日の地震ではエベレスト登山中の少なくとも外国人19人が雪崩に巻き込まれ死亡した。この中には米グーグル幹部も含まれている。

国際通貨基金(IMF)や人道支援団体のほか、中国やインド、イスラエルなど各国は、アジアの最貧国の1つであるネパールへの援助を急いでいる。近隣の中国やインドでも地震による建物損壊や死者が出ているが、ネパールの被害が最も大きい。

ヴァレリー・エイモス人道問題担当国連事務次長は声明で、「捜索・救助活動では時間が重要だ」と指摘。多くの人が2晩にわたり野外で夜を明かした上に、食料や水、緊急避難所を必要としている一方で、地震の被害が大きい地域に住む子供の数が少なくとも94万人に上ることを明らかにした。 

米地質調査所は暫定的に、今回の地震によるネパール経済への影響が国内総生産(GDP)の9-50%の範囲となり、最も有力な数字は35%程度と推計している。観光はネパールの主要産業。IMFの統計によると、人口2800万人のネパールはアフガニスタンを除くアジア各国の中で最も購買力が低い。

原題:Nepal Races to Rescue Quake Victims as Disease Risk Rises
(1)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューデリー Unni Krishnan ;ムンバイ Anto Antony ,ukrishnan2@bloomberg.net,aantony1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Daniel Ten Kate
Ros Krasny, Rosalind Mathieson ,dtenkate@bloomberg.net


【写真特集】大地震で雪崩、エベレストのベースキャンプ
AFP=時事 4月27日(月)15時16分配信

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大地震による雪崩に見舞われた世界最高峰エベレストのベースキャンプで、協力して負傷者を運ぶシェルパや登山者、ポーターや救助隊員(2015年4月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ネパールで25日に発生したマグニチュード(M)7.8の大地震では、世界最高峰エベレスト(Mount Everest)で雪崩が起き、ベースキャンプが巻き込まれた。【翻訳編集】 AFPBB News

【その他の写真】ベースキャンプを飲み込む雪崩


日本の援助隊が現地入り=国際支援が本格化―ネパール地震
時事通信 4月27日(月)14時39分配信

 【カトマンズ時事】ネパール中部で発生した大地震で、日本の国際緊急援助隊・救助チームが27日、カトマンズに到着する。各国の救助隊も次々に到着しており、被災者の援助や救出活動など国際支援が本格化した。
 援助隊は消防や警察、海上保安庁などから約70人編成。大規模な救助チームの派遣は2011年2月のニュージーランド地震以来だ。 


アジア最貧国ネパール、地震で経済さらに悪化も-急がれる支援
Bloomberg 4月27日(月)14時37分配信

  (ブルームバーグ):マグニチュード7.8の大地震に見舞われる以前から、ネパール経済の伸びは鈍っていた。死者が数千人に上っている今回の震災を受け、同国の短期的な成長率は国際社会の支援がない限りマイナスに落ち込む公算が大きい。

同国のラナ元財務相は26日、電話取材に対して「ネパール経済の中心であるカトマンズが機能不全に陥っている」と説明。「衝撃の程度は地震のマグニチュードだけでなく、事態に対処するリソースと能力に左右される。われわれにはそれがない」と述べた。ラナ氏は余震が続く中、戸外で夜を過ごしたという。

ネパールはアジア最貧国の一つで、国内総生産(GDP)は全米50いずれの州の経済規模をも下回る。観光と農業、海外からの送金が頼りで、大規模な再建を独力で行う財政上の余地はほとんどない。アジア開発銀行(ADB)は大地震発生前でさえ、ネパールは投資を呼び込むため2020年末にかけて毎年のインフラ整備費用を現在の4倍程度に増やす必要があるとの推計を示していた。

原題:Nepal’s Slowing Economy Set for Freefall Without World’s
Help(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューデリー Natalie Obiko Pearson
;ムンバイ Sandrine Rastello ,npearson7@bloomberg.net,srastello@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Daniel Ten Kate
Jeanette Rodrigues ,dtenkate@bloomberg.net


地震に乗じてネパールに恩を売る中国
ニューズウィーク日本版 4月27日(月)14時21分配信

 ネパールで2800人近い死者を出した先週末の地震を機に、地域の大国の座を争う中国とインドのネパール争奪戦が激化している。

 ネパールの北隣りに位置する中国は、地震の翌日までに大規模な支援態勢を整え、62人の救助部隊と救助犬6匹を派遣。さらに20.5トンの支援物資を現地に届けた。地震に乗じ、ネパール政府に強い影響力をもつインドに対抗する考えだ。

 中国が今回申し出た320万ドルの資金援助は、アメリカの220万ドルをはるかに上回る。地震以前にも、3億ドル近い経済援助を発表している。ネパール経済に対するインドの圧倒的地位に風穴を開けるための戦略だという見方もあると、インドのヒンドスタン・タイムズ紙は報じている。

 中国の習近平(シー・チンピン)国家主席は、この地震に衝撃を受けたと言い、「中国は必要なあらゆる災害支援を提供する」と語った。

 一方、アジアの大国として巻き返しを図るインドは、地震当日のうちに災害支援部隊300人と移動病院を、翌日には食料、医療用品を送った。地震以前にも、ネパールのインフラと水力発電所の建設のために1000億ドルの借款を行ってきた。

 インドのナレンドラ・モディ首相はネパールの同胞たちと悲しみを共にすると言い、「被災者の手を取り、この苦難の時期に彼らを支援する」とラジオで語った。

 ネパールとヒマラヤを専門とするロンドン大学のマイケル・ハット教授が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに語ったところによれば、ネパールを巡る中国とインドの競争は数十年前から続いてきた。

 この地域における中印の勢力争いが続けば、地震の悲劇は6500人超といわれる犠牲だけでは済まなくなるかもしれない。


満杯の病院、屋外で治療も ネパール地震被災地の惨状
AFP=時事 4月27日(月)14時13分配信

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ネパール・シリグリで、M7.8の大地震を受けて自宅から避難し、サッカー場で夜を明かす人々(2015年4月26日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ネパールで25日に発生した大地震を受け、世界各国の支援団体や政府による支援が続いているが、現地では道路が遮断されている上に、停電も発生、各病院は負傷者で満杯となっており、貧困にあえぐ同国は非常に大きな課題を突き付けられている。

【写真6枚】サッカー場で夜を明かす人々

 米国や欧州、アジアの各国は、生存者の救出のため、大きな被害を受けた首都カトマンズ(Kathmandu)や孤立した農村地域に救助隊を派遣した。

 オーストラリア赤十字(Red Cross)は声明で、「悲惨にも、倒壊した建物からは1時間ごとにさらなる遺体が運び出されている」「多くの地域で通信が不能な状態となっている。広範囲にわたる被害やがれき、地滑りによって、支援を必要としている多くの村々への経路が阻まれている」と発表した。

 人道支援団体「プラン・インターナショナル(Plan International)」のマイク・ブルース(Mike Bruce)氏によると、農村部の他、一部の比較的大きな町を含む多数の地域で地滑りが発生し、道路が遮断されているという。

 同氏は、携帯電話のネットワークは26日午後までに復旧したもようだが、その範囲は限定的だと説明。「人々は路上で寝泊まりし、屋外で炊事している。これは、ネパールの中でも非常に貧しい地域、すでに困難な状況にある地域での話だ」と述べた。

 他の人道支援団体は、生活必需品がすぐに底をついてしまうことを懸念する声や、地震発生後の悲惨な状況を伝えている。

 地震発生時にカトマンズ郊外にいたという慈善団体「カリタス・オーストラリア(Caritas Australia)」のプログラム・コーディネーター、エレノア・トリンチェラ(Eleanor Trinchera)氏は、「恐ろしい被害状況を目の当たりにした。病院からは人々が避難し、患者らは地面の上で治療を受けていた。家やビルは崩れ落ち、道路に大きな地割れができていた」と語った。

 支援団体によると、被災地では電力に続き水も間もなく不足する見込みで、医療用品の不足も懸念されている。また人道支援を行う非政府組織「オックスファム(Oxfam)」は、遺体安置所も満杯になりつつあるとしている。

 インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は、毎月恒例のラジオ番組で、「現在も多くの人たちが、がれきの下に生き埋めになっている」と述べ、こうした人々の救出が最優先課題であることを明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News


ネパール大地震、歴史遺産の被害甚大 「修復不可能」
AFP=時事 4月27日(月)13時49分配信

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ネパール・カトマンズで、大地震によって崩壊した「ダラハラ塔」(2015年4月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】25日にネパールで起きたマグニチュード(M)7.8の大地震では、同国が誇る豊かな文化財にも大きな被害が出ている。専門家によれば「取り返しのつかない損失」だという。

【写真特集】ネパールでM7.8大地震

 首都カトマンズ(Kathmandu)では12~18世紀に建てられた寺院や仏像の数々が、週末の昼どきに発生した地震で崩壊し、がれきの下に人々が閉じ込められた。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産に登録され、観光名所となっている市内のダルバール広場(Durbar Square)では、200段のらせん階段で知られる9階建ての「ダラハラ塔(Dharahara Tower)」が礎のみを残して崩れ落ちた。地震発生時にちょうど塔に登ろうとしていて被災した観光客は、揺れが始まって数分で塔が崩れたとして「100人以上が中にいたのではないか」とAFPに話している。

 ユネスコは、古都パタン(Patan )やバクタプル(Bhaktapur)などと合わせ、カトマンズ盆地(Kathmandu Valle)にかつて栄えた王国の文化遺産がどの程度の被害を受けたのか、情報収集を急いでいる。

 ユネスコ・ネパール事務所のクリスチャン・マンハート(Christian Manhart)代表は、AFPの取材に「カトマンズ、パタン、バクタプルにそれぞれあるダルバール広場に甚大な被害が出たと理解している」「複数の寺院が倒壊し、パタンでは寺院2か所が全壊した。最も被害が大きかったのは(カトマンズの)ダルバール広場だ」と述べた。

 マンハート代表によれば、カトマンズの西方およそ280キロにあるユネスコの世界遺産で、ブッダ生誕の地とされるルンビニ(Lumbini)についても、被害状況を確認しているという。

 インド・マドラス大学(University of Madras)のP・D・バラジ(P.D. Balaji)歴史・考古学部長は、文化財の被災状況を映像で確認し、これらの歴史的な遺跡が完全に再建される可能性は低いと指摘。「ネパールと世界にとって取り返しのつかない損失だ」「被害が大きすぎて、完全修復は不可能だろう」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News


子ども94万人に支援必要
2015年4月27日(月)13時42分配信 共同通信

 【ニューヨーク共同】国連児童基金(ユニセフ)は26日、ネパール大地震により深刻な被害を受けた地域に住む少なくとも94万人の子どもが緊急人道支援を必要としているとの声明を発表した。

 ユニセフは水などの運搬の支援に着手した。さらに医薬品やテント、毛布などの支援物資約120トンを貨物機2機に載せて首都カトマンズに空輸する準備を進めている。


ネパール大地震、どのように起きたか
ウォール・ストリート・ジャーナル 4月27日(月)13時42分配信

 ネパールで25日正午前に起きたマグニチュード(M)7.8の地震は、地下約15キロにあった岩盤が動き、衝撃波(熱核兵器20個超の爆発に匹敵するエネルギーとされる)がカトマンズ渓谷に一帯に広がったものだ。同国では1934年に発生した同程度のマグニチュードの地震以来81年ぶりの大地震である。

 インダス縫合帯と呼ばれる同地域では、1255年にM8の地震を記録しており、ネパール地震技術協会によると、ほぼ75年周期でM8クラスの地震が起きている。これは、ネパール南部国境沿いを走っている断層線が定期的に移動するためだ。断層線は、4000万~5000万年前にインド亜大陸がユーラシアプレートとぶつかって発生した。

 香港大学の地球物理学者ラン・S・チャン博士は、いわゆるインドプレートが年間約5センチのペースで北進していると指摘。「インドとユーラシアのプレート衝突は移動地質の好例だ」とし、「移動のスピードは地質学的には非常に速い」と述べた。

 チャン博士によれば、プレート同士がぶつかると、エネルギーを蓄積し最後に地殻変動を引き起こす。地震が起きると、プレートは再び移動し始める。同博士によれば、「熱湯がポットのふたを押し上げるように、地震がエネルギーを放出するが、ふたを戻すと再びエネルギーを蓄積する」という。

 ネパールが大地震に見舞われやすいのは、地殻のぶつかり合いにより巨大なエネルギーが生まれるからだけではなく、地下に走っている断層線の種類のためでもある。通常の断層線は地割れを起こすと空間が出来るが、ネパールの場合は片方のプレートがもう一方のプレートに乗り上げる突き上げ断層となっている。

 その結果生まれたのがヒマラヤ山脈で、約2200キロに及ぶヒマラヤ山脈に沿って断層線が延びている。インドとユーラシアのプレートの絶え間ない衝突で、ヒマラヤ山脈は年間約1センチずつ高くなっている。香港中文大学の地震専門家である楊宏峰博士は、今回の地震でユーラシアプレートが約2メートル前方に押し上げられたと話す。

 ネパールは定期的に大地震に見舞われそうだが、次の大地震がいつ発生するか予想するのは不可能だ。

 楊博士によれば、過去の記録やプレートの移動の観測からすると、大地震は40~50年ごとに起きると推定される。しかし、専門家によれば断層線に加わる力は複雑で、100年間に発生する地震の平均回数以上のことは予想できない。 それでも、ネパールではプレートの移動が規則的なため、他の地域に比べると予測の精度は高いという。


崩落したスワヤンブナート寺院
時事通信 4月27日(月)13時32分配信

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ネパールの大地震で崩れたスワヤンブナート寺院=26日、カトマンズ

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