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2015年4月25日 (土)

首相官邸屋上でドローン(小型無人飛行体)発見、微量の放射性物質を検出・5

22日午前10時半ごろ、東京都千代田区永田町の首相官邸の屋上ヘリポートで、小型の無人飛行機「ドローン」があるのを官邸職員が発見、警視庁に通報した。
警視庁によると、発見されたドローンは直径約50センチで、ローターが4枚ついたヘリコプター型だった。カメラやペットボトルのような容器が取り付けられ、放射能マークが貼られていた。

これまでに官邸関係者が侵入や墜落の様子を目撃したとの情報はなく、犯行声明などもないという。けが人や建物の破損なども確認されていない。安倍晋三首相はアジア・アフリカ会議60周年記念首脳会議出席のため、外遊中だった。政府関係者は「人的被害はなく、テロかどうかは不明」と話した。

警視庁は、何者かがドローンを官邸に向けて故意に侵入させた疑いもあるとみて捜査本部を設置し、威力業務妨害容疑も視野に捜査を開始した。

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リンク:ドローン規制、自衛隊施設も=自民 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<官邸ドローン>容疑者、自衛官など職転々 原発口にせず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国会や首相官邸上空のドローン飛行には罰則も、自民小委員会で規制の骨子案 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン、発煙筒は遠隔操作で着火計画か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「世に不満、会社辞め準備」 官邸ドローン容疑者、孤立深め犯行? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン、昨秋から計画か - 速報:@niftyニュース.
リンク:官邸屋上に警察官配置=24時間態勢、上空など監視―ドローン事件受け・警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ドローン男」川内原発に侵入狙う 東野圭吾氏の小説にヒント得た疑いも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:出頭直前、2ちゃんねるに「ブログ公開」投稿か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ドローン>菅官房長官、重要施設の警備強化急ぐ考え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発警備を再点検=菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン 過去のテロ研究か、川内原発侵入も狙う - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン容疑者 警察翻弄も狙いか ブログ公開して「計画出頭」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:埼スタでもドローン墜落騒ぎ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発、都内の米国施設も標的か - 速報:@niftyニュース.
リンク:捜索9時間、車も押収=官邸ドローン容疑者宅―福井 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<官邸ドローン>出頭直前にブログ公開…逮捕の容疑者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:一匹おおかみ自称、こもる容疑者…反原発に傾倒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:容疑者ブログ公開、出頭直前か…警視庁把握遅れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:離陸地点にUターンの途中で落下か…ブログ投稿 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸「ドローン」事件、容疑者を送検…自宅捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米関連施設も標的か=山本容疑者、離陸地点確認―ブログで・官邸ドローン事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<官邸ドローン>山本容疑者を送検 警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン男逮捕 出頭直前にブログ“宣伝” 統一選狙い「9日実行」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン男 独り善がり「反原発」理解得られず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン 山本容疑者ブログ「反原発アピールなら汚染土か」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン 自称ローンウルフ山本容疑者 「痕跡」つかめず危機管理課題 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<官邸ドローン>200m先から操縦 容疑者、他に2機持参 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<官邸ドローン>手口、小説まねた可能性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン事件、放置されていた山本容疑者の犯行ブログ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相官邸狙う計画、昨年秋から…川内原発にも? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン事件 福島県民「なんの解決にもならない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン事件 山本容疑者「事件起こすような人と思えず」…地元困惑 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官邸ドローン事件 山本容疑者、原発の町に生まれ育つ 「反原発というより愉快犯」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ドローン規制、自衛隊施設も=自民
時事通信 4月28日(火)11時11分配信

 自民党は28日、党本部で小型無人機「ドローン」の飛行規制に関する小委員会の会合を開いた。同党は規制や罰則を定めた議員立法の今国会提出を目指している。会合では、飛行禁止空域に自衛隊や米軍の施設を含めるよう求める意見が出た。
 法案では、国会や首相官邸、皇居も規制の対象にする方針。古屋圭司小委員長は会合後、「できるだけ速やかに対応する。他の政党にも呼び掛けたい」と記者団に語った。 


<官邸ドローン>容疑者、自衛官など職転々 原発口にせず
毎日新聞 4月28日(火)10時45分配信

 首相官邸に小型無人機「ドローン」を落下させた威力業務妨害事件で、警視庁公安部に逮捕された福井県小浜市の無職、山本泰雄容疑者(40)は高校卒業後、航空自衛官や警備会社、キノコ栽培、部品メーカーなど職を転々としていた。関西電力大飯原発の近くに住み、高校の同級生が関電美浜原発での事故で死亡するなど原発問題は身近だったが、容疑者と交流のあった同級生の一人は、「原発問題を話題にする姿を見たことがない」と事件に驚いている。

 同級生は中学時代の山本容疑者を「明るくておもろいやつだった」と話す。「死ぬまでに(新聞の)1面を飾れるようなことをしたい」と冗談交じりに周囲に話していたようだ。1年ほど前にはJR小浜駅前の飲食店で数回出くわし、一緒に飲みに来た仲間4、5人を「会社の人や」と紹介された。そのころは県内の部品メーカーで働いていたという。

 一方、美浜原発で2004年、配管が破断し蒸気や熱水が噴き出す事故があり、山本容疑者の高校の同級生だった男性(当時29歳)を含む作業員5人が死亡した。山本容疑者は自身のブログで原発再稼働の方針に不満を記していたが、この事故への言及はなかった。

 山本容疑者は昨夏ごろ仕事をやめた。事件の計画や経緯を詳述したブログには「退職してからずっと大きな迷いの中」と書き込んだり、一連の行動を「終活の一環で動いている」と記したりしていて、不安定な様子を見せている。

 高校時代の同級生の男性は、約10年前まで山本容疑者と親交があった。物事を突き詰めるタイプで、こだわりが強かったが、原発の話題を口にしたことはなかったといい、男性は「何で反原発を言い出したのか不思議でならない」と首をかしげた。反原発運動に詳しい地元市議も「運動に関わっている人ではなく、知らない」と話した。【松野和生、田中将隆、近藤諭】


国会や首相官邸上空のドローン飛行には罰則も、自民小委員会で規制の骨子案
産経新聞 4月28日(火)9時58分配信

 自民党は28日午前、ドローンなどの小型無人飛行機の規制を検討する小委員会(委員長・古屋圭司前国家公安委員長)の会合を開き、国会や首相官邸などの重要施設上空での飛行を禁止する法案の骨子案を提示した。禁止行為に対する罰則も盛り込む方向で、同委員会は5月中にも議員立法として法案をとりまとめたい考えだ。

 国会や首相官邸に加え、皇居や外国公館、中央官庁の上空も飛行禁止対象区域として検討している。会合では米軍施設の上空も禁止区域に含めるよう求める意見もあった。古屋氏は会合後、記者団に対し「できるだけ速やかに対応する」と述べ、今国会での法案成立を目指す意向を示した。


官邸ドローン、発煙筒は遠隔操作で着火計画か
読売新聞 4月28日(火)8時58分配信

 首相官邸(東京都千代田区)の屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、機体に取り付けられていた発煙筒は、遠隔操作で着火する仕組みだった可能性が高いことが捜査関係者への取材でわかった。

 警視庁は、威力業務妨害容疑で逮捕した山本泰雄容疑者(40)(福井県小浜市)が、官邸内にドローンが着陸した際に発煙させようとしていたとみている。

 同庁幹部によると、機体には長さ約12センチ、直径約2センチの発煙筒のようなものが2本、取り付けられていたが、鑑定の結果、コードや遠隔操作できる機器が付いており、官邸に侵入後に、着火させる計画だった可能性がある。

 山本容疑者は当初、組閣があった昨年12月24日に官邸にドローンを飛ばす計画で、ブログに「中庭を白煙で埋めたい」などと書き込んでいた。この時は直前で断念したが、4月1日付のブログでは、発煙筒にコードを付け、遠隔操作で着火させる装置を作ったと記していた。


「世に不満、会社辞め準備」 官邸ドローン容疑者、孤立深め犯行?
産経新聞 4月28日(火)7時55分配信

 東京都千代田区の首相官邸に小型無人飛行機「ドローン」が侵入した事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された無職、山本泰雄容疑者(40)が、「世の中に不満があり、会社を辞めて(何事かを起こす)準備をしていた」などと供述していることが27日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は、境遇への不満や孤立感を募らせ犯行に及んだ可能性があるとみて、詳しい動機を調べている。

 山本容疑者は昨年7月に会社を退職する直前、ブログに「一番つまらない種類の人間になってしまった」などと記述。

 退職の際には「会社を辞めるよりも、このまま何もせずに死んでいく恐怖の方が大きい」との趣旨の書き込みもあった。その後、「反原発」の主張や原発への侵入計画を投稿するようになっていった。

 元勤務先によると、山本容疑者は平成19年9月から福井県内の事業所でガラス加工などを担当。勤務態度に問題はなかったが、退職の明確な理由は述べなかったという。

 一方、山本容疑者が官邸へドローンを飛行させたとしている東京・赤坂の駐車場周辺で、乗っていたとみられる車両が防犯カメラに記録されていたことも判明した。


官邸ドローン、昨秋から計画か
2015年4月27日(月)17時42分配信 共同通信

 首相官邸屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された山本泰雄容疑者(40)が昨年秋からドローンを飛ばす計画を立て始め、当初は同12月の第3次安倍内閣発足の日に実行しようとしたとみられることが27日、分かった。

 山本容疑者が実際に飛ばした日としている「4月9日」以後も、別のドローンを飛ばす準備をしていたことも判明。警視庁麹町署捜査本部は、福井県警に出頭した際に持っていたドローンを使うつもりだったとみて、経緯を調べている。


官邸屋上に警察官配置=24時間態勢、上空など監視―ドローン事件受け・警視庁
時事通信 4月27日(月)17時39分配信

 首相官邸屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件を受け、官邸上空などの警戒警備を強化するため、警視庁の警察官が屋上に配置されたことが27日、分かった。
 官邸の警備は、屋上を含めた建物内については官邸職員が担当していたが、事件を受け当面の間は、屋上に警視庁の官邸警備隊員を配置し、24時間態勢で警戒に当たる。 


「ドローン男」川内原発に侵入狙う 東野圭吾氏の小説にヒント得た疑いも
夕刊フジ 4月27日(月)16時56分配信

 東京都千代田区の首相官邸に小型無人飛行機「ドローン」が侵入した事件。威力業務妨害容疑で逮捕された無職、山本泰雄容疑者(40)は、国内外で起きたテロや凶悪事件などを研究し、犯行の手口を検討していた疑いがある。昨年10月頃に九州電力川内原発(鹿児島)を訪れ、ドローンを侵入させようとしたことも判明。警視庁はこれまでの事件などを参考に昨秋以降、官邸へドローンを侵入させる意思を固めた可能性があるとみて調べている。

 警視庁の調べに「原発政策に不満があった」と供述している山本容疑者は自身のブログで昨年7月、再稼働阻止へテロも辞さないとの意思を示していた。その手段として「サリン風の液体」や「炭疽(たんそ)菌風の粉末」などの郵送を検討する書き込みがあった。

 警視庁は、山本容疑者が1995年の地下鉄サリン事件や、米国で2001年に炭疽菌が郵送され感染者が死傷したテロなどに関心を持ち、手口を研究した可能性があるとみている。08年に発生した東京・秋葉原無差別殺傷事件の画像を掲載して、犯行の状況を分析する投稿もあった。

 ブログのなかでは参考書として人気作家・東野圭吾さんのクライシス小説『天空の蜂』なども記載。同書はテロリストが爆薬を積んだ大型ヘリコプターを遠隔操作して福井県の原発上空に飛ばし反原発を訴える内容で、山本容疑者はこれにヒントを得た疑いもある。

 捜査関係者によると、同容疑者は、川内原発には昨年10月頃に訪れてドローンを飛ばしたが、原子炉建屋まで遠く届かないため断念したという。

 一方、官邸は27日までに屋上に警察官の配置を始めた。官邸は、警視庁が24時間態勢で警備に当たっているものの、事件発覚前まで屋上の見回りはルール化されていなかった。


出頭直前、2ちゃんねるに「ブログ公開」投稿か
読売新聞 4月27日(月)16時32分配信

 首相官邸(東京都千代田区)の屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された無職山本泰雄容疑者(40)が出頭する直前、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に、「官邸ドローン犯人がブログ公開」と題する投稿があり、山本容疑者のブログのURLが張り付けられていたことがわかった。

 警視庁は、投稿したのは山本容疑者本人で、ブログに記した反原発の主張を宣伝する狙いだったとみている。

 投稿があったのは、山本容疑者が福井県警小浜署に出頭する約30分前の24日午後7時34分。「官邸サンタ」を名乗り、山本容疑者のブログのURLが張り付けられていた。ブログには、ドローンを飛ばすまでの経緯や、「原発再稼働反対」などの主張が書き込まれていたが、掲示板に投稿する直前までは非公開設定にしていたとみられる。


<ドローン>菅官房長官、重要施設の警備強化急ぐ考え
毎日新聞 4月27日(月)12時49分配信

 菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、首相官邸で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、山本泰雄容疑者が威力業務妨害容疑で逮捕されたことについて「官邸だけでなく国民が集まる場所も含めて対策を構築したい」として、重要施設の警備強化を急ぐ考えを示した。

 その上で、容疑者が「反原発を訴えるため」と供述していることに関し「ありとあらゆる可能性に対応しないとまずいので、そうした重要施設についての警備も再点検させている」と述べ、原発関連施設も含めた警戒が必要との認識を示した。【田中裕之】


原発警備を再点検=菅官房長官
時事通信 4月27日(月)12時32分配信

 菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、首相官邸屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で無職の山本泰雄容疑者が逮捕されたことについて「警視庁において徹底した捜査を進め、事実関係の早期究明に努める」と述べた。同容疑者が原発反対を訴えていたことに関しては、「(原発など)重要施設の警備の現状を再点検する」と強調した。 


官邸ドローン 過去のテロ研究か、川内原発侵入も狙う
産経新聞 4月27日(月)7時55分配信

 東京都千代田区の首相官邸に小型無人飛行機「ドローン」が侵入した事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された無職、山本泰雄容疑者(40)が、国内外で起きたテロや凶悪事件を研究し、犯行の手口を検討した疑いがあることが26日、捜査関係者への取材で分かった。昨年10月ごろに九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)を訪れ、ドローンを侵入させようとしたことも判明。警視庁はこれまでの事件を参考に昨秋以降、官邸へドローンを侵入させる意思を固めたとみて調べている。

 警視庁の調べに「原発政策に不満があった」と供述している山本容疑者は自身のブログで昨年7月、再稼働阻止へテロも辞さないとの意思を示していた。その手段として「サリン風の液体」や「炭疽(たんそ)菌風の粉末」などの郵送を検討する書き込みがあった。

 警視庁は、山本容疑者が平成7年の地下鉄サリン事件や、米国で2001年に炭疽菌が郵送され感染者が死傷したテロなどに関心を持ち、手口を研究した可能性があるとみている。平成20年に発生した東京・秋葉原無差別殺傷事件の画像を掲載して、犯行の状況を分析する投稿もあった。川内原発には昨年10月ごろに訪れてドローンを飛ばしたが原子炉建屋まで遠く届かないため断念したという。

 警視庁は26日、山本容疑者を送検するとともに自宅や車を家宅捜索。写真、パソコンなど約280点を押収した。


官邸ドローン容疑者 警察翻弄も狙いか ブログ公開して「計画出頭」
産経新聞 4月27日(月)7時55分配信

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警視庁麹町署から送検される山本泰雄容疑者=26日午前、東京都千代田区 (鴨川一也撮影)(写真:産経新聞)

 ■後手に回る捜査を印象づけ

 首相官邸にドローンが侵入した事件は、厳戒警備を突破し飛来、容疑者出頭、犯行を記録したブログの公開と発生から逮捕まで特異な展開をたどった。山本泰雄容疑者(40)は出頭直前に自らのブログをネット上で“宣伝”したとされ、「計画出頭」だったとみられる。捜査対象としてノーマークだったという山本容疑者。犯行動機には「反原発」の主張だけでなく、警察当局を翻弄する意図も透けて見える。

 《官邸ドローン犯人がブログ公開》。24日夜、インターネット掲示板「2ちゃんねる」にこう題したスレッドが立てられた。山本容疑者が「反原発」の主張や事件の詳細を投稿したブログのアドレスなどを記載。約30分後、山本容疑者は福井県警小浜署に出頭した。

 ブログは2ちゃんねるで存在が明るみに出るまで閲覧数はほぼ「ゼロ」。非公開となっていたものを山本容疑者が出頭直前に公開した可能性が高い。捜査関係者は「自らの主張をアピールしようとする意図を感じる。出頭も計画的だったのでは」とみる。

 昨年7月に投稿が始まったブログで、山本容疑者は一匹おおかみのテロリスト「ローンウルフ」を自称。投稿には警視庁が把握していなかった物証も含まれ、山本容疑者の逮捕と前後してブログはネット上に拡散した。捜査で全容解明される前に犯行の一部始終が明るみに出る事態となった。「警察の捜査が後手に回っている印象を持たれかねない」と捜査関係者は話す。

 実際、組織的な背景がないとみられる山本容疑者は出頭までは「ノーマーク」(捜査関係者)の存在。警視庁は、ドローンに積まれた土や砂から放射性セシウムが検出されたことなどから、原発に反対する人物が関与したとみて、思想的背景や防犯カメラの解析などを進めていた最中だった。

 事件ではドローンが誰にも気付かれることなく官邸の屋上へ侵入。上空が無防備だった問題点が指摘されている。警視庁幹部は「さまざまな課題を突きつけられた。重大なテロにつながらなかったのが不幸中の幸いだが…」と表情は重い。

 組織に属さない単独犯が警察を翻弄するかのような事件を引き起こした衝撃は小さくない。国際テロリズムに詳しい公共政策調査会の板橋功氏は「事件に触発され、まねをする人物は必ず出る」と、模倣犯の出現に懸念を示した。


埼スタでもドローン墜落騒ぎ
スポーツ報知 4月27日(月)7時4分配信

 埼スタでも―。小型無人機「ドローン」が26日早朝、さいたま市の「埼玉スタジアム2002」場内に墜落したことが分かった。埼玉県在住の男性が空撮のため飛ばし、コントロールを失ったとみられる。22日には東京・千代田区の首相官邸屋上でドローンが見つかる事件があったばかり。周辺は一時騒然となったが、危険物などは検出されなかった。6月からのサッカー・ロシアW杯アジア予選の会場にもなっており、スタジアム側は、今後は警備を強化して不測の事態に備える構えだ。

 早朝から埼スタ周辺が騒然となった。26日午前6時ごろ、スタジアム警備室に、中年の男性が「『ドローン』がスタジアム周辺に墜落した可能性がある」と申し出た。同時に埼玉県警浦和東署にも通報し、警察官が急行した。スタジアム関係者に緊急招集がかかり、捜索が始まった。正午ごろ、場内に落ちたドローンが見つかった。

 スタジアム関係者によると、ドローンは白地に赤のラインが入ったもので、首相官邸に落ちていたものと同型機の中国・DJI社製「ファントム」とみられる。危険物などは付いていなかった。持ち主の同県在住の男性は、朝日を撮影するために飛ばしたが、途中で操縦不能になったと話しているという。機体に付いていた小型カメラは記憶媒体内蔵で、動画を空撮していたもようだ。

 回収されたドローンは、浦和東署で押収。スタジアム側は動画の破棄を求めるとともに、ドローンをスタジアム上空に飛ばすことが県都市公園条例の禁止行為にあたる可能性もあるとみて、関係各署と対応を協議している。同日、スタジアム内でのイベント開催はなかった。

 6万人規模の観客を収容できる埼スタはJリーグの浦和の本拠地で、6月から始まるロシアW杯アジア予選のホームゲーム全9試合が開催される予定。「今回の件は重く見ている」とスタジアム関係者。試合開催中の最悪の事態を防ぐべく、防止策を検討する。また、Jリーグや浦和、日本サッカー協会ら主催者と協議した上で、周辺の遠隔操作可能エリアの巡回警備を強化するという。

 同様の事態は他のサッカー場や屋外野球場でも起こりえること。今後は、スポーツ界全体で“ドローン対策”について考える必要性が出てくるかもしれない。


原発、都内の米国施設も標的か
2015年4月27日(月)5時33分配信 共同通信

 東京都千代田区の首相官邸屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された山本泰雄容疑者(40)が、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)や都内の米国関連施設も標的にしていたとみられることが27日、分かった。

 山本容疑者は「反原発を訴えるため、官邸にドローンを飛ばした」と供述しており、警視庁麹町署捜査本部は、ドローンを使って反原発を主張する目的だったとみて、一連の計画の内容を調べている。

 山本容疑者のブログによると昨年10月、「偵察」と称して川内原発を訪れ、ドローンを飛ばして撮影を試みていた。


捜索9時間、車も押収=官邸ドローン容疑者宅―福井
時事通信 4月26日(日)22時0分配信

 首相官邸屋上から小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された無職山本泰雄容疑者(40)の自宅などの捜索は26日、約9時間にわたって行われた。山本容疑者が福井県警に出頭した時や、官邸にドローンを飛ばすため上京した際などに使ったとみられる軽自動車も押収された。
 福井県小浜市の自宅には午前9時半すぎ、警視庁公安部の捜査員ら数人が次々と入り、捜索を始めた。隣接する倉庫のような建物からは、スクーターが運び出された。
 車やスクーターは、山本容疑者が福島県で放射性物質を含む汚染土を採取したり、鹿児島県の九州電力川内原発などの撮影を試みたりする際に使ったとみられる。 


<官邸ドローン>出頭直前にブログ公開…逮捕の容疑者
毎日新聞 4月26日(日)19時56分配信

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警視庁麹町署から送検される山本泰雄容疑者=東京都千代田区で2015年4月26日午前8時44分、喜屋武真之介撮影

 首相官邸(東京都千代田区)で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された山本泰雄容疑者(40)が、外部からは閲覧できない状態で事件の計画などを書きためた自身のブログを、出頭直前になって公開した可能性が高いことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁麹町署捜査本部は、山本容疑者がインターネットで主張を拡散させようとしたとみて、26日の家宅捜索で自宅から押収したパソコンの履歴などを調べる。

 捜査関係者によると、山本容疑者が出頭する約30分前の24日午後7時34分ごろ、ネット掲示板「2ちゃんねる」にブログを紹介する書き込みがあり、ハンドルネームは「官邸サンタ」になっていた。【岸達也】


一匹おおかみ自称、こもる容疑者…反原発に傾倒
読売新聞 4月26日(日)19時56分配信

 東京・永田町の首相官邸屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件。

 警視庁が25日に威力業務妨害容疑で逮捕した無職山本泰雄容疑者(40)(福井県小浜市)は、「ローンウルフ(一匹おおかみ)」を自称し、反原発に傾倒していた。山本容疑者のブログや知人の証言からは、人付き合いが乏しく、人生への不満を募らせていた様子も垣間見え、同庁は犯行に至った経緯を調べる。

 「中小や非正規に対する優越感だけで(仕事を)続けてる なんか一番つまらない種類の人間になってしまった…」。山本容疑者は昨年7月に始めたブログに、こう記した。

 近所の人によると、山本容疑者は3人兄弟の次男で、独身。鉄工所を経営していた父親は同容疑者が高校生の時に亡くなり、母親や兄と暮らしていたという。高校の同級生だった男性(40)は、「一つのことを突き詰めるタイプで、10年ほど前からは人付き合いを避け、自分の世界にこもるようになった」と言う。

 山本容疑者は、地元の県立高校の電子機械科を卒業後、航空自衛隊に入隊したが、「訓練が厳しい」と数年で辞めた。その後、派遣社員だったり、東京都内の警備会社に勤めたりしていたという。

 ブログで山本容疑者は、「30歳を過ぎて一部上場に滑り込んだ」という勤務先のガラス製品メーカーを昨年7月、転勤命令がきっかけで辞めたとしている。

 ブログには、反原発に傾倒する様子も記されていた。


容疑者ブログ公開、出頭直前か…警視庁把握遅れ
読売新聞 4月26日(日)18時41分配信

 ドローンを官邸に飛ばす計画などが詳細に記されていた山本容疑者のブログの存在を警視庁が把握したのは、出頭した翌日の25日午前だったことが、同庁幹部への取材でわかった。

 22日にドローンが発見された後、同庁などではインターネット上で「犯行声明」など関連投稿がないか、捜査を続けていたが、ブログは発見できなかった。

 山本容疑者は、ブログの中で「計画」として、官邸にドローンを落下させた後、「ブログ公開、警察に出頭」などと書き込みしており、ブログの設定を「非公開」にしていた可能性がある。

 同庁では、山本容疑者が、出頭直前に公開したか、「予約機能」を使った可能性もあるとみている。


離陸地点にUターンの途中で落下か…ブログ投稿
読売新聞 4月26日(日)18時35分配信

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読売新聞

 山本容疑者のブログから、問題のドローンは4月9日に首相官邸から200メートル離れた駐車場で飛び立ち、いったん官邸を越えて東側の「前庭」に向かった後、離陸地点にUターンする途中で官邸屋上に落下したと推測される。

 ブログなどによると、山本容疑者は同日午前3時半ごろ、ドローンを外堀通りから入った駐車場で離陸させた。官邸中央部の中庭を目指したが、「(モニターが)全く見えない…真っ暗…」になり、目標を前庭に変更。「前庭のライトめがけて下降」させたものの、操縦不能になったという。

 ドローン発見の22日のニュースを見て、山本容疑者はブログに「屋上てことはHOMEの切り替えができてたのか」と投稿した。販売業者らによると、ドローンには、電源が切れそうになった場合などに離陸地点に自動的に戻る機能があるという。駐車場から見ると、官邸屋上の落下地点は中庭や前庭より手前にあり、ドローンは引き返す途中で落下した可能性もある。


官邸「ドローン」事件、容疑者を送検…自宅捜索
読売新聞 4月26日(日)10時35分配信

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送検される山本泰雄容疑者(26日午前8時45分、東京都千代田区で)=飯島啓太撮影

 東京都千代田区の首相官邸の屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、警視庁は26日午前、威力業務妨害容疑で逮捕した、無職山本泰雄容疑者(40)の福井県小浜市にある自宅の捜索を始めた。

 また、同庁は同日午前、山本容疑者を同容疑で送検した。


米関連施設も標的か=山本容疑者、離陸地点確認―ブログで・官邸ドローン事件
時事通信 4月26日(日)10時26分配信

 首相官邸(東京都千代田区)の屋上から小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された無職山本泰雄容疑者(40)が、官邸以外にも都内の米関連施設に向けたドローンの飛行を検討していたことが26日、分かった。警視庁公安部は同日午前、山本容疑者の福井県小浜市青井の自宅を捜索した。押収物を分析し、官邸など重要警備施設を狙った飛行計画の詳細を調べる。
 同容疑者が「官邸サンタ」を名乗って書き込んでいたブログによると、昨年10月に官邸周辺を下見に訪れ、歩道の監視カメラの位置やドローンの離陸地点を事前確認していた。
 同11月には「アメリカまで敵なのか…」「アメリカが原発再稼働に圧力をかけているのかが不明…」などと記載。港区六本木にある米関連施設の位置を調べた上で、「場合によっては官邸ではなくこっちでまけるように離陸地点を確認しておく」と書き込んでいた。 


<官邸ドローン>山本容疑者を送検 警視庁
毎日新聞 4月26日(日)9時51分配信

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警視庁麹町署から送検される山本泰雄容疑者=東京都千代田区で2015年4月26日午前8時44分、喜屋武真之介撮影

 首相官邸(東京都千代田区)の屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された山本泰雄容疑者は26日午前9時前、送検のため東京都千代田区の警視庁麹町署から移送された。多くの報道陣が見守る中、山本容疑者は顔を隠すことなく護送用の車両に乗り込んだ。


官邸ドローン男逮捕 出頭直前にブログ“宣伝” 統一選狙い「9日実行」
産経新聞 4月26日(日)7時55分配信

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警察車両で警視庁麹町署に入る山本泰雄容疑者=25日午後5時14分、東京都千代田区 (早坂洋祐撮影)(写真:産経新聞)

 東京都千代田区の首相官邸に小型無人飛行機「ドローン」が侵入した事件で、警視庁は25日、威力業務妨害の疑いで、福井県小浜市青井、無職、山本泰雄容疑者(40)を逮捕した。出頭時にドローン2機とコントローラー4つを所持。山本容疑者は「4月9日午前3時半ごろ官邸にドローンを飛ばした」「昨年12月にも官邸にドローンを持っていったが(飛ばすのを)やめた」などとも供述、警視庁は単独犯とみている。

 山本容疑者は「官邸サンタ」と名乗り、事件への関与を認める内容のブログを投稿。出頭約30分前の24日午後7時35分ごろ、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に「官邸ドローン犯人がブログ公開」と書き込まれ、このブログのアドレスが記載されていたことが捜査関係者への取材で新たに判明した。警視庁は山本容疑者が出頭に合わせブログに注目を集めて、反原発の主張を拡散させようとしたとみている。

 山本容疑者は「原発政策に不満があった」などとも話し、出頭時「福島の砂」として所持していた土や砂から放射線が測定された。

 ブログには「4/8 官邸にドローン墜落…マスコミ報道」「4/9 ブログ公開、警察に出頭…ここが選挙3日前」「4/12 混乱の中で選挙を迎える」とあった。「官邸汚染土ドローンで報道を引きつけ官邸から福井県知事選に注目を移動」ともあり、立地県で原発が争点となった12日投開票の統一地方選前半戦の福井県知事選に照準を合わせていたとみられる。

 投稿によると、8日未明に小浜市から東京・赤坂に着いたが、悪天候で断念。9日午前3時半に再び赤坂を訪れてドローンを飛ばした。「(ドローン規制の)法整備前に飛ばしてしまおう」との記載もあった。

 逮捕容疑は3月22日から4月22日までの間、官邸屋上に放射線を示すマークのシールを貼った容器などを装着したドローンを放置し官邸事務所の業務を妨げたとしている。警視庁は25日午後、山本容疑者の身柄を、出頭した福井県警小浜署から麹町署に移送した。


官邸ドローン男 独り善がり「反原発」理解得られず
産経新聞 4月26日(日)7時55分配信

 山本泰雄容疑者は警察の調べに、「反原発」の主張を訴える手段として首相官邸に放射線を発するドローンを侵入させたと供述した。東京電力福島第1原発事故後、「反原発」の主張も強まっているが、こうした違法な強硬手段は、健全な議論をぶち壊すものだ。容疑者の独り善がりな行動は、脱原発派からも理解を得られない。

 反原発派には、デモや集会など正式な抗議活動を行う団体だけでなく、東京・霞が関の経済産業省の敷地に「脱原発テント」を設置したり、原子力規制委員会の審議で大声を出すなど“強硬”な手段に訴えるグループもいる。だが、山本容疑者の行動はこれらとも一線を画す過激なものだった。

 山本容疑者が「官邸サンタ」と名乗り投稿していたブログには昨年9月、「原発侵入」のため準備したとする「縄」とともにドローンが登場。実際に九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)を訪れた様子とともに「(原発侵入に)ドローンを使えないだろうか」と問いかける記述があった。さらに東京電力福島第1原発事故で立ち入りが制限されている場所に入り、土を持ち帰ったとも投稿していた。

 今回、ドローンから測定された放射線量は微量だったが、強い放射線量の場合は人体にも影響がでかねない。地上に墜落していれば、けが人が出た恐れもあり「極めて危険な行為」(捜査関係者)だ。

 草の根で脱原発運動を展開する「ふるさとを守る高浜・おおいの会」代表で福井県高浜町の農業、東山幸弘さん(68)は「強い抗議の表れかもしれないが、やり方としては乱暴に過ぎる。訴え方は他にもあったはずだ」と首をかしげた。


官邸ドローン 山本容疑者ブログ「反原発アピールなら汚染土か」
産経新聞 4月26日(日)7時55分配信

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ドローンのイメージ図(写真:産経新聞)

 ■準備9カ月 第2の犯行「イヤ…やらない」

 「(原発の)再稼働を止めるためにはテロをも辞さない」。小型無人飛行機「ドローン」を首相官邸に侵入させたとして25日、警視庁に威力業務妨害容疑で逮捕された山本泰雄容疑者(40)は昨夏、自身のブログで、決意表明していた。出頭直前に「2ちゃんねる」でブログを宣伝していた疑いも浮上。統一地方選に照準を合わせた約9カ月に及ぶ犯行準備と合わせ強い意志を感じさせる一方、ブログには「平常心を保つのが難しい」などと弱気な面も明かしていた。

 ブログの存在はほとんど知られていなかったが、出頭直前の24日午後7時35分ごろ「2ちゃんねる」にアドレスが書き込まれ、同日夜以降ネットに広がった。ブログのアドレスのほか、ブログの内容をまとめたファイルのアドレスも記載された。ファイル作成者は「YASU Y」で、山本容疑者本人が、出頭前にブログの宣伝のためにファイルを作成した可能性が高いと警視庁はみている。

 《再稼働に反対する活動ではなく再稼働を止める活動をしなくては…》

 昨年7月、山本容疑者は「官邸サンタ」名義で開設したばかりのブログで訴えた。10月以降は福島県で汚染土を採取したり、車で九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)の警備を視察したりするなど準備を重ね、12月には《反原発アピールなら汚染土か…》と書くなど、準備や計画の過程を逐一、書き込んでいた。

 「社会とのつながりを感じられるために書き込んでいたのではないか。矛先を官邸に向けることで国家ともダイレクトにつながっていると感じられる」。犯罪心理学に詳しい法政大の越智啓太教授は、ブログをそう分析する。

 計画が実行寸前までいったのは、第3次安倍内閣が発足した12月24日のことだ。この日、山本容疑者は首相官邸に出向いてドローンを準備。だが、気が弱くなったのか《飛ばせない…》《メンタル死亡》。《帰りの道中少しホッとしている》としながらも、《家に着いた頃には気が狂うほど後悔…飛ばしたかった…》

 年が明けた4月9日、ドローンはついに放たれる。狙いは12日に投開票を控えた統一地方選前半戦の混乱。だが《何も報道ない》。官邸職員が発見したのは、別のドローンも準備し始めた22日だった。《遅せーよ》

 出頭当日の24日午前、《警備を強化した官邸に更(さら)に汚染土を積んだドローンを落として…》と第2の犯行をほのめかすも《イヤ…やらない》と断念を宣言。越智教授は「本気で何かを訴えたいなら、断念はしない。政治的思想が強固とは思えない」と思想性を疑問視する。

 山本容疑者はブログで会社を退職したことを明かし《一番つまらない種類の人間になってしまった》と不満もにじませていた。


官邸ドローン 自称ローンウルフ山本容疑者 「痕跡」つかめず危機管理課題
産経新聞 4月26日(日)7時55分配信

 山本泰雄容疑者はブログで一匹おおかみ型のテロリスト「ローンウルフ」を自称している。過激思想に共鳴し、単独犯行に及ぶローンウルフは、インターネットの普及などでグローバル化するテロの対策として国内外の課題だ。山本容疑者は事件の詳細な経緯を書き連ねてネット上に公開。警察は「痕跡」をつかみ取ることができず、危機管理に大きな課題を残した。

 「これだけ目立つ動きを見つけられなかったのは問題。サイバーパトロールの強化と情報共有が必要だ」。国際テロリズムに詳しい公共政策調査会の板橋功氏はネット上の不審な書き込みを監視・分析し、警察内の各部局や防衛、消防など関係機関が情報を共有することが急務だと訴える。

 捜査関係者は「個人ブログは無数にある。全てを把握して捜査するのは難しい」と指摘する。これに対し板橋氏は、テロ部門の捜査などに当たる警備、公安部門だけで発生を防ぐのは困難と言及した上で、「ブログには川内(せんだい)原発付近でドローンを飛行させたとの投稿もある。捜査部門以外の警察官や一般人が気付くこともあり、国を挙げた取り組みが必要」と強調する。

 ドローンに核や生物化学兵器などが搭載されていれば日本の中枢で大惨事となっていた。単独のテロは潜在化するため事前に芽を摘むのが困難とされ、山本容疑者も1人で計画を練り、厳戒の首相官邸にドローンを侵入させることに成功した。これに対し、官邸や警察当局は空からの侵入を容易に許し、発見も飛来から13日後と大きく遅れた。

 来年予定される主要国首脳会議(サミット)や2020年東京五輪を控え、テロ対策は喫緊の課題となっている。板橋氏は「テロのインフラとなり得る物質や機器を割り出し、販売時の本人確認や登録を義務化する法制度を検討すべきだ」と訴えている。


<官邸ドローン>200m先から操縦 容疑者、他に2機持参
毎日新聞 4月26日(日)7時31分配信

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○は山本泰雄容疑者がドローンを飛ばしたとされる駐車場。×はドローンが着地した首相官邸屋上=東京都千代田区で2015年4月25日、本社ヘリから撮影

 首相官邸(東京都千代田区)の屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された福井県小浜市青井、無職、山本泰雄容疑者(40)が、官邸から西に約200メートル離れた港区赤坂の駐車場で機体を操縦していた可能性が高いことが、捜査関係者への取材などで分かった。「反原発を訴えるため今月9日午前3時半ごろに官邸に飛ばした」と供述しており、警視庁麹町署捜査本部は供述の裏付けなどを進める。

 また、捜査本部は25日、山本容疑者が24日夜に福井県警小浜署に出頭した際、ドローン2機や発煙筒5本、プラスチック容器に入った砂約1キロなどを持参していたことを明らかにした。砂からは毎時1.2マイクロシーベルトの放射線が検出された。官邸で見つかったドローンのバッテリーに「原発再稼働反対 官邸サンタ」と書かれた声明文が巻き付けられていたことも分かった。

 捜査関係者によると、官邸で見つかったドローンには撮影された映像をリアルタイムで送信できる装置が取り付けられていた。この装置を使うと、遮蔽(しゃへい)物がなく電波状態が良ければ1.2キロ程度離れた場所から映像を確認しながら操縦できるという。

 しかし、官邸周辺はビルが多く、電波状態は悪かったとみられる。山本容疑者のブログには「ビルの合間…電波が心配…」「カメラ画像にノイズが乗る」などの書き込みがあった。官邸上空や中庭を飛ばしたが暗くて見えなかったため目標を前庭に変更したものの、画像の電波は悪いままで操縦できなくなり、屋上に落下したという。

 一方、福井県警は25日、山本容疑者の自宅から散弾銃を運び出した。適法に所持していたが本人が不在になったため預かるという。【岸達也、山崎征克、松野和生】


<官邸ドローン>手口、小説まねた可能性
毎日新聞 4月26日(日)7時31分配信

 首相官邸(東京都千代田区)の屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件。国の中枢施設を狙って遠隔操作で小型機を飛ばすという手口について、逮捕された山本泰雄容疑者(40)が人気作家・東野圭吾さんのサスペンス小説「天空の蜂」(1995年出版)を参考にした可能性があることが、捜査関係者への取材で分かった。山本容疑者は「官邸サンタ」と名乗る自身のブログで、同書を政府の原発政策を批判する書籍などと共に「参考書」に挙げている。

 この作品は、テロリストが大量の爆発物を積んだ大型ヘリを遠隔操縦して福井県にある高速増殖炉の上空に飛ばし、全国の原発停止を求める犯行声明を出す--という内容。英語のドローン(drone)には「雄の蜂」という意味があり、捜査本部は、機体に取り付けた発煙筒が小説に出てくるヘリに搭載された爆発物をまねた可能性があるとみて事情を聴く。

 ◇「転職辞令機にメーカー退職」

 山本容疑者は、事件に至る経緯や境遇をブログで詳述していた。30歳過ぎから薄型テレビを製造する会社に正社員として勤務し、昨年7月に転勤の辞令を受けたのを機に退職したという。ブログでは「派遣時代から考えると恵まれた環境…給料はいいし組合強くて福利厚生充実…リストラも無い」と待遇の良さに触れる一方、「もはや中小や非正規に対する優越感だけで続けてる」「なんか一番つまらない種類の人間になってしまった」「転勤先で新しい仕事を始めると辞めづらいな」などとつづった。

 その後、「(原子力発電所の)再稼働を止めるためにはテロをも辞さない」とし、会社を退職する動機については、不等号の記号を使って「会社を辞める勇気 < 何もせずに死んでいく恐怖」と表現していた。

 自身の年齢や健康を意識した書き込みも少なくない。「思うように身体を動かせる期間はあとどれくらいか…」(昨年7月)▽「この2週間で5キロくらい痩せた…夏場走り込んでも落ちなかったのに…プレッシャーとストレス」(同12月)▽「40歳になってしまった…平均寿命の半分を無駄に過ごした」(今年1月)--などの記述もあった。【狩野智彦、岸達也】


官邸ドローン事件、放置されていた山本容疑者の犯行ブログ
スポーツ報知 4月26日(日)7時5分配信

 東京都千代田区の首相官邸屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、24日夜に福井県警小浜署に出頭し、25日に威力業務妨害の疑いで逮捕された福井県小浜市に住む無職・山本泰雄容疑者(40)が、自身のブログで事件に至るまでの詳細を記していたことが分かった。半年近く前に発案し、昨年12月には実行をしようとしたものの断念。また、犯行は今月9日に行われ、約2週間もドローンが発見されなかったことも明らかになった。

 ◇山本容疑者のブログの主な記述(表記は原文まま)

 ▼14年7月16日 (小浜市は)原発が事故ると直撃コース

 ▼18日 会社に退職の意思を伝えた

 ▼19日 再稼働を止めるためにはテロをも辞さない

 ▼10月2日 川内原発到着。さっそく偵察

 ▼3日 次の行動を考えてた。ドローンを使えないだろうか

 ▼28日 (福島県で)小分けに(汚染された)土を詰めていく

 ▼11月21日 新内閣発足は恐らく12月24日。決行はこの日だな。第3次阿倍内閣の出鼻を折る

 ▼12月5日 (ドローンを)夜間離陸で目立たないようにマットブラックに塗装。反原発アピールなら汚染土か

 ▼24日 18時、官邸前到着。21時、車の屋根にドローンを置き離陸準備。飛ばせない。帰りの道中少しホッとしている。家に着いた頃には気が狂うほど後悔

 ▼15年3月14日 3度目の福島。汚染土搭載

 ▼4月1日 多分今がドローン規制前の黄金時代。法整備前に飛ばしてしまおう

 ▼10日 8日、官邸にドローン墜落。9日、ブログ公開、出頭。12日、混乱の中で選挙を迎える…という計画が頓挫

 ▼12日 8日1時、赤坂到着。4時、一旦赤坂離脱。9日3時30分、赤坂到着。迷わず離陸。中庭。全く見えない。目標を官邸前庭に変更。前庭のライトめがけて下降。そのまま完全ロスト。現場離脱。10時45分、小浜。帰宅後ニュースをみるが、何も報道ない

 ▼22日 遅せーよ職員!2週間放置て。工具を持つ手が震える。犯罪者は自分の報道をこんな感じでみるのか

 ▼24日 証拠処分してしまえば捕まらないな。もう一回やるか


首相官邸狙う計画、昨年秋から…川内原発にも?
読売新聞 4月26日(日)6時55分配信

 東京都千代田区の首相官邸の屋上で小型無人機「ドローン」が見つかった事件で、警視庁に威力業務妨害容疑で逮捕された福井県小浜市青井、無職山本泰雄容疑者(40)が昨年秋から、計画を進めていたことが同庁幹部への取材でわかった。

 実際に官邸周辺を訪れ、下見もしていた。鹿児島県の九州電力川内(せんだい)原発にドローンを侵入させる計画もあったといい、同庁で裏付けを進めている。

 山本容疑者は25日午後5時過ぎ、福井県警小浜署から同庁麹町署に到着。調べに対し、「官邸に向けてドローンを飛ばしたのは間違いない」と容疑を認め、動機については「反原発を訴えるため」と話している。同庁は26日以降、本格的な取り調べを行う。

 同庁幹部によると、山本容疑者は、計画の詳細をブログに記していた。昨年10月28日付のブログによると、福島県の帰還困難区域から原発事故による汚染土を回収した帰りに、下見のため官邸近くを偵察。12月以降、夜間に目立たないよう、ドローンを黒く塗装した。


官邸ドローン事件 福島県民「なんの解決にもならない」
産経新聞 4月25日(土)21時52分配信

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官邸ドローン事件で、警察車両で警視庁麹町警察署に入る山本泰雄容疑者(中央)=4月25日、東京都千代田区(早坂洋祐撮影)(写真:産経新聞)

 ドローンに搭載した容器に入れていた砂について、山本泰雄容疑者が「福島の砂だ」と供述していることについて、東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊町から同県会津若松市に避難している学習塾経営の吉田邦吉さん(34)は「原発事故で福島に放射能があるのは事実。しかし、そうした中で福島の生産者や生活している人々は苦しみながらも日々努力して暮らしている。容疑者は福島を救済したいという思いもあってやったのかもしれないが、なんの解決にも救済にもならない」と憤った。

 原発事故から4年が経過した現在でも約12万人が避難を続けており、吉田さんは「反原発や脱原発で過激な行動をするほど、逆に福島への差別を助長してしまうようなことが何度も繰り返されている」とあきれた様子で話した。

 また、全村避難が続いている同県飯舘村から同県南相馬市に避難している無職男性(65)は「脱原発や反原発など思想信条があるのは個人の勝手だが、こうした行動は福島への悪意でしかない。福島県民はそんなことをしても誰も喜ばないし、大きな迷惑でしかない」と批判した。


官邸ドローン事件 山本容疑者「事件起こすような人と思えず」…地元困惑
産経新聞 4月25日(土)21時49分配信

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山本泰雄容疑者の自宅には多くの報道陣が集まった=25日午前11時15分ごろ、福井県小浜市青井(写真:産経新聞)

 山本泰雄容疑者の福井県小浜市青井の自宅は、山間の集落にある。山本容疑者は近所付き合いは少なかったものの、トラブルを起こすこともなかったといい、静かな集落に住む近隣住民は「なぜ地元の人が東京でこんな大それたことを」と驚きを隠しきれなかった。

 近隣住民によると、山本容疑者は約20年前に両親らと家族で引っ越してきた。山本容疑者は頻繁に外出していたが、近所との付き合いはほとんどなく、住民が路上で会釈をしても反応がないこともあったという。近所の男性(61)は「性格が少し暗い印象はあったが、事件を起こすような人とは思っていなかった」と話す。

 近くの女性は「事件発生のニュースを見ていても、まさか地元の人が関係しているとは思わなかった。この事件が起きるまでドローンという存在すら知らなかった」と言葉少なだった。


官邸ドローン事件 山本容疑者、原発の町に生まれ育つ 「反原発というより愉快犯」
産経新聞 4月25日(土)21時44分配信

 逮捕された山本泰雄容疑者は自宅がある福井県小浜市で生まれ育った。同市は関西電力大飯原発がある同県おおい町に隣接する「原発の町」だ。

 山本容疑者は3兄弟の次男。地元の小中学校から、小浜市にある公立高校に進学。約20年前に現在の自宅がある同市青井に母親らとともに引っ越した。鉄工所を経営していた父親は、そのころ亡くなったという。本人のブログによると、小浜市の電子機器製造メーカーに勤務し、昨年7月に退社したとしているが、反原発に固執するようになった時期や理由は不明だ。

 関電高浜3、4号機(同県高浜町)の再稼働を求めている同町商工会副会長の田中康隆さん(59)は「反原発というより、遊び半分の愉快犯だ。福島の砂を入れる行為は被災地に失礼で、道徳観が欠如している」と批判。反原発団体からも「やり方が乱暴すぎる」などの声が出ている。

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