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2015年3月21日 (土)

チュニジアの首都チュニスで武装テロ集団が観光客を襲撃、死傷者多数 日本人3人死亡・6

北アフリカ・チュニジアの首都チュニスで18日、武装テロ集団が国会議事堂と国立バルドー博物館の敷地内で観光客を襲撃した。シド首相は記者会見で、外国人観光客17人とチュニジア人2人が死亡し、少なくとも24人が負傷したことを明らかにした。
日本政府関係者の確認によれば、この襲撃で邦人3人が死亡・3人が負傷したと伝えられる。

博物館内には一時、多数の観光客が取り残され、一部が人質になったが、その後の治安部隊による救出作戦で全員が解放された。内務省によると、治安部隊は作戦で武装テロ集団の2人を殺害し、治安部隊側の1人も犠牲になった。

これまでイスラム過激派による犯行との見方が広がっていたが、19日、過激派テロ組織「イスラム国」(IS)が犯行を認める音声メッセージをインターネット上に公開した。同組織はさらなる攻撃も予告している。

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リンク:<チュニジアテロ>現場の博物館、24日再開へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:博物館内の銃撃容疑者…監視カメラの映像公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<チュニジアテロ>実行犯、高性能爆弾所持 自爆計画も準備 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<チュニジアテロ>大統領「警備に不備」 特殊部隊は評価 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「テロ実行犯3人目は逃走中」 - 速報:@niftyニュース.
リンク:救助求めネットに写真=緊迫の1時間、目撃者が証言―観光客襲撃・チュニジア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:3人目の容疑者逃走中=実行犯、祈る人に危害加えず―チュニジア襲撃事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中根外務政務官を現地派遣…チュニジア銃撃テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警備の連携不足認める=観光客襲撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警備の連携不足認める=観光客襲撃―チュニジア大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃テロ 政府、チュニジアに外務政務官を派遣へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジアに政務官派遣 - 速報:@niftyニュース.
リンク:「イスラム国」勢力誇示か…イエメンテロで声明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃声でパニック状態「あいつらが妻を殺した」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジアテロ 20人以上を逮捕、10人が直接関与か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「自分が犠牲になったかも」=クルーズ同行の添乗員―チュニジア観光客襲撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃テロ 20人以上を逮捕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<チュニジアテロ>事件発生時、警備の4警官不在 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:博物館襲撃テロで20人以上拘束 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<チュニジアテロ>容疑者「普通の青年」 親族困惑 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「こんな事件があるなんて」=帰国のクルーズ客ら疲弊―チュニジア邦人死亡テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア・テロのツアー客帰国 - 速報:@niftyニュース.
リンク:チュニジア、過激派20人拘束…10人関与か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警備の警官はコーヒー休憩中? - 速報:@niftyニュース.<
リンク:<チュニジア襲撃>遺族ら帰国、言葉なく - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:過激派20人超を拘束=観光客襲撃に関与か―チュニジア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:邦人遺体の搬送始まる=チュニジア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「自分が犠牲になったかも」=クルーズ同行の添乗員-チュニジア観光客襲撃 - 速報:@niftyニュース.
リンク:国会議長ら負傷した邦人見舞う - 速報:@niftyニュース.
リンク:テロを警戒する兵士 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:反テロ集会に参加した女性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:反テロ集会に参加する人々 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」テロ予告 「チュニジア襲撃は始まり」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃 謎…飛び交う声明、真相は 「イスラム国」?アルカーイダ系? - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<チュニジアテロ>現場の博物館、24日再開へ
毎日新聞 3月22日(日)22時0分配信

 【チュニス秋山信一】事件の現場となったチュニジアの首都チュニスの国立バルドー博物館のモンセフ・ベンムーサ館長(50)が21日、毎日新聞の取材に応じ、24日に博物館を再開することを明らかにした。館長は「卑劣なテロや文化の破壊行為に屈しない強い姿勢を見せるため、早期再開を決めた」と話した。

 ベンムーサ館長によると、館内では21日も警察の実況見分や片付け作業が行われたが、23日までに再開準備が整う見通しとなった。世界的に有名な古代ローマ時代のモザイクなど展示品には損傷はないという。チュニジア国内だけでなく、日本など各国の文化関係者からも早期再開を望む声が上がっており、教育省などと協議した上で再開を決めた。事件当時、ベンムーサ館長は敷地内の別棟で会議中で無事だったという。

 21日朝には日本人遺族が献花に訪れた。ベンムーサ館長は「犠牲者のことは本当に気の毒に思う」と話した。


博物館内の銃撃容疑者…監視カメラの映像公開
読売新聞 3月22日(日)21時57分配信

 【チュニス=青木佐知子】北アフリカ・チュニジアの首都チュニスでの博物館銃撃テロ事件で、同国の内務省は21日、博物館内の監視カメラの映像を公開した。

 射殺された2人の容疑者の男が博物館の前で銃撃を行った後、館内に入った際の様子とみられる。自動小銃を構えた2人は階段の前で、下りてきた男性1人と鉢合わせしたが、銃を一瞬突きつけた後、撃たずに上階に向かった。

 この男性が共犯者か、博物館を訪れていた観光客かは不明だが、同国のセブシ大統領は22日、複数の仏メディアに対し、実行犯は射殺された2人以外にもう1人いて逃走中であることを明らかにした。


<チュニジアテロ>実行犯、高性能爆弾所持 自爆計画も準備
毎日新聞 3月22日(日)21時56分配信

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博物館襲撃事件で、治安当局が押収した証拠品の写真。殺害された実行犯2人は自爆用とみられるスイッチボタン式の爆弾や弾倉などを所持していた=2015年3月21日、秋山信一撮影

 国立博物館襲撃事件について毎日新聞の取材に応じたチュニジア内務省のラフィク・シェリー次官は、実行犯が高性能爆弾を所持していたことを明らかにした。事件は、襲撃を周到に準備し、最終的には自爆テロで多くの犠牲者を出すことを計画していたとみられる。

 事件後の捜査では、2人が襲撃当日、仲間が運転するバイク2台に分乗して現場に向かったことも判明。外国人観光客を乗せたバスが博物館に到着したのを確認後、博物館の敷地内に侵入。バスから降りた観光客らを無差別に銃撃した。さらに館内(3階建て)に逃げた観光客を追って、1階と2階で銃撃を重ねた。犠牲者の半数以上は2階に逃げ込んだところで殺害された。

 2人は3階に上った後、治安当局の特殊部隊と銃撃戦になり、射殺された。自動小銃と手投げ弾、爆弾ベルトで武装。爆弾はセムテックスという高性能のプラスチック爆薬で、実際に使われていれば犠牲者がさらに増えた可能性が高い。

 一方、運転役の仲間2人は当初、実行犯が逃走するために現場近くで待機していたが、治安当局が多数駆けつけたため逃亡。治安当局は21日までに運転役2人を逮捕した。

 また、内務省は21日、実行犯2人が館内に侵入する場面を捉えた監視カメラの映像を公開した。映像には、トレーニングウエアなどを着用し、銃を構えた実行犯2人が速足で館内を歩き、階段を上がっていく様子などが映し出されている。途中、階段付近で鉢合わせになったリュック姿のチュニジア人とみられる男性には、発砲せずに、見逃した状況も映っている。男性についての説明はないが、逃走中の実行犯グループの一人との情報もある。

 カイドセブシ大統領は22日、仏メディアに、実行犯は3人組で、残る1人は逃走中と述べた。映像に映っていた現場から逃れた男性との関係については説明しなかった。


<チュニジアテロ>大統領「警備に不備」 特殊部隊は評価
毎日新聞 3月22日(日)21時52分配信

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チュニジア博物館襲撃事件で、同国内務省が公開した監視カメラの映像。銃を持ち館内を歩く容疑者が映っている

 【チュニス宮川裕章】チュニジアのカイドセブシ大統領は、21日付仏パリマッチ誌(電子版)のインタビューに応じ、国立博物館襲撃事件について、警察と情報機関に「大きな機能不全があった」と述べ、テロ対策や警備体制などに不備があったことを認めた。

 カイドセブシ氏は、実行犯2人を射殺した特殊部隊について「極めて効率よく速やかに対応し、(実行犯が所持していた)爆弾でさらに死亡者が出るのを防いだ」と評価する一方、「それ以前の問題として、博物館の警備について警察と情報機関は十分組織的に動けなかった」と語った。

 博物館や隣接する国会議事堂の警備を担当する警察官が、事件発生当時、カフェでくつろぐなど警備を行っていなかったとの批判が出ていることなどを念頭に置いた発言とみられる。そのうえで、フランスやデンマークでのテロ事件後にチュニジアでテロが起きたことについて、「明らかに警戒が不十分だった」と総括した。

 チュニジアで過激派が勢力を強めているとの指摘について、世俗政党出身のカイドセブシ氏は「近年、特に(イスラム政党が主導した)イスラム政権時代の治安対策の緩みとともに、若者を取り巻く経済、社会的な状況が困難で、過激派が職のない若者を勧誘している」と分析。イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)を含む「シリア、イラクなどの過激派勢力に4000人が参加し、すでに500人が帰国している」と述べ、自国民が実行するホームグロウン・テロの可能性に懸念を示した。さらに「チュニジアは民主主義の拠点としてとどまるが、その拠点はもはや平和的な拠点ではない」と述べ、過激派の伸長に危機感を示すとともに、過激派に屈しない強い姿勢を強調した。

 治安回復の解決策として「国民が希望を見いだせば、過激派勢力は排除される」と、経済の再建を優先課題に挙げた。また、「過激派は(イスラム教が成立した)7世紀の世界を目指しているが、私たちは21世紀の世界を望む」と語り、「イスラム過激派はすでに失敗しており、チュニジアは決してシャリア(イスラム法)に支配されない」と述べた。


「テロ実行犯3人目は逃走中」
2015年3月22日(日)21時48分配信 共同通信

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 18日のチュニジア博物館襲撃テロで、21日にチュニジア政府が公表した防犯ビデオの映像。銃を持った男2人と正体不明の3人目の男が写っている(AP=共同)

 【チュニス共同】チュニジアのカイドセブシ大統領は22日、地元テレビとのインタビューで、チュニスの博物館襲撃テロの実行犯は3人組で、現場で射殺された2人の他に1人が逃走中だと明らかにした。英BBC放送が報じた。

 大統領は同日、現場のバルドー博物館を視察。「3人目の襲撃犯がいるのは間違いない。逃走中だが、遠くには行っていない」と述べた。3人のうち2人は事件が発生した18日に射殺された。

 内務省が公開した博物館の監視カメラ映像によると、銃とかばんを持って館内を歩く2人組の男は、階段を下りてきた第3の男とすれ違い、互いに顔を見合わせた後で別の方向に歩いて行った。


救助求めネットに写真=緊迫の1時間、目撃者が証言―観光客襲撃・チュニジア
時事通信 3月22日(日)21時13分配信

 【チュニス時事】日本人3人を含む20人以上が死亡したチュニジアの観光客襲撃事件は発生当初、主な襲撃先とみられた国会議事堂に関心が集中したが、居合わせた男性がネットに公開した写真によって、博物館で多くの人々が救出を待っていることが伝えられた。写真を世界中に発信したチュニジアの男性が、解放までの「緊迫の1時間」の様子を証言した。
 首都チュニスの自宅で21日、時事通信の取材に応じた音楽教師ソフィアン・ガンジャティさん(44)は事件が起きた18日昼ごろ、妻子と国立バルドー博物館を訪問。午後0時50分(日本時間同8時50分)ごろ、銃声が聞こえ即座に脱出を考えたが、出口の方向から「像が倒れたような衝撃音」が聞こえたため、諦めて3階の角部屋に駆け込んだ。
 部屋に逃げ込んだのはフランス人やチュニジア人を中心とする計37人。日本人の姿はなかった。最初は悲鳴や絶叫が絶えなかったが、「犯人に気付かれるのが怖かった」というガンジャティさんらが静かにするよう呼び掛け、重苦しい沈黙が周囲を支配。恐怖に震えながら肩を寄せ合う老夫婦や、遺書を書き始める女性の姿が目に焼き付いた。
 携帯端末で外部の様子を探ったところ、事件発生当初は情報が不足し、博物館に多くの観光客が閉じ込められていると報道するメディアはごくわずかだった。「このままでは警察が助けに来ない」と判断したガンジャティさんは、絵画を背にしておびえる人々の姿を写真に撮り、ソーシャルメディアを通じて全世界に公開。各国メディアが徐々にこの事実を報じ、治安当局に正しい判断を促す一助となった。
 同1時50分(同9時50分)ごろ、「動くな」の掛け声と共に約10人の治安部隊が部屋に突入した。隊員の誘導で屋外に出ると、玄関付近には3人の遺体が横たわっていた。警官隊は上方に銃を構え、屋上から観光客を狙撃しようとする共犯の存在を警戒し威嚇していた。弾が当たらないことを祈りながら、避難施設になっていた敷地内の別館に到着。「悪夢が終わった」と生還の喜びをかみしめた。 


3人目の容疑者逃走中=実行犯、祈る人に危害加えず―チュニジア襲撃事件
時事通信 3月22日(日)21時11分配信

 【チュニス時事】チュニジアで18日に起きた日本人3人を含む外国人観光客ら20人以上が死亡した博物館襲撃事件で、カイドセブシ大統領は22日、現場で射殺された2人以外に容疑者1人が「逃走している」と述べた。「第3の実行犯」の存在については、現場に居合わせたチュニジア人女性も大統領の発言以前に「目撃した」と証言しており、治安当局は情報収集を進めている。
 大統領は、フランスのテレビ局に対し、「実行犯は3人いた。1人は逃走しているが、そう遠くには行ってないだろう」と語った。
 チュニジア当局は21日、館内の防犯カメラの映像を公開した。そこには犯人とみられる2人が館内にいた人物の脇を危害を加えずに通り過ぎる場面も映されている。この人物が第3の実行犯の可能性もある。
 一方、実行犯はイスラム教の祈りのしぐさをした人には危害を加えず、イスラム教徒ではない外国人を次々と狙い銃撃が繰り広げられていたことが21日、館内にいた観光客の話で分かった。脱出を試みていた女性は、人々に銃撃を加える犯人に出くわしたが「自分がイスラム教徒であることを伝え、祈りのしぐさをしたところ危害を加えられず、外に逃げられた」と証言した。 


中根外務政務官を現地派遣…チュニジア銃撃テロ
読売新聞 3月22日(日)19時57分配信

 【ソウル=大木聖馬】岸田外相は22日、日本人3人が死亡したチュニジアの博物館銃撃テロ事件について、中根一幸外務政務官を現地に派遣すると発表した。

 ソウル市内で記者団に語った。

 中根氏はナミビアに出張しており、22日中にもチュニジア入りし、事件でけがをした日本人被害者を見舞い、現地政府要人と会談する。会談では、在留邦人の安全確保策やテロ対策の強化に向けた協力について話し合う予定だ。


警備の連携不足認める=観光客襲撃
時事通信 3月22日(日)19時2分配信

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チュニジアのカイドセブシ大統領は21日付の仏誌パリマッチ(電子版)とのインタビューで、観光客襲撃事件当時の当局の警備態勢について「警察と情報機関の連携は十分ではなかった」と語り、不備を認めた=20日撮


警備の連携不足認める=観光客襲撃―チュニジア大統領
時事通信 3月22日(日)18時51分配信

 【チュニス時事】チュニジアのカイドセブシ大統領は21日付のフランス誌パリマッチ(電子版)とのインタビューで、日本人3人を含む約20人が犠牲になった観光客襲撃事件当時の当局の警備態勢について「警察と情報機関の連携は十分ではなかった」と語り、不備を認めた。
 大統領は、国立バルドー博物館に襲撃犯侵入を許したことで「(2011年のアラブの春の)革命以降のわが国の行政能力弱体化を自覚すべきだ」と語り、政治の混乱の影響が背景にあると指摘。その上で態勢立て直しに全力で取り組んでいると強調した。 


チュニジア襲撃テロ 政府、チュニジアに外務政務官を派遣へ
産経新聞 3月22日(日)15時27分配信

 【ソウル=楠城泰介】岸田文雄外相は22日、日本人3人が犠牲となったチュニジアの博物館襲撃テロを受け、中根一幸外務政務官を同国に派遣する考えを表明した。訪問先のソウルで同行記者団らに語った。


チュニジアに政務官派遣
2015年3月22日(日)15時24分配信 共同通信

 【ソウル共同】岸田文雄外相は22日、日本人3人が犠牲となったチュニジアの博物館襲撃テロで中根一幸外務政務官を同国に派遣すると明らかにした。日本時間の22日中に現地入りする見通し。訪問先のソウルで記者団に語った。

 中根氏は負傷した日本人を見舞うほか、チュニジア政府高官と日本人の安全確保に向けた協力などをめぐり協議する方針だ。


「イスラム国」勢力誇示か…イエメンテロで声明
読売新聞 3月22日(日)11時32分配信

 【カイロ=久保健一】イスラム過激派組織「イスラム国」は18日のチュニジアの博物館襲撃に続き、20日にイエメンで起きた連続自爆テロ事件でも犯行声明を出した。

 拠点であるイラクとシリア以外の国で大規模テロを実行し、中東地域での勢力拡大を誇示する狙いがあったとみられる。

 20日、インターネット上に公開された声明は、イエメンの首都サヌアと北部サアダの5か所で自爆攻撃を実行したと言明。「今後起きることの『氷山の一角』だ」と警告した。爆弾テロは首都サヌアの二つのモスク(イスラム教礼拝所)やサアダで発生し、AFP通信によると計142人が死亡した。

 犯人グループについて、アハラム社会・歴史研究所(エジプト)のアブドルファッターハ研究員は、イエメンで最近、「イスラム国」傘下に入った戦闘員との見方を示した。


銃声でパニック状態「あいつらが妻を殺した」
読売新聞 3月22日(日)9時26分配信

 【チュニス=本間圭一】チュニジアの博物館で観光客が銃撃され、日本人3人を含む21人が死亡したテロ事件で、重傷を負ったベルギー国籍のガブリエル・ベルフェリさん(61)が20日、読売新聞の取材に応じ、最愛の妻を失った混乱と絶望の瞬間を振り返った。

 ベルフェリさん夫妻は18日に客船で首都チュニスに入った。ガイドの付き添いで博物館2階の展示品を見ていたところ、銃声が聞こえ、「パニック状態となり、身を隠す所を探した」という。その直後、男2人が突然展示室に入ってきて、室内にいた人たちに向けて発砲した。

 ベルフェリさんは隣の展示室に飛び込んだが、右足を2度撃たれて倒れた。別の方向へ逃げた妻も倒れており、「もう終わりだと思った」。目の前には、頭や体を撃たれた人がいて、血が飛び散っていた。数秒後に銃声がやみ、銃撃犯は別の展示室に行ったようだったという。ベルフェリさんは「こんなことになるなんて。あいつらが妻を殺したんだ」と涙を流して憤った。

 チュニジア治安当局によると、博物館2階では10人以上が銃撃されたとみられる。負傷者の中には鋭い刃物で切られた人もおり、治安当局は射殺された銃撃犯2人以外にも実行犯がいたとみて捜査を進めている。


チュニジアテロ 20人以上を逮捕、10人が直接関与か
産経新聞 3月22日(日)7時55分配信

 【中東支局】ロイター通信によると、チュニジア内務省の報道官は21日、首都チュニスで起きた博物館襲撃事件に関与したとして、これまでに20人以上を逮捕したことを明らかにした。うち10人は襲撃に直接関わったとみられる。報道官は「過激派に対して大規模な作戦を展開中だ」と述べ、今後さらに逮捕者が出る可能性を示唆した。

 チュニジアは20日に独立記念日を迎えた。現地からの報道によると、同日の国民向けのテレビ演説でカイドセブシ大統領は、「チュニジアは国民が団結するたびに勝利することを、歴史は教えてくれる」などと述べ、テロとの戦いにあたり、国民に一致結束するよう訴えた。


「自分が犠牲になったかも」=クルーズ同行の添乗員―チュニジア観光客襲撃
時事通信 3月22日(日)2時31分配信

 「自分はたまたま巻き込まれなかっただけ。時間がたつほど恐ろしさが湧いてくる」。チュニジアで起きた観光客襲撃事件で、犠牲者の多くが乗っていたクルーズ船のツアーに同行している添乗員が21日未明、寄港先のスペインで電話取材に応じ、事件直後の緊迫した船内の様子を振り返った。
 那覇市のツアー会社「ジャンボツアーズ」の添乗員二渡裕介さん(42)は15日、13人の団体客とともにイタリア・ジェノバから地中海を周遊する大型客船「MSCスプレンディダ号」に乗り、現地時間の18日朝、チュニジアへ到着した。一行は襲撃現場とは別の場所を観光しており、テロには遭遇しなかったという。
 異変に気付いたのは、観光を終えて船に戻った同日夕。「テロがあったみたいだ」。二渡さんは船内のテレビで事件を知ったが、その時点で船会社からは何も発表がなく、同じ船に乗り合わせた日本人が犠牲になったとは分からなかったという。
 二渡さんはその後、本社と連絡を取ってテロの詳細を把握。日本人に死傷者が出たことを知らされた一行は一様に動揺し、「自分が巻き込まれていたかも」「ぞっとして鳥肌が立つ」と青ざめたという。シリアで起きた邦人殺害事件を連想した人も多く、携帯電話などで家族に急いで無事を伝えていた。
 結局、船は14時間遅れでチュニジアを出航。乗客約3700人に船内の大劇場に集まるようアナウンスがあり、イタリア人船長が舞台上でテロの概要を説明した。しかし犠牲者への黙とうなどはなく、「(テロに遭った)バスツアーの参加者には返金する」「次の寄港先でのツアーは無料にする」といった淡々とした内容で、「乗客が船長に詰め寄るなど険悪な雰囲気になった」という。
 予定されていたビンゴ大会などのイベントは全て中止になり、船内は重苦しい雰囲気に包まれた。二渡さんは「日本ではテロをどこか人ごとのように感じていたが、状況次第では自分たちが巻き込まれていたかもしれない。本当に恐ろしい」と振り返り、「せっかく海外旅行に来て、理由もわからず巻き込まれた方はさぞ無念だったろう」と犠牲者を悼んだ。 


チュニジア襲撃テロ 20人以上を逮捕
産経新聞 3月21日(土)23時41分配信

 【中東支局】ロイター通信によると、チュニジア内務省の報道官は21日、首都チュニスで起きた博物館襲撃事件に関与したとして、これまでに20人以上を逮捕したことを明らかにした。うち10人は襲撃に直接関わったとみられる。報道官は「過激派に対して大規模な作戦を展開中だ」と述べ、今後さらに逮捕者が出る可能性を示唆した。

 チュニジアは20日に独立記念日を迎えた。現地からの報道によると、同日の国民向けのテレビ演説でカイドセブシ大統領は、「チュニジアは国民が団結するたびに勝利することを、歴史は教えてくれる」などと述べ、テロとの戦いにあたり、国民に一致結束するよう訴えた。


<チュニジアテロ>事件発生時、警備の4警官不在
毎日新聞 3月21日(土)23時32分配信

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襲撃されたバルドー博物館から避難する観光客ら=チュニジアの首都チュニスで2015年3月18日、AP

 【チュニス宮川裕章】チュニジアの首都チュニスで起きた国立バルドー博物館襲撃事件で、周辺の警備を担当する警察官4人が事件発生時に近くのカフェでくつろぐなどして職務に就いていなかった可能性が高いことが分かった。AFP通信の取材にチュニジア議会のモーロ副議長が認め、「重大な職務不履行だ」と非難した。

 モーロ氏によると、事件発生当時、博物館や隣接する国会議事堂の警備担当者は4人いることになっていたが、そのうち2人は近くのカフェに入り、1人は軽食を取っており、もう1人はその場にいなかった。

 一方、チュニジア内務省報道官は21日、治安当局が事件に関与したとみられる20人以上の容疑者を逮捕したと発表した。うち10人は直接襲撃に関係している疑いがあるという。ロイター通信が伝えた。


博物館襲撃テロで20人以上拘束
2015年3月21日(土)23時4分配信 共同通信

 【チュニス共同】ロイター通信によると、チュニジア内務省報道官は21日、日本人3人を含む外国人観光客らが犠牲となった博物館襲撃テロで、20人以上を拘束したことを明らかにした。うち10人は事件に直接関与したとみられるという。

 中東の衛星テレビによると、別の内務省高官は、直接関与したとして逮捕された人物の1人はベルギー在住のチュニジア人で、襲撃準備に加わるため帰国していたと述べた。

 襲撃テロでは、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を発表。チュニジア政府は、現場で射殺された実行犯の2人は過激派アンサール・シャリアに所属していたとみている。


<チュニジアテロ>容疑者「普通の青年」 親族困惑
毎日新聞 3月21日(土)22時55分配信

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実行犯の一人、ヤシン・ラアビディ容疑者が家族と住んでいた家=チュニスで2015年3月20日、宮川裕章撮影

 【チュニス秋山信一、宮川裕章】チュニジアの首都チュニスで国立バルドー博物館が襲撃され日本人ら20人以上が犠牲になったテロ事件で、特殊部隊に射殺された実行犯の一人、ヤシン・ラアビディ容疑者(21)は、親族や周囲に過激思想に傾倒するそぶりを見せていなかった。容疑者の自宅周辺を歩くと、「普通の青年」が凶悪なテロに走ったと指摘されていることに戸惑いが広がっていた。

 3階建ての白い家からイスラム教の聖典コーランを読む声が付近に響く。ラアビディ容疑者が両親や兄と暮らした自宅は、チュニス中心部から車で約30分の中流層が多く住む高台の住宅地ケルシュエルラバにある。遺体が戻るまで室内に親族らが集まり、祈りを続けているという。「両親にも近所の子供たちにも優しい子だった。こんなことを起こすとは想像もつかなかった」。いとこのアビディ・ロトフィさん(50)が重い口を開いた。

 「私はヤシンが子供の頃、イスラム教の信仰を教えた」と振り返る。「真面目で、成長してからも過激思想を嫌い、他宗教を尊重しなければならないと言っていた。シリアの過激派についても批判していた。どこで変わってしまったのか」。金属製品関連の会社を定年退職した父と主婦の母は内務省で事情聴取を受けているという。

 ラアビディ容疑者は地元の教育機関で仏語を学び、約1年前から流通関連の会社に勤め、車で遠出するようになった。「行く先々のモスク(イスラム礼拝所)で祈りをささげたと語っていた。どこかで良くない連中と付き合い始め、影響を受けたのか」。ロトフィさんは悔やむ。

 幼少時代からの知人、ベシールさん(39)は、事件前日にもカフェでラアビディ容疑者とサッカーの話などをした。変わった様子はなかったが、昨年12月ごろ、1カ月以上姿を見せない時期があった。ラアビディ容疑者は「リビアに行った」と話したが、治安当局によると、同時期にリビアで軍事訓練を受けていた疑いがあるという。

 過激化につながった可能性として挙げられるのが、仲間の存在だ。チュニス北部イブン・ハルドゥーン地区。20日正午ごろ、同地区にあるモスク近くの住宅に武装した警察の特殊部隊が入った。警察官は群衆の中にあごひげを蓄えた若い男性を見つけ、尋問を始めた。あごひげは過激派を多く生み出すとされるサラフィスト(イスラム厳格派)にみられる特徴だ。警察は住宅から別の男性を連れ出し、慌ただしく現場を去った。

 同地区では19日にもラアビディ容疑者の仲間の家が捜索を受けた。2011年の革命後、同地区のモスクには独裁政権下で抑圧されていたサラフィストが出入りするようになり、政府が任命したイマーム(導師)を押しのけて、礼拝時の説教などを仕切るようになった。中にはイスラム法(シャリア)に基づく政治の実現のためには暴力を肯定する過激派もおり、近隣から少なくとも4人の若者がシリアに渡った。近隣住民によると、ラアビディ容疑者の友人2人もこのモスクに出入りしており、容疑者が感化された可能性がある。

 容疑者の自宅近くのモスクにイマームを訪ねた。ムイド・エルハン師はラアビディ容疑者の姿を見た記憶はないという。ただテロの背景について、「若者に疎外感を感じさせる社会にも原因がある」と語った。


「こんな事件があるなんて」=帰国のクルーズ客ら疲弊―チュニジア邦人死亡テロ
時事通信 3月21日(土)22時31分配信

 チュニジアで観光客襲撃テロに巻き込まれたクルーズ旅行に参加した日本人客らが21日夜、帰国した。東京都大田区の羽田空港で取材に応じ、「こんな事件があるなんて」「テロとは無縁と思っていたのに」などと突然の惨事を振り返った。
 横浜市の自営業渡辺洋一さん(67)によると、国立バルドー博物館で襲撃されたのは、現地時間18日朝にチュニジアに到着後、夕方の出港までの自由時間に、外国語ガイド付きのバスツアーに参加したグループ。渡辺さんと妻(65)は「何となく」参加を見送り、難を逃れた。
 夕方、予定時間になっても船が出港せず、「いつになったら出発するのだろう」と外に目を向けると、装甲車や、パトカーに先導された傷だらけのバスが見えたという。渡辺さんは「クルーズ旅行は9回目だが、こんなことは初めて。どこにいても危険だ」と疲れ切った表情で話した。
 埼玉県所沢市の男性会社員(58)によると、日本人観光客は翌日の午前11時、船内の一角に集められた。船側の日本人女性スタッフは口ごもっていたが、客から「事実が知りたい」と詰め寄られ、「3名が亡くなった。行方不明の人もおり、情報が混乱している」と話した。
 男性が船内で耳にした話によると、この直前に行われた外国人客向けの説明では、イタリア人客が船長に対し、マイクで「なぜ警備も付けずに危ないところへ行ったのだ」と怒鳴っていたという。
 男性は「テロとは無関係と思っていたが、そうではなかった。旅行会社のツアーで信用していたのに」と顔をこわばらせていた。 


チュニジア・テロのツアー客帰国
2015年3月21日(土)21時59分配信 共同通信

 チュニジアの博物館襲撃テロで亡くなった東京都荒川区の成沢万知代さん(66)らと同じクルーズ船に乗っていた観光客が21日、帰国した。成沢さんとは別のオプショナルツアーで事件直前に博物館を訪れた女性は羽田空港で「船に戻って事件を知った。間一髪だった」と眉をひそめた。

 また成沢さんの夫も成田空港に到着。沈痛な表情で報道陣から顔を隠すようにうつむき、空港を後にした。

 夫婦で乗船した東京都港区の久我徹さん(68)も羽田空港で「襲撃に遭った外国人客が泣き叫びながら船に戻ってきて、みんながパニックになった」と振り返った。


チュニジア、過激派20人拘束…10人関与か
読売新聞 3月21日(土)21時22分配信

 【チュニス=青木佐知子】ロイター通信によると、北アフリカ・チュニジアの博物館銃撃テロ事件で、同国内務省の報道官は21日、「過激派に対する大規模な作戦を行っている」と述べ、これまでに20人以上を拘束したことを明らかにした。

 このうち10人が事件に直接関与したとみられるという。

 これに先立ち、内務省高官は、地元テレビ局に対し、これまでに当局が拘束したうちの1人は、ベルギーに滞在歴のあるチュニジア人だったと明らかにしていた。また、同高官は、現場で射殺された容疑者の男2人は20歳代で、イスラム過激派組織「イスラム国」の軍事訓練を受けるために隣国リビアに渡った後、チュニジアに帰国したとの見方を示した。


警備の警官はコーヒー休憩中?
2015年3月21日(土)20時58分配信 共同通信

 【チュニス共同】フランス公共ラジオによると、チュニジア議会のモーロ副議長は20日、博物館襲撃テロが起きた際、警備担当の警官がカフェでコーヒーを飲むなどして、誰も任務を果たしておらず「大失態」があったと批判した。

 モーロ氏によると、事件発生当時、隣接する博物館と議会の警備任務を割り当てられていたのは4人の警官だが、実際には「誰もいなかった」。

 モーロ氏は4人について「2人はカフェにいた。1人は軽食を取っており、1人は来ていなかった」と述べた。


<チュニジア襲撃>遺族ら帰国、言葉なく
毎日新聞 3月21日(土)20時20分配信

 チュニジアの国立バルドー博物館襲撃事件で21日、同国などを巡るツアーに参加していた日本人観光客らが相次ぎ帰国した。事件で亡くなった成沢万知代さん(66)=東京都荒川区=の夫は、カタール経由で成田空港に午後5時ごろ到着。無言のまま報道陣の前を通り過ぎた。目の前で妻が倒れるのを見た精神的ショックで一時、現地の病院に入院していた。

 一方、羽田空港に夫婦で戻った東京都港区の久我徹さん(68)は「博物館のツアーはクルーズ船内で募集され、参加しなかった。日本で申し込みができていたら参加していたかもしれない。紙一重だった」と険しい表情で話した。事件翌日、14時間遅れて同国を船で離れる前、船長から不幸な事件が起きたと説明があり、乗客全員で黙とうしたという。同じ飛行機に乗っていた東京都足立区の豊田初美さん(66)は「(襲撃後に)船から外を見ていたらパトカーや救急車とツアーバスが戻ってくるのが見えた。チュニジア旅行は2回目で前回は平和だったのに。日本人が巻き込まれるなんて……」とショックが癒えていない様子だった。【早川健人、岡礼子】


過激派20人超を拘束=観光客襲撃に関与か―チュニジア
時事通信 3月21日(土)19時51分配信

 【チュニス時事】チュニジア内務省報道官は21日、日本人6人が死傷した18日の首都チュニスでの観光客襲撃事件を受け、これまでに過激派メンバーとみられる20人以上を拘束したことを明らかにした。うち10人は事件に直接関わった疑いが強いという。ロイター通信が伝えた。
 事件では過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しているが、チュニジア政府は過激派「アンサール・シャリア」が関与したと断定しており、犯行組織の解明が急務。内務省報道官は、対過激派作戦が「大規模に行われている」と強調した。
 一方、治安当局は21日までに対リビア国境の管理強化に着手した。隣国からの過激派流入を防ぐことで、国内の治安回復に努める。 


邦人遺体の搬送始まる=チュニジア
時事通信 3月21日(土)19時12分配信

 【チュニス時事】チュニジアの観光客襲撃事件で、死亡した成沢万知代さん(東京都荒川区)ら3人の遺体の日本への搬送が始まったことが21日、分かった。遺体が安置された首都チュニスのシャルルニコル病院の関係者が明らかにした。
 関係者によると、3人のうち1人の遺体は20日に病院から運び出され、日本に向かった。残る2人の遺体も近く搬出される見通しという。事件で負傷し、同病院に入院中の結城法子さんとその母親は21日も院内で治療が続けられた。 


「自分が犠牲になったかも」=クルーズ同行の添乗員-チュニジア観光客襲撃
2015年3月21日(土)14時49分配信 時事通信

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チュニジアでテロ被害に遭った日本人観光客が乗っていた大型客船「MSCスプレンディダ号」=3月20日、スペイン・バルセロナ(EPA=時事)

 「自分はたまたま巻き込まれなかっただけ。時間がたつほど恐ろしさが湧いてくる」。チュニジアで起きた観光客襲撃事件で、犠牲者の多くが乗っていたクルーズ船のツアーに同行している添乗員が21日未明、寄港先のスペインで電話取材に応じ、事件直後の緊迫した船内の様子を振り返った。
 那覇市のツアー会社「ジャンボツアーズ」の添乗員二渡裕介さん(42)は15日、13人の団体客とともにイタリア・ジェノバから地中海を周遊する大型客船「MSCスプレンディダ号」に乗り、現地時間の18日朝、チュニジアへ到着した。一行は襲撃現場とは別の場所を観光しており、テロには遭遇しなかったという。
 異変に気付いたのは、観光を終えて船に戻った同日夕。「テロがあったみたいだ」。二渡さんは船内のテレビで事件を知ったが、その時点で船会社からは何も発表がなく、同じ船に乗り合わせた日本人が犠牲になったとは分からなかったという。
 二渡さんはその後、本社と連絡を取ってテロの詳細を把握。日本人に死傷者が出たことを知らされた一行は一様に動揺し、「自分が巻き込まれていたかも」「ぞっとして鳥肌が立つ」と青ざめたという。シリアで起きた邦人殺害事件を連想した人も多く、携帯電話などで家族に急いで無事を伝えていた。
 結局、船は14時間遅れでチュニジアを出航。乗客約3700人に船内の大劇場に集まるようアナウンスがあり、イタリア人船長が舞台上でテロの概要を説明した。しかし犠牲者への黙とうなどはなく、「(テロに遭った)バスツアーの参加者には返金する」「次の寄港先でのツアーは無料にする」といった淡々とした内容で、「乗客が船長に詰め寄るなど険悪な雰囲気になった」という。
 予定されていたビンゴ大会などのイベントは全て中止になり、船内は重苦しい雰囲気に包まれた。二渡さんは「日本ではテロをどこか人ごとのように感じていたが、状況次第では自分たちが巻き込まれていたかもしれない。本当に恐ろしい」と振り返り、「せっかく海外旅行に来て、理由もわからず巻き込まれた方はさぞ無念だったろう」と犠牲者を悼んだ。 


国会議長ら負傷した邦人見舞う
2015年3月21日(土)9時41分配信 共同通信

 【チュニス共同】チュニジアの博物館襲撃テロで、同国のムハンマド・ナセル国会議長とサイド・アイディ保健相は20日、銃撃で負傷し首都チュニスの病院に入院している東京都豊島区の結城叙子さん(68)と娘の法子さん(35)を見舞った。議長は訪問後、「チュニジア国民は被害者と痛みを共有している」と語った。

 議長は結城さんらが治療を受けている病棟に30分近く滞在、2人を含め被害者らを見舞った。その後、記者団に「日本の負傷者らには議員全員を代表して同情の気持ちを伝えた」と述べ、「早い時期に回復し、日本への帰国が可能になるだろうと医師も判断している」と明らかにした。


テロを警戒する兵士
時事通信 3月21日(土)9時9分配信

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チュニジアの首都チュニス中心部の目抜き通りで開かれた反テロ集会で、銃を持って警戒する兵士=20日


反テロ集会に参加した女性
時事通信 3月21日(土)9時9分配信

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20日、チュニジアの首都チュニス中心部の目抜き通りで、テロ反対を訴え「私はバルドー」と書いたプラカードを掲げる女性。


反テロ集会に参加する人々
時事通信 3月21日(土)9時8分配信

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チュニジアの首都チュニス中心部の目抜き通りで、テロ反対を訴える集会に参加する人々=20日


「イスラム国」テロ予告 「チュニジア襲撃は始まり」
産経新聞 3月21日(土)7時55分配信

 【チュニス=大内清、ワシントン=加納宏幸】チュニジアの首都チュニスの国立バルドー博物館での襲撃事件で、インターネット上で犯行声明を発表したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」は、事件を「最初の雨粒」として新たなテロを予告した。

 犯行声明の真偽は公式確認されていないが、アーネスト米大統領報道官は、襲撃の手口がイスラム国によるこれまでのテロと似ているとして、警戒感を表明した。

 犯行声明は、襲撃事件を「自動小銃と手投げ弾で重武装した2人の戦士により、チュニジア国会の警備区域にあるバルドー博物館で実行された」と指摘。「十字軍と背教者どもを多数殺傷した」とテロの成果を誇示しつつ、「今日目の当たりにしたことは、最初の雨粒にすぎない」と警告した。

 声明について、アーネスト氏は19日の記者会見で、「真実であるか未確認だ」とした上で、事件が「罪のない市民に対する蛮行に及ぶイスラム国の過去の手口と完全に一致している」と述べた。

 オバマ米大統領は同日、チュニジアのカイドセブシ大統領と電話協議し、テロに直面しながら団結を守っているチュニジア国民を称賛。同国の民主化は地域における力強い成功例であるとの認識を伝えた。

 モナコ米大統領補佐官(国家安全保障・テロ対策担当)もチュニジアのガルサッリ内相と電話協議した。

 事件の犠牲者数について、チュニジア政府は日本人3人を含む計23人としていたが、計21人に訂正した。射殺された実行犯2人を犠牲者として集計していたとみられる。


チュニジア襲撃 謎…飛び交う声明、真相は 「イスラム国」?アルカーイダ系?
産経新聞 3月21日(土)7時55分配信

 【チュニス=大内清】チュニジアの博物館襲撃事件で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が「犯行声明」を出した。一方で同国のカイドセブシ大統領は、チュニジアやリビアで活動する過激派アンサール・シャリーアの犯行だとの見方を示したほか、別の武装組織の存在も指摘される。事件の背後関係はなおも謎に包まれている。

 ◆事件の12時間前

 18日の襲撃事件の約12時間前、ネット上に、チュニジアでのテロを呼び掛ける音声声明が掲載された。「戦士よ、(政府に)戦争を仕掛け暴力を喚起しろ」

 発信者は、同国西部の丘陵地帯を中心にテロを展開する「オクバ・イブン・ナフィア旅団」の幹部。国際テロ組織アルカーイダ系ともイスラム国支持に乗り替えたともいわれる組織だ。

 19日には、主に同旅団が犯行声明などに利用する過激派系ネットメディアの名で、実行犯2人の当日の行動を詳細に説明した文書が出回った。事件に関する同国政府の説明を嘲(あざけ)り、「お前たちの嘘を楽しむため、誰が背後にいるかは今は答えない」としている。

 文書の真偽は不明で、発信元のネットメディアもアンサール・シャリーアとの関連が指摘されるなど、実態は分かっていない。

 さらに、イスラム国は19日の声明で実行犯2人はイスラム国メンバーだと主張。複数グループの声明が飛び交い、事件の真相を一層分かりにくくしている。

 ◆国内不安定化狙う

 「襲撃グループは特定の組織のメンバーというより、独立した『ローンウルフ(一匹狼(おおかみ))』の寄せ集めではないか」。エジプトのテロ専門家、カマール・ハビーブ氏はそう分析する。

 「犯行声明」とされるイスラム国の声明からも、直接的な指令や支援があったかは不明で、事件への関与を誇示することで過激派の間での名声を高めたいとの狙いも透けて見える。

 今回の事件で実行犯2人は観光の目玉である博物館を襲撃しているが、これは、観光に依存した国で国内経済に打撃を与えるための「テロ闘争の常道」。ハビーブ氏は、外国人殺害は「主目的である国内権力の不安定化」を達成するための手段だと推測する。

 ◆リビアで訓練か

 一方、英BBCによると、チュニジアの治安当局者は20日、実行犯2人が内戦状態の隣国リビアで軍事訓練を受けていたことを明らかにした。リビアにはチュニジアのアンサール・シャリーアを率いるアブーアヤド容疑者が潜伏中とされ、同組織の関与を指摘する状況証拠の一つになっているようだ。

 他方、政府が機能していないリビアは多くの組織の武器調達ルートとなっており、オクバ・イブン・ナフィア旅団なども拠点を構えているとみられる。イスラム国系組織も存在する。

 異なる組織のメンバーが個人的に結びついたり、1人が複数の組織に関係していることは珍しくなく、襲撃犯の組織的背景の解明には時間がかかりそうだ。

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