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2015年3月19日 (木)

チュニジアの首都チュニスで武装テロ集団が観光客を襲撃、死傷者多数 日本人3人死亡・3

北アフリカ・チュニジアの首都チュニスで18日、武装テロ集団が国会議事堂と国立バルドー博物館の敷地内で観光客を襲撃した。シド首相は記者会見で、外国人観光客17人とチュニジア人2人が死亡し、少なくとも24人が負傷したことを明らかにした。
日本政府関係者の確認によれば、この襲撃で邦人3人が死亡・3人が負傷したと伝えられる。

博物館内には一時、多数の観光客が取り残され、一部が人質になったが、その後の治安部隊による救出作戦で全員が解放された。内務省によると、治安部隊は作戦で武装テロ集団の2人を殺害し、治安部隊側の1人も犠牲になった。

これまでのところ犯行声明などは出ていないが、過激派組織「イスラム国」(IS)の関連サイトは事件を称賛しており、同過激派の犯行との見方が広がっている。

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リンク:チュニジア襲撃、9人逮捕=イスラム過激派関与―邦人犠牲は東京・埼玉の3人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<チュニジア銃撃>日本政府、現地対策本部を設置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警察庁、国際テロ緊急展開班をチュニジアに派遣 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」の脅威が広がってきた 比較的安全とされたチュニジアでもテロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<海外旅行者>「テロ・誘拐対策」外務省HPで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃テロ チュニスの危険情報レベルを引き上げ 「渡航の是非検討」に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃テロ 大型クルーズ船、人気の地中海ツアー 旅行代理店は「しっかり対応したい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃を非難=ロシア大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ツアー客17人と連絡取れず - 速報:@niftyニュース.
リンク:チュニジア大統領、「襲撃テロはイスラム過激派」と断定 - 速報:@niftyニュース.
リンク:日本人死傷、政府に衝撃…安全対策「悩ましい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:背後関係解明急ぐ=観光客襲撃で捜査当局―邦人犠牲は東京・埼玉の3人・チュニジア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:妻死亡、男性「言葉出ない」…チュニジア襲撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「アラブの春」先駆け暗雲…イスラム過激派台頭 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃テロ 警察庁、現地に「国際テロリズム緊急展開班」派遣 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム過激組織」が実行犯=観光客襲撃でチュニジア大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:博物館テロはイスラム過激派 - 速報:@niftyニュース.
リンク:博物館で悪夢 数多くの世界遺産や遺跡… 観光地で人気 チュニジア銃撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、チュニス警戒強化=在外邦人保護に全力 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:負傷女性は陸自の医官=麻酔科勤務、12日から休暇―防衛省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃テロ イスラム過激派組織の犯行と断定 チュニジア大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:依然17人の安否確認中=チュニジアテロ事件―観光庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:豪華客船で周遊中=チュニジアで死亡の3邦人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「気さくな国でなぜ…」チュニジア襲撃テロの波紋 国内の関係者にも衝撃  - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃テロ 外国人観光客標的か…渡航情報の再検討を 専門家指摘 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃テロ 死亡日本人3人はいずれも女性 東京、埼玉の22~66歳 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地中海クルーズ客巻き込まれる?2隻が寄港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死亡は東京と埼玉の3人=チュニジアの襲撃テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本人生徒の安全確保=下村文科相がチュニジア観光客襲撃で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃テロ クルーズプラネットからは91人が乗船 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<チュニジア銃撃>声明出ていないが…犯行はどの組織か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア襲撃テロ 岸田氏「海外邦人の安全確保へ努力」 参院予算委で答弁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<チュニジア銃撃>被害者、地中海クルーズツアーの参加者か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:現場となった国立バルドー博物館 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

チュニジア襲撃、9人逮捕=イスラム過激派関与―邦人犠牲は東京・埼玉の3人
時事通信 3月19日(木)20時41分配信

 【カイロ時事】チュニジアの首都チュニスで日本人3人を含む多数の外国人が犠牲となった観光客襲撃テロ事件で、チュニジア大統領府は19日、治安部隊が容疑者9人を逮捕したと発表した。事件に直接関与したのは4人で、残りは犯行グループの関係者という。AFP通信が伝えた。現場で射殺された2人を含め、捜査当局は背後関係や動機解明に向けて全力を挙げている。カイドセブシ大統領はイスラム過激派の関与を指摘し、「容赦なくテロと戦う」と宣言した。
 ロイター通信によると、事件の死者は4人増え、23人になった。うち20人が外国人。日本人では、埼玉県の宮崎チエミさん(49)、娘の遥さん(22)、60代の成沢マチヨさん=東京都=が死亡した。負傷者は結城法子さん(35)、天井健二さん=東京都=ら3人。天井さんは軽傷のもよう。
 犯行声明は出ていないが、カイドセブシ大統領は18日、フランスのテレビ局に対し、実行犯はリビア東部を拠点とするイスラム過激派組織「アンサール・シャリア」と関係していると指摘。同組織の摘発に着手したことを明らかにした。
 事件は18日に発生。武装した男らが国立バルドー博物館を訪れた観光客に銃を乱射した。多くの観光客はイタリアからクルーズ船に乗ってチュニスに入り、バスで博物館に到着した。チュニジア政府は24日までに博物館を再開すると発表した。
 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によれば、18日は博物館近くの国会議事堂でテロ対策法案が議論中だったが、事件との関連は不明。観光客が訪れる博物館が襲撃されたため、外国人を狙った犯行との見方も出ている。
 チュニジアは民主化要求運動「アラブの春」で民主化に成功したが、政治活動に対する締め付けが緩和されたため、イスラム過激派が勢力を拡大。過激派組織「イスラム国」に共鳴する若者ら数千人がシリアなどに渡航したとされる。事件と同組織を結び付ける直接的な証拠はないが、ニューヨーク・タイムズ紙によると、同組織支持者はインターネット上で襲撃テロを称賛している。 


<チュニジア銃撃>日本政府、現地対策本部を設置
毎日新聞 3月19日(木)20時37分配信

 チュニジアの銃撃事件を受け、政府は首相官邸に情報連絡室を設置、事件が起きた首都チュニスに現地対策本部を置き、外務省職員や警察庁のテロ対策チームを現地に派遣するなど、情報収集に追われた。

 外務省は19日午前、チュニジアへの渡航・滞在について不要な外出を避けるなど安全確保に注意するよう呼びかける「渡航情報」を発表。チュニスの在チュニジア日本大使館に高原寿一大使を本部長とする現地対策本部を設け、省内には三好真理領事局長をトップとする対策室を置いた。官邸では西村泰彦内閣危機管理監と外務省、警察庁など関係省庁の局長らが集まり、対応を協議した。

 菅義偉官房長官は19日午後の記者会見で、日本人3人死亡、3人負傷を確認していると説明。旅行会社のツアー参加者の安否は把握しているとした上で、ツアー客以外の日本人がいるかどうかについては確認中とした。被害者の身元については「家族の了承を得なければ発表できない」として明らかにしなかった。

 事件を受けて安倍晋三首相は官邸で記者団に「テロは断じて許されず、強く非難する。国際社会と連携を深めながらテロとの戦いに全力を尽くしていく」と強調。「犠牲となられた方々に心からお悔やみを申し上げる」と述べた。また、来日中のミシェル・オバマ米大統領夫人は東京都内の会合で「夫に代わってチュニジアでの惨事に対し、深い哀悼の意を表したい」と述べた。【木下訓明、鈴木美穂】


警察庁、国際テロ緊急展開班をチュニジアに派遣
読売新聞 3月19日(木)20時10分配信

 チュニジアのテロ事件を受け、警察庁は19日午後、海外テロ事件の専門対応組織「TRT―2※(国際テロリズム緊急展開班)」を首都チュニスに派遣した。

 到着次第、現地の治安機関に接触して情報収集活動などを始める。同庁は今後、国外犯規定に基づき、殺人容疑で捜査を開始するよう警視庁や埼玉県警に指示する方針。

 ※TRT―2=Terrorism Response Team―Tactical Wing for Overseas


「イスラム国」の脅威が広がってきた 比較的安全とされたチュニジアでもテロ
J-CASTニュース 3月19日(木)19時51分配信

 日本人3人が死亡するなどしたテロが起きた北アフリカのチュニジアは、観光クルーズのルートとして人気だった。しかし、過激派組織「イスラム国」と事件が関係する可能性が報じられており、その影響を懸念する声も出ている。

 チュニジアは、中東・北アフリカ地域では比較的治安がよいとされ、首都チュニスやその近郊は、外務省の渡航情報では、最も危険度が低い「十分注意」のレベルだった。

■外務省は、渡航情報の危険度を1段階上げる

 ところが、首都の中心部にあり、「チュニジアのルーブル」と観光客に人気の国立バルドー博物館で2015年3月18日、武装集団による大規模テロが起きてしまった。

 報道によると、事件で、外国人観光客ら19人が死亡するなどし、日本人も地中海クルーズに参加していた6人が死傷したことが分かっている。犯人2人は射殺され、ほかに3人が関係していた可能性があるとされている。

 犯行声明はまだ出ていないが、チュニジアの過激派組織「アンサール・アル・シャリア」が数日中に攻撃が起こると事件前日にネット上に音声を上げていた。この組織は、「イスラム国」への支持を表明していることから、関連性も指摘されている。

 事件を受けて、外務省は19日、チュニジア渡航者への注意喚起をサイト上に出し、チュニスについては、渡航情報の危険度を1段階上げて、「渡航の是非検討」とした。そして、不要不急の渡航は控えるよう呼びかけている。

 チュニジアはこれまで、「中東民主化のモデル」だとされていた。11年に独裁政権が倒れる「ジャスミン革命」が起き、民主化運動「アラブの春」が始まったとされているからだ。

 しかし、同時に、混乱に乗じて過激派が活動を活発化させたとも言われている。最近は、中東・北アフリカ地域などで、イスラム国への支持を表明する過激派が増えており、観光地といえども安全と言えるか懸念も出てきた。

今後、海外旅行へのダメージになる恐れが?
 チュニジアは、世界遺産にもなった古代都市国家カルタゴの遺跡で知られ、地中海リゾートが立地していることでも観光客に人気がある。

 日本からの渡航者は、2010年に約1万3000人とピークに達した。ジャスミン革命が起きた11年は、渡航者が約3000人に減ったが、14年には、約6000人にまで回復していた。

 しかし、北アフリカでも人気の観光地で大規模テロが起きたことで、今後、海外旅行へのダメージになる恐れはないのだろうか。

 今回の地中海クルーズで参加を募った「クルーズプラネット」では、ゴールデンウィーク中にもクルーズを企画しており、「事件で航路は変わるのか」と問い合わせが数件来ていることを取材に明らかにした。キャンセルは3月19日夕時点ではないというが、今後については、「影響があるのかどうか、状況を見守っています」と答えた。

 大手旅行会社でも、エイチ・アイ・エスは、取材に対し、中東・北アフリカ方面への旅行キャンセルはまだ出ていないというが、「イスラム国などの影響はゼロではないと思います」と話した。JTBでは、海外旅行は4~6月にかけて14年よりも5%ほど増えているとしたうえで、「大きな影響は確認できていませんが、今後については、もう少し様子を見てみないと分からないです」としている。


<海外旅行者>「テロ・誘拐対策」外務省HPで
毎日新聞 3月19日(木)19時43分配信

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外務省が発表している北アフリカの安全情報

 海外渡航先の安全情報を確認する手段としては、外務省の「海外安全ホームページ(HP)」がある。特に注意が必要な国・地域に出す危険情報や、「海外旅行のテロ・誘拐対策」などのパンフレットを公開している。


 危険情報は危険度に応じて4段階。最も高い「退避勧告」はイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)の支配地域があるシリアなどに出されている。危険度が下がるにつれ、「渡航延期勧告」「渡航の是非検討」「十分注意」を発表。今回の襲撃事件時、チュニジアの首都チュニスは「十分注意」だった。

 外務省の担当者は「危険情報が出ていない国・地域も安全とは限らない。海外では自分の身は自分で守るという意識を持つことが重要だ」と話す。その上で「テロ事件にも発生場所や時間帯に傾向があり、事前に情報収集をすれば巻き込まれる可能性も下がる」としている。

 一方、東京海上日動火災保険によると、海外旅行保険の中にはテロ被害も補償対象にしている商品があるという。万が一の事態に備え、加入を検討するのも一つの考え方だ。【奥山智己】

 ◇海外旅行者のテロ・誘拐対策のポイント

・危ない国や場所、時間帯を避ける

・標的にならないよう、用心を怠らず、目立たない

・大きな荷物や不自然な厚着をした人など、不審者や不審物に注意を払う

・旅行日程を家族らに伝えるなど、万が一の時に備える

・事件に遭遇したら大使館・総領事館に連絡する

※外務省海外安全ホームページを基に作成


チュニジア襲撃テロ チュニスの危険情報レベルを引き上げ 「渡航の是非検討」に
産経新聞 3月19日(木)19時41分配信

 政府は19日、チュニジアの博物館襲撃テロ事件で日本人3人が犠牲になったことを受け、首相官邸に情報連絡室を設置し、日本人の安否確認と犯行組織の情報収集を急いだ。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件など、国際テロ事件に日本人が巻き込まれる事態が相次いでいるため、現地情勢の情報発信を強化するなど在外邦人の安全確保策を一層強める考えだ。

 安倍晋三首相は19日、官邸で記者団に「いずれの理由があったとしてもテロは断じて許されない。強く非難する。今後、国際社会と連携を深め、テロとの戦いに全力を尽くしていく」と述べ、引き続き国際テロに対し万全の態勢で臨む考えを強調した。

 菅義偉官房長官は記者会見で、現場となったチュニス市の危険情報レベルを「十分注意」から「渡航の是非検討」に引き上げたことを明らかにした。外務省はチュニジアへの渡航者や滞在者に「渡航情報」を出し、不必要な外出を避けるよう要請。また、テロの標的となりやすい公共交通機関を利用せず、政府関係施設やデパートなどを訪れないよう注意を促した。

 菅氏は、犯行組織について「いずれの組織からも犯行声明は出ていない。現在調査中だ」と述べ、犯行の解明に努めていると強調。日本人を標的としたテロとの見方に関しては「今までの報告の中ではないようだ。外国人観光客に対する(テロ)との受け止めだ」と否定的な見解を示した。

 政府は、日本時間の18日午後8時40分に事件を把握し、午後9時に在チュニジア日本大使館に現地対策本部を設置した。午後11時に外務省に対策室を立ち上げるとともに、日本人の死亡を確認した19日午前7時に首相官邸に情報連絡室を開設した。


チュニジア襲撃テロ 大型クルーズ船、人気の地中海ツアー 旅行代理店は「しっかり対応したい」
産経新聞 3月19日(木)19時27分配信

 チュニジアの銃撃テロで死傷した日本人6人は、大手海運会社「MSC」(スイス)の子会社「MSCクルーズ」(イタリア)が運航する大型クルーズ船に乗船し、7泊8日の地中海周遊ツアーに参加中だった。

 MSCクルーズの日本法人は「犠牲者の方のご冥福を心よりお祈りすると共に、ご家族・ご友人が被害に遭われた皆さまに謹んでお悔やみを申し上げます」とコメントした。

 同法人によると、船は13日にスペイン・バルセロナを出港し、フランスとイタリアを経由して18日にチュニジア・チュニスに入港。乗客と乗員は計約5千人で、日本人は日本国内の複数の旅行代理店を通じて177人が乗っていた。

 このうち91人が大手旅行代理店エイチ・アイ・エスのグループ会社「クルーズプラネット」(東京都渋谷区)が扱うツアーに参加。同社は死亡1人と負傷1人を確認した。同社担当者は「ご迷惑をかけた人たちには今後しっかりと対応していきたい」と話した。

 残る2人の死亡と2人の負傷を確認したクルーズ旅行専門会社「ベストワンドットコム」(新宿区)の担当者は「亡くなられた方にお悔やみを申し上げます。けがをされた方の状況も把握する必要があるので早急に現地に向かい、対応にあたりたい」と述べた。

 古代遺跡など世界遺産の宝庫として知られる地中海沿岸国。地中海クルーズは特に中高年に人気が高く、過ごしやすい気候になる春から夏にかけて需要が高まるという。チュニジアはヨーロッパとアフリカの中継地点として栄えた歴史のほか、リゾート地としても人気を集めている。

 外務省はチュニスへの渡航について「治安当局の警戒体制は機能しているが、治安状況が依然不安定」として十分注意するよう渡航情報を出していた。


チュニジア襲撃を非難=ロシア大統領
時事通信 3月19日(木)19時23分配信

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は18日夜、チュニジアの観光客襲撃事件を「野蛮な犯罪」と糾弾した上で「いかなるテロも断固非難する。テロの脅威と戦うチュニジア政府を支持する」と表明した。同国のカイドセブシ大統領に送った電報の内容として、ロシア大統領府が発表した。 


ツアー客17人と連絡取れず
2015年3月19日(木)19時17分配信 共同通信

 チュニジアの博物館襲撃テロで、観光庁は19日、日本の旅行会社2社を通してクルーズ船ツアーに参加したのは計112人で、このうち17人の安否が確認できていないと明らかにした。

 観光庁によると、2社は「ベストワンドットコム」と「クルーズプラネット」(いずれも東京)。ベスト社の客21人のうち2人が死亡、2人が負傷したが、残る17人と連絡が取れず安否が分かっていない。

 クルーズ社からは添乗員1人を含む91人が参加し、1人が死亡、1人が負傷。残る89人は無事が確認された。


チュニジア大統領、「襲撃テロはイスラム過激派」と断定
2015年3月19日(木)19時16分配信 J-CASTニュース

チュニジアのカイド・セブシ大統領は2015年3月18日、首都チュニスの博物館を襲撃して日本人3人を含む19人を殺害した実行犯2人について、イスラム過激派組織「アンサール・シャリーア」が関与したテロと断定した。フランスのテレビ局とのインタビューで明らかにした。

実行犯2人はチュニジア人で、現場で治安部隊に射殺された。


日本人死傷、政府に衝撃…安全対策「悩ましい」
読売新聞 3月19日(木)18時59分配信

 チュニジアの首都チュニスで起きた観光客襲撃事件で日本人が死傷したことは、1月のイスラム過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件を受け、海外の邦人安全対策の強化に乗り出していた日本政府に衝撃を与えた。

 チュニスの治安は比較的安定しているとみられていたため、外務省内では、「どのような対策を講じるべきか悩ましい」(幹部)と苦悩する声も出ている。

 今回のテロ事件について、在チュニジア日本大使館は日本時間の18日午後8時40分に第一報を外務省に伝えた上で、同9時に現地対策本部を設置。大使館に在留届を出している邦人の安否確認を行い、一斉メールを送信して現場周辺に近づかないよう注意を促した。

 外務省は「イスラム国」による人質事件が表面化した直後、海外の全ての日本人を対象に「渡航情報」を出し、テロに巻き込まれないよう安全対策を講じることなどを呼びかけた。2月からは、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)による一斉通報・安否確認システムを導入する準備などを進めていた。

 同省幹部は「政府施設や観光地などテロの標的となりやすい場所を訪れる際は、周囲の状況に十分注意を払うよう喚起するしかない」と話した。

 これに関連し、自民党の谷垣幹事長は19日、「渡航情報や邦人の安全についても一段と意を用いなければいけない」と述べ、政府に対応の強化を求めた。首相官邸で記者団に語った。


背後関係解明急ぐ=観光客襲撃で捜査当局―邦人犠牲は東京・埼玉の3人・チュニジア
時事通信 3月19日(木)18時37分配信

 【カイロ時事】チュニジアの首都チュニスで日本人3人が死亡、3人が負傷した観光客襲撃テロ事件で、チュニジアの捜査当局は19日、背後関係や動機解明に向けて全力を挙げている。治安当局は現場でチュニジア人の男2人を射殺したが、それ以外にも複数の関係者がいたとみて、捜査を進めている。
 死亡したのは埼玉県の宮崎チエミさん(49)、娘の遥さん(22)、60代の成沢マチヨさん=東京都=。負傷したのは結城法子さん(35)ら3人。観光庁によると、ツアーに参加した日本人のうち、死傷した6人以外の無事が確認されたと旅行会社から報告があった。
 18日に起きた事件では、武装した男らが国立バルドー博物館を訪れた観光客に向けて銃を乱射し、チュニジア政府によれば、外国人17人とチュニジア人2人が死亡、40人以上が負傷した。多くの観光客はイタリアからクルーズ船に乗ってチュニスに入り、バスで博物館に到着した。
 犯行声明は出ておらず、犯行グループの詳細や動機などは明らかになっていない。チュニジアのカイドセブシ大統領はフランスのテレビ局に対し、実行犯はリビア東部を拠点とするイスラム過激派組織「アンサール・シャリア」と関係していると述べた。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によれば、18日はバルドー博物館近くの国会議事堂でテロ対策法案が議論されていたが、事件との関連は不明。多くの観光客が訪れる博物館が襲撃されたことから、最初から外国人を狙った犯行との見方も出ている。
 チュニジアは民主化要求運動「アラブの春」で民主化に成功したが、政治活動に対する締め付けが緩和されたため、イスラム過激派が勢力を拡大。過激派組織「イスラム国」に共鳴する若者ら数千人がシリアなどに渡航したとされる。
 これまでのところ、事件とイスラム国を結び付ける直接的な証拠はないが、ニューヨーク・タイムズ紙によれば、イスラム国支持者はインターネット上のソーシャルメディアで襲撃テロを称賛している。 


妻死亡、男性「言葉出ない」…チュニジア襲撃
読売新聞 3月19日(木)18時36分配信

 【チュニス=本間圭一】北アフリカ・チュニジアの首都チュニスで18日に起きた武装集団による博物館襲撃事件では、多数の観光客が巻き込まれ、日本人3人を含む19人が犠牲となった。

 犯人像は不明だが、外国人を狙った可能性もある。日本人にも人気の観光地は、恐怖に包まれた。

 目撃者らの証言によると、観光客らを襲った武装集団は、事件現場となったバルドー博物館前のカフェに待機。観光客が乗ったバスが博物館の敷地内に入ったのを見て、バスを追いかけたという。地元メディアなどによると、武装集団はバスから観光客が降り始めたところを銃撃し、博物館内にも押し入った。

 バスの運転手はロイター通信に対し、「観光客への銃撃は、突然始まった。血と、死亡した人たちだらけになった」と語った。AP通信によると、博物館内にいたスペイン人男性は、「武装集団は動くものをすべて撃っていた」と話した。館内には一時、100人以上が閉じこめられたとみられる。

 負傷した日本人観光客らは、複数の病院に搬送された。このうち、ラプタ病院の責任者は18日夜、本紙の取材に対し、ナルサワ・ヨウジと名乗る日本人男性と話したことを明らかにした。男性は妻を銃撃で亡くしたと説明したという。

 責任者は「日本人男性は『ショックで言葉が出ない。できるだけ早く日本に帰りたい』と話した」と語った。この男性は、観光名所に停泊する地中海クルーズに妻と参加し、18日までにチュニスに到着。観光を始めたところだったという。事件発生時、男性と妻は博物館の中にいた。妻は銃で撃たれ、その場で間もなく死亡した。男性にけがはなかったが、念のため病院に搬送された。男性は、現場の様子を撮影した映像を責任者に見せたという。

 この病院は、別の日本人男性も収容した。足と腹を撃たれて重傷で、手当てを受けているという。


「アラブの春」先駆け暗雲…イスラム過激派台頭
読売新聞 3月19日(木)18時32分配信

 【カイロ=久保健一】チュニジアの首都チュニスで18日、博物館が襲撃され、多数の外国人が殺害された事件は、民主化運動「アラブの春」を端緒とした社会の混乱が、中東全体を覆う深刻なものであることを改めて示した。

 民主化を進めるチュニジアでは、イスラム過激派の影響拡大に一段と警戒が強まっている。

 チュニジアでは2011年1月、民主化デモによりベンアリ独裁政権が崩壊。「アラブの春」の先駆けとなった。その後、中東諸国で民主化デモが波及し、独裁政権が相次いで倒れた中で、チュニジアは政変後に民主化のプロセスを着実に進め、世俗派勢力とイスラム主義勢力の融和に成功した唯一の事例とみなされていた。

 だが、中東民主化の「優等生」とされるチュニジアでも今回、凶悪な襲撃事件が発生。イラク、シリア両国での「イスラム国」の台頭に象徴されるイスラム過激派勢力の影響が、チュニジアでも確実に浸透しているという厳しい現実を示したといえる。

 チュニジアのセブシ大統領は18日の事件発生後、国営テレビに対し、「イスラム過激派は少数派であり、恐れるに足りない」と強調した。同国の世俗派勢力の中心人物で、徹底したテロ掃討を掲げるセブシ氏が改めて決意を示したものだが、実情を見れば楽観できる状況にはない。

 チュニジアでは、政変後の治安や政治の不安定化で、外国からの投資や観光客の流入が低迷。失業者も増えて国の将来への展望を見いだせない中で、多くの若者たちがイスラム過激思想に引き込まれている現実がある。

 米情報会社「ソウファン・グループ」の調べでは、チュニジアから過激派の戦闘員になるためにシリアに渡った人数は推定3000人に及び、国別では最も多いとされる。

 今回の事件の舞台となった国立バルドー博物館は、古代ローマ時代の多彩なモザイク画の収集で知られ、古代カルタゴ遺跡と並ぶ「チュニジアの顔」だ。博物館の敷地内で銃を構える治安部隊や逃げまどう観光客の映像が、テレビで世界に放映されたことによるマイナスイメージは計り知れない。

 今年2月の世俗派、イスラム主義の両勢力による本格政権発足により、政変後の民主化プロセスを終えたチュニジアだったが、事件は今後の国の前途に大きな不安を投げかけた。


チュニジア襲撃テロ 警察庁、現地に「国際テロリズム緊急展開班」派遣
産経新聞 3月19日(木)18時17分配信

 チュニジア・チュニスの銃撃テロで日本人が犠牲になったことを受け、警察庁は19日、国外で邦人が巻き込まれたテロ事件の対応などにあたる国際テロリズム緊急展開班(TRT-2)を派遣した。警察当局は今後、国外犯規定に基づいた捜査も検討する。

 警察庁によると、チュニジアに派遣されたのは外事特殊事案対策官ら数人で、同日、チュニスへ出発し襲撃の経緯について情報収集を急ぐ。また、警察庁は国際テロリズム対策課長をトップに連絡室を設置し、外務省などと連携する。

 TRT-2は国際テロに邦人が巻き込まれるなどした場合に派遣される。要員は情報収集や人質交渉、鑑識などの能力にたけ、現地当局との捜査協力にもあたる。今年、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が日本人人質の殺害を予告した際も、現地の対策本部が置かれたヨルダンに派遣された。

 一方、亡くなった日本人3人の居住地を管轄する警視庁と埼玉県警も同日、事件について情報収集を始めた。刑法の国外犯規定では海外で発生した事件で日本人が被害者になった場合、現地の警察当局の協力を得て捜査することができる。


「イスラム過激組織」が実行犯=観光客襲撃でチュニジア大統領
時事通信 3月19日(木)18時2分配信

 チュニジアのカイドセブシ大統領は18日、フランスのテレビ局に対し、観光客襲撃テロ事件について、射殺された実行犯がリビア東部を拠点とするイスラム過激派組織「アンサール・シャリア」と関係していると述べた。その上で、治安部隊がチュニジア国内に多数存在する同組織の「潜伏細胞」摘発に乗り出していると強調した。
 アンサール・シャリアは、駐リビア米大使が死亡した2012年9月の在ベンガジ米領事館襲撃事件の実行グループとされる。 


博物館テロはイスラム過激派
2015年3月19日(木)17時14分配信 共同通信

 【カイロ共同】チュニジアのカイドセブシ大統領は18日、フランスのテレビ局とのインタビューで、首都チュニスの博物館で銃を乱射し日本人を含む外国人観光客ら19人を殺害した2人は「過激派アンサール・シャリアだ」と述べ、事件はイスラム過激派によるテロだと断定した。2人はチュニジア人で治安部隊が射殺した。治安当局は、このほか犯行に協力した2~3人が逃走中とみて行方を追っている。

 中東民主化運動「アラブの春」の発端となったチュニジアは、独裁体制崩壊後も比較的治安が安定していた。過激派は外国人観光客を狙ったテロで、主要収入源である観光業に打撃を与える狙いとみられる。


博物館で悪夢 数多くの世界遺産や遺跡… 観光地で人気 チュニジア銃撃
夕刊フジ 3月19日(木)16時56分配信

 日本人6人が死傷するなど、武装集団による観光客襲撃事件が起きたチュニジア。北アフリカ中央部に位置する同国は、中東の民主化運動の先駆けとなった2010~11年の「ジャスミン革命」で注目されたが、世界遺産が数多く、実は観光地としても人気が高い。旅慣れたシニア世代が秘境や辺境と呼ばれる地を訪れるのがブームとなっており、日本人の旅行客も少なくないという。

 北は地中海に面し、南はサハラを抱えるチュニジア。ローマ、アラブ、トルコなど数々の民族の興亡が繰り広げられた歴史を持ち、古代遺跡も多いことから、観光業が盛んなことで知られる。人口1000万人余りの国で観光業に数十万人が従事しているとされ、日本の旅行各社もチュニジアツアーを企画している。

 襲撃事件が起きた首都チュニスにあるバルドー博物館は「チュニジアのルーブル(博物館)」と呼ばれ、チュニス観光の目玉。古代ローマ時代などのモザイク画が有名だ。

 観光ジャーナリストの千葉千枝子氏は、「円安の影響で海外旅行市場は冷え込んでいるが、唯一、人気があるのは南半球や中近東の秘境や辺境といわれるところ。団塊世代のシニア層は若い頃にアメリカやヨーロッパの先進国は行き尽くし、個人旅行ではなかなか行けない場所を好む傾向がある。チュニジアはさまざまな文化がミックスし、遺跡も多く、旅行好きなシニア層に人気が高い」と話す。

 死亡した日本人3人はいずれも女性で、東京都の60代、埼玉県の40代と20代と判明。チュニジアの観光ガイドなどによると、チュニス港に停泊している地中海クルーズ船の外国人乗船客で連絡が取れていない人が多数いるといい、事件に巻き込まれた可能性もある。

 「アラブの春」で政変が起きた国のうち唯一の民主化成功例と位置づけられるだけに、関係者にはショックが広がる。

 軍事アナリストの黒井文太郎氏は、「チュニジアは、隣国のリビアやアルジェリアに比べれば政情は比較的安定していた。だが、周辺でイスラム過激派の動きに影響を受け、自らもジハード(聖戦)を起こそうと考える人間が出てきたのだろう。上層部の指示ではなく、下部組織が自発的に行ったのだと思う。観光客を狙ったのは、最も簡単に敵である欧米人を殺害できるという理由からだろう」と指摘する。

 日本人観光客の無事を祈るばかりだ。


政府、チュニス警戒強化=在外邦人保護に全力
時事通信 3月19日(木)16時36分配信

 政府は19日、チュニジアで日本人3人が死亡した観光客襲撃事件を受け、事件が起きた首都チュニスへの渡航に関する警戒レベルを1段階引き上げた。外務省と警察庁の職員を派遣し、情報収集を急ぐ。また、海外を訪れる日本人観光客の安全確保に向けた取り組みも強化する。
 チュニスの治安は比較的安定していたとされ、外務省はこれまで渡航に関する警戒レベルを、4段階で最も低い、「十分注意」を促すにとどめていた。これを「渡航の是非を検討」するよう促し、不要不急の渡航は控えることを求めた。
 外務省は19日、これとは別に、チュニジアに渡航・滞在する邦人に対し、不必要な外出はできる限り避けるなど安全確保に十分注意するよう呼び掛けた。下村博文文部科学相は参院予算委員会で、チュニスの補習学校に日本人生徒15人が通っていると紹介し、「児童・生徒、派遣教員の安心・安全の環境確保に万全を尽くしていく」と強調した。
 今回の事件は、クルーズ船のツアー客が巻き込まれ、外国人観光客が狙われたとの見方がある。岸田文雄外相は19日の参院予算委で「旅行会社などもしっかり活用し、情報提供を心掛ける」と述べ、日本人の海外旅行客への危険情報の周知に努める考えを示した。 


負傷女性は陸自の医官=麻酔科勤務、12日から休暇―防衛省
時事通信 3月19日(木)16時6分配信

 防衛省は19日、チュニジアの観光客襲撃事件で負傷した結城法子さん(35)について、自衛隊中央病院(東京都世田谷区)の麻酔科に勤務する3等陸佐の医官であることを明らかにした。
 同省によると、結城さんは12~24日の日程で休暇を取っていた。本人と連絡が取れておらず、けがの程度は不明という。
 結城さんは海外渡航申請を出しておらず、岩田清文陸上幕僚長は19日の記者会見で、「私的(な渡航)とはいえ、しかるべき措置が必要だ」と述べた。 


チュニジア襲撃テロ イスラム過激派組織の犯行と断定 チュニジア大統領
産経新聞 3月19日(木)16時5分配信

 チュニジアのカイドセブシ大統領は18日、首都チュニスの博物館を襲撃し、現場で治安部隊に殺害された実行犯2人について、イスラム過激派組織「アンサール・シャリーア」とつながりがあると指摘し、イスラム過激派によるテロと断定した。フランステレビ局とのインタビューで語った。(中東支局)


依然17人の安否確認中=チュニジアテロ事件―観光庁
時事通信 3月19日(木)15時8分配信

 チュニジアで起きた観光客襲撃テロ事件で、観光庁は19日、ツアー参加者のうち、死傷した6人以外に17人の安否が確認されていないと明らかにした。いったんは旅行会社の報告を基に106人全員無事としたが、その後、一部が未確認と分かった。
 観光庁によると、ベストワンドットコム(東京都)のツアーに参加した21人のうち、2人が死亡、2人が負傷した。残る17人も安否が確認されていないという。
 クルーズプラネット(同)のツアーは、参加者90人と添乗員1人のうち2人が死傷。残る89人は無事が確認された。両社以外にも日本人が参加するツアーがあるとみられるが、同庁は把握していない。 


豪華客船で周遊中=チュニジアで死亡の3邦人
時事通信 3月19日(木)15時2分配信

 チュニジアの観光客襲撃テロに巻き込まれて死亡した日本人観光客3人はいずれも、豪華客船で地中海を周遊する旅行の途中だった。船の運航会社が企画した追加ツアーに参加して事件に遭遇したとみられる。
 ツアーを手配した複数の旅行会社などによると、死亡した3人はいずれもイタリアのクルーズ会社「MSCクルーズ」が運航する「MSCスプレンディダ号」の乗客だった。客室約1630室を備える大型客船で、乗客は3714人、乗員は1267人。日本人客は177人乗船していた。
 船はチュニジアやスペイン、フランスなどを巡っており、現地時間17日夕、イタリア・パレルモを出港。同18日朝、チュニジアの首都チュニスに寄り、同日夕にはスペイン・バルセロナに向かうことになっていた。
 事件のあった国立バルドー博物館訪問は日程に組み込まれておらず、追加料金を支払って参加するオプショナルツアーが設定されていた。チュニス西部の同博物館にツアーのバスが到着した直後に襲われたといい、MSCクルーズ社の子会社は「乗客の何人かが、他のクルーズ会社の乗客とともにテロに遭遇した」と説明している。 


「気さくな国でなぜ…」チュニジア襲撃テロの波紋 国内の関係者にも衝撃 
産経新聞 3月19日(木)14時51分配信

 チュニジアの首都チュニスのバルドー博物館で18日、日本人を含む外国人が犠牲となった襲撃テロ。「非常に残念だ」。国内の旅行関係者やサッカー・ワールドカップ(W杯)などを通じて交流があった関係者にも衝撃が広がった。 

                   ◇

 残酷なテロの波紋は、国内の関係者にも広がった。

 2002年のサッカー・ワールドカップ(W杯)日韓大会では、チュニジア代表がキャンプ地として奈良県橿原市と大分県佐伯市を訪れた。両市は官民挙げてチュニジア文化を紹介するイベントを実施し、積極的に交流した。

 「本当にざっくばらんで親切な人たちだった。日本にも友好的だったのに」

 橿原市の公益社団法人「まちづくり国際交流センター」の吉田浩巳理事長(53)はテロのニュースに、驚いた様子で話した。同センターではW杯をきっかけに、中高生のチュニジア訪問やチュニジア料理を作るイベントなど、さまざまな企画を実施した。

 市の中高生をチュニジアに派遣した「訪問交流」には、吉田理事長も同行。模擬議会や市場見学のほか、地元の人の家で食事をごちそうになるなど、あたたかなもてなしを受け、夜遅くまで現地の青年らとお互いの国や文化について話をしたのを今も覚えているという。

 「チュニジアのことを何も知らなかった市民も、交流によって親しみを感じるようになっていた」と振り返り、「非常に残念だ」と声を落とした。

 佐伯市はW杯直前の事前キャンプ地としてチュニジア代表を迎えた。当時対応した市職員の男性は「大会直前で緊張感が漂う中でも皆さん気さくな人柄で、大変好感を持った」と振り返る。

 滞在は5日間とわずかだったが、チュニジアの伝統芸能団が佐伯市民に歌や踊りを披露するなど、交流を深めたという。

 市職員は「思い入れのある国で事件が起きたのは、本当に残念」と言葉少なだった。

 一方、神戸・三宮にあるチュニジア料理店の店主でチュニス出身の男性は、「チュニジアはテロが起きるような危険な国ではない。まして、首都のチュニスでこのような事件が起こるなんて信じられない」と驚いた様子。テロがあったバルドー博物館の近くに住んでいたこともあったという。男性は「テロについては今は何も考えられない」と言葉少なに話した。


チュニジア襲撃テロ 外国人観光客標的か…渡航情報の再検討を 専門家指摘
産経新聞 3月19日(木)14時49分配信

 チュニジアの首都チュニスのバルドー博物館で18日に起きた襲撃テロでは日本人を含む外国人が犠牲となった。過激組織「イスラム国」による邦人人質事件に続く中東での事件に、中東情勢や国際テロリズムの専門家は「外国人観光客を狙うことで国際社会にインパクトを与えようとした可能性がある」と指摘する。

 「外国人観光客が集まる場所だからこそターゲットにされた。観光産業に打撃を与え、政府にダメージを与える意味がある」と指摘するのは、国際テロリズムに詳しい公共政策調査会の板橋功氏。1997年11月には、エジプト南部ルクソールで外国人観光客が次々に襲撃され、日本人10人が犠牲になる事件もあった。

 ただ、板橋氏は「テロの劇場化」が進んでいるとした上で、「今回は世界にインパクトを与える意味も強かったのではないか」と分析。「イスラム国の事件以降、日本人の存在感が世界中で高まっている。世界中のどこにいても、日本人観光客が標的になる可能性がある」と危惧する。

 中東情勢に詳しい日本エネルギー経済研究所中東研究センター副センター長の保坂修司氏は「チュニジア国内では頻繁にテロが起きている」と指摘した上で、「チュニジアでは、国内のテロ組織と外国のテロ組織が錯綜(さくそう)しており、イスラム国に固執する必要はなく、チュニジア固有のテログループが犯行に及んだ可能性もある」との見方を示す。

 これに対し、日本大の福田充教授(危機管理論)は「イスラム国に呼応する形で欧米諸国で昨年からテロ事件が頻発しており、その一連の流れとみることもできる」と指摘。「世界中のメディアに報道されることで注目を集め、自分たちのグループの威力を宣伝し、不安を与えるために起こした無差別テロだ」と話す。

 チュニジアは比較的安全な旅行先とみられていたが、2011年の「ジャスミン革命」でベンアリ政権が崩壊、「アラブの春」の先駆けとなって以降、政情が不安定になり、「社会の不満は充満し、小さな事件は起きていた。決して安全なところではなかった」という。

 福田教授は「より精度の高い情報をもとに分析し、外務省の渡航情報などを再検討することも必要だ」と述べた。


チュニジア襲撃テロ 死亡日本人3人はいずれも女性 東京、埼玉の22~66歳
産経新聞 3月19日(木)14時28分配信

 チュニジアの首都チュニスで18日に起きた博物館襲撃テロで、死亡した日本人3人は全員女性で、東京都荒川区の成沢万知代さん(66)と、いずれも埼玉県狭山市の宮崎チエミさん(49)と遥さん(22)であることが分かった。日本政府関係者への取材で判明した。

 この事件で日本政府は日本人観光客の死傷者について、「3人が死亡、3人が負傷したと確認した」と発表している。

 一方、チュニジアの国営テレビは18日夜(現地時間)、日本人客について、「死者5人」としたほか、「4人が負傷し、うち1人は重体だ」とも伝えている。日本政府は「名前の重複があり、5人は誤りだ」としている。

 事件は現地時間の18日昼ごろ発生。武装グループがバルドー博物館に車で乗り付け、観光バスで到着したツアー客らに銃を発砲。さらに館内に押し入って乱射を続けた。一味は館内に立てこもって抵抗したが、チュニジア治安部隊が突入して実行犯2人をその場で殺害した。ツアー客らの犠牲者は19人で、大半が外国人客だという。

 犯行声明は出ていない。ただ、過激派組織「イスラム国」に関係するSNSサイトでは、襲撃を賞賛する書き込みが相次いでいる。


地中海クルーズ客巻き込まれる?2隻が寄港
読売新聞 3月19日(木)14時8分配信

 旅行各社によると、地中海に面するチュニジアの首都チュニスは、地中海クルーズの主要寄港地の一つで、多くの外国人観光客が訪れる。

 民主化運動「アラブの春」以降、治安情勢が不安定になったが、現在も「玄人好みの旅行先」(都内の旅行会社)で、チュニスを訪れるツアーを組んでいた旅行各社は19日早朝から安否確認に追われた。

 ロイター通信などによると、チュニスには地中海をクルーズ中の大型観光船2隻が寄港。今回の事件に巻き込まれた観光客が含まれていた可能性が高いという。

 事件当日、チュニスに寄港したクルーズ船「MSCスプレンディダ」号には複数の旅行会社が企画した日本人のツアー客ら100人以上が乗船していた。

 同船で二つのツアーを企画したクルーズプラネット(東京都渋谷区)によると、ツアーはそれぞれ10日間と11日間の日程で地中海を船で巡るもの。いずれも現地時間で18日朝にチュニスに寄港し、市内を自由行動で観光し、この日の夕方に出港する予定だった。

 同社の担当者によると、乗船を手配した91人のうち、1人が死亡、1人がけがをし、残り89人については無事が確認されたという。


死亡は東京と埼玉の3人=チュニジアの襲撃テロ
時事通信 3月19日(木)13時55分配信

 政府関係者によると、チュニジアのテロで死亡したのは60代の成沢マチヨさん=東京都=、40代の宮崎チエミさん=埼玉県=、20代の宮崎ハルカさん=同=と判明した。いずれも名前の字解は不明。 


日本人生徒の安全確保=下村文科相がチュニジア観光客襲撃で
時事通信 3月19日(木)13時43分配信

 下村博文文部科学相は19日の参院予算委員会で、観光客襲撃事件が起きたチュニジアにあるチュニス補習学校に日本人生徒15人が通学していることを明らかにした。その上で「引き続き児童・生徒、派遣教員の安心・安全の環境確保に万全を尽くしていく」と述べた。 


チュニジア襲撃テロ クルーズプラネットからは91人が乗船
産経新聞 3月19日(木)13時43分配信

 チュニジアの首都チュニスのバルドー博物館で起きた銃撃テロ事件で、大手旅行会社「HIS」のグループ会社「クルーズプラネット」(東京都渋谷区)などによると、日本人被害者が乗船していたクルーズ船「MSCスプレンディダ」には、添乗員も含め、同社が取り扱うツアーに参加した91人が乗船していた。

 参加者の多くが12日に成田空港や関西空港などから出国。スペイン・バルセロナから乗船し、地中海をめぐる7泊8日のツアーに参加した。クルーズ船は18日朝にチュニジア・チュニスに寄港し、同日夕の出港予定だった。

 同社は19日午前に参加者の安否確認を行い、1人の死亡と、1人の負傷を確認した。同社の担当者は「ご迷惑を掛けた人たちには、今後しっかりと対応していきたい」としている。


<チュニジア銃撃>声明出ていないが…犯行はどの組織か
毎日新聞 3月19日(木)13時30分配信

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襲撃されたバルドー博物館から避難した観光客ら=チュニスで2015年3月18日、AP

 【カイロ秋山信一、パリ宮川裕章】中東の民主化運動「アラブの春」の発祥の地で、「民主化の優等生」とも評されてきたチュニジアが、無差別テロの標的となった。アラブ諸国の中では比較的治安が良く、首都チュニスや地中海沿岸のリゾート地では近年、大規模なテロ事件が起きていなかっただけに、首都中心街近くで起きた今回の事件は国内外に大きな衝撃を与えた。日本外務省の渡航情報でも退避勧告などは出ていなかった。

 犯行声明は出ていないが、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)などイスラム過激派が関与したとの見方もある。「アラブの春」の先駆けとなった2011年の革命でベンアリ独裁政権が倒れた後、それまで抑え込まれていたイスラム過激派は勢力を拡大していた。

 米国に拠点を置くテロ監視組織「SITE」によると、ISの戦闘員とみられる複数のツイッターには「チュニジア人よ、兄弟に続け」と犯行を支持する書き込みがあった。チュニジアからはISに約3000人が参加しているとみられるが、国内に公然と名乗るIS系組織は存在しない。

 一方、仏メディアによると、国際テロ組織アルカイダ系の過激派メンバーが「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」に対し、チュニスと北部ビゼルトでの攻撃を呼びかける映像が17日、ツイッター上に流された。

 チュニジアのジャーナリスト、ハビーブ・ワザンさん(30)は「事件が遠い山岳地帯ではなく、国家の中枢近くで起きたのはショックだ」と話した。

 事件は、チュニジアの民主化プロセスの一端を支える観光業にも大打撃となる。地中海沿岸都市として古代から栄えた歴史や沿岸のリゾート地は観光客に人気で、観光業は国内総生産(GDP)の7%を占めているからだ。

 11年の革命後、治安への不安から観光業は一時低迷。11年の外国人観光客は前年の3分の2程度の約470万人に減ったが、13年以降は年間600万人台に持ち直していた。

 チュニジアは11年の革命後、世俗政党とイスラム政党の対立が深刻化し、一時は新憲法制定作業がストップするなど政治危機に直面した。だが、革命後にクーデターが起きたエジプトや、武力紛争に発展したリビアと異なり、世俗政党とイスラム政党が対話で民主化を進めた経緯がある。

 事件を受け、チュニス中心部の繁華街で18日夜、テロに抗議する集会が開かれ、多くの市民が犠牲者を追悼した。


チュニジア襲撃テロ 岸田氏「海外邦人の安全確保へ努力」 参院予算委で答弁
産経新聞 3月19日(木)13時29分配信

 岸田文雄外相は19日午前の参院予算委員会で、チュニジアの首都チュニスの銃撃事件で日本人3人が死亡したことに関し、「引き続き実態把握に努めている。強い憤りを感じ、決して許すことはできない」と述べた。

 岸田氏は「多くの日本人が海外に居住し、さまざまな理由で渡航している時代にあって、邦人の安否確認はますます大きな課題だ」と語り、すでに携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を活用した一斉情報発信や日本人学校の警備強化に取り組んでいることを紹介。その上で「これからもさまざまな検討を加え、できるところから邦人安全のため具体的な努力を実施していきたい」と語った。民主党の水岡俊一氏の質問に答えた。


<チュニジア銃撃>被害者、地中海クルーズツアーの参加者か
毎日新聞 3月19日(木)13時10分配信

 チュニジアの首都チュニスで起きた国立バルドー博物館襲撃事件で、大手旅行代理店のエイチ・アイ・エスによると、日本政府が死亡を確認した日本人3人のうち1人は、同社のグループ会社のクルーズ旅行専門会社「クルーズプラネット」(東京都渋谷区)が扱う地中海クルーズのツアーに参加していたという。エイチ・アイ・エスによると、同ツアーにはクルーズプラネットを通じて日本人91人が参加した。このなかには負傷者1人も含まれるという。

 同ツアーのクルーズ船を運航していたのはイタリア・ナポリに本社がある「MSCクルーズ」。東京都新宿区の旅行会社「ベストワンドットコム」によると、同社が企画したMSCクルーズの地中海クルーズツアーには20人が参加したが、この中に連絡がとれていない人がいるという。

 同社によると、ツアーは14日から10日間の日程で、トルコやイタリアを巡り、現地時間の18日にチュニジアに着き、その後、スペイン、フランスを回る予定だった。同社は「今、日本政府などと連絡しながら安否確認を急いでいる」と話している。

 MSCクルーズジャパン(東京都港区)のホームページ(HP)によると、MSCクルーズは地中海クルーズのほか、北欧や南米、南アフリカなどのコースも取り扱っているという。45カ国にオフィスがあり、世界各地に1万5500人のスタッフがいるとしている。【和田武士、三木陽介】


現場となった国立バルドー博物館
時事通信 3月19日(木)13時6分配信

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18日、チュニジアの首都チュニスで、観光客襲撃テロ事件の現場となった国立バルドー博物館。

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