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2015年3月23日 (月)

宮城沖地震に関するニュース・1945,2015年3月23日

引き続き、2011年3月11日に発生した、東北関東大震災に関するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:岩手で震度3 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岩手で震度3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<汚染水>資格要件満たさない法人に関連事業を委託 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原発事故>福島・楢葉町 避難指示解除に向け「準備宿泊」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<汚染水>除染装置など設置に686億円…4種類施設動かず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:廃炉に国費1892億円 - 速報:@niftyニュース.
リンク:楢葉町長期宿泊、4月から=避難指示解除に向け―政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:災前の気仙沼に「んだんだ」若者ら記録本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<宮城最終処分場>大和で反対集会480人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<被災地支えるルーキー>(上)治安守り住民交流も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:慰霊ツツジ被災3県へ 鶴岡八幡宮から移植 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<まちびらき>太鼓の音高らか 女川復幸祭 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原子力機構>もんじゅ報告書を提出…文科相に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:復興の日の丸=福島県新地町〔地域〕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仮設24時間見守り3月限り 神戸NPO解散 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<石巻>門脇小を忘れない…校舎被災で焼失、統合前に閉校式 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

岩手で震度3 津波の心配なし
産経新聞 3月23日(月)23時21分配信

 23日午後10時56分ごろ、岩手県で震度3の地震があった。震源地は岩手県沖(北緯39・6度、東経142・1度)で、震源の深さは約50キロ、地震の規模(マグニチュード)は4・2と推定される。この地震による津波の心配はない。

 震度3以上の地域は以下の通り。

 震度3 岩手県宮古市▽山田町


岩手で震度3
時事通信 3月23日(月)23時9分配信

 23日午後10時56分ごろ、岩手県沖を震源とする地震があり、同県宮古市と山田町で震度3の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは約50キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.2と推定される。主な各地の震度は次の通り。
 震度3=岩手県宮古市、山田町
 震度2=岩手県釜石市、宮城県気仙沼市。 


<汚染水>資格要件満たさない法人に関連事業を委託
毎日新聞 3月23日(月)22時56分配信

 東京電力福島第1原発の廃炉・汚染水対策を巡り、会計検査院は23日、経済産業省資源エネルギー庁が資格要件を満たさない法人に関連事業を委託していたと発表した。事業は、エネ庁が約214億円の補助金を出し基金を設置。汚染水や廃炉対策の研究開発を進める民間業者を選び、基金から補助金を出す。これまでに42事業者が利用しているという。

 問題とされたのは、NPO法人「地球と未来の環境基金」(東京都千代田区)。エネ庁が基金を管理する主体として昨年1月に公募し、この法人だけが参加。翌月、外部評価委員会の審査を経て選定(採択)された。

 エネ庁の設定した公募の要件は(1)適切な経営基盤(2)類似事業に関する実績(3)原子力分野への精通--など。同NPOは、過去に同分野の実績がなく、原子力の専門家もいないことから、検査院は対象外と指摘した。

 昨年1月の公募で、エネ庁は実務を担う事務局として、過去に廃炉に関する研究開発実績を持つ「三菱総合研究所」(同)も選んだ。このため、エネ庁原子力発電所事故収束対応室は「NPOに専門家がいないのは知っていたが、三菱総研も選んだので問題はない」としている。

 事業報告書によると、同NPOは千葉、埼玉の両県やブラジルなどで植林などの森林保全事業を展開し、エネ庁の他の補助金事業も行っている。エネ庁によると経産省OBは所属していない。NPOの担当者は「原子力分野の人材が必要ということであれば、今後検討したい」と話した。【高島博之、武内亮】


<原発事故>福島・楢葉町 避難指示解除に向け「準備宿泊」
毎日新聞 3月23日(月)20時10分配信

 東京電力福島第1原発事故でほぼ全域が避難指示解除準備区域の福島県楢葉町に対し、国の原子力災害対策本部は23日、避難指示解除に向けた「準備宿泊」を4月初旬から3カ月間行う方針を示した。これまで認められなかった夜間の滞在が可能になる。町側から異論は出ず、国は早ければ7月にも避難指示を解除する。実現すれば同県田村市都路地区、川内村東部に続き3例目で、全町避難が続く県内7町村では初めて。

 第1原発から20キロ圏の楢葉町は2012年8月、警戒区域から早期帰還を目指す避難指示解除準備区域(年間積算線量20ミリシーベルト以下)に再編。国は15年春の避難指示解除を目指し、生活圏の除染やインフラ復旧などを進めてきた。これに対し、松本幸英町長は帰町時期について「15年春以降」と表明する一方、修繕を予定している住宅約1100軒の工事が今夏ごろまでかかることなどを考慮するよう求めていた。

 準備宿泊の方針は、高木陽介・副経済産業相ら国の担当者が、役場機能を移している同県いわき市で開かれた町議会の全員協議会で示し、松本町長らも出席。町議からは放射線や避難指示解除1年後の精神的賠償打ち切りへの不安の声が出たが、準備宿泊に対する反対意見はなかった。国は25日、住民代表の行政区長会でも説明し、町と宿泊開始日を決める。【栗田慎一】


<汚染水>除染装置など設置に686億円…4種類施設動かず
毎日新聞 3月23日(月)20時7分配信

 東京電力が福島第1原発事故の汚染水対策として約686億円をかけて設置した除染装置など4種類の施設が、故障などにより運転を中止したり、廃止に追い込まれたりしていたことが分かった。会計検査院が23日、発表した。東電は故障状況については公表していたが「個別の施設の価格が表面化すると、他の製品価格に影響するなどの支障がある」として、金額を明らかにしていなかった。検査院は東電に対し、メーカー側にミスがある場合、返金要求など必要な措置を講じるよう求めた。

 検査院によると、問題の施設は(1)汚染水から放射性物質のセシウムを取り除く除染装置(約321億円)(2)熱を加えるなどして汚染水から塩分を除去する蒸発濃縮装置(約184億円)(3)淡水や汚染水をためるため、鋼材をつなぎ合わせて造ったフランジ型タンクなど(約160億円)(4)汚染水をためる地下貯水槽(約21億円)。

 このうち、(1)は除染能力が低く別の装置の方が有効性が高いとして、運転開始から約3カ月後の2011年9月に停止し、その後廃止した。(2)は汚染水漏れが発生するなどして、運転開始から5~44日後に停止した。(3)と(4)も汚染水漏れにより、3カ月~1年10カ月で使用をやめた。

 いずれも代替手段がとられ、現状では汚染水対策に影響は出ていないが、国費を投じた事業が頓挫した形。東電は「指摘を真摯(しんし)に受け止め対応を検討する」と話す。

 検査院は除染費用負担の見通しについても調べた。政府は国の「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」が保有する東電株を売って除染費用約2.5兆円を捻出することを決めている。計算上1株1050円で売る必要があるのに、23日の終値は456円にとどまることから、検査院は「財務基盤を回復する必要がある」としている。【武内亮】


廃炉に国費1892億円
2015年3月23日(月)19時4分配信 共同通信

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 東京電力福島第1原発=2月

 東京電力福島第1原発1~4号機の廃炉・汚染水対策に2011年度以降、国が投じた費用が計1892億円に上ることが23日、会計検査院の集計で明らかになった。年度ごとに担当省庁が公表している分を検査院がまとめた。これとは別に、東電が汚染水対策として設置しながら、短期間で使用停止になった地上タンクやセシウム除去装置などの契約額が計約686億円に上ることも検査院の調べで分かった。

 廃炉・汚染水対策に多額の税金が投入されている状況があらためて浮き彫りになり、識者からは「本来は国が自ら投入総額を整理して公開すべきだ」との声が出ている。


楢葉町長期宿泊、4月から=避難指示解除に向け―政府
時事通信 3月23日(月)16時29分配信

 政府は23日、東京電力福島第1原発事故の影響で、ほぼ全域が避難指示区域に指定されている福島県楢葉町に対し、解除に向けた準備段階に当たる長期宿泊を4月早々から3カ月間実施したい意向を伝えた。今後、町側と協議し、開始日や住民への伝達方法などを検討する。 


災前の気仙沼に「んだんだ」若者ら記録本
河北新報 3月23日(月)15時25分配信

  東日本大震災以前の気仙沼市の風景や営みを伝えようと、気仙沼出身と在住の若者有志が製作を進めていた本「んだんだ」が完成した。お披露目の会が10日、同市内であった。

 ◎40人取材 写真添え風景や営み

  震災前の気仙沼をよく知る40人にインタビューし、思い出の場所や行事を取り上げた。「鹿折のかもめまつり」「気女(けじょ=気仙沼女子高)からの帰り道」などと題し、それぞれの語り手の言葉に写真を添えて一つのページを構成している。

  タイトルの「んだんだ」には、気仙沼の懐かしい記憶が「そうだそうだ」と、よみがえってほしいとの願いを込めた。

  本作りは、気仙沼出身の慶応大大学院生、小野里海さん(23)が昨年11月に思い立った。「ここ何だったっけをなくしたい~気仙沼の皆の記憶を本にする」とウェブで呼び掛けた。共鳴した若者7人を中心に取材や編集に当たった。

  お披露目会で小野さんは「この本の周りでどんどん人と人の輪が広がってくれたらうれしい」と語った。

  「んだんだ」はA5判、70ページ。700部作製した。販売はせず、気仙沼や気仙沼を思う各地の学校、図書館、飲食店などに置いてもらう予定だ。


<宮城最終処分場>大和で反対集会480人
河北新報 3月23日(月)15時25分配信

  福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場建設をめぐり、県内候補地の一つ、大和町下原周辺の住民約480人が22日、建設の断固反対を訴える集会を同町の吉田小で開いた。

  住民団体の吉田地域振興協議会の吉田清孝会長は「雪解けと同時に現地調査が再開する恐れがある。住民が田植えで忙しい時期を狙って国が実力行使してくるかもしれない」と語り、備えを呼び掛けた。

  浅野元・大和町長は「住民と町で協力し合い、処分場は要らないとの主張をしっかり伝えていこう」とあいさつ。女性団体や農協の代表者、児童らも建設反対の立場からそれぞれ意見を述べた。最後は参加者全員で建設反対のシュプレヒコールを繰り返した。


<被災地支えるルーキー>(上)治安守り住民交流も
河北新報 3月23日(月)14時55分配信

 ◎兵庫→仙台東署 福井聖造さん

  東日本大震災がきっかけとなって、仙台圏に移り住んだ人々がいる。警察官、コンサルタント、子ども支援のNPO職員…。「よそ者」視点の助言や息の長い応援で、被災者にとって頼りになる存在となっている。復興を担う「ルーキー」たちの横顔を紹介する。(報道部・藤沢和久)

  「こんな所にずっといたらぼけちまう」。年配の女性がぼやく。「徘徊(はいかい)してたら、家まで届けてあげるわ」。関西弁で切り返すと、プレハブの集会所に笑い声が広がった。

  3月上旬、仙台市若林区の「卸町5丁目公園仮設住宅」。仙台東署の福井聖造巡査部長(35)は、すっかり顔なじみになった住民の輪の中にいた。健康体操で汗を流し、女性たちが手作りした昼食を一緒に取った。

  兵庫県警に1年間で戻る予定だったが、復興を見届けたいと転籍を望んだ。4月から宮城県警の警察官になる。

  岡山県生まれ。父親の実家近くに駐在所があった。地域の人たちに頼りにされている「駐在さん」に子ども心に憧れた。大学卒業後、一度は民間企業に勤めた。夢を諦めきれず、25歳で叔父が働いていた兵庫県警の門をたたいた。

  震災発生から2年後の2013年冬、出張で宮城県を訪れた。流された家々の土台だけが残る荒涼とした風景に衝撃を受けた。「被災者が安心して暮らせる環境づくりのお手伝いがしたい」。出向を志願し、昨年4月から東署で勤務する。

  地域課特別警ら隊に所属し、パトロールや交通指導のほか、蒲生干潟などで月命日の行方不明者捜索に当たる。管内に約10カ所ある仮設団地には定期的に顔を出す。夏祭りのカラオケ大会に参加するなどして、住民と交流を深めようと心掛けている。

  仙台に来て驚いたのは、警官を慕う人が多いことだ。「関西ではうっとうしく思われることもあるので意外でした」。署の見学に来た幼稚園児から後日、「福井のお兄さんみたいな立派なお巡りさんになりたい」と手紙をもらい、感激した。

  宮城県警への転籍は、仙台在住の女性と婚約したことも理由の一つ。「精いっぱい働き、信頼される警察官になる」と誓う。


慰霊ツツジ被災3県へ 鶴岡八幡宮から移植
河北新報 3月23日(月)14時10分配信

  鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の参道を彩るツツジ約1600本が岩手、宮城、福島3県に移植されることになり、22日に東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市波路上杉ノ下地区で植樹式があった。

  鶴岡八幡宮の関係者と地元住民約20人が黙とうした後、地区の慰霊碑の周囲に樹齢40~50年のオオムラサキツツジやリュウキュウツツジなど9株を植えた。

  震災後、気仙沼市と鎌倉市の中学生が防災教育で交流していたことから植樹地に選ばれた。鶴岡八幡宮で禰宜(ねぎ)を務める滝森好さん(60)が「犠牲者を慰霊し、友好の絆をずっと強めるよう花が咲いてほしい」と話した。

  ツツジのある参道は「段葛(だんかずら)」と呼ばれ、境内の一部として国史跡に指定されている。昨年12月に参道の改修工事が始まったことから、被災地に移植することを決めた。23、24日は大船渡市(移植93株)や宮城県山元町(1000株)、南相馬市(300株)で植樹式がある。

  気仙沼市杉ノ下地区は高台に逃げた60人が津波にのまれるなど、92人が犠牲になった。


<まちびらき>太鼓の音高らか 女川復幸祭
河北新報 3月23日(月)14時10分配信

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大勢の観客を前に、復興ムードを盛り上げる「女川潮騒太鼓」が披露された=22日午前10時15分ごろ、宮城県女川町のJR女川駅前広場

  宮城県女川町で22日、東日本大震災からの復興過程をPRする「復幸祭」(実行委員会主催)が開かれた。21日のJR女川駅開業と「まちびらき」の祝福を兼ね、ステージイベントや特産品販売があった。女川駅併設の町営「女川温泉ゆぽっぽ」も開業し、大勢の人でにぎわった。

  ステージでは、郷土芸能の獅子舞や太鼓演奏の披露、ご当地ヒーロー「リアスの戦士イーガー」のショーがあった。女川の復興支援を続ける女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のライブもあり、会場は熱気に包まれた。

  ゆぽっぽでは午前9時のオープン前から、100人以上が整理券を求めて並んだ。東松島市の主婦斎藤アイ子さん(66)は「震災前は毎週通っていて張り切って来た。休憩所からの眺めは素晴らしく、街並みが復興すればさらにすてきになるだろう」と期待した。

  復幸祭は震災翌年から、町の若手が中心となり毎年3月に開催。実行委メンバーの岡明彦さん(37)は「多くの人が来てくれて感無量。新生・女川を見てほしい」と喜んだ。


<原子力機構>もんじゅ報告書を提出…文科相に
毎日新聞 3月23日(月)11時50分配信

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高速増殖原型炉もんじゅ=福井県敦賀市で

 日本原子力研究開発機構の松浦祥次郎理事長は23日、大量の機器の点検漏れにより、事実上の運転禁止命令が出ている高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)について、保守管理体制などの改革に関する報告書を下村博文文部科学相に提出した。

 報告書は「全ての対策が実行され、成果も表れてきている」として、集中改革期間を終了するという内容。これに対し、下村文科相は「保守管理などに関する職員への意識の浸透、能力向上に関しいっそうの努力が必要で、まだ国民の理解を得られる状況でない」と改革継続を求めた。

 今月末で任期満了となる松浦理事長は提出後に記者会見し、命令解除の目標が達成できなかった理由について「保守管理などの体制は出来上がったと思うが、現場に定着させるにはさらに改善の必要がある」と説明した。

 もんじゅは2013年5月、点検漏れで、原子力規制委員会から事実上の運転禁止命令を受けた。【大場あい】


復興の日の丸=福島県新地町〔地域〕
時事通信 3月23日(月)10時55分配信

 東日本大震災から4年が経過したが、福島県新地町の津波被災地では、はためき続ける日の丸がある。きっかけは震災直後に現地入りしたある自衛隊員の行動だ。がれきに埋もれていた日章旗を、この地の復興を願って掲げたという。
 旗は、劣化や紛失のたび2代3代と続き、4代目を掲げたのは地元のバイク愛好家のライダーたち。住民のイラストが描かれたデザインに変わり、今年1月には5代目を数えた。
 「復興フラッグ」と呼ばれる旗の存在はインターネットを通じて広がり、いつしか全国のライダーが集う場所にもなっていた。
 旗のある場所は今後、防災緑地として整備される。全国のライダーをはじめとする4563人が署名で旗の存続を求め、町も「復興のシンボル」として環境整備を約束した。 


仮設24時間見守り3月限り 神戸NPO解散
河北新報 3月23日(月)10時5分配信

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お茶会に集まった仮設住宅の住民たちと触れ合う看護スタッフの藤田さん(後列右)ら

  東日本大震災や阪神大震災の被災者支援に取り組む神戸市のNPO法人「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」が今月末、気仙沼市の面瀬中仮設住宅などで続けてきた活動を終了する。前理事長の黒田裕子さんが昨年9月に亡くなったため、ネットワークが解散を決めた。24時間無休の見守り活動で仮設住宅の住民に寄り添い続けた姿勢に、感謝の声が上がっている。

  朝夕のラジオ体操やお茶会のおしゃべりなど、仮設住宅の集会所は笑い声であふれていた。「息子が仕事の日中は1人きり。部屋にこもりがちになるところだが、おかげで笑顔で過ごせた」。小野寺千代さん(86)の言葉に、看護スタッフの藤田アイ子さん(65)が優しくうなずいた。

  ネットワークは震災直後に気仙沼市に入り、2011年6月から面瀬中仮設住宅に看護スタッフを常駐させた。市立病院の元看護部長の藤田さんが現地責任者となり、関西から派遣された看護スタッフとともに住民を見守ってきた。

  洗濯物が干されているか、電気メーターは動いているか、気に掛ける項目は多い。「呼び鈴を鳴らしてから姿を見せる時間が長いのも変調の兆し」。藤田さんらは訪問を重ね、106戸216人の全住民名簿で暮らしぶりを確認した。

  きめの細かい活動をけん引したのが黒田前理事長だった。「災害看護」の生みの親で、73歳で亡くなる直前まで気仙沼市に通った。ネットワークは今月3日に解散を決め、活動に区切りを付ける。

  住民たちは「4年間、一人一人に思いやりを持って支えくれた。仮設住宅を出る日まで助け合うことが、黒田さんやスタッフへの恩返しになる」と感謝する。

  藤田さんは「命を守るだけでなく、その人らしく暮らせるよう心掛けてきた。これからも住民の輪の広がりが続いてほしい」と願っている。


<石巻>門脇小を忘れない…校舎被災で焼失、統合前に閉校式
毎日新聞 3月23日(月)0時20分配信

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門脇小の閉校式典が行われ、保護者や卒業生を前に合唱する子どもたち=宮城県石巻市で2015年3月22日、佐々木順一撮影

 東日本大震災の津波と火災で校舎が焼失し、仮校舎で授業を続けていた宮城県石巻市立門脇(かどのわき)小学校の閉校式が22日、仮校舎のある門脇中で開かれた。学区の大半が被災し児童数が激減、4月から近くの石巻小に統合される。児童、卒業生ら約600人が142年の伝統を持つ母校に別れを告げた。 

 式では、6年の尾形凌太さん(12)が「震災でつらい経験をしたが、環境が変わっても毎日楽しかった。この学校で過ごしたことを決して忘れない」と別れの言葉。出席者全員で「手を取って進もうよ/小学校は門脇」と校歌を歌った。

 門脇小は1873(明治6)年創立。海から約800メートルの場所にあり、津波で浸水後、流れ着いたがれきが発火し校舎が焼失した。学校にいた児童は高台に避難し無事だったが、下校した7人が犠牲となった。学区の大半が居住できない災害危険区域となり、児童数も震災前の3分の1の109人に。それでも約6割は学区外の仮設住宅などから仮校舎に通い続けた。被災校舎は、市が震災遺構として保存するか検討中。

 卒業生の吉田恵美さん(40)は娘が同小3年生。被災校舎近くの自宅が被災した。「戻りたいけど戻れないだけに、震災を理由に母校が消えるのは心が痛い。娘は自分から入学を希望し、この3年で気持ちが強くなった。門脇小の子たちに、私も元気づけられた4年だった」と話した。【百武信幸】

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