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2015年3月13日 (金)

宮城沖地震に関するニュース・1935,2015年3月13日

引き続き、2011年3月11日に発生した、東北関東大震災に関するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:<川内原発1号機>工事計画認可へ…原子力規制委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原子力事故>被ばく上限、厚労省が引き上げ方針 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<中間貯蔵施設>「心の整理できぬ」住民置き去り…搬入開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<中間貯蔵施設>汚染土、搬入開始…1年間は試験輸送 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最終処分に向け「減容化」図る 中間施設への搬入開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中間貯蔵へ搬入開始 復興へ前進も用地交渉難航  - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:除染廃棄物、中間施設への搬入開始 生活環境改善に期待 事故などの懸念も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<天皇、皇后両陛下>宮城訪れ、震災犠牲者慰霊 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<大震災4年>3・11の星空、プラネタリウムで…東大和 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、傘差さずに供花…宮城「千年希望の丘」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島・中間貯蔵施設用地に初搬入 - 速報:@niftyニュース.
リンク:両陛下、宮城県ご訪問 津波跡地の慰霊碑にご供花 震災後4回目 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島を最先端ロボ拠点に=避難区域の工場で実演会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災関連死認め、決定取り消す - 速報:@niftyニュース.
リンク:被災地、まちづくり「若者不足」 - 速報:@niftyニュース.
リンク:震災関連死と認定=「ストレスで発症」妻勝訴―盛岡地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「復興進む」「進め方強引」=汚染土搬入に思い複雑―福島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、慰霊碑に供花=復興状況を視察―宮城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故の汚染土、中間貯蔵施設に搬入始まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<中間貯蔵施設>汚染土搬入始まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:汚染土搬入を開始=福島中間貯蔵、大熊町先行で―環境省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下が宮城訪問 - 速報:@niftyニュース.
リンク:汚染土、中間貯蔵施設へ…仮置き場から搬出開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、宮城県入り=国連防災世界会議に出席 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<天皇、皇后両陛下>宮城県へ 国連防災会議出席など - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中間貯蔵施設へ搬入を開始 - 速報:@niftyニュース.
リンク:復興の現状、発信したい=国連防災会議で―山谷防災相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中間貯蔵稼働「復興のため非常に大事」=望月環境相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:廃炉円滑化へ会計見直し=経産省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<大友克洋>前へ願い 仙台空港レリーフ除幕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阪神大震災対応なお重視=安倍首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:双葉町は25日に延期=中間貯蔵施設への汚染土搬入―望月環境相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東日本大震災4年> 報道されない「マイナー被災地」のいま - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:4年ぶりの鉄路、まもなく JR石巻線で試運転 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:除染作業手当不払いか 下請け業者が刑事告訴検討 福島・浪江 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:子供にエール 仙台空港に大友克洋さん陶板レリーフ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島県>県外小中学校と高校に往復バス代半額補助 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:汚染土搬入、午後開始=福島の中間貯蔵施設―環境省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<みなし仮設住宅>住み替え対応バラバラ 6~130件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「津波警戒域」の指定進まず…地価下落など懸念 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:復興祈る燈明祭…長野・栄村 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<川内原発1号機>工事計画認可へ…原子力規制委
毎日新聞 3月13日(金)23時31分配信

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九州電力川内原発1号機(手前)と2号機=鹿児島県薩摩川内市で2014年7月5日、本社ヘリから須賀川理撮影

 九州電力川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県)について、原子力規制委員会が18日にも、設備の詳細な設計内容をまとめた工事計画を認可する方針であることが分かった。工事計画は再稼働に必要な三つの許認可のうちの二つ目で、運転管理方法などを定めた保安規定の認可を受ければ審査は終了となる。

 九電は1、2号機の保安規定変更の申請文書(補正書)と、2号機の工事計画の補正書の提出時期を4月上旬としている。保安規定の補正書の審査などを経て、再稼働は今夏以降になる見通し。【斎藤有香】


<原子力事故>被ばく上限、厚労省が引き上げ方針
毎日新聞 3月13日(金)23時30分配信

 厚生労働省は13日、原子力事故時に対応にあたる作業員の被ばく線量の上限を、現行の100ミリシーベルトから特例で250ミリシーベルトに引き上げる方針を決めた。健康への影響を考え、一生に被ばくする線量の上限を1000ミリシーベルトとし、事故時の被ばく線量が多いほど、その後の作業の被ばく線量を少なくしなければいけない仕組みにした。

 ◇250ミリシーベルトに

 この日あった同省の有識者会議に案を示し了承された。今後、別の二つの審議会に諮って省令を改正する。

 案によると、原子炉が冷やせなくなるなど重大事故に至る可能性がある場合、直ちに被ばく限度を特例で250ミリシーベルトに引き上げることを厚労相が告示で決める。事故が収束に向かった場合には速やかに元に戻す。現状の東京電力福島第1原発では適応されない。

 福島第1原発事故では、事故対応に支障をきたすとして一時的に250ミリシーベルトに引き上げた経緯がある。原子力規制委員会は昨年12月、引き上げる場合の上限値を事前に決めておくことが望ましいとして、厚労省と協議に入っていた。【酒造唯】


<中間貯蔵施設>「心の整理できぬ」住民置き去り…搬入開始
毎日新聞 3月13日(金)22時26分配信

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仮置き場から除染廃棄物を中間貯蔵施設に向け搬出するトラック=福島県大熊町で2015年3月13日午後1時41分、本社ヘリから

 福島県大熊町の中間貯蔵施設建設予定地に13日、復興を阻んできた汚染土が初めて搬入された。初日に搬入されたのはフレコンバッグと呼ばれる袋に入れられた、わずか12立方メートル分。東京ドーム18杯分ともいわれる汚染土などをいつ運び終えるかの「工程表」は示されておらず、最長30年としている保管期間が守られる保証もない。多くの課題を抱えたままの船出となった。【喜浦遊、横田香奈】

 大熊、双葉両町は苦渋の決断で受け入れを決めたが、地権者らは搬入初日を複雑な心境で迎えた。

 「国は地権者との用地交渉が難航していると言うが、我が家は具体的な折衝が一度もない。この段階で搬入を始めるのは納得できない」。大熊町の建設予定地内に自宅がある女性(66)は語気を強める。

 自宅は原発の3キロ圏内。女性は県が施設の受け入れを決める前から、「どこかが引き受けないと福島の復興につながらない」と建設に理解を示していた。ただし、国に土地を売却するとしたら、自宅周辺はどう利用され、立ち入りは可能なのか。また、自宅に残る「金に代えられない大事な物」をどう運び出し、除染してくれるのか。確認したいことは山ほどあるのに、具体的な説明はないという。「地権者の疑問は解決されないのに物事が強制的に進んでいるように思える」と話した。

 双葉町から福島県いわき市に避難している小野寺典子さん(63)は自宅が建設予定地から外れたが、「古里に汚染土が集まっていくのはつらく悲しい」と話す。国は30年以内に県外で最終処分すると法律に明記したが、実現するか疑わしいと感じている。原発事故から4年。「傷ついていく町の変化を受け止めないといけないと思いながら、心の整理はできていない」と話した。

 一方、全町避難中でこの春にも帰町判断をしようとしている楢葉町の担当者は「1袋でも2袋でも運ばれたという事実が大きい」と話す。町内には24の仮置き場に汚染土計約57万立方メートルが積まれている。最初の1年間で搬出できるのは、町全体のわずか0・2%の計1000立方メートルだが、「町民の安心につながる。受け入れを決断した大熊、双葉両町に感謝したい」と語る。

 川内村から避難し、郡山市の仮設住宅で暮らす吉田悦子さん(76)は、避難指示解除準備区域にある自宅前が汚染土の仮置き場になっている。「古里を失う大熊、双葉の人たちのことを思うと複雑な気分だ。国は『とりあえず搬入を始めました』という見せかけで終わらず、県内の全ての汚染土を施設に安全に運んでほしい」と注文した。

 ◇用地交渉や輸送、課題山積

 「福島の除染や復興にとって重要な一歩だ」。13日の閣議後記者会見で、望月義夫環境相は強調した。汚染土の搬入先がないことが除染の妨げになっていると批判されてきたが、同省は搬入開始を機に福島県内の除染が加速するとみている。

 しかし、課題は山積している。同省は今月上旬に大熊町の地権者と初めて用地の売買契約を結んだが、2300人を超す地権者との交渉は長期化が必至だ。土地や家屋の補償価格算定に時間がかかる上、既に地権者が死亡し、権利関係が不明な土地も少なくない。

 汚染土輸送も前例のない規模になる。この日輸送が始まった大熊町南平地区の仮置き場からは、4月中旬までに1000立方メートルを運び出す予定だが、渋滞が懸念される国道6号を極力避けるルートが選ばれた。施設整備が進むにつれ搬入量は増え、ルートも多くなる。日本原子力学会の藤田玲子会長も「膨大な汚染土を一般道を使って運び込むのは至難の業。仮置き場での減容処理も必要ではないか」と指摘する。

 加えて、法律で明記した30年以内の県外での最終処分については、全くめどが立っていない。望月環境相は「今日搬入が始まったところ。今後道筋をつけたい」と述べるにとどめた。【阿部周一】


<中間貯蔵施設>汚染土、搬入開始…1年間は試験輸送
毎日新聞 3月13日(金)22時23分配信

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中間貯蔵施設建設予定地へ運び込み、つり上げられる汚染土が入ったバッグ=福島県大熊町で2015年3月13日午後2時58分、小出洋平撮影

 東京電力福島第1原発事故後に福島県内の除染で出た汚染土が13日、中間貯蔵施設の建設予定地(福島県大熊町、双葉町)に初めて搬入された。環境省は最初の1年間を試験輸送と位置づけており、仮置き場がある県内43市町村から各1000立方メートル、計4万3000立方メートルを運び出す。運び込む汚染土などの量は最大で東京ドーム18杯分の約2200万立方メートルになる見通しで、最初の1年間は0.2%の搬入にとどまる。4月末までに大熊、双葉両町を含む双葉郡8町村と田村市の計9市町村分を搬入し、その後、周辺市町村に拡大する。

 初日に搬入されたのは、1袋当たり1立方メートルを詰め込んだフレコンバッグ12袋分。大熊町内の仮置き場からトラック2台に積まれ、15キロ離れた中間貯蔵施設の建設予定地内の「保管場(ほかんば)」と呼ばれる一時保管場所に運ばれた。

 保管場の境界には、放射線の遮蔽(しゃへい)を図る土を入れたフレコンバッグが置かれた。

 福島県によると、汚染土などはこれまで県内775カ所の仮置き場に一時保管されてきたほか、自宅敷地内などでの「現場保管」も8万6608カ所に達し、除染と復興の妨げになってきた。

 大熊町と同時に、双葉町の保管場への搬入も13日に始まる予定だったが、前日夜に伊沢史朗町長が「町内の調整がついていないので、25日に延期してほしい」と環境省に申し入れ、了承された。伊沢町長は以前から彼岸(18~24日)の墓参りに配慮するよう要望していた。【土江洋範、栗田慎一】

 ◇中間貯蔵施設◇

 東京電力福島第1原発事故後の除染で出た福島県内の汚染土などを最長30年間保管する施設。昨年8月、県が受け入れを表明し、同県大熊町と双葉町の計16平方キロに建設が決まった。搬入可能な容量は約2550万立方メートル。今年2月、国は予定地内に、汚染土を仮置きするための「保管場」の整備に着手。県と両町は2月25日、搬入容認を政府に伝え、安全協定を結んだ。


最終処分に向け「減容化」図る 中間施設への搬入開始
産経新聞 3月13日(金)21時52分配信

 中間貯蔵施設予定地の保管場に搬入された土や汚泥、草木などの除染廃棄物について、政府は30年以内に福島県外で最終処分することを法律で明文化した。廃棄物を最終処分場に運び出すまでの間に、中間貯蔵施設では、廃棄物の量を少なくする「減容化処理」に挑む。

 環境省によると、廃棄物が入った袋のうち、劣化したものは、強度が高く水分を通さない袋に移し替える。県内の仮置き場や民家の庭先などに保管されてから既に3年以上が経過したものもあり、保管場で中身が漏れ出さないようにするためだ。

 搬入された廃棄物は、雨水がたまらないよう排水処置が施された保管場で、日光や水分を通さない遮水シートで覆い、中間貯蔵施設が稼働するまで保管される。

 施設に移した後は、まず放射線量の濃度や廃棄物の種類ごとに分別する。その後、薬品を使ったり焼却したりする減容化処理の研究開発を、平成27年度から本格的に行う方針だ。

 放射性セシウム濃度が1キロ当たり10万ベクレル以上の焼却灰や汚染された土などは、それぞれ専用の貯蔵施設で保管する。


中間貯蔵へ搬入開始 復興へ前進も用地交渉難航 
産経新聞 3月13日(金)21時32分配信

 東京電力福島第1原発事故で出た除染廃棄物の中間貯蔵施設予定地内への搬入作業が13日、福島県大熊町で始まった。原発事故から丸4年が経過したが、地元住民はいまなお故郷を離れて避難生活が続く。廃棄物を1カ所にまとめれば、生活環境の改善が期待できるが、一方で施設予定地の住民は「故郷を捨てたくない」と苦しい思いを抱えている。

 大熊町の仮置き場では午前7時半から、汚染土を入れた袋を移動する作業が始まった。午後1時ごろには、約10人の作業員が10トントラックに6個のフレコンバッグ(廃棄物用の袋)を積み込んだ。作業は慎重を期して進められ、午後3時40分に初めての搬入作業を無事に終えた。

 搬入作業後、環境省の藤塚哲朗・中間貯蔵施設等整備事務所長は「試験輸送を通じて問題点をあぶり出しながら保管場の工事を進めていきたい」と気を引き締めた。

 県内には廃棄物の仮置き場が983カ所、民家の庭先などの「現場保管」は約8万6千カ所に上り、復興を大きく妨げている。搬入が始まっても課題は山積しており、最も困難なのが、約2400人に上る地権者との用地交渉だ。

 今月上旬にはようやく一部で売買契約が成立したが、施設を建設できる用地は取得できていない。13日に廃棄物が搬入されたのは、あくまで一時的な保管場にすぎない。

 望月義夫環境相は「福島の再生、復興の大きな一歩。受け入れてくれた地元に感謝したい」と述べた。

 しかし、地権者にとっては苦しい選択だ。自宅が同県双葉町の施設予定地内にある林日出子さん(83)は「搬入から30年以内に県外に搬出する約束も、そんな先では私たちはもういない。本当は故郷は捨てたくない」と胸の内を明かした。

 一方で、廃棄物搬入に前向きな意見もある。双葉町から同県郡山市に避難し仮設住宅で生活する専門学校1年、志賀一(かず)稀(き)さん(22)は「福島が復興するためには必要な施設だと思う。故郷がなくなるのは寂しいけど、(搬入を)早く進めてほしい」と話した。

 中間貯蔵施設予定地から50キロ以上離れた福島市の渡利地区に住む無職男性(81)は「(廃棄物は)早く持っていってほしいが、受け入れ先は故郷を失うかもしれない。押し付け合いだ」と複雑な心境を語った。


除染廃棄物、中間施設への搬入開始 生活環境改善に期待 事故などの懸念も
産経新聞 3月13日(金)21時2分配信

 東京電力福島第1原発事故で出た除染廃棄物について、環境省は13日、福島県大熊町の中間貯蔵施設予定地への搬入を始めた。県内の廃棄物が集約されることで、生活環境の改善や除染の加速化が期待される。一方で用地取得が難航し施設本体の建設時期は不明。廃棄物を積んだ大型トラックの交通量増加も予想され、道路状況の悪化や事故などへの懸念もある。

 中間貯蔵施設は福島第1原発周辺の大熊、双葉両町にまたがる約16平方キロに建設される予定で総工費は約1兆1000億円。除染で出た汚染土壌や汚泥、草木などの廃棄物を約3000万トン貯蔵できる。だが、本格稼働の見通しが立っていないため、搬入された廃棄物は一時保管場2カ所(計約2ヘクタール)で管理される。

 当初予定していた双葉町側の保管場への搬入は町内の調整が付かなかったため、25日に延期された。

 環境省によると、搬入開始後の1年間は輸送上の課題などを探る「試験輸送」と位置付けた。最初の1年間で搬入するのは計約4万3000立方メートルで、最大2200万立方メートル(東京ドーム18杯分)と推計される廃棄物全体の1%以下にとどまる。

 政府は当初、今年1月中に廃棄物を施設予定地に搬入する方針だったが、施設受け入れをめぐる福島側との交渉の長期化や地権者約2400人との用地交渉が難航したことなどから搬入時期を延期していた。

 国は搬入開始日から最大30年間、廃棄物を保管後、県外で最終処分すると法律で定めたが、最終処分場の確保は見通せない。


<天皇、皇后両陛下>宮城訪れ、震災犠牲者慰霊
毎日新聞 3月13日(金)20時31分配信

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「千年希望の丘」の慰霊碑に供花される天皇、皇后両陛下=宮城県岩沼市で2015年3月13日午後1時56分、梅村直承撮影

 天皇、皇后両陛下は13日、宮城県岩沼市の「千年希望の丘」に建立された東日本大震災犠牲者の慰霊碑に供花された。丘は震災で発生したがれきを使って造成されたもので、小雨の中、両陛下は献花台に白菊をささげて一礼し、冥福を祈った。その後、マイクロバスで丘の中を巡り、菊地啓夫市長から震災で一帯が地盤沈下した状況などの説明を受けた。両陛下は「鎮魂の思いが込められた場所ですね」などと感想を述べたという。

 慰霊碑の高さは台座を含めると、震災時の津波の高さと同じ8メートルで、隣にある刻銘碑には市民の犠牲者155人の名前が刻まれている。


<大震災4年>3・11の星空、プラネタリウムで…東大和
毎日新聞 3月13日(金)20時7分配信

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「星空とともに」の一場面=仙台市天文台提供

 東日本大震災が起きた2011年3月11日の夜、大停電の被災地を照らした星空を再現し、被災者が寄せたエピソードを朗読しながらプラネタリウムに投影する「星空とともに」が14、15日と17~20日、東京都東大和市郷土博物館プラネタリウム(同市奈良橋1)で上映される。

 仙台市天文台の職員が、震災後に新聞に寄せられた投稿を見て、多くの被災者が当夜の星空に触れていることに気付き、約40分のプラネタリウム番組を制作した。

 「地上は地獄みたいなのに、見上げると天には星がまたたいていて、星だけは変わらないのかと思った」

 「あの夜は驚くほど流れ星が飛びました。流れ星は天国に向かう魂だというエピソードが頭をよぎり、その多さに耐えられなくなり目を伏せてしまいました」

 番組では新聞投稿を中心に15のエピソードが読み上げられる。13年3月に仙台市天文台で上映後、全国プラネタリウム大会で反響を呼び、14年3月には全国の10館で上映された。今年は15館で上映されるという。東大和市郷土博物館での上映は14、15日の午後4時からと、17~20日の午後1時半から。定員100人で無料。問い合わせは同博物館(042・567・4800)。【岡礼子】


両陛下、傘差さずに供花…宮城「千年希望の丘」
読売新聞 3月13日(金)19時41分配信

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「千年希望の丘」の慰霊碑前で一礼される天皇、皇后両陛下(13日午後1時55分、宮城県岩沼市で)=冨田大介撮影

 天皇、皇后両陛下は13日、第3回国連防災世界会議の出席と東日本大震災の復興状況視察のため、空路で宮城県に入られた。

 この日は、岩沼市の人工防潮丘「千年希望の丘」を訪問。津波襲来時の避難場所として震災がれきを埋設して整備した丘で、近くには同市の震災犠牲者155人の名前が刻まれた慰霊碑がある。両陛下は冷たい雨が降る中、傘も差さずに慰霊碑の前に進み、白菊の花を供えられた。

 さらにバスで周辺の整備状況を視察。天皇陛下は、丘の高さや機能を質問され、皇后さまは、丘のあずま屋が非常時のテントになるとの説明に「幕が張られると寒さがしのげますね」と安心したように話されたという。

 その後、天皇陛下は仙台市のホテルで、同会議で来日したトルクメニスタンのベルドイムハメドフ大統領と会見された。陛下が皇居の外で外国の元首と会見されるのは初めて。東京で日程の調整がつかなかったためだという。


福島・中間貯蔵施設用地に初搬入
2015年3月13日(金)18時59分配信 共同通信

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 中間貯蔵施設建設予定地内の保管場に搬入される除染廃棄物=13日午後、福島県大熊町

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土壌や廃棄物を保管するため福島県内に建設する中間貯蔵施設をめぐり、政府は13日午後、同県大熊町の仮置き場から運び出した廃棄物を建設予定地内の保管場に初めて搬入した。同様に保管場がある双葉町でも同日、搬入が予定されていたが町内の調整がつかず延期。地元の理解を十分得られないまま「前例のない迷惑施設」が船出した。

 望月環境相は閣議後の会見で「搬入開始は福島の再生、復興の大きな一歩。受け入れてくれた地元に感謝したい」と述べた。

 中間貯蔵施設は、第1原発周辺で羽田空港に匹敵する約16平方キロを取得し施設を建設する計画。


両陛下、宮城県ご訪問 津波跡地の慰霊碑にご供花 震災後4回目
産経新聞 3月13日(金)18時6分配信

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東日本大震災の復興状況視察のため宮城県岩沼市の「千年希望の丘」をご訪問され、慰霊碑にご供花される天皇皇后両陛下=13日午後、宮城県岩沼市(早坂洋祐撮影)(写真:産経新聞)

 天皇、皇后両陛下は13日、国連防災世界会議の開会式への臨席と東日本大震災の復興状況視察のため、羽田発の特別機で宮城県に入り、震災で津波被害を受けた岩沼市沿岸部に造成された「千年希望の丘」で慰霊碑に供花された。震災後の同県ご訪問は4回目。

 慰霊碑は震災時の津波と同じ8メートルの高さに建てられ、市民や警察官、市職員ら155人の犠牲者の名前が刻まれている。両陛下は冷たい雨が降る中、コートを身につけず、碑の前で傘を外して拝礼し、白菊をていねいに手向けて鎮魂の祈りをささげられた。

 続いてバスに乗り、周辺に整備されたかさ上げ道路や防潮堤、避難用の人工の丘など先進的な減災対策をご視察。両陛下は、菊地啓夫市長から一帯の整備に震災がれきが使われていることを聞き、「鎮魂の思いが込められた場所ですね」などと述べられたという。

 14日は仙台市で国連防災世界会議の開会式に臨席した後、東松島市で復興した農業生産法人によるイチゴ栽培をご見学。15日には石巻市で被災から約4カ月後に操業再開したかまぼこ工場を見て回り、同日夕に帰京される。


福島を最先端ロボ拠点に=避難区域の工場で実演会
時事通信 3月13日(金)18時1分配信

 福島県に工場を持つ菊池製作所(東京都八王子市)は13日、同県南相馬市小高区に新設した工場で、最先端の災害対応ロボットなどの実演会を開いた。小高区は東京電力福島第1原発事故で避難指示区域に指定されている。ロボット産業の集積を目指す県の支援事業の一つで、参加した内堀雅雄知事は「メイドイン福島のロボットが国内外で活用されることを期待している」と述べた。
 初公開の4本腕ロボットは、足場の悪い災害現場や、人が入れない原発の廃炉作業での活用を想定。実演会では、前の腕2本で本体を押し上げながら、独立した四つの無限軌道を駆使して高さ40センチの段差を乗り越えた。腕にはカメラのほか、障害物を破壊する油圧カッターやレーザーなどを取り付けることができる。 


震災関連死認め、決定取り消す
2015年3月13日(金)17時52分配信 共同通信

 東日本大震災後に心筋梗塞を発症し、その後亡くなった岩手県陸前高田市の男性=当時(56)=の妻が、男性を「震災関連死」と認めなかった市の決定取り消しを求めた訴訟の判決で、盛岡地裁は13日、震災が要因で死亡したと認め、市の決定を取り消した。

 小川理津子裁判長は判決理由で、男性は震災前から高血圧などを患っていたが、心筋梗塞の発症寸前まで進行していたわけではないと指摘。「震災による極度の緊張や不安による強いストレスが持病の悪化を誘発し、心筋梗塞を発症させたと認めるのが相当だ」として震災と死亡には因果関係があると判断した。


被災地、まちづくり「若者不足」
2015年3月13日(金)17時44分配信 共同通信

 東日本大震災で大きな被害を受けた東北3県で、住民たち自身が復興計画を検討する「まちづくり協議会」など93の民間団体のうち、およそ6割は「運営に携わる若者が少ない」という不安を感じていることが13日、一般財団法人ダイバーシティ研究所(大阪市)と3県の連携復興センターによる調査で分かった。

 復興庁参与も務める同研究所の田村太郎代表は「被災地の復興計画を考える住民団体に、将来的に地域を担う若者の参加が少ないことは大きな課題だ」と話している。

 被災地では、復興事業に住民の意見を反映させるため、さまざまな民間団体が活動。住民の意見を集約し行政に伝えている。


震災関連死と認定=「ストレスで発症」妻勝訴―盛岡地裁
時事通信 3月13日(金)17時10分配信

 東日本大震災の後、56歳の夫が心筋梗塞を起こして死亡したのは震災によるストレスが原因だとして、岩手県陸前高田市の女性(50)が市を相手に災害弔慰金の不支給処分取り消しを求めた訴訟の判決が13日、盛岡地裁であった。小川理津子裁判長は「極度の緊張や不安など、強いストレスを継続的に受けていたことは明らか」と関連を認め、市の決定を取り消した。
 女性の夫は震災前から高血圧症などを患っていたが、小川裁判長は「震災による精神的ストレスが危険因子の悪化を誘発し、心筋梗塞を発症させた」と判断した。
 判決によると、夫婦は陸前高田市で店を営んでいたが、2011年3月の津波で店舗が流され失業。夫は同11月に急性心筋梗塞を発症し、約1カ月後に合併症で死亡した。
 女性は12年と13年に弔慰金の支給を申請したが、県の審査会は2回とも「震災と関連性はない」と判断し、市が不支給を決定していた。 


「復興進む」「進め方強引」=汚染土搬入に思い複雑―福島
時事通信 3月13日(金)16時38分配信

 東京電力福島第1原発事故で出た汚染土を中間貯蔵施設に運び込む作業が13日、福島県大熊町で始まった。地元では除染や復興の加速に期待する声がある一方、「強引な進め方は民主主義に反する」という反発の声もある。
 同町の施設用地の地権者で、国の施設建設の進め方を批判してきた門馬幸治さん(60)は「今後、地権者の理解は得難くなる」と指摘した。ただ、「復興のために施設は必要。顔の見える話し合いがない中、われわれもどうしたらいいか分からない」と不安も口にした。
 「来るべき時が来た」と話すのは同町の鎌田清衛さん(72)。「地権者であっても進捗(しんちょく)状況が見えてこない。国はもっと誠実さを見せてほしい」と訴えた。鎌田さんも施設自体は「やむを得ない」という考えだ。
 一方、自宅の庭先や農地に積み上げられた汚染土がようやく取り除かれることへの期待は大きい。福島市の除染担当者は「復興が一歩前進した。国には早急に今後の見通しを示してほしい」と話した。 


両陛下、慰霊碑に供花=復興状況を視察―宮城
時事通信 3月13日(金)15時47分配信

 宮城県入りした天皇、皇后両陛下は13日午後、岩沼市の「千年希望の丘」を訪れ、東日本大震災で犠牲になった住民ら155人の名前が刻まれた慰霊碑に供花された。
 「千年希望の丘」は津波よけとして沿岸部に造成中の人工の丘で、避難場所としての役割も担っている。両陛下は雨の中、ゆっくりと慰霊碑の前に進み、白菊の花束を供えて一礼。その後、マイクロバスで周囲の高台を1周し、市長らと整備状況などを見て回った。両陛下は「がれきが処理されて良かったですね」と感想を述べたという。
 続いて天皇陛下は、14日から行われる国連防災世界会議出席のため来日中のトルクメニスタンのベルドイムハメドフ大統領と仙台市内で会見した。宮内庁によると、地方訪問先で陛下が外国要人と会見したのは初めて。 


原発事故の汚染土、中間貯蔵施設に搬入始まる
読売新聞 3月13日(金)15時39分配信

 東京電力福島第一原発事故で生じた汚染土の中間貯蔵施設への搬入が13日午後、始まった。

 施設内で一時的に汚染土を集める福島県大熊町の「保管場」に、汚染土が入った袋が運び込まれた。


<中間貯蔵施設>汚染土搬入始まる
毎日新聞 3月13日(金)15時33分配信

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土などを中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)に最長30年間保管するため、大熊町の施設建設予定地内にある一時保管場への汚染土搬入が13日午後、始まった。

 環境省は当初、1月中の搬入開始を目指したが、用地取得などに難航し今月11日までの開始に方針変更した。しかし、東日本大震災発生から4年にあたる日を避けるよう地元から要望があり、13日に再延期していた。

 環境省は最初の1年間を試験輸送と位置づけ、汚染土などの仮置き場がある県内43市町村から各1000立方メートルを運び出す計画だ。4月末までに大熊、双葉両町を含む双葉郡8町村と田村市の計9市町村から搬出を終える予定。【土江洋範】


汚染土搬入を開始=福島中間貯蔵、大熊町先行で―環境省
時事通信 3月13日(金)14時13分配信

 環境省は13日、東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土などの中間貯蔵施設への搬入を開始した。同日午後、福島県大熊町にある仮置き場から町内の施設に設けた保管場に汚染土を輸送。県内の除染と復興の進展に向けた総事業費約1兆1000億円の巨大プロジェクトは、事故から4年を経て大きな節目を迎えた。
 施設は大熊、双葉両町にまたがって建設する予定で、環境省は当初、双葉町側の保管場にも同時に搬入する方針だった。しかし、町内の調整がつかず25日に延期となり、大熊町側の搬入を先行させた。
 13日は、仮置き場の汚染土計12袋(約12立方メートル)を10トントラック2台に積み、保管場に搬入。別のトラックに移し替えた上で、クレーンで保管場に置く作業を行った。今後、トラックの台数や1日に往復する回数を増やして作業を加速させる。輸送時には土が飛散しないよう、荷台にシートをかぶせる安全対策も講じた。
 環境省は、搬入開始から最初の1年間は試験輸送の期間と位置付け、除染を実施した県内の43市町村からまず1000立方メートルずつを運び入れる。4月末までに原発周辺の9市町村分を終え、その後に他の市町村に拡大する。
 施設への搬入をめぐっては、国は2011年10月に示した工程表で、15年1月中に開始する目標を掲げていた。ただ、最終処分場になることへの懸念を持つ地元自治体との協議は長期化。目標としていた期限を延長し、搬入にこぎ着けた。 


両陛下が宮城訪問
2015年3月13日(金)12時8分配信 共同通信

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 国連防災世界会議の開会式出席と東日本大震災の復興状況視察のため、宮城県へ出発される天皇、皇后両陛下=13日午前、羽田空港

 天皇、皇后両陛下は13日、第3回国連防災世界会議の開会式出席と東日本大震災の復興状況視察のため、羽田発の特別機で宮城県へ出掛けられた。15日までの2泊3日の日程で、両陛下が震災後に同県を訪れるのは昨年7月以来の4回目となる。

 13日は、津波被害に遭った岩沼市に造成された「千年希望の丘」を訪れ、慰霊碑に供花して犠牲者を追悼する。丘は震災で発生したがれきを使っており、新たな津波が起きた際には住民らの避難場所にもなる。

 14日は、仙台市で開かれる国連防災世界会議の開会式に出席し、国連の潘基文事務総長夫妻とも懇談する。


汚染土、中間貯蔵施設へ…仮置き場から搬出開始
読売新聞 3月13日(金)12時4分配信

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大熊東工業団地にある中間貯蔵施設内の保管場。防護服を着た人たちが作業をしている(13日午前、福島県大熊町で、読売ヘリから)=菅野靖撮影

 4年前の東京電力福島第一原発事故で生じた汚染土を中間貯蔵施設に運び込むため、仮置き場からの搬出作業が13日午前、福島県大熊町で始まった。

 同日午後、施設内で汚染土を一時的に集める「保管場」に運び込まれる。

 環境省は今後、同県内43市町村の計7万5000か所以上に仮置きされている汚染土を順次、施設に運び込む予定で、復興の妨げともなっていた汚染土の撤去がようやく動き出す。

 施設は、同町と双葉町沿岸部の計約1600ヘクタールに建設予定。放射性物質の漏出を防ぐ対策を施した貯蔵施設などを整備し、最大2200万立方メートルの汚染土などを最長30年間、保管する。

 搬入開始から1年間は「試験輸送」と位置付け、各市町村から1000立方メートルずつ運び出す。同省などでは、汚染土の放射線量やダンプの運行状況を一元管理して運搬を進める。

 予定地内の地権者は2300人以上に及び、これまでに売買契約を結んだのは1件のみで、確保用地は全体の1%に満たない。全域が放射線量が高い帰還困難区域でもあるため、巨大施設の用地取得、工事はなお難航も予想される。

 一方、この日、同様に「保管場」への搬入が始まる予定だった双葉町は、前日になって、搬入延期を申し入れてきたため、同省は搬入開始を25日に変更した。24日までのお彼岸で墓参りする住民に配慮したものとみられる。


両陛下、宮城県入り=国連防災世界会議に出席
時事通信 3月13日(金)11時53分配信

 天皇、皇后両陛下は13日、第3回国連防災世界会議出席と復興状況視察のため、羽田空港発の特別機で宮城県入りされた。両陛下の同県訪問は昨年7月以来で、東日本大震災後4回目。


<天皇、皇后両陛下>宮城県へ 国連防災会議出席など
毎日新聞 3月13日(金)11時39分配信

 天皇、皇后両陛下は13日午前、第3回国連防災世界会議開会式出席と東日本大震災の復興状況視察のため、羽田空港から特別機で宮城県に向け出発された。両陛下の同県訪問は昨年7月以来で、震災後4度目となる。

 宮内庁によると、両陛下は津波対策などのために造成された岩沼市の「千年希望の丘」で犠牲者の慰霊碑に供花。14日は仙台市で国連防災世界会議に出席する。開会式の前には国連の潘基文(バンキムン)事務総長夫妻と懇談する予定もある。15日は石巻市のかまぼこ工場を視察し、帰京する。【真鍋光之】


中間貯蔵施設へ搬入を開始
2015年3月13日(金)11時31分配信 共同通信

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 中間貯蔵施設建設予定地への除染廃棄物搬出に向けた準備作業=13日午前9時16分、福島県大熊町(共同通信社ヘリから)

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管するため福島県内に建設する中間貯蔵施設をめぐり、政府は13日、建設予定地近くの大熊町の仮置き場からトラックで廃棄物を運び出し、予定地内の保管場に搬入を始めた。

 中間貯蔵施設は福島復興の鍵を握る巨大プロジェクトで、総工費は約1兆1千億円。県内約8万8千カ所に廃棄物が仮置きされた状態の解消が期待されている。しかし用地取得が難航し施設本体の建設時期も不明で、本格的な稼働の見通しは立っていない。

 望月義夫環境相は閣議後の会見で「搬入開始は福島の再生、復興の大きな一歩。受け入れてくれた地元に感謝したい」と述べた。


復興の現状、発信したい=国連防災会議で―山谷防災相
時事通信 3月13日(金)11時13分配信

 山谷えり子防災担当相は13日の閣議後の記者会見で、議長として出席する国連防災世界会議の14日開幕を前に、「東日本大震災からの復興の現状と、わが国の防災技術など(に関し)力強いメッセージを世界に発信したい」と意気込みを語った。 


中間貯蔵稼働「復興のため非常に大事」=望月環境相
時事通信 3月13日(金)11時9分配信

 望月義夫環境相は13日の閣議後記者会見で、中間貯蔵施設への汚染土搬入について「福島の復興復旧にとって非常に大事なことだ。できる限りのことをしていく」と述べた。また、中間貯蔵後の最終処分について「(放射線量の)減衰などさまざまな技術を精査して、今後しっかりと道筋を付ける」と強調した。
 福島県双葉町側の搬入延期については「非常に残念で(仮置き場の関係者らに)迷惑を掛けて大変申し訳ない。(町民や地権者らへの)説明が十分ではなかったのかなと思う」と述べた。 


廃炉円滑化へ会計見直し=経産省
時事通信 3月13日(金)11時3分配信

 経済産業省は13日、電力会社が原発を廃炉にする際、一度に巨額の損失を計上しなくても済むように会計制度を改正したと発表した。損失を10年で分割処理できるように見直し、老朽化した原発の円滑な廃炉を後押しする。
 政府は、老朽化した原発の廃炉を進めることで、原発依存度を減らす方針だ。しかし、現在の制度では、廃炉決定に伴い発電用タービンや核燃料などの資産価値がゼロになる。運転開始から40年前後の原発を廃炉にする場合、1基当たり約210億円の損失を一括計上する必要があり、電力会社が廃炉決定をためらう懸念がある。 


<大友克洋>前へ願い 仙台空港レリーフ除幕
河北新報 3月13日(金)10時40分配信

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仙台空港でお披露目された巨大な陶板レリーフ

  名取市の仙台空港ターミナルビル1階国際線ロビーに、人気漫画家大友克洋さん(登米市出身)の大型陶板レリーフが設置され、12日に除幕式があった。架空の童子が風神、雷神を従え荒波に向かう姿を描いた巨大作品が、外国人観光客らを出迎えた。

  作品名は「金華童子風神雷神ヲ従エテ波濤(はとう)ヲ越ユルノ図」。横8.7メートル、高さ2.8メートルの大きさ。

  空港や駅にアート作品を寄贈している日本交通文化協会(東京)の提案を大友さんが快諾。大友さんの原画を基に、静岡県の工房が約11カ月かけて制作した。

  除幕式には関係者約40人が出席。大友さんは「東日本大震災をきっかけに、前に進もうという願いを込めた。立体感のあるレリーフに仕上がった」と話した。

  村井嘉浩知事は「復興への思いが力強く表現された。大友さんは海外でも人気が高く、外国人にも喜んでもらえる」と謝意を述べた。


阪神大震災対応なお重視=安倍首相
時事通信 3月13日(金)10時32分配信

 安倍晋三首相は13日の衆院予算委員会で、今年1月に20年が経過した阪神・淡路大震災の対応について「被災者の高齢化が進み、心のケアや高齢者の自立支援などの課題が残されている。引き続き被災者に寄り添いながら、関係自治体や関係省庁と連携して生活支援に取り組んでいくことが重要だ」と述べた。公明党の浮島智子氏への答弁。
 浮島氏が神戸訪問を要請したのに対し、首相は「機会を捉えて、ぜひ被災地を訪れて哀悼の誠をささげたい」と前向きな姿勢を示した。 


双葉町は25日に延期=中間貯蔵施設への汚染土搬入―望月環境相
時事通信 3月13日(金)9時23分配信

 望月義夫環境相は13日午前の閣議後記者会見で、東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土などの中間貯蔵施設(福島県大熊、双葉両町)への搬入について、双葉町側への運び込みを25日に延期すると発表した。町内の調整がつかなかったためという。 
<東日本大震災4年> 報道されない「マイナー被災地」のいま
THE PAGE 3月13日(金)8時0分配信

 東日本大震災から丸4年となる3月11日、全国で震災を異例する追悼式典が開かれました。県単位ではもっとも大きな犠牲者数を出した宮城県の沿岸13市町だけでも、約1万3200人が自治体の主催する異例式典に参列し、哀悼の意をささげました。

【動画】復興はどこまで進んだか? マルチコプターから見る気仙沼

 津波で約4000人が犠牲となった宮城県石巻市では式典に約1000人が参列し、市内6か所に設けられた献花台には、計2200人が献花を行いました。一方、津波で74人の児童と10人の教師らが犠牲となった同市立大川小学校の旧校舎では、遺族会主催の慰霊式典が行われ、遺族や卒業生、地域の人々約200人が参加しました。

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[写真]震災から4年となる3月11日、宮城県石巻市の大川小学校では慰霊式典が行われ、2時46分に合わせて、防災無線からサイレンが鳴るなか、参列者たちが黙祷を捧げる

「ブランド被災地」の陰に隠れ……
 震災から5年目に入り、メディアから伝えられる現地の情報は徐々に減ってきています。そうした中でも、陸前高田、気仙沼、南三陸、石巻、南相馬など、今も関心の高い被災自治体がある一方で、なかなか大きく取り上げられない被災地もあり、その差は顕著です。

 社会学者の開沼博さんは、震災によって関心が集まるようになった「ブランド被災地」とそれ以外の自治体の分化が、震災から1年経った頃から顕在化し、そのことで「ブランド被災地以外の課題を覆い隠してしまう危険性がある」と2013年段階で指摘しました。

 ジャーナリストの亀松太郎さんは、そんなブランド被災地以外の地域を「マイナー被災地」と呼びます。

「単純に被災地と言っても、被災の状況はバラバラ。津波で深刻な打撃を受けた地域もあれば、原発事故の影響を受けた地域もあります。同じ自治体の中でも、モザイク状に被災の状況が違っています。そうした複合的な状況を抱えながら、詳しい情報がその地域以外になかなか伝わっていないのを見て、記事を編集するときの見出しに『マイナー被災地』とつけたのが最初です」

産業振興が課題:岩手県野田村
 県との合同追悼式が行われた岩手県野田村は、町の中心地が津波で浸水し、沿岸の住宅479棟 が全半壊、39人の村民が犠牲となりました。現在、防災を基本とした土地整備を中心に復興計画 が進められています。

 40年近くにわたり村議を務めている宇部武則さん(73)は、「復興は着実に進んでいる」と分析します。2013年には、NHKの朝の連続テレビ小説『あまちゃん』が人気となり、舞台のロケ地の一つでもある野田村に、ドラマを見てファンになった観光客が訪れるようにもなりました。

「震災後の支援ボランティアや『あまちゃん』ファンによって、目に見えるように多くの人が村の外から人が訪れるようになった」(宇部さん)

 野田村にとって、これからの最大の課題は産業振興です。現在の人口は約4500人。震災前に比べて、およそ150人減ったことになりますが、人口流出に歯止めをかけるためにも、産業振興による地域の活性化は不可欠です。

「震災によって自宅を失った人だけでなく、若い人などが仕事を求めて北にある久慈市や内陸の盛岡市へと移ってしまった。しかし、2013年から2015年で、約250人も村民が増えているのです。復興が進み、住む場所や仕事があれば、人は戻ってくとわかりました。けれど、産業振興に明るい展望はありません」と宇部さん。効果的な具体策が見出せていない町の現状です。

 震災前に抱えていた課題が、震災によって更に表面化した被災自治体ですが、「ブランド被災地」などでは、震災観光ツアーやコンパクトシティ構想などによって、震災によってできた外部との連携を有効に使いながら・大胆な町の改革が試みられています。しかし、「マイナー被災地」では、そもそも外部との連携も少なく、震災復興と震災以前の課題克服を一挙に進めるような手法が取りにくいのです。

 福島県浜通りにある広野町は、津波や地震の影響で2人が死亡し1人が行方不明。300以上の住宅が全半壊となりました。

 さらに深刻だったのは、東京電力・福島第一原発の事故の影響です。福島第一原発から30キロ圏内、第二原発から10キロ圏内にある広野町は、避難指示対象地域となり、多くの住人が町外に避難しました。震災前は約5500人が広野町で暮らしていましたが、今年1月末現在で約3分の1となる1800人が町に戻り、約3000人が週に1度以上、日中を広野町で過ごしていると町は考えています。

「日中、約3000人の町民が町で生活し、原発作業や除染作業のために広野町で長期宿泊する人などが約3000人、合計で震災以前よりも多い6000人が広野町で生活を営んでいる計算になります」

 そう分析するのは遠藤智町長。まずは生活インフラである商業施設などが再開し、今いる町民の生活負担を軽減させることが優先事項と言います。その一方で、町外に住む町民のうち、約4割が健康を不安視し、3割が放射線量を心配している姿が、町の住民アンケートから浮き彫りになりました。

「町外に避難している皆さんには、帰還を無理強いするようなことは絶対にできません。町内のほとんどは除染活動などによって放射線量も低く抑えられており、引き続き住民の皆さんが安心できるような取り組みを進めて行くと同時に、町からの情報発信を積極的に行って行きたいと思っています」

 広野町は南のいわき市、北の楢葉町や富岡町といった「ブランド被災地」に挟まれているため、メディアで取り上げられる機会が少なくなると遠藤町長は危惧しています。

「そのためメディアの取材を積極的に受け、少しでも広野町の情報が町外に発信されるようにしています」

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[写真]震災前には160人が暮らしていた女川町の御前浜地区。ここに積み上げられた土砂は、この集落の復旧工事に使うのではなく、市街地造成の土盛などで使われるもので、一時的にこの集落に保管されるために積み上げられている。御前浜地区の高台造成が完成し、地域の人たちが戻れるのは、2016年末の予定

存続の危機:三陸沿岸の集落
 宮城県女川町も震災で関心を集める「ブランド被災地」と言えるでしょう。しかし、そんな女川の中にも「マイナー被災地」は存在しています。

 女川の市街地から沿岸を車で15分ほど走ると、御前浜という集落に到着します。震災前には160人の住人がいましたが、津波の犠牲にならなかった家屋・建物はたった2軒だけ(津波による犠牲は13人)。復興計画が進んでも、この集落に戻って住むという意思を示しているのは、今いる3世帯を含めて14世帯のみです。漁業を営んでいる人たちを中心に、コンパクトシティとして生まれ変わる市街地ではなく、この小さな集落に残るのだそうです。

 リアス式海岸が続く宮城県・岩手県の三陸地方には、震災前にこの御前浜と同じように小さな集落が数え切れないほど点在していました。そうした小さな集落は、いま存続の危機を迎えています。1次産業の担い手が減少していることに加えて、震災の被害が大きな影を落としているのです。

 被災地から離れたところから震災の情報を受けていると、どうしても先行する中心地の復興やブランド被災地の現状ばかりが目につきます。その裏にある、様々な厳しい課題を抱えるマイナー被災地の現状が覆い隠されてしまっているのは、開沼博さんの指摘通りです。

 3月12日は、東日本大震災の翌日、長野県栄村が震度6強という長野県北部地震に襲われた日です。3人が犠牲になり、約200戸の家屋が全半壊。現在、すでに仮設住宅などの避難者はいませんが、自宅再建が適わなかった村民など53人が、災害村営住宅で暮らしています。

 被災地以外で情報を受ける私たちが、まだまだ厳しい状況にある被災地を見守るように関心を持ち続ける事が震災を風化させないために大切です。

(渡部真/フリーランス編集者)


4年ぶりの鉄路、まもなく JR石巻線で試運転
産経新聞 3月13日(金)7時55分配信

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すでに営業運転が再開されている浦宿駅の手前には車止めが置かれ、試運転列車は女川駅までの区間を往復していた=宮城県女川町(大西史朗撮影)(写真:産経新聞)

 東日本大震災の影響により不通となっている宮城県女川町のJR石巻線浦宿(うらしゅく)-女川間(2・3キロ)で、今月21日の運転再開に向け、試運転が行われている。試運転では、2両編成の列車が汽笛を鳴らしながらゆっくりと走行。列車は、現在の終点である浦宿駅に設置された車止めと、その先の女川までの間の往復を繰り返していた。

 津波で被災した女川駅は震災前より約200メートル内陸側に移設、ルートが一部変更される。石巻線は、浦宿-女川間の開通で全線開通となる。


除染作業手当不払いか 下請け業者が刑事告訴検討 福島・浪江
産経新聞 3月13日(金)7時55分配信

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除染作業をめぐる手当支給の流れ(写真:産経新聞)

 東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染作業で、作業員に一律支給される特殊勤務手当が支払われなかったなどとして、東京都港区の建設大手「安藤・間」(安藤ハザマ)に対し、下請けとなった「海渡建設」(横浜市)が捜査当局への刑事告訴を検討していることが12日、関係者への取材で分かった。

 特殊勤務手当は、環境省発注の除染工事に携わる作業員に国が支払う1人1日最大1万円の報酬。受注業者から作業員に支払われないことが問題化していたが、刑事事件に発展すれば珍しいケースとなる。

 問題の工事は環境省が平成25年度に発注した福島県浪江町の除染作業。安藤ハザマを中心とする4社の共同企業体(JV)が約49億円で受注し、下請け受注した東京都荒川区の建設会社を通じ、海渡建設が2次下請けとして加わった。

 同社によると26年2~4月、作業員7~20人を集め、同町酒田地区で草刈りや枝打ちなどの作業を行った。同社は約1570万円で請負契約を結んだが、その中に特殊勤務手当は含まれていなかった。同社は作業員の賃金に1日1万円の手当分を上乗せして支払ったが、工事終了後も計約762万円の手当は支払われないままだという。

 安藤ハザマが作成し、下請けに示した見積条件書には「特殊作業手当は別途計上」「人員数は業務完了後に精算」と記載されていた。環境省福島環境再生事務所によると、他の作業も合わせた工事全体で計約5億6500万円の特殊勤務手当が安藤ハザマ側へ支払われたという。産経新聞の取材に対し、1次下請け会社は「契約内容に特殊勤務手当は明記されていないが、支払い分に含まれていると認識している」と説明。安藤ハザマは「海渡建設との関連でトラブルが生じたので、元請けの責任として解決金300万円を支払って解決した。特殊勤務手当は正当に支払われたことを確認した」としている。


子供にエール 仙台空港に大友克洋さん陶板レリーフ
産経新聞 3月13日(金)7時55分配信

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仙台空港国際線ロビーに設置された大友克洋さんの原画をもとにした陶板レリーフ=12日、宮城県名取市(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 世界的にヒットした「AKIRA」などの作品で知られる宮城県登米市出身の漫画家、大友克洋さん(60)が原画を描いた陶板レリーフが同県名取市の仙台空港に設置され、12日、除幕式が行われた。

 東日本大震災の被災地にエールを送ろうと制作。幅約8・7メートル、高さ約2・8メートルで、タイトルは「金華童子風神雷神ヲ従エテ波濤(ハトウ)ヲ越ユルノ図」と名付けた。ロボットのような魚にまたがった少年が風神と雷神を引き連れ、荒波を乗り越える様子を描いたという。

 除幕式に出席した大友さんは「子供たちに触ってもらい、震災を語りつないでほしい」と話した。


<福島県>県外小中学校と高校に往復バス代半額補助
毎日新聞 3月13日(金)7時30分配信

 福島県が、同県で教育旅行をする県外の小中学校と高校に対し、来年度から、往復のバス代を半額補助すると決めたことが12日分かった。東日本大震災の復興状況を見てもらい、風評被害の払拭(ふっしょく)を狙う。

 震災後に初めて県内を訪れる学校への補助の上限額はバス1台5万円、1校20万円。2度目以上の学校については1台2万5000円、1校10万円を上限とした。

 学校主催の修学旅行や林間学校などの教育旅行で、県内で1泊以上宿泊することが条件。4月中にも募集を始める。【岡田英】


汚染土搬入、午後開始=福島の中間貯蔵施設―環境省
時事通信 3月13日(金)6時2分配信

 環境省は13日、東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土などの中間貯蔵施設(福島県大熊、双葉両町)への搬入を開始する。同日午前、両町内にある仮置き場からの搬出作業に着手。汚染土が詰め込まれた袋をトラックに積み、午後に施設の建設地内に設けた「保管場」に運び入れる。
 中間貯蔵施設は、両町にまたがる約16平方キロの土地に建設予定。政府は、施設に汚染土や焼却灰などを最長30年間貯蔵する方針で、最大2200万立方メートルの保管を想定している。
 施設建設により、汚染土が福島県内各地に仮置きされている状態の解消に期待がかかる。ただ、地権者との建設用地の取得交渉は難航しており、汚染土の搬入が完了するのは数年後の見通しだ。 


<みなし仮設住宅>住み替え対応バラバラ 6~130件
毎日新聞 3月13日(金)6時1分配信

 東京電力福島第1原発事故で福島県外に出た避難者が「みなし仮設住宅」の住み替えを求めた場合、避難先の自治体によって対応が大きく異なることが毎日新聞の情報公開請求で開示された文書などで分かった。認めた件数は首都圏1都2県の判明分が6~10件なのに対し、新潟県は130件に上る。避難長期化に伴い住み替えの要望は強いが、福島県内に戻る場合を除き、国は原則認めていない。そのうえ「例外」の運用が異なるため、避難者は不信感を募らせている。

 みなし仮設住宅の住み替えについて、法令に規定はない。政府は2012年5月に「一時的な居住の安定が目的で、転居先は恒久的住宅を想定しており、やむを得ない場合を除き認めない」との見解を示した。一方で福島県への帰還促進の観点から、同県内の建設型仮設住宅の空き部屋への転居は認められている。

 毎日新聞は避難者を多く受け入れている東京、埼玉、神奈川、山形、新潟の1都4県に情報公開請求し、住み替えに関する福島県との協議内容を記した文書を入手した。福島県は「住み替えは避難先の判断」としているが、災害救助法では被災県の知事が仮設住宅を供与する形のため、福島県との協議が慣例化している。

 開示文書などによると、山形県は12年9月、例外的に住み替えを認める基準を発表。(1)健康上の理由(2)家主の都合(3)家族が増えて生活に支障を来す(4)居住継続によって著しい不利益や危険がある場合--に福島県と協議して認めるとした。東京都も13年1月、(3)を除いてほぼ同様の基準を作成した。

 しかし、運用は大きく違い、山形県は通常認められない近所トラブルが主な原因とみられる場合でも、家主の希望や医師の診断書があることを付記し「居住継続は困難」との判断を示した文書を福島県に送るなど積極的に認めている。さらに現在は、家主都合や健康上の理由が裏付けられる場合、協議をせずに認めている。一方、東京都は請求文書の大半が非開示で正確な実態は不明だが、基準に該当すると判断した場合のみ福島県と協議している。

 埼玉県は要望があれば原則的に福島県と協議し、判断も委ねている。一方、新潟県は「福島県の考えに沿って」とするものの、実際には認める場合の大半は協議せず、協議するのは判断に迷ったケースのみで、6件だけ。開示資料からは、認めた件数が多い理由は分からない。神奈川県は認めた6件のうち4件は家主都合で協議せず、残る2件は協議していた。

 みなし仮設住宅の住み替えを巡っては、全国知事会や山形県などが柔軟な運用を認めるよう国に求めている。また、日本弁護士連合会は昨年7月、生活実態などに合わせて弾力的に転居を認めるよう求める意見書を提出している。【日野行介、町田徳丈】

 ◇みなし仮設住宅

 災害救助法に基づく応急仮設住宅のうち、民間賃貸住宅や公営住宅などを借り上げて被災者に無償提供するもの。東日本大震災では当初は厚生労働省、2013年10月からは内閣府が所管し、15年1月1日現在で全国4万8524戸に11万6702人が入居。応急仮設全体の約55%に当たる。入居期間は原則2年間だが、激甚な災害の場合は1年ごとの延長が可能。福島第1原発事故の県外避難者の場合、家賃は避難先の都道府県から被災県に請求しているが、実質的には全額が国庫負担となる。


「津波警戒域」の指定進まず…地価下落など懸念
読売新聞 3月13日(金)3時0分配信

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読売新聞

 東日本大震災の経験を踏まえて制定された津波防災地域づくり法に基づき、大きな被害が見込まれる「津波災害警戒区域」を指定した都道府県は徳島県のみで、指定の前提となる浸水想定も、対象39都道府県のうち20都道府県が行っていないことが読売新聞の調査でわかった。

 背景には地価下落やイメージ悪化への懸念が住民や自治体に根強いことがあるが、専門家には「発生してからでは遅い」と、早期の取り組みを促す声も多い。

 想定外の津波で多数の死者・行方不明者を出した震災を教訓に、同法は自治体に「最大クラスの津波が、満潮などの悪条件下で発生」することを想定し、対策を取るよう求めている。都道府県はこうした悪条件下での浸水想定を行い、大きな被害が予想される「津波災害警戒区域」と、さらに危険性が高い「津波災害特別警戒区域」を指定する。


復興祈る燈明祭…長野・栄村
読売新聞 3月13日(金)0時16分配信

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「3・12」の文字にろうそくがともされた燈明祭(12日、長野県栄村で)

 東日本大震災翌日に起きた長野県北部地震で、震度6強の揺れに襲われた同県栄村で12日、復興を祈願して明かりをともす「3・12燈明(とうみょう)祭」が開かれた。

 村の中心にあるJR森宮野原駅周辺には高さ約8メートルの雪山が作られた。午後6時過ぎ、雪山に彫った「3・12」の文字に沿って並べたろうそくや、周囲に置かれた灯明がともされ、島田茂樹村長や住民約100人が、避難生活中に亡くなった3人に黙とうをささげた。

 村は地震で694棟が損壊し、人口の8割にあたる1787人が一時、避難所生活を余儀なくされた。地震以降の4年間で、42世帯が村から離れるなど過疎化が進行し、高齢化率も48%に上る。

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