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2015年3月29日 (日)

独ジャーマンウイングス150人乗りエアバスA320墜落のニュース・8

引き続き、スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフへ向かっていた独ジャーマンウイングスのエアバスA320型機(乗客144人、乗員6人)が24日、フランス南部の山岳地帯に墜落したニュースを伝達します。
ジャーマンウイングスは独ルフトハンザ航空傘下の格安航空会社(LCC)。

フランス内務省によると、墜落した航空機の残骸すでに発見されており、救助活動に入っていると報じられているが、オランド仏大統領は、全員の生存が絶望視されると発表した。

事故の詳細はまだ明らかではないが、今回の事故と同型の、エアバスインダストリー製のA320型機は、民間輸送機として世界で初めて電気信号による操縦指示(フライ・バイ・ワイヤ)を採用した機体で、最近では昨年12月28日に162人が乗ったエアアジアの同型機が悪天候の影響によると見られる理由でインドネシア沖に墜落する事故が起きたほか、時就航直後の1988年にエールフランス機がフランス・アブゼム空港でデモフライト中に墜落したのを皮切りに、1990年にはインディアン航空機がインド・バンガロール(ベンガルール)で、1992年にエールアンテール機がフランス・ストラスブールで、2006年にはアルマビア航空機がロシア・ソチでそれぞれ墜落するなど、これまでに操縦系統のトラブルによる多数の重大事故を起こしている。

リンク:ドイツ機墜落、欧州航空会社の適性検査の抜け穴が浮き彫りに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ルフトハンザ、墜落事故を受けコックピットの新手順導入--認定乗員2人常駐 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独墜落機の副操縦士、病隠して勤務-守秘義務で企業知り得ず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士の謎の行動、考えられる5つの仮説 ドイツ機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ルフトハンザに巨額の賠償請求も-子会社機の墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ドアを開けろ」機長が絶叫 墜落直前の様子が明らかに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:機長「ドアを開けろ」と絶叫、おのでたたく音も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独墜落機の副操縦士、視覚障害の検査受けていた=関係者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:コンピューターが操縦桿を握る時 --- 長谷川 良 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ機墜落、犠牲者78人のDNA採取 「前例ない」捜索続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機墜落 副操縦士、網膜剥離の可能性 独紙報道 6月の健康診断で不適格の恐れ? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スイス航空会社でコックピットの安全規則を変更…ドイツ機墜落を受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落直前、機内は 副操縦士「トイレ行っていいですよ」機長絶叫「開けろ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落独機副操縦士 現場上空グライダーで飛行 精神疾患薬を押収 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「トイレどうぞ」で一転=怒鳴る機長、乗客の悲鳴も―操縦室内の状況明らかに・独機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【コラム】本当に副操縦士が150人殺したのか-バーシドスキー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:網膜はく離の可能性と報道 - 速報:@niftyニュース.
リンク:犠牲者78人のDNA確保=仏当局、身元確認急ぐ―独機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士父、現場付近で「ぼうぜん」…村長語る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独機墜落>副操縦士、視覚に問題か 米紙報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:佐藤さん家族、墜落現場で「1日も早く捜索を」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ドア開けろ」機長絶叫 - 速報:@niftyニュース.
リンク:佐藤さん家族ら現地訪問 - 速報:@niftyニュース.
リンク:副操縦士、網膜剥離患い悩んでいた?…独紙報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:操縦室の「常時2人制」導入が加速、独機墜落受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ドアを開けろ」 墜落ドイツ機の機長が絶叫 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士のアパートでうつ治療薬を押収か 独機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:旅客機墜落、佐藤さん家族南仏に - 速報:@niftyニュース.
リンク:墜落ドイツ機、副操縦士の自宅から精神疾患の治療薬 独紙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機墜落の副操縦士“視力”に問題か「健康上の理由で夢閉ざされたため…」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士、墜落現場に思い入れ? 独機の遺体収容本格化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「現場付近訪れていた」=少年時代の独副操縦士―仏報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:視力の治療も希望=独墜落機の副操縦士―米紙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士の遺体の一部発見 - 速報:@niftyニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ドイツ機墜落、欧州航空会社の適性検査の抜け穴が浮き彫りに
Bloomberg 3月30日(月)16時17分配信

  (ブルームバーグ):独ルフトハンザグループなどの欧州航空会社の乗務員は域外の一部の国では義務付けられている精神面の適性検査を繰り返し受ける必要がなく、精神疾患に関しては医師が健康診断で発見するか、パイロットの自己申告に任せてきた。

フランスの山腹に機体を墜落させ、乗員乗客149人を死亡させたとされるルフトハンザ傘下ジャーマンウイングスのパイロットは、採用プロセスの一環として精神面の適性検査を受けただけだった。それ以降、このパイロットは上司に医師の診断を隠し、墜落当日も勤務に適さない状況にあったとみられている。

ドイツの航空医学関連団体のアンドレアス・アドリアン氏は「隠そうと思えば、うまく隠せる可能性は高いだろう」と語った。

原題:Lufthansa Tragedy Reveals European Loophole Over Pilot
Screening(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Richard Weiss ,rweiss5@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Benedikt Kammel
Christopher Jasper ,bkammel@bloomberg.net


ルフトハンザ、墜落事故を受けコックピットの新手順導入--認定乗員2人常駐
マイナビニュース 3月30日(月)13時36分配信

ドイチェ ルフトハンザAG(以下、ルフトハンザ グループ)傘下の航空各社は3月30日、ドイツ連邦航空局ならびに国内航空各社、ドイツ航空協会(BDL)と協力し、危険を未然に防ぐための措置として新たなコックピット使用手順を導入することを発表した。

今回の対応は、搭乗者150人全員が死亡した、同グループの低コスト航空会社(LCC)ジャーマンウィングスの4U9525便墜落事故を契機にしたもの。新たな手順では、フライト中はコックピットに認定を受けた乗員2人が常駐することが義務付けられている。同グループの旅客航空会社は各国航空当局との協議を行い、可能な限り速やかに新たな手順を導入していくという。

加えて、同グループは安全体制も改善する。メンバー航空会社それぞれの「セーフティー・パイロット」に加え、別途発表するまでの間、新ポスト「グループ・セーフティー・パイロット」を設置。新ポストにはウェルナー・マース機長が即時就任し、現在務めるルフトハンザ ドイツ航空の「セーフティー・パイロット」と兼務する。

マース機長は、全てのフライトの安全に関わる手順の検討と一層の改善について、グループ全体にわたる責務を負う。また、新たな権限に基づき、同グループCEOのカールステン・シュポア氏に対して直接報告を行うとしている。


独墜落機の副操縦士、病隠して勤務-守秘義務で企業知り得ず
Bloomberg 3月30日(月)13時18分配信

  (ブルームバーグ):独ジャーマンウイングス9525便の操縦室に独り残ったアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)は、致命的となりかねない秘密を隠していた。

同機がフランスのアルプス山中に墜落した当日、ルビッツ副操縦士は「勤務に適さない」とする医師の診断を無視し、乗客・乗員150人全員死亡という同社と親会社のルフトハンザ航空にとって最悪の航空事故につながった一連の出来事を引き起こした疑いが持たれている。

厳しい医療プライバシーの法律によって、航空機を急降下させたルビッツ副操縦士の心に潜んだ危険の可能性に企業は気付いていなかったようだ。医療情報を保護し、患者が安心して医師に相談できるようにするために作成された守秘義務のルールでは、当局や企業に危険をもたらしかねない診断結果を開示する責任は患者にある。

今回の悲劇の結果、そうした守秘義務のルールがどのように変わり得るか、また医療記録が特定の場合に企業と共有されるべきかどうかをめぐり議論が高まりつつある。それと同時にルビッツ副操縦士が一定期間にわたり飛行訓練を中断していたことについても疑問が浮上している。パイロット資格取得が遅れる原因となった中断の理由はルフトハンザに開示されていない。

ヘイズタックス・テクノロジー(ロサンゼルス)のブライアン・ウェア最高技術責任者(CTO)は、「企業が医療記録といった個人情報をより簡単に入手できるようにすることに関する政治的議論はもろ刃の剣だ」と語る。「昇進を決める場合などに医療記録が調べられることを従業員が知ったり、そう考えたりすれば、専門家の助けを求めにくくなる」ためだと説明している。

原題:Medical Privacy Rules Let Germanwings Co-Pilot Conceal
Illness(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Richard Weiss ;ベルリン Karin Matussek ;ハンブルグ Nicholas Brautlecht
,rweiss5@bloomberg.net,kmatussek@bloomberg.net,nbrautlecht@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Angela Cullen ;
Benedikt Kammel
Chad Thomas ,acullen8@bloomberg.net,bkammel@bloomberg.net


副操縦士の謎の行動、考えられる5つの仮説 ドイツ機墜落
AFP=時事 3月30日(月)12時49分配信

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2009年にドイツ北部ハンブルクで開催されたマラソン大会に出場した、独格安航空会社ジャーマンウイングス9525便のアンドレアス・ルビッツ副操縦士(2009年9月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】仏アルプス(French Alps)で24日に起きたドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の墜落で、同機を故意に山腹に激突させた疑いが持たれているアンドレアス・ルビッツ(Andreas Luiz)副操縦士(27)の行動を説明するものとして飛び交っている仮説の一部を紹介する。

独機「意図的墜落」の副操縦士、パイロットが夢だった好青年

■精神上の問題? 

 ドイツメディアは、ルビッツ副操縦士が深刻なうつ病に悩まされていたと報じているが、その真偽は今のところ確認されていない。独検察当局は27日、ルビッツ副操縦士の自宅を家宅捜索した結果、「副操縦士が病気であったことと、必要な治療方法を示す」医療関係の書類が発見されたと発表したが、病名は公表していない。独検察当局はまた、墜落当日のものを含む病欠用書類が引き裂かれた状態で見つかったと発表。こうした証拠が、ルビッツ副操縦士が病気であることを会社に隠していた事実を裏付けているとしている。

 ドイツ紙ウェルト日曜版(Welt am Sonntag)によると、副操縦士が住んでいたドイツ西部デュッセルドルフ(Duesseldorf)の住宅から、精神疾患の治療薬が見つかった。また、独大衆紙ビルト(Bild)は、ドイツ航空規制当局の資料を基に、ルビッツ副操縦士が「深刻なうつ」で2009年に精神医学的な治療を受け、その後も医師によるサポートを受けていたと伝えた。

■恋愛関係の悩み? 

 ビルト紙は27日、治安関係者の証言として、ルビッツ副操縦士が恋人と「恋愛関係上の深刻な危機」を抱えていたと伝えたが、この情報の確認はとれていない。同紙はさらに29日、情報筋の詳細を伏せた上で、副操縦士がデュッセルドルフで同居していた恋人が妊娠していた可能性があると報じた。この報道の真偽もまだ確認されていない。

■視力の問題? 

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とビルト紙は、ルビッツ副操縦士が視力の問題を抱え治療を受けていたと報じた。一方、それが心因性によるものかどうかは分からないとされ、ビルト紙は網膜剥離の可能性も指摘している。これらの報道の真偽は確認されていない。

■操縦資格の更新拒否を恐れ? 

 ビルト紙は28日、ルビッツ副操縦士の操縦資格が6月に更新時期を迎えることになっていたと報じた。この報道の真偽も確認はとれていないが、資格が更新されないことを同副操縦士が恐れていた可能性を同紙は指摘している。

■有名になるため? 

 ビルト紙は28日、副操縦士と昨年恋愛関係にあったという客室乗務員の女性の話として、副操縦士が自分の名を歴史に残したいという旨の発言をしていたと報じた。同紙によると、副操縦士は女性に「いつか体制全体を変える何かをするつもりだ。皆が僕の名を知り、記憶するようになるだろう」と語ったという。

 デュッセルドルフの検察当局は27日の発表で、ルビッツ副操縦士による遺書や自白、または「政治的・宗教的」な動機を示す物は見つかっていないと述べている。【翻訳編集】 AFPBB News


ルフトハンザに巨額の賠償請求も-子会社機の墜落
ウォール・ストリート・ジャーナル 3月30日(月)12時12分配信

 【ロンドン】独ルフトハンザ航空の格安航空子会社ジャーマンウィングス機の墜落事故について、航空機事故に精通している弁護士は、副操縦士が意図的に墜落させたとみられる異例の事故ではあっても、航空会社や保険会社が過失による賠償請求を免れるとは限らないとの見方を示している。

 副操縦士は、うつ病に罹っていたことを会社に隠していたとされるが、ルフトハンザと、同機の保険を引き受けていた保険会社は巨額の賠償請求を受ける可能性があるという。航空機事故の係争を扱う法律事務所ポデュハースト・オーセックのパートナーであるスティーブン・マークス氏は「航空会社は、過失がなかったことを証明できない限り、無限責任を負う」と語る。今回の事故では乗員・乗客の全員150人が死亡している。

 マークス氏は「会社側が副操縦士の精神状態を十分に観察していなかったという問題はさておき、コックピットの常時2人体制を採用していたならば事故を未然に防げた可能性がある」と指摘する。事故機では、副操縦士が操縦室の外に出た機長を締め出したまま機体を降下させアルプス山脈に激突させたもようだ。欧州連合(EU)の規定では操縦席に2人の操縦士を常駐させることを義務付けていない。

 クリフォード法律事務所のケビン・ダーキン氏は賠償金について、犠牲者の家族は国際ルールに基づき1人当たりおよそ15万ドル(約1800万円)超を得ることができる。ただそれを受け取っても、家族はそれ以上の賠償金を請求できる。ルフトハンザは27日、犠牲者の家族に当初賠償金として1人当たり5万ユーロ(約650万円)を支払う意向を明らかにした。ダーキン氏によると、航空会社は係争が長引き会社の評判を傷付けるのを避けるため、早期決着を図る傾向があるとし、墜落事故で遺族が数百万ドルを受け取ったケースもあるという。

 ルフトハンザは、労働争議やリストラの最中で財務目標を達成するのに四苦八苦している。自力では賠償金を支払えそうもなく、同機の保険を引き受けた独保険大手アリアンツが負担することになる。アリアンツは、保険金支払い額がどの程度になり、そのうちどのくらいを再保険に回しているのかなど、詳細は明らかにしないとしている。


「ドアを開けろ」機長が絶叫 墜落直前の様子が明らかに
CNN.co.jp 3月30日(月)10時43分配信

(CNN) ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングス機がフランス南部の山中に墜落した件で、ドイツ大衆紙ビルトは29日、操縦室の音声を記録したボイスレコーダーに、操縦室から閉め出された機長がアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)に向かって「頼むからこのドアを開けてくれ」と叫ぶ声が収録されていたと伝えた。その13分後、同機はフランスのアルプス山中に墜落した。

捜査当局は、ルビッツ副操縦士が操縦室から機長を閉め出して機体を急降下させ、故意に同機を墜落させたとの見方を強めている。

ボイスレコーダーの録音内容は公開されていない。しかしビルド紙は1時間半分の録音内容に関する記録を入手したと伝えた。内容の信憑(しんぴょう)性についてCNNでは確認できていない。

ビルド紙の報道によれば、パトリック・ソンデンハイマー機長はルビッツ副操縦士との会話の中で、離陸前にトイレに行けなかったとこぼしていた。これに対してルビッツ副操縦士は、いつでもどうぞと応じている。

同機は20分遅れで出発しており、巡航高度に達した後、機長がルビッツ副操縦士に着陸に備えるよう指示した。

その指示に従ったルビッツ副操縦士が、再び機長に「いつでも行って下さい」と促すと、座席を後ろにずらす操作音がして、機長が「引き継ぎをよろしく」と告げた。

午前10時29分、管制塔のレーダーが降下し始めた同機をとらえ、3分後に管制官が連絡を試みた。しかし同機から応答はなく、直後に操縦室内に警報が鳴り響く。

続いてドアを激しくたたく音が響き、機長がルビッツ副操縦士を説得しようとする声と、乗客の悲鳴が聞こえた。

さらに3分が経過。高度7000メートルで大きな金属音が聞こえ、1分半後、さらに2000メートル降下すると「上昇を」と促す警報音が流れる。機長は「このドアを開けろ!」と絶叫した。

10時38分、地上まで4000メートル。まだルビッツ副操縦士の呼吸音が聞こえる。

2分後、右翼が山間部に接触したと思われる物音がして、最後の悲鳴が上がった。

航空専門家によれば、ボイスレコーダーの音声は捜査の鍵を握る極秘情報であり、捜査を終えた時点で最終報告書に一部が盛り込まれることはあっても、当局がそのままの形で一般に公開することはあり得ない。ブラックボックスの内容がこのような形でリークされたのは「信じがたい」という。

フランス航空事故調査局(BEA)は、ビルト紙へのリークに「愕然とした」と話した。

墜落現場では今も捜索が続いており、フライトデータレコーダーはまだ回収されていない。


機長「ドアを開けろ」と絶叫、おのでたたく音も
読売新聞 3月30日(月)10時31分配信

 【ベルリン=工藤武人】ドイツの大衆紙ビルト日曜版は29日、独格安航空会社、ジャーマンウィングスの旅客機がフランス南東部のアルプス山中に墜落する直前、操縦室から閉め出された機長が「ドアを開けろ」などと絶叫する様子が、回収されたボイスレコーダーに記録されていたと伝えた。

 同紙によると、離陸後の操縦室での会話のやりとりでは、機長が出発地のスペイン東部バルセロナでトイレに行きそびれたと伝えたところ、副操縦士のアンドレアス・ルビッツ容疑者(27)が「いつでも操縦を引き継ぐ」などと申し出ていた内容が記録されていた。

 その後、機長が操縦室を離れると、ルビッツ容疑者が操縦室に鍵をかけたため、戻れなくなった機長はドアを開けるように説得を試みた。機長が非常用の金属製おのとみられる物でドアを激しくたたく音なども聞こえたものの、ルビッツ容疑者は無言で応答しなかった。


独墜落機の副操縦士、視覚障害の検査受けていた=関係者
ウォール・ストリート・ジャーナル 3月30日(月)9時17分配信

 【ベルリン】フランスのアルプス山中にドイツの航空会社ジャーマンウィングスの旅客機を故意に墜落させたとみられるアンドレアス・ルビッツ副操縦士が、病院で視覚障害の検査を受けていたことがわかった。捜査に詳しい関係者が明らかにした。

 関係者によると、症状が医師から飛行不適格の診断を受けるほど深刻なものだったかどうかは不明。捜査当局が現在把握しているのはルビッツ氏が眼科医の診察を受けたことと、診察がデュッセルドルフ市内の大学病院で行われたとみられることだけだという。

 捜査当局には大学病院からルビッツ氏の診察記録がまだ届いておらず、ルビッツ氏の視覚障害がどの程度深刻なものだったかは現段階ではわからない、と関係者は話している。

 捜査に詳しい複数の関係者によると、デュッセルドルフにあるルビッツ氏の自宅とドイツ西部モンタバウアーの実家で見つかった証拠から、ルビッツ氏がうつ病の治療を受けていたことと眼科で診察を受けていたことがわかっている。

 大学病院は27日、ルビッツ氏が初めて病院を訪れたのは今年2月で、最後の診察が3月10日だったことを明らかにした上で、診察記録を同日中に検察に提出するとしていた。

 大学病院の広報担当者は患者のプライバシー保護を理由にコメントを控えた。

ルビッツ氏をめぐっては、担当の神経心理学者から事故当日を含む一定期間、勤務しないように勧告を受けていたことが明らかになっている。しかし、ルビッツ氏は勧告を無視し、出勤した。

 ルビッツ氏はうつ病であることを知られないようにしていたが、操縦士として医学的に不適格とされるのではないかとの不安が旅客機墜落という行為を引き起こしたという証拠は出ていない。ルビッツ氏の身体検査証明は7月に更新される予定だった。

 航空会社は操縦士に対し、定期的な健康診断を義務付けており、さらに、操縦技術と心理状態を定期的に確認するための独自の対策を実施している。しかし、飛行するべきではないことを見極めて報告するのは最終的には操縦士任せになっている。


コンピューターが操縦桿を握る時 --- 長谷川 良
アゴラ 3月30日(月)9時10分配信

欧州内の飛行機便は安全だ、と久しく信じられてきたが、24日のドイツ機の墜落事故はその伝説を無残にも消し去ってしまった。スペイン・バルセロナ発ドイツ・デュッセルドルフ行きのドイツのジャーマンウィングス機(エアバスA320、乗客144人、乗員6人)がフランス南東部のアルプス山中に墜落したのだ。

事故の発生を最初に知ったのは“偶然”にも独週刊誌シュピーゲル電子版を読んでいた時だ。なぜ、“偶然”かといえば、シュピーゲル最新号(3月21日号)によれば、昨年11月5日、危うく墜落の危機に直面した飛行機の話が掲載されていたからだ。その状況は今回の事故とかなり酷似しているのだ。そのタイトルはなんと「墜落にプログラムされていた」(Auf Absturz programmiert)というのだ。

独メディアによれば、事故の原因はドイツ機が急に降下を始めたことだ。降下開始8分後、機体はフランスのアルプス山中に墜落した。ちょうど同じことがドイツのルフトハンザ機( LH1829、エアバスA321、乗客109人)に発生しているのだ(ジャーマンウィング社はルフトハンザ・グループの傘下)。シュピーゲル誌のその記事を読んで、「あれ、今回の事故のことではないか」と錯覚を覚えたほどだった。

同記事の概要を紹介する。昨年11月5日、ルフトハンザ機が今回と同じようにスペインの Bilbao発でドイツのミュンヘンに向かっていた。離陸して約15分後、飛行機は上空9500メートルから突然降下を始めた。毎分1000メートルの速さでどんどん下がっていく。パイロットは慌てて飛行機を再度上昇させるためにフライト・ジョイスティック(操縦桿)を後ろに引いたが、機体は反応しない。飛行機はパイロットの意向を無視して降下を続けている。シュピーゲル記者は、「飛行機はコクピットのパイロットの手を離れ、さらに強い力、人間の命令に従わないコンピューターによって操縦されている」とドラマチックに記述している。

幸い、パイロットは最後の手段としてコンピューターのスイッチを切り、手動操縦に切り替え、飛行機を上昇させることに成功したというのだ。危機一髪だったという。飛行機は何もなかったように無事にミュンヘンに到着した。

シュピーゲル誌によると、飛行中の迎角を測量するため飛行機外板に設置されたセンサー(3本)のうち2本が凍り、正常だったセンサーが出すデーターをコンピューターが無視した結果、飛行機は急降下したのではないかと受け取られている。チェコのプラハで4月、航空会社の専門家会議が開催され、そこで11月のエアバスの件について協議されることになっている。

11月と同様、今回の事故は、「なぜ、コンピューターが勝手に降下飛行を始めたのか」が焦点だ。間違った情報をコンピューターに入力したのか、など、さまざまなシナリオが考えられる、ちなみに、事故機を操縦していたパイロットは10年勤務、飛行時間6000時間のベテランだ。パイロットのミスの可能性は考えにくいという。

航空会社、飛行機のタイプ、離陸後想定外の降下飛行など、11月と今回の事故には酷似した点が少なくない。幸い、昨年はパイロットの機転で事故を回避できたが、今回は防ぐことが出来なかった。ブラックボックスが回収されたから、事故の状況が今後、さらに分かるだろう。

パイロットは昔、手動操縦で飛行した。コンピューターが導入された後は手動操縦からコンピューター主導の自動操縦に依存するケースが増えていった。ただし、昨年11月の場合をみても、コンピューター任せの自動操縦に問題が生じた時、パイロットの迅速な対応が不可欠となるわけだ。

今回、犠牲となられた150人の乗客、乗組員には哀悼の意を表したい。


編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2015年3月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』(http://blog.livedoor.jp/wien2006/)をご覧ください。


ドイツ機墜落、犠牲者78人のDNA採取 「前例ない」捜索続く
AFP=時事 3月30日(月)8時49分配信

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仏アルプスのルベルネ近くにあるドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス9525便の墜落現場で作業する憲兵。仏内務省提供(2015年3月26日撮影、同27日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】乗客乗員150人が死亡したドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の墜落で、仏検察当局は29日、仏アルプス(French Alps)の墜落現場から78人分のDNAを採取したと発表した。

【写真5枚】急斜面の現場で続けられる作業

 捜索隊は、遺体の身元確認や遺族への引き渡しの準備を進めるとともに、捜索6日目に入ってもまだ発見されていない第2の「ブラックボックス」であるフライトレコーダー(飛行記録装置)の捜索を続けている。

 同便は時速700キロで山腹に激突したとされており、警察の犯罪研究所幹部パトリック・トゥロン(Patrick Touron)氏は「無傷の遺体は全くない」としている。現場は40~60度の急斜面で、落石の危険もあり、捜索作業の難易度は「前例のない」ものとなっているという。

 現場近くの町では、法医学者、歯科医、警察の身元確認専門家らからなる50人強のチームが、現場で見つかった「400~600個」の遺体断片の確認作業を進めているという。

 トゥロン氏は「大事故では通常、身元確認の90%が歯科記録によって行われる」が、今回の場合はDNAがより大きな役割を担うことになるだろうと語った。

 採取されたDNAサンプルはパリ(Paris)郊外にある別の検査室に送られ、遺族から採取されるサンプルとの比較が今週行われる。【翻訳編集】 AFPBB News


独旅客機墜落 副操縦士、網膜剥離の可能性 独紙報道 6月の健康診断で不適格の恐れ?
産経新聞 3月30日(月)8時41分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングスのエアバスA320機の墜落で、独大衆紙ビルトは30日までに、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が網膜剥離(はくり)を患い、6月に予定されている勤務先の健康診断で、操縦士として不適格と判断される可能性があったと報じた。

 同紙は独当局が家宅捜索で押収した診断書には、墜落が起きた24日を含む今月9~26日が「勤務不可」とされていたとしている。診断書は西部ケルンの病院が発行したもので、捜索時には破られていた。

 また、独西部の地方紙が報じたところでは、副操縦士は西部の別の大学病院の眼科も訪れていた。治療目的ではなく、診察のためだったとしている。これまで副操縦士がこの病院を2月と3月10日に訪れていたことが明らかになっていたが、病院側は精神疾患との関連ではないと説明していた。

 一方、フランス南東部の墜落現場で乗員乗客の遺体の捜索作業を進める仏当局関係者は29日、DPA通信に対し、作業は早ければ週内に完了するとの見通しを示した。当局はその後、捜査のため、機体の回収を進める考えとしている。 


スイス航空会社でコックピットの安全規則を変更…ドイツ機墜落を受け
レスポンス 3月30日(月)8時0分配信

777sws
スイスインターナショナルエアラインズ777-300ER

スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)は3月27日、フランス南東部で起きたジャーマンウィングス機の墜落を受けて、コックピットの安全規則を一部変更すると発表した。

[関連写真]

仏検察当局は、副操縦士が機長をコックピットから締め出した後、意図的に墜落させたとみている。SWISSが定める新規則では、フライト中に運航乗務員2名(機長、副操縦士)のどちらかがコックピットを離れる場合、入れ替わりで客室乗務員1名がコックピットに入り、残った運航乗務員といなければならない。

SWISSはスイスのナショナルエアラインで、ジャーマンウィングスなどとルフトハンザグループの一翼を担う。チューリヒ、ジュネーヴ、バーゼルを拠点とし、49か国106空港に就航。保有機材は95機。社員数は8245人(3月27日現在)。

《レスポンス 日下部みずき》


墜落直前、機内は 副操縦士「トイレ行っていいですよ」機長絶叫「開けろ」
産経新聞 3月30日(月)7時55分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングスのエアバスA320機の墜落で、独大衆紙ビルトは29日、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が機長にトイレに行くよう促して操縦室から閉め出した後、機長が「ドアを開けろ」と絶叫してこじ開けようとするなど、墜落直前の緊迫した機内の状況を報じた。

 ボイスレコーダー(音声記録装置)の内容に基づくとしている。それによると、スペイン・バルセロナを出発後、トイレに行き損ねたと話す機長に対し、いつ行っても構わないと伝えたルビッツ副操縦士は、機体が正規の高度に達すると「もう行っていいですよ」と促した。

 機体は機長が操縦室を離れた後に急降下を始め、乗客から悲鳴が上がった。機長は「頼むからドアを開けてくれ」と副操縦士に求めた後、何らかの道具でドアをこじ開けようとしたとみられ、「金属で打つ」ような複数回の大きな音や、「このドアを開けろ」と叫ぶ声が録音されていた。

 副操縦士については精神疾患が伝えられているが、さらに視力の問題を抱えていた可能性も浮上。同紙は「重い障害」と伝えた上、「操縦士としての適性が危うい」状態だった可能性を指摘した。捜査当局が詳しく調べているという。

 また、同紙は27日、仏捜査関係者の話として、墜落現場で発見された遺体の断片から、DNA鑑定によって副操縦士の遺体の一部が確認されたと伝えた。


墜落独機副操縦士 現場上空グライダーで飛行 精神疾患薬を押収
スポニチアネックス 3月30日(月)7時1分配信

 フランス南部でドイツ旅客機を故意に墜落させた疑いが持たれているアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が、アルプス山中の墜落現場付近の上空をグライダーで飛んでいたことが29日までに分かった。英BBCなどが報じた。訓練生時代の仲間によると、ルビッツ副操縦士は、休日に何度かアルプス上空を飛行していたという。子供の頃、家族とアルプスで休暇を過ごしていたといい、現場付近に土地勘があり、思い入れがあった可能性がある。

 捜査当局は関係先の捜索で、新たに精神疾患の治療薬を押収した。視力悪化に悩んでいたとの情報もあり、苦労して得た操縦士の職を健康上の問題で失うのを恐れ、思い悩んでいたとみられる。

 ルビッツ副操縦士は、2008年に始まった養成訓練を長期間中断。精神的問題が理由と報じられている。訓練を再開して試験に合格後、1年近く客室乗務員を経験してから、13年にようやく副操縦士になった。

 また、ルビッツ副操縦士が、墜落直前に女性関係で悩んでいたとの情報もある。英デーリー・メール紙(電子版)は、ルビッツ副操縦士には結婚を前提に長年交際していた女性教師がいたが、墜落事故の少し前に別れたと報じている。ルビッツ副操縦士の不安定な性格に、女性が恐怖を感じたためとしている。


「トイレどうぞ」で一転=怒鳴る機長、乗客の悲鳴も―操縦室内の状況明らかに・独機
時事通信 3月30日(月)6時33分配信

 【ベルリン時事】フランス南東部で墜落したドイツ旅客機の操縦室内の状況が、独紙ビルトやAFP通信の報道で29日、明らかになってきた。回収されたボイスレコーダーの解析結果に基づくもので、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)に促され機長がトイレに行くため席を立った後、何の変哲もないフライトが一転する様子がうかがえる。
 旅客機は24日午前10時1分、スペイン・バルセロナを離陸。機長は機内放送で、出発が予定より遅れたことをわび、独デュッセルドルフ到着までにできるだけ遅れを取り戻すと伝えた。
 離陸後しばらくは「普通の操縦士同士のやりとり」(仏検察当局者)が続いた。離陸前にトイレへ行く余裕がなかったと話す機長に、副操縦士はいつでも操縦を代わると申し出た。
 旅客機が巡航高度に入ると、機長は副操縦士に着陸の準備を始めるよう指示。副操縦士は短く返答し、確認を済ませると、「もう(トイレに)行って大丈夫です」と伝えた。機長は操縦室を離れた。
 機体が降下を始めたのはその直後。副操縦士が降下ボタンを押したとみられる。仏検察当局者は「この行動は故意としか考えられない。間違って押すことはあり得ないだろう」とみる。
 それから8分間、旅客機は急激に高度を下げた。管制がコンタクトを試みるが、応答はなく、警報音が鳴り響いた。閉め出されて操縦室に戻れず、激しくドアをたたきながら「開けろ」と怒鳴る機長の声。乗客の叫び声も交ざる。副操縦士は一言も発することなく、聞こえるのは呼吸の音だけ。レコーダーに残された最後の音声は、乗客の悲鳴だった。 


【コラム】本当に副操縦士が150人殺したのか-バーシドスキー
Bloomberg 3月30日(月)6時31分配信

  (ブルームバーグ):ジャーマンウィングスの副操縦士、アンドレアス・ルビッツ氏が意図的に9525便をフランスの山間部に墜落させたとして、世界中のニュースメディアが一斉に同氏を集中攻撃している。

「アンドレアス・ルビッツ27歳、正気を失ったパイロット」とドイツの大衆紙ビルトは一面に大見出しを掲げた。「操縦室の殺人犯」と表現したのはロンドンのデーリー・メール紙。英紙インディペンデントは「操縦室の大量殺人者」ともう一段階過激だ。このほかにもメディアには「狂人」や「失恋パイロット」、「そもそもなぜ免許を与えたのか」などの言葉が飛び交っている。

これらはすべて、仏マルセイユのロバン検察官の発表に基づいている。副操縦士が「航空機の破壊を望んだ」と検察が結論付けた根拠は、コックピット・ボイス・レコーダー(CVR)に残された音声データだ。しかしながら、ここから導き出すストーリーは解釈次第で変わる。明らかに分かっているのは機長が操縦室を離れ、副操縦士がひとり残されたということだ。そしてロバン検察官によると、副操縦士は機長の再入室を妨害し、機体を急降下させたことになっている。機長は何度もドアを叩いたがドアは開かれなかった。ルビッツ氏から言葉は発せられず、ボイスレコーダーにはドアを叩く音と叫び声を背にしたルビッツ氏の呼吸の音が残された。

ロバン検察官が下した結論を裏付けるには、この証拠では不十分だ。操縦室のドアの開閉を説明したエアバスの動画を基に、ボイスレコーダーの音声データを考えると別の解釈も成り立つ。通常なら外の者が中にいる操縦士にインターフォンで連絡し、キーパッドを操作、そして中の者がその電子音を確認してドアを開ける手続きになっている。手続き通りにいかない場合、外の人が暗証コードを打ちこめばドアは30秒間開錠される。

暗証コードは入力されたのか

機長が操縦室を離れている間にルビッツ氏が意識を失い、機長や乗務員が正しい暗証コードを入力できなかった可能性は考えられないだろうか。

あるいは機長があらかじめ決められた手続きに従わず、ドアを叩いたとしたら。エアバスの動画によるとこの場合、中にいる人はドアをロックするためのボタンを押さなくてはならない。ルビッツ氏がハイジャックだと思い込んでパニックに陥り、同機を着陸させようとしたという可能性はないだろうか。

もちろんこういう仮説はどれも本当らしく聞こえないが、ルビッツ氏が抑うつ状態にあった、あるいはガールフレンドとうまくいかずに悩んでいたからといって赤の他人150人を意図的に殺したとの説も同様に本当らしく聞こえない。ロバン検察官の記者会見では、あるリポーターが副操縦士の宗教について尋ねる場面さえあった。これに対してロバン検察官は「テロリストには指定されていない。質問の意味がそういうことだったらだが」と即座に回答している。

フライト・データ・レコーダーの回収を急げ

現実にはフライト・データ・レコーダー(FDR)のテクニカルなデータを解析するまでは、信頼性の高いセオリーを打ち出すことはできない。FDRを回収し解析すれば、どのように高度が変化したかが分かるだろう。航空機墜落調査に関する報道で知られ、自らもパイロットであるバニティフェア誌の特派員、ウィリアム・ランゲビーシェ氏は現段階の調査では分からないことが多過ぎるのに、仏検察の結論はやや早計過ぎると批判する。

ドイツの操縦士労組も同様に、機長が操縦室に戻れなかった理由でさえ現時点では明確ではないとして、FDRを早急に回収し分析することが極めて重要だと主張する。労組の立場としては認めたくないという気持ちも当然あるだろう。1999年に起きたエジプト航空990便がそうだったように、ルビッツ氏が本当に故意に墜落させた可能性もあるだろう。しかしそれがもっと高い確実性を伴って立証されるまでは、乱暴な非難の言葉は正当化されない。

遺族に心労

こうした状況は普通の若者としてルビッツ氏を知っていた家族だけでなく、墜落犠牲者の遺族にも心労をもたらす。怒りと悲しみはうまく調和しないものだ。またルビッツ氏がうつ病を患っていたと報じるタブロイド紙もあるが、こうした報道はうつ病の患者に汚名を着せる。

メルケル首相は調査が完了するまで行動を自粛するよう呼びかけたその翌日に、自ら「すべての犠牲者と遺族への犯罪だ」と発言するべきではなかった。航空機墜落の調査は結論を急ぐようなものではない。これだけ分からないことが多いなか、私が知りたいのは亡くなったアンドレアス・ルビッツ氏のプライベートではない。なぜ9525便がアルプスの上空で高度を失ったかを知ることの方が、はるかに重要だ。

(レオニド・バーシドスキー氏はベルリン在住の作家で、ブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)

原題:Are We Sure Germanwings’ Lubitz Was a Killer?(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:モスクワ Leonid Bershidski ,lbershidsky@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Mary Duenwald ,mduenwald@bloomberg.net


網膜はく離の可能性と報道
2015年3月30日(月)5時56分配信 共同通信

 【ベルリン、パリ共同】ドイツ大衆紙ビルト日曜版は29日、フランス南部の旅客機墜落で、故意に機体を墜落させた疑いを持たれているアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が最近、視力の悪化で治療を受けていたと報じた。網膜はく離の可能性があったとし、6月に予定されていた健康診断で操縦士としての適性が問われる恐れがあったとしている。

 副操縦士をめぐっては、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が28日、視力の問題を抱えていたと報道。捜査関係者は同紙に対し、視力の問題が心因性のものであったことも排除できないと指摘した。


犠牲者78人のDNA確保=仏当局、身元確認急ぐ―独機墜落
時事通信 3月29日(日)23時14分配信

 【パリ時事】フランス南東部アルプス山中のドイツ機墜落事故で、仏南部マルセイユの検察当局は29日、セーヌレザルプに近い現場から、これまでに犠牲者78人のDNAを確保したと発表した。墜落機には150人が搭乗していた。家族らが提供したDNA情報と照らし合わせ、遺体の身元確認を急ぐ。
 仏当局は30人規模の憲兵隊らを派遣して捜索活動に当たっているが、山あいの険しい地形に阻まれ作業は難航。墜落機の高度や速度を記録したフライトレコーダーの本体は発見されておらず、遺体捜索とともに場所の特定を進めている。 


副操縦士父、現場付近で「ぼうぜん」…村長語る
読売新聞 3月29日(日)21時40分配信

 【セーヌレザルプ(フランス南東部)=石黒穣】ジャーマンウィングス機を故意に墜落させたとみられる副操縦士、アンドレアス・ルビッツ容疑者の父親が26日、仏南東部の墜落現場付近を訪れた。

 現場に近いプラツオートブレオン村のベルナール・バルトリニ村長が28日、地元テレビで明らかにした。

 村長は、父親について「ぼうぜん自失していた。打ちのめされ、すべての責任を自分で背負おうとしているかのようだった」と述べた。副操縦士の父親は、ほかの搭乗員の家族らと共に献花などを行ったとみられる。


<独機墜落>副操縦士、視覚に問題か 米紙報道
毎日新聞 3月29日(日)20時52分配信

 【ベルリン篠田航一】仏南部の山中で独ジャーマンウイングス機を意図的に墜落させたとされるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)について、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、視覚に問題を抱えていたと報じた。複数の捜査関係者の話として伝えた。副操縦士は「精神的な病気の治療」を受けていたと指摘されているが、同紙は視覚の病状と、精神的症状が関連する可能性もあるとしている。

 独検察は27日、副操縦士の家宅捜索の際、墜落当日の24日も加療期間内だった「病気診断書」を押収したが、詳細な病名などは発表していない。

 一方、DPA通信によると、独当局と共同捜査に当たる仏検察官は28日、「現段階では技術的なミスとの仮説も排除できない」と述べた。仏マルセイユ検察のロバン検察官も27日、捜査は当初の過失致死容疑から変わっておらず、殺人容疑ではないと強調している。

 仏独捜査当局は、副操縦士が治療を受けていたとされる「うつ症状」など精神的な問題と、機体を墜落させた行為の因果関係について、慎重に調べを進めている。


佐藤さん家族、墜落現場で「1日も早く捜索を」
読売新聞 3月29日(日)20時50分配信

 【ルベルネ(フランス南東部)=三好益史】ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機墜落で、搭乗名簿に名前が載っていた佐藤淳一さん(42)の家族が29日、墜落現場近くのフランス南東部ルベルネを訪れた。

 墜落した山を望む広場に日の丸旗が広げられ、淳一さんの父幸男さんや、淳一さんの妻らが一人一人献花し、線香をあげた。勤務先の機械商社「西華産業」の同僚らが同行した。仏憲兵隊が捜索状況を説明し、一行は約30分にわたって山を見上げながら祈りをささげた。

 取材に応じた淳一さんの同僚、山中一平さん(33)によると、幸男さんは「一日も早く捜索が終わるようにしてほしい」と涙ながらに憲兵隊に訴えたという。淳一さんの妻は「今も信じられない。出張からすぐに帰ってくる気がする」と話していたという。


「ドア開けろ」機長絶叫
2015年3月29日(日)19時26分配信 共同通信

 【ベルリン共同】ドイツ大衆紙ビルト日曜版(電子版)は29日、フランス南部の旅客機墜落で、機長が「(操縦室の)ドアを開けろ」と中の副操縦士(27)に向かって絶叫する様子がボイスレコーダー(音声記録装置)に記録されていたと伝えた。

 フランスの検察によると、副操縦士がトイレから戻ろうとした機長を操縦室から閉め出し、単独で操縦。手動で機体を降下させ、墜落させた疑いが持たれている。

 同紙によると、機長がバルセロナでトイレに行き損ねたと話すと、副操縦士はいつでも操縦を引き継ぐと告げた。


佐藤さん家族ら現地訪問
2015年3月29日(日)19時12分配信 共同通信

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 29日、フランス南部のルベルネ村で、ドイツ機墜落現場を望む場所に設けられた碑の前に立つ在マルセイユ日本総領事館の関係者ら(AP=共同)

 【ルベルネ共同】フランス南部でのドイツ旅客機墜落で、搭乗者名簿に記載があった機械商社「西華産業」社員、佐藤淳一さん(42)=北海道出身=の妻や父親幸男さん(68)ら家族が29日、墜落現場に近いルベルネ村を訪れた。

 ルベルネ村には墜落現場の山を望む場所に碑が設けられ、険しい斜面の現場を訪れられない家族らが祈りをささげる場所となっている。幸男さんと佐藤さんの妻や義父ら一行は碑の前に献花。

 家族には佐藤さんの部下、山中一平さんら西華産業の関係者が同行。山中さんによると、家族は疲労の色が濃く、滞在の日程は家族の意向に従い決めるという。


副操縦士、網膜剥離患い悩んでいた?…独紙報道
読売新聞 3月29日(日)19時0分配信

 【ベルリン=工藤武人、パリ=本間圭一】28日付のドイツ大衆紙ビルトは、フランス南東部でジャーマンウィングス機を故意に墜落させた疑いのある副操縦士、アンドレアス・ルビッツ容疑者(27)が、視力に深刻な問題を抱えていたと報じた。

 同紙によると、ルビッツ容疑者は網膜剥離を患っており、今年6月にジャーマンウィングスの親会社ルフトハンザによる身体検査で、旅客機操縦に不適格と判断されるのではないかと悩んでいた可能性があるという。

 これまでの捜査では、同容疑者が精神的な疾患で治療を受けていたことが判明しており、独捜査当局はルビッツ容疑者の自宅などへの捜索で、うつ症状の治療薬多数を押収したが、視力の問題との関連は明らかになっていないという。捜査当局は医療機関など関係者に事情を聞きながら墜落の背景を慎重に調べている。


操縦室の「常時2人制」導入が加速、独機墜落受け
CNN.co.jp 3月29日(日)15時20分配信

ロンドン(CNNMoney) フランス南東部のアルプス山中に墜落したドイツ格安航空ジャーマンウィングスの親会社であるルフトハンザ航空は29日までに、操縦室内に常時2人がいることを定める新たな制度を導入すると発表した。

ジャーマンウィングス機の事故は、機長を締め出し、操縦室に1人で閉じこもった副操縦士が故意に墜落させたのが原因との見方が強まっている。

これを受け、世界の航空業界では操縦室内の「常時2人制」を新たに取り入れる動きが加速。操縦士の1人が席を離れた場合、別の乗務員らが代わりに操縦室に入るシステムなどを想定している。

米国とアイルランドの航空会社は以前からこの制度を導入している。

カナダ当局は航空会社に同制度の採用を指示。ドイツの全航空会社も導入の方針を示し、英国の民間航空行政当局は航空会社に関連規定の見直しを要請した。欧州航空安全局は27日、ジャーマンウィングス機の事故を踏まえ、全ての航空会社が常時2人制に同調するよう勧告した。

同制度の即時導入を発表した航空会社は、イージージェット、ヴァージンアトランティック、エミレーツやエア・カナダなど。ブリティッシュ・エアウェイズはコメントの求めに応じていない。


「ドアを開けろ」 墜落ドイツ機の機長が絶叫
AFP=時事 3月29日(日)14時46分配信

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ドイツの航空会社ジャーマンウイングス機の墜落地点に近いフランス・セーヌレザルプを離陸する仏憲兵隊のヘリコプター(2015年3月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドイツ紙ビルト日曜版(Bild am Sonntag)は29日、副操縦士が故意に仏アルプス(French Alps)に墜落させたとみられているドイツの格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の機長が、副操縦士に向けて操縦室のドアを開けるよう必死に叫んでいたことが分かったと伝えた。

 操縦室のボイスレコーダーの記録によると、機長は墜落する少し前、乗客たちの悲鳴が聞こえる中、「頼むからドアを開けてくれ」と叫んだ。さらに機長がおのを使ってドアを壊そうとし、返事をしない副操縦士に向けて「ドアを開けろ」と絶叫する声が録音されていたという。

 同紙によると、操縦室を出る前に機長が副操縦士に、バルセロナ(Barcelona)の空港を離陸する前にトイレに行く時間がなかったと話す声も録音されていた。【翻訳編集】 AFPBB News


副操縦士のアパートでうつ治療薬を押収か 独機墜落
CNN.co.jp 3月29日(日)13時25分配信

(CNN) ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機墜落で、同機を故意に墜落させたとみられるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の自宅アパートからうつ症状の治療薬が押収されたことが29日までに分かった。独紙ディ・ヴェルトなどが伝えている。

ディ・ヴェルトが匿名の捜査当局幹部の話として報じたところによると、ルビッツ副操縦士は「心因性疾患」をわずらい、重度の「燃え尽き症候群」とうつの症状を示していた。これを治療するための処方薬を、独警察が押収したという。

米紙ニューヨーク・タイムズも、アパートの捜索で抗うつ剤が見つかったと伝えた。

ただしCNNはこれらの報道が事実かどうかを確認できていない。

捜査当局は27日夜、副操縦士のアパートを約1時間半にわたって捜索し、文書など数箱分を押収した。アパートのごみ箱から、副操縦士は乗務できる状態にないと書かれた書面が破かれ、捨てられていたのが見つかっている。

当局は28日も、副操縦士の親族や友人、同僚らに事情を聴くなど捜査を続けた。
ニューヨーク・タイムズは同日、捜査状況を知る複数の当局者の話として、副操縦士が職務に影響を及ぼす可能性のある視覚の異常と、精神的な問題で診察を受けていたとも伝えた。

これに対してデュッセルドルフ市内の大学病院は、副操縦士が「ある診断に関連して」2回来院し、2度目は今月10日だったことを明らかにした。一方で、うつ病の治療はしていないと述べた。

副操縦士は昨年、年に一度の健康診断に合格していたとされる。ジャーマンウィングスの親会社ルフトハンザ航空の関係者は、健康診断は精神状態ではなく身体的な状態が対象だが、視覚に問題があれば見つかっていたはずだと述べた。

また、独紙ビルトは28日、副操縦士の元恋人とのインタビューとされる記事を掲載した。匿名の元恋人が語ったところによると、副操縦士は感受性が強く、悩んでいる様子だった。自分の飛行機が墜落する悪夢を見たとも話していたという。


旅客機墜落、佐藤さん家族南仏に
2015年3月29日(日)10時23分配信 共同通信

 【マルセイユ共同】フランス南部でのドイツ旅客機墜落で、搭乗者名簿に記載があった北海道出身、佐藤淳一さん(42)=ドイツ在住=の父幸男さん(68)ら家族が28日夜、フランス南部マルセイユに到着した。29日に墜落現場近くのルベルネ村などを訪れる予定。

 佐藤さんが勤務する機械商社の部下で、家族に同行した山中一平さんによると、現地訪問は幸男さんと佐藤さんの妻、妻の父。家族は「非常に疲れている様子」という。

 山中さんは「ご家族は、私が理解できる範囲を超える感情を抱いていると思う」と語り、家族の気持ちを最優先にし、いつまで滞在するかは決まっていないと説明した。


墜落ドイツ機、副操縦士の自宅から精神疾患の治療薬 独紙
AFP=時事 3月29日(日)8時46分配信

【AFP=時事】仏アルプス(French Alps)に墜落したドイツの格安航空会社ジャーマンウイングス(German wings)9525便の副操縦士(27)が住んでいたドイツ西部デュッセルドルフ(Duesseldorf)の住宅の捜索で、ドイツ警察が精神疾患の治療薬を見つけていたと、ドイツ紙「ウェルト」日曜版(Welt am Sonntag)が伝えた。

 28日に公開された同紙の抜粋によると、9525便を意図的に墜落させた疑いが出ているアンドレアス・ルビッツ(Andreas Luiz)副操縦士は数人の神経科医と精神科医から治療を受けていたと、ある捜査幹部が語ったという。ただし同紙は副操縦士が薬物やアルコールに依存していたことを示す証拠は見つかっていないとしている。

 同紙はまた、捜索で見つかった個人的なメモから、副操縦士は過剰なストレスにさらされ、深刻なうつ状態にあったことが分かったと伝えている。AFPが取材したフランスとドイツの捜査当局は、この報道の内容について肯定も否定もしなかった。【翻訳編集】 AFPBB News


独旅客機墜落の副操縦士“視力”に問題か「健康上の理由で夢閉ざされたため…」
産経新聞 3月29日(日)8時0分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングスのエアバスA320機墜落で、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、同機を墜落させたとされるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が視力に問題を抱えていたと伝えた。

 独大衆紙ビルトは28日、副操縦士が待遇など仕事上の不満を抱え、当時交際していた客室乗務員の女性に「いつか何かをやる。自分の名前を誰もが知るようになるだろう」と語っていたと報じた。

 女性は副操縦士が機体を墜落させたとすれば、「健康上の理由で機長や長距離路線の担当になる夢が閉ざされたと気付いたためだ」との見方を示した。副操縦士は仕事の待遇などについて、強い不満を持っていたという。

 また、28日の独紙ウェルト(電子版)は、独当局が捜索で「勤務不可」との診断書のほか、さまざまな精神疾患の治療薬も押収したと報じた。

 一方、フランスの地元当局は28日、南東部アルプス山中の墜落現場での遺体収容や身元確認の作業を本格化させた。ただ、現場は地形が険しい上、遺体の損傷も激しく、欧米メディアによると死亡した乗客乗員150人全員の遺体回収には約2週間、身元確認にはさらに時間を要するとみられている。

 英BBCは、副操縦士は数年前に墜落現場付近の上空をグライダーで飛んだ経験があると報じた。仏メディアによると副操縦士は子供の頃、家族とアルプスで休暇を過ごしていたとされ、現場周辺に土地勘があり、特別な思い入れを抱いていた可能性がある。

 欧州航空安全庁は27日、今回のように機長を閉め出して機を墜落させたとされる事態を防ぐため、飛行中に常時2人以上を操縦室に置くよう各国に勧告した。

 ルフトハンザは27日、乗客の家族への当座の支援金として、乗客1人当たり最大5万ユーロ(約650万円)を支払う方針を示した。


副操縦士、墜落現場に思い入れ? 独機の遺体収容本格化
産経新聞 3月29日(日)7時55分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングスのエアバスA320機墜落で、地元当局は28日、フランス南東部アルプス山中の墜落現場での遺体収容や身元確認の作業を本格化させた。ただ、現場は地形が険しい上、遺体の損傷も激しく、欧米メディアによると死亡した乗客乗員150人全員の遺体回収には約2週間、身元確認にはさらに時間を要するとみられている。

 一方、英BBCは、同機を墜落させたとされるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)について、数年前に墜落現場付近の上空をグライダーで飛んだ経験があると報じた。仏メディアによると副操縦士は子供の頃、家族とアルプスで休暇を過ごしていたとされ、現場周辺に土地勘があり、特別な思い入れを抱いていた可能性がある。

 28日の独紙ウェルト(電子版)によれば、独当局は捜索で「勤務不可」との診断書のほか、さまざまな精神疾患の治療薬も押収した。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は同日、副操縦士が視力に問題を抱えていたとも伝えた。

 独大衆紙ビルトは28日、副操縦士が待遇など仕事上の不満を抱え、当時交際していた客室乗務員の女性に「いつか何かをやる。自分の名前を誰もが知るだろう」と語っていたと報じた。女性は副操縦士が機を墜落させたとすれば、「健康上の理由で機長や長距離路線の担当になる夢が閉ざされたと気付いたためだ」との見方を示した。

 欧州航空安全庁は27日、今回のように機長を閉め出して機を墜落させたとされる事態を防ぐため、飛行中に常時2人以上を操縦室に置くよう各国に勧告した。

 ルフトハンザは27日、乗客の家族への当座の支援金として、乗客1人当たり最大5万ユーロ(約650万円)を支払う方針を示した。


「現場付近訪れていた」=少年時代の独副操縦士―仏報道
時事通信 3月29日(日)6時43分配信

 【パリ時事】ドイツ旅客機をフランス南東部アルプス山中に故意に墜落させたとみられるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が少年期に繰り返し墜落現場付近を訪れていた可能性が浮上している。この地域に旅客機を墜落させようと考えた一因となった疑いもある。仏紙メトロニュース(電子版)が28日、伝えた。
 同紙によると、副操縦士は9歳だった1996年から2003年にかけて、墜落現場セーヌレザルプから南西約30キロにあるシストロンの飛行クラブに両親と一緒に通っていた。副操縦士らはその後、セーヌレザルプにある別のクラブに移った。
 この地域はグライダーが盛んで、毎年春先以降にドイツから多くの飛行機愛好家が訪れる。仏メディアによれば、この近辺で13年夏、副操縦士が住む独西部モンタバウアー近隣の出身者がグライダーで墜落事故を起こしたという情報もある。 


視力の治療も希望=独墜落機の副操縦士―米紙
時事通信 3月29日(日)5時21分配信

 【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、ドイツ旅客機を意図的にフランス南東部のアルプス山中に墜落させた疑いのあるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が、視力に問題を抱え治療を受けようとしていたと報じた。視力の問題で勤務継続が難しくなる恐れがあった可能性もある。
 墜落原因調査の内容を知り得る2人の当局者の話として伝えた。ただ、視力の問題がどれほど深刻だったのかは不明。 


副操縦士の遺体の一部発見
2015年3月29日(日)1時53分配信 共同通信

 【ベルリン共同】ドイツ紙ビルト(電子版)は28日、フランス南部で墜落した旅客機のアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の遺体の一部が発見され、DNA鑑定で身元が確認されたと報じた。フランスの捜査当局の情報として伝えた。

 フランスの検察によると、ルビッツ副操縦士は、故意に機体を墜落させた疑いが持たれている。

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