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2015年3月27日 (金)

独ジャーマンウイングス150人乗りエアバスA320墜落のニュース・6

引き続き、スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフへ向かっていた独ジャーマンウイングスのエアバスA320型機(乗客144人、乗員6人)が24日、フランス南部の山岳地帯に墜落したニュースを伝達します。
ジャーマンウイングスは独ルフトハンザ航空傘下の格安航空会社(LCC)。

フランス内務省によると、墜落した航空機の残骸すでに発見されており、救助活動に入っていると報じられているが、オランド仏大統領は、全員の生存が絶望視されると発表した。

事故の詳細はまだ明らかではないが、今回の事故と同型の、エアバスインダストリー製のA320型機は、民間輸送機として世界で初めて電気信号による操縦指示(フライ・バイ・ワイヤ)を採用した機体で、最近では昨年12月28日に162人が乗ったエアアジアの同型機が悪天候の影響によると見られる理由でインドネシア沖に墜落する事故が起きたほか、時就航直後の1988年にエールフランス機がフランス・アブゼム空港でデモフライト中に墜落したのを皮切りに、1990年にはインディアン航空機がインド・バンガロール(ベンガルール)で、1992年にエールアンテール機がフランス・ストラスブールで、2006年にはアルマビア航空機がロシア・ソチでそれぞれ墜落するなど、これまでに操縦系統のトラブルによる多数の重大事故を起こしている。

リンク:操縦室、2人常駐義務化も=欧州航空安全局が勧告検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士の知人「悩みあるように見えなかった」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士の破られた診断書、墜落当日「勤務に適さず」-当局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「操縦室2人常駐」「心のケア」欧州各社が推進 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独機墜落>操縦室常時2人「日本でも導入を」…専門家 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ墜落機の副操縦士、会社に病気隠す=検察当局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独機墜落>「怒りのやり場がない」 佐藤さんの後輩 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独機墜落>副操縦士宅に診断書…独検察押収 精神的な病か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独機墜落>適性検査に問題 専門家が指摘 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機墜落 副操縦士の家から「勤務不可能」の診断書 破られた状態で見つかる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落、当日「勤務不可」=家宅捜索で診断書押収―抑うつ症状で受診か・副操縦士 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士、会社側に病気隠す=独検察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士、病気隠蔽か…医師が乗務不可の診断 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落機副操縦士、病気隠し乗務か - 速報:@niftyニュース.
リンク:<独機墜落>「想像つかない悪夢」 18人搭乗の高校校長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最近も抑うつ症状で受診か=副操縦士、恋愛で悩みも―独報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落、パイロット「メンタルに問題」 JAL機羽田「逆噴射」事件が連想される - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落、機長おので扉破ろうとした 副操縦士は過去に「うつ病」 独紙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独墜落機の副操縦士、過去に「深刻なうつ病」で精神療法=報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:機長、おので扉破壊試みか=自動操縦で降下の可能性―独機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「闘牛見に行く」永田さん、陸路変更し事故機に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独旅客機>操縦室「常時2人態勢」へ 欧米相次ぎ導入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落 これが最後の30分間 ボイスレコーダーから再現 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ墜落機の副操縦士は「良い若者」、地元から驚きの声 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落事故、副操縦士の故意の疑い 仏検察調べ - 速報:@niftyニュース.
リンク:操縦室の常駐人数見直しも ジャーマンウイングス墜落で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落:犠牲者の捜索難航、2週間余り要する公算-仏当局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ防止でドア強化…副操縦士、安全対策悪用か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:操縦士による故意の墜落、深刻な脅威として浮上-独旅客機事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ機墜落、ルビッツ副操縦士とは? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:過去にあった操縦士による「意図的」墜落の事例 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独墜落機、当局はフライトレコーダー発見急ぐ-副操縦士が焦点 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独旅客機墜落>副操縦士宅を家宅捜索 殺人容疑も視野に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落の最後の瞬間、コックピット内は「完全な静寂」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

操縦室、2人常駐義務化も=欧州航空安全局が勧告検討
時事通信 3月27日(金)23時6分配信

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)当局者は27日記者団に対し、フランス南東部でのドイツ機墜落を受けて、欧州航空安全局(EASA)が操縦室内での乗員2人の常駐義務化をEUに勧告する方向で検討していることを明らかにした。EUが実際に法を整備するまでには時間がかかるが、勧告が出れば、航空会社に導入を強く促すことになりそうだ。 


副操縦士の知人「悩みあるように見えなかった」
読売新聞 3月27日(金)22時40分配信

 【モンタバウアー(ドイツ西部)=工藤武人】ジャーマンウィングス機を意図的に墜落させた疑いのある副操縦士、アンドレアス・ルビッツ容疑者(27)について、故郷のドイツ西部モンタバウアーの知人は27日、本紙に対し、昨年秋に会った時は、変わった様子はなかったと明かした。

 この知人は、ルビッツ容疑者が14歳頃から所属したモンタバウアーの飛行クラブの会員、ペーター・リュッカーさん(68)。ルビッツ容疑者はクラブでグライダーの操縦に夢中になっていたといい、「親しみがあって、思いやりのある少年だった。当時からパイロットになることが目標で、夢をかなえた彼は、若い世代のあこがれの存在だった」と話した。

 ルビッツ容疑者は昨年10月にクラブに来たというが、リュッカーさんは「特に悩みを抱えているようには見えなかった」と語った。

 一方、ルビッツ容疑者は独西部デュッセルドルフにも住居を持ち、近所の男性(39)は「新聞で写真を見るまで知らなかったが、ジョギングしている姿をよく見かけた」と語った。


副操縦士の破られた診断書、墜落当日「勤務に適さず」-当局
Bloomberg 3月27日(金)22時30分配信

  (ブルームバーグ):ジャーマンウイングス9525便を故意に墜落させたとみられる副操縦士は、墜落の当日に「勤務に適さない」という診断を医師から受けていたにもかかわらず、診断書を会社に提出せずに乗務していたことが分かった。

アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)は心の病を患っていたと、事情に詳しい関係者が匿名を条件に述べた。病名は分かっていないという。

ドイツの検察当局は27日、ルビッツ副操縦士のアパートと両親の家を捜索。診断書や医療書類が破られているのを発見した。当局が同日発表した。治療中だったルビッツ副操縦士が雇用主に病気のことを隠していたと当局は考えている。

ルビッツ副操縦士は機長を操縦室から締め出し、乗客乗員149人を道連れにして旅客機を墜落させたと考えられている。検察によると、27日の捜索で遺書や墜落の責任を認める書き置きは見つかっていない。

ドイツ当局はルビッツ副操縦士の医療記録を検証するとともに、関係者から事情を聴取する方針だと説明した。墜落現場の調査に当たっているフランスの当局とも情報を共有しているという。

ジャーマンウイングスの親会社、ルフトハンザのカーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は26日、2008年にパイロットの資格を取る訓練を受け始めたルビッツ副操縦士が「数カ月」訓練を中断したことがあったと述べていた。詳細には触れなかった。

原題:Germanwings Co-Pilot Was Unfit to Work on Day of Plane
Crash(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ベルリン Karin Matussek ,kmatussek@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Angela Cullen ;
Chad Thomas
Chad Thomas ,acullen8@bloomberg.net,cthomas16@bloomberg.net


「操縦室2人常駐」「心のケア」欧州各社が推進
読売新聞 3月27日(金)21時56分配信

 【デュッセルドルフ(ドイツ西部)=五十棲忠史、ニューヨーク=広瀬英治】フランス南東部のアルプス山中で24日に墜落したジャーマンウィングスの旅客機は、1人で操縦室に残った副操縦士のアンドレアス・ルビッツ容疑者(27)が、意図的に機体を降下させたとみられる。

 欧州の航空会社は再発防止に向け、操縦室に2人以上常駐させるほか、パイロットの「心のケア」への取り組みを見直すなど安全管理の強化に乗り出した。

 2001年の米同時テロでテロリストの操縦室への侵入を許した米国では、連邦航空局(FAA)が航空会社に対し、「2人以上の常駐」を義務付けている。一方、欧州では、旅客機が巡航高度に達し、1人で操縦できる状況になれば、他のパイロットはトイレなどで操縦室を離れることが可能だ。

 今回の墜落を受け、独DPA通信によると、ルフトハンザ航空などドイツの民間航空会社が加盟する業界団体が27日、操縦室の常時2人態勢を導入することで合意。イージージェット(英)なども同様の方針を打ち出した。

 ルビッツ容疑者は、病気のため医師の治療を受けていたことを会社に隠していた可能性が高まっている。


<独機墜落>操縦室常時2人「日本でも導入を」…専門家
毎日新聞 3月27日(金)21時54分配信

 ジャーマンウイングス機墜落事故は、機長が副操縦士1人を残して操縦室を出た後、戻れなくなったことが墜落につながったとみられる。ドイツの航空会社などでつくるドイツ航空産業連盟は事故を受け、飛行中は操縦室を1人にせず常時2人の態勢を維持する規則の導入を決めたが、専門家は「日本でも同様の規則を導入すべきだ」と話している。

 航空評論家で元日本航空機長の小林宏之さんは、テロやハイジャックを防ぐために扉を操縦室の中からしか開けられないシステムは不可欠としたうえで、常時2人態勢の導入を求める。「セキュリティ対策と両立させながら、現時点ですぐに取り組める」

 一方、航空評論家の中村浩美さんは、外部には秘密にすることを前提に、扉を外から開けられる仕組みを提案する。「かぎの存在や扉の外し方を乗員のみで共有しておけば、テロリストに脅されても『開けられない』と言い張れる」と話す。

 ただ、軍事ジャーナリストの神浦元彰(もとあき)さんは「銃や刃物で脅されたら乗務員は従うしかなく、外から開けられれば操縦室への侵入を許してしまう恐れがある」と指摘。「常時2人態勢の導入が確実だ」と述べた。【藤沢美由紀、安高晋、斎藤良太】


ドイツ墜落機の副操縦士、会社に病気隠す=検察当局
ロイター 3月27日(金)21時52分配信

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 3月27日、ドイツ機墜落で検察当局は副操縦士が会社に病気を隠していたと発表した。写真はハンブルクでハーフマラソンに出場する同副操縦士。2009年9月撮影(2015年 ロイター/Foto-Team-Mueller)

[ベルリン 27日 ロイター] - 格安航空会社ジャーマンウィングスの墜落事故で、ドイツ検察当局は27日、故意に機体を墜落させたとみられている副操縦士が会社に対して病気を隠していたことを示す証拠が見つかったと発表した。病気は特定されていない。

デュッセルドルフの検察当局は、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)について、「診察内容が記載された書類を押収しており、そこには病気の存在と医師による治療について示されている」と明らかにした。

「同氏が働くことができないとする事件当日も含めた最近の病気の診断書が細かく破られた状態で見つかっており、初期捜査に基づくと、故人が会社や会社の同僚から病気を隠していたという説を裏付けている」とした。

検察当局によると、書類はルビッツ氏のデュッセルドルフの自宅や独西部モンタバウアの実家の家宅捜索で見つかった。


<独機墜落>「怒りのやり場がない」 佐藤さんの後輩
毎日新聞 3月27日(金)21時51分配信

 この怒りをどこへやれば--。フランス南部での独ジャーマンウイングス機墜落事故について、機長を操縦室から閉め出して意図的に墜落させた疑いのある副操縦士が、医師による病気の診断書を会社に提出せずに搭乗していた可能性も浮上してきた。乗客の関係者や遺族らは、怒りややりきれない思いに包まれた。

 北海道室蘭市の室蘭工業大のゼミで、同機に乗っていたとみられる佐藤淳一さん(42)の後輩だった旭川市職員の佐藤浩史さん(40)は「副操縦士が故意に墜落させたのなら、事故ではなく事件だ。怒りのやり場がない」と無念さをにじませていた。

 同大学で佐藤さんを3年間指導した小幡英二名誉教授(67)は「故意による墜落だとすれば、まさに集団殺人行為と同じだ。自爆テロの中で亡くなったようなもので、腹立たしく言葉がない」と怒りをあらわにしていた。【横尾誠治】


<独機墜落>副操縦士宅に診断書…独検察押収 精神的な病か
毎日新聞 3月27日(金)21時40分配信

 【ベルリン篠田航一、ブリュッセル斎藤義彦】独ジャーマンウイングス機の墜落で、仏独の検察当局は27日、機長を操縦室から閉め出し、意図的に墜落させた殺人容疑でアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の本格捜査を開始した。デュッセルドルフの検察当局は27日、家宅捜索で押収した資料について「墜落当日直前に医師から出された複数の診断書があった。上司にはこの事実を黙っていたと思われる」と発表した。独誌シュピーゲル(電子版)は同日、家宅捜索で「精神的な病を示す資料」が見つかったと報じた。副操縦士が、そうした病に関する診断書を会社に隠して勤務に就いた可能性がある。また、独紙ビルトは、副操縦士が2010年に米アリゾナ州で訓練を受けていた際、「操縦不能者」のリストに分類されていたと報じた。


<独機墜落>適性検査に問題 専門家が指摘
毎日新聞 3月27日(金)21時39分配信

 【ブリュッセル斎藤義彦、佐藤賢二郎】独ジャーマンウイングス機の副操縦士は、過去にうつ状態などで治療を受けていた可能性が出てきた。欧米メディアでは、「副操縦士の適性検査に問題があったと専門家が指摘している」(米CNN)などと報じた。今後、ジャーマン社の親会社ルフトハンザの安全対策に批判が高まる可能性がある。

 ルフトハンザは26日の記者会見で、副操縦士が適性検査に合格していたことを根拠に「異常な点はなく、100%操縦能力はあった」と主張。過去の問題を把握しながらも、現時点での状況を調べて「合格」の評価を与えていた可能性がある。

 日本の民間航空会社の現役機長によると、社内には運航乗務員の発言や行動などに何らかの異常があった場合、匿名で担当部署に通報する制度があり、うつ病などの症状が確認された場合には即座に業務から外されるという。だが、今回の場合、副操縦士が病気をかくしていたとの指摘もあり、本人の精神状態を把握するのが困難だった可能性もある。


独旅客機墜落 副操縦士の家から「勤務不可能」の診断書 破られた状態で見つかる
産経新聞 3月27日(金)21時35分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの格安航空会社「ジャーマンウイングス」のエアバスA320機墜落で、ドイツ検察当局は27日、同機を故意に墜落させた可能性が高いとされるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の関係先で押収した資料の中から、副操縦士が「勤務するのは不可能だ」とする診断書が見つかったことを明らかにした。ロイター通信などが報じた。

 診断書は破られた状態で、墜落当日の日付のものもあったという。病名は明らかではないが、副操縦士が会社や同僚に病気のことを隠して操縦していた可能性がある。


独機墜落、当日「勤務不可」=家宅捜索で診断書押収―抑うつ症状で受診か・副操縦士
時事通信 3月27日(金)21時18分配信

 【ベルリン時事】ドイツ西部デュッセルドルフの検察は27日、独旅客機を意図的にフランス南東部のアルプス山中に墜落させたとみられるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の関係先を捜索した結果、病気のため、墜落日の勤務は不可能とする内容の診断書が見つかったと発表した。病名には言及しなかったが、深刻な心身の状態にありながら、操縦に当たっていたことが判明した。
 南ドイツ新聞は、診断書は精神科医によって発行されたもようだと報道した。独紙ビルトは副操縦士が抑うつ症状のため、最近も医師のサポートを定期的に受けていたと指摘。恋人との関係で悩んでいた可能性も伝えており、動機も徐々に浮かび上がってきている。
 独捜査当局は26日、西部モンタバウアーやデュッセルドルフの関係先で捜索に着手。副操縦士の病状や通院の事実を示す書類のほか、破られた状態の診断書が押収された。検察は声明で「副操縦士が病気について勤務先に隠していたと考えられる」と述べた。 


副操縦士、会社側に病気隠す=独検察
時事通信 3月27日(金)20時55分配信

 ロイター通信によると、ドイツ検察当局は27日、フランス南東部に墜落したドイツ機の副操縦士が会社に対して病気を隠していたと明らかにした。また、押収した文書の調査には数日かかるとの見通しを示した。 


副操縦士、病気隠蔽か…医師が乗務不可の診断
読売新聞 3月27日(金)20時20分配信

 【モンタバウアー(ドイツ西部)=工藤武人】フランス南東部アルプス山中で24日に起きたドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機墜落で、ドイツの検察当局は27日、副操縦士のアンドレアス・ルビッツ容疑者(27)宅の26日の捜索で、病気のため医師の治療を受けていて、医師が墜落当日の勤務を不可とした内容の診断書を押収したとする声明を発表した。

 ジャーマンウィングスの親会社のルフトハンザ航空は26日の記者会見で、ルビッツ容疑者について、「100%、飛行に適していた」と説明。当局は、ルビッツ容疑者が病気のことを会社に隠して勤務していたとみて捜査を進めている。

 一方で、ジャーマンウィングスやルフトハンザ航空の管理体制に問題がなかったかどうかも追及するとみられる。

 声明によると、診断書は破られていたという。犯行声明や遺書のような文書は見つかっておらず、テロ行為につながるような政治的、宗教的な背景を示すものも確認されていないとしている。


墜落機副操縦士、病気隠し乗務か
2015年3月27日(金)20時16分配信 共同通信

 【ベルリン共同】フランス南部のドイツ機墜落で、ドイツ捜査当局は27日、機体を故意に墜落させた疑いが持たれているアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の自宅から、破られた医療機関の診断書を押収したと発表した。診断書は墜落当日の24日を含め「乗務不可」とする内容。精神的な病気を勤務先に隠していた可能性があるとみている。

 当局は副操縦士の自宅などから押収したコンピューターなどを分析。人間関係や金銭問題でトラブルや精神的なストレスを抱えていなかったかなど、動機や背景の解明を急いでいる。


<独機墜落>「想像つかない悪夢」 18人搭乗の高校校長
毎日新聞 3月27日(金)19時45分配信

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犠牲者を偲んで写真や花が手向けられたドイツの高校の階段=ハルテルンアムゼーで2015年3月27日、AP

 【セーヌレザルプ(フランス南部)宮川裕章、ベルリン篠田航一】「これほどの悪夢は想像すらできない」--。フランス南部での独ジャーマンウイングス機墜落で、副操縦士が他の乗客乗員149人を巻き添えにし、故意に旅客機を墜落させた可能性が高まったことを受け、乗客の関係者や遺族らに衝撃が走った。

 「私は怒り狂っている。途方に暮れ、あぜんとしている」。一度に生徒16人と教師2人を失った独北西部ハルテルンアムゼーの高校のウルリッヒ・ベッセル校長(56)は、27日付のドイツ紙ビルトに激しい怒りをぶつけた。

 生徒らはスペインへの短期交換留学からの帰路だったという。搭乗者の捜索は難航している。ハルテルンアムゼーのクリンペル市長(51)は「悪夢はいつ終わるのか」と語った。

 乗客の親族でベルギーに住む男性は、仏テレビBFMTVの取材に「(乗客たちは)操縦室から閉め出された機長が扉をたたく様子を目にしただろう。近づいてくる山を窓から見ただろう。死が迫る恐怖を思うと悲しい」と語った。

 遺族の多くは26日午後、現場に近いセーヌレザルプの礼拝堂前に集まり、ろうそくをともし、現場の山に向かい祈りをささげた。仏内務省の報道官は「家族は尊厳に満ち、冷静だった。だが、この現実を受け止めるために周囲がどう支えるかが非常に大切になる」と話した。

 ドイツ誌シュテルン(電子版)は26日、ベルリンの病院の専門家の話として、「人為的ミスや技術的トラブルによる事故に比べ、(故意に殺害されたことで)親族が経験する精神的な打撃は計り知れない」と伝えた。

 副操縦士の実家がある独西部モンタバウアーには26日、多くのメディアが詰めかけた。独紙ウェルト(電子版)によると、近隣住民の男性は「(副操縦士の)家族は息子を失い、その息子が他の149人を死に追いやった。私は彼を知っており、戦慄(せんりつ)が走った」と、複雑な心情を吐露した。


最近も抑うつ症状で受診か=副操縦士、恋愛で悩みも―独報道
時事通信 3月27日(金)19時44分配信

 【ベルリン時事】ドイツ旅客機を意図的にフランス南東部のアルプス山中に墜落させたとみられるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)について、独各紙は27日、相次いで心理状態や動機を取り上げた。ビルト紙は副操縦士が抑うつ症状のため、最近も医師のサポートを定期的に受けていたと指摘。恋人との関係で悩んでいた可能性も伝えた。
 副操縦士が勤務していた独格安航空会社ジャーマンウィングスの親会社ルフトハンザ航空は26日、副操縦士が6年前に訓練を数カ月間中断していたと発表した。理由には踏み込まなかったが、ビルトはルフトハンザ関係者の話として、当時「重い抑うつ症状」と診断され、治療を受けていたと指摘。独当局の情報を基に、最近も「医師による定期的な診察」が必要だったと報じた。
 同紙はさらに、副操縦士は「恋人との関係が深刻な危機」にあったとの情報が出ていると指摘。捜査当局もこれを把握し、動機につながった可能性もあるとみて調べているという。
 一方、ウェルト紙は副操縦士が「衝動的に行動したわけではないだろう」として、事前に計画していたとの見方を示した。南ドイツ新聞も専門家の話として、自殺に至るまでには複数の思考段階を経るとの一般論を紹介。突発的に急降下を決断したとは考えにくいとの見解を説明した。 


独機墜落、パイロット「メンタルに問題」 JAL機羽田「逆噴射」事件が連想される
J-CASTニュース 3月27日(金)19時36分配信

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今後の捜査の焦点はアンドレアス・ルビッツ副操縦士の「奇行」の動機解明だ(写真はフェイスブックより)

 ドイツの格安航空会社(LCC)、ジャーマンウィングスの旅客機(乗員乗客150人)の墜落事故は、ドイツ国籍のアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が故意に高度を下げる操作をした末に起こっていた可能性が高くなった。

 ボイスレコーダーに記録された内容からすると、ルビッツ氏が機長をコックピットから締め出し、その間に墜落につながる操作をしていたようだ。中年以上の日本人ならすぐに連想しそうなのが、1982年に日本航空(JAL)機長が羽田沖で起こした「逆噴射」事件。早くも、ルビッツ副操縦士がかつてメンタルヘルスに問題を抱えていたという報道も出ており、事件との関連の解明が待たれる。

■14年秋の「古巣」飛行クラブ訪問では誰も異変に気付かず

 フランスの検察当局が2015年3月26日の会見で、ボイスレコーダーを分析した結果として明らかにしたところによると、機長がトイレに行くためにコックピットを退出し、その後コックピットに戻ろうとしてもドアが開かなかった。機長は「締め出された」形になり、コックピットのドアをこじ開けようとする音が残っていた。墜落直前までルビッツ氏が呼吸する音も収録されており、ルビッツ氏に体調の異変はなかったとみられている。

 ドイツの検察当局は3月27日にルビッツ氏の自宅を捜索。今後の焦点はルビッツ氏が「奇行」に至るまでの動機の解明に移ったと言ってもよさそうだ。

 英テレグラフ紙などによると、ルビッツ氏は14歳ごろから地元の飛行クラブに所属し、パイロットを志した。同氏は14年秋、免許の更新のためにクラブを訪れ、ガールフレンドとともにバーベキューを楽しんでいる。クラブの会長はその時の様子を「エアバス機のような旅客機の免許を取れて非常に嬉しそうだったし、誇りにしていた」と振り返っており、この時、ルビッツ氏について異変を感じた人はいなかったという。

 現時点で事故との関連は不明ながらも、ルビッツがメンタルヘルスに問題を抱えていたとの指摘も出始めている。

 ルビッツ氏は、ジャーマンウィングスの親会社にあたるルフトハンザ航空で08年からパイロットとしての訓練を受け始めた。フランクフルトの大衆紙、フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングによると、訓練施設の同級生の母親がルビッツ氏について、

  「『燃え尽き症候群』で、うつ病のようだった」

などと話している。ルビッツ氏は、施設での訓練を数か月にわたって中断していたことが明らかになっている。独ビルト紙はこの中断の前にルビッツ氏が「大うつ病エピソード」と呼ばれる状態だったと診断されていた、と報じている。

 ルフトハンザのカールステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は、3月26日の会見で、中断の理由については明らかにしなかったが、ルビッツ氏については「100%基準を満たしていた」などと説明している。

国内航空会社では身体検査でメンタル面も把握
 では、日本での状況はどうか。乗員のメンタルヘルスが事故につながったケースとして有名なのが、1982年のJAL350便の事故だ。羽田空港に着陸しようとしていたDC-8型機で、機長が突然エンジンを逆噴射する操作を行ったため、機体は前のめりになって墜落。乗客・乗員24名が死亡した。機長は業務上過失致死罪で逮捕されたが、精神鑑定で妄想性精神分裂病(統合失調症)と診断され、起訴は見送られた。

 日本航空(JAL)では、年に2回にわたって行われる航空身体検査や定期健康診断で、医師の問診を通じてメンタルヘルスについてもチェックしていると説明する。これに加えて、週に3回は資格を持つカウンセラーをオフィスに配置し、メンタル面の相談ができる体制を整えているとしている。

 全日空(ANA)も同様で、航空法で定められた身体検査の際にメンタル面も把握できるようにしていると説明している。

 今回のジャーマンウィングス機のように、パイロットが締め出された際の対応については、

  「保安については開示できない」(JAL)
  「(パイロットが)締め出されるといったケースは想定していないが、パイロットがトイレのためにコックピットを出た際は、しかるべきコミュニケーションを取って、中に入れる状態になっている」(ANA)

と回答した。


独機墜落、機長おので扉破ろうとした 副操縦士は過去に「うつ病」 独紙
AFP=時事 3月27日(金)18時52分配信

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フランスのブラニャックで欧州航空機大手エアバスが披露した航空機操縦室用の装甲扉(2002年5月23日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の墜落で、ドイツ紙ビルト(Bild)は27日、同機を意図的に墜落させたとされる副操縦士が6年前に深刻なうつ病を患っていたと報じた。

 ビルド紙は、ドイツの航空規制当局であるドイツ連邦航空局(LBA)の資料をもとに、アンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士(28)が2009年に「深刻なうつ病」で精神医学的な助けを求め、その後も医師からのサポートを受けていたと伝えた。ルビッツ副操縦士は治療を受けており、ジャーマンウイングスの親会社ルフトハンザ航空(Lufthansa)がこの情報をLBAに報告していたという。

 ルフトハンザ航空のカールステン・シュポア(Carsten Spohr)最高経営責任者(CEO)は、ルビッツ副操縦士が2008年から操縦士の訓練を始めたが、この訓練を「一定の期間」中止していたことを明らかにした。

 ルビッツ副操縦士はその後訓練を再開し、2013年にエアバス(Airbus)A320型機の資格を取得した。ビルド紙によると訓練を中止していた期間中に「うつ病と不安発作」を患っていたという。

■「機長はおので扉を破ろうとした」

 またビルド紙は同日、治安当局筋の話として、副操縦士によって操縦室から締め出された機長が、おのを使って操縦室内に戻ろうとしていたと伝えた。

 9525便の墜落については26日、回収された同便のボイスレコーダー(音声記録装置)解析を担当するブリス・ロバン(Brice Robin)主任検察官が、ルビッツ副操縦士が機長を閉め出し、操縦室内に一人きりになった際に意図的に同便を墜落させた疑いがあると発表した。

 さらに仏検察当局は、ボイスレコーダーの記録から、同便が降下を始めた際、機長は扉を何度もノックし操縦室内に戻ろうとしていたようだと伝えていた。

 一方ビルト誌は27日、機長がおのを使って操縦室の装甲扉を破壊しようとしたと伝えた。

 この情報について確認はとれていないが、ジャーマンウイングスの広報担当者はAFPに対し、機内におのがあることを認めた。この広報担当者はビルト紙に対し、そうした道具は「A320型機の安全装備の一部」だと述べている。【翻訳編集】 AFPBB News


独墜落機の副操縦士、過去に「深刻なうつ病」で精神療法=報道
ロイター 3月27日(金)17時21分配信

[ベルリン 27日 ロイター] - 独ビルト紙は27日、乗客乗員150人全員が犠牲となった格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機事故で、故意に機体を墜落させたとみられている副操縦士が、6年前に「深刻なうつ病」を患い、精神療法を受けていたと報じた。

フランスの検察当局は、墜落機から回収されたボイスレコーダーを解析した結果、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が機長をコックピットから締め出し、同機を故意に降下させ墜落させた可能性があると発表したが、その動機は明らかにされていない。

ビルト紙は内部資料やジャーマンウィングスの親会社であるルフトハンザ<LHAG.DE>の関係筋から、副操縦士が計1年半、精神療法を受けた経験があると報道。これら関係資料は、ドイツ当局が調べた後でフランスの捜査当局に渡されるという。

ルフトハンザのカールステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は26日、記者会見で副操縦士は6年前に数カ月間訓練を休んだが、飛行に必要なすべての検査に合格したと明らかにした。

同社の広報担当者は27日、副操縦士の健康状態についてコメントを差し控えた。


機長、おので扉破壊試みか=自動操縦で降下の可能性―独機墜落
時事通信 3月27日(金)16時4分配信

 【パリ時事】フランス南東部で起きたドイツ機墜落をめぐり、操縦室から閉め出された機長が席に戻るため、操縦室の扉を非常用のおので破壊しようと試みた可能性のあることが分かった。アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の故意とみられる機体の降下を阻止するため、墜落までの8分間に懸命の努力を続けていたことがうかがえる。独紙ビルトが27日、当局筋の話として報じた。
 旅客機の操縦室はハイジャック犯などの侵入を防ぐために強化扉で守られている。機長は「恐らくトイレに行くため」(仏マルセイユ検察のロバン検事)に操縦席を退席。その後、副操縦士に入室を拒否され、おので扉を壊そうとしたが果たせず、墜落に巻き込まれたもようだ。
 一方、米CNNテレビなどによれば、副操縦士とみられる操縦室内の何者かによって、同機が降下するよう自動操縦のプログラムが書き換えられた疑いがあることも判明。ボイスレコーダーの解析から、副操縦士に呼吸の乱れやパニックに陥った形跡はなく、無言で墜落を迎えたことが分かっている。
 同機に搭乗していた乗客乗員150人の生存は絶望視されている。バルス仏首相は27日の仏テレビで「まだ断定できないが、副操縦士の故意の行動である可能性が高まっている。捜査当局は乗客乗員の親族に事実を伝える義務を負っている」と語り、真相究明に全力を挙げる考えを強調した。 


「闘牛見に行く」永田さん、陸路変更し事故機に
読売新聞 3月27日(金)15時6分配信

 ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機がフランス南東部のアルプス山中に墜落した事故で、搭乗者名簿に名前があった鳥取県出身の永田敏さんは事故の数日前、中学時代の同級生に「闘牛を見にスペインへ行く」とメールを送っていた。

 同級生らは旅好きだった永田さんとの思い出を振り返り、「何事もなかったかのように姿を見せてほしい」と話した。

 永田さんの実家は鳥取県琴浦町にあり、同級生らは現在、66歳。

 友人らによると、永田さんは同県の米子工業高等専門学校を卒業後、「国際電信電話」(KDD)に就職。その後、国際ボランティアとしてアフリカのザンビアで約2年間活動した際、英語教師として来ていたドイツ人女性と知り合い、結婚した。KDDの赴任先の独デュッセルドルフで暮らし、3人の子どもに恵まれた。

 琴浦町に年1度は帰省し、中学時代の同級生と旧交を温めた。博識だが、控えめな性格で人望も厚い。同窓会では永田さんの周りに人の輪ができたという。

 2011年5月、還暦祝いを兼ね、同級生ら約10人でドイツ旅行をした。1年かけて行程を練り、ライン川下りやロマンチック街道の散策、古城巡りなど、ドイツ南部を巡る11日間の旅を「第二の修学旅行」として楽しんだという。

 フランクフルト空港で出迎えた永田さんは、自らレンタカーを運転して各地を案内した。参加した女性(66)は「名所の歴史を紹介してくれた。プロのガイドのようだった」と振り返る。

 同級生の男性には事故の数日前、「闘牛を見にスペインを訪れる」と永田さんからメールが届いた。陸路で向かう予定だったが、格安航空券が往復分手に入り、空路に切り替えたとも記されていた。男性は「乗っていないことを願うしかない」と話した。


<独旅客機>操縦室「常時2人態勢」へ 欧米相次ぎ導入
毎日新聞 3月27日(金)13時59分配信

 【ベルリン篠田航一】フランス南部で起きた独ジャーマンウイングス機墜落を受け、ドイツの航空会社や空港運営会社などで組織するドイツ航空産業連盟(本部ベルリン)は26日、飛行中は操縦室に1人だけ残る時間を作らず、常時2人態勢を維持する「2人態勢規則」の導入を決めた。同連盟のマティアス・フォン・ランドウ事務局長がDPA通信に述べた。ほかにも英国の格安航空会社イージージェット、エア・カナダなど、各国の航空会社に導入が広がっている。

 ドイツでは「常時2人態勢」は明文化されていないが、人為的な墜落を防ぐため、ジャーマン社や親会社のルフトハンザ、エアベルリンなどドイツの各航空会社が今後速やかに規則を導入する。メルケル政権の与党内からも「1人の操縦士が操縦室を出る場合、必ず別の乗員が交代で室内に入り、常に2人態勢を維持すべきだ」(ファーツ・キリスト教民主同盟議員)などの指摘が相次いでいた。

 一方、ドイツ検察当局は26日、独西部モンタバウアーにあるアンドレアス・ルービッツ副操縦士(27)の実家や、デュッセルドルフの自宅を家宅捜索。動機につながる書類などの押収が目的で、デュッセルドルフの捜索は約4時間続いた。独検察は、副操縦士が自分以外の乗客・乗員計149人の命を故意に奪った殺人容疑も視野に入れている。

 仏検察は既に副操縦士が機長を操縦室から閉め出して降下ボタンを押し、意図的に墜落させた疑いがあると発表。人為的な事件との見方が固まれば、今後の焦点は動機の解明に移る。

 大量殺人を計画していた場合、テロとの関連も疑われるが、ドイツのデメジエール内相は26日「テロ組織とのつながりはない」と述べ、副操縦士に過激派などの思想的背景はなかったとの見方を示した。

 独メディアでは、副操縦士がうつ状態にあった可能性も報じられている。ルフトハンザ社の26日の会見によると、操縦士の健康診断は定期的に実施しているが、精神面での定期検査はなかったという。

 副操縦士は2008年に同社の施設での訓練開始以降、自主的に数カ月間、訓練を中断した時期があり、捜査当局はこの時期の副操縦士の行動や精神状況に注目している。

 副操縦士は独北部ブレーメンのほか、米アリゾナ州でも10年7~11月に訓練を受け、13年9月に採用された後、630時間の操縦経験があった。

 小学校の時からパイロットを目指していたとされ、友人は独紙に「熱狂的な飛行機マニアで、部屋中に飛行機の写真を張り、ルフトハンザのエンブレムを飾っていた」と話した。また「精神的に不安定な面もあった」とも証言している。

 マラソン好きのスポーツマンでもあり、友人も多かったという。副操縦士の年齢について仏当局は当初28歳としていたが、独当局の発表で27歳と分かった。


独機墜落 これが最後の30分間 ボイスレコーダーから再現
ウォール・ストリート・ジャーナル 3月27日(金)13時47分配信

 フランスの検察当局が、独格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機9525便が仏南東部のアルプスに墜落する直前30分間の様子を明らかにした。これは事故現場から回収された操縦室のボイスレコーダーの記録を書き起こし、要旨をまとめたものだ。同機は現地時間24日午前10時01分にバルセロナを出発した。

仏当局がまとめた最後の30分間の記録

・テープが始まる。

・最初の約20分は機長と副操縦士が「通常の明るく礼儀正しい」口調で話をしている。

・機長が副操縦士にデュッセルドルフへの着陸について手短に説明する。副操縦士の返答が短くなる。

・機長が副操縦士に機体の操縦を要請する。

・椅子が後方にスライドする音とドアが閉まる音が聞こえる。機長が「生理現象」のために席を離れたようだ。

・少しして副操縦士が飛行監視システムの下降ボタンを作動させる。作動は自発的にしか行うことはできない。

・機長がビデオインターコムを介して操縦室に入れるよう何度も要請しているのが聞こえる。

・機長が操縦室のドアをたたく。応答はないが、まだ操縦室の中で息をしているのが聞こえる。

・マルセイユの航空交通管制官が、操縦室と連絡を取ろうと繰り返し試みているのが聞こえる。

・航空管制官が操縦室に緊急救難信号7700を発信装置に入力するよう要請する。応答はなく、緊急着陸に向け同機に最優先権が与えられる。

・航空管制官が他の航空機に無線でジャーマンウィングス機に連絡を取れないかどうか試すよう要請する。応答はない。

・地上への接近を知らせる警告音が鳴り、誰かがドアを蹴破ろうとしている大きな音が聞こえる。

・最後の衝撃音の直前に衝撃音が一度聞こえる。同機は斜面に一度ぶつかったあと、山腹を滑り落ちていったとみられる。

・救難メッセージは一度も発信されず、副操縦士は一度も応答しなかった。

原文(英語): Germanwings Plane Crash: The Last 30 Minutes


ドイツ墜落機の副操縦士は「良い若者」、地元から驚きの声
ロイター 3月27日(金)13時13分配信

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 3月26日、150人が死亡した独旅客機墜落事故は、副操縦士が故意に墜落させた可能性が指摘されているが、同副操縦士について地元からは「良い若者」だったとの声が聞こえてくる。写真は同副操縦士とされる男性。ロイターTVの映像から(2015年 ロイター)

[モンタバウア(ドイツ) 26日 ロイター] - 乗客乗員150人全員が死亡した独格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機墜落事故。同事故を調査している検察当局は、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が故意に墜落させた可能性があると発表したが、同副操縦士について地元からは「普通の人」、「良い若者」との声が聞こえてくる。

ルビッツ副操縦士は、ドイツ西部にある人口約1万2000人ほどの小さな町モンタバウア出身。副操縦士が最初の飛行免許を取得した航空クラブの責任者は「まったく普通の男だった」とコメント。昨秋には再訓練コースを受けに戻ってきたことを明かし、その時の印象も「とても感じが良く、面白くて礼儀正しい若者」だと語った。

同旅客機が墜落したフランスの検察当局が26日、ルビッツ副操縦士が故意に墜落させた可能性があると発表すると、モンタバウアの町には衝撃が走った。

ドイツ当局は、機長がコックピットを離れた際、なぜルビッツ副操縦士が独りで操縦し、機体を降下させたのか説明がつかず困惑している。デメジエール内相は、ルビッツ副操縦士とテロ組織との関わりは見つかっていないとしている。

副操縦士のフェイスブックのページからは、ハーフマラソンに参加したり、ポップ音楽やクラブに興味があったり、米サンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジを訪れたりと、活動的なライフスタイルを送っていたことが伺える。

航空クラブの長年のメンバーでルビッツ副操縦士をよく知る男性は「言葉にならない。懇意にしていた私には信じられない」と驚きを隠さない。「とてもいい若者。物静かなときもあるが、とても楽しい人だった。ここにいる多くの若者とまったく同じだ」と述べた。

捜査当局は副操縦士の実家も家宅捜索。近所に住む男性はこうした事態に「とてもショックを受けている」と話した。

また、副操縦士が2007年に卒業した高校の校長はロイターに対し「あなた方と同様、私も衝撃を受け、驚いている」と語った。

ジャーマンウィングスは今のところ、副操縦士に関して断片的な情報しか明らかにしていない。副操縦士は2013年9月、ジャーマンウィングスに入社、操縦時間は630時間だった。一方、機長の操縦時間は6000時間超で、親会社のルフトハンザに10年間勤務していた。

副操縦士は北部の都市ブレーメンにあるルフトハンザのパイロット訓練校でトレーニングを受けたが、同校は副操縦士についてコメントするのを差し控えた。地元の航空クラブはウェブサイト上に墜落機の便名と副操縦士の名前とともに黒いリボンを掲げた。

前述の同クラブに所属する男性は「彼は友人が多く、孤立していなかった。グループに溶け込んでいた」と話した。


独機墜落事故、副操縦士の故意の疑い 仏検察調べ
2015年3月27日(金)13時5分配信 J-CASTニュース

ドイツの格安航空会社(LCC)、ジャーマンウィングスの旅客機(乗員乗客150人)が南仏の山中に墜落した事故で、フランスの検察当局は2015年3月26日に開いた会見で、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(28)が故意に機体を急降下させて墜落させた疑いがあるとの見方を示した。検察によると、フライト中に機長がコックピットを出た後に副操縦士がなんらかの操作を行って急降下させた可能性が高い。事故現場で回収されたブラックボックス内の音声データには、機長がコックピットのドアをこじ開けようとする様子が収録されていたが、副操縦士は応じなかった模様だ。墜落直前まで副操縦士が呼吸する音も収録されており、副操縦士に体調の異変はなかったとみられている。


操縦室の常駐人数見直しも ジャーマンウイングス墜落で
Aviation Wire 3月27日(金)12時56分配信

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ジャーマンウイングス墜落を受け、コックピットの常駐人数見直しも=12年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 現地時間3月24日に起きたルフトハンザ・グループのLCC(低コスト航空会社)、ジャーマンウイングス(GWI/4U)の4U9525便(エアバスA320型機、登録番号D-AIPX)墜落事故で、現地メディアは副操縦士がコックピットで1人になった際、故意に墜落させた疑いを報じている。

 旅客機を運航する際、最低2人の運航乗務員(パイロット)が必要。トイレなどで1人が離席する場合、国土交通省の運航規程審査要領では、最低1人のパイロットがコックピットに残り、酸素マスクを装着することなどを定めている。全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)など、日本の航空各社はこれに基づいてオペレーションマニュアルを作成し、航空局(JCAB)の承認を得て運航している。

 一方、FAA(米国連邦航空局)は最低2人の乗員がコックピット内に常駐することを定めている。最低1人のパイロットに加えて、パイロットか客室乗務員がもう1人コックピット内にいなければならない。

 日本の航空会社でも、コックピットに2人残るよう規定を定めている会社もある。このうちスカイマーク(SKY/BC)では、パイロットが1人離席する場合は客室乗務員がコックピットに入り、2人体制を維持しているという。

 今回の事故を契機に、海外の航空会社では規定を見直す動きが出ている。日本でもコックピット内に残る人数について、見直す機運が高まりそうだ。JCABの航空事業安全室では「各国の対応を調査中」としており、情報収集を進めながら対応を検討していくという。


独機墜落:犠牲者の捜索難航、2週間余り要する公算-仏当局
Bloomberg 3月27日(金)12時39分配信

  (ブルームバーグ):墜落した独ジャーマンウイングス機の破片が散乱するフランス南東部のアルプス山中で、仏警察当局による犠牲者の捜索活動が行われている。発見された遺体は身元確認のため基地に空輸される。

当局者によると、険しい山中での作業は困難である上に、墜落の衝撃で粉々に壊れた機体の残骸が広範囲に散乱しており、遺体収容に2週間余りを要する可能性があるという。この事故で乗員・乗客150人が犠牲になった。

警察官や消防士、法医学専門家を含む医療関係者など計約600人が捜索活動に参加。5機のヘリコプターで作業に当たっている。ジャーマンウイングス9525便の墜落事故は24日に発生し、25日に捜索作業が始まった。

仏検察当局のブリス・ロバン検察官は「遺体の収容作業は来週末までに終わらない見通しで、恐らくその翌週までかかるだろう」と指摘。「DNA鑑定が始まり、犠牲者150人全員の身元が確認されるまで続く」と述べた。

原題:Crash Victims’ Body Parts Sorted in Alps Ravine by French
Police(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:パリ Mark Deen ,markdeen@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Fergal O’Brien
Vidya Root ,fobrien@bloomberg.net


テロ防止でドア強化…副操縦士、安全対策悪用か
読売新聞 3月27日(金)12時37分配信

 【デュッセルドルフ(ドイツ西部)=五十棲忠史】ジャーマンウィングスの親会社ルフトハンザのカーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は26日の記者会見で、2001年9月11日の米同時テロ発生後、「コックピットのドアは、武器を使って(無理やり)開けられないように、強化されていた」と語った。

 ルビッツ容疑者が安全対策の強化を悪用した可能性が出てきた。

 シュポア氏や英BBC放送などによると、墜落機は、コックピットに再入室する際は暗証番号を入力し、中にいる操縦士が応じればドアが開くシステムを採用していた。中の操縦士が意識を失っている場合を想定し、外から別の番号を入力すると、ドアを開けられる仕組みも設けられていた。

 一方、テロリストの入室を防ぐため、操縦士がドアの開閉を拒否できる仕組みもあった。中に残った操縦士がドアをロックすると、機長であっても入室できなくなる。今回の墜落は、ルビッツ容疑者がこの仕組みを使ったとみられている。


操縦士による故意の墜落、深刻な脅威として浮上-独旅客機事
Bloomberg 3月27日(金)12時13分配信

  (ブルームバーグ):独ジャーマンウイングス機の墜落事故でパイロットが故意に同機を墜落させた疑いが濃厚なことで、自殺を企てる操縦士や乗務員に対する予防措置が急務となっていると、事故調査関係者は指摘する。この問題は航空史上最も深刻な脅威の一つとして浮上してきた。

フランスの検察当局が副操縦士が同機を山中に墜落させたようだとの見解を示したほか、消息不明となっているマレーシア航空370便についても意図的な事故であることを示す証拠がある。こうした事故はここ1年5カ月で3件となり、死者は416人に上る。

米運輸安全委員会(NTSB)元幹部のピーター・ゴエルズ氏は、「われわれは過去にはこのような事故を1回限りの例外だと考え、新たな対策や手続きが必要だとはみていなかった」と指摘。「今回の事故でこの状況は一変した。世界の航空業界はこれを考慮する必要がある」と述べた。

課題となっているのは、航空機を破壊して乗客を道連れに自殺する意図のあるパイロットに対してどのような予防措置を講じることができるかだ。安全性専門家は心理テストの拡充や操縦室のドアの設計変更などの手段を議論しているものの、地上を離れた空を飛行する以上、航空機は常にそれをコントロールする人間次第だという現実に航空業界は直面する。

元NTSB委員のリチャード・ヒーリング氏は、操縦室に常に2人がいることを義務付ける米国の規定は「操縦室に残るパイロットの異常または行き過ぎた行動の抑止になる可能性がある」と指摘。「しかしこの抑止効果は限定的だ」と述べた。

仏検察当局が墜落事故について見解を示した数時間後、ノルウェーの格安航空会社ノルウエジアン・エアシャトルは、操縦室に常に2人いることを義務付ける規定への変更手続きを急ぐと発表。エア・カナダは同様の変更を直ちに実施すると表明した。

元NTSB調査担当者のマルコム・ブレナー氏によると、ジャーマンウイングスの事故を受け、パイロットが故意で起こした死亡墜落事故は1982年以来少なくとも7件となった。

原題:Rogue-Pilot Disasters Rise as Germanwings Crash Shows
Danger (1)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Alan Levin ;ダラス Mary Schlangenstein ,alevin24@bloomberg.net,maryc.s@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Jon Morgan ;
Edward Dufner
Edward Dufner ,jmorgan97@bloomberg.net,edufner@bloomberg.net


ドイツ機墜落、ルビッツ副操縦士とは?
CNN.co.jp 3月27日(金)11時59分配信

(CNN) 乗客乗員150人が乗った旅客機を故意に墜落させたとされるジャーマンウィングスのアンドレアス・ルビッツ副操縦士(28)。最後の瞬間の音声は、同機のボイスレコーダーにも残っていなかった。

捜査当局によると、ルビッツ副操縦士は機長を閉め出して1人で操縦室に残った。ボイスレコーダーには副操縦士の落ち着いた呼吸音だけが収録されていた。

当局者によれば、ルビッツ副操縦士は精神衛生診断に合格して採用され、テロ組織との関係も確認されておらず、飛行中に健康問題が生じた形跡もない。

親会社ルフトハンザ航空のカーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)も26日、同副操縦士はすべての試験に合格して健康診断にも異常はなく、精神的に不安定な兆候もなかったと語った。

ルビッツ副操縦士が育ったドイツ西部のモンタバウアーで同じ飛行クラブに所属していた知人のパイロットたちは、信じられないと口をそろえる。ある知人は「ごく普通の若者だった」と振り返り、別の知人も「私の知っているアンドレアスならこんなことはあり得ない」と絶句した。

ジャーマンウィングスによると、ルビッツ副操縦士は2013年に採用され、ドイツ・ブレーメンにあるルフトハンザの施設で訓練を受けた後、630時間の飛行経験を積んできた。
検察によれば、今回操縦していたのと同型機での飛行経験は100時間程度だったが、単独で同機を操縦するために必要な資格はすべて持っていたという。

シュポア氏は、「ルフトハンザには乗員が処分を受けることなく自分自身の問題や同僚の問題を報告できる制度がある。だが今回はこれが使われなかった。我々が誇ってきたすべての安全策が機能しなかった」と肩を落とした。

ボイスレコーダーに残された音声からは、操縦室を出た機長が再入室しようとしたところ、ドアが開かず閉め出されていたことが判明。当局は、操縦室に残ったルビッツ副操縦士が故意に機長を閉め出したのは明らかと見ている。

航空機の操縦室は2001年9月11日の米同時テロを受けて、ドアを力ずくで破ったり小火器で破壊したりできない作りになった。このため「機長が操縦室に戻れる手段はなかった」とシュポア氏は説明する。

米国の航空会社は、パイロットが操縦室を離れる場合は客室乗務員が代わって入室し、操縦室には必ず2人以上残すことを義務付けられている。しかし各国の航空会社がすべてこうした措置を取っているわけではないと専門家は指摘している。


過去にあった操縦士による「意図的」墜落の事例
AFP=時事 3月27日(金)11時55分配信

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仏南東部セーヌ近くのアルプスに墜落した独ジャーマンウイングス機の残骸近くを飛ぶヘリコプター(2015年3月26日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】乗客乗員150人が死亡した独格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)機墜落は、副操縦士が意図的に行ったものだとの見方が、仏調査当局によって示された。運航中の航空機を正副いずれかの操縦士が故意に墜落させた事例は、まれだが過去にもある。

独機「意図的」墜落で世界に衝撃、航空各社が規則見直し

■モザンビーク航空(LAM)

 2013年11月29日、モザンビークの首都マプト(Maputo)からアンゴラの首都ルアンダ(Luanda)に向かっていたモザンビーク航空TM470便がナミビア北東部で墜落。乗客乗員33人が死亡した。墜落機はブラジル製のエンブラエル(Embraer)190型機。

 フライトレコーダー(飛行記録装置)から、エルミーニオ・ドス・サントス・フェルナンデス(Herminio dos Santos Fernandes)機長は同機を墜落させる「明白な意図」をもって自動操縦装置を操作していたとみられ、捜査当局は機長に同機を墜落させる「明白な意図」があったと結論付けた。

■エジプト航空(EgyptAir)

 1999年10月31日、米ニューヨーク(New York)を飛び立ったエジプトの首都カイロ(Cairo)行きのエジプト航空990便、ボーイング(Boeing)767型機が、離陸から間もなく大西洋(Atlantic Ocean)上に墜落。乗客乗員217人全員が死亡した。

 ブラックボックスの解析により、副操縦士による故意の事故だったことが判明。この操縦士は墜落寸前に「わたしは今決断した。神の意志を信じる」と言い残していた。

■シルクエア(SilkAir、シンガポール)

 1997年12月19日、シンガポール航空(Singapore Airlines)子会社シルクエアのボーイング737型機が、インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)からシンガポールに向けて飛行中にインドネシアの河川に墜落。乗客乗員104人全員が死亡。米捜査当局は、機長が故意に同機を墜落させた可能性があるとした。

 報道によると、機長は懲戒・降格処分を受けたばかりで債務も抱えていた。さらに自身の行為を隠すためブラックボックスのスイッチを切っていたとされる。ただしシンガポール当局の捜査では結論は出ていない。

■ロイヤル・エア・モロッコ(Royal Air Maroc)

 1994年8月21日、モロッコ南部アガディール(Agadir)発カサブランカ(Casablanca)行きのロイヤル・エア・モロッコ機が離陸直後、同国内のアトラス(Atlas)山脈に墜落。乗っていた44人全員が死亡した。調査開始から間もなく、副操縦士の最期の言葉に基づき、機長の自殺だったと断定された。

■日本航空(Japan Airlines、JAL)

 1982年2月9日、日本航空のDC8型機が羽田空港(Haneda Airport)への着陸直前に東京湾に墜落。乗客乗員のうち24人が死亡した。捜査から、墜落を生き延びた機長が不安定な精神状態にあったことが明らかになった。

 このほか、昨年に乗客乗員239人を乗せて消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便について飛び交う仮説にも操縦士の自殺とするものがある。同機は通信システムが意図的に断たれ、予定の針路を外れていた。【翻訳編集】 AFPBB News


独墜落機、当局はフライトレコーダー発見急ぐ-副操縦士が焦点
Bloomberg 3月27日(金)11時46分配信

  (ブルームバーグ):フランス山中に墜落した独ジャーマンウイングス9525便の事故調査官は運航状況を記録したフライトレコーダーの発見に全力を挙げている。検察当局は副操縦士が機長を操縦室から閉め出した後、故意に機体を急降下させた疑いがあると判断しており、その見方を裏付けるためだ。

ブリス・ロバン検察官は26日、マルセイユでの記者会見で、ボイスレコーダーに残された音声データは、機長がキャビンに出た後、副操縦士が機体を降下させ始め、機長の再入室を拒否したことを示していると述べた。また、機体が最高速度で山腹に激突する瞬間まで副操縦士は呼吸以外は沈黙したままだったという。

ジャーマンウイングスと親会社のルフトハンザ航空にとって過去最悪となったエアバスA320の墜落が、技術的な障害が原因ではなく、意図的な行為によるものだった可能性が示された。フライトデータは副操縦士が機器に加えた変更を記録しているため、このデータは重要になる。

航空機の飛行状況を記録するサービスを手掛ける「フライトレーダー24」が集めたデータによれば、離陸当初、ジャーマンウイングス機の自動操縦装置は高度3万フィート(約9100メートル)にプログラムされた後、3万2000フィート(約9750メートル)に再設定され、最終的に3万8000フィート(約1万1600メートル)の巡航高度に引き上げられた。その後自動操縦装置は手動で高度96フィート(約29.3メートル)にリセットされたと同社の共同創業者、ミカエル・ロバートション氏がインタビューで明らかにした。

別のシナリオ

同氏は「4分後、何者かが自動操縦装置に手を伸ばし、最も低い位置に変更した」と述べた。同氏は捜査当局にこうした情報を提供したことを明らかにした。

今回の墜落は通常の日中フライトで発生し、機体も必要な全ての検査を経ていたことから当局も不可解と受け止めている。

米運輸安全委員会(NTSB)の元メンバーで、現在はワシントンでRキューブド・コンサルティングを経営するリチャード・ヒーリング氏は、仏検察が公表した状況ではまだ別の解釈も可能だとの見方を示す。

同氏は「現時点では、操縦室に残っていたパイロットがもう一人が離席したと同時に行動不能となった可能性も排除できない」とした上で、「残ったパイロットが意図的に何かを行った可能性がより高いが、フライトレコーダーが回収されるまで結論付けることはできない」と述べた。

原題:Co-Pilot Focus in Crash Probe Intensifies Hunt for Data
Recorder(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:パリ Mark Deen ;ベルリン Arne Delfs ;トゥールーズ Andrea Rothman ,markdeen@bloomberg.net,adelfs@bloomberg.net,aerothman@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Benedikt Kammel
Edward Dufner, Bruce Rule ,bkammel@bloomberg.net


<独旅客機墜落>副操縦士宅を家宅捜索 殺人容疑も視野に 
毎日新聞 3月27日(金)11時41分配信

 ◇ドイツ航空産業連盟が「常時2人態勢規則」導入決める

 【ベルリン篠田航一】フランス南部で起きた独ジャーマンウイングス機墜落で、ドイツ検察当局は26日、独西部モンタバウアーにあるアンドレアス・ルービッツ副操縦士(27)の実家や、デュッセルドルフの自宅を家宅捜索した。副操縦士が乗客・乗員計149人の命を故意に奪った殺人容疑も視野に入れている。仏検察は副操縦士が機長を操縦室から閉め出して降下ボタンを押し、意図的に墜落させた疑いがあると発表。人為的な事件との見方が固まれば、今後の焦点は墜落を計画した副操縦士の動機の解明に移る。

 大量殺人を計画していた場合、テロとの関連も疑われるが、ドイツのデメジエール内相は26日「テロ組織とのつながりはない」と述べ、副操縦士に過激派などの思想的背景はなかったとの見方を示した。

 独メディアでは、副操縦士がうつ状態にあった可能性も報じられている。ルフトハンザ社の26日の会見によると、操縦士の健康診断は定期的に実施しているが、精神面での定期検査はなかったという。

 副操縦士は2008年に同社の施設での訓練開始以降、自主的に数カ月間、訓練を中断した時期があり、捜査当局はこの時期の副操縦士の行動や精神状況に注目している。

 副操縦士は独北部ブレーメンのほか、米アリゾナ州でも10年7~11月に訓練を受け、13年9月に採用された後、630時間の操縦経験があった。

 小学校の時からパイロットを目指していたとされ、友人は独紙に「熱狂的な飛行機マニアで、部屋中に飛行機の写真を張り、ルフトハンザのエンブレムを飾っていた」と話した。また「精神的に不安定な面もあった」とも証言している。

 マラソン好きのスポーツマンでもあり、友人も多かったという。副操縦士の年齢について仏当局は当初28歳としていたが、独当局の発表で27歳と分かった。

 一方、ドイツの航空会社や空港運営会社などで組織するドイツ航空産業連盟(本部ベルリン)は26日、飛行中は操縦室に1人だけ残る時間を作らず、常時2人態勢を維持する「2人態勢規則」の導入を決めた。

 同連盟のマティアス・フォン・ランドウ事務局長がDPA通信に述べた。従来「常時2人態勢」は明文化されていなかったが、人為的な墜落を防ぐため、ジャーマン社や親会社ルフトハンザのほか、エアベルリンなどドイツの各航空会社が「今後速やかに規則を導入する」という。

 既に英国の格安航空会社イージージェット、エア・カナダなど欧米の航空会社は続々と常時2人態勢の導入を決めている。メルケル政権の与党内からも「1人の操縦士が操縦室を出る場合、必ず別の乗員が交代で室内に入り、常に2人態勢を維持すべきだ」(ファーツ・キリスト教民主同盟議員)などの指摘が相次いでいた。


独機墜落の最後の瞬間、コックピット内は「完全な静寂」
AFP=時事 3月27日(金)11時37分配信

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墜落した独格安航空会社ジャーマンウイングス4U9525便と同じエアバスA320型機のコックピットに座る操縦士ら(2008年9月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】独格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)4U9525便の飛行は、他のフライトと何ら変わりなく始まり、コックピット内での会話もごく普通のもので、アンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士(28)が他の乗員乗客149人を巻き添えに実行したとされる恐怖の行動の兆候は一切なかった。

独機「意図的」墜落で世界に衝撃、航空各社が規則見直し

 回収された同便のボイスレコーダー(音声記録装置)の解析を担当するブリス・ロバン(Brice Robin)検察官は26日の記者会見で、「彼らは最初の20分間、操縦士らが通常するように、ごく普通に丁寧な口調で話していた」と述べた。

 スペイン・バルセロナ(Barcelona)を飛び立った同機が、巡航高度に達して自動操縦モードに入った際、ルビッツ副操縦士と機長は、目的地の独デュッセルドルフ(Duesseldorf)への着陸について話し始めた。

 ルビッツ副操縦士の応答は普通だったが、「極めて短く、対話とは言えないものだった」とロバン検察官は説明した。「その後、操縦士がルビッツ副操縦士に操縦を代わるよう頼み、椅子を後ろに引いてドアが閉まる音がした。トイレに行ったのだと思われる」

 1人になると、同副操縦士は飛行監視システムのボタンを押し、機体の降下が始まった。「この動作は、故意でしかあり得ない」「もし意識を失って覆いかぶさったとしても、(ボタンは)4分の1押されるだけで作動はしない」(ロバン検察官)

 操縦士はトイレから戻り、操縦室のドアを開けようとした。ドアはハイジャック防止のため強化されており、開けるには暗証コードが必要だ。

 操縦士がコードを知らなかったことも考えられるが、ジャーマンウイングスの親会社ルフトハンザ航空(Lufthansa)のカールステン・シュポア(Carsten Spohr)最高経営責任者(CEO)は、その可能性は低いとしている。当局は、ルビッツ副操縦士が故意にドアを内側から施錠し、誰も入れないようにした可能性の方が高いとみている。


■「完全な静寂」

 ブラックボックスの録音では、機長が次第に必死さを増してドアを打ち破ろうと試みる一方で、ルビッツ副操縦士からは何の反応もない。副操縦士が同機の降下を開始してから8分間、同副操縦士は冷静を保っていたとみられ、無言かつ普通の息遣いをし、パニックを示すものはなかった。「彼は一言も発しなかった。完全な静寂だ」(ロバン検察官)

 南仏のトゥーロン(Toulons)上空で機体が降下を始めたことを、航空管制官が察知し、同機との交信を繰り返し試みた。だが、同機からは応答も、遭難信号もなかった。

 ロバン検察官によると、同機は高度約1万~1万2000メートルから2000メートルまで徐々に降下したため、乗客は事態に気づいていなかったとみられる。「犠牲者らは、最後の瞬間になって初めて気がついたと思う。悲鳴が聞こえたのは、衝突の直前だった」

 その直後、同機は山の中腹に時速700キロで衝突した。ルビッツ副操縦士の動機については全く分かっていない。【翻訳編集】 AFPBB News

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