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2015年3月26日 (木)

独ジャーマンウイングス150人乗りエアバスA320墜落のニュース・5

引き続き、スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフへ向かっていた独ジャーマンウイングスのエアバスA320型機(乗客144人、乗員6人)が24日、フランス南部の山岳地帯に墜落したニュースを伝達します。
ジャーマンウイングスは独ルフトハンザ航空傘下の格安航空会社(LCC)。

フランス内務省によると、墜落した航空機の残骸すでに発見されており、救助活動に入っていると報じられているが、オランド仏大統領は、全員の生存が絶望視されると発表した。

事故の詳細はまだ明らかではないが、今回の事故と同型の、エアバスインダストリー製のA320型機は、民間輸送機として世界で初めて電気信号による操縦指示(フライ・バイ・ワイヤ)を採用した機体で、最近では昨年12月28日に162人が乗ったエアアジアの同型機が悪天候の影響によると見られる理由でインドネシア沖に墜落する事故が起きたほか、時就航直後の1988年にエールフランス機がフランス・アブゼム空港でデモフライト中に墜落したのを皮切りに、1990年にはインディアン航空機がインド・バンガロール(ベンガルール)で、1992年にエールアンテール機がフランス・ストラスブールで、2006年にはアルマビア航空機がロシア・ソチでそれぞれ墜落するなど、これまでに操縦系統のトラブルによる多数の重大事故を起こしている。

リンク:<独旅客機墜落>遺体の身元確認が難航 作業に数週間か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独旅客機墜落>搭乗名簿の佐藤さん親族、現地へ 成田出発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士「燃え尽き症候群」か…実家・住居捜索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独旅客機>日本国内に「操縦室に2人常駐ルール」なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:佐藤さんの家族、現地へ=「申し上げることない」―独旅客機事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:意図的墜落「大きな衝撃」=菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パイロット自殺行為、過去にも事例-独航空機、故意に墜落か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落した独旅客機の残骸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落現場付近に集まった乗客の家族ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機墜落 「操縦室常時2人」導入 欧米航空業界一斉に動く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機墜落 副操縦士宅など捜索 「鬱のようだった」周辺者証言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ機は副操縦士の故意で墜落、仏捜査当局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独旅客機>副操縦士の年齢は27歳 独当局が発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落現場付近を訪れる乗客の家族ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空各社、操縦室2人常駐を義務化 ドイツ機墜落で対策 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士とみられる男性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士の動機焦点=独機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機「意図的」墜落で世界に衝撃、航空各社が規則見直し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機事故 副操縦士が故意に墜落 機長を閉め出す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落 副操縦士に何が? 管制当局呼びかけに無言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機「意図的墜落」の副操縦士、パイロットが夢だった好青年 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:家族ら300人現地入り=独機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:訓練中断時「落ち込んでいた」=副操縦士関係先捜索、本格化―独機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独旅客機>意図的墜落、27歳副操縦士なぜ 控えめな性格 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落、副操縦士の自宅捜索 - 速報:@niftyニュース.
リンク:墜落ドイツ機、高度100フィートへの降下設定=ウェブサービス - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:動機は依然不明、謎多い副操縦士の人物像-テロとの関係ない - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ機墜落、「テロ」関連の材料なく=ホワイトハウス - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「意図的降下」に「怒り覚える」…憤り言葉失う - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独機墜落>佐藤淳一さんの父 ドイツへ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独旅客機>副操縦士1人が降下早めるため…仏検察会見要旨 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:物静か、仕事に喜び=独墜落機の副操縦士 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:遺体搬送始まる、乗客家族の受け入れ準備も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:副操縦士、数カ月訓練中断=独旅客機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<独旅客機墜落>遺体の身元確認が難航 作業に数週間か
毎日新聞 3月27日(金)11時31分配信

 【セーヌレザルプ(フランス南部)宮川裕章】フランス南部で起きた独ジャーマンウイングス機墜落で、仏検察当局のブリス・ロバン検察官は26日の記者会見で、遺体の身元確認作業には数週間かかるとの見通しを発表した。墜落の衝撃で遺体の損傷が激しく、急斜面に飛散していることから、作業は困難を極めている。

 墜落現場では仏憲兵隊の部隊を中心に機体の残骸や遺体の回収作業を続けている。また、仏検察当局はドイツ、スペインの当局にも協力を要請し、身元確認の照合に必要なデータの収集を急いでいる。

 だが、墜落機は時速700キロの猛スピードで山に衝突し、残骸や遺体は標高1500メートルの斜面の約4ヘクタールに散乱。仏航空事故調査局(BEA)のジュティ局長は「爆発事故などと比べ残骸などがより細かくなっている」と述べた。

 一方、仏検察当局の26日の発表で、副操縦士による意図的な墜落が明らかになり、関係各国の首脳に衝撃が広がった。ドイツのメルケル首相は「想像を超えた事態だ。政府は事故原因の究明を全面的に支援する」と語った。多数の犠牲者が出たスペインのラホイ首相はツイッターに「捜査の最新情報を知って動揺している」と投稿した。


<独旅客機墜落>搭乗名簿の佐藤さん親族、現地へ 成田出発
毎日新聞 3月27日(金)11時29分配信

 独ジャーマンウイングス機の墜落事故で、同機に乗っていたとみられる北海道江差町出身の会社員、佐藤淳一さん(42)の父幸男さん(68)が現地へ向かうため27日午前、成田空港を出発した。

 淳一さんの勤務先などによると、幸男さんは同空港で淳一さんの妻の親族2人と合流し、独デュッセルドルフ行き全日空機に搭乗した。仏マルセイユを経由して事故現場近くへ向かう。幸男さんは全日空を通じ「今申し上げることはございません。疲れているので取材は遠慮したい」とコメント。報道陣の前を通る際に数回会釈した。

 淳一さんは室蘭工業大と同大学院で学び、産業機械の総合商社「西華産業」に就職。2009年4月からデュッセルドルフにある現地法人に出向し、支配人代行を務めていた。【早川健人】


副操縦士「燃え尽き症候群」か…実家・住居捜索
読売新聞 3月27日(金)11時27分配信

 フランス南東部アルプス山中で24日に起きたドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機墜落で、フランスとドイツの捜査当局は26日、意図的に機体を墜落させたとみられるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)について殺人容疑で本格捜査に着手した。

 動機解明が焦点となる。墜落をめぐっては操縦室の入室管理が悪用された疑惑も浮上し、各航空会社は相次いで防止策を発表した。

 【モンタバウアー(ドイツ西部)=工藤武人】独捜査当局は26日、ルビッツ容疑者の実家や住居を捜索し、パソコンなどを押収した。

 捜索は仏検察当局の要請を受けたもので、独西部モンタバウアーにあるルビッツ容疑者の実家やデュッセルドルフの住居が対象になった。独DPA通信によると、実家の捜索は約4時間に及び、独検察当局は、ルビッツ容疑者の私物押収に重点を置いたと説明した。パソコンのウェブサイトの閲覧履歴や書き込みの分析に加え、日記など心情をつづったものがなかったかなどについて調べるとみられる。

 ドイツの有力紙フランクフルター・アルゲマイネ(電子版)や有力誌シュピーゲル(電子版)は、ルビッツ容疑者が「燃え尽き症候群」とみられる精神的な問題を抱えていた可能性があると伝えた。


<独旅客機>日本国内に「操縦室に2人常駐ルール」なし
毎日新聞 3月27日(金)11時4分配信

 フランス南部で起きた独ジャーマンウイングス機墜落で、ドイツ人の副操縦士が機長を操縦室から閉め出した後、降下ボタンを押し、意図的に墜落させた、ことが26日、仏検察当局から明らかにされたが、日本の国土交通省航空局によると、国内には操縦室に2人が常駐するよう定めたルールなどはなく、トイレなどで1人が外に出た場合、一時的に1人態勢となっている。同局担当者は「事故の正式な調査結果が出た段階で、今後の対策などについて協議したい」と話す。

 航空各社は2001年の米同時多発テロで旅客機の操縦室に犯人が侵入したことを踏まえ、強化型ドア導入を進めた。ある国内大手航空会社の現役機長は「イスラム過激思想に共鳴した操縦士がテロを行う危険性は指摘されてきたが、今回の墜落で強化型ドアが万能では無いことが改めて分かった」と衝撃を隠せない。機長によると、同時多発テロ直後から強化型ドア設置までの数カ月間は、外部からの侵入者対策として、操縦士が外に出た際は客室乗務員が操縦室に入って2人態勢を守る措置を社内で行っていたという。【佐藤賢二郎】


佐藤さんの家族、現地へ=「申し上げることない」―独旅客機事故
時事通信 3月27日(金)10時54分配信

 フランス南東部で起きたドイツ旅客機墜落事故で、搭乗者名簿に名前のあったドイツ・デュッセルドルフ在住の佐藤淳一さん(42)の家族が27日午前、成田空港から現地に向かった。
 出発したのは、佐藤さんの父幸男さん(68)。デュッセルドルフを経由し、事故現場に近いフランス・マルセイユ空港に入るという。
 新千歳発の航空機で午前9時すぎに成田空港に到着した幸男さんは、チェックのジャケット姿。険しい表情を見せながら、無言で国際線への乗り継ぎ口に向かった。「大変疲れている」と取材には応じず、「今申し上げられることは何もございません」とのコメントを寄せた。


意図的墜落「大きな衝撃」=菅官房長官
時事通信 3月27日(金)10時51分配信

 菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、フランス南東部で起きたドイツ旅客機墜落をめぐり、副操縦士が意図的に墜落させたとの見方が強まっていることに関し、「大きな衝撃を受けている。フランスをはじめとする関係当局の調査によって、一日も早く全容が解明されることを望む」と述べた。搭乗者名簿に記載があった日本人男性2人の安否に関しては、「新たな情報は、現在は得られていない」と語った。 


パイロット自殺行為、過去にも事例-独航空機、故意に墜落か
Bloomberg 3月27日(金)10時43分配信

  (ブルームバーグ):ドイツのジャーマンウイングス機が24日墜落し乗客と乗員合わせて150人が犠牲となった事故では、副操縦士が機長を操縦室から締め出し、同機を意図的に山中に墜落させたとの見方が強まっている。

航空史ではこれまでにも、パイロットが航空機の急降下や目的地以外への運航を選択したとみられる事例がまれながらある。

以下に、ブルームバーグの過去記事と、航空事故に関する情報を集めたウェブサイト「航空安全ネットワーク」のデータに基づいて集計した、パイロットの自殺または不正行為との関連が指摘される事故のリストをまとめた。

◎マレーシア航空370便、2014年3月:  370便は予定されていた航路を外れてレーダーから消え、消息を絶った。乗客・乗員239人が死亡したとされる。捜索活動が続けられたが、残骸は見つかっていない。パイロットの意図的な行動が一つの仮説として挙がっているものの、原因究明には至っていない。

◎LAMモザンビーク航空、2013年:  AFP通信がフライトレコーダーのデータに基づく予備調査の結果として報じたところによれば、パイロットが旅客機エンブラエル190を「意図的に」墜落させ乗客27人、乗員6人が死亡した。

◎エジプト航空990便、1999年:  副操縦士が、同機を米ニューイングランド沖に墜落させ217人が死亡した。事故調査で関係者の証言から副操縦士が以前に性的不品行を非難されていたことが判明。それに対する「腹いせ」が動機とされている。

◎ボツワナ航空、1999年:  健康上の理由でフライトを禁止されていたパイロットが旅客機ATR42を離陸させ無線でさまざまな要求をした後、別の2機に衝突し、1人が死亡した。

◎シルクエアー185便、1997年:  パイロットが、ジャカルタからシンガポールに向かっていた同便を意図的に墜落させたとみられている。104人が死亡。事故原因は公式には確認されていない。  

原題:Cockpit Suicide in Focus After Germanwings Pilot Brings
Down Jet(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:トゥールーズ Andrea Rothman ;フランクフルト Richard Weiss ,aerothman@bloomberg.net,rweiss5@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Benedikt Kammel
Robert Valpuesta ,bkammel@bloomberg.net


墜落した独旅客機の残骸
時事通信 3月27日(金)10時39分配信

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アルプス山脈の山中で墜落したドイツ旅客機の機体の残骸=26日、フランス南東部


墜落現場付近に集まった乗客の家族ら
時事通信 3月27日(金)10時39分配信

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26日、フランス南東部のドイツ旅客機墜落現場付近のルベルネに集まった乗客の家族たち。


独旅客機墜落 「操縦室常時2人」導入 欧米航空業界一斉に動く
産経新聞 3月27日(金)10時34分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ格安航空会社「ジャーマンウイングス」のエアバスA320機墜落を受け、欧米の航空業界が26日、安全性向上に向けた対応に動き始めた。墜落は操縦室内に1人残った副操縦士が故意に引き起こした可能性が強まっていることから、同様の事態を防ぐため、操縦室内に常に2人の人員がいる体制を義務づける。

 ジャーマンウイングスの親会社ルフトハンザを含むドイツの航空会社などでつくる業界団体「ドイツ航空協会」は26日、操縦室内に常に2人の人員がいる体制の導入を検討することで会員企業と合意した。関係当局と協議し、実施を急ぐ。DPA通信が伝えた。

 操縦室内を2人体制とする規定は主に米国で採用されており、パイロットの1人が操縦室を出る場合、乗務員が代わりに入る。だが、ドイツなど多くの国の航空会社は一定の条件で操縦室内に1人だけとなることを認めているケースが多い。

 航空各社では2001年の米中枢同時テロ後、ハイジャック防止のため操縦室の安全強化を重視。内部の操縦士がロックすれば、外部から入室できない仕組みとなった。今回の墜落ではこの仕組みのために機長が閉め出されたとの見方も強まっており、2人体制の義務付けで再発を防ぐ。

 このほか、カナダ当局が26日、同国の航空会社に対して操縦室の常時2人体制を義務化し、即日実施。英イージージェットやノルウェー・エアシャトルといった格安航空会社(LCC)も相次いで導入を表明した。


独旅客機墜落 副操縦士宅など捜索 「鬱のようだった」周辺者証言
産経新聞 3月27日(金)10時32分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの格安航空会社「ジャーマンウイングス」のエアバスA320機墜落で、ドイツの警察当局は26日、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の関係先を家宅捜索した。副操縦士が故意に同機を墜落させた疑いが強まっており、捜査当局は動機など墜落の全容解明を急いでいる。

 DPA通信によると、捜索先は、ルビッツ副操縦士が暮らしていたドイツ西部デュッセルドルフ市内の自宅と同モンタバウアの実家の2カ所。墜落を捜査しているフランス検察当局の要請に基づいて行われた。仏検察当局は副操縦士について、殺人容疑で捜査することを検討している。

 ジャーマンウイングスの親会社のルフトハンザはルビッツ副操縦士について、定期的な検査では精神状態を含めて異常はみられなかったと説明。だが、独紙フランクフルター・アルゲマイネ(電子版)は同日、ルビッツ副操縦士が数年前、「鬱のようだった」とする周辺者の証言を報じた。

 独政府は副操縦士にテロリストとの関係はみられなかったともしており、捜査では動機の解明が大きな焦点となっている。当局は捜索により、副操縦士が最近どのような精神状態だったのかを把握する手がかりを得たい考えだ。

 エアバスA320機は24日、仏南東部の山中に墜落。仏検察当局は26日、ボイスレコーダー(音声記録装置)を解析した結果、副操縦士が機長を操縦室から閉め出し、墜落させた可能性が高いと明らかにした。

 ドイツの地元当局は26日、28歳としていたルビッツ副操縦士の年齢を27歳に訂正した。


ドイツ機は副操縦士の故意で墜落、仏捜査当局
CNN.co.jp 3月27日(金)10時25分配信

(CNN) 乗客乗員150人を乗せたドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機がフランスに墜落した事故で、フランス・マルセイユの検察当局は26日、同機は副操縦士(28)が故意に墜落させたと発表した。ドイツの警察は26日、デュッセルドルフにある副操縦士の自宅を家宅捜索したことを明らかにした。

故意に墜落させたと見られているのはドイツ人のアンドレアス・ルビッツ副操縦士(28)。マルセイユ検察のブリス・ロバン検察官は、ルビッツ副操縦士が「同機の破壊を望んでいた」ようだと説明。計画的な行動だったのかどうかは分からないとしながらも、ルビッツ副操縦士は機長が操縦室を出たタイミングを利用して高度を下げる装置を作動させたと述べ、この装置は意図しなければ作動させることはできないと指摘した。

航空情報サイトの「フライトレーダー24」は、自動操縦装置のプログラムが操縦室内の何者かによって書き換えられ、高度が3万8000フィート(約1万1600メートル)から100フィート(約30メートル)に設定変更されていたことが、トランスポンダーのデータから分かったと伝えた。

検察によれば、操縦室の音声を録音した同機のボイスレコーダーには、操縦室から閉め出された機長がドアを激しくたたく音が収録されていた。墜落の数分前には悲鳴が聞こえた。

離陸後しばらくの間は、操縦室内で機長と副操縦士が普通の会話を交わしていたという。その後機長がトイレに行くため席を離れ、ルビッツ副操縦士に操縦を任せた。

トイレから戻った機長が操縦室のドアを開けるためのコードを入力したのかどうか、あるいはルビッツ副操縦士がドアロックのレバーを操作してこのコードが効かない状態にしたのかは不明。いずれにしても、副操縦士は「機長のために操縦室のドアを開くことを意図的に拒み」(ロバン検察官)、機体を降下させるボタンを使った。

これは「テロ攻撃」と表現できる行為ではなく、150人もの人を殺害した行為は「自殺」とも呼べないとロバン検察官。ルフトハンザ航空のカーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)も、「自分自身を殺して149人を道連れにしたとすれば、自殺ではなく、別の言葉を使わなければならない」と指摘した。

ドイツ当局も、同機は故意に墜落させられたと断定せざるを得ないと述べている。メルケル首相は「ほとんどの人にとって理解しがたい。誰にも想像できない」と語った。

司法関係者によると、フランス政府は米連邦捜査局(FBI)に捜査協力を要請した。

ロバン検察官によれば、テロ容疑者のリストにルビッツ副操縦士の名前はなかった。宗教は現時点で不明。機長と副操縦士の家族は現在フランスにいるという。


<独旅客機>副操縦士の年齢は27歳 独当局が発表
毎日新聞 3月27日(金)9時50分配信

 フランス南部で起きた独ジャーマンウイングス機墜落で、副操縦士の年齢について仏当局は当初28歳としていたが、独当局の発表で27歳と分かった。


墜落現場付近を訪れる乗客の家族ら
時事通信 3月27日(金)9時3分配信

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26日、フランス南東部で起きたドイツ旅客機墜落の現場近くのルベルネを訪れる乗客の家族ら。


航空各社、操縦室2人常駐を義務化 ドイツ機墜落で対策
ロイター 3月27日(金)8時57分配信

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 3月26日、ドイツ機墜落事故で、機長がコックピットを離れた際に事故が起きた可能性が強まっていることを受け、航空会社は乗員2人が常に操縦室内にいることを義務付ける動きが相次いでいる。フランスアルプスの事故現場、26日撮影(2015年 ロイター/Emmanuel Foudrot)

[ベルリン/パリ 26日 ロイター] - 24日のドイツ機墜落事故で、機長がコックピットを離れた際に事故が起きた可能性が強まっていることを受け、航空会社は乗員2人が常に操縦室内にいることを義務付ける動きが相次いでいる。米国以外の多くの国では、トイレに行く際など片方の離席は認められているのが現状だ。

事故を調査しているマルセイユ検察当局は26日、ドイツ人のアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)がコックピットのドアを開けることを拒否し、故意に降下ボタンを作動させた可能性があることが音声記録により分かったと発表した。

これを受け、エア・カナダ<AC.TO>、格安航空会社(LCC)のノルウェー・エアシャトル<NWC.OL>、英イージージェット<EZJ.L>、独エア・ベルリン<AB1.DE>は直ちに、2人の操縦士が常にコックピット内にいるよう定めたと明らかにした。エア・ベルリンによると「顧客から懸念の声が多く寄せられた」という。アイルランドのLCC、ライアンエア<RYA.I>は既に義務化していた。

半面、事故を起こしたジャーマンウィングスの親会社である独ルフトハンザ<LHAG.DE>は義務付けの必要はないと表明。カールステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は記者らに対し「今回は特殊な事例であり、規定変更の必要があるとは考えていない。ただ、専門家らと検討はする」と述べた。ツイッターではこれを批判し、義務化を求める意見が挙がっている。


副操縦士とみられる男性
時事通信 3月27日(金)8時53分配信

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フランスで墜落したドイツ旅客機の副操縦士とみられる男性(仏誌パリ・マッチのウェブサイトより)。


副操縦士の動機焦点=独機墜落
時事通信 3月27日(金)8時52分配信

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フランス南東部で起きたドイツ旅客機墜落をめぐり、仏独の捜査当局は26日、飛行機を意図的に墜落させたとみられる副操縦士の動機解明に向けて本格捜査を開始した。写真は同日、記者会見を行う仏検察当局者。


独機「意図的」墜落で世界に衝撃、航空各社が規則見直し
AFP=時事 3月27日(金)8時28分配信

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フランス・ルベルネで行われたドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス4U9525便墜落の犠牲者追悼集会に出席する遺族と、犠牲者の出身国の国旗を掲げる救助隊(手前、2015年3月26日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)4U9525便は機長を操縦室から閉め出した副操縦士によって「意図的に」墜落させられた疑いがあるとした仏当局の発表は、世界を震撼(しんかん)させ、航空各社は相次いで操縦室規則の見直しを表明した。

 墜落したエアバス(Airbus)A320型機のボイスレコーダー(音声記録装置)解析を担当するブリス・ロバン(Brice Robin)主任検察官は、同機墜落までの数分間について衝撃の事実を発表。それによると、アンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士(28)は操縦室内に一人きりになった際に、同機を降下させ始めた。同副操縦士は同機を「破壊したいという欲求を示していた」とみられるという。

 ロバン主任検察官は、ルビッツ副操縦士が降下ボタンを意図せずに押し、誤って同機を降下させてしまったという可能性は低いとみている。「もし意識を失って覆いかぶさったとしても、(ボタンは)4分の1押されるだけで作動はしない」という。さらに同副操縦士は、「同機の降下を加速させる」よう操作したとされるが、一連の行動の動機は依然謎に包まれている。

 同機墜落により乗客乗員150人が死亡、そのうちの多くはドイツ人とスペイン人だった。新情報に対しアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相は、悲劇に「想像だにしなかった一面」が加わったと述べた。またスペインのマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相も「深く動揺している」と語り、遺族に対し「心からの親愛の情」を示した。

■各社が相次ぎ規則見直し

 発表を受け、航空業界で最初に操縦室規則の変更を命じたのはカナダ当局だった。これにより同国航空会社は操縦室の常時2人体制を義務付けられ、即時適用された。なお、米国の航空会社の多くは既に同様の規則を導入している。

 また英格安航空イージージェット(easyJet)、ノルウェー・エアシャトル(Norwegian Air Shuttle)、アイスランド航空(Icelandair)も規則改定を発表。ドイツ航空協会(BDL)も、操縦室の常時2人体制を各社に義務付ける方針を明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News


独旅客機事故 副操縦士が故意に墜落 機長を閉め出す
産経新聞 3月27日(金)7時55分配信

 【ロンドン=内藤泰朗】フランス南東部のアルプス山中に墜落したドイツの格安航空会社「ジャーマンウイングス」のエアバスA320機をめぐり、仏検察当局者は26日、記者会見し、アンドレアス・ルビッツ副操縦士(28)が単独で同機を降下させ、故意に墜落させた可能性が高いとの見方を示した。当局は殺人容疑での捜査を検討すると表明した。乗員乗客150人の生存が絶望視される旅客機の墜落は、副操縦士が引き起こした異例の事件である公算が大きくなった。

 仏当局はボイスレコーダー(音声記録装置)に基づいて機内の状況を分析。その結果、操縦室に1人でいたルビッツ副操縦士が、外からノックした機長に対し、ドアを開けることを拒否し、降下装置を操作したとの見方を強めた。

 機長はトイレに行くために操縦室を出たとみられる。機体が降下するのを受け、管制官が副操縦士に何度か呼び掛けたが、「操縦室は完全に静かな状態」で、返答はなかった。

 当局は、墜落の瞬間まで副操縦士は意識があったとの見方を示す一方で、「テロであることを示す根拠はない」としている。

 報道によると、ルビッツ副操縦士は2013年から同社で勤務しており630時間の飛行経験があった。

 メルケル独首相は26日、墜落に関する捜査を支援するため、できる限りのことを行う意向を表明した。

 仏航空当局によると、墜落機は24日午前10時(日本時間同日午後6時)すぎ、スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向け離陸。正規の高度に達した後、約10分間にわたり急降下し続け、レーダーから消えた。


独機墜落 副操縦士に何が? 管制当局呼びかけに無言
産経新聞 3月27日(金)7時55分配信

 【ロンドン=内藤泰朗】ドイツの格安航空会社「ジャーマンウイングス」のエアバスA320機は、ドイツ人のルビッツ副操縦士(28)によって故意に墜落させられた疑いが強まった。日本人2人を含む乗員乗客150人の旅客機を墜落させた副操縦士の動機解明が、最大の焦点になる。また、今回のケースをふまえ、操縦室における安全性をどう確保するかという課題も浮き彫りになった。

 「機内は墜落の直前、叫び声が上がり、パニック状態に陥った」-。

 墜落機から回収されたボイスレコーダー(音声記録装置)の音声を解析したフランスの捜査当局者が墜落の瞬間を明らかにした。

 それによると、2人の操縦士は当初、普通に会話をしていた。ルビッツ副操縦士は6千時間以上の飛行経験を持つ機長に、ドイツ語で丁寧に応対していたが、離陸後はそっけない返事をするようになっていった。

 機長は副操縦士に操縦を任せて操縦室を出た後、戻ろうとしてドアをたたき、通話装置での会話を試みたが応答はなかった。副操縦士は機長不在の操縦室で、手動で高度を下げる装置を操作して降下を開始。機長は力ずくでドアを開けようとしたが、約10分間の急降下の末に地上への接近を知らせる警報が鳴り響いた。

 管制当局も急降下する同機に接触を試みたが、応答はなく無言だった。

 ◆健康管理は厳正

 スペインのラホイ首相が「捜査当局から示された情報にショックを受けている」と表明するなど、乗客の家族や航空会社関係者らに衝撃が広がった。

 フランス南部のマルセイユでの記者会見で、当局者は「自殺か」との質問に、「自殺は1人でやるもの。航空機を破壊する意図があったのは確かだ」と述べ、ドイツ側の捜査結果を待つ考えを示した。

 報道では、副操縦士は、ドイツ西部モンタバウア在住。青年時代から飛行クラブに加入し、パイロットになるのが夢だった。2013年9月、ジャーマンウイングスに就職し、630時間の飛行経験があった。親会社のルフトハンザ側は、操縦士の精神状態を含む健康管理は規則通り厳しく実施していたと主張した。

 ◆安全強化が裏目

 操縦室のドアは、2001年9月11日の米中枢同時テロを受け、頑丈につくられるようになった。ドアがロックされた場合、操縦室の内部からしかロックを解除できない仕組みに変更された。今回のケースはハイジャックを警戒した安全強化策が裏目に出た形だ。

 ルフトハンザの場合、短時間であれば操縦士が席を空けることが許されていたとみられる。だが、米CNNテレビによると、米国の航空会社は操縦士が操縦室を出る場合、乗務員が代わりに入り、操縦室が1人きりにならない取り決めにしている。今後の安全確保に向けた課題といえそうだ。


独機「意図的墜落」の副操縦士、パイロットが夢だった好青年
AFP=時事 3月27日(金)7時16分配信

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米カリフォルニア州にあるゴールデンゲートブリッジを背景に記念写真を撮るアンドレアス・ルビッツ副操縦士の写真としてインターネットやソーシャルメディアで出回っている画像。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドイツの格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)4U9525便を意図的に墜落させた疑いが持たれているアンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士(28)は、幼い頃から空を飛ぶことに強い憧れを持っていた。ジャーマンウイングスによる心理適性検査にも全て合格し、テロ組織とのつながりもなかったとみられている。

 ルビッツ副操縦士はジャーマンウイングスに2年近く勤務しており、子どもの頃から飛行クラブに所属していた。ドイツ当局とジャーマンウイングス関係者、また近隣住民は、同機を墜落させた動機は思い当たらないと口をそろえている。

 同副操縦士が少年時代から所属していた飛行クラブ「LSCウェスターバルト(LSC Westerwald)」の代表は、どこにでもいそうな人物だったと表現。AFPの取材に対し、「普通の青年で活動的な人生を送っており、異常な点は一切なかった」として、「腕利きのプロフェッショナル」と呼んだ。

 同飛行クラブでは、フランスの捜査当局が副操縦士による意図的な墜落という新事実を発表する前日の25日、ウェブサイトに追悼文を掲載。そこには「彼は夢を実現することができた。今となっては命まで賭けた夢となった」と記され、10代で生まれて初めて操縦したのは小さなグライダーだったともつづられていた。

 ルビッツ副操縦士はドイツ西部の町モンタバウアー(Montabaur)出身。町長がドイツ通信(DPA)に明かしたところによると、同町に両親と暮らしていた同副操縦士はまた、ジャーマンウイングスの拠点で、スペイン・バルセロナ(Barcelona)をたった同機の目的地だったデュッセルドルフ(Duesseldorf)にもマンションを持っていたという。

■「礼儀正しく人当たりが良い」

 人口1万2500人の小さな町モンタバウアーの近隣住民の話では、ルビッツ副操縦士には交際していた女性がおり、2人でジョギングするのが好きだったという。また、別の場所に暮らしている弟がいるとしている。

 閑静で清掃の行き届いた住宅街で、同副操縦士を知る人たちは報道を聞いてがくぜんとしたという。一人の男性(23)は、「信じられないし、信じたくない。心底衝撃を受けている」「時々見かけただけだが、いつも正義正しくて人当たりが良かった。かなり体を鍛えていて、頻繁にジョギングしていた」「うつや病気があったかどうかは分からないが、彼や家族が何か問題を抱えているという話は聞いたことがなかった」と語った。

■家宅捜索を実施

 捜査当局は26日、ルビッツ副操縦士のデュッセルドルフとモンタバウアーの自宅2軒を家宅捜索した。デュッセルドルフ市検察は声明で、同市やその他の場所での家宅捜索は、状況を明確にする一助とするため「主に個人的な書類の発見と押収」を目指したものだと説明している。【翻訳編集】 AFPBB News


家族ら300人現地入り=独機墜落
時事通信 3月27日(金)7時3分配信

 【パリ時事】フランス南東部のドイツ旅客機墜落で、乗客の家族ら約300人が26日、墜落現場付近のルベルネなどを訪れた。
 AFP通信によると、家族は7台のバスに分かれて到着。遺体が安置された建物を訪れ、犠牲者の出身国の国旗を前に黙とうをささげた。バスから降りたとたんに泣き崩れ、赤十字の職員に支えられる年老いた男女の姿もみられた。 


訓練中断時「落ち込んでいた」=副操縦士関係先捜索、本格化―独機墜落
時事通信 3月27日(金)6時41分配信

 【パリ、ベルリン時事】フランス南東部で起きたドイツ旅客機墜落をめぐり、仏独の捜査当局は26日、飛行機を意図的に墜落させたとみられるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の行動の解明に向け本格捜査を開始した。副操縦士が過去に訓練を一時中断していたことに関して「燃え尽き症候群というか、落ち込んでいたようだ」と元同級生の母親の話も伝えられている。
 燃え尽き症候群は、強い意欲を持ち集中的な努力で前向きな生き方を実現していた人物が突如、極度の疲労や達成感の低さを感じる現象で、うつ病の一種と捉える見方もある。副操縦士は生前「(仕事に)夢中だった」という証言もある。
 独当局は26日、西部モンタバウアーの副操縦士自宅など複数の関係先を捜索した。副操縦士の知人らは独メディアに「テロや自殺の兆候はみられなかった」と証言しているが、当局は親族らの聴取などを通じ副操縦士の言動に不自然な点がなかったかを調べる。
 メルケル独首相は26日の記者会見で、副操縦士の意図的な犯行だったとみられることについて「信じられず、理解の限度を超えている」と非難。その上で「さまざまな観点から徹底的に捜査する」と真相解明に全力を挙げる意向を強調した。
 墜落をめぐっては操縦室の厳重な入室管理の問題点も浮かび上がった。一般的な旅客機の操縦室ではハイジャック犯などの侵入を防ぐため、中の操縦士の承認がなければ扉が開かないシステムを採用。墜落機では操縦室を出た機長が副操縦士に入室を拒まれ、機体の降下を阻止できなかった。このため、航空各社は26日、相次いで防止策を発表し、安全性をアピールした。
 AFP通信によると、カナダやノルウェーなどの航空会社が発表した対策はいずれも、2人の操縦士のうち1人が操縦室を退出する場合は他の乗員が代わりに入室するルールを設ける内容。ドイツ航空協会(BDL)も、操縦室内の常時2人体制義務化を要求している。操縦士を常にもう1人の監視下に置くことで異常な行動を起こしにくくするのが狙いだ。 


<独旅客機>意図的墜落、27歳副操縦士なぜ 控えめな性格
毎日新聞 3月27日(金)6時8分配信

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墜落したジャーマンウイングス機の飛行高度と速度

 150人の犠牲者を出した独ジャーマンウイングス機の墜落は、副操縦士が意図的に行った可能性が高いことが捜査当局の調べで明らかになった。仏独当局はテロの可能性を否定。焦点は副操縦士の動機に絞られた。副操縦士は27歳の若者。長年夢見たパイロットになり、2年前から操縦かんを握り始めたばかり。控えめな性格で、周囲は衝撃を受けている。一方、副操縦士が独りで閉じこもった操縦室の扉は、外から開けることができなかった。2001年の米同時多発テロを教訓に導入された安全対策が裏目に出た格好だ。【セーヌレザルプ(仏南部)宮川裕章、ベルリン篠田航一、ブリュッセル斎藤義彦】

 アンドレアス・ルービッツ副操縦士(27)は、独西部ラインラント・プファルツ州モンタバウアー出身。両親とここに住む一方で、デュッセルドルフにも住居があった。地元のウェスターワルト飛行士協会に属し、2013年までジャーマンウイングスの親会社ルフトハンザが運営するブレーメンの養成所で操縦士としての訓練を受けた。その後、ジャーマン社で操縦を開始したが、総飛行時間は630時間と経験はそれほど長くなかったという。

 ルフトハンザ社の26日の会見によると、副操縦士は6年前に訓練を一度やめた時期があったが、その後再開し、適性検査等を全てクリアして操縦士として通常勤務に就いた。訓練を中断した理由は「個人的な事情」とされるが、独メディアによると、精神的な疲れだった可能性があるという。操縦士として採用されてからも、同社は年に1度、定期的な健康診断を実施し、操縦に耐えられる健康状態かどうかを検査するが、「精神的・心理的」に正常かどうかに特化した定期検査は特になかったという。

 ウェスターワルト飛行士協会の知人は地元テレビに「物静かで、責任感の強い青年だった」と語り、意図的に人命を危険にさらす行為は「全く信じられない」と述べた。

 隣人の独紙への証言によると、ガラス製造技術者としてスイスで働く父親は、自分がパイロットになる夢を息子がかなえてくれたことで、息子を「常に誇りに思っていた」という。

 ◇テロ対策が裏目

 01年の米同時多発テロでは、容疑者が飛行中の旅客機2機の操縦室に侵入、操縦士を追い出して操縦し、ニューヨークの世界貿易センタービルに激突させた。これを教訓に航空各社は対策を強化、操縦室には容易に入れない措置を取っている。今回は副操縦士がこのテロ対策を悪用した形だ。

 今回、機長は副操縦士に操縦を依頼し、操縦室を出た後に閉め出された。エアバス社では操縦室の扉は暗証番号を入れて開ける仕組み。暗証番号は定期的に変更し、全乗組員が共有している。万一、操縦士が気絶したような場合も、乗組員が暗証番号を入れて開けることができる。

 操縦室にはテレビモニターも設置され、ノックした人物を確認できる。テロリストの侵入を防ぐため、操縦室でスイッチを入れるとロックがかかり、暗証番号を入れても外からは開かないようにできる。ルフトハンザ社はスイッチを副操縦士が入れたと見ている。

 操縦室の扉は防弾処置が施され、小銃や電動工具でも容易には開かない。今回は他の乗組員がこじ開けようとした音がボイスレコーダーに記録されているが、扉は開かなかった。米同時多発テロ後、もし操縦士が操縦室で1人になる場合、乗務員が操縦席に座り、監視する習慣があった。だが、ルフトハンザ社は「最近、そうしている航空会社はほとんどない」として、問題は無かったとした。同社のスポール社長は「高い安全基準を持っていたが、今回のような出来事は防ぐことができない」と話した。


独機墜落、副操縦士の自宅捜索
2015年3月27日(金)5時18分配信 共同通信

 【ベルリン共同】フランス南部の旅客機墜落でドイツの捜査当局は26日、機体を故意に墜落させた疑いが浮上したアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)のドイツ西部デュッセルドルフの自宅とモンタバウアの実家を相次いで家宅捜索した。フランス、ドイツの捜査当局はテロの可能性は低いとみて、動機や背景の解明を中心に捜査する方針。副操縦士が過去に精神的問題を抱えていたとの指摘もある。

 捜査の主体であるフランス検察当局は、副操縦士が「故意に機体を破壊しようとした」として乗客乗員149人を死亡させた殺人容疑での捜査を検討しており、両国が連携して原因究明に乗り出した。


墜落ドイツ機、高度100フィートへの降下設定=ウェブサービス
ロイター 3月27日(金)4時13分配信

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 3月26日、墜落したドイツ機が100フィートまで降下するよう設定されていたことが分かった。写真は機体残骸。墜落現場で26日撮影(2015年 ロイター/Emmanuel Foudrot)

[パリ 26日 ロイター] - 墜落したドイツ機の自動操縦装置が、100フィートまで降下するよう設定されていたことが、飛行経路を捕捉するウェブサービス、「フライトレーダー24」のデータで分かった。

同社によると、何者かが設定可能な最低高度に変更していた。衛星データの解析で判明した。墜落現場の標高、約6000フィートよりもかなり低い。

高度が設定された9秒後、機体の降下が始まったという。フランスの調査当局の要望に応じ、同社はデータを共有したと説明した。当局側のコメントは得られていない。


動機は依然不明、謎多い副操縦士の人物像-テロとの関係ない
Bloomberg 3月27日(金)3時20分配信

  (ブルームバーグ):ジャーマンウイングスの副操縦士がなぜ旅客機を故意に墜落させ、149人の乗客乗員を道連れにしたのか、調査官らは原因究明に努めている。

アンドレアス・ルビッツ副操縦士について、当局は多くを公表していない。明らかにされているのは28歳という年齢と、テロリストとのつながりはないということ、ジャーマンウイングスでの健康診断と精神状態の検査に合格したということだけだ。独ルフトハンザ傘下の同社に入社したのは2013年9月だったという。

同副操縦士は08年にパイロットの訓練を開始したと、ルフトハンザのカーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)が26日述べた。訓練を数カ月中断したことがあったというが、医療情報の守秘義務を理由に同CEOは詳細には触れなかった。パイロットらは定期的に検査を受けており、ルビッツ副操縦士は飛行に問題はないと判断されたとシュポアCEOは説明した。

ルビッツ副操縦士が住所を登録するデュッセルドルフの検察当局は、仏当局と連携しながら捜査を開始したと、クンパ報道官が電話で述べた。ジャーマンウイングスによれば、ルビッツ副操縦士は630時間の飛行実績がある。機長を操縦室から締め出して故意に航空機を急降下させ墜落させた理由は不明だと、仏当局のロバン検察官がマルセイユでの記者会見で述べた。

原題:Mystery Surrounds Germanwings Pilot Who Crashed Passenger
Jet(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ベルリン Stefan Nicola ;フランクフルト Stuart Metzler ,snicola2@bloomberg.net,smetzler4@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Chad Thomas ;
Reed Landberg
Angela Cullen ,cthomas16@bloomberg.net,landberg@bloomberg.net


ドイツ機墜落、「テロ」関連の材料なく=ホワイトハウス
ロイター 3月27日(金)1時42分配信

[ワシントン 26日 ロイター] - ドイツ機墜落について、米ホワイトハウスのアーネスト報道官は26日、「テロ」と関連付ける材料はないとの見方を示した。

CNNで語った。これとは別に、連邦捜査局(FBI)は声明で、フランス調査当局に支援を申し出たことを明らかにした。


「意図的降下」に「怒り覚える」…憤り言葉失う
読売新聞 3月27日(金)0時58分配信

 大惨事はパイロット自らが引き起こしていた――。

 フランス南東部のアルプス山中にドイツの旅客機が墜落した事故は、仏検察当局が26日、同機の副操縦士が意図的に機体を降下させたと発表し、故意の墜落だった可能性が一気に高まった。「怒りを覚える」「まさか」。いちるの望みを抱き、乗客の無事な姿を待つ関係者らは憤り、言葉を失った。

 ◆「奇跡を信じたい」

 「人を巻き込んだとしたなら、怒りを覚える」

 事故機の搭乗者名簿に氏名が記されていた会社員佐藤淳一さん(42)を室蘭工業大(北海道)で3年間指導した小幡英二・同大学名誉教授(67)は26日夜、読売新聞の取材に語気を強めた。

 佐藤さんの大学卒業後も家族ぐるみで付き合いを続けてきたという小幡さんは、「現地の夜は寒いだろう。厳しいかもしれないが、奇跡を信じたい」と祈るように声をつないだ。


<独機墜落>佐藤淳一さんの父 ドイツへ
毎日新聞 3月27日(金)0時9分配信

 独ジャーマンウイングス機の墜落事故で、同機に乗っていたとみられる北海道江差町出身の会社員、佐藤淳一さん(42)の父幸男さん(68)は26日、佐藤さんが住んでいた独デュッセルドルフに向かうため同町の自宅を出発した。27日朝、新千歳空港から成田経由でドイツに向かう。

 佐藤さんは室蘭工業大と同大学院で学び、産業機械の総合商社「西華産業」に就職。2009年4月からデュッセルドルフにある現地法人に出向し、支配人代行を務めていた。【鈴木勝一】


<独旅客機>副操縦士1人が降下早めるため…仏検察会見要旨
毎日新聞 3月26日(木)23時55分配信

 【セーヌレザルプ(フランス南部)宮川裕章、ベルリン篠田航一】フランス南部で起きた独ジャーマンウイングス機墜落事故で、仏検察当局は26日、ドイツ人の副操縦士が機長を操縦室から閉め出した後、降下ボタンを押し、意図的に墜落させたとみられると明らかにした。仏南部マルセイユ検察のブリス・ロバン検事の記者会見の要旨は次のとおり。

          ◇

 機内の最後の30分間の会話が完全に録音できていた。最初の20分間は、2人の会話は礼儀正しく正常だった。

 機長が行程や着陸のブリーフィングをした。ここで通常はもっとやり取りがあるが、副操縦士の返答はどれも短かった。

 その後、機長が席を立ち、ドアが開閉する音が聞こえた。その後は副操縦士が1人で操縦し、降下を早めるためのフライトモニタリングシステムのボタンを押した。意図的に高度を下げたとしか考えられない。

 外からインターホンには全く応答しなかった。最後の瞬間まで副操縦士の呼吸音が聞こえ、最後の瞬間まで生きていることが分かる。その間の10分間、マルセイユの管制塔からの交信にも応答していない。周辺にいた他の飛行機からも交信しているが応答がなかった。地面が近づいたアラームが鳴る音が聞こえた。乗客の叫び声は最後の瞬間に聞こえる。激突の音も聞こえる。

 私たちの現時点での解釈は、副操縦士は意図的に操縦室のドアを開けなかった。自動操縦だったが、意図的に高度を下げるボタンを押した。ドイツに副操縦士のパーソナリティーについて情報提供を求めた。副操縦士の呼吸は正常だった。

 最後の8分間は副操縦士は一言も発していない。9・11のテロの後の国際規定で、外から暗証番号を押しただけでは開けられなくなっている。カメラを見て外の人物を確認してから中に入れる。コックピット内ではパニックの状況はない。150人の乗客を巻き添えにしており、「自殺」との表現は使いたくない。副操縦士は飛行機を破壊する意図を持っていた。二つ目のブラックボックスはまだ発見されていない。


物静か、仕事に喜び=独墜落機の副操縦士
時事通信 3月26日(木)23時47分配信

 【ベルリン時事】ドイツ旅客機を意図的に墜落させたとみられているアンドレアス・ルビッツ副操縦士(28)。報道によれば、穏やかな性格で、最近、特に落ち込んだ様子はなく、テロや自殺への願望もうかがえなかったという。
 副操縦士は墜落機を運航していた独格安航空会社ジャーマンウィングスで2013年9月から勤務していた。英紙によると、知人男性は「彼は同社で仕事を得られて喜んでいた。順調にやっていたと思う」と説明。性格については「とても物静か」だったが、人懐っこい一面もあったと振り返った。
 副操縦士は独西部の町モンタバウアーで両親と住んでいた。小さい頃から操縦士になるのが夢で、10代の時にグライダーの免許を取得。旅客機の操縦士になるチャンスをつかみ、仕事に「夢中だった」(独テレビ)と周囲から見られていた。
 ジャーマンウィングスの親会社ルフトハンザ航空の代表は26日の記者会見で、副操縦士が08年に操縦士の訓練を開始した後、「数カ月間の中断」があったと述べたが、記者の質問にも理由は明らかにしなかった。ただ、「医学的検査だけでなく、(操縦士になるための)全ての試験に合格し、操縦能力は申し分なかった」と強調した。 


遺体搬送始まる、乗客家族の受け入れ準備も
読売新聞 3月26日(木)23時24分配信

 【セーヌレザルプ(フランス南東部)=石黒穣】ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機墜落事故を巡り、乗客らの遺体の収容や搬送作業が始まったフランス南東部の現場では、現地入りする乗客の家族の受け入れ準備も始まった。

 捜索には、地元の警察や消防から約700人が動員されている。この日は晴天が広がったが、最高気温は捜索拠点のふもとでも、10度以下と見込まれている。風も強い。現場の標高は拠点よりも数百メートル高いため、天候はさらに厳しいという。

 発見された遺体は、ヘリコプターと車両で、マルセイユに搬送されている。フランス、ドイツなどの政府が、搭乗者の家族の遺伝子(DNA)データを集める作業を進めており、マルセイユで鑑定が行われる模様だ。

 26日朝には、ジャーマンウィングスの親会社、ルフトハンザ航空が手配した航空機で、デュッセルドルフやバルセロナから、搭乗者の家族の一部がマルセイユに到着した。墜落現場の近くまで行く。

 現地には大勢の医師、臨床心理士、看護師らが派遣され、家族らの心のケアにあたる。

 墜落現場に近いルベルネ村のフランソワ・バリク村長(65)は、「家族のために村内の宿泊施設を提供したい」と語った。セーヌレザルプでは、体育館や教会に設けられた記帳台を訪れる住民らが続いている。記帳した理学療法士のクラウディン・ガセさん(61)は、「とても人ごととは思えない」と語った。


副操縦士、数カ月訓練中断=独旅客機墜落
時事通信 3月26日(木)23時14分配信

 【ベルリン時事】ドイツ・ルフトハンザ航空の代表は26日、副操縦士の訓練期間には数カ月間の中断があったと明らかにした。理由は言及しなかった。 

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