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2015年3月25日 (水)

独ジャーマンウイングス150人乗りエアバスA320墜落のニュース・3

引き続き、スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフへ向かっていた独ジャーマンウイングスのエアバスA320型機(乗客144人、乗員6人)が24日、フランス南部の山岳地帯に墜落したニュースを伝達します。
ジャーマンウイングスは独ルフトハンザ航空傘下の格安航空会社(LCC)。

フランス内務省によると、墜落した航空機の残骸すでに発見されており、救助活動に入っていると報じられているが、オランド仏大統領は、全員の生存が絶望視されると発表した。

事故の詳細はまだ明らかではないが、今回の事故と同型の、エアバスインダストリー製のA320型機は、民間輸送機として世界で初めて電気信号による操縦指示(フライ・バイ・ワイヤ)を採用した機体で、最近では昨年12月28日に162人が乗ったエアアジアの同型機が悪天候の影響によると見られる理由でインドネシア沖に墜落する事故が起きたほか、時就航直後の1988年にエールフランス機がフランス・アブゼム空港でデモフライト中に墜落したのを皮切りに、1990年にはインディアン航空機がインド・バンガロール(ベンガルール)で、1992年にエールアンテール機がフランス・ストラスブールで、2006年にはアルマビア航空機がロシア・ソチでそれぞれ墜落するなど、これまでに操縦系統のトラブルによる多数の重大事故を起こしている。

リンク:ドイツ機墜落、パイロットの1人締め出しか 米紙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボイスレコーダー分析、数日中に - 速報:@niftyニュース.
リンク:ドイツ墜落機、パイロット1人が操縦室閉め出されたか=NYT - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機墜落 ボイスレコーダーからデータ取り出しに成功、「言葉」も記録…操縦士の声か、仏調査当局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仏独西の3首脳、独機墜落の現場を視察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落 搭乗名簿の2邦人身元判明 記録装置分析急ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落、記録装置から「有用なデータ」回収に成功 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落機音声データ確保=急降下の原因解明へ―仏事故調 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ墜落機の音声記録確保、数日中に解析結果=仏当局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機墜落 フライトレコーダー発見も「外箱」だけ、ボイスレコーダーも損傷…捜索阻む山脈 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ツイッターで搭乗者中傷=スペイン当局が捜査―ドイツ機墜落事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:邦人2人の安否確認急ぐ…独機墜落、捜索本格化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ機墜落、犠牲者の国籍は日本など複数=フランス政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独機墜落>悪天候の山岳地帯、遺体回収に1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独機墜落>なぜ救難信号なし 市場拡大のLCCに衝撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独機墜落>「間違いであって」佐藤さん父、現地へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原因究明を本格化=旅客機墜落事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機墜落の犠牲者、ドイツ人72人以上 スペイン人49人超 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:旅客機墜落事故を悲しむ社員ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独機墜落>操縦士の過失致死で捜査 原因不明の急降下 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機墜落 「前例のない規模」の捜索、ボイスレコーダー解析急ぐ 独仏西3カ国首脳が現場へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:面倒見良い「自由人」=鳥取から徒歩で東京へ―搭乗者リストの永田さん・独機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オペラ歌手2人搭乗 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:佐藤さん同僚、無事祈る=「信頼できる上司」―独機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落事故の独航空、1便が欠航 パイロット搭乗拒否 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独旅客機墜落 急降下「惨劇への8分間」 3つのなぜ 事故原因究明始まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「操縦士が意識喪失」との見方も=急減圧? 謎深まる―独旅客機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「墜落」ドイツ機に何が起きたのか 「操縦桿ない」A320型機の特徴とは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独機墜落、永田さんは鳥取出身か - 速報:@niftyニュース.
リンク:独旅客機墜落、仏南部で捜索再開 - 速報:@niftyニュース.
リンク:ドイツ旅客機墜落、捜索活動再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:墜落事故のジャーマンウィングス、乗員の搭乗拒否で一部欠航へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ旅客機、墜落のナゾ 昨年のエアアジア機と同型 耐用年数の問題か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ旅客機墜落、ボイスレコーダーは「破損」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ドイツ機墜落、パイロットの1人締め出しか 米紙
CNN.co.jp 3月26日(木)10時26分配信

(CNN) ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機がフランス南東部のアルプス山脈付近に墜落した事故で、米紙ニューヨーク・タイムズは捜査にかかわる軍幹部の話として、現場から回収されたボイスレコーダーを解析した結果、同機が墜落した時点でパイロットの1人が操縦室から締め出されていたことが分かったと報じた。

軍幹部は同紙に対し、締め出された男性パイロットが操縦室のドアを破ろうとする音がボイスレコーダーに記録されていたと説明。「なぜこの人が締め出されたのかはまだ分からない」「しかしこれが墜落間際で、単独で残ったもう1人のパイロットがドアを開けなかったことは間違いない」と語った。

一方、CNN系列局のフランス2によれば、フランス当局は25日、犠牲者数人の遺体をヘリコプターで回収したことを明らかにした。

捜索隊はこの日、ヘリコプターで現場の山間部に降り立ち、険しい斜面の捜索を続けた。原因解明のカギを握るブラックボックスのうち、操縦室の会話を記録したボイスレコーダーは24日に回収されたが、飛行データを記録したフライトデータレコーダーはまだ見つかっていない。

同機はスペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かう途中、24日にフランスで墜落した。搭乗していたのは18カ国からの乗客乗員150人。ジャーマンウィングスは家族がフランスに渡航するための便などを手配する方針で、26日には親会社ルフトハンザ航空の特別機がフランス南部へ向かう。

ルフトハンザ航空のカーステン・シュポア最高経営責任者(CEO)は記者団に対し、同機は「技術的に完璧」な状態にあり、2人のベテランパイロットが操縦していたと説明。なぜこのような事故に巻き込まれたのか分からないと語った。

当局者は、同機がテロに巻き込まれた可能性は排除していないものの、その可能性は低いとの見方を示している。

米連邦捜査局(FBI)はフランスとドイツ、スペインで同機の乗客名簿を調べていることを明らかにした。これまでのところ、犯罪に結びつくような乗客は見つかっていないという。


ボイスレコーダー分析、数日中に
2015年3月26日(木)9時52分配信 共同通信

 【パリ共同】フランス南部アルプス山中にドイツの格安航空会社(LCC)ジャーマンウイングスのエアバスA320が墜落した事故で、フランスの航空事故調査局(BEA)は25日、回収されたボイスレコーダー(音声記録装置)から分析に必要な音声データを取り出すことができたと発表した。記者会見したジュティ局長は「数日中」にも暫定的な分析結果が出るとした。事故現場では遺体の搬出が始まった。

 ジュティ氏はデータには衝突の瞬間までコックピット内部でパイロットが交わした会話や音が含まれるとしており、墜落前に約8分間で約1万メートル急降下した原因解明の手掛かりとして期待される。


ドイツ墜落機、パイロット1人が操縦室閉め出されたか=NYT
ロイター 3月26日(木)9時43分配信

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 3月25日、独ジャーマンウィングスの旅客機が墜落した事故で、パイロットの1人が操縦室を出た後、墜落前に何らかの原因で戻れなくなった可能性があることが分かった。写真は同社旅客機。デュッセルドルフ空港で25日撮影(2015年 ロイター/Wolfgang Rattay)

[25日 ロイター] - 独ルフトハンザ<LHAG.DE>の格安航空部門 、ジャーマンウィングスの旅客機が24日、フランスアルプスの山岳地帯に墜落した事故で、パイロットの1人が操縦室を出た後、墜落前に何らかの原因で戻れなくなった可能性があることが分かった。

米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙が、事故機から回収されたボイスレコーダーの調査担当者の話として報じた。

この担当者は同紙に対し「操縦室の外にいた男性が最初、ドアを軽く叩く音が聞こえた。その後、男性は強くノックしたが、応答は一度もなかった」と話した。「その男性がドアを壊そうとする音も聞こえた」という。


独旅客機墜落 ボイスレコーダーからデータ取り出しに成功、「言葉」も記録…操縦士の声か、仏調査当局 
産経新聞 3月26日(木)9時18分配信

 【ロンドン支局】フランス南部アルプス山中で機体が粉々になって発見されたドイツの格安航空会社「ジャーマンウイングス」のエアバスA320機墜落で、惨劇の経緯を調査しているフランス当局は25日、現場から発見されたボイスレコーダー(音声記録装置)から音声データの取り出しに成功した、ことを明らかにした。

 ボイスレコーダーはコックピット内の操縦士の会話などを記録し、墜落原因を探る貴重な手がかりとなる。25日にパリ郊外で記者会見したフランスの航空機事故調査当局の担当官は取り出したデータには、墜落機の操縦士が発した可能性のある「言葉」が記録されており、分析可能なレベルだ、と指摘。暫定的な調査結果を「数日以内」に出すことを明かした。

 墜落機はスペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かっていた。ジャーマンウイングス社によると、墜落機にはドイツ人72人、スペイン人35人のほか、南米諸国などからも搭乗者がいた。

 日本の外務省などによると、搭乗者名簿にはドイツのデュッセルドルフに住む、永田敏さん=60代=と商社「西華産業」(東京都千代田区)勤務の佐藤淳一さん(42)の日本人2人が含まれていた。


仏独西の3首脳、独機墜落の現場を視察
AFP=時事 3月26日(木)9時4分配信

【AFP=時事】フランス・アルプス(French Alps)でドイツの格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)4U9525便が墜落し、乗客乗員150人が死亡した事故で、フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領は25日、事故原因解明に全力を尽くすと誓った。

 オランド大統領とドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は同日、事故現場の上空から惨状を視察した後、24日に設置された危機センターの外で、捜索隊員と面会した。またスペインのマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相も同センターを訪れ、山地での困難な捜索活動の説明を受けた。

 オランド大統領は記者団に対し「われわれは何が起こったのかを理解しなければいけない。この事故を懸念する遺族や国々に対する義務だ」と述べ、事故原因の謎に「全ての光が当てられるだろう」と誓った。【翻訳編集】 AFPBB News


独機墜落 搭乗名簿の2邦人身元判明 記録装置分析急ぐ
産経新聞 3月26日(木)7時55分配信

 【ロンドン=内藤泰朗】ドイツの格安航空会社「ジャーマンウイングス」のエアバスA320(乗客乗員150人)の墜落から一夜明けた25日、フランス当局は同国南東部のアルプス山中で早朝から大規模な捜索活動を再開した。日本の外務省などによると、搭乗者名簿にはドイツのデュッセルドルフに住む、永田敏さん=60代=と商社「西華産業」(東京都千代田区)勤務の佐藤淳一さん(42)の日本人2人が含まれていた。

 オランド仏大統領とメルケル独首相、スペインのラホイ首相は25日、現場に近いセーヌレザルプの遺体安置所をそろって訪れた後に現地で記者会見し、「深い哀悼の意」を表明した。

 フランス当局は同機に搭載されていたブラックボックスのうち、24日に墜落現場で回収した操縦席内の会話などを記録するボイスレコーダー(音声記録装置)の分析を急ぐが、装置が一部破損しており、解析に時間がかかる可能性もある。

 またオランド大統領によると、速度や高度を記録するフライトレコーダー(飛行記録装置)の外箱も25日見つかったが破損が激しく、内部の記録媒体が行方不明という。墜落現場は険しい山岳地帯で、捜索は難航している。

 カズヌーブ仏内相は、山岳憲兵隊など700人以上、ヘリ15機などを投入して捜索すると表明した。

 ジャーマンウイングスによると、乗客の内訳は高校生16人を含むドイツ人72人、スペイン人35人など。スペインは25日からの3日間を国民服喪の日とした。


独機墜落、記録装置から「有用なデータ」回収に成功
AFP=時事 3月26日(木)7時4分配信

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フランス南部のアルプス山脈で墜落したドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス4U9525便のボイスレコーダー。仏航空事故調査局提供(2015年3月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フランス南部のアルプス(Alps)山脈でドイツの格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)4U9525便が墜落し、乗客乗員150人が死亡した事故で、フランスの事故調査当局は25日、現場から回収されたブラックボックスから「有用なデータ」を取り出すことに成功したと発表した。

 仏航空事故調査局(BEA)のレミ・ジュティ(Remi Jouty)長官は記者会見で、ブラックボックスの一つである操縦室のボイスレコーダー(音声記録装置)からデータを抽出したことに成功したばかりであることを明らかにした上で、取り出した音声の分析は終わっておらず、現時点では墜落について「何の説明もできない」と説明。ただ、同機は「最後まで飛行を続けていた」として、機体が空中で爆発した可能性を排除した。

 同機は24日、スペインのバルセロナ(Barcelona)からドイツのデュッセルドルフ(Duesseldorf)に向かって飛行中に墜落。これまでの調査で、巡航高度に達した直後に8分間の急下降を突然始めたことが分かっているが、その理由については謎に包まれたままだ。【翻訳編集】 AFPBB News


墜落機音声データ確保=急降下の原因解明へ―仏事故調
時事通信 3月26日(木)6時21分配信

 【パリ時事】フランス南東部でのドイツ旅客機墜落事故で、仏航空事故調査局(BEA)のジュティ長官は25日、記者会見し、回収された事故機のボイスレコーダーから「利用可能なデータ」を取り出すことができたと明らかにした。墜落原因解明に向けた最低限の手掛かりは確保できた形で、今後解析が進められる。
 「データ」にはコックピット内での操縦士のやりとりや物音が含まれている。焦点となっている墜落直前の急降下がなぜ起きたかについて、何らかの判断材料が見つかることも考えられる。
 ジュティ長官は、データの分析にはまだ着手しておらず、事故原因を推定できる段階にはないと指摘。一方で、旅客機が墜落前に爆発した可能性はないとの見方を示した。 


ドイツ墜落機の音声記録確保、数日中に解析結果=仏当局
ロイター 3月26日(木)2時43分配信

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 3月25日、ドイツ機墜落事故で、フランス当局は修復可能な音声記録を確保したことを明らかにした。写真は事故現場で25日撮影(2015年 ロイター/Emmanuel Foudrot)

[パリ 25日 ロイター] - ドイツ機墜落事故で、フランス航空事故調査局(BEA)は、現場で回収したブラックボックスから、修復可能な音声記録を確保したことを明らかにした。

BEAのレミ・ジョティ氏が記者会見で明らかにした。同氏は、事故原因について結論を得るのは尚早と説明、数日中に詳しい音声解析の結果が得られるとの見通しを示した。


独旅客機墜落 フライトレコーダー発見も「外箱」だけ、ボイスレコーダーも損傷…捜索阻む山脈
産経新聞 3月26日(木)1時4分配信

 【ロンドン=内藤泰朗】ドイツの格安航空会社「ジャーマンウイングス」のエアバスA320(乗客乗員150人)の墜落から一夜明けた25日、フランス当局は同国南東部のアルプス山中で早朝から大規模な捜索活動を再開した。日本の外務省などによると、搭乗者名簿にはドイツのデュッセルドルフに住む、永田敏さん=60代=と商社「西華産業」(東京都千代田区)勤務の佐藤淳一さん(42)の日本人2人が含まれていた。

 オランド仏大統領とメルケル独首相、スペインのラホイ首相は25日、現場に近いセーヌレザルプの遺体安置所をそろって訪れた後に現地で記者会見し、「深い哀悼の意」を表明した。

 フランス当局は同機に搭載されていたブラックボックスのうち、24日に墜落現場で回収した操縦席内の会話などを記録するボイスレコーダー(音声記録装置)の分析を急ぐが、装置が一部破損しており、解析に時間がかかる可能性もある。

 またオランド大統領によると、速度や高度を記録するフライトレコーダー(飛行記録装置)の外箱も25日見つかったが破損が激しく、内部の記録媒体が行方不明という。墜落現場は険しい山岳地帯で、捜索は難航している。

 カズヌーブ仏内相は、山岳憲兵隊など700人以上、ヘリ15機などを投入して捜索すると表明した。

 ジャーマンウイングスによると、乗客の内訳は高校生16人を含むドイツ人72人、スペイン人35人など。スペインは25日からの3日間を国民服喪の日とした。


ツイッターで搭乗者中傷=スペイン当局が捜査―ドイツ機墜落事故
時事通信 3月25日(水)23時53分配信

 【マドリードAFP=時事】スペイン政府は25日、ドイツ旅客機の墜落事故に絡み、ツイッターに搭乗者を中傷する投稿があったとして、捜査に着手したと明らかにした。スペインではソーシャルメディアでのヘイトスピーチ(憎悪表現)は、刑事罰を科される可能性がある。
 ツイッター上では事故後、墜落機の搭乗者について「奴らが全員ドイツ人やカタルーニャ人だとしたら、これのどこが悲劇なんだ? 」といった投稿があった。投稿の多くは、墜落機が出発したバルセロナがあるスペイン東部カタルーニャ地方の住民を標的にしている。
 政府高官は記者会見で、こうした投稿が「残酷な表現というだけでは済まされず、犯罪を構成しかねない」と強調した。独自の文化を持ち独立運動が盛んなカタルーニャは、スペインのそれ以外の地方の住民から中傷やからかいの対象とされることが多い。 


邦人2人の安否確認急ぐ…独機墜落、捜索本格化
読売新聞 3月25日(水)23時33分配信

 フランス政府は25日、仏南東部で24日に墜落したドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機9525便(エアバスA320)のブラックボックスについて、現場で1個を回収し、墜落原因の解明に向けた分析を始めた。

 乗客乗員の国籍は日本を含む10か国以上になると発表。警官・消防士600人以上、ヘリ10機以上を投入し、本格的な捜索活動を開始した。一方、日本政府は、旅客機の搭乗者名簿に名前が記載されていた、いずれもドイツ西部デュッセルドルフ在住で60歳代の永田敏さんと佐藤淳一さん(42)の安否の確認を急いでいる。

 【パリ=本間圭一、デュッセルドルフ=五十棲忠史】同機には乗客144人、乗員6人の計150人が搭乗していたとみられるが、生存者は確認されていない。仏政府は25日朝から、墜落現場の本格的な捜索を開始した。

 カズヌーブ内相は25日、記者団に対し、墜落について、「事故であると考えている」と述べ、改めてテロの可能性を否定した。

 回収したブラックボックスはボイスレコーダーで、パイロットと管制官とのやりとりなどの音声記録が録音されており、25日にパリ郊外の航空事故調査局(BEA)に運ばれた。仏政府は、もうひとつのブラックボックスのフライトデータレコーダーの発見を急いでいる。

 墜落現場は、南仏のリゾート地ニースの北西約100キロのアルプス山脈にある村メオラン・ルベル。地元テレビの映像では、険しい山岳地帯の中腹でバラバラになった機体の白い破片が広い範囲にわたって散乱している。


ドイツ機墜落、犠牲者の国籍は日本など複数=フランス政府
ロイター 3月25日(水)23時3分配信

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 3月25日、ドイツ機墜落事故で、フランス政府は犠牲者に日本人など複数国の国民が含まれることを明らかにした。写真は事故機に搭乗した生徒らが通うドイツの高校前で25日撮影(2015年 ロイター/Ina Fassbender)

[パリ 25日 ロイター] - ドイツ機がフランスで墜落し、乗客乗員150人全員が死亡した事故で、フランス政府は25日、犠牲者の大半がドイツ人やスペイン人だが、日本人など他の複数国の国民も含まれることを明らかにした。

バルス首相やファビウス外相がそれぞれ記者団に語った。

犠牲者の内訳は、アメリカ人、モロッコ人、英国人、アルゼンチン人、オーストラリア人、ベルギー人、コロンビア人、デンマーク人、イスラエル人、メキシコ人、オランダ人などという。


<独機墜落>悪天候の山岳地帯、遺体回収に1週間
毎日新聞 3月25日(水)22時50分配信

 【セーヌレザルプ(フランス南東部)宮川裕章、ブリュッセル斎藤義彦】黒焦げの崩れた山肌に無数の残骸が散らばる。「おぞましい光景だ」。24日発生したフランス南部でのドイツ旅客機「ジャーマンウイングス」墜落事故の現場を空から見たシュタインマイヤー独外相は言葉を失った。捜索作業は同日、始まったが、雪に覆われた悪天候の山岳地帯での作業は困難を極め、遺体回収は1週間はかかるとみられる。

 ヘリで墜落現場に入った地元山岳救助隊のフレデリック・プチジャン医師(54)は「衝突の衝撃が大きく生存者を発見できる可能性は非常に低い」と話す。同医師は主に憲兵隊で構成する救助隊第1陣に参加。「残骸や遺体は最大約70度の急斜面に広い範囲に散乱している。事故原因調査のための現場保存が優先され、遺体を動かさず目印を付け、憲兵隊が写真に収めていた」と現場の様子を証言した。

 救助拠点は事故現場から約8キロのセーヌレザルプのスポーツ施設に設置され、大型救急車や消防車両十数台が待機。ドイツ、スペインなど各国メディアが深夜まで詰めた。付近の元パン店経営、ジャクリーヌ・ミシェルさん(70)は「昼食の準備をしていた午前11時前、経験したことのない衝撃音が聞こえた。後で墜落事故と知って驚いた。多くが亡くなってショックだ」と話す。

 現場の空撮によると標高1700メートル程度の山肌が墜落後の炎上で黒焦げになり、雪崩の後のように崩れている。細かい破片が数平方キロにわたり散らばり、谷間に赤と黄色の塗装が残る胴体や車輪などの残骸が見える。

 仏当局は救助隊など600人、ヘリ10機を投入。十数人が現場に降りたが、足元が崩れ、歩くのも困難な状態だ。現場に到達するためにはヘリか徒歩で行くしかなく、降雪が作業を困難にしている。

 犠牲者には独北西部ハルテルンアムゼーの高校生16人と教師2人が含まれていた。スペインでの短期交換留学の帰りだった。24日には多数の生徒が学校でろうそくに火をともし仲間の無事を祈った。

 事故原因はまだ解明されておらず、衝撃を受けた「ジャーマンウイングス」の一部の乗員が24日、搭乗を拒否したため、キャンセル便がでた。


<独機墜落>なぜ救難信号なし 市場拡大のLCCに衝撃
毎日新聞 3月25日(水)22時12分配信

 乗客乗員150人の生存が絶望視される独格安航空会社(LCC)ジャーマンウイングスの旅客機墜落事故は依然、多くのナゾを残したままだ。なぜ管制官との緊急交信もないまま急降下して墜落したのか、捜査当局は人為的ミスから機器の故障まで「あらゆる可能性」を調べる予定だ。事故機はエアバスA320で、LCCのエアアジアが運航する同型機が昨年12月にインドネシア沖で墜落したばかり。LCCがシェアを大きく広げる中での事故に衝撃が広がっている。【ベルリン篠田航一、ロンドン坂井隆之、ブリュッセル斎藤義彦】

 事故現場を視察した仏検察官は25日、遺体収容を最優先にし、原因究明は時間がかかると述べた。飛行中の音声を記録した「ブラックボックス」についてカズヌーブ仏内相は「損傷が激しいが利用できる」との見方を示す。

 最大のナゾはなぜ急降下したかだ。独メディアによると、コンピューターの不調で高度計測が不能になる可能性も指摘されている。昨年11月には、エアバス機がコンピューターのセンサー部分の凍結で正確な高度を把握できず、今回同様に一時急降下したケースがあった。23日には、機体前輪の開閉扉部分に不調があったと報じられたが、ジャーマンウイングスの親会社ルフトハンザは「問題は解決し通常飛行できる状況だった」と因果関係を否定した。

 一方、操縦士から救難信号がなかったのもナゾだ。事故機には当時、2人の操縦士がいたが、どちらも緊急事態を告げる交信を行っていない。独メディアによると、自動操縦を主体とする事故機では、高度が徐々に下がる場合は操縦士がしばらく気づかず、緊急事態が判明した際、手動での回復に難しい作業を迫られる場合があるという。

 また、2人が何らかの原因で意識を失うなど「操縦不能」に陥った可能性も考えられる。機体に穴が開くなどして急激に圧力が低下した場合、操縦士は機内に酸素を供給するため高度を下げることがある。こうした場合、操縦士は酸素マスクを装着して意識を維持し、一定の高度を保つのが普通だ。

 事故機についてジャーマンウイングス社は、事故調査の開始前から「非常に良い状態だった」と故障や不備を全面否定している。事故機は23日にルフトハンザで定期点検を終えたばかりで、2013年には本格的な点検も行われていた。1991年にルフトハンザに納入され、昨年1月にジャーマンウイングスに引き渡された。使用期間は約23年半に及ぶが、部品の多くは交換され、同社や専門家は長期間の使用と安全性に関係はないとみている。

 A320は87年から約6500機が販売され、現在も約6200機が就航している。民間団体「航空安全ネットワーク」によると、胴体が破損する事故が27件起きているが、兄弟機も含めた統計では、死亡事故は100万フライトに0・08回の割合で、他の航空機の3分の1以下という。

 ◇安全性へ努力を

 LCCは低価格を武器に欧州で急拡大を遂げた。航空市場におけるシェアは26%を占め、旅客数では米国を上回って世界最大に達する。今回の事故は、独ルフトハンザがLCC専業会社に奪われたシェア奪回のため、傘下のジャーマンウイングスの拡大策を打ち出した直後に起きた。事故をきっかけに旅客に不安が広がる可能性もある。

 欧州議会の資料によると、欧州に占めるLCCのシェアは08年の20%から13年は26%に拡大した。各国に分散していた航空業の免許が欧州連合(EU)に一本化され、新規参入が容易になったことに加え、債務危機による経済の悪化で旅客の低価格志向が強まったためだ。

 LCC成長の最大の原動力は、従来型の大手航空会社の半分とも言われるコスト構造にある。内装の簡素化や機内食・機内サービスの有料化、予約のオンライン化などでコストを大幅に削減している。

 大手航空会社と同じ規制の下、機体整備は大手航空会社傘下の整備会社に委託するなどしているため、「LCCだから危険とは言えない」(航空評論家の小林宏之氏)と言われる。ジャーマンウイングスでも過去に事故は発生していない。

 ただ、過去にはベテラン整備士を確保できず、経験の浅い整備士を責任者に据えたとして処分を受けたLCCや、大手航空会社で退役した古い機体を使用する航空会社も一部にあり、業界は安全性への懸念払拭(ふっしょく)の努力が問われそうだ。


<独機墜落>「間違いであって」佐藤さん父、現地へ
毎日新聞 3月25日(水)21時57分配信

 何かの間違いであってほしい--。フランス南部で24日に起きた独ジャーマンウイングス機墜落事故で、北海道出身の会社員、佐藤淳一さん(42)=独デュッセルドルフ在住=が墜落機に乗っていたとの情報が流れ、家族や恩師らはすがる思いで無事を祈った。父親の幸男さん(68)は27日に事故現場に向かう予定。【鈴木勝一、横尾誠治、山田奈緒】

 「えらいことになってるぞ」。北海道江差町で1人暮らしをする幸男さんに25日朝、弟から知らせが入った。幸男さんは、外務省が乗客名簿に淳一さんの名前があると公表したと聞き、動揺した。

 幸男さんらによると、淳一さんは3人兄弟の長男で、室蘭市の室蘭工業大と同大学院へ進んだ。その後、産業機械の総合商社「西華産業」(東京都千代田区)に就職。妻と2人の子供を連れて2009年4月にデュッセルドルフに赴任した。

 昨年6月、母トシさん(当時66歳)が胃がんで「余命2カ月」の宣告を受けると家族で帰省した。8月にトシさんの葬儀が営まれた際の写真には、悲しみをこらえるように口を結ぶ淳一さんが写る。幸男さんは「親思いの本当に優しい息子。こんなことになるとは」と肩を落とした。

 淳一さんの大学時代の恩師である室蘭工業大の小幡英二名誉教授(67)によると、淳一さんは修士課程で論文を二つ書いた。中国武術も続け、人柄も明るかった。小幡名誉教授は「すごい学生だった。まだ信じられない」と語る。

 西華産業によると、淳一さんはデュッセルドルフにある現地法人(子会社)「SEIKA SANGYO GmbH」の支配人代行を務めていた。スペイン・バルセロナで商談をして戻る途中だった可能性があるという。阿部正典総務・人事部長は「信頼の厚い社員で大変、心配している」と話した。

 ◇報道以上の情報ない…永田さん兄

 フランス南部に墜落したドイツ機の搭乗者名簿に記載のあった永田敏さんは、親族らによると鳥取県琴浦町出身。同町に住む兄によると、独デュッセルドルフの総領事館から25日未明に電話があり、「永田さんという人が名簿に載っている」と言われたという。ただ、兄は「墜落したかどうかも分からず、報道以上の情報はない。(外務省は)ドイツにいる(永田さんの)娘とやり取りをしていると思う。現地の家族に任せるしかない」と語った。

 別の親族の女性によると、永田さんは国立米子高専(鳥取県米子市)を出て就職し、青年海外協力隊でザンビアに赴任。そこで、英語の教員として来ていたドイツの女性と知り合い結婚した。現在はデュッセルドルフで暮らし、子供が3人いるという。【小野まなみ】


原因究明を本格化=旅客機墜落事故
時事通信 3月25日(水)21時55分配信

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フランス南東部でのドイツ旅客機墜落で、仏当局は25日、現場から回収したブラックボックスをパリに運び、事故原因の解明に向けた作業を本格化させた。写真は回収されたボイスレコーダー=仏事故調査当局が公表


独旅客機墜落の犠牲者、ドイツ人72人以上 スペイン人49人超
AFP=時事 3月25日(水)21時34分配信

【AFP=時事】フランス・アルプス(French Alps)で乗客乗員150人が死亡したドイツ航空大手ルフトハンザ航空(Lufthansa)傘下の格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の墜落事故で、ジャーマンウィングスとスペイン政府は25日、犠牲者のうち少なくとも72人がドイツ人で、49人以上がスペイン人だったことが分かったとそれぞれ発表した。

 スペイン政府によると、これまでにスペイン人犠牲者49人の身元が確認された。

 墜落から一夜明けた25日、現場では捜索活動が再開された。【翻訳編集】 AFPBB News


旅客機墜落事故を悲しむ社員ら
時事通信 3月25日(水)21時32分配信

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25日、ドイツ西部ケルンのジャーマンウィングス本社前で、旅客機墜落事故を受けてろうそくや花をささげ悲しみを示す社員ら。


<独機墜落>操縦士の過失致死で捜査 原因不明の急降下
毎日新聞 3月25日(水)21時24分配信

 【ベルリン篠田航一】スペイン・バルセロナ発ドイツ・デュッセルドルフ行きの独格安航空会社(LCC)ジャーマンウイングス4U9525便(エアバスA320、乗客144人、乗員6人)がフランス南部バルスロネット付近の山岳地帯に墜落した事故で、仏マルセイユの検察当局は25日までに、操縦士が墜落を防ぐ措置を取らなかった可能性もあるとみて、過失致死容疑で捜査を始めた。原因不明の急降下が8分間続いた後に墜落している状況を重視しているとみられる。

 検察担当者は仏テレビで「事故機が急激に高度を下げ、その間に操縦士から緊急交信もなかったことへの説明が必要だ」と指摘した。同機はバルセロナを離陸後、いったん規定の高度に達していた。ただ、飛行中の音声を記録した「ブラックボックス」の解析は始まったばかりで、当局は機体トラブルの可能性も含め総合的な原因究明を目指す。

 乗客乗員全員の生存が絶望視されている墜落現場近くのセーヌレザルプには25日、オランド・フランス大統領、メルケル・ドイツ首相、ラホイ・スペイン首相が到着した。AFP通信によると、沈鬱な表情で黒い服をまとった3氏は、前線基地で捜索隊員らと握手を交わして激励。仏テレビは、オランド、メルケル両氏がヘリコプターで墜落現場を訪れた様子を伝えた。

 日本の外務省によると、事故機にはいずれもデュッセルドルフ在住の日本人、永田敏(さとし)さん(60歳代)と、佐藤淳一さん(42)が搭乗していたとみられる。ジャーマンウイングス社は25日、犠牲者の内訳を修正。ドイツ人72人、スペイン人35人のほか13カ国が各1~2人で、残りはなお確認中という。

 同社によると、事故機は24日午前10時1分に離陸し、同45分ごろに高度約1万1600メートルに達したが、直後に急降下。同53分に高度約1800メートルまで下がり、レーダーから消えた。


独旅客機墜落 「前例のない規模」の捜索、ボイスレコーダー解析急ぐ 独仏西3カ国首脳が現場へ
産経新聞 3月25日(水)21時22分配信

 【ロンドン=内藤泰朗】ドイツの格安航空会社「ジャーマンウイングス」のエアバスA320(乗客乗員150人)の墜落から一夜明けた25日、フランス当局は同国南東部のアルプス山中で早朝から大規模な捜索活動を再開した。日本の外務省などによると、搭乗者名簿にはドイツのデュッセルドルフに住む、永田敏さん=60代=と商社「西華産業」(東京都千代田区)勤務の佐藤淳一さん(42)の日本人2人が含まれていた。

 フランスのオランド大統領とドイツのメルケル首相、スペインのラホイ首相は25日、墜落現場に近いセーヌレザルプの遺体安置所をそろって訪れ、犠牲者に哀悼の意を表する。

 フランス当局は、同機に搭載されていたブラックボックスのうち、24日に墜落現場で回収した操縦席内の会話などを記録するボイスレコーダー(音声記録装置)の分析を急ぐとともに、未発見の速度や高度を記録するフライトレコーダー(飛行記録装置)の発見にも全力を挙げる。

 墜落現場は険しい山岳地帯で、捜索活動は24日夜に中断された。カズヌーブ仏内相は、山岳憲兵隊など700人以上、ヘリコプター15機、飛行機2機などを投入し、「前例のない規模」で捜索すると表明した。

 スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かっていた墜落機には、ドイツ人とスペイン人の乗客が多く、スペインは25日からの3日間を国民服喪の日とした。


面倒見良い「自由人」=鳥取から徒歩で東京へ―搭乗者リストの永田さん・独機墜落
時事通信 3月25日(水)21時13分配信

 墜落したドイツ旅客機の搭乗者リストに名前があった60代の永田敏さんは、鳥取県琴浦町出身。知人らによると、現KDDI(東京都千代田区)に入社後、衛星通信部門で働き、ドイツ・デュッセルドルフに赴任した。退職後も現地で暮らし、「ヒマラヤ登山に挑戦したり、南米を旅したり、人生を謳歌(おうか)していた」という。
 中学時代の同級生らによると、永田さんはたびたび帰国して旧友との会合に参加しており、4月にも旧交を温める予定だった。「人当たりが良く、世話好き」と評される好人物で、ドイツに遊びに行った同級生を案内したり、一緒にベルリンでのマラソン大会に出場したりしていた。
 年に1回程度、帰国した永田さんを都内の自宅に泊めていた元同僚の衣畑晃治さん(72)によると、永田さんは「何事にもとらわれない自由人」。入社式には、鳥取から東京の本社まで約1カ月かけて歩いて出席し、「関西の方が人情味があるなあ」などと言って周囲を笑わせた。
 入社後に青年海外協力隊に出向し、アフリカのザンビアで知り合ったドイツ人女性と結婚した。デュッセルドルフの駐在員になったのは約30年前で、以降、ドイツと日本を行き来しつつ、3人の娘を育てた。
 昨年5月には、永田さんが運転する車で2週間かけてドイツやオーストリアをめぐったという衣畑さん。永田さんは最近、語学を学ぶためにスペイン・バルセロナにホームステイしており、次はスペインを一緒に旅する約束をしていたという。
 衣畑さんは「穏やかな一方、情熱的な面もあった。友人も多く、いつも周りを楽しませてくれた」と語った。
 琴浦町に住む永田さんの兄は「25日未明に現地の総領事館から連絡があっただけ」と言葉少なだった。 


オペラ歌手2人搭乗
時事通信 3月25日(水)20時35分配信

 【モスクワ時事】ロシアのメディアは25日、フランス南東部で起きたドイツの旅客機墜落で、旧ソ連カザフスタン出身のオペラ歌手オレク・ブリジャク氏と、ドイツ人のオペラ歌手マリア・ラドナーさんが搭乗しており、犠牲になったとみられると伝えた。 


佐藤さん同僚、無事祈る=「信頼できる上司」―独機墜落
時事通信 3月25日(水)20時31分配信

 【デュッセルドルフ時事】ドイツの旅客機墜落事故で搭乗者リストに名前があった佐藤淳一さん(42)が勤める機械商社「西華産業」の独デュッセルドルフ現地法人では25日、事態の確認作業が続けられた。同僚は「望み続けるしかない」と佐藤さんの無事を祈った。
 佐藤さんは日本人社員4人、現地社員6人の現地法人の実質的なトップ。同法人管理部門の平野智大さん(32)は佐藤さんについて「信頼できる、頼りになる上司。本当に助かってほしい」と語った。佐藤さんは男性の現地社員と商談のため、23日にバルセロナ入りし、24日昼にデュッセルドルフに戻る予定だった。欧州を中心に月に2、3度は出張していたという。
 平野さんによると、事故直後に現地社員がニュースに気付き、航空券の予約状況を確認したところ事故機と一致。関係先への連絡や、家族のケアなどの対応を始めた。佐藤さんとは事故後、携帯電話などでの連絡が取れていない。 


墜落事故の独航空、1便が欠航 パイロット搭乗拒否
AFP=時事 3月25日(水)20時25分配信

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格安航空会社ジャーマンウイングス9525便が墜落した仏南東部セーヌに近いフランス・アルプスの山ろくで捜索活動を行う救助隊(2015年3月24日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドイツ航空大手ルフトハンザ航空(Lufthansa)傘下の格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の墜落事故を受け、同社の複数のパイロットが25日、犠牲者への追悼として飛行を拒否した。結果、乗客乗員150人が死亡した24日の墜落事故と同じ航路を飛行する予定だった1便が欠航となった。

 ルフトハンザ航空の広報担当者は「ジャーマンウィングスのパイロットが飛行する気分になれないため、1便が欠航した」と語ったものの、何人のパイロットが25日に飛行拒否をしているかについては明かさなかった。

 欠航したのはドイツ西部のデュッセルドルフ(Duesseldorf)からスペインのバルセロナ(Barcelona)に向かう便で、墜落した旅客機の飛んでいた航路の復路を飛行する予定だった。

 パイロットの労働組合の広報担当者はパイロットが飛行を拒否した理由について、安全上の不安ではないと述べ、「(事故の)犠牲者の中にはパイロットらの友人や同僚たちもいた」「あまりに深い感情的な苦しみなので、コックピットに入らないほうがよい(と判断された)」と公共テレビに対して語った。

 ジャーマンウィングス重役のトーマス・ウィンケルマン(Thomas Winkelmann)氏は24日、「われわれはパイロットたちの決定を理解している」と語っていた。

 墜落した旅客機と同じ航路を飛ぶ便は25日、事故後初めてバルセロナからデュッセルドルフに向けて飛び立った。【翻訳編集】 AFPBB News


独旅客機墜落 急降下「惨劇への8分間」 3つのなぜ 事故原因究明始まる
産経新聞 3月25日(水)20時8分配信

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独旅客機墜落現場(写真:産経新聞)

 【ロンドン=内藤泰朗】ドイツの格安航空会社「ジャーマンウィングス」のエアバスA320型機(乗員乗客150人)がフランス南東部のアルプス山中に墜落した事故で、現場から回収された墜落機のブラックボックスの解析を中心に、事故原因の究明作業が始まった。同機が突然、急降下を始め、山肌に激突するまでわずか約8分間。何が惨劇を招いたのか。

 ■安全高度から急降下

 ジャーマンウイングスによると、墜落機は24日午前10時1分(日本時間同日午後6時1分)、スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向けて離陸し、10時45分には、約1万1500メートルの正規の高度に達した。

 しかし、間もなく急降下が始まり、8分程度降下した後、10時53分にレーダーから突然姿を消した。飛行方向は一直線で、降下速度も一定だった。最後に位置が記録されたのは、激突した山の標高と同じ高度約2000メートルだった。

 航空専門家は、飛行が安定して「最も安全」とされる高度から急降下を始めたことから、何らかの原因で機内が減圧し、呼吸ができる高度に降下しようとしたとの見方を示す。現場付近は曇っていたが、強風など気象上の問題はなかったという。

 ■救難信号はなし

 しかし、英BBC放送によると、同機は緊急事態が発生して急降下する間、機長らはSOS(救難信号)を発信していなかった。緊急着陸地を探した形跡もなかったという。

 専門家は「操縦士は緊急事態の中で、機体の操縦を優先するよう教育されている。緊急事態への対処で無線連絡を取れない事態もある」と指摘。一方で、爆発や火災、急な減圧などが原因で機長らが操縦できる状態になく、機体が自動操縦で急降下した可能性も排除できないと語った。

 これらの謎の解明は、フランスでのブラックボックスの飛行記録の解析を待つことになる。

 ■「最も安全な機種」

 墜落したエアバスA320は、航空関係者から「最も信頼され、安全な航空機」(BBC)とされ、「世界中で2分間に1機が発着する」ほど、世界の航空会社に大量に導入されている人気の高い機種だ。

 しかし、昨年12月、ジャワ海に墜落したエアアジア機が同じ機種だったほか、今回の事故を含め、A320は過去に11件の死亡事故を起こしている。

 さらに、同機と同じ飛行高度を自動で制御するシステムを搭載したエアバス機が昨年11月、システムの誤作動で機体が急降下するトラブルを起こし、操縦手順の見直しが行われた。A320の“安全神話”は今後、揺らぐ可能性もある。


「操縦士が意識喪失」との見方も=急減圧? 謎深まる―独旅客機墜落
時事通信 3月25日(水)19時12分配信

 【パリ、ベルリン時事】フランス南東部で起きたドイツのエアバスA320型旅客機の墜落事故で、同機は約8分間で1万メートル近く急降下し、遭難信号も出していなかった。急な減圧で操縦士が意識を失ったとの見方も出ているが、突然の急降下の原因ははっきりしておらず、事故調査の焦点の一つとなりそうだ。
 ジャーマンウィングス社や米CNNテレビ(電子版)によると、事故機は現地時間午前10時1分(日本時間午後6時1分)にスペイン・バルセロナを出発。巡航高度の約1万1600メートルに達してすぐ急降下を始め、約8分後の10時53分(同6時53分)に高度約1800メートル地点で消息を絶った。
 独誌シュピーゲル(電子版)は墜落原因の一つとして、コックピットの急激な減圧により、操縦士が意識を失ったとの見方を紹介。こうした状況なら、管制塔との連絡が取れなくなった理由の説明もつく。
 同誌は、2014年にスペイン・ビルバオ発独ミュンヘン行きのエアバスA321型機の機器が、何らかの不具合で急激に冷えた影響により機体の角度が誤って認識され、急降下を始めたケースを報じた。このときは操縦士が手動操作に切り替え、難を逃れたという。
 事故現場上空を数十回飛行した経験のある機長はAFP通信に対し、「山脈を前に降下するなどプロの操縦士の正常な行動ではない。操縦士が制御できない状態だったことを意味するのだろう」と分析。「有害な煙が発生するような火災などによってコックピットを出ざるを得なくなり、(機体が)降下した可能性はある」と語った。 


「墜落」ドイツ機に何が起きたのか 「操縦桿ない」A320型機の特徴とは
J-CASTニュース 3月25日(水)19時11分配信

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「フライトレーダー24」では事故機のルートや高度を見ることができる。画面下半分の青線が高度、赤線が速度の推移。急降下する際に速度があまり変化していないことが分かる

 ドイツの格安航空会社(LCC)が運航する中型旅客機が2015年3月24日、フランス南東部の山岳地帯に墜落した。日本人2人を含む乗員乗客150人が乗っていたとみられるが、現地報道などによると、生存は絶望視されている。

 事故を起こしたのはドイツ最大の航空会社、ルフトハンザ航空系の格安航空会社(LCC)「ジャーマンウィングス」が運航するスペイン・バルセロナ発ドイツ・デュッセルドルフ行き4U9525便。墜落した機体は仏エアバス社のA320型機と呼ばれる機種で、LCCが好んで採用する機種でもある。A320は安全性が高いとされてきたが、なぜ悲劇は起きたのか。

■操縦桿が姿を消して車のギアのような「サイドスティック」に

 A320は1988年に初めて就航。操縦桿などの動きを電気信号に変換し、コンピューター制御で操縦する「フライ・バイ・ワイヤ」と呼ばれる仕組みを旅客機としては世界で初めて導入したことで知られる。これまでパイロットの正面にあった操縦桿は姿を消し、乗用車のギアのような操縦席脇の「サイドスティック」に置き換えられたのも大きな特徴だ。こういった最新鋭の設備で運航コストを下げたのが「売り」でもある。150人~200人を乗せることができ、「中型機を中距離で頻繁に飛ばす」というLCCのビジネスモデルと一致。今では全世界で約300社が約6200機を運航している。

 事故情報を集計しているウェブサイト「エアセーフ・ドットコム」のまとめによると、フライト100万回あたりA320が死亡事故を起こしたのは0.10回。ボーイング737型機が0.28、747型機が0.67、777型機が0.27だ。どちらかと言えばA320の事故率は低い方だと言える。

 世界中の航空機の運航情報を集めているサイト「フライトレーダー24」によると、4U9525は現地時間10時1分にバルセロナを離陸し、10時27分に巡航高度の3万8000フィート(約1万1580メートル)に達した。そのわずか3分後の10時30分には急降下を始め、38分には1万1400フィート(約3470メートル)にまで急降下。40分に高度6800フィート(約2070メートル)で消息を絶った。

与圧装置が故障すると急降下を強いられる
 一般的には、飛行機が急降下する際にはスピードが出過ぎてしまうが、今回の飛行記録を見る限りでは、急降下中のスピードはほぼ一定だった。このことから、パイロットは機体をコントロール可能な状態で、パイロットの意思で急降下したとみられる。

 では、なぜパイロットは急降下を強いられたのか。ひとつの可能性として指摘されているのが、「急減圧」説だ。通常、人間は高度1万メートルの気圧では生存することは不可能だが、密閉された機内で気圧を高く保つことで快適に過ごせるようになっている。高い高度で与圧装置が故障した場合、乗員や乗客に危険が及ぶことになるため、比較的安全な3000メートル程度まで急降下する必要が出てくる。

 そういったケースは、実際に10年ほど前に起きている。05年5月8日11時41分頃、ブラジル・サンパウロ発ニューヨーク経由成田行きの日本航空JL47便(ボーイング747-400型機)が新千歳空港の南東約370キロを飛行中に与圧装置が故障。高度3万6000フィート(約1万1000メートル)を飛行中だったが、乗客用の酸素マスクを降ろして1万フィート(約3050メートル)まで急降下。12時51分頃、新千歳空港に緊急着陸した。

 JL47のケースではけが人はいなかった。JL47とは対照的に、4U9525が急降下後に墜落にまで至った原因は明らかになっていない。すでにブラックボックスは回収されており、フライトレコーダーなどの分析が待たれることになりそうだ。

 事故機は1991年に親会社のルフトハンザ航空に納入され、14年からジャーマンウィングスで運航されていた。エアバスの発表によると、事故機はこれまでに4万6700回のフライトで5万8300時間飛行してきた。旅客機としては比較的古い方だが、25年程度であればきちんと整備していれば安全に運航できるとも考えられている。今後、ジャーマンウィングスの整備体制も問われることになりそうだ。


独機墜落、永田さんは鳥取出身か
2015年3月25日(水)17時43分配信 共同通信

 フランス南部に墜落したドイツ機の搭乗者名簿に記載されたデュッセルドルフ在住の永田敏さん=60代=が、鳥取県琴浦町出身とみられることが25日、同町に住む親族の男性への取材で分かった。25日未明に外務省から「搭乗者リストに永田さんの名前が載っている」と連絡があった。

 男性は25日、報道陣に「(安否については)何も分からない」と言葉少なに語った。県は同日、情報連絡会議を開き、親族を支援する準備に当たった。

 同級生らによると、琴浦町出身の永田さんは町内の小中学校に通い、国立米子工業高専に進んだ後に就職。ドイツには20年以上前から住んでいたとみられる。


独旅客機墜落、仏南部で捜索再開
2015年3月25日(水)17時40分配信 共同通信

 【セーヌレザルプ共同】フランス南部アルプス山中でのドイツの格安航空会社(LCC)、ジャーマンウイングスの旅客機墜落から一夜明けた25日、フランス当局は早朝から大規模な捜索活動を再開した。午後にはフランスのオランド大統領、ドイツのメルケル首相、スペインのラホイ首相が現場を訪れる。

 フランス当局は24日、墜落現場でコックピット内の会話などを記録するボイスレコーダー(音声記録装置)を回収し分析を急ぐとともに、速度や高度などを記録する装置の発見にも全力を挙げる。


ドイツ旅客機墜落、捜索活動再開
AFP=時事 3月25日(水)17時25分配信

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フランス南東部セーヌ近くのアルプスに散らばる墜落した独格安航空会社ジャーマンウイングス機の残がい。AFP TVの映像より(2015年3月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フランス・アルプス(French Alps)で乗客乗員150人が死亡したドイツ航空大手ルフトハンザ航空(Lufthansa)傘下の格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の墜落事故で、一夜明けた25日、捜索活動が再開された。

 現地入りしているAFP特派員によると、付近に緊急設置された拠点からヘリコプターが発進した。現場はフランス・アルプスの奥深くで、墜落機の残がいは広範囲に散らばっている。

 24日に上空から現場を視認した地元の議員は、機体は「完全に破壊」されており「すさまじい」光景だと語った。またある捜査官は「我々が確認できた遺体は、最も大きなものでも書類かばん程度の大きさだ」と語った。

 ジャーマンウイングスによれば、乗客144人のうち67人はドイツ人だった。またスペイン当局は、45人の乗客がスペイン系の名前だと発表している。また各国政府は、メキシコ人が3人、コロンビア人、アルゼンチン人、オーストラリア人が各2人、ベルギー人、デンマーク人それぞれ少なくとも1人が同便に乗っていたと発表している。また日本政府は、日本人2人が搭乗していた可能性が非常に高いと述べている。さらに英国人の搭乗客もいた可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News


墜落事故のジャーマンウィングス、乗員の搭乗拒否で一部欠航へ
ロイター 3月25日(水)17時3分配信

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 3月25日、独ルフトハンザの格安航空部門、ジャーマンウィングスは、同社の運航する旅客機がフランスアルプスで墜落した事故を受けて一部の乗員が搭乗を拒否しているため、これまで予定されていたよりも多くの便の欠航を余儀なくされる見通しだ。デュッセルドルフで撮影(2015年 ロイター/Ina Fassbender)

[デュッセルドルフ(ドイツ) 25日 ロイター] - 独ルフトハンザ<LHAG.DE>の格安航空部門、ジャーマンウィングスは、同社の運航する旅客機がフランスアルプスで墜落した事故を受けて一部の乗員が搭乗を拒否しているため、25日にこれまで予定されていたよりも多くの便の欠航を余儀なくされる見通しだ。

同部門の広報担当者は「変則的(なスケジュール)になるだろう。現在の状況では搭乗を拒否している乗員がおり、われわれにも理解できる」と述べた。


ドイツ旅客機、墜落のナゾ 昨年のエアアジア機と同型 耐用年数の問題か
夕刊フジ 3月25日(水)16時56分配信

 再び旅客機が落ちた。フランス南東部のアルプス山中に墜落したルフトハンザドイツ航空系の格安航空会社(LCC)「ジャーマンウイングス」のエアバスA320。乗客乗員計150人が搭乗し、外務省は25日、搭乗者名簿に日本人の男性で60代の永田敏さんと40代の佐藤淳一さんの名前が含まれていると発表した。墜落した原因について現時点でテロとの関連性はないとされるが、不可解な点は少なくない。問題のない安全な飛行ルートでなぜ悲劇は起きたのか。

 永田さんと佐藤さんは、いずれもドイツ・デュッセルドルフ在住。佐藤さんは、三菱系機械商社「西華産業」(東京、東証1部)の社員で、同社によると、42歳で北海道出身。同社の欧州現地法人に勤務しているという。安倍晋三首相は25日、「邦人2人の名前が搭乗者リストにあり、現在、安否を確認中だ」と述べ、情報収集に全力で取り組んでいると表明した。

 スペイン・バルセロナ発デュッセルドルフ行きエアバスA320が消息を絶ったのは、24日午前(日本時間夜)。ジャーマンウイングスによると、墜落機は午前10時1分(同24日午後6時1分)、デュッセルドルフに向け離陸、10時45分には約1万1500メートルの高度に達した。

 しかし、間もなく急降下が始まり8分程度降下、10時53分にレーダーから姿を消した。墜落現場はフランス南東部のアルプス山中で、機体は原型を留めず粉々の状態で発見された。

 同機には乳児2人を含む乗客144人と操縦士2人、客室乗務員4人の計150人が搭乗。搭乗者名簿によると、日本人男性2人のほか、ドイツ人67人、スペイン人45人、トルコ国籍の乗客もいたとみられる。現在、600人態勢で捜索が続くが、オランド仏大統領は生存者がいないとの見方を示している。

 一体何が原因だったのか。飛行ルートに問題はなかったという。

 航空ジャーナリストの青木謙知(よしとも)氏は「事故現場は2000メートルの山岳地帯。気流というものは山岳付近では乱れる。日本では1960年代に、富士山に近いところで空中分解した例もあった。ただ、旅客機は通常、気流が安定する上空1万メートル付近を飛行するので山岳地帯だからといって、このルートが危険視されていたというわけではない」と解説する。

 機体のA320は昨年末、インドネシア沖で落ちたエアアジア機と同型だった。日本では全日空などが同型機を持ち、20機程度が飛んでいる。

 青木氏は「機体のA320は、そもそも事故率が低いことで知られている。ハイテク機の先駆者で、初めて実用化された技術も多い。自動化が進みすぎたために事故が起こったという見方はあたらない」とみる。

 ただ、今回墜落した機体は運行から24年がたっていた。「ルフトハンザがもともと使い、途中からジャーマンウイングスに移ってきた格好だ。旅客機は20年を過ぎると交換部品や整備項目が増え、維持費がかかるようになる」(青木氏)というから耐用年数の問題があった可能性はある。

 ジャーマンウイングスとエアアジアはともにLCCという共通点があるが、「LCCはコストと安全性の問題が以前から言われており、乗る側は大丈夫だと信用するしかない。今回の事故で、しっかりと整備が行われていたか、事故調査委員会の調べが待たれる」と青木氏は話す。

 いまのところ、独仏米ともテロに関連する情報はないとし、機内が急に減圧するなど機体に何らかのトラブルが発生したとの見方でいる。飛行状況を記録したブラックボックスを発見した仏当局は「原因究明を速やかに進めたい」と分析を急ぐ意向を示している。


ドイツ旅客機墜落、ボイスレコーダーは「破損」
AFP=時事 3月25日(水)16時46分配信

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乗員乗客150人全員が死亡したドイツ航空大手ルフトハンザ航空傘下の格安航空会社ジャーマンウイングス9525便の事故現場、仏南東部の街セーヌに近いフランス・アルプスの山ろく(2015年3月24日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フランス・アルプス(French Alps)に乗員乗客150人を乗せ24日に墜落した、ドイツ航空大手ルフトハンザ航空(Lufthansa)傘下の格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の事故で、回収された操縦室のボイスレコーダー(音声記録装置)は破損していることが判明し、解析のためパリ(Paris)へ送られた。調査関係筋が25日、明らかにした。

 匿名で答えた調査関係筋はAFPに対し「見つかったブラックボックスはCVR(操縦室のボイスレコーダー)だ。破損していた。今朝、パリへ送られた」と語った。ブラックボックスのもう一方であるフライトデータレコーダー(飛行記録装置)はまだ発見されていない。【翻訳編集】 AFPBB News

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