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2015年1月29日 (木)

「イスラム国」日本人人質2人殺害予告 うち1人を殺害か・17

シリア、イラクで勢力を拡大する過激組織「イスラム国」(IS)を名乗るグループが20日、湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんとみられる日本人2人を人質に取り、身代金2億ドル(約235億円)を72時間以内に支払わなければ殺害すると警告するビデオ声明をインターネット上に公表した。「イスラム国」(IS)による日本人殺害警告が確認されれば初めてとなる。

殺害警告を受けて、安倍晋三首相は菅義偉官房長官に対し、事実関係の確認に全力を挙げるとともに、関係国と協力し、人命第一に対応するよう指示。安倍首相は訪問先のエルサレムで記者会見し、「人命を盾に脅迫することは許し難いテロ行為で、強い憤りを覚える。直ちに解放するよう強く要求する」と表明した。政府は首相官邸の危機管理センターに対策室を設置した。

※以上、時事通信の報道をもとに構成。

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リンク:後藤さん殺害脅迫 大使館前緊迫 アンマン - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん殺害脅迫 「次は健二だ」妻脅す 「娘が父親に会えることを願う」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん殺害脅迫 「イスラム国」手口に変化 背後で心理戦展開か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」要求 指定の日没、政府緊張 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「政府を全力支援」 自民各派、人質事件対応 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フジテレビ取材案内の邦人女性、トルコで事故死 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【イスラム国邦人人質事件】ヨルダン政府パイロット優先 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:人質家族が解放訴え - 速報:@niftyニュース.
リンク:「知恵絞り、危機脱出を」=援助関係者ら推移見守る-邦人人質事件 - 速報:@niftyニュース.
リンク:救出の時間少ない…「後藤さん妻」メッセージ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「解放の具体的情報なし」=岸田外相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<「イスラム国」人質>帰り待つ妻…夫と操縦士のために祈り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<「イスラム国」人質>後藤さん妻初めて声明…命かかってる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「まだ諦めていない」=期限迎え、後藤さん母-邦人人質 - 速報:@niftyニュース.
リンク:【イスラム国邦人人質事件】後藤さん妻「残された時間はわずか数時間しかありません」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相、「自衛隊の能力生かす」…在外の邦人救出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:邦人人質事件取材のフジスタッフが事故死 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<「イスラム国」取材>フジテレビ関係の日本人女性が交通死 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:取材の日本人女性スタッフ死亡=トルコで交通事故―フジテレビ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヨルダン、死刑囚引き渡し検討 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<「イスラム国」新要求>日没期限 ヨルダンは…、ISは… - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<「イスラム国」拘束>中東の日本人学校に不安の影 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<「イスラム国」新要求>政府高官「あれこれ言いにくい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:解放に向け作業続ける日本大使館 ヨルダン国民「平和な暮らし取り戻してあげたい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<解放の祈り>日本在住ヨルダン人「みな命大事に思ってる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<衆院予算委>海外での日本人救出 首相が法整備に意欲 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「この声は100%、健二」…目を潤ませる母 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<解放の祈り>イラクの旧友「家族のもとに戻れるように」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:20代女性ほか複数人が渡航、構成員になった? 日本人のイスラム国入りは止められないのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「間違いなく健二の声」 - 速報:@niftyニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 菅長官「ヨルダンと緊密に連携」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:邦人救出へ自衛隊活用=首相、法整備に意欲―衆院予算委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 「全力で支える」「重要な局面だ」…自民各派も政府を援護 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 菅官房長官、「日没」は今晩の11時半 - 速報:@niftyニュース.

以下、参考のために同記事を引用

後藤さん殺害脅迫 大使館前緊迫 アンマン
産経新聞 1月30日(金)7時55分配信

 【アンマン=森本充】ヨルダンでは29日夕(現地時間)、「日没」期限が過ぎ、現地対策本部のある日本大使館前に詰めかけた大勢の報道陣の間にも張り詰めた空気が流れた。

 ヨルダン政府は、ヨルダン人パイロットの安全が確認されれば、死刑囚の釈放に応じるとしており、市民の間にも後藤健二さんとの一括解放を望む声が高まっている。

 フランス語教師のサルマ・カレーシャさん(29)は「ジャーナリストが拘束される理由がない。人命優先。2人の解放のために、死刑囚を釈放してほしい」。銀行員のムハンマドさん(29)は「2人を家族のもとに早く返し、平和に暮らせるようにしてあげたい」と話していた。


後藤さん殺害脅迫 「次は健二だ」妻脅す 「娘が父親に会えることを願う」
産経新聞 1月30日(金)7時55分配信

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の人質となっている後藤健二さん(47)の妻の声明が29日、公表された。2人の娘を抱え、「彼女が再び父親に会えることを望んでいる」と後藤さんの帰国を祈る妻。「次は健二だ」。妻はイスラム国のメッセージを世界に公表するよう強要するメールを受けていたという。29日朝に公表された音声で示された期限の同日深夜を過ぎても、後藤さんの情報はない。家族や知人は無事を願い続けた。

                  ◇

 「これが私の夫にとって、最後の機会になってしまうことを恐れている」。後藤さんの妻は29日、ロイター通信などに送った声明でこう述べ、ヨルダンと日本両国政府に対し、後藤さんとヨルダン人パイロットの救出に全力を挙げるよう求めた。

 昨年10月26日以降、後藤さんの解放に向けて水面下で努力してきたことを初めて明かした。メディアの取材に応じなかった理由として取材から家族を守るためだったとしている。

 「夫と私には2人の小さな子供がいる。女児は夫が(日本を)離れたとき、わずか生後3週間だった。上の娘は2歳で、彼女が父親に再び会えることを願っている」

 後藤さんについては「正直な男性。苦しんでいる人たちのことを伝えるためにシリアに行った」と訴えた。声明では、イスラム国がメールを妻にも送りつけていたことを明かした。メールでは、死刑囚を期限内にトルコ国境まで連れてこなければ、パイロットを殺害するとし、このメッセージを世界のメディアに公開しなければ後藤さんを殺害すると脅していたという。

 「解放していただきたい。解放を願わない親はいないと思う」。後藤さんの母、石堂(いしどう)順子さん(78)は交換期限が過ぎた29日深夜、報道陣の取材に対し、一刻も早い後藤さんの解放を訴えた。また「残虐な死刑囚を釈放してくれとは言えない」と複雑な心境ものぞかせ、「残念で、大変不安だ。自分の命と交換してでも息子の命を守ってほしい」と話した。

 これまで映像や声、画像は4回公表されたが、後藤さんがどこでどう過ごしているかは全く分からない。連日、後藤さんの解放を訴える石堂さんには疲労の色がにじむ。

 石堂さんはこの日午後も報道陣の取材に応じ、「安倍晋三首相は日本国民が困ったときに絶対に守ってくれる方だと信じるほかない」と話し、政府の動きを見守った。

 29日朝に公表された後藤さんを名乗る音声について、石堂さんは「百パーセント、健二です」と指摘。後藤さんへの思いを問われると、「健二を心配している方がたくさんいるんだよ、と伝えたい。それが健二の心を癒やすと思う」と語った。

 道行く人から「頑張ってください」などと励ましを受けることもあるといい、「優しい声をかけられると、涙がこみ上げてくる」と時折、言葉を詰まらせた。後藤さんが帰国したら「お赤飯を食べさせてあげたい」とも話した。


後藤さん殺害脅迫 「イスラム国」手口に変化 背後で心理戦展開か
産経新聞 1月30日(金)7時55分配信

 ■人物なし、要求反復

 後藤健二さんを名乗る男性の音声付き画像が29日朝、インターネット上に公表された。「イスラム国」からとみられるメッセージは、20日に公表された映像と24、27の両日に公表された音声付き画像に続き4回目だが、これまでと大きく異なる点が複数見られる。専門家は背後で情報戦や心理戦が展開されていると指摘している。

 29日朝に公表された画像に後藤さんの姿はなく、アラビア語の文章が映し出されるのみだ。

 音声では、後藤さんを名乗る人物がサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を改めて要求し、29日の日没までに応じなければヨルダン人パイロットを殺害するとしている。

 「メッセージが事実なら過去にない展開。要求を繰り返すのは人質を躊躇(ちゅうちょ)なく殺害してきたイスラム国として異例の対応だ」と指摘するのは、国際テロリズムに詳しい公共政策調査会の板橋功氏だ。「パイロット救出をめぐり政府への不満がくすぶるヨルダン国内を見据え、パイロットの早期殺害をほのめかす一方、後藤さんと死刑囚の交換のみに言及する難しい条件を矢継ぎ早に出し、さらなる混乱を狙った」とみる。

 日本エネルギー経済研究所中東研究センター長の田中浩一郎氏は「過去に自ら設定した殺害期限を変更したことがなかったイスラム国が、今回は変更した」と言及。「どうしても死刑囚を奪回したい一方、パイロット殺害は将来的に協力してくれる可能性があるヨルダンの地元部族を怒らせ、逆に敵に回すことになるため、殺害を避けたい気持ちがあったのかもしれない」と話す。

 後藤さんの画像がなかった点については、「あえて後藤さんを出さないことで、関係者を疑心暗鬼にさせようとした」との見方を示している。

 後藤さん殺害の期限とされた28日、ヨルダンでは複数メディアから、「死刑囚釈放に合意した」など、交渉進展に関する報道が流れた。田中氏は「いずれも陽動作戦だろう。交渉に応じているふりをし、時間稼ぎを狙ってヨルダン側が流したのかもしれないし、ヨルダン国内の反応を見るためイスラム国側が流したのかもしれない」という。

 こうした情報戦は日本にも向けられていると指摘するのは元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏だ。

 「29日朝に公表された画像は、朝9時ごろから日本政府が動き出すというタイムスケジュールを意識している。プロデューサーが視聴者の反応を見てドラマを作っているという感じで、日本の事情をよく知っている人間がイスラム国に協力している」と話す。

 その上で、「今回の事件を利用し、安倍晋三政権に不満を持つ政治家や知識人が安倍首相批判をすることで、イスラム国を間接的に応援する形になっている。そうした動きにも注意しなければいけない」とも訴える。

 板橋氏も「イスラム国は日本を徹底分析し、日本人人質という“カード”を最大限に活用してPRにつなげようと綿密に計算してきた。日没という時間の明示は、過去の動画で『期限』について当惑した日本のメディアを意識したものではないか。冷静な対応が不可欠だ」と強調した。


「イスラム国」要求 指定の日没、政府緊張
産経新聞 1月30日(金)7時55分配信

 政府は、イスラム国側が人質交換のために設定した期限の29日日没(日本時間同日午後11時半ごろ)をまたいだ後も、後藤健二さんの安否確認や早期解放に向けた作業に全力を挙げた。「テロリズムの脅威」に直面した日本政府の対応を国際社会が注視する中で、政府の緊迫の度合いは高まるばかりだ。

 「テロに屈して(関係各国と)連帯表明しないことの方がおかしい」

 安倍晋三首相は29日の衆院予算委員会の答弁で「テロとの戦い」の重要性を何度も強調した。

 首相がこの日、イスラム国側からの新たなメッセージに関する一報を受けたのは、予算委の審議が始まる約1時間前のことだった。

 首相は直ちに菅義偉官房長官と岸田文雄外相を国会内の一室に呼び、駆け付けた外務省の斎木昭隆事務次官、上村司中東アフリカ局長から説明を受けた。菅、岸田両氏は野党側の同意を得て予算委の出席を免除され、早々に退席。予算委の初日の審議から全閣僚がそろわない異例の事態となった。

 ただ、ヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚を釈放しなければ軍パイロットを殺害するとイスラム国側がヨルダン政府に迫る構図で、事実上、交渉当事国ではない日本政府の対応には限界がある。

 「ISIL(イスラム国)の恐怖で中東政策がねじ曲げられてはならない」

 「ISILに気配りをする必要はない」

 首相が表明したイスラム国対策の人道支援のリスクをただす民主党議員に、首相は毅然(きぜん)と答弁を繰り返した。

 しかし首相の強気な発言とは裏腹に、政府は交渉状況について「現時点で具体的な動きについて掌握していない」(菅氏)と述べるばかり。事態が時々刻々と動いていることをうかがわせた。

 首相は29日夜も公邸に入り、いったん外出した菅氏らも「日没」前には官邸に戻った。政府はヨルダンの現地対策本部を中心にギリギリの協力要請を重ねており、解放に向けた緊張感はピークに達しようとしている。


「政府を全力支援」 自民各派、人質事件対応
産経新聞 1月30日(金)7時55分配信

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件をめぐり、自民党の各派閥は29日の総会で、政府の取り組みを支持することを確認した。

 細田派(清和政策研究会)の細田博之会長は「日本人の解放、各国の対応の進展がみられるように希望している」と述べた。額賀派(平成研究会)の額賀福志郎会長は「政府の『テロには屈しない』『人命救出に全力を挙げる』という姿勢を支持する」と語った。

 岸田文雄外相率いる岸田派(宏池会)の林芳正座長は「岸田氏は危機的状況の中で前線の司令官としてしっかりと対応している。政府の対応を全力で支えることがまず、なくてはならない」と強調した。

 谷垣グループ(有隣会)の逢沢一郎代表世話人は「重要な局面だ。政府の取り組みを支援する」と述べ、無派閥連絡会の石破茂顧問は「政府は『テロは許さない』と『人命第一』のはざまで苦労している。こういうときに国論が割れるとどうにもならない。とにかく支える」と語った。

 一方、自民、公明両党はこの日も与党対策本部会合を開催し、政府を全面的に支援することを確認した。


フジテレビ取材案内の邦人女性、トルコで事故死
読売新聞 1月30日(金)7時19分配信

 フジテレビは29日、「イスラム国」を名乗るグループによる日本人人質事件で、現地取材の案内などをしていた日本人女性がトルコで交通事故に遭い、死亡したと明らかにした。

 同社によると、女性は同国・イスタンブール在住の高谷一美さん。同事件を取材していた同社の記者らと、シリアとの国境にあるアクチャカレ近郊を訪問中、1人で乗車していたタクシーが事故に遭ったという。


【イスラム国邦人人質事件】ヨルダン政府パイロット優先
スポーツ報知 1月30日(金)7時3分配信

 中東の過激派「イスラム国」を名乗る組織に拘束されたフリージャーナリスト・後藤健二さん(47)によるとみられる新声明が29日未明(日本時間同日午前)、インターネット上に公開された。犯人側は後藤さんと交換するため、イラク北部モスルの29日日没時刻(日本時間同日午後11時半すぎ)までに、ヨルダンで収監中の女性死刑囚をトルコ国境に連れてくるよう要求。しかしヨルダン側は、イスラム国が拘束しているヨルダン軍パイロットの生存が確認できるまで釈放には応じられないとの考えを示し、犯人側が設定した「期限」は過ぎた。

 イスラム国が「期限」とした日本時間29日午後11時半を過ぎても、新たな動きはなかった。それに先立つ10時30分過ぎに取材に応じたヨルダンのモマニ・メディア担当相は、ヨルダン政府が死刑囚解放の条件とする、イスラム国が拘束中のヨルダン軍パイロット、カサスベ中尉の生存は依然として確認できないと明らかにした。その上で、イラク人の女性テロリスト、サジダ・リシャウィ死刑囚はまだヨルダン内におり、中尉の安否を確認できる証拠を示すようイスラム国側に「非常に強く要求している」と述べた。パイロット生存の証拠が提示されれば、死刑囚釈放の協議に応じるとの考えも示し、「今後も日本政府と緊密に協力していく」とした。

 突然公表された、わずか約30秒の音声のみの声明は、ヨルダン政府が要求に応じなければ、拘束しているヨルダン軍パイロットのカサスベ中尉を殺害すると予告。後藤さんをいつどこで解放するかには言及しておらず、ヨルダンが期限を守らない場合の後藤さんへの対応も不明だ。

 声明は、リシャウィ死刑囚の移送先を「トルコ国境」としただけで具体的な場所は特定していないが、イスラム国が「首都」と位置付けるシリア北部ラッカから約80キロと近いトルコ南東部のアクチャカレなどの可能性が指摘されている。

 アクチャカレ付近は交換場所の有力候補とされる。国境を挟んで南のシリア側がイスラム国支配地域で、過去にイスラム国の人質が解放された例があるためだ。

 トルコの地元メディアによると、今年1月、密輸業者の追跡の際にイスラム国に拘束されたトルコ軍兵士はアクチャカレ付近で解放。イスラム国に拘束されたフランス人4人が昨年4月解放された時も同所付近だった。

 地元メディアの記者は、後藤さんの拘束場所をシリア北部と推測し、「ヨルダン国境まで直接移送するのは(イスラム国と対立する)アサド政権の支配地域のシリア南部を通らねばならず難しい」と指摘。一方、アクチャカレは「人質を安全に国境まで連れてきて引き渡しできるルートに位置し(交換場所として)現実的だ」と分析している。


人質家族が解放訴え
2015年1月30日(金)6時35分配信 共同通信

 【アンマン共同】中東の過激派「イスラム国」を名乗る組織がフリージャーナリストの後藤健二さん(47)を拘束、解放条件として女死刑囚の釈放を求めた事件は、取引の「期限」とされた29日日没(日本時間同日深夜)を過ぎた。後藤さんと、殺害を警告されたヨルダン軍パイロットの家族は土壇場での解放を訴える声明を出した。2人に関する新たな情報はない。

 イスラム国は、日没までに死刑囚が釈放されなければパイロットのカサスベ中尉を「直ちに」殺すと警告していた。中尉の父サフィさんは29日の期限経過後に首都アンマンで記者会見し「(息子を)許してください」と述べ、解放を呼び掛けた。


「知恵絞り、危機脱出を」=援助関係者ら推移見守る-邦人人質事件
2015年1月30日(金)5時17分配信 時事通信

 「何とか知恵を絞り、危機を脱してほしい」。ジャーナリスト後藤健二さん(47)の拘束が続く中、ヨルダンで住民の支援活動に従事していた援助関係者らも、事態の推移を見守っている。
 大阪府寝屋川市の会社員末岡直樹さん(54)は約20年前、青年海外協力隊員としてヨルダン北部でコンピューター技術を指導。「王室と皇室の交流もあり、工業製品も人気だったので、日本好きな人が多かった」と振り返った。
 「イスラム国」を名乗るグループが後藤さんと死刑囚の1対1の交換を要求していることについて、「なぜヨルダン人パイロットを差し置くのか。日本人として心苦しく思う」と声を落とした。
 末岡さんはキリスト教を信仰。イスラム教徒の多いヨルダンだが、「同じ一神教」と友好的な扱いを受けた。「イスラム教はもともと寛容な宗教。イスラム国は名前をかたった暴力集団だ」と語気を強めた。
 ヨルダンに派遣された協力隊員のOB組織代表を務める小田賢治さん(53)=埼玉県ふじみ野市=も心を痛める。2000年から2年間、南部の港湾都市で印刷物の編集技術を指導し、帰国後も草の根レベルの活動を続けている。
 イスラム国に対しては「後藤さんとパイロットの命をてんびんに掛け、踏み絵を要求している」と憤りを隠さない。「平和を愛するヨルダン人の結束が揺るがないよう祈っている」と期待を込めた。
 ヨルダンに逃れたシリア難民への支援活動などを展開する公益社団法人「日本国際民間協力会」(京都市)は人質事件を受け、現地スタッフに安全対策の徹底を指示した。イスラム国は援助関係者も殺害しており、昨年2月までヨルダンで活動していた安田真司さん(32)は「イスラム国支配地域とは陸路でつながっており、人ごとではない」と話した。 


救出の時間少ない…「後藤さん妻」メッセージ
読売新聞 1月30日(金)2時0分配信

 ロイター通信は29日、拘束されている後藤健二さんの妻の声明とする英語のメッセージの内容を伝えた。

 同通信によると、メッセージの中で妻は「私は、これが私の夫にとって最後のチャンスになることを恐れています。そして、夫と(ヨルダン軍パイロットの)ムアズ・カサースベ氏を救出するために残された時間は数時間しかないのです」と話した。さらに、「ヨルダンと日本の両政府には、2人の運命が彼らの手中にあることを理解してほしい」と強調し、早期解放を呼びかけた。同通信は、後藤さんの妻からの初めてのメッセージと紹介した。


「解放の具体的情報なし」=岸田外相
時事通信 1月30日(金)1時47分配信

 岸田文雄外相は30日未明、外務省で記者団に対し、過激組織「イスラム国」による日本人人質事件について、「さまざまな働き掛けや情報収集を行っている。しかし、解放等の具体的な情報には何も接していない」と語った。 


<「イスラム国」人質>帰り待つ妻…夫と操縦士のために祈り
毎日新聞 1月30日(金)1時30分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に拘束されているジャーナリスト、後藤健二さんの妻は、フリーランスジャーナリストを支援する英国の団体を通じて29日、初めて声明を出した。英国の団体に寄せた声明の内容は以下の通り。

 私は後藤健二の妻です。後藤はシリアで武装集団に拘束されているジャーナリストです。彼は2014年10月25日に私の元から連れ去られ、私は彼の解放のために水面下で動き続けて来ました。私は子供や家族を守るためにこれまで何も話さずに来ました。

 夫と私には2人の小さな娘がいます。健二が出発した時は我々の赤ちゃんはまだ3週間です。姉はわずか2歳で、父親に再会することを望んでいます。

 私の夫はシリアの苦境に陥った人たちを報道するためにシリアに行った、いい人です。私は健二が(昨年8月身柄を拘束された)湯川遥菜さんを捜そうとしたのかもしれないとも思っています。私は湯川さんの死に悲しみ、私の思いは彼の家族に向けられています。私は彼らが経験したことが痛いほどわかります。

 私は(昨年)12月2日に健二を拘束したグループから電子メールを受け取り、健二がトラブルに遭っていることに気付きました。(今年)1月20日、湯川さんと健二の命と引き換えに2億ドルを要求している映像を見ました。それ以来、彼の命を救おうとして、犯行グループとの間で何度かメールでやりとりしました。過去20時間以内に、誘拐犯は最も新しく、そして最後の要求と思われるメールを送ってきました。

 「このメッセージを国際的なメディアに公表しろ。さもなければ次は健二だ。もし1月29日の日没までに、健二と交換するためにサジダ(死刑囚)をトルコ国境に連れて来なければ、ヨルダン人パイロットは直ちに処刑される」

 私はこれが夫にとって最後のチャンスになることを恐れています。そして、彼の解放を確実にし、ヨルダン人パイロットの命を守るには、あと数時間しか残されていません。

 ヨルダン、日本の両国政府にお願いです。彼ら(IS)の手中にある夫たちの運命を理解してください。私は両国政府による全ての努力、両国国民の思いやりに感謝します。

 私は幼い頃、家族とヨルダンで暮らし、12歳までアンマンの学校に通いました。そのため、ヨルダンとその国民に親愛の情と懐かしい思い出があります。

 最後に、私の娘たちと私への支援に対し、感謝します。夫とヨルダン人パイロットの命のために祈ります。


<「イスラム国」人質>後藤さん妻初めて声明…命かかってる
毎日新聞 1月30日(金)1時19分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に拘束されているジャーナリスト、後藤健二さんの妻は、フリーランスジャーナリストを支援する英国の団体を通じて29日、初めて声明を出した。妻は「私はこれが夫にとって最後のチャンスになることを恐れている。彼の解放を確実にし、ヨルダン人パイロットの命を守るには、あと数時間しかない。ヨルダンと日本の政府には、2人の命がかかっていることを理解してほしい」と訴えた。

 声明によると、ISとみられるグループから「サジダ(リシャウィ死刑囚)を後藤さんと交換するために29日の日没までに釈放しなければ、カサスベ中尉を殺害する」との内容を世界に公表するよう要求するメッセージが、後藤さんの妻に届いていた。今回、初めて妻が沈黙を破ったのもこうした要求が理由だとみられる。


「まだ諦めていない」=期限迎え、後藤さん母-邦人人質
2015年1月30日(金)1時12分配信 時事通信

 過激組織「イスラム国」による日本人人質事件で、身柄解放の条件とされる死刑囚の移送期限を迎えた29日深夜、拘束されている後藤健二さん(47)の家族は「まだ諦めてはいない」「何とか無事でいてほしい」と硬い表情で語った。
 東京都内の自宅で取材に応じた母石堂順子さん(78)は「残念だが、まだ諦めてはいない。子供の無事を祈らない親はいない」と声を落とした。義父の石堂行夫さん(78)は「リミットを迎えて結論が出ないのは非常に不安」と表情を曇らせ、「家内も疲れ切っている。何とか無事に帰ってきてほしい」と訴えた。
 同日昼すぎに新たなメッセージの音声を聞いた順子さんは、「今までと違って単語の一つ一つが流ちょうだ。声やイントネーションは間違いなくうちの子だ」と、声を詰まらせた。表情には心労がにじむが、「多くの人から手紙や励ましを送られ、心の支えになっている」と気丈に話した。
 順子さんは「とにかく見殺しにはしないと、政府を信じている」と強調。「帰ってきたら、これだけたくさんの人が心配してくれたことを伝え、傷ついた心を癒やしてあげたい」と後藤さんを思いやった。 


【イスラム国邦人人質事件】後藤さん妻「残された時間はわずか数時間しかありません」
スポーツ報知 1月30日(金)1時7分配信

 これまで沈黙を守ってきた後藤さんの妻が、29日までに複数の海外メディアの取材に文書で回答した。

 英BBC(電子版)などによると、イスラム国から送信されてきた電子メールをメディアに公開するように脅されたとしている。妻がBBCなどに公開メールは、後藤さんとリシャウィ死刑囚の交換ができなければ、ヨルダン人パイロットを殺すという内容。妻はメールを公開するとともに、海外メディアに「残された時間はわずか数時間しかありません」と訴える手記と音声メッセージを公開した。妻の手記の要旨は以下の通り。

  ◇  ◇  ◇

 私はシリアで拘束中の後藤健二の妻です。彼が解放されることを願い、舞台裏で根気強く働き続けてきました。

 私たちには2人の娘がいます。夫がいなくなった時、1人の娘はわずか3週間でした。長女は2歳です。また父の姿を見ることを望んでいます。2人の娘が父の存在を知りながら、成長して欲しいと思っています。

 夫は善人で、正直者です。シリアの窮状を明らかにするためにシリアに行きました。(消息が不明だった)湯川遥菜さんがどのような状況にあるか探りに行ったのでしょう。湯川さんの訃報に接し、湯川さんの家族はどのような思いなのかを考えますと、深い悲しみを覚えます。

 これが解放に向け、最後のチャンスになるのではないか、と危惧しています。残された時間はわずか数時間しかありません。ヨルダン政府、日本政府に2人の運命は彼らが握っていることを理解して欲しいと思います。両政府の解放に向けた努力には感謝の気持ちでいっぱいです。

 私は12歳までヨルダンにいました。とても特別な感情を持っています。夫とヨルダン人のパイロットのカサスベさんが生きていることを祈るばかりです。


首相、「自衛隊の能力生かす」…在外の邦人救出
読売新聞 1月30日(金)0時19分配信

 安倍首相は29日の衆院予算委員会で、自衛隊による在外の邦人救出について、「領域国の受け入れ同意があれば、自衛隊の持てる能力を生かし、救出に対して対応できるようにすることは国の責任だ」と述べ、今国会に提出予定の安全保障関連法案の成立に意欲を表明した。

 ただ、昨年7月の閣議決定では、邦人救出の際の自衛隊の活動範囲は「その領域において権力が維持されている範囲」と限定しているため、日本人人質事件が起きた「イスラム国」は対象外となるとみられている。

 また、首相は、原子力発電所の安全対策に関連し、「安全神話から決別し、安全対策を構築しないといけない。安全対策を日々更新する決意だ」と述べた。そのうえで、「厳しい規制基準に合致したものについて再稼働を進めていく」と改めて強調した。


邦人人質事件取材のフジスタッフが事故死
スポーツ報知 1月30日(金)0時9分配信

 トルコ時間29日午後、同国南東部アクチャカレ近郊で、現地コーディネターの高谷一美さんが乗ったタクシーがトラックと衝突し、死亡した。高谷さんは邦人人質事件の取材をしているフジテレビのクルーと合流する前だった。フジテレビによると、タクシーには現地の運転手と高谷さんの2人が乗っていたという。

 高谷さんは、トルコ在住約20年の経験豊富なコーディネーター。日本の民放各局や新聞などの現地取材のコーディネートを手掛けていた。また旅行情報雑誌「地球の歩き方」のホームページでも特派員ブログを担当していた。

 アクチャカレはシリアとの国境に位置し、邦人人質事件の取材で大勢の報道陣が詰めかけている。在トルコ日本大使館が身元の確認を急いでいる。


<「イスラム国」取材>フジテレビ関係の日本人女性が交通死
毎日新聞 1月29日(木)23時42分配信

 フジテレビは29日、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)による人質事件で、現地取材のコーディネーターをしていた日本人女性がトルコ国内で交通事故に遭って死亡したことを明らかにした。フジテレビによると、死亡したのは高谷一美さんという。


取材の日本人女性スタッフ死亡=トルコで交通事故―フジテレビ
時事通信 1月29日(木)23時29分配信

 フジテレビは29日、過激組織「イスラム国」とみられるグループによる人質事件取材のコーディネーターだった現地在住の日本人女性が、トルコ国内で交通事故に遭い死亡したと明らかにした。 


ヨルダン、死刑囚引き渡し検討
2015年1月29日(木)21時44分配信 共同通信

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 トルコ南東部のアクチャカレ国境検問所付近を警戒する軍用車両=29日(共同)

 【アンマン共同】中東の過激派「イスラム国」を名乗る組織による邦人人質事件で、ヨルダン政府は29日、犯人側の求めに応じてイラク人の女サジダ・リシャウィ死刑囚(ヨルダンで収監中)を引き渡すか否かの検討を続けた。犯人側は人質のフリージャーナリスト後藤健二さん(47)と交換するため、イラク北部モスル時間の日没(日本時間午後11時半すぎ)までにトルコ国境にリシャウィ死刑囚を連れてくるよう要求。ヨルダン、日本両政府は公式の反応を公表せず、緊迫した沈黙が続いた。

 犯人側は後藤さんをいつどこで解放するのか明らかにしていない。


<「イスラム国」新要求>日没期限 ヨルダンは…、ISは…
毎日新聞 1月29日(木)21時26分配信

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シリアとの境界に設けられたトルコのアクチャカレ国境検問所(手前)。すぐ奥に見える建物はトルコの検問所施設で、その向こうにはイスラム国の支配領域が広がる=トルコ南部で2015年1月29日正午、大治朋子撮影

 ◇日本政府、対応を注視と情報収集

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に拘束された後藤健二さん(47)を名乗る音声メッセージが29日、投稿された。安倍晋三首相は首相官邸に関係閣僚を集め、対応を協議。政府は、ヨルダンに収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚を現地の同日日没までに釈放するよう求めた声明に同国がどう対応するかを注視しつつ、情報収集を続けた。

 首相は関係閣僚会議で、人質解放に向けて情報収集を急ぐよう指示した。しかし、ヨルダン政府が軍パイロットの救出を重視する中、後藤さん救出の見通しは依然として立っていない。

 一方、首相は衆院予算委員会で「人命第一であらゆる外交チャンネルを最大限活用し、早期解放に向け全力で取り組んでいる」と説明。「テロの脅しに屈するようなことがあれば、日本人に対するさらなるテロの誘発を生み、卑劣な暴力を行使する者の意図がまかり通る世界になる」とこれまでの見解を重ねて表明した。

 菅義偉官房長官と岸田文雄外相はこの日も予算委を中座し、アンマンの現地対策本部の中山泰秀副外相らと連絡を取るなど、情報収集にあたった。政府は期限の「日没」を29日午後11時半から30日午前0時半とみている。

 ISは20日公開した映像で後藤さんと湯川遥菜さんの解放条件として2億ドルの身代金を要求。24日の映像では、湯川さん殺害を伝えたうえで、ヨルダン政府に拘束されたリシャウィ死刑囚の釈放を求めた。ところが27日になって、死刑囚を釈放しなければ、後藤さんだけでなくパイロットも殺害すると新たに宣言。ISとの交渉役と期待していたヨルダンが当事者として巻き込まれた形になった。

 ISによる人質解放の条件が何度も変更され、ヨルダンとの関係が揺さぶられていることに政府は焦りを強めている。菅氏は29日午後の記者会見で「ヨルダン政府に事案発生以来、協力要請をしている。日本とヨルダンとの間には信頼感がある」と述べ、ヨルダンとの緊密な関係を繰り返し強調した。

 29日のメッセージでもパイロットと死刑囚の交換には触れられておらず、ヨルダンがISの要求をのんで死刑囚を釈放しても、その先の展開は不透明だ。ヨルダン国内でパイロット救出を優先すべきだという世論が高まる中、政府としては後藤さんの解放交渉をヨルダンにこれ以上強く要請するのは難しいのが実情だ。

 政府高官は「首相は『ヨルダンには申し訳ないことをした』という思いが強いのではないか」と漏らした。自身の判断でIS領域内に入った後藤さんと、軍の命令を受けたパイロットとはそもそも経緯が違い、「日本はあれこれ言いにくい立場だ」とも述べた。

 政府は、ISの出方を依然として読み切れていない。後藤さんと死刑囚との「交換」を要求した27日の映像は、「24時間後」が何時かを具体的に示さなかった。菅氏ら政権幹部は、映像公開から24時間後の28日深夜を過ぎても「念のため」と首相官邸で待機。翌29日午前2時ごろまで事態が急変しないか警戒を続けた。

 「日没」に交渉期限が変更され、ヨルダンなど現地で情報が錯綜(さくそう)していることについて、官邸関係者は「存在感をアピールしようと狙うISが、かく乱しているのかもしれない」と指摘した。

 菅氏は会見で「厳しい状況であることは全く変わらない」と述べる一方、「後藤さんが生存しているという前提の上に立ち、一日も早い解放に全力を挙げる」と強調した。【高橋恵子、田中裕之】


<「イスラム国」拘束>中東の日本人学校に不安の影
毎日新聞 1月29日(木)21時23分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)による人質事件の影響が、海外に暮らす日本人にも広がっている。とりわけイスラム国に隣接する中東諸国の日本人学校の不安は大きく、各校とも対策に乗り出している。

 シリアの隣国トルコのイスタンブール日本人学校。小中学生約80人が在籍する同校に事件後、文部科学省から安全確保を最優先せよとの通知が届いた。避難訓練では、総領事館の安全担当の講師とともに、特別に地元の警察官を招いてテロに使われる爆弾のサンプルを見せ、生徒らに注意を喚起したという。誘拐防止のためスクールバスの経路や運行時間の変更も検討している。

 門脇興次(こうじ)校長は「情報収集に努め、安全への意識を高めたい」と話す。

 アラブ首長国連邦のドバイ日本人学校には134人が通う。同校の岡村修校長によると、事件後に総領事館を通じて、地元警察による学校周辺の巡回を依頼。また、学校への訪問者については、職員が身元確認できるまでは校内に入れないなど安全対策を進めている。生徒らはインターネットなどを通じて日本の報道をリアルタイムで確認しており、事件について非常に関心が高いという。【川上晃弘、藤沢美由紀】

          ◇

 海外で日本人が誘拐やテロの対象となるリスクについて、青森中央学院大の大泉光一教授(国際テロ対策)は、ISの手法について「経済大国の日本と交渉し、国際社会に一つの国として認めさせることを狙ったのだと思う。存在感を示すことに成功したのではないか」と分析。「今回の日本人2人は自ら危険地域に入り拘束された点で状況は異なるが、日本人を誘拐したり日本の施設をテロの標的にしたりするケースに、これまで以上に警戒する必要がある」と話す。【関谷俊介、和田浩幸】


<「イスラム国」新要求>政府高官「あれこれ言いにくい」
毎日新聞 1月29日(木)21時21分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に拘束された後藤健二さん(47)を名乗る音声メッセージが29日、投稿された。安倍晋三首相は首相官邸に関係閣僚を集め、対応を協議。政府は、ヨルダンに収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚を現地の同日日没までに釈放するよう求めた声明に同国がどう対応するかを注視しつつ、情報収集を続けた。

 首相は関係閣僚会議で、人質解放に向けて情報収集を急ぐよう指示した。しかし、ヨルダン政府が軍パイロットの救出を重視する中、後藤さん救出の見通しは依然として立っていない。

 一方、首相は衆院予算委員会で「人命第一であらゆる外交チャンネルを最大限活用し、早期解放に向け全力で取り組んでいる」と説明。「テロの脅しに屈するようなことがあれば、日本人に対するさらなるテロの誘発を生み、卑劣な暴力を行使する者の意図がまかり通る世界になる」とこれまでの見解を重ねて表明した。

 菅義偉官房長官と岸田文雄外相はこの日も予算委を中座し、アンマンの現地対策本部の中山泰秀副外相らと連絡を取るなど、情報収集にあたった。政府は期限の「日没」を29日午後11時半か30日午前0時半とみている。

 ISは20日公開した映像で後藤さんと湯川遥菜さんの解放条件として2億ドルの身代金を要求。24日の映像では、湯川さん殺害を伝えたうえで、ヨルダン政府に拘束されたリシャウィ死刑囚の釈放を求めた。ところが27日になって、死刑囚を釈放しなければ、後藤さんだけでなくパイロットも殺害すると新たに宣言。ISとの交渉役と期待していたヨルダンが当事者として巻き込まれた形になった。

 ISによる人質解放の条件が何度も変更され、ヨルダンとの関係が揺さぶられていることに政府は焦りを強めている。菅氏は29日午後の記者会見で「ヨルダン政府に事案発生以来、協力要請をしている。日本とヨルダンとの間には信頼感がある」と述べ、ヨルダンとの緊密な関係を繰り返し強調した。

 29日のメッセージでもパイロットと死刑囚の交換には触れられておらず、ヨルダンがISの要求をのんで死刑囚を釈放しても、その先の展開は不透明だ。ヨルダン国内でパイロット救出を優先すべきだという世論が高まる中、政府としては後藤さんの解放交渉をヨルダンにこれ以上強く要請するのは難しいのが実情だ。

 政府高官は「首相は『ヨルダンには申し訳ないことをした』という思いが強いのではないか」と漏らした。自身の判断でIS領域内に入った後藤さんと、軍の命令を受けたパイロットとはそもそも経緯が違い、「日本はあれこれ言いにくい立場だ」とも述べた。

 政府は、ISの出方を依然として読み切れていない。後藤さんと死刑囚との「交換」を要求した27日の映像は、「24時間後」が何時かを具体的に示さなかった。菅氏ら政権幹部は、映像公開から24時間後の28日深夜を過ぎても「念のため」と首相官邸で待機。翌29日午前2時ごろまで事態が急変しないか警戒を続けた。

 「日没」に交渉期限が変更され、ヨルダンなど現地で情報が錯綜(さくそう)していることについて、官邸関係者は「存在感をアピールしようと狙うISが、かく乱しているのかもしれない」と指摘した。

 菅氏は会見で「厳しい状況であることは全く変わらない」と述べる一方、「後藤さんが生存しているという前提の上に立ち、一日も早い解放に全力を挙げる」と強調した。【高橋恵子、田中裕之】


解放に向け作業続ける日本大使館 ヨルダン国民「平和な暮らし取り戻してあげたい」
産経新聞 1月29日(木)21時12分配信

 【アンマン=森本充】「イスラム国」に拘束されている後藤健二さんとみられる新たな音声が公表されたことを受け、現地対策本部が置かれている在ヨルダン日本大使館前には29日、大勢の報道陣が詰めかけた。職員らを乗せたとみられる車が出入りするなどしており、大使館では後藤さん解放に向けた作業を続けている。

 音声は、現地時間で29日の日没までにヨルダンで収監されている死刑囚と後藤さんの交換に応じるようヨルダン政府に求めている。応じない場合は、イスラム国が拘束しているヨルダン人パイロットを殺害するとしている。アンマンの住民を取材すると、後藤さんとパイロットとの一括解放を望む声が多かった。

 フランス語教師のサルマ・カレーシャさん(29)は「ジャーナリストが拘束される理由がない。人命優先。2人の解放のために、死刑囚を釈放してほしい」と語った。銀行員のムハンマドさん(29)は「2人を家族のもとに早く返し、平和に暮らせるようにしてあげたい」と話していた。

 現地対策本部長の中山泰秀外務副大臣は、これまでの報道陣の取材に、ヨルダンとの外交関係の緊密性を挙げた上で「両国が力を合わせられれば」などと述べており、後藤さんの解放に全力を挙げる考えを示している。


<解放の祈り>日本在住ヨルダン人「みな命大事に思ってる」
毎日新聞 1月29日(木)20時51分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)による人質事件は、後藤健二さん(47)の生還を待ち望む日本、自国のパイロット解放を目指すヨルダンとISの複雑な駆け引きの様相を深め、予断を許さない状況が続く。日本国内に住むヨルダン出身者も、心を痛めながら事件の推移を見守っている。

 「パイロットも、後藤さんも両方助けてほしい」。ヨルダン出身で、2001年に日本国籍を取得した広告代理・翻訳会社社長の嵩(カセム)フィラースさん(51)は、困難な情勢に心を痛めながら、2人の無事を祈り続けている。

 嵩さんは、日本政府がこれまでヨルダンを支援してきたことを挙げ、「日本は大事なパートナーで、ヨルダン人はみな後藤さんの命を大事に思っている」と強調する。

 だが、ヨルダン国内で「私たちの息子(ヨルダン人パイロット)を救え」という声は強く、女性死刑囚と後藤さんだけの交換に反対するデモも起きている。「ヨルダン政府は難しい立場に立たされている。ISの狙いは政府の揺さぶりのようにも見える」。嵩さんはやり切れない表情だ。

 一方、23年前に来日したヨルダン出身のフリージャーナリスト、山根ノーマン・オマルさん(48)は、米国を含めた世界各国で解決を目指して取り組むべきだと訴える。

 パイロットの無事が確認できない中、ヨルダン政府は国民から強いプレッシャーを受けているという。さらには、後藤さんやパイロット本人を助けるため女性死刑囚との交換に応じるべきだという意見もある一方、女性死刑囚によるテロの犠牲者を思って交換に抵抗感を覚える意見もある。どちらにせよ政府は国民の批判にさらされる厳しい局面に追い込まれている、と山根さんは考えている。

 「残っている時間は限られているが、人質解放だけでなく、テロの連鎖を終わらせるために、各国が協力してほしい」

 15年前に来日したヨルダン人大学講師、アブダーリ・マーゼンさん(41)の胸中も複雑だ。「日本は平和というイメージがある。こういう事件が起き、中東地域出身者として日本には申し訳ない気持ちだ。ISはしたたかな交渉をしている印象で、大変な状況だが、2人とも解放されるよう、ヨルダン、日本両政府とも全力を尽くしてほしい」と話した。【奥山智己】


<衆院予算委>海外での日本人救出 首相が法整備に意欲
毎日新聞 1月29日(木)20時47分配信

 安倍晋三首相は29日の衆院予算委員会で、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)による日本人人質事件を踏まえ、「自衛隊の持てる能力を生かし、救出に対応できるようにすることは国の責任だ」と述べ、自衛隊による在外邦人救出を可能とする法整備に意欲を示した。民主党の小川淳也氏に対する答弁。

 政府は10人が犠牲となった2013年のアルジェリア人質事件を受け、昨年7月の集団的自衛権行使を容認した閣議決定で「領域国の同意に基づき、邦人救出に対応できるよう法整備を進める」と明記。正当防衛と緊急避難に当たる場合に限定してきた武器使用について、救出が「警察的な活動」の場合は憲法が禁じる海外での武力行使には当たらないとの考えを示した。政府はこれに基づき、海外でテロに巻き込まれた日本人を救出するための自衛隊の武器使用権限を拡大する法整備を進めている。

 ただ、閣議決定では自衛隊の活動範囲を領域国政府の「権力が維持されている範囲」と限定。ISの支配地域は国家ではなく、法整備が実現しても人質救出は困難とみられる。

 また安倍首相は、第1次政権で掲げた「戦後レジームからの脱却」とのフレーズを用い「占領時代に大きな仕組みが作られた。自分たちの手でこの仕組みを作ったとは言えない」と強調。日本国憲法制定など第二次世界大戦後の占領米軍の施策に否定的な考えを示した上で「21世紀にふさわしい新たな仕組みを自分たちの手で作るべきだ。これは私の信念だ」と明言した。その上で、憲法改正について「国民の議論が広がり、深まることを期待したい」と改めて意欲を示した。

 米国の公立高校で使用されている歴史教科書で、南京事件で「40万人を殺害した」との記述をしていることについて「本当にがくぜんとした。国益の実現に資するよう戦略的かつ効果的な発信に努めたい」と述べた。いずれも自民党の稲田朋美氏への答弁。

 11年3月の東日本大震災で起きた東京電力福島第1原発事故を受けた安全対策については「安全神話と決別した中で対策を構築していかなければならない」と述べた。民主党の馬淵澄夫氏への答弁。【水脇友輔】


「この声は100%、健二」…目を潤ませる母
読売新聞 1月29日(木)19時53分配信

 ジャーナリストの後藤健二さんの母親、石堂順子さん(78)が29日午後、東京都内の自宅で取材に応じ、同日朝に新たに投稿された音声メッセージを聞き、「この声は100%、健二です」と口元に手を当て、声を聞いた感想を問われ、「うれしい」と目を潤ませた。

 過去の映像の声には「健二と違うのでは」と話すこともあった石堂さんだが、組織側が示した「24時間」の交渉期限が過ぎた後でもあり、生存を確かめられた安堵(あんど)なのか、「自分が産んだ子だから間違いない」と興奮気味に話した。


<解放の祈り>イラクの旧友「家族のもとに戻れるように」
毎日新聞 1月29日(木)19時19分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に拘束されているジャーナリストの後藤健二さん(47)を励ますメッセージが、親交のあるイラク人男性のイブラヒム・ムハンマドさん(44)から、日本のNGOに寄せられた。イラクからEメールで送られ、「健二さんが無事に解放され、家族のもとに戻れるように祈ります」とつづられている。

 メッセージを受け取ったのは、イラクで小児がん治療などに取り組む「日本イラク医療支援ネットワーク」(東京都)。事務局長の佐藤真紀さん(53)がヨルダンの首都アンマンに駐在していた2004年8月、白血病を患う妻の治療のため戦火のイラクからアンマンに逃れてきたムハンマドさんと知り合い、支援するようになった。その後、佐藤さんは日本に帰国することになり、取材のためにアンマンに滞在していた後藤さんに、ムハンマドさんへの支援継続を依頼した。

 後藤さんは、欧州への難民申請を考えていたムハンマドさんの相談に親身に応じたり、入院しているムハンマドさんの妻をたびたび見舞ったりするなど親交を深めた。妻が病死した際、悲しみにくれるムハンマドさんや3歳だった娘を励まし、遺体とともにイラクに帰るムハンマドさんらを金銭面も含めて手助けした。別れ際、後藤さんはムハンマドさんにこう言ったという。「(あなたの)日本人の友人たちはヨルダンから遠く離れた日本にいる。でも私はここにいるから、代わりにあなたを助けたい」

 ムハンマドさんは帰国後、「日本イラク医療支援ネットワーク」の現地スタッフに採用され、今もイラクで活動を続けている。

 ムハンマドさんのメッセージには「10年前、私の妻が亡くなる時にしてくれたことを忘れません」と感謝の気持ちが記され、こう結ばれている。「私は健二さんが今回のような困難を乗り切る勇気があることを知っています。イラクから家族、友人とともに問題が解決するように祈り続けます」【吉村周平】


20代女性ほか複数人が渡航、構成員になった? 日本人のイスラム国入りは止められないのか
J-CASTニュース 1月29日(木)18時54分配信

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日本人2人にナイフを向けた男もイギリス出身とされる

 イスラム国に足を踏み入れようとする日本人は、拘束されたジャーナリスト後藤健二氏や湯川遥菜氏だけではない。

 2014年10月には活動に参加しようとした大学生が警察から事情聴取を受けたのを始め、フランス人の夫と現地入りしたという20代女性の存在が年末に報じられた。こうした人たちは人質として拘束される恐れがあるが、渡航は止められないのだろうか。

■20代女性はフランス人夫ともに現地入りか?

 20代女性については週刊文春(15年2月5日号)や毎日、産経新聞が報じている。これらの記事をまとめると、女性は大手製粉会社で研究員などをした後、日本で知り合ったアルジェリア系フランス人の男性と結婚。イスラム教に改宗し、14年11月ごろにトルコ経由でイスラム国に入ったとされる。

 フランス大使館などから自粛を求められたが、シリアで難民救助などの人道支援がしたいと話し、説得を振り切って現地へ向かったようだ。シリア国境のガジアンテップに向かったことまでは確認されているが、その後の消息は不明だという。

 また、週刊文春の記事では女性のほかに日本人5人が現地入りしている可能性があるとする、公安関係者のコメントが紹介されている。うち1人は戦闘員として訓練を受け、多数を殺害したとの情報もあると語っている。

 戦闘員として現地を目指した人はほかにもいる。14年10月、大学生が都内の古書店の張り紙を見てシリアへの渡航を計画。警視庁から事情聴取を受けた際に「戦闘員として働くつもりだった」などと話したことが報じられた。

 イスラム国入りした外国人は日本人に限らない。アメリカ人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏を殺害し、後藤氏や湯川氏とともにビデオに登場した人物はイギリス出身のラッパーの可能性が高いとされている。正確な数字は不明だが、アメリカ国務省は80か国1万5000人以上が参加していると推測している。

 ただ、外務省の公式見解では、日本人が構成員や戦闘員として参加していることは否定されている。10月、岸田文雄外相は会見で「少なくとも私は今現在、イスラム国において日本人が活動しているという情報は承知していない」と発言。その後も、参加を計画した人がいたという発表はないため、現段階では報道以上のことは分からない。

外務省の退避勧告に強制力はない
 日本人のイスラム国入りを阻止することはできないのだろうか。外務省の渡航情報では、イスラム国の支配地域には退避勧告が出されているが、勧告は法令上の強制力がなく、個人の渡航を禁止したり退避を命令したりすることはできない。

 また、海外渡航の自由は憲法22条などから認められている。事情聴取を受けた学生も私戦予備および陰謀罪の疑いを適用して旅券を差し押さえた形で、イスラム国入り自体を違法だとした訳ではない。実際に後藤氏をはじめ、複数のジャーナリストらが「首都」とされるラッカに入っている。

 毎日新聞によると、外務省は今回の日本人女性の渡航をめぐり、旅券法第19条にある「生命、身体又は財産の保護のために渡航を中止させる必要があると認められる場合」にパスポートの返納を命じることができる規定を適用しようと一時検討したという。しかし、結局は夫妻が「危険地域に行かない」と話したため断念したとされる。現状ではイスラム国入りを止めることは不可能だといえる。


「間違いなく健二の声」
2015年1月29日(木)18時5分配信 共同通信

 インターネット上に公開された後藤健二さん(47)とされる男性の新たな音声について、後藤さんの母石堂順子さん(78)は29日午後、東京都小金井市の自宅で取材に応じ「間違いなく健二の声だ」と語った。

 報道陣が再生した音声を聞いた石堂さんは「声はうちの子だ」と即答。最後まで聞き終えると「健二の声とイントネーションなので、健二が語っていると思う」と話した。以前に公開された音声は「健二は英語が堪能なので、もっと流ちょうに話すはず」と別人の声の可能性を指摘していた。

 後藤さんに伝えたいことを問われると「たくさん苦労と不安があるだろうが、耐えてほしい」と話した。


イスラム国殺害脅迫 菅長官「ヨルダンと緊密に連携」
産経新聞 1月29日(木)17時37分配信

 菅義偉官房長官は29日午後の記者会見で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件について「ヨルダン政府と緊密に連絡を取っている。信頼関係の中で事案に当たっている」と強調した。連携の状況については「事態が動いているので発言すべきでない」と述べるにとどめた。


邦人救出へ自衛隊活用=首相、法整備に意欲―衆院予算委
時事通信 1月29日(木)17時33分配信

 安倍晋三首相は29日午後の衆院予算委員会で、過激組織「イスラム国」による日本人人質事件を踏まえ、自衛隊による在外邦人救出を可能とする法整備に意欲を表明した。小川淳也氏(民主)の質問に対し、「領域国の受け入れ同意がある場合は、自衛隊の持てる能力を生かし、救出に対応できるようにするのは国の責任だ」と答弁した。
 政府は、集団的自衛権の行使を容認した昨年7月の閣議決定の中で、「武器使用を伴う在外邦人の救出についても対応する必要がある」との方針を打ち出した。
 ただ、閣議決定は邦人救出を行う自衛隊の活動範囲を領域国政府の「権力が維持されている範囲」などと限定している。このため法整備が実現しても、今回のように国家組織ではない「イスラム国」の支配地域からの人質奪還は困難とみられる。 


イスラム国殺害脅迫 「全力で支える」「重要な局面だ」…自民各派も政府を援護
産経新聞 1月29日(木)17時23分配信

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件をめぐり、自民党の各派閥は29日の総会などで、政府の取り組みを支持する姿勢を打ち出した。

 最大派閥の細田派(清和政策研究会)の細田博之会長は「日本人の解放、各国の対応の進展がみられるように希望している」と述べた。額賀派(平成研究会)の額賀福志郎会長も「政府の『テロには屈しない』『人命救出に全力を挙げる』という姿勢を支持する」と語った。

 岸田文雄外相率いる岸田派(宏池会)の林芳正座長は「岸田氏は危機的状況の中で前線の司令官としてしっかりと対応している。政府の対応を全力で支えることがまず、なくてはならない」と強調した。

 谷垣グループ(有隣会)の逢沢一郎代表世話人は「重要な局面だ。政府の取り組みを支援する」、無派閥連絡会の石破茂顧問は「政府は『テロは許さない』と『人命第一』のはざまで苦労している。こういうときに国論が割れるとどうにもならない。政府をとにかく支える」と語った。

 一方、自民、公明両党はこの日も与党対策本部会合を開催、政府を全面的にバックアップすることを確認した。


イスラム国殺害脅迫 菅官房長官、「日没」は今晩の11時半
産経新聞 1月29日(木)17時2分配信

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は29日午後の記者会見で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が人質交換の期限とした「日没」について、日本時間の同日午後11時半ごろとの見解を示した。

 菅氏は会見で、現地の日没時間が午後5時半(日本時間同11時半)になることから、「一般的にはそうだろうと思っている」と述べた。ただ、「相手が勝手に決めたことだ」とも語った。

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