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2015年1月28日 (水)

「イスラム国」日本人人質2人殺害予告 うち1人を殺害か・16

シリア、イラクで勢力を拡大する過激組織「イスラム国」を名乗るグループが20日、湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんとみられる日本人2人を人質に取り、身代金2億ドル(約235億円)を72時間以内に支払わなければ殺害すると警告するビデオ声明をインターネット上に公表した。イスラム国による日本人殺害警告が確認されれば初めてとなる。

殺害警告を受けて、安倍晋三首相は菅義偉官房長官に対し、事実関係の確認に全力を挙げるとともに、関係国と協力し、人命第一に対応するよう指示。安倍首相は訪問先のエルサレムで記者会見し、「人命を盾に脅迫することは許し難いテロ行為で、強い憤りを覚える。直ちに解放するよう強く要求する」と表明した。政府は首相官邸の危機管理センターに対策室を設置した。

※以上、時事通信の報道をもとに構成。

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リンク:「政府信じるだけ」=ネット音声「本人と思う」―後藤さん母 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「2人とも無事で」=心痛める帰化ヨルダン人―イスラム国邦人人質事件 - 速報:@niftyニュース.
リンク:人質解放交渉を注視=情報収集を継続―政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 首相、さらなる情報収集・分析の強化を指示新メッセージを受けた関係閣僚会議で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん母に激励、被災地からも…心の支えに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん含め「2対1」交換に期待感…首相周辺 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ  「報ステ」のISIL特集みてびっくり 「テロの一面に理解を寄せた」印象だ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 新画像公開、政府分析急ぐ 首相「早期解放に全力」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 期限「日没」は日本時間29日午後11時半ごろからと政府高官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<「イスラム国」人質>解放交渉、情報錯綜 家族にも戸惑い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<「イスラム国」新要求>「後藤さん声の可能性」菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:昼すぎ関係閣僚会議=人質事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さんの可能性高い=菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「いい方向にいくと信じる」=後藤さん母、疲労蓄積―邦人人質 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 新投稿に首相「分析中。『イスラム国』発出とみられる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん叔父「生還切望」遠い宮城で見守る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新メッセージは確認中=安倍首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 首相「断じて許さない。強く非難」と強調 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死刑囚連れてこないと操縦士処刑 - 速報:@niftyニュース.
リンク:岸田外相、メッセージは把握=邦人人質 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 菅官房長官と岸田外相、衆院予算委を退席 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:菅官房長官、岸田外相が衆院予算委退席 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ、断じて許せず=安倍首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:信ぴょう性は確認中=政府高官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」との戦闘、参加できない…高村氏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対「イスラム国」 与野党、非難強める 民主は政府対応見守る方針 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大きな動き報告なし=日本人人質事件―岸田外相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん母、涙の訴え「健二の命を救って」安倍首相らに面会断られ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヨルダン政府 パイロット解放と引き換えに死刑囚釈放用意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:人質事件、懸命の交渉努力続く - 速報:@niftyニュース.
リンク:国会も緊迫…官房長官と外相、本会議を一時退席 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:慎重に情報精査=岸田外相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本人殺害脅迫 岸田外相「大きな動きがあったとの情報には接していない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ヨルダンの死刑囚解放表明は前進」保坂氏評価 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

「政府信じるだけ」=ネット音声「本人と思う」―後藤さん母
時事通信 1月29日(木)16時27分配信

 ジャーナリスト後藤健二さん(47)の母、石堂順子さん(78)は29日午後、東京都内の自宅で取材に応じ、「とにかく見殺しにはしないと、政府を信じている」と訴えた。同日、新たにインターネット上に投稿されたメッセージの声については、「健二本人だと思う」と話した。
 メッセージの音声を聞いた石堂さんは、「今までと違って単語の一つ一つが流ちょうだ。声やイントネーションは間違いなくうちの子だ」と、声を詰まらせた。表情には心労がにじむが、「多くの人から手紙や励ましを送られ、心の支えになっている」と気丈に話した。


「2人とも無事で」=心痛める帰化ヨルダン人―イスラム国邦人人質事件
時事通信 1月29日(木)16時16分配信

 ジャーナリスト後藤健二さん(47)らの人質事件で、ヨルダン政府が過激組織「イスラム国」側と解放交渉を進める中、日本国内に住むヨルダン人も事件に心を痛めている。
 「とにかく無事解放を」。約30年前に来日し、2001年にヨルダン国籍から日本に帰化した広告代理・翻訳会社社長の嵩(カセム)フィラースさん(51)=埼玉県川口市=は、後藤さんとヨルダン人パイロットの無事解放を願いながら、事件が日本人に対するヨルダンの国民感情に与える影響を危惧する。
 フィラースさんによると、ヨルダン人は日本人にとても友好的で、「難民問題などでの日本の支援を分かっており、日本人はある意味、尊敬の対象だ」という。だが、ヨルダン政府による解放交渉の過程で、後藤さんと死刑囚の交換が浮上して以降、こうした感情にも変化が見え始めた。
 ヨルダン国内には当初、イスラム国への空爆作戦中に拘束されたパイロットについて、「もともと戦争に行った人だ」という冷静な声もあった。今では、ヨルダン在住の知人らに電話をすると、「ヨルダン人の命は日本人より安いのか」と厳しい意見が返ってくる。ヨルダンでのデモ激化の背景には、こうした感情の変化があるという。
 「パイロットが拘束されていなければ、ヨルダン政府はすぐ死刑囚を釈放しただろう」と話すフィラースさん。ヨルダンで強まる後藤さん1人と死刑囚との交換への反対意見に対し、「ヨルダンは難しい立場にあるが、2人を一緒に助けないといけない」と力を込めた。 


人質解放交渉を注視=情報収集を継続―政府
時事通信 1月29日(木)15時8分配信

 過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で、政府は29日、新たな交渉期限が現地時間の日没(日本時間深夜)に設定されたことを受け、ヨルダン政府と犯行組織による人質解放交渉の行方を注視している。拘束されている後藤健二さんの安否確認と救出に向け、情報収集と分析に全力を挙げた。
 菅義偉官房長官と岸田文雄外相は29日、衆院予算委員会を冒頭から退席し、首相官邸と外務省でそれぞれ情報収集に当たった。
 新たな交渉期限について、政府は日本時間29日午後11時半から30日午前0時とみている。期限の延長について、政府高官は「世界に注目されようとしているのだろう」との見方を示した。ヨルダン政府から後藤さんの解放について表立った言及がないことには「自国民を優先するのは当然だ」と語った。 


イスラム国殺害脅迫 首相、さらなる情報収集・分析の強化を指示新メッセージを受けた関係閣僚会議で
産経新聞 1月29日(木)15時3分配信

 安倍晋三首相は29日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件に関する関係閣僚会議で、「関係国の協力も得ながら情報収集や分析をさらに強化し、しっかり対応する必要がある」と指示した。

 会議は、拘束されている後藤健二さんとみられる男性による新たなメッセージがインターネットで公開されたのを受け、首相官邸で開催した。


後藤さん母に激励、被災地からも…心の支えに
読売新聞 1月29日(木)14時43分配信

 後藤健二さんの母親、石堂順子さん(78)のもとに激励のメッセージが相次いでいる。

 「皆様の励ましが力になり、私も耐えられる」と心の支えになっているという。

 後藤さんとみられる男性の新たな映像が動画サイトに投稿された29日朝、石堂さんは報道各社の代表取材に「疲れています」と漏らし、「良い方向に進むと信じています」とだけコメントした。

 顔はやつれ、よく眠れない日が続いているが、石堂さんの自宅や携帯電話には、後藤さんの解放を求めて記者会見した23日以降、友人らから「無事を祈っています」「日本は決して健二さんを見捨てないと思います」といった激励の電話やメールが寄せられている。メールは20通を超えたという。

 26日には、福島県相馬市の小学6年の子どもがいる母親から、「毎日テレビを見て心を痛めています。私たち家族が住んでいるのは東日本大震災があった場所。福島の地から無事に日本に帰られることを祈っています」と書かれた手紙が届き、地元神社のお守りも同封されていた。

 石堂さんは「息子を思ってくれる方々のことがありがたくて、涙が出てしまう。皆様の熱意が届くと信じています」と話している。


後藤さん含め「2対1」交換に期待感…首相周辺
読売新聞 1月29日(木)14時2分配信

 イスラム国に拘束されている後藤健二さんとみられる男性の新たな音声メッセージが明らかになったことを受け、政府は29日午後、関係閣僚会議を開き、引き続き後藤さんの解放に全力で取り組む方針を確認した。

 安倍首相は冒頭、「厳しい状況が続いているが、ヨルダン政府始め関係各国に協力要請しており、方針に変わりはない。引き続き、緊張感を持って取り組むよう」指示した。

 首相は同日午前の衆院予算委員会では、「中山泰秀外務副大臣経由を始め、ヨルダン政府に協力を要請し、緊密に連携している」と強調した。

 菅官房長官と岸田外相は衆院予算委員会を冒頭に退席し、情報収集や対応の検討などにあたった。

 後藤さんの解放条件とされるサジダ・リシャウィ死刑囚釈放を含む、ヨルダン政府とイスラム国の人質交換交渉が動き出したことを踏まえ、首相周辺は「人質交換が実現すれば、後藤さんを含めた『2対1』になるのではないか」と期待感を示した。

 ただ、菅官房長官は29日午前の記者会見で、ヨルダン政府からリシャウィ死刑囚の釈放に関する情報提供が日本政府にはないことを明らかにした。政府としては、「イスラム国の出方は読めない」(外務省幹部)ことから、慎重に推移を見極める構えだ。


高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ  「報ステ」のISIL特集みてびっくり 「テロの一面に理解を寄せた」印象だ
J-CASTニュース 1月29日(木)13時11分配信

 ISIL(いわゆる「イスラム国」)による日本人拘束・殺害事件の情勢が、めまぐるしく変化している。日本人人質の身代金要求からヨルダンの死刑囚との交換、ISILに拘束されたヨルダン人パイロットの解放問題もからみ、ヨルダン政府も巻き込みながら、事態は流動的だ。

 そうした中、1月27日(2015年)夜、報道ステーション(テレビ朝日系)の「イスラム国」特集を見てびっくりした。筆者は、しばしばCNNやBBCを見るが、それらとはかなり趣が違った内容だった。

■「その歴史をみれば、理解可能なところもある」と言わんばかり

 番組では、ISILが国家としての機能をもち、社会インフラを整え、100年前に欧州諸国が引いた国境線を変えようとしているという説明だった。しかも、彼らの宣伝映像をそのまま流していた。

 「彼らはISILと呼ばれるのを嫌がっている。安倍総理はあえてISILと呼ぶことでテロリストとの対決姿勢を明確にしている」と、キャスターの古舘伊知郎氏が述べたあとで、「イスラム国」という名称を使って、番組が続けられた。

 番組の冒頭で「やっていることは容認できない」といいながら、最後には「いろいろな角度からみる必要がある」と、結論としてはISILのやっているテロの一面に理解を寄せていたとしか思えない内容だった。

 ISILがテロ集団というより、国家として機能しているという印象を視聴者に与えたのではないか。しかも、その歴史をみれば、理解可能なところもあると言わんばかりの主張だった。

 似た感想を持った人もいるようで、1月28日配信のJ-CASTニュース(イスラム国の宣伝し過ぎている? テレ朝「報ステ」に疑問の声も)でも取り上げられている。

世界の報道番組では、テロは無条件にノー
 筆者の知っている世界の報道番組では、テロは無条件にノーだ。そうであるので、ISILの広報を放送することはまずないし、ISILのいかなるテロも完全否定で正当化する余地はない、ISILの意見に耳を傾けさせることはきわめて危険だ、というのが常識だ。もちろん、ISILに関わる歴史的経緯は知っていても、ISILのテロを容認するためには一切使わないのはいうまでもない。

 こうした世界の常識からみれば、報道ステーションの特集は全くずれていて、大きな違和感があった。外ではテロをおこし、内では人質をとり身代金を要求し殺害するISILの行為は、いかなる理由があっても、どのような角度からみても、容認できないものだ。

 このほかにも、マスコミ報道を見ていると、今の時期にどうかなというものがある。今回の事件で、テロ批判は脇におき、安倍政権批判に終始するのだ。

 もちろん、政権批判は必要である。しかし、今回の事件の場合、ISILの脅しやその存在のPRによって日本国民を動揺させ、国民を分断させる目的もあろう。共産党の志位和夫委員長までも、「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中だ」として、(この問題で)安倍政権批判をした議員に苦言を呈した。

 安倍政権を批判するなら、事件が終わったあとにやるべきであって、今の時期に、政権批判をしたら、ISILの思うつぼにはまるのではないか。

 いずれにしても、テロリストの言い分を一部正当化したり、無批判で流したり、政権批判のために利用したりすることは、実質的に国民を脅かす行為と言っていい。少なくとも今の時期にやるべきことではない。

++ 高橋洋一プロフィール高橋洋一(たかはし よういち) 元内閣参事官、現「政策工房」会長1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。著書に「さらば財務省!」、「日本は財政危機ではない!」、「恐慌は日本の大チャンス」(いずれも講談社)など。


イスラム国殺害脅迫 新画像公開、政府分析急ぐ 首相「早期解放に全力」
産経新聞 1月29日(木)13時0分配信

 政府は29日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された後藤健二さん(47)のものとみられる新たな音声メッセージがインターネット上に公開されたことを受け、菅義偉(すが・よしひで)官房長官らが衆院予算委員会を退席して対応にあたった。予算委の昼の休憩中には官邸で関係閣僚会議を開いた。

 安倍晋三首相は関係閣僚会議で「関係国の協力も得ながら、情報収集や分析をさらに評価し、しっかり対応する必要がある」と強調。その上で「関係閣僚は引き続き緊張感を持って後藤さんの解放に向け全力で取り組むようお願いする」と指示した。

 これに先立ち、首相は予算委で「今朝、ISIL(イスラム国)側から発出されたとみられる新たな声明がインターネット上に配信され、現在内容を早急に分析している」と述べ、イスラム国が画像を発信したとみられるとの認識を示した。

 同時に「政府としては極めて厳しい状況の中、ヨルダン政府に協力を要請しており、引き続き後藤さんが早期に解放されるよう全力を尽くす」とも語った。

 菅氏と岸田文雄外相は予算委を冒頭から退席し、官邸と外務省でそれぞれ対応を協議。岸田氏は外務省で記者団に、新たな画像に関し「そういうメッセージが出ていることは承知している」と述べた。

 菅氏は29日の記者会見で、新たな音声について「諸情報を総合すれば、後藤さんの声である可能性が高い」と述べた。政府は、警察庁の科学警察研究所(科警研)などで音声の分析を進める。

 予算委前に国会内で開かれた自民党の国会対策委員会の会合では、加藤勝信官房副長官が「ISILから新しいメッセージが出た。しっかり対応したい」と説明。佐藤勉国対委員長は「昨晩から緊迫している状況だ。政府を全力でサポートする」と応じた。


イスラム国殺害脅迫 期限「日没」は日本時間29日午後11時半ごろからと政府高官
産経新聞 1月29日(木)12時32分配信

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件で、政府高官は29日、イスラム国側が投稿したとみられる新たな音声が期限とした「日没」について、29日午後11時半から30日午前0時ごろ-との認識を示した。


<「イスラム国」人質>解放交渉、情報錯綜 家族にも戸惑い
毎日新聞 1月29日(木)12時15分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられるグループによる人質事件は、IS側が交渉期限に設定していた28日深夜を過ぎて以降も、29日になって女性死刑囚の釈放期限を通告する新たな映像が公開されるなど目まぐるしく動いた。解放交渉をめぐる情報は錯綜(さくそう)し、日本政府や家族には戸惑いや焦りがさらに広がった。

 ISは27日深夜、拘束するジャーナリストの後藤健二さん(47)とヨルダンで収監されているサジダ・リシャウィ死刑囚との交換を要求。28日夕になって一部アラブのメディアが「女性死刑囚と後藤さんの交換で合意」と報じたが、同日午後10時半にはヨルダンの外相がツイッターに「死刑囚は釈放していない」と投稿した。

 28日午後11時ごろには後藤さんの母、石堂順子さん(78)が東京都内の自宅で取材に応じた。石堂さんは「情報が混乱していて先の見通しがつかない。気持ちが揺れ動いている」と疲れ切った様子だった。

 夜が明けて29日午前8時ごろ。インターネット上に後藤さんとみられる男性の、音声だけのメッセージが流れた。リシャウィ死刑囚を29日の日没(日本時間同日深夜)までにトルコ国境に連れてこなければ、ヨルダン人パイロットは殺害される、という内容だった。

 新たな映像の公開を受けて同日午前9時すぎ、岸田文雄外相は「そういうメッセージが出たことは承知している」と述べ、外務省で会議や情報収集に追われた。同じ頃、母の石堂さんは東京都内の自宅で代表取材に「いい方向に進むと信じています」とだけ語った。

 安倍晋三首相は衆院予算委員会で「これまで培った外交ルートを最大限活用し、早期解放に全力で取り組んでいる」と語った。【まとめ・安高晋】

 ◇「希望捨てぬ」交流ある大学教授

 「『生きて帰って伝えるのがジャーナリストの仕事』と口癖のように言っていた。だから希望は捨てない」

 ISに拘束された後藤健二さんと10年以上の交流がある神戸学院大法学部教授の杉木明子さん(46)は無事を信じて解放を待ち続けている。

 杉木さんは2004年、難民問題の研究活動で訪れたアフリカ・ザンビアで、取材中の後藤さんと知り合った。帰国後も交流は続き、09年には後藤さんがソマリアの海賊について大学で講演。産業のないソマリアの若者が生きるために海賊を選ぶとして「非合法ビジネスの背景には貧困がある」と訴えた。杉木さんは「一方的に悪と決めつけない広い視野を持っている」と共感したという。

 後藤さんは「紛争地には、越えたら命を落とす『見えない線』がある。その線を感じたら絶対に引き返す」とも語っていた。ソマリアの取材では、海賊の拠点に近づいたが危険を感じて引き返したことがあったと聞いた。

 昨年12月にも大学での講演を依頼しており、10月末までメールで日程調整などを続けていた。後藤さんからはシリアでの取材活動の動画にリンクを張った返信が届くこともあったが、10月24日の「また11月3~5日に連絡する」というメールを最後に連絡が途絶えた。杉木さんは「11月には安全な場所に戻る予定だったのだろう。線を踏み越えてしまったのか」と肩を落とす。

 解放のタイムリミットが過ぎ、情報は錯綜(さくそう)している。杉木さんは「後藤さんはどんな時も諦めない人。私も無事を信じ続ける」と力を込めた。【茶谷亮】


<「イスラム国」新要求>「後藤さん声の可能性」菅官房長官
毎日新聞 1月29日(木)11時44分配信

 安倍晋三首相は29日午前の衆院予算委員会で、ヨルダンに収監中の女性死刑囚の釈放を求める後藤健二さんを名乗る新たな音声メッセージについて「今朝、IS(イスラム過激派組織『イスラム国』)側から発出されたとみられる新たな声明がインターネット上に配信された。現在、その内容を早急に分析している」と述べ、ISが発信したとの認識を示した。後藤さんの安否は依然不明で、政府はヨルダン政府との連携を強め、情報収集に全力で当たっている。

 首相は同委に先立ち、国会内で菅義偉官房長官、岸田文雄外相らと対応を協議。岸田氏は記者団に「総合的に情報交換した」と説明した。

 菅義偉官房長官は記者会見で、新たなメッセージの音声について「諸情報を総合すれば、後藤さんの声の可能性が高い」と述べた。

 首相は同委で、「極めて厳しい状況の中、ヨルダン政府に協力を要請してきており、後藤さんが早期に解放されるよう全力を尽くしていく」と強調した。

 さらに、ヨルダン政府の対応について「最大限の協力を約束してもらっている」と説明。そのうえで「緊迫した状況が続いている。人命をもてあそぶ非道な残虐行為に強い憤りを感じる」とISを批判した。

 菅、岸田両氏は首相と協議後、同委の審議の冒頭に途中退席した。菅氏は首相官邸に入り、加藤勝信、世耕弘成両官房副長官らと対応を協議。岸田氏は外務省に戻り、音声について「そういうメッセージが出ていることは承知している」と記者団に語った。その後、斎木昭隆事務次官ら幹部を招集し、緊急対策本部会合を開いた。ヨルダンの現地対策本部とも連絡を取り、音声の信ぴょう性など、分析を進めている。【水脇友輔、鈴木美穂】


昼すぎ関係閣僚会議=人質事件
時事通信 1月29日(木)11時29分配信

 政府は29日午後0時半から、過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件の関係閣僚会議を開く。菅義偉官房長官が記者会見で明らかにした。 


後藤さんの可能性高い=菅官房長官
時事通信 1月29日(木)11時26分配信

 菅義偉官房長官は29日午前の記者会見で、後藤健二さんとみられる新たなメッセージの音声について、「諸情報を総合すれば後藤さんの声の可能性が高い」と述べた。 


「いい方向にいくと信じる」=後藤さん母、疲労蓄積―邦人人質
時事通信 1月29日(木)11時12分配信

 ジャーナリスト後藤健二さん(47)のものとみられる新たな音声がインターネット上に流れた29日午前、後藤さんの母、石堂順子さん(78)は東京都内の自宅で「いい方向に進むと信じています」と話した。
 石堂さんは、新たな音声が流れた後の午前9時15分ごろ、自宅内で代表取材に応じた。後藤さんの最初の拘束映像が投稿されてから、この日で10日目。疲れがたまっており、病院に行く予定という。 


イスラム国殺害脅迫 新投稿に首相「分析中。『イスラム国』発出とみられる」
産経新聞 1月29日(木)11時8分配信

 政府は29日午前、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された後藤健二さん(47)のものとみられる新たな音声付き静止画像がインターネット上に公開されたことを受け、菅義偉(すが・よしひで)官房長官らが衆院予算員会を退席して対応にあたった。

 安倍晋三首相は予算委で「今朝、ISIL(イラク・レバントのイスラム国)側から発出されたとみられる新たな声明がインターネット上に配信され、現在内容を早急に分析している」と述べ、イスラム国が画像を発信したとみられるとの認識を示した。

 同時に「事柄の性質上、具体的な内容を申し上げることはできないが、政府としては極めて厳しい状況の中、ヨルダン政府に協力を要請しており、引き続き後藤さんが早期に解放されるよう全力を尽くす」とも語った。

 菅氏と岸田文雄外相は予算委を冒頭から退席し、官邸と外務省でそれぞれ対応を協議。岸田氏は外務省で記者団に、新たな画像に関し「そういうメッセージが出ていることは承知している」と述べた。政府高官は「音声を聞いたが、これまでインターネット上に公開された画像の音声に似ている」との見方を示した。

 予算委前に国会内で開かた自民党の国会対策委員会の会合では、加藤勝信官房副長官が「ISILから新しいメッセージが出た。しっかり対応したい」と説明。佐藤勉国対委員長は「昨晩から緊迫している状況だ。政府を全力でサポートする」と応じた。


後藤さん叔父「生還切望」遠い宮城で見守る
河北新報 1月29日(木)10時25分配信

  過激派「イスラム国」を名乗るグループが、仙台市出身のフリージャーナリスト後藤健二さん(47)の殺害を警告した「24時間」の期限が迫った28日夜、後藤さんの叔父で宮城県内に住む男性(71)が取材に応じた。後藤さんの生還を切望しつつも、ヨルダン国民の心情に配慮し「解放されていいものだろうか」と複雑な胸の内を明かした。

  男性によると、後藤さんは2歳の時、父親の転勤で都内に転居。疎遠になった時期もあったが、フリージャーナリストとして独立して以降、東北を訪れる後藤さんと会う機会が増えたという。

  「絶対に危険な所に行くな。命を大切にしろ」。男性が諭すたび、後藤さんは「分かってる。大丈夫だから」と笑顔で応えた。「子どもが危険な環境にさらされている。黙ってはいられない」と紛争地の子どもたちへの思いも語っていた。

  「死者を出した死刑囚を釈放してまで健二を救うのは、ヨルダンの人は許し難いのではないか」と男性。その一方で、「できれば生きて帰ってきてほしい。心の中で手を合わせながら現地の報道を見守りたい」と、涙交じりに語った。


新メッセージは確認中=安倍首相
時事通信 1月29日(木)10時19分配信

 安倍晋三首相は29日午前の衆院予算委員会で、後藤健二さんとみられる新たな音声メッセージについて「情報には接している。現在、確認中だ」と述べた。その上で「一日も早い邦人解放に向けて全力を傾けていく」と強調した。松本純氏(自民)への答弁。 


イスラム国殺害脅迫 首相「断じて許さない。強く非難」と強調
産経新聞 1月29日(木)9時42分配信

 安倍晋三首相は29日午前の衆院予算委員会で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件について「無辜(むこ)の市民を巻き込んだ卑劣なテロ行為は断じて許せない。強く非難をする」と重ねて強調した。

 首相は「世界情勢はテロ事件の頻発により緊迫度を増している。もはやどの国もテロの脅威から安全な国はないと言ってもいい」と指摘。その上で「テロを恐れるあまり、脅かしに屈するようなことがあれば日本人に対するさらなるテロの誘発を生み、卑劣な暴力を行使する者の意図がまかり通る世界になってしまう」と懸念を示した。

 首相は「わが国ならではの人道支援など非軍事的分野で積極的に貢献し、国際社会の一員として当然の責務を果たしていく」とも訴えた。


死刑囚連れてこないと操縦士処刑
2015年1月29日(木)9時20分配信 共同通信

 【アンマン共同】邦人人質事件で、後藤健二さんとされる男性の新たな音声が29日、インターネット上に公開され、「私の生命と引き換えに、29日日没(日本時間同日夜)までに死刑囚を(シリアと)トルコの国境に連れてこないとヨルダン軍のパイロットを処刑する」としている。信ぴょう性は不明。


岸田外相、メッセージは把握=邦人人質
時事通信 1月29日(木)9時20分配信

 岸田文雄外相は29日午前、後藤健二さんとみられる新たな音声について「そういうメッセージが出ていることは承知している」と述べた。衆院予算委員会を退席して外務省に戻った際、記者団に語った。 


イスラム国殺害脅迫 菅官房長官と岸田外相、衆院予算委を退席
産経新聞 1月29日(木)9時20分配信

 菅義偉官房長官と岸田文雄外相は29日午前、衆院予算委員会を退席した。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による新たな声明とみられる画像がインターネット上に公開されたことへの対応のため。大島理森予算委員長が許可した。


菅官房長官、岸田外相が衆院予算委退席
時事通信 1月29日(木)9時16分配信

 菅義偉官房長官と岸田文雄外相は29日午前、過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件への対応のため、衆院予算委員会を冒頭から退席した。 


テロ、断じて許せず=安倍首相
時事通信 1月29日(木)9時14分配信

 安倍晋三首相は29日午前の衆院予算委員会で、過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件について「断じて許すことのできないテロだ」と改めて非難した。稲田朋美氏(自民)への答弁。 


信ぴょう性は確認中=政府高官
時事通信 1月29日(木)9時9分配信

 政府高官は29日午前、後藤健二さんとみられる新たな音声メッセージが投稿されたことについて、「存在は確認したが、信ぴょう性は確認している」と述べた。 


「イスラム国」との戦闘、参加できない…高村氏
読売新聞 1月29日(木)8時52分配信

 自民党の高村正彦副総裁は28日、イスラム過激派組織「イスラム国」に空爆する米国などの「有志連合」について、「日本が参加して戦闘することはできない。(武力行使の)新3要件に当たらない」と記者団に語った。

 集団的自衛権の限定行使を可能にする憲法解釈の変更後も、イスラム国への武力行使は憲法上許されないとの考えを強調したものだ。

 新3要件は、武力行使が認められる条件として、日本と密接な関係にある他国への武力攻撃で日本の存立が脅かされ、日本国民の生命や権利が根底から覆される明白な危険がある場合などを掲げている。


対「イスラム国」 与野党、非難強める 民主は政府対応見守る方針
産経新聞 1月29日(木)7時55分配信

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が拘束している後藤健二さんとみられる男性の新たな音声付き画像が公開された。同時に示されたのは24時間という交渉期限-。与野党各党は28日、「卑劣な行為」などと「イスラム国」への非難を強めた。同日夕には「イスラム国」が要求しているサジダ・リシャウィ死刑囚釈放に関する情報も飛び交ったが、真偽は不明で、各党は終日、固唾をのんで事態の行方を見守った。

 28日昼に国会内で開かれた第3回与党対策本部会合。出席者には資料が配られ、そこには後藤さんとみられる男性のメッセージの内容がつづられていた。

 「これが私の最後のメッセージだと言われた。時間は今や非常に少ない。ボールは今やヨルダン政府のコートにある」

 改めて事態の深刻さをかみしめる与党幹部たち。会合では、日本政府の取り組みを全面支援していくことを確認した。会合後、自民党の谷垣禎一幹事長は記者団に「非常に卑劣な行為だ。一日も早い釈放を要求しなければならない。官邸はあらゆるルートを通じてヨルダン政府と協議しながらベストを尽くしてほしい」と述べた。

 これに先立ち、公明党の山口那津男代表は参院議員総会で「人の命がかかった重要な局面だ。わが国とヨルダン政府とが緊密な連携を保ち、協力を仰がなければならない」と語った。

 一方、民主党は同日昼、党本部で3回目の連絡会議を開催。政府が昨年11月に後藤さんが行方不明になったと把握しながら対策室設置を非公表としていたことなどについて「29日の衆院予算委員会などで議論すべきだ」との意見が出た。だが、岡田克也代表は「少し慎重に考えたほうがいい」と述べ、当面は政府の対応を見守ることを確認した。

 参院本会議で行われた代表質問では、民主党の柳田稔元法相が「卑劣なテロ行為は絶対許されない」と憤り、共産党の穀田恵二国対委員長は記者会見で「こうした卑劣な行為は絶対に許せない。政府は人命最優先であらゆることをやるべきだ」と語った。

 与野党が「イスラム国」への批判で足並みをそろえる中、「日本を元気にする会」の松田公太代表は参院本会議で、安倍晋三首相が17日にエジプトで「イスラム国」対策の支援を表明した演説に関し「英訳の意味が違う」と指摘した。

 首相は、日本語の演説で人道支援を表明したが、松田氏は「(英訳では)戦闘要員や戦闘の基盤を構築するため」と解釈できるとし、「日本が戦争に加担することになったと捉えることができる」と述べた。これに対して首相は「英文は和文に忠実な形で訳され、ニュアンスが異なるとの指摘はあたらない」と否定した。


大きな動き報告なし=日本人人質事件―岸田外相
時事通信 1月29日(木)7時53分配信

 岸田文雄外相は29日朝、過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件について「特段大きな動きは報告を受けていない」と説明した。その上で「引き続き緊張感を持って対応する。後藤健二さん解放は最優先で取り組まなければならない」と述べた。外務省で記者団に語った。
 ヨルダン政府が空軍パイロットを解放するため、イラク人女死刑囚を釈放する用意があるとしていることに関しては「私がいちいちコメントするのは控えなければならない」と言及を避けた。 


後藤さん母、涙の訴え「健二の命を救って」安倍首相らに面会断られ
スポーツ報知 1月29日(木)7時5分配信

 過激派「イスラム国」に拘束されているフリージャ-ナリスト・後藤健二さん(47)の母・石堂順子さん(78)が28日、国会内で会見し「健二の命を救って下さい」などと涙ながらに訴えた。この日午前には安倍晋三首相、菅義偉官房長官らに面会を申し入れたが「時間がなく、調整がつかない」として断られたという。

 息子の新たなメッセージから一夜明け、石堂さんは社民党の福島瑞穂副党首の事務所を通じ、首相官邸などに「健二の命を救って下さい。ヨルダン政府との交渉にどうか最後まで全力を挙げて下さい」とのファクスを送ったが断られ「信じられません。残念です」と声を詰まらせた。

 石堂さんは国会内で「日本の地を踏めることを母として願います」。頭を何度も下げ、時折、声を震わせながら後藤さんを解放するよう訴えた。刻々と期限が迫るが「中東の話題の出ると『いつもあの子供たちはどうしているのだろう』と思いをはせていた。健二はイスラム国の敵ではありません」と強調した。昨年8月に拘束された湯川遥菜さん(42)を助けると言い残して後藤さんがシリアに入ったことについては「健二は心優しい子。先に入った友人を追い掛け、解放をお願いしたのだろう」と話した。(久保 阿礼)


ヨルダン政府 パイロット解放と引き換えに死刑囚釈放用意
スポニチアネックス 1月29日(木)7時1分配信

 ジャーナリスト後藤健二さん(47)を人質に取り、ヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の引き渡しを要求している過激派「イスラム国」とみられる組織は28日夜、インターネット上で新たな映像声明を公開した。拘束しているヨルダン軍パイロットを批判。後藤さんへの言及はなかった。これに先立ち、ヨルダン政府はパイロット解放と引き換えに死刑囚釈放の用意があると表明。事件はグループ側から示された「24時間」の期限を迎え、緊迫した。

 日本時間28日午後11時すぎに確認された新たな映像声明で、イスラム国とみられる組織は拘束しているヨルダン軍パイロット、カサスベ中尉について「われわれを殺しに来た」と批判。後藤さんへは言及していない。信ぴょう性は不明。

 これに先立ち、日本政府が人質交換の「期限」と位置づけていた午後11時頃まで残り3時間に迫った午後8時前、事態は動いた。

 共同電によるとヨルダンのメディア担当者は、カサスベ中尉が解放されればヨルダンで収監しているイラク人の女、リシャウィ死刑囚を釈放する用意があると述べた。ヨルダン国営テレビや国営ペトラ通信が報じた。イスラム国が、後藤さん拘束を利用してヨルダン政府に突きつけた条件を、同政府が逆にイスラム国側に提示した格好だ。

 ただ、いずれも後藤さんには言及していない。

 犯行グループは同死刑囚と後藤さんとの1対1の交換を要求している。ヨルダン政府が、公式に人質交換に言及するのは初めて。後藤さんの解放交渉にどう影響するかは現時点では不透明だ。

 ヨルダン国内では、カサスベ中尉の安否に国民の関心が集まっており、死刑囚を釈放するなら、見返りには後藤さんではなく、中尉の解放を求めるべきだとの世論が高まっている。

 ヨルダン下院外交委員長らによると、同国政府は仲介者を通じ、リシャウィ死刑囚の釈放と交換する形で、後藤さんとカサスベ中尉の2人を解放するよう求めていたとされる。

 日本政府は犯人側と接触せず、原則としてヨルダン側に交渉を委ねている。政府筋は「日本は残念ながら当事者能力がない」と明かしている。

 日本国内でも緊迫感が増した。菅義偉官房長官は午後2時前、緊急対応を理由に参院本会議を退席。ヨルダンにいる担当者らから情勢報告を受け、約15分後に戻った。岸田文雄外相も午後2時45分ごろ、参院本会議を途中退席した。与野党は事前に邦人人質事件で対応を要する場合、菅氏や岸田外相らの退席を認めることを確認していた。

 事件をめぐっては、24日に身代金支払いの「期限」とした72時間を過ぎた湯川遥菜さん(42)を殺害したとの音声付き画像がネット上に流れた。


人質事件、懸命の交渉努力続く
2015年1月29日(木)6時32分配信 共同通信

 【アンマン共同】中東の過激派「イスラム国」を名乗るグループが後藤健二さん(47)を人質に取り、ヨルダンで収監中の女死刑囚の引き渡しを要求している事件は、対応の「期限」とされる「24時間」を過ぎ、28日夜(日本時間29日未明)になっても大きな動きは見られなかった。ヨルダン政府による犯行グループとのぎりぎりの交渉努力が続いているもようだ。

 安倍晋三首相は29日午前の衆院予算委員会で後藤さん解放に向けてヨルダンへの協力要請を継続する考えを示す見通し。日本政府はヨルダン政府の動向を注視している。


国会も緊迫…官房長官と外相、本会議を一時退席
読売新聞 1月29日(木)4時17分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」を名乗るグループによる日本人人質事件で、政府は28日、「24時間」の交渉期限を前に、ヨルダン政府との調整や情報収集に全力を挙げた。

 菅官房長官と岸田外相が参院本会議を一時退席するなど、国会も緊迫した空気に包まれた。

 「議事の途中でありますが、内閣より緊急の対応を要するため、外相を退席させたいとの申し出がありました。これを認めることにいたします」

 28日午後3時前の参院本会議場で、輿石東参院副議長が質疑を遮ってこう告げると、場内はざわついた。すぐに外務省に戻った岸田氏は、ヨルダン・アンマンの現地対策本部で指揮を執る中山泰秀外務副大臣との電話協議に臨んだ。


慎重に情報精査=岸田外相
時事通信 1月29日(木)0時54分配信

 岸田文雄外相は29日未明、「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件に関し、「多くの情報が飛び交っている。しっかり確認し、対応を慎重に考える作業を丁寧にやっていかなければならない」と強調した。また、「ヨルダン政府と緊密に連携しなければならない」と語った。外務省で記者団に答えた。 


日本人殺害脅迫 岸田外相「大きな動きがあったとの情報には接していない」
産経新聞 1月29日(木)0時51分配信

 岸田文雄外相は29日未明、外務省で記者団に「昨夜、後藤健二さんの映像を確認してからすでに24時間が経過した。この時点に至るまで、特段大きな動きがあったとの情報には接していない」と述べた。


「ヨルダンの死刑囚解放表明は前進」保坂氏評価
読売新聞 1月28日(水)23時40分配信

 日本エネルギー経済研究所の保坂修司・研究理事らが28日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、イスラム国を名乗るグループによる日本人人質事件について語った。

 保坂氏は「ヨルダン政府がリシャウィ死刑囚を解放する立場を表明したことは、一歩前進だ」と評価した。

 中東調査会客員研究員の大野元裕・参院議員は「パイロットが先に殺害されるという予告が、ヨルダンを急がせた」との見方を示した。後藤健二さんと親交のあるジャーナリストの安田純平氏は「本人ではどうにもできない段階にきてしまっている」と述べた。

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