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2015年1月28日 (水)

「イスラム国」日本人人質2人殺害予告 うち1人を殺害か・14

シリア、イラクで勢力を拡大する過激組織「イスラム国」を名乗るグループが20日、湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんとみられる日本人2人を人質に取り、身代金2億ドル(約235億円)を72時間以内に支払わなければ殺害すると警告するビデオ声明をインターネット上に公表した。イスラム国による日本人殺害警告が確認されれば初めてとなる。

殺害警告を受けて、安倍晋三首相は菅義偉官房長官に対し、事実関係の確認に全力を挙げるとともに、関係国と協力し、人命第一に対応するよう指示。安倍首相は訪問先のエルサレムで記者会見し、「人命を盾に脅迫することは許し難いテロ行為で、強い憤りを覚える。直ちに解放するよう強く要求する」と表明した。政府は首相官邸の危機管理センターに対策室を設置した。

※以上、時事通信の報道をもとに構成。

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リンク:イスラム国殺害脅迫 首相、後藤さん解放へ政府一丸の対応を指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最初の映像、合成ではない…警察庁科警研が分析 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<後藤さん新映像>「24時間」対応急ぐ政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 高村氏「安保法案成立しても戦闘参加は無理」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 加藤官房副長官「本人でない証拠はない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:映像の後藤さん「憔悴している」=望みつなぐ仕事仲間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「24時間」の期限迫る - 速報:@niftyニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 公明山口氏「政府・与党で呼吸を合わせて対応する」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 首相「早期解放へ方針不変」 関係閣僚会議を開催 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「最後通告」に募る不安=後藤さん知人ら、無事祈る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「解放へ全力で」…首相の閣僚会議冒頭発言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相「テロに屈せず」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:与野党、憤りと困惑…後藤さん?新映像受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本人が利用価値大きい標的に…政府、警戒強化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岸田外相、新映像確認は「27日午後11時頃」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「後藤さん」新映像で首相、今後の対応を協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:20日の映像、合成の痕跡なし - 速報:@niftyニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 岸田外相 画像確認は27日午後11時 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、後藤さん解放へ対応急ぐ=ヨルダンに協力要請―夜に「24時間」期限 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「どうか息子を助けて」…後藤さん母ら悲痛な声 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、後藤さん解放へ対応急ぐ=ヨルダンに協力要請―夜に「24時間」期限 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「後藤さん」新たな画像 交渉期限24時間か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 ヨルダンとの協調、重大局面 直接交渉ルートなく - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:人質救出に昨夏から対策 首相、野党批判受け公表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 13年拘束の横田さん「一歩間違えば自分も」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヨルダンに現地対策本部、昨年8月設置していた - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「期限内に新たな対応は難しい」政府に緊張走る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん「私には24時間しかない」音声付き画像ネット上公表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヨルダン、パイロットと後藤さん一括解放求める - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん名乗る新声明 「生きる時間24時間しか残されていない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さんとみられる男性の2回目のメッセージ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:菅官房長官の28日未明の発言全文 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:映像の男性、さらにやつれた印象 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「後藤さん」新映像…信ぴょう性高いと政府高官 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

イスラム国殺害脅迫 首相、後藤さん解放へ政府一丸の対応を指示
産経新聞 1月28日(水)12時8分配信

 政府は28日午前、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が拘束している後藤健二さん(47)とみられる男性の新たな音声付き画像がインターネット上に公表されたことを受け、官邸で関係閣僚会議を開いた。安倍晋三首相は「極めて厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向け、ヨルダン政府に協力要請する方針に変わりはない」と述べ、政府一丸の対応を改めて指示した。

 会議で首相は、新たな画像の公開について「極めて卑劣な行為に強い憤りを覚える。断固非難する」と強調。その上で、関係閣僚に「引き続き緊張感を持って連携し、後藤さんの解放に向け全力で取り組んでほしい。関係各国との連携を強化し、国内外の日本人の安全に万全を期すようにお願いする」と語った。

 会議に先立ち、岸田文雄外相は外務省で記者団に、ヨルダンの現地対策本部を指揮する中山泰秀外務副大臣に、ヨルダンをはじめ関係国と緊密に連携し、後藤さんの早期解放に全力を挙げるよう指示したと説明した。

 イスラム国側が新たに設定した「24時間」の期限の起点については「政府としては日本時間の27日午後11時ごろメッセージと画像を確認した」と述べるにとどめた。外務省は、今後の対応を協議するため、岸田氏の下に幹部が集まる緊急対策本部を開く予定だ。


最初の映像、合成ではない…警察庁科警研が分析
読売新聞 1月28日(水)11時55分配信

 今月20日にインターネット上に投稿された後藤健二さん(47)と湯川遥菜さん(42)の殺害を予告する最初の映像について、警察庁科学警察研究所が「合成や加工した形跡はない」と判断したことが28日、わかった。

 この映像については、2人の影の向きが違うように見えたり、風でなびく服の動きが異なることから、「合成」ではないかとの指摘が上がっていた。

 政府関係者によると、科警研が最初の映像を詳しく分析した結果、画像の一部分が切り張りされた痕跡は見つからなかった。人物の影についても光の当たり具合から向きが異なることもあるという。

 また、24日に投稿された湯川さんが殺害されたとみられる映像も、合成の可能性は低いとみている。


<後藤さん新映像>「24時間」対応急ぐ政府
毎日新聞 1月28日(水)11時46分配信

 ◇関係閣僚会議、首相「極めて卑劣な行為で、強い憤り」

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられる犯行グループに拘束されているジャーナリストの後藤健二さん(47)が登場する新たな映像が27日午後11時ごろ、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開された。映像中の声明は後藤さんを名乗る男性の声で「私には24時間しか残されていない。(ヨルダン軍の)パイロットにはより短い時間しかない」と述べ、ヨルダン当局が収監しているサジダ・リシャウィ死刑囚を速やかに釈放しなければ、後藤さんもパイロットも殺害されると警告した。

 これを受けて政府は28日午前、首相官邸で関係閣僚会議を開いた。安倍晋三首相は「後藤さんの早期解放に向けて、ヨルダン政府に協力要請を行ってきており、今後ともその方針に変わりはない」と述べ、引き続きヨルダン政府に協力を求める意向を強調。関係閣僚に対し、早期解放に向けて全力で取り組むよう指示した。

 首相は会議で「国内外の日本人の安全に万全を期すように」とも要請した。首相はこの後、官邸で記者団に対し、「極めて卑劣な行為であり、強い憤りを覚える。政府一丸となって取り組むよう改めて指示をした」と説明した。

 政府が新たな映像を確認したのは27日午後11時過ぎ。菅義偉官房長官らが対応を協議し、映像が「24時間以内」の明確な期限を設定したことを受け、引き続きヨルダン政府に協力を要請する方針を確認した。政府筋は映像について「大筋本人と見られる」と語った。

 岸田文雄外相は28日午前、外務省で記者団に対し「後藤さんの早期解放に向け、あらゆるレベルでヨルダン政府と緊密に連携している。首相の指示の下、改めて協力を要請した」と述べた。岸田氏はまた、ヨルダンの現地対策本部に派遣した中山泰秀副外相に対し、「極めて厳しい状況の中で、ヨルダン政府に協力を要請するという基本方針は変わらない」と伝達したことを明らかにした。

 安倍首相は28日午前の参院本会議で、テロの脅威が増大しているとした上で「在留邦人の安全確保に向けた迅速な情報提供、国内における警戒警備の実施などを推進する。今後もテロに屈することなく、世界の平和と安定のために積極的に貢献する」と述べた。自民党の関口昌一氏への答弁。

 これに先立ち、自民、公明両党の幹事長や国対委員長は東京都内で会談し、与党対策本部を同日昼に開き、日本人人質事件への対応を協議することを決めた。自民党の佐藤勉国対委員長は「政府から報告を受け、与党としてどうサポートできるか協議する」と記者団に述べた。また、公明党の山口那津男代表は国会内であった同党の参院議員総会で「人の命のかかった重要な局面だ。今は対応が極めて重要で、論評はまだ早いと肝に銘じ、与党としての責任を果たしていきたい」とあいさつした。【カイロ秋山信一、鈴木美穂、水脇友輔、高橋克哉】


イスラム国殺害脅迫 高村氏「安保法案成立しても戦闘参加は無理」
産経新聞 1月28日(水)11時41分配信

 自民党の高村正彦副総裁は28日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件について、集団的自衛権の行使を可能とする安全保障関連法が成立しても、米国など有志国による戦闘には参加できないという認識を示した。党本部で記者団に語った。

 安保関連法案は、政府が5月にも提出する予定で、今国会での成立を目指している。高村氏は、昨年7月に閣議決定した「武力行使の新3要件」を踏まえると、今回のケースでは自衛隊が武力攻撃できないと指摘。「いまだに『集団的自衛権反対、日本を戦争ができる国にするな』という人たちがいる」とも述べ、事件を集団的自衛権の議論と絡めることに不快感を示した。


イスラム国殺害脅迫 加藤官房副長官「本人でない証拠はない」
産経新聞 1月28日(水)11時32分配信

 加藤勝信官房副長官は28日午前の記者会見で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された後藤健二さんとみられる新たな画像について「(後藤さん)本人のものではない証拠はない」と述べた。


映像の後藤さん「憔悴している」=望みつなぐ仕事仲間
時事通信 1月28日(水)11時22分配信

 「24時間」の期限を設けられた後藤健二さん(47)の画像が公開されてから一夜明けた28日、仕事仲間からは焦りと憤りの声が上がった。
 「ヨルダン政府は一層苦しい状況に追い込まれた」。後藤さんと親交のあるジャーナリスト安田純平さん(40)は、新たに突き付けられた要求に戸惑いを隠さなかった。
 ヨルダンが解放を求めるパイロットについて、「(要求内容に)今後殺さないという保証はなかった。ヨルダン国内の世論が割れる可能性があり、判断をより難しくさせた」と話す。「ヨルダン政府には解決につながる判断を期待したいが、死刑囚の釈放について国民の理解を得るのが難しいのも分かる」と苦しそうに話した。
 ヨルダンで一緒に取材した経験があるフォトジャーナリスト豊田直巳さん(58)は「24時間という期限はあまりに短いが、交渉が始まれば『時計の針』は止まる。日本政府は、交渉の用意があるというメッセージをまず伝えるべきだ」と訴えた。
 公開された映像の後藤さんについては、「疲弊して食事ものどを通っていないのでは」とやつれた印象を受けた。「助かりたいという希望と、だめかもしれないという絶望が絶えず湧いているだろう。交渉が始まったと伝われば、希望も持てると思う」と語った。
 独立系通信社「ジャパンプレス」の代表で、紛争地域の取材経験が豊富な佐藤和孝さん(58)も、「憔悴(しょうすい)しているように見える。一分一秒さえ耐えられない思いだろう」と話す。「人の命をもてあそぶ残酷な行為で、絶対に許せない」と卑劣な行為に憤った。 


「24時間」の期限迫る
2015年1月28日(水)11時21分配信 共同通信

 政府は28日午前、過激派「イスラム国」を名乗るグループが拘束している後藤健二さん(47)とみられる男性の新たな音声付き画像がインターネット上で公開されたのを受け、関係閣僚会議を首相官邸で開いた。安倍晋三首相は終了後「大変厳しい状況の中、後藤さんの早期解放に向けて政府一丸となって取り組むようあらためて指示した」と記者団に説明した。犯行グループが示した「24時間」の期限が迫っており、ヨルダン政府に重ねて協力を要請し、早期解放に全力を挙げる。

 首相は冒頭「極めて卑劣な行為に強い憤りを覚える。ヨルダンに協力要請しており、その方針は変わらない」と強調した。


イスラム国殺害脅迫 公明山口氏「政府・与党で呼吸を合わせて対応する」
産経新聞 1月28日(水)11時21分配信

 公明党の山口那津男代表は28日の参院議員総会で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が拘束している後藤健二さんとみられる新たな音声付き画像が公開されたことについて「人の命がかかった重要な局面だ。わが国とヨルダン政府とが緊密な連携を保ち、ヨルダン政府の協力を仰がなければならない。政府・与党で呼吸を合わせて対応する」と述べた。


イスラム国殺害脅迫 首相「早期解放へ方針不変」 関係閣僚会議を開催
産経新聞 1月28日(水)11時18分配信

 安倍晋三首相は28日午前、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が後藤健二さん(47)とみられる男性の新たな動画を公開したことを受け、首相官邸に関係閣僚を招集し、「極めて厳しい状況で後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に協力要請を行ってきており、今後もその方針は変わらない。連携して解放に向けて全力で取り組んでほしい」と指示した。

 首相は「卑劣な行為に強い憤りを覚える。断固非難する」とイスラム国を批判。関係各国と連携し、国内外の邦人の安全に万全を期すことも指示した。


「最後通告」に募る不安=後藤さん知人ら、無事祈る
時事通信 1月28日(水)11時17分配信

 過激組織イスラム国の「最後通告」とも受け取れる新たな画像がインターネットに投稿されたことを受け、後藤健二さん(47)の知人らは28日、不安を募らせながら、改めて無事解放を祈った。
 「あの時と目の輝きが違う」。後藤さんが2010年10月に訪れた長崎市の児童養護施設「明星園」の奥貫賢治園長(66)は、テレビで画像を見て、当時との様子の違いに不安を感じた。併せて投稿された音声についても、「優しげな声だったのに、明らかに違う。大変な状況にいるのだろう」と心配し、「命だけは奪わないでほしい。『後藤さんはあなたたちが思っているような敵ではない』と言いたい」と訴えた。
 後藤さんが11年9月に講演した千葉県袖ケ浦市の職員らは「正義感が強く、誠実な人。とにかく無事に帰って」と祈るように語った。市民向けの講演で世界の文化の違いや人権などについて話した後藤さんは、中東諸国の状況にも触れ、「彼らと付き合うには、歴史や言葉、文化を十分理解しないといけない」と訴えたという。
 画像を見た同市中央図書館の簑島正広館長(58)は「当時と比べて頬がこけてしまっている」と身を案じ、「無事を祈るばかり。帰還して、いろいろなところで話をしてほしい」と語った。 


「解放へ全力で」…首相の閣僚会議冒頭発言
読売新聞 1月28日(水)11時5分配信

 ◆安倍首相の関係閣僚会議冒頭発言

 昨日(27日)夜、後藤健二氏によるものとみられる音声メッセージと、ヨルダン人パイロットの写真を持った後藤氏の画像が公開された。このような極めて卑劣な行為に強い憤りを覚える。断固非難する。政府としては極めて厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に協力要請を行ってきており、今後ともその方針に変わりはない。関係閣僚におかれては、引き続き緊張感を持って、連携して後藤さんの解放に向けて全力で取り組んでいただくようお願いする。また、関係各国との連携を強化し、国内外の日本人の安全に万全を期すようお願いする。


安倍首相「テロに屈せず」
時事通信 1月28日(水)11時2分配信

 安倍晋三首相は28日午前の参院本会議で、日本人人質事件に関し「今後もテロに屈することなく、世界の平和と安定に積極的に貢献するよう全力で取り組む」と述べた。関口昌一氏(自民)への答弁。 


与野党、憤りと困惑…後藤さん?新映像受け
読売新聞 1月28日(水)10時51分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」とされるグループによる日本人人質事件で、後藤健二さんと名乗る男性の新たな映像がインターネット上に投稿されたことを受け、与野党からは、犯行グループに対する憤りや困惑の声が相次いだ。

 自民党幹部は28日未明、「映像を見ると状況は厳しいようだ。今は政府の対応を見守るしかない」と述べた。与党は「テロに屈しない」とする政府の立場を全面的に支持することで一致している。自民、公明両党は28日朝の幹事長・国会対策委員長会談で今後の対応を協議する。

 国会では28日午前、参院で麻生財務相の財政演説に対する与野党代表質問が行われ、首相と全閣僚が出席する。与党は政府から新たな映像について説明を受けた上で、必要があれば関係閣僚の退席などを認めるよう野党側に要請する方針だ。

 野党側も、政府の事件対応に協力する構えで、関係閣僚の参院本会議退席などには柔軟に応じる考えだ。

 維新の党の松野幹事長は28日未明、「大変、心配な状況だ。政府は、救出に向けて全力で当たってほしい。我が党としても出来るだけの協力をしたい」と語った。

 民主党幹部の一人は「政府には、さらに救出に向けて手を尽くしてほしい。国会審議については野党としても柔軟に対応したい」と述べ、政府に協力する姿勢を示した。

 共産党の山下書記局長は「卑劣な行為は許されるものではない。後藤さんを速やかに解放し、ご家族の元に帰すことを強く要求する。日本政府に対しては、人質の解放のために全力を挙げることを求める」と語った。


日本人が利用価値大きい標的に…政府、警戒強化
読売新聞 1月28日(水)10時37分配信

 政府は、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループによる日本人人質事件の解決に全力を挙げると同時に、国内外で日本人がテロなどの被害に遭わないよう、警戒体制を強化している。

 事件が国際的な注目を集めていることを受け、世界各地にいる約126万人に上る在留邦人などがテロのターゲットになりかねないと危機感を強めているためだ。

 「在留邦人と在外公館の連携強化、日本人学校の警備強化などにより、海外に滞在する邦人の安全確保に万全を期していく」

 安倍首相は27日、衆院本会議での代表質問で、今回の人質事件を受け、日本人が海外でイスラム過激派組織やテロ・グループなどによる事件に巻き込まれないように対策強化を指示したことを明らかにした。

 政府は、イスラム国からの最初の殺害予告映像が投稿された20日から一夜明けた21日、すべての在外公館に対し、現地の日本人会などと「安全対策連絡協議会」を開き、治安情報の共有や日本人学校の警備強化を行うように通達を出した。

 在ヨルダン日本大使館では、桜井修一大使が25日に開かれた在ヨルダン日本人会の幹事会で、「邦人がテロや誘拐の対象になる可能性が高まっている。巻き込まれないようにしてほしい」と注意を呼びかけたという。

 政府が全世界で警戒レベルを上げているのは、今回の事件をきっかけに日本人がテロリストにとって宣伝効果や利用価値の大きい格好の標的に浮上した恐れがあるためだ。

 日本は中東から遠く、軍事作戦にも加わっていないことから、これまでは比較的、過激派などの攻撃の対象にはなりにくいとされてきた。しかし、今回の事件では、欧米や中東諸国の首脳級が相次いで遺憾の意を表明したほか、日本だけでなく、各国メディアでも大きく取り上げられるなど、国際的な関心事になった。日本がイスラム国対策で多額の経済協力を行っていることや、日本人に危害を加えても軍事作戦などの報復を受ける恐れがないことも知れ渡った。


岸田外相、新映像確認は「27日午後11時頃」
読売新聞 1月28日(水)10時21分配信

 岸田外相は28日午前、外務省で記者団に対し、「極めて厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向け、ヨルダン政府に協力要請を行っており、今後も方針に変わりはない」と語り、ヨルダン・アンマンの現地対策本部にヨルダン政府と緊密に連携するよう指示したことを明らかにした。

 新たな映像は、ヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求し、後藤さんと死刑囚の交換の期限を24時間と設定している。岸田氏は、政府が映像を確認したのは日本時間の27日午後11時頃だと述べた。ここを起点とすれば、日本時間28日午後11時頃に期限を迎える。


「後藤さん」新映像で首相、今後の対応を協議
読売新聞 1月28日(水)10時17分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されている後藤健二さん(47)とみられる新たな映像が公開されたことを受け、政府は28日午前、首相官邸で関係閣僚会議を開き、今後の対応を協議した。

 安倍首相は会議後、首相官邸で記者団に対し、「極めて卑劣な行為だ。強い憤りを覚える。大変厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向けて政府一丸となって取り組むよう改めて指示した」と語った。


20日の映像、合成の痕跡なし
2015年1月28日(水)10時13分配信 共同通信

 過激派「イスラム国」とみられる組織がインターネット上に20日に公表した2邦人殺害予告映像を解析していた警察庁の科学警察研究所(科警研)が「合成、加工の痕跡はない」との分析結果を出していたことが28日、分かった。日本政府関係者が明らかにした。

 結果は、首相官邸や外務省に警察庁から伝えられた。ただ撮影日時は不明という。20日にビデオ映像が公表された直後は、後藤健二さん(47)や湯川遥菜さん(42)の影の映り方が不自然だとして、合成を疑う声が上がっていた。

 24日深夜や27日深夜にネット上に配信された後藤さんの画像に添付された音声も分析している。


イスラム国殺害脅迫 岸田外相 画像確認は27日午後11時
産経新聞 1月28日(水)10時7分配信

 岸田文雄外相は28日午前、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が拘束している後藤健二さんとみられる新たな音声付き画像が公開されたことについて「政府としては極めて厳しい状況だ」と強調。その上で、ヨルダンの現地対策本部を指揮する中山泰秀外務副大臣に対し、後藤さんの早期解放に全力を挙げるよう指示したと明らかにした。外務省で記者団に語った。

 岸田氏はまた、音声付き動画を政府として確認した時間について「画像の確認は27日午後11時ごろだ」と述べた。


政府、後藤さん解放へ対応急ぐ=ヨルダンに協力要請―夜に「24時間」期限
時事通信 1月28日(水)9時59分配信

 過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で、政府は28日、新たな音声付き画像が公開された後藤健二さん(47)の早期解放に向け、ヨルダン政府に協力を要請するなど対応を急いだ。安倍晋三首相は首相官邸で開いた関係閣僚会議で「極めて卑劣な行為に強い憤りを覚える。断固非難する」と強調、早期解放に全力を挙げるよう指示した。
 犯行組織は「24時間」の期限を設け、ヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚を釈放するよう要求。その期限は28日深夜になるとみられ、緊迫の度合いが増している。
 関係閣僚会議は午前9時半すぎから、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官らが出席して開かれた。席上、首相は「極めて厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に協力要請を行ってきており、今後ともその方針に変わりはない」と表明。これに先立ち、岸田文雄外相はこうした方針をアンマンにある現地対策本部に伝えたことを記者団に明らかにした。
 また、首相は同会議で、関係各国と連携を強化し、国内外の日本人の安全に万全を期すよう指示した。 


「どうか息子を助けて」…後藤さん母ら悲痛な声
読売新聞 1月28日(水)9時23分配信

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記者の質問に答える後藤健二さんの母親の石堂順子さん(28日午前0時18分、東京都内で)=林陽一撮影

 「どうか息子を助けてください」。

 「イスラム国」を名乗る過激派組織に拘束された後藤健二さん(47)とみられる男性の新たな映像が27日深夜、動画サイトに投稿された。殺害を予告する新たな期限は「24時間」。最後通牒(つうちょう)ともとれる内容に、後藤さんの母親やジャーナリスト仲間からは「時間が止まってほしい」と悲痛な声が上がった。

 「私の元に無事に送り返して」。後藤さんの母、石堂順子さん(78)は27日深夜、東京都内の自宅で新たな映像について伝えるテレビのニュースを食い入るように見つめた。表情をこわばらせ、「危険なところまで追い込まれていると思う。目が充血し、鼻も泣いた後のように赤くなっている。緊張したような悲しそうな顔をしている」と絞り出すように語った。

 過激派組織は期限を「24時間」と区切ってきた。「せっぱ詰まっている。本当に殺害されてしまうのではないか。健二は覚悟を決めて現地に入ったと思うが、解放してほしい」と訴えた。

 そして、「健二は敵ではありません。私の元に帰してください」と繰り返した。

 後藤さんの解放を願い続けてきたジャーナリスト仲間らからも、卑劣な要求に憤りの声が上がった。

 ヨルダンで後藤さんと一緒に取材した日本ビジュアル・ジャーナリスト協会の豊田直巳さん(58)は「全ての時間が止まってほしい」と祈った。豊田さんは「自分も、世界中の色々な人々も(解放を祈って)頑張っているので、後藤さんにも『頑張って』と言いたい。日本政府にも今は、人命を最優先に、暴力以外の解決を何とか探ってほしい」と求めた。


政府、後藤さん解放へ対応急ぐ=ヨルダンに協力要請―夜に「24時間」期限
時事通信 1月28日(水)9時23分配信

 過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で、政府は28日午前、新たな音声付き画像が公開された後藤健二さん(47)の早期解放に向け、ヨルダン政府に協力を要請するなど対応を急いだ。犯行組織は「24時間」の期限を設け、ヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚を釈放するよう要求。その期限は28日深夜になるとみられ、緊迫の度合いが増している。
 岸田文雄外相は同日午前、外務省で記者団に「極めて厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向けヨルダン政府に協力要請を行ってきており、今後ともその方針に変わりはない」と説明。こうした方針をヨルダンのアンマンにある現地対策本部に伝えたことを明らかにした。


「後藤さん」新たな画像 交渉期限24時間か
産経新聞 1月28日(水)7時55分配信

 ■「イスラム国」死刑囚と「1対1」 「パイロット、さらに短い」

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が拘束している後藤健二さん(47)とみられる男性の新たな音声付き画像が27日、インターネット上に公表された。「これが最後のメッセージだといわれた。時間はもう限られている。24時間しか残されていない。ヨルダン政府に圧力をかけろと言え」と英語で述べている。

 政府が画像の公開を確認したのは27日午後11時すぎで、政府筋は「確認しているが後藤さん本人に間違いない」と述べており、ヨルダン政府との調整を急ぐ。

 新たな画像で男性は「私の自由を阻んでいるのはヨルダン政府だ。日本政府に対し、あらゆる政治的な圧力をヨルダン政府にかけるように言ってほしい」と述べており、後藤さん解放の障害はヨルダン政府が収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を遅らせていることだと訴えたうえで、後藤さんとリシャウィ死刑囚との1対1の交換を要求した。画像で、後藤さんとみられる男性はオレンジ色の服を着て、イスラム国が拘束中のヨルダン人パイロットとみられる男性の写真を掲げた。男性の声は「私にはもう24時間の命しか残されていない。パイロットはさらに短い」と述べた。

 新たな音声付き画像の冒頭には、後藤さんの家族と日本政府への「第2のメッセージ」と英語で書かれていた。

 画像の公開を受けて、菅義偉(すが・よしひで)官房長官は28日未明、首相官邸で記者団に対し「極めて厳しい状況の中で後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に協力を要請してきた。今後ともその方針に変わりないことを確認し、安倍晋三首相に報告、了承を得た」と語った。岸田文雄外相を通じ、現地対策本部にもその方針を伝達した。

 一方、岸田氏は27日、ケリー米国務長官と電話会談し、テロに屈せず引き続き協力していくことで一致。岸田氏はトルコのチャブシオール外相、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相とも電話会談しテロに屈することなく連携していくことで一致した。


イスラム国殺害脅迫 ヨルダンとの協調、重大局面 直接交渉ルートなく
産経新聞 1月28日(水)7時55分配信

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が、後藤健二さん(47)とみられる男性に「あと24時間の命」と結論を急がせる新たな画像を公開したことで、人質解放に向けた交渉は重大局面を迎えた。

 政府はこれまで人命最優先を掲げてきた。イスラム国が、要求に応じない場合には後藤さんよりも先にヨルダン人パイロットを殺害すると表明するなど新たな揺さぶりをかけてきたことに対し、ヨルダン政府との共同歩調をいかに取るかが問われることになった。

 首相官邸では菅義偉官房長官や加藤勝信、世耕弘成、杉田和博3副長官が対応を協議した。

 メッセージが流れた27日深夜には、北村滋内閣情報官ら危機管理に当たる幹部が慌ただしく官邸に入った。

 政府関係者は、警察庁の科学警察研究所が声明を分析すると明らかにした。

 安倍晋三首相は官邸に隣接する公邸で、状況について報告を受けた。

 菅氏は27日の記者会見では、イスラム国からの直接的な接触はないことを明かしていた。

 ただ、政府高官によると、27日夜には後藤さんの解放交渉に期限があるとの情報が入っていたという。

 「交渉期限までかなり短い期間。一両日中だ」と話す政府関係者もいた。

 政府は後藤さんの安否情報をヨルダンやトルコなどの複数のルートから集めてきたが、イスラム国との直接交渉のルートがないため、確認に手間取っていたものとみられる。

 後藤さん解放の鍵を握るのが、ヨルダン政府となっているため、政府関係者からは「当事者であって、当事者ではないようなもの」との声もあがっている。

 一方で、菅氏は27日午後の会見で、今年1月中旬の首相の中東歴訪判断に今回の事案が影響したか問われ「首相の中東歴訪と非道なテロを結び付けることは適当ではない」と強調。

 同時に「イスラム国の活動を含め、あらゆる要素を総合的に検討した上で(中東歴訪を)判断した」と説明した。


人質救出に昨夏から対策 首相、野党批判受け公表
産経新聞 1月28日(水)7時55分配信

 安倍晋三首相は27日の衆院本会議で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件をめぐり政府が適切に対応していることを強調した。野党各党も人質救出を優先し、政府・与党と足並みをそろえると表明していたのが、蓋を開けてみれば批判交じりの質問が目立ったからだ。

 「昨年8月と11月に、官邸に連絡室、外務省に対策室、ヨルダンで現地対策本部を立ち上げ、情報収集や協力要請を行ってきた」

 首相は、イスラム国に拘束された湯川遥菜(はるな)さんと後藤健二さんが行方不明になった直後から対策を取ってきたと主張した。

 だが、これは菅義偉(すが・よしひで)官房長官が27日の記者会見で「事案の性質上、非公表だった」と釈明したように水面下で進められてきた。あえて首相が公表に踏み切ったのは、政府対応を批判する質問が続いたからだ。

 民主党の前原誠司元外相は代表質問で「人の命が関わる問題に与野党の違いはない」と前置きしつつも、首相が中東で表明した人道支援について「犯行声明に引用されている。リスクをどう想定していたのか」と尋ねるなど支援表明がイスラム国の犯行につながったと言わんばかりの口ぶりだった。

 首相は「国際社会の一員として当然の責務を果たした。テロリストの脅かしに屈してしまうと周辺国への人道支援はできなくなる」と反論した。

 安倍政権のイスラム国対応は24、25日に実施した産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で約6割が「取り組みは十分だ」と評価した。そのせいか、首相も黙ってはいなかった。民主党が集団的自衛権の行使容認などで党内の意見をまとめきれないことを念頭にこうやり返す場面もあった。

 「単なる批判の応酬ではなく、政策の違いを明らかにして正々堂々の論戦を行う。民主党のみなさんとも建設的な議論をしたい」


イスラム国殺害脅迫 13年拘束の横田さん「一歩間違えば自分も」
産経新聞 1月28日(水)7時55分配信

 ■厳しい状況「期限区切られた」

 「僕が後藤(健二)さんだったかもしれない…」。シリアで2013年、イスラム国の前身組織に拘束された経験のある報道カメラマンの横田徹さん(43)は振り返る。横田さんは一時拘束後、交渉を経て釈放されたが、27日深夜、新たに後藤さんの24時間以内の殺害を予告する画像が公表されたことを受け、横田さんは改めて後藤さんの身の上を案じた。

 かつて拘束された際に真っ先に思い浮かべたのは日本に残した家族だった。13年9月、シリア北部を取材中、イスラム国の前身組織が占拠していた警察署に出頭するよう求められ、人質に取られる覚悟を決めた。

 十数平方メートルほどの個室には、銃を抱えた黒ずくめの男が8人。ガイドとともに取材の意図を笑顔で言い含め、なんとか釈放された。「『2千ドルで(横田さんを)売らないか』と言われたが、断った」。ガイドは釈放後、男らとの交渉内容を明かした。「一歩間違えば人質となっていた」。横田さんは今起きたことのように語った。

 横田さんは「後藤さんも相当の使命感があっていったはず。助かってほしい」としながらも、「前回の静止画では期限を明示しておらず、救出の可能性は十分にあったが、今回は『24時間』と期限を区切っている」と指摘。

 最初の殺害脅迫のビデオで、明示された72時間の期限後に湯川遥菜さんが殺害されたとする画像が出されており、今回も同様に期限が明示されていることから、後藤さんの身の上に危険が及ぶことを危惧した。


ヨルダンに現地対策本部、昨年8月設置していた
読売新聞 1月28日(水)7時20分配信

 「イスラム国」とみられるグループによる日本人人質事件で、政府は27日、湯川遥菜(はるな)さん(42)が拘束された昨年8月中旬にヨルダンに現地対策本部を設け、人質解放に向けて早くからヨルダン政府と連携してきたことを明らかにした。

 安倍首相は27日の衆院本会議での代表質問で、「行方不明事案の発生を把握した直後に現地対策本部を設置し、協力要請を行ってきた」と答弁した。

 菅官房長官は同日午後の記者会見で、湯川さん拘束後の昨年8月16日に現地対策本部、翌17日に首相官邸の情報連絡室、外務省の対策室をそれぞれ設置し、11月1日に、後藤さんの行方不明事案も加えたと説明した。そのうえで、「事案の性質上、非公表とした」と語った。


「期限内に新たな対応は難しい」政府に緊張走る
読売新聞 1月28日(水)7時14分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されている後藤健二さん(47)とみられる新たな映像が27日深夜、動画サイトに投稿された。

 「24時間」とする期限を突然突きつけられたことで、日本政府内に衝撃と緊張が広がった。政府内には「期限内に新たな対応は難しい」との見方が出ている。

 新たな映像の投稿を受け、28日午前1時頃、首相官邸で記者団に対し政府方針を示した菅官房長官だったが、厳しい表情のまま質問も受け付けなかった。菅氏が現れたのは当初の予定より約30分遅れで、直前まで政府内で発表の文言を調整していたとみられる。

 新たな映像に関し、政府関係者は「状況は刻一刻と動いており、極めて厳しい状況だ」と語った。


後藤さん「私には24時間しかない」音声付き画像ネット上公表
スポーツ報知 1月28日(水)7時5分配信

 過激派「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で、拘束されているフリージャーナリスト後藤健二さん(47)とみられる男性の、新たな音声付き画像が27日午後11時過ぎ、インターネット上に公表された。信ぴょう性は不明だが、音声は「これが最後のメッセージだ」として、残されたのは「24時間」だけだとしている。

 「72時間」と期限を指定して殺害を予告した動画の公表から1週間。湯川遥菜さん(42)の殺害が疑われる写真を手にした画像に続き、新たに「24時間」と期限を刻んだ、後藤さんとみられる男性の音声付き画像が公表された。

 画像は約1分50秒。前回同様、オレンジ色の服を着た後藤さんとみられる男性が、ひげをはやした男性の写真を手にしている。冒頭には、後藤さんの家族と日本政府への「第2のメッセージ」と英語で書かれていた。後藤さんとみられる男性は、これまでのように真正面を見据えてはおらず、やや斜めの方向を向いたものに変わっている。

 男性の音声は英語で「これが最後のメッセージになると言われた」とした上で、「自由になることを妨げる障壁はサジダ(ヨルダンで収監中の女性死刑囚)の引き渡しを遅らせているヨルダン政府だけだ」とした。「イスラム国」は後藤さんと同死刑囚との身柄交換を要求している。

 さらに声明では「時間はなくなってきている。私と彼女の交換だ。難しいことはないだろう。私には24時間しか残されていない。パイロットの時間はさらに短い。私たちを死なせないでほしい。引き延ばし工作をこれ以上すれば、2人とも殺されることになる。ボールは今、ヨルダン側にある」という内容が語られた。「24時間」と具体的な期限が区切られたのは、最初の殺害予告以来となる。

 声明の「パイロット」とは、ヨルダン政府が解放を求めている、同国軍のモアズ・カサスベ中尉(26)を指しているとみられる。中尉は昨年12月、戦闘機が墜落したためシリア国内で「イスラム国」に拘束された。今回、後藤さんが手にした写真に写っている男性はカサスベ中尉である可能性が高い。

 画像について、政府関係者は「把握している。犯行グループが流したものと考えている」と話した。


ヨルダン、パイロットと後藤さん一括解放求める
スポーツ報知 1月28日(水)7時4分配信

 過激派「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で、ヨルダン下院のバッサム・マナシール外交委員長が27日までに、アンマンで会見し、ヨルダン政府が、同国で収監中の女性死刑囚と交換する形で、拘束されている後藤健二さん(47)と、ヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉(26)の2人の一括解放を求めていると述べた。犯行グループが応じるかは不明。日本政府は、ヨルダン政府との具体的なやりとりを明らかにしていない。

 インターネット動画での殺害予告から1週間。後藤さん解放に向けた折衝が続いている。「イスラム国」は、ヨルダンで収監中の女性、サジダ・リシャウィ死刑囚と後藤さんの身柄交換を要求しているが、外交政策を一定程度知る立場にあるマナシール氏は、ヨルダン政府が、パイロットのカサスベ中尉も含めた形での解決ならば死刑囚の釈放に応じる可能性があることを示唆した。

 ただ、ヨルダンでは国王が国政全般に広範な権限を持っており、最終的にはアブドラ国王の決断に委ねられそうだ。

 カサスベ中尉は昨年12月、戦闘機が墜落したためシリア国内で「イスラム国」に拘束された。「イスラム国」は当初、中尉とリシャウィ死刑囚の身柄交換を求めていたとされるが、今月24日の声明で一転して後藤さんとの交換を要求した。

 ヨルダンにとってリシャウィ死刑囚は中尉解放の「交渉カード」。マナシール氏は、後藤さん解放のためだけにヨルダン政府が死刑囚を釈放することは「できないと思う」と述べ、理由について「パイロットが交渉対象から外され、殺されかねないことを意味する」と語った。

 一方で、同氏は「イスラム国は、パイロットも解放する条件として、他の囚人釈放や身代金など高い代償を求めてくる可能性がある」との見方を示した。ヨルダンの英字紙ヨルダン・タイムズ(電子版)は27日までに、専門家らの話として犯行グループが、死刑囚の他に別のイラク人男性死刑囚の釈放も求める可能性があると報じている。

 一方、日本政府筋は「日本は当事者能力がない。あくまでヨルダンに協力を要請する立場だ」と話すにとどめた。安倍晋三首相は27日の衆院本会議で、イスラム国対策として2億ドルの拠出を表明したことに関し「テロリストの脅しに屈すれば、周辺国への人道支援はできなくなる。今後も積極的に支援する」とした。


後藤さん名乗る新声明 「生きる時間24時間しか残されていない」
J-CASTニュース 1月28日(水)6時4分配信

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ユーチューブに投稿された動画。後藤健二さんとみられる男性がパイロットとみられる男性の写真を持っている

 イスラム国に拘束されている後藤健二さん(47)を名乗る新たな動画メッセージが2015年1月27日深夜(日本時間)、ユーチューブに投稿された。

 静止画に男性がメッセージを読み上げる音声が収録されており、「時間はほとんど残されていない」として、サジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を急ぐように求めた。

■「24時間」の期限を明示しヨルダン政府にも対応求める

 動画は「後藤健二から家族、日本政府に向けた2番目の公開メッセージ」と題した1分50秒ほどのもの。後藤さんとみられるオレンジの服を着た男性が、イスラム国に拘束されているパイロットとみられる男性の写真を持って立つ様子が静止画で映し出されている。 後藤さんとみられる男性が、英語で

  「これが私の最後のメッセージだと(犯人側から)言われている。さらに、私が自由になるために障壁になっているのは、単にヨルダン政府がサジダ(死刑囚)の引き渡しを遅らせているからだ、とも言われている。日本政府に対して、全ての政治的圧力をヨルダン政府にかけるように伝えてほしい」

などと述べ、対応を急ぐように求めた。前回のメッセージと大きく異なるのは、(1)「24時間」という期限を明示し(2)ヨルダン政府にも対応を求めている、という点だ。

  「これ以上ヨルダン政府の対応が遅れると、(ヨルダン政府は)パイロットの死に責任を負うことになる。続いて、私の死についてもそうなるだろう。私が生きる時間は24時間しか残されていない。パイロットはさらに少ない。私たちを見殺しにしないでほしい。これ以上の引き延ばし戦術は、単に2人の死を招くだけだ。ボールはヨルダン側にある」

 ヨルダン国内の世論はパイロットの解放を最優先に交渉を進めるべきだという声が圧倒的だ。パイロットが後藤さんよりも早く殺害されることが予告されたことで、日本政府とヨルダン政府の調整がさらに難航することは必至だ。

菅官房長官、ヨルダン政府への協力要請「方針に変わりはない」
  菅義偉官房長官は1月28日未明に囲み取材に応じ、内閣危機管理監らと協議した結果として

  「政府としては、きわめて厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に本日まで協力要請を行ってきており、今後ともこの方針に変わりはないことを確認し、総理に報告した。総理の了承を得て、私から外務大臣に対し、現地対策本部にその方針を伝達するように、という総理の指示を伝えた」

と述べた。


後藤さんとみられる男性の2回目のメッセージ
読売新聞 1月28日(水)2時49分配信

 私は後藤健二だ。妻(音声では名前)、日本国民、そして日本政府へ。これは私の最後のメッセージになると言われた。そして、私の自由を阻む障害は、ヨルダン政府がサジダ(・リシャウィ死刑囚)の引き渡しを遅らせていることだと言われた。ヨルダンにすべての政治的圧力をかけるよう日本政府に伝えてほしい。今や残された時間はとても少ない。私と彼女(リシャウィ死刑囚)の交換だ。それを理解するのがそんなに難しいのか。彼女は10年間収監されている。私が捕らわれているのはほんの数か月だ。彼女(リシャウィ死刑囚)と私の1対1の交換だ。ヨルダン政府がこれ以上(引き渡しを)遅らせれば、政府の責任で(ヨルダン人)パイロットは死ぬことになる。その後に私が殺されるだろう。私には24時間しか残されていない。パイロットに残された時間はもっと短い。どうか我々を死なせないでくれ。これ以上(引き渡しを)遅らせる戦術を取れば、私たち2人が殺害されるだけだ。ボールは今、ヨルダン側にある。


菅官房長官の28日未明の発言全文
読売新聞 1月28日(水)2時23分配信

 菅官房長官が28日未明、首相官邸で記者団に語った内容は以下の通り。

 先ほど、後藤健二さんによるものとみられる音声メッセージと、ヨルダン人パイロットの写真を持った後藤さんとみられる画像が公開された。これを受けて私の下に加藤、世耕、杉田の3官房副長官、さらに国家安全保障局長、内閣危機管理監、内閣情報官を招集し、今後の基本方針について検討を行った。政府としては極めて厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に今日まで協力要請を行ってきており、今後ともその方針に変わりないことを確認し、安倍首相に報告した。そして首相のご了承を得て私から岸田外相に対し、(ヨルダンの)現地対策本部にその方針を伝達するようにという首相の指示を伝えた。


映像の男性、さらにやつれた印象
読売新聞 1月28日(水)2時21分配信

 インターネット上の動画サイトに27日深夜、投稿された新たな映像は、24日に公開された映像と同様に、後藤さんとみられる男性の静止画と英語の音声のみという簡素なつくりだった。

 約1分50秒間の映像では、後藤さんとみられる男性が24日の映像と同じオレンジ色の服を着て、両手には手錠のようなものをかけられ、鎖でつながれている。背景は白く、「イスラム国」のロゴが入っていない点も共通している。

 24日の映像で正面を向いていた男性は今回、やや左を向いた状態。さらにほおがこけ、体もやせたように見える。湯川遥菜(はるな)さん(42)とみられる男性の写真に代わって、今回は拘束されているヨルダン軍のパイロットとみられる男性の写真を手にしていた。

 「今や残された時間はとても少ない」などと告げる英語の音声は、やはり24日の映像のように、男性の声でゆっくりとした口調だった。


「後藤さん」新映像…信ぴょう性高いと政府高官
読売新聞 1月28日(水)2時21分配信

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動画サイトに投稿された、ヨルダン軍パイロットとみられる男性の写真を持つ後藤健二さんとみられる画像

 【カイロ=柳沢亨之】イスラム過激派組織「イスラム国」とされるグループによる日本人人質事件で、拘束されているフリージャーナリストの後藤健二さん(47)とみられる男性の映像が27日午後(日本時間同深夜)、動画サイトに投稿された。

 映像に付けられたメッセージでは、後藤さんの解放には、ヨルダンで拘束中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放が必要だとし、ヨルダン政府に対し、24時間以内に同死刑囚を釈放するよう求めた。応じなければ、後藤さんと拘束されているヨルダン軍のパイロットのムアズ・カサースベ氏が殺害されると説明した。後藤さんの解放に向け、ヨルダン、日本両政府は難しい対応を迫られることになった。

 映像は、日本時間27日午後11時頃に投稿が確認されており、ここを起点とすれば、日本時間28日午後11時頃に期限を迎える。

 日本政府高官は28日未明、「映像を分析した結果、後藤さん本人である信ぴょう性は高いと判断した」と述べた。

 映像は1分50秒の長さで、「家族と日本政府にあてた後藤健二の2回目の公開メッセージ」との画面で始まる。24日の映像と同様、男性の静止画像と英語による音声メッセージが流されている。今回は、イスラム国に拘束されているヨルダン軍パイロットとみられる男性の写真を手にしている。

 メッセージでは、「これは私の最後のメッセージになると言われた」とした。「私の自由を阻む障害は、ヨルダン政府がサジダ(・リシャウィ死刑囚)の引き渡しを遅らせていることだと言われた」と述べ、前回映像でも求めたヨルダン当局による同死刑囚の釈放を改めて要求した。

 そのうえで、ヨルダン政府が応じなければ「パイロットは死ぬことになる。その後に私が殺されるだろう。私には24時間しか残されていない。我々を死なせないでくれ」とし、リシャウィ死刑囚の釈放が24時間以内に実現しなければ、自らとパイロットの双方が殺害されるとの認識を強調。「ボールは今、ヨルダン側にある」と結び、ヨルダン政府の決断を訴えた。

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