« 宮城沖地震に関するニュース・1888,2015年1月27日 | トップページ | 社会の敵・小沢一郎と山本太郎、テロリストの肩を持って日本政府を非難 »

2015年1月27日 (火)

「イスラム国」日本人人質2人殺害予告 うち1人を殺害か・13

シリア、イラクで勢力を拡大する過激組織「イスラム国」を名乗るグループが20日、湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんとみられる日本人2人を人質に取り、身代金2億ドル(約235億円)を72時間以内に支払わなければ殺害すると警告するビデオ声明をインターネット上に公表した。イスラム国による日本人殺害警告が確認されれば初めてとなる。

殺害警告を受けて、安倍晋三首相は菅義偉官房長官に対し、事実関係の確認に全力を挙げるとともに、関係国と協力し、人命第一に対応するよう指示。安倍首相は訪問先のエルサレムで記者会見し、「人命を盾に脅迫することは許し難いテロ行為で、強い憤りを覚える。直ちに解放するよう強く要求する」と表明した。政府は首相官邸の危機管理センターに対策室を設置した。

※以上、時事通信の報道をもとに構成。

7番目の記事
8番目の記事
9番目の記事
10番目の記事
11番目の記事
12番目の記事

リンク:<後藤さん新映像>母「とにかく不安です」 仲間ら衝撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:菅官房長官会見全文=邦人人質事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<後藤さん新映像>追い込まれる日本 情報収集、官邸困惑 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<後藤さん新映像>菅官房長官「ヨルダンに協力要請」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 後藤健二さんメッセージ全文 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「本人に間違いない」=新たな音声付き画像―政府高官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 菅官房長官「今後も早期解放方針にかわりはない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「健二を返して」=イスラム国「最後通告」に母―人質事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヨルダンとの連携強調=菅長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<「イスラム国」拘束>後藤さん新映像のメッセージ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、画像や音声の信ぴょう性確認急ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん新画像か…「24時間しかない」と音声 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヨルダンと緊密連携=日本政府、人質交換目指す―新画像「本人」とほぼ認定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:邦人拘束直後から政府対処=現地対策本部など設置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さんとみられる男性の新たな音声付き画像公表「24時間しか残されていない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん名乗り新声明 - 速報:@niftyニュース.
リンク:自民・山本一太氏、人質事件で与野党結束訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<「イスラム国」拘束>シリアの人々を…後藤さん強い使命感 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん画像、公表前に把握=ヨルダンと善後策協議か―政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<安倍首相>「中東支援は当然の責務」衆院本会議で答弁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ウズベク副首相「犯人はならず者」=邦人人質 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宗教の枠超え…信者ら50人後藤さんの無事祈る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<「イスラム国」拘束>後藤さんの解放祈る 官邸前に宗教者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、中東支援の正当性強調「今後も積極支援」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「健二の優しさ伝えたい」…母、メッセージ公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宗教者連帯、救出祈る=「後藤さん命守って」―東京 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん「肉声」音声分析めぐり、専門家親子間で意見“真っ二つ” - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国 人質と死刑囚、2対2交換説浮上「後藤さん解放の可能性ある」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国のテロは「日本国民を動揺させる狙い」か 諜報専門家が関与の可能性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ビデオ映像にさまざまな“謎”「後藤さんの声とは違う…」 イスラム国日本人拘束事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:官房長官「ヨルダン側は理解」=人質解放の協力要請に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 安倍首相「2人以外の人質情報、接していない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、後藤さん解放へヨルダンへの働きかけ強化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:人質情報、2人以外なし=後藤さん解放へ全力―安倍首相 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<後藤さん新映像>母「とにかく不安です」 仲間ら衝撃
毎日新聞 1月28日(水)2時3分配信

 「24時間とはあまりに短い」「交渉の時間、何とか確保を」--。イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられるグループに拘束されたジャーナリスト、後藤健二さん(47)を映したとみられる新たな映像は、無事を祈る仲間や、周囲の人たちに衝撃を与えた。示された「タイムリミット」に緊張が高まる。関係者は必死に無事を祈った。【遠藤孝康、松井聡、寺岡俊】

 後藤さんの母の石堂順子さん(78)は27日夜、東京都内の自宅で報道陣の取材に応じ、「もう時間がないということ。国民を守るのが政府だと思うので国としてできる限りのことをしてほしい。とにかく不安です」と疲れ切った表情で話した。

 英語とアラビア語、日本語の3カ国語で後藤さんの早期解放を求める声明を作り、ウェブサイトなどで発表してきた後藤さんの知人でフォトジャーナリストの豊田直巳さん(58)は「24時間では短すぎて対処できない。待ってほしい」と訴えた。その上で「日本政府は早まらず、じっくり時間をかけて交渉してほしい」と強調した。

 中東やアジアの紛争地帯で取材を続けている堺市出身のジャーナリスト、綿井健陽(たけはる)さん(43)は「(ISに拘束されている)ヨルダン人パイロットも含めた2対2の人質交換といった案が出始めていることに対し、先手を打ってけん制する意図があるのではないか」と指摘する。そして「主導権はIS側にある状態で状況は厳しい」とした上で、「日本政府はヨルダン政府と連携して期限を延ばし、交渉の時間を確保するしかない。テロに屈しないという強いメッセージを出すことは今は避けるべきだ」と話した。

 シリアでの取材経験がある「アジアプレス」のジャーナリスト、坂本卓さん(48)は、ISが求めるリシャウィ死刑囚の釈放について「ヨルダンは国王の決断一つですべてが決まる国。可能性は低くないのではないか」と語る。一方で「ISは平気で約束を破ることのある組織。決して楽観はできない」と話す。

 シリア情勢に詳しいジャーナリストの西谷文和さん(54)は「もっと猶予があると思っていた」と驚きを隠さない。リシャウィ死刑囚の釈放はヨルダン国内で否定的な意見も多いといい「ヨルダン政府が24時間以内で判断するのは難しいのではないか」と話した。一方で「短いが、まだ時間はある。現地の大使館はなんとか踏ん張ってほしい」と無事を願った。

 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏の話 ISによるメッセージがこれほど世界で注目されたことはなく、幹部は後藤さんの利用価値を感じているはずだ。私は安倍晋三首相が後藤さんに呼びかけるべきだと考える。「あなたは私たち国民とともにいる。絶対に救出する」と話しかければIS側は後藤さんの存在を大切なものと感じるだろう。それは救出につながる数少ない糸になるはずだ。


菅官房長官会見全文=邦人人質事件
時事通信 1月28日(水)1時28分配信

 菅義偉官房長官が28日未明、人質となっている後藤健二さんの画像がインターネット上で配信されたことについて、首相官邸で語った発言の全文は次の通り。
 先ほど、ツイッターで後藤健二さんによるものとみられる音声メッセージと、ヨルダン人パイロットの写真を持った後藤さんとみられる画像が公開された。これを受けて、私の下に、加藤勝信、世耕弘成、杉田和博の3官房副長官、さらに国家安全保障局長、内閣危機管理監、内閣情報官等を招集し、今後の基本方針について検討を行った。
 政府としては、極めて厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向けて、ヨルダン政府に今日まで協力要請を行ってきており、今後ともその方針に変わりはないことを確認し、安倍晋三首相に報告した。そして、首相の了承を得て、私から岸田文雄外相に対し、現地対策本部にその方針を伝達するようにという首相の指示を伝えた。 


<後藤さん新映像>追い込まれる日本 情報収集、官邸困惑
毎日新聞 1月28日(水)1時26分配信

 後藤健二さん(47)の救出に向けてヨルダンと連携してきた政府は、新たな殺害警告によって一層追い込まれた。後藤さんとヨルダン軍パイロットの2人を、ヨルダンが拘束しているサジダ・リシャウィ死刑囚と一括交換する方法を探ってきただけに、対応を誤れば両国関係に亀裂が生じるばかりでなく、後藤さん救出の道も閉ざされかねない。首相官邸や外務省は27日深夜から28日未明にかけて情報の収集と分析に追われた。【水脇友輔、鈴木美穂】

 映像の投稿を受け、首相官邸に詰めていた菅義偉官房長官が政府の対応方針などを記者団に説明する予定だったが、28日午前0時半を過ぎても始まらず、首相官邸内も困惑していることをうかがわせた。

 後藤さんを巡っては、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)側が身代金要求からヨルダンに拘束されている死刑囚との交換要求へと解放の条件を変えたことで日本は交渉の主導権を失い、政府は焦燥感を募らせていた。今回、ヨルダン軍パイロットを後藤さんより先に殺害すると警告され、政府の対応は一層難しくなった。

 ヨルダンに派遣されている中山泰秀副外相は27日未明(日本時間同日午前)、宿泊先のホテルから現地対策本部のある日本大使館に移った。この時点で政府が後藤さんに関する何らかの新たな情報をつかんでいた可能性があるが、数時間後に記者団の前に姿をみせた中山氏は「交渉には相手があり、動いているのでコメントは控えたい」と記者団に語り、具体的な状況説明はしなかった。

 岸田文雄外相は27日、ケリー米国務長官、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相、トルコのチャブシオール外相と相次いで電話で協議した。日米協議で両外相は「テロに屈することなく、国際社会とともに平和と安定のために協力する」ことを確認した。しかし、米国はISとの交渉には否定的で、米国務省のサキ報道官は26日、「われわれはテロリストに譲歩しない」と強調。日本とヨルダンに安易な人質交換に応じないよう事実上の圧力をかけた。

 一方、安倍晋三首相は27日の衆院本会議で、民主党の前原誠司元代表の質問に対し、先の中東歴訪中にIS対策として2億ドル(約235億円)の支援を表明したことについて「避難民の命をつなぐため、国際社会の一員として当然の責務を果たした」と答弁した。ISに拘束された後藤さんに関して昨年11月、行方不明になった直後に首相官邸に情報連絡室を設置し、安否確認を続けてきたことも明らかにした。

 首相は「中東地域の平和と安定は、わが国のエネルギー安全保障や国際的な課題への貢献などの観点から極めて重要」と強調。「リスクを恐れるあまり、テロリストの脅しに屈すると、周辺国への人道支援はおよそできなくなる」と前原氏に反論した。後藤さんと千葉県出身の湯川遥菜さん(42)以外に「人質になっている日本人の情報には接していない」とも述べた。

 菅氏は27日の記者会見で、昨年8月17日に湯川さんに関する情報連絡室を設け、11月1日に後藤さんを加えたと説明した。後藤さんがトルコに住む知人のシリア人男性に「武装勢力に拘束された」と連絡したのとほぼ同じころ。後藤さんの家族に約20億円の身代金を要求するメールが届いたのはその後だ。菅氏は「事案の性質上、非公表にしていた」と述べた。


<後藤さん新映像>菅官房長官「ヨルダンに協力要請」
毎日新聞 1月28日(水)1時21分配信

 政府は27日午後11時過ぎ、過激派組織「イスラム国」(IS)とみられる「最後通告」の映像を確認した。これを受け、菅義偉官房長官は28日午前1時前、首相官邸で記者団に「極めて厳しい状況だ」と述べ、厳しい表情を浮かべた。映像が「24時間以内」の明確な期限を設定したことや、女性死刑囚の釈放をヨルダン政府に迫っているため、日本政府として取れる対応は限られているためだ。菅氏は「早期解放に向けてヨルダン政府に協力要請しており、その方針に変わりはない」と述べ、引き続きヨルダンに協力を求める考えを示した。

 首相官邸では27日夜、菅氏らが残って警戒に当たっていた。映像の確認を受け、北村滋内閣情報官らが駆け付け、画像や音声分析についての報告を受けた。安倍晋三首相は官邸横の公邸に残り、刻々と変わる情勢について報告を受けた。政府筋は後藤健二さん(47)とみられる映像について「大筋本人とみられる」と語った。

 最後通告は、後藤さんやヨルダン人パイロットの救出を「ヨルダン政府の責任」と言及した。政府は、アンマンに設置した現地対策本部を通じてヨルダン政府と連絡を取ったが、日本政府から犯人側にメッセージを伝えれば、ヨルダン政府の立場を苦しくする可能性も否定できない。政府関係者は27日夜、毎日新聞の取材に対し「対応を協議するが、それを発信すべきかどうかも微妙な問題だ」と苦しい表情を見せた。

 24日夜の映像では、ヨルダンの女性死刑囚の釈放期限は明確にされていなかったが、27日夜、映像の投稿の少し前、政府内に人質事件の新たな展開を予想する見方が広がった。政府関係者の1人は「安倍首相と岸田文雄外相が28日以降の日程の一部をキャンセルしたようだ」と語った。【仙石恭】


イスラム国殺害脅迫 後藤健二さんメッセージ全文
産経新聞 1月28日(水)1時15分配信

私はケンジ・ゴトウ・ジョゴ。妻と日本国民、そして日本政府へ。私は、これが最後のメッセージになると言われている。そして、私が自由になることを妨げる障壁になっているのは、もはや、サジダ(リシャウィ死刑囚)の引き渡しを遅らせるヨルダン政府だけだとも言われている。

 日本政府に対し、あらゆる政治的な圧力をヨルダン政府にかけるように言ってほしい。残された時間は非常に短くなっている。理解するのが難しいように見えるのだが、私が彼女の代わりだ。彼女は約10年、囚人となっているが、私はたったの数カ月だ。彼女が私の代わりだ。直接の交換だ。

 ヨルダン政府がこれ以上、遅延することは、彼らのパイロットとそれに続く私の死が、ヨルダン政府の責任であることを意味する。

 私には24時間しか残されていないし、パイロットに残された時間はさらに少ない。われわれをこのまま死なせないでくれ。これ以上の遅延工作をすれば、単純にわれわれ2人が殺されることになる。ボールはいま、ヨルダン側のコートにある。


「本人に間違いない」=新たな音声付き画像―政府高官
時事通信 1月28日(水)1時15分配信

 政府高官は28日未明、インターネット上に投稿された後藤健二さんとみられる人物の新たな音声付き画像について、「(後藤さん本人に)大筋間違いない」との認識を示した。 


イスラム国殺害脅迫 菅官房長官「今後も早期解放方針にかわりはない」
産経新聞 1月28日(水)1時9分配信

 菅義偉官房長官は28日未明、イスラム教スンニ派過激派「イスラム国」を名乗るグループが拘束している後藤健二さん(47)とみられる男性の新たな音声付き画像がインターネット上に公開されたことを受け、「極めて厳しい状況の中で、後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に今日まで協力要請を行ってきており、今後ともその方針に変わりはないことを確認し、安倍晋三首相に報告した」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 同時に、「首相の了承を得て、私から岸田文雄外相に対し、現地対策本部にその方針を伝達するように、という首相の指示を伝えた」と語った。


「健二を返して」=イスラム国「最後通告」に母―人質事件
時事通信 1月28日(水)1時4分配信

 過激組織「イスラム国」を名乗るグループに拘束されたジャーナリスト後藤健二さん(47)とみられる新たな画像が投稿されたことを受け、後藤さんの母、石堂順子さん(78)は28日未明、東京都内の自宅で「健二を私のもとに送り返してください」と悲痛な表情で訴えた。
 画像には「これが最後のメッセージ」「24時間しか残されていない」などと、最後通告ともとれる音声が付いていた。石堂さんは「表情は非常に切迫している。心配を通り越している」と語った。
 ともに拘束され、殺害されたとみられる湯川遥菜さん(42)が設立した民間軍事会社の顧問木本信男さん(70)は「支離滅裂。こんなことまでするのか。政府には、命だけでも助けてもらえるよう、一生懸命やってもらうしかない」と祈るように話した。 


ヨルダンとの連携強調=菅長官
時事通信 1月28日(水)1時4分配信

 菅義偉官房長官は28日未明、「イスラム国」に拘束された後藤健二さんとみられる新たな画像が公開されたことに関し、「早期解放に向け、ヨルダン政府に協力を要請してきており、その方針に変わりはない」と述べた。菅長官は、安倍晋三首相の了承を得た上で、こうした方針を現地対策本部に伝えたことも明らかにした。首相官邸で記者団に語った。 


<「イスラム国」拘束>後藤さん新映像のメッセージ
毎日新聞 1月28日(水)0時44分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に拘束されているジャーナリスト、後藤健二さん(47)の新たな静止画が27日、インターネット上に投稿された。新たな映像で流れたメッセージは次の通り。

    ■

 私はケンジ・ゴトウ・ジョゴ。妻、日本国民、日本政府に告げる。これが私の最後のメッセージになる、と言われた。また私の解放を阻んでいるのはヨルダン政府がサジダ(・リシャウィ死刑囚)を引き渡すのを遅らせているからだとも言われた。あらゆる政治的圧力をヨルダン政府にかけるよう日本政府に対して言ってほしい。

 残された時間は短い。私と彼女の交換だ。なぜ理解できないのか。サジダは10年牢獄(ろうごく)にいた。私はわずか数カ月だ。彼女と私の直接交換だ。これ以上、遅れると、ヨルダン政府はパイロットの死、そして、その後に続く私の死に責任を負うことになる。私には24時間しか残されていない。パイロットにはより短い時間しかない。どうか私たち2人を死なせないでくれ。これ以上引き延ばせば2人とも殺される。ボールは今、ヨルダン政府の側にある。


政府、画像や音声の信ぴょう性確認急ぐ
読売新聞 1月28日(水)0時20分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループによる日本人人質事件で、拘束されているジャーナリストの後藤健二さん(47)と名乗る男性の新たな映像が投稿されたことを受け、政府は27日深夜、画像や音声の信ぴょう性の確認を急いでいる。

 首相官邸には、菅官房長官、加藤勝信官房副長官らが残っており、対応を協議しているとみられる。

 政府関係者は「映像は見ている。内容を分析している」と語った。


後藤さん新画像か…「24時間しかない」と音声
読売新聞 1月28日(水)0時19分配信

Photo
動画サイトに投稿された、ヨルダン軍パイロットとみられる男性の写真を持つ後藤健二さんとみられる画像

 【キリス(トルコ南部)=酒井圭吾】イスラム過激派組織「イスラム国」とされるグループによる日本人人質事件で、人質となっているフリージャーナリストの後藤健二さん(47)とみられる男性の映像が27日夜(日本時間)、動画サイトに投稿された。

 映像は静止画と音声からなる。男性は、昨年12月に拘束されたヨルダン軍パイロットとみられる男性の写真を手にし、「私は後藤健二だ。これが最後のメッセージだと彼らに言われた」「日本政府に、あらゆる重圧をヨルダン政府にかけてくれと伝えてくれ」「私には24時間しかない。ヨルダンのパイロットにはより短い時間しか残されていない」などと英語で話す男性の声が流れた。

 政府は事実関係の確認を急いでいる。画像の中で後藤さんと見られる男性は、湯川遥菜さん(42)とされる男性の写真を手にしていた24日の映像と同様、オレンジ色の服を着ていた。


ヨルダンと緊密連携=日本政府、人質交換目指す―新画像「本人」とほぼ認定
時事通信 1月28日(水)0時0分配信

 過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で、後藤健二さんとヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚との交換を求める新たな画像が27日夜にインターネットに投稿されたことを受け、日本政府は28日未明、後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に引き続き協力を求めていく方針を決めた。画像は後藤さんについて「24時間」の期限を設けており、アンマンの現地対策本部を通じ、ヨルダン側と緊密に連携しながら「人命最優先」で慎重に対応する。
 政府関係者によると、政府は27日午後11時すぎに画像を確認。首相官邸で菅義偉官房長官が加藤勝信官房副長官らと情報収集するとともに対応を協議した。菅長官はこの後、隣接する公邸に待機する安倍晋三首相に対処方針を報告。菅長官はこの後、対処方針を現地対策本部に伝達するよう岸田文雄外相に指示した。また、政府高官は画像の信ぴょう性について「後藤さん本人に大筋間違いない」と認定、別の高官は画像について「イスラム国によるものとみられる」と語った。
 日本政府は、イスラム国側の支配下にある後藤さんとヨルダン空軍パイロットの2人と、ヨルダンが収監しているリシャウィ死刑囚を含む受刑者2人との一括交換による解決を目指し、ヨルダン側に協力を要請。菅長官は27日午後の記者会見で、ヨルダン側から「理解をいただいている」と説明していた。
 イスラム国側は24日に、後藤さん解放の条件としてリシャウィ死刑囚の釈放を要求。一方、ヨルダン政府が自国パイロットとの交換を最優先とする方針を示したことから、一括交換が浮上した。ただ、イスラム国側は後藤さんと同死刑囚の「1対1」の交換にこだわる姿勢を示しており、今後の調整は予断を許さない状況だ。
 アンマンの現地対策本部で指揮を執る中山泰秀外務副大臣は日本時間の27日未明、記者団に「ヨルダン人パイロットと後藤さんの2人が無事にそれぞれの国に笑顔で戻れる日をつくり出すため、力を合わせていけたらいい」と語った。
 首相も同日午後の衆院本会議で、「極めて厳しい状況だが、関係各国と一層緊密に連携しつつ、人質の早期解放に向けて全力を尽くしていく」と強調した。 


邦人拘束直後から政府対処=現地対策本部など設置
時事通信 1月27日(火)23時44分配信

 菅義偉官房長官は27日午後の記者会見で、過激組織「イスラム国」によるとみられるグループに拘束された湯川遥菜さん、後藤健二さんについて、それぞれシリアで行方不明になった直後の昨年8月と同11月に日本政府が現地対策本部を設置するなどして対応に当たっていたことを明らかにした。
 政府の対応を伏せてきたことについて菅長官は「事案の性質上、非公表としていた」と説明した。 


後藤さんとみられる男性の新たな音声付き画像公表「24時間しか残されていない」
産経新聞 1月27日(火)23時42分配信

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が拘束している後藤健二さん(47)とみられる男性の新たな音声付き画像が27日、インターネット上に公表された。「これが最後のメッセージだといわれた。時間はもう限られている。24時間しか残されていない。ヨルダン政府に圧力をかけろ」と述べている。信ぴょう性は不明。政府は確認に追われている。


後藤さん名乗り新声明
2015年1月27日(火)23時26分配信 共同通信

Photo_2
 27日、インターネット上に公表された後藤健二さんとみられる男性の新たな音声付き画像

 【アンマン共同】中東の過激派「イスラム国」を名乗るグループは27日(日本時間同日夜)、人質の後藤健二さん(47)とみられる男性の音声付き画像声明をインターネット上に公開した。後藤さんとみられる男性の声で「私には24時間しか残されていない」と述べ、犯人側が求めているサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を急ぐよう求めた。

 日本政府関係者は27日、声明についての取材に対し「把握している。犯行グループが流したものと考えている」と述べた。

 男性は「私の最後のメッセージ」と述べ、後藤さんとリシャウィ死刑囚との1対1の交換を要求した。


自民・山本一太氏、人質事件で与野党結束訴え
読売新聞 1月27日(火)23時4分配信

 自民党の山本一太前沖縄・北方相と学習院大の野中尚人教授が27日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、イスラム過激派組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件への国会の対応について議論した。

 山本氏は、国会審議について「今のタイミングで政府の対応をただされても、外に明かせないことがある。(事件を)攻撃の材料として野党が使うことは控えてほしい」と述べ、与野党の結束を訴えた。野中氏も「事件が一段落するまでは(国会は)あまり余計なことはしなくていい。後でしっかり論戦をしてほしい」と語った。


<「イスラム国」拘束>シリアの人々を…後藤さん強い使命感
毎日新聞 1月27日(火)22時39分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられるグループに拘束されているジャーナリスト、後藤健二さん(47)について、現地に詳しいジャーナリストらは、厳しい状況を語りつつ、「無事解放を」と力を込める。

 2004年にイラクで取材中に武装集団に拘束された経験があるフリージャーナリスト、安田純平さん(40)は、1年前に後藤さんの講演会で知り合い、親交があった。

 安田さんによると、後藤さんは昨年1月、シリアのアレッポで国際テロ組織アルカイダ系「ヌスラ戦線」に一時拘束され、解放時に取材許可証をもらったが取材せずに帰国したことがあったという。「行動は慎重だった。シリアの人々への思い入れがあり、何とかしたいという気持ちが強いようだった」。同じ紛争地をテーマにしたジャーナリストとして、食事をともにしたり仕事にアドバイスをもらったりしたという。

 安田さんも04年、イラクで取材中、地元の武装集団にスパイ容疑で拘束された経験がある。尋問には戦場取材という目的を話した。連行された先は民家で、近所の子どもたちが見物にもやって来た。4日間で解放された。

 当時、日本では安田さんの行動に批判の声が上がった。だが、その後もイラクを訪れ、シリアにも4、5回取材で入っているという。「シリアでは紛争で多くの人が亡くなっている。現状を伝えなくてはいけない」。その使命感について「後藤さんも同じ思いを持っていた」と振り返る。一方で「『イスラム国』は共通の価値観がなく、話して何とかなる相手ではないと感じる。厳しい状況だと思う」と不安を募らせる。

 ◇敵視される取材内容でない

 堺市出身で、中東やアジアの紛争地帯で取材を続けているジャーナリストの綿井健陽(たけはる)さん(43)は「最初の2億ドルという要求から、人質交換という、より現実的な要求を突きつけており、駆け引きの可能性もある」と話す。「政府からは『テロに屈しない』という強いメッセージだけでは逆効果になる恐れがあり、相手の要求に応える姿勢を示す必要もある」と指摘。後藤さんの活動について「軍や武装勢力そのものについてではなく、一般市民や子ども、支援団体などが取材対象で、内容もイスラム社会から敵視されるものではない」と分析、日本でできることとして「イスラム教徒やイラク、シリアの人たちに向けて、イスラム国が人質の殺害を思いとどまるようなメッセージを発信していくしかない」と訴える。【藤沢美由紀、田辺佑介】


後藤さん画像、公表前に把握=ヨルダンと善後策協議か―政府
時事通信 1月27日(火)21時27分配信

 過激組織「イスラム国」とみられるグループが24日深夜にインターネットで公表した、人質の後藤健二さんの音声付き画像の内容について、日本政府が約半日前に把握していたことが分かった。複数の政府関係者が27日、明らかにした。菅義偉官房長官は表向き、ネット配信後に把握したと説明しているが、実際には画像情報を基にヨルダン政府と水面下の調整が行われていたもようだ。
 画像では、湯川遥菜さんとみられる男性が殺害された様子を示す写真を後藤さんが両手で持っている。画像には音声も付いており、後藤さんと称する男性の声で、犯行組織が要求を身代金2億ドルの支払いから、ヨルダンで収監中の死刑囚の釈放に変更したと伝えていた。
 関係者によると、画像情報は遅くとも24日昼ごろまでには後藤さんの妻に届き、政府関係者も入手したという。この後、安倍晋三首相は同日夕、ヨルダンのアブドラ国王と電話で会談。政府は電話でのやりとりを一切公表していないが、死刑囚釈放を含め善後策が協議されたとみられる。
 菅長官はこれまで、画像の把握はネット配信後の「24日午後11時10分~20分ごろ」と説明。27日の記者会見でも事前の把握については「承知していない」と確認を避けた。政府関係者は「画像の存在をすぐに表に出さなかったのは、人質に危険が及ぶのを避けるためだ」と説明した。 


<安倍首相>「中東支援は当然の責務」衆院本会議で答弁
毎日新聞 1月27日(火)21時10分配信

 安倍晋三首相は27日の衆院本会議で、先の中東歴訪中にイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)対策として2億ドル(約235億円)の支援を表明したことについて「避難民の命をつなぐため、国際社会の一員として当然の責務を果たした」と答弁した。ISに拘束されたジャーナリストの後藤健二さん(47)に関して昨年11月、首相官邸に情報連絡室を設置し、安否確認を続けてきたことも明らかにした。自民党内では、同様の事件の再発を防ぐため危険地域への渡航制限を検討すべきだという意見も浮上している。

 民主党の前原誠司元代表の質問に答えた。前原氏は、後藤さんの救出に向けて政府に協力する考えを示したうえで、ISと戦う周辺各国への支援を表明するリスクについて首相の見解をただした。

 これに対し、首相は「中東地域の平和と安定は、わが国のエネルギー安全保障や国際的な課題への貢献などの観点から極めて重要」と強調。「リスクを恐れるあまり、テロリストの脅かしに屈すると、周辺国への人道支援はおよそできなくなる」と反論した。人道支援を継続する考えも重ねて示した。

 首相の答弁に関連し、菅義偉官房長官は27日の記者会見で、昨年8月17日に千葉県出身の湯川遥菜さん(42)に関する情報連絡室を設け、11月1日に後藤さんを加えたと説明した。これはシリア人男性に後藤さんが「武装勢力に拘束された」と連絡したのとほぼ同じころにあたる。菅氏は「事案の性質上、非公表にしていた」と述べた。

 政府は27日もヨルダンの現地対策本部を中心に情報収集を続けた。現地に派遣されている中山泰秀副外相は27日午前(日本時間同日午後)、「対策本部は24時間態勢で運用している。交渉は相手があり、動いているのでコメントは控えたい」と記者団に語り、具体的な言及は避けた。

 岸田文雄外相は27日、ケリー米国務長官、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相、トルコのチャブシオール外相と相次いで電話で協議した。日米協議で岸田氏は「後藤さんの解放に向けて全力で取り組む」と述べ、両外相は「テロに屈することなく、国際社会とともに平和と安定のために協力する」ことを確認した。ただ、米政府は「テロリストに譲歩しない」(サキ国務省報道官)として、ISとの人質交換は行わない立場だ。

 首相は衆院本会議で、後藤さんと湯川さん以外に「人質になっている日本人の情報には接していない」と表明した。しかし、今後も海外に渡航した日本人が同様の事件に巻き込まれる可能性はある。自民党の二階俊博総務会長は26日夜、「どの程度の規制かは専門家に議論してもらわなければならないが、野放しでいいのか。未然に防ぐために内閣が方針を示す必要があるかを研究するいい機会だ」記者団に語り、一定の渡航制限が必要との認識を示した。ただ、菅氏は会見で「憲法(の海外渡航の自由)との絡みもある。外務省の海外渡航情報は国民の安全を守るためのものなので、十分留意してほしい」と述べるにとどめた。【水脇友輔、鈴木美穂】


ウズベク副首相「犯人はならず者」=邦人人質
時事通信 1月27日(火)20時51分配信

 安倍晋三首相は27日、首相官邸でウズベキスタンのアジモフ副首相の表敬を受けた。アジモフ氏は、過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件について「犯人はならず者であり、イスラム教徒ではない」と強く非難した。ウズベキスタンの主要宗教はイスラム教スンニ派。
 首相はウズベキスタンについて「中央アジアの大国であり、日本の友人だ。関係をさらに発展させたい」と語った。アジモフ氏は首相にウズベキスタン訪問を求めた。 


宗教の枠超え…信者ら50人後藤さんの無事祈る
読売新聞 1月27日(火)20時49分配信

 キリスト教と仏教、イスラム教の信者ら約50人が27日、東京都千代田区の首相官邸前に集まり、「I AM KENJI」「FREE GOTO(後藤さんを自由に)」などと書かれたプラカードを掲げ、後藤さんの無事を祈った。

 「日本イスラーム文化センター」(豊島区)事務局長で、パキスタン人のクレイシ・ハールーンさん(48)は「後藤さんたちを助けようとするのは私たちの義務。困っている人のために努力するのはどの宗教も同じ」と話し、「イスラム国」を名乗る過激派組織に「これ以上罪を重ねてはいけない」と呼びかけた。

 後藤さんが以前通っていた日本基督教団代々木上原教会(渋谷区)で交流のあった女性(76)は、「宗教は違っても、平和や命が大切なことは変わらない」と、異なる宗教の信者が連帯した意義を強調し、「どうか無事に帰ってきてほしい」と解放を願った。


<「イスラム国」拘束>後藤さんの解放祈る 官邸前に宗教者
毎日新聞 1月27日(火)20時14分配信

 後藤さんの命を救え--。国内のキリスト教、仏教、イスラム教の信徒約80人が27日、東京都内の首相官邸前に集まり、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられるグループに拘束されている後藤健二さん(47)の解放を祈った。宗教や宗派を超えて呼び掛けた鈴木伶子(れいこ)さん(76)は「命や平和を重んじるのはどの宗教も同じ。後藤さんには元気に帰ってきてほしい」と訴えた。

 鈴木さんは、後藤さんが通っていた代々木上原教会(東京都渋谷区)の信徒で、牧師や僧侶らによる「平和をつくり出す宗教者ネット」でも活動する。

 10年ほど前、教会で後藤さんと知り合った。いつも穏やかで笑顔が印象的だったが、アフリカ・ルワンダの残虐な内戦を生き抜いた人たちの話をしてくれたこともあった。

 後藤さんが先に拘束された湯川遥菜(はるな)さんを助けに向かったと聞いた。「人を助けるためつらい決断をしたのかもしれない。それだけに家族のためにも帰ってきてほしい」。どの宗教者も同じ思いだと考え、今回の行動を呼び掛けた。

 官邸前では、キリスト教のプロテスタントの牧師やカトリックの神父、仏教の僧侶らが順にマイクを手に、聖書の一節を朗読したり、お経を唱えたりして、後藤さんの解放と世界の平和を祈った。

 宗教法人日本イスラム文化センター(東京都豊島区)のメンバーでインド出身のムハンマド・ユスフさん(42)は、アラビア語で後藤さんの無事を祈り「罪のない人を殺してはいけないというのが神の教え。信仰があるなら早く解放してほしい」と訴えた。

 パキスタン出身のクレイシ・ハールーン同センター事務局長(48)も「宗教は関係なく手伝いたいと思って来た。希望を持ちたい」と話した。【藤沢美由紀】


安倍首相、中東支援の正当性強調「今後も積極支援」
産経新聞 1月27日(火)19時58分配信

 安倍晋三首相は27日の衆院本会議で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件について「リスクを恐れるあまりテロリストの脅しに屈してしまうと周辺国への人道支援はできなくなる」と述べ、先の中東歴訪中に表明した2億ドル(約236億円)の人道支援の正当性を強調した。事件の表面化から1週間が経過したが、「今後も日本ならではの人道支援を積極的に実施する」との考えを重ねて表明した。

 首相はイスラム国が拘束している後藤健二さん(47)の安否について「極めて厳しい状況だが、早期解放へ全力を尽くす」と説明。後藤さんと湯川遥菜(はるな)さん(42)以外では「人質となっている日本人の情報には接していない」と明らかにした。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官も記者会見で「首相の中東訪問と非道で卑劣極まりないテロを結びつけることは全く適当ではない」と指摘。イスラム国側が後藤さん解放の条件として、ヨルダンで収監中のイラク人死刑囚の釈放を要求していることについては「事態が動いている状況で、内容の発言は控えたい」とした。イスラム国からの直接的な接触はいまだにないことも明かした。

 一方、岸田文雄外相は27日、ケリー米国務長官と電話会談し、テロに屈せず引き続き協力していくことで一致。ケリー氏は「日本の努力を高く評価する」と述べた。岸田氏は韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相とも電話会談し、テロに屈することなく世界の平和と安定のため緊密に連携していくことで一致した。尹氏からはお見舞いの意向が伝えられた。


「健二の優しさ伝えたい」…母、メッセージ公開
読売新聞 1月27日(火)19時6分配信

Photo_3
後藤さんの活動記録を見せる後藤さんの母、石堂順子さん

 「健二の優しい人柄をわかってほしい」。後藤健二さんの母、石堂順子さん(78)は26日、東京都内の自宅前で、後藤さんの活動を示す写真などを収めたファイルを公開。

 「健二は私利私欲のためにシリアに行ったのではない。私だけでなく、世の中にも優しい子。健二のいいところと真実を知ってほしい」と訴えた。

 ファイルは「後藤健二(資料)」と題され、石堂さんが作成した。後藤さんが代表を務める映像通信会社「インデペンデント・プレス」(東京都港区)の会社情報や、石堂さんと2人で写っている写真のほか、紛争地の子どもたちを紹介する児童書を出版して2006年に「産経児童出版文化賞」を受賞した際の集合写真などが収められている。後藤さんは受賞後、「僕がこんな立派な賞をいただいていいのかな。一生の宝にできるね」と喜びを語っていたという。

 また、母の日のメッセージカードもあり、「一日遅れですが、『母の日』おめでとう。こうして花を贈れる相手がいることに感謝しています。いつまでも元気で! 健二」と書かれていた。石堂さんは「健二の人柄や功績を分かってもらいたく、母心として公開した」と話した。


宗教者連帯、救出祈る=「後藤さん命守って」―東京
時事通信 1月27日(火)17時28分配信

 過激組織「イスラム国」を名乗るグループが、拘束したジャーナリスト後藤健二さん(47)らの殺害を警告してから1週間となった27日、イスラム教やキリスト教、仏教の宗教者ら約80人が東京・永田町の首相官邸前に集まり、後藤さんの救出を願って祈りをささげた。
 参加者はコーラン、聖書、お経の一節をそれぞれ読み上げた後、「命を守ってください」と声を上げ、後藤さんと、殺害されたとされる湯川遥菜さん(42)の無事も願った。
 日本イスラーム文化センター(東京都豊島区)事務局長のハールーン・クレイシさん(48)はシリアの知人らを介し、イスラム国に後藤さんらの解放を呼び掛けるメッセージを伝えたという。「メディアを通じて知るだけだが、イスラム国はこれまで罪のないイスラム教徒も殺しており、最悪だ。何とか救出されるよう前向きに考えたい」と力を込めた。
 後藤さんの知人のキリスト教徒鈴木伶子さん(76)=西東京市=は「娘をかわいがる子煩悩な人だった。家族のためにも無事に帰ってきてほしい」と声を絞り出した。
 日本山妙法寺(渋谷区)の僧侶武田隆雄さん(62)は「平和を求め、命を大切にするよう説くのはどの宗教も同じだ。戦争をしたい一部の人間が、宗教を利用し対立をあおっているだけだ」と語り、手を合わせた。 


後藤さん「肉声」音声分析めぐり、専門家親子間で意見“真っ二つ”
夕刊フジ 1月27日(火)16時56分配信

 「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件が思わぬ波紋を広げている。イスラム国が24日夜にインターネット上に公開したビデオ映像には「私はケンジ・ゴトウ」で始まる英語の音声が付けられていた。この肉声は本当にフリージャーナリストの後藤健二さん(47)のものなのか。真偽をめぐり、専門家親子の間で意見が真っ二つに割れているのだ。

 映像が公開された翌25日の午前10時から放送されたテレビ朝日系「報道ステーションSUNDAY」。そのなかで音響研究所(東京都渋谷区神宮前)の鈴木松美所長(74)は問題の声が99%以上後藤さんであるとの見解を発表した。

 ところがそれから8時間後の午後6時から放送された日本テレビ系「真相報道 バンキシャ!」では、日本音響研究所(渋谷区富ケ谷)の鈴木創(はじめ)所長(43)が「まず別人です」とコメントしている。

 両者とも鑑定の参考資料にしたのは、後藤さんがイスラム国支配地域に出発する直前の昨年10月25日に撮られたビデオに残る肉声。映像の音声と比較し、本人であるかどうか分析した。

 正反対の鑑定結果だけでも十分注目に値するが、この2人が実の父子であることも、人々の関心を余計に引きつける要因となっている。

 父の松美氏はもともと自身が立ち上げた日本音響研究所で所長を務めていたが、12年9月に自分の研究に専念するために独立したという。

 「25日は創が『バンキシャ!』で私と違う意見を話すのを見ていました。声紋分析を息子に教えたのは私自身です。ですので、声紋の特徴のとらえ方自体は変わらないはずです」(松美氏)

 今回、松美氏が映像の声の分析に使ったのは「ケンジ・ゴトウ」の発音だったという。参考資料と照らし合わせ、その特長から本人の可能性が極めて高いという結論を得た。

 「同じ研究所で仕事をしていたときは、息子とはよく意見を戦わせることがありました。しかし、親子という関係を抜きにして、鑑定というのは別々の結果になることもある。そこは研究者の判断を尊重したい」(同)

 一方、創氏が声紋分析した単語は「プリーズ」「ドント」「マイ」の3つだった。

 「人間は自分の氏名を名乗るときは個性が出るので、普段は名前を参考にしていますが、シリアで撮られたビデオは音質が悪い上、『ケンジ』の『ケ』の音が大きく、エコーやノイズに紛れて判断しづらかった。そのため、別の単語を選びましたが、後藤さんとは一致しませんでした。父がどういう判断で結論を導き出したかはわからないが、困惑しました」(創氏)

 親子が最後に顔を合わせたのは2年前だという。その間、見解に“ズレ”が生じたのだろうか。後藤さんが無事に帰国して、真相を明らかにしてくれることが最も望ましい。


イスラム国 人質と死刑囚、2対2交換説浮上「後藤さん解放の可能性ある」
夕刊フジ 1月27日(火)16時56分配信

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件は表面化してから27日で1週間を迎えた。湯川遥菜さん(42)が殺害されたとみられるなか、フリージャーナリストの後藤健二さん(47)の解放に最大の焦点が集まっている。ヨルダンなどの報道によると、イスラム国は後藤さんの解放条件として、ヨルダンで死刑判決を受けた女死刑囚とは別の死刑囚の釈放も要求しているという。

 イスラム国は後藤さんの解放条件としてヨルダンで収監中の女テロリスト、サジダ・リシャウィ死刑囚の名を挙げている。だが、ヨルダン・タイムズなど中東メディアは、イスラム国が、新たにヨルダンに収監されているイラク出身のジヤド・カルボリ死刑囚の解放も求めていると報じた。

 カルボリ死刑囚は数々のテロ行為で約10年前、ヨルダン当局に逮捕された。中東情勢に詳しい関係者は「イスラム国の前身『イラクのアルカーイダ』組織の元最高指導者、ザルカウィ容疑者の側近で、ヨルダンで収監されているイスラム国関係者のなかでも名の通った人物」と指摘する。

 ヨルダンは、イスラム国に拘束されたヨルダン人パイロットの解放を最優先していることから、パイロットと後藤さん、死刑囚2人の2対2の交換の可能性も出てきた。

 軍事アナリストの黒井文太郎氏は、「『2対2』という条件は、中東の常識では考えにくい。1対100のケースもザラにある。ただ、具体的にカルボリ死刑囚の名前が出たのは大きい」と話す。

 「こういう話が出てくるということは交渉が進んでいるのは間違いない。(ヨルダンの)アブドラ国王は『パイロットを取り戻す』と明言している。イスラム国と交渉を続ける中で、ある程度解決の道筋がついたからああいう発言が出たのだろう。パイロット解放のオペレーションの中に後藤さんが入る可能性はある」。朗報は届くか。


イスラム国のテロは「日本国民を動揺させる狙い」か 諜報専門家が関与の可能性
夕刊フジ 1月27日(火)16時56分配信

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された後藤健二さん(47)が、湯川遥菜(はるな)さん(42)の殺害場面だとする写真を持った画像が公開された。イスラム国は身代金2億ドル(約236億円)から、ヨルダンで拘束中のイラク人女性死刑囚の釈放へと要求を変えた。イスラム国の真の狙いは何なのか。テロ対策、企業の安全対策・危機管理などを中心に調査研究する公共政策調査会の板橋功氏に聞いた。

                 ◇

 イスラム国の狙いは当初から身代金目的ではなく、存在を誇示し、日本国民に動揺を与えることだったとみられる。

 殺害予告の映像が公開された今月20日以前にも、後藤健二さんの家族のもとには身代金の要求があり、昨年8月に湯川遥菜(はるな)さんが拘束された際にも身代金の交渉はあったはずだ。イスラム国は日本から身代金を取るのは難しいと考えたが、日本人は珍しく米国の同盟国でもあるので、何らかのカードとして使えるだろうと拘束を続けてきたのだろう。

 殺害予告の映像公開の時点で、片方を殺害し、政治的要求をするという『第二段階』の計画が用意されていた可能性はある。今回の要求は、日本政府が釈放できるものではなく、ヨルダンと合意しないとできないもの。一連の計画が戦略的に行われているとすれば、単なるテロリストではできない。外交にたけた経験者、イラクのフセイン政権時代の諜報機関の専門家が関与している可能性がある。イスラム国は諸外国の出方をみながら動いている。ヨルダンとの水面下での交渉を冷静に見守るしかない。


ビデオ映像にさまざまな“謎”「後藤さんの声とは違う…」 イスラム国日本人拘束事件
夕刊フジ 1月27日(火)16時56分配信

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人2人の拘束事件。イスラム国側が第2のビデオ映像をインターネットの動画サイトに投稿したが、この映像の内容をめぐってさまざまな疑問が指摘されている。消えた黒装束の男と組織のロゴ。人質となっているフリージャーナリストの後藤健二さん(47)の声について「本人のものではない」との証言もある。ビデオの謎を徹底検証する。

 24日夜、ネット上に公開されたビデオ映像。写真を手にした男性の静止画のバックで英語の音声が流れる。男性は後藤さんとみられ、後藤さんが手に持つ写真の右側に、湯川遥菜(はるな)さん(42)とみられる男性、左側に首のない胴体の上に頭部が乗るシーンが写っている。

 イスラム国側が投稿する従来のビデオ映像は、カメラアングルに変化を付けるなど凝った作りが多い。第2の映像は静止画と音声のみの簡素なもので、かなり対照的だ。

 『サイバー・イスラーム』(山川出版社)の著書がある中東研究センターの保坂修司副センター長は「『イスラム国』が制作した可能性は高いが…」とし、背景事情をこう推測する。

 「急いで編集した形跡がある。考えられるのは、イスラム国メンバーが、潜伏先を頻繁に移動させているということだ。西側諸国の諜報機関の追跡をかわすための対策だろう」。焦って作ったため雑になったと分析する。

 後藤さんのものとされる音声についても疑問の声は少なくない。「99%以上、後藤さんと同一」とする専門機関もあるが、2012年にシリア内戦の取材で、後藤さんと2日間行動をともにしたフリーカメラマン、八尋伸(やひろ・しん)氏は違和感を口にする。

 「後藤さんの英語の発音は、静止画の声よりもっと“日本語英語”的だった。静止画の声は『R』の音がかすれており、アラブ人やヨーロッパ人の英語のように聞こえる。後藤さんのガイドを務めたシリア人にも意見を求めたが、彼も『静止画の声は後藤さんの声とは違うと思う』と話していた」

 これまでイスラム国は、複数の外国人捕虜の処刑をビデオ映像で公開してきた。そのいずれも、メンバーとみられる黒装束の男が捕虜の首を斬る場面を映し出していた。しかし、湯川さんの殺害をほのめかした今回の映像では、黒装束の男は登場せず、斬首シーンもない。

 国際政治アナリストの菅原出(いずる)氏は、この点に着目し、「過去に作ったビデオ映像は、人質が自分たちの手元にいることを証明するため、覆面の男が出てきて、人質にしゃべらせたり、その場で処刑したりしていた。生存する証明を突きつけたり、自分たちが殺したことをアピールしたりしないと人質交渉は成立しない。生存証明ができなければ、脅しとしての意味がない」と首をかしげる。

 第2のビデオ映像では、イスラム国がこれまで動画につけてきた“シンボル”も消えている。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「イスラム国のメディア部門『フルカーン』のロゴで、前回の映像ではあったが、今回のものにはない」と指摘し、こう続ける。

 「同じイスラム国の組織の中でも、現在の主流派とは違う前身のアルカーイダに近い末端グループが独断で画像をアップした可能性も考えられる。今後、主流派が新たな要求を盛り込んだ映像をネット上に公開し直す可能性もある」

 映像が示す謎が不気味さを一層増している。


官房長官「ヨルダン側は理解」=人質解放の協力要請に
時事通信 1月27日(火)16時47分配信

 菅義偉官房長官は27日午後の記者会見で、過激組織「イスラム国」とみられるグループに拘束された後藤健二さんの解放に向けた取り組みに関し、「ヨルダンに協力を要請し、理解をいただいている」と説明した。 


イスラム国殺害脅迫 安倍首相「2人以外の人質情報、接していない」
産経新聞 1月27日(火)15時24分配信

Photo_2
衆院本会議で民主党の前原誠司元外相の質問に答える安倍晋三首相=27日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)

 安倍晋三首相は27日の衆院本会議で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人2人の殺害脅迫事件に関して「2人以外に人質となっている日本人の情報には接していない」と述べた。民主党の前原誠司元外相の質問に答えた。

 日本が「イスラム国」と相対する周辺諸国の人道支援を表明するリスクについては「リスクを恐れるあまりテロリストの脅かしに屈してしまうと、周辺国への人道支援はおよそできなくなってしまう。わが国は決してテロに屈することはない。今後とも日本ならではの人道支援を積極的に実施していく」と強調した。


政府、後藤さん解放へヨルダンへの働きかけ強化
読売新聞 1月27日(火)13時40分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」とされるグループによる日本人人質事件で、政府は、拘束されているジャーナリストの後藤健二さん(47)の早期解放に向けて、ヨルダン政府がイスラム国と人質交換交渉を行うことを前提に、ヨルダン政府への働きかけを強める方針だ。

 日本はヨルダンに対し、イスラム国が後藤さん解放の条件としてサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を求めていることを踏まえ、事態打開への協力を要請している。ヨルダンはイスラム国に、昨年12月に拘束されたヨルダン軍パイロットの解放を求めており、ヨルダン政府とイスラム国との間で、パイロットと後藤さん、リシャウィ死刑囚らの交換交渉が行われるとの見方が出ている。

 これに関連し、ヨルダンの首都アンマンの現地対策本部を指揮する中山泰秀外務副大臣は現地の26日夜(日本時間27日未明)、「ヨルダン人パイロットと後藤さんが無事に、それぞれの国に笑顔で戻れる日を作り出すため、両国が力を合わせていけたら」と述べた。後藤さんを含めた人質の交換交渉に期待を示し、両国で連携したい考えを示唆したものとみられる。


人質情報、2人以外なし=後藤さん解放へ全力―安倍首相
時事通信 1月27日(火)13時39分配信

 安倍晋三首相は27日午後の衆院本会議で、過激組織「イスラム国」とみられるグループによる日本人人質事件に関連して、湯川遥菜さんと後藤健二さん以外の人質がいるかどうかを問われたのに対し、「他に人質となっている情報には接していない」と説明した。その上で「極めて厳しい状況だが、後藤さんの早期解放に全力を尽くす」と強調した。民主党の前原誠司元外相への答弁。 

« 宮城沖地震に関するニュース・1888,2015年1月27日 | トップページ | 社会の敵・小沢一郎と山本太郎、テロリストの肩を持って日本政府を非難 »

ニュース」カテゴリの記事

侵略・支配・抑圧」カテゴリの記事

国防・軍事・安全保障」カテゴリの記事

社会・事件」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/61043592

この記事へのトラックバック一覧です: 「イスラム国」日本人人質2人殺害予告 うち1人を殺害か・13:

« 宮城沖地震に関するニュース・1888,2015年1月27日 | トップページ | 社会の敵・小沢一郎と山本太郎、テロリストの肩を持って日本政府を非難 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30