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2015年1月26日 (月)

「イスラム国」日本人人質2人殺害予告 うち1人を殺害か・12

シリア、イラクで勢力を拡大する過激組織「イスラム国」を名乗るグループが20日、湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんとみられる日本人2人を人質に取り、身代金2億ドル(約235億円)を72時間以内に支払わなければ殺害すると警告するビデオ声明をインターネット上に公表した。イスラム国による日本人殺害警告が確認されれば初めてとなる。

殺害警告を受けて、安倍晋三首相は菅義偉官房長官に対し、事実関係の確認に全力を挙げるとともに、関係国と協力し、人命第一に対応するよう指示。安倍首相は訪問先のエルサレムで記者会見し、「人命を盾に脅迫することは許し難いテロ行為で、強い憤りを覚える。直ちに解放するよう強く要求する」と表明した。政府は首相官邸の危機管理センターに対策室を設置した。

※以上、時事通信の報道をもとに構成。

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リンク:イスラム国殺害脅迫 岸田外相が米国務長官と電話会談 協力確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イスラム国拘束>ひとごととは…「解放」経験のカメラマン - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「信じることが一番」=後藤さん母、疲労色濃く―殺害警告1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国脅迫殺害 岸田外相、現地体制は現状維持 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<菅官房長官>早期解放へ連携、ヨルダンに要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「後藤さん本心でない」池上さんら不自然さ指摘 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さんとパイロットの解放要求 - 速報:@niftyニュース.
リンク:「イスラム国」が妻にメール 家族と接触、「実利」狙う 原油暴落、資金苦慮か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:殺害脅迫1週間 後藤さん救出「あきらめない」 思いは一つ、広がる祈り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:後藤さん、母の日にメッセージカード「贈る相手がいることに感謝」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本人殺害脅迫、政府批判に見る野党 民主は“学級崩壊” - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本人殺害脅迫 政府批判に見る野党 共産は鶴の一声 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」対応で与野党は表向き協調 通常国会召集 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」殺害脅迫 政府取り組み「十分」59% 本社・FNN世論調査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:本社・FNN世論調査 「イスラム国」への対応を政権批判層も支持 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:共産・志位委員長、政府批判するな!「イスラム国」問題で池内議員ツイッターに異例の苦言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:なぜ日本を…イスラム国 「有志国連合」の分断が狙いか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ネットで広がる連帯の輪=「私は健二」「無事解放を」―救出求め署名、写真投稿 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヨルダンに交渉協力要請、人質複数交換案も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 二階氏「止める手立てあった」渡航制限の検討を求める - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死刑囚釈放要求、存在アピール狙い…佐藤正久氏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イスラム国拘束>「現地の惨状知って」Aプレスの玉本さん - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:危険地渡航見合わせを=自民・二階氏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イスラム国拘束>避けたい「テロに屈した」難局の安倍政権 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相批判のツイート削除=人質事件、「不適切」とおわび―共産議員 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イスラム国拘束>「慎重な後藤さん」ジャーナリスト仲間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イスラム国拘束>「私は健二」…友が解放願うFB開設 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<共産党>政権批判に委員長叱責、池内議員「不適切で削除」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:映像・音声「後藤さんの可能性高い」…官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「交渉なし」、長期化視野=邦人人質、27日で1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム国殺害脅迫 菅氏、ネットの音声「後藤氏の可能性高い」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本では湯川さんの殺人を単に「殺害」 英字メディアでは「頭部切断」と残虐さに踏み込むところも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」は「ISIL」に…自民申し合わせ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」の呼称不使用=自民 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

イスラム国殺害脅迫 岸田外相が米国務長官と電話会談 協力確認
産経新聞 1月27日(火)13時18分配信

 岸田文雄外相は27日、ケリー米国務長官と電話会談し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件への対応をめぐり、テロに屈することなく引き続き協力していくことで一致した。


<イスラム国拘束>ひとごととは…「解放」経験のカメラマン
毎日新聞 1月27日(火)12時22分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループが、日本人の人質2人を殺害すると予告する動画を公開して1週間が過ぎた。現地で取材中にイスラム国の前身組織に一時身柄を拘束された経験がある報道カメラマンの横田徹さん(43)は「ひとごととはとても思えない。何とか助かってほしい」と、ジャーナリスト、後藤健二さん(47)の無事を祈っている。【川上晃弘】

 シリア北部を取材中だった横田さんは、2013年9月、イスラム国の前身組織から、組織の拠点が置かれていた警察署に出頭するよう命じられた。潜行して取材していたつもりだっただけに驚いた。事情を知らない現地ガイドが組織側に取材を申し込もうとしたため組織側に気付かれたようだった。

 現地では既に外国人ジャーナリストの誘拐が相次いでいた。「出向けば二度と帰れない」。行きたくなかったが、行動を把握されている以上、逃走は不可能と考えて出頭した。

 覆面をした戦闘員が警察署を警備していた。15平方メートルほどの部屋に連れて行かれると、「何をしにきた」「何を聞きたいんだ」と矢継ぎ早に英語で尋問された。横田さんは相手に警戒されないよう、穏やかに話すよう心がけた。

 戦闘員はガイドとしばらく会話した後、横田さんに「今すぐシリアから出ろ」と怒鳴った。解放された後、ガイドは「戦闘員から(横田さんを)売らないかと持ちかけられたが断った」と明かした。ガイドの父親が地元の有力者だったことも功を奏したという。

 14年3月にも、イスラム国が「首都」とするシリアのラッカを訪れた。治安は落ち着いていたが、武装した戦闘員が町にあふれていた。「統治能力はあると思ったが、武力を誇示するだけで治安を維持できるとは思えなかった」と振り返る。

 イスラム国は湯川遥菜(はるな)さん(42)を「殺害した」としている。横田さんは「残念です」と話しつつ、後藤さんの解放を願う。面識はないが、同じジャーナリストとして戦地の実態を伝えたいという志はよく理解できるといい「要求が死刑囚の釈放に変わったことでヨルダンという第三国の同意が必要になった。身代金とは別の困難もあるが、日本政府が解決のための努力を続けることが大切だ」と強調した。


「信じることが一番」=後藤さん母、疲労色濃く―殺害警告1週間
時事通信 1月27日(火)12時17分配信

 過激組織「イスラム国」に拘束されたジャーナリスト後藤健二さん(47)の殺害警告から丸1週間となる27日、後藤さんの母、石堂順子さん(78)は東京都内の自宅前で「(日本政府を)信じることが一番」と語った。
 石堂さんは、疲労を隠せない様子で「早く帰って来て、平和な世界になっていくことに身を投じてほしい」と早期解放を願った。インターネット上の署名活動など広がる支援については、「世界中の方々の温情に感謝申し上げます」と話した。
 健二さんが小学5年生のときに描いたという自画像を手に、石堂さんは「絵は上手な子どもだったんです」と当時を思い起こすような表情。「顔が丸いところが健二に似ている」と見詰めた。
 一方、殺害されたとみられる湯川遥菜さん(42)が設立した民間軍事会社の顧問木本信男さん(70)は「湯川さんは(昨年4月に)シリアで後藤さんと会えたことを『大きな励みになった』と話していた。後藤さんだけでも帰ってきて、国民に真実を伝えてもらいたい」と力を込めた。
 毎日、湯川さんのことを思い出すという木本さん。「もしかしたら映像は『やらせ』で、湯川さんはまだ生きているのではないか」とも語った。 


イスラム国脅迫殺害 岸田外相、現地体制は現状維持 
産経新聞 1月27日(火)11時53分配信

 岸田文雄外相は27日午前の記者会見で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件への対応について「現時点で陣容を入れ替えるなど予定はない。現体制で引き続き努力したい

」と述べ、中山泰秀外務副大臣を現地対策本部長とする現在の体制を当面維持する考えを示した。岸田氏は「事態は今後どう推移するか予断を許さない」とも語った。


<菅官房長官>早期解放へ連携、ヨルダンに要請
毎日新聞 1月27日(火)11時38分配信

 菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束された後藤健二さん(47)について「一刻も早く解放するよう全力で取り組んでいる。ヨルダンをはじめ関係各国などに協力を要請している」と述べ、引き続きヨルダンと連携する考えを強調した。「イスラム国」がヨルダンで収監されている女性死刑囚とは別の男性死刑囚の釈放も要求しているとの地元報道に関しては「承知していない」と述べた。ヨルダン人パイロットと後藤さんの一括解放を働きかけているかどうかは明言しなかった。

 一方、ヨルダンに派遣されている中山泰秀副外相は27日未明(日本時間27日午前)、現地対策本部のある日本大使館に入った。【木下訓明】


「後藤さん本心でない」池上さんら不自然さ指摘
読売新聞 1月27日(火)10時29分配信

 「イスラム国」を名乗る過激派組織がインターネット上で公開した後藤健二さん(47)の映像。ジャーナリスト仲間や家族は、後藤さんの様子に不安を募らせる一方、メッセージの内容に疑問を投げかける。

 ネットを駆使した組織側の揺さぶりに困惑している。

◆過酷な環境?

 「後藤健二の家族と日本政府が受け取ったメッセージ」と題した2分52秒の映像が公開されたのは、日本時間の24日午後11時過ぎ。湯川遥菜(はるな)さん(42)とされる男性の写真を手にした後藤さんの静止画と共に、英語の音声が収録されていた。

 〈安倍(首相)、あなたが遥菜を殺した。あなたは私の拘束者による脅しを真剣に受け止めず、72時間以内に行動しなかった〉

 音声を聞き、後藤さんと親交のあるジャーナリスト池上彰さん(64)は「間違いなく後藤さんの声」と断言。「彼は滑らかに英語を話せるが、一つ一つの単語を区切ってはっきりと発音し、文章を読み上げているようだ」と分析し、「『これは本心ではない』と気づいてもらうためにやっている」と受け止めたという。


後藤さんとパイロットの解放要求
2015年1月27日(火)9時50分配信 共同通信

 【アンマン共同】ヨルダン下院のバッサム・マナシール外交委員長とアリ・バニアタ・ヨルダン日本友好議員連盟会長が26日、アンマンで相次いで共同通信と会見し、ヨルダン政府が仲介者を通じて過激派「イスラム国」に対し、拘束されている後藤健二さん(47)とヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉(26)の2人の一括解放を求めていると述べた。

 イスラム国はヨルダンで収監中の女性、サジダ・リシャウィ死刑囚と後藤さんの身柄交換を要求しているが、マナシール氏は、ヨルダン政府はカサスベ中尉も含めた形での解決ならば死刑囚の釈放に応じる可能性があることを示唆した。


「イスラム国」が妻にメール 家族と接触、「実利」狙う 原油暴落、資金苦慮か 
産経新聞 1月27日(火)7時55分配信

 「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件では、殺害予告動画の公開前の昨年11月以降、人質となっている後藤健二さんの妻あてに約20億円の身代金を要求するメールが届いたことが明らかになっている。政府だけでなく、家族にも接触したケースは、イスラム国による他の人質事件でも確認されている。その狙いについて専門家は「実利を得る可能性を高める意図がある」とイスラム国の悪辣(あくらつ)さを指摘している。

 イスラム国からとみられる後藤さんの妻へのメールに関し、国際政治アナリストの菅原出(いずる)氏(45)は「家族へのメールは珍しいことではなく、日本人に限らない」と強調する。イスラム国の登場以来、人質となったジャーナリストの殺害が相次ぐ米国。複数の米国メディアによると、人質の家族らがイスラム国とメールを通じて数カ月間やり取りし、米連邦捜査局(FBI)などに相談しながら対策を考えていたという。

 菅原氏によると、イスラム国などイスラム過激派組織は人質の所持品をくまなく調べ、名刺や携帯電話などから所属企業や家族の連絡先が分かった際、まずそこを窓口に交渉を進める。

 イスラム国は原油価格の暴落で資金源の一つとされる石油収入が減り、苦慮しているとされる。菅原氏は「身代金への依存は高まっている。企業や個人で用意できる金額を示し交渉を粘るケースが多い」と話す。

 公共政策調査会第1研究室長の板橋功氏(55)は、米国と英国の政府はテロ組織との交渉には応じない原則をとっていることから、「イスラム国をはじめテロリストたちは、家族に接触したほうが実利を得られる可能性が高くなると考えている」と指摘する。

 身代金の交渉では「情報が公になるほど偽の仲介者や犯人が現れ、結果的に身代金を諦めざるを得ない状況になる」と板橋氏は言う。イスラム国は24日、身代金の要求を取り下げ、ヨルダンで収監されているイラク人女性死刑囚の釈放を日本政府に要求した。板橋氏は「実利を取れなかった分、政治要求を突きつけてきたのだろう」とイスラム国の狙いを分析している。

                   ◇

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は26日の記者会見で、湯川遥菜(はるな)さんが殺害されたとする画像が後藤さんの妻に24日午前にメールで送られたことについて「全く把握していない」と述べた。


殺害脅迫1週間 後藤さん救出「あきらめない」 思いは一つ、広がる祈り
産経新聞 1月27日(火)7時55分配信

 ■過去の実績浸透「大きな励みに」

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の人質となっているフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)ら日本人2人を殺害すると脅迫した事件は27日で、殺害予告動画の公表から1週間を迎えた。ともに拘束された湯川遥菜(はるな)さん(42)が殺害されたとする画像が24日に確認され、後藤さんの安全が懸念される中、知人らは「あきらめない」と救出への思いを強くしている。

                  ◇

 「湯川遥菜さんが殺害されたことが事実であれば、ご冥福を祈ると同時に、彼の犠牲が最後となることを祈ります」

 湯川さんが殺害されたとする画像が確認された翌日の25日、フォトジャーナリストやビデオジャーナリストでつくる「日本ビジュアル・ジャーナリスト協会」は声明を出した。日本語のほか英語、アラビア語で作成。イスラム国と日本政府に対し、対話による後藤さんの解放を訴えている。

 協会は20日にも後藤さんと湯川さんの解放を訴える声明を発表。協会に所属し、自身のフェイスブックで声明を拡散するよう呼びかけているフォトジャーナリストの豊田直巳さん(58)によると、アラビア語圏からも反応があり、手応えを感じているという。

 豊田さんは「僕らはあきらめないし、(後藤さんと)『東京で会おうね』という思いを持ちながら、活動を続ける」と救出への決意を語る。

 《「I AM KENJI(私は健二)」と書いたカードを持って写真を撮り自分のページから発信してください》。フェイスブックには、こんなメッセージが記された専用ページが開設され、賛同者が後藤さんの解放を訴えている。

 賛同者の一人、ジャーナリストの神田敏晶さん(53)は、フセイン政権崩壊後の平成16年2月にイラクで撮影した写真に「I AM KENJI」の文字を入れて掲載。後藤さんとは面識はないというが、神田さんは「何が何でも生きて帰ってきてほしい」と思いを話す。

 こうした動きの広がりについて、後藤さんと親交があり、イラクでの拘束経験もあるフリージャーナリストの安田純平さん(40)は「リスクを負いながらも、しっかりとした戦場取材を行ってきた後藤さんの過去の実績などが、徐々に多くの方々に浸透し、理解を得られてきているのではないか」と指摘。「こうした声がイスラム国に届くかどうかは微妙だが、もし後藤さんの耳に入ることがあれば、大きな励みになることだろう」と話す。

 「いつもにこやかで自信にあふれていた後藤さんだが、先日公開された画像では、そうした顔はなく、憔悴(しょうすい)していた。状況の厳しさがうかがえる」と気遣う安田さん。「何とか無事に帰ってきて、今回の体験をリポートしてもらいたい」と語った。


後藤さん、母の日にメッセージカード「贈る相手がいることに感謝」
産経新聞 1月27日(火)7時55分配信

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後藤健二さんが母の日に送ったメッセージカード(石堂順子さん提供)(写真:産経新聞)

 後藤健二さんの母、石堂順子さん(78)が26日、母の日に後藤さんから贈られたメッセージカードなどを公開した。

 贈られた時期は不明というが、カードには「こうして花を贈れる相手がいることに感謝しています」と書かれていた。石堂さんは「私だけでなく、世の中にも優しい子。健二の良さを一行でも分かってほしかった」と公開の理由を説明した。


日本人殺害脅迫、政府批判に見る野党 民主は“学級崩壊”
産経新聞 1月27日(火)7時55分配信

 民主党議員から、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件に絡めた安倍晋三首相への批判が相次いでいる。いくら岡田克也代表が「政府を後押しする」と強調しても、どこ吹く風。早くもバラバラ感を露呈し、結束を呼び掛ける岡田氏のガバナンス(統治)能力が問われている。(酒井充)

 民主党が26日に国会内で開いた外務・防衛合同部門会議。長島昭久元防衛副大臣は冒頭、出席議員にこう呼び掛けた。

 「所属国会議員の皆さんがツイッターなどで不規則な発言を慎む方向性を共有させていただきたい」

 郡司彰参院議員会長も議員総会で「抑制的に、慎重に、それぞれ行動をお願いしたい」と語った。

 長島氏の言う「不規則発言」が、同党議員が相次いで政府や首相への批判を展開したことを指すのは明らかだった。この方針は25日の連絡会議で岡田氏ら幹部が確認した事項でもある。あえてクギを刺したのは苦い経験があったからだ。

 ◆「言い換え」事実誤認

 岡田氏は21日、記者団に「政府の足を引っ張るようなことになっては決していけない」と述べ、事件対応で政府に全面協力する意向を示した。だが岡田氏の声は党内には届かなかった。

 徳永エリ参院議員は21日の岡田氏の発言直後、フェイスブックで「いくら人道支援とはいえ、資金援助を大々的に記者会見でアピールする、テロ組織を刺激したことは否めない」と書き込み、首相に事件の責任があるかのように批判した。

 桜井充元政調会長は22日のメールマガジンで、首相が17日に行ったイスラム国対策の支援表明に関し「その後この資金の目的を難民支援のためだと言い換えていた」と記した。

 首相は演説で「イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンに支援するのは、イスラム国がもたらす脅威を少しでも食い止めるためだ」と発言していた。「イスラム国と闘う周辺各国」への支援とも語ったが、難民支援は最初から言及しており、「言い換え」は事実と異なる。

 ◆「テロ事件利用」投稿

 大野元裕参院議員は24日のTBS番組で、避難民支援を「悪意ある人たちに口実を与えた」と批判した。有田芳生参院議員は25日にツイッターで「日本はいま戦後もっとも危険な首相が政治のトップにいる」と投稿。首相が同日のNHK番組で安全保障法制の整備の必要性を述べたことを「テロ事件の利用は明らか」とし、「経験なき戦意がただただ昂進(こうしん)する」と続けた。

 事件に絡めた民主党議員の首相批判に対しては、他の野党幹部も「今は全力を尽くすよう求めるべきで、首相を攻めるのは筋違いだ」と批判している。


日本人殺害脅迫 政府批判に見る野党 共産は鶴の一声
産経新聞 1月27日(火)7時55分配信

 ■池内議員ツイート、志位氏「不適切」

 共産党の志位和夫委員長は26日の記者会見で、「イスラム国」が日本人1人を殺害したとする画像の公開後、同党の池内沙織衆院議員がツイッターで「安倍政権の存続こそ言語道断」と政府を批判したことに対し、「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中だ。今あのような形で発信することは不適切だ」と述べた。

 結束が特徴の同党で委員長が所属議員の行動を「不適切」と指弾するのは極めて異例。志位氏は「残虐非道な蛮行を強く非難する。日本政府には解放のために全力を挙げてほしい」と語り、火消しに追われた。

 池内氏は25日に「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない」「国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権」などと投稿。イスラム国への批判はなく、事件の責任が日本にあるかのような内容だった。

 党内外から批判が高まり、池内氏は同日中に投稿を削除。26日のツイッターで「お詫(わ)びいたします」と謝罪した。


「イスラム国」対応で与野党は表向き協調 通常国会召集
産経新聞 1月27日(火)7時55分配信

 26日に召集された第189通常国会は、与野党がイスラム国による日本人殺害脅迫事件への政府対応を後押しするという表向き協調ムードで幕を開けた。

 自民党の佐藤勉国対委員長はこの日、国会内で民主党の高木義明国対委員長と会談し、安倍晋三首相と菅義偉(すがよしひで)官房長官、岸田文雄外相の審議出席について「柔軟に対応してほしい」と求めた。高木氏は「国益第一でしっかり対応していく」と応じ、要請を受け入れる考えを表明した。維新の党の江田憲司代表も協力姿勢を示した。

 ただ、4月の統一地方選をにらみ、野党が攻勢を仕掛けてくるのは時間の問題といえる。民主党の長島昭久元防衛副大臣は党会合で「事が収束した後は、検証をしっかりとしていかなければならない」と述べた。

 また、自民党内で意見が割れている農協改革や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は2~3月にヤマ場を迎える。また、統一地方選後には、自民、公明両党間で調整が必要な集団的自衛権を容認する安全保障法制の整備が控えるだけに、後半国会に向けて波乱含みの展開も予想される。


「イスラム国」殺害脅迫 政府取り組み「十分」59% 本社・FNN世論調査
産経新聞 1月27日(火)7時55分配信

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が24、25両日に実施した合同世論調査によると、「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件への安倍晋三政権の対応について、58・9%が「取り組みは十分だ」と肯定的に評価し、「十分でない」の26・8%を大きく上回った。内閣支持率は前回調査(昨年12月24、25両日実施)から1・1ポイント増の51・4%、不支持率は0・6ポイント増の34・4%だった。

 イスラム過激派によるテロが近く国内で発生する可能性に関しては、52・5%が「不安がある」と回答。「不安はない」の41・7%を上回った。またイスラム国側が当初、人質解放の条件として政府に要求していた2億ドル(約236億円)の身代金については「支払うべきでない」が67・3%と多数を占め、「支払うべきだ」は18・8%だった。

 イスラム過激派のテロ被害にあったフランスの週刊紙が、被害直後に再び預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことについては、60・3%が「掲載すべきでなかった」と否定的で、「掲載は問題なかった」は24・2%にとどまった。

 首相が戦後70年の談話を発表するにあたり、過去の植民地支配と侵略を謝罪した平成7年の村山富市首相談話の立場を引き継ぐと表明していることについては61・8%が評価した一方、22・0%が否定的だった。

 民主党代表に岡田克也氏が就任したことに関しては、56・8%が「期待しない」と答えた一方、「期待する」は35・6%にとどまった。

 政党支持率では、自民党が5・2ポイント減の39・4%、民主党も0・2ポイント減の11・2%と伸びなかった。維新の党は0・6ポイント増の7・6%だった。


本社・FNN世論調査 「イスラム国」への対応を政権批判層も支持
産経新聞 1月27日(火)7時55分配信

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査の結果を分析すると、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件への政府の対応について、安倍晋三首相に批判的なはずの民主党支持層も評価する声が多数を占めていた。テロに屈せず、人質解放を目指すという安倍政権の取り組みは幅広い層の共感を得ているようだ。

 調査は、後藤健二さんが湯川遥菜(はるな)さんの殺害場面とする写真を持つ画像が確認された24日深夜をはさむ形の24、25両日に実施した。

 民主党支持層の52・7%が「政府の取り組みは十分だ」と評価し、「十分だとは思わない」の31・3%を大きく上回った。

 支持政党別でみると、自民党支持層の66・5%、公明党の56・8%が評価。野党でも、民主党のほか、維新、共産、次世代、新党改革4党の各支持層で評価する回答が多かった。特に維新の党支持層では評価する声が72・4%に上り、自民党支持層を上回っていた。無党派層も52・4%が「十分だ」と答えた。

 逆に評価しないとする回答が多かったのは、社民党と、生活の党と山本太郎となかまたちの2党だけだった。安倍内閣の不支持層でも49・1%が政府の取り組みは十分だとしている。

 民主党の徳永エリ参院議員や共産党の池内沙織衆院議員はツイッターなどで政府の対応を批判したが、世論調査の結果をみると、それぞれの政党支持層の意識とは異なる見解を示してしまったといえそうだ。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は26日の記者会見で、これまでの取り組みについて「評価を言える立場ではない。全力で政府が対応していることに尽きる」と述べるにとどめた。


共産・志位委員長、政府批判するな!「イスラム国」問題で池内議員ツイッターに異例の苦言
スポーツ報知 1月27日(火)7時3分配信

 共産党の志位和夫委員長(60)は26日の記者会見で、過激派「イスラム国」による人質事件をめぐり、安倍政権を批判した同党の池内沙織衆院議員(32)に苦言を呈した。共産幹部が政権批判を戒めるのは異例だ。

 池内氏はイスラム国に拘束された湯川遥菜さん(42)とみられる男性が殺害されたとされる画像がインターネット上に公開された直後の25日、自身のツイッターに安倍政権を批判するつぶやきを投稿した。

 安倍首相が「テロ行為は言語道断であり、許し難い暴挙」と述べたことを念頭に、「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない」とつぶやいた。さらに、「『ゴンゴドウダン』などと壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権」とした上で「安倍政権の存続こそ、言語道断。本当に悲しく、やりきれない夜。眠れない」と続けた。イスラム国に対する抗議や非難などのつぶやきはなかった。この投稿をめぐり、ネット上では厳しい批判が相次ぎ、池内氏は同日中にツイートを削除していた。

 志位委員長はこの日の会見で、「政府が全力で取り組んでいるさなかだ。今、あのような形で発信するのは不適切だ」と指摘。「残虐非道な蛮行を非難する。日本政府は人命最優先であらゆる可能性を追求して、解放のために全力を尽くしてほしい」とした。

 池内氏は削除の理由を「不適切と考え、削除しました。お詫びいたします」と投稿した。国会が召集されたこの日、池内氏は国会前で共産党議員団とともに労働組合などから陳情を受け、「憲法9条改正反対」「消費税率引き上げ反対」などとシュプレヒコールを上げた。

 池内氏は中大卒業後、共産党に入党。昨年12月の衆院選で東京12区から立候補し、落選したが比例復活した。


なぜ日本を…イスラム国 「有志国連合」の分断が狙いか
スポニチアネックス 1月27日(火)7時1分配信

 過激派「イスラム国」を名乗るグループによる邦人人質事件で、犯人側の狙いがイスラム国壊滅を目指す欧米を中心とした「有志国連合」の分断との見方が浮上した。資金面で協力する日本を、中東から撤退させることで連合を弱体化させる目的があるとみられる。

 「自国から遠く離れた地域の平和と発展に関与していることを称賛する」「人道支援での多大な貢献に感謝する」。湯川遥菜さん(42)を殺害したとする画像が公表された24日以降、オバマ米大統領は2度にわたり日本の中東政策を高く評価した。痛ましい事件が降りかかっても、従来通りの貢献を続けてほしい。そんなメッセージがにじんだ。

 有志国連合を主導する米国では、事件の衝撃で日本が中東への関与を後退させるのではないかとの懸念が出始めている。「イスラム国は人質事件を利用して有志国連合に打撃を与えようとしている」。米シンクタンク、ブルッキングズ研究所のマイケル・オハンロン氏はこう断言した。犯人側が当初持ちかけた2億ドル(約236億円)の身代金支払いには米国が強く反対。もし日本が応じたら、米国や他の有志国と摩擦が起きた可能性もあった。

 イスラム国は日本に巨額の身代金を求めたのに続き、後藤健二さん(47)解放の条件として、ヨルダンが収監するサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求した。日本はヨルダンと足並みをそろえ一刻も早い人質解放を求めたいところだが、同国のアブドラ国王は「自国のパイロット解放が最優先課題と語った」と報じられるなど、両国間には埋めがたい溝もある。日本側も事件発覚後から「(犯人側とは)誰とも接触できていない」(官邸筋)状況とみられ、直接接触による解放の手がかりをつかみあぐねている。

 また、安倍晋三首相が中東歴訪で表明した2億ドルのイスラム国対策費を含め、巨額の中東支援を続けた結果が今回の事件だとの認識が強まれば「日本はいずれ中東に手を出さなくなる」と分析する専門家もいる。日本は軍事面では貢献していないが、資金拠出額は主要国中で有数とみられる。イスラム国を追い詰める“資金源”である日本を断てば、有志国の弱体化は避けられない。イスラム国には、そんな狙いも見え隠れする。


ネットで広がる連帯の輪=「私は健二」「無事解放を」―救出求め署名、写真投稿
時事通信 1月27日(火)5時6分配信

 過激組織「イスラム国」によるとみられるフリージャーナリスト後藤健二さん(47)らの殺害警告映像の公開から、27日で丸1週間。事件が長期化する恐れも強まる中、救出を求めるインターネット上の署名活動に2万人以上が賛同するなど、国内外で連帯の動きが広がっている。
 米国発のネット署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」では、警告映像が投稿された20日以降、事件の解決を求めて複数の署名活動が呼び掛けられた。日本政府に対し、人質解放のために最善を尽くすよう求める運動には、一週間で1万9000人超が署名した。 


ヨルダンに交渉協力要請、人質複数交換案も
読売新聞 1月27日(火)3時0分配信

 イスラム過激派組織「イスラム国」とされるグループによる日本人人質事件で、拘束されているジャーナリストの後藤健二さん(47)の早期解放に向け、政府がヨルダンで収監されている女死刑囚の釈放というイスラム国側の要求をヨルダン政府に伝え、事態打開への協力を要請したことが26日、わかった。これを受け、ヨルダン政府は、後藤さんを含めた複数の人質交換についてイスラム国側と交渉する検討に入った模様だ。

 イスラム国側が後藤さんとの引き換えに釈放を求めているのは、2005年のアンマンでの同時爆破テロ事件の実行犯の一人、サジダ・リシャウィ死刑囚。


イスラム国殺害脅迫 二階氏「止める手立てあった」渡航制限の検討を求める
産経新聞 1月27日(火)0時55分配信

 自民党の二階俊博総務会長は26日のBS11の番組で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件について、「危ないところに行ってああいう目にあわないよう、本人も家族も友人も努力しないといけない。止める手立てはいくらでもあった」と述べ、被害者や周囲にも一定の責任があると主張した。

 二階氏は出演後、記者団に「この状況を野放しにして、自由にどこでも行けるようにしておいていいのか」と述べ、危険区域に一定の渡航制限を課すことも検討すべきとの認識を示した。


死刑囚釈放要求、存在アピール狙い…佐藤正久氏
読売新聞 1月27日(火)0時3分配信

 佐藤正久、大野元裕両参院議員と日本エネルギー経済研究所の田中浩一郎・中東研究センター長は26日夜、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、「イスラム国」とみられるグループによる日本人人質事件について語った。

 イスラム国が人質解放の条件として、ヨルダンが収監中のリシャウィ死刑囚の釈放を求めていることについて、佐藤氏は「国際社会に存在をアピールするため」と指摘。大野氏は「国情が不安定なヨルダンが釈放するのは難しい」との見方を示した。田中氏は死刑囚がイラク北西部の有力部族の身内だとして、「奪還して部族への影響力を高める狙いがある」と語った。


<イスラム国拘束>「現地の惨状知って」Aプレスの玉本さん
毎日新聞 1月26日(月)23時57分配信

 ◇シリア北部 がれきの街、銃声の音が響く中で取材

 「アジアプレス」(大阪市北区)所属のフリージャーナリスト、玉本英子さん(48)は昨年12月にシリアに入り、今も隣国イラク北部で取材を続けている。湯川遥菜(はるな)さんが殺害された可能性が高まったことに「解放を祈っていただけに強いショックを受けた」と話すとともに「イスラム国による現地住民の被害の実態も多くの日本人に知ってほしい」と訴える。

 事件後、玉本さんを知るイラク人の友人たちは「あまりにひどい」「なぜ関係ない日本人を殺害するのか」などと声をかけてきた。一方で、「イラクでは人質や拉致事件はそれほど珍しくなく、日本人の事件だけが特別に話題になっているわけではない」と話す。

 玉本さんは12月下旬、シリアで少数民族のクルド人が多く住む北部の街、アインアルアラブ(クルド名、コバニ)に約1週間入った。支配地域を広げようとするイスラム国と、対抗するクルド人による人民防衛隊との戦闘や、米国主導の空爆で街はがれきと化し、周囲で銃声と砲弾の音が響いていたという。

 玉本さんは現在、隣国イラクから電話やメールでシリア人に連絡を取って情報を集めており、「イスラム国の支配地域で市民の困窮が一層進み、女性は家の外に出られない状況だ」と話す。

 玉本さんは近年、イラク北部などに住む少数派ヤジディー教徒を取材している。イスラム国はヤジディー教徒に改宗を迫り、応じなければ殺害したり、女性を奴隷にして売買しているとされ、数千人が拘束されているとの情報もある。玉本さんは「イスラム国による現地住民の被害も深刻で、国際社会が結果的にこれを放置している」と語った。【鵜塚健】


危険地渡航見合わせを=自民・二階氏
時事通信 1月26日(月)23時50分配信

 自民党の二階俊博総務会長は26日のBS11の番組で、「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件に関し「危ないところへ行ってああいう目に遭わないよう、ご本人もご家族も友人もみんなで努力しなければいけないのではないか。ああいう行為を止める手だてはいくらもあったと思う」と述べ、危険地への渡航見合わせを呼び掛けた。
 この後、二階氏は記者団に「未然に防ぐということに対して、政治や内閣が方針を指し示す必要があるのかないのかを研究する良いチャンスだ」と語った。 


<イスラム国拘束>避けたい「テロに屈した」難局の安倍政権
毎日新聞 1月26日(月)21時32分配信

 ◇後藤健二さんの解放交渉に全力尽くす

 イスラム過激派組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で、人質2人の殺害を予告する動画が公表されてから27日で1週間。犯行グループ側が24日深夜に公開した湯川遥菜さん(42)を殺害したとする映像について、日本政府は「信ぴょう性が高い」と判断し、後藤健二さん(47)の解放交渉に全力を挙げている。だが、犯行グループ側が求めた「人質交換」をヨルダンに露骨に働きかければ、「テロに屈した」との国際批判を招きかねず、安倍政権は「長期戦」覚悟の厳しい局面に直面している。

 「今すぐ動きがあっても不思議はない一方、時間がかかり、今後の成り行きも不透明になるとも考えられる。精神的にも体力的にも強さが求められる」

 安倍晋三首相は26日、首相官邸で岸田文雄外相らと協議し、長期戦になる懸念も頭に置きながら、後藤さんの早期解放に全力を挙げるよう指示した。菅義偉官房長官は同日の記者会見で、24日に公開された映像に後藤さんとされる男性の静止画と音声が使われていることについて「科学警察研究所をはじめ複数の機関に(分析を)依頼している。後藤さん本人の可能性は高い」との見方を示した。

 事件の打開に向け、政府が重視してきたのは、シリアの隣国ヨルダンとの連携だが、犯行グループ側は24日の映像で、後藤さん解放の条件に、ヨルダンが収監しているサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求。政府筋は「親密な日・ヨルダン関係に揺さぶりをかけている」と分析する。

 イスラム国への空爆を主導する米国は「テロとの戦い」の国際協調路線が揺さぶられる懸念を強めており、オバマ米大統領は25日、訪問先のインドから首相に電話し、日米の結束を強調。首相は「日本はテロに屈しない」と理解を求めた。ケネディ駐日米大使も同日、菅氏と岸田外相に相次いで電話し「緊密な同盟国として連携したい」と伝達。テロリストに妥協しない米国の立場を強調したものと受け止められた。

 欧米とテロ対策で連携を深めるヨルダンも、イスラム国が昨年末に拘束したヨルダン人パイロットとリシャウィ死刑囚との「人質交換」に応じなかった経緯があり、良好な関係を保つ日本と欧米との間で板挟みの状態。日本とヨルダンの両政府は対応を協議しているが、ともに難しい立場に立たされている。

 岸田氏は26日夕、「ヨルダンをはじめ、多くの国々と連携しながらさまざまなやり取りをしている。さまざまな協力はしていきたいが、具体的な中身については今、明らかにはしない」と述べるにとどめた。【高橋恵子、念佛明奈】


首相批判のツイート削除=人質事件、「不適切」とおわび―共産議員
時事通信 1月26日(月)21時25分配信

 共産党の池内沙織衆院議員が、過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件に絡み、安倍晋三首相への批判をツイッターに掲載、その後、削除し謝罪していたことが26日分かった。これに関し、志位和夫委員長は同日の記者会見で「政府が全力で取り組んでいるさなかに不適切だ」と苦言を呈した。
 池内氏は24日、首相が事件について「言語道断」などと非難したのを念頭に、「『ゴンゴドウダン』などと、壊れたテープレコーダーのように繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権」などと書き込んだ。しかし、このツイートを批判する投稿が相次ぎ25日、「今の時期に不適切だと考え削除しました。おわびいたします」と一転して陳謝した。 


<イスラム国拘束>「慎重な後藤さん」ジャーナリスト仲間
毎日新聞 1月26日(月)21時18分配信

 ◇親交ある安田さん「とにかく無事で」

 イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループに拘束されているジャーナリスト、後藤健二さん(47)。2004年にイラクで取材中に武装集団に拘束された経験があるフリージャーナリスト、安田純平さん(40)は、後藤さんの無事解放を祈る。1年前にシリアをテーマにした後藤さんの講演会で知り合い、親交があった。仕事熱心ながら、気さくな人柄の後藤さんに、安田さんは「とにかく無事で」と力を込めた。

 安田さんによると、後藤さんは昨年1月、シリアのアレッポで国際テロ組織アルカイダ系「ヌスラ戦線」に一時拘束され、解放時に取材許可証をもらったが取材せずに帰国したことがあったという。「リスクを判断したのだろう。行動は慎重だった」と安田さんは振り返る。「長く取材を続けているシリアの人々への思い入れがあり、何とかしたいという気持ちが強いようだった」

 同じ紛争地をテーマにしたジャーナリストとして、食事をともにしたり仕事についてのアドバイスをもらったりしたという。

 安田さんも04年、イラクで取材中、地元の武装集団にスパイ容疑で拘束された経験がある。尋問は厳しかったが、戦場の惨状取材という目的を正直に話した。連行された先は民家で、食事も出された。近所の子供たちが見物にもやって来た。目隠しをさせられて移動したが、4日間で解放された。

 当時、日本では安田さんの行動に批判の声が上がった。だが、その後もイラクを訪れ、シリアにも4、5回取材で入っているという。「シリアでは紛争で多くの人が亡くなっている。そうした現状を伝えなくてはいけない」。それがジャーナリストとしての使命だと思うといい「後藤さんも同じ思いを持っていた」と振り返る。

 だが、安田さんは「『イスラム国』は共通の価値観がなく、話して何とかなる相手ではないと感じる。厳しい状況だと思う」と不安を募らせる。

 24日夜に投稿された後藤さんの映像を見たが「やつれた様子で……」と言葉少な。「とにかく無事で帰って。体験したことを伝えてほしい」と願い、日本政府に対しては「やれることを全力でやってもらうしかない」と話した。【藤沢美由紀】

 ◇安田純平さん

 安田純平さんは2003年、新聞記者からフリージャーナリストに転身。04年4月に取材中のイラクで武装集団に拘束された。その後も、イラクの民間軍事会社で料理人として働いたルポやシリア内戦など、紛争地での取材を継続している。


<イスラム国拘束>「私は健二」…友が解放願うFB開設
毎日新聞 1月26日(月)20時21分配信

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後藤さんの解放を願い、映像作家の西前拓さん(右)が立ち上げたフェイスブックのページ

 ◇NY在住の映像プロデューサー、ツイッターでも

 イスラム国とみられるグループに拘束された後藤健二さん(47)の解放を願い、後藤さんの友人でニューヨーク在住の映像プロデューサー、西前拓さん(52)は、フェイスブックとツイッターに、英語で「私は健二」というページを開設した。「I AM KENJI」と書かれた紙を持った自分の写真を掲載するよう呼びかけており、投稿が相次いでいる。

 西前さんは10年ほど前、番組製作を通じて後藤さんと知り合った。「一緒にいると楽しくなる人で、正義感も強かった」という。

 後藤さんらの拘束を20日に知り、ショックで何もできなくなった。しかし、「何かしなければ」と思い、仏週刊紙「シャルリーエブド」銃撃事件後に連帯を示す合言葉になった「私はシャルリー」をヒントにして、ページを作った。

 後藤さんへの連帯の気持ちを表すことで、殺害をとどまらせたいとの思いを込めた。「彼がいかに愛されているかを示したいと思った。決して、主義主張やイスラム国への挑戦を訴えているのではない」という。

 ページには連日、世界各国の賛同者から、「早期の解放を……。双方に百害あって一利なし」「イスラム国も、ともに平和で公正な世界を作ろう」などのメッセージとともに、写真が投稿されている。西前さんは「国籍や宗教、信条を超えて、人の心を持ってほしい。健二を殺さないでほしい」と話している。【奥山智己】


<共産党>政権批判に委員長叱責、池内議員「不適切で削除」
毎日新聞 1月26日(月)19時34分配信

 ◇イスラム国拘束で政権対応をツイッターで批判…

 共産党の志位和夫委員長は26日の記者会見で、同党議員が「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件の政権対応をツイッターで批判したことについて「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中にああいう発信をするのは不適切だ」との見解を示した。

 同党の池内沙織衆院議員(比例東京ブロック)がツイッター上で25日に「国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権」などとつぶやいたが、志位氏の発言を受けて削除し「不適切と考え削除した。お詫(わ)びします」と謝罪した。

 野党各党は政府の対応を見守る姿勢だが、生活の党の小沢一郎代表が25日放送のNHK番組で「安倍さんがあっち(中東)まで行き宣戦布告とも言えるような話をした。日本も敵と捉えられてもしょうがない」と批判している。【田所柳子】


映像・音声「後藤さんの可能性高い」…官房長官
読売新聞 1月26日(月)19時28分配信

 菅官房長官は26日の記者会見で、24日にインターネット上に投稿されたジャーナリストの後藤健二さん(47)の映像について、流れている男性の声を含め、「後藤さん本人の可能性が高い」と述べた。

 菅氏はこの中で、「動画、音声等について(警察庁)科学警察研究所をはじめ、複数の機関で確認し、総合的に判断した」と語った。

 映像は、湯川遥菜さん(42)とされる男性が殺害されたとみられる写真を持った後藤さんの静止画に、男性の声で英語のメッセージを読み上げる音声が付けられていた。


「交渉なし」、長期化視野=邦人人質、27日で1週間
時事通信 1月26日(月)19時22分配信

 過激組織「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で、菅義偉官房長官は26日午後の記者会見で、イスラム国側との接触について「全く交渉がない」と明らかにした。政府は後藤健二さん(47)の早期解放に向け全力を挙げているが、安倍晋三首相は同日、事件長期化の可能性に言及した。インターネット上で邦人殺害を警告する動画が確認されてから27日で1週間となる中、事態解決への展望は開けていない。
 首相は26日午後、首相官邸で岸田文雄外相と会い、人質事件に関し「今すぐに動きがあって不思議ではない一方、時間がかかり、今後の成り行きが不透明になることも考えられる」と指摘。長期化も視野に対処するよう指示した。
 首相はこの後の自民党役員会でも「厳しい状況だが、ヨルダンはじめ各国と連携し、緊張感をもって努力していきたい」と語った。 


イスラム国殺害脅迫 菅氏、ネットの音声「後藤氏の可能性高い」
産経新聞 1月26日(月)19時7分配信

 菅義偉官房長官は26日の記者会見で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」とみられるグループが、インターネット上に掲載した音声について、人質となっている後藤健二さん本人の可能性が高いとの見方を示した。「専門家が検証しているが、政府として否定はできない。可能性が高い」と述べた。

 音声は後藤さんを名乗り、英語で湯川遥菜さんが殺害されたと説明。さらに、後藤さん解放の条件としてヨルダンで収監されているイラク人女性死刑囚の釈放を求めた。後藤さんの妻の実名にも言及した。警察庁の科学警察研究所が分析している。


日本では湯川さんの殺人を単に「殺害」 英字メディアでは「頭部切断」と残虐さに踏み込むところも
J-CASTニュース 1月26日(月)18時55分配信

Photo_4
ユーチューブで公開された後藤健二さんの写真。湯川遥菜さんの写真が印刷されたパネルを持っている(画像を一部修整しています)

 イスラム国に拘束されていた湯川遥菜さん(42)が殺害されたとみられる写真が公開されたことを受け、世界各国の首脳が続々と非難声明を発表している。日本政府は、殺害を「言語道断の許しがたい暴挙」と表現しているのに対して、欧米首脳は「残酷な殺害」「蛮行」と、さらに表現が強い。

 この背景には、日本では湯川さんの「処刑」を単に「殺害」と表現するケースが大半なのに対して、英字メディアでは「頭部切断(beheading)」などと殺害の残虐さに踏み込んだ表現をしていることがあるとみられる。

■日本政府の表現は「言語道断の許しがたい暴挙」

 拘束されている後藤健二さん(47)が、湯川さんが写った写真を持つ動画の存在が明らかになったのは、2015年1月24日の23時頃だ。菅義偉官房長官が直後の1月25日未明に開いた会見では、動画のことを、

  「邦人1名が殺害された写真を持つ後藤健二氏の写真が、インターネット上で配信された。このような行為は、言語道断の許しがたい暴挙」

と表現した。直後に発表された安倍首相の談話でも、「殺害」は「言語道断の許しがたい暴挙」だという点は同じだ。

  「湯川遥菜さんが殺害されたと見られる写真が、インターネット上に配信されました。御家族の御心痛は、察するに余りあり、言葉もありません。このようなテロ行為は言語道断の許しがたい暴挙であり、強い憤りを覚えます」

右の写真にはひざまづくような恰好、左の写真には頭部
 国内の大半のメディアでも、単に「殺害」と表現されている。ユーチューブで公開されていた動画では、後藤さんが持っているパネルのようなものには2枚の写真が印刷されており、向かって右側の写真には湯川さんがひざまずくような恰好が映し出されている。左側の写真には、頭部が置かれているという凄惨なものだ。

 ここ数か月、イスラム国は外国人を殺害する動画を複数公開している。この様子も単に「殺害」と報じられることがほとんど。米国人のピーター・カシグ氏の殺害について、朝日新聞が14年11月17日に、

  「『イスラム国』がカシグ氏とみられる切断された頭部の映像を公表したことを受け、米政府が身元の確認を進めていた」

と報じたのが数少ない例外だとみられる。単なる「殺害」という言葉からは、「頭部切断」という犯行の残忍さは伝わりにくい。

 英字でも「殺害」にあたる「killing」「murder」といった単語を使って報じるメディアが多かったが、さらに踏み込んだ表現をするメディアも散見された。例えば米国のワシントンポスト、英国のガーディアン、オーストラリアのスカイニュースは、湯川さんの遺体の状況を「首が斬り落とされた」を意味する「beheaded」と表現。似たような意味の「decapitated」という単語や、「処刑された(executed)」という表現を使う社もあった。

オバマ大統領「残酷な殺害を強く非難」
 こういった事情が反映されたのか、欧米首脳の声明の方が強い言葉でイスラム国を非難しているようだ。オバマ大統領は1月24日に、

  「米国は、テロリストグループ、ISIL(イスラム国)による日本国民、湯川遥菜さんの残酷な殺害を強く非難する」

とする声明を発表。ヘーゲル国防長官も、「非人間性」という言葉でイスラム国の残虐さを強調した。

  「ISILの非人間性は、日本がここ数か月でイラクとシリアの人々に行ってきた寛大な人道援助とは著しく対照的で、イスラム国の相次ぐ蛮行は、世界的な連合がイスラム国を弱体化させ、究極的には破壊しようという決意を強めるだけだ」

 英国のキャメロン首相も、

  「報じられているISILによる湯川氏の残酷な殺害とさらなる脅迫は、テロリストのさらなる残忍な蛮行を想起させる」

と述べ、イスラム国の一連の犯行を非難。フランスのオランド大統領も、「野蛮な殺害を強く非難する」と述べている。


「イスラム国」は「ISIL」に…自民申し合わせ
産経新聞 1月26日(月)18時35分配信

 自民党は26日の役員会で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の呼称について、原則として「ISIL(アイシル)(イラク・レバントのイスラム国)」か「いわゆるイスラム国」という表現を使うことを申し合わせた。

 党内から「日本がイスラム国を独立国家として承認しているかのような印象を与えかねない」などという懸念が挙がっていたためだ。「ISIL」は「the Islamic State in Iraq and the Levant」の略称。


「イスラム国」の呼称不使用=自民
時事通信 1月26日(月)18時33分配信

 自民党は26日の役員会で、邦人人質事件の発生を踏まえ、「イスラム国」の呼称などを使わず、英語表記の「ISIL」とするか、「イスラム国」の前に「いわゆる」を付けることを申し合わせた。谷垣禎一幹事長は記者会見で「独立国家として承認している印象を与えかねない」と、申し合わせた理由を説明した。 

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