« 皇居で「講書始の儀」が行われる | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1872,2015年1月11日 »

2015年1月10日 (土)

宮城沖地震に関するニュース・1871,2015年1月10日

引き続き、2011年3月11日に発生した、東北関東大震災に関するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:湯沢発電所、今冬一度も除雪せず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阪神大震災20年「希望」つなぐ - 速報:@niftyニュース.
リンク:原発事故避難先でダルマ市 - 速報:@niftyニュース.
リンク:今年の福男は?「女川復幸男」も裏方で参加 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<慰霊と復興のモニュメント>「また家族が一つになれた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:現場知り、変わる意識=「阪神」知らない生徒ら―震災20年後の防災教育 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟、水力発電所で屋根崩落 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<東電湯沢発電所>2メートルの積雪、雪の重みで屋根崩落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「釜石の奇跡」など日本の防災発信…仙台で会議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<阪神高速>阪神大震災で倒壊橋脚を特別公開 神戸・東灘 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阪神大震災でゆがんだ橋桁を公開 - 速報:@niftyニュース.
リンク:東電発電所の屋根崩落=雪の重みが原因か―新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:溶けた核燃料、宇宙線で探れ - 速報:@niftyニュース.
リンク:19歳の母を阪神大震災で亡くした女性 成人迎え「東北の力になる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<防災専任職員>大震災後に増員54自治体 ゼロは37 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島、中間貯蔵施設に1千億円 - 速報:@niftyニュース.

以下、参考のために同記事を引用

湯沢発電所、今冬一度も除雪せず
2015年1月10日(土)20時57分配信 共同通信

 新潟県湯沢町にある水力の東京電力湯沢発電所で、タービン建屋の屋根が崩落した事故で、東電が今冬、一度も雪下ろしをしていなかったことが10日、同社への取材で分かった。県警は、雪の重みで屋根が崩れたとみて、原因を調べている。

 東電によると、屋根に150センチ程度雪が積もると、業者に除雪を依頼するようにしていた。5日に業者と連絡を取り、除雪の作業日を調整している最中だったという。新潟地方気象台によると、10日午前6時の湯沢町の積雪は208センチ。

 事故は10日朝に発生し、運転中のタービン4基が停止した。電力供給への影響はなかった。


阪神大震災20年「希望」つなぐ
2015年1月10日(土)18時49分配信 共同通信

Photo_5
 阪神大震災の犠牲者を追悼するため、ガス灯「1・17希望の灯り」を分灯する中学生たち=10日午後、神戸市中央区の東遊園地

 阪神大震災から17日で20年になるのを前に、犠牲者の鎮魂と街の復興を願って神戸市中央区の東遊園地にともされているガス灯「1・17希望の灯り」の分灯が10日、始まった。

 希望の灯りは震災から5年後の2000年1月17日、全国のボランティアから寄せられた火を集めてともされた。01年から全国に分灯しており、各地の追悼行事で点灯される。

 この日は寒空の下、兵庫や徳島の小中学校など約20団体や個人が東遊園地を訪れ、希望の灯りをランタンに移した。


原発事故避難先でダルマ市
2015年1月10日(土)17時3分配信 共同通信

Photo_4
 福島県いわき市の仮設住宅で開かれた双葉町の伝統行事「ダルマ市」に並ぶだるま=10日午前

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町の伝統行事「ダルマ市」が10日、避難先のいわき市の仮設住宅で開かれ、県内外に散らばっている双葉町民らが久しぶりの再会に笑顔を見せた。

 数百年の伝統があるダルマ市を、避難している町民の交流の場として継続しようと、双葉町の有志が2012年に仮設住宅で開き、今年で4回目。

 埼玉県に避難している無職上田美智子さん(77)は夫の善重郎さん(83)とバスに乗り、いわき市でのダルマ市に初めて来訪。「みんなに会えると思うと、うれしくて昨夜は眠れなかった」と話した。ダルマ市は11日も行われ、だるまみこしなどが披露される。


今年の福男は?「女川復幸男」も裏方で参加
読売新聞 1月10日(土)16時3分配信

 「本えびす」の10日、えびす神社の総本社・西宮神社(兵庫県西宮市)で本殿までの一番乗りを競う「開門神事福男選び」があり、約5000人が参道約230メートルを駆け抜けた。

 東日本大震災の被災者も裏方として参加し、行事を支えた。

 江戸時代からの神事で、上位3人がその年の「福男」となる。午前6時、太鼓の音を合図に表大門が開き、参加者は一斉に境内へ。

 「一番福」は摂南大1年で陸上部の志和(しわ)智徳さん(19)(西宮市)で、阪神大震災が発生した20年前は、西宮市内に住んでいた母親のおなかの中にいた。「揺れの中、母は3歳上の兄に覆いかぶさって守った」と聞いたといい、「みんなに幸せをもたらす存在になりたい」と笑顔を見せた。

 今年は、スタートまで門を内側から押さえる「門押さえ」に、仙台市の会社員鈴木大さん(33)が参加。東日本大震災の被災地・宮城県女川町で一昨年、福男選びをヒントに始まったイベント「津波伝承・女川復幸男」で2連覇中だ。

 女川復幸男は、津波が到達した午後3時32分、高台へと駆け上がり、避難の重要性を訴える。昨年から西宮神社の公認イベントとなり、神社関係者が今回、鈴木さんに参加を呼びかけた。

 東日本大震災の当時、女川町に住んでいた鈴木さんは勤務先だった水産加工会社が津波被害に遭ったといい、「開門の瞬間に感じた参加者のエネルギーを持って帰り、東北の本格的な復興につなげたい」と話した。


<慰霊と復興のモニュメント>「また家族が一つになれた」
毎日新聞 1月10日(土)15時0分配信

 ◇病死の4人も 一家6人の名前が銘板にそろう 神戸

 阪神大震災(1995年)の犠牲者の名前を刻んだ「慰霊と復興のモニュメント」(神戸市中央区)に、全壊した自宅で亡くなった中学生の姉弟に加え、震災後に病死した両親と祖父母の名前が刻まれた。維持管理に協力するNPOが「4人も震災で命を落としたのと同じ」と判断。姉弟を含めた一家6人の名前が銘板にそろい、親族らは「また家族が一つになれた」としのんだ。

 姉弟は、当時中学3年だった大黒(だいこく)久美子さん(当時15歳)と1年だった智志さん(同13歳)。神戸市東灘区のアパートに両親と住んでいた。

 親族らによると、震災前日の1月16日夜、両親はこたつで寝ていた子供2人が風邪を引かないようにと布団に運び、自分たちはこたつで寝た。翌朝、震災でアパートが全壊。両親はこたつに守られたが、子供2人は亡くなった。近所の祖父母は無事だった。家族ぐるみの付き合いがあった近くの藤瀬裕子さん(62)は「地域で評判の仲良し一家だった」と振り返る。

 おばの井筒広美さん(67)=兵庫県尼崎市=によると、震災後、「自分が代わってやりたかった」と孫への思いを語っていた祖母誉さんは、97年に75歳で病死した。母信子さんは悪性リンパ腫が見つかり、「医者から長くないと言われた。やっと2人に会える」と、モニュメントを訪れては子供2人の名前をさすっていたという。信子さん、祖父一雄さん(当時84歳)は2001年に亡くなった。

 「ハッチ」と呼ばれていた父肇さんは「本当に『みなしごハッチ』になった」とアニメに例えてこぼした。08年には井筒さんと初めてモニュメントを訪問。無言で子供2人の名前を見つめていた。その2年後、肺がんで亡くなった。

 藤瀬さんは昨夏、震災死でなくても銘板に名前が刻まれるケースがあると知り、「4人の命も震災に奪われた」として井筒さんに追加を提案。神戸市のNPO「阪神淡路大震災1・17希望の灯(あか)り」が応じ、昨年12月、子供2人の近くに4人の名前が刻まれた。

 銘板で「再会」した一家。藤瀬さんは「これで久美子ちゃんと智志君もさみしくないでしょう。また、にぎやかな笑い声を聞ける気がする」と話し、井筒さんも「皆と会える場所ができた」と涙を浮かべる。2人は震災から20年になる17日をモニュメント前で迎える。【宮嶋梓帆】


現場知り、変わる意識=「阪神」知らない生徒ら―震災20年後の防災教育
時事通信 1月10日(土)14時33分配信

 17日で発生から20年となる阪神大震災を契機に、災害と社会との関係を学び、災害に対応する力を持つ人材の育成を目的とした防災教育の専門学科が、神戸市内の高校に開設された。兵庫県立舞子高校(同市垂水区)に2002年、全国で初めて設置された「環境防災科」で、科長として生徒を指導してきた諏訪清二教諭(54)は、昨年までに約400人の卒業生を送り出してきた。
 同科では災害のメカニズムなどを学ぶほか、被災者の体験談を聞いたり、ボランティアに赴いたりして、被災現場の実態を学ぶ。教え子は警察官や消防士などとして各地で勤務している。
 今の生徒は阪神大震災を経験していない世代。ボランティアに行く前から、「被災者に勇気をあげたい」などと簡単に口にする生徒に、諏訪さんは傲慢(ごうまん)さを感じることもあったという。
 ボランティア活動の際は、「必要な支援を愚直にこなすこと」だけを教え、生徒は食器洗いなど依頼された仕事に取り組むだけだ。それでも、作業中に被災体験を聞かせてもらうことで、変化が芽生えるという。
 東日本大震災後の11年5月、宮城県東松島市にボランティアに入った時のことが忘れられない。民家から泥を掻き出す作業を終えた女子生徒が、「泥をいくら出しても、外はがれきの山。何も風景が変わらない」と泣きだした。
 「被災地の現実を目の当たりにして、自分の無力さに気付いたんだろう」と振り返る諏訪さんは、「深刻で複雑な被災地の現実に直面し、自分の思い込みとのギャップに戸惑う。生徒はそこで初めて、実感の伴った自分の言葉で考えるようになる」と、現場での実体験の貴重さを指摘する。 


新潟、水力発電所で屋根崩落
2015年1月10日(土)13時16分配信 共同通信

Photo_6
 タービン建屋の屋根が崩落した東京電力湯沢発電所=10日午後1時13分、新潟県湯沢町で共同通信社ヘリから

 10日午前6時半ごろ、新潟県湯沢町にある水力の東京電力湯沢発電所で、電気異常を検知しタービン4基が自動停止した。東電から通報を受けた地元消防が駆け付けると、コンクリート3階建てタービン建屋の屋根約1200平方メートルが崩落していた。

 東電によると、発電所は無人で運転しており、けが人はいなかった。運転停止による電力供給への影響はないという。

 県警南魚沼署によると、崩落した屋根は縦約25メートル、横約48メートルで、雪の重みで崩れたもよう。運転中のタービン4基の上に崩れた屋根ががれきとなって落ちた。10日午前9時の湯沢町の積雪は、平年の約2倍だったという。


<東電湯沢発電所>2メートルの積雪、雪の重みで屋根崩落
毎日新聞 1月10日(土)12時44分配信

 10日午前6時50分ごろ、新潟県湯沢町湯沢の水力発電所「東京電力湯沢発電所」(出力1万5600キロワット)で自動火災報知機が作動したと、同社から119番があった。県警南魚沼署の調べによると、鉄筋3階一部2階建てタービン建屋の屋根約1200平方メートルが崩落していた。建屋内にあった4基のタービンが自動停止した。同発電所は通常無人で、けが人はなかった。当時、屋根には約2メートルの積雪があり、同署は雪の重みが原因とみている。

 同社などによると、首都圏などに電力を供給しているが、他の発電所に切り替えるなどして供給に影響はないという。

 新潟地方気象台によると、10日午前10時現在の湯沢町の積雪は214センチで、平年の約2倍だった。同社は除雪業者と日程を調整していたという。【湯浅聖一】


「釜石の奇跡」など日本の防災発信…仙台で会議
読売新聞 1月10日(土)12時40分配信

 3月に仙台市で開かれる国連防災世界会議で、内閣府などが「防災教育」の重要性を世界各国に発信する方針を決めた。

 避難に重点を置く防災教育を続けてきた岩手県釜石市で東日本大震災の際、約3000人の小中学生の大半が助かった「釜石の奇跡」と呼ばれる事例や、各地で実践されている様々な防災教育を紹介。会議の一環として東北大で開くフォーラムで、防災教育の「仙台宣言」を採択する。

 2012年施行の改正災害対策基本法では、防災機関に対し、防災教育を行う努力義務が課されたほか、住民にも災害教訓を伝承する責務があると明記するなど、防災教育が防災対策の基本と位置づけられている。

 会議での発信は主に、防災教育に取り組む学校や団体が、自らの実践例を発表する形で行う。


<阪神高速>阪神大震災で倒壊橋脚を特別公開 神戸・東灘
毎日新聞 1月10日(土)12時38分配信

 阪神大震災で倒壊した阪神高速の橋脚の一部などを保存している阪神高速道路会社の「震災資料保管庫」(神戸市東灘区)が10日、特別公開された。11日までで、事前に申し込んだ市民ら約270人が見学する。

 阪神高速は震災で東灘区の3号神戸線が倒壊するなど広範囲で被害を受け、通行車両に乗っていた人ら16人が亡くなった。震災の風化を防ぎ、耐震性の研究に役立てようと、1999年に保管庫を開館。コンクリートに亀裂が入った橋脚の一部(幅3.5メートル、奥行き約2メートル、高さ4メートル)などの構造物34点を展示している。

 この日は、職員らが破壊のメカニズムを説明。神戸市北区の礒野彰夫さん(75)は「高速道路が倒れた光景を改めて思い出した。大きな揺れは自分も感じたが、どうしてこのように壊れてしまったのかが理解できた」と話した。保管庫は10、11日以外にも毎月4回、申し込み制で公開している。【久野洋】


阪神大震災でゆがんだ橋桁を公開
2015年1月10日(土)12時4分配信 共同通信

Photo_3
 阪神大震災の地震動で亀裂が入った阪神高速のコンクリート製橋脚=10日午前、神戸市東灘区

 阪神高速道路は10日、阪神大震災の地震動でゆがんだ鋼鉄製の橋桁などを置いている神戸市東灘区の震災資料保管庫を一般に公開した。11日までで、事前に申し込んだ計約270人が参加する見込み。

 保管庫は、高速道路の高架が倒壊するなどの激しい被害の記憶を風化させないようにするため、1999年に開館。コンクリートに亀裂が入った橋脚などの構造物34点や、復旧に携わった社員の活動記録が展示されており、これまでに国内外の研究者や防災学習の児童らが訪れてきた。


東電発電所の屋根崩落=雪の重みが原因か―新潟
時事通信 1月10日(土)11時43分配信

 10日午前6時50分ごろ、新潟県湯沢町湯沢の東京電力湯沢発電所(水力、最大出力1万5600キロワット)で「火災報知器が鳴っている」と東電から119番があった。消防隊員らが駆け付けたところ、タービン建屋の屋根が崩落していた。屋根に積もった雪の重みで崩落した可能性が高いとみて東電が原因を調べている。
 東電によると、この事故で発電所は運転を停止、再開のめどは立っていない。一方、発電所は無人だったため、人的被害はなかった。
 県警南魚沼署によると、崩落した屋根の面積は約1200平方メートル。東電によると、1メートル50センチ以上の積雪を確認した時点で、業者に除雪を依頼することになっているという。5日に依頼をしたが、除雪業者の都合が付かず、作業日は調整中だった。 


溶けた核燃料、宇宙線で探れ
2015年1月10日(土)8時41分配信 共同通信

Photo_2
 ミュー粒子観測データを基にコンピューターで画像処理したイメージ図。東海第2原発の格納容器(奥)と手前左上にある燃料プール、その内部の核燃料の位置関係が分かる(高エネルギー加速器研究機構提供)

 宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」を利用し、東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)を調べる初の実証試験が2月から始まる。関係者は「廃炉で最難関のデブリ取り出しに向けた検討材料を得たい」と期待をかける。

 ミュー粒子は物質を透過する能力が高い一方、ウランなど密度が高い物質にぶつかると、吸収されたり、進む方向が変わったりする性質がある。

 この性質を利用し、上空から降り注ぐミュー粒子を原子炉建屋の周囲で一定期間、観測すれば、エックス線写真のようにデブリの位置や分布範囲が把握できる仕組みだ。


19歳の母を阪神大震災で亡くした女性 成人迎え「東北の力になる」
産経新聞 1月10日(土)7時55分配信

Photo_3
成人式で着る晴れ着の前で笑顔を見せる楓香さん(左)と祖母の明美さん=8日午後、神戸市灘区(頼光和弘撮影)(写真:産経新聞)

 阪神大震災で母親を失った女性が12日、成人式を迎える。神戸市灘区の短大2年、浦田楓香(ふうか)さん(20)。生後4カ月で母、智美さん=当時(19)=を亡くし、祖母の明美さん(66)に育てられた。母の年齢に追いついた昨年から、東日本大震災の遺児支援に携わる。「今度は私が子供たちを笑顔にしたい」。成人式前日の11日に開かれる震災遺児らのケア施設「神戸レインボーハウス」(同市東灘区)の追悼式では、代表で亡き母への手紙を朗読し、自身の成長と被災地支援への決意を報告する。

 智美さんの母子手帳には楓香さんの成長の記録とともにメモが記されている。

 「4カ月と2日 たんこぶ痛いよね。ごめんね。ふーちゃん」。メモはこう記した平成7年1月9日を最後に途切れた。

 その8日後、智美さんは震災で全壊した神戸市兵庫区の文化住宅の梁(はり)の下敷きになり、亡くなった。同月25日に20歳の誕生日を迎えるはずだった。

 助け出された楓香さんは明美さん夫婦が養女として引き取った。「この子が20歳になるまで頑張ろう」。明美さんはそう誓い、苦労しながら懸命に育てた。

 ◆「智ちゃん」の真実

 楓香さんが真実を知ったのは小学3年のとき。「震災で死んだ姉」と教えられた智美さんが母で、「私はほんまはおばあちゃんなんや」と明美さんから打ち明けられた。実感がわかなかった。赤ちゃんのときの自分と智美さんが笑い合っている写真を見ても「何だか不思議な気持ち」。だから驚くこともなく、「そのままでいい。オカンはオカンや」と答えた。

 智美さんの年齢に追いついた昨年1月、神戸レインボーハウスの追悼式で、亡き母に宛てたメッセージを初めて読んだ。「この家族でいられて本当に幸せ」。明美さんらへの感謝の言葉とともに、母への思いが一気にあふれた。母が迎えられなかった20歳を「大きな通過点」とし、「この年を乗り越えられたら、何でもできるような気がする」と結んだ。

 ◆同じ遺児を笑顔に

 昨年春、東日本大震災の遺児らをケアする「仙台レインボーハウス」(仙台市)の完成式典に出席した。これを機に、東日本の遺児や遺族らとの交流が始まり、被災各地で講演活動を行うように。震災の記憶がない自分に話ができるか迷ったが、震災遺児の姿がかつての自分に重なった。「私の話が東北の人たちの力になれるんじゃないか」。そう思い、「震災を生き抜いた命を大切にしてください」と伝え続けている。

 短大卒業後も震災遺児支援は続けるつもりだ。「震災がなければ違う人生、違う私だった。震災があり、周りの人々が私をここまで育ててくれた。同じ境遇の子供たちを少しでも笑顔にしたい」とほほ笑む。

 そんな“娘”の姿に、明美さんは「楓香が子供の頃からずっと『大きくなったら、次は支援する側になってほしい』と願って育ててきた。少しは人の痛みが分かる子に近づけたのかな」と目を細める。

 11日の追悼式で、楓香さんは再びあいさつに立つ。「周りの人に恵まれて、こんなに元気に育ったよ。私を産んでくれてありがとう。智ちゃん、『大きくなったね。頑張ってるね』って褒めてくれるかな」


<防災専任職員>大震災後に増員54自治体 ゼロは37
毎日新聞 1月10日(土)7時30分配信

 全国の47都道府県と20政令市のうち、8割にあたる54自治体が東日本大震災(2011年3月)以降に「防災」の専任職員を増員していたことが毎日新聞の調査で分かった。多くの自治体が財政難などで職員を削減する傾向にあるが、相次ぐ自然災害を受け、防災態勢の充実を図る動きが広がっている。一方で、津波被害が想定される太平洋沿岸部の市町村のうち「専任職員ゼロ」が37あり、小規模な自治体が職員の確保に難航している現状も浮き彫りになった。

 全都道府県・政令市と、南海トラフ地震を想定して内閣府が指定する「津波避難対策特別強化地域」の139市町村(1都13県)を対象に昨年11~12月、アンケートし、10年度(東日本大震災直前)と現在の防災専任職員数▽防災専門の幹部職の有無--などを聞いた。

 専任を増員したのは38都道府県と16政令市。中でも京都市は12人から26人、堺市は10人から25人に大幅に増員していた。「地域防災力の向上のため区役所の防災職員を増やした」(京都市)、「南海トラフ地震に備えて地域防災計画を見直した」(堺市)としている。1・6倍に増やした島根県は「原発災害に備え、担当者を増やした」と説明した。大阪府や青森県など減員した9自治体はいずれも微減で、「災害対策の権限を市町村へ一部移譲した」などの理由を挙げた。

 都道府県・政令市全体でみると、専任職員は2489人から2943人と18%増。総務省によると、ほぼ同期間に全職員数は36万7048人から35万4663人に約3%減っており、防災重視の傾向がうかがえた。

 一方、津波避難対策特別強化地域の139市町村(回答134市町村)では、「増員」は63自治体と半数弱。「専任ゼロ」が37あり、総務課職員などが防災を兼務していた。このうち23が人口1万人未満の町村だった。

 明治大大学院の中林一樹特任教授(都市防災)は「小規模自治体では兼任せざるを得ない状況がある。内閣府などが実施する防災研修に積極的に職員を派遣し、個々の能力を高めるべきだ」と指摘する。【小山由宇】


福島、中間貯蔵施設に1千億円
2015年1月10日(土)2時0分配信 共同通信

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管するため福島県内に建設する中間貯蔵施設をめぐり、政府は2015年度予算案に約1千億円を盛り込む方針を固めたことが9日分かった。建設用地の取得や施設の整備などに充てる。

 環境省が昨年8月にまとめた概算要求では、建設受け入れをめぐる福島県との交渉が難航していたため金額を未定としていた。

 政府は中間貯蔵施設の敷地として第1原発周囲の約16平方キロを取得する計画。福島県が昨年8月末に受け入れを表明。

 施設は最長30年間、廃棄物を保管し、建設費や運営費など総費用は約1兆1千億円の見込み。

« 皇居で「講書始の儀」が行われる | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1872,2015年1月11日 »

ニュース」カテゴリの記事

社会・事件」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/60951156

この記事へのトラックバック一覧です: 宮城沖地震に関するニュース・1871,2015年1月10日:

» ケノーベルからリンクのご案内(2015/01/11 08:48) [ケノーベル エージェント]
釜石市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。 [続きを読む]

« 皇居で「講書始の儀」が行われる | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1872,2015年1月11日 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31