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2014年10月13日 (月)

御嶽山噴火、登山者多数が負傷、死者計56人・22

27日午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(3067メートル)が噴火した。気象庁によると、山の南側斜面を3キロ以上にわたって噴煙が流れ下るのが確認されたという。警察や消防、自衛隊は10月4日、山頂付近で新たに心肺停止状態の4人を発見し麓まで搬送したが、全員の死亡が確認された。11日までに噴火による死者は計56人となった。

火山活動による被害では、平成3年に43人が犠牲となった長崎県の雲仙普賢岳を上回り、戦後最悪となった。

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リンク:濃霧でヘリ出せず、陸路隊の行く手遮る火山ガス - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最多の態勢で捜索再開、2時間後中止…初積雪も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>東北大から最新金属探知機4台 捜索に活用へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>捜索3日ぶり再開…午前11時に打ち切り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:3日ぶり捜索、午前で中止=山頂に雪、940人投入―御嶽山噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<噴火警戒>最低の「レベル1」実は「安全」ではない - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山、最大態勢の捜索打ち切り - 速報:@niftyニュース.
リンク:御嶽山、3日ぶり捜索=山頂に雪、940人投入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山「全山捜索」へ、自衛隊員ら準備 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>3日ぶりに捜索再開へ 午前8時以降 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>五の池小屋を補強へ 捜索拠点に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山、最大千人規模で捜索へ - 速報:@niftyニュース.
リンク:御嶽山、3日ぶり捜索へ=最多の1000人態勢 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山、15日から全山捜索…1890人投入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>15日捜索再開へ 1890人態勢で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<登山届>岐阜知事、関連条例案を提出へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山の登山届、義務化検討=岐阜知事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火、富士山も退避施設なし…「火山列島日本」で何をなすべきか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:合同救助隊が会議開催へ…御嶽山捜索の再開巡り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリで山頂確認へ=台風で雨120ミリ、強風続く―御嶽山 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>14日も捜索中止 台風19号の影響で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:捜索痕跡、消える恐れも=台風通過で「やり直し」―御嶽山噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風19号>御嶽山登山口、岐阜・下呂市付近を通過予測 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風接近、御嶽山麓で住民ら避難 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<台風19号>御嶽山ふもとの長野・木曽町でも避難勧告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土石流を警戒、避難勧告=御嶽山麓の2町村―長野 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山生還に罪悪感…「犠牲者に申し訳ない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:火山灰で土石流恐れ、木曽町が71人に避難勧告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山麓の王滝村、滝越地区に避難勧告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風19号>御嶽山ふもとの長野・王滝村で避難勧告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>数日前から複数の異変 気象庁に届かず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山捜索に第二次派遣へ=警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山麓、台風に警戒強める - 速報:@niftyニュース.
リンク:御嶽山でも大活躍する自衛隊の「ハラハラ・イライラ哀史」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

濃霧でヘリ出せず、陸路隊の行く手遮る火山ガス
読売新聞 10月15日(水)14時12分配信

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頂上付近に向かうヘリが出ず、待機を余儀なくされた救助隊員ら(15日午前10時15分、長野県王滝村で)=中村光一撮影

 台風19号に阻まれ、ようやく再開された御嶽山(おんたけさん)(3067メートル、長野・岐阜県境)の捜索が15日、中止を強いられた。

 山頂付近には約1センチの初冠雪が確認され、救助隊の輸送ヘリは濃霧で降りられず、陸路隊も火山ガスに行く手を遮られた。行方不明者7人の発見に全力を挙げたい救助隊だが、捜索環境は刻々と悪化。午後には降雨の予報もあり、関係者は焦りの色を濃くしている。

 長野・岐阜の両県警や陸上自衛隊、消防の合同救助隊は15日午前8時50分、登山口から3日ぶりに捜索を再開。王滝、黒沢、開田の3登山口から各20人の先遣隊を午前6時から入山させる予定だったが、早朝に降雨があり、大幅に遅れた。

 陸自中型ヘリコプターの先遣隊も雨などで遅れ、午前8時過ぎに松本駐屯地を出発、雪に覆われた山頂近くの窪地(くぼち)「一ノ池」付近に着陸した。周辺は台風の大雨と雪でぬかるんだ火山灰に足首まで埋まる状態だった。それでも救助隊本隊を山頂へ輸送しようとしたが、間もなく視界不良となって運航不能に。陸路からの救助隊は9合目で火山ガスによって先に進めず、午後からの雨の予報もあり、午前11時に捜索の中止が決まった。多くの隊員は目出し帽をかぶったり重ね着をしたりして万全の防寒対策で臨んだが、悪天候に阻まれた。


最多の態勢で捜索再開、2時間後中止…初積雪も
読売新聞 10月15日(水)12時12分配信

 56人が死亡した御嶽山(おんたけさん)(3067メートル、長野・岐阜県境)の噴火で、警察、消防、陸上自衛隊などによる合同救助隊は15日、噴火後最多の1896人態勢で3日ぶりに行方不明者7人の捜索を再開したが、午後2時から雨が降る予報が出るなどしたため、開始から約2時間後の午前11時にこの日の捜索を中止した。

 山頂付近では、9月27日の噴火後初めて積雪(1センチ)を確認。長野地方気象台によると、16日も未明から早朝にかけて氷点下となることが予想され、同気象台は「降雨があれば、15日と同様に雪に変わる可能性が高い」としている。

 長野県災害対策本部関係者は「早朝に撮影した県警ヘリの映像では、9合目付近でも白い雪のようなものが見えた」としている。


<御嶽山噴火>東北大から最新金属探知機4台 捜索に活用へ
毎日新聞 10月15日(水)11時42分配信

 御嶽山(おんたけさん)噴火による行方不明者捜索に役立てるため、長野県警は15日、東北大から最新の金属探知機計4台を借り受け、県警木曽署員らが使用法を学んだ。16日以降の捜索での活用を検討する。

 同大東北アジア研究センターの高橋一徳助教によると、うち3台は地表近くの金属を探知するタイプで、音の変化により埋蔵物の場所を正確に捉えることができ、鉱物を豊富に含む土壌での使用も可能。時計など行方不明者の所持品に反応することが期待されている。残り1台は地中2メートル前後にある大型の金属を探知するという。

 東日本大震災の被災地での遺留品捜索で実績があるといい、高橋助教は「自分たちの研究成果が今回の捜索活動の役に立てば」と話した。

 一方、同県王滝村のヘリポートでは、自衛隊や警察、消防などの捜索隊の隊員がマスクやゴーグルを装着して待機。しめった火山灰が入り込むのを防ぐため、足元にガムテープをまくなどして、予定より約2時間遅れでヘリに乗り込んだが、雲で視界が確保できなかったためヘリポートに戻った。【田ノ上達也、柳沢亮】


<御嶽山噴火>捜索3日ぶり再開…午前11時に打ち切り
毎日新聞 10月15日(水)11時31分配信

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火山灰や岩の上に雪が積もった御嶽山山頂の御嶽神社奥社付近で、行方不明の登山者を捜す自衛隊員ら=2014年10月15日午前9時43分、本社ヘリから小関勉撮影

 56人の死亡が確認された長野・岐阜県境の御嶽山(おんたけさん、3067メートル)の噴火で、長野県は15日朝、警察や消防、自衛隊による捜索活動を3日ぶりに再開したが、降雨の可能性があるため、午前11時に打ち切った。捜索は台風19号の接近で13、14日も見送っていた。

 午前8時半にヘリで山頂付近の一ノ池に降りた先遣隊によれば、1センチほどの積雪があり、火山灰はぬかるんで足首まで埋まる状態という。県警によると、ヘリからの映像では8合目あたりも薄く雪が積もっていた。噴火後に積雪が確認されたのは初めて。

 山頂付近には少なくとも7人が取り残されている可能性が高く、15日は後方支援を含めて1896人態勢で捜索に臨み、これまでで最多の939人を現場に入れる方針だった。剣ケ峰付近や八丁ダルミ、一ノ池などを重点エリアとし、岐阜県側を含むすべての登山口に捜索範囲を広げる予定だった。

 長野地方気象台によると、15日の山頂は日中(午前9時~午後6時)の気温が氷点下2~0度、風速5~8メートルと予想している。

 気象庁によると、15日午前8時50分現在、山頂周辺は雲がかかり、噴煙の状況は確認できていない。火山性微動は検出されない程度の大きさになっているが、火山活動は高まった状態が続いているという。【川辺和将、金森崇之】


3日ぶり捜索、午前で中止=山頂に雪、940人投入―御嶽山噴火
時事通信 10月15日(水)11時11分配信

 56人が死亡し、7人が行方不明となっている長野、岐阜県境の御嶽山(3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は15日朝、3日ぶりに捜索を再開し、これまでで最多の約940人を投入したが、午後から降雨が見込まれるため午前11時に撤収を決めた。山頂付近では噴火後初めて積雪が確認された。
 長野県によると、山頂近くの一ノ池辺りでは午前8時半すぎ、雪が1センチ程度積もっていた。捜索隊は一部がヘリコプターで山頂付近に入るとともに、徒歩で登山道周辺を調べ直した。
 御嶽山周辺で寒さが強まる中、火山灰の凍結やぬかるみで足場が悪くなるため、今後はさらに厳しい捜索活動が予想される。
 ヘリで出発した警視庁の志村和彦警視(58)は「着陸寸前に、危ないということで引き返した。残念だが明日に備え、家族の期待に応えたい」と話した。名古屋市消防局の松岡英治さん(53)は「条件が今後良くなることは考えられないので、何とか頑張る」と語った。 


<噴火警戒>最低の「レベル1」実は「安全」ではない
毎日新聞 10月15日(水)10時47分配信

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雪で白くなった御嶽山山頂付近で、捜索に向かう自衛隊員たち(左奥)と、自衛隊のヘリコプター=御嶽山山頂付近で2014年10月15日午前9時47分、本社ヘリから小関勉撮影

 御嶽山(おんたけさん)の噴火を受け、「噴火警戒レベル1」の在り方が問題となっている。「レベル1=噴火の恐れがなく安全」と誤解されるケースがあり、専門家からは「静穏な状態のレベル0を新たに設けるべきだ」との声が上がっている。【飯田和樹】

 御嶽山の山頂付近で噴火に遭い、五の池小屋に避難した後、岐阜県側の小坂口に下山した千葉県松戸市の女性(69)は、登山前に火山情報を確認したという。「私がリーダーだったので、いろいろなホームページを見て情報を集めた。御嶽山はレベル1だった。噴火するとはまったく思わなかった」と話す。

 噴火警戒レベルは2007年12月、「火山活動度レベル」に代わって火山の活動状況を伝える方法として導入され、1~5に分類されている。活動度レベルは、火山がどれほど活発かという情報だけで、地元住民や登山者が具体的にどのような対策を取ればよいかには触れていなかった。これを補うため、噴火警戒レベルでは、周辺自治体と協議しレベルごとの防災対応を明確にした。

 レベル1は「平常」と位置付けられているが、活動の度合いに幅がある。09年4月から活動がやや活発になり、今年6月にレベル2の「火口周辺規制」に引き上げられた群馬・長野県境の草津白根山について、気象庁火山課は「レベル2に引き上げる前から、実質的にはレベル1.5のような状況だった」と説明する。

 警戒レベルの導入直後から、新制度を疑問視する声はあった。静岡大防災総合センターの小山真人教授(火山防災学)は情報発信にメリハリがつくようになったことを評価する一方、「言葉の意味が住民感覚とずれている。なぜ噴火の心配の無い状態のゼロから始めないのか」と当時から指摘していた。

 災害時の情報伝達に詳しい同センターの牛山素行教授(災害情報学)は「レベル1であれ、活火山には元々リスクがあるというのだろうが、一般の人に伝わりにくい。1の状態に幅があるなら、静穏な状態をゼロにするのも一つの方法だ。現在、大雨など他の防災気象情報のレベル化を進めており、整合性も取れるかもしれない」と提案した。

 気象庁も「現状のレベル1は幅が広すぎるかもしれない。活動が静穏な火山もあれば、やや活発化した状態の火山もある」と認める。登山者に分かりやすく情報を提供する方法を考える検討会の新設を決めている。


御嶽山、最大態勢の捜索打ち切り
2014年10月15日(水)10時4分配信 共同通信

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 雪が積もった御嶽山山頂で、行方不明者を捜す自衛隊員ら=15日午前9時43分、共同通信社ヘリから

 噴火で56人が死亡、7人が行方不明となっている御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)で、長野県警や消防、陸上自衛隊が15日、捜索を3日ぶりに再開した。陸路やヘリコプターで山中に入って捜索に当たるのは、これまでの2倍に当たる千人規模で、後方支援を合わせると過去最大の約1900人態勢。山頂付近に加え、山小屋や全ての登山道もあらためて捜索し直す予定だったが、天候が悪く途中で打ち切った。

 長野県災害対策本部によると、同日の捜索で御嶽山の山頂付近で1センチの積雪を確認。初冠雪とみられる。気象庁によると、15日は夕方から再び雪が降る可能性がある。


御嶽山、3日ぶり捜索=山頂に雪、940人投入
時事通信 10月15日(水)9時40分配信

 56人が死亡し、7人が行方不明となっている長野、岐阜県境の御嶽山(3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は15日、3日ぶりの捜索を行った。山頂付近で噴火後初めて積雪が確認された中、これまでで最多の約940人を投入。ヘリコプターで山頂付近に入るとともに、徒歩で登山道周辺を調べ直した。後方支援を含めた態勢は約1900人。
 長野県によると、山頂近くの一ノ池辺りでは午前8時半すぎ、雪が1センチ程度積もっていた。寒さが強まる中、火山灰の凍結やぬかるみで足場が悪くなり、厳しい捜索活動が予想される。 


御嶽山「全山捜索」へ、自衛隊員ら準備
読売新聞 10月15日(水)7時24分配信

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捜索再開に向け、物資を運ぶ自衛隊員ら(14日午後4時、長野県王滝村で)=三浦邦彦撮影

 56人が死亡した御嶽山(おんたけさん)(3067メートル、長野・岐阜県境)の噴火で合同救助隊は15日、全登山道などを調べる「全山捜索」を始める。

 14日には長野県王滝村で捜索再開に向けて準備する自衛隊員の姿が見られた。


<御嶽山噴火>3日ぶりに捜索再開へ 午前8時以降
毎日新聞 10月15日(水)7時22分配信

 長野・岐阜県境の御嶽山(おんたけさん、3067メートル)の噴火で、長野県は15日早朝、警察や消防、自衛隊による捜索活動を、3日ぶりに再開することを決めた。早朝にふもとで降雨があったため、開始時刻を2時間余り遅らせる。午前8時以降、ヘリコプターで上空から現場の状況を確認。安全が確認できれば、これまでで最多の約1000人が現場に入る。

 山頂付近にはなお、7人が取り残されている可能性が高いが、台風19号の接近で13、14日の捜索は見送られていた。【川辺和将】


<御嶽山噴火>五の池小屋を補強へ 捜索拠点に
毎日新聞 10月15日(水)6時50分配信

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御嶽山の噴火前の「五の池小屋」。噴火の際は登山者約30人が逃げ込んだ=岐阜県下呂市で2014年9月22日、鈴木一光さん撮影

 御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県境、3067メートル)が噴火した際、登山者ら約30人が逃げ込んで助かった山小屋「五の池小屋」を運営する岐阜県下呂市が、小屋の補強作業に乗り出す。五の池小屋は冬場、唯一の避難小屋としての機能を持つが、このままでは雪の重みで山小屋がつぶれる恐れがあり、早ければ15日にも市職員らが作業を開始する。噴火に伴う入山規制の区域内にあるが、市は「今後の捜索活動や調査の拠点になる可能性もある」と補強を決断した。

 五の池小屋は下呂市側からの登山道の9合目にあり、約100人を収容できる。9月27日の噴火直後には、管理人の市川典司さん(44)や常駐していた山岳警備隊が登山者らの救助に奔走した。噴煙の中で逃げ惑う人たちを小屋に避難させ、重傷者を夜通し看病するなど、子どもを含めた約30人を全員無事に下山させた。

 小屋のスタッフらは、現地に残って救助活動を支えたいと望んだが、下呂市の災害対策本部の指示で下山した。例年であれば10月15日までに営業を終え、雪が降ってもつぶれないよう補強作業を行ってから小屋を閉めるが、噴火で緊急下山したため、補強できなかった。

 御嶽山に約10カ所ある山小屋はいずれも、冬季は営業を停止する。五の池小屋も閉まるものの、2階の一部は避難場所として冬山登山者に開放している。10年以上、管理人として山小屋を守ってきた市川さんは「五の池小屋は冬場、唯一の避難小屋としての役割を持っている」と補強の必要性を説く。市は天候を確認した上で、補強作業をする市職員らを五の池小屋に派遣。雪でつぶされないよう建物を支える柱を複数、設置する予定だ。

 小屋を運営する下呂市小坂振興事務所は「入山規制中だが、五の池小屋の機能を重視し、補強作業を行うことを決定した。雪が降り出すまでに作業を終えたい」としている。【飯田憲、真野敏幸】


御嶽山、最大千人規模で捜索へ
2014年10月14日(火)22時15分配信 共同通信

 噴火で56人が死亡、7人が行方不明となっている御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)で、長野県災害対策本部は14日、台風19号により中断していた捜索活動を15日に再開する場合、これまでの2倍近い過去最大の千人規模で、登山道入り口から山頂付近に至る全域を捜索し直す方針を決めた。

 後方支援を含めると約1890人態勢。捜索再開の最終判断は15日早朝、山頂周辺や登山道の雨の影響を確認した上で行う。14日午後には陸上自衛隊のヘリコプターで偵察を試みたが、雲がかかって見えなかった。

 15日以降の捜索では山頂付近に加え、山小屋や、全ての登山道をあらためて調べ直す。


御嶽山、3日ぶり捜索へ=最多の1000人態勢
時事通信 10月14日(火)21時59分配信

 56人が死亡し、7人が行方不明となっている長野、岐阜県境の御嶽山(3067メートル)の噴火で、長野県は14日午後、台風19号の通過に伴って2日連続で中止した捜索を、15日に再開する方針を固めた。早朝に天候を確認した上で決定する。警察、消防や自衛隊がこれまでで最多の約1000人態勢を組み、ヘリコプターと徒歩で山頂に向かう。
 3日ぶりとなる捜索を前に、阿部守一長野県知事は「これまでの捜索範囲を全て確認し直し、徹底的に行いたい。(捜索隊には)できることをやり尽くす気持ちでやっていただきたい」と述べた。
 県災害対策本部によると、後方支援を含めた15日の態勢は約1890人。既に捜索済みの山頂付近を調べ直し、登山道の脇道なども捜索する。立ち入りが困難な急傾斜地では、ヘリからの目視を徹底する。 


御嶽山、15日から全山捜索…1890人投入
読売新聞 10月14日(火)21時45分配信

 御嶽山(おんたけさん)の噴火で、警察と消防、陸上自衛隊の合同救助隊は15日から、これまで最多の11日より約700人多い、噴火後最大の約1890人を投入し、全山捜索を行う。

 15日からは、7人の行方不明者発見のため、山頂・剣ヶ峰から1キロ圏内の「重点エリア」を「剣ヶ峰」「剣ヶ峰南側の八丁ダルミ周辺」「窪地(くぼち)・一ノ池と火山湖・二ノ池西側の登山道脇」の三つに再編。噴火当時の目撃情報などを再検証し、行方不明者がいた可能性が高い地域にエリアを狭めた。このほか、全ての登山道を調べる。

 合同救助隊は14日午後、捜索再開に向け、陸自ヘリで山頂付近の状況を偵察したが、標高2000メートル以上に雲がかかり、安全を確認できなかった。このため、15日早朝に再びヘリを飛ばし、安全が確認できれば、山中に約1000人を投入する。


<御嶽山噴火>15日捜索再開へ 1890人態勢で
毎日新聞 10月14日(火)21時16分配信

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明日の捜索のための上空からの偵察を終え、自衛隊ヘリから降りる消防隊員ら=長野県王滝村で2014年10月14日午後3時33分、木葉健二撮影

 56人の死亡が確認された御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、警察と消防、自衛隊は15日にも、これまでで最多の約1000人を現場に投入し、捜索活動を再開する。後方支援を含めると約1890人態勢。午前5時50分ごろにヘリを飛ばし、上空から現場の安全が確認できたら先遣隊を降ろす。本隊は約630人が長野、岐阜両県にある6カ所の登山口から山に入り、約370人がヘリで現場に降りる。

 14日午後、自衛隊のヘリで山頂付近を視察した名古屋市消防局特別消防隊の杉田俊也隊長(54)によると、頂上の一部は見えたものの、台風19号の影響の有無は確認できなかったという。山頂付近にはなお7人が取り残されている可能性が高いが、台風の接近で、長野県災害対策本部は13、14日の捜索を見送っていた。

 気象庁によると、御嶽山にある地域気象観測システム(アメダス)では14日午前4時20分までの24時間に119ミリの雨量を観測した。15日は長野県中・南部は夕方から雨が降るとみられ、御嶽山周辺は雪の可能性もあるという。山頂付近の日中(午前9時~午後6時)の気温は氷点下1~0度、風速4~7メートルと予想している。

 一方、同庁によると、噴煙の高さは14日午後8時50分現在、火口から約200メートル。火山性地震は同日午前0時から午後8時までで4回観測された。いずれも体に感じない程度の微小な揺れという。【福富智、金森崇之、飯田和樹、大場あい】


<登山届>岐阜知事、関連条例案を提出へ
毎日新聞 10月14日(火)20時8分配信

 御嶽山の噴火を受けた登山届提出の義務化について、岐阜県の古田肇知事は14日の定例記者会見で、12月議会に関連条例案を提出する考えを示した。県は12月1日から北アルプス入山者を対象に登山届提出を義務付ける山岳遭難防止条例を施行する。御嶽山は同条例の対象になっておらず、同条例の一部改正か新条例制定で対応する方針だ。

 古田知事は「北アルプスは届け出を義務化し、罰則もつけた。戦後最悪の火山災害を深刻に受け止め、ルール作りをする」と述べた。御嶽山噴火では登山届を提出していない登山者が多数いて、行方不明者の把握が困難だった。【道永竜命】


御嶽山の登山届、義務化検討=岐阜知事
時事通信 10月14日(火)17時14分配信

 岐阜県の古田肇知事は14日の定例記者会見で、同県と長野県にまたがる御嶽山の噴火を受け、登山届の提出を義務付ける条例を検討する考えを示した。
 「(火山災害で戦後)最大の被害を深刻に受け止め、できるだけ急いでルール作りをしたい。12月議会を視野に入れてやっていきたい」と述べた。 


御嶽山噴火、富士山も退避施設なし…「火山列島日本」で何をなすべきか
産経新聞 10月14日(火)12時0分配信

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24時間の監視大賞としている47火山(写真:産経新聞)

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火から10日余が過ぎたが、今回の噴火は日本が「火山列島」である現実を改めて突きつけた。日本にある火山の多くが湯治客や登山者を集める観光地だが、噴火対策は進んでいない。古くから山岳信仰を持ち、山とつきあってきた日本人だが、山とどう向き合うべきか。専門家はインフラ整備を担う自治体だけではなく、観光客らの山に対する「畏れ」の意識の必要性も訴える。

■富士山でも山頂付近に退避施設なし…噴火は想定外か?

 気象庁は国内にある110の活火山のうち、御嶽山を含め噴火時の影響が大きい47の火山(関連する市町村は130)を24時間の監視対象としている。内閣府が3月にまとめた火山の防災対策によると、このうちハザードマップこそ37火山で作成されていたが、具体的な避難計画を定めていた自治体は20にとどまった。

 地域住民以上に、噴火が生命と直結するのが、登山者だ。御嶽山噴火では、犠牲者の大半が屋外で噴石の直撃を受け、山頂付近の山荘では噴石が屋根を破壊した。こうした被害を防ぐための強固なシェルター(退避施設)も整備は進んでいない。

 世界文化遺産に登録され、昨年7、8月に登山者約31万人を集めた富士山も活火山の一つだ。静岡県では、気象庁の出す噴火警戒レベルが3以上になった際、避難対象となる地域を示した「避難計画」はあるが、交通規制などは定めていない。山頂付近には退避施設もない。

 県危機情報課の担当者は「警戒レベル1時点での対策は想定していなかった。御嶽山の噴火は富士山にとっても大きな課題だが、退避施設は景観の問題とも関わる」と頭を悩ませる。

 監視対象となっている九重(くじゅう)山を抱える大分県九重(ここのえ)町の担当者は「歴史的にみても、地震と比べて噴火の回数は少ないため、退避施設に関する問い合わせもほとんどなかった。施設整備は予算の問題もあり、簡単ではないだろう」と話す。

■海外の活火山観光地では危険性を説明

 山そのものに対する情報不足を懸念する声もある。「観光地である以上、伝えるべき火山ごとの特性や最低限の基本情報が登山者に伝わっていないのではないか」。日本火山学会元会長で北海道大の宇井忠英名誉教授(73)=火山地質学=はこう指摘する。

 宇井氏によると、諸外国の活火山の観光地は、危険性の説明を観光案内に組み込んでいる。

 ニュージーランドの国立公園内にある火山「ルアペフ山」は一大スキーリゾート地だが、噴火すれば雪が泥流となって観光客を襲う危険がある。このため国が音頭を取り、スキーコースに数種類のサイレン音が鳴り響く装置を整備。サイレンの説明や噴火のリスク、避難方法が、スキーコースを紹介するパンフレットに書き込まれ、宿泊施設に置かれているという。

 宇井氏や米国・ハワイ州観光局日本オフィスによると、ハワイの火山「キラウエア山」のビジターセンターでも、色合いで噴火の危険度を示す掲示板が設置されるなど、最新の火山状況を知ることができる。

 「日本では活火山であることを前面に出さず、活火山と知らずに登る登山者もいる。ハザードマップや退避施設も重要だが、『つくったから大丈夫』ということではない」。山を知ることが被害防止にもつながると、宇井氏は主張する。

■山への畏敬の念が大切

 御嶽山は山岳信仰の「霊峰」としてあがめられてきた。慶応大の宮家準名誉教授(81)=宗教学=によると、山に対する信仰は噴火などの天災を畏敬し、沈静化を祈る一方、田畑を豊かにしてくれることへの感謝という「共生」の考えが根底にある。

 宮家氏は、近年の登山ブームで山に親しむ人が増えたものの、山に対する古来の考えは薄れつつあると感じるという。一概に登山者をとがめるものではないと言及した上で、宮家氏は「山岳国家の日本で山と共生していくためには、一定の怖さや畏れを抱きながら接し続けることが大切ではないか」と話している。

■下山した人にアンケートしていれば…

 御嶽山の噴火では、被害状況の全容把握に向けた関係機関の連携や、登山届のあり方が課題として浮かび上がった。

 「情報が欲しいのに、テレビの情報と変わらない」。9月27日の噴火から数日後、長野県木曽町役場の待機所に集まった家族らから不満が漏れ始めた。

 県の行方不明者数公表に先立ち、同町の地元消防は30日、「79人」という数字を出した。一方、県はこの数字を否定して「精査中」と繰り返した。

 登山者47人の死亡が確認された後の3日、県はようやく行方不明者数を16人と発表した。しかし、前日には同町が「19人」と発表しており、関係機関の連携不足が露呈した格好だ。同町は3日午後に16人と訂正したが、原隆副町長は「公表が遅い。本当の危機管理とは何かを県に考えてほしい」と注文を付けた。

 信州大の北沢秋司名誉教授(治山砂防学)は、下山者にアンケートせずに帰宅させたと指摘し、「情報がないため行政は状況を説明できず、自衛隊なども手探りで救助に当たらざるをえない」と問題視。下山者からの聞き取りで、山頂に残された登山者はある程度把握できると強調する。

■登山届の提出も徹底されず

 日程や氏名などを記す登山届の提出も徹底されていなかった。条例で登山届の提出を義務づけているのは剣岳(富山県)、谷川岳(群馬県)、北アルプス(岐阜県、12月から)の3カ所のみ。経験を積んだ登山者でも遭難の危険がある山で、事前審査で登山が認められないケースもある。

 富山県の担当者は「登山者の多い山での義務付けはそぐわない」とみるが、日本山岳ガイド協会の武川俊二常務理事(59)は「届け出なしでは遭難に気づかれないこともある」と述べ、任意ではあっても提出の習慣化を訴えている。


合同救助隊が会議開催へ…御嶽山捜索の再開巡り
読売新聞 10月14日(火)11時54分配信

 56人が死亡した御嶽山(おんたけさん)(3067メートル、長野・岐阜県境)の噴火で、台風19号の影響で14日の行方不明者の捜索を見合わせた警察と消防、陸上自衛隊の合同救助隊は、午後に会議を開き、15日の再開を検討する。

 救助隊幹部によると、14日午後に陸自の中型ヘリ「UH60」で、上空から山頂付近など捜索予定範囲の火山灰の状態を確認し、捜索再開の判断材料にする。

 長野地方気象台によると、15日から20日までは降雨の可能性は低いものの、山頂付近の明け方の気温が0度前後に下がる恐れがあり、降雪の可能性があるほか、ぬかるんだ火山灰が凍るなど捜索環境の悪化が予想される。

 捜索再開後は山頂・剣ヶ峰から1キロ圏内の「重点エリア」を引き続き調べるとともに、捜索範囲をエリア外にも広げることにしている。


ヘリで山頂確認へ=台風で雨120ミリ、強風続く―御嶽山
時事通信 10月14日(火)11時8分配信

 噴火で56人が死亡し、7人が行方不明となっている長野、岐阜県境の御嶽山(3067メートル)周辺は14日午前、晴れ間が広がった。台風19号の通過で、周辺では同日未明までに約120ミリの雨が降り、警察や消防、自衛隊による捜索は2日連続で中止された。同日午後は山頂付近にヘリコプターを飛ばし、15日の捜索再開が可能か検討する。
 長野地方気象台によると、御嶽山周辺では13日午前6時~14日午前3時、118ミリの雨量を観測。山頂付近は14日午前、北寄りの強い風が吹き、午後も風速10メートル以上のやや強い風が続く見通し。
 一方、噴火による火山灰の堆積で、土石流への警戒を強めていた長野県木曽町と王滝村は13日夕、計6地区36世帯に避難勧告を出し、20人が公民館などに避難した。
 両町村は14日早朝、河川や道路をパトロールして安全を確認。勧告を解除した。 


<御嶽山噴火>14日も捜索中止 台風19号の影響で
毎日新聞 10月14日(火)10時58分配信

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台風19号の通過から一夜明け、大雨の影響で水量を増した濁沢川=長野県王滝村で2014年10月14日午前9時35分、木葉健二撮影
 56人の死亡が確認された御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)噴火の行方不明者の捜索は、台風19号の影響で13、14の両日、中止された。

 気象庁によると、御嶽山周辺の火山性微動は検知できないほどの大きさになっている。体に感じない程度の微小な火山性地震は、13日に12回あった。噴煙の状況は14日午前8時50分現在、視界不良のため不明という。


捜索痕跡、消える恐れも=台風通過で「やり直し」―御嶽山噴火
時事通信 10月14日(火)6時12分配信

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、台風19号の影響で中止している捜索が早ければ15日にも再開される。犠牲者は56人に上り、依然7人が行方不明のまま。捜索隊は全員発見を急ぐが、現場の山頂付近は台風の暴風雨にさらされ、捜索の痕跡がなくなる恐れがある。隊員らは「また一からやり直すことになる」と話している。
 捜索現場の山頂付近では、降り積もった火山灰をスコップで取り除く活動を行っていた。警視庁幹部は「掘った場所がまた埋まってしまう」と、台風通過が捜索に及ぼす影響を懸念。活動を終えた場所に付ける目印の線も暴風雨で消され、捜索に支障が出る可能性があるという。
 雨で現場の足元がぬかるむことも懸念材料だ。長野県警機動隊の母袋周作分隊長(33)は「台風の雨で登山道や斜面の足場が悪くなる」と気をもむ。再開後は隊員同士をロープでつなぐなど安全対策に一層努め、二次被害対策に注意を払う。
 台風通過後はさらなる気温低下が予想される。山頂付近の捜索は、これまで以上に過酷な条件下での活動になるとみられる。 


<台風19号>御嶽山登山口、岐阜・下呂市付近を通過予測
毎日新聞 10月14日(火)1時8分配信

 気象庁予報部は14日午前1時ごろ、大型の台風19号が岐阜県下呂市付近を通過する見通しだと発表した。

 同市には9月27日に噴火した御嶽山の登山口があり、周辺市町村での被害が懸念される。また、今後、噴火による行方不明者の捜索にも影響を与える可能性もある。

 同部は、台風は午前1時時点で下呂市付近を時速50キロで北東に向けて進む見通しだと発表した。


台風接近、御嶽山麓で住民ら避難
2014年10月13日(月)19時2分配信 共同通信

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 土石流警戒のため王滝川の支流に設置されているカメラ=13日午後、長野県王滝村

 登山者56人が死亡、7人が行方不明となっている御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の麓、長野県王滝村と木曽町は13日、台風19号による大雨注意報発令を受け、一部地区の住民に避難勧告を出した。十数人が近くの公民館などに避難した。

 噴火により山中に積もっている大量の火山灰が流されて土石流が発生し、集落が孤立する可能性もあるという。

 両町村によると、土砂被害は確認されていない。台風は深夜に最接近する可能性があるとして、担当者は徹夜で警戒に当たるという。


<台風19号>御嶽山ふもとの長野・木曽町でも避難勧告
毎日新聞 10月13日(月)18時46分配信

 台風19号接近に伴い、御嶽(おんたけ)山のふもとの長野県木曽町は13日午後4時半、26世帯71人に避難を勧告した。噴火による火山灰の影響で、土石流の危険性が高まっているとされる。このため、警報は発令されていないが、町は住民に早めの避難を促した。【野口麗子】


土石流を警戒、避難勧告=御嶽山麓の2町村―長野
時事通信 10月13日(月)18時35分配信

 御嶽山の噴火で火山灰が堆積し、土石流への警戒を強めている長野県木曽町と王滝村は13日、台風19号の接近を控えて計6地区36世帯に避難勧告を出した。同日夕までに6人が公民館などに避難した。
 王滝村は、大規模な土石流で濁沢川の橋が流されて孤立する恐れがあるとして、滝越地区に勧告を発令。避難を希望する人のためにマイクロバスを出した。 


御嶽山生還に罪悪感…「犠牲者に申し訳ない」
読売新聞 10月13日(月)17時53分配信

 御嶽(おんたけ)山の噴火に遭遇した登山者が、「亡くなった人に申し訳ない」といった、罪悪感に苦しむケースが出始めている。

 放置すれば心的外傷後ストレス障害(PTSD)など深刻な事態に発展する恐れもあり、専門家は、継続的なケアの必要性を指摘する。ただ、人気観光地で起きた噴火災害では登山者の居住地が全国に広がっており、精神的な「孤立」をどう防ぐのか、課題が横たわっている。

 ◆「なぜ」

 なぜあの日、あの時、噴火が起き、なぜ自分は助かったのか――。愛知県小牧市の女性(30)は御嶽山から下山以来、いくつもの「なぜ」が頭から離れない。

 9月27日、9合目付近で噴火に遭った。黒い噴煙の中、息苦しさと熱風に耐え、視界が開けるのを待って下山。「すごい経験したな」。当初は笑って無事を喜べた。だが帰宅後、異変が起きた。

 噴火の映像を目にし、多数の死者が出たと知った。「10分違っていたら私も……」。吐き気に襲われ、「犠牲者に申し訳ない」との思いがこみ上げた。夜、電気を消すと黒煙の中がよみがえり、眠れなくなった。

 友人らに思いを吐き出し、女性は落ち着きを取り戻したという。だが一方で「正直、今は山には行けない」。傷の深さは隠しようもない。

 ◆PTSD

 一緒に登った仲間4人を亡くした愛知県豊田市の男性(56)も「4人を思うと申し訳なく、苦しい」と漏らす。生き残った負い目から遺族に会うのもためらったといい、「身近に話を聞いてくれる人がいなければ耐え難かった」と振り返る。

 国立精神・神経医療研究センター(東京)によると、災害や事故で家族や友人らを亡くした人は、助かったことに罪悪感を抱く「サバイバーズ・ギルト」にとらわれることがある。2~3か月で元に戻ることが多いが、日常生活に支障が出るほど激しい悲しみが半年以上続く複雑性悲嘆や、PTSDに至る人もいる。


火山灰で土石流恐れ、木曽町が71人に避難勧告
読売新聞 10月13日(月)17時31分配信

 御嶽山(おんたけさん)の麓にある長野県木曽町は13日午後4時半、台風19号の大雨により、噴火の火山灰で土石流が起こる恐れがあるとして、町内5地区の26世帯71人に避難勧告を出した。

 同町は、県全域に出た大雨注意報を受け、5地区に避難準備情報を出していた。


御嶽山麓の王滝村、滝越地区に避難勧告
読売新聞 10月13日(月)16時26分配信

 長野地方気象台は13日午後3時27分、長野県全域に大雨注意報を出した。

 これを受け、御嶽山(おんたけさん)(3067メートル、長野・岐阜県境)噴火の火山灰で土石流が発生する恐れがあるとして、麓の同県王滝村は、滝越(たきごし)地区の10世帯14人に避難勧告を出した。同県木曽町も、町内5地区の26世帯71人に避難準備情報を発令した。


<台風19号>御嶽山ふもとの長野・王滝村で避難勧告 
毎日新聞 10月13日(月)15時48分配信

 御嶽山ふもとの長野県王滝村は13日午後3時半、台風19号による大雨注意報が出たことを受け、同村滝越地区10世帯14人に対し避難勧告を発令した。村では噴火の影響で土石流発生の可能性が高まっているとされる。【野口麗子】


<御嶽山噴火>数日前から複数の異変 気象庁に届かず
毎日新聞 10月13日(月)11時40分配信

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御嶽山の行方不明者捜索から戻った消防隊員ら=長野県王滝村で2014年10月12日午後2時半、竹内紀臣撮影

 ◇噴煙の高さ、普段の倍/山小屋まで硫黄臭

 御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)が噴火する数日前から、噴煙が普段と違う様子だったことが、現地の登山ガイドらへの取材で分かった。気象庁は「異変があれば公的機関に通報してもらうよう、火山防災協議会やパンフレットで広報している」としているが、事前の通報はなかった。専門家は「山に詳しい人たちに協力してもらう体制を構築することが必要だ」と指摘する。【真野敏幸、飯田憲】

 「いつもと違った。違和感があった」。長野県木曽町の開田(かいだ)高原でペンションを経営し、登山ガイドの資格を持つ鈴木一光さん(51)は噴火5日前の9月22日正午ごろに見た光景が、脳裏に焼き付いている。御嶽山のピークの一つ「継母(ままはは)岳」(2867メートル)の南東側の谷間から、もくもくと上がる白っぽい噴煙を目撃した。年間20日以上登っているが、山頂より500メートル以上低い場所から噴煙が上るのを見たのは初めてだったという。

 9合目の山小屋「覚明(かくめい)堂」の管理人、瀬古文男さん(67)は、噴火の数日前から気にかかることがあった。「山小屋まで硫化水素の臭いが漂ってきている」。9月上旬に火山性地震が相次いでいたこともあり、噴火前日の同26日正午ごろ、山頂周辺の噴出口に向かうと、普段の倍以上の高さまで噴煙が上がっていた。「いつもはふわふわと立ち上っているが、噴火前日は『シュー』と勢いよく出ていた」

 御嶽山では、噴火の前兆や火山活動の変化をとらえるため、気象庁が関係機関とともに山頂周辺に地震計を、ふもとには監視カメラ2台などを設置し、火山監視・情報センターが24時間体制でモニター観測を続けている。ただ、現地に常駐して観測する専門家はおらず、今回のような小さな異変を捉えることは難しいという。

 気象庁火山課は「噴煙の異変だけをもって噴火を予測することは難しいが、山をよく知る人たちからの情報は重要。もし、異変があるとの連絡を受けていれば、火山性地震が増加したこととの関連性を調べるために調査員が現地に赴き、噴煙の量や成分を調べることで噴火を察知できた可能性もある」と話す。

 火山ガスに詳しい産業技術総合研究所活断層・火山研究部門の風早(かざはや)康平研究グループ長は「噴気などの異常について、気象庁が常時、確認することはできない。山小屋のスタッフらに協力してもらう体制作りも必要」と提言している。


御嶽山捜索に第二次派遣へ=警視庁
時事通信 10月13日(月)11時34分配信

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火で、警視庁は13日、行方不明者の捜索活動のため同庁機動隊員ら約90人を第二次部隊として14日に現地に派遣すると発表した。 


御嶽山麓、台風に警戒強める
2014年10月13日(月)9時29分配信 共同通信

 登山者56人が死亡、7人が行方不明となっている御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の麓、長野県王滝村や木曽町では13日、台風19号による大雨で土砂災害が発生する可能性があるとして警戒を強めた。台風は深夜に最接近する見通し。長野県は既に13、14両日の捜索中止を決定している。

 王滝村によると、土石流が発生した場合に孤立する恐れのある滝越地区の住民らには、早めの避難を呼び掛けるという。

 同地区で旅館を経営する三浦恵美子さんは12日夕、天日干しにしていたソバの種を台風に備え急いで片付けた。


御嶽山でも大活躍する自衛隊の「ハラハラ・イライラ哀史」
産経新聞 10月13日(月)8時55分配信

 御嶽山噴火による遭難者の家族が「自衛隊が今日中に救出してほしい」と取材に答えていた。火山活動活発化で捜索中断となった焦りが、警察でも消防でもなく「自衛隊」を名指しさせた。2011年の東日本大震災はじめ、今年も土砂崩れや水害の度に活躍する自衛隊の印象はそれほど強烈だった。

 四半世紀近く自衛隊取材を続け「継子扱い」時代を知る故、隔世の感を禁じ得ない。情報収集→分析→機動展開▽それ支える指揮・通信+衣食住をカバーする自活力…など、全て単独で実行できる《自己完結能力》の成果。しかし自己完結性は、敵を殲滅する戦闘集団として創隊以来積み重ねてきた力で本来「災害用」ではない。大が小を兼ねるがごとく、国防力が災害対処力を兼ねるのであり、逆は真ではない。

 実際、災害出動で有事に向けた訓練時間は激減、錬度は落ちる。国民が身近な災害出動に感謝する以上に国防任務に感謝するまで、自衛隊は真の名誉を得られない。だのに、感謝される災害対処でさえ効果的運用を阻まれ、自衛官は「ハラハラ」「イライラ」の連続。飛躍的に改善されたものの、今なおハラハラ・イライラ局面の残る自衛隊災害出動の「哀史」をたどる。

 ■輸送部隊の「交通違反」

 濃灰色したカリフラワーのような不気味な火砕流の煙を鮮明に覚えている。長崎県の雲仙・普賢岳が噴火した1991年、自衛隊を徹底的に追った。

 それは不思議な光景だった。住民避難で寂寥たるゴーストタウンと化した地区を偵察する陸上自衛隊の装甲車が信号待ちしていた。I二曹が説明した。

 「荷物でも取りに来たのか、民間の車とすれ違った。急ぎたかったが信号は守った」

 長崎県警交通部に「信号無視すれば違法か?」取材した。

 「避難命令無視とはいえ、わずかでも人がいる。道路性はあるので、道路交通法は守ってほしい」「ただ、法自体こうした緊急時を想定していない。遮断地区だし、任務の緊急・重大性を考えると、守らなかったとしても責められない」

 防衛大臣の承認を得て駐屯地司令らが都道府県公安委員会に申請した赤色灯付緊急車輌と、緊急車輌が先導する車列以外、あくまで原則だが交通法規は守らねばならないのだ。

 以下は、今以上に悪質で幼稚な非戦反軍の時流を考慮し、産経新聞の長期1面連載《岐路に立つ自衛隊》でも書くのを躊躇した現実の数数。

 信号待ちした装甲車は、ほとんどの部隊に未配備の最新型だった。火砕流を受けても、車輌内で防火服を着ていれば旧来型に比べ退避時間が稼げる(それでも短時間)耐弾性能が期待され、東日本より急送された。

 その際、輸送部隊は“交通違反”を犯した。最新型は、ペアで運用する専門のトレーラーをまだ保有していなかった。旧来型用トレーラーを代用したが、荷台の両側からキャタピラがはみ出してしまう。長距離移動中、隊員は「違反がバレないか、ハラハラし通しだった」。

 ■反軍思想を反映した隠語

 島原城内に急造した自衛隊員用の救護所=野戦病院でも、医官=軍医や看護官=衛生兵がハラハラしていた。自衛官に混じり、居残った一部民間人も救護所に足を運んだ。一般診療所・病院の多くが閉鎖され、救護所をアテにしたのは当然だった。

 だが医官が特定場所で一定期間以上、一般医療に従事するには医療法上、地方厚生局への診療所開設手続きが必要となる。7年後の長野冬季五輪でも、ゲレンデに設置された救護所の赤十字旗を見た民間の患者が多数訪れ、医官は「人道措置、人道措置と自らに言い聞かせ、ハラハラしながら治療した」。

 自衛隊の出動には「ハラハラ」に「イライラ」が加わる。

 自衛隊内にはかつて「ラスト・イン/ファースト・アウト」なる隠語が存在した。災害救助の原則対処は地方自治体で、自衛隊が発災当初姿を現すと「軍の出動」と反発を買う時代にあって「災害が収まり始めた頃に入り、サッサといなくなる」という“教訓”。

 1995年の阪神・淡路大震災でも、反軍思想を抱く知事が自衛隊派遣要請に逡巡し、現在では数分で行う派遣要請が4時間以上もかかった-とも言われる。

 そもそも、自衛隊の力を借りる発想自体なく、自衛隊との本格的防災訓練も怠り、派遣要請手順すら知悉していなかった。米海軍が物資輸送や病院船、シャワー付き仮設住宅に活用すべく空母の神戸港派遣を申し出たが、日本社会党の村山富市首相(90)が拒絶した。

 ■保健所員の仮設浴場査察

 この種の「人災」は、災害の度突出した実力を披露する自衛隊の権限が強化されるに従い逓減。「反軍首長」も、自衛隊に「ファースト・イン/ラスト・アウト」を求めるに至る。もはや笑い話になった逸話も多い。例えば陸自施設部隊=工兵や海自護衛艦が被災者向けに設ける仮設浴場。阪神・淡路大震災では保健所員が跳んできた。

 「(銭湯営業の前提である)検査に向けた公衆浴場法に沿い届け出をしましたか?」

 「……」

 現場指揮官は保健所員をにらみつけた。すると「何を言いたいかは分かっています。ですが役目柄…」とうつむいた、という。

 実のところ、公衆浴場法は《反復・継続使用》が前提で仮設浴場は適用外。保健所関係者は「当時は前例が極めて少なく、保健所員は法律を理解していないか、お咎めを恐れ所掌か否かも不明なまま『とりあえず“職務遂行”を』と、思ったのでは」と推測する。

 ところで雲仙・普賢岳噴火後、非避難地区沖には海自艦が連日遊弋(ゆうよく)した。「住民救出用」か尋ねると、オフレコを条件に意外な答えが返ってきた。

 「大中型艦は水深が浅く接岸できない。噴火で住民がパニックに陥らないよう、訓練海域を変えるなど工夫し、安心材料として遊弋させている」

 確かに、海自艦確認は一部住民の日課となっていた。災害時、自衛隊は国民のハラハラ・イライラを解消する先兵でもある。一方、災害はもちろん有事でも、もっともっと自衛隊の自主的裁量を広げなければ、自衛隊のハラハラ・イライラは募る。自衛隊のハラハラ・イライラ解消は国益・国富守護に直結する=真理を正視しよう。

 大きな危機において、法律は時として沈黙すべきだ。(政治部専門委員 野口裕之/SANKEI EXPRESS)

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