« 宮城沖地震に関するニュース・1778,2014年10月7日 | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1779,2014年10月8日 »

2014年10月 7日 (火)

御嶽山噴火、登山者多数が負傷、死者計55人・19

27日午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(3067メートル)が噴火した。気象庁によると、山の南側斜面を3キロ以上にわたって噴煙が流れ下るのが確認されたという。警察や消防、自衛隊は10月4日、山頂付近で新たに心肺停止状態の4人を発見し麓まで搬送したが、全員の死亡が確認された。8日までに噴火による死者は計55人となった。

火山活動による被害では、平成3年に43人が犠牲となった長崎県の雲仙普賢岳を上回り、戦後最悪となった。

13番目のニュース
14番目のニュース
15番目のニュース
16番目のニュース
17番目のニュース
18番目のニュース

リンク:御嶽山噴火 死者55人に 全員の身元判明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火、依然活発=宮崎・えびの高原でも注意を―気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 救助隊襲う高山病や低体温症「想像以上に厳しい環境」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:不明者捜索に100人派遣へ=御嶽山噴火災害で―警視庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:発見者の身元特定急ぐ、御嶽山 - 速報:@niftyニュース.
リンク:火山灰ぬかるみ「雪崩」に=二次被害の対策強化―不明者9人捜索続く・御嶽山 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新たに1人死亡確認、死者55人に…不明9人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:嶽山噴火 新たに犠牲者1人の身元判明 静岡の袴田さん - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>山頂付近で新たに1人発見 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:心肺停止、さらに1人=降雪にらみ捜索加速―隊員輸送の大型ヘリ増強・御嶽山 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>捜索隊員に高山病 自衛隊で1割 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首まで火山灰に埋もれ低体温症も…苦しむ救助隊 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>静岡の28歳男性と判明 7日収容 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:降雪にらみ捜索加速へ=隊員輸送の大型ヘリ増強—行方不明者10人・御嶽山 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山 土石流被害、なぜ避けられた 「予想外の小雨に」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 待ち続ける家族、疲労ピーク…寄り添う地元保健師 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山、捜索再開 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<御嶽山噴火>7日で死者54人 死亡確認の3人「損傷死」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽噴火、死者計54人に…登山道外に捜索拡大 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>濁沢川上流で小規模な土石流 台風18号 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>「泥の川に足沈み」3日ぶりの捜索再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>捜索再開の7日 死者は54人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 陸自ヘリにぬかるみ対策、噴石防護用の盾…防衛省が写真公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 土石流被害なぜ避けられた? 予想以上の小雨、雨に強い特性も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 犠牲者の男性、身元判明 不明者10人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 新たに“ローラー作戦”を展開、隊員「1秒でも早く見つける」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 「重荷軽くしたい」 待機所で待つ家族に寄り添う保健師 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 犠牲者1人の身元判明 不明者11人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死亡確認の1人は愛知県の会社員…御嶽山 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山で土石流発生=台風の影響、ヘリで確認―中部地整局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火、死者54人に - 速報:@niftyニュース.
リンク:<御嶽山噴火>発見3人全員の死亡確認 死者計54人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山捜索、2人死亡を確認…死者は計54人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 心肺停止の2人、死亡確認 犠牲者54人に - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

御嶽山噴火 死者55人に 全員の身元判明
産経新聞 10月8日(水)21時15分配信

 御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、長野県警、消防、陸上自衛隊の捜索隊は8日、行方不明者の救出・捜索活動を開始し、山頂付近で新たに1人を発見、死亡を確認した。死者は計55人となった。

 県警によると、発見されたのは京都府亀岡市、中学校教諭、伊藤浩二さん(55)。また7日に発見された3人のうち身元が確認されていなかった1人は静岡県袋井市、会社員、袴田祐示さん(28)と判明。伊藤さんと袴田さんは、県が行方不明とする10人に含まれ、残る不明者は8人となった。

 この日の救出・捜索活動には、前日に続き、最大規模となる約440人が山頂付近の捜索に投入された。山頂での作業時間をより長く確保するため、活動時間を早めて未明から徒歩部隊が山頂を目指した。

 大型ヘリ「CH47」も1機追加され、3機体勢で隊員を山頂に運んだ。山頂では前日同様に捜索範囲を山頂全面に拡大。1列に隊列を組み、探索棒などを用いて、くまなく捜索する“ローラー作戦”を実施した。

 生存者に改めて噴火時の状況を聞き、不明者の目撃情報を基にした重点的な捜索も併せて進められた。


御嶽山噴火、依然活発=宮崎・えびの高原でも注意を―気象庁
時事通信 10月8日(水)20時12分配信

 御嶽山の噴火について、気象庁の菅野智之火山活動評価解析官は8日の記者会見で、噴煙や火山ガスの放出が続いており、まだ活発な状態にあるとの見解を示した。噴火警戒レベルは引き続き3(入山規制)を維持し、火口から4キロ以内では大きな噴石や火砕流に警戒が必要とした。
 同庁によると、火山性微動は7日時点で検知できない程度に小さくなったが、火口からは高さ数百メートルの噴煙が立ち上り、火山ガス成分の二酸化硫黄も1日1500~500トン放出されている。
 菅野解析官はこのほか、霧島山の韓国岳(宮崎、鹿児島両県境)や北側にあるえびの高原(宮崎県)の地下で、2013年12月から火山性地震が続き、今年8月20日には火山性微動も初めて観測されたことを挙げ、今後の活動に注意するよう呼び掛けた。同庁は同日、えびの高原周辺を対象とした火山活動の解説文を発表した。 


御嶽山噴火 救助隊襲う高山病や低体温症「想像以上に厳しい環境」
産経新聞 10月8日(水)18時22分配信

Photo_15
御嶽山山頂付近を横一列になって、くまなく捜索する捜索隊員=8日(陸上自衛隊提供)(写真:産経新聞)

 御嶽山の噴火で8日も続けられた行方不明者の救出・捜索活動。台風18号の雨で泥状になった火山灰が少し固まったが、標高3千メートルの山頂付近での捜索では困難を極めている。空気が薄く高山病のような症状を訴え、離脱を余儀なくされる隊員も出ているという。寒さも厳しく冠雪をにらみながらの苦しい活動が続いている。

 「目の前の20~30メートルがこんなに遠いとは思わなかった」。陸上自衛隊第30普通科連隊第2中隊長の寺田秀文3佐(40)は、山頂付近の活動をこう語る。

 隊員は10~20キロほどの装備を背負い、火山ガスが検出されると防毒マスクを装着。高所で空気が薄く、少しの活動でも「息が上がってしまう」(寺田3佐)。

 隊員はゆっくりと動くように心がけているが、ふとした瞬間に急ぐと、頭痛などの高山病の症状が出ることもあるという。7日の捜索では、寺田3佐の隊41人のうち4人が症状を訴え下山を余儀なくされた。

 寒さも厳しく、山荘の軒先には氷柱が下がっているという。連日の雨で水を含んで泥状になった火山灰に首までつかり、低体温症の症状が出て診察を受ける隊員もいた。

 斜面で足を踏み出すと火山灰の表面が動き、大崩落につながる滑落の恐れがある地点もあった。8日は泥状の火山灰は多少固まったが、隊員にはロープを持たせ、万一、再びひどくなった場合は、1人での作業を禁じ、5~6人をつないで一緒に作業させる方針が示されていた。

 寺田3佐は昨年10月の伊豆大島の土石流災害でも救出活動に携わったが、「やはり標高の違いがある。高所の活動がこれほどまでに厳しいとは想像できなかった。ただ、残る不明者の救出のため、一歩ずつ前進させたい」と話していた。


不明者捜索に100人派遣へ=御嶽山噴火災害で―警視庁
時事通信 10月8日(水)17時12分配信

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火で、警視庁は8日、行方不明者の捜索活動のため同庁機動隊員ら約100人を9日に現地に派遣すると発表した。 


発見者の身元特定急ぐ、御嶽山
2014年10月8日(水)16時50分配信 共同通信

Photo_14
 御嶽山で1列に並んで捜索する自衛隊員=8日午後(陸上自衛隊提供)

 御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、長野県警は8日、新たに心肺停止状態で発見し、麓に搬送した登山者1人の身元確認を進めた。長野県は、行方不明者を9人としており、この中に含まれている可能性がある。

 8日の御嶽山周辺は晴天で、県警や消防、自衛隊は朝から後方支援も含めて千人近い態勢で捜索活動を再開。不明者が取り残されている可能性が高い山頂付近に400人以上を投入した。9日も晴天が予想され、捜索を続行できる見通し。

 自衛隊によると、8日早朝、山頂付近は一部凍結していたほか、火山灰が粘土状になり足を踏み入れると25センチほど埋まる場所もあるという。


火山灰ぬかるみ「雪崩」に=二次被害の対策強化―不明者9人捜索続く・御嶽山
時事通信 10月8日(水)15時26分配信

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊などが山頂付近で捜索を行った際、ぬかるんだ火山灰が雪崩のように押し流されていたことが8日、捜索隊の話で分かった。自衛隊は隊員同士をロープでつないで滑落を防ぐなど二次被害対策を強化し、行方不明者9人の発見を急ぐ。
 長野県警によると、8日の捜索で心肺停止状態の1人を発見。死亡が確認され、県警が身元確認を進めた。死者は計55人となった。 


新たに1人死亡確認、死者55人に…不明9人
読売新聞 10月8日(水)12時28分配信

Photo_12
捜索隊を乗せ御嶽山(奥)に向かう自衛隊の大型ヘリ(8日午前9時19分、長野県王滝村で)=林陽一撮影

 長野・岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、長野県警、消防、陸上自衛隊などの合同救助隊は8日午前6時半から捜索を再開した。捜索を再開した。

 新たに山頂付近で心肺停止状態の1人を発見し、ヘリで麓に搬送した。一方、7日に死亡が確認されたものの、身元がわからなかった1人は、静岡県袋井市、会社員袴田祐示さん(28)と判明した。安否不明だった10人の1人で、行方不明者は9人となった。

 袴田さんは、7日の捜索で山頂南側の登山道「八丁ダルミ」の東側斜面で見つかっていた。袴田さんを含め、7日に見つかった3人は、いずれも損傷死(多発性外傷など)だった。

 救助隊は8日、前日と同じ約440人を山頂に投入。山頂での捜索時間を最大限確保するため、隊員を運ぶ大型輸送ヘリコプター「CH47」(58人乗り)を7日の2機から3機態勢に増強した。


嶽山噴火 新たに犠牲者1人の身元判明 静岡の袴田さん
産経新聞 10月8日(水)11時59分配信

 御嶽山の噴火で、長野県警は8日、7日に死亡が確認された3人のうち、残った1人は静岡県袋井市の袴田祐示さん(28)と判明したと発表した。3人の死因はいずれも損傷死だった。


<御嶽山噴火>山頂付近で新たに1人発見
毎日新聞 10月8日(水)11時54分配信

Photo_10
長い棒を持ち輸送ヘリに乗り込む自衛隊や消防の隊員たち=長野県王滝村の松原スポーツ公園で2014年10月8日午前9時15分、徳野仁子撮影

 54人の死亡が確認された御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は8日午前6時24分、捜索活動を開始した。山頂付近で新たに1人を発見した。長野県警は同日午前、7日に収容した犠牲者1人について、静岡県袋井市梅山の会社員、袴田祐示さん(28)と確認した。これで7日に発見された3人全員の身元が判明し、行方不明者は9人になった。

 8日の捜索は長野県側の王滝登山口から入った地上部隊と大型輸送ヘリで山頂付近に降り立った捜索隊、後方支援など計962人態勢。山頂での活動時間を長くし、捜索隊員の体力温存を図るため、捜索開始時間を早めるとともに、2機だったヘリコプターを3機に増やし、現場へ入る部隊の約9割を空輸した。

 前日は、水を吸って粘土のようになった火山灰が捜索活動を一層困難にさせた。気温も下降し、多くの隊員が「厳しさは想像以上」と口にした。長野県災害対策本部によると、8日の山頂付近は好天だが、日中の最高気温は2~3度、風速8~9メートルという。

 気象庁によると、御嶽山は火山灰の噴出を伴う噴火を継続しているとみられる。火山性微動は7日に13回、8日は午前9時現在で6回観測され、体に感じない程度の揺れが続いている。山の傾斜計に変化はない。噴煙は火口から約200メートルの高さまで上がり、東に流れているのが確認された。【大平明日香、野口麗子、光田宗義、鳥井真平】


心肺停止、さらに1人=降雪にらみ捜索加速―隊員輸送の大型ヘリ増強・御嶽山
時事通信 10月8日(水)11時53分配信

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は8日、さらに1人を心肺停止状態で発見した。捜索隊は山頂付近への隊員輸送に使っている大型ヘリを2機から3機へ増強。降雪の時期が迫る中、行方不明者の発見に向けて捜索を急ぐ。
 長野県警によると、噴火による死者は計54人。7日に死亡が確認された3人のうち、身元が分からなかった1人は静岡県袋井市の会社員袴田祐示さん(28)と確認された。3人は全員、県が発表した行方不明者12人に含まれていたため、残る不明者は9人となった。
 これまでの捜索では、2カ所の登山口から隊員が徒歩で入山する一方、2機のCH47大型ヘリ(輸送人員55人)を使用。麓にある長野県王滝村から多くの隊員を山頂付近に運んできたが、8日以降は1機増やし、ヘリによる隊員輸送を増強する。
 現場では、早朝に地表が凍るようになってきた。捜索を終えた隊員からは、冷え込みの厳しさを訴える声も多い。
 御嶽山の初冠雪は早い年で10月上旬とされる。積雪が本格化すると、不明者の発見がより難しくなるほか、体力を奪われて山頂での活動時間が短くなるため、捜索はさらに難航が予想される。 


<御嶽山噴火>捜索隊員に高山病 自衛隊で1割
毎日新聞 10月8日(水)11時19分配信

Photo_11
過酷な捜索を終え、両脇を抱えられて臨時ヘリポートに到着した自衛隊員(前列左から2人目)=長野県王滝村で2014年10月7日午後4時14分、兵藤公治撮影

 噴火した御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県境、3067メートル)の山頂付近で7日に行方不明者の捜索活動に当たった捜索隊員に、高山病が高率で発症していることが分かった。自衛隊のある部隊(約40人)では1割の4人に症状があった。専門家は「発症率は通常、高くて5%」としており、薄い酸素、過労や高強度の活動などが原因とみられる。気温が低く、火山灰が数十センチ積もる中での捜索の困難さを示している。

 4人が高山病になったのは陸上自衛隊第30普通科連隊で、長野県王滝村の王滝口から歩いて山頂に入った。第2中隊長の寺田秀文3等陸佐(40)は「ガスマスクをつけると酸素を十分にとりこめず、息があがった」と話す。

 長野県警は、8日に山頂を目指していた1人が7~8合目で高山病になったことを明らかにした。7日にも警察官1人に症状が出たという。県警は「申告していないだけで、ほかにいるかもしれない」としている。

 御嶽山頂の酸素濃度は平地の7~8割。東側のふもとに広がる開田高原でペンションを経営し、登山ガイドを務める鈴木一光さん(51)は「100人案内して、高山病になるのは1、2人」と話す。

 呼吸生理などを専門とする名古屋市立大看護学部の薊(あざみ)隆文教授によると、高山病は睡眠不足や過労、強度の運動などが要因になる。捜索隊のように集団で活動する場合は自分のペースを守れないため、さらに危険性が高まるという。

 7日に山頂で活動した約440人のうち、約340人がヘリコプターでふもとから山頂へ直行した。薊教授は「登山では徐々に薄い酸素の状態に順応していくが、ヘリでの移動は突然、環境が変わってしまう。強度の運動が加われば、発症率が上がるだろう」と指摘する。【深津誠、川辺和将】

 【ことば】高山病

 標高2000メートル以上に登り、気圧の低下や低酸素に身体が順応できない時に起きる。初期症状は頭痛、吐き気、耳鳴り、脱力感、不眠、眼底出血など。3500メートル以上では数%の人が重症化し、死に至ることもある。飛行機で一気に高地に着陸したり、ケーブルカーや登山バスなどで短時間に高所へ移動したりすると発症しやすい。高山病になりやすいかどうかは個人差がある。対処法は低地への移動や酸素吸入など。


首まで火山灰に埋もれ低体温症も…苦しむ救助隊
読売新聞 10月8日(水)11時16分配信

Photo_12
捜索隊を乗せ御嶽山(奥)に向かう自衛隊の大型ヘリ(8日午前9時19分、長野県王滝村で)=林陽一撮影

 御嶽山(おんたけさん)の噴火による行方不明者の捜索で、陸上自衛隊などの救助隊は8日、隊員5、6人をロープで結び、ぬかるみへの転落を防ぐ対策を導入した。

 ロープは必要に応じて、各隊員のベルトに通して結びつける。1人が泥にはまった場合、他の隊員がロープを使って引きずりあげ、早期救出を図る。

 捜索時に、水を含んで泥状になった火山灰にはまりこむ隊員が続出しており、災害対策本部は7日の山頂周辺の活動で、少なくとも2人が低体温症、4人が高山病の症状を訴えていることを明らかにした。長野県によると、1人は山頂付近の臨時ヘリポートとなっている一ノ池でヘリコプターを誘導していた際、ぬかるんだ火山灰の中に首まで埋まった。病院で診察を受け、8日は静養しているという。

 陸自は現地に医官を派遣して診療しているが、陸自第30普通科連隊の寺田秀文・第2中隊長(40)は「作業で急激に動いた後は高山病になりやすい。現場は高度が高いので呼吸が苦しく、ぬかるむ火山灰も体力を急激に奪っている」と話している。


<御嶽山噴火>静岡の28歳男性と判明 7日収容
毎日新聞 10月8日(水)11時9分配信

 御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火による犠牲者54人のうち、7日に収容された1人について長野県警は8日午前、静岡県袋井市梅山の会社員、袴田祐示さん(28)と確認したと発表した。これで7日に発見された3人全員の身元が確認された。


降雪にらみ捜索加速へ=隊員輸送の大型ヘリ増強—行方不明者10人・御嶽山
時事通信 10月8日(水)9時40分配信

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は8日、山頂付近への隊員輸送に使っている大型ヘリを2機から3機へ増やした。降雪の時期が迫る中、行方不明者10人の発見に向けて捜索を急ぐ。
 長野県警によると、噴火による死者は計54人。7日に死亡が確認された3人のうち、身元が判明した2人は県が発表した行方不明者12人に含まれていた。残る1人について、8日も確認を進める。 


御嶽山 土石流被害、なぜ避けられた 「予想外の小雨に」
産経新聞 10月8日(水)7時55分配信

 御嶽山の噴火で山肌に降り積もった灰。台風18号の通過に伴う雨では、麓での土石流発生も危ぶまれた。だが、結果的には、大規模な土石流発生は確認されなかった。なぜ起きなかったのか。専門家は予想外の小雨を挙げる。ただ、予想を超える降雨も懸念され、専門家は「備えが必要だ」と厳重警戒を呼びかけている。

 「険しい御嶽を望む村では雨が多く、慣れている。経験上、大きな被害は出ないと思った」。王滝村総務課の森本克則課長補佐は、大規模な土石流が発生しなかったことについてそう話し、降雨に強い地理的特性を強調した。

 国土交通省の土石流のシミュレーションでは、過去30年間での24時間当たり最大雨量361ミリを想定。その際は、村の濁沢(にごりざわ)川で約4キロにわたり土石流が起きる可能性があると指摘した。

 長野地方気象台によると台風通過に伴う雨は最も多い5日でも、御嶽山周辺で83・5ミリ。発生想定の約4分の1にとどまった。産業技術総合研究所の山元孝広・総括研究主幹(活断層・火山研究部門)は「麓で大規模土石流が発生しなかったのは小雨に尽きる」と指摘している。

 ただ、今後の懸念材料もある。濁沢川では5日夕に土石流発生を感知するため林野庁中部森林管理局(長野市)が設置したワイヤセンサーが作動した。下流のセンサーには異常はなかったことなどから、村は、住民への注意喚起はしなかったが、同局の調査で小規模な土石流だったことが判明した。また、山頂付近では灰が雨で流されたような痕が幾筋も確認されている。

 山元総括研究主幹は「雨の度に状況が変化する。今後、少しの雨でも土石流が発生する恐れがあり、厳重な警戒が必要だ」と訴えている。


御嶽山噴火 待ち続ける家族、疲労ピーク…寄り添う地元保健師
産経新聞 10月8日(水)7時55分配信

Photo_8
御嶽山の噴火で、3日ぶりに捜索が再開され、捜索隊はジュラルミンの盾を持ってヘリに乗り込んだ=7日午前、長野県王滝村(宮崎裕士撮影)(写真:産経新聞)

 ■寄り添う保健師「重荷軽くしたい」

 御嶽山の噴火で、台風18号による雨で中断を余儀なくされていた行方不明者の救出・捜索活動が7日、ようやく再開された。ただ、発生から10日以上が過ぎ、救出を願う家族らのストレスも日増しに強まっている。「少しでも、その心の重荷を軽くしてあげたい」。家族らが情報を待つ長野県木曽町の施設では、地元保健師らがそっと寄り添い、支え続けている。

                  ◇

 広い待機所の片隅で、どの輪にも加わることなく膝を抱え、1人座る高齢の男性の姿があった。待機所では、発表がある度に緊張が走り自分の家族の情報ではないと分かると、ため息が漏れる日々が続いた。度重なる雨で思うように捜索が進まない中、疲労はピークに達しようとしている。

 夫婦や支え合う家族がいれば、多少の気持ちをつなぐこともできるが、1人では抱えきれなくなって体調を崩すケースも多い。「お一人で大変ですね」。木曽保健福祉事務所の女性保健師(48)は、その男性にそっと声を掛け、温かいお茶を差し出した。

 保健師らは、余計な負荷をかけてはいけないと、聞き役に徹する。じっと寄り添う保健師に、男性はぽつぽつと語り始めた。「もうじき祭りがあるんだ」。地元の祭りや郷土の料理…。遠方から息子を捜しにやってきたという男性は、たわいのない話を続けた。

 息子の話題は出なかったが、話が終わる頃には男性に笑顔が垣間見えた。

 女性保健師は「家族はケアを目的に待機所に来ているわけではない。話したくないことは話さなくてもいい」と語る。

 男性はその後、息子の遺体が見つかったという報告を受け、待機所をあとにした。大きな荷物を抱え帰路につく男性の後ろ姿に女性保健師は声を掛けた。「お気を付けて」。男性はかすかにほほ笑み頭を下げた。

 保健師らは普段、母子や病人のサポートなどを担い、今回のような未曽有の噴火災害で家族を支えるのは未知の領域だという。手探りでのケアを続ける上、家族は途切れることなく避難所を訪れ、48時間連続で対応したこともあった。

 自身を取り巻く環境も悪化するが、家族らと接するうちに支えたい気持ちは日を追うごとに強まっているという。「今は待機所という非日常の中にいるが、どんな結果になっても日常に帰らなければならない。その手助けになるように最後の家族まで寄り添い続けたい」。女性保健師は思いを込めた。


御嶽山、捜索再開
2014年10月8日(水)7時2分配信 共同通信

Photo_7
 御嶽山での捜索のため、霧の中を歩く消防隊員=8日午前、長野県王滝村

 登山者54人が死亡した御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、長野県警、消防、陸上自衛隊は8日、捜索を再開した。

 長野地方気象台によると、御嶽山周辺は8日から11日まで晴天が続く見通し。捜索は降雨などでたびたび中断を余儀なくされてきたが「晴れている間が勝負」(県の担当者)として、天候が崩れる前に行方不明者の発見を急ぐ方針だ。

 捜索は約千人態勢。7日と同様、山頂周辺を細かくブロックに分け、1列に並んだ捜索隊員が見落としのないように捜す。

 噴火は9月27日に発生。長野県災害対策本部は今も10人前後が山中に取り残されているとみている。


<御嶽山噴火>7日で死者54人 死亡確認の3人「損傷死」
毎日新聞 10月8日(水)3時0分配信

 長野、岐阜県境の御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は7日の捜索活動で、心肺停止状態の3人を発見し、全員の死亡を確認した。死者は54人となった。3人は登山道「八丁ダルミ」の周辺で見つかり、捜査関係者によると、いずれも噴石直撃などによる「損傷死」。身元を特定した2人は長野県が安否不明者として把握していた。もう1人はDNA鑑定を行う。8日も1000人規模で捜索する。

 7日は、後方支援を含めて計964人態勢で捜索し、これまでで最も多い約440人を現場に投入。移動時間の短縮と体力温存を図り、捜索隊の大半を自衛隊の大型ヘリコプターで空輸した。また、捜索範囲を山頂付近全体に拡大した。【森健太郎、野口麗子】


御嶽噴火、死者計54人に…登山道外に捜索拡大
読売新聞 10月7日(火)23時42分配信

 長野・岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、長野県警、消防、陸上自衛隊などの合同救助隊は7日、台風18号の通過で中断した捜索を3日ぶりに再開し、山頂付近の尾根道「八丁ダルミ」周辺で心肺停止状態の3人を発見した。

 長野県警は全員の死亡を確認し、死者は計54人となった。3人のうち2人の身元が判明し、行方不明者は10人となった。7日の捜索は、438人を山頂周辺に投入。8日も態勢を維持して行う。

 県警によると、身元が判明したのは、愛知県小牧市、会社員大脇信治さん(40)、同県豊田市、会社員三宅真一郎さん(50)。

 3人はいずれも八丁ダルミ周辺の東側斜面で見つかり、1人は登山道から約20~30メートル離れた場所で、火山灰に埋まっていたという。

 これまでの捜索は登山道中心だったが、7日は、登山道から外れた斜面で、金属探知機などを使って行った。捜索場所は、火山灰がぬかるみドロドロの状態のところもあり、山梨県緊急消防援助隊の望月英介大隊長(58)は「10メートル進むのに20分かかった」と説明した。陸自幹部によると、複数の自衛隊員と消防隊員が高山病の症状を訴えているという。


<御嶽山噴火>濁沢川上流で小規模な土石流 台風18号
毎日新聞 10月7日(火)23時8分配信

 中部森林管理局(長野市)は7日、御嶽山のふもとにある長野県王滝村の濁沢(にごりざわ)川上流で、小規模な土石流が発生していたと発表した。土石流などを警戒するワイヤセンサーが5日に作動し、現地調査を行っていた。民家への影響はないという。

 同局は、台風18号の降雨に伴い濁沢川の上流にある赤川の地獄谷から、火山灰を含む大量の水が流れ込み、堆積(たいせき)した石などを押し流して土石流が発生したとみている。【光田宗義】


<御嶽山噴火>「泥の川に足沈み」3日ぶりの捜索再開
毎日新聞 10月7日(火)22時59分配信

 「一歩進むたびに足が沈み、前に進めない」。御嶽山(おんたけさん)の噴火で7日、3日ぶりに再開された捜索。台風18号に伴う雨で泥状になった火山灰は泥の川となって流れ、晴れ渡った空の下の山は、つららが垂れるほど冷え込んだ。自衛隊員たちはリュックや胸元の無線機まで泥にまみれた姿で下山。体温を奪われるなどして仲間に抱えられた複数の隊員の姿が、頂上付近の過酷さを物語った。

 頂上付近はこの日、地面に薄い氷が張り、山小屋の屋根から約50センチのつららが垂れていた。「台風が通り過ぎ、前と比べられないほど冷え込んでいた」と長野県警機動隊の金森勉副隊長(54)は振り返る。緊急消防援助隊の愛知県大隊、河村行雄隊長(52)によると、朝方は固かった地表が、日が高くなるとともにぬかるみとなった。軟らかいセメントのような状態で足が沈み込んだ。

 捜索隊は火口から反対側に登山者が逃げたことも想定し、登山道から50~100メートル離れたエリアを含めて捜索。不明者を見落とさないため、この日はロープに沿って最大約100人が一列になり、捜索用の棒で地面を丹念に探った。望月英介大隊長(58)率いる同援助隊山梨県隊は午前6時に5合目を出発。通常の2倍の約6時間かかって山頂に着いた。30人が横一列に並んで捜索したが、進めるのは約2時間で40~50メートル程度だったという。

 自衛隊員らによると、ぬかるんだ地表が雪崩のように流れる場所もあり、中には足を石にぶつけたり、高山病や低体温症で歩行困難になったりした隊員も数人いた。「精魂尽きたような」。県警の金森副隊長は全力で捜索に当たった隊員たちをこう形容した。【山田麻未、深津誠、山崎征克】


<御嶽山噴火>捜索再開の7日 死者は54人に
毎日新聞 10月7日(火)22時18分配信

 戦後最悪の火山災害となった御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は7日、捜索活動を3日ぶりに再開した。山頂付近で心肺停止状態の3人を発見し、全員の死亡を確認した。身元を特定した2人は長野県が安否不明者として把握していた。もう1人はDNA鑑定を行う。噴火による死者は54人となった。8日も約1000人規模で捜索する方針。

 7日は、王滝、黒沢の両登山口から入った地上部隊と大型輸送ヘリコプターで山頂付近に降り立った捜索隊、後方支援など計964人態勢。これまでで最も多い約440人を現場に投入するとともに、移動時間を短縮するため、捜索隊の大半を自衛隊の大型ヘリコプターで空輸した。積もった火山灰は雨を含んで泥のようになっており、ヘリのタイヤには着陸時に圧力を分散させて沈まないようにするスノーシューを装着した。

 これまでは、登山道周辺など不明者の手がかりがありそうな地点を中心に捜索したが、7日は山頂付近全体に範囲を拡大。全地球測位システム(GPS)を使ってエリア分けし、捜索隊員は横一列に並んで隙間(すきま)が出ないように捜索していった。県警によると、犠牲者3人は登山道「八丁ダルミ」周辺で見つかった。【森健太郎、山田麻未、野口麗子】


御嶽山噴火 陸自ヘリにぬかるみ対策、噴石防護用の盾…防衛省が写真公開
産経新聞 10月7日(火)21時14分配信

Photo_4
御嶽山の噴石から身を守る防護盾を手に捜索活動に当たる陸上自衛官=7日午後(防衛省統合幕僚監部提供)(写真:産経新聞)

 防衛省統合幕僚監部は7日午後、御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)で捜索活動に当たる陸上自衛隊の写真を公開した。陸自が撮影した。

 写真では、大型輸送ヘリコプターCH46が、ぬかるんだ火山灰でも着陸できるよう、特殊なスキー板状の器具を装着している姿が確認できるほか、御嶽山の噴石による被害を避けるため、警視庁から提供された防護盾を手にする陸上自衛官の姿などが映し出されている。


御嶽山噴火 土石流被害なぜ避けられた? 予想以上の小雨、雨に強い特性も
産経新聞 10月7日(火)21時2分配信

Photo_6
3日ぶりに捜索が再開され、捜索隊を乗せたヘリが噴煙をあげる御嶽山に向け出発した=7日午前、長野県王滝村(宮崎裕士撮影)(写真:産経新聞)

 御嶽山の噴火で山肌に降り積もった灰。台風18号の通過に伴う雨では、麓での土石流発生も危ぶまれた。だが、結果的には、大規模な土石流発生は確認されなかった。なぜ起きなかったのか。専門家は予想外の小雨を挙げる。ただ、予想を超える降雨も懸念され、専門家は「備えが必要だ」と厳重警戒を呼びかけている。

 「険しい御嶽を望む村では雨が多く、慣れている。経験上、大きな被害は出ないと思った」。王滝村総務課の森本克則課長補佐は、大規模な土石流が発生しなかったことについてそう話し、降雨に強い地理的特性を強調した。

 国土交通省の土石流のシミュレーションでは、過去30年間での24時間当たり最大雨量361ミリを想定。その際は、村の濁沢(にごりざわ)川で約4キロにわたり土石流が起きる可能性があると指摘した。

 長野地方気象台によると台風通過に伴う雨は最も多い5日でも、御嶽山周辺で83・5ミリ。発生想定の約4分の1にとどまった。産業技術総合研究所の山元孝広・総括研究主幹(活断層・火山研究部門)は「麓で大規模土石流が発生しなかったのは小雨に尽きる」と指摘している。

 ただ、今後の懸念材料もある。濁沢川では5日夕に土石流発生を感知するため林野庁中部森林管理局(長野市)が設置したワイヤセンサーが作動した。下流のセンサーには異常はなかったことなどから、村は、住民への注意喚起はしなかったが、同局の調査で小規模な土石流だったことが判明した。また、山頂付近では灰が雨で流されたような痕が幾筋も確認されている。

 山元総括研究主幹は「雨の度に状況が変化する。今後、少しの雨でも土石流が発生する恐れがあり、厳重な警戒が必要だ」と訴えている。


御嶽山噴火 犠牲者の男性、身元判明 不明者10人に
産経新聞 10月7日(火)20時5分配信

Photo_5
捜索を終え、陸路で下山した消防隊員らの腰の高さまで泥で汚れていた=7日午後、長野県王滝村(宮崎裕士撮影)(写真:産経新聞)

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火で、長野県警は、7日の捜索で死亡が確認された3人のうち1人の身元を愛知県豊田市の会社員、三宅真一郎さん(50)と明らかにした。三宅さんは同日、身元が確認された同県小牧市の会社員、大脇信治さん(40)とともにこれまで行方不明とされていた。県警は残る1人の身元確認を進める。

 これまで発見された犠牲者は54人で、うち53人の身元が確認された。残る行方不明者は10人となった。


御嶽山噴火 新たに“ローラー作戦”を展開、隊員「1秒でも早く見つける」
産経新聞 10月7日(火)19時53分配信

Photo_4
御嶽山の噴石から身を守る防護盾を手に捜索活動に当たる陸上自衛官=7日午後(防衛省統合幕僚監部提供)(写真:産経新聞)

 3日ぶりに再開された御嶽山の噴火での行方不明者の救出・捜索活動。これまでで最多の約440人が頂上付近に投入され、捜索隊は、範囲を山頂全域に広げて新たに“ローラー作戦”を展開した。標高3千メートルという過酷な環境に資機材も駆使し、7日は新たに3人を探し出した。「1秒でも早く見つける」。隊員は士気を高めている。

 この日の捜索も困難を極めた。山頂の冷え込みは増し、山小屋には長さ50センチほどのつららが並んだ。台風18号の影響もみられ、灰に探索棒を刺すと、水が流れ出して辺りは泥状に。膝上まで灰に埋まって足を取られる隊員もいた。灰が流されてむき出しになった岩が崩れて転がり落ちていくこともあった。それでも3人を麓へと届けた。

 捜索隊はこの日、新たな作戦を展開。山頂全面で隊員は1列に並んで一斉に歩を進め、金属探知機や探索棒を使い、くまなく調べる手法を初めて取り入れた。

 捜索漏れ範囲が生じないように衛星利用測位システム(GPS)や距離計も初投入。突然の噴石から身を守るためのジュラルミンの盾約220枚も山頂に運ばれた。一度に約30人を山頂まで運べる大型輸送ヘリ「CH47」も、ぬかるんだ灰にタイヤが沈み込まないように特殊な板を履かせるなど工夫が施された。

 陸上自衛隊第12施設隊長の平位一郎2佐(47)は「雨で悔しい思いをしてきた。厳しい捜索も強いられるが、一歩でも先に進め、全員を家族の元に帰したい」と話していた。


御嶽山噴火 「重荷軽くしたい」 待機所で待つ家族に寄り添う保健師
産経新聞 10月7日(火)19時10分配信

Photo_3
旧上田小学校を後にする、行方不明者を乗せてきた車=7日午後、長野県木曽町(蔵賢斗撮影)(写真:産経新聞)

 御嶽山の噴火で、台風18号による雨で中断を余儀なくされていた行方不明者の救出・捜索活動が7日、ようやく再開された。ただ、発生から10日以上が過ぎ、救出を願う家族らのストレスも日増しに強まっている。「少しでも、その心の重荷を軽くしてあげたい」。家族らが情報を待つ長野県木曽町の施設では、地元保健師らがそっと寄り添い、支え続けている。

 広い待機所の片隅で、どの輪にも加わることなく膝を抱え、一人座る高齢の男性の姿があった。待機所では、発表がある度に緊張が走り自分の家族の情報ではないと分かると、ため息が漏れる日々が続いた。度重なる雨で思うように捜索が進まない中、疲労はピークに達しようとしている。

 夫婦や支え合う家族がいれば、多少の気持ちをつなぐこともできるが、一人では抱えきれなくなって体調を崩すケースも多い。「お一人で大変ですね」。木曽保健福祉事務所の女性保健師(48)は、その男性にそっと声をかけ、温かいお茶を差し出した。

 保健師らは、余計な負荷をかけてはいけないと、聞き役に徹する。じっと寄り添う保健師に、男性はぽつぽつと語り始めた。「もうじき祭りがあるんだ」。地元の祭りや郷土の料理…。遠方から息子を捜しにやってきたという男性は、他愛のない話を続けた。

 息子の話題は出なかったが、話が終わるころには男性に笑顔が垣間見えた。女性保健師は「家族はケアを目的に待機所に来ているわけではない。話したくないことは話さなくてもいい」と語る。

 男性はその後、息子の遺体が見つかったという報告を受け、待機所をあとにした。大きな荷物を抱え帰路につく男性の後ろ姿に女性保健師は声を掛けた。「お気を付けて」。男性はかすかにほほえみ頭を下げた。

 保健師らは普段、母子や病気の患者のサポートなどを担い、今回のような未曾有の噴火災害で家族を支えるのは未知の領域だという。手探りでのケアを続ける上、家族は途切れることなく避難所を訪れ、48時間連続で対応したこともあった。

 自身を取り巻く環境も悪化するが、家族らと接するうちに支えたい気持ちは日を追うごとに強まっているという。「今は待機所という非日常の中にいるが、どんな結果になっても日常に帰らなければならない。その手助けになるように最後の家族まで寄り添い続けたい」。女性保健師は思いを込めた。


御嶽山噴火 犠牲者1人の身元判明 不明者11人に
産経新聞 10月7日(火)18時6分配信

Photo_2
3日ぶりに捜索が再開され、捜索隊を乗せて噴煙をあげる御嶽山に向かう自衛隊の大型ヘリ=7日午前、長野県王滝村(宮崎裕士撮影)(写真:産経新聞)

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火で、長野県警は、7日の捜索で死亡が確認された3人のうち1人の身元を愛知県小牧市の会社員、大脇信治さん(40)と明らかにした。行方不明となっている12人のうちの1人で、これで行方不明者は11人となった。県警は同日発見された残る2人の身元確認を進める。

 長野県によると、7日の捜索は午後4時半ごろ終了。これまで発見された犠牲者は54人で、うち52人の身元が確認された。


死亡確認の1人は愛知県の会社員…御嶽山
読売新聞 10月7日(火)17時53分配信

 御嶽山(おんたけさん)(3067メートル、長野・岐阜県境)の噴火で、長野県警は7日、同日の捜索で山頂付近で見つかり死亡が確認された3人のうち、愛知県小牧市、会社員大脇信治さん(40)の身元が判明したと発表した。


御嶽山で土石流発生=台風の影響、ヘリで確認―中部地整局
時事通信 10月7日(火)17時37分配信

 台風18号の影響により、御嶽山で土石流が発生していたことが確認されたと、中部地方整備局が7日、発表した。
 同整備局がヘリコプターで上空から調査した結果などから分かったという。
 記者会見した国土交通省国土技術政策総合研究所の国友優・土砂災害研究室長によると、御嶽山の南側、標高1350メートル付近の濁沢川に設置された林野庁のワイヤセンサーが5日夕方に切れ、その下流の伝上川との合流部付近に、大量の土砂や岩石が堆積していた。
 国友室長らが7日午前8時から同45分にかけ、同整備局のヘリで上空から調査した結果、上流部から下流部に流れた痕跡が認められたことから、土石流発生と確認した。火口周辺部に火山灰が洗い流され浸食された形跡があり、土石流は火口周辺部から起きているとみられるという。 


御嶽山噴火、死者54人に
2014年10月7日(火)17時27分配信 共同通信

Photo
 御嶽山山頂付近で捜索する自衛隊員=7日午後(陸上自衛隊提供)

 戦後最悪の火山災害となった御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、長野県警は7日、この日の捜索で発見し、麓に搬送した3人全員の死亡を確認した。犠牲者は計54人となった。

 3人のうち2人の身元は、愛知県小牧市、会社員大脇信治さん(40)と同県豊田市、会社員三宅真一郎さん(50)と判明。県警は残る1人の身元の特定を進める。

 大脇さんと三宅さんは長野県が行方不明としていた12人に含まれ、残る不明者は10人となった。警察や消防、自衛隊は8日以降も捜索を続け、発見を急ぐ。


<御嶽山噴火>発見3人全員の死亡確認 死者計54人に
毎日新聞 10月7日(火)16時44分配信

Photo_15
発見された心肺停止の登山者を自衛隊ヘリから警察車両へ搬送する警察官ら=長野県王滝村で2014年10月7日午前11時5分、兵藤公治撮影

 御嶽山の7日の捜索で、長野県警は発見した3人のうち残る2人の死亡を確認した。死者は計54人となった。


御嶽山捜索、2人死亡を確認…死者は計54人に
読売新聞 10月7日(火)16時11分配信

 御嶽山(おんたけさん)(3067メートル、長野・岐阜県境)の噴火で、長野県警は7日午後、山頂付近の捜索で心肺停止状態で見つかった遭難者2人の死亡を確認したと発表した。

 7日の捜索で見つかった3人全員の死亡が確認され、死者は計54人になった。


御嶽山噴火 心肺停止の2人、死亡確認 犠牲者54人に
産経新聞 10月7日(火)16時1分配信

Photo_14
行方不明者が発見され、ヘリから運び出された=7日午前、長野県王滝村(宮崎裕士撮影)(写真:産経新聞)

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火で、長野県警は、7日の捜索で発見した3人のうち、残る2人の死亡を確認した。犠牲者は計54人となった。県警は3人の身元の特定を進める。

 これまでは目撃情報があり、登山者が多く取り残されたとみられる山頂の神社や登山道周辺を重点的に捜索してきたが、3日ぶりとなった7日の捜索では、捜索漏れを防ぐために山頂周辺を細かくブロックに分け、金属探知機を使いながら作業を進めた。県警は噴火や噴石に備えて、機動隊の盾を山頂に運んだ。

« 宮城沖地震に関するニュース・1778,2014年10月7日 | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1779,2014年10月8日 »

ニュース」カテゴリの記事

災害」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/60438438

この記事へのトラックバック一覧です: 御嶽山噴火、登山者多数が負傷、死者計55人・19:

« 宮城沖地震に関するニュース・1778,2014年10月7日 | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1779,2014年10月8日 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31