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2014年10月23日 (木)

安倍首相、「北朝鮮が拉致問題の全面調査を約束」と発表・20

安倍晋三首相は29日、日本と北朝鮮による外務相局長級の政府間協議を受け、北朝鮮が全ての拉致被害者と拉致の可能性が排除できない特定失踪者について、包括的な全面的調査をすると約束したことを明らかにした。
安倍晋三首相は29日、日本と北朝鮮による外務相局長級の政府間協議を受け、北朝鮮が全ての拉致被害者と拉致の可能性が排除できない特定失踪者について、包括的な全面的調査をすると約束したことを明らかにした。

首相官邸で記者団に語った内容は次の通り。
「ストックホルムで行われた日朝協議の結果、北朝鮮側は拉致被害者および拉致の疑いが排除されない行方不明の方々を含め、全ての日本人の包括的全面調査を行うことを日本側に約束をしました。
その約束に従って、特別調査委員会が設置をされ、日本人拉致被害者の調査がスタートすることになります。
安倍政権にとりまして、拉致問題の全面解決、最重要課題の一つであります。
全ての拉致被害者のご家族がご自身の手でお子さんたちを抱きしめる日がやってくるまで、私たちの使命は終わらない。この決意を持って取り組んできたところでありますが、全面解決へ向けて第一歩となることを期待しています」

※以上、産経新聞の報道より。

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リンク:<日朝協議>始まる 特別調査委、幹部全員が出席 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査 今回の協議「1回目の通報と考えず」菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査の最優先要求 - 速報:@niftyニュース.
リンク:「拉致最優先」を伝達=日朝協議、徐委員長が出席 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府代表団平壌入り 「毅然とした態度で」特定失踪者家族が訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:代表団平壌入り 拉致問題は進展するか? 識者の見方 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<政府代表団訪朝>「行方見守りたい」…家族ら進展祈る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<政府代表団訪朝>北朝鮮の説明は?…平壌に到着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致解決最優先を申し入れへ…代表団、平壌到着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致、早期報告を要求へ=28日から日朝協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致情報、政府代表団が平壌入り - 速報:@niftyニュース.
リンク:拉致再調査 政府代表団、平壌に到着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府訪朝団が平壌着=北朝鮮報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査 政府代表団、北京を出発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:特定失踪者「平等に救出を」=訪朝団派遣で家族訴え―東京 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被害者に順位付けないで - 速報:@niftyニュース.
リンク:政府訪朝団、10月27日に平壌入り - 速報:@niftyニュース.
リンク:菅官房長官「拉致最優先求める」=訪朝団、午後に平壌入り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査、日本政府代表団が午後に平壌入り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<特定失踪者>「平等に調査、救出を」家族ら会見で訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:訪朝に潜むリスク、救う会など強気の交渉求める「拉致以外では見返りなし」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:伊原局長ら訪朝団出発=27日に平壌入り―拉致問題 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査、政府代表団が10年ぶり平壌へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<拉致再調査>政府代表団が出国 27日から平壌訪問 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査、政府代表団が平壌へ - 速報:@niftyニュース.
リンク:<北朝鮮>回答時期示さず 9月の日朝局長級協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岸田外相、訪朝時に安否情報が示されても「初回報告と考えず」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮への政府調査団 厚労省職員も参加 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:訪朝団、厚労省も参加=岸田外相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致問題、進展ない限り制裁解除に反対 超党派“幻の決議案” - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮、日本人妻ら生存者数集約 - 速報:@niftyニュース.
リンク:拉致 政府調査団派遣 毅然とした対応を、被害者家族「あらゆること心配」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相「拉致、最重要と伝達」 調査団、27日から平壌派遣 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査、平壌派遣 慎重論押し切り、首相大きな賭け - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<日朝協議>始まる 特別調査委、幹部全員が出席
毎日新聞 10月28日(火)11時35分配信

 【平壌・高橋恵子】外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長とする政府代表団と、北朝鮮の日本人拉致被害者らの再調査を行う特別調査委員会幹部らとの協議が28日午前(日本時間同)、平壌市内で始まった。北朝鮮側は、特別調査委委員長を務める徐大河(ソ・デハ)国防委員会安全担当参事兼国家安全保衛部副部長が出席、代表団の訪朝を「正しい選択だ」と評価した。伊原氏は拉致被害者の調査を最優先するよう求めた。

 協議は同市内にある庁舎内の委員長室で行われた。北朝鮮側の出席者は8人で、徐氏のほか、金明哲(キム・ミョンチョル)、朴永植(パクヨンシク)の両副委員長、拉致被害者分科会の姜成男(カン・ソンナム)国家安全保衛部局長ら4分科会の責任者らが参加した。日本側は徐氏ら特別調査委の責任者の出席を求めていたが、北朝鮮は同委の幹部全員を出席させた。

 協議に先立ち、徐氏は伊原氏を出迎えて自己紹介し、握手を交わした。協議冒頭では、「共和国訪問を歓迎する。訪朝に関して日本の中でいろいろと食い違った主張がされていることを承知している」と述べ、拉致被害者家族らが訪朝に反対したことに触れた。

 そのうえで徐氏は「そういった中で平壌を訪れたことは、朝日平壌宣言に従い、(5月の)朝日政府間のストックホルム合意を履行しようとする日本政府の意思の表れとして、正しい選択であった」と評価した。

 これに対して、伊原氏は「特別調査委が発足し7月から調査を開始してすでに4カ月がたった。調査の対象の中でもとりわけ拉致問題は日本にとって最重要課題だ」と述べた。

 拉致問題を巡る政府代表団の派遣は2004年11月以来10年ぶりで、外務省、警察庁、内閣官房拉致問題対策本部事務局、厚生労働省の12人で構成。協議は29日も行われ、伊原氏らは30日に帰国する。


拉致再調査 今回の協議「1回目の通報と考えず」菅官房長官
産経新聞 10月28日(火)11時6分配信

 菅義偉官房長官は28日午前の記者会見で、北朝鮮の特別調査委員会による拉致被害者らの再調査に関する初回の報告時期について「当初の約束では『夏の終わりから秋の初め』だった。できるだけ早く求めるのは当然だ」と述べた。同時に今回の協議を「1回目の通報とは考えていない」と強調した。

 菅氏は「特別調査委員会の(徐大河(ソ・デハ))委員長が出ているから、日本側は拉致問題が最優先であることを北朝鮮側に強く申し入れ、調査の現状をできる限り詳細に聞きただす。調査を迅速に進め、誠実ある回答を求める」と語った。


拉致再調査の最優先要求
2014年10月28日(火)10時58分配信 共同通信

 【平壌共同】拉致問題対応のため北朝鮮を訪れた日本政府代表団(団長・伊原純一外務省アジア大洋州局長)は28日午前、北朝鮮当局者と平壌市内で協議した。伊原氏は安倍晋三首相の意向を踏まえ、日朝合意に基づく「全ての日本人に関する調査」のうち、拉致被害者12人の安否再調査を最優先するよう求めた。

 協議には、特別調査委員長を務める徐大河・国家安全保衛部副部長が出席した。保衛部は北朝鮮の秘密警察組織。副委員長らも同席した。徐氏らが横田めぐみさんら拉致被害者の安否確認作業の進展状況をどこまで説明するかが焦点。協議は29日までの予定だ。


「拉致最優先」を伝達=日朝協議、徐委員長が出席
時事通信 10月28日(火)9時52分配信

 【平壌時事】外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長とする日本政府訪朝団は28日午前、日本人拉致被害者らの再調査を担っている北朝鮮特別調査委員会の徐大河委員長ら責任者と、平壌の中心部にある特別調査委の庁舎で協議した。
 冒頭、伊原氏は、拉致問題の解決が最優先課題と表明した。
 徐氏は、訪朝団の平壌派遣に日本国内で賛否両論があることを念頭に「日本国内で食い違った主張が繰り返されていることは承知している」と指摘。「そういった中で平壌を訪れたことは正しい選択だ」と安倍政権の対応を歓迎した。
 これに対し、伊原氏は「日本としては、とりわけ拉致問題が最重要課題だ」と日本政府の立場を明確にした。協議では、ずれ込んでいる初回の再調査報告の速やかな実施を迫る考えだ。


政府代表団平壌入り 「毅然とした態度で」特定失踪者家族が訴え
産経新聞 10月28日(火)7時55分配信

 拉致の可能性を排除できない特定失踪者の家族が27日、東京都千代田区で会見した。この日に北朝鮮入りした政府代表団に対し、政府に認定されている拉致被害者だけでなく、全ての被害者救出のため、「毅然(きぜん)とした態度で臨んでほしい」と訴えた。

 「いつ迎えに来てくれるだろうと、朝から晩まで思い続けていると思う」。昭和49年に新潟県の佐渡島で消息を絶った大沢孝司さん(68)=失踪当時(27)=の兄、昭一さん(78)は会見で、弟の心情をおもんぱかり、「政府は認定、未認定の区別をつけず生存情報があれば解決につなげてほしい」と訴えた。

 51年に東京都の神津島で失踪した高野清文さん(57)=同(19)=の妹、美幸さん(44)は「北朝鮮の幼稚な態度で被害者が切り捨てられることがないよう、政府に対応してほしい」と求めた。

 62年に埼玉県から失踪した佐々木正和さん(64)=同(37)=の姉、美智子さん(66)は「毅然とした態度で一日も早く被害者を連れ戻してほしい」と話した。


代表団平壌入り 拉致問題は進展するか? 識者の見方
産経新聞 10月28日(火)7時55分配信

 拉致被害者らの再調査に関する現状を確認するため、政府の代表団が27日、北朝鮮に入った。今回の訪朝で拉致問題は進展するのか。北朝鮮に詳しい専門家は、国際情勢や北朝鮮国内の状況から、かなり厳しい見通しを示している。

 28日から予定されている協議で、日本政府は再調査を実施している特別調査委員会の委員長で、秘密警察に当たる国家安全保衛部の副部長、徐大河(ソ・デハ)氏との面会を強く求めている。

 ■成果期待できない

 静岡県立大の伊豆見元(はじめ)教授(64)=国際関係論=は「(5月の)ストックホルム合意では北朝鮮が日本に調査の進捗(しんちょく)状況を随時通報することになっており、委員長の徐氏が説明する可能性は高い」とみる。

 ただ、北朝鮮側は拉致被害者のほかに残留日本人など4項目に関する調査を1年間かけて並行して進めるとしており、「現時点で大きな成果は期待できない」という。

 日本政府に対しては、北朝鮮が拉致問題以外の成果を優先して伝えた場合には、「並行するはずの4分野で拉致問題だけ調査が遅れている」として、拉致被害者の調査を急ぐよう求めるべきだと提案する。

 ■保衛部の状況重要

 関西大の李英和(リ・ヨンファ)教授(59)=北朝鮮経済論=は保衛部の置かれた状況から、拉致問題の進展については厳しい見方をする。

 李教授によると、保衛部が7月から、朝鮮労働党組織指導部の査察を受けているとの情報があり、徐氏が日本との協議の場に出てこなければ、「日朝交渉を仕切っている保衛部に異変があるということで、拉致問題は進まない」と指摘。出てきたとしても、「生き残りに精いっぱいで、拉致問題をめぐる交渉に専念する余裕がないだろう」とみて、保衛部の置かれた状況を見るのが重要とする。

 ■他の問題が俎上に

 国際社会で北朝鮮が置かれた状況から、「拉致問題の進展はあり得ない」とするのは早稲田大の重村智計(としみつ)教授(69)=朝鮮問題=だ。北朝鮮の人権侵害をめぐり、国連では欧州連合(EU)が10月上旬、国際刑事裁判所(ICC)に付託するよう国連安全保障理事会に促す決議案を関係国に配布。ICCへの訴追に向けた動きが進んでいる。

 重村教授は「北朝鮮は安保理の訴追を一番心配している」と指摘し、人権侵害である拉致問題を「持ち出せない」と分析。逆に人権問題への取り組みをアピールするため、拉致以外の問題を取り上げる可能性があるとみている。

 重村教授は「日本政府は北朝鮮とのパイプが切れることを心配しているが、足元を見られる。困っているのは向こうなのだから、追い込まれないようにしないといけない」として、強気で協議に当たるよう指摘している。


<政府代表団訪朝>「行方見守りたい」…家族ら進展祈る
毎日新聞 10月28日(火)2時31分配信

 北朝鮮による拉致被害者らの再調査状況の確認のため、日本の政府代表団が10年ぶりに訪朝した27日、家族の帰還や遺骨の返還などを待ちわびる関係者からは、調査結果に期待する声が相次いだ。その上で、日本人妻など政府が認定する拉致被害者以外の再調査対象の家族らは、「認定の有無に関係なく、平等に調査、救出活動に当たってほしい」と訴えた。【斎川瞳】

 ◇拉致被害者

 拉致被害者の田口八重子さん(行方不明時22歳)の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(76)は「行くからには強い姿勢で臨んでほしい。議論や交渉は行わず、聞き取った調査状況を持ち帰り、精査して真偽不明の情報を独り歩きさせないでほしい」と求めた。横田めぐみさん(同13歳)の母早紀江さん(78)は「どうなるのかと考えると、本当にしんどくて今が一番苦しい。もう政府にお任せするしかないので、今は黙って行方を見守りたい」と声を振り絞った。

 ◇特定失踪者

 1974年に新潟県新穂村(現佐渡市)で失踪した大沢孝司さん(同27歳)の兄昭一さん(78)は「安否情報がもたらされたら、政府は拉致認定の有無などで優先順位をつけず、助けられる人から助け、救出の突破口を開いてほしい」。76年に埼玉県川口市の自宅を出たまま消息を絶った藤田進さん(同19歳)の弟隆司さん(56)は「今回の訪朝で得られた情報について、政府は特定失踪者家族にも説明してほしい」と求めた。

 ◇日本人妻

 「日本人妻自由往来実現運動の会」世話人の田代かず子さん(69)は「日本人妻が北朝鮮に渡って50年以上が過ぎ、本人も家族も高齢となり、残された時間は少ない」。姉泰子さん(81)は61年に帰還事業で在日朝鮮人の夫と長女と北朝鮮に渡ったが、手紙のやりとりは続いている。田代さんは「命の重さに軽重はない。拉致被害者や特定失踪者、日本人妻、残留日本人と区別せず、すべて一丸となって『返せ』と訴えてほしい」と話した。

◇残留日本人

 終戦時の混乱で父と姉妹が北朝鮮に取り残された横浜市栄区の丸山毅さん(80)は、「(帰還に)現実味が出てきたという期待とやっぱりだめかという不安でいっぱい」と吐露する。姉節子さん(85)とは手紙のやりとりなどがあるが父と妹は約70年間、安否不明のままだ。「生きているなら、姉と一緒に一刻も早く帰国させてあげたい。拉致被害者の救出優先はある程度理解できるが、残留日本人も戦争の被害者であることを忘れないで」と語った。

 ◇日本人遺骨

 終戦直後に亡くなった姉の遺骨が中国との国境の町、会寧(フェリョン)に眠る横須賀市の大前悦宏さん(75)は、「遺骨を引き取りたかったり墓参をしたかったりする遺族は多いはず」と話す。姉の豊子さんは終戦直後に19歳で亡くなった。大前さんは46年に両親らと日本に引き揚げたが、混乱で姉の遺骨を持ってこられなかったという。「解決できる問題から解決していくことも重要。遺骨返還や北朝鮮での慰霊碑建立など、何か進展してくれたら」と語った。


<政府代表団訪朝>北朝鮮の説明は?…平壌に到着
毎日新聞 10月28日(火)0時40分配信

 【平壌・高橋恵子、北京・西岡省二、斎川瞳】外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長とする政府代表団は27日午後(日本時間同)、北朝鮮から拉致被害者らに関する再調査の現況を聴取するため、平壌に到着した。特別調査委員会幹部との会談は28日午前(日本時間同)に始まり、29日まで行われる。日本側は拉致問題の調査に最優先で取り組むよう求める方針だ。

 ◇日本側「拉致最優先」アピール

 政府代表団の平壌派遣は2004年11月以来10年ぶり。今回は外務省、内閣官房の職員ら12人からなる。伊原氏は27日午後、平壌国際空港で、北朝鮮外務省の劉成日(ユ・ソンイル)課長(日本担当)の出迎えを受けた。日本側は特別調査委の徐大河(ソ・デハ)委員長ら責任者との会談を求めており、伊原氏は到着後、28日からの協議について北朝鮮側と打ち合わせたとみられる。

 菅義偉官房長官は27日の記者会見で「調査を迅速に進め、誠実に回答を出すよう強く言う」と述べた。

 北朝鮮が7月に設置した特別調査委は、秘密警察である国家安全保衛部や警察に相当する人民保安部の幹部ら30人規模。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記をトップとする国防委員会から「特別な権限」が与えられ、すべての機関に対する調査が可能とされる。「拉致被害者」「行方不明者」など四つの分科会があり、拉致被害者分科会は姜成男(カン・ソンナム)国家安全保衛部局長が責任者を務める。

 国内で強大な権力を持つ国家安全保衛部が調査に関与しているのが今回の特徴だが、徐氏や姜氏の人物像は明らかになっていない。特別調査委が政府代表団との会談で、どこまで踏み込んで回答するかが焦点だ。

 政府認定の拉致被害者12人について、北朝鮮側はこれまで「8人死亡、4人未入国」と説明。9月の外務省局長級協議でも「調査は準備段階」として、新たな情報提供には時間がかかるとの見通しを示している。

 一方、民間団体「特定失踪者問題調査会」によると、拉致の疑いを排除できない行方不明者は約470人。これを含めて警察庁の捜査・調査対象は883人に上る。同庁は再調査に合わせ、失踪者家族らにDNA型鑑定試料の提供を求め、本人確認に備えている。

 日本の植民地だった北朝鮮地域で戦前に暮らし、戦後も残留を余儀なくされた日本人は、厚生労働省への届け出分で1440人。大半は「戦時死亡宣告」の手続きが取られ、9月末現在で戸籍があるのは60~100歳代の35人とされる。

 1959~84年に日朝赤十字によって行われた帰還事業で、日本人妻やその子供ら計約6840人の日本人が北朝鮮に渡った。日本人妻は1831人に上るが、現在生存している人数は不明だ。


拉致解決最優先を申し入れへ…代表団、平壌到着
読売新聞 10月27日(月)20時9分配信

 【平壌=仲川高志】北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査について現状を把握するため、外務省の伊原純一アジア大洋州局長をトップとする日本政府代表団が27日夕、民間機で北朝鮮・平壌に到着した。

 7月に北朝鮮が設置した「特別調査委員会」幹部と28、29の両日に会談し、再調査の現状説明を受ける。

 代表団は、外務省と内閣官房拉致問題対策本部、警察庁、厚生労働省の担当者ら12人で構成。日本側は特別調査委員会の徐大河(ソデハ)委員長との会談を求めており、日本として拉致問題解決を最優先に考えていると申し入れる。

 日本政府による訪朝団の派遣は、2004年11月以来、10年ぶり。

     ◇

 菅官房長官は27日の記者会見で、政府代表団の会談相手となる特別調査委幹部について「報告を受けていない。責任ある者に『拉致問題が最優先だ』と強く申し上げたい」と述べた。


拉致、早期報告を要求へ=28日から日朝協議
時事通信 10月27日(月)18時15分配信

 【平壌時事】北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査の現状を把握するため、日本政府訪朝団(団長・伊原純一外務省アジア大洋州局長)は27日午後、経由地の北京から高麗航空機で平壌入りした。
 北朝鮮側は外務省の劉成日課長(日本担当)が出迎えた。訪朝団は28、29の両日、北朝鮮で再調査を担っている特別調査委員会の責任者と会い、調査の促進と速やかな報告を要求する考えだ。
 訪朝団は28日午前、平壌市内で北朝鮮側から再調査の現状について説明を受ける。ただ、開催場所や北朝鮮側の出席者については明らかになっていない。
 訪朝団の派遣は2004年11月以来、10年ぶり。外務省や警察庁など12人で構成する訪朝団は、30日まで平壌に滞在する予定。北朝鮮との協議に当たって日本側は、特別調査委の最高責任者である徐大河委員長が出席するよう求めている。今回の訪朝では、同委責任者との面会にとどめ、関係先の現地視察などは予定していない。
 これに関し、菅義偉官房長官は27日の記者会見で、徐委員長との面会はなお調整中と説明。その上で「少なくとも責任ある者に対し、拉致問題解決が最優先だと強く申し入れる」と述べた。「調査を迅速に進め、誠実に日本側に回答を出すようにと強く言う会合になる」とも語った。 


拉致情報、政府代表団が平壌入り
2014年10月27日(月)17時44分配信 共同通信

 【平壌共同】外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長とする政府代表団は、拉致被害者12人の安否情報を北朝鮮関係者から聴取するために27日午後、経由地の北京から空路で平壌入りした。日朝合意に基づく「全ての日本人に関する調査」を行う特別調査委員会側とは28、29両日に協議。拉致問題の再調査に最優先で取り組むよう求め、解決への糸口を探る。

 滞在は30日までの4日間で、特別調査委の徐大河委員長との面会実現に全力を挙げる。国防委員会と国家安全保衛部幹部の徐氏を通じ「解決しなければ北朝鮮の将来はない」(安倍晋三首相)との認識を浸透させたい考えだ。


拉致再調査 政府代表団、平壌に到着
産経新聞 10月27日(月)17時19分配信

 拉致問題に関する日本政府代表団が27日午後、経由地の北京から空路で平壌に到着した。(平壌=桜井紀雄)


政府訪朝団が平壌着=北朝鮮報道
時事通信 10月27日(月)17時10分配信

 【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は、伊原純一外務省アジア大洋州局長を団長とする日本政府の訪朝団が27日、平壌に到着したと伝えた。
 訪朝目的などには言及していない。 


拉致再調査 政府代表団、北京を出発
産経新聞 10月27日(月)16時31分配信

 北朝鮮の特別調査委員会による拉致被害者らの再調査状況を把握するための日本政府代表団は27日午後、経由地の北京から空路で平壌に向けて出発した。代表団は28、29の両日、調査委の責任者と協議し、拉致被害者の調査が最優先であることを直接伝え、調査の進捗(しんちょく)に関する説明を受ける。(北京 桜井紀雄)


特定失踪者「平等に救出を」=訪朝団派遣で家族訴え―東京
時事通信 10月27日(月)15時33分配信

 拉致被害者の再調査の状況を把握するため政府が訪朝団を派遣したことを受け、北朝鮮に拉致された疑いが排除できない特定失踪者の家族が27日、東京・永田町で記者会見し、「政府は拉致被害者と特定失踪者を区別せず、平等に救出してほしい」と口々に訴えた。
 新潟・佐渡島の特定失踪者大沢孝司さん=失踪当時(27)=の長兄昭一さん(78)は「命の重さはみな同じ。政府は拉致被害の認定、未認定で区別せず、生存者の安否情報を順番に出してほしい」と強調。次兄の茂樹さん(73)も「公平、平等で差別のない交渉で、全ての被害者を助けてほしい」と求めた。
 埼玉県の特定失踪者藤田進さん=同(19)=の弟、隆司さん(56)は「今回の訪朝について、特定失踪者家族には政府から何の説明もなかった。交渉後は認定被害者以外の家族にも内容を報告してほしい」と注文。都内で失踪した生島孝子さん=同(31)=の姉馨子さん(74)は「同じ日本人なのに、拉致と認定されない限り政府が関わってくれないのは悲しい仕打ちだ」と憤った。 


被害者に順位付けないで
2014年10月27日(月)13時35分配信 共同通信

 北朝鮮による拉致の可能性を排除できない特定失踪者大沢孝司さん=失踪当時(27)=の次兄茂樹さん(73)が27日、東京・永田町で記者会見し「政府は拉致の被害者に(認定の有無で)優先順位を付けることなく、救出できる同胞から助けてほしい」と訴えた。

 会見は、横田めぐみさん=同(13)=ら日本政府が認定している拉致被害者らの再調査状況を聴取するため、日本政府の実務者チームが平壌入りするのに合わせ、特定失踪者家族を支援する市民団体が主催。7人の失踪者の家族計8人が参加した。

 大沢さんは1974年2月、新潟県佐渡市で行方不明になった。


政府訪朝団、10月27日に平壌入り
2014年10月27日(月)12時34分配信 J-CASTニュース

北朝鮮による拉致被害者の再調査の状況を確認するため、日本政府の訪朝団は2014年10月26日、経由地の北京に入った。27日午後には平壌入りし、28・29日の2日間にわたって北朝鮮側と協議する。

訪朝団は外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長に、外務省、警察庁、拉致問題対策本部、厚生労働省から約10人で構成されている。


菅官房長官「拉致最優先求める」=訪朝団、午後に平壌入り
時事通信 10月27日(月)12時24分配信

 菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、北朝鮮による拉致被害者再調査の現状を把握するため政府が派遣する訪朝団が同日午後に平壌入りすることについて、「北朝鮮特別調査委員会の責任ある立場の者に対して、拉致問題が最優先だとしっかりと申し入れを行いたい」と述べた。 


拉致再調査、日本政府代表団が午後に平壌入り
読売新聞 10月27日(月)12時12分配信

 【北京=仲川高志】北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査の現状を把握するため、日本政府の代表団は27日昼(日本時間27日午後)、平壌に向けて民間機で北京を出発する。

 同日午後に平壌入りし、28、29の両日に北朝鮮が7月に設置した「特別調査委員会」幹部と会談する予定だ。

 代表団は外務省の伊原純一アジア大洋州局長をトップとし、同省と内閣官房拉致問題対策本部、警察庁、厚生労働省の担当者ら10人程度で構成される。平壌入りした後、北朝鮮側と会談日程を調整する予定で、日本側は特別調査委員会の徐大河(ソデハ)委員長との協議を求める。


<特定失踪者>「平等に調査、救出を」家族ら会見で訴え
毎日新聞 10月27日(月)11時38分配信

 北朝鮮による拉致被害者らの再調査状況の確認のため日本の政府代表団が北朝鮮の特別調査委員会幹部と会談することを受け、拉致の可能性が排除できない「特定失踪者」の家族らが27日、東京都内で記者会見し「調査や協議の場において、政府認定の拉致被害者との対応に差をつけず、平等に調査、救出活動に当たってほしい」と訴えた。

 会見には、1974年に新潟県新穂村(現佐渡市)で行方不明となった大沢孝司さん(行方不明時27歳)の兄や、72年に東京都渋谷区で消息を絶った生島孝子さん(同31歳)の姉など失踪者8人の家族8人が出席。それぞれの家族が、特定失踪者の救出が後回しにされる不安感や、失踪者の帰りを待ち続ける苦悩などを語った。【斎川瞳】


訪朝に潜むリスク、救う会など強気の交渉求める「拉致以外では見返りなし」
産経新聞 10月27日(月)7時55分配信

 27日からの政府代表団の北朝鮮訪問で拉致問題は進展するのか。被害者の家族会とともに、訪朝に対して慎重な対応を求めてきた被害者の支援組織「救う会」や拉致問題について調べている「特定失踪者問題調査会」は、訪朝に潜む危険性を指摘している。

 救う会の西岡力会長は今回の訪朝での懸念点として、「北朝鮮の狙いはいろいろなものを見せたり、日本と情報を共有したりして、北朝鮮が出す調査結果に日本にも責任を持たせようとしているのではないか」と指摘。その上で、「日本は拉致問題を優先している。ほかのことで動いても見返りはないといって早急に帰ってきてほしい」と訴える。

 調査会の荒木和博代表も「95%はまともな回答ももらえずに帰ってくることになると思う。代表団は余計なことをせずに帰ってきてほしい」といい、逆に工作を仕掛けてくる可能性すらあるとみる。その工作について荒木代表は、昭和20年前後に北朝鮮地域で死亡した日本人遺骨問題に絡んで「日本に取引を持ちかけてくる可能性もある」と話す。

 訪朝に踏み切った理由として、日本政府は、派遣しないことで調査を行うことができなくなるリスクがあるとするが、荒木代表は「それではどうしようもない」という。救う会の西岡会長も「彼らは取りたいものを取るまで(交渉の)席を立つことはない」と指摘し、強気の交渉を求める。

 見通しが不透明な中で行われる今回の訪朝。平成16年の日朝実務者協議以来、10年ぶりの職員訪朝となる警察庁幹部は「北朝鮮側が行っている包括的、全面的な調査に関し、政府挙げてのオールジャパンでの取り組みにしっかり貢献していくことだと思っている」と意気込みを語る。

 一方、今回の代表団には終戦時に北朝鮮に取り残された残留日本人の問題や日本人遺骨問題を担当する厚生労働省の担当者も参加。遺骨や残留日本人問題で進展があった場合に備える。同省幹部は「過度な期待は持っていないが、全くダメとも思わず、何が出てきても対応できるように臨む」と話している。


伊原局長ら訪朝団出発=27日に平壌入り―拉致問題
時事通信 10月26日(日)22時31分配信

 【北京時事】北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査の進展状況を確認するため、日本政府の訪朝団は26日、民間機で経由地の北京に到着した。
 27日午後に平壌入りする予定。
 訪朝団は外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長とし、同省のほか、内閣官房拉致問題対策本部事務局、警察庁、厚生労働省の担当者10人程度で編成。28、29の両日、平壌で行われる北朝鮮側との協議に、特別調査委員会トップの徐大河委員長が出席するかどうかが注目される。 


拉致再調査、政府代表団が10年ぶり平壌へ
読売新聞 10月26日(日)20時35分配信

 【北京=仲川高志】日本人拉致被害者らの再調査を巡り、平壌を訪れる日本政府の代表団が26日夜、経由地の北京に到着した。

 27日午後に平壌入りする。

 政府代表団の平壌派遣は2004年11月以来。トップの伊原純一・外務省アジア大洋州局長のほか外務省と内閣官房拉致問題対策本部、警察庁、厚生労働省の各担当者10人程度で構成された。協議は28、29の両日に、北朝鮮が7月に拉致被害者らの調査のために設置した「特別調査委員会」の幹部との間で行われる。日本側は北朝鮮側に対し、徐大河(ソデハ)委員長の出席を求めている。

 協議で、政府代表団は北朝鮮による拉致問題再調査の進展状況を確認するとともに、「拉致問題の解決が最優先事項だ」と改めて伝えることを予定している。


<拉致再調査>政府代表団が出国 27日から平壌訪問
毎日新聞 10月26日(日)19時52分配信

 【北京・高橋恵子】北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査に関する政府代表団は26日、成田空港から出国した。調査団は経由地・北京で1泊し、27~30日の日程で平壌を訪問する。

 政府代表団は外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長とし、警察庁や内閣官房拉致問題対策本部事務局職員ら約10人で構成。28、29両日に再調査を実施する北朝鮮の特別調査委員会幹部との協議を開催し、再調査の状況を直接聴取する日程を調整している。帰国は30日の見通し。日本側は特別調査委の委員長を務める徐大河(ソ・デハ)国防委員会安全担当参事兼国家安全保衛部副部長ら責任者との面会を求めている。

 代表団派遣は9月末の中国・瀋陽で行われた日朝外務省局長級協議で、北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使が打診した。宋氏はその際、政府認定拉致被害者の動向について「準備段階で調査結果を提示するのは難しい」との見通しを示し、拉致被害者家族側からも派遣への反対論が噴出した。しかし、安倍晋三首相が「拉致問題の解決が最優先だと直接、伝えなければならない」として派遣に踏み切った。拉致問題を巡る政府代表団の派遣は2004年11月以来約10年ぶり。


拉致再調査、政府代表団が平壌へ
2014年10月26日(日)16時47分配信 共同通信

 【北京共同】日本政府は、北朝鮮から拉致被害者らの再調査の現状を聴取するため、代表団を27~30日の日程で平壌に派遣する。団長の伊原純一外務省アジア大洋州局長ら代表団は26日夜(日本時間同)、経由地の北京国際空港に到着。27日に空路で平壌入りする予定だ。再調査を担う北朝鮮の特別調査委員会の委員長で、秘密警察組織の国家安全保衛部幹部を務める徐大河氏からの聴取実現に向け、北朝鮮側との最終調整を急ぐ。

 28~29日に行う聴取への対処方針も固まった。安倍晋三首相の意向を受け、拉致被害者12人の安否を最優先で確認するよう迫ることを「最大の目的」(政府筋)に設定した。


<北朝鮮>回答時期示さず 9月の日朝局長級協議
毎日新聞 10月26日(日)7時30分配信

 中国・瀋陽で9月29日に行われた日朝外務省局長級協議で、北朝鮮が日本政府代表団の訪朝を提案した際、政府認定拉致被害者12人の調査については「準備段階であり、結果を出すのは難しい」と繰り返していたことが分かった。日本国内で拉致問題の進展に期待が高まることへの警戒感も表明した。政府代表団は27日に平壌に入る予定だが、日本側は現時点で北朝鮮が姿勢を変える可能性は低いとみて、今回の派遣を「具体的な調査結果が得られる見通しはない」(菅義偉官房長官)と説明している。【高山祐、高橋恵子】

 ◇「拉致12人、調査準備段階」

 政府代表団が26日に北京に出発するのを前に、複数の関係者が明らかにした。 9月の協議には日本側から外務省の伊原純一アジア大洋州局長、北朝鮮側から宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使らが出席した。宋氏は北朝鮮が7月に開始した拉致被害者らの再調査について「順調に進んでいる」と説明したが、「夏の終わりから秋の初め」を予定していた初回の結果報告を見送ったことに関しては「日朝の合意事項ではない」と突っぱねた。そのうえで、日本が政府代表団を派遣すれば、再調査を担当する特別調査委員会からより詳細な説明が可能だと提案した。

 これに対し、伊原氏は「派遣すれば調査結果が出るのか」と再三ただしたが、宋氏は「12人は準備段階」と繰り返し、結論が出る時期も明言しなかった。

 北朝鮮側はさらに、警察庁が拉致の疑いが排除されないとして捜査・調査の対象にしている行方不明者を9月に860人から883人に増やしたことを挙げ、「事前に通知がなかった」などと日本の対応を批判。宋氏が「期待値を高めているのは日本の方だ」と再調査の正当性を強調する場面もあったという。

 瀋陽での協議を踏まえ、政府は「訪朝しても拉致被害者の調査結果が得られる可能性は極めて低い」との結論に達したが、安倍晋三首相は、与党や拉致被害者家族らの意見を聞いたうえで、22日に政府代表団の派遣を決断。「派遣しないことによって、結果として今後調査を行うことができなくなるリスクを考えた」と記者団に説明した。

 政府は今回の訪朝で、特別調査委の幹部に「日本は拉致問題を最重要課題と考えている」と直接伝える方針。岸田文雄外相は24日の記者会見で、「北朝鮮が拉致被害者以外の生存情報を伝えてきたらどう対処するか」という質問に対し、「第1回の通報とはまったく考えていない」と述べ、家族会などが懸念する「北朝鮮ペース」を否定した。

 政府代表団は外務省、内閣官房拉致問題対策本部事務局などの職員で構成。28、29両日、平壌で特別調査委幹部と会談する。日本側は徐大河(ソ・デハ)国防委員会安全担当参事兼国家安全保衛部副部長ら再調査の責任者との会談を求めている。


岸田外相、訪朝時に安否情報が示されても「初回報告と考えず」
産経新聞 10月25日(土)7時55分配信

 岸田文雄外相は24日の記者会見で、拉致被害者らの再調査の現状を聴取するため、27日から平壌に派遣される政府調査団について、北朝鮮側から拉致被害者以外の日本人に関する何らかの安否情報が提示されても、初回の報告とは受け止めない考えを示した。

 岸田氏は「今回の訪朝を1回目の通報だとは全く考えていない」と述べ、拉致被害者の再調査を最優先するよう北朝鮮に要請することが訪朝目的と強調した。

 北朝鮮側が拉致被害者12人の安否情報を具体的に示さないとの観測がある中で、訪朝結果と引き換えに対北朝鮮制裁を解除する可能性はないとの立場を明確にし、派遣慎重論が根強い拉致被害者家族の懸念を和らげる狙いがある。

 また、岸田氏は派遣する調査団に外務省、拉致対策本部、警察庁の担当者に加え、厚生労働省の職員が含まれることも明らかにした。外務省幹部によると、北朝鮮側が日本人の遺骨問題についての説明を行った場合に対応できるようにするためとしている。

 外務省の伊原純一アジア大洋州局長をトップとする調査団は27日、空路で北京から平壌へ入る。


北朝鮮への政府調査団 厚労省職員も参加
産経新聞 10月24日(金)10時16分配信

 岸田文雄外相は24日午前の記者会見で、北朝鮮による拉致被害者らの再調査をめぐり、27日から平壌に派遣される政府調査団に、厚生労働省の職員が含まれることを明らかにした。外務省幹部は、北朝鮮の特別調査委員会が日本人の遺骨問題についての説明を行った場合に対応するための措置だとしている。


訪朝団、厚労省も参加=岸田外相
時事通信 10月24日(金)9時56分配信

 岸田文雄外相は24日午前、閣議後の記者会見で、日本人拉致被害者らの再調査の現状を把握するため平壌に派遣する訪朝団について、厚生労働省の担当者も加わることを明らかにした。
 当初は、日本側が拉致問題の解決が最優先課題であることを北朝鮮に示すため、厚労省の参加は見送る方針だった。岸田外相は「わが国の立場、考え方を政府全体として(北朝鮮側に)伝えるということで代表団を構成した」と説明した。 


拉致問題、進展ない限り制裁解除に反対 超党派“幻の決議案”
産経新聞 10月24日(金)7時55分配信

 北朝鮮の特別調査委員会による拉致被害者らの再調査に関し、超党派の議員が、日本政府調査団の訪朝で拉致問題に進展がない限り制裁解除に反対する国会決議案を作成していたことが23日、分かった。ただ調整に時間がかかり、派遣前の採択は実現しなかった。

 決議案は、各党で拉致問題を担当する自民党の古屋圭司、民主党の松原仁両氏らが調整。27日に出発する政府担当者の訪朝について、日本人配偶者問題などの進展だけでは制裁を解除しないよう政府に要請。具体的な交渉期限を設け、明確な結果が示されない場合の制裁強化も求めた。

 ただ他党との調整に手間取り、全会一致が原則の決議は見送られた。古屋氏は記者団に「政府に覚悟を促すものだ。中身に問題はない」と述べた。


北朝鮮、日本人妻ら生存者数集約
2014年10月24日(金)2時0分配信 共同通信

 北朝鮮で日本人に関する全面的な調査を行う特別調査委員会が、終戦直後の混乱で現地にとどまった残留日本人や、戦後に北朝鮮へ渡航した日本人妻ら配偶者に関し、調査で生存が確認できた人数の集約を進めていることが分かった。複数の日朝関係筋が23日、明らかにした。日本政府もこうした事実を把握しているもようだ。27日に平壌入りする日本の実務者派遣団に、特別調査委側が伝える可能性がある。

 ただ日本は、北朝鮮が調査しやすいものから結果を示し、日本の独自制裁の追加解除を引き出そうとしていると警戒。今回は、北朝鮮側の説明を聞くにとどめ、拉致被害者の迅速な再調査を要求する方針だ。


拉致 政府調査団派遣 毅然とした対応を、被害者家族「あらゆること心配」
産経新聞 10月23日(木)7時55分配信

 拉致被害者らの再調査をめぐり、27日から30日までの日程で政府の担当者が訪朝することが22日、決まった。調査結果の報告ではなく、現状を確認するための今回の訪朝について反対してきた拉致被害者の家族は不安を募らせながら、北朝鮮に振り回されないよう、政府に毅然(きぜん)とした対応を取るよう求めた。

                  ◇

 「家族はあらゆることを心配している」。田口八重子さん(59)=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(76)は訪朝日程の決定を受け、改めて懸念を示した。

 訪朝日程や訪朝団の規模、再調査を実施している北朝鮮の特別調査委員会との協議日程については明らかになったが、調査委の誰が協議に出てくるかは今も分からないまま。飯塚さんは「いろいろなことを伝えてくるというが、果たして日本の要求を受け止めるだけの権限がある人と面会できるのか」と心配する。

 増元るみ子さん(60)=同(24)=の弟、照明さん(59)も「決まった以上は成果を出してもらいたい」としながらも、「交渉を人質にとられて(日本が)のめり込んでいっているように見える」とみる。

 安倍晋三首相は22日、「派遣しないことで今後、調査を行うことができなくなるリスクを考えた」と説明したが、照明さんは「日本の毅然とした態度を示すため、こちらから机をけってもいいと思っている。それで交渉が切れるようであれば、厳格に全面制裁をすべきだろう」と話す。

 横田めぐみさん(50)=同(13)=の母、早紀江さん(78)も長年拉致問題に取り組んできた首相の判断に理解を示したうえで、「相手は難しい国だが、毅然とした態度で臨んでほしい」と求めた。


首相「拉致、最重要と伝達」 調査団、27日から平壌派遣
産経新聞 10月23日(木)7時55分配信

 政府は22日、北朝鮮の特別調査委員会による拉致被害者らの再調査に関し、27日から担当者を平壌に派遣すると発表した。安倍晋三首相は、担当者の派遣決定について、官邸で記者団に対し「調査委の責任者に対し、拉致問題が最重要課題であり、正直に誠実に対応しなければならないと伝えるのが目的だ」と述べた。政府は、北朝鮮の調査委委員長で国家安全保衛部副部長の徐大河(ソ・デハ)氏と面会する方向で調整している。

 首相は「調査に直接関わる責任者から、進捗(しんちょく)状況についてしっかり聞く」と強調。「拉致問題は『解決済み』と言ってきた北朝鮮の主張を変えさせ、重い扉をやっと開けさせることができた。派遣しないことで今後、調査を行うことができなくなるリスクを考えた」と説明した。

 平壌に派遣するのは、外務省の伊原純一アジア大洋州局長をトップに、拉致問題対策本部、警察庁の職員ら約10人の担当者で、27~30日の日程で行く。伊原氏らは28、29両日に調査委と協議を行い、調査委から再調査の現状について聴取する。

 調査団の派遣は、9月29日に中国・瀋陽で行われた日朝外務省局長級協議で北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使が伊原氏に提案した。

 拉致問題をめぐる調査団の訪朝は平成16年11月以来、10年ぶり。


拉致再調査、平壌派遣 慎重論押し切り、首相大きな賭け
産経新聞 10月23日(木)7時55分配信

 安倍晋三首相が拉致被害者の家族らの慎重論を半ば押し切る形で、北朝鮮の特別調査委員会による再調査の進捗(しんちょく)状況を把握するための担当者の平壌派遣を決めた。新たな安否情報を得られる見通しがない中、「敵陣」の本丸に乗り込むリスクを取ってでも、調査委トップの徐大河(ソ・デハ)国家安全保衛部副部長と接触することを優先した。首相は、北朝鮮の指導部に直結する交渉ルートの構築を急ぎたい考えで、自らの意向が金正恩第1書記に伝わることを期待している。

 政府は今年3月、1年4カ月ぶりに北京で開かれた日朝外務省局長級協議を足掛かりに拉致問題解決に向けた協議を加速させた。5月には再調査実施で日朝が電撃合意し、7月からは再調査が始まった。日本政府はその引き換えに独自制裁の一部解除に踏み切った。

 だが、9月中旬に予定されていた北朝鮮側からの再調査の「初回報告」が先送りされ、宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使を窓口とした交渉が行き詰まっていた。外務省幹部は22日、「訪朝して直接日本の考えを伝えないと、次の展望は開けない」と指摘し、宋氏との交渉には限界があることを強調した。

 今回の担当者派遣は、再調査をめぐる北朝鮮との認識のズレを修正する狙いもある。日朝は5月に「全ての日本人に関する調査」で合意した。しかし、北朝鮮が時間の経過とともに、拉致被害者の再調査ではなく、日本人配偶者や行方不明者などの他の再調査を優先している疑念が消えないからだ。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は22日の記者会見で「具体的な調査結果が得られる見通しではないという前提で訪朝する」と強調、国内世論の期待が高まり過ぎないよう“予防線”を張ることも忘れなかった。2日間の調査委からの聴取で再調査の実態がどこまで明らかになるかは不透明で、北朝鮮側のペースに乗せられる危険性は否定できない。

 平成16年に政府の担当者が訪朝した際、北朝鮮は拉致被害者、横田めぐみさんのものとされる遺骨を日本側に提出したが後に偽物であることが判明し、世論の批判が高まった。今回も北朝鮮が不誠実な態度をとれば、国民が「対話」を支持しなくなる懸念がある。

 首相には、日朝首脳会談へのきっかけをつかみたいという思惑もあるようだ。拉致問題をライフワークとする首相が、大きな賭けに出たといえる。(山本雄史)

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