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2014年9月29日 (月)

御嶽山噴火、登山者多数が負傷、4人死亡・27人が心肺停止・6

27日午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(3067メートル)が噴火した。気象庁によると、山の南側斜面を3キロ以上にわたって噴煙が流れ下るのが確認されたという。長野県によると午前9時半現在、噴火による重軽傷者は30人、家族らと連絡が取れない人が45人(速報値)いる。負傷者は、県内の医療機関を受診した人を集計したという。また、自衛隊ヘリが午前10時半までに山頂付近で7人を救助した。

長野県警によると、山頂付近で登山者ら31人が心肺停止の状態で見つかり、そのうち男性4人の死亡を確認したと発表した。同県警などによると、山頂付近には噴火当時、登山者ら約250人がいたとみられる。

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リンク:御嶽山噴火 「根っからの山好きが…」犠牲の横田さん友人、悲しみの表情 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:森林火災確認されず=御嶽山噴火で管理局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>噴煙の流れや火山灰堆積など詳細に アジア航測が写真公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 心肺停止状態の登山者、8人を収容 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>心肺停止8人、ヘリで搬送 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 損保ジャパン社員6人が不明、ニッセイアセットの3人も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:火山灰から身守れ…コンタクト注意、マスク着用 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御岳山噴火 国土地理院、航空写真184枚を公開 現場の全貌とらえる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:憔悴、疲労の色隠せず=救助待ち望む不明者家族―長野県木曽町・御嶽山噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 ニッセイアセットの社員3人不明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 愛知の小5女児が不明、母親や兄らと登山も… - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>ニッセイアセット社員3人も不明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>「無事信じて待つ」不明女児の両親 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>救助阻む、噴石と有毒ガス - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 損保ジャパン日本興亜の社員6人が不明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>損保ジャパン日本興亜の社員6人が不明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「山が好きだった」=御嶽山で死亡の三浦さん - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 新たに6人を収容 いずれも心肺停止とみられる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>31人、噴煙風下に集中 救助活動を再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火、心肺停止状態の8人を搬送 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 首相、全力の救命救助活動を指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火で社員が行方不明 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<御嶽山噴火>安倍首相「捜索、救命、救助を最優先に」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>観光客も激減 長野・開田高原 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、救助と二次災害防止を指示=菅官房長官「防災改善を検討」―御嶽山噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>自然災害から観光客どう守る? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:損保ジャパン日本興亜、御嶽山で社員6人不明=資産運用会社でも3人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ヘリで新たに8人搬送=山中で発見、救出再開―心肺停止27人・御嶽山噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>9合目付近、50センチ近くの火山灰 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 早朝から捜索再開、心肺停止の27人の救出に全力 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:降り注ぐ噴石、暗闇…逃げまどった恐怖の時間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山、心肺停止新たに数人 - 速報:@niftyニュース.
リンク:御嶽山噴火 予知連「再噴火は起こりうる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 山小屋スタッフ「山の怖さを思い知った」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

御嶽山噴火 「根っからの山好きが…」犠牲の横田さん友人、悲しみの表情
産経新聞 9月29日(月)14時3分配信

 「残念ながらダメでした」。御嶽山噴火で犠牲となった長野県松本市の無職、横田和正さん(61)の妻から、29日午前0時20分ごろ、友人の金井保志さん(67)のもとに一通のメールが届いた。

 金井さんは近所で、田舎暮らしを望む希望者に農地を貸し出す市民農園「クラインガルテン」を運営。横田さんは平成24年4月から、一区画を借り、農業を楽しみながら、クラインガルテンを拠点に山登りに出かけていたという。

 口数は少なく、普段は控えめな性格だが、大好きな山の話になると冗舌で、1カ月に3泊、または6日以上滞在が条件の同園に頻繁に訪れていたという。

 また、「美ケ原高原パークボランティアの会」にも所属し、登山者のガイドをする一方、景観保護のための笹刈りや清掃登山なども行い、山を守る活動にも懸命に取り組んでいた。

 金井さんは「根っからの山好きだった人が犠牲となり残念。これも運命だったのだろうか」と悲しげな表情で話した。


森林火災確認されず=御嶽山噴火で管理局
時事通信 9月29日(月)13時39分配信

 御嶽山の噴火で、中部森林管理局は29日、ヘリコプターによる上空からの調査の結果、森林火災などの被害は確認されなかったと発表した。 


<御嶽山噴火>噴煙の流れや火山灰堆積など詳細に アジア航測が写真公開
毎日新聞 9月29日(月)13時36分配信

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剣ケ峰剣峰(中央やや左)から東側斜面の降灰状況。山頂奥側が一ノ池、右(北)側が二ノ池。(東方向から撮影)=アジア航測提供

 航空写真測量などを手がける「アジア航測」は、自社航空機から撮影した長野・岐阜県境の御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火の様子を同社のウェブサイトで公開した。公開先はこちら。

 写真は28日に撮影され、噴火後の御嶽山を多方面から捉えている。火口からの噴煙が風に運ばれていく様子や、火山灰の堆積(たいせき)する状況が詳細に分かる。【石戸諭/デジタル報道センター】


御嶽山噴火 心肺停止状態の登山者、8人を収容
産経新聞 9月29日(月)13時23分配信

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離着陸を繰り返し登山者の救助にあたる陸上自衛隊のヘリコプター=29日、長野県王滝村(早坂洋祐撮影)(写真:産経新聞)

 長野県などによると、御嶽山の噴火で心肺停止状態の登山者のうち、29日は正午ごろまでにさらに2人を麓に搬送した。同日の搬送者は男性が5人、女性が3人の計8人になった。


<御嶽山噴火>心肺停止8人、ヘリで搬送
毎日新聞 9月29日(月)13時23分配信

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御嶽山頂上近くの一ノ池から救助される登山者=御嶽山頂上付近で2014年9月29日午前10時40分、本社ヘリから小出洋平撮影

 御嶽山噴火で29日朝から捜索を再開した陸上自衛隊と警察官の捜索隊は約540人。自衛隊のヘリコプターは午前11時50分過ぎまでに3回にわたって計8人を長野県王滝村のスポーツ公園に搬送した。

 木曽署によると、いずれも心肺停止状態だった27人に含まれるとみられるという。午後1時過ぎまでにワゴン車で木曽町の旧上田小学校体育館に運ばれた。

 捜索隊のうち80人は、噴石や火山灰に備えて防弾チョッキやゴーグル、マスクを着け、スコップを手に、王滝村の公園グラウンドから次々とヘリコプターに乗り込み、現場に入った。

 一方、地上からも捜索隊が入山したが、御嶽山はこの日、北西から風が吹いており、硫化水素ガスを検知したため、風下の捜索隊の一部は下山を始めた。山頂付近のヘリポートも若干噴煙がかかっているが、今のところ飛行に支障はないという。【古川修司、飯田憲、戸上文恵】


御嶽山噴火 損保ジャパン社員6人が不明、ニッセイアセットの3人も
産経新聞 9月29日(月)13時0分配信

 御嶽山の噴火で、損害保険大手の損害保険ジャパン日本興亜(東京都新宿区)の社員6人が行方不明となっていることが29日、分かった。同社は二宮雅也社長を本部長とする対策本部を設置。現地に社員を派遣するなどして、情報収集を進めている。

 同社広報部によると、社員9人が御嶽山に登山に訪れ、頂上付近で噴火に遭遇したという。9人のうち3人は下山して無事を確認したが、6人については安否が分かっていないという。広報部は「社員を含め被害に遭われた方の無事を祈っている」と話した。

 一方、投資顧問業「ニッセイアセットマネジメント」(東京都千代田区)は同日、御嶽山に登山に行ったとみられる社員の男女3人と27日から連絡が取れなくなっていると明らかにした。

 同社は28日に宇治原潔社長を本部長とする災害対策本部を設置、現地に社員を派遣して情報収集に当たっている。


火山灰から身守れ…コンタクト注意、マスク着用
読売新聞 9月29日(月)13時0分配信

 火山灰が広範囲に飛散すると、目や呼吸器を痛める可能性があるため、注意が必要だ。

 火山灰は粉々になった火山岩の粒子で、目に入ると角膜を傷つける。桜島(鹿児島県)や新燃(しんもえ)岳(鹿児島、宮崎県)の火山灰を浴びた患者を診療してきた宮崎県都城市の眼科医、子島(ねじま)良平さんによると、降灰が多い時は、目の痛みや異物感、充血の患者が増える。

 子島さんは「外出時はコンタクトレンズを外し、眼鏡かゴーグルにしたほうがいい」と指摘。痛みや異物感を感じた時は「こすると余計傷がつくので、そっと水で洗い流す。痛みが続くなら眼科の受診を」と話す。

 火山灰を吸い込むと、せき込むことがある。外出時にはマスクの着用が有効だ。ぜんそくなど呼吸器系の持病がある人は特に注意が必要。2004年に噴火した浅間山周辺で、群馬大のチームがぜんそく患者への影響を調べたところ、降灰が多い地域では患者の43%に症状の悪化が見られた。


御岳山噴火 国土地理院、航空写真184枚を公開 現場の全貌とらえる
産経新聞 9月29日(月)12時57分配信

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国土地理院がネット上で公開した御嶽山の航空写真184枚の一部(国土地理院提供)(写真:産経新聞)

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、国土地理院は29日までに、激しく噴煙を上げる御嶽山の噴火状況をとらえた航空写真184枚をHP(ホームページ)上で公開した。山頂付近を中心に円周状にぐるりと取り囲む位置から撮影し、東西南北どの方角からも噴煙などの状況が分かるようにした。

 画像は、地理院がネットで公開している「地理院地図」上に、撮影時に得られた位置情報をもとにして落とし込んだ。黄色のカメラのアイコンをクリックすると画像が閲覧でき、高く上る噴煙や火山灰が白っぽく地面を覆っている様子が克明に写し出されている。

 アイコンが取り囲む中央の写真「正斜画像」は御嶽山の頂上付近。噴火した御岳山をちょうど真上から見たようにみえるよう航空写真約200枚をコンピューターで合成、作成した。

 地図は最大で2万5千分の1の精度。ネット上ではスライドバーを操作することで縮尺を変えて閲覧できる。

 撮影は28日、測量用航空機「くにかぜIII」から実施。地理院は「救助活動などで、現地の被災状況を把握するのに役立ててもらいたい」としている。

 地理院地図はつながりにくいことがあり、応急閲覧ページが用意されている。URLは、gsi-cyberjapan.github.io/ontake/#11/35.8635/137.4822


憔悴、疲労の色隠せず=救助待ち望む不明者家族―長野県木曽町・御嶽山噴火
時事通信 9月29日(月)12時47分配信

 御嶽山の噴火から3日目となった29日、連絡が取れなくなっている登山者の家族らは憔悴(しょうすい)し切った様子で救助を待ち望んだ。
 長野県木曽町によると、28日夜は町内の公民館など3カ所に家族ら計約50人が泊まり込んだ。一様に重い足取りで、疲れ切った表情を隠せず、29日朝から用意された待機場所で情報を待った。
 山口県から駆け付けたという50代男性は、30代の娘の無事を祈り続けた。男性によると、娘は仲間3人で登山。うち自力で下山した1人から、山頂付近で昼食の用意をしている際に被災したことを聞いた。26日に娘と電話で話した際、「あしたは山に登るんだ」と聞いたが、どこの山かは聞かなかったという。
 娘は今年1月に結婚したばかり。男性はその夫からの連絡で不明になっていることを知った。「娘は登山経験が豊富。病院に搬送されていればいいのだが」と話し、疲れ切った表情を見せた。
 また、次男(26)の帰りを待つ男性(52)は、妻が心労から体調を崩したことを明かし、「私がしっかりしないと」と声を絞り出した。
 一方、待機する家族の中には、「情報もなく、たらい回しだ」といらだちをのぞかせる人も。情報を求めて自ら車に乗り込み、多くの負傷者が搬送された長野県立木曽病院に向かう人の姿も見られた。 


御嶽山噴火 ニッセイアセットの社員3人不明
産経新聞 9月29日(月)12時46分配信

 投資顧問業「ニッセイアセットマネジメント」(東京都千代田区)は29日、御嶽山に登山に行ったとみられる社員の男女3人と27日から連絡が取れなくなっていると明らかにした。

 同社は28日に宇治原潔社長を本部長とする災害対策本部を設置、現地に社員を派遣して情報収集に当たっている。


御嶽山噴火 愛知の小5女児が不明、母親や兄らと登山も…
産経新聞 9月29日(月)12時36分配信

 御嶽山の噴火で、愛知県豊田市の市立小5年の女児(11)が行方不明になっていることが29日、分かった。同校は現地に職員を派遣するなど情報収集に努めている。

 豊田市教育委員会や学校によると、女児は27日に母親や兄らと御嶽山に登った。一緒に登った数人とグループに分かれ、女児は母親と兄と別のグループで先に登っていたという。噴火時は山頂付近にいたとみられる。母親と兄は下山して無事だが、女児の安否は分かっていない。

 同校は情報収集のため、28日は教頭(56)が長野県を訪れ母親と面会し、29日は別の教諭らが現地に向かうという。

 教頭は「母親は女児が御嶽山に行くのをすごく楽しみにしていたと、つらそうに話していた。憔悴(しょうすい)した様子で、『信じて待っている』と涙を流していた」と当時の様子を語った。

 女児については「低学年の児童にも声をかけるなどとても優しく、所属するバスケットボール部の練習も一生懸命。無事であることを祈っている」と話した。


<御嶽山噴火>ニッセイアセット社員3人も不明
毎日新聞 9月29日(月)12時32分配信

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御嶽山頂上近くの一ノ池から救助される登山者=御嶽山頂上付近で2014年9月29日午前10時40分、本社ヘリから小出洋平撮影

 御嶽山に登っていた損保ジャパン日本興亜(東京都新宿区)の社員6人と、ニッセイアセットマネジメント(千代田区)の社員3人が行方不明になっていることが分かった。両社は28日に対策本部を設置。現地に社員を派遣するなどして情報を収集している。


<御嶽山噴火>「無事信じて待つ」不明女児の両親
毎日新聞 9月29日(月)12時20分配信

 「なぜ、こんなことに」。多数の登山客が被害に遭った長野・岐阜県境の御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火。意識不明の状態で山頂に取り残された行方不明者の捜索は29日早朝から再開され、駆けつけた家族が悲痛な思いで見守った。一方、死亡が確認された人の遺族や友人らは涙に暮れた。

 安否が分からない登山者の家族らは、祈るような気持ちで無事を祈った。

 母や兄と一緒に登って行方不明となっている愛知県豊田市の小学5年の女児(11)。通っている小学校の教頭は28日、長野県木曽町の被災者用の集会所で両親と面会した。両親は疲れ切った様子で「信じて待っている」と話していたという。

 教頭によると、女児はバスケットが得意でやさしい性格。下級生の面倒をよく見ており、何でも頑張る小学生という。教頭は「とにかく無事で帰ってきてほしい」と話した。同校では30日に予定していたクリ拾い行事を延期するという。

 同校によると、女児は計17人いた母の登山グループと一緒に登っていた。噴火当時、女児は山頂付近にいたとみられる。母と兄は無事だった。

 一方、岐阜県各務原市前渡東町3の丹羽隆文さんと妻の玲子さん宅。隆文さんの無事は確認されたが、玲子さんの安否は不明のまま。親族によると、噴火のあった27日夕、隆文さんは長野県内の病院に運ばれ、長男が現地に向かった。長男の妻は「父は無事と聞いたが母の状況が分からず、連絡を待っている。何とか無事であってほしい」と言葉少なに話した。【中島幸男】

 ◇思い出の山で

 28日夜、死亡が確認された長野県塩尻市峰原の会社員、林卓司さん(54)にとって、御嶽山は思い出の山だった。帰りを待ちわびた親族らの願いはかなわなかった。

 遺体の安置場所となった木曽町立上田小学校(廃校)。28日夜、義母の小林久子さん(80)は、太ももと腹部に包帯を巻いたままの林さんの遺体と対面した。「娘(林さんの妻)には『最悪のことを想定しないといけないよ』と言っていた。遺体が早く見つかって良かった」と気丈に話した。

 家族らが詰める同県木曽町の公民館で林さんの帰りを待っていた義兄、小林学さん(54)=同県辰野町=によると、林さんは銀行マンで現在は松本市内の別会社に出向中。こんな話を聞いたことがあった。「御嶽山には商店街の人との山行も含めて過去に2回登ったことがある。僕が登れるのはあの山ぐらい」【藤河匠、野口麗子】

 ◇「若く、気の毒で仕方がない」

 死亡が確認された会社員、浅井佑介さん(23)=名古屋市中村区=の同市中川区の実家には29日朝、知人らが駆け付け遺体と対面した。浅井さんの両親と親交のある同区の会社員、原田典男さん(73)は妻(67)と2人で訪問。浅井さんの遺族は原田さん夫妻に「(浅井さんは)何でも一人できちんとできる子だった」と目を赤くしながら話したという。

 原田さんの妻は浅井さんについて「会えばにこにこ話しかけてくれた」と振り返り、「まだ若く、気の毒で仕方がない」と目を潤ませた。【三上剛輝、大野友嘉子】


<御嶽山噴火>救助阻む、噴石と有毒ガス
毎日新聞 9月29日(月)12時10分配信

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御嶽神社奥社付近で登山者を収容する準備をする警察や自衛隊員ら=御嶽山頂上付近で2014年9月29日午前9時10分、本社ヘリから小出洋平撮影

 御嶽山噴火で、長野、岐阜両県警や消防、陸上自衛隊による被災者の救助活動が29日、再開された。しかし、山頂近くは依然として噴石や降灰に加え硫化水素を含む有毒ガスが発生しており、現場ではガスの濃度などを監視しながらの活動を強いられている。【河内敏康、斎藤良太、長谷川豊、山本将克、松本惇】

 防衛省によると、陸自は防毒マスクを保有しているが「硫化水素は分子が小さく、フィルターでの除去が難しい」(自衛隊幹部)。酸素ボンベを使用しても30分ほどしか活動できず装備も重いため、標高3000メートル前後の高所での活動には不向きという。ヘリコプターでの活動も、火山灰を吸い込むとエンジンの出力が低下し墜落する危険がある。

 警察庁や東京消防庁によると警察、消防の部隊も噴石や粉塵(ふんじん)対策としてマスクに通常のヘルメットのほか、空気を吸い込むための吸収缶付きの顔面マスクやガス検知器などを持って活動している。火災現場などで通常約20分使用できるボンベも、山岳救助では酸素の消費量が多いため10~15分ほどしか使えないという。

 一般に、火山ガスは水蒸気が95%以上を占め、残りに有毒ガスの硫化水素や二酸化硫黄などが含まれる。野上健治・東京工業大火山流体研究センター教授(火山化学)は「御嶽山山頂付近では、硫化水素は健康影響が出る濃度まではたまりにくいが、問題になるのが二酸化硫黄だ。濃度がわずか10ppm(ppmは100万分の1)でも涙が出たり、せき込んだり、呼吸がしづらくなったりする。低い濃度でも人によっては命にかかわる危険性がある」と指摘する。

 陸自OBで、1991年の長崎・雲仙普賢岳での大火砕流発生時に救助活動に当たった元宮崎県危機管理課主幹の三浦秀明さんは「普賢岳での活動では観測所や上空から山の活動を監視し、退避についても常に頭に入れていた。活動時間はどうしても限られてしまう」と話した。


御嶽山噴火 損保ジャパン日本興亜の社員6人が不明
産経新聞 9月29日(月)11時55分配信

 御嶽山の噴火で、損害保険大手の損害保険ジャパン日本興亜(東京都新宿区)の社員6人が行方不明となっていることが29日、分かった。同社は二宮雅也社長を本部長とする対策本部を設置。現地に社員を派遣するなどして、情報収集を進めている。

 同社広報部によると、社員9人が御嶽山に登山に訪れ、頂上付近で噴火に遭遇したという。9人のうち3人は下山して無事を確認したが、6人については安否が分かっていないという。広報部は「社員を含め被害に遭われた方の無事を祈っている」と話した。


<御嶽山噴火>損保ジャパン日本興亜の社員6人が不明
毎日新聞 9月29日(月)11時49分配信

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御嶽山頂上近くの一ノ池から救助される登山者=御嶽山頂上付近で2014年9月29日午前10時50分、本社ヘリから小出洋平撮影

 御嶽山に登っていた損保ジャパン日本興亜(東京都新宿区)の社員6人が行方不明になっていることが分かった。同社は28日、二宮雅也社長を本部長とする対策本部を設置。現地に社員を派遣するなどして情報を収集している。

 同社によると、社員らは9人で御嶽山に登山に出掛けた。27日の噴火時には頂上付近にいたとみられ、うち3人は無事下山したが、男女6人と連絡が取れない状態が続いているという。


「山が好きだった」=御嶽山で死亡の三浦さん
時事通信 9月29日(月)11時43分配信

 御嶽山の噴火に巻き込まれ、28日に死亡が確認された岐阜市次木の会社員、三浦勇さん(45)。勤務先の岐阜市内の会社社長は29日、突然の訃報に戸惑いながら、三浦さんが担当していた取引先との電話対応に追われていた。
 三浦さんは愛知県内の会社から今年2月に転職し、営業を担当。家族は名古屋市内に残し、会社近くのアパートで暮らしていた。
 社長は「山が好きで、同僚を伴い、ほかの山にも何度も登っていたようだ」と振り返る。今回も同僚3人と一緒に登山中で、うち2人は下山したが、1人の行方がいまだに不明という。社長は「帰ってきた2人はショックが大きいと思うので、2~3日休むように伝えた」と心配そうに声を落とした。 


御嶽山噴火 新たに6人を収容 いずれも心肺停止とみられる
産経新聞 9月29日(月)11時41分配信

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火山灰の積もった御嶽山山頂付近で活動する自衛隊ヘリ=29日午前8時1分、長野県木曽町(松永渉平撮影)(写真:産経新聞)

 御嶽山の噴火で、長野県警木曽署によると、27日午前の捜索で、午前11時までに山頂付近から新たに6人をヘリコプターで収容した。いずれも心肺停止とみられるが、これまでに判明していた心肺停止の27人に含まれるかどうかはわからないという。


<御嶽山噴火>31人、噴煙風下に集中 救助活動を再開
毎日新聞 9月29日(月)11時38分配信

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噴石が直撃し、屋根に大きな穴が開いた御嶽頂上山荘周辺で救助活動をする自衛隊員ら=御嶽山頂上付近で2014年9月29日午前9時、本社ヘリから小出洋平撮影

 長野、岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、山頂付近の登山道周辺で倒れていた登山者ら31人の多くが火口東側の噴煙の流れる方向に集中していたことが長野県警などの取材でわかった。噴火による健康被害に詳しい専門家は噴煙によって熱傷を負ったり、低酸素症となったりした可能性を指摘している。

 長野県警は28日、心肺停止の31人を山頂付近で発見。ほとんどは山頂の剣ケ峰から南側の王滝頂上山荘に至る登山道沿いに倒れていたとされ、火山灰の中に埋もれた人もいたという。県警はこのうち4人の男性をふもとの木曽町に搬送したが、いずれも死亡が確認された。

 噴火による健康影響を研究している鹿児島市立病院の吉原秀明・救命救急センター長は噴火で死に至る原因として(1)熱風による熱傷(2)硫化水素などの有毒ガスによる低酸素症(3)大量の灰を吸い込んだことによる気道閉塞(へいそく)(4)噴石による外傷--を挙げ、「これらの原因によって噴煙の流れる方向に倒れていた登山者らが集中していた可能性がある」と話した。

 一方、長野、岐阜両県警や自衛隊などは29日、山頂付近の登山道周辺で心肺停止状態で見つかった27人の救助活動を再開した。午後0時半現在、8人を長野側のふもとに搬送した。噴火に伴う有毒ガスの影響で28日中の搬送を断念していた。この日は約540人態勢で救助を行うとともに、登山道を中心にこれまでより範囲を広げて捜索する。

 29日は、陸路では午前6時過ぎから開田口登山道(木曽町)など3ルートから、自衛隊化学防護隊員や警察官らが次々入山。空からも陸上自衛隊の中型ヘリコプター3機が捜索隊を山頂近くまでピストン輸送した。

 また、長野県は同日、30人としていた負傷者の数を53人と修正した。うち重傷は26人。搬送ではなく自ら病院に掛かった人などを加えたためとみられる。負傷者は岐阜側の10人と合わせて計63人となった。【関谷俊介、稲垣衆史、古川修司】

 = ◇ =

 長野県警によると、死亡が確認されたのは名古屋市中村区亀島、会社員、浅井佑介さん(23)▽岐阜市次木(なめき)、同、三浦勇さん(45)▽長野県塩尻市峰原、同、林卓司さん(54)▽同県松本市中川、無職、横田和正さん(61)の4人。


御嶽山噴火、心肺停止状態の8人を搬送
読売新聞 9月29日(月)11時38分配信

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山頂に取り残されていた登山者を乗せ着陸した自衛隊のヘリ(29日午前11時13分、長野県王滝村で)=竹田津敦史撮影

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、長野、岐阜両県警と陸上自衛隊、消防などの合同救助隊は、29日朝から救助活動を再開した。

 午後1時までに、山頂の剣ヶ峰付近の御嶽神社奥社周辺から新たに心肺停止状態の8人を搬送した。重軽傷者はさらに増え、計63人となった。気象庁によると、29日も噴火は続き、噴煙の高さは、火口の縁から約500メートルまで伸びている。

 29日の救助活動は、午前5時40分に再開。長野県側の救助隊は約540人、ヘリコプター10機態勢で、心肺停止で見つかった人の救助を行い、ほかに取り残された人がいないかどうかを調べている。

 救助隊は午前10時49分、陸上自衛隊ヘリコプターで、心肺停止状態の3人を、山頂付近から長野県王滝村役場近くの公園に搬送。その後さらに5人を搬送した。

 長野県によると、登山口「王滝口」から入山した救助隊の一部は、9合目の登山道付近で火山性ガス濃度が高い場所を確認。山頂まで登ることが困難と判断し、正午前に捜索を中断して登山口に引き返した。


御嶽山噴火 首相、全力の救命救助活動を指示
産経新聞 9月29日(月)11時29分配信

 安倍晋三首相は29日午前、山谷えり子防災担当相と首相官邸で会談し、御嶽山噴火に関し、被災者の捜索、救命救助を最優先に活動に全力で取り組むことや二次災害の防止、監視態勢の強化などを指示した。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は同日午前の記者会見で、御嶽山の噴火予知について「現在の水準で、できるだけの判断をした。これからも改善に向けて必要な検討は当然行う」と述べた。


御嶽山噴火で社員が行方不明
2014年9月29日(月)11時28分配信 共同通信

 御嶽山の噴火で、損害保険大手の損保ジャパン日本興亜(東京)の社員6人の行方が分からなくなっていることが29日、分かった。同社は対策本部を設置し、現地に担当者を派遣するなどして情報収集を進めている。

 同社広報部によると、社員計9人で御嶽山に登り、山頂付近で噴火に巻き込まれた。そのうち3人は下山して無事だったが、埼玉県と神奈川県の支店に勤務する男性5人と女性1人の安否が不明という。

 一方、日本生命保険の子会社「ニッセイアセットマネジメント」は29日、御嶽山に登山に出掛けたとみられる男性社員2人、女性社員1人と連絡が取れなくなっていると明らかにした。


<御嶽山噴火>安倍首相「捜索、救命、救助を最優先に」
毎日新聞 9月29日(月)11時15分配信

 菅義偉官房長官は29日午前の記者会見で、御嶽山の噴火について「今後も同程度の噴火が発生し、火砕流が伴う可能性がある。火口周辺では大きな噴石の飛散や火砕流の警戒、風下側では火山灰や小さな噴石に注意が必要」と呼びかけた。

 菅氏は29日朝までに政府が把握した被害状況について死者4人、心肺停止27人、負傷者40人と発表。登山者カードを提出していた303人のうち8人(29日午前6時半現在)と連絡が取れていないとしたうえで、「(確認されていない登山者の)人数は今後増える可能性がある」と述べた。

 安倍晋三首相は同日朝、山谷えり子防災担当相に「とにかく被災者の捜索、救命、救助を最優先に応急対策に全力で取り組んでほしい」と指示した。【木下訓明】


<御嶽山噴火>観光客も激減 長野・開田高原
毎日新聞 9月29日(月)11時9分配信

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噴煙を上げる御嶽山=御嶽山頂上付近で2014年9月29日午前9時50分、本社ヘリから小出洋平撮影

 御嶽山のふもとに広がる長野県木曽町の開田高原は、噴火の影響で観光客が激減している。7月の長野県南木曽町の土石流でも、名古屋からの特急列車が約1カ月運休し、鉄道を使った宿泊客のキャンセルが相次ぎ、大きな打撃を受けたばかり。「紅葉シーズンこそは」と挽回を期していた観光関係者は頭を抱える。

 「開田高原では降灰が1ミリあったくらいです」。標高1000~1500メートルにある開田高原の観光案内所(木曽町)は28日、ホームページにこんな案内を出した。噴火当初に降灰で道路がうっすらと白くなった程度だったが、「開田高原が封鎖された」といった問い合わせが続いたため、風評被害を心配し急きょ掲載した。案内所の職員、向原充子さん(52)は「宿泊客は軒並みキャンセルしている。御嶽山は観光の柱。早く収束してほしい」と祈るように話した。

 開田高原にあり、本州唯一の在来種の木曽馬の乗馬体験ができる「木曽馬の里」では、先週末の観光客が半減した。降灰の影響を心配し約30頭の放牧を一時、見合わせたが、翌日からは再開。臨時職員の坂下由衣さん(27)は「今は灰の影響もなく、毎日気持ちがいい青空が広がっているのに」とため息をつく。

 紅葉シーズンの登山客に期待していた旅館にも影響が広がる。長野県王滝村の旅館「たかの湯」では10月は200人以上のキャンセルが出た。経営者の家高弘文さん(62)は「9月はにぎわっていたのに。影響は計り知れない」と声を落とした。【堀智行、真野敏幸】


安倍首相、救助と二次災害防止を指示=菅官房長官「防災改善を検討」―御嶽山噴火
時事通信 9月29日(月)11時3分配信

 安倍晋三首相は29日午前、御嶽山の噴火災害への対応について、山谷えり子防災担当相、菅義偉官房長官らと首相官邸で協議した。首相は、救助活動に全力を挙げることや、二次災害防止のため、監視態勢の強化や適切な情報提供に努めるよう指示した。
 この後、山谷氏は官邸で記者団に「早朝から1160人態勢で捜索救助活動を行っている。まだ行方不明の方がたくさんいるので、スピードが大事だ」と語った。菅長官も記者会見で「心肺停止や連絡の取れない方への対応を第一優先に、政府一丸となって救命・救助に取り組む」と強調した。
 また、菅長官は火山噴火への防災体制について、「監視や情報提供は現在の水準でできるだけの判断をしていたと認識しているが、さらなる改善に向けて必要な検討を気象庁を中心に行っていく」と述べた。 


<御嶽山噴火>自然災害から観光客どう守る?
毎日新聞 9月29日(月)11時1分配信

 登山客でにぎわう御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)で起きた噴火は、一夜明けて甚大な被害が明らかになった。火山列島とも呼ばれる日本で、火山は地域の観光拠点ともなっているところが多いため、各地の自治体や観光業界に与えた衝撃は大きい。

 ◇業界は想定外 ガイドライン、リスク触れず

 「火山予知はある程度可能だと信じていたが、考えが甘かった」

 富士山観光を企画している山梨県富士河口湖町の旅行会社社長は、気象庁が発表している5段階の噴火警戒レベルで富士山と同じ最低の1(平常)だった御嶽山の噴火に驚きを隠さない。

 旅行会社が企画する火山へのツアー登山は、富士山をはじめ多くの国内の山で実施されている。だが今回のように、観光客でにぎわう中で起きた噴火で多数の被災者が出るのは極めて異例だ。業界団体の「全国旅行業協会」(加盟約5500社)は山岳事故を防ぐためのガイドラインを作成しているが、主な内容は天候の把握や引率者の人数の目安などで、噴火の危険性には言及していない。

 JTBの担当者によると、「安全なツアーを実施するため専門家の意見を聞き企画しているが、天候などの情報が中心」という。「今後は参加者の噴火への関心が高まる。専門家から安全性について積極的に情報を収集し、参加者に伝えていくことになるだろう」と話す。

 御嶽山では今月10日から体に感じない火山性地震が増え、11日には1日85回を数えた。80回を超えたのは、直後に噴火した2007年1月以来だったが、その後、火山性地震が減ったこともあり、気象庁は噴火警戒レベルを引き上げなかった。今回、被災者が多数に及んだ背景とされる。

 噴火の危険がある場合の入山規制は、原則として警戒レベルに基づき、登山道を所管する都道府県や市町村が実施するが、自治体独自に判断するケースもある。だが、政府が危険と判断しない状況での入山規制には、地元の行政関係者から消極的な声が上がる。噴火活動で形成された雄大な光景や周辺の温泉は、多くの地域の観光を支えているからだ。

 長野・群馬県境の浅間山のふもとの長野県小諸市の観光協会によると、27日は「観光客から不安の声もあった」。だが、28日は普段と変わらなかったといい、胸をなでおろす。

 山岳関係の規制に詳しい長野県内のある市職員は「噴火前に規制するのは非常に難しい判断になる。実際に噴煙が見えたり、体に感じる地震が増えたりと、変化がなければ地元を説得できない。最も気を使うのは地元観光との兼ね合いだ」と明かす。長野県関係者も「台風など経験が多い気象であれば独自判断も可能かもしれないが、噴火に関しては国の警戒レベルにのっとるしかない」と認める。

 山岡耕春(こうしゅん)・名古屋大教授(地震・火山学)は28日、政府の災害対策会議で「火山防災は予知をして逃げるのが基本的な視点だが、今回は(火山性地震の増加を把握しながら)そこには至らなかった。非常に残念だった」と述べた。これに対し、荒牧重雄・東京大名誉教授(火山学)は「火山性地震が一時的に1日数十回起こるのは特段珍しくない。慎重を期して入山規制をするのなら、何度も空振りに終わることを覚悟しなければならない」とし、専門家の意見も割れる。

 山のプロの山岳ガイドたちにとっても噴火は想定外だった。「日本山岳ガイド協会」(会員約900人)の竹内敬一理事は「火山ガスについては、事前に情報があれば携帯用酸素ボンベを持参したり、ガスの発生源周辺に近寄らないようにしたりできる。しかし突然の噴火への対策は、ガイド講習や救助訓練でもほとんど触れられず、備えていないのが実情だ」と明かす。そのうえで「噴火はガイドの力ではどうしようもできない。噴火したらいち早く逃げるしかない」と言う。【桐野耕一、杉本修作、渡辺諒、清水健二】

 ◇避難計画策定は2割

 国は2009年、24時間監視する活火山として47火山を選定したが、その周辺市町村の防災対策は遅れ、地域ごとの格差も目立つ。

 内閣府は、47火山が仮に噴火した場合、周辺に位置する23都道県延べ130市町村が火山灰や溶岩流などの影響を受ける可能性があるとみている。しかし、今年3月末時点で具体的な避難計画を策定しているのは20市町村だけで、8割はまとめていない。さらに、ハザードマップが作られていない火山も大雪山(北海道)など10カ所あり、自治体や国などで組織する火山防災協議会が設置されていない火山も、栗駒山(秋田、岩手、宮城県)など14カ所に上る。

 御嶽山については協議会が設置されており、ハザードマップも策定されている。

 一方で、周辺4市町村のうち、避難計画を策定しているのは岐阜県高山市だけ。長野県木曽町総務課の担当者は「協議会で今年度中に避難の方針を示し、来年度中に細かなマニュアルをまとめる予定だった」と話す。

 御嶽山と比較すると、阿蘇山(熊本県)の防災対策は積極的だ。小規模噴火があった8月末から噴火警戒レベルが1から2に引き上げられ、火口周辺が立ち入り禁止となっているが、阿蘇市観光協会の担当者は「警戒レベル1の時でも、火口見学ができるかは天候や風向きによって判断してきた」と話す。さらに、阿蘇山には噴火時の避難用のシェルターもある。

 一方、木曽町の担当者によると、御嶽山には「山小屋5カ所に防災無線やAED(自動体外式除細動器)を設置している」というが、噴石などを避けるためのシェルターはない。また、「警戒レベル1の時に自主的な入山規制はしていなかった」という。【奥山智己、藤沢美由紀、狩野智彦】


損保ジャパン日本興亜、御嶽山で社員6人不明=資産運用会社でも3人
時事通信 9月29日(月)10時52分配信

 27日の噴火当日に御嶽山に登っていた損害保険大手「損保ジャパン日本興亜」(東京都新宿区)の社員9人のうち、男女6人が安否不明となっていることが29日、同社への取材で分かった。残る3人は下山が確認されたが、けがの有無などは不明という。
 また、日本生命保険グループの資産運用会社「ニッセイアセットマネジメント」(千代田区)も、御嶽山に登っていた社員3人と連絡が取れなくなっているという。両社は29日までにそれぞれ対策本部を設置し、情報収集を急いでいる。
 損保ジャパン日本興亜によると、社員9人は27日に一緒に登山していて巻き込まれたとみられる。同社は安否不明者の所属部署や年齢などを明らかにしていないが、広報部の担当者は「無事を祈っている」と話した。
 ニッセイアセットマネジメントによると、安否不明になっているのは東京本社の男性社員2人と女性社員1人。3人は以前から「27日に御嶽山に行く」と職場で話しており、噴火当日も山から同僚に連絡していたという。 


ヘリで新たに8人搬送=山中で発見、救出再開―心肺停止27人・御嶽山噴火
時事通信 9月29日(月)10時48分配信

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、両県警や自衛隊などは29日、心肺停止となって山中で発見された27人の救助活動を再開した。新たに自衛隊ヘリコプターが8人を収容し、長野県の旧木曽町立小学校に搬送。同県警などは身元確認を急ぐとともに、他にも巻き込まれた人がいないか、登山道周辺の捜索も続けた。
 長野県警は28日、心肺停止となった31人を主に頂上近くで発見、うち4人を救助して麓に運んだが死亡が確認された。発見された人の多くは、火山灰に埋もれるなどして倒れていたが、二次災害の恐れがあるため、この日は午後2時すぎに活動をいったん打ち切っていた。
 同県警などによると、29日に新たに搬送された8人は、山頂近くの御嶽神社付近などで見つかった。27人とは別の行方不明者の可能性もあるという。
 両県警や自衛隊などはこの日、500人以上の態勢で登山口3カ所から入山するとともに、上空からもヘリを使い、救助・捜索に当たった。 


<御嶽山噴火>9合目付近、50センチ近くの火山灰
毎日新聞 9月29日(月)10時47分配信

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御嶽山頂上付近で救助活動をする警察や自衛隊員ら=2014年9月29日午前9時55分、本社ヘリから小出洋平撮影

 御嶽山噴火で29日朝から捜索を再開した陸上自衛隊と警察官の捜索隊は約80人。噴石や火山灰に備えて防弾チョッキやゴーグル、マスクを着け、スコップを手に、長野県王滝村の公園グラウンドから次々とヘリコプターに乗り込んだ。

 捜索隊の担当者によると、捜索は9合目付近にある山荘・覚明堂の近くが中心で、現場では火山灰が多いところで50センチ近く積もっている。「灰の中に埋もれている人がいるかもしれない。丁寧に捜索したい」と話した。

 また、地上からも自衛隊と県警、消防の混成隊が28日に続いて入山。噴火は比較的落ち着いており、噴煙が上がっている場所の周囲にも近付き、これまで見つかっていなかった人がいないか確認する。【古川修司】


御嶽山噴火 早朝から捜索再開、心肺停止の27人の救出に全力
産経新聞 9月29日(月)9時52分配信

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未だ噴煙が上がり続ける御嶽山。消防隊員らもその様子を見つめていた=29日午前8時47分、長野県木曽町(松永渉平撮影)(写真:産経新聞)

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火から2日目の29日は、早朝から山頂付近に取り残されている心肺停止状態の27人の救出や、ほかに負傷者や取り残された人がいないかの捜索が始まった。

 王滝村役場によると、陸上自衛隊と消防による地上からの捜索・救助は午前6時50分ごろ、王滝口から216人、黒沢口からは26人で開始。この日はさらに捜索範囲を広げ、これまで手つかずだった開田口にも70人が投入された。

 27人の救出は、自衛隊ヘリ3機を使用。王滝村役場近くの松原スポーツ公園をヘリポートとして、30分おきに山頂近くに向かい、1機につき4人を救助する。同公園に戻った後は、車両で木曽町の旧町立上田小学校跡地に移送する。

 28日は山頂付近で、長野県警が心肺停止になっている31人を発見、このうち4人が救助されたが、死亡が確認された。


降り注ぐ噴石、暗闇…逃げまどった恐怖の時間
読売新聞 9月29日(月)9時21分配信

 大勢の登山者が巻き込まれた御嶽山(おんたけさん)の噴火で、捜索・救出活動が本格化した28日、31人もの人が心肺停止の状態で見つかり、うち4人の死亡が確認された。

 噴煙を上げ続ける山で一夜を明かした人々は、噴石が降り注ぎ、火山灰に包まれた暗闇の中で逃げまどった恐怖の時間を振り返った。火山ガスなどに阻まれて搬送作業は難航しており、多くの人が不安な思いで待ち続けている。

 ◆分かれた明暗

 「たった1、2秒の違いで……」。28日朝に下山した千葉県松戸市の女性(73)は、運命を分けた瞬間を振り返り、表情を曇らせた。

 友人2人と登った御嶽山で噴火に遭ったのは、27日正午頃、ちょうど山頂付近だった。噴火に驚き、神社の建物に駆け寄った。中に逃げ込もうとしたが出入り口が見当たらず、ひさしの下に頭と肩だけを入れた。

 背後から次々と人が駆け寄り、ひさしに入ろうとした。そこに上空から大小さまざまな石が落ちてきた。屋根に当たってはね、頭上にばらばら降り注いだ。

 そばにいた男性が窓をたたき割り、女性も火山灰に埋もれていた足を懸命に抜き、中へ。結局、逃げ込めたのは十数人。わずかに遅れ、逃げ込めなかった人が倒れ、灰に埋もれるのを目の当たりにした。

 灰が降り続ける中、女性らは、何とか倒れた人を中に引き入れようとしたが、灰に埋まりかけた若い女性3、4人は動かず、中に引きずりこんだ男性は「痛い、痛い」と苦しんだ。その声もやがて聞こえなくなり、動かなくなった。

 噴石がやや収まった後、女性は近くの山小屋のスタッフに誘導されて別の山小屋に移動。他の登山者約30人と夜明けを待った。極限まで疲れているのに、物音がする度、「また噴火するのでは」と眠れなかった。助けられなかった人たちを思い、「自分は無事に帰ってこられたけど、複雑な気持ち……」。表情は硬いままで女性は漏らした。

 ◆消えた男の子

 「子どもが埋まっているんです」。埼玉県和光市の男性会社員(46)は27日、近くの山小屋へ避難する途中、必死で灰を掘る女性の姿を見た。だが、自身も呼吸するのに精いっぱい。手をさしのべる余裕はなかった。

 噴火した直後は、山頂付近の建物の軒下に逃げ込んだ。この際にも、「熱いよ」「苦しい」と叫ぶ男の子を一瞬見た。「大丈夫だ」と励ます父親らしき男性の声も聞こえたが、辺りは灰で真っ暗に。叫び声も消え、石が雨のように降り注ぎ、熱風が吹いた。


御嶽山、心肺停止新たに数人
2014年9月29日(月)8時21分配信 共同通信

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 御嶽山山頂付近で、救助活動の準備をする自衛隊員ら=29日午前9時10分、共同通信社ヘリから

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火に伴う29日の救助活動で、心肺停止状態の登山者数人が新たに見つかった。長野県関係者への取材で分かった。両県警と消防、自衛隊は29日早朝から、山頂付近の登山道などに残された心肺停止状態の27人の救助を再開、心肺停止状態の8人(男性5人、女性3人)を長野県側の麓に新たに運んだ。搬送者は計12人となった。

 27人以外の負傷者は40人から63人に増えた。有毒ガスが発生し、29日午後、全ての捜索が打ち切られた。

 長野県警は28日、麓に運んだ同県塩尻市の会社員林卓司さん(54)ら男性4人の死亡を確認した。


御嶽山噴火 予知連「再噴火は起こりうる」
産経新聞 9月29日(月)7時55分配信

 御嶽山の火山活動について検討するため、専門家らによる火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣(としつぐ)東大名誉教授)は28日、東京・大手町の気象庁で拡大幹事会を開き、会議後に記者会見した。噴火は水蒸気爆発で火砕流も発生したとの見解を示した上で「今後も火砕流を伴う噴火は起こりうる」と警戒を呼びかけた。噴火の規模は、水蒸気爆発で二十数万トンの火山灰を噴出した昭和54年の噴火と同程度とした。

 予知連は「火砕流が南西に3キロ以上流下し、噴煙は東に流れて、高度は火口上約7キロと推定される」と説明。上空からの調査では、噴火は剣ケ峰山頂の南西側の火口列から発生したとみられ、大きな噴石が火口列から1キロの範囲に飛散しているのが確認された。火砕流は発生したものの、樹木などが焦げたような痕跡は認められなかったという。

 また、火山灰には新鮮なマグマに由来する物質は確認されず、噴火はマグマの熱が地中を伝わって地下水が沸騰し、圧力が急激に高まって爆発する「水蒸気爆発」だったと判断。噴火の11分前から発生した火山性微動は噴火後、振幅の大きい状態が約30分間続いたという。傾斜計では噴火の7分前から山側が隆起、噴火後は山側が沈降するような変化が観測されたことも明らかにした。

 11日にも火山性地震が多発していたが、藤井会長は「マグマが関与する噴火だと明確に分かることもあるが、水蒸気爆発の予知は非常に難しい」と述べた。


御嶽山噴火 山小屋スタッフ「山の怖さを思い知った」
産経新聞 9月29日(月)7時55分配信

 「山の怖さを思い知った」。9合目にある山小屋「覚明堂」のスタッフ、田中明典さん(64)は救出された後、そう本音を漏らした。

 御嶽山の頂上付近では28日早朝から、自衛隊のヘリが何度も行き交い、取り残された登山者らを1人ずつ引き上げた。田中さんもヘリで救助され、長野県松本市の自衛隊松本駐屯地に降り立った。「大きな不安はなかったが、地上に着いたときはホッとした」と笑みを浮かべた。

 噴火直前、軽い揺れを感じた。そして「ドーン」という音とともに、噴煙で辺りは真っ暗に。覚明堂には山頂を目指していた50人以上の登山者が押し寄せた。頭や腕などに傷を負った人は10人以上おり、登山者の身を守ろうと懸命に誘導した。

 覚明堂から山頂までは700メートルほどしか離れていなかった。噴火の影響で砂利が降り、周辺には多いところで20センチの火山灰が積もっていた。「灰の中に埋もれている人がいる」。避難者がそう話すのを聞き、ただ事ではないと思った。

 登山者は一様に不安そうな様子だった。夫とはぐれたという主婦には、「きっと会えるから元気を出して」と声を掛けたという。

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