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2014年9月17日 (水)

宮城沖地震に関するニュース・1759,2014年9月17日

引き続き、2011年3月11日に発生した、東北関東大震災に関するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:常磐道、12月6日に2区間開通 来春全面開通へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<川内原発>地元同意陳情で趣旨採択 いちき串木野市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<安倍首相>中間貯蔵施設の建設予定地視察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<安倍首相>常磐道、来春には全面開通 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:12月6日に開通 常磐道の浪江-仙台間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相、中間貯蔵施設の候補地視察…福島・大熊町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:浪江―仙台、12月6日開通=常磐道の計43キロ―安倍首相表明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:増設ALPSが試運転開始 - 速報:@niftyニュース.
リンク:中間貯蔵「丁寧に説明」=安倍首相、福島の候補地視察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東日本大震災>住みやすい街、住民で 東松島の集団移転 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:廃液処理施設から放射能漏れ=外部影響なし—原子力機構 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災3年半、今後も努力を=米田警察庁長官、岩手県警で訓示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原子力規制委>竜巻の影響評価一部に誤り 評価ガイド修正 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難所はクラブハウス 相馬・サッカー場に完成 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地へピアノ 400台目は釜石の寺へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<国道6号通行規制解除>流れる車 戻らぬ時間 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

常磐道、12月6日に2区間開通 来春全面開通へ
産経新聞 9月17日(水)19時15分配信

 安倍晋三首相は17日、東京電力福島第1原発事故の影響で工事が一時中断となっていた常磐自動車道の山元-相馬、南相馬-浪江の両区間について12月6日の開通を明らかにした。浪江-常磐富岡間は来年4月下旬からの大型連休までの開通を目指すとし、これで常磐道は全面開通となる。復興状況の視察のため訪れた福島県広野町で記者団の質問に答えた。

 常磐道に並行する国道6号のうち通行規制が続いていた同県富岡町-双葉町間も、15日に自動車限定で開通した。首相は「復興のスピードアップに役立てていきたい」と述べた。

 首相はまた、大熊町で、除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の候補地を視察。渡辺利綱同町長、伊沢史朗双葉町長と意見交換し、「大変な負担をかけることになるが、しっかりと地権者の皆様に説明しながら進めていきたい」と語った。


<川内原発>地元同意陳情で趣旨採択 いちき串木野市
毎日新聞 9月17日(水)19時9分配信

 鹿児島県いちき串木野市議会の総務委員会は17日、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の再稼働の地元同意に、いちき串木野市を含めるべきだとする陳情を全会一致で趣旨採択した。趣旨採択は、陳情の趣旨には賛成するという意味で正式な採択に準じる。

 薩摩川内市に隣接するいちき串木野市は全域が川内原発から30キロ圏に入り、全市民が避難対象となっている。だが、県は再稼働への同意が必要な「地元」を県と薩摩川内市のみとしており、いちき串木野市の市民グループが「福島第1原発事故以前のままの考えで納得できない」と陳情を出していた。

 委員会では「原発から30キロにすっぽり入る本市も、地元同様の位置付けにすべきだという考えは分かる」などの意見が出た。再稼働反対の陳情については結論を先送りする継続審査となった。

 また、川内原発3号機の増設計画の白紙撤回を求める陳情も、福島第1原発事故直後、いちき串木野市議会が計画凍結を決議していることなどから、趣旨採択となった。【宝満志郎】


<安倍首相>中間貯蔵施設の建設予定地視察
毎日新聞 9月17日(水)18時56分配信

 安倍晋三首相は17日、福島県大熊町を訪ね、東京電力福島第1原発事故の除染作業で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設予定地を視察した。首相は記者団に対し「しっかりと地権者に説明しながら進めていきたい。法的、財政上の対応も約束したものを進めていく」と述べ、関係自治体の支援に全力を挙げる考えを強調した。

 福島県の佐藤雄平知事は1日、首相に中間貯蔵施設の建設受け入れを伝えており、政府は大熊町と双葉町で貯蔵施設の建設を進める方針。視察に同行した両町長が政府の支援を要請したのに対し、首相は「中間貯蔵施設の設置なしには復興が進んでいかない。苦渋の判断をしていただいた」と語った。【佐藤慶】


<安倍首相>常磐道、来春には全面開通
毎日新聞 9月17日(水)18時42分配信

 安倍晋三首相は17日、常磐自動車道の浪江インターチェンジ(IC)-南相馬IC間(18キロ)と、相馬IC-山元IC間(25キロ)を12月6日に開通させると表明した。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の影響で工事が遅れていた。視察先の福島県広野町で記者団の質問に答えた。

 常磐道のうち、残る常磐富岡IC-浪江IC間(14キロ)は来春の大型連休前の開通を目指す。全面開通すれば、首都圏や仙台エリアから、福島県の浜通り地域のアクセスが大きく改善する。首相は17日、記者団に対し「来年の大型連休までに常磐道の全面開通を目指したい。復興のスピードアップに役立てていきたい」と述べた。【佐藤慶】


12月6日に開通 常磐道の浪江-仙台間
産経新聞 9月17日(水)15時55分配信

 安倍晋三首相は17日、常磐自動車道の未開通区間のうち浪江-仙台間を12月6日に開通させることを明らかにした。福島県広野町で記者団の質問に答えた。


首相、中間貯蔵施設の候補地視察…福島・大熊町
読売新聞 9月17日(水)15時7分配信

 安倍首相は17日、福島県大熊町を訪れ、東京電力福島第一原発事故による汚染土や高濃度の焼却灰などを保管する中間貯蔵施設の建設候補地を視察した。

 施設を巡っては、同県の佐藤雄平知事が先月30日、建設受け入れを表明。政府は来年1月の搬入開始を目指しているが、地権者との交渉は難航も予想されており、首相が現地入りすることで、住民に計画への理解を求める狙いがある。

 首相は環境省の担当者から施設の概要などについて説明を受けた後、渡辺利綱・大熊町長、伊沢史朗・双葉町長と意見交換を行った。

 首相は視察後、「地権者の皆さまに丁寧に説明しながら理解を得つつ、施設の整備を進めていきたい。約束している法的、財政的な措置はしっかりと進めていく」と記者団に語った。

 建設候補地は大熊、双葉両町にまたがる約16平方キロ・メートルで、除染で出た汚染土や、1キロ・グラム当たりの放射性セシウム濃度が10万ベクレルを超える廃棄物の焼却灰などを最長30年保管する予定だ。

 また、首相は、一部不通だった常磐自動車道の浪江―亘理(宮城県亘理町)間を12月6日に開通させると表明。「来年のゴールデンウィークまでに常磐道の全面開通を目指したい」と述べた。


浪江―仙台、12月6日開通=常磐道の計43キロ―安倍首相表明
時事通信 9月17日(水)14時29分配信

 安倍晋三首相は17日、常磐自動車道のうち浪江インターチェンジ(IC、福島県浪江町)―南相馬IC(同県南相馬市)など未整備の2区間計43キロを12月6日に開通させると表明した。開通済み区間と接続することで、浪江ICから仙台港北IC(仙台市)間が1本の高速道路でつながり、被災地復興の加速化が期待される。福島県広野町で記者団に語った。
 他に開通するのは相馬IC(福島県相馬市)―山元IC(宮城県山元町)間で、いずれも東京電力福島第1原発事故の影響で工事が遅れている区間。これにより常磐道の未整備区間は常磐富岡IC(福島県富岡町)―浪江IC間の14キロのみとなる。
 首相は「来年のゴールデンウイーク(大型連休)までに常磐道の全面開通を目指したい。(東日本大震災からの)復興のスピードアップに役立てていきたい」と述べた。 


増設ALPSが試運転開始
2014年9月17日(水)13時14分配信 共同通信

 東京電力は17日、福島第1原発の汚染水を処理するために増設した「多核種除去設備(ALPS)」の1系統で試運転を開始した。

 増設されたALPSは3系統あり、全て稼働すれば、既存のALPS同様、1日当たり計750トンの汚染水処理が可能となる。

 増設ALPSでは、タンク腐食による漏えいなどのトラブル対策を強化。これまで十分に取り切れなかった4種類の放射性物質を除去する性能も向上させた。

 原子力規制委員会が審査中の高性能ALPSも稼働すれば、12月末ごろには1日当たりの処理量が合計で2千トンまで増える予定。


中間貯蔵「丁寧に説明」=安倍首相、福島の候補地視察
時事通信 9月17日(水)13時7分配信

 安倍晋三首相は17日、福島県大熊町を訪れ、東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土を保管する中間貯蔵施設の候補地を視察した。この後、同県広野町で記者団に「地権者の皆さまに丁寧に説明をしながら理解を得つつ、施設の整備を進めていきたい」と述べ、地元関係者との信頼関係を重視して取り組む考えを示した。
 首相の候補地視察は、福島県が中間貯蔵施設の県内建設を容認した後、初めて。施設をめぐっては、同県の佐藤雄平知事が30年以内の県外最終処分を定めた関連法の成立や、地域振興策に使える交付金の予算化などを汚染土搬入開始の条件としている。政府はこれを受けて法案化作業を急いでおり、首相は「約束している法的・財政的な措置をしっかりと進めていく考えだ」と語った。
 中間貯蔵施設は、汚染土や1キロ当たりの放射性セシウム濃度が10万ベクレル超の廃棄物を最長30年間保管するためのもので、候補地は大熊町と双葉町にまたがる。首相が候補地に自ら足を運ぶことで、汚染土処理を含む復興加速に全力を挙げる政府の姿勢を示す狙いがある。
 首相はこれに先立ち川内村を訪れ、地元住民らに「一日も早く帰還できるよう全力を挙げたい」と強調。川内村東部は10月1日付の避難指示解除が決まっており、首相は「解除はゴールではなく復興のスタートだ。住民の不安をしっかり受け止めながら帰還に万全を期したい」と記者団に述べた。広野町の水田では稲刈りを体験し、現地産米で作られたおにぎりを試食して風評被害の払拭(ふっしょく)に努めた。 


<東日本大震災>住みやすい街、住民で 東松島の集団移転
毎日新聞 9月17日(水)12時37分配信

 東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県東松島市の約580戸(約1500人)が11月、海岸から約4キロの内陸部に整備された新たな街への入居を始める。被災地では最大規模の防災集団移転。2012年11月に設立した「まちづくり整備協議会」は全戸の1割に役員を務めてもらって約200回の会合を重ね、地名や区画の割り振り、景観ルールなどを決めてきた。目指すのは「日本一住みやすい街」だ。

 「公園で定期的にラジオ体操をしてはどうか」「集会所には読書できるスペースがほしい」。8月末、入居予定者ら約60人が「井戸端会議」と題し、意見を交わした。避難先の同県石巻市から参加した阿部ふみ江さん(66)は「ご近所になる人と知り合いになれる」と笑顔を見せた。

 新しい街は、JR東矢本駅の北隣で田んぼだった約22ヘクタールに、賃貸の災害公営住宅(復興住宅)307戸と、集団移転による戸建て用の273区画が整備される。まちづくり整備協議会会長の小野竹一さん(66)は「移転先はゼロからつくり上げる街。一人でも多くの人に議論に参加してもらいたい」と話す。

 協議会では、「親族なら同じブロックで申し込める」など戸建ての区画決めルールを作り、全て話し合いで割り当てを決めた。一体感を持てるよう地名を公募し、「東松島の海と空をイメージできる」として「あおい地区」と名付けた。残るのはゴミ出しなど細かいルールで、詰めの作業を進めている。

 集団移転ならではの課題も。市平均より高い約30%の高齢化率(65歳以上の割合)は新規入居が原則ないため、急速に上がっていく見通しだ。住民らは、島根県雲南市を訪ね、地域自主組織が高齢者の見守りを兼ねて市から水道検針を請け負う高齢化対策の取り組みを学ぶなど先進地を視察、解決策を探る。

 協議会の事務局を務める東京のNPO「都市住宅とまちづくり研究会」の杉山昇理事長(65)は「ルールや区画を自分たちで決めることで住民の納得感や一体感が生まれる。災害復興のまちづくりのモデルケースになれば」と話す。

 入居予定者の多くが暮らしていた大曲浜(おおまがりはま)地区は、住民の5分の1に当たる約300人が犠牲になり、居住できない災害危険区域に指定された。潮風が香る古里に戻れない寂しさはあるが「津波で亡くなった多くの友人に、あの世で『ちゃんと新しい街をつくったよ』と伝えたい」と小野さん。10月5日には「青森ねぶた」の山車を新しい街に運行させ、盛大に祝う予定だ。【伊藤直孝】

 ◇防災集団移転

 居住に適さない津波浸水地を住民から自治体が買い上げ、高台や内陸に新たな宅地や道路を整備し地域でまとまって移ってもらう事業。東日本大震災では、事業経費の全額を国の復興交付金と特別交付税でまかなう。住民は、(1)移転先の区画に自費で住宅を建てる(2)賃貸の災害公営住宅(復興住宅)に入居する−−のいずれかを選択する。


廃液処理施設から放射能漏れ=外部影響なし—原子力機構
時事通信 9月17日(水)11時43分配信

 日本原子力研究開発機構は17日までに、茨城県東海村にある低レベル放射性廃液処理施設の配管付近から、微量の放射性物質が漏れていたと発表した。職員らの被ばくや施設外部への影響はないという。
 機構によると、漏れたのはプルトニウムやアメリシウムなど約1万2000ベクレル。原子力規制庁に報告する必要がある量のおよそ30分の1の数値だった。
 12日に作業員の服に約8ベクレルの放射性物質が付着していたことから汚染が発覚。機構は漏れた原因について調べている。 


震災3年半、今後も努力を=米田警察庁長官、岩手県警で訓示
時事通信 9月17日(水)11時8分配信

 警察庁の米田壮長官は17日、岩手県警本部を訪れ、県警幹部ら約90人を前に訓示した。米田長官は「東日本大震災から3年半余り、高い士気を維持し、被災者に寄り添い、県民の安心安全を守るため全力で苦労してきた全職員に、心より敬意を表する」とねぎらった上で、「警察庁はさまざまに支援していく。県警が今後も県民のため奮闘努力することを期待する」と話した。
 2011年3月の大震災で、避難誘導などに当たった県警の警察官11人が殉職したことにも触れ、「亡くなった方のみ霊安らかなれとお祈りし、ご遺族の皆さまには衷心よりお悔やみ申し上げたい」と述べた。 


<原子力規制委>竜巻の影響評価一部に誤り 評価ガイド修正
毎日新聞 9月17日(水)11時6分配信

 原子力規制委員会は17日、新規制基準に基づく原発の安全審査のうち、竜巻の影響評価の一部に誤りがあったとして、評価ガイドを修正した。規制委はこのガイドに沿って、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の審査をし、全国の原発で初めて「新基準に適合している」と判断したが、「影響を過大に評価する誤りのため、審査結果に影響はない」として、審査はやり直さない方針。

 誤りは、川内原発の審査書案の意見公募で指摘があり発覚した。規制委によると、ガイドを作成する際に引用した旧原子力安全基盤機構(3月に規制委と統合)の解析の一部に誤りがあったのが原因という。

 また、規制委はこの日、東京電力福島第1原発で汚染水対策の要となる凍土遮水壁の山側の工事を正式に認可する。規制委は5月、認可の前に一部の工事について建設を認めていたが、その後の審査で「原子炉による災害防止上十分なものになっている」と評価した。【酒造唯】


避難所はクラブハウス 相馬・サッカー場に完成
河北新報 9月17日(水)10時21分配信

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テープカットでセンターの完成を祝う関係者

 相馬市光陽サッカー場に市が建設を進めていた、災害時の一時避難所を兼ねたクラブハウス「市復興交流支援センター」が15日、完成した。
 木造平屋で約650平方メートル。控室5室と救護室、シャワー室、自家発電設備、備蓄室がある。災害時には利用者のほか、近くの工場勤務者らの避難所として活用する。最大300人が収容可能で、水や非常食、毛布などを備える。建設費2億8949万円は国の復興交付金で賄った。
 練習用を含め6面が使えるサッカー場は海岸線から約2キロで、震災時に津波は到達しなかった。市はサッカーの大会や合宿などを誘致し、交流人口の拡大を図る。


被災地へピアノ 400台目は釜石の寺へ
河北新報 9月17日(水)10時7分配信

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本堂に置かれたピアノと野嶋住職=釜石市の宝樹寺

 音楽を通して東日本大震災被災地の復興を支援する仙台市の「被災地へピアノをとどける会」(庄司美知子実行委員長)は、ピアノ1台を釜石市の寺院・宝樹寺に届けた。同会が2011年6月に活動を始めて通算400台目。市民文化会館が被災し本格的な演奏会場がない釜石市で、本堂を公演会場に開放してきた宝樹寺は「大切に使いたい」と感謝している。
 贈られたのは、フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者を務める大野和士さん(54)が所有していたグランドピアノ。大野さんは15年、スペインのバルセロナ交響楽団と東京都交響楽団の音楽監督に就任することが決まっている。
 大野さんは08年から全国の病院などで無料出前演奏会に取り組む。被災地でも復興支援の演奏会を開き「とどける会」に賛同して提供した。
 市役所隣の高台にある宝樹寺は建物の一部が損傷したが、津波被害を免れ、避難所や遺体安置所になった。寺にあったピアノは古くなり使えなくなったため、会に支援を申し出ていた。
 宝樹寺は震災前から「寺を身近に感じて」と本堂を地域活動や発表の場にしてきた。震災後はジャズサックス奏者坂田明さんのライブ、ニューヨークの合唱団ハーレムクワイアの公演などが催され、音楽で被災者を励ます場になっていた。
 約120人収容の本堂はほぼ改修を終え、スッポットライトや音響設備を新設。音楽ホールの機能も充実させた。20日には親鸞750回忌法要(岩手真宗会館主催)があり、ピアノは読経に合わせて演奏する音楽法要で初披露される。
 とどける会は仙台の音楽関係者を中心に発足し、全国の演奏家らに楽器や資金の提供を呼び掛けてきた。事務局は「支援の輪が広がり、400台も届けることができた。今後もできる限り継続したい」と話す。
 学芸員の資格を持つ野嶋諭住職(39)は「寺は心を洗う癒やしの場。ピアノを頂き、本堂を活用してもらう幅が広がった」と喜んでいる。


<国道6号通行規制解除>流れる車 戻らぬ時間
河北新報 9月17日(水)9時7分配信

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城門のようなバリケードが林立する住宅街=15日、福島県大熊町(写真の一部を加工しています)

 福島第1原発事故後、3年半ぶりに一般車両の通行が可能になった福島県富岡町−双葉町間の国道6号(14.1キロ)を初日の15日、車で走った。前日まで工事関係の車両が大半を占めた道路は、祝日とあってか、乗用車が頻繁に行き交う。原発事故で人影が全く消え、荒廃が進む街並みや農地の中で、南北に貫く国道の時間だけが、車と共に流れていた。(南相馬支局・大場隆由、いわき支局・古田耕一)

ノンストップ
 富岡町側から北上した。前日まで検問所があった場所。警備員が通行規制されている二輪車や自転車が通らぬよう目を光らせるが、四輪車はノンストップだ。前日までの規制区間に入るとすぐ、天井が落ち、ガラスが割れ、朽ち果てたロードサイドの大型店群が目に飛び込んできた。
 人が住まなくなった町は、動物がわが物顔で行き交っているのだろう。「事故多発 猪(イノシシ)と衝突」と書かれた看板が所々に立つ。
 南下する対向車のナンバーは「福島」「福島」「いわき」「福島」「宮城」「水戸」…。国土交通省磐城国道事務所によると、この日の交通量は9300台で、規制解除前(平日6400台、日曜2300台)を大きく上回った。

侵入防ぐ城門
 第1原発が立地する大熊町に入った。道路脇には、民家への侵入を防ぐバリケードが左右に並ぶ。まるで城門のようだ。
 町総合スポーツセンター辺りから、車内にある線量計の数値が跳ね上がった。第1原発から直線でわずか2〜3キロ。除染の効果か、以前、許可を得て通った時よりは低いが、同町夫沢交差点付近で毎時7マイクロシーベルトを超えた。
 右手の奥、林の上に、第1原発の作業クレーンの先端が何本も見える。
 双葉町役場近くの直線に入ると、黄色点滅の信号機が連なる。すぐ脇に、除染廃棄物を保管する巨大な中間貯蔵施設が計画されている。どんな姿になるのか、想像もつかない。色あせたロードサイド店の前を車列が流れていく。

積算線量20倍
 北の検問所だった地点を過ぎ、浪江町役場前のコンビニエンスストアで話を聞いた。「いつもより一般客が多い」と店員。開通に合わせて食品の数を増やしたという。
 富岡町からいわき市に避難している男性(58)は原発事故後、なじみの道を初めて通った。「草ぼうぼうは想像していた。でも空気のにおいが前と違う。よどんだような、何と表現していいのか分からないにおいだった」
 車で20分弱の道のり。このわずかな時間と距離に期待と不安、原発事故の現実が渦巻いていた。
 15日は取材で2度、往復した。車内の空間線量が最も高かったのは、大熊町夫沢の毎時9.01マイクロシーベルト。閉め切った車内の積算線量は片道平均で0.54マイクロシーベルトと、今回の開通区間と接する浪江町−南相馬市の国道6号と比べると20倍ほど高かった。

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