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2014年9月27日 (土)

御嶽山噴火、登山者多数が負傷、10人が重傷か・2

27日午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(3067メートル)が噴火した。気象庁によると、山の南側斜面を3キロ以上にわたって噴煙が流れ下るのが確認されたという。長野県によれば、重傷を負った登山者らは午後10時現在で10人と発表した。他に負傷者が十数人いるもようだが、情報が交錯しており、県警などが確認を急いでいる。噴火は続いている可能性が高く、長野・岐阜両県警は夜間の救助活動は危険と判断。28日早朝から山岳救助隊員ら約50人態勢で登頂し、救助を始める予定。

警察庁によると、御嶽山の長野県側で7人が火山灰などに埋まり、うち1人が救助されたが意識がなく、これとは別の場所で4人の意識不明者がいるとの情報がある。倒れて動けない人は計11人に上るが、重複している可能性もあり、確認を進めている。長野県警などによると、山頂付近には噴火当時、登山者ら約250人がいたとみられる。

最初のニュース

リンク:再噴火警戒、気象庁が会見…御嶽山噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:登山者ら動画投稿「間に合わん」…御嶽山噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:登りやすい日本百名山…御嶽山噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>登山者6人が下呂市側へ下山開始 岐阜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>一夜明け救助登山開始 岐阜・下呂市の登山口 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>愛知で降灰も 気象庁が長野など4県に追加 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災者数の情報混乱…発表内容を繰り返し修正 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:長野・木曽町の病院で手当て続々…御嶽山噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 首相「全力で救助」 全閣僚で情報を共有 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:長野知事「人命救助を最優先」=御嶽山噴火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>突然の衝撃、生きた心地せず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>「携帯つながらない」登山者家族、不安な夜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 「やばい」迫り来る噴煙、緊迫の避難 登山客が噴火直後の映像を投稿 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火、豪州からの2便が関空に目的地変更 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔御嶽山噴火〕災害救助法適用(長野県木曽町・王滝村:9/27~) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>羽田空港、最大1時間程度の遅れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:噴火で、国際線が成田避け関空へ - 速報:@niftyニュース.
リンク:火山灰、南東に飛散か=山梨西部や静岡中部にも―御嶽山噴火で気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火、重傷多数…山小屋になお37人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 世界の7%の活火山有する火山大国・日本 過去にも多くの被害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 地震活動の予兆あったが…噴火の記録乏しく予知できず - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:登山者安否でフリーダイヤル=御嶽山噴火で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:御嶽山噴火 11日に火山性地震85回観測 今後も小さな噴石、広範囲に飛散も - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:<御嶽山噴火>九州でも警戒求める 登山客などに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>甲府市で降灰確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<御嶽山噴火>フリーダイヤルを設置 登山者の安否確認 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

再噴火警戒、気象庁が会見…御嶽山噴火
スポーツ報知 9月28日(日)7時5分配信

 巨大な噴煙がごう音を響かせ、もうもうと立ち上り、岩と火山灰が多くの登山客を襲った。27日午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん、3067メートル)が噴火した。山頂付近の山小屋は厚い灰に覆われ、複数の人が生き埋めになった。長野県によると、少なくとも16人が意識不明に。重傷者は32人で、死亡者がいるとの情報もあり、県警が確認を急いでいる。「あと少し遅れていたら…」。下山した人たちは青ざめた表情でへたり込んだ。

 気象庁の北川貞之火山課長は27日の会見で「今後も同規模の噴火が起きる可能性があるが、地殻変動などの状況から、さらに大きな規模になるとは考えにくい」との見解を示した。御嶽山は今月中旬、火山性地震が1日に数十回と増加。気象庁は16日に「2007年に小規模な噴火が発生した火口やその付近に影響する程度の火山灰は噴出する可能性がある」とする情報を発表し、警戒を呼び掛けていた。

 噴火警戒レベルについては、地殻変動などそのほかのデータには変化がなかったため「平常」の1を維持。北川課長は「噴火の前兆と判断することは難しかった」と述べた。同庁の火山噴火予知連絡会は6月の検討で「火山活動に特段の変化はなく、静穏に経過しており、噴火の兆候は認められない」としていた。

 信州大・三宅康幸教授(火山地質学)は「火山の噴火には、溶岩を噴出するものと水蒸気爆発の2種類がある。今回は水蒸気爆発に見える。その場合、長期間にわたって爆発を繰り返すことがあるので、警戒が必要だ」と指摘している。


登山者ら動画投稿「間に合わん」…御嶽山噴火
スポーツ報知 9月28日(日)7時5分配信

 巨大な噴煙がごう音を響かせ、もうもうと立ち上り、岩と火山灰が多くの登山客を襲った。27日午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん、3067メートル)が噴火した。山頂付近の山小屋は厚い灰に覆われ、複数の人が生き埋めになった。長野県によると、少なくとも16人が意識不明に。重傷者は32人で、死亡者がいるとの情報もあり、県警が確認を急いでいる。「あと少し遅れていたら…」。下山した人たちは青ざめた表情でへたり込んだ。

 噴火直後から登山者らが動画投稿サイト「YouTube」に自ら撮影した映像を公開するなどして、現場の緊迫した様子がインターネットにアップされた。

 ある動画では、雲ひとつない空がみるみるうちに夜のような闇に包まれていく中、数人のグループが下山を開始。「やばいな、これ」「間に合わん」の声の直後に頭上から灰がバラバラと激しい音を立てながら降り掛かり、視界を覆っていく様子がとらえられていた。

 また、ツイッターでは、噴火直前に山頂で「一人でのんびり御嶽山」とつぶやいたきり、追加のツイートがないユーザーの安否を心配し、3万件を超すリツイートが殺到する動きもあった。


登りやすい日本百名山…御嶽山噴火
スポーツ報知 9月28日(日)7時5分配信

 巨大な噴煙がごう音を響かせ、もうもうと立ち上り、岩と火山灰が多くの登山客を襲った。27日午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん、3067メートル)が噴火した。山頂付近の山小屋は厚い灰に覆われ、複数の人が生き埋めになった。長野県によると、少なくとも16人が意識不明に。重傷者は32人で、死亡者がいるとの情報もあり、県警が確認を急いでいる。「あと少し遅れていたら…」。下山した人たちは青ざめた表情でへたり込んだ。

 御嶽山は日本第14位の高峰。日本アルプスの中にあるが、山脈から離れた裾野の長い独立峰で、3000メートル超の山の中では最も西に位置する。深田久弥の「日本百名山」の一つ。古くから山岳信仰の対象となっており「木曽のおんたけさん」と呼ばれ、親しまれてきた。高山帯はハイマツが美しく、雷鳥などが生息している。

 死火山と考えられていたが、1979年10月、最高地点の剣ケ峰の南西山腹から爆発して突然噴火。降灰は北関東の群馬県前橋市あたりにまで及んだ。5つの火山湖に囲まれ、2905メートルに位置する二ノ池は日本一標高の高い湖。周辺には滝も多い。

 長野県の木曽町観光協会によると、御嶽山は紅葉スポットとして知られ、見頃となる毎年9月下旬から10月にかけ多くの観光客が訪れる。夏は7合目の行場山荘(2140メートル)付近までロープウェーで上がることもでき、日帰りも可能。登山道は複数あり、頂上までの行程は3~6時間だ。登山道にも岩場が少ないため、3000メートル峰としては比較的登りやすい山だという。地元小学校でも児童を対象に学校登山を行っている。


<御嶽山噴火>登山者6人が下呂市側へ下山開始 岐阜
毎日新聞 9月28日(日)7時1分配信

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小屋の前で下山準備をする登山客ら=御嶽山で2014年9月28日午前6時20分、本社ヘリから小出洋平撮影

 御嶽山の噴火で設置された岐阜県下呂市対策本部によると、山頂付近の五の池小屋に避難していた登山者25人のうち6人が28日午前6時ごろ、下呂市側への下山を開始した。また、登山口から救助に向かった県警山岳警備隊員が午前6時15分には、山小屋に到着した。

 小屋では、登山者25人と警察官や小屋の職員ら10人の計35人が一夜を明かした。【加藤沙波】


<御嶽山噴火>一夜明け救助登山開始 岐阜・下呂市の登山口
毎日新聞 9月28日(日)6時46分配信

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けが人などの救助のため御嶽山に向かう救助隊員ら=岐阜県下呂市小坂町で2014年9月28日午前4時21分、宮田正和撮影

 御嶽山噴火で山頂付近に避難していた登山者らを救助するため、下呂市の山岳救助隊員や県警山岳警備隊員、高山赤十字病院の災害派遣医療チーム(DMAT)の医師ら25人が岐阜県下呂市小坂町落合の登山道小坂口から登山を開始した。ヘルメットにヘッドライトを装着し、傷病者に備えて酸素ボンベや点滴、担架なども装備した。避難先の五の池小屋までは約4キロある。

 下呂市の災害対策本部などによると、同小屋には、登山者25人と警察官や小屋の職員ら10人の計35人が滞在。同日午前6時から、自力下山が可能な登山者は下山を開始し、少なくとも7人のけが人らを山岳救助隊員らが搬送する。

 DMAT隊長の浮田雅人医師(51)によると、40歳前後の女性1人が低酸素血症に陥り、意識はあるものの命の危険がある状態で、鎖骨を折っているため歩行はできない。他に男性1人が腕を骨折しているという。

 また消防によると、午前8時ごろまでに救急車3台が到着する予定で、傷病者の搬送に備える。【加藤沙波】


<御嶽山噴火>愛知で降灰も 気象庁が長野など4県に追加
毎日新聞 9月28日(日)3時46分配信

 長野、岐阜県境にある御嶽山(3067メートル)の噴火で、気象庁は28日午前3時過ぎ、同日午前9時までに、愛知県でも降灰が予想されると発表した。27日夜の段階では、長野、岐阜、山梨、静岡の4県で降灰を予想していたが、岐阜県東部から愛知県尾張地方北部にかけての地域も降灰地域になると予想に加えた。【杉本修作】


被災者数の情報混乱…発表内容を繰り返し修正
読売新聞 9月28日(日)1時27分配信

 御嶽山噴火による負傷者数などの長野県内の人的被害について、地元消防などが発表した内容が繰り返し修正されるなど混乱がみられた。

 木曽広域消防本部は27日午後10時、「成人女性1人が死亡」と発表。「現場で活動中の災害派遣医療チーム(DMAT)の医師が確認した」と説明した。さらに、午後8時25分段階で43人としていた重傷者についても10人に訂正した。

 しかし、県警は「死者は確認されていない」と否定。その後、午後11時になって消防本部の職員が、けがをして搬送された患者からの伝聞情報を誤解して死者が確認されたと誤認していたことが判明した。

 一方、県警は「機動隊員も入山できていない」などとして、28日午前0時の段階でも病院に搬送された負傷者数などは発表していない。


長野・木曽町の病院で手当て続々…御嶽山噴火
読売新聞 9月28日(日)1時23分配信

 御嶽山の麓にある長野県立木曽病院(木曽町)には27日、噴煙で呼吸困難になったり、噴石に当たってけがをしたりした登山客が次々と訪れた。

 火山灰で全身真っ白になっている子供の姿も見られた。

 井上敦院長によると、同病院では27日午後10時45分までに、熱風を吸い込んだことによる喉のやけどなどで30人が手当てを受けたという。

 噴煙を吸い込み治療を受けた名古屋市の男性(60)は、1人で剣ヶ峰頂上に向かう途中、噴火に遭遇した。「体が半分くらい隠れる小さな岩に身を潜めた。上から小石が降ってきて、とにかく息ができずに苦しかった」と疲れ果てた様子で語った。


御嶽山噴火 首相「全力で救助」 全閣僚で情報を共有
産経新聞 9月28日(日)0時53分配信

 安倍晋三首相は27日、御嶽山の噴火を受け、自衛隊の現地派遣のほか、被災者の救助と登山者らの安全確保に全力で取り組むとともに、噴火の観測を強化し的確な情報を提供するよう関係省庁に指示した。

 その後、首相と全閣僚が官邸に集まり関係閣僚会議を開き、全閣僚で情報を共有することや、登山者の安全確保に万全を期すことなどの対応方針を確認した。

 菅義偉官房長官は閣僚会議後に記者会見し、「政府としては、まず救出・救助活動を最優先に警察、消防、自衛隊、関係機関一体となって全力で取り組む」と述べた。

 また、内閣府や国土交通省、警察庁、消防庁など関係省庁の災害対策会議も開催。山谷えり子防災担当相は「被災者の救助に総力を挙げて対応をお願いする」と指示し、現地で情報を収集するため内閣府参事官ら3人を長野県に派遣した。

 一方、自民党は谷垣禎一幹事長をトップとする「対策連携室」を設置。官邸や関係府省庁と協力しながら情報収集に当たる。民主党は長野、岐阜の両県連に災害対策本部を設置した。


長野知事「人命救助を最優先」=御嶽山噴火
時事通信 9月28日(日)0時28分配信

 長野県の阿部守一知事は27日夜、御嶽山の噴火について、「被災された方々に心からお見舞いを申し上げる。人命の救助と確保を最優先に取り組んでいきたい」と述べた。県は同日付で木曽町と王滝村に災害救助法の適用を決めた。 


<御嶽山噴火>突然の衝撃、生きた心地せず
毎日新聞 9月28日(日)0時25分配信

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噴火し、複数の煙が上げる御嶽山=2014年9月27日午後3時15分、本社ヘリから梅田麻衣子撮影

 突然のごう音と噴煙が、土曜日の山頂を襲った。長野、岐阜両県をまたぐ御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)で起きた大規模な噴火。降り注ぐ噴石と火山灰、たちのぼる煙や熱風が登山者を恐怖に陥れた。「生きた心地がしなかった」「もうだめかと思った」。死傷者は多数に上り、無事に麓(ふもと)にたどりついた人々も表情は青ざめていた。【宮田正和、古川修司、黒川晋史、野口麗子、太田誠一】

 「ズドーン」。27日午前、9合目付近にいた岐阜市の会社員、川口直樹さん(37)は背後で響いたごう音に振り向くと、すでに噴煙が迫っていた。避難のため登山道の入り口を目指す。途中で幾度か噴煙に巻き込まれ、大粒の石が降り注いだ。約5分おきに、ごう音が背後で響いた。「煙で目も開けられなかった」。飛んでくる石が体に当たらないよう身を守りながら歩みを進めた。10メートルほど離れた場所に野球ボール大の石が降ってきた。やがて噴煙の色が黒くなり、熱を帯びてきた。「命の危険を感じた」。周りにいた登山客と励まし合って下山した。

 長野県の団体職員の男性(56)によると、灰や熱風から逃れるため、山頂の社務所にも登山客が逃げ込んだ。男性は社務所の外で3人ほどが火山灰に埋もれて動けなくなっているのを目撃した。その中には低学年の小学生のような姿もあったという。社務所内では同じく小学校低学年ぐらいの子を連れた男性登山客が、子供の友達の姿が見えないなどと話しているのを聞いた。社務所には、手首を骨折している人もいた。

 「生きた心地がしなかった」。新潟市の男性会社員(53)は振り返る。山頂近くの山小屋を出た瞬間、噴煙とともに「ドガン」という大音響が響いた。慌てて山小屋に戻ったが、屋根に石がばらばらと落ち、窓ガラスが割れて屋内に灰がたちこめた。

 50~60人の避難者の中には負傷した人や泣いている人がいた。小屋の空気が熱くなってきた。「もうだめかと思った。大きな石に直撃されないのを祈るばかりだった」

 1時間ほどして、山小屋の関係者が下山を呼びかけた。はじめに下山したのは男性を含めて約20人。けが人や状況を見極めようとした人など数十人は、山小屋に残ったという。

 岐阜県郡上市の会社員、山内喜康さん(40)が午後3時半過ぎに登山道入り口まで避難した時は、顔が灰まみれになっていた。「一ノ池付近でバラバラと石が落ちる音がしたので後ろを振り返ると、煙が上がっていた。三ノ池あたりで真っ暗になり、ヘッドライトをつけて避難した。帽子に1センチほど灰が積もった」

 愛知山岳連盟の仲間8人で登っていた同県八百津町の会社役員、日置文夫さん(67)は「山小屋で食事をしていたら煙が上がるのが見えた。やがて辺りが真っ暗になったので避難を始めた」と話す。

 ともに下山した同町の会社員、嵯峨良彦さん(61)は「『ゴロゴロ』という音がして、怖くて必死に歩いた」と疲れ切った様子だった。


<御嶽山噴火>「携帯つながらない」登山者家族、不安な夜
毎日新聞 9月28日(日)0時14分配信

 御嶽山の噴火の後、連絡が取れなくなっている登山者の家族は、安否を気づかい不安な夜を過ごした。

 「電話が全然つながらない」。御嶽山に登山に行った長野県松本市の男性会社員(57)の妻(53)は27日夜、毎日新聞の取材に応じ、男性と連絡がつかない状況を語った。

 男性は同日早朝、30~60代の男女6人のパーティーで御嶽山に出かけた。登山経験は豊富だが、噴火が起きた時間帯は、昼食を山頂でとるはずだった。ニュースを見て心配になり、携帯電話にかけた。何度かけてもつながらないままだ。

 一緒に出かけた5人の家族とも連絡を取り合っているが、いずれの家族も本人と連絡が取れない状況だという。

 長野県王滝村役場には27日夜、静岡市駿河区の女性(73)が、御嶽山に登った娘夫婦の安否確認のため駆けつけた。同日正午過ぎに娘から電話があった。「やばい、やばい。山が噴火しちゃった。石が転がってくる」。娘はそう話すと、電話が切れた。その後、電話が通じない。「情報が欲しくてここまで来たのだが……」と女性は表情を曇らせた。

 愛知県豊田市の男性(60)も27日に御嶽山に向けて出発したが、家族と連絡が取れていないという。息子(22)は「夕方、仕事をしていたら母親から『連絡が取れない』と電話があった。今は対策本部からの知らせを待つしかない」と話した。

 長野県の60代女性も、御嶽山に登った可能性がある息子(37)と連絡がとれず、地元警察などに安否情報を求め続けた。女性によると、息子は27日朝、「登山に出かける」と言って自宅を出たという。

 どの山に登ったかは不明だが、御嶽山は自宅から車で1~2時間の距離にあり、これまでに3回登った経験がある。女性は「噴火に巻き込まれたのではないか」と話した。【斎川瞳、一條優太、杉本修作】

 ◇フリーダイヤルを設置

 御嶽山の登山者の安否確認を促進するため、長野県警本部は、登山者に関する情報・相談フリーダイヤルを設置した。番号は▽同本部0120・008・046▽木曽署0120・007・285。

 岐阜県警も、下呂署0576・52・0110▽高山署0577・32・0110▽県警本部警備2課058・271・2424(内線5761)--で対応している。


御嶽山噴火 「やばい」迫り来る噴煙、緊迫の避難 登山客が噴火直後の映像を投稿
産経新聞 9月27日(土)23時35分配信

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山小屋でヘルメットを借り下山する登山客=27日、長野県王滝村(提供写真)(写真:産経新聞)

 「やばい!」「なにこれ、噴火?」。御嶽山(おんたけさん)が噴火した直後に頂上付近にいた登山客が撮影したとみられる映像が27日、インターネットの動画サイト「ユーチューブ」に投稿された。迫り来る噴煙を前に、登山客が一斉に避難する緊迫した様子が写っている。

 約1分半の映像で、空高く立ち上る噴煙を目にした男性が「やばっ!」と声を発するシーンから始まる。

 「避難小屋、避難小屋へ早く!」という登山客の声が響き、撮影者らも「みんな、移動しましょう」と避難を開始。大きな岩が転がる登山道を駆け下りていく登山客の姿が見える。

 撮影者は息を切らして避難しながらも、噴煙の姿を追い続ける。足場が悪いためか、「ゆっくり。ゆっくりでいい」と仲間を励ます男性の声も聞こえた。

 しかし、噴煙はものすごい勢いで撮影者らに迫る。

 「間に合わん」「口隠せ!」。噴煙の影響で快晴だった周辺はまたたく間に暗くなり、火山灰が撮影者らを襲う。映像は、あられのように火山灰の粒子が降り注ぐ音がしばらく続き、男性がせき込む声で終わる。

 投稿者は「避難小屋が近くて助かった」とコメント。この映像に対し、ネットユーザーからは「まだ山にいるようでしたらお気をつけてください」「どうかご無事で」などと気遣う声が多数寄せられている。 


御嶽山噴火、豪州からの2便が関空に目的地変更
読売新聞 9月27日(土)23時32分配信

 御嶽山の噴火による影響を避けるため、ジェットスターは27日、豪州から成田空港へ向かう2便の目的地を関西国際空港に変更した。

 全日空と日本航空もルートを変更して運航した一部の便で遅れが出た。

 国土交通省は27日午後、噴煙が上昇しているとして、周辺の航空機に注意を呼び掛ける航空情報を出した。


〔御嶽山噴火〕災害救助法適用(長野県木曽町・王滝村:9/27~)
レスキューナウニュース 9月27日(土)23時0分配信

長野県・内閣府は、平成26年9月27日の御嶽山噴火により、多数の者が生命又は身体に危害を受け、又は受けるおそれが生じていることから、災害救助法を適用すると発表した。

■適用地域
 長野県:木曽郡木曽町・木曽郡王滝村

今までにとられた措置
・避難所の設置

◆御嶽山噴火に係る災害救助法の適用について【第1報】
http://www.bousai.go.jp/taisaku/kyuujo/pdf/siryou17.pdf


<御嶽山噴火>羽田空港、最大1時間程度の遅れ
毎日新聞 9月27日(土)22時52分配信

 国内航空会社は27日、御嶽山周辺上空の噴煙を避けて運航。煙が関東近辺まで広がった影響で、羽田空港を発着する便で最大1時間程度の遅れが出た。

 全日空の広報担当者によると、御嶽山周辺は羽田空港と北陸地方、中部国際空港と北海道、東北地方などを結ぶ便の飛行ルートとなっており、日中は目視で噴煙を避けて飛行。夜間は煙が見えないため、北海道などからの羽田便は西に迂回(うかい)して高度を下げ、着陸した。日本航空の羽田発千歳空港行きの便も離陸後、御嶽山の西側を大きく迂回して飛行。30分~1時間程度の遅れが出た。

 またジェットスターによると、豪州から成田空港に向かった計2便の目的地を関西国際空港に変更。この影響で同じ機体を使う27、28日の4便を含む計5便を欠航とした。

一方、JR各社によると、27日夕時点で、御嶽山周辺のJR中央線、高山線、飯田線や長野新幹線で区間運休などは予定されていない。JR東日本の担当者は「現状では運休などがどうなるかは分からない。線路にどのぐらいの灰が積もるか、現地で観測し、判断することになる」と話した。JR東海も「降灰量などに応じて、必要な対応をとる」とした。【佐藤賢二郎、狩野智彦】


噴火で、国際線が成田避け関空へ
2014年9月27日(土)22時43分配信 共同通信

 御嶽山の噴火の影響で27日午後、成田空港に到着予定だったオーストラリア・ゴールドコースト発のジェットスター11便と同ケアンズ発のジェットスター25便が行き先を関西空港に変更した。27日夜に成田から折り返す予定だった2便と、28日に到着予定の2便の計4便が欠航になった。

 成田国際空港会社によると、火山灰を吸い込むとエンジンが止まる可能性もあり、今後も行き先を変更する便が出る可能性がある。

 国内線は、全日空が羽田と小松、能登、富山を結ぶ一部の便で、噴煙を避けるようルートを変更。日本航空便にも一部ルート変更があった。


火山灰、南東に飛散か=山梨西部や静岡中部にも―御嶽山噴火で気象庁
時事通信 9月27日(土)22時33分配信

 気象庁は27日夜、長野・岐阜両県境にある御嶽山の噴火で発生した火山灰が、28日未明にかけて南東方向へ飛散する可能性があるとの降灰予報を発表した。岐阜県の御嶽山近くのほか、長野県南部や山梨県西部、静岡県中部に降る可能性があり、同庁は注意を呼び掛けている。
 この降灰予報は噴煙が火口から3キロ上空に達したと仮定した上で、風向・風速の予想に基づく。噴火が続いて風が強まると、火山灰はより遠くに飛ぶ。屋外に干した洗濯物を取り込んだり、車を洗ったりする必要が生じる場合がある。 


御嶽山噴火、重傷多数…山小屋になお37人
読売新聞 9月27日(土)22時16分配信

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火山灰で覆われた山小屋(27日午後3時6分、読売ヘリから)=川口敏彦撮影

 27日午前11時53分、長野、岐阜両県境の御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)が噴火した。

 噴煙が南側斜面を約3キロ流れ下ったことが確認され、同日夜も火口から高く噴煙を上げている。山頂付近にいた多くの登山客が噴火に巻き込まれ、長野県の地元消防や岐阜県警によると、28日午前0時現在、計12人が重傷を負っている。気象庁は、火口から半径4キロで大きな噴石が飛散する恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。

 長野県などによると、紅葉シーズンと重なり、山頂周辺には登山客ら計約250人がいたとみられる。多くの人は噴火後に下山したが、27日夜の時点で、四つの山小屋に計37人が取り残されているという。

 自衛隊や長野、岐阜両県警が28日早朝から、遭難者救助に向かう。

 長野県の地元消防によると、32人と連絡が取れなくなっているという。警察庁によると、山頂付近で7人が火山灰に埋まり、うち1人が救出されたが、意識がないという。残りの6人についての安否確認を進めている。また、長野県木曽町によると、小学5年の娘と山頂付近ではぐれ、連絡が取れないという家族からの届け出もあった。

 重傷者の多くは熱い火山灰を吸ってやけどを負ったり、噴石の直撃を受けたりしたという。負傷者は多数に上り、長野県内の複数の病院に搬送されている。


御嶽山噴火 世界の7%の活火山有する火山大国・日本 過去にも多くの被害
産経新聞 9月27日(土)21時57分配信

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火山灰に覆われた建物=27日午後4時8分、長野・岐阜県境(甘利慈撮影)(写真:産経新聞)

 世界の7%に当たる110の活火山を有する火山大国、日本。そのうち、御嶽山を含む47の火山は「今後100年程度の中長期的な噴火の可能性」があるため、気象庁が地震計やカメラなどを設置して、24時間体制で監視している。

 気象庁によると、最近の噴火での災害には、平成23年1月、九州南部・霧島火山中央部に位置する新燃岳(しんもえだけ)が噴火、40人以上が負傷し、降灰で農作物にも被害が出た例がある。有珠山(北海道)や雄山(三宅島)でも12年に噴火があり、住民が避難した。

 平成に入って特に被害が大きかったのは、3年6月の雲仙普賢岳(長崎県)の噴火。取材に当たっていた報道関係者や火山学者ら43人が火砕流に巻き込まれ、死亡・行方不明となった。

 気象庁の記録によると、18世紀以降、日本で10人以上の死者・行方不明者が出た火山災害は20事例ある。最大の災害は寛政4(1792)年、雲仙岳で地震や岩屑(がんせつ)なだれで約1万5千人が犠牲になったとされる。

 昭和以降では4事例あり、雲仙岳のほかに昭和15年の三宅島で11人、27年のベヨネース列岩(伊豆諸島)の海底噴火で31人、33年の阿蘇山(熊本県)の噴火で12人の死者が確認されている。


御嶽山噴火 地震活動の予兆あったが…噴火の記録乏しく予知できず
産経新聞 9月27日(土)21時52分配信

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登山客が御嶽山九合目付近で撮影した噴火直後の様子=27日、長野県王滝村(提供写真)(写真:産経新聞)

 御嶽山では噴火の約2週間前に地震活動が活発化したが、気象庁は前兆現象と判断できず、予知できなかった。噴火の記録が乏しく観測網も手薄だったためで、経験則に基づく噴火予知の難しさを示した。

 気象庁によると、御嶽山では9月10日ごろに山頂付近で火山性地震が増加し、一時は1日当たり80回を超えた。しかし、その後は減少に転じた。マグマ活動との関連が指摘される火山性微動は噴火の約10分前に観測されたが、衛星利用測位システム(GPS)や傾斜計のデータに異常はなく、マグマ上昇を示す山体膨張は観測されなかった。

 噴火は地震と比べると予知しやすいとされるが、過去の噴火で観測されたデータに頼る部分が大きい。気象庁火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は「今回の噴火は予知の限界」と話す。

 平成12年の有珠山(北海道)の噴火は約1万人が事前に避難し、予知の初の成功例として知られる。有珠山では江戸時代以降、地震増加が噴火に直結することが分かっていたからだ。

 だが、このような経験則が成り立つ火山は例外的だ。御嶽山は有史以来初となった昭和54年の噴火が起きるまで、噴火の可能性すら認識されず、近年も静穏な状態が続いていた。噴火過程の理解など予知の判断材料は十分でなかったという。

 藤井会長は「観測点がもっとあれば分かったかもしれないが、噴火予知は多くの場合、難しいのが現状だ」と話している。


御嶽山噴火 水蒸気爆発発生か 「火砕流」発生した可能性が高い
産経新聞 9月27日(土)21時47分配信

 御嶽山で27日に起きた噴火は、昭和54年以降で最大とみられる規模となった。噴火のメカニズムはまだ分かっていないが、専門家は前回の平成19年などと同じ水蒸気爆発とみており、気象庁は火山灰などを分析して詳しく調査する。

 日本列島は太平洋側から海洋プレート(岩板)が陸側プレートの下に沈み込んでいる。両プレートの境界付近ではマグマが発生するため、列島を縦断するように火山が連なっている。御嶽山は太平洋プレートに関係する乗鞍火山帯に位置する活火山だ。

 御嶽山は約1万年前以降、マグマを放出する噴火や、マグマの熱で地下水が水蒸気となって爆発する水蒸気爆発を繰り返してきた。しかし、噴火は頻度が低く歴史記録は残っておらず、昭和54年の噴火が有史以来、初の噴火だった。

 このときの噴火は山頂南西の山腹にできた割れ目で水蒸気爆発が発生。複数の火口から噴煙が上がり、前橋市付近まで火山灰が降った。噴出物は二十数万トンと推定されている。

 平成3年と19年の小規模噴火も水蒸気爆発だった。荒牧重雄東大名誉教授(火山学)は今回の噴火について「見る限りではマグマの関与は認められず、水蒸気爆発とみられる」と話す。

 気象庁によると、今回の噴火場所は山頂南側の火口とみられ、3キロ以上にわたって噴煙が流れ下った。高温の軽石やガスなどの混合物が高速で流れ落ちる「火砕流」が発生した可能性が高い。火砕流は非常に危険な現象で、雲仙普賢岳(長崎県)で大きな被害をもたらしたことで知られる。

 今後の推移について、気象庁の北川貞之火山課長は「数カ月続く可能性もある」と指摘。荒牧氏は「予想できないが、防災面からは悪い方に考えて噴煙や噴石に警戒すべきだ」と話す。


登山者安否でフリーダイヤル=御嶽山噴火で長野県警
時事通信 9月27日(土)21時35分配信

 御嶽山の噴火を受け、長野県警は27日、連絡が取れない登山者の情報を収集するためのフリーダイヤルを設置した。この日登山していた人や、無事が確認された人の情報を求めている。24時間対応で、県警本部が0120(008)046、県警木曽署が0120(007)285。


御嶽山噴火 11日に火山性地震85回観測 今後も小さな噴石、広範囲に飛散も
産経新聞 9月27日(土)21時30分配信

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御嶽山への登山口に向かう自衛隊の車列=27日午後、長野県王滝村(鴨川一也撮影)(写真:産経新聞)

 「火山灰だけでなく小さな噴石も遠くまで飛散する可能性があり、注意してほしい」。御嶽山の噴火を受け、気象庁火山課の北川貞之課長は27日の記者会見で警戒を呼びかけた。

 気象庁によると、御嶽山では9月11日に火山性地震85回を観測。その後は収まって20回以下の日がほぼ続いていたが、噴火した27日は午前11時から午後5時までに313回を記録した。うち約240回が噴火前後の約2時間に集中し、以後は減少傾向にある。

 北川課長は今後の見通しについて「地殻変動はみられないので、大規模な噴火はないとみているが、同規模程度の噴火の可能性はある」と指摘した。

 火口から4キロ程度の範囲では大きな噴石の飛散に、風下側では火山灰や小さな噴石に注意を呼びかけた。さらに「爆発的噴火があれば、大きな空気振動によって窓ガラスが割れる恐れもある」と述べた。

 噴火の収束時期は「1週間とか短い期間ではない」と述べ、数カ月程度続く可能性にも言及した。

 気象庁の27日午後3時50分時点の降灰予報では、火山灰は東に流れ、御嶽山がある長野、岐阜両県の他、山梨県内にも降るという。


旅客機、上空迂回も=周辺空域に警戒情報―国交省
時事通信 9月27日(土)21時29分配信

 国土交通省は27日、御嶽山の噴火で高度8000メートル付近まで噴煙が上昇しているとして航空情報を出し、周辺を飛ぶ航空機に注意を呼び掛けた。
 全日空によると、羽田空港から北陸方面に向かう便などが風上に迂回(うかい)し、数分の遅れが出た。パイロットからは、噴煙が高度4500メートル程度に達していると連絡があったという。
 ジェットスターはオーストラリアからの2便の目的地を成田空港から関西国際空港に変更。日本航空も付近を飛ぶ便を迂回させたが、目立った遅れはなかった。 


御嶽山噴火 農作物への影響懸念 降灰量予測できず 「被害あれば対策講じる」
産経新聞 9月27日(土)21時26分配信

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御嶽山噴火 木曽町内では火山灰が降り、葉っぱなどにも積もった。奥は頂上付近が雲に隠れた御嶽山=9月27日午後、長野県木曽町(早坂洋祐撮影)(写真:産経新聞)

 御嶽山の噴火で、火山灰による農作物への影響が懸念されている。火山灰の影響が長期化すれば、野菜や果物の価格上昇にもつながりかねない。ただ、降灰量や降灰期間が予想できず、自治体からは「被害の全容は分からない」との声も上がっている。

 長野県では27日、ハクサイ畑約18ヘクタールに火山灰が降ったことが確認された。県は同日、野菜や花をシートで覆うほか、収穫可能な農作物を早期収穫することなどを盛り込んだ火山灰対策をまとめ、農業改良普及センターや県ホームページを通じ農家に周知している。

 28日も降灰が予想される地域を中心に朝から被害調査を実施する。ただ、県の担当者は「今後、灰が遠くに飛ぶとの予想もある。降灰がいつまで続くかも分からないため、被害の全容はまだ分からない」と話す。

 岐阜県も県内に降灰する可能性があると判断した場合、農家に早期の収穫などを呼びかける方針。農林水産省も「被害が確認されれば対策を講じる」として情報収集を急いでいる。

 流通大手のセブン&アイ・ホールディングスによると、店舗の営業や物流には影響がないが、情報収集を続けているという。


<御嶽山噴火>7人重体、多数の重軽傷者 48人下山できず
毎日新聞 9月27日(土)21時25分配信

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御嶽山が噴火し、複数の煙が上げる火口付近=2014年9月27日午後3時11分、本社ヘリから梅田麻衣子撮影

 気象庁は27日、長野、岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)が同日午前11時53分に噴火したと発表した。気象庁によると、国土交通省中部地方整備局が設置しているカメラでは、噴煙が火口付近から長野側の南側斜面を3キロ超まで流れ下りるのを観測した。両県によると、7人が意識不明の重体、27人が重傷。このほか、負傷者も多数いる。けがなどで登山者ら48人が山荘に取り残されている。

 長野県は同日午後2時過ぎ、災害対策本部を設置し、自衛隊に災害派遣を要請。陸上自衛隊第13普通科連隊(同県松本市)の約110人が現地に向かったが、噴煙と火山灰のため、山頂付近のけが人をヘリで収容するのは難しい状況という。長野県王滝村、木曽町、岐阜県高山市、下呂(げろ)市の4市町村も対策本部を設置した。長野県は同日夜、木曽町と王滝村に災害救助法を適用した。

 御嶽山は週末に合わせ多くの登山者がいた。長野県によると、山頂近くにいた約250人の登山者のうち多くは避難したが、3カ所の山荘に12人が取り残されている。岐阜県によると、男女2人が骨折し、同県側の「五の池小屋」に避難。登山者25人と従業員、警察官ら計36人が小屋に残っている。3人が火山灰に埋まっているという情報もある。また、7人の家族らから「連絡が取れない」などとの連絡があり、安否の確認を進めている。

 長野、岐阜両県警は噴煙などのため救助活動を一旦停止し、28日早朝から再開する方針。東京消防庁は、指揮支援隊1隊と山岳救助隊などを派遣した。

 御嶽山の噴火は2007年以来7年ぶり。山頂火口から4キロの地域に噴火に伴う噴石が飛散する恐れがあり、4市町村で警戒が必要。同庁は5段階の噴火警戒レベルを、火口内への立ち入りを規制する「1」(平常)から登山の禁止や危険地域への立ち入りを規制する「3」(入山規制)に引き上げた。

 気象庁は機動調査班6人を現地に派遣した。記者会見した北川貞之火山課長は「今後、住民の避難が必要になるような大規模噴火につながるとは考えていないが、今回と同規模の噴火はあり得る。数カ月続く可能性もある」と述べた。

 気象庁によると、周辺を飛行した航空機からの情報で、噴煙は上空8000~1万メートルに達した可能性がある。甲府地方気象台は甲府市での降灰を確認した。

 中部地方整備局が27日夕、ヘリコプターで御嶽山を上空から観察したところ、山頂の南側から西側で、3カ所の噴火口を確認した。噴煙を噴き上げ、山頂付近には火山灰が約50センチ積もっているとみられる。

 御嶽山は今月10日から体には感じない火山性地震が増加し、11日には1日85回を観測したため、気象庁は火山活動がやや活発な状況になっていると発表。ただ、噴火警戒レベルは引き上げなかった。地震の回数がその後減ったことや、地殻変動や全地球測位システム(GPS)の観測状況に変化がなかったことから「噴火に結びつく状況ではないと判断した」(北川課長)という。

 御嶽山の噴火警戒レベルを3に引き上げたのは、08年に同山で噴火警戒レベルを発表するようになってから初めて。07年は小規模な噴火だった。【千葉紀和、福富智、巽賢司、道永竜命】

 【ことば】御嶽山

 長野県と岐阜県にまたがる標高3067メートルの活火山。国内110ある活火山のうち活動レベルは、富士山(山梨、静岡県)などと同じ3段階で真ん中のBに分類されている。1979年10月に剣ケ峰付近で有史以降初めてとなる水蒸気爆発が発生。降灰は130キロ離れた長野・軽井沢でも確認された。2007年3月にも小規模な噴火があった。古くから霊山として信仰を集め、自動車道やロープウエーも整備されシーズン中は多くの登山客が訪れる。79年以前は文献による噴火記録がないことなどから死火山とみなされていた。この噴火がきっかけの一つとなり、現在は「死火山」や「休火山」という言葉は使われていない。


御嶽山噴火 噴火口には「極力近付かないで」と防災アドバイザー
産経新聞 9月27日(土)21時24分配信

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御嶽山への登山口に向かう自衛隊の車列=27日午後、長野県王滝村(鴨川一也撮影)(写真:産経新聞)

 専門家によると火山が噴火した場合、もっとも重要なのは噴火口に近付かないことだ。防災・危機管理アドバイザーの山村武彦氏(71)は「様子を見に行ったり、写真を撮りに行ったりする人もいるが、規制区域内には絶対に立ち入らないで」と訴える。

 今回の噴火では広範囲で降灰が予想される。山村氏は、降灰が激しい場合には不要不急の外出を避け、降灰が落ち着いても傘を差してゴーグルやマスクを着用することを勧める。車はスリップしやすいため、ハザードランプをつけて徐行運転することが必要だ。

 また、灰は水で流すと排水溝が詰まりやすい。集めて袋などに入れ、地域のルールに従って廃棄することが求められる。


御嶽山噴火 警戒レベル、噴火後引き上げ 気象庁「予測は難しい」
産経新聞 9月27日(土)21時20分配信

 気象庁は、火山活動の状況に応じ、警戒が必要な範囲や避難など住民らが取るべき行動を5段階の「噴火警戒レベル」で示しており、御嶽山は今回の噴火で、平常の1から入山規制の3に引き上げられた。

 噴火警戒レベルは平成19年に導入。全国には110の活火山があり、地元自治体の同意が得られたものから順次適用している。居住地域に影響があるレベル5(避難)とレベル4(避難準備)は、通常の警報より警戒度が高い「特別警報」に位置づけている。

 御嶽山は、火山噴火予知連絡会により、活火山の中でも特に監視・観測体制を充実させる必要があるとされた47火山の一つ。活動が活発な桜島(鹿児島県)などと同様、地震計や遠望カメラなどを整備、24時間体制の観測が行われている。

 噴火の危険性が高まったと判断されれば、噴火前にレベルが引き上げられることもあるが、今回は噴火後の引き上げだった。御嶽山では11日に火山性地震が多発していたが、気象庁火山課の北川貞之課長は「その後は減ったため、特段、危険性が高まっているとは考えていなかった」と説明。過去の噴火回数も少なく経験値が低いことに加えて、地殻変動など噴火の予兆を示すデータが他になかったことも理由に挙げ、「前もって予測することは難しかった」と釈明した。

 ただ、御嶽山では今月中旬に火山性地震が増加していたことから、気象庁は16日に「平成19年に小規模な噴火が発生した火口やその付近に影響する程度の火山灰は噴出する可能性がある」と情報を発表し、警戒を呼び掛けていた。


御嶽山噴火 「もう生きて帰れないと思った…」空から軽トラック大の石
産経新聞 9月27日(土)21時16分配信

 「本当に生きた心地がしなかった」。御嶽山が噴火した際に頂上付近にいた長野県飯島町の山岳ガイド、小川さゆりさん(43)は、興奮した様子で当時を振り返った。

 朝からガイドの下見のため御嶽山に登っていた小川さん。午前11時40分ごろ頂上に到達し、火口を回る「おはち巡り」をしていたところ、突然「ドカン」と大きな音がした。驚いて音がした方向を向くと、石を空中に飛ばしながら、一気に煙が噴き出していた。まもなく強い硫黄臭が漂い、嘔吐する登山客もいた。

 火山灰とともに、周囲に直径1メートルぐらいの大きさの石が飛んできたため、急いで岩陰に隠れた。まもなく、もう一度「ドカン」という音が鳴り、今度は軽トラック大の石が飛んでくるようになった。巨大な石は地面にぶつかって割れ、破片が四方八方に飛び散った。黒い雨が降り始め、雷も鳴った。灰はひざ上まで積もった。「もうダメだ」。そう思った。

 噴火当時、頂上には50人ぐらいの登山客がおり、女性4人組のグループの1人は、飛んできた石が左足に当たり、骨折してパニックになっていた。「救助してあげたかったが、どうにもできなかった」

 噴火の勢いが一時的に弱まったすきに、普段通らないルートをまっすぐ突っ切り、一目散に走って9合目にある石室山荘まで下りて助けを求めた。依然として石も飛んできたが、頂上付近にいたような巨大な石はなく、ほっとしたという。

 「もう、生きて帰れないと思ったけど、なんとか生還することができた」。そう語る小川さんの髪には灰や粘土状の火山灰が付いたまま。リュックは灰色の火山灰に覆われていた。

 黒沢口の7合目にある山小屋「行場山荘」。経営者の田ノ上徳延さん(67)は突き上げるような音で噴火に気づいた。灰は1時間近く降り続き、「数センチにも達した」という。

 噴火当時は土曜日の昼前という最も登山客が多い時間帯。8合目の山小屋「女人堂」には一時100人超が避難した。中には骨折していた人もいたという。

 木曽町のペンション「ロッジ上天気」では、宿泊客の1人が噴火当時、頂上付近にいたという。「命からがら逃げた」とペンションに連絡があったが、その後は携帯電話が通じなくなった。「噴火する山だということは知っていたが…」。経営する寺本勝司さん(52)は肩を落とした。


大岩、空中飛び交う=遺書書いた登山者も―火山灰「まるで雪道」・御嶽山噴火
時事通信 9月27日(土)21時13分配信

 御嶽山の頂上付近で噴火災害に遭った登山者らは、突然牙をむいた大自然に、一様に恐怖の表情を浮かべた。
 「今まで聞いたことのない『ドーン』という爆発音がした」。噴火の瞬間、火口付近にいた山岳ガイドの小川さゆりさん(43)は、とっさに近くの岩陰に身を隠した。辺りには硫黄のような臭いが立ちこめ、2回目の爆発音とともに、軽トラック大の岩が空中に放り出されるのを目撃したという。
 小川さんはその場で1時間ほど待機した後に下山を始めたが、膝元まで火山灰が積もっており、「まるで冬に雪道を歩いているようだった」。9合目の山小屋に避難していた三重県四日市市の会社員男性(50)も、「ドアの前に15センチほど火山灰が積もり、開閉できなくなった」と振り返った。
 「生きて帰れないかもしれない」。山頂付近の山小屋に避難した愛知県春日井市の熊田純子さん(45)は、断続的に爆発音が鳴り響く中、母親や2人の子供宛ての遺書をメールで送った。小屋には絶えず噴石が降り注いでいたといい、「思い出しただけでも体が震える。命拾いをした」と目を潤ませた。
 夫婦で登山していた横浜市の会社員水谷淳さん(61)は、山頂まであと少しの地点で真っ黒な噴煙に巻き込まれた。「溶岩だったのか、真っ赤な火の玉が空を飛んで行くのを見た。手をやけどした様子の登山者もいた」といい、「噴煙で何も見えず、目の前にうずくまっていた人にぶつかってしまうほどだった」と疲れ切った様子で話した。 


<御嶽山噴火>九州でも警戒求める 登山客などに
毎日新聞 9月27日(土)21時2分配信

 突然の御嶽山噴火を受け、多くの活火山がある九州でも専門家らが登山客などに警戒を求めた。福岡管区気象台火山監視・情報センターは「今のところ九州の火山に大きな変化はないが、予測できない水蒸気爆発などの急な噴火もあり、常に警戒が必要」と訴える。

 多くの観光客が訪れる熊本・阿蘇は、中岳第1火口で8月30日に噴煙が確認され、噴火警戒レベルが1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げられた。噴石などの恐れがあるとして、火口から約1キロの範囲で入山が規制されている。

 規制区域のすぐ外側にあるレストラン「火の国茶店」の店員、岩本峰子さんは「御嶽山の噴火は驚きで怖いが、今日も阿蘇がレベル2になったことを知らずに来た人がいた」と心配する。阿蘇火山博物館の溝口千花課長も「来館者はニュースをみて驚いていた。入山規制を知らない人が多いので気をつけてほしい」と話した。福岡管区気象台も「風下では降灰などに注意してほしい」としている。

 九州には、毎日のように噴火している桜島(鹿児島)を筆頭に、霧島(鹿児島・宮崎)、阿蘇、雲仙(長崎)、九重(大分)などの活火山がある。御嶽山と共通するのは、霧島や阿蘇など、大半の火山が観光地化され、多くの登山客が訪れる点だ。

 鹿児島大の井村隆介・准教授(火山地質学)は「今回の噴火は規模としてはそれほど大きくないが、それでも突然噴火したり、近くに人がいれば大きな災害になることを示した。登山客には『生きている火山に登る』という意識を持ってほしいし、招き入れる側には登山客の安全性をどう確保するのか、しっかりと考えてほしい」と指摘する。【関東晋慈、山崎太郎】


<御嶽山噴火>甲府市で降灰確認
毎日新聞 9月27日(土)20時53分配信

 甲府地方気象台は27日午後6時半ごろ、御嶽山から東に約100キロ離れた甲府市で降灰を確認した。同気象台敷地内の車のフロントガラスに灰がうっすらと積もった。

 山梨県は、マスクやゴーグルで目やのどを守り、車の運転に注意するよう呼びかけている。


<御嶽山噴火>フリーダイヤルを設置 登山者の安否確認
毎日新聞 9月27日(土)20時52分配信

 御嶽山の登山者の安否確認を促進するため、長野県警本部は、御嶽山への登山者に関する情報・相談フリーダイヤルを設置した。同日の登山者や、無事が確認された登山者に関する情報を求めているという。電話番号は、県警本部0120・008・046、同県警木曽署0120・007・285。

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