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2014年8月31日 (日)

広島で豪雨による土砂崩れ、72人死亡、不明者は2人に・15

広島市北部の安佐南、安佐北両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、10カ所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ。

広島県警によると、この土砂崩れ72人が死亡し、調査が進むにつれ、行方不明者は2人になったほか、けが人も多数出ており、自衛隊・消防隊などが救出や捜索を続けている。

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リンク:広島土砂災害 少しずつ「いつもの朝」に…避難所の小学校6校、授業始まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土砂災害 雨量70ミリ予報見落とし 広島市、ファクス放置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<土砂災害>安倍首相、防止法改正案の提出指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>「3時37分」心の針も停止 死亡夫婦の弟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「見落としは事実」=土砂災害前の大雨予測―広島市長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<防災の日>教訓生かし地域で指針 「逃げどきマップ」も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「おはよう」児童登校=避難所の9小学校再開―広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>JR可部線の運転再開 12日ぶり - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:1時間70ミリの雨予報見逃す - 速報:@niftyニュース.
リンク:広島、避難所の小学校が授業再開 - 速報:@niftyニュース.
リンク:広島土砂災害 避難勧告解除、住民「ほっとした」「まだ帰れない…」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「1時間70ミリの雨」広島市が予報見落とし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JR可部線が運転再開=住民生活の足、復旧-広島土砂災害 - 速報:@niftyニュース.
リンク:広島土砂災害 避難指示・勧告を一部解除、12万人対象 大雨警報で再発令も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 安佐南区の一部地域も避難勧告を解除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 市長、1ミリ以下予想で「避難勧告躊躇」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>豪雨情報、広島市放置 「1時間70ミリ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JR可部線が運転再開=住民生活の足、復旧―広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔JR西日本〕大雨災害で一部不通の可部線、全線運転再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:訓練中止、縮小相次ぐ=土砂災害で広島や隣県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「1時間70ミリ」見落とす=市、情報ファクス放置―避難勧告に生かせず・土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>笑顔と戸惑い交錯 避難指示勧告一部解除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>避難勧告解除 安佐北区、南区の12万人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安佐南の一部と安佐北、避難指示・勧告を解除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:5日までに住宅確保=広島の被災者に―西村内閣府副大臣 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島、避難勧告・指示を一部解除 - 速報:@niftyニュース.
リンク:広島市、安佐南区の一部の避難勧告を解除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JR可部線で試運転 - 速報:@niftyニュース.
リンク:安佐南区一部除き避難解除=二次災害の恐れ低下―広島市の土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「やっと家で寝られる」=勧告解除に安堵―避難所とどまる人も・広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安佐北区の避難解除=二次災害の恐れ低下―広島市の土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:復旧に向け次のステップへ=避難解除で松井広島市長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:勧告伝達、消えない不安=対策示せず、住民任せ―広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害、避難を一部解除 - 速報:@niftyニュース.

以下、参考のために同記事を引用

広島土砂災害 少しずつ「いつもの朝」に…避難所の小学校6校、授業始まる
産経新聞 9月1日(月)15時10分配信

 広島市の土砂災害で避難所になっている安佐南区、安佐北区の市立小学校6校で1日、夏休み明けの授業が再開された。児童らは保護者らに見守られながら、土嚢(どのう)が積まれた通学路を登校し、級友との再会を喜んだ。

 授業を再開した安佐南区の八木小学校では、校門前で宮田稔校長(58)が児童を出迎え、「元気でこられたね」と声をかけた。保護者の中村香代子さん(36)は「子供も友達に会うことで気晴らしになれば」と授業再開を喜んだ。

 家族とともに犠牲になった古井志津さん(15)が通っていた安佐南区八木の城山北中学校も授業を再開。体育館で全校集会が開かれ、同級生らが黙祷(もくとう)した。松島範明校長(56)によると、生徒らからはすすり泣く声がもれたという。

 授業を再開後も小学校では多くの人が避難生活を送っている。避難者は日中、教室から体育館へ移動し、夜は冷房付きの教室で寝泊まりしている。

 安佐南区八木の梅林小学校は今も、授業再開のめどは立っていない。


土砂災害 雨量70ミリ予報見落とし 広島市、ファクス放置
産経新聞 9月1日(月)15時6分配信

 広島市の土砂災害で、現場に雨が降り始めた後に気象情報会社が市に現地の1時間雨量は1ミリ以下とする降雨予想を提供していた問題にからみ、広島地方気象台がほぼ同時刻に発表した「1時間70ミリ」という雨量予測を市が見落としていたことが1日、市や気象台への取材で分かった。

 市によると、当時は水位が急上昇していた河川の情報収集を重視していたという。市が気象台の予測に気づけば、遅れが指摘される避難指示・勧告の発令が早まった可能性がある。

 市や気象台によると、気象情報会社の情報と広島地方気象台の予測が出たのはともに20日午前1時50分ごろで、当時は市内の河川で水位が急上昇していた。

 雨量については気象情報会社の予想をパソコンで確認していたが、気象台が発表した予測のファクスは、河川情報などのファクスに紛れて見落としたという。

 記者会見した松井一実市長は、ファクスの見落としを認めた上で「対応に影響が出たのか検証する必要がある」とした。市の滝沢宏二消防局長は「ファクスを見ていなかったことはミス。情報が錯綜(さくそう)している中で、気象情報会社の情報などをどう判断していくかが重要だ」と話した。


<土砂災害>安倍首相、防止法改正案の提出指示
毎日新聞 9月1日(月)13時14分配信

 安倍晋三首相は1日、広島市北部の土砂災害を受け、土砂災害防止法改正案を秋の臨時国会に提出するよう太田昭宏国土交通相に指示したことを明らかにした。首相は「都道府県知事の指定を後押しする体制を構築したい」と表明。法改正により、都道府県が土砂災害警戒区域などを指定する際、基礎調査の結果を公表したり、地域によって指定にばらつきが生じないよう、数値目標を設定したりする。防災訓練の視察のため訪れた相模原市で記者団の質問に答えた。【佐藤慶】


<広島土砂災害>「3時37分」心の針も停止 死亡夫婦の弟
毎日新聞 9月1日(月)12時39分配信

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3時37分を指したまま止まった立川洋二さん夫妻方の柱時計を手にする新三さん=広島市安佐南区で2014年8月31日午前11時48分、釣田祐喜撮影

 「3時37分」で止まった柱時計が、広島市北部の土砂災害で犠牲になった同市安佐南区八木3の立川洋二さん(81)とサチコさん(82)夫妻の全壊した自宅から見つかった。かろうじて形をとどめた2階居間に掛かった状態だったが、電池は落下していた。時計の針は、土石流が直撃した時間を指しているとみられる。洋二さんの弟で近くに住む新三さん(77)が持ち帰り、「遺品はこれぐらいしかないから」と大事そうに話した。

 「下呂温泉(岐阜県)に行ってきた」「おみやげ買ってきた」。洋二さんとサチコさんは2人で各地に出かけては、よく新三さんに思い出話をしてくれた。新三さんが2001年に仲間を集めて作った登山グループにも参加。県外の山々にも挑戦し、グループが12年に終了するまでの計100回の登山に、夫妻はそろってほぼ毎回参加したという。

 土砂災害のあった8月20日、新三さん夫妻は長野、岐阜両県にまたがる穂高連峰を訪れていた。災害発生を知り、自宅にいた洋二さんに電話をかけたがつながらない。その日のうちに洋二さん夫妻は遺体で発見された。2人の遺体はすぐそばで見つかったといい、最後までおしどり夫婦は一緒だった。

 新三さんは救出活動に加わることができなかったことを、今でも悔やんでいる。時計が止まった3時37分。毎夜、この時間になると夢を見るという。「新三! 新三!」と泥の中から洋二さんが叫びながら手を出し、救いを求める夢だ。目が覚めて思う。「何もしてやれんかったから叫びよるのか」。新三さんは苦しみの中にいる。

 被災地の復旧作業は進むが、亡くなった人たちだけでなく、新三さんの時間も止まったままだ。洋二さんの全壊した自宅前に花を手向け、線香をたいて手を合わせる日々が続いている。【釣田祐喜】


「見落としは事実」=土砂災害前の大雨予測―広島市長
時事通信 9月1日(月)11時47分配信

 広島市が、大雨による土砂災害の発生前に広島地方気象台が発表した「多い所で1時間70ミリ」という雨量予測のファクスを見落とした問題で、松井一実市長は1日の記者会見で「情報を見ていないのは事実。どう影響があったかは検証しなければならない」と述べた。
 現地対策本部で指揮を執る西村康稔内閣府副大臣は「どういう対応を取ったか落ち着いたところでしっかりと検証し、次への教訓としたい」と話した。湯崎英彦県知事は「全体の検証の中で考えるべき事項だ」と語った。
 気象台は20日午前1時49分、県全域を対象に、非常に激しい雨を示す「1時間70ミリ」の雨量予測を発表。市消防局は同50分に一般財団法人「気象業務支援センター」からファクスで受信したが、見落としていた。 


<防災の日>教訓生かし地域で指針 「逃げどきマップ」も
毎日新聞 9月1日(月)11時46分配信

 広島市北部の土砂災害など予測困難なゲリラ豪雨が近年多発し、備えの重要性が増している。過去に同様の豪雨被害に見舞われた地域では、河川が氾濫した時の住民の行動指針づくりなど地域特性に合わせた対策がとられ始めている。1日は「防災の日」。被害を食い止めるための教訓を広く共有することが求められている。

 2011年7月に起きた新潟・福島豪雨災害は、局地的な大雨に見舞われ、死者・行方不明者6人の人的被害が出た。被災地の新潟県三条市はこの約4カ月前、河川氾濫時に避難所に行くか、自宅にとどまるかの判断の目安を記した「逃げどきマップ」を作製し、全戸配布していた。

 信濃川など市内3河川の決壊を想定し、川からの距離などで浸水の危険度を色分けしたマップを作製。更に、マップと照らし合わせると、自宅の建物が木造か鉄筋か、何階建てかなどによって、自宅で待機すべきか屋外に避難した方が良いかの行動指針が示される。

 マップ作製前の04年に起きた新潟・福島豪雨災害の犠牲者は16人に及んだ。11年災害後に市が行った住民アンケートで、自宅待機した市民のうちの7割が「自宅が安全だと自ら判断した」と回答しており、市の担当者は「04年災害より降水量が多く、川も決壊したのに被害は少なかった。マップの効果が出たと言えるのではないか」と話している。

 早期避難に取り組む自治体もある。12年7月の九州北部豪雨は、熊本、福岡、大分県で30人が死亡した。熊本県阿蘇市が避難勧告・指示を出した午前4時には既に川が氾濫していたことを踏まえ、県は昨年、明るい間に避難を呼びかける「予防的避難」を試験的に始めた。

 夜間に大雨が予想される場合、市町村が夕方から避難所を設け、自主避難を呼びかける。避難所運営費の半額は県が補助する。被害の大きかった阿蘇市や南阿蘇村など3市村が参加し、昨年度は延べ計6回予防的避難を発令した。今年7月の台風8号最接近の際には、8市町村が上陸ほぼ1日前に避難勧告、2市村が予防的避難を発令し、計2589人が避難した。

 13年7月の山口・島根豪雨で2人が亡くなった山口県萩市では、中山間地の集落に住む1人暮らしの女性(当時79歳)が自宅で土砂に埋もれて犠牲になった。孤立を防ごうと、地元の社会福祉協議会が中心になり、集落単位で1人暮らしの高齢者や車椅子の利用者らの生活状況に関する情報を共有。地域防災計画とは別に、避難場所に行く前の一時的な集合場所や、要支援者を車で迎えに行く人などを事前にきめ細かく決めておく仕組み作りを始めた。

 兵庫県立大の室崎益輝(よしてる)・防災教育センター長(防災計画)は「行政から情報を待つだけでなく、過去の災害や地形を地域ぐるみで調べて議論するなど、自ら情報を集めて防災意識を高める必要がある」と指摘する。【椋田佳代、田辺佑介】


「おはよう」児童登校=避難所の9小学校再開―広島
時事通信 9月1日(月)11時43分配信

 土砂災害で大きな被害を受けた広島市の安佐北、安佐南両区では1日、避難所となっていた市立小学校9校で授業が始まり、朝から児童が登校した。うち5校は当初予定より遅い再開となった。
 緑井小学校では、1日午前7時45分ごろから山崎聡校長ら教員2人が正門前で、登校する児童一人ひとりにあいさつ。児童は「おはようございます」と元気に返事をしていた。
 小学1年の花岡明奈ちゃん(6)に付き添って登校した祖母の誠子さん(67)は「再開して安心したが、まだ避難されている方がいて複雑な気持ち」と語った。
 緑井小の体育館では約40人が避難生活を送っている。山崎校長は朝の校内放送で、避難中の人に会った際は、しっかりとあいさつするよう児童に呼び掛けた。
 市教委によると、最多の約450人が避難する梅林小学校は通学路の安全確認も進まず、再開のめどが立っていない。
 一方、3年生の古井志津さん(15)が犠牲になった市立城山北中学では1日午前8時半から、始業式で全校生徒約490人が黙とうした。松島範明校長は「多感な中学生にとって今回の災害は大変な衝撃だった。スクールカウンセラーと職員で心のケアをしていきたい」と語った。 


<広島土砂災害>JR可部線の運転再開 12日ぶり
毎日新聞 9月1日(月)11時32分配信

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運行が再開され、災害現場(奥)付近を走行するJR可部線の電車=広島市安佐南区八木で2014年9月1日午前9時2分、加古信志撮影

 広島市北部の土砂災害で被害を受け、運休が続いていたJR可部線の緑井(広島市安佐南区)-可部(安佐北区)間の6.6キロが1日、12日ぶりに運転を再開した。また、夏休み明けの授業の再開が遅れていた市立の7小中学校のうち、小学校1校を除き授業が始まった。1日は「防災の日」。過去に豪雨災害に見舞われた地域では、河川の氾濫時の行動指針づくりなど対策が進む。

 緑井-可部間は、計15カ所でのり面の崩壊や冠水、土砂の流入があり、20日始発から運休していた。復旧にはボランティアも加わって土砂の撤去などを進めた。JR西日本によると同線は市北部から都心部に通勤、通学する人たちの足となっており、運休区間の利用者は1日約1万2000人。

 朝のラッシュ時にはホームが乗客で埋まり、高校生らが「おはよう」と笑顔で手を振りあう日常の光景が戻った。可部駅で広島方面行きの電車を待っていた同市安佐北区の会社員、藤原和磨さん(61)は「運休の期間は自転車で通勤していた。私たちは普通の生活に戻った。被災者の方も早く戻れるように何か協力したい」と話した。

 ボランティアの人たちも現地に入りやすくなった。岡山県倉敷市からやってきた会社員、西山健太朗さん(41)は「昔、近くに住んでいたので手伝いに来た。運転再開が、被災した方とボランティアが一緒になって取り組むきっかけになればいい」と話した。

 23世帯53人が避難を続ける市立八木小では、この日授業が始まった。宮田稔校長によると、児童らは各教室で黙とうした後、土砂災害の被害や支援の状況について学び、自分たちに何ができるかを考えた。さらに、担任が健康面や心の状態について児童と個人面談を実施した。同小では、一部の教室を朝から夕方まで教室として使い、夜には避難所として使われている。校区内の通学路は3カ所が土砂で埋まったり、歩道が浮き上がったりするなどしたため、迂回(うかい)路を設定した。

 3年の古井志津さん(15)が亡くなった市立城山北中でも1日、授業が再開。午前8時半から全校朝会が行われ、松島範明校長が「今回の土砂災害で、本校の古井志津さんや皆さんの身近な方々が亡くなられました」と話すと、生徒らからはすすり泣く声が漏れたといい、全員で黙とうをささげた。同校ではアンケートなどを通じて生徒の心の変化をとらえ、精神面のケアに留意するという。【長宗拓弥、入江直樹、加藤小夜、石川将来】


1時間70ミリの雨予報見逃す
2014年9月1日(月)10時53分配信 共同通信

 広島市の土砂災害が発生した8月20日未明、甚大な被害が出る1時間以上前に、市が気象情報会社から「1時間に70ミリの雨が降る可能性がある」との広島地方気象台の予報をファクスで受け取りながら、見逃していたことが1日、市への取材で分かった。

 市災害対策本部の担当者は「川の水位の確認や、膨大な情報の処理に必死で、雨量予報を確認できていなかった」と釈明。避難勧告を出すかどうかの判断材料となる予報が放置され、勧告の遅れにつながった可能性がある。松井一実市長も記者会見でファクスを見ていなかったことを認めた。


広島、避難所の小学校が授業再開
2014年9月1日(月)10時29分配信 共同通信

 広島市の土砂災害で、避難所になっている安佐南、安佐北両区の市立小学校計6校が1日、夏休みを終え一斉に授業を再開した。各校とも被災した子どもたちの心のケアや、登下校時の安全をどう確保するか苦心している。

 今回の災害で犠牲になった中学3年の古井志津さん(15)が通っていた安佐南区の城山北中も授業を再開した。

 児童約370人が通う安佐南区の八木小では、体育館などで約50人が避難生活を続けている。通学路2カ所は土砂で通行できず、迂回ルートを設置した。

 警察などは残る行方不明者2人の捜索を続行。死者は72人に上り全員の身元が判明。約940人が避難している。


広島土砂災害 避難勧告解除、住民「ほっとした」「まだ帰れない…」
産経新聞 9月1日(月)9時23分配信

 「やっと家の布団で眠れる」。安佐北区の全域と安佐南区の一部地域で避難指示・勧告が解除された31日、避難所に身を寄せていた住民は安堵(あんど)の表情を浮かべ、住み慣れた自宅へと向かう人の姿がみられた。一方、新たな土砂災害への不安から避難所にとどまることを選択する人もいた。

 安佐北区可部地区の住民が避難している可部小学校では、テレビの前に早朝から住民が集まり、解除の見通しを伝えるニュースを見つめていた。午前8時に解除されることが分かると、待ちきれない様子で荷物をまとめる人が相次ぎ、足早に避難所を後にした。

 夫婦で避難していた五十嵐久子さん(61)は「やっとです。本当に長かった」。日中は自宅に流れ込んだ土砂の片付けに追われ、夜はくたくたになって避難所に帰り、すぐ布団に潜り込む毎日の繰り返し。「疲れた。とにかく家で普通の生活に戻りたい」と話した。

 ただ、土砂災害への懸念はぬぐいきれず、井手上志津子さん(67)は「今日は帰るが、また雨が降ったらすぐに避難したい。不安は尽きない」と複雑な表情を浮かべた。

 帰りたくても帰れず、当面は避難所で過ごす人も。両親と避難している田尾秀臣さん(38)は「家はまだ寝泊まりできる状態ではない。壁紙や畳の張り替えも必要」と寂しげに語り、避難所を後にする仲間に「お疲れさま」と声をかけて別れていた。

 避難指示・勧告が継続された安佐南区の八木地区などでは今も約900人が避難所生活を送っている。八木地区に自宅がある女性(74)は「今の望みは、畳の上で足を思いっきり伸ばしてゆっくり眠ることだけです」とつぶやいた。

 市は当初、30日にも解除する方針を示していたが、「地域を絞りきれなかった」として解除が31日にずれ込んだため、いったん自宅に帰ったものの再び避難所に戻ってきた人も。会社員の男性(53)は「避難指示や勧告を出すのも遅ければ解除も遅すぎる。実態に全くそぐわない」と嘆いていた。


「1時間70ミリの雨」広島市が予報見落とし
読売新聞 9月1日(月)9時17分配信

 8月20日未明に起きた広島市北部の土砂災害で、大きな被害が発生する1時間以上前に広島地方気象台が出した「1時間に70ミリの雨が降る可能性がある」との予報を、市が見落としていたことが、市への取材でわかった。

 雨量予報は避難勧告の判断材料の一つで、市の見落としが勧告の遅れにつながった可能性がある。

 市によると、20日未明の大雨を受け、午前1時35分に災害警戒本部を設置。警戒本部は同50分、気象台が1分前に発表した「20日中に広島県内の多いところで1時間に70ミリの雨が降る」との予報をファクスで受け取った。職員が仕分け箱に入れたが、警戒本部内の誰にも報告されなかったという。

 一方、午前1時50分には、気象情報会社が「安佐北区、安佐南区の予想雨量は同2~3時に1ミリ、同3~4時に1ミリ未満」と発表。警戒本部は、同社の予報も参考に現地の状況把握を進め、避難勧告の発令を検討していた。


JR可部線が運転再開=住民生活の足、復旧-広島土砂災害
2014年9月1日(月)8時49分配信 時事通信

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土砂災害の被害から復旧し、可部-緑井間で運転を再開したJR可部線=1日午前、広島市安佐南区八木の梅林駅

 広島市北部の土砂災害で、線路への土砂流入により運転を見合わせていたJR可部線の可部-緑井間の運転が1日、再開した。住民の生活の足が12日ぶりに復旧した。
 JR西日本広島支社によると、可部-緑井間には被害の甚大だった安佐南区の八木、緑井両地区があり、線路内への土砂流入と冠水で、災害が発生した8月20日の始発から運転を見合わせていた。
 31日までに水路の整備や土砂を取り除く作業が終わり、試運転を実施。線路の状況や踏切の動作を確認したが異常はなかった。
 通勤で毎日利用する安佐南区八木の会社員、田崎篤さん(32)は「便利さが戻った。復旧してうれしい」とほっとした様子。運休の間は代行バスで通勤していたが、混雑して乗れないことも多かったという。可部駅で下車する高校1年の女子生徒(15)は「学校へ行くのが楽になる。もう少しかかると思っていたので、早く再開して良かった」と笑顔で話した。 


広島土砂災害 避難指示・勧告を一部解除、12万人対象 大雨警報で再発令も
産経新聞 9月1日(月)8時44分配信

 広島市の土砂災害で、市は31日、安佐北区全域と安佐南区の2地域(約12万人)を対象に出していた避難指示・勧告を相次いで解除した。多数の死者が出た安佐南区の八木地区など3地域の約1万3千世帯(3万人)の指示・勧告は継続する。

 市は土石流の発生場所の現地調査結果をもとに今後も解除時期を検討し、解除の見通しが立たない地域で避難を続ける住民の住宅確保を進めていく。

 8月20日未明の災害発生後、避難指示・勧告が出ていたのは安佐北、安佐南両区で計6万3千世帯(約15万人)。解除された地域の避難所では、身を寄せていた住民たちが相次いで自宅に戻る一方、指示・勧告が続く地域では800人余りが避難生活を続けている。

 松井一実市長は会見で、解除後も大雨警報や土砂災害警戒情報が出されれば、ただちに避難指示・勧告を発令する方針を示し、「緊張した状況が続く。住民は気象情報などを収集してほしい」と警戒を呼びかけた。

 土石流が発生した周辺地域の渓流は、国土交通省中国地方整備局が現地調査を実施し、対象183カ所のうち70カ所が最も危険度が高く「緊急避難体制の確保が必要」とする調査結果を30日に公表。70カ所は土石流による甚大な被害が出た安佐南区の八木、緑井両地区や安佐北区の可部、三入両地区に集中していた。

 これを受け、市は70カ所以外の地域を中心に避難指示・勧告の解除を検討してきた。市によると、避難指示・勧告は対象の全地域で一斉に解除するのが通例。だが、今回の土砂災害では二次災害防止の応急措置がとられ、非常時の避難路が確保されているなど条件が整った地域から優先的に解除していくとしている。


広島土砂災害 安佐南区の一部地域も避難勧告を解除
産経新聞 9月1日(月)8時3分配信

 広島市北部を襲った土砂災害で、市は31日午後4時半に安佐南区の山本、長束西両地区に出していた避難勧告を解除した。大きな被害が出た八木地区や梅林、緑井両地区に出している避難指示・勧告は継続する。

 市は同日午前8時に安佐北区全域の避難指示・勧告も解除している。ただ、二次災害の恐れもあることから、今後土砂災害警戒情報や大雨警報などが出た場合は、ただちに指示や勧告を出す方針。避難勧告の解除に伴い、2カ所の避難所を閉鎖する。

 土石流が発生した周辺地域の渓流を調査していた国土交通省中国地方整備局が30日、調査対象の183カ所のうち70カ所が最も危険度が高く「緊急避難体制の確保が必要」とする調査結果を公表。これを受け、市は70カ所以外の地域の避難指示・勧告の解除を検討し、危険性が比較的低く、安全が確認された安佐北区の対象地域を中心に解除することを決めた。


広島土砂災害 市長、1ミリ以下予想で「避難勧告躊躇」
産経新聞 9月1日(月)7時55分配信

 広島市の土砂災害で、現場に雨が降り始めた後に、気象情報会社が広島市に現地の1時間雨量は1ミリ以下とする降雨予想を提供していた問題で、松井一実市長は31日、「(担当官は)そういうこともあって(避難勧告を)躊躇(ちゅうちょ)したということだ」と述べ、発生当日に市の勧告が遅れた原因の一つとの認識を示した。

 松井市長は会見で「現場の担当官が天気をしっかり予測して対応する必要があるとの地域防災計画の基本的な考え方に沿ってやった」とした上で、情報会社の「1ミリ以下」とする降雨予想を受け、現場の担当官が避難勧告の判断に迷った可能性があることを示唆した。


<広島土砂災害>豪雨情報、広島市放置 「1時間70ミリ」
毎日新聞 9月1日(月)7時30分配信

 広島市北部の土砂災害で市の避難勧告発令が遅れたとされる問題で、広島地方気象台が発表した「1時間の雨量が70ミリに上る」などと注意喚起するファクスを、市が見落としていたことが分かった。市によると、災害が発生した20日の午前1時台から、気象台や民間気象情報会社から注意を促す電話が何本もかかっていたが、市が避難勧告を出したのは午前4時15分だった。市が混乱の中で、刻々と変わる情報に対応しきれていなかった実態が浮かび上がった。

 気象台は20日午前1時15分、市が避難勧告を出す指標の一つとしている「土砂災害警戒情報」を出した。気象台によると、同時刻ごろ、担当者が市に電話を入れ、「警戒情報が出ました。危険度が高まっています」と告げた。1時49分には全県を対象に「1時間の降水量は多い所で70ミリに上る」との情報も出した。この情報は市が契約する気象会社からファクスでもたらされたが、市によると他のファクスに紛れ、放置していたという。

 1時57分には気象会社から「安佐南区の積算雨量が100ミリを超えた。朝4~5時までは強い雨が続く見込み」という電話連絡があった。2時36分にも、安佐南区で降雨量を示す5段階の「レベル5になった」、「あと1時間程度は雨脚の強い状況が続く見込み」と相次いで注意を促す連絡があったという。これに先立つ午前1時50分、気象会社は「午前2時以降の時間雨量が1ミリか1ミリ未満」という予報を出していたため、状況の急変を知らせる目的だった。

 市は「100ミリを超えたと言っても避難勧告を出す際の目安(安佐南区八木・緑井地区で160ミリ)には遠いと考えた。最初に『1ミリ程度』の時間雨量予測もあって判断が難しい状況だった」と説明。ファクスの見落としは「河川の水位が急激に上昇しており、対応に追われていた」とし、「1時間に70ミリ」の雨量については「対象が県全域で時間帯も書いていなかったため、仮に気づいていても対策に生かせたかどうかは検証が必要だ」としている。【高橋咲子、入江直樹】


JR可部線が運転再開=住民生活の足、復旧―広島土砂災害
時事通信 9月1日(月)7時19分配信

 広島市北部の土砂災害で、線路への土砂流入により運転を見合わせていたJR可部線の可部―緑井間の運転が1日、再開した。住民の生活の足が12日ぶりに復旧した。
 JR西日本広島支社によると、可部―緑井間には被害の甚大だった安佐南区の八木、緑井両地区があり、線路内への土砂流入と冠水で、災害が発生した8月20日の始発から運転を見合わせていた。
 31日までに水路の整備や土砂を取り除く作業が終わり、試運転を実施。線路の状況や踏切の動作を確認したが異常はなかった。 


〔JR西日本〕大雨災害で一部不通の可部線、全線運転再開
レスキューナウニュース 9月1日(月)6時0分配信

可部線は、8月20日からの大雨災害により、緑井~可部駅間の運転を見合わせていましたが、本日の始発から12日ぶりに全線で運転を再開します。

可部線の緑井~可部駅間では8月20日未明の大雨により、七軒茶屋~梅林駅間で線路冠水、梅林駅で土砂流入、上八木~中島駅間でのり面崩壊などの被害が発生し、復旧作業が行われていました。

■運転状況の推移
 8月20日 大雨の影響で始発から全線で運転見合わせ。昼過ぎより広島~緑井駅間は運転を再開。
 8月23日 緑井~可部駅間でバス代行輸送を開始。
 8月29日 9月1日始発から運転を再開すると発表。
 9月 1日 始発より全線で運転再開。


訓練中止、縮小相次ぐ=土砂災害で広島や隣県
時事通信 9月1日(月)5時34分配信

 広島市で起きた土砂災害を受け、広島県は3日に予定していた一斉防災訓練の中止を決めた。参加予定だった関係機関が被災地の復旧に追われているためで、消防などが応援に加わった山口県も実施を見送っている。
 一斉防災訓練は地震の発生を想定し、3日午後2時に開始予定だった。個人や学校、企業の参加者に「地震発生」を伝えるメールを送り、机の下に身を隠すなど安全行動を取ってもらうことにしていた。同日は福山市などと救援物資の配送訓練も計画していたが、いずれも取りやめた。
 広島市が3日に予定していた総合防災訓練を中止したほか、竹原市も6日の実施を見送った。山口県は8月24日に約2000人が参加予定だった訓練を中止し、岡山県も31日の訓練で規模を縮小するなど、影響は県外にも及んだ。 


「1時間70ミリ」見落とす=市、情報ファクス放置―避難勧告に生かせず・土砂災害
時事通信 9月1日(月)2時31分配信

 広島市で大雨による土砂災害が発生した20日未明、広島地方気象台の発表した「多い所で1時間70ミリ」という同日の雨量予測のファクスを、同市が見落としていたことが31日、分かった。避難勧告を出す判断材料となった可能性があり、市が経緯を調べている。市の担当者は「資料は残っているが、情報を見た記録はない。結果として情報が生かされなかったのは事実だ」と話している。
 気象台は20日午前1時15分、避難勧告を出す指標の一つとなる「土砂災害警戒情報」を広島市と広島県廿日市市に発表。同49分には「大雨と落雷に関する広島県気象情報」として、県全域を対象に、非常に激しい雨を示す「1時間70ミリ」の予測を発表し、土砂災害への警戒を改めて促した。
 市はこの雨量予測を民間業者からファクス受信していたが、大量のファクスに紛れ見落としたという。情報はこの時点で「広島県防災Web」にも掲載されていた。 


<広島土砂災害>笑顔と戸惑い交錯 避難指示勧告一部解除
毎日新聞 8月31日(日)21時47分配信

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避難指示が解除された広島市安佐北区可部東の住宅。床の下に土砂が入り込み、近所の人たちが力を合わせて後片付けを手伝っていた=広島市安佐北区可部東で2014年8月31日午前11時18分、丸山博撮影

 広島市北部の土砂災害で15万人に発令された避難勧告・指示が31日、ほとんどの地域で解除された。だが、解除された地域でも家が壊れるなどして帰れない人は多く、依然、900人が避難生活を続けている。不安から避難所にとどまる人もいて、避難所には安堵(あんど)と戸惑いが入り交じった。

 31日午前7時40分ごろ、20人弱が避難していた可部小(安佐北区)で、体育館に置かれたテレビから「午前8時に解除」という情報が伝えられた。数人がテレビの前に集まり、画面を食い入るように見つめた。間もなく、市職員が体育館中央で「全面解除されました」と大声で発表内容を読み上げた。

 発表を見越して、荷物をまとめにかかっていた同区可部東6の五十嵐悦治さん(64)の自宅は、避難指示地域だった。昼は自宅、夜は体育館で寝泊まりする毎日だった。「今晩は、家の布団で寝られる」と、ほっとした表情を浮かべた。家の前に着くと、土のうをまたいでドアを開け、「自宅で(市内に住む)孫の面倒を見られる」と笑顔をみせた。

 一方、8人がいた三入東小(同区)では、体育館前方のテレビからニュースが流れると、「えっ」と驚きの声が上がった。同区可部町桐原では山肌が見え、住民らは危険と感じていたからだ。桐原に住む倉川洋視(ひろみ)さん(73)は家の損傷は小さいが、「危険だと思うので帰らない」と慎重だった。

 自宅の被害が大きく、解除を受けても帰宅できない住民も多い。可部東5の山下功さん(75)の自宅は1階部分が全壊しており、「帰りたくても帰れない」と言葉少なだった。

 不安が渦巻く中、不確かな情報も流れた。避難者が多い梅林小(安佐南区)で同日、住民の女性が心配そうな表情で話していた。「今日の昼から、県の説明会がある。いよいよ『ここを出て行ってくれ』と言われるようだ」。だが、説明会では、無償提供される国家公務員宿舎などの入居手続きが説明されただけだった。

 勧告・指示の解除でボランティアの活動範囲も広がった。これまで、避難勧告地域では安全に留意しながら活動し、避難指示地域では活動禁止とされていた。この日朝から解除された安佐北区では、前日より2割多い1046人を受け入れた。安佐北区災害ボランティアセンターの三村誠司センター長(51)は「ボランティアの力は大きい。被災者の生活再建がさらに進むだろう」と期待した。

 避難指示地域だった可部東6の大野雄二さん(77)方では、約30人のボランティアが自宅前の土砂やがれきを取り除いた。玄関前はまだ約1メートルの土砂で埋まっているが、大野さんは「夫婦2人では、どうにもならなかったから助かる」と話していた。【大森治幸、長宗拓弥、岡崎英遠】


<広島土砂災害>避難勧告解除 安佐北区、南区の12万人
毎日新聞 8月31日(日)21時44分配信

 広島市は31日、同市安佐北区と安佐南区で約15万人に発令していた避難勧告・指示のうち、約12万人への勧告・指示を解除した。被害が大きかった安佐南区の一部(梅林、八木、緑井の各小学校区)約3万人については勧告・指示を継続する。解除された地域でも今後、大雨警報が出れば避難勧告、土砂災害警戒情報が出れば避難指示をそれぞれ出す方針で、市は気象情報や避難経路の確認を呼びかけている。

 市は▽今後1週間でまとまった降雨がない見込み▽土の中の水分量が下がっている▽2次災害の危険がない--の要件をクリアし、大雨の際の避難経路が確保されていることも確認できたとして、解除を決めた。残る地区については、安全が確認された場所から徐々に解除していく。

 記者会見した松井一実市長は「解除された場所も完全に安全というわけではない。緊張した状況が続くと受け止めてほしい」と話した。【寺岡俊】


安佐南の一部と安佐北、避難指示・勧告を解除
読売新聞 8月31日(日)21時7分配信

 広島市北部の土砂災害で、市は31日、安佐北、安佐南両区の15万131人に出していた避難指示・勧告のうち、安佐北区全域と安佐南区の一部の12万274人について、8月20日の発生から11日ぶりに解除した。

 被害が大きかった安佐南区の八木、緑井、梅林3地区の2万9857人への避難指示・勧告は継続し、避難経路などを確認した上で順次、解除を検討する。

 市は解除の理由について、〈1〉国土交通省の渓流調査で小雨であれば危険度が低いと判定された〈2〉避難場所への経路が確保された〈3〉今後1週間は大雨がないと見込まれる――などと説明。そのうえで、大雨が降ると二次災害の危険があるため、当面は、大雨警報で避難勧告、土砂災害警戒情報で避難指示を再び出す。

 指示・勧告を継続する3地区では、避難経路確保や、国交省の渓流調査で危険度が高いとされた場所の補強措置などを確認し、より細かい範囲ごとに解除を検討する。ただし、被害が甚大で土砂の撤去が進んでいない地区では、指示・勧告が長期化する可能性もある。


5日までに住宅確保=広島の被災者に―西村内閣府副大臣
時事通信 8月31日(日)20時58分配信

 政府は31日午後、8月豪雨に関する非常災害対策本部会議を開いた。現地対策本部長として広島市入りしている西村康稔内閣府副大臣はテレビ会議方式で参加し、「9月5日までに皆さんが新しい住居、新たなステップに移ってもらえるよう全力を挙げたい」と述べ、同市の避難所で暮らす被災者向けに住宅の早期確保に努める考えを示した。
 内閣府によると、避難所に身を寄せる住民は31日午後3時現在、905人。政府などがこれまでに確保できた公営住宅などは830戸で、うち300戸が入居済みという。 


広島、避難勧告・指示を一部解除
2014年8月31日(日)20時42分配信 共同通信

 広島市は31日、土砂災害で約15万人を対象として出していた避難勧告・指示のうち、約12万人に対する勧告・指示を解除した。土砂の撤去が進み、再び大雨が降ったとしても避難できる状況が整ったためと説明。解除した地区に対しても、大雨警報や土砂災害警戒情報が出された場合は、再び避難勧告・指示を出す方針だ。

 記者会見した松井一実市長は「まだ緊張した状況が続く。今後も気象情報に注意し、河川の急な増水など危険を感じた場合は早めに避難してほしい」と呼び掛けた。

 安佐北区では出されていた地区全てで解除。安佐南区では一部地区の解除にとどまった。


広島市、安佐南区の一部の避難勧告を解除
読売新聞 8月31日(日)17時31分配信

 広島市北部の土砂災害で、市は31日午後4時30分、安佐南区の4万4251人に出していた避難指示・勧告のうち、長束西、山本両地区の計1万4394人の勧告について解除した。

 被害が大きかった八木、緑井地区などは継続する。


JR可部線で試運転
2014年8月31日(日)17時26分配信 共同通信

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 運行再開に向け試運転するJR可部線の電車=31日午後、広島市安佐南区八木

 広島市の土砂災害で、JR西日本は31日、被災後に運転を見合わせていたJR可部線の緑井―可部間で電車の試運転を実施した。土砂の流入や冠水の被害を受けた設備の状況を確認するためで、9月1日から運転を再開する。

 電車は緑井―可部間の約7キロを4往復し、最徐行の時速15キロから通常の速度まで上げて走行。JR西の社員約15人が乗車し、線路の状態や踏切の動作を点検した。

 安佐南区内では約100メートルにわたり線路が冠水した場所もあり、30日にようやく線路下にたまった土砂を除去した。


安佐南区一部除き避難解除=二次災害の恐れ低下―広島市の土砂災害
時事通信 8月31日(日)16時33分配信

 広島市北部の土砂災害で、市は31日、安佐南区と安佐北区の住民約15万人に継続していた避難指示・勧告のうち、安佐北区全域の約10万5000人について解除した。安佐南区の2地区約1万4000人への勧告も解いた。国土交通省による災害現場付近の危険度調査などを踏まえ、二次災害の恐れは低いと判断した。
 同省の緊急災害対策派遣隊が183の渓流を調査。危険度が高く緊急避難が求められる渓流が安佐北区で43、安佐南区で27あった。しかし、安佐北区側ではこれらの場所に住宅が密集しておらず、今後の大雨で土石流などの危険が高まった場合も、住民の事前避難が可能と判断した。
 安佐南区についても、危険な渓流から離れた区域などは現地を確認した上、避難対象から除外した。
 ただ、災害発生時に勧告・指示が間に合わなかった反省を踏まえ、当面は大雨警報発令時に即、避難勧告を出し、土砂災害警戒情報に合わせ避難指示を出すことを決定した。
 同日午前の臨時記者会見で松井一実市長は「解除に伴い自宅などに戻られる避難者の皆さまは、今後の気象情報に十分留意いただきたい」と呼び掛けた。
 避難指示・勧告が続くのは、安佐南区八木、緑井、梅林の3地区で対象者は約2万9000人。同日午後3時現在で、4カ所の避難所に800人以上が身を寄せる。 


「やっと家で寝られる」=勧告解除に安堵―避難所とどまる人も・広島土砂災害
時事通信 8月31日(日)12時53分配信

 「やっと家で寝られる」。避難指示・勧告がようやく解除された広島市安佐北区では31日、安堵(あんど)の表情を浮かべ、避難所を出て自宅に戻る人の姿が見られた。一方、新たな災害を懸念し、避難所にとどまる人もいた。
 市立可部小学校の避難所では、午前7時40分ごろテレビのニュースが流れ、同8時に職員から正式に解除が伝えられた。五十嵐悦治さん(64)は「慣れた布団で寝られるのが一番」と顔をほころばせた。妻とともにいそいそと荷物を片付け、わが家に急いだ。
 一方、形部淳一さん(58)は「まだ土砂で通れない道も多い。何かあったら逃げられない」と不安顔。「今の状況での解除は無責任では」と疑問を投げ掛け、当面避難所で過ごすと話した。 


安佐北区の避難解除=二次災害の恐れ低下―広島市の土砂災害
時事通信 8月31日(日)11時56分配信

 広島市北部の土砂災害で、市は31日午前、安佐南区と安佐北区の住民約15万人に継続していた避難指示・勧告のうち、安佐北区全域の約10万5000人について解除した。国土交通省による災害現場付近の危険度調査などを踏まえ、安佐北区内では二次災害の恐れは低いと判断した。同区内では同日午前6時時点で、103人が避難所に身を寄せていた。安佐南区についても、段階的に解除していく方針。
 同省の緊急災害対策派遣隊が183の渓流を調査。危険度が高く緊急避難が求められる渓流が安佐北区で43、安佐南区で27あった。しかし、安佐北区側ではこれらの場所に住宅が密集しておらず、今後大雨が降って土石流などの危険が高まった場合も、住民が事前に避難することが可能と判断したという。
 ただ、災害発生時に勧告・指示が間に合わなかった反省を踏まえ、当面は大雨警報発令時に即、避難勧告を出し、土砂災害警戒情報に合わせ避難指示を出すことを決定した。
 同日午前の臨時記者会見で松井一実市長は「解除に伴い自宅などに戻られる避難者の皆さまは、今後の気象情報に十分留意いただきたい」と呼び掛けた。
 依然、900人以上が避難所に身を寄せる安佐南区については、「被害が面的に広がっており、避難経路も確保できていない。道をつくり上げておかないと話が進まない」と述べ、復旧作業の進行状況を見て解除時期を判断する意向を示した。 


復旧に向け次のステップへ=避難解除で松井広島市長
時事通信 8月31日(日)11時6分配信

 広島市安佐北区の避難解除について、松井一実市長は31日の記者会見で、「(復旧に向けた)次へのステップに進んでいただきたい。これから大変だと思うが、市もできる限りの支援はやる」と話した。
 市長は同区について、安佐南区に比べ、被害が比較的軽微だと指摘。「復旧対応への柔軟な動きができるような対応を早くやってほしいとの要望があった」と解除の理由を説明した。
 避難解除により、ボランティアの活動範囲も拡大する。市長は「30日は3265人だったが、さらに多くのボランティアから申し出があると思う。活動を的確にするため、(ボランティアセンターの)態勢に配慮する」と話した。
 一方で、解除は復旧作業のための措置だと述べ、「極めて緊張的な状況が続くと受け止めてほしい。完全に安心ではない」と注意を促した。 


勧告伝達、消えない不安=対策示せず、住民任せ―広島土砂災害
時事通信 8月31日(日)11時1分配信

 広島市を襲った土砂災害の発生から11日、被災地に出されていた避難指示・勧告の一部が、ようやく解除された。市は勧告の遅れを受けて発令の手順を見直したが、住民への伝達方法についての改善策は示せていない。「とにかく早く逃げられるよう、情報を」と求める住民の不安は消えない。
 市の地域防災計画では、避難勧告が発令されると、屋外スピーカーでサイレンを鳴らし広報車で巡回するほか、防災無線を通じて住民に避難を呼び掛けると規定している。
 しかし、屋外スピーカーは安佐南区全体で11カ所しかなく、設置場所も駅や役所に集中していた。自宅に土砂が流れ込んだ女性(53)は「激しい雨と雷で外の音は全く聞こえなかった。山が崩れた音にも気付かないのに、呼び掛けがあっても聞こえたとは思えない」と振り返る。
 自宅に防災無線がある家もほとんどなく、大半の地域では、受信機を渡された地区の自主防災会長らが、戸別訪問や電話で住民に伝えることになっている。被害の大きかった安佐南区八木の町内会長(76)は「受信機を持つ防災役員は当日不在だったし、寝ていて気付かない場合もある。そうしたケースの対応は何も決まっていない」と指摘。さらに「停電だったし、知らせて回る間に土石流に巻き込まれたかもしれない」と、手順にも疑問を投げ掛けた。
 伝達方法について市は具体的な改善策を示せず、「問題点は検証するが、個人で気象情報などを入手してほしい」とするばかり。隣家が全壊したという男性(53)は「緊急事態に役所は間に合わない。結局自分で気を付けるしかない」と話した。 


広島土砂災害、避難を一部解除
2014年8月31日(日)9時4分配信 共同通信

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 土砂災害の避難勧告・指示の一部解除を受け、避難所の後片付けをする女性=31日午前、広島市安佐北区

 広島市の土砂災害で、市は31日、安佐北、安佐南の両区の計約15万人を対象とした避難勧告・指示のうち、安佐北区の約10万6千人に出していた勧告・指示を午前8時に全て解除した。

 安佐南区の約4万4千人に対する避難勧告・指示は、緊急時の安全確保体制が整っていないため継続する。市は解除後も、大雨警報や土砂災害警戒情報が出された場合は、再び避難勧告・指示を出す方針。

 記者会見した松井市長は「まだ緊張した状況が続く」と話した。

 この日も、警察や消防、自衛隊は行方不明者2人の捜索を続行。被災した各地区にボランティアが大勢訪れ、泥のかき出し作業などを手伝った。

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