« 宮城沖地震に関するニュース・1737,2014年8月26日 | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1738,2014年8月27日 »

2014年8月26日 (火)

広島で豪雨による土砂崩れ、70人死亡、不明者は18人に・11

広島市北部の安佐南、安佐北両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、10カ所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ。

広島県警によると、この土砂崩れ70人が死亡し、調査が進むにつれ、行方不明者は18人になったほか、けが人も多数出ており、自衛隊・消防隊などが救出や捜索を続けている。

5番目のニュース
6番目のニュース
7番目のニュース
8番目のニュース
9番目のニュース
10番目のニュース

リンク:<広島土砂災害>発生から1週間 死者70人不明者18人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>雨続き平年の3.6倍にも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:児童犠牲の小学校で授業再開=体育館は避難所、テレビで朝会―広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死者70人に、懸命の捜索続く - 速報:@niftyニュース.
リンク:広島土砂災害、死者70人に…行方不明は18人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 再建支援金の支給に課題 地震想定「適用要件見直しを」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島・治山ダム、土砂災害地区で機能喪失状態に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 土石流の高さ3メートル、堆積量は伊豆大島の3倍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害1週間 アパートごと消えた笑顔 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:不明20人超、引き続き捜索=発生1週間、死者66人―広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>懸命の捜索1週間 死者66人、不明21人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害、陸自の捜索は長期的に…防衛相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>傷あまりに深く 27日で1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 押し流された8人の生活…失われた街「八木3丁目」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 5小学校が授業再開を延期 通学路の安全確保できず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:不明20人超、懸命捜索=被害甚大、死者66人に―土砂災害、27日で1週間・広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 大阪府が警戒区域指定前倒しへ 広島の被害規模から判断 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:復旧程遠く「先見えない」=際限ない泥、撤去作業進まず―広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島市、災害6日目に「行方不明者」公表 「プライバシーに配慮した」、それとも「遅すぎた?」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死者63人に、行方不明は25人…広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>空き巣で外国人犯罪の情報ない 広島県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死者63人、不明25人に=被害甚大地区を重点捜索―広島土砂災害、27日で1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 救助犬、泥だらけで捜索…隊員「救出への気迫を感じた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 がれきの山に「圧倒された」…阪神大震災ほうふつ、被災地の惨状 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島市に交付税前倒し配分=総務省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 泥だらけの名刺入れ、古い記念写真…思い出の品探す人々の思い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>死者60人に 不明は26人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>医師父子が奮闘 地元の患者放っておけぬ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>短時間で多数の死者 21日以降救出なく - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土石流、最高時速100キロ超か=1分未満で住宅地襲う―専門家が分析・広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:松井広島市長、勧告遅れ認める=夜間対応のマニュアルなし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:2遺体発見、死者60人に - 速報:@niftyニュース.
リンク:死者60人に、行方不明者26人…広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死者60人、不明26人に=捜索難航、避難長期化も―雨で一時中断―広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<広島土砂災害>発生から1週間 死者70人不明者18人に
毎日新聞 8月27日(水)11時55分配信

Photo_6
土砂災害現場に供えられた花束。周辺は土砂に流された大きな岩や流木がそのままになっていた=広島市安佐南区緑井で2014年8月27日午前9時37分、三浦博之撮影

 広島市北部の土砂災害は、27日で発生から1週間となったが、行方不明者は依然18人残っており、被災地ではこの日も警察や消防、自衛隊などが約3000人態勢で捜索を続けた。避難生活も継続しており、同日朝現在、1383人が避難所で寝起きしている。

 広島県警は同日、新たに男性2人、女性2人の遺体が見つかり死者は70人になったと発表した。また、収容されていた遺体のうち3人の身元が判明。3人は、市の公表した行方不明者リストに含まれており、同市安佐南区八木3の会社員、古井滋さん(42)と妻でパート従業員、香織さん(39)、娘で中学3年の志津さん(15)だった。これで身元が判明した死者は56人、行方不明者は18人となった。

 一方、県警などがこれまでに発表した死者・行方不明者の出た場所を地図上に配置すると、人的被害が出た場所は住宅地と裏山が接する山際から数十メートルの、極めて狭いエリアに集中していることが分かってきた。

 例えば、甚大な人的被害の出た同市安佐南区の八木、緑井両地区では、地域一帯が泥混じりの土砂に覆われ、山際から300メートル以上離れたJR可部線の線路まで泥に埋まったが、死者や行方不明者が出た場所は、山際から約50メートルまでの家屋に集中。大きな土石流があった場所だけ山麓(さんろく)まで被害が出ていた。広島県が公表する危険箇所図(ハザードマップ)の被害想定区域とほぼ重なる。行政が出す避難勧告や避難指示は広いエリアが対象となるが、人的被害を避けるには自分が住む場所の危険性を認識して自主避難するなどの方策が重要となりそうだ。【田辺佑介、入江直樹、石川裕士】


<広島土砂災害>雨続き平年の3.6倍にも
毎日新聞 8月27日(水)11時50分配信

Photo_5
捜索活動が行われている土砂災害現場にはランドセルなど住民の持ち物が集められていた=広島市安佐南区八木で2014年8月27日午前7時53分、宮間俊樹撮影

 広島市北部の土砂災害被災地周辺は、直接の引き金となった8月19日夜から20日未明にかけての豪雨前後も雨の多い天候が続いている。被災地に近い広島市安佐北区三入(みいり)の8月1~25日までの降雨量は521.5ミリと平年の8月1カ月分(143.1ミリ)の約3.6倍に上った。2次災害の恐れがあり、行方不明者の捜索や復旧作業がたびたび中断するなど大きな支障が出ている。

 8月の天候不順は全国的な傾向だ。気象庁によると、7月末から8月上旬にかけて偏西風が平年より北寄りに流れた。この影響で8月上旬に台風12号、11号が相次いでゆっくり北上。暖かく湿った空気が日本列島に流れ込んだ。

 8月中旬になると、日本上空で偏西風が蛇行し、列島西側に気圧の谷ができる「西谷」と呼ばれる気圧配置になった。このため日本海側で前線が停滞。北側の冷たい空気と南西からの暖かく湿った空気がぶつかり、大気が不安定な状態になっている。

 7月28日から8月26日までの30日間の日照時間は、西日本の多くの地点で平年の4~6割にとどまった。特に日照時間が少なかったのは▽広島県北広島町68.4時間(平年の37%)▽岡山県津山市69.4時間(同39%)▽徳島県三好市70.5時間(同43%)など。30日間の合計降雨量は、高知県香美市で平年比6.3倍の2377.5ミリを記録。西日本を中心に多い所で平年の2~6倍だった。今後1週間は北日本から西日本にかけて雲が広がりやすく、局地的な豪雨への警戒が必要だ。【寺岡俊、椋田佳代】


児童犠牲の小学校で授業再開=体育館は避難所、テレビで朝会―広島
時事通信 8月27日(水)11時25分配信

 広島市の土砂災害で、2歳の弟とともに土砂にのまれ犠牲になった小学5年平野遥大君(11)が通っていた安佐南区山本の市立山本小学校では27日、夏休み後の授業が再開された。体育館が避難所になっているため、テレビ画面を通じて朝会が開かれ、児童らが遥大君の死を悼んだ。
 遥大君は3人兄弟の長男。一緒に亡くなった一番下の弟都翔ちゃん(2)の面倒をよく見ていたといい、吉岡克弥校長は「穏やかで心配りができた。サッカーが得意で、ボールを蹴る姿をよく見た」と振り返る。
 朝会で2人の死が伝えられ、全校児童らが1分間の黙とう。その後、吉岡校長が「以前の明るい楽しい学校生活を改めてつくっていきたい。遥大君と都翔ちゃんがにっこりと笑って見てくれている」と語り掛けた。
 学校側は、児童の様子に大きな変化はないとしているが、スクールカウンセラーを配置するなどして対応していく。山本小には同日午前の時点で、同小の児童を含む5世帯19人が避難。土砂災害の影響で一部通学路が変更になるなどしたが、児童たちは通学路で見守る多くの保護者や教員らとあいさつを交わしながら登校した。 


死者70人に、懸命の捜索続く
2014年8月27日(水)10時18分配信 共同通信

Photo_3
 発生から1週間を迎え、捜索が続く広島市安佐南区八木の土砂崩れ現場=27日午前9時2分、共同通信社ヘリから

 広島市の土砂災害から1週間が経過した27日、広島県警は新たに4遺体を発見し、死者が70人になったと発表した。すでに見つかっていた死者のうち、安佐南区八木、会社員古井滋さん(42)と妻の香織さん(39)、娘で中学3年の志津さん(15)の身元が確認された。行方不明者は18人となった。

 警察や消防、自衛隊は被害の大きい安佐南区の八木、緑井の両地区を中心に懸命の捜索を続けた。避難所では依然として住民1400人近くが生活している。

 約20人が避難している安佐南区の山本小では、避難所となっている小学校として初めて、27日に授業を再開した。


広島土砂災害、死者70人に…行方不明は18人
読売新聞 8月27日(水)9時37分配信

 広島市北部の豪雨に伴う土砂災害で、広島県警は27日、安佐南区八木3で3人、同区八木4で1人の遺体が見つかり、死者は70人、行方不明者は18人になったと発表した。

 死者のうち、身元が判明しているのは新たな3人を含め56人。


広島土砂災害 再建支援金の支給に課題 地震想定「適用要件見直しを」
産経新聞 8月27日(水)9時10分配信

 広島市の土砂災害で、安佐北、安佐南の両区役所に設置された支援総合窓口には被災者が訪れ、罹災(りさい)証明書の発行や被災者生活再建支援法に基づく支援金の支給手続きを進めている。ただし支給には要件があり、建物の損壊状況によっては支給されない可能性も。適用要件の見直しを求める専門家も少なくない。

 「被災者生活再建支援法は地震被害を想定しており、土砂災害は念頭に入っていない」。阪神大震災から被災者支援に取り組んできた津久井進弁護士は現行制度の限界を指摘する。

 平成10年に成立した同法は東日本大震災や多くの豪雨災害でも適用され、生活再建費用(支援金)が被災者に支給されてきた。

 しかし土砂災害の場合には問題が生じる。「家屋の一部が損壊しても、行政の調査で『居住可能』と判断されれば、支給対象から外れる」(広島県担当者)ためだ。

 支援金の額も十分とはいえない。支援金は「基礎支援金」(最高100万円)と、新築や補修など住宅の再建方法に応じて別に支払われる「加算支援金」(同200万円)があるが、支給額が最大となる「2人以上の世帯が新築する」場合でも、支給額は300万円。1人世帯なら4分の3に減額される。

 津久井弁護士は「適用要件の見直しが必要だが、そもそも局所災害への支援は、国の一律の制度では限界がある。支援が届かない被災者らへの支援策を盛り込んだ条例を自治体が独自に制定したり、基金制度を創設するなどしてフォローすべきだ」としている。


広島・治山ダム、土砂災害地区で機能喪失状態に
読売新聞 8月27日(水)8時46分配信

 広島市北部の土砂災害で、土石流が発生した沢筋にある広島県設置の治山ダム16か所のうち、14か所が損傷したり土砂で満杯になったりして機能喪失していることがわかった。

 土石流の勢いを弱めるのに一定の効果を果たしたとみられるが、再び土石流に襲われれば、下流に大きな被害が出る恐れがある。

 周辺の森林保護を目的とした治山ダムは、土石流対策で設けられる砂防ダムに比べて小規模だが、数が多く、同県内には約4500か所ある。県は災害後、被災地域のダムを調査した。

 安佐南区八木地区に1972年度に建設されたダムは、上部のコンクリートが幅約40メートル、高さ1~2・5メートルにわたって崩落。他の13か所も土砂や木ぎれがダムを埋め、土石流を受け止める能力がなくなっていた。近づけず、調査できなかったダムも1か所あった。


広島土砂災害 土石流の高さ3メートル、堆積量は伊豆大島の3倍
産経新聞 8月27日(水)7時55分配信

 広島市の土砂災害で甚大な被害をもたらした土石流の実態が、現地調査で明らかになってきた。斜面から流れ出た土石流は時速約40キロに達し、瞬間的には144キロのスピードだった可能性も指摘されている。

 現地調査を行った砂防学会によると、被害があった安佐北区三入南地区の斜面では土石流の高さは3メートルとみられ、流速は時速40キロに達したと試算している。

 今回の土砂災害で最も被害が大きかった安佐南区八木3丁目の土石流については、広島工業大の菅雄三教授(測量学)が衛星写真などから分析。平均速度は時速40キロ弱だったが、瞬間的には時速144キロに達した可能性があると指摘した。土石流は直径数メートルの岩とともに急斜面を一気に駆け下り、1分未満で住宅などをのみこんだとみられる。

 国土交通省によると、国内での土石流の速度は時速20~40キロのケースが多い。36人が亡くなり、3人が行方不明となった昨年10月の伊豆大島(東京都大島町)での土石流は、最大時速60キロだったことが京大防災研究所の調査で判明している。当時の調査に携わった新潟大の福岡浩教授(地滑り学)は「時速60キロで流れる土石流の破壊力はすさまじく、住宅はひとたまりもない」と指摘している。

 今回の災害では土砂の堆積量の多さも目立つ。伊豆大島の元町付近でたまった土砂は東京都の推計で約17万立方メートルだったのに対し、被害の大きい安佐南区緑井など4地区での土砂堆積量はその3倍近い計約50万立方メートルに上っている。


広島土砂災害1週間 アパートごと消えた笑顔
産経新聞 8月27日(水)7時55分配信

Photo_2
土砂やがれきの中から、行方不明者の思い出の品を捜す人たち=26日午後、広島市安佐南区緑井(撮影・鴨川一也)(写真:産経新聞)

 ■押し流され…「一刻も早く救い出す」

 土石流の流れの真ん中に1棟のアパートがあった。広島市安佐南区八木3丁目の2階建て賃貸物件「ルナハイツ」。土砂災害はここで暮らす8人の生活も、建物ごと押し流してしまった。27日で発生から1週間。2人が死亡、まだ6人が安否不明となっている。

 愛犬のプードルを連れて、三好千賀子さん(48)と長女の麗奈さん(22)は今春、201号室に移り住んだ。

 夫と離婚してから、千賀子さんは居酒屋の店長として働き、女手一つで子供を育てた。麗奈さんも就職し、家で2人でいる時間を大切にしたいと、千賀子さんは早く帰宅できる病院の売店に職場を変えた。

 20日午前2時半ごろ、雨脚はさらに強まった。タクシー運転手、木場良介さん(64)はルナハイツのすぐ近くの自宅に戻る際、側溝の水があふれそうになっていたのを覚えている。

 近所に住む池田勝豊さん(72)はその頃、空気の変化を感じていた。「むしり取った、雑草の根っこの土の臭い」。災害の前兆現象だった。午前3時半ごろ、土石流は猛烈な勢いで斜面を駆け下りた。

 三好母娘の隣の202号室には、6月に一緒になったばかりの新婚夫妻が住んでいた。

 看護師の石川仁美さん(37)は小児科で働いていた。夫のことを同僚に聞かれ、「優しい人なの」と幸せそうに話していた。夫の史郎さん(42)はグループホームの管理者として認知症のお年寄りをサポートしていた。根は優しいのに、スタッフを一人前にするため「わざと憎まれ役を買って出る」(同僚)。そんな人柄だった。

 「八木3丁目だし、危ないかもしれない」。広島ホームテレビの幹部は20日朝、安否確認の取れないディレクターの身を案じた。

 102号室の松枝隆弘さん(39)。もともとフリーランスでテレビ制作に携わり、ホームテレビには別会社から派遣され、念願のディレクターとして報道番組にも携わった。最近になって婚約者の樋口奈緒子さん(37)と同居生活を始めた。

 ルナハイツがあった場所には泥と岩しかなかった。若松順二さん(51)=香川県東かがわ市=は発生当日から毎日、妻と捜索現場に通い続けている。

 101号室に次女のみなみさん(28)の新居があった。3姉妹の真ん中のおっとりさん。「若松家の癒やしだった」という。

 短大卒業後に上京し、職場の上司だった湯浅康弘さん(29)と昨年10月に結婚。今年7月に夫の故郷である広島に来た。妊娠7カ月だった。

 若松さんはブルーシートに包まれて遺体が運び出されるたび、駆け寄って確認する。「重たくて暗い土の中から一刻も早く救い出して、きれいにしてあげたいんです」

 102号室の松枝さんと樋口さんは、死亡が確認された。


不明20人超、引き続き捜索=発生1週間、死者66人―広島土砂災害
時事通信 8月27日(水)5時12分配信

 広島市北部の豪雨に伴う土砂災害で、広島県警、自衛隊、消防は27日も引き続き行方不明者の捜索に当たった。20日未明の発生から1週間。依然20人以上と連絡が取れない状況が続いている。
 県警によると、死者は66人。少なくとも21人が行方不明になっている。
 死者の大半は安佐南区の八木と緑井の2地区に集中しており、連絡が取れない21人も両地区の住民。自衛隊などは連日、この地域を捜索している。県警は27日から、この春、警察学校に入校した初任科生と本部の内勤警察官計約300人を現場に派遣することを決めた。
 市は安佐南、安佐北両区の15万人に対する避難指示・勧告を継続しており、26日も住民1400人以上が避難所に身を寄せた。 


<広島土砂災害>懸命の捜索1週間 死者66人、不明21人
毎日新聞 8月27日(水)0時28分配信

 広島市北部の土砂災害は、27日で発生から1週間。広島県警は26日、新たに男性4人、女性4人の遺体が見つかり死者は66人になったと発表した。また、収容されていた遺体のうち7人の身元が判明した。7人は、広島市が25日に行方不明者として公表している28人に含まれており、同市安佐南区八木4のパート従業員、池田恵津子さん(63)▽同区八木3の会社員、松枝隆弘さん(39)▽同、会社員、広兼龍典さん(62)▽同、冨永真由美さん(55)と娘の美奈子さん(31)▽同区緑井7、無職、竹内純子さん(80)▽同、無職、佐々木多喜子さん(66)だった。これで行方不明者は21人となった。

 広島市災害対策本部などによると、26日も断続的に雨が降る中、県警や市消防、自衛隊などが約3000人態勢で行方不明者の捜索を続けたが、時折雨が降る不安定な天候が続いており、捜索は難航している。

 また安佐南、安佐北両区で約15万人を対象に出されている避難勧告や避難指示は継続中。11の避難所で計約1400人が避難生活を続けている。断水や停電も一部地域で続いており、避難生活の長期化が懸念されている。【入江直樹、田辺佑介、石川裕士】


広島土砂災害、陸自の捜索は長期的に…防衛相
読売新聞 8月26日(火)22時52分配信

 小野寺防衛相は26日、広島市の土砂災害現場を視察し、陸上自衛隊による捜索について、「かなり長期的な活動が必要になる」との見通しを示した。

 ただ、現状の約800人態勢に関しては、「捜索範囲はかなり絞られており、狭い場所にこれ以上多くの隊員を入れられない」とした。

 小野寺防衛相は、陸自が被災者向けに風呂を設置した安佐北区の市立三入小学校も訪れ、住民に「東日本大震災で私も自宅を流された。お風呂に入れば元気になるのでぜひ利用を」と語りかけた。


<広島土砂災害>傷あまりに深く 27日で1週間
毎日新聞 8月26日(火)22時46分配信

 死者の数が60人を超えた広島市の土砂災害から27日で1週間。行方不明者が集中する同市安佐南区八木地区では重い泥をかき分けるようにして捜索が続く。遺体が見つかる度、「もしや……」と目を凝らす親族や知人たち。疲れは心身ともピークに達している。

 広島の土砂災害で最大の被害を受けた広島市安佐南区八木3で、アパートの一室に暮らす母娘が行方不明になっている。4月末に新築された2階建ての「ルナハイツ」(4室)。1棟丸ごと土石流で流され、2組の新婚夫婦を含む4世帯8人が流されたとみられるアパートだ。母娘2人が笑顔で写るプリントシールには「なかよし~」の文字。安否を気遣う娘の祖母は「ご飯ものどを通らない」と疲れ切った表情で話した。

 三好千賀子さん(48)と娘の麗奈さん(22)は2階の201号室に2人で暮らしていた。祖母の高木美智枝さん(71)によると、ともに大の犬好きで、偶然「ルナ」という名前のトイプードルを飼っていた。このアパートを選んだ理由の一つはペットの飼育が可能だったからだという。

 県内の大型ショッピングモールで働いていた麗奈さんについて、高木さんは「優しく自慢の孫」と振り返る。敬老の日には祖父母あてにペアの茶わんや箸を贈った。「ぐっすり眠れるから」と枕をプレゼントしてくれたことも。書道が得意で、祖父の鈴男さん(77)は今でも、脳梗塞(こうそく)の闘病中だった5年前にもらった「リハビリがんばれ!」と書いた色紙を大切にしている。

 一方、千賀子さんは7月から広島大病院の売店に勤務。面接を担当した病院関連財団「緑風会」の戸沢滋憲理事長は「明るくて接客にふさわしい人」。神奈川県に住む長男(25)の母校だといい、そこで働けることを喜んでいた。戸沢理事長は「(優秀なので)より忙しい売店を任せようとしていた」と肩を落とした。

    ◇

 「9月に婚姻届を出そうと思う」。職場の同僚に打ち明けていたのは、このアパートの102号室に住むテレビ制作会社社員で広島ホームテレビ報道部ディレクターの松枝隆弘さん(39)。26日朝、身元が判明し、死亡が確認された。遺体で見つかった婚約者の看護師、樋口奈緒子さん(37)と7月中旬から同居生活を始めていたという。

 テレビ局によると、災害に遭った20日未明、松枝さんは市内での大雨の取材から帰宅した直後だった。会社は直後から松枝さんの安否確認に携帯電話を何度も鳴らしたが、つながることはなかった。関係者は「自分が納得するまで仕事をする人だった。まさか巻き込まれているとは思いもしなかった」とショックを受けていた。

 一方、行方不明の「ルナハイツ」の住人、湯浅康弘さん(29)とみなみさん(28)夫妻の両親ら家族6人は26日も現場で捜索を見守り続けた。みなみさんの母親の若松直美さん(52)は「もう生きているとは思えない。せめて奇麗でいてほしい」と声を詰まらせた。【浅野翔太郎、久野洋、平川義之】


広島土砂災害 押し流された8人の生活…失われた街「八木3丁目」
産経新聞 8月26日(火)22時40分配信

Photo_13
土石流で流出したルナハイツの居住者(写真:産経新聞)

 土石流の流れの真ん中に1棟のアパートがあった。2階建ての「ルナハイツ」。広島市の土砂災害はここで暮らす男女8人の生活も、建物ごと押し流してしまった。27日で発生から1週間。2人が死亡、まだ6人が安否不明だ。肉親を捜す家族は「ただ顔が見たい」と話す。安佐南区八木3丁目。泥の海にのまれ、街が失われた。

 新築、ペットOK-。愛犬のプードルを連れて、三好千賀子さん(48)と長女の麗奈さん(22)は今春、201号室に移り住んだ。

 夫と離婚してから、千賀子さんは居酒屋の店長として毎日深夜まで働き、女手一つで子供を育てた。友達のように仲の良い母娘。麗奈さんも就職し、家で2人でいる時間を大切にしたいと、千賀子さんは早く帰宅できる病院の売店に職場を変えた。

 20日午前2時半ごろ、雨脚はさらに強まり、ワイパーをどれだけ動かしても前が見えなくなった。

 タクシー運転手、木場良介さん(64)はルナハイツのすぐ近くにある県営住宅の自宅に戻る際、側溝の水があふれそうになっていたのを覚えている。

 近所に住む池田勝豊さん(72)はそのころ、空気の変化を感じていた。「むしり取った、雑草の根っこの土の臭い」。災害の前兆現象だった。

 複数の住民によると、土石流の発生は午前3時半ごろ。猛烈な勢いで斜面を駆け下りた。

 三好母娘の隣の202号室には、6月にいっしょになったばかりの新婚夫妻が住んでいた。看護師の石川仁美さん(37)は小児科で働き、子供が好きだった。同僚らが主催した結婚祝いのディナー。「優しい人なの」。夫のことを聞かれ、幸せそうに話した。

 夫の史郎さん(42)はグループホームの管理者として認知症のお年寄りをサポートしていた。根は優しいのに、スタッフを一人前にするため「わざと憎まれ役を買って出る」(同僚)。そんな人柄だった。

 「八木3丁目だし、危ないかもしれない」

 広島ホームテレビの幹部は20日朝、安否確認の取れないディレクターの身を案じていた。

 102号室の松枝隆弘さん(39)。もともとフリーランスでテレビ制作に携わり、「音声もカメラアシスタントも運転手も、全部していた」(カメラマンの友人)。ホームテレビには別会社から派遣され、念願のディレクターとして報道番組にも携わった。最近になって婚約者の樋口奈緒子さん(37)と同居生活を始めた。

 ルナハイツがあった場所には泥と岩しかなかった。若松順二さん(51)=香川県東かがわ市=は発生当日から毎日、妻と捜索現場に通い続けている。

 101号室に次女のみなみさん(28)の新居があった。3姉妹の真ん中のおっとりさん。「若松家の癒やしだった」という。

 短大卒業後に上京し、職場の上司だった湯浅康弘さん(29)と昨年10月に結婚。7月に夫の故郷である広島に来た。妊娠7カ月で、待望の男の子をおなかに宿していた。

 捜索は難航したが、25日以降は周辺で次々と遺体が発見された。ブルーシートに包まれて運び出されるたび、若松さんは近くに駆け寄って確認する。

 そうであってほしくない。ただ、あの子なら一番そばにいてあげたい。「重たくて暗い土の中から一刻も早く救い出して、きれいにしてあげたいんです」

 102号室の松枝さんと樋口さんは、死亡が確認された。

 最大の被害が出た八木3丁目。市災害対策本部によると26日午後6時現在で34人が死亡、18人が行方不明となっている。


広島土砂災害 5小学校が授業再開を延期 通学路の安全確保できず
産経新聞 8月26日(火)22時0分配信

 広島市教委は26日、土砂災害で避難所や捜索隊の待機所として使われている安佐南、安佐北両区の市立小中学校25校のうち、土砂やがれきで通学路の安全が確保できない5小学校で夏休み明けの授業再開を延期すると決めた。

 このほか、可部小と城山北中の2校は通学路の安全を確認した上で判断する。

 延期が決まったのは、八木、緑井、梅林、大林、三入東の5小学校。25~29日に再開する予定だった。特に被害が大きかった地区にある八木、緑井、梅林の3校は再開のめどが立っていない。


不明20人超、懸命捜索=被害甚大、死者66人に―土砂災害、27日で1週間・広島
時事通信 8月26日(火)21時6分配信

 広島市北部の豪雨に伴う土砂災害の死者は60人を超え、依然20人以上と連絡が取れないままになっている。27日で発生から1週間。家族が見守る中、広島県警、自衛隊、消防は26日も、約3300人態勢で懸命な捜索を続け、駆け付けたボランティアも、がれきなどの撤去に当たった。
 県警によると、新たに6人の遺体が見つかり、死者は66人になった。不明者は少なくとも21人。
 市災害対策本部によると、同市安佐南区と安佐北区では、道路や橋梁(きょうりょう)の計516カ所が土砂で埋まるなどしており、国は同日、県、市と合同で応急復旧連絡会議を設置。調査チームを安佐南区の土石流現場に派遣した。
 死者の大半は安佐南区の八木と緑井の2地区に集中、八木で40人以上、緑井でも10人以上が死亡した。行方不明者も全員、八木と緑井の住民で、自衛隊などは連日、この2地区を集中的に捜索している。
 しかし、雨による二次災害の恐れなどから、初日を除き、丸1日中断せずに捜索できたのは23日の1日しかない。天候をにらみながらの作業は難航しており、県警は27日から、この春、警察学校に入校した初任科生と本部の内勤警察官計約300人を現場に派遣することを決めた。
 市は両区の15万人に対する避難指示・勧告を継続しており、26日も住民1400人以上が避難所に身を寄せた。 


広島土砂災害 大阪府が警戒区域指定前倒しへ 広島の被害規模から判断
産経新聞 8月26日(火)20時43分配信

 広島市の土砂災害を受け、土砂災害防止法に基づく「警戒区域」「特別警戒区域」の指定状況が現在6割にとどまっている大阪府は26日、指定完了時期を平成28年度末から前倒して進める方針を決めた。松井一郎知事が府庁で記者団に明らかにした。

 府都市整備部によると、府内で土砂災害警戒区域・特別警戒区域に指定する必要があると見込まれる約6千カ所の区域のうち、すでに指定されているのは3760カ所で、63%にとどまっている。

 警戒区域の指定には、現地の地質調査や住民への危険周知、地元市町村への意見照会などの条件がある。警戒区域のうち、より危険性が高い区域は特別警戒区域として指定するが、指定されると、宅地分譲開発などが許可制になる。住民側から「資産価値が下がる」などの反発もあり、合意形成には一定の時間が必要として、府は28年度末の完了を目指していた。

 しかし、広島の人的被害が甚大なことから指定を急ぐ必要があると判断した。松井知事は「資産価値よりも命が大事。住んでいる場所の危険性を認識してもらうためにも、指定を早急に進めたい」と述べた。 


復旧程遠く「先見えない」=際限ない泥、撤去作業進まず―広島土砂災害
時事通信 8月26日(火)19時6分配信

 広島市の土砂災害で犠牲者が集中した安佐南区の八木地区。一部で道路の土砂撤去などは進んだが、道が細くて重機が入れず、巨大な岩や大木が横たわり、手付かずの場所もある。今も間断なく水が流れる斜面、際限ない土砂や泥。1週間たっても復旧には程遠く、片付けに当たる住民は「いつになったら元通りになるのか、先が見えない」とため息をついた。
 現場では重機を使った懸命の捜索活動が続く。倒れた屋根の下には絡み合った流木や岩が幾重にも重なっているほか、まだ簡単に崩れる場所も多いため作業は難航している。25日夜から断続的に降った雨は26日午前に上がったが、午後は日差しが出て蒸し風呂のような暑さに。泥にまみれて捜索を続けた消防隊員は「少しでも早く。ただそれだけです」とつぶやき、玉の汗を拭った。
 住宅街では土砂や流木を載せたトラックがひっきりなしに行き交うが、がれきが減る気配はなく、ボランティアや住民が運び出した土砂も回収が間に合わず山になっている。
 母親が住む実家の片付けに佐賀県から駆け付けた梶川泰弘さん(50)は「出しても出しても泥がなくならない」と疲れきった表情。粘着質の泥は重く、雨が降るたびに再び量を増すといい「朝の雨でまた振り出しだ」と恨めしげに天を見上げた。 


広島市、災害6日目に「行方不明者」公表 「プライバシーに配慮した」、それとも「遅すぎた?」
J-CASTニュース 8月26日(火)18時59分配信

 広島市が2014年8月25日、土砂災害による行方不明者28人の名簿を公表した。広く情報提供を求めて捜索活動に役立てるのが狙いだが、個人情報の保護との兼ね合いがあり、公表までに時間を要した。

 広島市の対応について、インターネット上では評価が分かれている。公表自体は多くが支持しているものの、タイミングの遅さを指摘する声も少なくない。

■「緊急性、合理性が担保されると判断」

 行方不明者の数は、県警と消防局が把握する不明者数が異なる混乱が生じるなど、発生当初から増減を繰り返していた。不明者とされていた人の中には災害時に外出していて無事だったケースもあり、迅速な安否確認が求められていた。

 把握している不明者を公表して安否に関する情報を集められれば、不明者を正確に絞り込むことができ、捜索を円滑に進めることができる。だが、広島市は個人情報保護の観点から公表に慎重な姿勢を示していた。

 広島市の個人情報保護条例では、外部に個人情報を提供できるのは「人の生命、健康、生活または財産を保護するために緊急かつやむを得ないと認めて利用し、または提供するとき」と規定されている。

 松井一実市長は25日の会見で「いなくなったかどうかわからない状況で公表するのはどうかという悩みがあった」と説明した。それでも「法律を読み込んで、緊急性や合理性が担保されると判断した」として、自身の責任で公表に踏み切ったという。

 名簿には氏名のほか、住所、年齢、性別の情報が載っているが、プライバシーに配慮して住所は「丁目」まで、年齢は「代」にとどめられている。

産経新聞「遅すぎると言わざるを得ない」
 多くの行方不明者が出た災害で氏名が公表された例は、たとえば2013年10月の東京都大島町の伊豆大島で発生した土石流災害がある。報道によれば、この時は安否が分からない不明者の名前が役場などに張り出された。だが、こうした例は近年の災害全体で見れば少ない。

 そのためインターネット上では、広島市の対応に「公表して正解だと思う。身寄りのない人以外は何とかして無事を連絡するはずだよね」と評価の声が上がっているほか、「確かに難しい判断だよなあ」とすぐに公表に踏み切れなかったことに理解を示す声もある。

 だが同時に、「何を躊躇されたのか、このような非常時に。明確に情報を知るには、氏名公表しか手はないでしょう」などと公表の遅れを問題視する声も目立つ。

 産経新聞は26日付の「主張」欄で

  「大規模災害では、被災状況や被災者数などの情報収集を急ぐ必要もある。その点で、発生から6日目の25日になって広島市が行方不明者の氏名を公表したのは、遅すぎると言わざるを得ない。捜索活動と人命救助に最善を尽くすためにも、不明者の特定は不可欠だ。プライバシーへの配慮などが氏名公表を遅らせた要因だとしたら、本末転倒も甚だしい」

と公表の遅れを強く批判した。

 県警や自衛隊、消防は約3300人態勢で懸命の捜索を続けている。26日18時現在の報道によると、新たに3人の死亡が確認されて死者は63人になった。行方不明者は25人で、15時時点では664世帯1478人が避難所に身を寄せているという。


死者63人に、行方不明は25人…広島土砂災害
読売新聞 8月26日(火)16時29分配信

 広島市北部の豪雨に伴う土砂災害で、広島県警は26日午後、新たに3人の死亡が確認され、死者は計63人になったと発表した。

 行方不明者は死者の身元判明で1人減り、25人となった。


<広島土砂災害>空き巣で外国人犯罪の情報ない 広島県警
毎日新聞 8月26日(火)16時20分配信

 広島市北部の土砂災害現場で空き巣が発生したことについて、「外国人による犯罪」と指摘する書き込みがインターネット上で広がっている。これに対し、広島県警は26日、「外国人が逮捕されたとの話は聞いていない」と否定した。

 同県警によると、現場の一つである同市安佐北区可部東では災害発生直後の20~21日、住民が避難したすきを狙って空き巣が2件発生した。また安佐南区八木では21日、警察官を名乗る男女が民家を訪問したり電話をかけたりして、住民に避難を促すケースも発生。県警は住民に戸締まりなどの注意を呼びかけるほか、現場周辺のパトロールを強化している。

 これに関して、短文投稿サイト「ツイッター」などのソーシャル・ネットワーキング・サービスでは21日ごろから、空き巣が特定の国籍の外国人による犯行だと決めつける書き込みが続き、これを受けて「デマにだまされないで」との書き込みも増えている。県警広報課は「外国人の犯罪という情報はない。26日現在、容疑者が逮捕されたという情報もない」としている。【馬場直子/デジタル報道センター】


死者63人、不明25人に=被害甚大地区を重点捜索―広島土砂災害、27日で1週間
時事通信 8月26日(火)16時8分配信

 広島市北部の豪雨に伴う土砂災害は27日で、発生から1週間が経過する。広島県警によると、災害の死者は60人を超え、20人以上と連絡が取れないまま。家族が不安げに見守る中、自衛隊や消防などは26日も、約3300人態勢で懸命な捜索を続けた。
 県警によると、新たに3人の遺体が見つかり、死者は63人になった。不明者は25人。
 市災害対策本部によると、死者の大半は同市安佐南区の八木と緑井の2地区に集中しており、少なくとも、八木で39人、緑井で13人が死亡した。
 自衛隊などは連日、2地区を集中的に捜索している。しかし、雨による二次災害の恐れなどから、丸1日中断せずに捜索できたのは23日の1日しかなく、天候をにらみながらの作業は難航を極めている。 


広島土砂災害 救助犬、泥だらけで捜索…隊員「救出への気迫を感じた」
産経新聞 8月26日(火)15時21分配信

Photo_12
災害救助犬も投入されて行われる捜索活動=広島市安佐南区八木(写真:産経新聞)

 広島市の土砂災害現場で行方不明者の捜索が続く中、発生直後に現地入りした民間団体の災害救助犬が重要な役割を果たしている。鋭敏な嗅覚で捜索し、壊れた家屋や土砂の中から行方不明者を何度も見つけたが、隊員らが目指す「生存者の発見」は大量の土砂に阻まれて困難を極める。焦燥感を抱きながらも、家族や友人の無事を祈る人々の思いに応えるため、危険な被災現場で隊員も犬も全力を尽くしている。 

 特に被害が大きかった安佐南区八木地区。災害発生から2日後の22日、日本レスキュー協会(兵庫県伊丹市)の災害救助犬「ホープ」(2歳)が、がれきの近くで何かを嗅ぎつけたようなしぐさをみせた。

 隊員の岡武さん(38)は一緒に現地に入っていた別の救助犬「エイト」(4歳)にも現場を歩かせたところかすかな反応を示したため、現場にいた消防に連絡。直後に行方不明者が見つかったが、残念ながら生きて救い出すことはできなかった。

 発生当日の20日、同協会の隊員3人は3頭の救助犬とともに捜索を開始。足場の悪い倒木の上など恐怖からか犬が脚をすくませることもあったが、日頃がれきの中から人を捜し出す訓練で鍛えており、ぬかるみやがれきの上を懸命に歩き、全身泥だらけになりながらも捜索に集中した。

 隊員らは救助犬の生存者救出への気迫を感じたといい、安隨(あずい)尚之さん(34)は「鼻の使い方、身のこなし方に意気込みを感じた」と語り、岡さんは「現場では他の救助犬の団体とも『一緒に捜しましょう』と声を掛け合った。要請があれば今後も連携して活動したい」と話した。

 地元からは、広島県神石高原町のNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」のスタッフ7人が20日、2頭の救助犬を伴い同区八木地区と緑井地区に入った。

 土砂の中のにおいに反応して立ち止まる救助犬。掘り進めると心肺停止状態の高齢女性の姿があり、別の場所でもがれきのなかから心肺停止状態の男性を見つけた。

 同団体の大成(おおなる)絢子さん(29)は、「早く泥の中から出してほしいと願う家族の思いに応えるために力を尽くした。生きて救い出したかったが、被災現場で救助犬は重要な役割を果たすことができることを改めて感じた」と語った。


広島土砂災害 がれきの山に「圧倒された」…阪神大震災ほうふつ、被災地の惨状
産経新聞 8月26日(火)15時20分配信

 広島市の土砂災害現場で行方不明者の捜索にあたった大阪府警広域緊急援助隊の成清(なりきよ)俊彦隊長(52)が大阪に戻り、産経新聞の取材に被災地の様子を語った。大量のがれきや泥であふれた現場では捜索がなかなか思うように進まず、「もどかしい思いでいっぱいだった」。二次災害を引き起こしかねない激しい降雨にも頭を悩ませたという。

 「現場はがれきと泥で埋め尽くされており、思わず圧倒された」

 成清隊長は阪神大震災の被災地に赴いた経験があったが、広島のまちで見たがれきの山は当時の状況をほうふつさせたという。だが、今回は局所的な災害。同市中心部は無傷だったことが被災地とのコントラストを描き、現場の惨状を際立たせたと感じた。

 広域緊急援助隊は、普段から機動隊員らを中心にメンバーが指定されている。災害時に行方不明者の捜索や救出にあたり、平成23年の東日本大震災や紀伊半島豪雨の被災地にも出動した。今回は隊長以下約200人が20日午後、広島入り。死者・行方不明者がもっとも多かった安佐南区の八木地区で、行方不明者の捜索活動を担当した。

 「現場は水分を多く含んだ泥でぬかるみ、ひざまでつかった。歩くのもままならない状態だった」。さらに、当初は倒木や岩石が行く手を遮り、捜索のための重機を現場に運び込むことも難しく、シャベルなどの手作業で行われたという。

 雨にも妨害された。現場は19~20日の豪雨で地盤が緩んでいると考えられ、二次災害を防止するため活動がたびたび中断した。生存率が著しく下がる「発生から72時間」がじりじりと迫る中、焦燥感が募るばかりだったという。

 不眠不休で捜索を続けた同隊は23日に警視庁の後任部隊と交代した。いまだ行方不明者も多く、後ろ髪を引かれる思いの中で大阪に戻った。「被災地では多くの方々が行方不明者の安否を気遣っている。一刻も早く全員を見つけなければならない」。今後も出動が命じられれば、すぐさま現場に駆けつけるつもりだ。


広島市に交付税前倒し配分=総務省
時事通信 8月26日(火)15時8分配信

 総務省は26日、大雨で大きな被害を受けた広島市に対し、11月に交付する予定の普通交付税の一部を前倒しで配分すると発表した。27日に23億2300万円を配る。
 普通交付税は、4、6、9、11月の年4回配分する。通常なら次の定例交付時期の9月分を繰り上げて交付するが、9月まで残り日数がわずかで前倒しの意味があまり無いため、さらに先の11月分で対応することにした。 


広島土砂災害 泥だらけの名刺入れ、古い記念写真…思い出の品探す人々の思い
産経新聞 8月26日(火)14時59分配信

Photo_11
泥の中から見つけだされた記念写真など=広島市安佐南区(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)

 広島市の土砂災害で、肉親を失った人や行方不明者の家族が、土砂やがれきをかき分け、思い出の品を探している。古い記念写真、愛用のぬいぐるみ、仕事の足跡を示す名刺入れ…。ぬくもりを伝える品々が、何かを語りかけている。災害は27日で発生から1週間。現実を受け止め、前を向く人。悲しみに立ちすくむ人。それぞれの思いが交錯している。

 「あった、アルバムや。残ってる!」

 猛烈な土石流に襲われ、大きな被害が出た広島市安佐南区の八木3丁目。犠牲になった星野藤夫さん(79)の自宅跡で、泥の中から遺品を見つけた親族の1人が声を上げた。何十年も前の家族とのスナップ写真。「子供のころ、かわいがってくれたから」と長女の輝恵さん(51)が涙ぐんだ。

 藤夫さんは昭和40年ごろに建設会社「星野組」を創業した。「とことん、お客さんの立場に」が口癖。過去には交番やビル建設を受注した。

 輝恵さんは新たに探し当てた父の名刺入れを眺めるうちに、何もないところから会社を興した「努力の人」の後ろ姿を思い出した。「名刺をくれた人のところに、感謝の気持ちを伝えに行きたい」と話す。

 星野組は長男の保雄さん(54)が後を継いだ。藤夫さんが建てた自宅は流されてしまったが、基礎部分と車庫はしっかりと残り、父の生真面目な仕事ぶりをしのばせた。「父の思いを胸に刻み、この会社を絶対に守る」と自ら重機を動かし、復旧作業に当たった。

 同じ八木3丁目のアパート1棟が丸ごと流失した現場。行方不明になった母娘の手がかりを求めて、スコップで土砂を掘り出す若い男性がいた。

 娘の20代女性と男性の妻が幼いころからの親友だという。「もし助からなかったら、妻は耐えられないだろう」と表情を曇らせる。

 土砂災害の当日、テレビのニュースを見て妻と2人ですぐに現場に向かった。まだ濁流の勢いが強く、近づけなかった。

 「厳しいかもしれない」。そう思うが、妻はまだ現実を受け止められていない。捜索が進み、女性の車がある場所にもようやく行けるようになった。割れた窓から手を入れ、女性が大切にしていた動物のぬいぐるみを拾い上げた。「動物と子供が大好きな優しい子だった」。ゆかりの品は女性の家族に渡したいという。


<広島土砂災害>死者60人に 不明は26人
毎日新聞 8月26日(火)13時11分配信

Photo_10
行方不明者の捜索が続く災害現場には、壊れた家屋から見つかった布団などの生活用品が山積みされていた=広島市安佐南区緑井で2014年8月26日午前7時41分、森園道子撮影

 広島県警は26日、新たに男性1人と女性1人の遺体が見つかり、死者は60人になったと発表した。また、収容されていた遺体のうち2人の身元が判明。2人は、市が25日に行方不明者として公表した28人に含まれており、広島市安佐南区八木4のパート従業員、池田恵津子さん(63)と、同区八木3、会社員、松枝隆弘さん(39)だった。一方で、行方不明者の情報提供を受け付けている県警には26日朝までに71件の情報が寄せられたが、無事が確認された人はおらず、行方不明者は26人となった。


<広島土砂災害>医師父子が奮闘 地元の患者放っておけぬ
毎日新聞 8月26日(火)12時28分配信

 広島市の土砂災害で最大の避難所になっている市立梅林小学校(安佐南区)で、近くに医院を構える桑原正彦さん(77)と長男健太郎さん(48)の医師父子がボランティアで被災者の診療や健康相談をしている。同地区で約260年にわたって医師だった家系だ。自らの自宅も1階が土砂で埋まったが、「地域を担ってきた責任がある。できることを尽くしたい」と活動にあたっている。

 「避難している人たちの健康状態を診てください」

 同じ地区の山側にあった自宅が被災し、小学校近くの自らの医院に避難していた桑原さん親子に、災害翌日の21日、学校側から依頼があった。

 「ぜひ行きましょう」。二つ返事で快諾した。桑原さんは「地元の医療を担ってきた者としての義務だと思った」と振り返る。その日から毎日、医院の昼休みにあたる午後1~3時ごろ、梅林小学校の保健室に出向いて診療を続ける。市中心部の広島市民病院に勤める健太郎さんも、非番の日に活動を手伝っている。

 桑原さんは代々医師の家系で、開業は1750年ごろの江戸時代という。現在開設している医院は同校から目と鼻の先。近所の縁から、子供たちの健康診断をする同校の校医も務めてきた。

 保健室には、避難の際にけがをした人や復旧作業中に熱中症になった人、持病用の薬が切れてしまった人たちなどが次々と訪れる。ありあわせのA4サイズの紙が臨時のカルテで、患者の症状などを書き取っている。

 避難中にガラスで足首を切って別の病院で6針を縫ったパート従業員の石原勝さん(63)は、経過を桑原さんに診てもらっているが、「避難所と同じ屋根の下で診てもらえるのは安心だ。遠くまで行かなくて助かる」と感謝する。

 桑原さんは「地元の人たちが苦しんでいるのを放っておくわけにはいかない。必要としている被災者の人がいる限りは続けたい」。校内で子供の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の予防方法などを保護者に伝えることにも力を入れる健太郎さんは「父の姿をみていたらじっとしていられなくなった」と話している。【大森治幸】


<広島土砂災害>短時間で多数の死者 21日以降救出なく
毎日新聞 8月26日(火)11時59分配信

Photo_7
行方不明者の捜索が続く災害現場。今も山からの濁った水が流れる=広島市安佐南区緑井で2014年8月26日午前8時36分、森園道子撮影

 20日未明に広島市北部を襲った土砂災害で、消防や警察などに救助され生還した人は、災害発生当日しか確認されていない。今回の土砂災害では、多発した土石流などにより極めて短時間に多くの人の命が奪われた状況が浮かび上がっている。

 広島市消防局によると「情報が入り乱れて集計は完了していないが、21日以降、建物や土砂崩れ現場で生存者が救出された記録は見つからない」という。

 ◇死因、窒息・脳挫傷が大半

 被災現場では、家ごと流されたり、1階部分に流木などを含む土砂が流れ込んだりして多くの人が犠牲になった。25日夕の時点で県警がまとめた検視結果でも、58人中55人が「窒息死」「脳挫傷」「溺死」とされた。県警によると窒息死した人の多くが土石流や崖崩れにのみ込まれて生き埋めになった。また脳挫傷とされた人は、流木や建物に強く頭を当て亡くなったと判断されており、短時間のうちに死亡したとみられる人が多いという。

 逆に、長時間建物の下敷きになるなどして体を圧迫された後に起こる「クラッシュ症候群」と判断されたのは、1人だけだった。千葉大大学院法医学教育研究センターの岩瀬博太郎教授(法医学)は「検視結果の数字を見ると、一瞬で死者が出る土砂災害のパターンが想定される。ただ検視結果の数字だけでは死因は確定的ではなく、本来はしっかり死因を特定したうえで防災対策を立てることが必要だ」と話している。

 被災地では26日も警察や消防、自衛隊などが約3000人態勢で行方不明者の捜索を続けている。行方不明者の情報が絞り込まれてきたことから、警察などは広島市安佐南区八木、緑井の両地区に人員を集中投入しているが、同日未明にも強い雨が降り、一時、捜索作業が中断されるなどした。

【高橋咲子、石川裕士】


土石流、最高時速100キロ超か=1分未満で住宅地襲う―専門家が分析・広島
時事通信 8月26日(火)11時48分配信

 広島市で発生した大規模土砂災害で、山から流れ落ちた土石流の速度が最高時速108~144キロに達していた可能性があることが26日、専門家への取材で分かった。発生から1分未満でふもとの住宅地を襲ったとみられ、多くの住民が逃げる間もなく巻き込まれた状況がうかがわれる。
 現地調査をしている広島工業大の菅雄三教授(空間情報科学)は、台湾の観測衛星が撮影した現場の上空写真を入手し、山の傾斜などの地形データと併せて解析。その結果、土石流は安佐南区八木の裏山の標高約261メートル地点で発生し、約590メートル離れた住宅地まで1分未満で達していたことが分かったという。 


松井広島市長、勧告遅れ認める=夜間対応のマニュアルなし
時事通信 8月26日(火)11時47分配信

 広島市の松井一実市長は26日、夜間に対応する避難勧告のマニュアルがなかったことを明らかにし、土砂災害での勧告の遅れを認めた。 


2遺体発見、死者60人に
2014年8月26日(火)10時37分配信 共同通信

Photo_6
 土砂災害発生から7日目の捜索活動に向かう警察官ら=26日午前7時52分、広島市安佐南区八木

 広島市の土砂災害で、広島県警は26日、新たに2人の遺体が見つかり、死者は60人となったと発表した。すでに見つかっている死者のうち安佐南区八木のパート従業員池田恵津子さん(63)と同区八木の会社員松枝隆弘さん(39)の身元を確認。行方不明者は26人となった。

 警察や消防、自衛隊は行方不明者の多い安佐南区を集中的に捜索した。緑井地区では濁った水が流れ出ている箇所が見つかり、二次被害の恐れがあるとして中断している。木の根に阻まれ、捜索作業が難航している場所もあるという。


死者60人に、行方不明者26人…広島土砂災害
読売新聞 8月26日(火)9時48分配信

 広島市北部の豪雨に伴う土砂災害で、広島県警は26日、安佐南区八木3で男女2人の遺体が見つかり、死者は60人になったと発表した。

 一方、新たに2人の身元も確認し、行方不明者は26人となった。


死者60人、不明26人に=捜索難航、避難長期化も―雨で一時中断―広島土砂災害
時事通信 8月26日(火)9時17分配信

 広島市北部の豪雨に伴う土砂災害で、広島県警は26日、新たに2人の死亡が確認され、死者が60人になったと発表した。行方不明者は26人。県警や自衛隊、消防は約3300人態勢で捜索を続行しているが、この日も、二次災害の恐れで一時中断を強いられるなど、作業は難航している。
 市災害対策本部は行方不明者名簿をホームページに掲載するなどして情報提供を呼び掛けている。避難長期化に備えた準備も本格化し、市は被災住宅の復旧に関する相談窓口を開設。仮設住宅の建設準備も進めている。
 県警によると、25日夜以降、安佐南区八木地区で、男女とみられる2人の遺体が見つかった。八木地区の被害は特に大きく、同日日中も男女計6人の遺体が発見された。
 市などによると、26日午前0時40分ごろ、雨のため全ての現場で捜索を中断。雨が収まったことから同4時に再開したが、その後、土砂災害の前兆の恐れがある濁り水が発生したため、一部地域での捜索を再度中断した。
 同市では依然、約15万人を対象に避難指示・勧告が出されており、約1600人が避難所に身を寄せている。 

« 宮城沖地震に関するニュース・1737,2014年8月26日 | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1738,2014年8月27日 »

ニュース」カテゴリの記事

災害」カテゴリの記事

社会・事件」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/60211661

この記事へのトラックバック一覧です: 広島で豪雨による土砂崩れ、70人死亡、不明者は18人に・11:

« 宮城沖地震に関するニュース・1737,2014年8月26日 | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1738,2014年8月27日 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30