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2014年8月24日 (日)

広島で豪雨による土砂崩れ、52人死亡、不明者は28人に・9

広島市北部の安佐南、安佐北両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、10カ所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ。

広島県警によると、この土砂崩れ52人が死亡し、調査が進むにつれ、行方不明者は28人になったほか、けが人も多数出ており、自衛隊・消防隊などが救出や捜索を続けている。

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リンク:菅長官「首相は必要な措置取っている」 災害対応批判に反論 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:激甚災害指定を表明=土砂災害の広島視察―安倍首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島災害視察、自粛を=自民 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>行方不明被災者氏名など公表 死者52人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、広島の土砂災害被災地を視察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔広島豪雨災害〕広島市が行方不明者28人の氏名等公表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土砂災害、不明28人の氏名公表 - 速報:@niftyニュース.
リンク:豪雨行方不明者の氏名など、広島市が異例の公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>相次ぐ空き巣 県警が防犯・相談専門部隊 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>安倍首相 自衛隊機で現地入り、避難所激励 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災者支援に全力=土砂災害の広島視察―安倍首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:行方不明者10人減少で28人に - 速報:@niftyニュース.
リンク:死者52人に、不明10人減り28人…広島豪雨 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 首相の現地視察はきょうに延期 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 土石流センサー設置開始 雨で捜索中断 二次災害防止へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 死者50人に 警戒区域の指定簡素化へ法改正 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 公営住宅の入居受け付け…被災者葛藤 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>広島市、仮設住宅建設へ 避難の長期化必至 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:不明28人氏名公表=捜索難航、情報呼び掛け―死者増え52人・広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:身重の娘、祈る父=捜索見守り「一刻も早く」―新婚夫婦不明・広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 作業阻む土石流による二次被害防げ…危険箇所にセンサー設置始まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 被災地の安佐南区の野球チームの中学生が甲子園観戦 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>「郷土のため全力」…警視庁機動隊員2人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>雨でボランティア活動できず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>死者50人に 捜索が降雨で一時中断も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>「いい湯で気持ちいい」陸自が入浴支援 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土砂災害、被災の126世帯が公営住宅申し込み - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:死亡50人、不明38人に - 速報:@niftyニュース.
リンク:<広島土砂災害>県と市の公営住宅入居受け付け始まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警戒区域の指定推進「法改正を検討」…防災相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 「故郷はもうない」…生活再建と移住に揺れる被災者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<防災担当相>警戒区域指定促進で土砂災害防止法を改正へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、土砂災害防止法改正へ - 速報:@niftyニュース.
リンク:広島土砂災害 「警戒区域」指定に全国“格差” - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

菅長官「首相は必要な措置取っている」 災害対応批判に反論
産経新聞 8月25日(月)12時58分配信

 菅義偉(よしひで)官房長官は25日午前の記者会見で、広島市の土砂災害に関し、安倍晋三首相が静養先でゴルフをしたことや別荘に戻ったことに一部野党が批判していることについて「首相は情報の報告を受け、事態の変化に即応する形で、静養先から官邸に戻って対策の指示を直接行うなど必要な措置をとっている。首相の対応に問題ない」と反論した。

 同時に「古屋圭司防災担当相に直接万全の対応を取るよう指示した上で静養先に戻り、状況の変化を見極めていた。政府全体の組織として対応しているので(批判は)当たらない」と指摘した。


激甚災害指定を表明=土砂災害の広島視察―安倍首相
時事通信 8月25日(月)12時57分配信

 安倍晋三首相は25日、大雨による土砂災害で多数の死者・行方不明者が出た広島市を視察に訪れた。首相は記者団に、土砂災害について「台風11、12号(による被害)とも合わせて激甚災害に指定したい」と表明。「改めて土砂災害の深刻さを認識した。今後どういう対応をしていくか、政府・与党で検討したい」と語った。
 激甚災害に指定されれば、復旧に関する事業で国の補助率が引き上げられる。 


広島災害視察、自粛を=自民
時事通信 8月25日(月)12時8分配信

 自民党は25日、広島市で発生した土砂災害の現地視察を自粛するよう党所属国会議員に通達した。災害対策本部長(高市早苗政調会長)名で出され、理由について「現場関係者に一刻を争う眼前の活動などに専念してもらうため」と説明している。 


<広島土砂災害>行方不明被災者氏名など公表 死者52人に
毎日新聞 8月25日(月)12時2分配信

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重機を使用して大規模な捜索活動が続く土砂災害現場=広島市安佐南区八木で2014年8月25日、三浦博之撮影

 広島市は25日、同市北部を襲った土砂災害の被災地で行方不明となっている人の氏名をマスコミやホームページ(HP)を通じて公表した。広島県警によると、行方不明者は同日朝の段階で28人。県警や消防などが把握している行方不明者の中には、無事避難している人も含まれているとみられ、公表がプライバシー侵害になるとの議論もあった。同市の松井一実市長は「個人情報保護がネックだったが、緊急性を優先して決めた」と述べた。市によると、災害時に行政が安否確認目的で多くの住民の個人情報を公表した例は過去にないという。

 県警や消防は土砂災害発生以降、110番や119番経由で寄せられた不明者の情報に加え、家ごと流されたとみられる世帯の確認など捜索活動で得られた情報を蓄積している。一方で県警などは警察官を各地の避難所に配置し、無事が確認された人をリストから除外する作業を続けている。

 だが、不明者の中にはいち早く親類宅やホテルなどに避難して安否を把握できていない人や、旅行や転居で不在だった人がカウントされている可能性がある。このため、行方不明者を確定できず、捜索地域を絞り込めないデメリットがあった。

 県警によると、24日から25日にかけて減少した行方不明者10人のうち5人も、警察官が避難所を回るなどして無事を確認したものだった。

 市は災害対策本部を通じ▽不明者の住所▽氏名▽おおまかな年齢▽性別--について、マスコミに発表するとともに市のHPに掲載。市役所や消防署、避難所などにも掲示して周知する。県警本部に行方不明者相談ダイヤルを設置してもらい、市民からの情報を集約する。

 広島県警は25日、新たに男性1人、女性1人の遺体が見つかり、死者が52人となったと発表した。また、収容されていた遺体のうち、広島市安佐南区緑井7、無職、村田利主(としかず)さん(59)と妻で無職の宏美さん(54)▽同区緑井7、無職、開田スミ子さん(81)▽同区八木3、高校3年、木原未理さん(17)--の身元が確認された。【黄在龍、石川裕士、高橋咲子】


安倍首相、広島の土砂災害被災地を視察
産経新聞 8月25日(月)11時52分配信

 安倍晋三首相は25日午前、集中豪雨による土砂災害で大きな被害が出ている広島市北部の災害現場を視察した。行方不明者の捜索活動にあたる警察や消防、自衛隊の関係者を激励するとともに、自ら被災状況を確認することで、今後の被害拡大防止策や被災者支援に反映させたい考えだ。

 首相は航空自衛隊のU4多用途支援機で広島空港に到着後、県庁で湯崎英彦知事、広島市の松井一実市長と会談した。

 被災状況に関する説明を受けた首相は「政府としては広島県、広島市と一層緊密に連携して対策を進めていきたい。被災者が一日も早く安心した生活に戻れるよう全力を尽くしていく」と述べた。

 首相は、避難所となっている安佐南区の市立梅林小学校を訪れ、被災者を激励。捜索活動の拠点となっている現地調整所では、救命救助活動にあたっている警察や消防、自衛隊員らから現状報告を受ける。

 当初予定されていた自衛隊ヘリコプターによる上空からの被災地の視察は、悪天候のため中止になった。


〔広島豪雨災害〕広島市が行方不明者28人の氏名等公表
レスキューナウニュース 8月25日(月)11時50分配信

20日に発生した広島市大規模土砂災害による死者は25日朝時点で52人(うち身元判明46人)となりました。行方不明者は28人となっていますが、広島市は所在確認のため、氏名等を公表しました。相談ダイヤルを設けて情報を求めています。

・安佐南区八木3丁目 20人(男性9人・女性11人)
・安佐南区八木4丁目  5人(男性1人・女性4人)
・安佐南区緑井7丁目  3人(男性1人・女性2人)

行方不明者相談ダイヤル 082-223-3777(広島県警察災害警備対策本部)

広島市-平成26年8月19日からの豪雨災害による行方不明者の氏名等の公表について
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1408931470849/index.html


土砂災害、不明28人の氏名公表
2014年8月25日(月)11時45分配信 共同通信

 広島市の土砂災害で、市は25日、国や広島県との合同会議で、市が行方不明者として把握している住民の氏名公表を決めた。広く情報提供を求めることで災害に巻き込まれていない住民を確認し、難航する捜索活動に役立てる狙いがある。市は同日、行方不明者28人の氏名を公表した。

 市は、個人情報に関する条例との兼ね合いもあり、行方不明者名を公表していなかったが、政府から早期の安否確認を求められ、検討していた。

 県警は25日、新たに2人の遺体が見つかり、死者は計52人になったと発表した。

 安倍晋三首相は25日に広島入りし、災害現場を視察、避難所を訪ねた。


豪雨行方不明者の氏名など、広島市が異例の公開
読売新聞 8月25日(月)11時42分配信

 広島市北部の豪雨に伴う土砂災害で、市は25日、同日午前6時現在で28人に上っている行方不明者の氏名や住所などを公表した。

 市のホームページや各避難所などに掲示し、情報提供を求める。被災自治体が、行方不明者の個人情報を公開するのは異例という。

 公表したのは、広島県警から情報提供を受けた氏名、住所、年齢、性別など。

 市は25日午前、国や県と合同で開いた災害対策会議で公表を決定。市個人情報保護条例は、災害時などで人の生命や健康、財産などを保護するためにやむを得ない場合、個人情報を外部に提供できるとの規定があり、市は法的に問題ないと判断した。

 市災害対策本部は「大量の土砂や悪天候で救助活動が難航する中、行方不明者の安否をなるべく早く確定させ、捜索を円滑に進めていきたい」と説明。年齢は「80歳代」などの表現にとどめており、同本部は「本人の特定に必要な最小限の情報を公表した」としている。松井一実市長は会議後の記者会見で「私の責任で公開する」と語った。


<広島土砂災害>相次ぐ空き巣 県警が防犯・相談専門部隊
毎日新聞 8月25日(月)11時30分配信

 広島市北部で発生した土砂災害で、被災地周辺で混乱に乗じた空き巣や不審者情報が相次いでいることから、広島県警は救出・警備作業などとは別に被災者支援と治安対策を専門に担当する部隊「メイプル隊」を編成、25日から活動を始めた。県警担当者は「住民の不安を少しでも和らげたい」と話している。

 県内の10署の男女警察官計20人で編成し、2人1組で専用の腕章を付けて地域をパトロールする。また、安佐北、安佐南両区内の避難所を中心に防犯情報を提供したり、生活相談に応じたりする。

 安佐北区可部東6では災害発生直後の20~21日、避難中を狙った空き巣2件が発生。うち1件では現金や時計4個(計1万円相当)が盗まれた。安佐南区八木4では21日、不審な男や女が警察官を名乗って民家を訪れたり電話をかけたりし「避難勧告が出たので避難を」と呼びかけるケースがあった。【石川裕士】


<広島土砂災害>相次ぐ空き巣 県警が防犯・相談専門部隊
毎日新聞 8月25日(月)11時30分配信

 広島市北部で発生した土砂災害で、被災地周辺で混乱に乗じた空き巣や不審者情報が相次いでいることから、広島県警は救出・警備作業などとは別に被災者支援と治安対策を専門に担当する部隊「メイプル隊」を編成、25日から活動を始めた。県警担当者は「住民の不安を少しでも和らげたい」と話している。

 県内の10署の男女警察官計20人で編成し、2人1組で専用の腕章を付けて地域をパトロールする。また、安佐北、安佐南両区内の避難所を中心に防犯情報を提供したり、生活相談に応じたりする。

 安佐北区可部東6では災害発生直後の20~21日、避難中を狙った空き巣2件が発生。うち1件では現金や時計4個(計1万円相当)が盗まれた。安佐南区八木4では21日、不審な男や女が警察官を名乗って民家を訪れたり電話をかけたりし「避難勧告が出たので避難を」と呼びかけるケースがあった。【石川裕士】


<広島土砂災害>安倍首相 自衛隊機で現地入り、避難所激励
毎日新聞 8月25日(月)11時22分配信

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避難所を訪れ、被災者の声に耳を傾ける安倍首相(左)=広島市安佐南区八木で2014年8月25日午前

 安倍晋三首相は25日午前、広島市北部で発生した土砂災害の現場を視察するため、自衛隊機で広島入りした。首相は避難所となっている広島市安佐南区の小学校を訪れ、被災者らを激励し、ビルの屋上から被災現場を視察。首相は記者団に対し「今回の豪雨と台風11号、12号の被害を合わせ激甚災害指定を行う」と述べ、被災地の復旧に万全を期す考えを示した。

 これに先立ち、首相は広島県庁で湯崎英彦知事、松井一実広島市長と面会し、被害状況について報告を受けた。首相は「被災者の方々に一日も早く安心した生活に戻っていただけるよう、全力を尽くす」と強調。激甚災害に指定されると、農地や林道の復旧事業の国庫補助率がかさ上げされ、最大約9割を国が負担する。

 25日午後には、自衛隊ヘリコプターで上空から被害を確認する。視察は当初、24日に予定されていたが天候が悪化し、現場を混乱させる恐れがあるとして延期していた。【佐藤慶】


被災者支援に全力=土砂災害の広島視察―安倍首相
時事通信 8月25日(月)11時19分配信

 安倍晋三首相は25日、大雨による土砂災害で多数の死者・行方不明者が出た広島市を視察に訪れた。首相は広島県庁で湯崎英彦知事、松井一実広島市長らと意見交換し、「県と市と一層緊密に連携し、対策を推し進めたい。被災者が一日も早く安心した生活に戻れるよう全力を尽くす」と表明。行方不明者の早期発見に政府が一丸となって取り組む考えも強調した。
 陸上自衛隊や警察、消防による行方不明者の捜索が続く段階での首相の現地入りは、人命救助や復旧活動に万全を期す姿勢を示す狙いがある。
 首相に対し、湯崎知事は被害状況を説明し、松井市長は道路復旧や住宅確保などを要望した。
 首相は同日、避難所となっている同市安佐南区の小学校を訪れ、被災者から話を聞いたほか、被害状況を確認し、捜索活動に当たる自衛隊員らを激励。ヘリで上空から被災状況を視察することも検討されたが、天候不順を理由に中止した。 


行方不明者10人減少で28人に
2014年8月25日(月)10時55分配信 共同通信

 広島市の土砂災害で、広島県警が25日発表した行方不明者数が、前日集計の38人から10人減り、28人になった。

 県警によると、身元が分からなかった死者のうち身元が判明した5人が、行方不明者に含まれていた。これとは別に、警察官が避難所を回るなどし5人の無事が判明した。

 無事だったのは、安佐南区八木の4人と、同区緑井の1人。

 25日までに新たに行方不明となった人はいなかった。


死者52人に、不明10人減り28人…広島豪雨
読売新聞 8月25日(月)9時26分配信

 広島市北部の土砂災害は、発生から6日目を迎えた25日、未明に新たに2人の遺体が見つかり、死者は52人となった。

 この日も警察、消防・消防団、陸上自衛隊が計約3300人態勢で捜索を続けている。被災地一帯では、すでに平年の8月の月間降水量と比べて倍以上の雨が降った。今後1週間も不安定な天候が続くと予想され、国土交通省の専門家チームと連携しながら二次災害への警戒を強める。

 広島県警によると、2人の遺体は安佐南区八木3、同区緑井7で見つかった。また、23日に見つかっていた4人の遺体の身元が、DNA鑑定などで判明。同区八木3の高校3年木原未理(みり)さん(17)、いずれも同区緑井7の無職村田利主(としかず)さん(59)と妻宏美さん(54)、無職開田スミ子さん(81)と確認された。

 行方不明者は、死者の身元判明や安否の確認が進み、前日から10人減って28人となった。


広島土砂災害 首相の現地視察はきょうに延期
産経新聞 8月25日(月)7時55分配信

 首相官邸は24日夜、安倍晋三首相が25日に広島市の土砂災害の被災地を視察すると発表した。当初は24日の視察を計画していたが、広島市の天候不良が続き、「捜索活動も度々中断される中で、首相が視察に出向くと現場の混乱が懸念される」(政府関係者)として延期していた。

 首相は自衛隊のヘリコプターに乗り、多数の死者、行方不明者が出るなど被害の大きかった広島市安佐南区と安佐北区の状況を上空から確認するほか、広島県庁で県や市から被災状況などの説明を受けることを予定している。


広島土砂災害 土石流センサー設置開始 雨で捜索中断 二次災害防止へ
産経新聞 8月25日(月)7時55分配信

 大規模な土砂災害に見舞われた広島市北部では、地盤の緩みから二次災害への不安が絶えない状態が続いている。24日も天候が安定せず、断続的な降雨で安否不明者の捜索活動は度々中断された。国や広島県は同日、土石流の兆候を早期に把握するため、山間部でセンサーの設置を開始。再崩壊の危険と隣り合わせの現地で、捜索隊やボランティアの命を守る措置だ。

 「下山命令! 下山命令!」

 24日午後1時ごろ、広島市安佐南区八木の山手付近。いまなお20人以上が行方不明となっている現場で消防隊員らによる捜索が続く中、無線越しに緊迫した声が響き渡った。雨脚が突然強まった直後のことだ。

 黙々と作業に当たっていた隊員らは手を止め、慌ただしく機材にシートをかけて山を下り始めた。隊員の一人は「まだ何もできていないのに」と悔しさをにじませた。

 周辺では住民やボランティアが道路の土砂をかき出したり、がれきを撤去したりしていたが、捜索隊の撤収に合わせて急いで退避。「早く、早く!」と叫びながら、慌てて安全な建物に駆け込んだ。住民の会社員男性(46)は「新たに崩れない保証はない。不安は尽きない」と漏らす。

 同地区など被害の大きかった場所では、現在も消防や自衛隊、警察による捜索活動が24時間態勢で続いている。ただ作業現場の上流には今も土砂が不安定な状態で残り、大雨によって再び土石流が起きる危険が高いという。市消防局の幹部は「一刻も早く助け出さなければならないが、二次災害は怖い」とジレンマを口にした。

 捜索隊と住民の安全を確保するため、県と国は24日から安佐南、安佐北両区の計16カ所に土石流センサーの設置を始めた。山あいの渓流の上流地点にワイヤを張り、岩石に断ち切られると下流の住宅地に置かれたサイレンが鳴って危険を知らせる仕組みだ。危険性の高い場所から順次取り付け、週内にも完了させる。土石流センサーは平成23年の紀伊半島豪雨の際にも土砂が川をせき止めてできた「土砂崩れダム」の決壊に備えて導入された。

 24日、現地でセンサーの取り付けを担当した国土交通省中国地方整備局の担当者は「紀伊半島豪雨でも効果を発揮したと聞いている。土石流は少し横に動くだけでも避けられることがあるので、敏感に反応してほしい」と話した。


広島土砂災害 死者50人に 警戒区域の指定簡素化へ法改正
産経新聞 8月25日(月)7時55分配信

 政府は24日、土石流などの大規模災害発生に備え、対策の重点となる「警戒区域」を都道府県があらかじめ指定しやすくするため、土砂災害防止法を改正する方針を固めた。多数の死者・行方不明者を出した広島市の災害現場は、多くが警戒区域に指定されておらず、対策が遅れた可能性が指摘されている。広島市の土砂災害は同日の捜索の結果、死者50人、行方不明38人になった。

 国土交通省によると、土砂災害の危険がある箇所は全国に52万5千あるとされているが、指定はその7割弱にとどまっており、大幅な引き上げを目指す。指定手続きの簡素化や、煩雑な調査や事務作業に当たる自治体への支援拡充などが課題となる。早ければ秋の臨時国会への提出を目指す。

 一方、広島市の災害現場では24日、断続的に雨が降り二次災害の恐れから警察や消防、自衛隊の捜索活動が度々、中断された。がれき撤去などに当たるボランティア活動も中止となった。

 広島県警によると、死者は24日、1人増えて50人となった。死者のうち新たに広島市安佐南区で室屋敏夫さん(83)と藤井麻緒(あさお)さん(53)、藤井さんの母、弥生さん(81)、斎藤要子さん(73)の身元を確認、身元判明は42人となった。斎藤さんは県警の似顔絵公開から情報提供があり判明した。

 市によると、被害の大きい安佐南区緑井地区など4地区には約50万立方メートルの土砂が堆積。仮置き場としている公園だけでは足りず市の埋め立て地にたまった土砂を移すことも検討している。


広島土砂災害 公営住宅の入居受け付け…被災者葛藤
産経新聞 8月25日(月)7時55分配信

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行方不明となった男性の友人らが兵庫県から現場を訪れ、懸命に捜索活動を続けた=24日午前、広島市安佐南区八木(松永渉平撮影)(写真:産経新聞)

 ■「故郷もうない」「戻りたい」

 広島市の土砂災害の発生から5日目を迎えた24日、自宅が損壊した人を対象に公営住宅の入居受け付けが始まり、避難生活の長期化を見据えて住宅整備が本格化している。ただ、現場では依然40人近い安否不明者の捜索が続き、約1600人が避難生活を送る中で、被災者にはまだ先行きを見通す余裕はない。「もう怖くて戻れない」「できればまた住みたい」。慣れ親しんだ土地を追われた被災者の胸中は揺れている。

 「あの日を境に、僕の故郷そのものがなくなってしまった」

 一家7人で避難生活を送る会社員、竹本康則さん(46)はため息をついた。広島市安佐南区の緑井地区で被災。約10年前に建て替えたばかりの自宅は土砂で1階が壊れ、隣近所の家もほとんど原形がない。

 「どれほど怖い土地に住んでいたか、やっと分かった。子供をここに縛ることはできない」。心は移住に傾いているが、転居資金はない。やむを得ず公営住宅への入居を申し込むという。「地区の復興に予算を投じても、戻らない人も大勢いる。個々の生活再建に回すべきだ」と行政に注文をつける。

 ◆原則6カ月期限

 今回の災害では、公営住宅に加え、国家公務員宿舎や民間の賃貸住宅を借り上げて無償提供することも決定した。広島市の松井一実市長は24日の記者会見で、公営住宅などの提供で足りない場合、仮設住宅を建設する考えを示した。

 ただ、市営住宅と県営住宅の無償提供は、原則6カ月とされている。緑井地区の男性(81)は「半年後に戻れても、この年でローンなんて」とうめいた。自宅は土石流で流れてきた別の住宅につぶされた。

 49年前に購入した土地。「一家4人の数え切れない思い出がある」。帰るか離れるか、まだ考える余裕がない。足が不自由なため、公営住宅の1階を希望したが、担当者から抽選の話をされた。「外れたら、どうすればいいんだ」と不安が尽きない。

 6カ月という期限に疑問を持つ人は多い。美容師、丸山淑子さん(71)の住まいは、被害が最も大きかった安佐南区八木の県営住宅。2階だったが、部屋の中はひざの高さまで泥水につかった。土砂が積もった1階では行方不明になった人もいる。「戻れるなら、ここに戻ってきたい。でも半年で元通りになるとは到底思えない」

 ◆先祖伝来の土地

 たとえ危険だろうと先祖伝来の地を離れないという被災者もいる。「江戸時代から受け継いできた土地だ」と話す八木地区の新宮勝哉さん(70)は、ライフラインが復旧すれば、自宅に帰るつもりだ。

 幸い建物にはほとんど被害がなかった。再崩壊の恐怖はあるが「そんなにすぐに、同じような災害は来ないだろう」と自らに言い聞かせるように話した。


<広島土砂災害>広島市、仮設住宅建設へ 避難の長期化必至
毎日新聞 8月25日(月)7時0分配信

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土砂が流入した住宅で、土のうに土砂を詰める出す人たち。この民家には親戚やボランティアら約20人が後片付けに駆けつけた=広島市安佐北区で2014年8月24日午前11時26分、小川昌宏撮影

 広島市北部で20日発生した大規模な土砂災害で、広島市は24日までに、被災地周辺に応急仮設住宅を建設する方針を固めた。既に市営や広島県営などの公営住宅を無償提供する方針を決めているが、すぐに用意できる公営住宅は少なく、家を離れて遠方に転居するのが難しい人も多いと判断した。被災地に出された避難勧告は多くの場所で解除されておらず、約1700人が避難中。避難所生活は長期化の様相を見せている。市は各避難所などで被災者の要望をとりまとめた上で早期の着工を目指す。

 市は既に市営・県営住宅計157戸の無償提供を決め、24日から各避難所で募集を開始。入居できるのは原則、自宅が全半壊した世帯だが、この日だけで126世帯の応募があった。市が公表している全半壊家屋は同日現在、55戸だが、現地調査の済んだ家屋を中心に集計しており、実情を反映していない。市は今後、国家公務員宿舎や民間賃貸住宅なども提供する計画だが、被災現場に近い安佐北、安佐南の両区内で確保している公営住宅は35戸にとどまる。市は「仕事や通院、学校などの理由で遠方に住むのが難しい人もいる」といい、被災地周辺での応急仮設住宅の需要が生じるとみている。

 市は地域防災計画で仮設住宅の候補地に定めていた両区内の建設候補地12カ所のうち、被災現場に近い4カ所の現地調査を済ませており、同地での建設を想定している。地域防災計画は原則として災害発生から20日以内の着工を定めているため、必要戸数や部屋の間取り、仕様などを早急に詰める。同市安佐南区建築課の岡崎茂樹課長は「できる限り早く被災者の要望を満たせる住宅を提供していきたい」と話した。

 一方、今回の土砂災害で流出した土砂が50万立方メートルに上ることが、市への取材で分かった。図面上での試算だが、過去に国内で起きた土石流災害で最大級の土砂量だった可能性があるという。国土交通省と県のまとめでは、土石流は少なくとも50カ所で発生。安佐北区で37カ所、安佐南区で13カ所がそれぞれ、確認されている。【吉村周平、黄在龍】


不明28人氏名公表=捜索難航、情報呼び掛け―死者増え52人・広島土砂災害
時事通信 8月25日(月)6時46分配信

 広島市北部の豪雨に伴う土砂災害で、広島県警と自衛隊、消防は25日も、行方不明者の捜索を続けた。20日未明の発生から6日目を迎え、死者は50人を超えた。市災害対策本部は25日、依然連絡が取れない不明者28人の氏名などを公表した。広く情報を求め、安否確認を急ぐ。
 県警によると、新たに2人の死亡が確認され、死者は52人になった。遺体の身元の特定も進み、同市安佐南区八木、高校3年木原未理さん(17)ら計46人の身元が判明した。
 安否確認が進み不明者数は減ったが、いまだ多数と連絡が取れず、市や県警などは25日午前、不明者情報の公表について協議。氏名や住所を市のホームページに掲載するなどした。
 個人情報の公表については、単なる不在の可能性もあるため、条例などとの整合性を検討。捜索難航で緊急性が高いことなどを総合的に判断した。
 県によると、甚大な被害をもたらした土石流は同市安佐南区と安佐北区の50カ所で発生。特に安佐南区の八木、緑井の被害が大きく、捜索は連日、この2地区で重点的に行われている。 


身重の娘、祈る父=捜索見守り「一刻も早く」―新婚夫婦不明・広島
時事通信 8月25日(月)4時30分配信

 多数の死傷者を出した広島市の土石流は、小さな命を宿した母親ものみ込んだ。「一刻も早く見つけてあげたい」。捜索を見守る親族はわずかな手掛かりを求めて現場を歩き回った。
 行方が分からないのは同市安佐南区八木のマッサージ師湯浅康弘さん(29)、みなみさん(28)夫婦。
 みなみさんはスポーツメーカーに勤める父若松順二さん(51)の影響で、小学校から高校までバレーボール一筋だった。短大卒業後に上京し、勤め先のマッサージ店で知り合った湯浅さんと昨年10月に結婚した。
 夫婦は7月に東京から広島に転居してきたばかりで、みなみさんのおなかには赤ちゃんがいた。妊娠7カ月。11月17日に男児を出産予定だった。
 若松さんは20日、テレビのニュース映像にがく然とした。「とにかく行かなあかん」。香川県から家族と駆け付けたが、当日は現場に近づけず病院や避難所を捜し回った。21日にみなみさん夫婦が住んでいたアパートへ行くと、土砂に流され跡形もなくなっていた。 


広島土砂災害 作業阻む土石流による二次被害防げ…危険箇所にセンサー設置始まる
産経新聞 8月24日(日)23時28分配信

 大規模な土砂災害に見舞われた広島市北部では、地盤の緩みから二次災害への不安が絶えない状態が続いている。24日も天候が安定せず、断続的な降雨が安否不明者の捜索活動に度々影響を与えた。国や広島県は同日、土石流の兆候を早期に把握するため、山間部でセンサーの設置を開始。再崩壊の危険と隣り合わせの現地で、捜索隊やボランティアの命を守る措置だ。

 「下山命令! 下山命令!」

 24日午後1時ごろ、広島市安佐南区八木の山手付近。いまなお20人以上が安否不明となっている現場で消防隊員らによる捜索が続く中、無線越しに緊迫した声が響き渡った。雨脚が突然強まった直後のことだ。

 黙々と作業に当たっていた隊員らは手を止め、慌ただしく機材にシートをかけて山を下り始めた。隊員の一人は「まだ何もできていないのに」と悔しさをにじませた。

 周辺では住民やボランティアが道路の土砂をかき出したり、がれきを撤去したりしていたが、捜索隊の撤収に合わせて急いで退避。「早く、早く!」と叫びながら、慌てて安全な建物に駆け込んだ。住民の会社員男性(46)は「新たに崩れない保証はない。不安は尽きない」と漏らす。

 八木地区など被害の大きかった場所では、現在も消防や自衛隊、警察による捜索活動が24時間態勢で続いている。

 ただ、作業現場の上流には今も土砂が不安定な状態で残り、大雨によって再び土砂災害が起きる危険性が高いという。市消防局の幹部は「一刻も早く助け出さなければならないが、二次災害は怖い」とジレンマを口にする。

 捜索隊と住民の安全を確保するため、国と県は24日から安佐南、安佐北両区の計16カ所に土石流センサーの設置を始めた。山あいの渓流の上流地点にワイヤを張り、岩石に断ち切られると下流の住宅地に置かれたサイレンが鳴って危険を知らせる仕組みだ。危険性の高い場所から順次取り付け、週内にも完了させる。

 土石流センサーは平成23年の紀伊半島豪雨の際にも土砂が川をせき止めてできた「土砂崩れダム」の決壊に備えて導入された。

 24日、現地でセンサーの取り付けを担当した国土交通省中国地方整備局の担当者は「紀伊半島豪雨でも効果を発揮したと聞いている。土石流は少し横に動くだけでも避けられることがあるので、敏感に反応してほしい」と話した。


広島土砂災害 被災地の安佐南区の野球チームの中学生が甲子園観戦
産経新聞 8月24日(日)23時20分配信

 第96回全国高校野球選手権大会の準決勝が行われた24日、大阪桐蔭側のアルプススタンドには四番、正(しょう)随(ずい)優弥選手(18)=広島市南区出身=が中学時代に所属したチーム「広島鯉(り)城(じょう)シニア」の後輩らが駆けつけ、声援を送った。

 プロ野球日本ハムの中田翔選手も育った強豪チームで、この日は約15人が観戦した。土砂災害で甚大な被害が出た同市安佐南区の居住者が多く、チームの1人は避難所生活を強いられている。同区内のグラウンドには被害はなかったが、練習は自粛中だという。

 20日の集中豪雨でメンバーたちは不安な夜を過ごした。安佐南中2年の内村敢太君(14)は、激しい雷で目が覚めた。「爆発するような音が何回も鳴って建物が震えた」。城南中3年の仁賀木樹(いつき)君(15)は近所の浸水した家の泥出しを手伝いながら、練習の再開を待つ毎日だ。

 「早く練習をしたい。いつか選手としてここに来たい」。主将の森川祐介君(15)は、憧れの甲子園の雰囲気を楽しみながらも焦る気持ちをもらした。

 この日、正随選手は勝ち越しの2点適時打を放つなど活躍。試合終了後「自分のプレーで広島の人に喜んでもらったり、勇気を与えることができたらうれしい」と語った。


<広島土砂災害>「郷土のため全力」…警視庁機動隊員2人
毎日新聞 8月24日(日)22時5分配信

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行方不明者の捜索現場に向かう警視庁第6機動隊の梶原正樹さん(左)と玉理裕司さん=広島市安佐南区八木で2014年8月24日午後3時17分、大西岳彦撮影

 広島市北部の土砂災害現場に派遣されている警視庁機動隊員の中に、広島県出身で、特に強い思いを持って捜索活動に当たる2人の隊員がいる。呉市出身の梶原正樹巡査部長(35)と玉理裕司巡査長(29)。災害発生時から「同郷の人のために早く現場に行きたい」と思いを募らせていた。現場では降雨や大量の土砂に阻まれながらも、懸命の活動を続けている。

 警視庁は23日から、機動隊員や2012年に新設した特殊救助隊員計約250人を派遣。行方不明者の捜索やがれきの撤去などに当たっている。

 梶原巡査部長と玉理巡査長は、官公庁街での警備や災害救助活動を担当する第6機動隊第2中隊1小隊に所属。同じ部隊になった今年5月から郷里の広島の話題で親交を深め、災害発生後も「友人が巻き込まれてはいないだろうか。もし、行くことになったら地元のために頑張ろう」と言葉を交わしていた。

 梶原巡査部長には、広島市安佐南区の被害現場近くに住む大学時代の友人がいた。幸い連絡が取れて無事だったことが分かったが、「彼の知人の家は流されたと聞いた。人ごとではない」と険しい表情を見せる。

 玉理巡査長は元々「レスキュー隊員になりたい」と、警視庁を志したほど災害救助への思い入れが強い。ニュースで地元の被害を知ってからは「可能なら一日も早く行方不明者の捜索に行きたい」と、気持ちばかりが焦っていたという。

 2人は24日、安佐南区の八木地区で、がれきや土砂を取り除きながら行方不明者の捜索活動をした。午前中は降雨で捜索が一時中断するなど、思うように進まないことにもどかしさも感じるという。しかし、2人はこう口をそろえる。「同郷の人のため、一刻も早く救助できるよう全力を尽くす」【浅野翔太郎】


<広島土砂災害>雨でボランティア活動できず
毎日新聞 8月24日(日)21時59分配信

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土砂災害の被災地域で、土砂を土のうに詰めるボランティアら=広島市安佐北区で2014年8月24日午前11時9分、小川昌宏撮影

 土砂災害発生後、初の週末となった24日、広島市北部の被災地にはボランティアが集まったが、雨のためほとんど活動できなかった。一方、捜索活動を見守る被災者らからは恨み節が漏れた。

 市社会福祉協議会は2次災害の恐れがあるとして、安佐南区でのボランティア受け入れを中止。安佐北区は活動時間を同日正午までに短縮して受け入れたが、想定を上回る約800人が殺到したため、受け入れを途中で打ち切った。

 家族3人で訪れた広島市西区、予備校生、高杉浩平さん(18)は中止を知り、被災地に住む知人宅で泥かきを手伝った。「お年寄りなど力を必要としている人がいる。天候が安定すれば本格的に活動したい」と話した。

 1棟丸ごとが流された2階建てアパート「ルナハイツ」で新婚生活を送っていたが行方不明になった湯浅みなみさん(28)の父、若松順二さん(51)は「かすかな望みだけれど、生きているという希望もある。早く出してあげたい」と捜索現場を見つめた。【宮嶋梓帆、瀬谷健介】


<広島土砂災害>死者50人に 捜索が降雨で一時中断も
毎日新聞 8月24日(日)21時34分配信

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雨のため行方不明者の捜索活動が中断され、再開を待つ消防や警察の捜索隊=広島市安佐南区八木で2014年8月24日午後0時5分、小松雄介撮影

 北海道や西日本の広い範囲で大気が不安定な状態になった24日、広島市北部の土砂災害被災地では警察や消防、自衛隊などによる行方不明者の捜索が続いた。新たに1人の遺体が見つかり、広島県警は死者が50人になったと発表した。行方不明者は38人。23日夜からの捜索活動は、降雨により一時中断を余儀なくされるなど難航した。

 一方、北海道・礼文島では24日午後1時ごろに記録的な大雨の影響で土砂崩れが発生。礼文町船泊村の無職、石戸谷勉さん(85)方が全壊し、妻の妙子さん(81)と長女の富士代さん(55)が死亡した。

 気象庁は、中国地方や西日本を中心にした局地的な大雨により、京都府福知山市や大阪府池田市付近で1時間で90~100ミリの雨が降ったとみられるとして記録的短時間大雨情報を発表した。また、北海道礼文町では24時間の最大雨量が観測史上最大で8月の平均降水量の約1.5倍にあたる183ミリを観測した。

 そのほか、各地の主な24時間雨量は、最大で北海道稚内市173ミリ▽滋賀県高島市156.5ミリ▽大阪府茨木市160.5ミリ。

 25日午後6時までの24時間に予想される降水量は、多い所で近畿100ミリ、中国と北海道各80ミリの見込み。【奥山智己】


<広島土砂災害>「いい湯で気持ちいい」陸自が入浴支援
毎日新聞 8月24日(日)21時30分配信

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自衛隊が設営した風呂に入る男児。避難所暮らしが続き湯船に入るのは災害後、初めてという=広島市安佐北区で2014年8月24日、大西岳彦撮影

 広島の土砂災害で、被災者やボランティアに疲れを癒やしてもらおうと、陸上自衛隊第13旅団(広島県海田町)は24日、避難所の一つになっている広島市立三入小学校(安佐北区)のグラウンドに仮設の浴場を設置した。今回の災害で浴場が設置されるのは初めて。次々と被災者が訪れ、「最高に気持ちいい」と笑顔を浮かべていた。

 浴槽は男女別に二つ用意され、大きさはそれぞれ縦約3メートル、横約2メートル、深さ約70センチ。シャワーも5口ずつある。小学校で避難生活をしている安佐北区可部町の大工、大野隆博さん(58)は「避難所で浴槽につかれるとは思わなかった。気持ちよく寝られそうだ」と話した。浴場は25日以降も当分の間、利用できる予定。【大森治幸】


土砂災害、被災の126世帯が公営住宅申し込み
読売新聞 8月24日(日)21時21分配信

 広島市と広島県は24日、自宅が全半壊するなどした被災者に無償提供する公営住宅の入居受け付けを始めた。

 用意した157戸に対し、初日だけで126世帯が申し込んだ。松井一実市長は「必要があれば応急仮設住宅の建設も検討する」と話した。

 無償提供期間は原則6か月で、市内や隣接する海田町の空き部屋を用意した。入居希望先は、被災した自宅近くに集中することが予想されるが、全半壊世帯の大半を占める同市安佐南区で確保できたのは11戸にとどまる。

 避難所では24日午後9時現在で746世帯が生活している。市は国とも連携し、国家公務員宿舎への入居や、民間賃貸住宅を借り上げて仮設住宅として提供するなどの対策を進める。


死亡50人、不明38人に
2014年8月24日(日)20時51分配信 共同通信

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 降雨で捜索活動が中断し、土砂崩れ現場を一時退避する消防隊員や警察官ら=24日夜、広島市安佐南区八木

 広島県警は24日、土砂災害の死者が1人増え、50人となったと発表した。行方不明者は38人。市内では断続的に雨が降り、二次災害の恐れから警察や消防、自衛隊の捜索活動が度々中断した。がれきの除去などに当たったボランティアの多くも活動を中止した。

 市は24日、建設候補地を調査するなど、仮設住宅の準備を進めていると明らかにした。

 県警によると、死者のうち新たに広島市安佐南区で室屋敏夫さん(83)と藤井麻緒さん(53)、藤井さんの母弥生さん(81)の身元を確認し、身元が判明した人は41人となった。


<広島土砂災害>県と市の公営住宅入居受け付け始まる
毎日新聞 8月24日(日)20時32分配信

 広島県と広島市が被災者に一時的に無償提供する公営住宅の入居申し込みが24日始まり、市内17カ所で説明会があった。提供戸数は計157戸で、26日まで受け付け、27日に抽選がある。

 説明会場の一つ、市立梅林小(安佐南区)には、用意した約70席を超える住民が集まった。市担当者が申し込み手順を説明。住民からは「民間住宅の借り上げはないのか」などの質問や「避難所生活はいつまで続くのか」との声が出た。

 参加した広島市安佐南区八木の重広浩さん(75)は自宅が土砂で全壊し、娘が住む市内のワンルームマンションに身を寄せている。「先祖代々の土地だけれど恐怖を味わった今、もう戻れない」と話した。

 介護福祉士の女性(48)は「私も夫も仕事があり、同居の母は持病がある。早く落ち着いた生活を取り戻したい」と、入居先を第5希望まで全て記入していた。【岸川弘明、大森治幸】


警戒区域の指定推進「法改正を検討」…防災相
読売新聞 8月24日(日)20時6分配信

 古屋防災相は24日のNHK番組で、広島市で起きた土砂災害に関連し、都道府県による「土砂災害警戒区域」指定が進むよう、土砂災害防止法を改正する方針を明らかにした。

 古屋氏は「都道府県知事の背中を押してあげられるような改正を国土交通省や与党に要請している。検討に入っていると思う」と述べた。同法は2001年施行。土砂災害発生の可能性が高い区域を「警戒区域」、特に危険性が高い区域は「特別警戒区域」に指定し、必要な措置をとることを都道府県に求めている。

 しかし、行政側の人員不足や、土地の資産価値下落に対する住民の懸念もあり、指定作業は遅れている。国土交通省によると、広島県は土砂災害危険箇所のうち指定済みの区域は37%にとどまっており、今回被災した地区もほとんどが指定されていなかった。


広島土砂災害 「故郷はもうない」…生活再建と移住に揺れる被災者
産経新聞 8月24日(日)19時33分配信

 広島市の土砂災害の現場では、発生から5日目を迎えた24日も不明者の捜索が続けられた。山あいの街はなお、大量の土砂やがれきに埋もれたまま。生活再建のめどは立たず、自宅が損壊した人を対象に公営住宅の入居受け付けが始まった。「もう怖くて戻れない」「できればまた住みたい」。慣れ親しんだ土地を追われた多くの被災者。その胸中は揺れている。

 「あの日を境に、ぼくの故郷そのものがなくなってしまった」

 1家7人で避難生活を送る会社員の竹本康則さん(46)はため息をつく。広島市安佐南区の緑井地区で被災。築10年の自宅は土砂で1階が壊れ、隣近所の家もほとんど原形がない。

 「どれほど怖い土地に住んでいたか、やっと分かった。子供をここに縛ることはできない」と心は移住に傾いているが、転居資金はない。やむを得ず公営住宅への入居を申し込んだ。「地区の復興に予算を投じても戻らない人も大勢いる。個々の生活再建に回すべきだ」と注文をつけた。

 市営住宅と県営住宅の無償提供は、原則6カ月とされている。「半年後に戻れといっても、この年でローンなんて」と同じ地区の男性(81)はうめいた。自宅は土石流で流れてきた別の住宅につぶされた。

 49年前に購入した土地。「一家4人の数え切れないほどの思い出がある」。帰るか離れるか、まだ考える余裕がない。足が不自由のため公営住宅の1階を希望したが、担当者から抽選の話をされた。「外れたら、どうすればいいんだ」と不安が尽きない。

 6カ月というリミットに疑問を持つ人は多い。美容師の丸山淑子さん(71)の住まいは、被害が最も大きかった安佐南区八木の県営住宅2階。部屋の中は膝の高さまで泥水につかった。土砂が積もった1階では行方不明になった人もいる。「戻れるなら、ここに戻ってきたい。でも半年で元通りになるとは到底思えない」

 たとえ、危険であろうと先祖伝来の地を離れないという被災者もいる。八木地区の新宮勝哉さん(70)は「江戸時代から受け継いできた土地だ。他に移るところもない」とライフラインが復旧すれば、自宅に帰るつもりだ。幸い建物にはほとんど被害がなかった。再崩壊の恐怖はあるが「そんなすぐに、同じような災害は来ないだろう」と自らに言い聞かせるように話した。


<防災担当相>警戒区域指定促進で土砂災害防止法を改正へ
毎日新聞 8月24日(日)18時24分配信

 古屋圭司防災担当相は24日のNHKの番組で、広島市北部の土砂災害に関連し、土砂災害の危険がある区域を都道府県知事が指定しやすくするために土砂災害防止法の改正が必要との認識を示した。

 今回の被災地域の一部は同法に基づく「警戒区域」や「特別警戒区域」に指定されておらず、そのために対策が遅れた可能性が指摘されている。古屋氏は「知事が指定するので、背中を押すような改正を国土交通省、与党を中心に考えてほしいし、今要請している」と述べた。

 同法の警戒区域は、警戒避難体制の整備などが必要で、特別警戒区域はさらに開発行為が知事の許可制になるなどの規制がかかる。地価が下がり、住民の理解が得にくいなどの理由で都道府県によって指定にばらつきがある。

 土砂災害の危険箇所は全国に約52万5000あるが、指定はその7割弱にとどまっている。古屋氏は「命を守るためには意識改革が必要だ」と述べた。

 また、局地的な豪雨に備え、高性能の「Xバンドレーダー」を利用した観測体制の重要性を強調。各世帯に情報を伝達するデジタル防災無線の普及に向け、必要な予算を確保する考えを示した。【村尾哲】


政府、土砂災害防止法改正へ
2014年8月24日(日)18時10分配信 共同通信

 政府は24日、土石流などの大規模災害発生に備え、対策の重点となる「警戒区域」を都道府県があらかじめ指定しやすくするため、土砂災害防止法を改正する方針を固めた。局地的豪雨により多数の死者・行方不明者を出した広島市の災害現場は、多くが警戒区域に指定されておらず、対策が遅れた可能性が指摘されているためだ。

 国土交通省のまとめで土砂災害の危険がある箇所は全国に52万5千あるとされているのに対し、指定はその7割弱にとどまっており、大幅な引き上げを目指す。指定手続きの簡素化や、煩雑な調査や事務作業に当たる自治体への支援拡充などが課題となる。


広島土砂災害 「警戒区域」指定に全国“格差”
産経新聞 8月24日(日)18時0分配信

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土砂災害警戒区域の指定状況(写真:産経新聞)

 土砂災害の恐れがある「土砂災害危険箇所」を、住民の避難態勢を整備する「土砂災害警戒区域」などに切り替える取り組みが全国で進められているが、その進捗(しんちょく)を示す「指定率」は都道府県によって大きく差が出ている。指定が完了した県がある一方、10%台にとどまっているところもあるためだ。

 ■きっかけは平成11年の広島の土砂崩れ

 警戒区域の指定には、地質調査や、防災情報をまとめたハザードマップ(災害予測地図)の作製による住民への危険周知といった条件があり、指定を通じて防災意識の向上が期待されている。だが、行政の人手不足や予算面などを理由に、切り替えが遅れているところも少なくない。警戒区域は、より危険性が高い区域は特別警戒区域として指定。特別警戒区域の場合、建物の移転勧告をすることもある。

 この制度を創設するきっかけになったのは、平成11年6月に広島市と広島県呉市で起きた土砂崩れなどで31人が死亡した災害だ。これを機に制定された土砂災害防止法に基づく制度で、15年には広島県内13カ所で初の警戒区域の指定が行われた。

 国土交通省によると、全国の土砂災害の危険箇所約52万カ所のうち、警戒区域に指定されているのは約7割の約35万カ所。

 広島県内の危険箇所は全国最多の約3万2千カ所を抱えるが、指定率は約37%にとどまっている。県砂防課によると、住民説明などに手間がかかり、指定には2年以上かかることも。県の現状の態勢では、指定完了には20年近くかかる見通しだ。今回の土砂災害で被害のあった区域のうち指定されていたのは1区域のみ。残りの区域は「順番待ち」だった。

 担当者によると、指定は公共施設がある地域や、過去に災害が起きた地域を優先。なかには「地価の下落につながる恐れがある」と住民が指定を拒み、調査に入れないケースもある。

 ■福岡などは100%

 一方、すでに指定が完了しているのは、青森、山梨、福岡の3県。福岡県では専門職員5人を配置した上で、予算も数倍に増やした。

 福岡県砂防課によると、21年7月の「中国・九州北部豪雨」による同県篠栗町での土砂災害で2人が死亡したことが指定に本腰を入れる契機になった。避難の重要性を実感してもらうビデオも自作し、住民理解を得るのに苦心したという。

 片田敏孝群馬大教授(災害社会工学)は、「警戒区域を指定することで危険な場所に住んでいることの自覚が促され、住民は主体的に早めの行動を取るようになる。指定はかなり踏み込んだ防災政策といえる。なかには、地価下落などを嫌がる住民の合意がとれずに指定が進まない例もあるが、物理的な危険は同じで、本末転倒だ」と話している。

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