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2014年8月21日 (木)

広島で豪雨による土砂崩れ、39人死亡、不明者は51人に・4

広島市北部の安佐南、安佐北両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、10カ所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ。

広島県警によると、この土砂崩れ39人が死亡し、調査が進むにつれ、行方不明者は51人になったほか、けが人も多数出ており、自衛隊・消防隊などが救出や捜索を続けている。

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リンク:<広島土砂災害>「アパート流失」情報…安佐南区八木地区 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>生きて見つけたかった…妻亡くした男性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「怖くて帰れない」避難所で不安の夜…停電も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「何とか無事で…」懸命の捜索活動に非情の雨 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ お見舞いの気持ち、両陛下伝えられる 静養全日程お取りやめ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 「防災勧告放送聞こえない」スピーカー電柱倒れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:強雨に不安、疲労にじむ=避難の住民ら―広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 軟弱地盤、捜索も阻む 夜通し除去作業「見守るしか」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>警戒区域の指定促進を…防災担当相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害、市が義援金の受け付け開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>不明51人…安否確認で混乱、集中捜索続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「本当にかわいそう」=幼い兄弟の通夜、しめやかに―土砂災害で犠牲・広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>人手も物資も足りぬ…不安・疲労、住民襲う - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>震災被災地から支援の動き - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>21日夜も雨降る…不安定な天気続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>国交相が被災状況を確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害で安倍首相「関係省庁一体の対応を」 現地視察も検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、土砂崩れ災害へお見舞いとねぎらい - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警戒区域指定、国の支援必要=広島土砂災害で古屋防災相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相の災害対応中「静養」が大議論に 無責任なのか、指示すれば問題ないのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警察庁に災害警備本部設置…広島土砂災害拡大で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相「政府一丸で救命・救出を」…対策会議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ダムできていれば…」広島の災害地区で建設中 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:汗流す若者、黙々と作業=友人の身を案じ―広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>安否の分からない人「51人」…県警発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>両陛下が静養取りやめ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:43人と連絡取れず=二次災害に警戒、捜索続く―広島市の土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警戒区域指定は8カ所のみ=土石流31カ所、調査追い付かず―全国一の危険性・広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害、不明51人・死者39人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 死者39人、行方不明者26人に - 速報:@niftyニュース.
リンク:豪雨被災地の航空写真ネット公開 - 速報:@niftyニュース.
リンク:山の南北で土石流、住宅押しつぶす=広島市の航空写真公開―国土地理院 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島の土砂災害、不明者26人に - 速報:@niftyニュース.
リンク:野党の批判、全く当たらず=災害発生後の安倍首相ゴルフ―古屋防災相 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<広島土砂災害>「アパート流失」情報…安佐南区八木地区
毎日新聞 8月22日(金)1時12分配信

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行方不明者の捜索が続く土砂災害の現場=広島市安佐南区八木で2014年8月21日午後7時32分、長谷川直亮撮影

 死者・行方不明者が65人に上る広島市安佐南区八木。「アパートが1棟ごと流され、住人が不明になっている」との情報があり、広島県警は21日、同地区に警察官の約半分を集中投入するなどして生存者の捜索にあたった。

 アパートのある八木3丁目は、斜面の上にあり、流れてきた土砂や岩石、流木などで見渡す限り埋まっている。アパートの形は確認できず、周辺の家屋も基礎部分しか残っていないなど、被害は甚大だ。21日朝から、消防や警察、自衛隊員ら100人近くが捜索したが、土砂や流木に阻まれ、作業は難航している。

 市消防局によると、このアパートに住む女性5人、男性3人が行方不明。管理会社によると2階建てで、今年5月以降、4部屋に各2人ずつ暮らしていたという。管理会社の担当者は「8人と連絡が取れず、心配している。今は捜索を見守るしかない」と話した。

 八木地区では、このアパートを含む多くの住民が行方不明だが、県警は20日まで市内の不明者を7人と発表してきた。八木ケ丘町内会長の奥迫信治さん(76)はこれに疑問を持ち、町内会のメンバーとともに21日に県警を訪れ、「よそばかりでなく、八木ケ丘の捜索をちゃんとしてほしい」と訴えたという。消防などは21日夜、雨のために作業を中断したが、今後も重点的に捜索を続ける方針だ。【大山典男、加藤小夜、平川将来】


<広島土砂災害>生きて見つけたかった…妻亡くした男性
毎日新聞 8月22日(金)1時8分配信

 被害が最も大きかった広島市安佐南区八木では、原田義明さん(83)が50年間連れ添った妻トシエさん(75)を失った。「生きて見つけてやりたかった」。原田さんは家を押しつぶした土砂の上に線香を立て、静かに手を合わせたという。

 原田さんは、トシエさんと息子夫婦、孫3人の計7人暮らしだった。土砂災害が起きた20日未明、1階の山側で寝ていたトシエさんだけが材木の下敷きになり、行方不明になった。避難所で無事を祈ったが、トシエさんは20日午後4時ごろ、遺体で見つかった。自宅のがれきの中から見つけた線香にライターで火をつけ、「こらえてくれ」と語りかけた時、自然と涙が頬を伝った。

 「ささいなことでよく口げんかした。互いに一歩も引かんかったけど、後で『家内の言っとることの方が正しかった』と思うことがよくあった」。負けん気が強かった妻の姿を、いとおしそうな表情で振り返る。トシエさんは温泉が好きで、年に2、3回は家族7人で仲良く旅行していたという。「今年もどこに旅行に行こうかと考えていたのに……」。原田さんは涙を浮かべながら話した。【石川将来】


「怖くて帰れない」避難所で不安の夜…停電も
読売新聞 8月21日(木)22時55分配信

 広島市北部で起きた土砂災害で、21日午後7時現在、11か所ある避難所には385世帯、887人が身を寄せ、不自由な生活を続けている。

 約50世帯、約140人が避難する安佐南区緑井の佐東公民館。家族4人で逃れてきた同区八木の主婦(55)は、自宅に大きな被害はないというが、「雨で再び土砂が崩れるとどうなるか分からず、怖くて帰れない」と話した。

 市立緑井小では、当初は体育館を避難所にしていたが、エアコンのある教室に変更。男性(70)は「体育館は暑かったので、涼しい部屋に来られて助かった。でも、電気と道路が復旧しないと生活できない」とため息をついた。

 広島県によると、安佐南、安佐北の両区では21日午後3時半現在で約900戸が停電し、約2700戸で断水している。両区では同日、給水車6台が巡回した。

 中国電力は同日、安佐北区可部町桐原(とげ)地区で倒壊した電柱3本の復旧作業にあたった。同社によると、今回の土砂災害で倒れた電柱は両区で約60本確認されているという。

 一方、広島市などは同日、「災害ボランティア本部」を設置した。安佐北、安佐南の両区に近く、ボランティアセンターを開設する予定で、担当者は「準備が整い次第、受け入れを開始したい」としている。


「何とか無事で…」懸命の捜索活動に非情の雨
読売新聞 8月21日(木)22時50分配信

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日没後も捜索活動を続ける自衛隊員ら(21日午後7時3分、広島市安佐南区八木で)=里見研撮影

 多数の死者・行方不明者を出した土砂災害から丸1日が過ぎた21日、大きな被害に見舞われた広島市北部の住宅地では、土砂やがれきに阻まれながら懸命な捜索活動が続いている。

 行方不明者はなお51人。同夜から22日午後には大雨が降る恐れもあり、避難所で過ごす住民たちは「何とか無事でいてほしい」と、祈るような表情で捜索活動を見守った。

 豪雨による大規模な土砂災害に襲われた広島市北部では21日夜、再び非情の雨が降り、自衛隊などによる救助・救出活動は二次災害を防ぐために中断を余儀なくされた。行方不明者はなお51人に上ることも新たに判明。22日午後にかけて大雨が降るとの予報もあり、懸命の捜索活動に大きな支障をきたす可能性も出てきた。

 陸上自衛隊の捜索は21日、甚大な被害があった広島市安佐南区の八木、緑井の両地区で初めて重機を使ったが、八木地区の一部では、まだ重機が入れない場所がある。自衛隊員らは、泥に足をとられながら、スコップなどで懸命に土砂をかき出し、行方不明者を捜し求めた。

 防衛省統合幕僚監部運用部の軍司雅人・災害対策調整官は「想像以上の被害の大きさに驚いている。厳しい現場だが、被災地の一日も早い復旧の手伝いができれば」と話した。

 捜索を見守っていた会社員女性(30)は「消防や警察に問い合わせても女友達の安否が分からず、心配なので見に来た。早く無事な姿を見せてほしい」と、涙を浮かべながら話した。

 しかし、夜になって雨雲が広がった。午後9時頃には強い雨が降り、二次災害を警戒して、活動は中断された。雨は断続的に降っており、捜索活動は22日午前1時現在、再開されていない。雨が降り続く限り、再開は困難になるとみられ、一刻も早い生存者の救出を待つ人々にとっては、厳しい状況が続きそうだ。

 緑井地区の一部では避難勧告が避難指示に切り替わり、消防隊員らが歩いて周辺をまわり、マイクを使って自宅にいる住民らに避難を呼びかけた。

 男性消防隊員は「捜索を早く再開したいが、無理はできない。もどかしい」と話し、天候の行方を気にしていた。


広島土砂崩れ お見舞いの気持ち、両陛下伝えられる 静養全日程お取りやめ
産経新聞 8月21日(木)21時59分配信

 天皇、皇后両陛下は21日、広島市で発生した土砂災害で多くの犠牲者が出ていることを受け、お見舞いの気持ちを川島裕侍従長を通じて広島県の湯崎英彦知事に伝えられた。宮内庁が同日、発表した。両陛下は被害状況を心配し、22~29日に予定していた長野、群馬両県での静養について、全日程を取りやめられた。

 また、宮内庁は21日、皇太子ご一家が、22日から9月3日に予定していた那須御用邸付属邸(栃木県那須町)での静養を取りやめられたと発表した。

 宮内庁によると、両陛下は、犠牲者が多数となり、依然として多くの人々が行方不明であることに心を痛められているという。

 両陛下は27日まで長野・軽井沢に滞在、群馬県草津町に移り、29日に帰京される予定だった。宮内庁は20日、軽井沢での予定の一部取りやめを発表していたが、被害拡大を受けて全日程を取りやめられた。


広島土砂崩れ 「防災勧告放送聞こえない」スピーカー電柱倒れ
産経新聞 8月21日(木)21時42分配信

 「避難勧告が出ていたとは知らなかった」。大規模土砂災害に襲われた広島市北部の被災者から、こうした声が多数上がっている。激しい雷や土石流が無線の音をかき消したり、スピーカーを破壊したりしていた。避難勧告の遅れが指摘される一方、そもそも全住民に勧告が届かなかったという根本的な問題が浮上している。

 「雷や土石流の音で、放送に全く気づかなかった」。広島市安佐北区の可部東地区で、女性会社員(47)が振り返る。

 市災害対策本部によると、同地区で勧告が出たのは、すでに生き埋め被害などが出始めていた20日午前4時15分。勧告は通常、市の防災行政無線を通じて町内会長宅などにある受信機に伝達。そこから町内放送で流れる仕組みだが、可部東地区には放送用の屋外スピーカーは1基しかなかった。別の男性(54)も「朝になって、警察官が一軒一軒に避難を呼びかけるまで勧告が出ていることを知らなかった。避難が遅れ、道路も遮断されてしまった」と憤る。

 ほかの地区では、スピーカーが設置された電柱が災害で倒れ、放送が使えない事態も発生。多くの犠牲者が出た安佐南区の八木地区で受信機を設置している女性(67)は「19日深夜には注意を呼びかける無線が聞こえたが、天候が悪化した未明からは聞こえなくなった」と証言。安佐南区の別の地区の自治会長は、20日午前5時すぎに安佐南消防署から無線を受信したが、各世帯に連絡する手段がなく、「朝を待った」としている。


強雨に不安、疲労にじむ=避難の住民ら―広島
時事通信 8月21日(木)21時36分配信

 広島市安佐南区の避難所・市立梅林小学校では21日夜も、土砂災害で被災した近隣住民ら約400人が教室などで過ごした。強い雨が降り始め、残した自宅や二次災害を心配する声が聞かれ、疲労の色がにじんだ。
 同日朝から家の周辺などで土のうを積む作業に当たった高校生3年の舛見裕次郎さん(17)は「9時間続けたが、山からはずっと水が流れてきていた。雨が降ればきょうの作業は水の泡だ」と話す。同区八木の竹下清香さん(81)は「家は断水していて帰れない。眠れるか心配だから、きのうから薬をもらっている」と疲れた表情で話した。 


広島土砂崩れ 軟弱地盤、捜索も阻む 夜通し除去作業「見守るしか」
産経新聞 8月21日(木)21時33分配信

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手作業でがれきの撤去作業が行われた。心配そうに現場を眺める近隣住民の姿も=21日午前、広島市安佐南区(三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)

 多くの命と家屋が濁流にのまれた広島市北部の土砂災害発生から2日目となった21日。被災地では住民らが大量の土砂によって進まない救出作業に焦りをみせつつ、祈るような気持ちで捜索活動を見守った。平成11年にも大きな土砂災害を経験したが、十分な備えが整っていなかった状況も明らかになった。

 被災現場に特有の軟らかい地盤は、行方不明者の救助・捜索活動にも大きな壁となって立ちはだかった。花崗(かこう)岩が風化してできた「まさ土(ど)」は、粒の直径が1ミリにもならないほどきめ細かく、多量の水を含んで足に絡みつく。現場では警察や消防、自衛隊員らが作業を続けたが、重い土砂と大量の流木、山肌からえぐり取られた岩石によって、思うように進まない。

 「とにかくスコップが重い。必要以上に体力が奪われていると感じる」

 被災地の中でも特に被害が大きかった広島市安佐南区の八木地区では自衛隊員が大きくため息をついた。あたり一帯は泥で茶色く染まり、岩や流木がごろごろと転がっていた。現場は山肌を切り開いた斜面の造成地で、もともと「日本一地滑りが起きやすいエリア」(兵庫県立大学の室崎益輝・防災教育センター長)と言われていた。

 高校3年の男子生徒が行方不明になっている同地区の別の捜索現場でも、自衛隊員ら約50人が夜通しで泥のかき出しにあたったが、スコップで土をすくうたびに水を含んだまさ土が坂道を下ってくる。難航する捜索の様子を遠巻きに見つめていた同級生(17)は「見守るしかない」と祈るように話した。

 近接する民家3軒が土石流の直撃を受け、男女5人の安否が分からなくなっている安佐南区の緑井地区では流木が捜索活動を阻んだ。無数の木々が泥の上に折り重なっているため、消防隊員がチェーンソーを使って細かく寸断。それをバケツリレーの形式で脇によけて、ようやく重機の移動ルートを確保するという手順を強いられた。

 同地区の男性(78)はめいと連絡が取れない状態が続いている。「作業がはかどらず、気をもんでいる。こんな光景見たことがない」と涙ながらに話す。

 ただ前日からの懸命の活動により各所で重機の通り道ができつつあり、ある消防隊員は「木や土石を取り除かないと捜索は進まない。重機が来たので、これからだ」と気合を入れ直していた。


<広島土砂災害>警戒区域の指定促進を…防災担当相
毎日新聞 8月21日(木)21時20分配信

 広島市の土砂災害で、政府は21日、関係省庁による対策会議を首相官邸で開き、現地を視察した古屋圭司防災担当相から報告を受けた。古屋担当相は会議後、記者団に「住民が『住んでいる地域が土砂災害の危険がある』と十分認識できていたかどうかは課題だ」と述べ、「土砂災害警戒区域」の指定促進が重要との認識を示した。今回の災害発生現場の一部は、警戒区域に指定されていなかったことが既に判明している。

 警戒区域は、1999年に広島県で発生した土砂災害を教訓に制定された「土砂災害防止法」に基づき、都道府県が災害発生の恐れがある地域を指定する。指定されると、土砂災害ハザードマップの作製が義務づけられたり、避難訓練を実施したりする。さらに危険度が高い地域は「特別警戒区域」に指定でき、開発規制などが可能になる。

 土砂災害の危険箇所は、全国に52万5307カ所あるが、警戒区域の指定は7月末時点で35万4769カ所(うち特別警戒区域20万5657カ所)と7割弱にとどまる。【狩野智彦】


広島土砂災害、市が義援金の受け付け開始
読売新聞 8月21日(木)21時11分配信

 広島市北部で起きた土砂災害で、市は22日、被災者への義援金の受け付けを始める。

 振込先は「広島銀行広島市役所支店 普通預金3047757」で、名義は「災害発生に係る義援金 企画総務局総務課長 笹口良治」。平日の午前8時半~午後5時15分は同課や各区役所でも受け付ける。

 12月26日まで。問い合わせは同課(082・504・2033)。


<広島土砂災害>不明51人…安否確認で混乱、集中捜索続く
毎日新聞 8月21日(木)20時59分配信

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行方不明者の捜索を続ける警察官や自衛隊員ら=広島市安佐南区で2014年8月21日午前9時8分、本社ヘリから望月亮一撮影

 20日未明に広島市北部を襲った土砂災害で、広島県警は21日午後、行方不明者が51人に上ると発表した。県警や消防に寄せられた安否不明者情報のうち、連絡のつかない人を集計したという。県警は同日朝まで「死者39人、行方不明者は7人」と発表していたが、地元住民からは「行方不明者数はもっと多いのではないか」と疑問視する声が出ていた。また、死者のうち新たに17人の身元が判明した。県警はこの日、アパートの流失情報がある地区を集中的に捜索したが、夜に入り雨が降り出し、2次被害を防ぐため、一時中止。広島市は一部で避難指示を出した。

 県警によると、これまで発表してきた「行方不明者7人」という数字は、親族が倒壊家屋の下敷きになるのを目撃するなど、確実に被害に遭ったと見られる人のみだった。

 県警や消防には災害直後から「家ごと流された人がいる」「知人と連絡が取れない」などの情報が多数、寄せられていた。21日朝には、広島市の災害対策本部が消防の情報をもとに「行方不明者は31人」と発表し、県警発表の7人と大きな食い違いが出た。このため同日午後までに、県警と消防の担当者が互いの情報を交換し、同日時点で51人の不明者がいるとの結論に達した。県警が確認した死者39人の中には、身元確認に至っていない人が8人いるが、県警によると今回発表した51人と重複する人は少ないとみられる。

 同市安佐南区の八木ケ丘町内会長、奥迫信治さん(76)は県警の発表する「不明者7人」情報に疑問を持った。住民の安否を確かめるため避難所を回り、1人暮らしの人や夫婦など9人の行方が分からないことを突き止めたからだ。21日、町内会メンバーとともに県警を訪れ、わらをもつかむ思いで「よそばかりでなく、八木ケ丘の捜索をちゃんとしてほしい」と訴えた。「行方不明者を放っておかれるのは悔しい」と語った。

 八木地区では、「アパートが1棟ごと流され、住人が不明になっている」などの情報もあり、県警は21日、同地区に警察官の約半分を集中投入するなどして生存者の捜索にあたったが、夜に入り雨が降り出したため、捜索を中止。市は午後9時15分、山裾から水が出ているのが確認されたとして安佐南区緑井の一部に避難指示を出した。【石川裕士、田辺佑介、加藤小夜】


「本当にかわいそう」=幼い兄弟の通夜、しめやかに―土砂災害で犠牲・広島
時事通信 8月21日(木)20時58分配信

 広島市の土砂災害で犠牲になった市立山本小5年の平野遥大君(11)と弟の都翔ちゃん(2)の通夜が21日夜、しめやかに営まれた。親族のほか、遥大君の同級生やその父母ら大勢の参列者が訪れ、幼い兄弟を巻き込んだ突然の悲劇に涙を流した。
 兄弟の通夜は午後6時から市内の斎場で営まれた。参列者は一様に沈痛な表情を浮かべ、泣きじゃくる子供を父親が慰める場面も見られた。斎場内には笑顔を浮かべた兄弟の遺影が掲げられ、同級生らがすすり泣く声が響いたという。
 兄弟宅の近所に住んでいた主婦(68)は「遥大君たちのお母さんは、お父さんに肩を抱きかかえられながらも気丈に振る舞っていた。本当にかわいそう」と声を詰まらせた。「遥大君がサッカーをしている姿をよく見かけた」と話していた団体職員の男性(34)は目を潤ませ、無言で斎場を後にした。 


<広島土砂災害>人手も物資も足りぬ…不安・疲労、住民襲う
毎日新聞 8月21日(木)20時45分配信

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行方不明者の捜索をする警察官ら=広島市安佐南区緑井で2014年8月21日午後7時13分、幾島健太郎撮影

 広島市北部の土砂災害は22日未明で発生から2日。死者や行方不明者はさらに増える見込みで、現場周辺は土砂や流木が散乱したままだ。「スコップ一本でもあれば助かるのに」。住民らの間では、物資や人手が足りない現状にいらだちが募る。空き巣被害が出た地域もあり、不安が日増しに高まっている。【平川義之、瀬谷健介、畠山哲郎、加藤小夜】

 多数の死者・行方不明者が出た安佐南区緑井。土砂が約1メートルの高さまで積もった自宅の前で、女性(32)が困り果てていた。「近所のホームセンターに行ったが、シャベルも軍手も長靴も売り切れていた。雨がまた降るかもしれないから2次災害に備えたいのに」

 無職女性(82)の自宅前では泥水がたまり、池のようになっている。「土砂が道を塞ぎ、身動きがとれない。近所で一丸となり、小さなスコップで泥を除こうとしているが、人手が足りない。雨が心配だ」。疲れ果てた様子で天を仰いだ。

 会社員の伊井俊文さん(47)は、父が暮らす実家の惨状を目の当たりにし、21日朝、安佐北区役所に「土のう袋が無くて困っている」と訴えた。広島県は21日も全域で大雨注意報などが出ており、心配だった。区の担当者が「いつ持って行けるか明言できない」と言葉を濁したため、見かねた妻が区まで出向き1000袋を調達。同じ悩みを抱える近所の住民に配った。

 家族4人で避難している会社員、岡野肇さん(40)は「ぜんそくを抱える長女のためにも、家の布団で寝かせてあげたいが、自宅の前は、扉も開けられない。スコップ一本でもあればいいのだが……」とため息をついた。

 ◇またも雨、天を仰ぐ

 最大の被害が出ている安佐南区八木。避難所の市立八木小では、21日朝に約130人だった避難者が、夕方に約200人まで膨らんだ。2次災害の危険から避難を呼びかける地域が増えたからだ。

 21日夜には雨が降り、消防などは捜索を中断。「山裾から水が出ている」と住民から通報があり、広島市は安佐南区緑井の一部に避難指示を出した。22日夜にかけて土砂災害のおそれが高まっているという。

 一方、安佐北区可部(かべ)東では、住民が避難した隙(すき)を狙った空き巣被害が、未遂も含めて2件発生。2カ所は同じ6丁目の近所だったことから県警は同一犯とみて捜査している。

 「まさか自分が被害に遭うとは」。娘の自宅などに避難中、家を物色された無職男性(73)は戸惑った様子で話した。

 被害に気付いたのは、避難先から自宅に戻った21日午前9時ごろ。ガラス戸が割られ、洋服ダンスやかばんが開けられていた。幸い盗まれたものはなかったが、県警に被害届を出した。

 県警によると、6丁目の別の住宅も空き巣被害を受けた。家主が避難していた時の犯行とみられ、金品が盗まれていたという。

 近くの主婦は「被災者をさらにムチで打つような卑劣な行為だ。警察はパトロールを強化してほしい」と話した。


<広島土砂災害>震災被災地から支援の動き
毎日新聞 8月21日(木)20時40分配信

 土砂災害に襲われた広島市を支援する動きが、東日本大震災の被災地に広がり始めている。

 福島県相馬市は、ペットボトル入りの2000リットル分の飲料水とレトルト食品など非常食1000食を広島市に送った。震災で津波被害を受けた相馬市には2012年以降、広島市から応援職員が派遣され、現在も3人が勤務している。相馬市の立谷秀清市長は20日の庁議で「広島市には大変にお世話になってきた。ここで恩返ししなければならない」と職員に迅速な対応を指示した。義援金も送る。

 また福島県郡山市は21日、市民や職員から義援金を集める募金箱を市役所本庁舎と西庁舎の玄関に設置。宮城県内でも大震災で広島市から職員派遣などの支援を受けた仙台市、名取市などが見舞金を送ることを検討している。【高橋隆輔、山内真弓】


<広島土砂災害>21日夜も雨降る…不安定な天気続く
毎日新聞 8月21日(木)20時26分配信

 豪雨被害が出た広島市の現場付近では21日夜から22日未明、断続的に雨が降った。広島県内は南から湿った空気が流れ込んで不安定な天気が続いており、再び土砂災害が起きる可能性があるとして、気象庁などが警戒するよう呼びかけている。

 広島地方気象台によると、広島市安佐北区で21日午後9時半から約20分間に約1.5ミリの雨量を観測した。県内の22日午後6時までの24時間雨量は最大で50ミリと予想されている。週末にかけて日本海側の前線が南下して接近し、局地的に雨が降る可能性があるという。不安定な状況は来週半ばごろまで続く見込みだ。

 これまでの大雨で地盤が緩んでいる場所が多いとみられ、少量の雨でも土砂災害が起きる可能性があり、気象情報や天候に注意する必要がある。

 土砂災害から身を守るためにはどうすればよいのか。雨が降り続いたり、警戒情報が出たりしたら、素早く安全な場所に避難することが重要だ。避難場所に行くことが危ない場合は、自宅や近くの頑丈な建物の2階以上に一時的に上がる必要がある。普段から避難経路を確認しておくことも大切だ。

 土砂災害が起きる危険性が高まった時、気象庁と都道府県が「土砂災害警戒情報」を発表することもある。気象庁などのホームページ(HP)で情報を得ることができる。

 内閣府によると、土砂災害が起きる危険性がある箇所は全国に約52万ある。国土交通省のHPなどで自分の住む地域が「土砂災害危険箇所」に当たるかどうか確認できる。【松井聡】


<広島土砂災害>国交相が被災状況を確認
毎日新聞 8月21日(木)20時19分配信

 太田昭宏・国土交通相は21日、大規模な土砂災害が起きた広島市を視察した。ヘリコプターで上空から被災状況を確認した後、被害が集中している安佐南区八木地区を歩いた太田氏は、報道陣に「沢ごとに被害が起きており、すさまじい状況だ。まずは人命救助に集中したい」と話した。【久野洋】


広島土砂災害で安倍首相「関係省庁一体の対応を」 現地視察も検討
産経新聞 8月21日(木)20時7分配信

 政府は21日、広島市の土砂災害に関し、首相官邸で関係省庁災害対策会議を開いた。安倍晋三首相は静養先の山梨県鳴沢村の別荘から帰京、「避難所で不自由な状況に置かれている被災者や、家を無くした方々への支援に、関係省庁が一体となって遺漏なきよう対応してほしい」と指示した。

 首相は、災害による死者・行方不明者が多く、被害が拡大していることから現地視察を検討。被害規模や復旧作業の進捗(しんちょく)状況を確認し、避難所で被災者を激励したい考えだ。政府は、広島の土砂災害を災害復旧事業で国の補助率を引き上げる「激甚災害」に指定する方向で調整に入った。政府筋は「これだけの被害なので指定は当然あるだろう」と述べた。

 与野党は21日の参院災害対策特別委員会の理事懇談会で、災害現場の現地視察と、閉会中審査を行うことで一致した。


両陛下、土砂崩れ災害へお見舞いとねぎらい
読売新聞 8月21日(木)20時1分配信

 天皇、皇后両陛下は21日、広島市の土砂崩れで被害を受けた人々へのお見舞いと、災害対策にあたっている関係者へのねぎらいのお気持ちを、川島裕侍従長を通じ、広島県の湯崎英彦知事に伝えられた。

 宮内庁によると、両陛下は多数の死者や行方不明者が出ていることに心を痛めており、22~29日に長野、群馬両県で予定されていた静養を取りやめられた。皇太子ご一家も、22日からの栃木県・那須御用邸での静養を取りやめられた。


警戒区域指定、国の支援必要=広島土砂災害で古屋防災相
時事通信 8月21日(木)19時54分配信

 古屋圭司防災担当相は21日、豪雨による土砂災害が起きた広島市の多くの地区が土砂災害防止法に基づく警戒区域に指定されていなかったことに関し、「住民が災害時、危険な地域と認識できていたかが課題。指定を国としても支援する必要がある」と述べ、都道府県の指定作業を国が後押しする必要があるとの認識を示した。その上で、同法の改正も含めて対応を検討する考えを示した。首相官邸で記者団に語った。 


安倍首相の災害対応中「静養」が大議論に 無責任なのか、指示すれば問題ないのか
J-CASTニュース 8月21日(木)19時50分配信

 広島で土石流被害が拡大する中で、安倍晋三首相が一時ゴルフをしたり別荘にとんぼ返りしたりしたことに、批判も出ている。一方で、的確な指示を出したのならば問題ないとの声もあり、賛否両論になっている。

 「11歳と2歳の男の子が生き埋めになっている」「77歳女性が土石流で流された」。集中豪雨が広島を襲った2014年8月20日の未明から、消防にはこんな通報が相次いだ。

■被害報告後もゴルフをし、別荘にとんぼ返り

 被害報告はかなりの広範囲にわたり、広島市はこの日午前4時過ぎに、各地区への避難勧告を矢継ぎ早に出した。夜が明けてくると、その甚大な被害がベールを脱ぎ始める。そして、広島県では、市の要請を受けて、6時半に陸上自衛隊に災害派遣を求める事態になった。

 安倍晋三首相はこの日、夏休みで山梨県内の別荘で静養していた。報道によると、被害の状況は逐一報告を受けていたようで、県が自衛隊の派遣を求めた6時半には、被害の把握や被災者救助に取り組むよう関係省庁に指示を出した。

 その後、安倍首相は、別荘を出て、河口湖近くのゴルフ場に向かう。そこには、茂木敏充経産相や森喜朗元首相、日枝久フジテレビ会長らが来ており、午前8時ごろからプレーを始めた。ところが、さらに詳細な被害報告が入って、安倍首相は、1時間ほどでプレーを打ち切った。菅義偉官房長官から電話で求めがあり、かつてえひめ丸事故の苦い経験を味わった森元首相からもアドバイスされたと報じられている。

 首相官邸に駆けつけた安倍首相は、古屋圭司防災相らと対応を協議し、自衛隊増強や災害対策徹底などを指示した。これに対し、野党からは、被害報告を受けた後にゴルフをしていたことへの批判の声が次々に上がった。

 夕方には、死者が30人を超え、まだ不明者も多数いる大惨事の様相になった。ところが、安倍首相は、夜にはまた別荘に戻ってしまった。

天皇陛下は、静養を全面的に取り止め
 そのころ、広島では、夜を徹しての捜索活動が続き、翌日の2014年8月21日になっても、まだ不明者が多数いる状況だ。

 一方、安倍晋三首相は、この日の午前中も別荘で過ごした。午後には官邸に入り、災害対策会議を開くなど再び動き出したが、ネット上では、こうした対応に批判の声も相次いでいる。

 「ゴルフに執着は危機管理上ゆゆしき問題」「この程度はたいしたことないとか思ってんだろう」「こんな薄情な人間が日本の総理で良いのか」

 広島の土砂災害を受けて、天皇陛下が軽井沢などでの静養を全面的に取り止めたと宮内庁がこの日発表すると、安倍首相への風当たりもさらに厳しくなった。安倍首相は、過去にも鳥インフルエンザが発生したときにゴルフをしていたなどと何度か批判された経緯があり、危機管理能力について疑問視する向きもあるようだ。

 とはいえ、安倍首相の対応ぶりについては、逆に擁護する声も多い。

  「セオリー通りの全く正しい行動にしか見えないのだが?」「首相出て来て現場が混乱するより良い」「官邸にいないことで何か救助活動に問題があったのか」

 トップは指示を出すべきときにきちんとやればいい、ということのようだ。


警察庁に災害警備本部設置…広島土砂災害拡大で
読売新聞 8月21日(木)19時46分配信

 広島市の土砂災害の被害拡大を受け、警察庁は21日午後、警備局長をトップとする「災害警備本部」を設置した。

 応援派遣中の6府県警などとの連絡体制を強化し、捜索救助活動を進める。同庁は、災害発生直後の20日未明に「災害情報連絡室」を設置し、同日午前には警備課長をトップとした「災害警備連絡室」に格上げしていた。


首相「政府一丸で救命・救出を」…対策会議
読売新聞 8月21日(木)19時46分配信

 政府は21日、広島市での土砂災害を受け、首相官邸で関係省庁による対策会議を開いた。安倍首相は「被災自治体とも緊密に連携し、政府一丸となって一刻も早い救命、救出に全力を尽くしていただきたい。二次災害や被害拡大の防止にも万全を期してほしい」と指示した。

 首相はこの日、夏休みを切り上げ、公務に復帰。滞在していた山梨県から首相官邸に戻り、広島市の土砂災害現場を視察した古屋防災相から報告を受けた。

 被害の拡大を受け、政府は21日、首相官邸の危機管理センターに設置した官邸連絡室を官邸対策室(室長・西村泰彦内閣危機管理監)に格上げした。


「ダムできていれば…」広島の災害地区で建設中
読売新聞 8月21日(木)19時41分配信

 多くの犠牲者を出した広島市安佐南区の八木地区にある複数の谷について、国土交通省が砂防ダムの建設を計画し、1基は着工し、さらに9月から地質調査などを始める予定だった。

 15年前に広島県内で起きた土石流災害を受け、順次進めていたものだが、早期着工を求めていた地元住民らは「もう少し早くダムが整備できていれば」と話した。

 同省中国地方整備局は、県内で32人が犠牲となった1999年6月の災害を踏まえ、砂防法に基づき計約900億円をかけて同市や廿日市、大竹の3市で2001年度から砂防ダムの建設に着手した。

 これまでに計53基が完成しており、被害が集中した八木地区では現在1基が建設中で、さらに9月からもう1基の着工に向けた調査に入ることを決めていた。8月18日、調査を知らせる書面を地区内の掲示板に貼り出したが、その2日後に今回の土砂災害が起きた。


汗流す若者、黙々と作業=友人の身を案じ―広島土砂災害
時事通信 8月21日(木)19時34分配信

 土砂災害による行方不明者の懸命の捜索が21日午後も続いた広島市安佐南区。住民らは安否が分からない家族らの無事を信じて捜し続け、ボランティアで駆け付けた若者らも泥と汗にまみれて黙々と作業に当たった。
 安佐南区八木の高校3年上田博彗さん(18)は、中学校時代の友人2人の家が流され、連絡が取れていない。「2人とは一緒によく遊んだ。高校は別々になったけど、会えば近況を報告し合った」と語った。倒壊した家の近くは立ち入りが規制されているため、道路掃除を続けた。
 乾いた泥から時折土煙が立ち上る中、同日朝から道路の土砂を片付けていた女子高生5人も、中学時代の同級生と連絡が取れないという。高校3年の沖さやかさん(18)は「中学ではソフトテニス部で毎日一緒にいた。LINEで連絡を取ったが返事がなく、居ても立ってもいられずみんなで駆け付けた。どこかに元気でいると思う」と自分に言い聞かせるように話した。


<広島土砂災害>安否の分からない人「51人」…県警発表
毎日新聞 8月21日(木)19時29分配信

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行方不明者が出ている民家(奥)に流れ込んだ流木やがれきを撤去する消防隊員ら=広島市安佐南区緑井で2014年8月21日午前9時7分、幾島健太郎撮影

 20日未明に広島市北部を襲った土砂災害で、広島県警は21日午後、安否の分からない人が51人に上ると発表した。災害現場での救出活動や110番、119番通報を通じて得た不明者情報のうち、連絡のつかない人の総数だという。これまでに確認された死者(39人)のうち身元が分かっていない25人と一部で重複があるとみられるが、県警は21日朝まで「行方不明者は7人」と発表しており、被害はさらに深刻となる可能性が出てきた。

 県警によると、これまで発表してきた「行方不明者7人」の数字は、親族が倒壊家屋の下敷きになるのを目撃するなど、確実に被害に遭ったと見られる人をカウントしていたという。


<広島土砂災害>両陛下が静養取りやめ
毎日新聞 8月21日(木)19時20分配信

 広島市の土砂災害を受け、宮内庁は21日、天皇、皇后両陛下が22~29日に予定していた長野県軽井沢町と群馬県草津町での静養を取りやめると発表した。皇居・御所で過ごす。既に静養先での一部行事の中止を決めていたが、多数の犠牲者が出ていることや捜索が続いていることなどに配慮したという。

 さらに、宮内庁は21日、皇太子ご一家も那須御用邸付属邸(栃木県那須町)での静養(22日~9月3日)を取りやめると発表した。

 また、両陛下は21日、犠牲者への追悼と被災者へのお見舞い、災害対策に当たる関係者へのねぎらいの気持ちを、侍従長を通じ湯崎英彦広島県知事に伝えた。【古関俊樹】


43人と連絡取れず=二次災害に警戒、捜索続く―広島市の土砂災害
時事通信 8月21日(木)18時54分配信

 土砂災害で39人が死亡した広島市では21日午後も、不明者の救助作業が続けられた。県警によると、少なくとも43人と連絡が取れないといい、自衛隊などとともに約2500人態勢で捜索。同市では同日夜になって、再び強い雨が降り、二次災害を警戒しながら活動した。
 県警などによると、市消防局と行方不明者などについて情報を照合。住民の話も含めて安否の確認を進めたが、少なくとも43人が、連絡が取れない状態という。
 市災害対策本部によると、この日の捜索では、甚大な被害が出た安佐南区の八木、緑井の2地域に、消防隊と自衛隊を集中的に投入。倒壊家屋のがれきなどをブルドーザーやパワーショベルを使って撤去し、災害救助犬を出動させて不明者を捜索した。
 日没後も捜索を続けたが、市は同日夜、「山裾から水が出ている」との通報があったとして、緑井の一部住民に避難を指示。県警や消防は捜索活動を中断した。
 2地域では、計二十数軒の家屋が土砂に流されたり、倒壊したりしており、21日になって初めて入れた場所もあった。地元の消防団などとも協力して捜索を進めているが、被害の全体像を把握することも難しい状況という。
 市が開設した避難所には、21日夜も約400世帯の1000人近くが避難した。 


警戒区域指定は8カ所のみ=土石流31カ所、調査追い付かず―全国一の危険性・広島
時事通信 8月21日(木)18時51分配信

 多数の犠牲者を出した広島市の土砂災害で、土石流などに見舞われた31カ所中、土砂災害防止法により警戒区域に指定されていたのは8カ所のみだったことが21日、広島県などへの取材で分かった。同県は全国で危険箇所が最も多く、指定に向けた調査が追い付かなかったことが背景という。
 広島県内では1999年6月に同市を中心に31人が死亡する豪雨災害が発生。これをきっかけに、土石流などの恐れがある地域を指定する土砂災害防止法が成立した。
 今回は土石流などが31カ所で発生したが、うち警戒区域に指定されていたのは同市安佐北区可部東の8カ所のみ。被害が集中した安佐南区の緑井、八木、山本などは未指定だった。
 県砂防課によると、指定は小学校の学区ごとに現地測量や地元説明会などを経て行う。県内では今年4月1日現在で、1万1789カ所が指定されていた。
 ただ広島県は、地形的に土砂災害の危険性が高く、指定の候補となる場所が全国一の3万1987カ所に及び、現地調査などが追い付かないのが現状という。 


広島土砂災害、不明51人・死者39人に
読売新聞 8月21日(木)18時50分配信

 広島市北部で起きた局地豪雨による土砂災害で、広島県警は21日、死者39人のほか、行方不明者が51人に上っていると発表した。

 死者・行方不明者の合計は90人。広島県警や陸上自衛隊などの救助・捜索活動は難航しており、21日夜から22日午後にかけて雷雨に見舞われるとの予想もある。

 県警によると、死者39人のうち、21日夜までに31人の身元が確認された。県警はこれまで、行方不明を7人としていたが、21日午後、市への通報分と照合した結果、51人と連絡が取れないことが判明したという。ただ、身元が確認できていない死者の8人が何人か含まれている可能性もある。

 21日午後の捜索態勢は、警察約1700人、陸上自衛隊約650人、消防・消防団約300人の計約2650人。

 陸上自衛隊は21日から、安佐南区八木、緑井などでパワーショベルを使った救助活動を本格的に始めた。

 一宮大介・第46普通科連隊長によると、現場にたまった大量の土砂やがれきをスコップで取り除く必要があり、重機を入れるのに時間がかかった。現場では、被災者のものとみられる写真アルバムなどが散乱しており、一宮連隊長は「一刻も早く行方不明者を救出したい」と話した。

 広島市内は21日の日中は晴れたが、午後9時頃に雨が降り始め、救助活動は中断された。広島地方気象台によると、22日午後にかけて雷を伴う強い雨が降るとの予想がある。二次災害の危険があり、同気象台は注意を呼びかけている。

 県や市によると、市内では21日午後7時現在、八木、緑井など7地区と安佐北区の可部南など15地区の計6万8813世帯16万4108人を対象に避難指示・勧告が出ており、385世帯887人が避難。安佐南、安佐北両区などで少なくとも住宅45棟が損壊し、113か所でがけ崩れが確認された。両区の計約900戸で停電が続き、約2700戸で断水している。

 JR西日本は、運転を見合わせていた芸備線三次―広島間を22日の始発から再開する。可部線緑井―可部間は、線路が広範囲に冠水しており、復旧のめどは立っていないという。

 広島県は21日、同市に被災者生活再建支援法を適用することを決めた。住宅が全半壊したり、長期間住めなくなったりした被災者に最高300万円が支給される。


広島土砂災害 死者39人、行方不明者26人に
2014年8月21日(木)18時34分配信 J-CASTニュース

広島市安佐南区、安佐北区で発生した大規模な土砂崩れの影響で、2014年8月21日18時現在、死亡が確認されたのは39人、行方不明者は26人となっている。警察や自衛隊などが約2800人態勢で捜索を続けている。


豪雨被災地の航空写真ネット公開
2014年8月21日(木)18時33分配信 共同通信

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 豪雨による土砂災害に見舞われた広島市安佐北区の航空写真=20日(国土地理院提供)

 国土地理院(茨城県つくば市)は21日、豪雨による土砂災害に見舞われた広島市を、上空から航空機で撮影した写真計86枚をホームページで公開した。同じく大雨の被害を受けた京都府福知山市と兵庫県丹波市の航空写真計62枚も公開した。

 広島市では、被害の大きかった安佐南区や安佐北区を20日に撮影。地図上の撮影場所のマークをクリックすると、空撮写真を見ることができる。山の斜面に土砂崩れの跡がほぼ直線的に走り、その下の住宅地が茶色い土砂で覆われている。

 2千棟以上が浸水した福知山市では、泥水が引いた後の市街地が茶色く染まり、丹波市では山肌の崩れた跡が見える。ともに19日撮影。


山の南北で土石流、住宅押しつぶす=広島市の航空写真公開―国土地理院
時事通信 8月21日(木)18時24分配信

 国土地理院は21日、広島市安佐南区と安佐北区の土砂災害現場を上空から航空機で撮影した86枚の写真をホームページ上で公開した。撮影は20日午後で、今後写真を分析し、土砂が流れ出した範囲などを調べる。
 公開された写真によると、消防隊員らが亡くなった安佐北区可部東では、標高約340メートルの山の南北で土石流が発生、麓の住宅を押しつぶし、そばを流れる川に流れ込んだ。
 被害が大きかった安佐南区八木でも、2キロほどの幅に少なくとも7本の土砂が流れた跡が、茶色く写っていた。標高500メートル付近から麓の住宅街まで流れた場所もあった。 


広島の土砂災害、不明者26人に
2014年8月21日(木)18時22分配信 共同通信

 広島市の土砂災害で、広島県警は21日、行方不明者が7人から19人増え26人になったと発表した。県警は消防と情報をすりあわせた結果としている。死者は39人で変わらない。

 広島市では21日午後も各地で行方不明者の捜索が続いた。広島市によると全半壊した建物は少なくとも20棟あり、うち8棟が全壊。避難勧告は継続しており、多くの人が避難所での滞在を余儀なくされている。

 広島市安佐南区では、警察官や消防、自衛隊員らが生き埋めになったとみられる高校3年の男子生徒の救助作業に当たった。重機で自宅2階部分の屋根などを壊しながら、生徒の行方を捜した。


野党の批判、全く当たらず=災害発生後の安倍首相ゴルフ―古屋防災相
時事通信 8月21日(木)18時15分配信

 古屋圭司防災担当相は21日午後、広島市の土砂災害発生後も安倍晋三首相がゴルフを続けたことを野党が批判していることについて、「全く批判は当たらない。常に首相にも報告をしながら対応している」と反論した。首相官邸で記者団に語った。
 また、首相が20日に再び山梨県の別荘に戻ったことについては、「現実に支障は一つも起きていない。常に首相に報告をしながら対応している」と述べ、問題はないとの認識を示した。 

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