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2014年8月20日 (水)

広島で豪雨による土砂崩れ、27人死亡、10人不明・2

広島市北部の安佐南、安佐北両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、10カ所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ。

広島県警によると、この土砂崩れ27人が死亡し、生き埋めになるなど10人が行方不明となったほか、けが人も多数出ており、消防隊が救出や捜索を続けている。

最初のニュース

リンク:遅かった避難勧告!広島の豪雨土砂崩れで死者39人行方不明7人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土石流39人死亡、7人不明 住宅地のみ込み町全体が黄土色に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土砂崩れ現場、徹夜で捜索=39人死亡、7人不明―1000人が避難所で一夜・広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:幼児抱え濁流に、救助ならず…殉職の消防指令補 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>死者39人に 大気不安定な状態続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:4府県の緊急消防援助隊が到着…広島土砂崩れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ、死者39人…救助に1000人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>泥に埋まった住宅街 背丈ほどの巨岩 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>1000人が避難 眠れぬ夜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、広島県庁に災害対策室…防災相も現地入り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島市「避難勧告遅かった」…既に被害出た後 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:不明者捜索を徹底=古屋防災相、湯崎知事、松井市長が確認―広島土砂災害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>首相「政府一体で救命・救助」を指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>救助中に死亡の政岡さん 男児抱きかかえ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>36人死亡 7人不明 自衛隊600人派遣 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<土砂災害>避難が難しい場合、がけから離れた部屋や2階へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、静養先の行事取りやめ - 速報:@niftyニュース.
リンク:広島土砂崩れ 発表されなかった「特別警報」 自治体から見直し求める声 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 土砂崩れ発生後に避難勧告…15年前の教訓生かされず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「正義感ある熱い人」 - 速報:@niftyニュース.
リンク:広島の土砂崩れ「大変心配」…天皇、皇后両陛下 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:緊急災害警備隊、初出動=東日本大震災後に創設―警察庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 両陛下、静養の一部予定お取りやめ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<両陛下>行事取りやめ 広島土砂災害で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、軽井沢の散策取りやめ=広島の豪雨災害に配慮―宮内庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:暗闇に土砂、一気に=「ゴー」と地鳴り、首まで埋まり―半日ぶり救助も・広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 死者32人に - 速報:@niftyニュース.
リンク:4府県から緊急消防援助隊 - 速報:@niftyニュース.
リンク:豪雨災害で対策本部=自民 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>死者32人、不明9人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害、死者36人に - 速報:@niftyニュース.
リンク:土砂崩れ発生後に避難勧告…99年も20人犠牲 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>死者27人、不明10人に 救出は難航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:6府県警が広島へ応援部隊派遣 - 速報:@niftyニュース.

以下、参考のために同記事を引用

遅かった避難勧告!広島の豪雨土砂崩れで死者39人行方不明7人
スポーツ報知 8月21日(木)7時5分配信

 広島市安佐南区、安佐北区で19日深夜から20日未明にかけて局地的豪雨が降り、土砂崩れや土石流が発生し、39人が死亡、7人が行方不明(21日午前0時現在)となった。安佐北区では午前4時半まで3時間の降雨量が観測史上最大の217・5ミリを記録し、極めてまれな「記録的短時間大雨情報」が出された。行方不明者の捜索が続いている。

 深緑の山肌が切り裂かれ、道路はいたるところで寸断された。土砂に切り取られて半分になった家もある。麓の住宅街は多くの車が横倒しになり、黄土色の水に漬かった。土砂崩れが発生し、濁流にのみ込まれた広島市北部の山あい。「津波のようだった」「父が泥に埋まった」と話す住民もいた。

 記録的豪雨が真夜中に襲い掛かった。安佐北区では20日午前1時半から3時間の降雨量が平年の8月1か月分を超え、観測史上最大の217・5ミリを記録。安佐南区の八木、緑井、山本、安佐北区可部の各地で被害が大きく、八木地区を視察した国土交通省国土技術政策総合研究所によると、土石流は幅50メートル以上にもなった。午前3時50分頃、1時間に降雨量が100ミリを超えたケースに、数年に1度程度しか発表されない「記録的短時間大雨情報」が出された。

 崩れた裏山の土砂が一戸建て住宅の室内に流れ込むなどの被害があった安佐南区では、平野遥大(はると)君(11)と都翔(とわ)ちゃん(2)の兄弟が生き埋めになり、いずれも死亡した。安佐北区では「数人が生き埋めになった」との連絡を受けた消防隊員・政岡則義さん(53)が救助活動中、土石流に巻き込まれて亡くなった。付近住民からは「生き埋めになった」「川で流された」との119番が相次ぎ、民家や車が流されたなどとする被害の通報は200件を超えた。約10か所に避難所が設けられた。

 広島市が避難勧告を出したのは、被害が起きた午前4時20分以降。19日午後9時25分の時点で広島地方気象台が大雨警報を発表。県は20日午前1時15分、広島市、廿日市市に「土砂災害警戒情報」を出していただけに、対応は後手に回った。松井一実市長は報道陣に「非常に残念。勧告を出すかどうかちゅうちょしたと報告を受けた」と話した。

 警察庁は6府県警に広域緊急援助隊と緊急災害警備隊の派遣を指示。大阪、兵庫、岡山、鳥取、島根、山口の隊員計約710人が行方不明者の捜索や被災者の救助活動に当たった。防衛省は、陸上自衛隊海田市駐屯地所属の隊員約570人を現地に派遣。懸命の救助活動を続けた。


広島土石流39人死亡、7人不明 住宅地のみ込み町全体が黄土色に
スポニチアネックス 8月21日(木)7時1分配信

 19日深夜から20日未明にかけ、広島市の安佐南区、安佐北区で局地的な豪雨となり、広範囲で土砂崩れや土石流が発生した。多数の住宅がのみ込まれ少なくとも39人が死亡し、7人が行方不明となった。消防隊などが懸命な捜索活動を続けているが、大量の土砂とがれきに阻まれ難航した。

 未明の住宅地を広範囲に襲った土砂崩れ。広島県警によると21日午前0時現在、39人が死亡、7人が行方不明となっている。

 被害が大きかったのは安佐南区の八木、緑井、山本、安佐北区可部の各地。山の斜面には爪でえぐったような痕が残り、大量の土砂が家屋や自動車をのみ込み、電柱を根元からなぎ倒した。八木地区を視察した国土交通省国土技術政策総合研究所によると、土石流は幅50メートル以上にもなり、スピードを維持したまま急斜面を流れた。町全体が黄土色に染まり、どこが道路だったかも分からないほど。日没を迎えても、山から流れる雨水は止まらず、土砂災害の危険が続いた。

 日本海にある前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、安佐北区では20日午前1時半から3時間の降雨量が観測史上最大の217・5ミリを記録した。平年の8月1カ月分を超える量。同3時半ごろ、1時間に100ミリを超える「記録的短時間大雨情報」が出された。

 20日午前3時20分ごろ、安佐南区山本8丁目の住宅では裏山が崩れ、11歳と2歳の兄弟が生き埋めになり、いずれも死亡した。同区緑井地区では、10棟前後の家が流されたとの通報もあるが、倒壊した住宅などが行く手を阻み、正確な数字は把握できていない。

 広島市災害対策本部によると、20日未明から「土砂で生き埋めになった」「川で流された」と119番が相次いだ。広島県の派遣要請に基づき、陸上自衛隊も救助活動に当たった。県は市への災害救助法の適用を決定した。広島市が各地区に避難勧告を出したのは、20日午前4時15分以降。最初の通報から1時間近くが経過していた。松井一実市長は「勧告を出すかちゅうちょしたとの報告を受けた」と話した。


土砂崩れ現場、徹夜で捜索=39人死亡、7人不明―1000人が避難所で一夜・広島
時事通信 8月21日(木)5時38分配信

 39人が死亡、7人が行方不明となった広島市の土砂崩れで、広島県警などの捜索は21日も行われた。被害が集中した同市安佐南区では、20日から夜を徹しての懸命な救助活動が続いた。
 無職沢本範子さん(77)が死亡するなどした同区緑井では21日未明、市の消防隊員50人らがライトで現場を照らしながら、捜索を継続。住宅が押し流されるなどした同区八木でも、県警と自衛隊が行方不明者を捜した。
 徹夜での捜索が続いた現場では、生存者がいる可能性や、二次災害の恐れがあることから、重機は使わず、手で土を掘り起こした。
 市消防局によると、同市安佐北区三入南でも、川に流された高齢男性の行方が分からなくなっている。消防隊と救急隊が捜索に当たったが、夜間は現場の状況が確認できず、二次災害の危険があることから、いったん打ち切った。
 市が開設した避難所には、両区の計約450世帯の1000人以上が避難。それぞれ、体育館や公民館で毛布や弁当を受け取り、畳の上に横たわるなどして不安な一夜を明かした。 


幼児抱え濁流に、救助ならず…殉職の消防指令補
読売新聞 8月21日(木)3時0分配信

 20日未明、広島市北部で起きた土砂災害は、約40人の犠牲者を出した。

 犠牲になった安佐北消防署の消防司令補・政岡則義さん(53)は、広島市災害対策本部などによると、20日午前5時頃、安佐北区の可部東地区で、土石流で逃げられなくなった住民らを避難誘導していた際、救助しようとしていた幼児を抱えたまま土石流に巻き込まれたという。

 流される様子を目撃した建設業宮本新也さん(41)らによると、当時、同地区の民家が土石流で流され、そばにたくさんの近隣住民が集まっていた。避難しないと危険なため、政岡さんが同4時半頃から誘導を始めたところ、約30分後、土砂が再び襲ってきた。

 政岡さんは同地区に住む畑中和希ちゃん(3)を腕に抱えたまま、流された。その後、2人は別々の場所で遺体で見つかった。宮本さんは「助けられなくて悔しいとしか言えない」と目を伏せた。


<広島土砂災害>死者39人に 大気不安定な状態続く
毎日新聞 8月20日(水)23時31分配信

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日没後も明かりを頼りに行方不明者の捜索をする広島県警の警察官ら=広島市安佐南区緑井で2014年8月20日午後7時6分、幾島健太郎撮影

 19日深夜から20日未明にかけて広島市北部を襲った局地的豪雨は、広島県警などによる集計で死者が39人に上り、依然7人が行方不明となっている。被害が大きかったのは安佐(あさ)北区の可部(かべ)地区と、安佐南区の八木、緑井、山本の各地区。山沿いの住宅地を中心に土石流や崖崩れなどの土砂災害が多発しており、警察官や派遣規模が約600人に増員された自衛隊員らが夜を徹して生存者の救出活動にあたっている。現地では大気の不安定な状態が続き、2次災害も心配されることから、学校や集会所などに約400世帯、1000人が避難した。

 今回被害のあった安佐北区や同県呉市などでは、1999年6月にも豪雨による土砂災害が発生し、30人を超える犠牲者が出ている。広島市はこの災害を教訓に集中豪雨の際の避難判断基準を策定。ところが今回、広島地方気象台が20日午前1時15分に土砂災害警戒情報を出したのに、実際の避難勧告が発令されたのは既に多数の被害が出た後の20日午前4時15分以降だった。

 広島市の松井一実市長は20日夕、報道陣に対し「雨が局地的だったこともあり、避難勧告まで出すかちゅうちょしていたと報告を受けている。空振りになっても注意を促すべきだった」と述べた。

 一方、広島県内で大規模な土砂災害が相次ぐ要因として、花こう岩が風化してもろくなった「真砂土(まさど)」と呼ばれる地盤が広がっていることが指摘されている。これに加え今回は、日本海の前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだことから、同じ場所で次々と積乱雲が発生する「バックビルディング現象」が発生したとみられている。

 広島地方気象台によると、雨は19日夜から降り始めたが、特に激しい雨は20日未明に集中。安佐北区三入(みいり)では午前4時半までの3時間に観測史上最大となる217ミリの降雨を記録し、平年の8月1カ月分の雨量(143ミリ)を上回った。

 また広島県が安佐北区可部町上原に設置した雨量計は午前3時50分までの1時間に130ミリの猛烈な雨を観測した。同気象台によると、現地では21日も大気の不安定な状態が続く。同日夕までに多いところで1時間に25ミリの強い雨が降る恐れがあり、土砂崩れなど2次災害への注意を呼びかけている。【石川裕士、吉村周平、高橋咲子】


4府県の緊急消防援助隊が到着…広島土砂崩れ
読売新聞 8月20日(水)23時5分配信

 広島市北部を襲った土砂崩れで、総務省消防庁は20日、広島県からの応援要請を受け、岡山、大阪、鳥取、高知の4府県に緊急消防援助隊の出動を要請した。

 これを受け、4府県の消防隊員計85人が同日午後、現地に到着した。岡山県からは高度救助隊59人を派遣。隊員は水陸両用バギーを搭載した大規模風水害対策車両とともに現地入りした。大阪、鳥取、高知の隊員計26人は防災ヘリで現地に到着。4府県の隊員は行方不明者の捜索などにあたる。


広島土砂崩れ、死者39人…救助に1000人
読売新聞 8月20日(水)22時26分配信

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照明を使って夜間も続けられる捜索活動(20日午後7時31分、広島市安佐南区で)=中嶋基樹撮影

 広島市北部の安佐(あさ)北、安佐南両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、10か所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ豪雨災害で、21日午前0時現在、死者は39人、行方不明は7人になった。

 死者のうち、10人の身元が判明した。広島県警や市消防局、陸上自衛隊などが1000人を超える態勢で救助・捜索にあたり、夜に入っても活動が行われた。被害の全容はまだつかめておらず、市内では約400世帯900人が避難を続けている。

 土砂崩れは20日、同市の安佐北、安佐南両区の山沿いの南北約15キロにわたる広い範囲で発生。多くの渓流や浅い谷状の場所で土石流が起きた。県砂防課によると、被災した両区の計7地区のうち、可部(かべ)東を除く6地区は土砂災害防止法に基づく「特別警戒区域」「警戒区域」に指定されていなかった。

 県の要請を受け、国土交通省の現地調査団が安佐南区八木の現場に入った。メンバーの国交省国土技術政策総合研究所の蒲原潤一室長によると、現場の傾斜は山の上部で16度以上、住宅のある下部でも10度前後。蒲原室長は「土石流がかなりのスピードを保ったまま下ったのではないか。斜面が深層から崩れたのではなく、水の力で土砂が流れたのだろう」と分析した。

 県警によると、亡くなった人のうち、安佐南区山本8、小学5年平野遥大(はると)君(11)と都翔(とわ)ちゃん(2)の兄弟や、同区緑井7、市都市交通部長竹内重喜さん(54)らの身元が判明した。

 市は20日午前3時半に災害対策本部を設置。同4時15分~8時20分に、安佐北、安佐南両区内の計21地区約6万7000世帯を対象に避難指示・勧告が出された。

 また、市は県を通じて自衛隊に派遣を要請。県警も広域緊急援助隊の派遣を求め、大阪、兵庫、山口、鳥取、島根、岡山の各府県警から約690人が順次、現地に入っている。

 中国電力によると、広島県内では、配電設備の倒壊などで延べ約5万9100戸が停電した。20日午後6時現在、救助活動が行われている安佐南区八木、安佐北区可部東などの約1100戸で停電が続いている。作業車両が現地に入れず、復旧が困難な状況だという。

 広島県内では、JRの可部線緑井―可部間と芸備線三次―広島間が終日運転を見合わせた。JR西日本によると、両区間では線路が土砂をかぶるなどしており、21日も終日運休する。


<広島土砂災害>泥に埋まった住宅街 背丈ほどの巨岩
毎日新聞 8月20日(水)22時7分配信

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県営住宅に押し寄せた巨大な岩=広島市安佐南区緑井で2014年8月20日午後1時52分、大山典男撮影

 流れ出た土砂でえぐられた山肌、押し流され住宅に食い込んだ車--。多数の死者・行方不明者が出た広島市の土砂災害現場に20日、記者が入った。山陽自動車道の広島インターチェンジから北東へ約1キロ。国道に並行して走るJR可部線の単線路を渡ると、そこは泥に埋まった住宅街だった。【大山典男、吉村周平】

 広島市安佐南区緑井8丁目は小高い山の中腹にあり、沢筋に沿って住宅が建ち並ぶ。道路を歩くと、沢からあふれた水がくるぶしの上まで来た。

 流木と泥が広がる一帯に来ると、家がえぐられ、車は折り重なり、正面衝突をしたように潰れている。更に斜面を登ると、人の背丈ほどの巨岩が県営住宅のそばに転がっている。岩の上から住宅地を見下ろすと、まるで新たな川が生まれたようだ。住宅の1階に住んでいた佐々木守さん(76)は「あそこは駐車場だったのに車が一台も無くなった」とため息をついた。

 住宅内では、広島県警の機動隊員らが意識のない住民を運び出しながら「2次災害の危険があります。避難してください」と呼びかけ続けた。

 西隣の緑井7丁目も辺り一面黄土色だった。土砂は上流の民家数軒を押し潰し、下流まで押し寄せた。午前11時ごろ、土砂に阻まれて自宅に近づけない女性が取り乱した様子で「母が取り残されているんです」と叫び、救助隊員に助けを求めた。

 土石流の激しさで道路のアスファルトがめくれ、重機が入れない。このため、消防や警察はチェーンソーなどで倒木や家屋のがれきを切断し、流れ込んだ土砂をバケツリレーで運び出しながら生存者の有無を確認。住民らは用水路にたまった土砂やがれきを取り除くため、家族総出でスコップを動かしていた。

 日が暮れると、周囲は電灯もなく真っ暗闇に。救助隊員らはヘッドライトの明かりを頼りに捜索を続け、午後11時ごろにはレスキュー犬も加わった。作業は徹夜で続くという。


<広島土砂災害>1000人が避難 眠れぬ夜
毎日新聞 8月20日(水)22時3分配信

 「いつになったら帰れるのか」「また災害が起きるのでは」--。甚大な被害が出た広島市安佐南区八木地区では、近くの市立梅林小学校には住民ら約330人が避難した。知人や家族の安否を尋ねる連絡も相次ぎ、市や学校の職員らが対応に追われた。市内では約400世帯、1000人が学校や集会所に避難。21日も再び強い雨が降る恐れがあるといい、眠れぬ夜を過ごした。

 避難所は20日午前8時ごろに開設された。当初は断水していたため、泥まみれでやって来た住民らがプールの水で自らの泥を洗い流した。

 近くの県営住宅2階に住む菅(すが)保美さん(68)は、上の階に住む独居男性を支えながら一緒に避難。下の階に一人で暮らす女性のことも気になり、呼びかけたが返事がなかった。その後、捜索した消防隊員らの「合掌」という声が聞こえてきたという。菅さんは「帰りたい気持ちもあるが、また災害が起きるんじゃないかと不安だ」と話した。

 避難所で、住民らは畳の上にシートを敷き、毛布を枕代わりにして横になった。昼食と夕食の時間にはパンや飲み物、炊き出しのおにぎりが配られた。午後6時ごろには医師が巡回し、健康状態を確認した。

 夫とともに3人の子供を連れて避難している女性(41)は「停電や断水が復旧しないまま帰っても生活できない。早く元の生活に戻りたい」とぐったりとした様子で語った。【加藤小夜、石川将来、岸川弘明】


政府、広島県庁に災害対策室…防災相も現地入り
読売新聞 8月20日(水)21時59分配信

 政府は20日、広島県庁に政府現地災害対策室を設置した。

 県や広島市と連携し、関係省庁の職員らが被害状況の把握などにあたる。

 古屋防災相は同日夕、政府調査団長として現地入りし、自衛隊のヘリコプターで上空から現地を視察した後、松井一実・広島市長らから被害状況を聞き取った。関係省庁によるテレビ会議も開かれ、行方不明者の捜索に当たる自衛隊などが入れない地域があり、夜を徹して被害状況の把握に努めることを確認した。


広島市「避難勧告遅かった」…既に被害出た後
読売新聞 8月20日(水)21時13分配信

 今回の豪雨災害では、広島市が20日午前4時15分に最初の避難勧告を出した時点で、すでに土石流などの被害が発生していた。

 金山健三・市消防局危機管理部長は同日午後、記者団に対し、「避難勧告というのは人的被害を回避するため、災害が起きる前に出し、安全な場所に避難してもらうのが本来の目的。今回は(雨量の)分析を誤り、勧告を出すのが遅かったことは間違いない」と語った。

 市は、災害発生の直前にメールや防災無線で住民らに注意を喚起していたが、金山部長は「勧告だったら違う結果もあったかもしれないという悔いはある」と述べた。

 松井一実市長も「(勧告が早く)出ていれば、住民が安全なところへ行けた可能性がある。判断の最終的な責任は私にある」と苦渋の表情で語った。


不明者捜索を徹底=古屋防災相、湯崎知事、松井市長が確認―広島土砂災害
時事通信 8月20日(水)21時5分配信

 広島市で発生した土砂災害を受け、古屋圭司防災担当相、湯崎英彦広島県知事、松井一実市長は20日夜、県庁で対応を協議し、(1)照明などの機材を充実させ、夜を徹して行方不明者を捜索する(2)被災状況の把握を徹底する(3)内閣府、県、市、関係者が連携して対応する―などを確認した。
 湯崎知事はこの中で「人命第一で、早期復興を目指したい」と強調、松井市長は「被災者の救済、さらに長い目で見た復旧、復興にも協力いただきたい」と要望した。
 古屋担当相は会議後、同市では1999年にも豪雨災害が起きたと指摘した上で、「いかに事前対策を徹底していくかが重要な課題だ。土砂災害防止法の中身の改良も含めてしっかり対応していきたい」と記者団に述べた。 


<広島土砂災害>首相「政府一体で救命・救助」を指示
毎日新聞 8月20日(水)21時3分配信

 安倍晋三首相は20日、広島市の豪雨土砂災害を受け、被害状況の把握や救命、救助に全力で取り組むよう関係省庁に指示した。首相は首相官邸で古屋圭司防災担当相らから被害状況の報告を受けた後、記者団に「今後もさらに雨が降る恐れがあるので政府一体となって救命・救助の対応に当たるよう指示した」と述べた。

 首相は休暇中で、山梨県富士河口湖町内で、森喜朗元首相らと午前8時ごろからゴルフをしていた。被害拡大が判明し午前9時ごろゴルフを取りやめ、午前11時ごろに官邸に戻った。

 政府は午前4時20分に官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置。その後、官邸連絡室に格上げした。

 首相が約1時間ゴルフを続けたことについて、民主党の海江田万里代表は党会合で「深刻な事態であることは分かっていたはずだ。なぜゴルフを強行したのか」と批判した。日本維新の会の片山虎之助参院会長も記者会見で「トップは責任があり、慎まないといけない」と指摘した。【田中裕之、光田宗義】


<広島土砂災害>救助中に死亡の政岡さん 男児抱きかかえ
毎日新聞 8月20日(水)20時59分配信

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大雨による土砂崩れで、行方不明者の救助活動をする消防隊員ら=広島市安佐南区八木で2014年8月20日午前8時44分、本社ヘリから望月亮一撮影

 死者・行方不明者が40人を超えた広島市の土砂災害。救助活動中に死亡した安佐北消防署の政岡則義消防司令補(53)は地域の防犯に尽力するなど正義感が強く、自らが犠牲になった今回の現場でも救出しようと畑中和希君(3)=広島市安佐北区=を抱きかかえたまま土砂に巻き込まれた。「せめてこの子だけでも」。被災の直前、政岡さんは和希君の父親とみられる男性からそう言って託されたという。

 政岡さんは勤続35年のベテランで救助経験も豊富だった。20日は午前4時半ごろ、広島市安佐北区可部(かべ)東の現場に副隊長として入った。

 近所の男性(41)によると、政岡さんが救助に向かった畑中さん方は3人家族で到着時には流されかけていた。その後「ゴゴゴ」と土砂が流れるような音が聞こえた。男性が「この子だけでも助けてくれ」と和希君を政岡さんに放り投げたという。

 市消防局によると、政岡さんは和希君を抱いて他の住民を避難誘導していたところ、近くにいる母親(42)とともに土砂に巻き込まれた。母親は救助されたが、政岡さんと和希君は死亡した。男性は無事とみられる。

 政岡さんの自宅近くに住む男性(76)は3年前から地域のパトロールをするなど、政岡さんと一緒に防犯活動をしていた。「熱心に取り組み、正義感が強くて真面目な人。地域の祭りで子供みこしの先導役もして慕われていた」と悼んだ。

 現場近くの主婦(68)は「白い布をかけられた消防隊員が運ばれていたので手を合わせた。とても気の毒だ」と肩を落とした。安佐北署の湯出原宏副署長(58)は「誇りを持って職責を果たしてくれたとは思うが非常につらい」と言葉少なだった。【杉山雄飛、瀬谷健介、畠山哲郎】


<広島土砂災害>36人死亡 7人不明 自衛隊600人派遣
毎日新聞 8月20日(水)20時53分配信

 広島市北部で19日夜から20日未明にかけて局地的な豪雨が降り、安佐(あさ)北区、安佐南区を中心に土石流やがけ崩れなどの土砂災害が多数発生した。広島県警や消防などによると、36人が死亡し、7人が生き埋めになるなどして行方不明になった。広島県は20日、広島市への災害救助法の適用を決定。自衛隊は広島県の災害派遣要請を受けて約600人の隊員を派遣、消防や警察とともに救出活動に当たっている。現地では2次災害も懸念され、約400世帯、1000人が学校や集会所などに避難した。

 20日午前3時半ごろ、同市安佐南区山本の住民から「裏山が崩れ、自宅に土砂が流れ込んだ」と119番があった。この住宅に住む子供2人が生き埋めになり、相次いで救助されたが、小学5年の平野遥大(はると)君(11)と都翔(とわ)君(2)の兄弟が亡くなった。

 また午前3時半ごろ、安佐南区緑井で無職、沢本範子さん(77)が土石流に流され、その後発見されたが死亡が確認された。同じ緑井地区で広島市都市交通部長、竹内重喜さん(54)の死亡も確認された。同地区では土石流で複数の住宅が押し流されたとの情報もあり、警察と消防で確認を急いでいる。午前5時過ぎには安佐南区八木3で住宅が土砂に埋まり、生き埋めになった男性2人の死亡が確認された。

 一方、安佐北区可部(かべ)東の土砂崩れ現場では救助活動中だった安佐北消防署の政岡則義・消防司令補(53)が生き埋めとなり死亡した。

 今回被害のあった安佐北区や同県呉市などでは1999年6月にも豪雨による土砂災害が発生し、30人を超える犠牲者が出ている。広島市はこの災害を教訓に集中豪雨の際の避難判断基準を作っていたが、実際の避難勧告発令は既に多数の被害が出た後の20日午前4時15分以降にずれ込んだ。

 広島地方気象台によると、雨は19日夜から降り始めたが、特に激しい雨は20日未明に集中。安佐北区三入(みいり)では午前4時半までの3時間に観測史上最大となる217ミリの降雨を記録し、平年の8月1カ月分の雨量(143ミリ)を上回った。

 また広島県が安佐北区可部町上原に設置した雨量計は午前3時50分までの1時間に130ミリの猛烈な雨を観測した。同気象台によると、現地では21日も大気の不安定な状態が続く。同日夕までに多いところで1時間に25ミリの強い雨が降る恐れがあり、土砂崩れなど2次災害への注意を呼びかけている。【石川裕士、吉村周平、高橋咲子】


<土砂災害>避難が難しい場合、がけから離れた部屋や2階へ
毎日新聞 8月20日(水)19時54分配信

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大雨による土砂崩れで、泥で埋まる可部地区=広島市安佐北区で2014年8月20日午前8時55分、本社ヘリから望月亮一撮影

 大規模な被害が出た広島県での土砂災害では、未明の短時間に豪雨が集中し、土石流や土砂崩れが起きた。政府広報オンラインのホームページでは、土石流の前兆現象として、山鳴りがする▽急に川の水が濁り、流木が混ざり始める▽腐った土の匂いがする--などが挙げられている。

 ただ、岩手大の井良沢(いらさわ)道也教授(砂防学)は「前兆現象に気付くことができるのは、よほど条件がいい時だ」と指摘する。今回は未明の時間帯に大雨が降った。井良沢教授は「外に出て周囲の様子を見ようとしても、非常に視界が悪い状態だったと思われ、最も避難しにくいケースだった」と話す。

 政府広報オンラインでは、避難が難しい場合の次善の策として、「近くの頑丈な建物の2階以上に緊急避難するか、それも難しい場合は家の中でより安全な場所(がけから離れた部屋や2階など)への避難」を挙げている。

 今回、土砂災害が発生した現場は「土砂災害危険箇所」とされていた地区もあった。井良沢教授は「普段から自宅の危険度を認識していることも必要だ」と話している。【遠藤孝康】

 【土砂災害から身を守るためには】

▽自宅が土砂災害危険箇所にあたるかどうかを、国土交通省のホームページ(HP)や自治体への問い合わせで普段から確認しておく

▽雨が降り出したら、テレビやラジオ、インターネットで土砂災害警戒情報に注意する

▽前兆現象に注意する

 <土石流の場合>

・山鳴りがする

・川の水が濁り、流木が混ざり始める

・腐った土の匂いがする

・降雨が続くのに川の水位が下がる

・立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる

▽土砂災害警戒情報が発表されたら早めに近くの避難場所など安全な場所に避難する

※避難場所への移動が難しい場合には

・近くの頑丈な建物の2階以上に緊急避難する

・家の中でより安全な場所(がけから離れた部屋や2階など)に避難

政府広報オンラインのホームページから


両陛下、静養先の行事取りやめ
2014年8月20日(水)19時53分配信 共同通信

 宮内庁は20日、広島市の土砂災害に配慮して天皇、皇后両陛下が22日から静養する長野・軽井沢で予定していたテニスやコンサート鑑賞などを取りやめられたと発表した。被害状況を心配し、行方不明者の安否を気遣っているという。

 宮内庁によると、両陛下は当初、軽井沢での静養自体を中止する考えを示したが、宮内庁が秋以降に多くの行事が続くことなどを説明し、静養を取るよう勧めたところ、応じたという。

 両陛下は27日まで軽井沢に滞在。群馬県草津町に移り、29日に帰京する予定。草津町でのコンサート鑑賞などは、今後の被害状況の推移を見て出席するかどうか判断する。


広島土砂崩れ 発表されなかった「特別警報」 自治体から見直し求める声
産経新聞 8月20日(水)19時40分配信

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家屋と同じぐらいの巨石も押し流されていた。奥には土砂で破壊された家屋が=20日午後、広島市安佐南区八木(中村雅和撮影)(写真:産経新聞)

 広島市で発生した大規模な土砂災害は大きな被害を出したが、気象庁が雨に対する最大の警戒を呼びかける「特別警報」を発表することはなかった。気象庁は「発表基準を満たさなかった」と説明するが、過去に特別警報が出た自治体からは、より限定された地域での大雨でも特別警報の対象になるよう発表基準の見直しを求める声が上がる。

 気象庁によると、昨年8月の運用開始以降に発表された特別警報は計3例。今回は狭いエリアで短時間に雨が降ったため、特別警報の「府県程度の広がりを持つ被害で、さらに降り続く恐れがある」との基準に該当していなかった。

 こうした基準について、自治体からは再検討を求める声も上がる。台風11号の接近に伴い、今月9日に大雨特別警報が出た三重県では、各市町への聞き取り調査で、「市町別かブロック別に発表するなど、もう少し精度の高い情報がほしかった」という意見が多かった。県では気象庁に、地域別などきめ細かな発表を行うよう要請する方針を固めている。

 ただ、気象庁はこうした要望に対し、「現在の技術の中では最大限の対応。基準の見直しは科学的にじっくり検討を重ねる必要がある」と慎重な姿勢だ。

 静岡大学の牛山素行(もとゆき)教授(災害情報学)は「基準見直しより、特別警報だけが防災情報ではないという意識を持ち、土砂災害警戒情報など他の情報にも注意を払う必要がある」と指摘している。


広島土砂崩れ 土砂崩れ発生後に避難勧告…15年前の教訓生かされず
産経新聞 8月20日(水)19時36分配信

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土砂崩れの現場。奥の倒壊した家屋では不明者の捜索が続く=20日午後、広島市安佐南区(門井聡撮影)(写真:産経新聞)

 平地が少なく、人口増加に伴い山間部を切り開いて宅地開発を行ってきた広島市。過去にも大きな土砂災害がたびたび発生し、現場周辺も危険性が指摘されていた。しかし、避難勧告が出されたのは、最初の土砂崩れ通報から1時間後になるなど対応は後手に回った。市消防局の金山健三危機管理部長は「災害が起きる前に避難勧告を出せず、遅かった。見直しの必要がある」と話している。

 広島市周辺では10年に1度の割合で、大規模土砂災害が起きている。平成11年6月29日、同市や呉市を中心に発生した土砂災害では、計325カ所でがけ崩れや土石流が起こり、死者31人、行方不明1人という大きな被害が出た。今回の現場となった広島市安佐南区と安佐北区でも6人が死亡した。

 広島地方気象台が最初の大雨警報を発表したのは、19日午後9時25分。大雨による土砂災害の危険が高まったとして、県などが広島市と廿日市市に「土砂災害警戒情報」を出したのは20日午前1時15分だった。

 午前3時20分ごろ、安佐南区山本で土砂崩れがあり、「男の子2人が生き埋めになった」という119番通報が入った。広島市が災害対策本部を設置したのは午前3時半ごろ。広島地方気象台は午前3時50分ごろ、「記録的短時間大雨情報」を発表したが、このころには被害が広がっていたとみられる。

 午前4時20分ごろ、安佐北区で根谷川が氾濫。市対策本部は同じころ、浸水の恐れがある安佐北区の4地区に避難勧告を出したものの、安佐南区山本で避難勧告が出たのは、土砂崩れ通報から1時間以上たった午前4時半ごろだった。

 広島市内では19日夜から激しい雨が断続的に降り続いたが、市内8消防署の当直態勢は通常と変わらない約330人だった。


「正義感ある熱い人」
2014年8月20日(水)19時29分配信 共同通信

 救助活動中に亡くなった政岡則義さん(53)は消防司令補で、勤務歴35年のベテラン。レスキュー隊も経験するなど現場の第一線で活躍してきた。同僚は「経験も知識も豊富で、正義感あふれる熱い人だった」と話し、死を悼んだ。

 「土石流が発生した」。20日午前3時55分、広島市安佐北区可部東6丁目付近から通報があり、勤務中だった政岡さんは安佐北消防署安佐警防隊の副隊長として、4人で出動した。

 現場に到着すると、住民に危険が迫っていた。政岡さんが3歳の男児を抱えながら他の7人を避難誘導していたとき、土石流が発生。政岡さんと男児は生き埋めになり、その後死亡が確認された。


広島の土砂崩れ「大変心配」…天皇、皇后両陛下
読売新聞 8月20日(水)19時29分配信

 宮内庁は20日、広島市で土砂崩れによる多数の死者や行方不明者が出ていることについて、天皇、皇后両陛下が大変心配されていることを明らかにした。

 側近から随時、被害状況の報告を受けており、救助活動に当たった消防署員が犠牲になったという情報にも心を痛め、行方不明者の安否を気遣われているという。


緊急災害警備隊、初出動=東日本大震災後に創設―警察庁
時事通信 8月20日(水)19時10分配信

 広島市の土砂災害を受け、警察庁は20日、東日本大震災後に創設した「緊急災害警備隊」を初めて出動させた。大阪、兵庫両府県警から約300人が同市に派遣され、被災者の救出や行方不明者の捜索に当たった。
 警察の災害救助専門部隊は「広域緊急援助隊」があるが、東日本大震災では救助にとどまらず、避難所や遺体安置所の警戒まで含めた幅広い活動が求められた。警察庁は震災後、援助隊を補う災害時の即応部隊として緊急災害警備隊を設置。全国で約3000人を指定している。
 広島市の現場には、同警備隊のほか周辺6府県警の広域緊急援助隊も約390人を派遣。広島県警の約420人と合わせ1100人態勢で救出や捜索を続けた。 


広島土砂崩れ 両陛下、静養の一部予定お取りやめ
産経新聞 8月20日(水)18時57分配信

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広島市安佐南区の土砂崩れ現場で作業する自衛隊員ら=20日午後4時9分、本社ヘリから(写真:産経新聞)

 宮内庁は20日、広島市の土砂災害で大きな被害が出ていることを受け、天皇、皇后両陛下が22日から予定していた長野、群馬両県での静養について、一部の予定を取りやめられると発表した。

 宮内庁によると、両陛下は災害について心を痛め、長野県軽井沢町滞在中に予定していた散策やテニス、コンサート鑑賞を取りやめられるという。

 両陛下は、昨年10月の台風26号で伊豆大島などに大きな被害が出たことを受け、バレエ公演の鑑賞や、皇后さまの誕生日祝賀行事を取りやめられている。


<両陛下>行事取りやめ 広島土砂災害で
毎日新聞 8月20日(水)18時51分配信

 宮内庁は20日、天皇、皇后両陛下が広島県で起きた豪雨災害を心配し、22日から予定している長野県軽井沢町での静養中の行事を取りやめると発表した。旧満州開拓引き揚げ者が入植した同町の大日向開拓地での散策やテニス、音楽鑑賞を中止する。【古関俊樹】


両陛下、軽井沢の散策取りやめ=広島の豪雨災害に配慮―宮内庁
時事通信 8月20日(水)18時37分配信

 宮内庁は20日、天皇、皇后両陛下が22日から予定している長野県軽井沢町での静養について、広島市で発生した豪雨災害に配慮し、初日の散策などを中止されると発表した。
 同庁によると、両陛下は豪雨による土砂災害で多くの死者、行方不明者が出ていることに心を痛めているという。このため散策のほか、滞在中に予定していたテニスやコンサートへの出席も取りやめる。両陛下は27日から群馬県草津町に移動し、29日に帰京する予定。 


暗闇に土砂、一気に=「ゴー」と地鳴り、首まで埋まり―半日ぶり救助も・広島
時事通信 8月20日(水)18時35分配信

 暗闇の中に響く「ゴー」という地鳴り。一気に押し寄せた土砂と岩。死者・行方不明者が40人を超えた広島市の土砂災害で、避難した住民らは20日、被害の大きさに声を失うとともに、いまだ発見されていない人の安否を気遣った。
 同市安佐南区八木の県営住宅で50代長女と2人で暮らす無職田丸芳嗣さん(76)は、6畳の和室で就寝中、窓ガラスを割って流れこんだ土砂で首から下が埋まった。3階建ての1階にある部屋は水を含んだ泥と土砂でいっぱいになり、バスケットボール大の石がたくさん転がっていた。隣の部屋で寝ていた長女はふすまを倒し、台所に移った。約40分後、近隣の男性らにベランダから助け出された。
 長女は直前に「ゴー」という地鳴りを聞いたといい、「土砂は2回にわたって押し寄せた。外を見ても真っ暗で何も分からなかった。家も住めず、今後の見通しはまったく立たない」と声を震わせた。
 現場周辺は膝の深さほどの泥でぬかるみ、人の肩の高さぐらいの岩も見える。崩れた山側からは20日午後も絶えず水が流れて出ていた。
 一方、半日ぶりに救助される人の姿も。県営住宅の2階の新田利勝さん(65)、秀子さん(64)夫婦は玄関ドアが土砂で埋まり閉じ込められていたが、同日午後2時すぎ、消防隊員ら約20人に助け出された。 


広島土砂災害 死者32人に
2014年8月20日(水)18時7分配信 J-CASTニュース

広島市安佐南区、安佐北区で発生した大規模な土砂崩れの被害が拡大している。17時までに広島市内で32人の死亡が確認され、行方不明者は9人となっている。


4府県から緊急消防援助隊
2014年8月20日(水)17時48分配信 共同通信

 広島市の土砂災害で、総務省消防庁は20日、大阪、岡山、鳥取、高知の4府県に緊急消防援助隊の出動を要請した。各府県はヘリコプター4機を含む計16隊、82人を派遣した。消防庁は職員を広島県に派遣し、政府との連絡調整や現地の活動支援を行っている。


豪雨災害で対策本部=自民
時事通信 8月20日(水)17時34分配信

 自民党は20日、広島市の土砂崩れ災害など一連の豪雨・台風災害を受け、高市早苗政調会長を本部長とする災害対策本部を設置した。21日に初会合を開き、内閣府や国土交通省など関係省庁から被害状況を聴取する。 


<広島土砂災害>死者32人、不明9人に
毎日新聞 8月20日(水)17時23分配信

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大雨による土砂崩れで、泥で埋まる民家=広島市安佐南区八木で2014年8月20日、本社ヘリから望月亮一撮影

 広島市内で19日夜から20日未明にかけて降った局地的豪雨で、土石流やがけ崩れなどの土砂災害現場では犠牲者が相次いで確認されており、広島県警や消防などによると、32人が死亡、9人が行方不明になっている。このうち1人は救助活動中だった消防隊員で、土砂崩れに巻き込まれて死亡した。

 陸上自衛隊は広島県の災害派遣要請を受け、海田市(かいたいち)駐屯地(広島県海田町)から隊員約500人を派遣。消防とともに救出に当たっているが、流れ込んだ土砂や樹木で救出は難航。現地では大気の不安定な状態が続いており、2次災害も懸念される状況となっている。


広島土砂災害、死者36人に
2014年8月20日(水)17時18分配信 共同通信

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 山から崩れた土砂にのみ込まれた広島市安佐南区の住宅地=20日午後1時3分、広島市安佐南区で共同通信社ヘリから

 広島市の土砂災害で広島県警や消防、陸上自衛隊は20日午後も行方不明者の捜索、救助に当たった。県警によると、死亡者は36人となり、生き埋めになるなどした7人が行方不明。けが人も出ている。被害に遭った住民は地域の学校や集会所約10カ所に避難した。

 広島市が避難勧告を出したのは土砂災害が起きた後で、松井市長は「勧告を出すかどうかちゅうちょしたと報告を受けた」と話した。

 広範囲で土砂崩れが起きたのは広島市安佐南区の八木、緑井、山本、安佐北区可部の各地区。八木地区を視察した国土交通省によると、土石流は幅50メートル以上の箇所もあり、密集した住宅を押し流した。


土砂崩れ発生後に避難勧告…99年も20人犠牲
読売新聞 8月20日(水)15時43分配信

 豪雨に襲われた広島市北部で多数の死者・行方不明者が出た20日の土砂災害。

 同市では1999年にも土石流などで20人が犠牲になっており、広島県が土砂災害の「特別警戒区域」「警戒区域」の指定を進めていたが、今回の被害地域は大半が未指定だったとみられる。この日の避難勧告も後手に回っており、行政の対応が問われそうだ。

 広島市によると、20日午前2時頃から、「家の中に水が入ってきた」といった119番が入り始め、午前3時半に災害対策本部を設置。午前4時過ぎ、まず同市安佐北区の4地区に避難勧告を出し、近くの小学校に避難所を開設した。その後、同区や安佐南区の計十数地区にも避難勧告が出された。

 しかし、土砂崩れに関する通報は午前3時20分頃から相次いで寄せられており、最初の避難勧告の時点で、すでに各地で被害が出ていた。広島市内では19日夜から激しい雨が断続的に降り続いたが、市内8消防署の当直者は通常と変わらない約330人だった。


<広島土砂災害>死者27人、不明10人に 救出は難航
毎日新聞 8月20日(水)15時40分配信

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現場で消防隊員と救助活動をする陸上自衛隊員=広島市安佐南区で20日午前10時25分、統合幕僚監部提供

 広島市内で19日夜から20日未明にかけて降った局地的豪雨で、土石流やがけ崩れなどの土砂災害現場では犠牲者が相次いで確認されており、広島県警や消防などによると、27人が死亡、10人が行方不明になっている。このうち1人は救助活動中だった消防隊員で、土砂崩れに巻き込まれて死亡した。陸上自衛隊は広島県の災害派遣要請を受け、海田市(かいたいち)駐屯地(広島県海田町)から隊員約500人を派遣。消防とともに救出に当たっているが、流れ込んだ土砂や樹木で救出は難航。現地では大気の不安定な状態が続いており、2次災害も懸念される状況となっている。

 死亡した消防隊員は安佐北消防署所属の政岡則義消防司令補(53)。広島市安佐北区可部東の土砂崩れ現場で救助活動中に生き埋めとなり、救出されたがその後、死亡が確認された。

 広島地方気象台によると、雨は19日夜から降り始めたが、特に激しい雨は20日未明に集中した。安佐北区三入では午前4時半までの3時間に観測史上最多となる204ミリが降った。平年の8月1カ月分の雨量(143ミリ)を上回った。また広島県が安佐北区可部町上原に設置した雨量計は午前3時50分までの1時間に130ミリの猛烈な雨を観測した。【石川裕士、吉村周平】


6府県警が広島へ応援部隊派遣
2014年8月20日(水)15時26分配信 共同通信

 広島市の土砂災害で、警察庁は20日、6府県警に広域緊急援助隊と緊急災害警備隊の派遣を指示した。大阪、兵庫、岡山、鳥取、島根、山口の隊員計約710人が行方不明者の捜索や被災者の救助活動に当たった。

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